長距離発見に対するAGC設定を予測するために短距離発見を使用すること

申请号 JP2016541970 申请日 2014-07-31 公开(公告)号 JP2016536917A 公开(公告)日 2016-11-24
申请人 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; 发明人 グラティ、カピル; パティル、シャイレシュ; ワン、ファ; タビルダー、サウラバー・ラングラオ; アニグステイン、パブロ;
摘要 ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための方法、システム、装置およびデバイスが説明される。一構成では、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーが、推定され得る。ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーが、予測され得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。リソースの第2のセットに対する自動利得制御設定は、予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。
权利要求

ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための方法であって、 リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することと、 前記ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することと、前記予測された総エネルギーが、リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づく、 リソースの前記第2のセットに対する自動利得制御設定を予測することと、前記自動利得制御設定が、前記予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測される、 を備える方法。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記エネルギーを推定することが、 前記ピアツーピアネットワークにおける短距離発見のために使用されるリソース当たりのエネルギーを推定することを備える、請求項1に記載の方法。リソースが短距離発見のために使用される時間期間が、リソースが長距離発見のために使用される時間期間より短い、請求項2に記載の方法。リソースの前記第1のセットのうちの単一のリソースが、長距離発見のために使用されるリソースの複数の前記第2のセットにマッピングされる、請求項1に記載の方法。リソースの前記複数の前記第2のセットが、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化される、請求項4に記載の方法。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーを合計することと、 リソースの前記第1のセットの各リソースの前記合計された推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、ある時間期間の間に、長距離発見のために使用されるリソースの前記第2のセットの前記総エネルギーを予測することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。長距離発見のために使用されるリソースの前記第2のセットの前記総エネルギーを予測することが、 前記合計された推定エネルギーをスケーリングすることを備える、請求項6に記載の方法。リソースの前記第1のセットの前記リソースおよびリソースの前記第2のセットの前記リソースが、多重化される時間リソースと周波数リソースとを備える、請求項1に記載の方法。前記予測された自動利得制御設定に少なくとも部分的に基づいて長距離発見のために使用される少なくとも1つの受信機の利得を調整することと、 前記少なくとも1つの受信機の前記利得を調整した後、リソースの前記第2のセットのうちの少なくとも1つのリソースを介して送信を受信することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、今後のエネルギー送信のためにリソースの前記第1のセットのうちの1つのリソースを選択することをさらに備える、請求項1に記載の方法。前記ピアツーピアネットワークにおける少なくとも1つのピアが、リソースの前記第1のセットのうちの少なくとも1つのリソースの上で短距離送信を送信する、請求項1に記載の方法。リソースの前記第1のセット内のリソースの数が、リソースの前記第2のセット内のリソースの数より少ない、請求項1に記載の方法。リソースの前記第2のセットを介してエネルギーを受信する前に、リソースの前記第1のセットを介してエネルギーを受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための装置であって、 リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定するための手段と、 前記ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測するための手段と、前記予測された総エネルギーが、リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づく、 リソースの前記第2のセットに対する自動利得制御設定を予測するための手段と、前記自動利得制御設定が、前記予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測される、 を備える装置。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記エネルギーを推定するための前記手段が、 前記ピアツーピアネットワークにおける短距離発見のために使用されるリソース当たりのエネルギーを推定するための手段を備える、請求項14に記載の装置。リソースが短距離発見のために使用される時間期間が、リソースが長距離発見のために使用される時間期間より短い、請求項15に記載の装置。リソースの前記第1のセットのうちの単一のリソースが、長距離発見のために使用されるリソースの複数の前記第2のセットにマッピングされる、請求項14に記載の装置。リソースの前記複数の前記第2のセットが、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化される、請求項17に記載の装置。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーを合計するための手段と、 リソースの前記第1のセットの各リソースの前記合計された推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、ある時間期間の間に、長距離発見のために使用されるリソースの前記第2のセットの前記総エネルギーを予測するための手段とをさらに備える、請求項14に記載の装置。長距離発見のために使用されるリソースの前記第2のセットの前記総エネルギーを予測するための前記手段が、 前記合計された推定エネルギーをスケーリングするための手段を備える、請求項19に記載の装置。リソースの前記第1のセットの前記リソースおよびリソースの前記第2のセットの前記リソースが、多重化される時間リソースと周波数リソースとを備える、請求項14に記載の装置。前記予測された自動利得制御設定に少なくとも部分的に基づいて長距離発見のために使用される少なくとも1つの受信機の利得を調整するための手段と、 前記少なくとも1つの受信機の前記利得を調整した後、リソースの前記第2のセットのうちの少なくとも1つのリソースを介して送信を受信するための手段とをさらに備える、請求項14に記載の装置。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、今後のエネルギー送信のためにリソースの前記第1のセットのうちの1つのリソースを選択するための手段をさらに備える、請求項14に記載の装置。前記ピアツーピアネットワークにおける少なくとも1つのピアが、リソースの前記第1のセットのうちの少なくとも1つのリソースの上で短距離送信を送信する、請求項14に記載の装置。リソースの前記第1のセット内のリソースの数が、リソースの前記第2のセット内のリソースの数より少ない、請求項14に記載の装置。リソースの前記第2のセットを介してエネルギーを受信する前に、リソースの前記第1のセットを介してエネルギーを受信するための手段をさらに備える、請求項14に記載の装置。ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための装置であって、 プロセッサと、 前記プロセッサと電子通信しているメモリと、 前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記プロセッサによって、 リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することと、 前記ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することと、前記予測された総エネルギーが、リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づく、 リソースの前記第2のセットに対する自動利得制御設定を予測することと、前記自動利得制御設定が、前記予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測される、 を実行可能である、装置。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記エネルギーを推定することを前記プロセッサによって実行可能である前記命令が、 前記ピアツーピアネットワークにおける短距離発見のために使用されるリソース当たりのエネルギーを推定することを前記プロセッサによって実行可能である命令を備える、請求項27に記載の装置。リソースの前記第1のセットのうちの単一のリソースが、長距離発見のために使用されるリソースの複数の前記第2のセットにマッピングされる、請求項27に記載の装置。ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、プロセッサによって、 リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することと、 前記ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することと、前記予測された総エネルギーが、リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づく、 リソースの前記第2のセットに対する自動利得制御設定を予測することと、前記自動利得制御設定が、前記予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測される、 を実行可能である、装置。

ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための方法であって、 前記ピアツーピアネットワークにおける短距離発見プロセスのために使用されるリソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することと、 前記ピアツーピアネットワークにおける長距離発見プロセスのために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することと、前記長距離発見プロセスは、前記短距離発見プロセスよりも高い電レベルでリソースを送信することを備え、前記予測された総エネルギーが、リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づく、 リソースの前記第2のセットに対する自動利得制御設定を予測することと、前記自動利得制御設定が、前記予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測される、を備える方法。リソースが短距離発見プロセスのために使用される時間期間が、リソースが長距離発見プロセスのために使用される時間期間より短い、請求項1に記載の方法。リソースの前記第1のセットのうちの単一のリソースが、長距離発見プロセスのために使用されるリソースの複数の前記第2のセットにマッピングされる、請求項1に記載の方法。リソースの前記複数の前記第2のセットが、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化される、請求項3に記載の方法。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーを合計することと、 リソースの前記第1のセットの各リソースの前記合計された推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、ある時間期間の間に、長距離発見プロセスのために使用されるリソースの前記第2のセットの前記総エネルギーを予測することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。長距離発見プロセスのために使用されるリソースの前記第2のセットの前記総エネルギーを予測することが、 前記合計された推定エネルギーをスケーリングすることを備える、請求項5に記載の方法。リソースの前記第1のセットの前記リソースおよびリソースの前記第2のセットの前記リソースが、多重化される時間リソースと周波数リソースとを備える、請求項1に記載の方法。前記予測された自動利得制御設定に少なくとも部分的に基づいて長距離発見プロセスのために使用される少なくとも1つの受信機の利得を調整することと、 前記少なくとも1つの受信機の前記利得を調整した後、リソースの前記第2のセットのうちの少なくとも1つのリソースを介して送信を受信することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、今後のエネルギー送信のためにリソースの前記第1のセットのうちの1つのリソースを選択することをさらに備える、請求項1に記載の方法。前記ピアツーピアネットワークにおける少なくとも1つのピアが、リソースの前記第1のセットのうちの少なくとも1つのリソースの上で短距離送信を送信する、請求項1に記載の方法。リソースの前記第1のセット内のリソースの数が、リソースの前記第2のセット内のリソースの数より少ない、請求項1に記載の方法。リソースの前記第2のセットを介してエネルギーを受信する前に、リソースの前記第1のセットを介してエネルギーを受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための装置であって、 前記ピアツーピアネットワークにおける短距離発見プロセスのために使用されるリソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定するための手段と、 前記ピアツーピアネットワークにおける長距離発見プロセスのために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測するための手段と、前記長距離発見プロセスは、前記短距離発見プロセスよりも高い電力レベルでリソースを送信することを備え、前記予測された総エネルギーが、リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づく、 リソースの前記第2のセットに対する自動利得制御設定を予測するための手段と、前記自動利得制御設定が、前記予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測される、を備える装置。リソースが短距離発見プロセスのために使用される時間期間が、リソースが長距離発見プロセスのために使用される時間期間より短い、請求項13に記載の装置。リソースの前記第1のセットのうちの単一のリソースが、長距離発見プロセスのために使用されるリソースの複数の前記第2のセットにマッピングされる、請求項13に記載の装置。リソースの前記複数の前記第2のセットが、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化される、請求項15に記載の装置。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーを合計するための手段と、 リソースの前記第1のセットの各リソースの前記合計された推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、ある時間期間の間に、長距離発見プロセスのために使用されるリソースの前記第2のセットの前記総エネルギーを予測するための手段とをさらに備える、請求項13に記載の装置。長距離発見プロセスのために使用されるリソースの前記第2のセットの前記総エネルギーを予測するための前記手段が、 前記合計された推定エネルギーをスケーリングするための手段を備える、請求項17に記載の装置。リソースの前記第1のセットの前記リソースおよびリソースの前記第2のセットの前記リソースが、多重化される時間リソースと周波数リソースとを備える、請求項13に記載の装置。前記予測された自動利得制御設定に少なくとも部分的に基づいて長距離発見プロセスのために使用される少なくとも1つの受信機の利得を調整するための手段と、 前記少なくとも1つの受信機の前記利得を調整した後、リソースの前記第2のセットのうちの少なくとも1つのリソースを介して送信を受信するための手段とをさらに備える、請求項13に記載の装置。リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、今後のエネルギー送信のためにリソースの前記第1のセットのうちの1つのリソースを選択するための手段をさらに備える、請求項13に記載の装置。前記ピアツーピアネットワークにおける少なくとも1つのピアが、リソースの前記第1のセットのうちの少なくとも1つのリソースの上で短距離送信を送信する、請求項13に記載の装置。リソースの前記第1のセット内のリソースの数が、リソースの前記第2のセット内のリソースの数より少ない、請求項13に記載の装置。リソースの前記第2のセットを介してエネルギーを受信する前に、リソースの前記第1のセットを介してエネルギーを受信するための手段をさらに備える、請求項13に記載の装置。ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための装置であって、 プロセッサと、 前記プロセッサと電子通信しているメモリと、 前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記プロセッサによって、 前記ピアツーピアネットワークにおける短距離発見プロセスのために使用されるリソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することと、 前記ピアツーピアネットワークにおける長距離発見プロセスのために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することと、前記長距離発見プロセスは、前記短距離発見プロセスよりも高い電力レベルでリソースを送信することを備え、前記予測された総エネルギーが、リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づく、 リソースの前記第2のセットに対する自動利得制御設定を予測することと、前記自動利得制御設定が、前記予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測される、を実行可能である、装置。リソースの前記第1のセットのうちの単一のリソースが、長距離発見プロセスのために使用されるリソースの複数の前記第2のセットにマッピングされる、請求項25に記載の装置。ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、プロセッサによって、 ピアツーピアネットワークにおける短距離発見プロセスのために使用されるリソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することと、 前記ピアツーピアネットワークにおける長距離発見プロセスのために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することと、前記長距離発見プロセスは、前記短距離発見プロセスよりも高い電力レベルでリソースを送信することを備え、前記予測された総エネルギーが、リソースの前記第1のセットの各リソースの前記推定エネルギーに少なくとも部分的に基づく、 リソースの前記第2のセットに対する自動利得制御設定を予測することと、前記自動利得制御設定が、前記予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測される、を実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。

说明书全文

相互参照 [0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2014年7月30日に出願された、「Using Short Range Discovery to Predict the AGC Setting for Long Range Discovery」と題する、Gulatiらによる米国特許出願第14/447,239号、および2013年9月11日に出願された、「Using Short Range Discovery to Predict the AGC Setting for Long Range Discovery」と題する、Gulatiらによる米国仮特許出願第61/876,597号の優先権を主張する。

[0002]以下は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ピアツーピアネットワークにおけるピア発見に関する。

[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数および出)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。

[0004]概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が複数のユーザ機器(UE)のための通信を同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、ダウンストリームリンクおよびアップストリームリンク上でUEと通信し得る。各基地局は、セルのカバレージエリアと呼ばれることがあるカバレージ範囲を有する。いくつかの場合には、UEは、(たとえば、アクセスポイントを介さない)ピアツーピアネットワークにおいてそのピアと直接通信することができる。一部には、ピアツーピア通信に参加することを要望するUEはモバイルデバイスであり得るので、UEはピア発見プロセスに周期的に関与する場合があり、そのことが、UEの各々による1つまたは複数のピア発見信号をブロードキャストすることと、他のUEのピア発見信号を受信することとを伴う場合がある。

[0005]説明される特徴は、概して、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御(AGC)設定を予測するための、1つまたは複数の改善された方法、システム、装置および/またはデバイスに関する。いくつかの場合には、UEがピアツーピアネットワークを介してピアと通信する前に関与するピア発見プロセスは、近くのピアを検出するための短距離発見プロセスと、遠く離れたピアを検出するための長距離発見プロセスとを含み得る。長距離発見プロセスの間に、UEは、より高エネルギー送信を受信する場合があり、したがって、少なくとも1つの受信機を飽和させることを回避するために、少なくとも1つの受信機の利得を調整する必要がある場合がある。いくつかの場合には、受信機の利得は、長距離発見プロセス中にリアルタイムで調整され得る。しかしながら、これは、より複雑なおよび/またはより高価な受信機を必要とする場合がある。長距離発見プロセスの前に長距離発見に対するAGC設定を予測し、それによってあまり複雑でない、および/またはあまり高価でない受信機の使用を可能にし得る方法、システム、装置および/またはデバイスが、本明細書で説明される。

[0006]一態様によれば、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対するAGC設定を予測するための方法が、説明される。一構成では、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーが、推定され得る。ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーが、予測され得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。リソースの第2のセットに対するAGC設定は、予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。

[0007]いくつかの例では、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することは、ピアツーピアネットワークにおける短距離発見のために使用される、リソース当たりのエネルギーを推定することを含み得る。いくつかの場合には、リソースが短距離発見のために使用される時間期間は、リソースが長距離発見のために使用される時間期間より短い場合がある。

[0008]いくつかの例では、リソースの第1のセットのうちの単一のリソースは、長距離発見のために使用されるリソースの複数の第2のセットにマッピングされ得る。いくつかの場合には、リソースの複数の第2のセットは、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化され得る。

[0009]いくつかの例では、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーが合計されてよく、長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの合計された推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、ある時間期間の間に予測され得る。いくつかの場合には、長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することは、合計された推定エネルギーをスケーリングすることを含み得る。

[0010]いくつかの例では、リソースの第1のセットのリソースおよびリソースの第2のセットのリソースは、多重化される時間リソースと周波数リソースとを含み得る。

[0011]いくつかの例では、長距離発見のために使用される少なくとも1つの受信機の利得は、予測された自動利得制御設定に少なくとも部分的に基づいて調整されてよく、少なくとも1つの受信機の利得を調整した後、送信は、リソースの第2のセットのうちの少なくとも1つのリソースを介して受信され得る。

