Transmission device of multiple frequency bandwidth radio communication system

申请号 JP2000564389 申请日 1999-08-02 公开(公告)号 JP3712360B2 公开(公告)日 2005-11-02
申请人 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド; 发明人 セオン−キュ・ホワン;
摘要 A transmitter for a multiple frequency radio communication system provides a capability for filtering spread spectrum signals of a multiple frequency system by using one lowpass filter, and variably controlling the sampling speed when converting the lowpass filtered digital signal into an analog signal. In one embodiment, the transmitter comprises a clock generating section for receiving a predetermined bandwidth selecting control signal and then generating a clock having a speed in proportion to the predetermined bandwidth, a multiplexing section for inserting zero into a signal, spread modulated in a desired bandwidth, the bandwidth being selected from the plurality of frequency bandwidths according to the predetermined bandwidth selecting control signal, to produce an oversampled signal, a lowpass filter for receiving the clock and for lowpass filtering an output signal of the multiplexing section, a digital/analog converter for receiving the clock and then converting an output signal of the lowpass filter into an analog signal at the clock speed, and a switch for receiving the bandwidth selecting control signal and then switching an output of the digital/analog converter to a corresponding one of a plurality of intermediate frequency circuits according to the selected bandwidth.
权利要求
  • 多数の周波数帯域幅を支援する多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置において、
    所定の帯域幅選択制御信号を入力されて前記周波数帯域幅に比例する速度のクロックを発生するクロック発生部と、
    前記所定の帯域幅選択制御信号に応じて選択された帯域幅に拡散変調された信号に'0'を挿入してオーバサンプリングされた信号を発生する多重化部と、
    前記 クロック発生部からクロックを入力されて前記多重化部 から出力されるデジタル信号に対するパルス成形のために前記出力信号を低帯域濾波する デジタル低帯域濾波器と、
    前記 クロック発生部からクロックを入力されて前記クロック速度で前記 デジタル低帯域濾波器の出力信号をアナログ信号に変換出力するデジタル/アナログ変換器と、
    前記帯域幅選択制御信号を入力されてデジタル/アナログ変換器の出力を前記選択された帯域幅に当たる複数の中間周波数回路部のうちの一つにスイッチングするスイッチとからなることを特徴とする多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置。
