産業用通信装置を制御する電子装置およびその産業用通信装置

申请号 JP2017565216 申请日 2016-06-14 公开(公告)号 JP2018524894A 公开(公告)日 2018-08-30
申请人 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド; 发明人 ジェ−スン キム; ヨン−ジュン キム; ジ−マン キム; グン−サン リ; ヨン−ウク ソン; ジェ−ウォン リ;
摘要 産業用通信装置を制御する電子装置において、近距離通信モジュールと、メイン通信モジュールと、前記近距離通信モジュールを介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する音声 信号 を受信すると、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続された少なくとも1人の対話相手を確認し、前記メイン通信モジュールを用いて前記確認された対話相手の当該装置に前記第1音声に対応する音声メッセージを送信する制御部とを含むことを特徴とする。 【選択図】図3A
权利要求

産業用通信装置を制御する電子装置において、 近距離通信モジュールと、 メイン通信モジュールと、 前記近距離通信モジュールを介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する音声信号を受信すると、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続された少なくとも1人の対話相手を確認し、前記メイン通信モジュールを用いて前記確認された対話相手の当該装置に前記第1音声に対応する音声メッセージを送信する制御部とを含む産業用通信装置を制御する電子装置。前記対話グループの対話ウィンドウを表示する表示部をさらに含み、 前記制御部は、 前記近距離通信モジュールを介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する音声信号を受信すると、前記表示部に前記第1音声に対応する視覚効果を表示するように制御することを含む、請求項1に記載の産業用通信装置を制御する電子装置。格納部をさらに含み、 前記制御部は、 前記近距離通信モジュールを介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する信号を受信すると、前記格納部に前記第1音声に対応する音声データを格納するように制御することを含む、請求項1に記載の産業用通信装置を制御する電子装置。前記制御部は、 前記メイン通信モジュールを介して前記当該装置から第2音声に対応する音声メッセージを受信すると、前記近距離通信モジュールを介して前記産業用通信装置に前記第2音声に対応する音声信号を送信するように制御することを含む、請求項1に記載の産業用通信装置を制御する電子装置。表示部をさらに含み、 前記制御部は、 前記メイン通信モジュールを介して前記当該装置から第2音声に対応する音声メッセージを受信すると、前記表示部に前記第2音声に対応する視覚効果を表示するように制御することを含む、請求項4に記載の産業用通信装置を制御する電子装置。格納部をさらに含み、 前記制御部は、 前記メイン通信モジュールを介して前記当該装置から前記第2音声に対応する音声メッセージを受信すると、前記格納部に前記第2音声に対応する音声データを格納するように制御することを含む、請求項4に記載の産業用通信装置を制御する電子装置。前記制御部は、 前記近距離通信モジュールを介してペアリングされた産業用通信装置から第1事故発生アラームに対応する信号を受信すると、前記メイン通信モジュールを用いて前記メッセンジャーアプリケーションに接続された少なくとも1つの対話相手の当該装置に前記第1事故発生アラームに対応するメッセージを送信するように制御することを含む、請求項1に記載の産業用通信装置を制御する電子装置。表示部をさらに含み、 前記制御部は、 前記当該装置から前記メイン通信モジュールを介して第2事故発生アラームに対応するメッセージを受信すると、前記近距離通信モジュールを介して前記産業用通信装置に前記第2事故発生アラームに対応する信号を送信し、前記第2事故発生アラームに対応する情報を前記表示部に表示するように制御することを含む、請求項7に記載の産業用通信装置を制御する電子装置。前記第1事故発生アラームに対応するメッセージおよび前記第2事故発生アラームに対応するメッセージは、 事故発生日時、事故発生対象者の情報、または事故発生位置の少なくとも1つを含む、請求項8に記載の産業用通信装置を制御する電子装置。産業用通信装置において、 近距離通信モジュールと、 FRS(family radio service)用信号を通信する無電通信モジュールと、 音声入部と、 入力モジュールと、 前記入力モジュールを介して入力されたユーザ操作によって、無電通信機能または近距離無線通信機能の実行を決定し、前記無電通信機能の実行決定時、前記音声入力部を介して第1音声が入力されると、前記無電通信モジュールを用いて外部に前記第1音声に対応する音声信号を送信し、前記近距離無線通信機能の実行決定時、前記音声入力部を介して第2音声が入力されると、前記近距離通信モジュールを介してペアリングされた電子装置に前記第2音声に対応する音声信号を送信する制御部とを含む産業用通信装置。照明部をさらに含み、 前記制御部は、 前記無電通信機能の実行決定時、前記照明部に含まれた第1照明を点灯し、前記近距離無線通信機能の実行決定時、前記照明部に含まれた第2照明を点灯するように制御することを含む、請求項10に記載の産業用通信装置。サウンド出力部をさらに含み、 前記制御部は、 前記近距離通信モジュールを介して前記ペアリングされた電子装置から第3音声に対応する信号を受信すると、前記第3音声を前記サウンド出力部を介して出力し、 前記無電通信モジュールを介して他の産業用通信装置から第4音声に対応する信号を受信すると、前記第4音声を前記サウンド出力部を介して出力するように制御することを含む、請求項10に記載の産業用通信装置。前記制御部は、 前記入力モジュールを介して入力されたユーザ操作によって、前記電子装置のメッセンジャーアプリケーションの対話グループのうち、活性化された対話グループの活性化を他の対話グループに変更する信号を前記近距離通信モジュールを介して前記電子装置に送信するように制御することを含む、請求項10に記載の産業用通信装置。前記制御部は、 前記入力モジュールを介して入力されたユーザ操作によって、前記無電通信モジュールに設定された無電チャネルを指定された無電チャネルのいずれか1つの無電チャネルに変更するように制御することを含む、請求項10に記載の産業用通信装置。

说明书全文

本発明は、産業用通信装置を制御する電子装置およびその産業用通信装置に関する。

産業技術の発展に伴い、建設現場、造船所、機械工場のような産業現場や災害現場などが大型化され複雑になっている。これによって、産業現場や災害現場で働くユーザの安全と作業の専門性および効率性を高めるために、ユーザはヘルメット、ベルト、手袋などのような保護具を着用しなければならず、中央センターや他のユーザとの協作業のためにコミュニケーションできる通信装備を所持することが必須である。

このために、従来は、ヘルメットのような保護具に無電機のような通信装置を結合させて保護具を着用した状態で、無電機などを用いてユーザ間で無線交信できるようにしていた。

しかし、従来の無電機のような通信装置を結合させた保護具は、送信者と受信者との間の単純音声を送信および/または受信することだけが可能で、ユーザ間の距離などによって無電機の信号の品質が低下する問題があった。

そこで、本発明の一つの目的は、距離による制約なく、保護具を着用したユーザ間の高品質の音声信号を送信および/または受信することができる産業用通信装置を制御する電子装置、方法およびその産業用通信装置を提供することである。

また、本発明の他の目的は、無電機機能と近距離無線通信機能を有する産業用通信装置を制御する電子装置、方法、およびその産業用通信装置を提供することである。

さらに、本発明のさらに他の目的は、保護具を着用したユーザ間の通信時、選択的に無電通信または保護具の通信装置と近距離無線通信で連結された電子装置を用いて、通信できるようにする産業用通信装置を制御する電子装置、方法、およびその産業用通信装置を提供することである。

なお、本発明のさらに他の目的は、保護具の通信装置と近距離無線通信で連結された電子装置に設けられたメッセンジャーアプリケーションを用いて、保護具を着用したユーザがメッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続されたユーザに音声および/または文字信号を送信することができる電子装置、方法、およびその産業用通信装置を提供することである。

上記の目的を達成するために、本発明の一態様によれば、産業用通信装置を制御する電子装置において、近距離通信モジュールと、メイン通信モジュールと、前記近距離通信モジュールを介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する音声信号を受信すると、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続された少なくとも1人の対話相手を確認し、前記メイン通信モジュールを用いて前記確認された対話相手の当該装置に前記第1音声に対応する音声メッセージを送信する制御部とを含むことを特徴とする。

上記の目的を達成するために、本発明の他の態様によれば、産業用通信装置において、近距離通信モジュールと、FRS(family radio service)用信号を通信する無電通信モジュールと、音声入力部と、入力モジュールと、前記入力モジュールを介して入力されたユーザ操作によって、無電通信機能または近距離無線通信機能の実行を決定し、前記無電通信機能の実行決定時、前記音声入力部を介して第1音声が入力されると、前記無電通信モジュールを用いて外部に前記第1音声に対応する音声信号を送信し、前記近距離無線通信機能の実行決定時、前記音声入力部を介して第2音声が入力されると、前記近距離通信モジュールを介してペアリングされた電子装置に前記第2音声に対応する音声信号を送信する制御部とを含むことを特徴とする。