[0012]いくつかの例では、リソースの第1のセットのうちの1つのリソースが、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、今後のエネルギー送信のために選択され得る。

[0013]いくつかの例では、ピアツーピアネットワークにおける少なくとも1つのピアが、リソースの第1のセットのうちの少なくとも1つのリソースの上で短距離送信を送信し得る。

[0014]いくつかの例では、リソースの第1のセット内のリソースの数は、リソースの第2のセット内のリソースの数より少なくてよい。

[0015]いくつかの例では、エネルギーは、リソースの第2のセットを介してエネルギーを受信する前に、リソースの第1のセットを介して受信され得る。

[0016]別の態様では、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための装置が、同様に説明される。一構成では、装置は、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定するための手段と、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測するための手段と、リソースの第2のセットに対する自動利得制御設定を予測するための手段とを含み得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。自動利得制御設定は、予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。いくつかの例では、装置は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための方法に関して上記で説明された機能の1つまたは複数の態様を実装するための手段を含み得る。

[0017]別の態様によれば、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための装置が、提供される。いくつかの例では、装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、プロセッサによって、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することと、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することと、リソースの第2のセットに対する自動利得制御設定を予測することとを実行可能であり得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。自動利得制御設定は、予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。いくつかの例では、命令はさらに、プロセッサに、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための方法に関して上記で説明された機能の1つまたは複数の態様を実施させ得る。

[0018]さらに別の態様によれば、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するためのコンピュータプログラム製品が、同様に説明される。本コンピュータプログラム製品は、プロセッサによって実行可能な命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。命令は、プロセッサによって、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定することと、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測することと、リソースの第2のセットに対する自動利得制御設定を予測することとを実行可能であり得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。自動利得制御設定は、予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。いくつかの例では、命令はさらに、プロセッサに、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための方法に関して上記で説明された機能の1つまたは複数の態様を実施させ得る。

[0019]説明される方法および装置の適用可能性のさらなる範囲は、以下の発明を実施するための形態、特許請求の範囲、および図面から明らかになろう。当業者には発明を実施するための形態の趣旨および範囲内の様々な変更および改変が明らかになるので、発明を実施するための形態および特定の例は、例示として与えられるものにすぎない。

[0020]以下の図面を参照することにより、本発明の性質および利点のさらなる理解が得られ得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。本明細書で第1の参照ラベルだけが使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同一の第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちの任意の1つに適用可能である。

[0021]ワイヤレス通信システムの一例のブロック図。

[0022]様々な例による受信機モジュール(たとえば、UEの受信機モジュール)の一例のブロック図。

[0023]様々な例によるデバイス(たとえば、UE)の一例のブロック図。

[0024]様々な例によるデバイス(たとえば、UE)の別の例のブロック図。

[0025]様々な例によるピアツーピア発見管理モジュールの一例のブロック図。

[0026]様々な例によるUEの一例のブロック図。

[0027]様々な例によるピア発見プロセス中のリソースの例示的な割振りを示す図。

[0028]一例による、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対するAGC設定を予測するための例示的な方法のフローチャート。

一例による、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対するAGC設定を予測するための例示的な方法のフローチャート。


一例による、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対するAGC設定を予測するための例示的な方法のフローチャート。




[0029]ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御(AGC)設定の予測が、説明される。特に、短距離発見のために使用されるリソースのセットなど、リソースの第1のセット上の送信が、長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測するために使用される方法、システム、装置および/またはデバイスが説明される。リソースの第1のセットは、総数の発見リソースのうちの小さいサブセットであってよく、より高い電力送信が長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットを介して行われる前に、より低い電力送信が行われるリソースであってよい。


[0030]ピアツーピア(P2P)ネットワークは、本質的にアドホックであり、ピアツーピア通信は、周期的レート(たとえば、20秒ごと)で他のデバイス(すなわち、ピア)の存在を最初に検出することによって可能にされる。ピアは、セルラー基地局からシグナリングすることなく互いに発見することができる。発見プロセスの間に、デバイスは、それらの存在を告知するために、高電力(たとえば、電力制御されない電力)において送信することができる。高電力の使用は、互いにかなり離れた距離に位置するデバイスの発見を可能にする。しかしながら、ピアデバイス間の距離において大きい変動(たとえば、数センチメートル〜数百メートル)を示すピアツーピアネットワークでは、これは、経時的にピアデバイスにおいて受信されるエネルギーにおける著しい変動と言い換えることができ、そのことが、ひいては、デバイスの受信機を変動に適応させるためにAGCの使用を避けがたくする場合がある。その上、デバイスピアがモバイルであり、極めて接近しており、ピアツーピアネットワークへの加入またはそこからの退出を頻繁に行う場合があるピアツーピアネットワークの動的性質によって、受信されたエネルギーの変動は、予測不能である場合がある。したがって、AGCアルゴリズムは、ピアツーピアネットワークにおける発見プロセスの間にデバイス受信機において受信されるエネルギーにおける予測できない大きい変動を考慮する必要がある場合がある。


[0031]理想的には、デバイス受信機は、迅速な送受反転時間で(たとえば、LTE(登録商標)ダイレクトに対して数十マイクロ秒以内で)受信されたエネルギーの変化に適応することができる。しかしながら、迅速な送受反転時間(すなわち、高速AGC)の要件は、ハードウェアとファームウェアとの間の緊密な結合を必要とし、同じく、ハードウェアに関連する事項(たとえば、利得が変化した後の低い整定時間)を有する場合があるので、その要件は、受信機設計を複雑にする場合がある。したがって遅い送受反転時間を有することは、魅力的な選択となる場合がある。遅いレートで大きい予測不能なエネルギー変動に適応するという相反する要件を満たすために、本明細書で説明される方法、システム、装置および/またはデバイスは、長距離発見に対するAGC設定を厳密に予測するために、短距離発見の間に導出されたいくつかの副次的情報を使用し、それによって、高速AGCの必要性を排除する。


[0032]以下の説明は例を提供するものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および配置において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明されるのとは異なる順序で実施され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わされ得る。また、いくつかの例に関して説明する特徴は、他の例において組み合わせられ得る。


[0033]最初に図1を参照すると、図はワイヤレス通信システム100の一例を示している。ワイヤレス通信システム100は、複数のアクセスポイント(たとえば、基地局、eノードB(eNB)、またはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント)105と、いくつかのUE115と、コアネットワーク130とを含む。アクセスポイント105のうちのいくつかは、様々な例ではコアネットワーク130またはいくつかのアクセスポイント105(たとえば、基地局またはeNB)の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下でUE115と通信し得る。アクセスポイント105のうちのいくつかは、バックホールリンク132を通してコアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。いくつかの例では、アクセスポイント105のうちのいくつかは、有線またはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して互いと直接または間接的に通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。


[0034]アクセスポイント105は、1つまたは複数のアクセスポイントアンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。アクセスポイント105の各々は、通信カバレージをそれぞれのカバレージエリア110に与え得る。いくつかの例では、アクセスポイント105は、基地局、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、ノードB、発展型ノードB(eNB:evolved NodeB)、ホームノードB、ホームeノードB、WLANアクセスポイント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。アクセスポイントのためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのアクセスポイント105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。アクセスポイント105はまた、異なる無線技術を利用し得る。異なるタイプの技術および異なる無線技術に対して重複するカバレージエリアが存在し得る。


[0035]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100はLTE/LTE−A通信システム(またはネットワーク)であるか、またはそれを含み得る。LTE/LTE−A通信システムでは、発展型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE)という用語は、概して、それぞれアクセスポイント105およびUE115について説明するために使用され得る。ワイヤレス通信システム100はまた、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNB105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。ピコセルは、一般に、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。フェムトセルも、一般に、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による限定アクセスも提供し得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。