  • 前記クロック発生部が、
    前記周波数帯域幅のうち最大周波数帯域幅に対する最大高速のクロックを発生するクロック発生器と、
    前記最大高速のクロックを分周して複数の周波数帯域幅に対するそれぞれのクロックを発生するクロック分配器と、
    前記帯域幅選択制御信号を入力されて、前記クロック発生器から出力されるクロックと前記クロック分配器から出力されるクロックのうちの一つを選択して出力する第2多重化器とからなることを特徴とする請求項1記載の多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置。
  • 前記多重化部が、
    前記帯域幅選択制御信号に応じて'0'を発生する'0'挿入器と、
    前記帯域幅選択制御信号と共に第2多重化器から出力されるクロックを入力されて、前記'0'を前記拡散変調された信号に挿入して出力する第1多重化器とからなることを特徴とする請求項1記載の多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置。
  • 前記'0'挿入器は、帯域幅が広がると'0'を増加させて発生することを特徴とする請求項3記載の多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置。
  • 前記第1多重化器は、前記発生された'0'を前記拡散変調された信号のそれぞれの1ビットデータ部に連続して挿入することを特徴とする請求項4記載の多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置。
  • 前記低帯域濾波器がパルス成形濾波器であることを特徴とする請求項1記載の多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置。
  • 前記低帯域濾波器がデジタル有限インパルス応答濾波器であることを特徴とする請求項1記載の多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、無線通信システムに関し、特に、多重周波数帯域幅を支援する無線通信システムの送信装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    音声サービスを主として提供する現在のデジタル無線通信システムは、使用者の情報サービスが音声サービスに単一化されており、前記音声サービス情報の情報伝送率(information rate)が固定しているため、一つの周波数帯域幅でサービスすることができる。 しかしながら、次世代デジタル無線通信システムの場合には、使用者の情報サービスが音声のみならず、データ及び画像、マルチメディアのサービスを含み、多様である。 従って、限られた周波数帯域の効率的な使用と加入者の容量拡張のためには、一つのシステム(例えば、移動局と基地局)で複数の周波数帯域幅を支援して、低い情報率サービスの場合には狭い帯域幅を、高速の情報率サービスの場合にはもっと広い帯域幅を割り当てて運用することにより、周波数資源を効率的に使用できる新たな多重周波数帯域幅システムの出現が要求される。
    【0003】
    一般に、デジタル無線通信システムは、音声サービスの他に多様な情報を多様な情報率で提供するデータサービスを支援するために多重周波数帯域幅特性を支援しなければならない。 特に、直接拡散符号分割多重接続方式(Direct Sequence Code Division Multiple Access : 以下、DS−CDMAと称する)のデジタル無線通信システムの場合、システムの十分な容量確保と共に多様なサービスのためには多重周波数帯域幅システムが必要である。
    【0004】
    以下、従来の技術による単一帯域幅デジタル無線通信システムを基本として多重帯域幅を支援できる送信器の構造を図1を参照して説明する。
    ソースコーディング部111は使用者のサービスによる音声、データ又は画像情報を圧縮して出する。 チャネルコーディング部112及び113は、前記ソースコーディング部111の出力を、無線上で発生し得るビット伝送エラーを最小化するために符号化して出力する。 ここで、前記チャネルコーディング部112及び113は相異なるチャネルコーディング方式を用いる。 即ち、前記チャネルコーディング部112は重畳符号器であり、チャネルコーディング部113はRS(Read−Solomon)符号器と重畳符号器が鎖状に連結されているターボ符号器である。 このように二つのチャネルコーディング部112,113を有するのは、使用者のサービス及び要求されるサービスの品質準に応じてチャネルコーディング方式を選択するためである。 従って、チャネルコーディング部112及び113は使用者のサービス及び要求されるサービスの品質に応じて選択的に用いられる。 例えば、音声サービスの場合には重畳符号器(convolutional coder)だけで構成されるチャネルコーディング部112を用いるが、データサービスのように高品質を要求する場合にはRS(Read−Solomon)符号器と重畳符号器が鎖状に連結された方式のチャネルコーディング部113を用いるのが一般的である。
