Detecting method for maximum likelihood of grid code and device

申请号 JP5100093 申请日 1993-03-11 公开(公告)号 JPH0629867A 公开(公告)日 1994-02-04
申请人 Internatl Business Mach Corp ; インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション; 发明人 RAIRU JIYOON FURETSUDORIKUSON;
摘要 PURPOSE: To improve the reliability of a data storage device that uses a run length limited code that is modulated in a high code ratio and a related detector by increasing the smallest distance between output matrixes of a partial response channel. CONSTITUTION: A Viterbi detector arranges the shortest distance decision identifying circuit 70, path memories 72 and 74 and a multiplexer MUX 108 in each addition, comparison and selection ACS device 100. When a control signal of a line C is zero, time change that is given by an MUX 107 is de-energized. Even though the line C is zero, a circuit 70 is biased by an inverter 85, and furthermore, when the memories 72 and 74 are biased, an output signal is given to a line 84. Thereby, the MUX 108 is biased and the shortest distance that is needed is given to states 0 and S. At the same time, if signal edge states 0 and S or 1 and S are eliminated, an MUX 105 is biased to generate the same metric that is given. Thus, the circuit 70 is contained in a grid structure in which the Viterbi detector temporally changes.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 高いコード比率の格子コードの最大確度を検出する方法において、 エンコーダを用いて、入力データを構成するデイジタル電気信号の行列をコード化されたビツトの行列にエンコードするステツプと、 部分応答チヤネルにコード化されたビツトの上記行列を入力するステツプと、 ノイズにより汚染されたコード化ビツトに対するチヤネルの応答を、チヤネルに関連された格子構造のN個のコピーを相互接続することによつて構成されたビテルビ検出器に供給するステツプと、 コード化されたビツト行列の最大確度の予測行列を、出力行列として与えるために検出器を用いるステツプと、 上記出力行列の間の最小距離を増加するために、コード化されたビツトの各行列のモジユロNの所定の属性を検出器により追跡するステツプとを含む格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項2】 準カタストロフイ的な行列を除去するべく、上記追跡された所定の属性の或る値だけを周期的に許容するために、上記格子構造を時間的に変化するステツプを含む請求項1に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項3】 所定の属性は、重み付けの所定の行列を用いてコード化されたビツトの重み付けの合計のモジユロNであることを特徴とする請求項1に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項4】 部分応答チヤネルは、特性多項式(1+
    D−D 2 −D 3 )を有し、かつ、所定の属性は、NRZI
    表記法におけるモジユロNにおいて交番する入力ビツトの合計であることを特徴とする請求項1に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項5】 上記モジユロNにおけるNは2であることを特徴とする請求項4に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項6】 部分応答チヤネルは、特性多項式(1−
    D)を持ち、かつ、所定の属性は、NRZ表記法において連続する入力ビツトの動作中のデイジタル値の和であることを特徴とする請求項1に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項7】 nは負でない整数であり、かつ、部分応答チヤネルが形式(1−D)のn個のチヤネルにデインターリーブされた場合、部分応答チヤネルは特性多項式(1−D n )を持つことを特徴とする請求項6に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項8】 部分応答チヤネルは、特性多項式(1+
    D)を持ち、かつ、所定の属性は、偶数のインデツクス位置の入力ビツトを加算し、奇数のインデツクス位置の入力ビツトを減算することによつて得られたNRZ表記法における連続した入力ビツトのデイジタル値の和であることを特徴とする請求項1に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項9】 nは負でない整数であり、部分応答チヤネルが形式(1+D)のn個のチヤネルにデインターリーブされた場合、部分応答チヤネルは特性多項式(1−
    n )を持つことを特徴とする請求項8に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項10】 検出器による最小距離の決定を必要とする二次行列を含まない格子構造中の格子行列からコード化されたビツト行列を選択するステツプを含む請求項1に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項11】 1対の最小距離の二次行列のペアーを含む格子行列を格子構造中で識別するステツプと、 各ペアーの内のただ1つだけの二次行列に適合する検出器を事前バイアスするステツプと、 格子コード中の各対から、適合された二次行列だけを使用するステツプとを含む請求項1に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項12】 検出器によつて最小距離の決定を必要とする二次行列を含まない格子構造の格子行列から幾つかのコード化されたビツトの行列を選択するステツプと、 最小距離の二次行列を含む他の格子行列を格子構造の中に与えるステツプと、 上記他の格子行列の各行列中のただ1つの二次行列に適合する検出器を事前バイアスするステツプと、 適合された二次行列を含む格子行列と、二次行列を持たない格子行列との組み合わせを用いた格子コードを形成するステツプとを含む請求項1に記載の格子コードの最大確度の検出方法。