上記の目的を達成するために、本発明のさらに他の態様によれば、産業用通信装置を制御する方法において、近距離無線通信を介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する信号を受信すると、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続された少なくとも1人の対話相手を確認する動作と、無線LAN通信を介して前記確認された対話相手の当該装置に前記第1音声に対応する音声データを送信する動作とを含むことを特徴とする。

上記の目的を達成するために、本発明のさらに他の態様によれば、産業用通信装置を制御する方法において、ユーザ操作によって、前記産業用通信装置が無電通信機能または近距離無線通信機能の実行を決定する動作と、前記無電通信機能の実行決定時、前記産業用通信装置の音声入力部を介して第1音声が入力されると、前記産業用通信装置が無電通信を介して指定された無電チャネルで外部に前記第1音声に対応する音声信号を送信する動作と、前記近距離無線通信機能の実行決定時、前記産業用通信装置の音声入力部を介して第2音声が入力されると、前記産業用通信装置が近距離無線通信を介してペアリングされた電子装置に前記第2音声に対応する音声信号を送信する動作と、前記産業用通信装置が前記近距離無線通信を介して前記電子装置から第3音声に対応する信号を受信すると、前記産業用通信装置が前記産業用通信装置のサウンド出力部を介して前記第3音声を出力する動作と、前記産業用通信装置が前記無電通信を介して他の産業用通信装置から第4音声に対応する信号を受信すると、前記産業用通信装置が前記産業用通信装置のサウンド出力部を介して前記第4音声を出力する動作とを含むことを特徴とする。

上記のように、産業用通信装置を制御する電子装置、方法およびその産業用通信装置を用いることにより、距離による制約なく、保護具を着用したユーザ間の高品質の音声信号を送信および/または受信することができる。また、産業用通信装置は、無電機機能と近距離無線通信機能を有することができ、保護具を着用したユーザ間のコミュニケーションの際、選択的に無電通信または保護具の通信装置と近距離無線通信で連結された電子装置を用いて通信することができる。さらに、保護具の通信装置と近距離無線通信で連結された電子装置に設けられたメッセンジャーアプリケーションを用いて、保護具を着用したユーザが、メッセンジャーアプリケーションの対話ルームに接続されたユーザに音声および/または文字信号を送信することができる。

本発明の一実施形態に係る産業用通信システムのブロック図である。

本発明の一実施形態に係る産業用通信装置を示す図である。

本発明の一実施形態に係る産業用通信システムの動作のフローチャートである。

本発明の一実施形態に係る産業用通信システムの動作のフローチャートである。

本発明の一実施形態に係る音声信号の受信時に表示される視覚効果を示す図である。

本発明の他の実施形態に係る産業用通信システムの動作のフローチャートである。

本発明の一実施形態に係る事故発生アラームに対応するメッセージの受信時に電子装置に表示される画面を示す図である。

本発明の他の実施形態に係る事故発生アラームに対応するメッセージの受信時に電子装置に表示される画面を示す図である。

本発明の一実施形態に係る産業用通信装置を制御する電子装置の動作のフローチャートである。

本発明の他の実施形態に係る産業用通信装置を制御する電子装置の動作のフローチャートである。

本発明の一実施形態に係る産業用通信装置の動作のフローチャートである。

本発明の他の実施形態に係る産業用通信装置の動作のフローチャートである。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの加入時に表示される画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのログインのための画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのユーザ情報入力画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのグループ画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの個別画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話リスト画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのその他の画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの事故者情報画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウ画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのオプション設定画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウがポップアップウィンドウの形態で表示された画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの事故者情報がポップアップウィンドウの形態で表示された画面を示す。

本発明の一実施形態に係るアプリケーションの個別対話グループの生成を説明するための画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウの実行を説明するための画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウの移動を説明するための画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウでの対話を説明するための画面を示す。

本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話ウィンドウでの呼び出し機能を説明するための画面を示す。

以下、本発明に係る好ましい実施形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。下記の説明では、具体的なメッセンジャーアプリケーション、対話グループなどのような名称、構成素子などの特定事項が示されているが、これは本発明のより全般的な理解のために提供されたものに過ぎず、このような特定事項が本発明の範囲内で所定の変形あるいは変更が可能であることは、この技術分野における通常の知識を有する者には自明であろう。また、本文書で使われた「第1」、「第2」などの表現は、多様な構成要素を、順序および/または重要度にかかわらず修飾可能であり、1つの構成要素を他の構成要素と区分するために使われるだけで当該構成要素を限定しない。例えば、第1電子装置と第2電子装置は、順序または重要度を問わず、互いに異なるユーザ機器を示すことができる。例えば、本文書に記載された権利範囲を逸脱しない範囲で第1構成要素は第2構成要素と名付けられてもよく、同じく第2構成要素も第1構成要素に代えて名付けられてもよい。さらに、ある構成要素(例:第1構成要素)が他の構成要素(例:第2構成要素)に「(機能的にまたは通信的に)連結されて((operatively or communicatively)coupled with/to)」いたり「接続されて(connected to)」いると言及された場合には、前記ある構成要素が前記他の構成要素に直接的に連結されるか、他の構成要素(例:第3構成要素)を介して連結されると理解されなければならない。反面、ある構成要素(例:第1構成要素)が他の構成要素(例:第2構成要素)に「直接連結されて」いたり「直接接続されて」いると言及された場合には、前記ある構成要素と前記他の構成要素との間に他の構成要素(例:第3構成要素)が存在しないことが理解されるであろう。

図1は、本発明の一実施形態に係る産業用通信システムのブロック図である。図1を参照すれば、産業用通信システムは、サーバ(Server)10と、電子装置1000と、産業用通信装置100とを含むことができる。

サーバ10は、制御部11と、通信部13と、格納部15とを含むことができる。

前記制御部11は、通信部13を介して、格納部15に格納されたメッセンジャーアプリケーションを電子装置1000に送信することができる。

前記メッセンジャーアプリケーションは、インターネット上で前記メッセンジャーアプリケーションの加入者間でリアルタイムにメッセージとデータを送信および/または受信できるようにデザインされたソフトウェアプログラムであればよい。また、前記メッセンジャーアプリケーションには、ユーザ操作によって、少なくとも1人の対話相手を含む1つ以上の対話グループが設定される。さらに、前記メッセンジャーアプリケーションが設けられた第1電子装置が、前記第1電子装置に連結された産業用通信装置から、前記メッセンジャーアプリケーションの特定対話グループに含まれた対話相手(または対話相手ら)に送信するための音声信号が受信されると、前記第1電子装置が相対の対話相手(または対話相手ら)の当該電子装置(第2電子装置)に前記音声信号を送信することができる。また、前記第2電子装置に送信された音声信号は、前記第2電子装置に連結された他の産業用通信装置に送信される。さらに、前記第1電子装置は、前記第2電子装置から第1電子装置に連結された産業用通信装置に送信されるようにするための音声信号を受信することができ、前記第1電子装置に前記第1装置と連結された前記産業用通信装置に送信されるようにするための音声信号が受信されると、前記第1電子装置は、当該音声信号を第1装置に連結された前記産業用通信装置に送信することができる。前記メッセンジャーアプリケーションのより詳細な説明は後述する。

電子装置1000は、制御部1100と、入力部1300と、表示部1500と、近距離通信モジュール1700と、メイン通信モジュール1800と、格納部1900とを含むことができる。また、電子装置1000は、コンピュータ(図示せず)、タブレットPC(図示せず)、スマートフォン(図示せず)など多様であり得る。

入力部1300は、ユーザの操作を入力とし、タッチスクリーン(図示せず)で構成され、キーボード(図示せず)、マウス(図示せず)、音声入力部(図示せず)、ボタン(図示せず)などを含むことができる。

表示部1500は、各種応用プログラムの実行映像と動作状態、メニュー状態などをディスプレイし、タッチスクリーンと統合的に実現される。

近距離通信モジュール1700は、産業用通信装置100などのような外部装置と近距離無線通信のための無線信号処理動作を行うことができる。近距離通信モジュール1700は、例えば、ワイファイ(WiFi;wireless fidelity)、ブルートゥース(登録商標)(bluetooth)、またはNFC(near field communication)などの少なくとも1つを含むことができる。

メイン通信モジュール1800は、無線LANモジュール1801および移動通信モジュール1803を含むことができ、サーバ10、電子装置などのような外部装置と無線通信のための無線信号処理動作を行うことができる。

無線LANモジュール1801は、制御部1100の制御によって、無線アクセスポイント(AP;access point)が設けられた場所でインターネットに連結される。