[0036]コアネットワーク130は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を介してeNB105と通信し得る。eNB105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介しておよび/またはバックホールリンク132を介して(たとえば、コアネットワーク130を介して)、直接的または間接的に、互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的にほぼ整合され得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングを有することができ、異なるeNBからの送信は時間的に整合されない場合がある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。


[0037]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散されてよく、各UEは固定または移動であり得る。モバイルデバイスまたはUE115は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。


[0038]ワイヤレス通信システム100に示された通信リンク125は、(たとえば、UE115からeNB105への)アップリンク(UL)送信を搬送するためのアップリンクおよび/または(たとえば、eNB105からUE115への)ダウンリンク(DL)送信を搬送するためのダウンリンクを含み得る。UL送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもあり、DL送信は順方向リンク送信と呼ばれることもある。


[0039]図示のように、UE115は、いくつかの場合には、ピアツーピアネットワーク(たとえば、アクセスポイント105を介さない)においてそのピアと直接通信し得る。たとえば、UE115−bは、UE115−a、115−cおよび115−dと通信しているように示される。同様に、UE115−cは、UE115−a、115−bおよび115−eと通信しているように示される。UE115−dは、UE115−a、115−bおよび115−eと通信しているように示される。UE115はモバイルデバイスであり得るので、UE115は周期的にピア発見プロセスに関与し得、UE115の各々は1つまたは複数のピア発見信号をブロードキャストし、他のUE115のピア発見信号を受信する。いくつかの場合には、ピア(たとえば、UE115−a、115−bおよび115−c)は、互いに極めて近接している場合がある。他の場合には、ピア(たとえば、UE115−cおよび115−e)は、互いに遠く離れている場合がある。近接性におけるこれらの差を考慮するために、UE115は、近くのピアを検出するために短距離発見プロセスに関与し、遠く離れたピアを検出するために長距離発見プロセスに関与する場合がある。短距離発見プロセスの間に、UE115は、互いの受信機の飽和を回避するために、より低い電力において信号を送信することができる。長距離発見プロセスの間に、UE115は、より高い電力において信号を送信することができる。


[0040]いくつかの例によれば、短距離発見プロセスは、リソースの第1のセットを介して実施され得る。短距離発見プロセス中にリソースの第1のセットを介してエネルギーを受信するUE115は、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定し得る。いくつかの場合には、リソースの第1のセットは、UE115との通信における1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得る。いくつかの場合には、リソースは、ピアツーピアネットワークにおける短距離発見または他の短距離送信のために使用されるリソースであってよい。UE115は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測するために、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーを使用し得る。次いで、UE115は、AGC設定を予測するためにリソースの第2のセットの予測された総エネルギーを使用し得る。


[0041]図2は、受信機モジュール205のブロック図200である。受信機モジュール205は、図1を参照しながら説明されたUE115のうちの1つによって使用される受信機モジュールの一例であり得る。受信機モジュール205は、1つまたは複数のアンテナ210、1つまたは複数のフィルタ215、低雑音増幅器(LNA)220、ダウンコンバータ225、アナログデジタル変換器(ADC)230、および/または自動利得制御(AGC)235を含み得る。


[0042]アンテナ210によって受信された信号は、注目する1つまたは複数の周波数を超える信号を阻止するためにフィルタ215によってフィルタリング(たとえば、バンドパスフィルタリング)され得る。フィルタリングされた信号は、AGC235によって調整された利得に従って、フィルタリングされた信号をさらなる処理のために適切なレベルに増幅し得るLNA220に送られてよい。ダウンコンバータ225は、増幅された信号をベースバンドにダウンコンバートし得る。次いで、ADC230は、ベースバンド信号をデジタルサンプルに変換し得る。


[0043]次に図3を参照すると、ブロック図300は、様々な例による、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するためのデバイス115−fを示す。デバイス115−fは、図1を参照しながら説明されたUE115のうちの1つの1つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス115−fはまた、プロセッサであり得る。デバイス115−fは、受信機モジュール305、ピアツーピア発見管理モジュール310、および/または送信機モジュール315を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。


[0044]デバイス115−fの構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替として、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施される場合がある。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。


[0045]受信機モジュール305は、任意の数の受信機を含み得る。いくつかの場合には、受信機モジュール305は、セルラー受信機を含み得る。いくつかの場合には、セルラー受信機は、LTE/LTE−A受信機またはGSM(登録商標)受信機であり得る。セルラー受信機は、総称して送信と呼ばれる様々なタイプのデータおよび/または制御信号を受信するために使用され得る。送信は、図1を参照しながら説明された、ワイヤレス通信システム100のピアツーピアネットワークなどのワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信チャネルを介して受信され得る。いくつかの場合には、信号は、LTEダイレクト信号を含み得る。いくつかの場合には、制御信号は、ピア発見信号を含み得る。いくつかの場合には、受信機モジュール305は、WLAN受信機など、代替または追加のタイプの受信機を含み得る。WLAN受信機は、様々なタイプのデータおよび/または制御信号を受信するために使用されてもよく、図1を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100のピアツーピアネットワークなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信チャネルを介して送信を受信することもできる。いくつかの場合には、受信機モジュール305は、図2を参照しながら説明された受信機モジュール構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。


[0046]ピアツーピア発見管理モジュール310は、ピアツーピアネットワークにおけるピアの発見に関する様々な機能を実施し得る。いくつかの例では、ピアツーピア発見管理モジュール310は、ピアツーピアネットワークにおいてそのピアとして動作している他のデバイスの存在を、短距離発見プロセスと長距離発見プロセスとを使用して検出する(すなわち、発見する)ために使用され得る。ピアツーピア発見管理モジュール310はまた、発見プロセスの間に観測された受信されたエネルギーの変動に基づいて長距離発見のために使用される受信機の利得を予測して調整することができる。いくつかの例では、ピアツーピアネットワーク内のデバイスモビリティを考慮するために、ピアツーピア発見管理モジュール310は、ある周期的レート(たとえば、20秒ごと)において他のデバイスを発見することを試みることができる。いくつかの場合には、他のデバイスの発見は、基地局またはeNBのシグナリングなしに行われ得る。


[0047]いくつかの例によれば、短距離発見プロセスは、近くのピアを発見するために使用され得る一方で、長距離発見プロセスは、遠く離れたピアを発見するために使用され得る。短距離発見プロセスの間に、ピアツーピア発見管理モジュール310は、短距離発見信号(たとえば、より低い電力で送信されるビーコン信号)がデバイス115−fから送信されることを引き起こし得る。長距離発見プロセスの間に、ピアツーピア発見管理モジュール310は、長距離発見信号(たとえば、より高い電力で送信されるビーコン信号)がデバイス115−fから送信されることを引き起こし得る。いくつかの例では、短距離発見プロセスは、長距離発見プロセスの直前または直近に先行することができる。


[0048]ピアの数およびピア間の距離は、ピアツーピアネットワークにおいて(たとえば、数センチメートルから数百メートルまで)変動する場合があるので、ピアデバイスにおいて受信されるエネルギーにおいて著しい変動が、発見プロセスの間に経時的に存在する場合がある。これらの変動は、デバイスがピア発見信号をより高い電力(たとえば、最大電力)で送信する長距離発見プロセスの間に最も顕著になることが多い。対照的に、短距離発見の間に、最大の受信された電力の低減(より低い送信電力による)と受信された電力のダイナミックレンジの低減(より小さいピア発見半径の中での関心による)の両方が存在する。受信機モジュール305の飽和を回避するために、ピアツーピア発見管理モジュール310は、長距離発見のために使用される受信機モジュール305の少なくとも1つの受信機の利得を調整し得る。


[0049]いくつかの例では、利得を調整するために、ピアツーピア発見管理モジュール310は、短距離発見の間にリソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを最初に推定し得る。いくつかの場合には、リソースは、受信機モジュール305との通信における1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得る。いくつかの場合には、リソースは、ピアツーピアネットワークにおける短距離発見または他の短距離送信のために使用されるリソースであってよい。


[0050]次いで、ピアツーピア発見管理モジュール310は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測するために、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーを使用し得る。いくつかの例では、予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの場合には、リソースの第2のセットのリソースは、受信機モジュール305との通信における1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得る。