  • 【請求項13】 部分応答チヤネルを介して転送されるデイジタル電気信号の出力行列の間の最小距離を増加するための格子構造及び関連する格子コードを形成する方法において、 チヤネルの入力行列を、選択された整数値のモジユロN
    にマツプする重み付け関数を事前に選択するステツプと、 夫々のチヤネル状態がチャネル状態と、重み付け関数の特定の値との組み合わせを表わすm×nの状態を有する修正ビテルビ検出器のための修正格子構造を形成するために、各チヤネル状態が、部分応答チヤネルへの最も新しい入力を表わしているm個のチヤネル状態を持つN個のビテルビ検出器を相互接続するステツプと、 修正検出器における共通状態において開始したノイズのない出力行列のペアーが最小距離において再併合しないことを保証することによつて、出力行列の間の最小距離を増加するようにNの値とチヤネル入力行列及び修正検出器の拘束を決定するステツプとを含む格子構造及び格子コードを形成する方法。
  • 【請求項14】 選択された状態及び信号エツジが削除される修正格子構造を通る通路に対応する二次行列を使用し、かつ、チヤネル入力行列のための拘束を組み込む格子コード1として選択するステツプを含む請求項13
    に記載の格子構造及び格子コードを形成する方法。
  • 【請求項15】 格子コードから準カタストロフイ的な行列を排除するために、 ノイズのない同一のチヤネル出力行列を有する複数の通路を排除するための修正された格子構造から選択された状態及び/又は信号エツジを削除するステツプと、 修正された格子構造によつて許容された準カタストロフイ的な行列のサブセツトである格子コード1として選択するステツプとを含む請求項13に記載の格子コードを形成する方法。
  • 【請求項16】 スペクトル無効コードを含むコードを必要とせずに、複数の状態を有する部分応答チヤネルの出力行列の間の最小距離を増加するための方法において、 ユーザの入力データを構成するデイジタル電気信号を、
    チヤネルの入力であるエンコードされたビツトの行列にエンコードするステツプと、 NRZ表記法、またはNRZI表記法において、エンコードされた行列の各々を整数値のモジユロNにマツプする重み付け関数を事前に選択するステツプと、 修正ビテルビ検出器中の各格子状態が対応するチヤネル状態と、重み付け関数の対応する値とに関連されているような複数個の格子状態のN倍の格子状態を持つ修正ビテルビ検出器を形成するために、各ビテルビ検出器が複数個の格子状態を持つているN個のビテルビ検出器を相互接続するステツプと、 修正ビテルビ検出器中の共通状態から生じた最小距離の行列が異なつた検出器状態になることを保証するNの値と、チヤネル入力及び検出器の拘束とを決定するステツプと、 ノイズのない同一のサンプル値を持つ複数の通路を排除するために、格子状態から生じた格子状態及び/又は信号エツジを修正ビテルビ検出器から除去するステツプと、 修正ビテルビ検出器の通過を許容された通路に対応する非準カタストロフイ的な行列のサブセツトであるコードを選択するステツプとを含む部分応答チヤネルの出力信号行列の間の最小距離の増加方法。
  • 【請求項17】 高いレートの格子コードの最大確度検出装置において、 入力データを構成するデイジタル電気信号の行列を、コード化されたビツトの行列にエンコードするエンコーダと、 格子構造を有し、かつ、コード化されたビツトの上記行列に対するチヤネルの応答を発生する部分応答チヤネルと、 格子構造のN個のコピーを相互接続することによつて構成されたビテルビ検出器であつて、ノイズで汚染された上記チヤネルの応答を受け取り、上記出力行列間の最大距離を増加するために、出力行列としてコード化されたビツトの行列の最大確度の予測行列を発生し、かつ、コード化されたビツトのモジユロNの各行列の所定の属性を追跡するビテルビ検出器とを含む格子コードの最大確度検出装置。
  • 【請求項18】 準カタストロフイ的な行列を除去するために、上記追跡された属性の或る値だけを周期的に許容するために、上記格子構造を時間的に変化する手段を含む請求項17に記載の格子コードの最大確度検出装置。
  • 【請求項19】 コード化されたビツトの行列は、検出器による最小距離の決定を必要とする行列なしで、格子構造の行列からの行列であることを含む請求項17に記載の格子コードの最大確度検出装置
  • 【請求項20】 格子構造は1対の最小距離の二次行列を含む格子行列を有し、そして、 格子コード中で使用するために、各対のただ1つの二次行列だけを許容する検出器を事前バイアスする回路を含むことを特徴とする請求項17に記載の格子コードの最大確度検出装置。
  • 【請求項21】 コード化されたビツトの幾つかの行列は、検出器による最小距離の決定を必要とする1対の二次行列を含み、コード化されたビツトの他の行列は、上記二次行列を含まないことと、そして、二次行列を含む二次行列と上記二次行列を含まない行列との組み合わせを使用することによつて、格子コードを構成するために、各二次行列のぺアー中の二次行列の1方に適合する検出器を事前バイアスする回路を含むことを特徴とする請求項17に記載の格子コードの最大確度検出装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、部分応答チヤネルを介してバイナリ・デイジタル・データを転送する技術、より詳細に言えば、部分応答チヤネルの出行列の間の最小距離を増加することによつて、高いコード比率で変調されたランレングス制限コード(runlength limited co
    de)及びそれに関連する検出器を使用したデータ・ストレージ装置の信頼性を改良するための転送方法及び装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】本発明に最も関連が深いと考えられる従来の技術を記述した刊行物を列挙すると以下の通りである。 [A] 1987年9月の「磁気(Magnetics)」に関するIEEEトランザクシヨン第MAG−23巻、第5
    号、サパー(HKThapar)及びパテル(AMPatel)の「A Class of Partial Response Systems for Increasi
    ng Storage Density in Magnetic Recording」と題する刊行物。 [B] 米国特許第4786890号。 [C] 米国特許第4888779号。 [D] 1983年1月の「情報理論(Information Th
    eory)」に関するIEEEトランザクシヨン第IT−2
    9巻、第1号、アドラ(R.Adler)、コパースミス(DC
    oppersmith)及びハスナ(M.Hassner)の「Algorithms f
    or Sliding Block Codes」と題する刊行物。 [E] 1989年9月の「磁気」に関するIEEEトランザクシヨン第MAG−25巻、第5号、フレツドリクソン(LJFredrickson)及びウオーフ(JKWolf)
    の「Error Detecting Multiple Block (d,k) Codes」と題する刊行物。

