【発明の詳細な説明】 【0001】 (発明の技術分野) 本発明はパンクチャー化した(punctured)畳込み符号化システムに関し、特に、システムのビット誤り率(BER:bit error rate )パフォーマンスを低減すべく、パンクチャー化畳込み符号化システムをプリコード化することに関する。 【0002】 (発明の背景) 従来のコードは伝送の際に雑音、干渉等が付加されているデータをトライし保護するのに誤り制御コードとして一般に使用される。 畳込み符号化システムの背景にある基礎的前提は、冗長性のあるまたは余分なビットがデータの雑音及び/ 又は干渉に対する戦いを援助した状態で、情報を記述するのに必要とされるよりも多くのビットを送信することである。 パフォーマンスは誤りの確率で測定され、次式によって決定されるビット誤り率(BER:bit error rat e)と一般に称されている。 【数1】 【0003】 容認可能なBERレベルは伝送中の情報の型式に応じて変化する。 例えば、無線チャネルを通して情報を出力する音声コーダは、音声を聴く電話の相手が伝送される音声を容易に理解できる状態で、3%のBERに耐えることができる。 【0004】 誤り訂正畳込み符号化システムの設計は、期待すべき平均または最悪のチャネル状態に適合する伝送すべきデータの保護要求に見合う或るレート及び訂正能力を有する一定の畳込み符号を選択することから一般に構成される。 この種の一定の畳込み符号は一般にマザー畳込み符号として、または単にマザーコードとして知られており、一般にエンコーダによってデータに適用される。 畳込み符号・レートは一般に式k/n(式中、kは一度にエンコーダが受け付ける入力ビットの数であり、nは一度にエンコーダが生成する出力ビットの数であり、n>kである)によって定義される。 こうして、lビットの入力ブロックはln/kビット(式中、lは大多数の任意の実際の損失無しでkの倍数であると仮定する)の出力ブロックに帰着する。 【0005】 システムの受信端では、重畳デコーダは伝送される情報信号を受信し、どのコードワードが最も起こり易いかを従来式に見積る。 重畳デコーダの中で、ビタビ・デコーダ(Viterbi decoder)が畳込み符号化システムに使用されるのにポピュラーである。 アンコーダ(uncoder:エンコーダの反対)は伝送される情報信号になる受信した信号を効果的にアンコード化(unco de)する。 伝送される情報信号は、好ましくは許容可能なレベルかまたはこれを下回るレベルで、関連するビット誤り率(BER)を有することとなる。 【0006】 しかしながら、多くの場合、コード化レートには更なるフレキシビリティが望まれる。 何故ならば、伝送すべきデータは異なる誤り保護の必要性を有し得るからである。 例えば、これに限定されるものではないが、音声、制御情報、データ伝送等の、伝送すべき異なる型式の情報に対しては異なるコード化レートを利用することが望ましい。 【0007】 実用上の目的のために、基礎的構造を変えること無く修正可能な1つのエンコーダ及び1つのデコーダを利用することも望ましい。 一般に、デコーダの複雑性は主要な関心事である。 何故ならば、このデコーダは一般にコード化システムの受信機端で最も多くのメモリ空間を取るデコーダであるからである。 コード化レートのフレキシビリティ及びデコーダの簡易性の双方はパンクチャー化(pun cturing)として一般に知られている技術によって達成することができる。 【0008】 パンクチャー化は、より一般に知られているように或るコードビットを伝送するのではなく、コードをパンクチャー化することによって達成される。 パンクチャー化は実際に伝送されているコードビットの数の低減になると共に、最初のマザー・コード・レートよりも高いコード化レートに帰着する。 例えば、1/2レートのマザー畳込み符号を利用するシステムにおいて、伝送中の情報の型式のために、3/4のレート畳込み符号を利用して情報を伝送することが望ましい。 しかしながら、デコーダの簡易性を維持するために、1/2のレート畳込み符号用のデコーダを利用することが望ましい。 何故ならば、この種のデコーダは、レート3/4コード用のデコーダに比して設計上より簡易的であり、動作上さ程複雑ではないからである。 複雑性がより低いということは電流がより小さくなり及び/又はメモリ要求がより低減されることになる。 1/2畳込み符号を実効的な3 /4の畳込み符号にパンクチャーすることによって、双方の必要性を満たすことができる。 【0009】 前述した例においては、伝送すべき情報が、1/2のマザー・コードレートを情報信号に適用するエンコーダに入力される。 伝送すべき情報が100ビットに含まれれば、200ビットがコード化信号としてエンコーダによって出力されることとなる。 コード化信号は次いで従来式にパンクチャー化されて、3/4の実効的畳込み符号レートを有するパンクチャー化した信号を得るようになっている。 この例では、パンクチャー化によって200ビットのコード化信号がチャネル間に伝送される133ビットのパンクチャー化信号に低減されて、3/4(10 0/133≒3/4)の実効畳込み符号レートを得るようになっている。 