首页 / 国际专利分类库 / 电学 / 电通信技术 / 传输 / 不包含在H04B3/00至H04B13/00单个组中的传输系统的部件;不以所使用的传输媒介为特征区分的传输系统的部件(调谐谐振电路入H03J) / Receiving apparatus, signal demodulation method, the antenna device, the receiving system, and the antenna direction adjustment method

Receiving apparatus, signal demodulation method, the antenna device, the receiving system, and the antenna direction adjustment method

申请号 JP9925395 申请日 1995-04-25 公开(公告)号 JP3666513B2 公开(公告)日 2005-06-29
申请人 ソニー株式会社; 发明人 宏幸 三田; 敏一 井戸; 正 梶原;
摘要
权利要求
  • アンテナにより受信され、ケーブルを介して入力される 衛星からの信号である第1の信号を復調する受信装置において、
    前記ケーブルを介して 入力される前記第1の信号のレベルを検出すると共に、前記第1の信号を復調する復調手段と、
    前記復調手段により復調された前記第1の信号のエラーレートを検出し、前記第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、前記第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段により、復調された前記第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された前記第1の信号のエラーレートに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、前記検出手段により、前記アンロック信号が検出された場合、検出された前記第1の信号のレベルに基づいて、前記アンテナの方向に対応 する所定の告知を行うための信号 である第2の信号を生成する生成手段と、
    前記第2の信号を、前記ケーブルを介して出力する出力手段と を備えることを特徴とする受信装置。
  • 前記アンテナは、受信した 前記第1の信号を所定の周波数の中間周波信号に変換して出力するコンバータを備える ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  • 前記出力手段は、前記第1の信号のエラーレートに基づいて、前記第2の信号が生成された場合、前記第2の信号で、前記復調手段により復調された前記第1の信号に含まれるデジタルオーディオデータを D/A 変換するときに用いるクロック信号を変調して、前記ケーブルに出力する
    ことを特徴とする請求項 に記載の受信装置。
  • 前記 生成手段は、 前記第2の信号である、前記アンテナの方向に対応して周期を変化させる信号を 生成する ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  • アンテナにより受信され、ケーブルを介して受信装置に入力される 衛星からの信号である第1の信号を復調する信号復調方法において、
    前記ケーブルを介して 入力される前記第1の信号のレベルを検出し、
    前記第1の信号を復調し、
    復調した前記第1の信号のエラーレートを検出し、
    前記第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、前記第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、
    復調した前記第1の信号のエラーレートを検出した場合、検出した前記第1の信号のエラーレートに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、
    前記アンロック信号を検出した場合、検出した前記第1の信号のレベルに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、
    前記第2の信号を、前記ケーブルを介して出力する ことを特徴とする信号復調方法。
  • 所定の方向より伝送される 信号である第1の信号を受信し、受信した 前記第1の信号をケーブルを介して受信装置に出力する アンテナ装置であって、
    前記ケーブルを介して入力される前記第1の信号のレベルを検出すると共に、前記第1の信号を復調する復調手段と、
    前記復調手段により復調された前記第1の信号のエラーレートを検出し、前記第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、前記第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段により、復調された前記第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された前記第1の信号のエラーレートに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、前記検出手段により、前記アンロッ ク信号が検出された場合、検出された前記第1の信号のレベルに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成する生成手段と、
    前記第2の信号を、前記ケーブルを介して出力する出力手段と
    を備える前記受信装置から前記第2の信号が供給されるアンテナ装置において、
