首页 / 国际专利分类库 / 电学 / 电通信技术 / 传输 / 近场传输系统,例如感应环型的 / .{使用在结构上与扬声器或耳机相结合的接收机的} / Electronics and for a wireless communication system, method of operation electronic equipment for a wireless communication system

Electronics and for a wireless communication system, method of operation electronic equipment for a wireless communication system

申请号 JP2008507022 申请日 2006-04-25 公开(公告)号 JP4921459B2 公开(公告)日 2012-04-25
申请人 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー; 发明人 クリストファー アベルイ,; アネッテ サンデガード,; フレドリク ラムステン,;
摘要
权利要求
  • 無線通信システムのための電子機器であって、
    前記電子機器と少なくとも1つの更なる電子機器とを互いに隣り合わせて保持することで、 前記電子機器と前記少なくとも1つの更なる電子機器との間で事前に識別情報を交換することなく確立されるニア・フィールド通信により、該少なくとも1つの更なる電子機器と、前記無線通信システム内の更なる電子機器のそれぞれの目標アドレスを含み、前記無線通信システムにおける通信に利用される宛先情報を交換するためのニア・フィールド・インタフェース(4)と、
    少なくとも受信宛先情報を含む宛先情報のグループを生成するグループ編集手段(3)であって、該グループの各宛先情報は、電子機器に関連する手段と、
    前記無線通信システム内で、前記宛先情報のグループに従って、前記電子機器のグループと通信を確立するための通信手段(8)とを備えることを特徴とする電子機器。
  • 前記無線通信システム内での前記通信手段(8)が確立した通信の間に、更なる宛先情報が交換されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  • 前記ニア・フィールド通信の動作距離は、0から30cmの範囲に含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  • 前記ニア・フィールド・インタフェース(4)は、13.56MHzの無線周波数(RF)範囲において動作することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電子機器。
  • 前記宛先情報は、宛先データベース(2)に格納されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
  • 前記電子機器(1)の状態は、ユーザにより入力手段(6)を介して定義されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
  • 交換される前記宛先情報のタイプは、前記電子機器(1)の前記状態に依存することを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  • 前記通信手段(8)により確立される通信のタイプは、前記交換される宛先情報のタイプに依存することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  • 前記通信手段(8)により確立される通信のタイプは、ユーザーによる選択に依存することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  • 前記通信は、前記ニア・フィールド・インタフェース(4)を介した前記宛先情報の受信後直ちに前記通信手段(8)により確立されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子機器。
  • 前記通信は、ユーザにより選択された時間に前記通信手段(8)により確立されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子機器。
  • 宛先情報のグループは、ユーザが入力手段(6)により変更可能であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電子機器。
  • 出力手段(7)が、前記ニア・フィールド・インタフェース(4)を介した前記宛先情報の交換に応じて、ユーザーにフィードバックを与えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
  • 無線通信システムのための電子機器の動作方法であって、
    前記電子機器と少なくとも1つの更なる電子機器とを互いに隣り合わせて保持することで、 前記電子機器と前記少なくとも1つの更なる電子機器との間で事前に識別情報を交換することなく確立されるニア・フィールド通信により、該少なくとも1つの更なる電子機器と、前記無線通信システム内の更なる電子機器のそれぞれの目標アドレスを含み、前記無線通信システムにおける通信に利用される宛先情報を交換する工程と、
    少なくとも受信宛先情報を含む宛先情報のグループを生成する工程であって、該グループの各宛先情報は、電子機器に関連する工程と、
    前記無線通信システム内で、前記宛先情報のグループに従って、前記電子機器のグループと通信を確立する工程と、
    を備えることを特徴とする動作方法。
  • 前記無線通信システム内での通信の間に、更なる宛先情報を交換する工程をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  • 前記宛先情報を、宛先データベース(2)に格納する工程をさらに備えることを特徴とする請求項14又は15に記載の方法。
  • 前記電子機器(1)の状態を入力手段(6)を介して受け付ける工程を更に備えることを特徴とする請求項14、15又は16に記載の方法。
  • 前記電子機器(1)の前記状態に依存したタイプの前記宛先情報が交換されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  • 前記交換される宛先情報のタイプに依存したタイプの前記通信が確立されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  • ユーザーによる選択に依存したタイプの前記通信が確立されることを特徴とする請求項14乃至18のいずれか1項に記載の方法。
  • 前記通信は、前記宛先情報の受信後直ちに確立されることを特徴とする請求項14乃至20のいずれか1項に記載の方法。
  • 前記通信は、ユーザにより選択された時間に確立されることを特徴とする請求項14乃至20のいずれか1項に記載の方法。
  • 宛先情報のグループは、ユーザにより変更されることを特徴とする請求項14乃至22のいずれか1項に記載の方法。
  • 前記ニア・フィールド・インタフェース(4)を介した前記宛先情報の交換に応じて、ユーザーにフィードバックを与える工程を更に備えることを特徴とする請求項14乃至23のいずれか1項に記載の方法。
  • 说明书全文