    【0005】
    多重化器(Multiplexer)114は制御部(図示せず)の制御信号によりチャネルコーディング部112又はチャネルコーディング部113の出力を選別的に選択して出力する。 デジタル変調部115は前記多重化器114の出力をデジタル無線通信システムの特性に応じてデジタル変調して出力する。 例えば、DS−CDMAの場合、前記デジタル変調器115は帯域拡散(Spectrum Spreading)とデータ変調(QPSK,BPSK等)を行う。
    【0006】
    前記デジタル変調器115では使用者のサービス種類に応じて多重帯域幅のうち特定の帯域幅で拡散が行われ、前記帯域拡散された情報は、周波数帯域幅の効率性を向上させて隣接シンボル干渉(Inter Symbol Interference)を減らすために、スイッチング部(図示せず)により各低帯域フィルター116,117,118を通過する。 即ち、多重帯域幅システムでは、相異なる帯域拡散された信号を低帯域濾波(lowpass filter)するためには、参照符号116,117,118で示すような相異なる周波数帯域幅と動作速度を有する多数の低帯域濾波器を用いる。 このような低帯域通過フィルターは、周波数帯域幅効率性だけを最大化したデジタル有限インパルス応答(FIR:Finite Impulse Response)フィルター、或いは、周波数帯域幅効率性は最大化したが隣接シンボル干渉(ISI)は減少させたパルス成形(pulse shaping)デジタル有限インパルス応答(FIR)フィルターから構成される。 前記パルス成形デジタルFIRフィルターとしては Root Raised Cosine形態を用いるのが一般的である。
    【0007】
    デジタル/アナログ変換器119は前記低帯域通過フィルター116,117,118から低帯域濾波された各デジタル信号をアナログ信号に変換して出力する。 この際、前記デジタル/アナログ変換器119のサンプリング速度は、システムの多重帯域幅のうち最大帯域幅で拡散された信号をアナログ信号に変換できる速度まで支援する。 送信器120は前記デジタル/アナログ変換器119の出力を中間周波数(IF:Intermediate Frequency)帯域と無線周波数(RF:Radio Frequency)帯域の間でフィルタリングし、信号増幅してアンテナを通して無線送信する。
    【0008】
    【発明が解決しようとする課題】
    前記のような構成を有するシステムでの問題点を述べれば、次の通りである。
    第一に、多重周波数帯域幅支援のための複数のデジタル低帯域濾波器(又は、パルス成形濾波器)の使用により、システム(移動局又は基地局)の電力消耗が発生すると共に、ダウンサイジング(down sizing)が難しくなる、という逆効果を発生させる。
    第二に、最大帯域幅でない他の帯域幅で拡散された信号のサンプリング時に不用な高速サンプリングによる電力消耗を発生させる。
    第三に、複数のデジタル/アナログ変換器によりシステムのダウンサイジングが難しくなるという逆効果が発生する。
    【0009】
    従って、本発明の目的は、多重周波数帯域幅を支援する無線通信システムにおいて電力消耗の減少とダウンサイジング効果を提供できる送信装置を提供するにある。
    本発明の他の目的は、多重周波数帯域幅を支援する無線通信システムにおいて一つの低帯域濾波器を用いて多重周波数帯域幅システムの帯域拡散された信号を濾波し、前記低帯域濾波されたデジタル信号をアナログ信号に変換する際のサンプリング速度を拡散帯域幅に応じて可変制御できる送信装置を提供するにある。
    【0010】
    【課題を解決するための手段】