移動通信モジュール1803は、電子装置1000に入力される電話番号を有する携帯電話(図示せず)、スマートフォン、タブレットPCまたは他の装置と音声通話、画像通話、文字メッセージ(SMS)またはマルチメディアメッセージ(MMS)のための無線信号を送受信することができる。また、移動通信モジュール1803は、例えば、LTE(long−term evolution)、LTE−A(LTE Advance)、CDMA(code division multiple access)、WCDMA(登録商標)(wideband CDMA)、UMTS(universal mobile telecommunications system)、WiBro(Wireless Broadband)、またはGSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)などの少なくとも1つを用いることができる。

格納部1900は、制御部1100の制御によって、入力部1300、表示部1500、近距離通信モジュール1700、メイン通信モジュール1800の動作に対応して入/出力される信号またはデータを格納することができる。また、格納部1900は、電子装置1000または制御部1100の制御のための制御プログラムおよびアプリケーションを格納することができる。

「格納部」という用語は、格納部1900、制御部1100内のROM(図示せず)、RAM(図示せず)または電子装置1000に装着されるメモリカード(図示せず)(例、SDカード、メモリスティック)を含む。

制御部1100は、CPU(図示せず)と、電子装置1000の制御のための制御プログラムが格納されたROM(図示せず)と、電子装置1000の外部から入力される信号またはデータを記憶したり、電子装置1000で行われる作業のための記憶領域として用いられるRAM(図示せず)とを含むことができる。

また、制御部1100は、前記各機能部(入力部1300、表示部1500、近距離通信モジュール1700、メイン通信モジュール1800、格納部1900)を総括的に制御することができる。

また、制御部1100は、本発明の実施形態により、近距離通信モジュール1700を介してペアリングされた産業用通信装置100から第1音声に対応する音声信号を受信すると、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続された少なくとも1人の対話相手を確認し、メイン通信モジュール1800を用いて前記確認された対話相手の当該装置に前記第1音声に対応する音声メッセージを送信することができる。

また、制御部1100は、本発明の実施形態により、近距離通信モジュール1700を介してペアリングされた産業用通信装置100から第1音声に対応する音声信号を受信すると、表示部1500に前記第1音声に対応する視覚効果を表示するように制御することができる。

また、制御部1100は、本発明の実施形態により、近距離通信モジュール1700を介してペアリングされた産業用通信装置100から第1音声に対応する信号を受信すると、格納部1900に前記第1音声に対応する音声データを格納するように制御することができる。

また、制御部1100は、本発明の実施形態により、メイン通信モジュール1800を介して前記当該装置から第2音声に対応する音声メッセージを受信すると、近距離通信モジュール1700を介して産業用通信装置100に前記第2音声に対応する音声信号を送信するように制御することができる。

また、制御部1100は、本発明の実施形態により、メイン通信モジュール1800を介して前記当該装置から第2音声に対応する音声メッセージを受信すると、表示部1500に前記第2音声に対応する視覚効果を表示するように制御することができる。

また、制御部1100は、本発明の実施形態により、メイン通信モジュール1800を介して前記当該装置から前記第2音声に対応する音声メッセージを受信すると、格納部1900に前記第2音声に対応する音声データを格納するように制御することができる。

また、制御部1100は、本発明の実施形態により、近距離通信モジュール1700を介してペアリングされた産業用通信装置100から第1事故発生アラームに対応する信号を受信すると、メイン通信モジュール1800を用いて前記メッセンジャーアプリケーションに接続された少なくとも1つの対話相手の当該装置に前記第1事故発生アラームに対応するメッセージを送信するように制御することができる。

また、制御部1100は、本発明の実施形態により、前記当該装置からメイン通信モジュール1800を介して第2事故発生アラームに対応するメッセージを受信すると、近距離通信モジュール1700を介して産業用通信装置100に前記第2事故発生アラームに対応する信号を送信し、前記第2事故発生アラームに対応する情報を表示部1500に表示するように制御することができる。

一方、前記第1事故発生アラームに対応するメッセージおよび前記第2事故発生アラームに対応するメッセージは、事故発生日時、事故発生対象者の情報、または事故発生位置の少なくとも1つを含むことができる。産業用通信装置100は、制御部110と、入力モジュール130と、音声入力部140と、照明部150と、サウンド出力部160と、近距離通信モジュール170と、無電通信モジュール180と、格納部190とを含むことができる。

入力モジュール130は、ユーザの操作を入力とし、ボタン(図示せず)などを含むことができる。

音声入力部140は、ユーザからの音声を入力とする。また、音声入力部140は、例えば、マイクを含むことができる。音声入力部140を介して入力された音声は、制御部110の制御によって、電気的信号の音声信号に変換される。また、前記音声信号は、近距離通信モジュール170または無電通信モジュール180に伝達されて外部に送信される。

照明部150は、少なくとも1つのLED照明を含むことができる。

サウンド出力部160は、外部から受信された音声信号に対応する音声、外部から受信されたサウンド信号に対応するサウンドを出力することができる。また、サウンド出力部160は、例えば、スピーカおよびイヤホンなどを含むことができる。

近距離通信モジュール170は、電子装置1000などのような外部装置と近距離無線通信のための無線信号処理動作を行うことができる。近距離通信モジュール170は、例えば、ワイファイ、ブルートゥース、またはNFCの少なくとも1つを含むことができる。

無電通信モジュール180は、FRS(family radio service)用信号を通信することができる。無電通信モジュール180は、100メートル以上の長距離無線通信を行うための通信モジュール(図示せず)を含み、例えば、448.75Mhzおよび449.263Mhzの間に割り当てられたチャネルを用いて、1km以上の無線通信を行うFRS(family radio systemまたはfamily radio service)が用いられる。

格納部190は、制御部110の制御によって、入力モジュール130、音声入力部140、照明部150、サウンド出力部160、近距離通信モジュール170、無電通信モジュール180の動作に対応して入/出力される信号またはデータを格納することができる。また、格納部190は、産業用通信装置100が事故発生状態に設定される時、事故発生に対応するサウンドを格納することができる。

制御部110は、前記各機能部(入力モジュール130、音声入力部140、照明部150、サウンド出力部160、近距離通信モジュール170、無電通信モジュール180、格納部190)を総括的に制御することができる。

また、制御部110は、本発明の実施形態により、入力モジュール130を介して入力されたユーザ操作によって、無電通信機能または近距離無線通信機能の実行を決定し、前記無電通信機能の実行決定時、音声入力部140を介して第1音声が入力されると、無電通信モジュール180を用いて外部に前記第1音声に対応する音声信号を送信し、前記近距離無線通信機能の実行決定時、音声入力部140を介して第2音声が入力されると、近距離通信モジュール170を介してペアリングされた電子装置1000に前記第2音声に対応する音声信号を送信することができる。

また、制御部110は、本発明の実施形態により、前記無電通信機能の実行決定時、照明部150に含まれた第1照明を点灯し、前記近距離無線通信機能の実行決定時、照明部150に含まれた第2照明を点灯するように制御することを含むことができる。

また、制御部110は、本発明の実施形態により、近距離通信モジュール170を介して前記ペアリングされた電子装置1000から第3音声に対応する信号を受信すると、前記第3音声をサウンド出力部160を介して出力し、無電通信モジュール180を介して他の産業用通信装置から第4音声に対応する信号を受信すると、前記第4音声をサウンド出力部160を介して出力するように制御することができる。

また、制御部110は、本発明の実施形態により、入力モジュール130を介して入力されたユーザ操作によって、電子装置1000のメッセンジャーアプリケーションの対話グループのうち、活性化された対話グループの活性化を他の対話グループに変更する信号を近距離通信モジュール170を介して電子装置1000に送信するように制御することができる。

また、制御部110は、本発明の実施形態により、入力モジュール130を介して入力されたユーザ操作によって、無電通信モジュール180に設定された無電チャネルを指定された無電チャネルのいずれか1つの無電チャネルに変更するように制御することができる。

図2は、本発明の一実施形態に係る産業用通信装置を示す図である。図2を参照すれば、産業用通信装置は、安全帽であればよいし、安全帽は、LED照明(201;例:照明部150)と、マイク(202;例:音声入力部140)と、スピーカ(203;サウンド出力部160)と、チャネル変更ボタン(204)と、400M PTT(push to talk)ボタン205と、ボリュームボタン206と、電源/状態表示灯207と、電源ボタン208と、外部バッテリ連結ジャック209と、イヤホン連結ジャック210と、照明電源ボタン211と、IP(internet protocol)PTTボタン212と、充電LED213とを含むことができる。

上述したチャネル変更ボタン204、400M PTTボタン205、ボリュームボタン206、電源ボタン208、照明電源ボタン211、またはIP PTTボタン212の少なくとも1つは、図1に示された入力モジュール130に含まれる。