    本発明は、無線通信システムのための電子機器に関し、特に、宛先グループのハンドリングの問題に関連する。

    近年、ネットワークゲーム、チャットループ或いは会議電話といった、ユーザグループによって利用可能なように設計されたアプリケーションの数が増加している。 さらに、そのようなグループアプリケーションを、携帯電話、ページャ、PDA、電子オーガナイザ等といった、無線通信システムのための電子機器に適用しようとする試みが成されている。

    この方向性にあったものの一つは、”Open Trek”というソフトウェアプラットフォームである。 これは、電子機器でのマルチプレーヤネットワークゲームの開発を支援することを当初は意図したものであった。 Open Trekは、固定PC上のゲーム開発環境と類似しているが、移動体装置で動作するように完全に最適化されている。 Open Trekは、ピアツーピアアプローチを利用し、中央サーバーを利用しない。 現在の無線ネットワークにおいて利用可能な他の装置に基づいて、機器自身がピアツーピアネットワークを形成する。 WLAN、IR又はBluetoothを利用して、他のユーザと接続するため、Open Trekは、他のグループメンバーを捜したり、選択するのに際して、当該無線接続技術の問題を生得的に有することとなる。

    上述のような無線通信システムのための従来の電子機器の一般的な問題は、グループアプリケーションへ参加し、人々のグループを特定可能とするために、いくつかの個々のアドレスが定義されなければならないか、あるいは、送信リスト或いはグループが、アドレス帳や友達リストといったアプリケーションにおいて定義されなければならないことである。 これは、ユーザに、共通に利用可能な手段を利用した相当の努を要求する。 例えば、キーを押してメニュー選択を行ったり、アドレス情報を入力したりする必要があるので、簡単に素早くグループを生成することはできない。 さらに、ユーザがグループを定義するための努力に耐えても、このグループのメンバーは静的なものであり、メンバーが動的に時間と共に追加・削除されるような相当に流動的なユーザーの個人的なネットワークには適用できない。 例えば、幾人かの受信者宛に目的物を転送する場合や、電話会議を行う場合のような、素早くその場でグループを定義しなければならない場合も、相当数存在する。

    そこで、本発明は、人々のグループ内において無線通信を確立するために、簡単に素早くグループを生成することが可能な、無線通信システムのための電子機器と、そのような電子機器を動作させるための方法とを提供することを目的とする。

    上述の目的は、請求項1に記載の無線通信システムのための電子機器により達成される。

    本発明に対応する電子機器は、少なくとも1つの更なる電子機器とニア・フィールド通信により、無線通信システムにおける通信に利用される宛先情報を交換するためのニア・フィールド・インタフェースと、少なくとも受信宛先情報を含む宛先情報のグループを生成するグループ編集手段であって、該グループの各宛先情報は、電子機器に関連する手段と、無線通信システム内で、宛先情報のグループに従って、電子機器のグループと通信を確立するための通信手段とを備える。

    上述の目的は、請求項14に記載の無線通信システムのための電子機器の動作方法により更に達成される。

    本発明に対応する方法は、少なくとも1つの更なる電子機器とニア・フィールド通信により、無線通信システムにおける通信に利用される宛先情報を交換する工程と、少なくとも受信宛先情報を含む宛先情報のグループを生成する工程であって、該グループの各宛先情報は、電子機器に関連する工程と、無線通信システム内で、宛先情報のグループに従って、電子機器のグループと通信を確立する工程と、を備えることを特徴とする。