    前記の目的を達成するために、本発明による複数の周波数帯域幅を支援する多重周波数帯域幅無線通信システムの送信装置は、所定の帯域幅選択制御信号を入力されて前記所定の帯域幅に比例する速度のクロックを発生するクロック発生部と、前記所定の帯域幅選択制御信号に応じて選択された帯域幅で拡散変調された信号に'0'を挿入してオーバサンプリングされた信号を発生する多重化部と、前記クロックを入力されて前記多重化部の出力信号を低帯域濾波する低帯域濾波器と、前記クロックを入力されて前記クロック速度で前記低帯域濾波器の出力信号をアナログ信号に変換出力するデジタル/アナログ変換器と、前記帯域幅選択制御信号を入力されて前記デジタル/アナログ変換器の出力を前記選択された帯域幅に当たる複数の中間周波数回路部のうちの一つにスイッチングするスイッチとからなることを特徴とする。
    【0011】
    【発明の実施の形態】
    以下、本発明の望ましい実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。 なお、図面中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符号及び番号を共通使用するものとする。 さらに、本発明を説明するに当たり、関連した公知機能又は構成に対する具体的な説明であって本発明の本意を徒に分かり難くするものについては、その詳細な説明を省くことにする。
    【0012】
    図2は本発明の一実施形態による多重周波数帯域幅を支援する無線通信システムの送信器構造を示したものである。
    前記図2を参照すると、ソースコーディング部211は使用者のサービスによる音声、データ又は画像情報を圧縮して出力する。 チャネルコーディング部212及び213は、前記ソースコーディング部211の出力を、無線上で発生し得るビット伝送エラーを最小化するために適宜に符号化して出力する。 ここで、前記チャネルコーディング部212及び213は相異なるチャネルコーディング方式を用いる。 即ち、前記チャネルコーディング部212は重畳符号器であり、チャネルコーディング部213はRS(Read−Solomon)符号器と重畳符号器が鎖状に連結されているターボ符号器である。 このように二つのチャネルコーディング部212,213を有するのは、使用者のサービス及び要求されるサービスの品質水準に応じてチャネルコーディング方式を選択するためである。 従って、チャネルコーディング部212及び213は使用者のサービス及び要求されるサービスの品質に応じて選択的に用いられる。 例えば、音声サービスの場合には重畳符号器(convolutional coder)だけで構成されるチャネルコーディング部212を用いるが、データサービスのように高品質を要求する場合にはRS(Read−Solomon)符号器と重畳符号器が鎖状に連結された方式のチャネルコーディング部213を用いるのが一般的である。
    【0013】
    多重化器(Multiplexer)214は制御部(図示せず)の制御信号によりチャネルコーディング部212又はチャネルコーディング部213の出力を選別的に選択して出力する。 デジタル変調部215は前記多重化器214の出力をデジタル無線通信システムの特性に応じてデジタル変調して出力する。 例えば、DS−CDMAの場合、前記デジタル変調部215は帯域拡散(spectrum spreading)とデータ変調(QPSK,BPSK等)を行う。
    【0014】
    帯域幅選択制御信号217は、複数の周波数帯域幅を支援するシステムの制御器(図示せず)で使用者情報が乗せられる特定周波数帯域幅を選択する制御信号である。 '0'挿入器216は、所定のクロックを入力されて選択された周波数帯域幅で低帯域濾波器のオーバサンプリング動作のための'0(zero)'を発生する。
    【0015】
    第2多重化器218は、前記デジタル変調部215の出力と前記'0'挿入器216の出力を入力されると共に、前記'0'挿入器216に入力されるクロックと同一なクロックを入力されて、前記デジタル変調部215の出力に前記'0'を挿入して出力する。 低帯域濾波器219は、前記'0'挿入器216と第2多重化器218に入力されるクロックと同一なクロックを入力されて前記第2多重化器218の出力を低帯域濾波して出力する。
    【0016】
    デジタル/アナログ変換器220は前記クロックを入力されて前記低帯域濾波されたデジタル信号をアナログ信号に変換して出力する。 この際、前記デジタル/アナログ変換器220のサンプリング速度は、選択された周波数帯域幅に拡散された信号をアナログ信号に変換できる速度で支援される。 スイッチ222は、前記デジタル/アナログ変換器220の出力を前記帯域幅選択制御信号217に応じて該当中間周波数低帯域フィルター225,226,227に伝える。 前記中間周波数低帯域フィルター225,226,227は、前記入力信号を該当中間周波数の低帯域幅で濾波して出力する。