パンクチャー化は一般に技術上知られており、従って、200ビットのコード化信号を133ビットのパンクチャー化信号に低減するのに利用されるパンクチャー化技術に関する詳細な説明は必要ではない。 【0010】 受信機端では、1/2の畳込み符号レート用のデコーダは、デコーダの幾つかのタップを従来式に閉じることによって、またはデコード化工程における幾つかのステップを従来式にスキップすることによって133ビット(3/4レート) をデコード化するのに使用することができる。 1/2の畳込み符号レートを使用すること及び幾つかのタップを閉じることは、3/4の畳込み符号レート用に特別に設計されたデコーダを利用するよりも簡単である。 こうして、デコーダの簡易性を維持しながら、3/4の畳込み符号レートと釣り合う伝送品質が得られる。 【0011】 1/2または1/3の一般に低い畳込み符号レートを有するマザーコードはA SICまたはDSPにおいて効率的に一般に実施される。 しかしながら、所定のシステムにおいて、音声、制御、データ伝送等の種々の情報の伝送に対しては、 例えば、2/3,5/6等の少なくとも2から3の付加的コードレートが望ましい。 デコード化端部での簡易化に対しては、同一のマザーコードからこれらの付加的コードレートをパンクチャーすることが望ましい。 【0012】 従来のパンクチャー化における問題は、レート=Aでの実効的パンクチャー化畳込み符号がそれ程良好ではなく、即ち、同一レート=Aでのマザー畳込み符号よりも高いBERを有するということである。 例えば、前述の例において、3/ 4のレートのパンクチャー化した畳込み符号は、スクラッチから実施されると共にマザーコードとして利用される3/4のレートの畳込み符号よりも高いBER を有している。 【0013】 本発明は前述した諸問題のうちの1つ以上を克服することに向けられている。 【0014】 (発明の概要) 本発明の一形態において、チャネルを通して情報信号を送信/受信する誤り制御コード化システムが提供され、この際、前記誤り制御コード化システムは、前記情報信号を受信すると共に、プリコード化した情報信号を発生するプリコーダ、及び前記プリコード化した情報信号を受信すると共に、前記チャネルを通して伝送すべきコード化した情報信号を発生するエンコーダを有し、前記プリコーダを前記エンコーダに合わせてなる送信機と、前記チャネルからの前記コード化情報信号を受信すると共に、未コード化の情報信号を発生するデコード化システム、及び前記未コード化情報信号を逆プリコード化して、伝送される情報信号を発生する逆プリコーダを有する受信機とを備えている。 【0015】 本発明の一態様において、前記デコード化システムは前記チャネルから前記コード化した情報信号を受信すると共に、コード化したシーケンス推定値を発生するデコーダと、前記コード化したシーケンス推定値を受信すると共に、前記未コード化の情報信号を発生するアンコーダとを備えている。 【0016】 本発明の一態様において、前記エンコーダは生成マトリクスによって定義される畳込み符号を前記プリコード化した情報信号に適用して、前記コード化した情報信号を発生し、前記プリコーダはプリコーダ・マトリクスを前記情報信号に適用して、前記プリコード化した情報信号を発生し、かつ前記チャネルを通して伝送される前記コード化した情報信号のビット誤り率が低減されるように前記プリコーダ・マトリクスを前記生成マトリクスに合わせている。 【0017】 本発明の別の態様において、前記アンコーダは前記生成マトリクスの逆マトリクスを前記コード化したシーケンス推定値に適用して、前記アンコード化情報信号を発生し、かつ前記逆プリコーダは前記プリコーダ・マトリクスの逆マトリクスを前記アンコード化した情報信号に適用して、前記伝送する情報信号を発生する。 【0018】 本発明の別の形態において、チャネルを通して情報信号を伝送/受信する誤り制御コード化システムが提供され、この際、前記誤り制御コード化システムはプリコーダ・マトリクスを前記情報信号に適用すると共に、プリコード化した情報信号を発生するプリコーダと、第1の畳込み符号レートを有する生成マトリクスによって定義される畳込み符号を前記プリコード化した情報信号に適用すると共に、前記第1の畳込み符号レートでコード化情報信号を発生するエンコーダと、 前記第1の畳込み符号レートよりも高い実効的な第2の畳込み符号レートでパンクチャー化マトリクスを前記コード化した情報信号に適用するパンクチャーシステムであって、前記パンクチャー化した情報信号が前記チャネル間で伝送され、 前記伝送されパンクチャーされた情報信号のビット誤り率を低減すべく、前記プリコーダ・マトリクスを前記パンクチャー化マトリクスに合わせてなる前記パンクチャー化システムと、前記伝送されパンクチャー化された情報信号を受信すると共に、前記パンクチャー化マトリクスの逆マトリクスを適用して、未パンクチャー化の情報信号を発生する逆パンクチャー化システムと、前記未パンクチャー化の情報信号を最大コード化シーケンス推定量にマッピングするデコーダと、前記生成マトリクスの逆マトリクスを前記最大コード化シーケンス推定値に適用すると共に、未コード化の情報信号を発生するアンコーダと、前記プリコーダ・マトリクスの逆マトリクスを前記未コード化の情報信号に適用すると共に、伝送される情報信号を発生する逆プリコーダとを備えている。 