    本出願及び本発明の文脈において、“無線通信システムのための電子機器”との語には、あらゆる種類の携帯型無線通信機器が含まれる。 “携帯型無線通信機器”の語には、携帯電話、携帯セル電話、ページャー、PDA、電子オーガナイザ、スマートフォン等のコミュニケータ等の全ての機器が含まれる。 “無線通信システム”は、情報の無線伝送が可能な、あらゆる種類の通信システムや電気通信システムに関連し、そこには、例えばBluetooth,赤外線、無線LANが含まれ、特には、例えばGSMやUMTS、或いはそれらと等価のあらゆる他のシステム携帯通信システムが含まれるが、これらに限定されるものではない。

    また、「備える("comprising"又は"comprise")」の語は、記載された特徴、数値、工程、構成要素などの存在を表す一方で、1以上の他の特徴、数値、工程、構成要素又はそれらのグループの存在及びそれらの追加を除外或いは排除するものではない。

    好ましくは、無線通信システム内での通信手段が確立した通信の間に、更なる宛先情報が交換される。

    好ましくは、ニア・フィールド通信の動作距離は、0から30cmの範囲に含まれる。

    さらに好ましくは、ニア・フィールド・インタフェースは、13.56MHzの無線周波数(RF)範囲において動作する。

    有利なことに、宛先情報は、宛先データベースに格納される。

    更に有利なことに、電子機器の状態は、ユーザにより入力手段を介して定義される。

    好ましくは、交換される宛先情報のタイプは、電子機器の状態に依存する。

    更に好ましくは、通信手段により確立される通信のタイプは、交換される宛先情報のタイプに依存する。

    通信手段により確立される通信のタイプは、ユーザーによる選択に依存してもよい。

    好ましくは、通信は、ニア・フィールド・インタフェースを介した宛先情報の受信後直ちに通信手段により確立される。

    通信は、ユーザにより選択された時間に通信手段(8)により確立されてもよい。

    有利なことに、宛先情報のグループは、ユーザが入力手段により変更可能である。

    出力手段は、ニア・フィールド・インタフェースを介した宛先情報の交換に応じて、ユーザーにフィードバックを与えることができる。

    本発明の実施形態は、添付する図面を参照して、例示の目的においてのみ以下に記述される。

    図1は、本発明に対応する電子機器1のブロック図を示す。 電子機器1は、無線通信システム内において情報の送受信を行うことができる。 ここで、無線通信システムには、Bluetooth, 赤外線、無線LAN、UMTS、GSM或いは利用可能な他の無線携帯電話システム等が含まれる。

    無線信号の通信システムにおける送受信のために、電子機器1は、通信部8を備えている。 この通信部8は、通信システム内における信号の送受信のために必要な、全てのコンポーネントを備えている。 例えば、通信部8は、送受信部に接続されたアンテナを備え、GSMやUMTSシステムの場合には、高周波(HF)部として実現されてもよい。 送受信部は、情報信号が送受信される無線通信システムに依存した受信情報信号の変調(復調)、符号(復号)化等を行うために必要な、さらなる処理デバイスに接続される。 なお、実施される電子機器1は、各無線通信システムにおいて動作する、必要となるあらゆる手段及びユニットを備える点に注意されたい。 明確化のため、図1及び本説明では、本発明の理解に必要な機能について示し、説明を行っている。

    電子機器1は更に、情報入力のための入力部6を備える。 入力部6は、キーパッド、タッチパッド、音声認識手段、カメラ、ケーブルや無線接続により電子機器1を他のあらゆるデバイスに接続するためのインタフェース、あるいは、情報を入力するための他のあらゆる手段であってもよい。 電子機器1は更に、情報を出力するための出力部7を備える。 出力部7は、ディスプレイ、スピーカ、ケーブルや無線接続により電子機器を他のあらゆるデバイスに接続するためのインタフェース、或いは、情報を出力するための他のあらゆる手段であってもよい。 電子機器1が、携帯電話の場合、出力部7を例えば、通常の携帯電話用のディスプレイとすることができ、入力部6は、ユーザが数字、文字、シンボルを入力可能な通常の入力キーに対応する。

    電子機器1は更に、制御部5を備える。 この制御部は、マイクロプロセッサ、CPU等として実現することができる。 中央制御部5は、電子機器1の動作を制御する。 よって、制御部5は、入力部6、出力部7及び通信部8に接続される。