    【0003】従来、高いコード比率のランレングス制限(RLL)格子コード(trellis code)及びこの格子コードに関するビテルビ検出器が、種々の部分応答チヤネルについて提案されている。 データ・ストレージ装置に関連して使用される部分応答チヤネルは、nを負でない整数として、形式、P(D)=(1−D)(1+D) n
    のチヤネル多項式(channel polynomial)を持つチヤネルを含んでいる。 上述の[A]項で記載した刊行物において、(1−D)ダイコード(dicode)部分応答チヤネル、PR4(1−D 2 )部分応答チヤネル及びEPR4
    (1+D−D 2 −D 3 )部分応答チヤネルは、磁気記録チヤネルについて有用であると記載されている。 PR1
    (1+D)及び(1+D 2 )部分応答チヤネルは、光学記録チヤネルに好適である。

    【0004】(1+D n )、または(1−D n )部分応答チヤネルは、それらがn個の(1+D)、または(1−
    D)部分応答チヤネルにデインターリーブ(deinterlea
    ve)することができると言う点で実用上の利点を持つている。 上述の刊行物[B]において、PR4チヤネルの検出は、2つの(1−D)ダイコード検出器にインターリーブすることによつて行なわれている。 刊行物[C]
    において、これらのチヤネル用のコーデイング及びその検出は、専用のダイコード、またはPR1チヤネル用のコードをインターリーブすることによつて行なわれている。

