Moldable transceiver to be used in conjunction with apparel

申请号 JP2000570912 申请日 1999-09-16 公开(公告)号 JP2002525904A 公开(公告)日 2002-08-13
申请人 トラクス, インコーポレイテッド; 发明人 ジェイムズ エイ. ポウレテ,; ブライアン シー. ワデル,;
摘要 (57)【要約】 アパレルとともに使用されるトランシーバが記載される。 このトランシーバは、アパレルの形状に適合するように実質的に変形可能な可撓的に相互接続された電気部品を用いている。 トランシーバは、電源およびアンテナに電気的に接続された送信機および受信器を備えている。 本発明の別の実施形態は、アパレルの形状に適合するように実質的に変形可能なトランシーバと、トランシーバをアパレルに取り付けるための支持部材とを備えたアパレルを含む。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 アパレルとともに使用されるトランシーバであって、 a)電源と、 b)該電源に電気的に接続された送信機および受信器を含む、可撓的に相互接続された複数の電気部品であって、該アパレルの形状に適合するように実質的に変形可能である、電気部品と、 c)該送信機および受信器に電気的に接続されたアンテナと、 を含む、トランシーバ。
  • 【請求項2】 前記アンテナは、該アパレルのユーザから遠ざかる方向に電磁放射線を放射する指向性アンテナを含む、請求項1に記載のトランシーバ。
  • 【請求項3】 前記電源、前記電気部品および前記アンテナの少なくとも1
    つは、ユーザの身体上にマウントするように適合可能であるか、または、ユーザの身体上にマウントするように形成されている、請求項1に記載のトランシーバ。
  • 【請求項4】 前記電源、前記電気部品および前記アンテナの少なくとも1
    つの形状は、前記アパレルのマウント表面の形状に対応している、請求項1に記載のトランシーバ。
  • 【請求項5】 前記トランシーバは、データ、ビデオまたはオーディオを含むソースに電気的に接続されている、請求項1に記載のトランシーバ。
  • 【請求項6】 前記トランシーバは、実質的に、環境保護材料内に封入されている、請求項1に記載のトランシーバ。
  • 【請求項7】 前記保護材料は、プラスチック、布、金属またはセルロースを含む、請求項7に記載のトランシーバ。
  • 【請求項8】 前記トランシーバは、保護部材と、前記アパレルの外側表面との間に配置される、請求項1に記載のトランシーバ。
  • 【請求項9】 前記トランシーバは、実質的にユーザの身体上に配置され、
    前記電源は、バッテリである、請求項1に記載のトランシーバ。
  • 【請求項10】 前記バッテリは、再充電可能である、請求項11に記載のトランシーバ。
  • 【請求項11】 前記バッテリは、無線再充電システムによって再充電可能である、請求項11に記載のトランシーバ。
  • 【請求項12】 アパレルであって、 a)トランシーバと、 b)該トランシーバを該アパレルに取り付けるための支持部材と、 を備え、該トランシーバは、 i)電源と、 ii)該電源に電気的に接続された送信機および受信器を含む、可撓的に相互接続された複数の電気部品であって、該アパレルの形状に適合するように実質的に変形可能である、電気部品と、 iii)該電気部品の少なくとも1つに電気的に接続されたアンテナと を含む、アパレル。
  • 【請求項13】 前記アンテナは、該アパレルのユーザから遠ざかる方向に電磁放射線を放射する指向性アンテナを含む、請求項14に記載のアパレル。
  • 【請求項14】 前記トランシーバは、実質的に、環境保護材料内に封入されている、請求項14に記載のアパレル。
  • 【請求項15】 前記トランシーバは、センサに電気的に接続されている、
    請求項14に記載のアパレル。
  • 【請求項16】 前記トランシーバは、データ、ビデオまたはオーディオを含むソースに電気的に接続されている、請求項14に記載のアパレル。