【0019】 本発明の一態様において、前記デコーダはヴィタービ・デコーダを備えている。 【0020】 本発明のまた別の形態において、チャネル間の情報信号を伝送/受信する誤り制御コード化システムが提供され、前記誤り制御コード化システムは対応する複数のプリコーダ・マトリクスによって定義される複数のプリコーダを含むプリコーダ・ブロックであって、選択プリコーダ・マトリクスを前記情報信号に適用すると共に、プリコード化した情報信号を発生する前記プリコーダ・ブロックと、 第1の畳込み符号レートを有する生成マトリクスによって定義される畳込み符号を前記プリコード化した情報信号に適用して、前記第1の畳込み符号レートでコード化情報信号を発生するエンコーダと、対応する複数のパンクチャー化マトリクスによって定義される複数のパンクチャー化システムを含み、選択パンクチャー化マトリクスを前記コード化した情報信号に適用して、前記第1の畳込み符号レートよりも高い実効的な第2の畳込み符号レートでパンクチャー化した情報信号を発生するパンクチャー化ブロックであって、前記パンクチャー化した情報信号が前記チャネル間で伝送され、前記伝送されパンクチャー化した情報信号のビット誤り率を低減すべく、前記選択プリコーダ・マトリクスを前記選択パンクチャー化マトリクスに合わせてなる前記パンクチャー化ブロックと、対応する複数の逆パンクチャー化マトリクスによって定義された複数の逆パンクチャー化システムを含み、前記選択パンクチャー化マトリクスの逆マトリクスを前記伝送しパンクチャー化した情報信号に適用して、未パンクチャー化情報信号を発生する逆パンクチャー化ブロックと、前記未パンクチャー化情報信号を最大コード化シーケンス推定値にマッピングするデコーダと、前記生成マトリクスの逆マトリクスを前記最大コード化シーケンス推定量に適用して、未コード化の情報信号を発生するアンコーダと、対応する複数の逆プリコーダ・マトリクスによって定義される複数の逆プリコーダを含み、前記選択プリコーダ・マトリクスの逆マトリクスを前記未コード化の情報信号に適用して、伝送される情報信号を発生する逆プリコーダ・ブロックとを備えている。 【0021】 本発明のまた別の形態において、前記生成マトリクスの前記第1の畳込み符号レートは1/2及び1/3から成る群から選択される。 【0022】 本発明のまた別の形態において、前記選択プリコーダ・マトリクスの前記第2 の畳込み符号レートは4/5,2/3,4/7及び4/9から成る群から選択される。 【0023】 パンクチャー化した誤り制御コードシステムで伝送される情報信号をプリコード化する方法が提供され、この際、前記方法は、プリコーダ・マトリクスを前記情報信号に適用して、プリコード化した情報信号を生成する段階と、第1の畳込み符号レートを有する生成マトリクスを前記プリコード化した情報信号に適用して、コード化した情報信号を生成する段階と、前記第1の畳込み符号レートよりも高い第2の畳込み符号レートを有するパンクチャー化マトリクスを前記コード化した情報信号に適用して、パンクチャー化した情報信号を生成する段階と、チャネル間でパンクチャー化した情報信号を伝送する段階と、前記伝送されパンクチャー化した情報信号を受信する段階と、前記パンクチャー化マトリクスの逆マトリクスを前記受信しパンクチャー化した情報信号に適用して、未パンクチャー化の情報信号を生成する段階と、前記未パンクチャー化の情報信号をデコード化して、最大コード推定値シーケンスを生成する段階と、前記生成マトリクスの逆マトリクスを前記最大コード推定値シーケンスに適用して、未コード化の情報信号を生成する段階と、前記プリコーダ・マトリクスの逆マトリクスを前記未コード化情報信号に適用して、伝送される情報信号を生成する段階とを備え、前記伝送されパンクチャー化した情報信号のビット誤り率を低減するように、前記プリコーダ・マトリクスを前記パンクチャー化マトリクスに合わせている。 【0024】 本発明の目的は、システムの複雑性に僅かな影響を与えるだけでパンクチャー化した畳込み符号システムのBERを低減することにある。 【0025】 本発明の別の目的は、デコーダの複雑性に僅かな影響を与えるだけでパンクチャー化した畳込み符号システムのBERを低減することにある。 【0026】 本発明の別の目的は、システム及び/又はデコーダの複雑性に僅かな影響を与えるだけでパンクチャー化した畳込み符号システムの不等誤り保護を提供することにある。 【0027】 本発明の他の態様、目的及び利益は、出願、図面、及び特許請求の範囲の研究から得ることができる。 【0028】 (好ましい実施例の詳細な説明) 多くの無線通信システムは低いレート、例えば1/2,1/3等の1つのマザー畳込み符号を使用すると共に、パンクチャー化を使用して、例えば2/3,5 /6のより高いレートのコードを得ている。 この種の通信システムの諸例は、これに限定されるものではないが、D−AMPS,GSM及びACeSを含んでいる。 