[0051]次いで、ピアツーピア発見管理モジュール310は、リソースの第2のセットに対するAGC設定を予測するために予測された総エネルギーを使用し得る。いくつかの例では、AGC設定は、リソースの第2のセットの予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。次いで、予測されたAGC設定は、長距離発見のために使用される少なくとも1つの受信機の利得を調整するために使用され得る。少なくとも1つの受信機は、受信機モジュール305の少なくとも1つの受信機を含み得る。少なくとも1つの受信機の利得を調整した後、送信は、少なくとも1つの受信機において受信され得る。送信は、リソースの第2のセットのうちの少なくとも1つのリソースを介して受信され得る。


[0052]送信機モジュール315は、任意の数の送信機を含み得る。いくつかの場合には、送信機モジュール315は、セルラー送信機を含み得る。いくつかの場合には、セルラー送信機は、LTE/LTE−A送信機またはGSM送信機であり得る。セルラー送信機は、総称して送信と呼ばれる様々なタイプのデータおよび/または制御信号を送信するために使用され得る。送信は、図1を参照しながら説明された、ワイヤレス通信システム100のピアツーピアネットワークなどのワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信チャネルを介して行われ得る。いくつかの場合には、信号は、LTEダイレクト信号を含み得る。いくつかの場合には、制御信号は、ピア発見信号を含み得る。いくつかの場合には、送信機モジュール315は、WLAN送信機など、代替または追加のタイプの送信機を含み得る。WLAN送信機はまた、様々なタイプのデータおよび/または制御信号を送信するために使用されてよく、図1を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100のピアツーピアネットワークなどのワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信チャネルを介する送信を行うことができる。


[0053]次に図4を参照すると、ブロック図400は、様々な例による、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための別のデバイス115−gを示す。デバイス115−gは、図1を参照しながら説明されたUE115のうちの1つの、1つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス115−gはまた、プロセッサであり得る。デバイス115−gは、受信機モジュール305、ピアツーピア発見管理モジュール310−a、および/または送信機モジュール315を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。


[0054]デバイス115−gの構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替として、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施される場合がある。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。


[0055]受信機モジュール305および送信機モジュール315は、図3を参照しながら説明されたものと同様に構成され得る。ピアツーピア発見管理モジュール310−aは、図3を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310の1つまたは複数の態様の一例であってよく、エネルギー推定モジュール405、エネルギー予測モジュール410、および/またはAGC設定予測モジュール415を含み得る。


[0056]いくつかの例では、エネルギー推定モジュール405は、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定し得る。いくつかの場合には、リソースは、受信機モジュール305と通信している1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、それらのリソースは、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースと周波数リソースとを含み得る。いくつかの場合には、リソースは、短距離発見(たとえば、他のデバイスまたはピアの発見)またはピアツーピアネットワークにおける他の短距離送信のために使用されるリソースであってよい。


[0057]いくつかの例では、エネルギー予測モジュール410は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測し得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの場合には、リソースの第2のセットの総エネルギーは、下式






に従って予測されてよく、 ここで、(t1、f1)はリソースの第1のセットの特定の時間−周波数リソースを定義し、(t2、f2)はリソースの第2のセットの特定の時間−周波数リソースを定義し、t2は長距離発見が実施される時間期間であり、Δ(t2)はリソースの第1のセットである。EnergyShortは、リソースの第1のセットのリソース当たりに受信されるエネルギーであり、一方、各周波数f2に対するEnergyLongの合計は、リソースの第2のセットの1つの時間リソースブロックの間のリソースの第2のセットの予測された総エネルギーであり得る。TransmitPowerShortは、UE115−gおよびそのピアの各々が短距離発見プロセスの間にエネルギーを送信する電力レベルであってよく、一方、TransmitPowerLongは、UE115−gおよびそのピアの各々が長距離発見プロセスの間にエネルギーを送信する電力レベルであってよい。


[0058]いくつかの場合には、リソースの第2のセットのリソースは、受信機モジュール305と通信している1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、それらのリソースは、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースと周波数リソースとを含み得る。


[0059]いくつかの例では、AGC設定予測モジュール415は、リソースの第2のセットに対するAGC設定を予測し得る。いくつかの例では、AGC設定は、リソースの第2のセットの予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。次いで、予測されたAGC設定は、長距離発見のために使用される少なくとも1つの受信機の利得を調整するために、ピアツーピア発見管理モジュール310−aによって使用され得る。少なくとも1つの受信機は、受信機モジュール305の少なくとも1つの受信機を含み得る。少なくとも1つの受信機の利得を調整した後、送信は、少なくとも1つの受信機において受信され得る。送信は、リソースの第2のセットのうちの少なくとも1つのリソースを介して受信され得る。


[0060]いくつかの例では、リソースの第1のセット内のリソースの数は、リソースの第2のセット内のリソースの数より少なくてよい。いくつかの場合には、リソースの第1のセットのうちの単一のリソースは、長距離発見のために使用されるリソースの複数の第2のセットにマッピングされ得る。リソースの複数の第2のセットは、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化され得る。


[0061]次に図5を参照すると、ブロック図500は、様々な例によるピアツーピア発見管理モジュール310−bの一例を示す。ピアツーピア発見管理モジュール310−bは、図3および/または図4を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ピアツーピア発見管理モジュール310−bは、短距離発見管理モジュール505、エネルギー推定モジュール405−a、エネルギー予測モジュール410−a、AGC設定予測モジュール415−a、利得調整モジュール510、長距離発見管理モジュール515、および/または短距離発見リソース選択モジュール520を含み得る。


[0062]ピアツーピア発見管理モジュール310−bの構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替として、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施される場合がある。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。


[0063]いくつかの例では、短距離発見管理モジュール505は、ピアツーピアネットワークにおける短距離発見プロセスの間にリソースの第1のセットのうちの1つまたは複数のリソース上のエネルギーの送信および受信を管理するために使用され得る。いくつかの場合には、リソースは、1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースおよび/または周波数リソースを含み得る。いくつかの場合には、短距離発見管理モジュール505は、リソースのうちの1つまたは複数を介してエネルギーの受信を管理しながら、リソースのうちの1つを介してエネルギーの送信を管理し得る。送信されたエネルギーは、短距離エネルギー(たとえば、ピアツーピアネットワークにおけるピアの短距離発見のために使用されるエネルギー程度のエネルギーであり、そのエネルギーはピアの長距離発見のために使用されるエネルギーより低い電力である)であってよい。


[0064]エネルギー推定モジュール405−aは、図4を参照しながら説明されたエネルギー推定モジュール405と同様に構成され得る。たとえば、エネルギー推定モジュール405は、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定し得る。


[0065]エネルギー予測モジュール410−aは、図4を参照しながら説明されたエネルギー予測モジュール410の1つまたは複数の態様の一例であってよく、エネルギー合計サブモジュール525および/またはエネルギースケーリングサブモジュール530を含み得る。エネルギー予測モジュール410−aは、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーを予測し得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの場合には、予測された総エネルギーは、上記の式1に基づくことができる。そのような場合、エネルギー合計サブモジュール525は、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーを合計する(たとえば、EnergyShortを合計する)ために使用されてよく、エネルギースケーリングサブモジュール530は、リソースの第1のセットの各リソースの合計された推定エネルギーをスケーリングする(たとえば、合計された推定エネルギーに、TransmitPowerShortに対するTransmitPowerLongの比率を乗じ、場合によっては、合計された推定エネルギーに、フェーディングおよびモビリティのためにいくらかのヘッドルームを設けるため追加の要因を乗じる)ために使用され得る。いくつかの場合には、リソースの第2のセットのリソースは、受信機モジュール305と通信している1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、それらのリソースは、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースと周波数リソースとを含み得る。


[0066]AGC設定予測モジュール415−aは、図4を参照しながら説明されたAGC設定予測モジュール415と同様に構成され得る。たとえば、AGC設定予測モジュール415は、リソースの第2のセットに対するAGC設定を予測し得る。AGC設定は、リソースの第2のセットの予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。