  • 【請求項17】 前記アパレルは、ヘルメットを含む、請求項14に記載のアパレル。
  • 【請求項18】 前記電源、前記電気部品および前記アンテナの少なくとも1つは、ユーザの身体上にマウントするように適合可能であるか、または、ユーザの身体上にマウントするように形成されている、請求項14に記載のアパレル。
  • 【請求項19】 前記電源、前記電気部品および前記アンテナの少なくとも1つの形状は、前記アパレルのマウント表面の形状に対応している、請求項14
    に記載のトランシーバ。
  • 【請求項20】 前記電源は、再充電可能である、請求項14に記載のアパレル。
  • 【請求項21】 前記電源は、無線再充電システムによって再充電可能である、請求項14に記載のアパレル。
  • 【請求項22】 ヘルメットであって、 a)ヘルメットと、 b)該ヘルメットに取り付けられたトランシーバと、 c)該トランシーバを該ヘルメットに取り付けるための支持部材と、 を備え、該トランシーバは、 i)電源と、 ii)該電源に電気的に接続された送信機および受信器を含む、可撓的に相互接続された複数の電気部品であって、該ヘルメットの形状に適合するように実質的に変形可能である、電気部品と、 iii)該ヘルメットのユーザから遠ざかる方向に電磁放射線を指向する、該送信機および受信器に電気的に接続されたアンテナと を含む、ヘルメット。
  • 【請求項23】 前記トランシーバは、実質的に前記ユーザのヘルメット内に配置されている、請求項24に記載のヘルメット。
  • 【請求項24】 前記トランシーバは、実質的に、環境保護材料内に封入されている、請求項24に記載のヘルメット。
  • 【請求項25】 前記トランシーバは、保護部材と前記ヘルメットの外側表面との間に配置される、請求項24に記載のヘルメット。
  • 【請求項26】 前記電源、前記電気部品および前記アンテナの少なくとも1つは、ユーザの頭部上にマウントするように適合可能であるか、または、ユーザの頭部上にマウントするように形成されている、請求項24に記載のヘルメット。
  • 【請求項27】 前記電源、前記電気部品および前記アンテナの少なくとも1つの形状は、前記アパレルのマウント表面の形状に対応している、請求項24
    に記載のトランシーバ。
  • 【請求項28】 前記トランシーバは、センサに電気的に接続されている、
    請求項24に記載のヘルメット。
  • 【請求項29】 前記センサは、ユーザの頭部の少なくとも一部と連絡状態にある、請求項30に記載のヘルメット。
  • 【請求項30】 トランシーバは、データ、ビデオまたはオーディオを含むソースに電気的に接続されている、請求項24に記載のトランシーバ。
  • 【請求項31】 前記電源は、バッテリを含む、請求項24に記載のヘルメット。
  • 【請求項32】 前記電源は、再充電可能である、請求項24に記載のヘルメット。
  • 【請求項33】 前記電源は、無線再充電システムによって再充電可能である、請求項24に記載のトランシーバ。
  • 【請求項34】 ヘルメット内のバッテリを再充電する方法であって、 a)再充電システムの第1のコイル内に充電電流を供給するステップと、 b)第2のコイルを含む該ヘルメットを該第1のコイルと電磁気的に連絡させるステップと、 を含み、充電電流は該第1のコイルから該第2のコイルへと誘導され、これにより、該ヘルメット内の該バッテリを充電する、方法。
  • 【請求項35】 アパレルとともに使用される電子装置であって、 a)可撓的な電源と、 b)該可撓的な電源に電気的に接続された、可撓的に相互接続された複数の電気部品であって、該アパレルの形状に適合するように実質的に変形可能である、
    電気部品と、 を含む、電子装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 (発明の分野) 本発明は、広義には、アパレル(apparel)とともに使用される成形可能な電子部品に関する。 特に、本発明は、無線通信、マルチラテレーション(m
    ultilateration)、遠隔測定、患者のモニタリングおよび記録用のユーザの身体に適合する電子部品に関する。