本来、畳込み符号を誤り制御コードとして利用して、雑音、干渉等の各影響を低減している。 この種の雑音/干渉等の低減は、必要以上のビットを送信することによって、畳込み符号の使用を通して実現される。 付加的なビット数は要求される畳込み符号レートによって決まる。 【0029】 パンクチャー化は従来、伝送中の情報が異なる誤り保護の必要性を要求するときに無線通信システムで使用され、異なる畳込み符号レートを要求する。 しかしながら、パンクチャー化に関連する欠点は、同一の有効レートに対して特別に設計されたコード化体系におけるよりも多くのビットを誤り事象が引き起こす傾向にあって、伝送される情報信号のビット誤り率(BER:bit error rate)を増大することである。 【0030】 図1は、全体に10で示される従来の誤り制御コード化システムのブロック図である。 このコード化システム10は送信機12及び受信機14を備えている。 送信機12は情報シーケンス/信号x(D)を受信し、これにマザー畳込み符号を適用し、かつコード化したシーケンス/信号y(D)を出力するエンコーダ1 6を備えている。 コード化したシーケンスy(D)は、受信機14でシーケンス/信号z(D)として受信されるチャネル18を通して伝送される。 デコード化システム19はシーケンスz(D)を受信すると共に、対応する出力シーケンスx(D)、即ち、伝送される情報信号を発生する。 詳述すれば、トレリス・デコーダ(trellis decoder)20はシーケンスz(D)を受信すると共に、受信したシーケンスz(D)を最尤コード化シーケンス/信号推定値 【外1】 にマッピングする。 アンコーダ22はコード化したシーケンス推定値 【外2】 を受信すると共に、対応する出力シーケンス 【外3】 、即ち、伝送される情報信号を決定する。 コード化システム10のより詳細な説明を以下において行う。 【0031】 一般に、畳込み符号レートは出力ビット数で割った多数の入力ビットとして定義され、一般に1より小さい。 エンコーダ16によって適用される畳込み符号はk/n(式中、k=エンコーダ16に入力されるビットの数で、n=エンコーダ16から出力されるビットの数である)のレートを有する(n,k)畳込み符号であり得、これは構成要素が遅延構成要素Dの有理関数であるk×n生成マトリクスG(D)によって記述することができる。 G(D)の全ての構成要素が整式であれば、G(D)はフィードフォワードであると言い、さもなくばフィードバックを有すると言われる。 情報シーケンスx(D)は次のように書くことができる。 【数2】 式中、xi =(x ik ....x (i+1)k-1 )である。 同様に、コード化したシーケンス y(D)は次のように書くことができる。 【数3】 式中、yi =(y in ....y (i+1)n-1 )である。 【0032】 G -1 (D)はG(D)G -1 (D)=IとなるようなG(D)の正逆関数であるとする。 更に、G -1 (D)は幾つかのS≧0に対してG(D)G -1 (D)=ID sであるような擬似正逆関数であるとする。 このsは動作を行わない単純遅延を 表わしている。 【0033】 所定のG(D)に対して、適正な状態数を有するトレリス・デコーダ20における対応するトレリスを構成することができる。 ビタビ・デコーダはトレリス上で使用することが好ましく、この場合、デコード化の複雑性は状態の数に比例し、 しかしながら、他のデコーダも考えられる。 【0034】 コード化したシーケンスy(D)は、送信機12の各ステージ(図示せず)の残りが次にくる変調器(図示せず)に送給され、チャネル18を通して伝送される。 フェージング、干渉及び雑音に晒される信号は受信機14の復調器(図示せず)によって捕獲され処理される。 復調器(図示せず)の出力z(D)はトレリス・デコーダ20に送られる。 【0035】 トレリス・デコーダ20は受信したシーケンスz(D)を最尤コード化シーケンス推定値 【外4】 にマッピングする。 アンコーダ22(エンコーダ16の逆)はコード化したシーケンス推定値y(D)を受信して、対応する入力シーケンス 【外5】 、即ち、伝送した情報信号を出力する。 アンコーダ22は任意の正逆関数G-1 ( D)によって実施することができる。 個別のデコーダ及びアンコーダ動作によって、トレリス・デコーダ20を固定したまま、エンコーダ16と調和してアンコーダの変更が許容される。 代替的に、明快に
【外6】 を生成すること無く、デコーダ20及びアンコーダ22を組み合わせて、 【外7】 を直接生成することができる。 【0036】 ビタビ・デコード化において、分析は状態図上の基本的経路、即ち、状態零で開始し終了しその中間もないこれらの経路に集中する。 便宜上、各基本的経路は、本願では基本的コード化シーケンスと称するその対応するコード化シーケンスによって同定される。 【0037】 ハミング重み(Hamming weight)はw(.)で表わされる。 全てのlに対して、基本的コード化シーケンスのセットは次のように定義される。 【数4】 AlはY lの寸法を表わすとする。 勿論A o =1であり、A l >0における最小値l >0は自由距離d