前記チャネル変更ボタン204は、例えば、UPキー(図示せず)とDOWNキー(図示せず)とを含むことができる。

一実施形態によれば、チャネル変更ボタン204は、無線通信機能または無電通信機能を選択するのに用いられる。例えば、ユーザがUPキーを押すと、無電通信機能が実行され、ユーザがDOWNキーを押すと、近距離無線通信機能が実行される。

一実施形態によれば、チャネル変更ボタン204は、無電通信モジュール(例:無電通信モジュール180)の無電チャネルを変更するのに用いられる。例えば、ユーザがUPキーを長く押した後、UPキーまたはDOWNキーを短く押して、すでに設定された無電チャネルを指定された無電チャネルのいずれか1つの無電チャネルに変更することができる。追加的に、無電チャネルが変更されると、安全帽の制御部(例:制御部110)の制御によって、変更された無電チャネル番号がスピーカ203を介して出力されるようにしてもよい。

一実施形態によれば、チャネル変更ボタン204は、図1に示された電子装置1000のメッセンジャーアプリケーションの対話グループのうち、活性化された対話グループの活性化を他の対話グループに変更する信号を近距離通信モジュール170を介して電子装置1000に送信するのに用いられる。例えば、ユーザがDOWNキーを長く押した後、UPキーまたはDOWNキーを短く押して、すでに活性化された対話グループを指定された対話グループのいずれか1つの対話グループに変更することができる。追加的に、対話グループが変更されると、安全帽の制御部の制御によって、変更されたグループの名前がスピーカ203を介して出力されるようにしてもよい。前記対話グループは、登録されたグループの中から選択される。例えば、前記対話グループは、ユーザが設定したグループの中からユーザ操作によって選択される。

前記400M PTTボタン205は、400MHzを用いて音声送出時に用いられる。一実施形態によれば、400M PTTボタン205は、無電通信を用いて音声を送出する時に用いられる。

前記ボリュームボタン206は、スピーカ203のサウンド出力ボリュームを調節することができる。一実施形態によれば、ボリュームボタン206は、+ボタンおよび−ボタンを含み、+ボタンまたは−ボタンを短く(例:0.5秒)押して、スピーカ203の出力ボリュームを調節することができる。例えば、前記出力ボリュームは、第1、第2、第3、第4段階まで設定可能である。

前記電源ボタン208は、安全帽の電源をオン(on)またはオフ(off)する。一実施形態によれば、電源ボタン208は、電源オフの状態でユーザが電源ボタン208を長く(例:2秒以上)押すと、安全帽の電源がオンされる。また、追加的に電源がオンされると、安全帽の制御部の制御によって、電源がオンされたことを知らせるサウンドおよび/または音声(例:「電源が入りました。」といった音声コメント)をスピーカ203を介して出力されるようにしてもよいし、また、図2に示された電源/状態表示灯(207;例:照明部150)に含まれた特定色のLED(図示せず))がオンされるようにしてもよい。一方、電源オンの状態でユーザが電源ボタン208を長く押すと、安全帽の電源がオフされる。また、追加的に、電源がオフされると、安全帽の制御部の制御によって、電源がオフされたことを知らせるサウンドおよび/または音声(例:「電源が切れました。」といった音声コメント)をスピーカ203を介して出力されるようにしてもよいし、また、前記オンとなったLEDがオフされるようにしてもよい。

一実施形態によれば、電源ボタン208は、安全帽の状態情報を知らせることもできる。前記安全帽の状態情報は、例えば、バッテリ残量および無線通信の連結状態であればよい。例えば、無電通信機能または近距離無線通信機能の活性化に関係なく、ユーザが電源ボタン208を短く押すと、安全帽の制御部の制御によって、前記状態情報がスピーカ203を介して音声として出力されるようにしてもよい。例えば、ユーザが電源ボタン208を短く押すと、バッテリ残量については、バッテリ残量はxx%という音声がスピーカ203を介して出力されるようにしてもよい。また、例えば、無線通信の連結状態については次のような3つに分類され、無線通信の連結状態についての音声がスピーカ203を介して出力されるようにしてもよい。

例えば、電子装置1000と安全帽とが近距離通信モジュールを介して連結されており、電子装置1000の上述したメッセンジャーアプリケーションが活性化されている状態で、ユーザが電源ボタン208を短く押すと、「正常に連結されました。」といった音声がスピーカ203を介して出力される。

また、例えば、電子装置1000と安全帽とが連結されていない場合、ユーザが電源ボタン208を短く押すと、「通信状態を確認して下さい。」といった音声がスピーカ203を介して出力される。

さらに、例えば、電子装置1000と安全帽とが近距離通信モジュールを介して連結されているが、電子装置1000の上述したメッセンジャーアプリケーションが非活性化されている状態で、ユーザが電源ボタン208を短く押すと、「メッセンジャーアプリケーションを確認して下さい。」といった音声がスピーカ203を介して出力される。前記メッセンジャーアプリケーションが非活性化されている状態は、例えば、メッセンジャーアプリケーションにエラーが発生して非活性化されたり、メッセンジャーアプリケーションが電子装置に設けられていないために非活性化される。

前記照明電源ボタン211は、安全帽のLED照明201をオンまたはオフさせる。一実施形態によれば、ユーザが照明電源ボタン211を押すと、LED照明201がオンまたはオフされる。

前記IP PTTボタン212は、IP PTTを用いて音声送出時に用いられる。一実施形態によれば、IP PTTボタン212は、近距離無線通信を用いて音声を送出する時に用いられる。

前記外部バッテリ連結ジャック209は、外装型バッテリが連結される。一実施形態によれば、外部バッテリ連結ジャック209に外装型バッテリを連結すると、安全帽の内装バッテリが充電される。また、バッテリ充電の確認は、充電LED213により行うことができる。充電LED213は、例えば、それぞれ異なる色の2個のLED(図示せず)を含むことができ、例えば、バッテリが充電中の際は、第1LEDがオンされ、バッテリ充電が完了すると、第2LEDがオンされる。

前記イヤホン連結ジャック210は、イヤホンが連結される。一実施形態によれば、イヤホン連結ジャック210にイヤホンが連結されると、すべてのサウンドはイヤホンを介して出力され、イヤホン連結ジャック210にイヤホン連結を解除すると、スピーカ203を介してサウンドが出力される。

一方、前記産業用通信装置100は、安全帽以外にも、安全ベルトなど多様であり得る。

図3Aおよび図3Bは、本発明の一実施形態に係る産業用通信システムの動作のフローチャートである。図3Aおよび図3Bを参照すれば、第1産業用通信装置301は、近距離無線通信機能を実行して、第1電子装置3001との近距離無線通信を介して、希望する対話相手の産業用通信装置である第2産業用通信装置303に特定音声に対応する音声信号を送信して、前記対話相手が第2産業用通信装置303を介して前記特定音声を聴けるようにしてもよい。前記対話相手は、第1電子装置3001に設けられたアプリケーションの対話グループに含まれていてもよい。また、第1産業用通信装置301は、第1電子装置3001との近距離無線通信を介して、第2産業用通信装置303から、第2産業用通信装置303のユーザによって入力された特定音声に対応する音声信号を受信して、第1産業用通信装置301のユーザが第2産業用通信装置303のユーザによって入力された音声を聴けるようにしてもよい。前記第1産業用通信装置301のユーザは、第2産業用通信装置303に設けられたメッセンジャーアプリケーションの対話グループに含まれていてもよい。

305の動作において、第1産業用通信装置301と第1電子装置3001とは、近距離無線通信を介して互いに連結される。また、310の動作において、第2電子装置3003と第2産業用通信装置303とは、近距離無線通信を介して互いに連結される。

前記近距離無線通信がブルートゥース通信の場合を例に挙げて第1産業用通信装置301と第1電子装置3001との連結を説明すれば、次の通りである。

一実施形態によれば、第1産業用通信装置301が第1電子装置3001に連結された情報がない場合、または第1産業用通信装置301以外の産業用通信装置(図示せず)が第1電子装置3001に連結されている場合、第1産業用通信装置301と第1電子装置3001との間のブルートゥース通信は、次の順に手動連結される。まず、第1電子装置3001でブルートゥースを活性化し、その後、第1電子装置3001で検索機能を利用して第1産業用通信装置301を検索することができる。その後、第1電子装置3001は、第1産業用通信装置301の指定された一連番号を確認して登録要請をして、第1電子装置3001と第1産業用通信装置301とが互いにブルートゥース通信を介して連結完了したことを確認することができる。追加的に、第1電子装置3001と第1産業用通信装置301とが互いにブルートゥース通信を介して連結完了したことが確認されると、第1電子装置3001は、「連結されました。」といった音声が第1電子装置3001のスピーカを介して出力したり、連結されたことを示す視覚効果が画面に表示してもよい。また、追加的に、第1電子装置3001と第1産業用通信装置301とが互いにブルートゥース通信を介して連結完了したことが確認されると、第1産業用通信装置301は、「ハンズフリーが連結されました。」といった音声が第1産業用通信装置301のスピーカを介して出力することができる。