    前記ケーブルを介して前記受信装置より供給される、 前記第2の信号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された 前記第2の信号に対応して所定の告知を行う告知手段と を備えることを特徴としたアンテナ装置。
  • 受信した前記第1の信号を所定の周波数の中間周波信号に変換して出力するコンバータを備える ことを特徴とする請求項 に記載のアンテナ装置。
  • 前記抽出手段と前記告知手段は、前記コンバータの近傍に配置されている ことを特徴とする請求項 に記載のアンテナ装置。
  • 前記抽出手段と前記告知手段は、前記受信装置と前記コンバータの間の前記ケーブルの途中に配置されている ことを特徴とする請求項 に記載のアンテナ装置。
  • 所定の方向より伝送される 信号である第1の信号を受信し、受信した 前記第1の信号をケーブルを介して受信装置に出力する アンテナ装置であって、
    前記ケーブルを介して入力される前記第1の信号のレベルを検出すると共に、前記第1の信号を復調する復調手段と、
    前記復調手段により復調された前記第1の信号のエラーレートを検出し、前記第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、前記第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段により、復調された前記第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された前記第1の信号のエラーレートに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、前記検出手段により、前記アンロック信号が検出された場合、検出された前記第1の信号のレベルに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成する生成手段と、
    前記第2の信号を、前記ケーブルを介して出力する出力手段と
    を備える前記受信装置から前記第2の信号が供給されるアンテナ装置の方向を調整するアンテナ方向調整方法において、
    前記ケーブルを介して前記受信装置より供給される、 前記第2の信号を抽出し、
    抽出した 前記第2の信号に対応して所定の告知を行う ことを特徴とするアンテナ方向調整方法。
  • 所定の方向より伝送される 第1の信号を受信し、受信した 前記第1の信号をケーブルを介して出力するアンテナと、
    前記ケーブルを介して 入力される前記アンテナからの 前記第1の信号を復調する受信装置と を備える受信システムにおいて、
    前記ケーブルを介して 入力される前記第1の信号のレベルを検出すると共に、前記第1の信号を復調する復調手段と、
    前記復調手段により復調された前記第1の信号のエラーレートを検出し、前記第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、前記第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段により、復調された前記第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された前記第1の信号のエラーレートに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、前記検出手段により、前記アンロック信号が検出された場合、検出された前記第1の信号のレベルに基づいて、前記アンテナの方向に対応 する所定の告知を行うための信号 である第2の信号を生成する生成手段と、
    前記第2の信号を、前記ケーブルを介して出力する出力手段と 前記ケーブルを介して前記出力手段より供給される、前記 第2の信号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された 前記第2の信号に対応して所定の告知を行う告知手段と を備えることを特徴とした受信システム。
  • 所定の方向より伝送される 第1の信号を受信し、受信した 前記第1の信号を、ケーブルを介して出力するアンテナと、
    前記ケーブルを介して 入力される前記アンテナからの 前記第1の信号を復調する受信装置と を備える受信システムにおける前記アンテナの方向を調整するアンテナ方向調整方法において、
    前記ケーブルを介して入力される前記第1の信号のレベルを検出し、
    前記第1の信号を復調し、
    復調した前記第1の信号のエラーレートを検出し、
    前記第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、前記第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、
    復調した前記第1の信号のエラーレートを検出した場合、検出した前記第1の信号のエラーレートに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、
    前記アンロック信号を検出した場合、検出した前記第1の信号のレベルに基づいて、前記アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、
    前記第2の信号を、前記ケーブルを介して出力し、
    前記ケーブルを介して 供給される、前記第2の信号を抽出し、
    抽出した 前記第2の信号に対応して所定の告知を行う ことを特徴とするアンテナ方向調整方法。
  • 说明书全文

    【0001】
    【産業上の利用分野】
    本発明は受信装置、信号復調方法、アンテナ装置、受信システム、およびアンテナ方向調整方法に関し、特に衛星を介して行われる放送の電波を受信するアンテナの方向を調整する場合に用いて好適な、受信装置、信号復調方法、アンテナ装置、受信システム、およびアンテナ方向調整方法に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    最近、通信衛星あるいは放送衛星などの衛星を介して行われる放送を受信するシステムが普及しつつある。 このシステムにおいては、各衛星から伝送されてくる電波をアンテナで正しく受信することができるように、アンテナの方向を調整する必要がある。