freeである。 【0038】 事象誤り率P eは次式で制限され、 【数5】 かつ、量子化を有しない加法的ホワイトガウス雑音(AWGN:Additiv e White Gaussin Noise)チャネルに対して、次式が成立する。
【数6】 式中、Ebは情報ビット当りのエネルギーであり、N oは雑音パワースペクトル密度である。 同様の式は他のチャネル、特にレイリー・フェージング・チャネル( Rayleigh fading channel)及びリシアン・フェージング・チャネル(Rician fading channel)に対して書き表わすことができる。
【0039】 基本的コード化シーケンスの各セットに対して、入力シーケンスの対応するセットが全てのlに対して次式によって与えられる。 【数7】 セットの重みは次式によって定義される。 【数8】 【0040】 従って、ビット誤り率(BER)P bは上限が次式によって制限される。 【数9】 【0041】 図2は一般に10′で示す従来のパンクチャー式誤り制御コード化システムを図示しており、この際、図1における同様の構成要素には同一の参照番号が付され、修正された構成要素にはプライム記号(′)が付されている。 本来、複数のパンクチャー化テーブル1,2,...,Lからなるパンクチャー化テーブル24 は送信機12′に付加されていた。 同様に、一般に24で示すそれぞれのパンクチャー化テーブル1,2,...,Lに対応する複数の逆パンクチャー化テーブル 1,2,...,Lから成る逆パンクチャー化テーブル26は受信機14′に付加 されていた。 基本的動作は次の通りである。 【0042】 エンコーダ16は情報シーケンスx(D)を列挙し、これにマザー畳込み符号を適用し、かつコード化したシーケンスy(D)を出力する。 コード化したシーケンスy(D)は伝送すべき情報の型式に応じてパンクチャー化テーブル24のうちの選択した1つに適用される。 選択パンクチャー化テーブル24はコード化したシーケンスy(D)を効果的にパンクチャー化して、チャネル18を通して伝送されるパンクチャー化したコード化しシーケンスy′(D)を生成する。 詳 述すると、選択パンクチャー化テーブル24は従来式にコード化シーケンスy( D)から或るビットを除去して、パンクチャー化したコード化シーケンスy′( D)を発生する。 【0043】 パンクチャー化したコード化シーケンスy′(D)はチャネル18を通して伝 送され、チャネルでは雑音、干渉等に晒され、受信機14′にてシーケンスz′ (D)として受信される。 受信したシーケンスz′(D)は、送信機12′にて コード化シーケンスy(D)をパンクチャー化するのに利用される選択パンクチャー化テーブル24に対応する選択逆パンクチャー化テーブル26に入力される。 選択逆パンクチャー化テーブル26はビットが選択パンクチャー化テーブル2 4によって除去された受信信号z′(D)に零を従来式に挿入して、未パンクチ ャー化の受信信号 【外8】 を発生する。 逆パンクチャー化テーブル26によるビットの付加によって、マザー畳込み符号レートに対応する或る数のビットを受信すべくセットアップされたデコーダ20は受信したシーケンス 【外9】 をデコード化することができる。 デコード化システム19のデコーダ20及びアンコーダ22は前に説明したように受信したシーケンス 【外10】 を従来式にデコード及びアンコードして、対応する出力シーケンス 【外11】 、即ち、伝送した情報信号を出力する。 【0044】 前述したように、パンクチャー化によって実際に伝送されるコードビットの数が低減されると共に、マザーコードの最初のk/nよりもコード化レートが高くなる。 パンクチャー化体系はn×m(mは周期として定義される)の寸法のうちの0及び1のパンクチャー化テーブルTによって記述することができる。 コード化シーケンスy(D)はnmビットの連続的ブロックで処理される。 ここでは0 から開始するとする。 次いで、マザーコードのコード化ビットを次のように取る。 【数10】 式中、yT 0はカラムに配置された最初のnビットから成る、等である。 Tが1を含む位置でy(D)のビットを維持し、残りのビットを除去、またはパンクチャー化される。 他のブロックは同一の方法でパンクチャー化される。 qがTにおける1の数を表わすのであれば、nmコード化ビット(km情報ビットに対応する)のうちのqビットを維持し、この結果、レートkm/q>knで効果的に(q ,km)コードが得られる。