一実施形態によれば、第1産業用通信装置301に最後にペアリングされた装置が第1電子装置3001の場合と、第1電子装置3001のブルートゥース登録された装置項目に第1産業用通信装置301がある場合、第1産業用通信装置301と第1電子装置3001とは、ブルートゥース通信を介して互いに自動連結される。

一実施形態によれば、第1産業用通信装置301が、ブルートゥース通信を希望する電子装置である第1電子装置3001でない他の電子装置に接続される場合、ユーザ操作によって、第1産業用通信装置301を初期化させることができる。例えば、まず、ユーザが第1産業用通信装置301の電源を切り、その後、ユーザが第1産業用通信装置301のIP PTTボタン(図示せず;例:IP PTTボタン212)を押した状態で第1産業用通信装置301の電源ボタン(図示せず;電源ボタン208)を同時に押し、上述した手動連結方法で第1産業用通信装置301と第1電子装置3001とをブルートゥース通信を介して互いに連結されるようにしてもよい。

一実施形態によれば、第1電子装置3001でメッセンジャーアプリケーションを実行させると、自動的に第1電子装置3001と第1産業用通信装置301とがブルートゥース通信を介して互いに連結される。また、追加的に、メッセンジャーアプリケーションの実行によって第1電子装置3001と第1産業用通信装置301とがブルートゥース通信を介して互いに連結されると、第1産業用通信装置301は、第1産業用通信装置のスピーカを介して「メッセンジャーアプリケーションが連結されました。」といった音声を出力し、第1産業用通信装置のLED照明(図示せず;例:LED照明201)が点灯(例えば、LED照明が2回ブリンキング(blinking))される。

一方、第2産業用通信装置303と第2電子装置3001との連結も、上述した実施形態によって行われる。

315の動作において、第1産業用通信装置301は、第1産業用通信装置301のマイクを介して第1音声を受信することができる。例えば、ユーザの操作によって、第1産業用通信装置301のIP PTTボタン(図示せず;例:IP PTTボタン212)が押され、第1産業用通信装置301のスピーカを介してビーフ音が1回出力された後、ユーザが第1音声を入力すると、第1産業用通信装置301は、前記第1音声に対応する第1音声信号を第1電子装置3001に送信することができる。この時、第1産業用通信装置301のLED照明は点灯する。前記ユーザの音声入力および前記第1音声信号の送信は、前記IP PTTボタンが押された状態で行われる。

320の動作において、第1産業用通信装置301は、第1電子装置3001に近距離無線通信を介して前記第1音声に対応する音声信号を送信することができる。例えば、第1電子装置3001が前記第1音声に対応する音声信号を受信すると、第1音声に対応する音声データを格納することができる。また、第1電子装置3001が前記第1音声に対応する音声信号を受信すると、図4(a)のように、第1電子装置3001のメッセンジャーアプリケーションの対話グループの当該対話ウィンドウに前記第1音声に対応する視覚効果が表示される。前記視覚効果は、前記第1音声に対応する音声データの格納時間を含むことができる。また、前記当該対話ウィンドウに前記音声データの格納時間が表示されると、後述する330の動作が実行される。一方、前記IP PTTボタンが押された状態が解除され、第1産業用通信装置301のスピーカを介してビーフ音が2回出力されると、第1産業用通信装置301は、第1電子装置3001への音声信号の送信を中断する。また、追加的に、前記IP PTTボタンが押された状態が解除され、第1産業用通信装置301のスピーカを介してビーフ音が2回出力されると、第1産業用通信装置301の点灯したLED照明が消え(点灯したLED照明の点灯が終了し)てもよい。

325の動作において、第1電子装置3001は、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続された対話相手を確認することができる。

330の動作において、第1電子装置3001は、第2電子装置3003に無線LAN通信を介して前記第1音声に対応する音声メッセージを送信することができる。

一方、図4(b)を参照すれば、第2電子装置3003が前記第1音声に対応する音声メッセージを受信すると、第2電子装置3003のメッセンジャーアプリケーションの対話グループの当該対話ウィンドウには前記第1音声に対応する視覚効果が表示される。

335の動作において、第2電子装置3003は、第2産業用通信装置303に近距離無線通信を介して前記第1音声に対応する音声信号を送信することができる。

340の動作において、第2産業用通信装置303は、第2産業用通信装置303のスピーカを介して前記第1音声を出力することができる。例えば、第2産業用通信装置303が第1音声に対応する音声信号を受信すると、第2産業用通信装置303のスピーカを介してビーフ音を1回出力することができる。また、第2産業用通信装置303が第1音声に対応する音声信号を受信すると、第2産業用通信装置303のLED照明は点灯する。さらに、第2電子装置の音声信号の送信が終了すると、第2産業用通信装置303は、第2産業用通信装置303のスピーカを介してビーフ音を2回出力することができる。また、追加的に、第2電子装置の音声信号の送信が終了すると、点灯したLED照明が消え(点灯したLED照明の点灯が終了し)てもよい。

345の動作において、第2産業用通信装置303は、ユーザから第2産業用通信装置303のマイクを介して第2音声を受信することができる。

350の動作において、第2産業用通信装置303は、第2電子装置3003に近距離無線通信を介して前記第2音声に対応する音声信号を送信することができる。

355の動作において、第2電子装置3003は、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続された対話相手を確認することができる。

360の動作において、第2電子装置3003は、第1電子装置3001に無線LAN通信を介して前記第2音声に対応する音声メッセージを送信することができる。

365の動作において、第1電子装置3001は、第1産業用通信装置301に近距離無線通信を介して前記第2音声に対応する音声信号を送信することができる。

370の動作において、第1産業用通信装置301は、第1産業用通信装置301のスピーカを介して第2音声を出力することができる。

一方、実施形態に係る345の動作から370の動作の詳細な説明は、上述した315の動作から340の動作に対応するので、省略する。

図5は、本発明の他の実施形態に係る産業用通信システムの動作のフローチャートである。図5を参照すれば、第1産業用通信装置501を用いるユーザの事故感知時、第1産業用通信装置501は、近距離無線通信機能を実行して、第1電子装置5001との近距離無線通信を介して、希望する対話相手の産業用通信装置である第2産業用通信装置503に事故発生を知らせる信号を送信して、前記対話相手が第2産業用通信装置503を介して第1産業用通信装置501のユーザが第1産業用通信装置501のユーザの事故を知るようにしてもよい。前記対話相手は、第1電子装置5001に設けられたアプリケーションに含まれていてもよい。

505の動作において、第1産業用通信装置501と第1電子装置5001とは、近距離無線通信を介して互いに連結される。また、510の動作において、第2電子装置5003と第2産業用通信装置503とは、近距離無線通信を介して互いに連結される。

515の動作において、第1産業用通信装置501は、第1産業用通信装置501を用いるユーザの事故を感知することができる。一実施形態によれば、第1産業用通信装置501がセンサ部(図示せず;例えば、衝撃センサ)を介して指定された基準値以上の強度の衝撃を感知すると、第1産業用通信装置501は、第1産業用通信装置501を用いるユーザに事故が発生したと決定することができる。また、第1産業用通信装置501がセンサ部(例えば、傾斜センサ、衝撃センサ、またはジャイロセンサの少なくとも1つを含む)を介して第1産業用通信装置501を用いるユーザの墜落(落下)を感知すると、第1産業用通信装置501は、第1産業用通信装置501を用いるユーザに事故が発生したと決定することができる。例えば、傾斜センサおよび/またはジャイロセンサは、ユーザの転倒または長時間動きのない状態を感知し、また、衝撃センサは、ユーザの衝突または落下を感知することができる。

520の動作において、第1産業用通信装置501は、事故発生アラームを出力することができる。一実施形態によれば、第1産業用通信装置501がユーザの事故を感知すると、事故発生アラームを出力することができる。例えば、衝撃発生の感知時、「衝撃を感知しました。大丈夫ですか?」といった音声を第1産業用通信装置501のスピーカを介して出力することができる。また、墜落(落下)発生の感知時、「墜落を感知しました。大丈夫ですか?」といった音声を第1産業用通信装置501のスピーカを介して出力することができる。さらに、例えば、事故発生アラームは、指定された時間単位(例えば、5秒単位)で発生してもよい。