    制御部5はさらに、データ、情報、及び、無線通信システムにおける通信を確立するために必要なソフトウェアコードの少なくともいずれかを格納するための宛先データベース2に接続される。 よって、宛先データベース2は、電話番号、電子メールアドレス、IPアドレス等の情報源識別情報や、名前、画像などの情報源を特定するための追加の情報を格納するための、アドレス帳メモリといった情報源識別メモリを備える。

    電子機器1は更に、他の電子機器とニア・フィールド通信により通信するためのニア・フィールド・インタフェース4を備える。 ニア・フィールド・インタフェース4は、少なくとも1つの更なるニア・フィールド・インタフェースと近距離で通信することができる。 1つの実施形態では、ニア・フィールド通信のために公知のニア・フィールド通信技術を用いることができるが、近距離で通信するための更なるあらゆる他の技術を代わりに用いることもできる。 ニア・フィールド通信(NFC)技術は、識別情報や必要となる情報を事前に交換することなく、目的物を互いに隣り合わせて単に保持することにより、目的物を接続する直観的方法のアイデアに基づいている。 これは、もしニア・フィールド・インタフェースをそれぞれ有する2つの電子機器が互いに接近すれば、ニア・フィールド通信により互いに通信ができることを意味する。 好ましくは、ニア・フィールド・インタフェースは、規制されていない13.56MHzのRFバンドにおいて動作する。 このことは、このRFバンドにおけるNFCデバイスの利用に当たり、いかなる制限も課されず、いかなるライセンスも必要とされないことを意味する。 もちろん、国によっては、このRFバンドにおける電磁波放出に一定の制限がかかることもある。 ここでの制限は、実際にはデバイスが互いに接続できる距離の制限を意味し、この距離は、国によって異なっていてもよい。 一般には、動作距離は30cmまでである。

    本発明のニア・フィールド・インタフェース4によれば、通信部8により無線通信システムにおいて通信を確立しようとしている他の電子機器と情報を交換することができる。 これは、例えば電話番号、電子メールアドレス等をニア・フィールド・インタフェース4を介して交換でき、更に宛先データベース2に格納できることを意味する。 なお、本発明はNFC技術及びその特定の技術形態に限定されるものではなく、近距離通信を行うための他のあらゆる通信技術を利用できることに、注意されたい。

    電子機器1は更に、宛先データベース2に格納された宛先から宛先グループを生成するための、グループ編集部3を備える。 このグループ編集部3については、後段でより詳細に説明する。 制御部5は、さらに宛先データベース2、グループ編集部3及びニア・フィールド・インタフェース4に更に接続される。

    本発明の主たる技術思想は以下の点である。 本発明に対応し、ニア・フィールド通信により通信可能なニア・フィールド・インタフェース4をそれぞれが有する少なくとも2つの電子機器1を一緒に保持すると、無線通信システムを介した通信を確立するために必要な宛先情報を、電子機器間で交換することができる。 そのような宛先情報は、例えば、電話番号、ショートメッセージ、電子メール或いはデータコンテンツを送信するためのアドレス等であってもよい。 特に、3つ以上の電子機器がニア・フィールド・インタフェース4を介して通信するために一緒にされると、全ての電子機器は、それぞれの情報をお互いに交換し合うことができる。 受信情報は、宛先データベース2に格納され、グループ編集部3は、少なくとも他の電子機器からニア・フィールド通信を介して受信した宛先を含む、宛先グループを生成する。 ユーザーはさらに、入力部6を介して宛先グループを変更することができる。 即ち、データベース2に既に格納されているアドレスを追加したり、グループから宛先を削除することができる。 通信部8は、直ちに、或いはすこし遅れて、無線通信システムを介してグループの電子機器に対し、通信を確立する。 例えば、電話会議を確立したり、メッセージを送信したりする。 本発明に対応するこのメカニズムにより、電子機器を一緒に保持するだけで、それぞれのユーザがメニューを介して宛先データベースに宛先情報を入力しなくても、通信グループを簡単に生成することができる。

    更なる実施形態では、宛先情報の交換をニア・フィールド通信で排他的に行うのではなく、無線通信システム内の通信を部分的に利用して行うことができる。 このことは、例えばBluetooth, GSM等の無線通信システム内で通信を自力で開始するために必要ないくつかの宛先情報だけがニア・フィールド通信を介して交換され、例えば画像等の情報を含むvカードのような更なる宛先情報が、無線通信システムを介して交換される。 これにより、より高速なデータレート接続を利用することができる。