    【0003】
    特公昭59−47883号公報には、このようなアンテナの方向を調整するための発明が開示されている。
    【0004】
    すなわち、同公報記載の発明においては、図5に示すように、衛星1より伝送されてくる電波を、パラボラアンテナ11で受信するようになされている。 そしてパラボラアンテナ11で受信した結果得られた信号が、屋外用コンバータ部12で所定の中間周波信号に変換され、ケーブル15を介して家屋21内の屋内用コンバータ部31に供給されるようになされている。 屋内用コンバータ部31は、入された中間周波信号を復調し、復調結果をテレビジョン受像機32に出力している。
    【0005】
    またパラボラアンテナ11は、衛星1に対して正しく指向させることができるように、方向調整部13を調整して、パラボラアンテナ11の方向を調整することができるようになされている。 そして、衛星1に対してパラボラアンテナ11が正しく指向されたか否かを、アンテナを方向調整する作業を行っている者が容易に理解できるように、屋外用コンバータ部12には、メータ14が設けられている。
    【0006】
    すなわち、屋外用コンバータ部12においては、図6に示すように、パラボラアンテナ11で受信した信号からバンドパスフィルタ( BPF )41が所定の周波数帯域の信号を抽出するようになされている。 そして、バンドパスフィルタ41より出力された信号は、増幅器42で増幅された後、周波数変換器43に入力され、所定の中間周波信号(IF信号)に変換される。 周波数変換器43が出力したIF信号は、中間周波増幅器44により増幅された後、信号分岐回路45からケーブル15を介して屋内用コンバータ部31に供給される。
    【0007】
    信号分岐回路45は、中間周波増幅器44が出力したIF信号の一部を、検波回路46に出力する。 検波回路46は、このIF信号を検波し、IF信号のレベルに対応する直流信号を出力する。 検波回路46の出力は、直流増幅器47により増幅された後、メータ14に供給される。
    【0008】
    その結果、メータ14には、IF信号のレベルが表示されることになり、パラボラアンテナ11の方向を調整している者は、メータ14の表示を見て、IF信号のレベルが最大値を示す方向にパラボラアンテナ11を指向させる。
    【0009】
    このように、メータ14を屋外用コンバータ部12に設けることで、調整者が一人で簡単に、パラボラアンテナ11を衛星1に対して正しい方向に指向させる調整操作を行うことができる。
    【0010】
    【発明が解決しようとする課題】
    しかしながら、このような従来の装置においては、屋外用コンバータ部12において、IF信号のレベルを検出するようにしているので、屋外用コンバータ部12の構成が複雑となり、高価となる課題があった。
    【0011】
    また、IF信号のレベルを検出するようにしているので、衛星1が複数個存在する場合、どの衛星からの電波を受信しているのかが分からず、誤って、異なる放送システムの衛星に対してパラボラアンテナ11を指向させてしまう恐れがあった。
    【0012】
    本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、安価な装置を実現することができるようにするものである。 また、複数の衛星が存在する場合であっても、その中の所定の衛星に対して指向させることができるようにするものである。
    【0013】
    【課題を解決するための手段】
    請求項1に記載の受信装置は、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調する復調手段と、 復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成する生成手段と、第2の信号を、ケーブルを介して出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
    【0014】
    請求項に記載の信号復調方法は、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出し、第1の信号を復調し、 復調した第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、復調した第1の信号のエラーレートを検出した場合、検出した第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、アンロック信号を検出した場合、検出した第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、第2の信号を、ケーブルを介して出力することを特徴とする。
    【0015】
    請求項に記載のアンテナ装置は、 所定の方向より伝送される信号である第1の信号を受信し、受信した第1の信号をケーブルを介して受信装置に出力するアンテナ装置であって、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調する復調手段と、復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成する生成手段と、第2の信号を、ケーブルを介して出力する出力手段とを備える受信装置から第2の信号が供給されるアンテナ装置において、ケーブルを介して受信装置より供給される、 第2の信号を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された第2の信号に対応して所定の告知を行う告知手段とを備えることを特徴とする。