一実施形態によれば、前記のような事故発生アラームの出力時、ユーザ操作によって、第1産業用通信装置501は、事故発生アラームを解除することができる。例えば、ユーザが第1産業用通信装置501のボタンのいずれか1つを押すと、産業用通信装置501は、事故発生アラームを解除して、事故発生アラームの出力を終了する。また、事故発生アラームが解除されると、産業用通信装置501は、「事故感知を解除します。」といった音声が第1産業用通信装置501のスピーカを介して出力することができる。

一実施形態によれば、上述した事故発生アラームの出力後指定された時間の間事故発生アラームが解除されなければ、産業用通信装置501は、後述する525の動作を実行することができる。

525の動作において、第1産業用通信装置501は、第1電子装置5001に近距離無線通信を介して事故発生アラームに対応する信号を送信することができる。例えば、第1産業用通信装置501は、前記事故発生アラームに対応する信号を送信しながら、「事故情報を送信します。」といった音声を第1産業用通信装置501のスピーカを介して出力することができる。

530の動作において、第1電子装置5001は、メッセンジャーアプリケーションに接続された対話相手を確認することができる。前記対話相手は、事故発生アラームに対応する信号が送信されるように第1産業用通信装置501または第1電子装置5001に予め指定されていてもよい。例えば、前記対話相手は、第1産業用通信装置501を用いるユーザ自身の所属するグループおよび管理者であればよい。

535の動作において、第1電子装置5001は、第2電子装置5003に無線LAN通信を介して事故発生アラームに対応するメッセージを送信することができる。

540の動作において、第2電子装置5003は、前記メッセージに対応する情報を表示することができる。一実施形態によれば、前記メッセージに対応する情報は、図6(a)〜(c)のいずれか1つのように、ポップアップウィンドウの形態で表示することができる。前記メッセージに対応する情報は、例えば、第1産業用通信装置501を用いるユーザの所属グループ、名前、性別、生年月日、血液型、または事故位置のいずれか1つを含むことができる。また、前記ポップアップウィンドウが終了した場合、ユーザ入力によって、例えば、メッセンジャーアプリケーションのその他の項目のうち、事故者情報項目を実行させて、事故発生アラームを再び確認することができる。

545の動作において、第2電子装置5003は、第2産業用通信装置503に近距離無線通信を介して事故発生アラームに対応する信号を送信することができる。

550の動作において、第2産業用通信装置503は、第2産業用通信装置503のスピーカを介して事故発生アラームに対応するサウンドを出力することができる。例えば、前記事故発生アラームに対応するサウンドは、「周辺に事故者が発生しました。」といった音声であればよい。

一方、ユーザ操作によって、第2産業用通信装置503の前記事故発生アラームが解除される。一実施形態によれば、前記事故発生アラームの解除は、第2産業用通信装置503に連結された第2電子装置5003で行われ、第2電子装置5003で事故者の位置が確認されると、事故発生アラームが解除されて事故発生アラームの出力が終了する。図7を参照すれば、図7(a)のように、第2電子装置5003の画面に表示されたポップアップウィンドウで、ユーザ操作によって、「事故地点リンク」が選択されると、図7(b)のような事故者情報ウィンドウが表示され、その後、ユーザ操作によって、事故者情報ウィンドウに表示された「位置を見る」が選択されると、事故者の位置が図7(c)のように表示される。このように事故者の位置が確認されると、事故発生アラームが解除されて事故発生アラームの出力が終了する。

図8は、本発明の一実施形態に係る産業用通信装置を制御する電子装置の動作のフローチャートである。図8を参照すれば、前記電子装置は、近距離無線通信を介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する信号を受信すると、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに接続された少なくとも1人の対話相手を確認する動作と、無線LAN通信を介して前記確認された対話相手の当該装置に前記第1音声に対応する音声データを送信する動作とを含むことができる。

801の動作において、電子装置は、近距離無線通信を介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する信号の受信の有無を判断することができる。電子装置は、近距離無線通信を介してペアリングされた産業用通信装置から第1音声に対応する信号を受信すると、803の動作を実行し、そうでなければ、801の動作を再び実行することができる。

803の動作において、電子装置は、メッセンジャーアプリケーションの対話ウィンドウに前記第1音声に対応する視覚効果を表示することができる。前記視覚効果は、第1音声が受信されたことを示す指定されたイメージであればよい。また、前記視覚効果は、第1音声が受信された時間を含むことができる。さらに、前記視覚効果は、第1音声の容量サイズの値を含むことができる。

805の動作において、電子装置は、前記第1音声に対応する音声データを格納することができる。

807の動作において、電子装置は、前記対話グループに接続された少なくとも1人の対話相手を確認することができる。

809の動作において、電子装置は、無線LAN通信を介して前記対話相手の当該装置に前記第1音声に対応する音声メッセージを送信することができる。

図9は、本発明の他の実施形態に係る産業用通信装置を制御する電子装置の動作のフローチャートである。図9を参照すれば、前記電子装置が無線LAN通信を介して他の電子装置から第2音声に対応するメッセージを受信すると、近距離通信を介してペアリングされた産業用通信装置に第2音声に対応する信号を送信することができる。

901の動作において、電子装置は、無線LAN通信を介してメッセンジャーアプリケーションに接続された他の電子装置から第2音声に対応するメッセージの受信の有無を判断することができる。電子装置は、無線LAN通信を介してメッセンジャーアプリケーションに接続された他の電子装置から第2音声に対応するメッセージを受信すると、903の動作を実行し、そうでなければ、901の動作を再び実行することができる。

903の動作において、電子装置は、前記他の電子装置に対応する対話相手が含まれたメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウに前記第2音声に対応する視覚効果を表示することができる。前記視覚効果は、第2音声が受信されたことを示す指定されたイメージであればよい。また、前記視覚効果は、第2音声が受信された時間を含むことができる。さらに、前記視覚効果は、第2音声の容量サイズの値を含むことができる。

905の動作において、電子装置は、前記第2音声に対応する音声データを格納することができる。

907の動作において、電子装置は、近距離無線通信を介してペアリングされた産業用通信装置に前記第2音声に対応する信号を送信することができる。

図10は、本発明の一実施形態に係る産業用通信装置の動作のフローチャートである。図10を参照すれば、前記産業用通信装置は、ユーザ操作によって、前記産業用通信装置が無電通信機能または近距離無線通信機能の実行を決定する動作と、前記無電通信機能の実行決定時、前記産業用通信装置の音声入力部を介して第1音声が入力されると、前記産業用通信装置が無電通信を介して指定された無電チャネルで外部に前記第1音声に対応する音声信号を送信する動作と、前記近距離通信機能の実行決定時、前記産業用通信装置の音声入力部を介して第2音声が入力されると、前記産業用通信装置が近距離無線通信を介してペアリングされた電子装置に前記第2音声に対応する音声信号を送信する動作とを含むことができる。

1001の動作において、産業用通信装置は、無電通信機能の実行の有無を判断することができる。産業用通信装置は、無電通信機能が実行されると、1003の動作を実行し、無電通信機能が実行されなければ、1007の動作を実行することができる。一実施形態によれば、ユーザ操作によって、第1産業用通信装置のPTTボタン(図示せず;例:400M PTTボタン205)が押され、産業用通信装置のスピーカを介してビーフ音が1回出力されると、無電通信機能が実行される。

1003の動作において、産業用通信装置は、第1音声の入力の有無を判断することができる。産業用通信装置は、第1音声が入力されると、1005の動作を実行し、第1音声が入力されなければ、1003の動作を再び実行することができる。

1005の動作において、産業用通信装置は、無電通信を介して指定された無電チャネルで外部に前記第1音声に対応する信号を送信することができる。

無電通信機能の実行後、ユーザが音声を入力すると、産業用通信装置は、他の産業用通信装置に入力された音声に対応する信号を送信することができる。また、追加的に、産業用通信装置のLED照明が点灯する。前記ユーザの音声入力および前記音声に対応する音声信号の送信は、前記PTTボタンが押された状態で行われる。

また、前記PTTボタンが押された状態が解除され、産業用通信装置301のスピーカを介してビーフ音が2回出力されると、産業用通信装置は、入力された音声に対応する音声信号の送信が中断される。また、追加的に、産業用通信装置の点灯したLED照明が消え(点灯したLED照明の点灯が終了し)てもよい。

一方、1007の動作において、産業用通信装置は、近距離無線通信機能の実行の有無を判断することができる。産業用通信装置は、近距離無線通信機能が実行されると、1009の動作を実行し、近距離無線通信機能が実行されなければ、1001の動作を再び実行することができる。

1009の動作において、産業用通信装置は、第2音声の入力の有無を判断することができる。産業用通信装置は、第2音声が入力されると、1011の動作を実行し、第2音声が入力されなければ、1009の動作を再び実行することができる。