    既知のNFCプロトコルは、ピアツーピア通信プロトコルを利用する2つのパーティに接続する無線インタフェースに基づいている。 NFCプロトコルは、通信のイニシエータとターゲットとを区別する。 どんなデバイスも、イニシエータやターゲットになることができる。 イニシエータは、その名前から理解されるとおり、データの交換を開始し、制御するデバイスである。 ターゲットは、イニシエータからの要求に応えるデバイスである。 NFCプロトコルはまた、2つのアクティブモードとパッシブモードとの動作モードを区別する。 全てのデバイスは、両方の通信モードをサポートする。 その特徴は以下のように説明される。 通信のアクティブモードでは、両デバイスがそれらの特有のRFフィールドをデータ伝送のために生成する。 通信のパッシブモードでは、1つのデバイスのみがRFフィールドを生成し、他方のデバイスは、データ転送のために負荷変調を利用する。 なお、プロトコルでは、通信のパッシブモードにおいて、イニシエータがRFフィールドを生成する責務を負うことが規定されている。

    NFCプロトコルは、速度に応じた、異なる変調方式と異なるビットエンコーディング方式とを採用している。 通信を確立する際に、イニシエータは、特定の速度における特定のモードで通信を開始する。 ターゲットは、現在の速度と、関連するローレベルプロトコルとを自動で判定し、判定結果に従って応答する。 通信は、例えばメッセージングや発呼のアプリケーションといった、アプリケーションからのコマンドに応じて、或いは、デバイスが圏外に移動した場合に終了する。

    宛先情報を、3以上のデバイスの間で交換するためには、NFCプロトコルは、それに対応する必要がある。 アクティブモードでは、全てのデバイスが宛先情報を送信し、各デバイスは、新しい宛先情報を受信しなくなってから所定の時間が経過するまで、或いは、例えばメッセージアプリケーションのメッセージが送信された時にコマンドをアプリケーションから受信するまで、ニア・フィールド通信を継続する。 通信のパッシブモードでは、通信はイニシエータにより設定される。 この場合イニシエータは、例えば電話番号のみ、或いは、電子メールアドレスのみのように、特定の宛先情報だけを要求することができる。 他のデバイスは、要求に従って応答する。

    本発明に対応する方法の処理を、図2を参照してより詳細に説明する。 処理は、ステップS0から開始する。 これは、例えば電子機器1の電源が投入された場合である。 次のステップS1では、ユーザは、電子機器1の状態を、入力部6を介して入力することができる。 ユーザは、例えば電子機器1のアイドルモードのような基本状態を入力するか、例えば、メッセージングアプリケーション、Vカードの交換、プッシュツートーク、或いは、音声/動画電話会議アプリケーションのような、ある特定の状態を入力することができる。 続くステップS2では、電子機器を単に一緒に、例えば30cmまでの距離に保持することにより、電子機器1と少なくとも1つの更なる電子機器との間でのニア・フィールド通信が開始される。 続くステップS3では、電子機器1は、ステップS1においてユーザにより登録された電子機器1の状態をチェックする。 ステップS4では、電子機器1は、上述の特定の状態が入力されているかどうかを判定する。 もし、入力されていた場合は、電子機器1は、ステップS5において、パッシブモードNFC又はアクティブモードNFCを設定し、特定情報を要求し、ステップS1で登録された特定の状態に関連するNFCを介して少なくとも1つの更なる電子機器と特定の情報を交換する。 そのような特定の状態に関連する宛先情報は、例えば、メッセージングのためのアドレスや電話番号であってもよい。 宛先情報を受信した後、電子機器1は、宛先情報を宛先データベース2に格納する。 NFCを介した特定情報の交換の後、グループ編集部3は、ステップS6において宛先グループを生成する。 ここで、各宛先は、電子機器1がニア・フィールド・インタフェース4を介してニア・フィールド通信を確立したばかりの1つの更なる電子機器に関連する。 さらに、ユーザーは、入力部6より生成されたグループを変更することができる。 即ち、更なる宛先情報を追加したり、宛先情報を削除したりすることができる。 ここで、追加される宛先情報は、宛先データベース2に既に格納されているものでもよいし、ユーザにより手動で入力されたものであってもよい。