    【0017】
    線形電力増幅器228は前記中間周波数低帯域フィルターの出力を線形増幅して出力する。 無線回路部229は、前記線形電力増幅器228の出力を無線局部発振周波数と混合してラジオ周波数を生成し、前記ラジオ周波数をフィルタリングしてアンテナ230を通して送信する。 クロック発生器223は、システムで支援する複数の帯域幅のうち、一番広い帯域拡散率の速度でクロックを発生する。 クロック分配器224は、前記クロック発生器223の出力信号を入力されて整数倍関係にある別の帯域幅を支援するためのクロックを発生する。
    【0018】
    第3多重化器221は、前記帯域幅選択制御信号217に応じて前記クロック発生器223と前記クロック分配器224の出力クロックのうち何れか一つのクロック信号を選択して、前記'0'挿入器216、第2多重化器218、前記低帯域濾波器219、前記デジタル/アナログ変換器220に提供する。
    【0019】
    前記構成に基づき本発明による送信器の動作を説明する。 本発明による送信器の動作を説明するに際し、ソースコーディング部211、チャネルコーディング部212,213、多重化器214、デジタル変調部215、無線回路部229、アンテナ230は既に従来の技術で説明してあるので、本説明では省略することにする。 なお、以下の説明では一つのシステムでN個の周波数帯域幅(B1,B2,…,BN)を支援する多重帯域幅DS−CDMAシステムと仮定して説明する。
    【0020】
    デジタル無線通信システムで、B1,B2,…,BN帯域幅は一番狭い帯域幅B1の整数倍に割り当てられる。 例えば、B1が5Mであれば、B2は10Mに当たる。 前記帯域幅B1,B2,…,BNと対応して、帯域拡散率はそれぞれR S1 ,R S2 ,…,R SN になる。 これらの帯域拡散率も同じく一番低い拡散率R S1の整数倍に決定される。 例えば、R S2は2R S1に当たる。 多重帯域幅DS−CDMAシステムの場合、デジタル変調部215はデータ変調(QPSK,BPSK等)と帯域拡散変調(spreading modulation)を行う。 前記拡散変調は、使用者サービス又は情報率に応じて複数の拡散帯域幅のうちの特定帯域幅に拡散される。 第2多重化器218と'0'挿入器216はデジタル低帯域濾波器又はパルス成形濾波器219に入力する信号をオーバサンプリングして出力する。 低帯域濾波器219に入力する信号をオーバサンプリングするのは、デジタル/アナログ変換器220により変換されるアナログ信号の正確度を高めるためである。
    【0021】
    前記デジタル低帯域濾波器(或いはパルス成形低帯域濾波器)219は、システムで要求される濾波器の仕様(通過帯域周波数、基底帯域周波数、通過及び基底帯域の電力減衰)に応じて濾波器の時間領域でインパルス応答を決定するタップ係数(tap coefficient)及びタップ次数(tap order)を設計してデジタルFIR濾波器を具現する。 一つのシステムで複数の周波数帯域幅B1,B2,…,BNを支援するシステムの場合、前述した複数の帯域幅それぞれに対する低帯域濾波器219の仕様は同一である。 従って、複数の周波数帯域幅に関係なく濾波器の仕様と複雑さを考慮して濾波器219のタップ係数及びタップ次数を同一に設計する。 低帯域濾波器219のタップ次数及びタップ係数は帯域幅に関係なく固定されるが、濾波器の動作速度は帯域幅に応じて異なる速度でなければならない。 何故ならば低帯域濾波器219の動作速度に応じて帯域幅が決定されるからである。 即ち、低帯域濾波器219に提供されるクロックの速度に応じて帯域幅が決定される。
    【0022】
    以下、複数の帯域幅B1,B2,…,BNと帯域拡散率R S1 ,R S2 ,…,R SN間の整数倍関係を用いて設計された低帯域濾波器219のタップ係数及びタップ次数が固定された状態で、複数の帯域拡散率に対応した濾波器219の動作を説明する。
    【0023】
    '0'挿入器216は、低帯域濾波器219に入力される入力信号のオーバサンプリング動作のために、オーバサンプル率に応じて'0'挿入個数を決定し、前記決定された分だけ'0'を発生させる。 第2多重化器218は、クロックと共に帯域幅選択制御信号を入力され、前記'0'挿入器216から出力された'0'をデジタル変調部215の出力信号に挿入して出力する。 一般に、オーバサンプル率は帯域拡散率(R S1 ,R S2 ,…,R SN )の4倍を用いる。 例えば、4倍にオーバサンプリングする場合、'0'挿入器216は、第2多重化器218を通してデジタル変調部215の出力ビットの間に連続して三つの'0'(0 0 0)を挿入し、4倍にオーバサンプリングされた出力が低帯域濾波器219に出力されるようにする。 '0'挿入の個数、即ちオーバサンプル率はシステム制御器(図示せず)から提供される帯域幅選択制御信号を用いて制御し、この帯域幅選択制御信号はクロック分配器224、スイッチ222の制御信号としても用いる。