    【0016】
    請求項10に記載のアンテナ方向調整方法は、 所定の方向より伝送される信号である第1の信号を受信し、受信した第1の信号をケーブルを介して受信装置に出力するアンテナ装置であって、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調する復調手段と、復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成する生成手段と、第2の信号を、ケーブルを介して出力する出力手段とを備える受信装置から第2の信号が供給されるアンテナ装置の方向を調整するアンテナ方向調整方法において、ケーブルを介して受信装置より供給される、 第2の信号を抽出し、抽出した第2の信号に対応して所定の告知を行うことを特徴とする。
    【0017】
    請求項11に記載の受信システムは、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調する復調手段と、 復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成する生成手段と、第2の信号を、ケーブルを介して出力する出力手段とケーブルを介して出力手段より供給される、 第2の信号を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された第2の信号に対応して所定の告知を行う告知手段とを備えることを特徴とする。
    【0018】
    請求項12に記載のアンテナ方向調整方法は、 ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出し、第1の信号を復調し、復調した第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、復調した第1の信号のエラーレートを検出した場合、検出した第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、アンロック信号を検出した場合、検出した第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、第2の信号を、ケーブルを介して出力し、ケーブルを介して供給される、第2の信号を抽出し、抽出した第2の信号に対応して所定の告知を行うことを特徴とする。
    【0019】
    【作用】
    請求項1に記載の受信装置においては、 復調手段が、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調し、 検出手段が、 復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、生成手段が、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、出力手段が、第2の信号を、ケーブルを介して出力する。
    【0020】
    請求項に記載の信号復調方法においては、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルが検出され、第1の信号が復調され、復調された第1の信号のエラーレートが検出され、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号が検出され、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号が生成され、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号が生成され、第2の信号が、ケーブルを介して出力される。
    【0021】
    請求項に記載のアンテナ装置おいては、 所定の方向より伝送される信号である第1の信号を受信し、受信した第1の信号をケーブルを介して受信装置に出力するアンテナ装置であって、復調手段が、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調し、検出手段が、復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、生成手段が、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、出力手段が、第2の信号を、ケーブルを介して出力する受信装置から第2の信号が供給されるアンテナ装置において、抽出手段がケーブルを介して受信装置より供給される、 第2の信号を抽出し、告知手段が、抽出手段により抽出された第2の信号に対応して所定の告知を行う。
    【0022】
    請求項10に記載のアンテナ方向調整方法においては、 所定の方向より伝送される信号である第1の信号を受信し、受信された第1の信号をケーブルを介して受信装置に出力するアンテナ装置であって、復調手段が、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調し、検出手段が、復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、生成手段が、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、出力手段が、第2の信号を、ケーブルを介して出力する受信装置から第2の信号が供給されるアンテナ装置の方向を調整するアンテナ方向調整方法において、ケーブルを介して受信装置より供給される、 第2の信号が抽出され、抽出された第2の信号に対応して所定の告知が行われる。
    【0023】