    【0002】 (発明の背景) パイロット、運動選手、軍人、オートバイに乗る人、自転車に乗る人、消防士、警察官、医療保健従事者、患者、鉱山労働者等は、全て、ポケット、財布またはベルト等のアパレルの中に簡便に配置された無線装置を使用する。 無線電子部品の別の可能な配置場所は、電子部品をアパレルと一体化することである。 例えば、衣服、腕時計およびヘルメットに、無線電子部品が一体化されている。

    【0003】 ユーザのアパレルに電子部品を一体化することには多数の問題がある。 例えば、アパレルが重くなり過ぎたり、嵩高になり過ぎたりして、ユーザが装用する際に不快感を与える。 さらに、多くの場合、これらの電子部品は、スポーツ競技等の極端な条件下でアパレルが酷使されることに耐えられるようには設計されておらず、このような状況下においては故障し易い。 また、これらの電子部品は、通常、多数の用途のために設計されており、概して、特定のアパレルのために設計されてはいない。

    【0004】 ヘルメットのような特化されたアパレルにおいては、これらの課題がより深刻になる。 ヘルメットは、主に、衝撃を大きな表面積にわたって分散させて、外殻および圧縮性パッドにおいてを吸収するように設計されている。 他者を怪我させたり、衝撃を受けた際に力が集中することを防ぐためには、ヘルメットに出張りが無いようにすることが必要である。 ヘルメットは、その内側において、概ね球状の頭蓋骨に力を分散させ、その外側において、衝撃を受けた際に力の集中を防ぐために、球体形状であることが必要である。 ヘルメットの設計における他の副次的な目的には、軽量化、快適度および良好なフィット感、良好なバランス、
    耐薬品性、耐汗性、および外観の良さがある。 今日、ヘルメットに埋め込まれるトランシーバの多くは、ヘルメットを改変することなく埋め込むには十分に小さくない。 これらのトランシーバはまた、比較的重く、ヘルメットのフィット感およびバランスに大きな影響を与えることなくヘルメット内にマウントするには厚過ぎる。 バランスのとれていない、あるいは、正しくフィットしないヘルメットは、ユーザが装用する際に不快感を与え得る。

    【0005】 従来技術によるヘルメットは、ヘルメットの外側またはヘルメット内のポケットの中に無線機をマウントしている。 また、これらのヘルメットにおいては、ノブ(knob)、コネクタ、配線およびアンテナのような制御電子部品がヘルメットの表面に直接マウントされている。 これらの改変は、不利であり、電子部品を設けるためにヘルメットの衝撃吸収特性が当初の設計から変わってしまった場合、怪我につながる可能性もある。

    【0006】 他のアパレルトランシーバは、例えば、スニーカー、ベルト、リストバンドまたは腕時計にマウントされる。 従来技術による方法には、多数の欠点がある。 例えば、トランシーバをベルトにクリップで引っ掛ける方法では、ユーザが転倒してトランシーバの上に倒れた場合、怪我につながる可能性がある。 転倒により、
    トランシーバを壊してしまう可能性もある。 コンタクトのあるスポーツにおいては、出張りのあるトランシーバによって選手が怪我をする可能性がある。 また、
    ベルトクリップが緩み、トランシーバが落ちて破損する可能性もある。 手首にマウントするトランシーバには、嵩高で、重く、装用する際に不快感を与え得るという欠点がある。 靴またはスニーカーにマウントするトランシーバは、通常、靴紐に取り付けられ、歩いたり走ったりする際に不快感を与え得る。

    【0007】 別の従来技術によるトランシーバは、ベルトまたは接着テープを用いてユーザの胸部にマウントされる。 この構成により、例えば、トレッドミル上で走っているユーザの脈拍をとることが可能になる。 この方法にも、フィット感が悪い、呼吸を制限する、ユーザが前方に転倒したときに大怪我を負う可能性がある等の欠点がある。