    【0024】
    クロック発生器223は、多重帯域幅DS−CDMAシステムで支援する複数の帯域幅のうち、一番広い帯域拡散率(R S1 ,R S2 ,…,R SN )のオーバサンプリング速度でクロックを発生する。 クロック分配器224は、前記クロック発生器223の出力信号を入力されて整数倍関係にあるさらに他の帯域幅を支援するためのクロック信号を発生する。 前記クロック分配器224の分配クロック速度と分配器の所要個数は、多重帯域幅DS−CDMAシステムで支援する多重帯域幅の個数に対応する。 例えば、三つの周波数帯域幅(B1,B2,B3,最大帯域幅はB3である場合)を支援するDS−CDMAシステムの場合、クロック分配器224の所要個数は二つであり、これらの出力クロック速度は、最大帯域幅B3に用いられるクロック発生器223の出力クロックを、帯域幅B1,B2,B3間の整数倍関係(例えば、B3はB1の8倍、B2はB1の4倍である場合の関係)を用いて、帯域幅B1の場合には1/8に、帯域幅B2の場合には1/4に分配する。 第3多重化器221は、帯域幅選択制御信号217を入力されて、前記帯域幅選択制御信号に応じてクロック発生器223とクロック分配器224の出力クロックのうちの何れか一つのクロック信号を選択して第2多重化器218、低帯域濾波器219、デジタル/アナログ変換器220及び'0'挿入器216に出力する。
    【0025】
    多重帯域幅のうち前記帯域幅選択制御信号により選択された帯域幅で使用者の情報はオーバサンプリングされて低帯域濾波器219を通してデジタル/アナログ変換器220に入力される。 デジタル/アナログ変換器220は、帯域幅が最大である場合にクロック発生器223から提供されるクロックを入力されて動作し、最大の帯域幅でない場合にはクロック分配器224から提供されるクロックを入力されて動作する。 これは、デジタル/アナログ変換器220の動作速度が最大クロック速度に固定されず、選択された帯域幅に対応するクロック速度で提供されることを意味する。 即ち、選択された帯域幅に対するクロック速度が遅くなると、デジタル/アナログ変換器220に提供されるクロック速度も遅くなるようになる。 従って、前記デジタル/アナログ変換器220が帯域幅を問わず最大の帯域幅に当たるクロック速度でデジタル/アナログ変換をする場合に比べて、デジタル/アナログ変換器の消耗電力を減らせる。 デジタル/アナログ変換器220の出力信号は、選択された帯域幅によって中間周波数及びラジオ周波数帯域のフィルター及び回路が異なるように構成されるために、選択された帯域幅に対応する中間周波数及びラジオ周波数回路にスイッチングするためのスイッチ222に入力する。 前記スイッチ222は、帯域幅選択制御信号を入力されて帯域幅中間周波数回路部225,226,227のうちの該当帯域幅中間周波数回路部に前記デジタル/アナログ変換器220の出力をスイッチングする。 そして、前記中間周波数フィルターを通してフィルタリングされた信号は線形電力増幅器228を通して増幅され、ラジオ周波数回路部229を通してラジオ周波数帯域でフィルタリングされた後、アンテナ230を通して無線伝送される。
    【0026】
    前述の如き、本発明は多重周波数帯域幅を支援するデジタル無線通信システムで基底帯域低帯域濾波器とデジタル/アナログ変換器で発生する電力消耗を減らすことができる。 かつ、一つの低帯域濾波器及びデジタル/アナログ変換器を構成して多重帯域幅を支援することができる上に、システムのダウンサイジング(小型軽量化)を可能にする効果を奏することができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】 従来の技術による多重周波数帯域幅無線通信システムの送信器構造を示す図。
    【図2】 本発明による多重周波数帯域幅無線通信システムの送信器構造を示す図。
    【符号の説明】
    216 '0'挿入器217 帯域幅選択制御信号218 第2多重化器219 低帯域濾波器220 デジタル/アナログ変換器221 第3多重化器222 スイッチ223 クロック発生器224 クロック分配器

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