【0045】 簡単な例は前述したことを明らかにする一助となる。 (3,1)のマザーコード及び3×4、即ち周期m=4の寸法のパンクチャー化テーブルTを考える。 このテーブルはq=7個の1を有すると言える。 パンクチャー化したコードは4/ 7のレートを有する効果的に(7,4)コードである。 【0046】 より高いレートはまたより低いパフォーマンスを意味し、一般に期待される通りである。 パンクチャー化に起因する最大の利点はエンコード化及びデコード化段階においてである。 パンクチャー化したコードは実際、それ自身のエンコーダ及びデコーダを使用してエンコード化及びデコード化することができる。 しかしながら、元来のマザーコードのエンコーダ及びデコーダを使用すると共に、これらをパンクチャー化テーブルを用いて補うことは実施上の観点からより有益である。 【0047】 従来のパンクチャー化における問題は、伝送された信号のビット誤り率(BE R)が、同一のレートでのマザー畳込み符号レートに対するよりもパンクチャー化した畳込み符号レートに対する方が高いということである。 例えば、レート= Aでの実効的パンクチャー化畳込み符号はそれ程良好ではない。 即ち、同一レート=Aでのマザー畳込み符号に比して高いBERを有する。 【0048】 ここで、図3を参照すると、本発明による誤り制御コード化システムが一般に10″で示されており、この際、図1におけると同様の構成要素には同一の参照番号が付され、かつ修正された構成要素にはダブルのプライム記号(″)が付されている。 基本的に、プリコーダ28は送信機12″に付加され、対応する逆プリコーダ30は受信機14″に付加されている。 プリコーダ28をエンコーダ1 6によって適用されるマザー・コードレートに合わして、伝送される情報信号におけるBERを低減している。 ここで、誤り制御システム10″の基本的動作を説明することとする。 【0049】 情報シーケンスx′(D)はプリコーダ28に入力される。 プリコーダ28は 後に説明するように情報シーケンスx′(D)をプリコードすると共に、プリコ ード化したシーケンスx(D)を出力する。 プリコード化したシーケンスx(D )はエンコーダ16によってエンコード化され、チャネル18を通して受信機1 4″のデコード化システム19に伝送される。トレリス・デコーダ20及びアンコーダ22を含むデコード化システム19は、図1について前に説明したと同じ方法で受信したシーケンスz(D)をデコード化しアンコード化すると共に、デコード化/アンコード化シーケンスx(D)を発生する。プリコーダ・インバース30はアンコーダ22からデコード化/アンコード化シーケンス化 【外12】 を受信すると共に信号を効果的に未プリコード化(un−precode)して、伝送される情報シーケンス/信号 【外13】 を発生する。 プリコード化のために、伝送される情報シーケンス 【外14】 は伝送される情報シーケンス 【外15】 よりも低いBERを有することとなる。 以下は図3に示すプリコーダ28及びプリコーダ・インバース30の更に詳細な説明である。 【0050】 プリコーダ28はk×kの可逆性マトリクスF(D)を含んでおり、その構成要素はDにおける回転関数である。 従って、マトリクスG′(D)=F(D)G (D)は同一コードに対して新しい生成マトリクスとして定義することができる。 マトリクスF(D)は本願ではプリコーダ・マトリクスと称する。 【0051】 一般に、G′(D)に対応するトレリスはG(D)に対するものよりもより多 くの状態を有することとなる。 しかしながら、後者はデコード化に対して使用することが好ましい。 デコード化に対してG(D)を使用するために、G -1 (D) はG′(D)の逆マトリクスと等価であるF -1 (D)、即ち、プリコーダ・マト リクスF(D)の逆マトリクスによって追従される必要がある。 【0052】 入力シーケンスの対応する各セットは次式によって定義される。 【数11】 Xl ′から、セットの重みB l ′及びビット誤り率P b ′は前に定義した通りであ る。 プリコード化は一般に支配的な誤り事象の情報手段を低減しようとするのに使用される。 このことを行うのに、プリコーダは小さな重みj、例えばj=d fr ee 、及び二次的方策であるj=d free +1に対するB l ′を低減するのに選択さ れる。 このことは順次ビット誤り率を低減する。 【0053】 適切なプリコーダを見い出すために、徹底的な調査に着手することができる。 この種の調査は並の寸法のプリコーダに対してさえも極めて複雑である。 プリコーダ・インヴァースF -1 (D)を構成することによってこの問題に着手することが効果的に見い出された。 詳述すると、F -1 (D)が全ランクを有することを確実にしながら、F -1 (D)の列を1つずつ構成する。 多くの場合、これは調査を 必要とするものではない。 計算の利点の他に、これはより直接的な調査である。 何故ならば、これはX lの構成要素を直接取り扱うからである。 一旦、適切なプ リコーダが設計されると、その動作の複雑性及びその対応する逆プリコーダの複雑性は小さいことに留意するのは重要である。 【0054】 寸法kの列ベクトルu(D)において、u(D)の成分は有理数である。 集合X lの構成要素をu(D)に投影して、次のスカラー量を得、 【数12】 βlはスカラー量の重みの和を示している。 【数13】 u(D)がプリコーダ・インヴァースF-1 (D)のj番目の列であれば、βは集合重みB′ l (j)に一致する。 こうして、解決の手掛かりは、小さな投影重み( projection weight)β lに帰着するこれらのベクトルu(D )を同定することである。 【0055】 成分が或るμに対して次数≦μの多項式である全てのベクトルu(D)に対する投影重みを計算するプログラムが利用される。 