    【0008】 (発明の要旨) 従って、本発明の主要な目的の1つは、可撓的に相互接続された電気部品を用いることにより、アパレルまたはユーザの身体に合わせて成形可能なトランシーバおよびセンサ等の他の電子部品を提供することである。 本発明の別の主要な目的は、ユーザから遠ざかる方向に電磁放射線を指向する可撓的なアンテナを提供することである。 本発明のさらに別の主要な目的は、ヘルメットの快適度および保護特性を改変することなく、本発明によるトランシーバを組み込んだヘルメットを提供することである。 本発明のさらに別の主要な目的は、ヘルメット内のトランシーバのバッテリを再充電するための無線充電システムを提供することである。

    【0009】 これに合わせて、本発明は、電源と、アンテナと、アパレルの形状に適合するように実質的に変形可能な、可撓的に相互接続された電気部品とを備えたトランシーバを提供する。 ある実施形態において、このアンテナは可撓的である。 ある実施形態において、このアンテナは指向性であり、これにより、ユーザから遠ざかる方向に電磁放射線を指向する。 このトランシーバの電源は、バッテリであり得る。 このトランシーバは、1つ以上のセンサに接続され得る。

    【0010】 本発明はまた、アパレルの形状に適合するように実質的に変形可能な、可撓的に相互接続された電気部品を備えたトランシーバを有するアパレルを提供する。
    このアパレルは、トランシーバをアパレルに取り付けるための支持部材をさらに有する。 例えば、Velcro(登録商標)または両面テープを用いて、トランシーバを支持し得る。

    【0011】 本発明はまた、ヘルメットの形状に適合するように実質的に変形可能な、可撓的に相互接続された電気部品を備えたトランシーバを有するヘルメットを提供する。 このトランシーバは、アンテナをさらに備える。 このトランシーバは、ヘルメットの保護部材と外側表面との間に配置され得る。 このトランシーバの電源は、再充電バッテリであり得る。

    【0012】 本発明はまた、再充電システムの第1のコイルに充電電流を供給し、そして、
    第2のコイルを備えたヘルメットを第1のコイルと電磁気的に連絡させることによって、ヘルメット内のバッテリを再充電する方法を提供する。 ここで、充電電流が第1のコイルから第2のコイルへと誘導され、これにより、ヘルメット内のバッテリが充電される。

    【0013】 (詳細な説明) 図1aは、可撓的な相互接続部(4、4'、4''、4''')によって可撓的に相互接続された電子構成部品またはタイル(2、2'、2''、2''')
    を含む、本発明のトランシーバを示す。 タイル(2、2'、2''、2''')
    はさらに電源6と電気的に接続している。 電源6は、バッテリまたは任意の他の電源であり得る。 バッテリは使い捨てでもあり得るし、再充電可能でもあり得る。 例えば、電源はコンデンサ、交流電源、直流電源および発電器であり得る。 本発明で用いられ得る発電器の例は、ユーザの動きに由来するエネルギを貯蔵する運動発電器、またはユーザが利用している装置の動きに由来するエネルギを貯蔵する典型的な「自転車型」発電器を含む。

    【0014】 図1aに示す実施形態は円形タイル(2、2'、2''、2''')を示すが、本発明のタイルは本発明が意図する目的に役立つ任意の幾何学形状であり得る。 これらの形状は、例えば三形、六角形、台形、および八角形を含む。 タイル(2、2'、2''、2''')および相互接続部(4、4'、4''、4''
    ')のサイズは、適用に依存して変化し得ることも理解されるべきである。 いくつかのケースでは、相互接続部(4、4'、4''、4''')が非常に小さいために、タイル(2、2'、2''、2''')は実際には1つの可撓的な片に見える。 一実施形態において、タイルは、その輪郭が、タイルがマウントされる表面から取られたスライスの輪郭に合致するような形状になっており、その結果、タイル上の電気回路に対する支持を提供するようになっている。 この実施形態においては、マウント表面の形状がタイルの形状を決定する。 別の実施形態においては、相互接続部が、可撓的なプリント基板などの、タイルの一体的部分であり得る。 あるいは、相互接続部は、ケーブルの場合のように、タイルから分離し得る。