1011の動作において、産業用通信装置は、近距離無線通信を介してペアリングされた電子装置に前記第2音声に対応する信号を送信することができる。

図11は、本発明の他の実施形態に係る産業用通信装置の動作のフローチャートである。図11を参照すれば、産業用通信装置は、近距離無線通信を介して電子装置から第3音声に対応する信号を受信すると、前記産業用通信装置が前記産業用通信装置のサウンド出力部を介して前記第3音声を出力する動作と、前記産業用通信装置が無電通信を介して他の産業用通信装置から第4音声に対応する信号を受信すると、前記産業用通信装置が前記産業用通信装置のサウンド出力部を介して前記第4音声を出力する動作とを含むことができる。

1101の動作において、産業用通信装置は、近距離無線通信を介してペアリングされた電子装置から第3音声信号の受信の有無を判断することができる。産業用通信装置は、近距離無線通信を介してペアリングされた電子装置から第3音声に対応する信号を受信すると、1103の動作を実行し、そうでなければ、1105の動作を実行することができる。

1103の動作において、産業用通信装置は、第3音声を出力することができる。

1105の動作において、産業用通信装置は、無電通信を介して他の産業用通信装置から第4音声に対応する信号の受信の有無を判断することができる。産業用通信装置は、無電通信を介して他の産業用通信装置から第4音声に対応する信号を受信すると、1107の動作を実行し、そうでなければ、1101の動作を再び実行することができる。

1107の動作において、産業用通信装置は、第4音声を出力することができる。

図12は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの加入時に表示される画面を示す。ユーザがメッセンジャーアプリケーションの加入時、図12のように、サービス利用規約、個人情報収集、位置情報収集同意のための画面が電子装置に表示される。

図13は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのログインのための画面を示す。メッセンジャーアプリケーションをログインする時、図13のように、IDとパスワードを入力させる画面にユーザがIDとパスワードを入力してログインするとよい。

図14は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのユーザ情報入力画面を示す。一実施形態によれば、前記ユーザ情報は、メッセンジャーアプリケーションを用いるユーザの事故発生時、ユーザ情報を管制または同じ所属チャネルのユーザに伝達するための情報として用いられる。ユーザ情報入力は、図14のように、名前、性別、生年月日、血液型を入力するように表示された画面に、ユーザが当該項目に名前、性別、生年月日、血液型を入力および/または選択して自身の情報を格納することができる。

一方、一実施形態に係るユーザ情報修正は、ユーザが指定された設定メニューからユーザ情報修正メニューを選択して変更することができる。

図15は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのグループ画面を示す。前記グループ画面は、例えば、管理者が登録し、ユーザ自身が含まれている対話グループリストを表示する画面であればよい。図15を参照すれば、前記グループ画面は、ユーザ自身の属する対話グループリストを表示させるグループタブ1501、対話グループを検索できるようにするグループ検索1502、事前に登録された対話グループリスト1503、当該対話グループの対話ウィンドウに移動できるようにする対話ウィンドウ実行項目1504、お知らせ、呼び出し、音声対話全体を黙音処理する音消去項目1505、またはグループメニュー1506の少なくとも1つを含むことができる。前記グループメニューは、アイコンの選択または電子装置のメニューボタンの選択により実行されてもよいし、グループメニューにはリスト更新、設定、またはプログラム終了項目の少なくとも1つを含むことができる。

図16は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの個別画面を示す。前記個別画面は、対話グループに登録されているユーザを表示し、個別および個別グループ対話を実行させる項目を表示する。また、前記対話グループに登録されているユーザの表示は、ユーザごとに現在オンであるか、オフであるかのユーザの状態が表示される。図16(a)を参照すれば、前記個別画面は、対話グループに登録された個別ユーザを表示させる個別タブ1601、個別対話グループおよび/または個別ユーザを検索できるようにする個別(個別対話グループ)検索1602、ユーザ自身が個別ユーザを対話グループとして生成した個別対話グループ項目1603、当該個別対話グループの対話ウィンドウに移動できるようにする対話ウィンドウ実行項目1604、事前に登録されており、現在オンライン状態であるか、オフライン状態であるかが表示される個別ユーザリスト1605、個別メニュー1606、または個別選択メニュー1607の少なくとも1つを含むことができる。前記個別グループ項目1603には、追加的に生成した個別グループに含まれる全体ユーザ数を表示することができる。前記個別メニュー1606は、アイコンの選択または電子装置のメニューボタンの選択により実行され、個別メニューにはリスト更新、設定、またはプログラム終了項目の少なくとも1つを含むことができる。前記個別選択メニュー1607は、個別ユーザリスト1605から1人が選択されると、図16(b)のように、下端のメニューとして、「電話をかける」、「対話する」が表示される。また、前記個別選択メニュー1607は、個別ユーザリスト1605から複数の人が選択されると、図16(c)のように、下端のメニューとして、グループ生成、「対話する」が表示される。

図17は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話リスト画面を示す。図17を参照すれば、前記対話リスト画面は、対話リスト画面を表示させ、未受信メッセージカウントが表示されている対話リスト画面タブ1701、対話リスト1702、または対話リストメニュー1703の少なくとも1つを含むことができる。前記対話リスト1702には個別、個別グループ、グループ対話リストの少なくとも1つを表示することができる。また、前記対話リスト1702には最新順に表示され、一番最新に到着したメッセージの時間が表示される。さらに、対話リスト1702には未受信メッセージカウントを表示することができる。また、対話リスト1702には、個別、個別グループ対話の場合、ユーザ数を表示することができ、音声送受信表示、文字内容表示、または写真表示の少なくとも1つを含むことができる。前記対話リストメニューは、アイコンの選択または電子装置のメニューボタンの選択により実行され、対話リストメニューにはリスト編集、設定、またはプログラム終了項目の少なくとも1つを含むことができる。前記リスト編集は、対話リストの削除、または画面移動の少なくとも1つを含むことができる。

図18は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのその他の画面を示す。前記その他の画面は、事故者情報および/または公知事項を表示する画面であればよい。図18を参照すれば、前記その他の画面は、事故者情報および/または公知事項を表示させるその他リスト画面タブ1801、事故情報リストを表示させる事故情報リスト実行項目1802、その他メニュー1803、またはその他リスト1804の少なくとも1つを含むことができる。前記その他メニュー1803は、設定および/または終了を含むことができ、前記その他リスト1804は、事故情報および/または公知事項を含むことができる。

図19は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの事故者情報画面を示す。前記事故者情報画面は、受信された事故発生アラームに対応するメッセージによる事故者情報リストを表示する画面であればよい。図19(a)を参照すれば、前記事故者情報画面は、事故者情報ナビゲーション1901、事故者情報リスト表示1902、事故者情報表示1903、または「位置を見る」1904の少なくとも1つを含むことができる。前記事故者情報ナビゲーション1901は、前の画面に移動させる機能を行うことができる。前記事故者情報リスト表示1902は、事故者の名前および/または事故日時が表示される。前記事故者情報表示1903は、名前、性別、生年月日、血液型、事故者位置表示の少なくとも1つを含むことができる。前記「位置を見る」1904は、ユーザ操作による選択時、図19(b)のように地図に事故者位置を表示することができる。

図20は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウ画面を示す。前記対話ウィンドウを通したグループ、個別対話に対する音声、文字、写真などのメッセージは電子装置に格納される。図20を参照すれば、前記対話ウィンドウは、対話ウィンドウナビゲーション2001、対話ウィンドウメッセージ表示2002、PTT送信ボタン2003、その他送信ボタン2004、文字送信アイコン2005、または対話ウィンドウメニュー2006の少なくとも1つを含むことができる。前記対話ウィンドウナビゲーション2001は、前の画面に移動させる機能を行うことができる。前記対話ウィンドウメッセージ表示2002は、音声、文字、写真、および/または動画通信を表示することができ、対話相手の受信確認カウントを表示することができる。前記PTT送信ボタン2003は、「押して話す」ボタンで、ユーザが前記「押して話す」ボタンを押して話すと、ユーザの音声を送信することができる。前記その他送信ボタン2004は、呼び出し、写真撮影、動画撮影、写真選択、および/または動画選択を含むことができる。前記文字送信アイコン2005は、文字メッセージの送信時に用いることができる。前記対話ウィンドウメニュー2006は、対話参加者表示、対話内容の削除、設定、および/または終了を含むことができる。追加的に、前記対話ウィンドウで表示されたメッセージをユーザがタッチしてロングプレスすると、個別メッセージの削除およびメッセージの当該対話相手への「電話をかける」項目が表示される。

図21は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションのオプション設定画面を示す。図21を参照すれば、前記オプション設定画面は、お知らせ設定、対話設定、呼び出し機能設定、パスワード変更、文字サイズ、ユーザ情報修正、またはバージョン情報の少なくとも1つを含むことができる。