    請求項11に記載の受信システムにおいては、 復調手段が、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調し、検出手段が、復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、生成手段が、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、出力手段が、第2の信号を、ケーブルを介して出力する。 また、抽出手段は、ケーブルを介して出力手段より供給される、 第2の信号を抽出し、告知手段は、抽出手段により抽出された第2の信号に対応して所定の告知を行う。
    【0024】
    請求項12に記載のアンテナ方向調整方法おいては、 ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルが検出され、第1の信号が復調され、復調された第1の信号のエラーレートが検出され、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号が検出され、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号が生成され、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号が生成され、第2の信号が、ケーブルを介して出力され、ケーブルを介して供給される、第2の信号が抽出され、抽出された第2の信号に対応して所定の告知が行われる。
    【0025】
    【実施例】
    図1は本発明の受信装置の構成例を表している。 この実施例においては、衛星50を介して伝送される電波が、パラボラアンテナ51で受信されるようになされている。 このパラボラアンテナ51は、架台53に支持され、任意の方向にパラボラアンテナ51を指向させ、その位置で固定することができるようになされている。 パラボラアンテナ51は、コンバータ52を有し、受信した信号を所定の中間周波信号(IF信号)に変換し、IFケーブル55を介して出力するようになされている。 また、このコンバータ52には、LED54が取り付けられている。
    【0026】
    家屋61の屋外に配置されたパラボラアンテナ51の出力は、IFケーブル55を介して、家屋61の内部に配置されたレシーバ71に供給されるようになされている。 そして、レシーバ71の出力が、テレビジョン受像機72に供給されている。
    【0027】
    図2は、コンバータ52と、レシーバ71のより詳細な構成例を表している。 コンバータ52においては、パラボラアンテナ51の1次ホーン51aより取り込まれた信号が、RF回路81に供給されるようになされている。 このRF回路81は、図6におけるバンドパスフィルタ41、増幅器42、周波数変換器43、および中間周波増幅器44に対応する回路を内蔵しており、衛星50より受信した信号の周波数を、IF信号に変換して、IFケーブル55を介してレシーバ71に出力するようになされている。
    【0028】
    また、このコンバータ52には、バンドパスフィルタ(BPF)82( 抽出手段)が設けられている。 このバンドパスフィルタ82は、RF回路81が出力するIF信号を抽出せず、後述するレシーバ71のパルス変調部95が出力する48kHzの周波数の成分を抽出する。 IF信号の周波数は、950MHz乃至1770MHzといった、ほぼ1GHz帯域の信号であるから、バンドパスフィルタ82は、RF回路81からIFケーブル55に伝送される信号と、IFケーブル55から伝送されてくる信号とを容易に分離することができる。
    【0029】
    バンドパスフィルタ82の出力は、AGC検波回路83に入力され、検波されるようになされている。 そして、その検波出力が、LED駆動回路84に供給され、LED54(告知手段)を駆動するようになされている。
    【0030】
    一方、レシーバ71においては、チューナ部91(復調手段)がIFケーブル55より供給されるIF信号を復調し、復調した結果得られるデータをデジタル信号処理部92( 検出手段)に出力するようになされている。 デジタル信号処理部92は、入力されたデジタルビデオデータとオーディオデータを処理し、所定の周波数のクロックでD/A変換した後、処理した信号をテレビジョン受像機72に出力するようになされている。
    【0031】
    チューナ部91はまた、IF信号を復調して得られるAGC信号を、コントロール部93に出力するようになされている。 デジタル信号処理部92は、入力されたデジタルデータの誤りを訂正し、必要に応じて補正して出力するが、そのとき得られるビットエラーレート情報をコントロール部93に出力している。 コントロール部93は、チューナ部91より入力されるAGC信号と、デジタル信号処理部92より入力されるビットエラーレート信号の少なくともいずれか一方を利用して、パラボラアンテナ51の方向を検出する。
    【0032】
    すなわち、パラボラアンテナ51が衛星50に対して正しく指向しているときと、正しく指向していないときとでは、AGC信号のレベルが変化する。 また、同様にビットエラーレートも、パラボラアンテナ51が衛星50に対して、正しく指向しているとき最も小さな値となり、正しく指向していないときその値は大きくなる。 従って、コントロール部93は、これらの信号からパラボラアンテナ51の指向する方向を検出することができる。
    【0033】
    このコントロール部93にはまた、入力部94のキーあるいはボタンなどを操作するか、あるいはリモートコマンダ(図示せず)を操作することで、所定の指令を入力することができるようになされている。
    【0034】