    【0015】 一実施形態におけるタイル(2、2'、2''、2''')は、基板上の電気的構成部品であるリードおよび接続部を応力に対して保護するように剛性であるが、タイル相互間ではトランシーバがアパレルの形状に沿うことを可能にするように可撓的である。 このことは、可撓的な領域内に剛性の領域を有する単一のタイル2を用いること、または可撓的な相互接続部(4、4'、4''、4'''
    )によって接続された剛性タイル(2、2'、2''、2''')を用いることによって達成され得る。

    【0016】 図1aに示すトランシーバの長さ12および幅10は実質的に変更し得る。 一実施形態において、長さ12は約267mmであり幅10は約51mmである。
    他の実施形態は、異なる点でタイルを相互接続してカスタマイズされたパターンを形成することを含む。 これらのパターンは様々な適用に対する要件に沿う形状に形成され得る。 例えば、図4は、タイルを1つの位置に集中させる三角形状パターンのタイル(2、2'、2''、2''')を示し、図1は、タイルを線形に広げるパターンを示す。

    【0017】 図1bはタイルの厚み14を示し、電源6もまた適用に依存して変化し得る。
    概して、構成部品はマウント表面よりも高い。 表面マウント一体型回路と他の高さの低い構成部品とが用いられ得ることが本発明によって考え出され、これらの技術は当該分野において公知である。 一実施形態において、厚み14は約3.8
    mmである。

    【0018】 別の実施形態において、本発明は、周囲の環境からトランシーバを保護する保護層8を含む。 保護は、例えば、ショック、発汗、または他の液体からの保護である。 保護層8はさらに、例えば電磁放射からトランシーバを保護するRFシールドであり得る。 保護層8はさらに完全にトランシーバを覆い得る。 トランシーバは保護層8内に密閉され得る。 保護層8は、プラスチック、ファブリック、発泡金属、または他の任意の適切な材料によって形成され得る。 一実施形態において、保護層8は、「ジップロック」型プラスチック袋である。 本発明のトランシーバは、実質的な衝撃および他の過酷な取り扱いに耐えるように設計されていることに留意すべきである。

    【0019】 別の実施形態における本発明のトランシーバは、例えばタイル(2、2'、2
    ''、2''')がユーザの身体に直接触れることが望まれる場合、保護層8なしに用いられ得る。 これは、感覚が必要であるときに望まれ得る。 例えば、磁気脳造影図を提供するためには、タイルは頭蓋骨に直接触れる必要がある。

    【0020】 図2aは、可撓的な相互接続部(4、4')によって接続されたタイル(2、
    2'、2'')を示す。 タイル(2、2'、2'')は、球形に沿っている様子が示されており、図2bに示すようにアパレルの内層16とアパレルの外層18
    とに挟まれている。 しかし、アパレルがトランシーバを挟むことは必要ではなく、トランシーバはアパレルに安定的に取り付けられなければならない。 タイルは、両面テープ、またはフックおよびループマウントなどの、当該分野で周知のマウント手順を用いてアパレルの表面にマウントされ得る。

    【0021】 図2aは、例えばヘルメットの内層16またはユーザの頭皮の一部分を示す。
    内層16にはパッドが取り付けられ得る。 図2bは、ヘルメットの外層18を示す。 外層18は、プラスチック、金属、または何らかの複合材料によって形成され得る。 ヘルメットの1つの目的は、頭部の大きな領域に衝撃を分散させることによってユーザの頭部を保護することである。

    【0022】 図3は、本発明の別の実施形態であって、非球形構成を有するタイル(20、
    22、24)を示す。 電源26も示されており、電源26は例えばバッテリであり得る。 この構成は頭部に着用されないアパレル、例えばおそらくアームバンドによく適し得る。