前記お知らせ設定は、音、振動、呼び出し音でのお知らせを設定するお知らせ音設定と、特定対話ウィンドウが実行された状態で他の対話ウィンドウに含まれた対話相手の音声を無電通信を介して聴けるようにする他の対話ウィンドウの無電聴取項目を含むことができる。

前記対話設定は、電子装置のボリュームの下端キーで無電通信可能に設定する「ボリュームキーで無電する」と、無電キー送信サウンドを設定する無電キーサウンド、発信終了時、電子装置の振動でユーザに知らせる最大発信終了振動を含むことができる。

前記呼び出し機能設定は、呼び出し受信時のお知らせ期間(例:30秒〜60分)およびお知らせ頻度(例:1回〜5分間隔)を設定できるようにしてもよい。

前記パスワード変更は、パスワード変更のためのものであり、前記文字サイズは、例えば、普通、大きく、一番大きくなどに設定すればよいし、バージョン情報は、現在のメッセンジャーアプリケーションのバージョン情報を表示することができる。

図22は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウがポップアップウィンドウの形態で表示された画面を示す。一実施形態によれば、電子装置の画面が消えた状態でチャネルおよび個別メッセージを受信した場合、ポップアップウィンドウでユーザが対話相手と対話することができる。対話ウィンドウがポップアップウィンドウの形態で表示された画面は、受信グループ名または個別対話ウィンドウ名2201、参加対話ウィンドウ選択項目2202、現在参加中の対話ウィンドウ表示2203、参加対話ウィンドウ移動メニュー2204、 見る2205、または当該ポップアップウィンドウの表示を終了する閉じるメニュー2206の少なくとも1つを含むことができる。

前記受信グループ名または個別対話ウィンドウ名2201でグループ名はグループで受信された場合に表示し、個別名は個別で選択されて受信された場合に表示することができる。前記参加対話ウィンドウ選択項目2202は、現在生成されたグループリスト数が表示される。前記現在参加中の対話ウィンドウ表示2203で、現在のポップアップ状態で音声を送信する時は、ユーザが端末ボリュームの下端キーを押して実行させることができ、他の対話ウィンドウでメッセージを受信した場合にも、現在参加中の対話ウィンドウへの対話は引き続き維持できる。前記参加対話ウィンドウ移動メニュー2204は、対話リストの他の対話ウィンドウに移動させて、ユーザが他の対話ウィンドウの対話相手と対話できるようにしてもよい。

図23は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの事故者情報がポップアップウィンドウの形態で表示された画面を示す。一実施形態によれば、電子装置の画面が消えた状態で事故発生アラームに対応するメッセージを受信した場合、事故者情報がポップアップウィンドウの形態で表示される。図23(a)を参照すれば、事故者情報がポップアップウィンドウの形態で表示された画面には、事故者情報発生日時(2301;例:年、月、日表示)、事故者情報リスト2302、事故者地点リンク2303、見るメニュー2304、または閉じるメニュー2305の少なくとも1つを表示することができる。

前記事故者情報リスト2302には、基準グループ、名前、性別、生年月日、血液型が表示される。前記事故者地点リンク2303がユーザによって選択されると、図23(b)のように事故者位置が画面に表示される。前記見るメニュー2304が選択されると、図19のような事故者情報画面が表示される。前記閉じるメニュー2305が選択されると、ウィンドウの表示を終了する。

図24は、本発明の一実施形態に係るアプリケーションの個別対話グループの生成を説明するための画面を示す。前記個別対話グループの生成は、ユーザが個別画面から対話相手を選択し、個別対話グループ名を設定して作ることができ、生成された個別対話グループを選択して多者間対話をすることができる。一実施形態によれば、図24(a)のようにユーザによって個別画面の下端のグループ生成メニューが選択されると、電子装置は、図24(b)のように個別対話グループ名設定画面を表示することができる。例えば、ユーザ入力によって、個別対話グループ名が第1グループに設定されると、電子装置は、図24(c)のように生成された個別対話グループを画面に表示することができる。また、ユーザ入力によって、第1グループの実行が選択されると、電子装置は、図24(d)のように個別対話グループの対話ウィンドウを画面に表示することができる。

図25は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウの実行を説明するための画面を示す。図25(a)を参照すれば、グループ画面から対話するグループの対話ウィンドウ実行項目2501を選択して対話ウィンドウを実行することができる。図25(b)を参照すれば、個別画面から対話する個別グループ対話リストの対話ウィンドウ実行項目2502を選択して対話ウィンドウを実行することができる。図25(c)を参照すれば、個別画面から対話する少なくとも1人の対話相手を選択後、下端の対話するメニュー2503を選択して対話ウィンドウを実行することができる。図25(d)を参照すれば、対話リストが表示された画面から対話リスト2504を選択して対話ウィンドウを実行することができる。

一方、一実施形態によれば、電子装置の画面が消えた状態でも、メッセンジャーアプリケーションの対話グループに含まれた対話相手と対話を維持することができる。例えば、対話ウィンドウが表示された状態で電子装置の画面が消えると、すでに表示されていた対話ウィンドウに含まれた対話相手(ら)と対話を維持することができる。また、例えば、対話ウィンドウが表示されていない状態で電子装置の画面が消えると、指定された基準対話グループの対話相手(ら)と対話を維持することができる。

図26は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウの移動を説明するための画面を示す。一実施形態によれば、他の対話ウィンドウで無電(例えば、文字、写真、動画、音声など)が受信された場合、電子装置は、これを知らせるポップアップウィンドウを画面に表示することができ、当該ポップアップウィンドウは、指定された時間(例:5秒)の間当該ポップアップウィンドウを表示することができる。例えば、図26(a)のようなグループ画面が実行された状態、図26(b)のような個別画面が実行された状態、図26(c)のような対話リストが実行された状態、または図26(d)のような特定対話ウィンドウが実行された状態で音声メッセージが受信されると、電子装置は、送信者情報(グループ情報および名前情報)を含むポップアップウィンドウを画面に表示することができ、表示されたポップアップウィンドウでユーザによって移動メニューが選択されると、電子装置は、送信者の当該グループに対話ウィンドウを移動させることができる。

図27は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話グループの対話ウィンドウでの対話を説明するための画面を示す。一実施形態によれば、電子装置は、ユーザ操作によって、対話ウィンドウで音声、文字、写真、動画送信または受信を行うことができる。例えば、図27(a)のように表示された対話ウィンドウでユーザ操作によって+メニュー2701が選択されると、図27(b)のように、電子装置は、呼び出し信号送信のための呼び出し、写真撮影実行のためのカメラ、写真送信のための写真、動画送信のための動画、音声メッセージ送信のための音声メッセージメニューを画面に表示することができる。また、図27(a)のように表示された対話ウィンドウでユーザ操作によってメッセージメニュー2702が選択されると、電子装置は、図27(c)のように、メッセージを入力可能な画面を表示することができる。

追加の実施形態によれば、基本設定メニューで他の対話ウィンドウの音声聴取機能を設定してもよいし、このような機能の設定時、現在の対話ウィンドウ画面で他の対話ウィンドウに音声が受信されると、当該音声を電子装置を用いるユーザが聴くことができる。

図28は、本発明の一実施形態に係るメッセンジャーアプリケーションの対話ウィンドウでの呼び出し機能を説明するための画面を示す。図28(a)のように表示された対話ウィンドウで呼び出しメニュー2801が選択されると、図28(b)のように対話ウィンドウに含まれた対話相手の電子装置のお知らせウィンドウ画面に呼び出しのお知らせが表示される。また、図示しないが、前記対話相手の電子装置の対話ウィンドウ画面に当該呼び出しのお知らせが表示される。

一方、本発明の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせの形態で実現可能であることが分かるであろう。このような任意のソフトウェアは、例えば、削除可能または書き換え可能か否かにかかわらず、ROMなどの格納装置のような不揮発性格納装置、または、例えば、RAM、メモリチップ、装置または集積回路のようなメモリ、または、例えば、CD、DVD、磁気ディスクまたは磁気テープなどのような光学または磁気的に記録可能であると同時に機械(例えば、コンピュータ)で読取可能な格納媒体に格納される。携帯端末内に含まれるメモリは、本発明の実施形態を実現する指示を含むプログラムまたはプログラムを格納するのに適した機械で読取可能な格納媒体の一例であることが分かるであろう。したがって、本発明は、本明細書の任意の請求項に記載の装置または方法を実現するためのコードを含むプログラムおよび当該プログラムを格納する機械で読取可能な格納媒体を含む。また、このようなプログラムは、有線または無線連結により伝達される通信信号のような任意の媒体を介して電子的に移送され、本発明はこれと均等なものを適切に含む。

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