    一方、ステップS4で電子機器1が、ユーザが特定状態を入力していないと決定された場合、即ち、ユーザが基本状態をステップS1で入力した場合、電子機器はステップS9において、一般情報をNFCを介して他のデバイスと交換する。 これは、NFCのパッシブ又はアクティブモードの何れかにおいて実現することができる。 ステップS10では、グループ編集部3が、どんな目的にも利用できる、より一般的なグループを生成する。 例えば、その一部は、グループ内の他の宛先とメッセージングアプリケーションを利用して会話を行う場合に、宛先を特定するために利用することができる。 次のステップS11では、ユーザは、生成された一般的なグループをどのようにして利用するかを決定するために、特定状態を入力することができる。 更に、ユーザは入力部6を利用して、生成されたグループを変更することができる。 即ち、更なる宛先情報を追加したり、宛先情報を削除したりすることができる。 ここで、追加される宛先情報は、宛先データベース2に既に格納されているものでもよいし、ユーザにより手動で入力されたものであってもよい。

    例えば、ユーザは、メッセージ通信が生成されたグループ内で確立されるように、メッセージングアプリケーションを選択することができる。

    全ての場合において、処理はステップS7に移行する。 ステップS7では、入力された特定状態に従ってグループがハンドリングされる。 即ち、通信部8は、無線通信システムを介してグループの全ての電子機器について通信を確立し、特定状態に従って、通信部8は、メッセージ送信、vカード交換、電話会議の設定等のいずれかを行う。 ここで、通信は直ちに行われてもよいし、しばらく後に行われてもよい。 実行時点は、アプリケーションにより自動的に定義されてもよいし、ユーザが入力部6により手動で設定してもよい。 通信がしばらく後に行なわれる場合、生成されたグループは、後々の利用のために宛先データベース2に格納される。 続くステップS8では、グループハンドリングが停止される。 即ち、通信部8は、ステップS7で確立した通信を終了する。 処理は、ステップS12において終了する。 これは、例えば、電子機器1の電源を切ることなどにより行われる。

    さらに、本発明に従えば、電子機器1と実装されるグループ編集部3とは、2以上のグループを同時にハンドリングすることもできる。 もし、例えばいくつかの電子機器により構成されるグループにおいて、第1の電子機器がメッセージアプリケーションに関する宛先情報を交換する要求を送信し、第2の電子機器が電話会議を確立するための宛先情報を要求した場合、グループの一部を構成する各電子機器において、2つのグループが生成される。 ここで、1つのグループはメッセージアプリケーションに関連し、他のグループは電話会議に関連することとなる。 また、ニア・フィールド通信の間に、両方のタイプのグループに関連する情報が交換されてもよい。

    これにより、異なる状態にある複数の電子機器をハンドリングすることが可能となる。 この場合、電子機器の特定状態に基づいて、一般情報を交換するか、上位集合情報を交換するかしてもよい。 例えば、もし1つの電子機器がメッセージング状態にあり、1つがビデオ電話状態にある場合、メッセージングとビデオ電話アプリケーションに関連する宛先情報が交換され、その後にいずれかの通信モードを選択することができる。 あるいは、基本状態にある場合に、一般情報を交換してもよい。

    さらに、本発明では、グループメンバーを継続中の通信において追加することができる。 例えば第1と第2のユーザが電話で会話をしている場合、第3のユーザが、自身の電子機器を第1又は第2のユーザの電子機器と近づけて保持することにより、そこに参加することができる。 これにより、電話の会話中に宛先情報を電子機器間で交換し、3ユーザの間での会議をセットアップすることができる。

    別の実施形態では、ユーザが特定状態を定義する代わりに、電子機器の1つが管理者として振る舞い、通信チャネルの選択の責務を担ってもよい。

    宛先情報がNFCを介して交換された場合にユーザに通知を行うために、出力部7を利用して情報を出力することができる。 更なる実施形態では、自動受領設定を選択することもできる。 これにより、宛先情報の交換に関する情報のフィードバックは行われないこととなる。

    本発明に対応する電子機器の要素を一例として図示したブロック図である。

    本発明の方法に対応する処理ステップを一例としてフローチャートである。

    QQ群二维码
    意见反馈