    【0023】 本発明のトランシーバは小型で軽量で容易に隠せるため、諜報または法の執行用に用いられ得ることが理解されるべきである。 例えば、このようなトランシーバは、敵側に装置を「露出」させる危険を侵さずに、情報提供者などの身体に「
    盗聴装置をしかける」(”wire”)ために用いられる。 デバイスは、衣服のうち、肩に軽く触れるなどの典型的な「ボディチェック」(”pat down
    ”サーチ)では通常見逃される領域に隠され得る。一実施形態において、本発明はユーザのヘアーピース内に隠され得、別の機密モードを可能にする。実際本発明は、衣服、帽子、ブレスレット、ネックレス、靴、スニーカー、ブーツ、ソックス、手袋、眼鏡、ヘッドフォン、ヘッドバンド、リストバンド、ヘルメット、
    および他の多くのタイプのアパレルを含む任意のアパレル内で用いられ得る。 別の実施形態において、アパレルは単に、トランシーバをユーザの身体に接続する支持部材であり得る。 一実施形態における支持部材は、例えば、ゴムバンド、両面テープ、リストバンド、ヘッドハンド、アパレルのポケット、またはブレスレットであり得るが、これらに限定されない。 一実施形態において、音量制御などのトランシーバの制御は、ワイヤレスラジオ制御リンクの使用により達成される。 別の実施形態において、制御は、赤外線(IR)リンクの使用により達成される。 たとえばトランシーバを制御するために、コンピュータまたは電子腕時計が用いられ得る。 さらに別の実施形態において、ユーザによって着用されるセンサまたは他の電子装置と通信するために、電子リンクが提供される。 さらに別の実施形態において、本発明はデータを送信および受信するだけでなく、ビデオ、オーディオ、および/または音声通信を送信または受信するためにも用いられ得る。 本発明はさらに電子的にデータを記録および格納するために用いられ得る。

    【0024】 図4は本発明の別の実施形態を示しており、三角形状に並べられた複数のタイル2および接続片4を示している。 所与のアプリケーションにおいて要求されるタイルの数は、望まれる機能に応じて変わる。 例えば、図4に示す実施形態は、
    6個の相互接続されたタイルを示している。 これらのタイルの各々が回路を含んでいる。 この回路は例えば、送信器または受信器回路を含み得る。 別のタイルはバッテリであったり、またはバッテリ再充電回路を含んでいてもよい。 図4に例示したレイアウトは、1つの典型的な構成例である。 他のアプリケーションにおいて、例えば10個のタイル(図示せず)を有するような他の構成が必要になり得る。

    【0025】 各タイルは、異なる目的を有し得、従って異なる電子回路を含み得る。 例えば、1個以上のタイルがバッテリ充電回路を含む一方で、他のタイルが受信器回路を含んでいてもよい。 これに基づき、単に適切なタイルを選択するかあるいは特別に設計されたタイルを利用することで、無限のアプリケーションを作製することが可能であることが理解される。

    【0026】 次に図5を参照して、バッテリ30を示す。 一実施形態においてバッテリ30
    は、平らなバッテリである。 別の実施形態において、バッテリ30は変形可能であり、そのアプリケーションに適合するように成形され得る。 さらに別の実施形態において、バッテリ30は複数の相互接続されたセルからなり得る。 バッテリのサイズおよび形状は、そのアプリケーションにおける要求に依存して、異なり得る。 バッテリ30は再充電可能であっても、使い捨てであってもよい。

    【0027】 コネクタを備えたタイル32とともに、バッテリ30を示す。 一実施形態において、バッテリを衝撃から保護するために保護材料を用いてもよい。 一実施形態においてこの材料は衝撃吸収フォームである。 別の実施形態において、保護材料はプラスチック、布、金属、紙、ファイバーグラス、またはその他の適切な材料であり得る。 保護材料は、漏れを起こしているバッテリ30からユーザを保護するためか、あるいは、バッテリ30を例えば発汗、こぼれ、衝撃、あるいはRF
    ノイズから保護するために、用いられ得る。 別の実施形態において、保護材料は用いられない。 保護材料は、必要な部分を覆うかまたは露出するように利用されるかあるいは選択的に除去され得る。