[0067]いくつかの例では、利得調整モジュール510は、長距離発見のために使用される少なくとも1つの受信機の利得を調整するために使用され得る。少なくとも1つの受信機の利得を調整した後、送信(たとえば、長距離発見送信)は、少なくとも1つの受信機において受信され得る。送信は、リソースの第2のセットのうちの少なくとも1つのリソースを介して受信され得る。利得調整モジュール510はまた、短距離発見送信および/またはエネルギーを受信するために使用される少なくとも1つの受信機の利得を調整するために使用され得る。しかしながら、短距離発見の間のより低い電力送信のために、受信機の利得調整は必要ではなく、いくつかの場合には、静的なプリプログラムされた利得が使用され得る。


[0068]いくつかの例では、長距離発見管理モジュール515は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見プロセスの間にリソースの第2のセットのうちの1つまたは複数のリソース上のエネルギーの送信と受信とを管理するために使用され得る。いくつかの場合には、長距離発見管理モジュール515は、1つまたは複数の長距離発見送信を管理しながら、同様に、1つまたは複数の長距離発見受信(たとえば、1つまたは複数の他のデバイスの長距離発見送信の受信)を管理することができる。


[0069]いくつかの例では、短距離発見リソース選択モジュール520は、短距離発見管理モジュール505によって行われたエネルギー送信が、リソースの第1のセットのうちの別のリソースより低い推定エネルギーを有するリソースの第1のセットのうちの1つのリソース上、またはリソースの第1のセットのうちのいずれかの最低の推定エネルギーを有する1つのリソース上で送信されたかどうかを決定するために使用され得る。短距離発見モジュールによって行われたエネルギー送信が、リソースの第1のセットのうちの別のリソースより低い推定エネルギーを有するリソースの第1のセットのうちの1つのリソース上、またはリソースの第1のセットのうちのいずれかの最低の推定エネルギーを有する1つのリソース上で送信されたことが決定された場合、短距離発見リソース選択モジュール520は、さらなる行動を取らない。そうでない場合、短距離発見リソース選択モジュール520は、今後のエネルギー送信のためにリソースの第1のセットのうちの異なる1つを選択し得る。リソースの第1のセットのうちの異なる1つのリソースが、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて選択され得る。いくつかの場合には、選択されたリソースは、最低の推定エネルギーを有するリソースであり得る。他の場合には、選択されたリソースは、短距離エネルギーが以前にあったリソースより低い推定エネルギーを有するリソースであってよい。


[0070]リソースの第1のセット内のリソースの数は、リソースの第2のセット内のリソースの数より少なくてよい。いくつかの場合には、リソースの第1のセットのうちの単一のリソースは、長距離発見のために使用されるリソースの複数の第2のセットにマッピングされ得る。リソースの複数の第2のセットは、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化され得る。


[0071]長距離エネルギー(たとえば、1つまたは複数の長距離発見送信)がリソースの第2のセットを介して受信される前に、短距離エネルギーがリソースの第1のセットを介して受信されるとき、および長距離エネルギーが受信される前に時間的に近くでまたはそれが受信される直前に短距離エネルギーが受信されるとき、予測されたAGC設定は、より複雑な、および/またはより高価な受信機によって動的にリアルタイムで計算され得るAGC設定に非常に近くなり得る。いくつかの場合には、リソースが短距離発見のために使用される時間期間、および短距離エネルギーが受信され得る時間期間は、リソースが長距離発見のために使用される時間期間より短い場合がある。リソースが短距離発見のために使用される、より短い時間期間は、短距離エネルギーの受信に時間的に近くでの長距離エネルギーの受信を可能にする要因の1つであり得る。


[0072]図6は、UE115−hのブロック図600の一例である。UE115−hは、図1、図3および/または図4を参照しながら説明されたUE115の1つまたは複数の態様の一例であり得る。UE115−hは、様々な構成のうちのいずれかを有し得、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなどであり得るか、またはそれらの一部として含まれ得る。UE115−hは、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有する場合がある。


[0073]UE115−hは、アンテナ605と、トランシーバモジュール610と、メモリ615と、プロセッサモジュール625とを含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバス640を介して)互いに、直接的または間接的に通信している場合がある。トランシーバモジュール610は、1つまたは複数のネットワークと、アンテナ605および/または1つもしくは複数の有線リンクもしくはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信するように構成され得る。たとえば、トランシーバモジュール610は、図1を参照しながら説明されたアクセスポイント105(たとえば、WLANアクセスポイントまたはeNB)のうちの1つまたは複数と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール610はまた、1つまたは複数の他のUEと(たとえば、ピアツーピアネットワークを介して)直接通信するように構成され得る。トランシーバモジュール610は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ605に与えることと、アンテナ605から受信されたパケットを復調することとを行うように構成されたモデムを含み得る。UE115−hは単一のアンテナを含み得るが、UE115−hは、一般に、複数のリンクのための複数のアンテナを含み得る。


[0074]メモリ615は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ615は、実行されたとき、プロセッサモジュール625に、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対するAGC設定を予測するために、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を含む様々な機能を実施させるように構成された命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード620を記憶することができる。代替的に、ソフトウェアコード620は、プロセッサモジュール625によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされて実行されたとき)UE115−hに、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施させるように構成され得る。


[0075]プロセッサモジュール625は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサモジュール625は、アンテナ605およびトランシーバモジュール610を介して受信された情報を処理すること、および/またはトランシーバモジュール610およびアンテナ605を介して送信されるべき情報を送ることを行い得る。プロセッサモジュール625は、単独でまたはピアツーピア発見管理モジュール310−cとともに、本明細書で説明されるように、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対するAGC設定を予測する様々な態様を取り扱うことができる。


[0076]図6のアーキテクチャによれば、UE115−hは、通信管理モジュール630と状態モジュール635とをさらに含み得る。通信管理モジュール630は、アクセスポイント105および/または他のUE115との通信を確立し、管理し得る。


[0077]状態モジュール635は、現在のデバイス状態(たとえば、コンテキスト、認証、基地局関連付け、および/または他の接続性問題)を反映および制御し得る。


[0078]ピアツーピア発見管理モジュール310−cは、図3、図4および/または図5を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310の1つまたは複数の態様の一例であり得る。


[0079]例として、通信管理モジュール630、状態モジュール635、および/またはピアツーピア発見管理モジュール310−cの各々は、(たとえば、1つまたは複数のバス640を介して)UE115−hの他の構成要素のうちの一部または全部と通信しているUE115−hの構成要素であり得る。代替として、通信管理モジュール630、状態モジュール635、および/またはピアツーピア発見管理モジュール310−cの機能は、トランシーバモジュール610の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール625の1つもしくは複数のコントローラ要素として実装され得る。


[0080]UE115−hの構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数のASICを用いて、個々にまたはまとめて実装され得る。代替として、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施される場合がある。他の例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。言及したモジュールの各々は、UE115−hの動作に関係する1つまたは複数の機能を実施するための手段であり得る。


[0081]図7は、図1、図3、図4および/または図6を参照しながら説明されたUE115のうちの1つによって関与されるピア発見プロセスなどのピア発見プロセスの間の例示的なリソース700の割振りを示す。リソース700は、短距離リソース705のセットと長距離リソース710のセットとを含む。短距離リソース705は、時間リソースブロック1〜N1の間で時間多重化され、周波数リソースブロック1〜M1の間で周波数多重化されるリソースのアレイを含む。短距離リソースは、たとえば、リソース715と720とを含み得る。長距離リソース710は、時間リソースブロック1〜N2の間で時間多重化され、周波数リソースブロック1〜M2の間で周波数多重化されるリソースのアレイを含む。長距離リソースは、たとえば、リソース725と730とを含み得る。いくつかの場合には、時間リソースブロックの各々は、特定のサブフレームの長さ(たとえば、LTEサブフレームの長さ)に対応し得る。