    パルス変調部95には、デジタル信号処理部92からデジタルオーディオデータのD/A変換に用いられる48kHzの周波数のクロックが供給されている。 また、コントロール部93より、パルス変調部95に、パラボラアンテナ51の指向する方向に対応するパルス信号が供給されている。 パルス変調部95(出力手段)は、コントロール部93より入力されるパルス信号で、デジタル信号処理部92より供給される48kHzのキャリア(クロック)をパルス変調し、出力するようになされている。
    【0035】
    電源部98は、コイル99、IFケーブル55を介して、コンバータ52の各回路において必要な直流電圧を供給している。 コイル99は、電源部98からの直流電圧をIFケーブル55を介してコンバータ52に供給すると共に、IFケーブル55を介してコンバータ52よりチューナ91に供給されるIF信号が、電源部98に供給されるのを阻止するために挿入されている。
    【0036】
    パルス変調部95より出力した変調信号は、コンデンサ96、コイル97を介して、電源部98の直流電圧をコンバータ52に供給する経路を利用して、すなわち、コイル99とIFケーブル55を介してコンバータ52に供給されるようになされている。 コンデンサ96は、電源部98の出力する直流電圧が、パルス変調部95に供給されるのを阻止するためのものであり、コイル97は、ノイズを除去するためのものである。
    【0037】
    次に、その動作について説明する。 パラボラアンテナ51の方向を調整する者は、最初に入力部94を操作して、コントロール部93に所定のチャンネルの信号の受信を指令する。 コントロール部93は、この指令に対応して、チューナ部91を制御し、指令に対応するチャンネルの受信動作を実行させる。
    【0038】
    パラボラアンテナ51は、衛星50より伝送されてくる電波を受信し、RF回路81は、その受信した信号を所定の周波数のIF信号に変換して出力する。 このIF信号は、IFケーブル55を介してレシーバ71のチューナ部91に入力される。 チューナ部91は、入力されたIF信号を復調し、復調した結果得られたデジタルデータ(ビデオデータ、オーディオデータなどのデータ)をデジタル信号処理部92に出力する。
    【0039】
    デジタル信号処理部92は、入力されたデジタルデータのビットエラーレートを検出し、そのビットエラーレートをコントロール部93に出力する。 コントロール部93には、また、入力部94を操作することで、受信場所(レシーバ71の設置場所)、衛星の電波の強さ( 等価等方放射電力 EIRP:Equivalent Isotropically Radiated Power)、アンテナの口径(性能指数(GT比))が予め入力されている。 コントロール部93は、この予め入力されているデータから、予想される最大受信CN比を演算する。 そして、予想される最大CN比が予め設定されている第1の基準値より大きいとき、高CN比モードを設定し、第2の基準値(第1の基準値より小さい基準値)より小さいとき低CN比モードを設定し、第1の基準値と第2の基準値の間であるとき標準CN比モードを設定する。
    【0040】
    あるいはまた、入力部94から所定のモードを手動入力させるようにしてもよい。
    【0041】
    コントロール部93は、設定されたモードに基づいて、ビットエラーレートに対応するCN比を求め、そのCN比に対応するLEDの点滅周期を決定する。 すなわち、図3に示すように、高CN比モード、低CN比モード、または標準CN比モードのいずれのモードが設定されているかによって、受信CN比とLEDの点滅周期との対応関係を変化させる。 同一の受信CN比(ビットエラーレート)が得られる場合、高CN比モードにおける場合の方が、低CN比モードにおける場合より、LED54の点滅周期が長い時間に設定される。 標準CN比モードにおける点滅周期は、高CN比モードと低CN比モードの中間の点滅周期に設定される。
    【0042】
    そして、この点滅周期は、人間(パラボラアンテナ51の調整者)の視覚特性から、信号レベルの最大点を見つけ易いように、対数的に変化されるようになされている。
    【0043】
    なお、図3の横軸には、受信CN比(dB)が表されているが、ビットエラーレートで直接表すことも可能である。
    【0044】
    コントロール部93は、このように、所定のビットエラーレートが得られたとき、それに対応する受信CN比を演算し、さらにそれに対応する点滅周期を決定する。 そして、その点滅周期に対応するパルス信号をパルス変調部95に出力する。
    【0045】
    パルス変調部95は、コントロール部93より入力されるパルス信号で、デジタル信号処理部92より供給される48kHzのキャリアをパルス変調する。 すなわち、パルス変調部95の出力する変調信号は、LEDを点灯する区間、48kHzの周波数のキャリアが存在し、LED54を消灯する区間、そのキャリアが存在しない信号となる。 この変調信号は、コンデンサ96、コイル97,99、IFケーブル55を介して、コンバータ52に供給される。
    【0046】
    コンバータ52においては、バンドパスフィルタ82により、この変調信号成分が抽出され、検波回路83に入力される。 検波回路83は、バンドパスフィルタ82より入力された変調信号を検波し、元のパルス信号を生成する。 そして、パルス信号をLED駆動回路84に出力する。 LED駆動回路84は、検波回路83より入力されたパルス信号に対応して、LED54を駆動する。 すなわち、48kHzのキャリアが存在する期間、LED54は点灯され、キャリアが存在しない期間、LED54は消灯される。
    【0047】
    受信CN比は、パラボラアンテナ51が正しく衛星50に指向された状態になるほど大きな値となる(ビットエラーレートは小さくなる)ので、LED54の点滅周期は、図3に示すように短くなる。 従って、調整者は、LED54の点滅周期が最も短くなるように(図3の実施例においては、0.2秒となるように)、パラボラアンテナ51の方向を調整する。
    【0048】