全て零のベクトルを除いて、2 kμ −1個のこの種のベクトルがある。 プログラム入力は集合X dfree及びX dfre e+1 、それにμから成る。 プログラムは先ず各ベクトルを次のように順序付けし 直す。 【数14】 これらのベクトルは投影重みの小さい順にランク付けされている。 【数15】 【0056】 結合はX dfree+1の投影重みβ i dfree+1を使用して破られる。 第2の段階は、対応するベクトルu (l) i (D)が独立すると共に、次式で表わされ和が最小化されるようにk個のインデックスl 1 ,...,l kを同定すること である。 【数16】 結合は次式で表わされる和を最小化することによって破られる。 【数17】 【0057】 一般に、独立した条件のために、システマテックな解法はなく、最良のl 1 ,. ..,l Pを決定するのに全調査を行うことが必要である。 以下の調査はうまく見 い出された。 最初のl 1は1に等しく設定される。 次いで、インデックス2から 開始して、順序付けしたリストが次にきて、u (l) 1 (D)から独立した第1のベクトル、即ち、ベクトルu (i) (D)を見い出す。 次にl 2はiに設定される。 次いで、インデックスi+lから開始して、順序付けしたリストが次にきて、u (l ) 1 (D)及びu (l) 2 (D)からは独立した第1のベクトル、即ち、ベクトルu (i ) (D)を見い出す。 次いで、l 3はi′に設定される、等である。 このアプローチは最適の解法を生むと確信される。 【0058】 例として、リン(Lin)及びコステロ(Costello)による誤り制御コード化;基礎及び応用(fundamentals and applica tions)、プレンティス・ホール(Prentice Hall)、198 3年の文献でn=3,k=2として次式で実現される畳込み符号を考察する。 【数18】 このコードはdfree =3を有し、次式が成立し、 【数19】 かつ、次式が成立する。 【数20】 次いで、次式が成立し、 【数21】 かつ、次式が成立する。 【数22】 【0059】 x (1) (D)及びx (2) (D)は独立しているので、プリコード化マトリクスは次式のように構成され、 【数23】 次式を得る。 【数24】 F(D)の逆マトリクスは次式によって与えられる。 【数25】 次式が得られることになる。 【数26】 引き続き次式が成立する。 【数27】 従って、次式が成立する。 【数28】 こうして、ほぼサブシーケンス0のBERは3のファクターだけ低減され、全B ERは半分になる。
【0060】 μ=2に対して、分類されたベクトルu i (D)及びそれらの投影は次式によ って与えられる。 【数29】 明らかにこの場合、l1 =1及びl 2 =2であり、調査の必要はない。 F -1 (D) はu
(1) (D)を第1の列とし、u (2) (D)を第1の列として構成され、F -1 ( D)に関する前の選択と一致する。
【0061】 ここで図4及び図5を参照すると、誤り制御コード化システムが一般に10' ''で図示されており、この際、図2におけると同様の構成要素には同一の参照番号が付され、かつ修正された構成要素にはトリプルのプライム記号(''') が付されている。 基本的に、複数のプリコーダ1,2,...,Lから成るプリコ ーダ・ブロック32は送信機12'''に付加され、一方、複数の逆プリコーダ1,2,...,Lから成る対応する逆プリコーダ・ブロック34は受信機14' ''に付加されてきた。 【0062】 プリコーダ32のおのおのはパンクチャー化テーブル24のうちの1つに関連する異なるパンクチャー化したコードに合わせている。 パンクチャー化テーブル24における異なるパンクチャー化したコードに合わせた異なるプリコーダ32 を使用することによって、パンクチャー化したコードのビット誤り率(BER) は複雑性の増大において少ないコストで向上することができる。 誤り制御コード化システム10'''は図2に関して前に説明したと同一の方法で動作するが、 図3に関して前に説明した通りのプリコード化ステップを含んでいる。 従って、 詳細な説明は不要である。 【0063】 図4及び図5に示すように、L個の異なるパンクチャー化テーブル24(1個はマザーコード自身を含むことができる)があれば、異なるプリコーダ32は関連するパンクチャー化テーブル24によって定義されるパンクチャー化したコードに対して特に選択される。 例えば、プリコーダ1は、逆プリコーダ1と関連し得る逆パンクチャー化テーブル1と関連し得るパンクチャー化デーブル1と関連することができる。 格別重要なことは、1個のデコーダ20だけが、即ち、マザーコードのデコーダが図4及び図5に示すように必要とされる。 【0064】 こうして、図4及び図5に示したシステムを利用することによって、BERを増大させる多くのビット誤りを誤り事象が引き起こす傾向にある、パンクチャー化によって得られる各コードの各エンコーダと関連する欠点を除去しながら、パンクチャー式コードシステムの利点が得られるようになる。 本発明の各実施例は以下の例において与えられる。 