    【0028】 一実施形態において、バッテリ30は、プラスチックの「ジップロック」タイプの袋を包含する、バッテリ30を収容するための容器34中に封じ込められている。 容器34は、バッテリ30への容易なアクセスを提供する一方で、バッテリ30を外力から保護するための保護カバリングを維持する。 これらの力とは、
    衝撃、発汗、こぼれなどを含む。 別の実施形態において、容器34は、金属または溶射されたプラスチックから作られたRFシールドであり得る。 別の実施形態において、容器34は編まれていることにより、スクリーン様材料またはネット様材料状を呈する。 容器34は、バッテリ30を収納するために適切な任意の材料であり得、限定されないが、織物、プラスチック、フォーム、金属、紙、ボール紙、木材、ガラス、またはファイバーグラスを含む。

    【0029】 図6は、電子部分がタイル上に実装された本発明の一実施形態例を示す、回路図である。 例えば、この回路60は、遠隔測定の送信または多角化のために用いられ得る。 一実施形態において、制御モジュール回路40は、1つ以上のタイル上にあり得る。 図6の制御モジュール40は、マイクロ波回路44に相互接続されている。 マイクロ波回路44が制御モジュール40とは異なるタイル上にある場合は、それらの間の接続片42は可撓性であり得る。 制御モジュール40はまた、接続片52を介してバッテリレギュレータ50に相互接続され得る。 接続片52は可撓性であり得る。

    【0030】 一実施形態において、アンテナ48は指向性アンテナである。 アンテナ48は、電磁放射を放射してこれをユーザから離れた方向に向けるように設計される。
    これは、電磁放射に対する曝露を最小限にしたいような任意の身体実装アプリケーションにおいて、特に有利である。 別の実施形態において、アンテナ48は可撓性である。 さらに、アンテナ48は平らなアンテナである。 平らなアンテナは、突出せず、人に怪我をさせることがないため有利である。 さらに別の実施形態において、アンテナ48はプリント基板電気化学プロセスを用いて作製される。
    図6に示されるように、アンテナ48は接続片46によってマイクロ波回路44
    に接続される。 接続片46は可撓性であってもよい。

    【0031】 バッテリ54は、使い捨てであっても、再使用可能であっても、あるいは再充電可能であってもよい。 一実施形態において、図8に示すような誘導結合によって再充電可能である。 別の実施形態において、バッテリ54は、プラグタイプの充電ジャックを用いることによって(図示せず)再充電可能である。 別の実施形態においてバッテリ54は、直流源(図示せず)によって置き換えられる。 さらに別の実施形態においてバッテリ54は、交流源(図示せず)によって置き換えられる。 さらなる実施形態においてバッテリ54は、コンデンサ(図示せず)によって置き換えられる。 別の実施形態において複数のバッテリ54あるいは電流源を用い得る(図示せず)。 図8に示す誘導充電システムだけではなく、他の無線充電システムを用いてバッテリ54を再充電してもよいことが理解される。

    【0032】 制御モジュール40は、接続片56を介して加速度計58に相互接続される。
    接続片56は、可撓性の接続片であってもよいことに留意されたい。 加速度計5
    8は、本発明の1アプリケーションの例である。 加速度計58は、接続片56を介して制御モジュール40にデータを与え、ひいてはこのデータを回収するリモート受信器にアンテナ48を介してデータを与える、センサである。

    【0033】 一実施形態において加速度計58は、他のセンサ(図示せず)によって置き換えられるかまたは補われる。 システム中において、任意のセンサを用いて任意の必要な機能を監視することが可能であることが理解される。 本システムは、以下のうちの1つ以上を監視し得ることが考えられている。 例えば、体温、血圧、心拍速度、血糖値、脳の電気的活動、心臓の電気的活動、呼吸速度、呼気力(br
    eath force)、移動距離、発汗量、脂肪量、燃焼カロリー、排尿量、
    尿流速、および排便量である。 実際、本発明のトランシーバは、任意の生物物理学的データを関しするために用いられ得る。 別の実施形態において本システムは、ユーザに介して外的な条件、例えば周囲環境温度、湿度、雨、風速および方向を測定し得る。 別の実施形態において、あるセンサがユーザの頭部と連絡しており、頭部から信号感知し、あるいは頭部に信号を送出することができる。