    LED54は、コンバータ52に取り付けられているため、調整者はテレビジョン受像機72の表示状態をモニタすることなく、パラボラアンテナ51の方向を正しい方向に一人で調整することができる。
    【0049】
    なお、ビットエラーレートを得るには、デジタル信号処理部92において、デジタルデータがクロックと同期している状態(ロック状態)である必要がある。 図3に示す実施例においては、受信CN比が4dBより小さいときアンロック状態となるため、正しいビットエラーレートを得ることができない。 従って、パラボラアンテナ51の方向を調整することができないことになる。 すなわち、パラボラアンテナ51が所定の度以上、衛星50の方向からずれると、いずれの方向に調整していいのかが不明となる。
    【0050】
    そこでこの実施例においては、チューナ部91が、IF信号を復調する際得られるAGC信号が、コントロール部93に供給されている。 コントロール部93は、デジタル信号処理部92によりアンロック信号が供給されているとき、ビットエラーレートに代えて、AGC信号を基準にしてパルス信号を生成する。 AGC信号のレベルも、受信場所、EIRP、GT比などによって変化する。 従って、この場合においても、コントロール部93は、図3に示した場合と同様に、各モードに対応してLEDの点滅周期を設定する。 その結果、調整者は、この場合においても、LED54の点滅周期から、その周期が最も短くなるように、パラボラアンテナ51の方向を調整することができる。
    【0051】
    なお、ビットエラーレート情報を用いずに、AGC信号だけを用いても、パラボラアンテナ51を衛星50に対して、正しく指向させることができるのはもとよりである。
    【0052】
    ビットエラーレートを用いた場合においては、入力部94を操作して指令した所定のチャンネルの受信状態に対応するビットエラーレートが得られるので、複数の衛星が存在する場合であっても、異なるシステムの衛星に対して、パラボラアンテナ51が誤って指向されてしまうようなことが防止される。
    【0053】
    また、レシーバ71側でパラボラアンテナ51の方向を判定するようにすると、レシーバ71側のコントロール部93を用いて、図3に示すようなモード毎の調整を初めとして、より木目の細かい方向調整をすることが可能となる。
    【0054】
    コントロール部93において、どのような判定を行うかは、コントロール部93をCPUなどにより構成する場合においては、そのプログラムに予め記述しておけばよい。
    【0055】
    なお、図3の実施例においては、受信CN比が4dB以下であるとき、LEDの点滅周期を2.0秒で一定とするようにしたので、結局ビットエラーレートを用いて調整を行う場合においては、パラボラアンテナ51が衛星50からの電波を受信していないか、受信していたとしても、そのレベルが極めて小さい場合においては、LED54は2.0秒の周期で点滅する。 そして、衛星50からの電波をある程度以上のレベルでとらえることができるようになったとき、点滅周期が次第に短くなり、所定のレベル以上の電波を受信することができる状態になったとき、点滅周期は0.1秒とされる。
    【0056】
    パラボラアンテナ51の方向調整が完了したとき、入力部94を操作して、調整操作の終了を指令する。 このとき、コントロール部93は、パルス変調部95に対してパルス信号の供給を停止する。 従って、LED54は、消灯したままの状態となる。
    【0057】
    なお、以上の実施例においては、アンテナの指向する方向をLED54の点滅周期で調整者に告知するようにしたが、ブザーなどの音声信号の大きさ、発生周期などにより、パラボラアンテナ51の方向を調整者に告知するようにすることも可能である。
    【0058】
    図4は、他の実施例を表している。 この実施例においては、レシーバ71が、複数のシステムの信号を復調することができるように構成されている。 すなわち、レシーバ71は、衛星50Aを介して放送されてくる信号も復調可能であり、また、衛星50Bを介して放送されてくる信号も復調することができるように構成されている。 この場合、パラボラアンテナ51Aが衛星50Aに指向され、パラボラアンテナ51Bが衛星50Bに指向される。
    【0059】
    そして、パラボラアンテナ51Aのコンバータ52Aの出力が、IFケーブル55Aを介して信号切換器111の一方の入力に供給され、パラボラアンテナ51Bのコンバータ52Bの出力が、IFケーブル55Bを介して信号切換器111の他方の入力に供給される。 信号切換器111は、IFケーブル55A、またはIFケーブル55Bからの信号を選択し、IFケーブル55Cを介してレシーバ71に出力する。 そして、LED54(従って、図2に示すバンドパスフィルタ82、検波回路83および駆動回路84)は、信号切換器111に配置されている。 この信号切換器111は、屋外であって、パラボラアンテナ51A,51Bの近傍(調整者から見える位置)に配置される。
    【0060】
    この実施例の場合においては、例えば入力部94を操作して、チューナ部91に衛星50Aを介して放送されるチャンネルの1つの受信を指令する。 そして、上述した場合と同様に、LED54の点滅周期が、最も短くなる方向にパラボラアンテナ51Aを調整する。
    【0061】
    次に、入力部94を操作して、チューナ部91に衛星50Bを介して放送される1つのチャンネルの受信を指令する。 そしてその状態において、LED54の点滅周期が最も短くなるように、パラボラアンテナ51Bの方向を調整する。
    【0062】
    この場合、レシーバ71は、図2に示したチューナ部91とデジタル信号処理部92を、それぞれ2つ有している。 すなわち、衛星50Aからの信号を受信するためのチューナ部91Aと、デジタル信号処理部92A、並びに衛星50Bを介して放送される信号を復調するためのチューナ部91Bとデジタル信号処理部92Bを有している。