【0065】 4/5,2/3,4/7及び4/9のレートを有するパンクチャー化した各コードを使用して、32の状態を有する(3,1)マザーコードを考察する。 【数30】 各プリコーダはパンクチャー化したコード毎に特別に設計されている。 【0066】 レート4/5レート4/5に対して、d free =4、及び 【数31】 が従来式に決定される。 前述した原理に従うプリコーダ・マトリクスは次の関係を生み、 【数32】 BERを効果的に50%だけ低減する。 このことは次式によって与えられる。 【数33】 式中、 【数34】 である。 【0067】 レート2/3レート2/3に対して、d free =6、及び 【数35】 が従来式に決定される。 前述した原理に従うプリコーダ・マトリクスは次の関係を生み、 【数36】 BERを効果的に27%だけ低減する。 このことは次式によって与えられる。 【数37】 式中、 【数38】 である。 【0068】 レート4/7レート4/7に対して、d free =6、及び 【数39】 が従来式に決定される。 前述した原理に従うプリコーダ・マトリクスは次の関係を生み、 【数40】 BERを効果的に80%だけ低減する。 このことは次式によって与えられる。 【数41】 【0069】 レート4/9レート4/9に対して、d free =8、及び 【数42】 が従来式に決定される。 前述した原理に従うプリコーダ・マトリクスは次の関係を生み、 【数43】 BERを効果的に50%だけ低減する。 このことは次式によって与えられる。 【数44】 【0070】 最初の2つのプリコーダはフィードバックを有していることに留意されたい。 それらの対応する逆プリコーダは可能でトリビアル(trivial)な遅延を除いてフィードバックを有していない。 逆プリコーダにおける非トリビアルなフィードバックは誤りの伝播を引き起こす。 何故ならば、逆プリコーダは受信機側に位置しているからである。 【0071】 不等誤り保護 j=0...k−1に対して、入力サブシーケンスを定義することは有益である 。 【数45】 これらのサブシーケンスは、共にコード化中の情報の異なるストリーム、または整数の自然2進表現におけるような、異なる重要性を有する同一のソースからのサブストリーム、或いは音声コーダの出力を表わすことができる。 パンクチャー化したコードの文脈において、プリコード化を使用することにより、個々のサブシーケンスのBERを修正することが可能であり、この結果、誤りに対して特に敏感なこれらのサブシーケンスは一層保護され、不等誤り保護をもたらす。 【0072】 こうして、プリコード化を選択することにより、パンクチャー化に先立つ入力シーケンスは、受信機端で受信される伝送信号のビット誤り率を効果的に低減する。 プリコーダは伝送に先立って入力シーケンスをパンクチャー化するのにどのパンクチャー化テーブルが利用されるかに応じて選択することができる。 【0073】 本発明を特に図面を参照して説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱すること無く種々の修正を行うことができることを了知すべきである。 【図面の簡単な説明】 【図1】 従来技術の誤り制御コードシステムのブロック図である。 【図2】 別の従来技術の誤り制御コードシステムのブロック図である。 【図3】 本発明の第1の実施例によるプリコード式誤り制御コードシステムのブロック図である。 【図4】 本発明の第2の実施例による誤り制御コードシステムに含まれる送信機のブロック図である。 【図5】 本発明の第2の実施例による誤り制御コードシステムに含まれる受信機のブロック図である。 【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書 【提出日】平成12年1月20日(2000.1.20) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】請求項1 【補正方法】変更 【補正内容】 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】請求項2 【補正方法】変更 【補正内容】 【手続補正3】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】請求項3 【補正方法】変更 【補正内容】 【手続補正4】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】請求項4 【補正方法】変更 【補正内容】 【手続補正5】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】請求項5 【補正方法】変更 【補正内容】 ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】 信号を発生するアンコーダと、前記選択プリコーダ・マ トリクスの逆マトリクスを前記未コード化の情報信号に 適用して、伝送される情報信号を発生する逆プリコーダ ・ブロックとを備えたことを特徴とする前記システム。 |