[0082]短距離リソース705の数は、長距離リソース710の数より少ない(たとえば、M1×N1<


[0083]短距離リソース705内のリソースの第1のセットは、リソース715と720とを含み得る。これらのリソースの各々は、長距離リソース710の時間リソースブロック1内のリソースを含む、リソースの第2のセット735内の複数のリソースにマッピングされ得る。たとえば、リソース720は、それが図7の矢印によって接続されるリソースの各々にマッピングされ得る。リソース710の第2のセットのリソースのうちの1つの間に長距離発見信号(たとえば、長距離エネルギー)を送信していることになるいくつかのUE115の各々は、それがマッピングされる短距離リソースの間に短距離エネルギーを送信すべきであり、それによって、その短距離エネルギー送信は、長距離リソース710の時間リソースブロック(たとえば、リソースの第2のセット735によって定義される時間リソースブロック)内の総エネルギーの予測の要素に入れられ得る。


[0084]リソースの第2のセット735内のリソースは、異なる時間および/または周波数のリソースブロック内に入る短距離リソースを含む異なる短距離リソースにマッピングすることができるが、単一の短距離リソースは、長距離リソース710の1つの時間リソースブロック内のリソースだけにマッピングされ得る。これは、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーの合計が、リソースの第2のセットの1つの時間リソースブロック内の総エネルギーの予測となることを可能にする。


[0085]短距離リソース705を長距離リソースのセットの総エネルギーを予測するために使用することに加えて、短距離リソース705は、ピアの短距離発見のために使用され得る。M1×N1内のリソースの数が、N2(すなわち、長距離リソース内に表される時間リソースブロックの数)と比較してかなり大きい限り、2つの近接して位置するUEが、短距離発見および短距離エネルギー送信のそれぞれに対して、同じ短距離時間−周波数リソースを共有する尤度は低い。したがって、短距離エネルギー送信が、短距離発見信号の送信をマスクする可能性は小さい。


[0086]図8は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対するAGC設定を予測するための方法800の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法800は、図1、図3、図4および/もしくは図6を参照しながら説明されたUE115のうちの1つ、ならびに/または、図3、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310を参照しながら、以下で説明される。一例では、UE115は、以下で説明される機能を実施するためにUE115の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。


[0087]ブロック805において、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーが、推定され得る。いくつかの場合には、リソースは、1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、そのリソースは、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースと周波数リソースとを含み得る。いくつかの場合には、リソースは、短距離発見(たとえば、他のデバイスまたはピアの発見)またはピアツーピアネットワークにおける他の短距離送信のために使用されるリソースであってよい。いくつかの場合には、ブロック805における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたエネルギー推定モジュール405を使用して実施され得る。


[0088]ブロック810において、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーが、予測され得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの場合には、総エネルギーは、上記の式1に基づいて予測され得る。いくつかの場合には、リソースの第2のセットのリソースは、1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、そのリソースは、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースと周波数リソースとを含み得る。いくつかの場合には、ブロック810における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたエネルギー予測モジュール410を使用して実施され得る。


[0089]ブロック815において、リソースの第2のセットに対するAGC設定が、予測され得る。AGC設定は、長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。いくつかの場合には、ブロック815における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたAGC設定予測モジュール415を使用して実施され得る。


[0090]リソースの第1のセット内のリソースの数は、リソースの第2のセット内のリソースの数より少なくてよい。いくつかの場合には、リソースの第1のセットのうちの単一のリソースは、長距離発見のために使用されるリソースの複数の第2のセットにマッピングされ得る。リソースの複数の第2のセットは、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化され得る。


[0091]したがって、方法800は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測することを提供することができる。方法800は一実装形態にすぎず、方法800の動作は、他の実装形態が可能であるように並べ替えられ、または場合によっては変更され得ることに留意されたい。


[0092]図9は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための方法900の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法900は、図1、図3、図4および/もしくは図6を参照しながら説明されたUE115、図2、図3および/もしくは図4を参照しながら説明された受信機モジュール205もしくは305、図3、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または図6を参照しながら説明されたトランシーバモジュール610のうちの1つを参照しながら以下で説明される。一例では、UE115は、以下で説明される機能を実施するためにUE115の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。


[0093]ブロック905において、エネルギーは、リソースの第1のセットのうちの1つまたは複数のリソース上で受信され得る。いくつかの場合には、リソースは、1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースおよび/または周波数リソースを含み得る。いくつかの場合には、リソースは、短距離発見(たとえば、他のデバイスまたはピアの発見)またはピアツーピアネットワークにおける他の短距離送信のために使用されるリソースであってよい。いくつかの場合には、ブロック905における動作は、図2、図3、および/もしくは図4を参照しながら説明された受信機モジュール205もしくは305、ならびに/または、図6を参照しながら説明されたトランシーバ610を使用して実施され得る。


[0094]ブロック910において、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーが、推定され得る。いくつかの場合には、ブロック910における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたエネルギー推定モジュール405を使用して実施され得る。


[0095]ブロック915において、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーが、合計され得る。いくつかの場合には、ブロック915における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたエネルギー予測モジュール410を使用して、実施され得る。


[0096]ブロック920において、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーが、予測され得る。総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの合計された推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて、ある時間期間の間に予測され得る。たとえば、総エネルギーは、少なくとも部分的に、合計された推定エネルギーをスケーリングすることによって予測され得る。いくつかの場合には、総エネルギーは、上記の式1に基づいて予測され得る。加えて、合計された推定エネルギーは、フェーディングおよびモビリティに対するいくらかのヘッドルームを設けるためにスケーリングされ得る。いくつかの場合には、リソースの第2のセットのリソースは、1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、そのリソースは、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースと周波数リソースとを含み得る。いくつかの場合には、ブロック920における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたエネルギー予測モジュール410を使用して実施され得る。


[0097]ブロック925において、リソースの第2のセットに対するAGC設定が、予測され得る。AGC設定は、長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。いくつかの場合には、ブロック925における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたAGC設定予測モジュール415を使用して実施され得る。


[0098]ブロック930において、長距離発見のために使用される受信機の利得は、予測されたAGC設定に少なくとも部分的に基づいて調整され得る。いくつかの場合には、ブロック930における動作は、図3、図4、図5および/または図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310を使用して実施され得る。


[0099]ブロック935において、および受信機の利得を調整した後、1つまたは複数の送信(たとえば、他のUE115の長距離発見送信)は、リソースの第2のセットのうちの1つまたは複数のリソースを介して受信され得る。いくつかの場合には、ブロック935における動作は、図2、図3および/もしくは図4を参照しながら説明された受信機モジュール205もしくは305、ならびに/または、図6を参照しながら説明されたトランシーバ610を使用して実施され得る。


[0100]リソースの第1のセット内のリソースの数は、リソースの第2のセット内のリソースの数より少なくてよい。いくつかの場合には、リソースの第1のセットのうちの単一のリソースは、長距離発見のために使用されるリソースの複数の第2のセットにマッピングされ得る。リソースの複数の第2のセットは、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化され得る。


[0101]エネルギー(たとえば、送信)がリソースの第2のセットを介してブロック935において受信される前に、エネルギーがリソースの第1のセットを介してブロック905において受信されるとき、およびエネルギーがブロック935において受信される前に時間的に近くで、ブロック905において受信されたエネルギーが受信されるとき、予測されたAGC設定は、より複雑な、および/またはより高価な受信機によって動的にリアルタイムで計算され得るAGC設定に非常に近くなり得る。いくつかの場合には、リソースが短距離発見のために使用される時間期間、およびエネルギーがブロック905において受信され得る時間期間は、リソースがブロック935において長距離発見に使用される時間期間より短い場合がある。リソースが短距離発見のために使用される、より短い時間期間は、エネルギーがブロック935において受信されるのに時間的に近くでのブロック905におけるエネルギーの受信を可能にする要因の1つであり得る。


[0102]したがって、方法900は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測することを提供することができる。方法900は一実装形態にすぎず、方法900の動作は、他の実装形態が可能であるように並べ替えられ、または場合によっては変更され得ることに留意されたい。


[0103]図10は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測するための方法1000の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法1000は、図1、図3、図4および/もしくは図6を参照しながら説明されたUE115、図2、図3および/もしくは図4を参照しながら説明された受信機モジュール205もしくは305、図3、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、図3および/もしくは図4を参照しながら説明された送信機モジュール315、ならびに/または図6を参照しながら説明されたトランシーバモジュール610のうちの1つを参照しながら以下で説明される。一例では、UE115は、以下で説明される機能を実施するためにUE115の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。