    【0063】
    それぞれのチューナ91A,91Bが対応するシステムの衛星50A,50Bからの信号を復調する際に得られるビットエラーレートとAGC信号を用いて、それぞれのパラボラアンテナ51A,51Bの調整を行うので、パラボラアンテナ51Aを他のシステムの衛星50Bに指向させてしまったり、パラボラアンテナ51Bを他のシステムの衛星50Aに指向させてしまうようなことがなくなる。
    【0064】
    なお、以上の実施例においては、パラボラアンテナ51を衛星50に指向させる場合と例として説明したが、地上に配置されている送信側のアンテナに指向させるようにする場合においても、本発明は適用することが可能である。
    【0065】
    【発明の効果】
    以上の如く請求項1に記載の受信装置、および請求項に記載の信号復調方法によれば、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出し、第1の信号を復調し、 復調した第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、復調した第1の信号のエラーレートを検出した場合、検出した第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、アンロック信号を検出した場合、検出した第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、第2の信号を、ケーブルを介して出力するようにしたので、簡単な構成で、安価な装置で、一人でアンテナの方向を調整することが可能となる。 また、アンテナに対して、異なる方向から電波が供給されるような場合であっても、間違った方向にアンテナが指向されてしまうようなことを防止することができる。 また、安価に、より木目の細かい調整が可能となる。
    【0066】
    請求項に記載のアンテナ装置、および請求項10記載のアンテナ方向調整方法によれば、 所定の方向より伝送される信号である第1の信号を受信し、受信した第1の信号をケーブルを介して受信装置に出力するアンテナ装置であって、ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出すると共に、第1の信号を復調する復調手段と、復調手段により復調された第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出する検出手段と、検出手段により、復調された第1の信号のエラーレートが検出された場合、検出された第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、検出手段により、アンロック信号が検出された場合、検出された第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成する生成手段と、第2の信号を、ケーブルを介して出力する出力手段とを備える受信装置から第2の信号が供給されるアンテナ装置において、ケーブルを介して受信装置より供給される、 第2の信号を抽出し、抽出した第2の信号に対応して所定の告知を行うようにしたので、アンテナ装置の構成を簡略化し、安価にして、方向調整が可能となる。
    【0067】
    請求項11に記載の受信システム、および請求項12に記載のアンテナ方向調整方法によれば、 ケーブルを介して入力される第1の信号のレベルを検出し、第1の信号を復調し、復調した第1の信号のエラーレートを検出し、第1の信号のエラーレートを検出することができない場合、第1の信号のエラーレートを検出することができないことを示すアンロック信号を検出し、復調した第1の信号のエラーレートを検出した場合、検出した第1の信号のエラーレートに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、アンロック信号を検出した場合、検出した第1の信号のレベルに基づいて、アンテナの方向に対応する所定の告知を行うための信号である第2の信号を生成し、第2の信号を、ケーブルを介して出力し、ケーブルを介して供給される、第2の信号を抽出し、抽出した第2の信号に対応して所定の告知を行うようにしたので、複数の方向から電波が供給されるような場合においても、正しい方向にアンテナを指向させることができる。 また、正しい方向にアンテナが指向されたとき所定の告知が行われ、それ以外のときその告知が行われないといったような、2値的な告知ではなく、方向に対応して、より木目の細かい告知を行うことが可能となる。 その結果、より迅速且つ確実に、方向調整を行うことが可能となる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の受信装置の構成例を示すブロック図である。
    【図2】図1のコンバータ52とレシーバ71の構成例を示すブロック図である。
    【図3】受信CN比とLEDの点滅周期との関係を示す図である。
    【図4】本発明の受信装置の他の構成例を示すブロック図である。
    【図5】従来の受信装置の構成例を示すブロック図である。
    【図6】図5の屋外用コンバータ部12の構成例を示すブロック図である。
    【符号の説明】
    50,50A,50B 衛星51,51A,51B パラボラアンテナ52,52A,52B コンバータ53 架台54 LED
    55 IFケーブル61 家屋71 レシーバ72 テレビジョン受像機81 RF回路82 バンドパスフィルタ83 検波回路84 LED駆動回路91 チューナ部92 デジタル信号処理部93 コントロール部94 入力部95 パルス変調部

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