    【0034】 図7は、本発明のヘルメット74の一実施形態を示す。 この実施形態において、ヘルメット74の保護または冷却特性を変更することなく、通気孔70が充電プローブによって利用される。 一実施形態において、充電プローブ72は誘導的バッテリ充電プローブ72である。 内部バッテリを充電するために、ユーザが単にプローブを正しく位置決めするだけで、誘導的チャーシングが開始する。 別の実施形態において、充電プローブ72は単に、ヘルメットに埋め込まれた充電ジャック(図示せず)に係合する充電プラグである。 この実施形態においてバッテリを充電するためには、ユーザは単に充電プラグを充電ジャック(図示せず)に挿入する。

    【0035】 図8は、本発明の誘導的バッテリ充電システムの一実施形態の断面図である。
    誘導的充電システム90は、タイル2および2'と電気的に連絡している誘導的充電プローブ72を含む。 誘導的充電プローブ72は、充電電流が供給され得るコイルを含んでいる。 バッテリで充電している電子部分が、タイル2および2'
    内に含まれ得る。 これらの電子部分は、バッテリ充電回路と電磁気的に連絡する別のコイルを含む。 誘導的充電プローブ72がバッテリで充電している電子部分の極く近傍に位置されるため、第1のコイルからの充電電流が第2のコイル中に誘導されることによりバッテリ充電回路が作動し、バッテリを再充電する。 誘導結合84の領域(単数または複数)を図8に示す。 発明のこの実施形態において、外側ヘルメットシェル80および内側ヘルメットパディング82は変更されないため、製造者によって指定された同じ快適さ、フィット感、および保護を提供する。

    【0036】 発明の好適な実施形態について説明および図示したが、これらの概念を用いた他の実施形態もまた用い得、また請求の範囲に記載された発明の範囲および趣旨内において多くの改変が可能であることが、当業者には明らかである。 従って、
    こられの実施形態は開示された実施形態のみに限定されるのではなく、付属の請求の範囲の趣旨および範囲によってのみ限定されることが理解される。 (詳細な説明) 本発明は、上記請求の範囲において具体的に記載されている。 本発明の上記およびその他の利点は、添付の図面を参照しながら以下の説明を読むことによってより良く理解され得る。

    【図面の簡単な説明】

    【図1a】 図1aは、本発明による成形可能な電子部品の一実施形態を示す。

    【図1b】 図1bは、本発明による成形可能な電子部品の一実施形態を示す。

    【図2a】 図2aは、本発明による成形可能な電子部品の一実施形態を示す図であり、相互接続されたタイルの球形に適合する構成を示している。

    【図2b】 図2bは、本発明による成形可能な電子部品の一実施形態を示す図であり、相互接続されたタイルの球形に適合する構成を示している。

    【図3】 図3は、本発明の別の実施形態の図であり、相互接続されたタイルの略球形構成を示している。

    【図4】 図4は、本発明のさらに別の実施形態の図であり、タイルの別の構成を示している。

    【図5】 図5は、本発明の一実施形態を示す図であり、封止可能な保護容器を示している。

    【図6】 図6は、本発明に使用することができる電気回路のブロック図である。

    【図7】 図7は、本発明の一実施形態を示す図であり、誘導性バッテリ充電装置を有するヘルメットを示している。

    【図8】 図7の誘導性バッテリ充電器の実施形態を示す断面図である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3B011 AA00 AC12 AC21 AC22 3B030 AA01 AA06 AB12 3B107 EA05 5K011 AA04 AA05 AA12 AA16 JA01 JA03 KA12

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