[0104]ブロック1005において、エネルギーは、リソースの第1のセットのうちの1つまたは複数のリソース上で送信および受信され得る。いくつかの場合には、リソースは、1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースおよび/または周波数リソースを含み得る。いくつかの場合には、リソースは、短距離発見(たとえば、他のデバイスまたはピアの発見)またはピアツーピアネットワークにおける他の短距離送信のために使用されるリソースであってよい。いくつかの場合には、エネルギーは、リソースのうちの1つを介して送信され得る一方で、エネルギーは、リソースのうちの1つまたは複数を介して受信され得る。送信されたエネルギーは、短距離エネルギー(たとえば、ピアツーピアネットワークにおけるピアの短距離発見のために使用されるエネルギー程度のエネルギーであり、そのエネルギーはピアの長距離発見のために使用されるエネルギーより低い電力である)であってよい。いくつかの場合には、ブロック1005における送信動作は、図3を参照しながら説明された送信機モジュール315、および/または図6を参照しながら説明されたトランシーバモジュール610を使用して実施され得る。いくつかの場合には、ブロック1005における受信動作は、図2、図3および/もしくは図4を参照しながら説明された受信機モジュール205もしくは305、ならびに/または図6を参照しながら説明されたトランシーバ610を使用して実施され得る。


[0105]ブロック1010において、リソースの第1のセットの各リソースのエネルギーが、推定され得る。いくつかの場合には、ブロック1010における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたエネルギー推定モジュール405を使用して実施され得る。


[0106]ブロック1015において、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの総エネルギーが、予測され得る。予測された総エネルギーは、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの場合には、予測された総エネルギーは、式1に基づき得る。いくつかの場合には、リソースの第2のセットのリソースは、1つまたは複数の通信チャネルのリソースを含み得、そのリソースは、多重化(たとえば、時間多重化および/または周波数多重化)される時間リソースと周波数リソースとを含み得る。いくつかの場合には、ブロック1015における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたエネルギー予測モジュール410を使用して、実施され得る。


[0107]ブロック1020において、リソースの第2のセットに対するAGC設定が、予測され得る。AGC設定は、長距離発見のために使用されるリソースの第2のセットの予測された総エネルギーに少なくとも部分的に基づいて予測され得る。いくつかの場合には、ブロック1020における動作は、図3、図4、図5および/もしくは図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310、ならびに/または、図4および/もしくは図5を参照しながら説明されたAGC設定予測モジュール415を使用して実施され得る。


[0108]ブロック1025において、長距離発見のために使用される受信機の利得は、予測されたAGC設定に少なくとも部分的に基づいて調整され得る。いくつかの場合には、ブロック1025における動作は、図3、図4、図5および/または図6を参照しながら説明されたピアツーピア発見管理モジュール310を使用して実施され得る。


[0109]ブロック1030において、および受信機の利得を調整した後、1つまたは複数の送信(たとえば、長距離発見送信)が行われてよく、一方、1つまたは複数の送信(たとえば、1つまたは複数の他のUE115の長距離発見送信)が受信されてよい。いくつかの場合には、ブロック1030における送信動作は、図3を参照しながら説明された送信機モジュール315、および/または図6を参照しながら説明されたトランシーバモジュール610を使用して実施され得る。いくつかの場合には、ブロック1030における受信動作は、図2、図3および/もしくは図4を参照しながら説明された受信機モジュール205もしくは305、ならびに/または図6を参照しながら説明されたトランシーバ610を使用して実施され得る。


[0110]ブロック1030における動作に続いて、および場合によっては遅延の後、方法1000は、ブロック1005にループして戻り、ブロック1005〜1030の動作を繰り返す場合がある。しかしながら、ブロック1005〜1030によって定義されるフローに加えて、追加のフローが、ブロック1005、1010、1035、1040および/または1045によって定義され得る。追加のフローは、ブロック1005〜1030によって定義されるフローの前、途中または後に実行されてもよい。追加のフローでは、ブロック1005において行われたエネルギー送信が、リソースの第1のセットのうちの別のリソースより低い推定エネルギーを有するリソースの第1のセットのうちの1つのリソース上、またはリソースの第1のセットのうちのいずれかの最低の推定エネルギーを有する1つのリソース上で送信されたかどうかが、ブロック1005におけるリソースの第1のセットの各リソースのエネルギーを推定した後で、ブロック1035において決定され得る。そうである場合、追加のフローはブロック1040において終了してよい。そうでない場合、追加のフローは、ブロック1045に進んでよく、そこにおいて、リソースの第1のセットのうちの異なる1つのリソースが、今後のエネルギー送信のために選択され得る。リソースの第1のセットのうちの異なる1つのリソースが、リソースの第1のセットの各リソースの推定エネルギーに少なくとも部分的に基づいて選択され得る。いくつかの場合には、選択されたリソースは、最低の推定エネルギーを有するリソースであり得る。他の場合には、選択されたリソースは、エネルギーがブロック1005において以前に送信されたリソースより低い推定エネルギーを有するリソースであり得る。


[0111]リソースの第1のセット内のリソースの数は、リソースの第2のセット内のリソースの数より少なくてよい。いくつかの場合には、リソースの第1のセットのうちの単一のリソースは、長距離発見のために使用されるリソースの複数の第2のセットにマッピングされ得る。リソースの複数の第2のセットは、1つの時間リソースブロック内で周波数多重化され得る。


[0112]エネルギー(たとえば、送信)がリソースの第2のセットを介してブロック1030において受信される前に、エネルギーがリソースの第1のセットを介してブロック1005において受信されるとき、およびエネルギーがブロック1030において受信される前に時間的に近くで、ブロック1005において受信されたエネルギーが受信されるとき、予測されたAGC設定は、より複雑な、および/またはより高価な受信機によって動的にリアルタイムで計算され得るAGC設定に非常に近くなり得る。いくつかの場合には、リソースが短距離発見のために使用される時間期間、およびエネルギーがブロック1005において受信され得る時間期間は、リソースがブロック1030において長距離発見のために使用される時間期間より短い場合がある。リソースが短距離発見のために使用される、より短い時間期間は、エネルギーがブロック1030において受信されるのに時間的に近くでのブロック1005におけるエネルギーの受信を可能にする要因の1つであり得る。


[0113]したがって、方法1000は、ピアツーピアネットワークにおける長距離発見に対する自動利得制御設定を予測することを提供することができる。方法1000は一実装形態にすぎず、方法1000の動作は、他の実装形態が可能であるように並べ替えられ、または場合によっては変更され得ることに留意されたい。


[0114]添付の図面に関して上記に記載した詳細な説明は、例示的な例について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る例のみを表すものではない。この説明全体にわたって使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解を与えるために、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形式で示す。


[0115]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))とCDMAの他の変形形態とを含む。TDMAシステムは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS。LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本明細書において説明される技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。ただし、以下の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、以下の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。


[0116]様々な開示される例のうちのいくつかに適応することができる通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークとすることができる。たとえば、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信はIPベースであり得る。無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)レイヤは、論理チャネルを介して通信するために、パケットセグメンテーションとリアセンブリとを実施することができる。媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)レイヤは、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実施することができる。MACレイヤはまた、MACレイヤで再送信を行ってリンク効率を改善するために、ハイブリッドARQ(HARQ)を使用することができる。物理レイヤで、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。


[0117]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。


[0118]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替では、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。プロセッサは、場合によっては、メモリと電子通信していてもよく、メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を記憶する。


[0119]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信される場合がある。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲および趣旨内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の一部が異なる物理的ロケーションに実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は選言的列挙を示しており、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙は、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味する。


[0120]コンピュータプログラム製品またはコンピュータ可読媒体はいずれも、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ可読記憶媒体と通信媒体とを含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のコンピュータ可読プログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモート光源から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。


[0121]本開示についてのこれまでの説明は、当業者が本開示を構成または使用することができるように与えられる。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。



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