    【0005】通常、回復されたデータの信頼性を向上するために、コーデイングの拘束(coding constraint)
    が賦課される。 これらの拘束は、上述の刊行物[B]及び[C]に記載されているように、タイミング及び利得制御ループの規則的な更新や、エラーの場合の分岐(di
    vergent)の長さ制限を要求する。 刊行物[D]には、
    磁気チヤネル用のコード中に、通常の(d,k)ランレングスの拘束を組み込むことについての解析が記載されている。

    【0006】上述の刊行物[C]において、部分応答チヤネル多項式中のスペクトル無効コード(spectral nul
    l)とマツチするように設計されたコードを用いてコード化された出力行列の間の最小距離を増加することによつて、部分応答ストレージ・チヤネルの信頼性を向上する方法が記載されている。 刊行物[C]に記載されているビテルビ検出器は、検出された行列のスペクトルの内容を追跡することによつて、複雑な検出器の構成を簡略にすることを達成している。

    【0007】また、上述の刊行物[C]には、検出器格子(ditector trellis)を通る1つ以上の別個の通路によつて表わされる行列であると定義された「準カタストロフイ的な(quasi-catastrophic−破局的な変化に準じる変化を持つ)行列」を除去する方法が記載されている。 特定の検出器格子の「最小距離」(この分野で、d
    2 freeと呼ばれる)は、検出器格子の共通状態から分岐(diverge)して、共通状態に再併合(remerge)する2
    つの別個の行列から生じたノイズのないサンプル値の間の二乗差(squared differences)の最小の和であると定義される。 部分応答チヤネルの最大確度(Partial Re
    sponse Maximum Likelihood-PRML)を検出するための最小距離、d 2 freeは、2であるけれども、上述の刊行物[C]の最初の順位(first order)で合致されたスペクトル無効コードは、最小距離d 2 freeを4に増加している。

    【0008】上述の刊行物[E]において、NRZI
    「1」のモジユロ2の位置の和を追跡することに依存する最小ランレングス制限コードd=1の入力制限チヤネルのためのエラー検出コードの設計についての解析が記載されている。 最小距離のエラーは、NRZI「1」が隣のビツト位置に移動することによつて生じるので、N
    RZI「1」のモジユロ2の位置の和を変更して、本来、奇数(偶数)番目の位置にあるNRZI「1」が偶数(奇数)番目の位置の中で検出されることになり、誤りが検出される。 この刊行物[E]において、エラー検出コードは、最小距離のエラー事象が発生したか否かを決定するために、エンコードされたコード行列中のm個のビツトのスパン全体にわたるNRZI「1」のモジユロ2の位置の和についての以前の知識を使用する。 然しながら、この刊行物[E]に記載されたチヤネルは、ピーク検出のローレンツ式チヤネルであり、部分応答チヤネル、またはその検出方法は記載されていないことに注意を向けられたい。

    【0009】1992年4月15日出願の米国特許出願第869570号において、最小距離のエラー事象(mi
    nimum distance error event)の最大長を著しく制限し、時間的に変化する(time-varying)格子を形成するために、予め決められた状態及び信号エツジの数が、予め選択された時間従属のパターンに削除されるような格子を持つ整合されたスペクトルの無効コードのためのビテルビ検出器が記載されている。

    【0010】

    【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の刊行物及び米国特許出願第869570号においては、データ・ストレージ装置の信頼性を向上するビテルビ検出器であつて、部分応答チヤネルの出力行列の間の最小位置を増加し、かつ、準カタストロフイ的な行列を除去するために、予め選択された属性で追従されるモジユロN
    の或る値だけが、m個のビツト毎に許容されるようなランレングス制限(RLL)コードに対して、時間的に変化する格子を与えるビテルビ検出器は開示されていない。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】本発明に従つて、高いコード比率のランレングス制限(RLL)格子コードを発生し、拘束されたチヤネル入力を有する部分応答チヤネルの出力行列の間の最小距離を増加することに関する検出器を設計する方法及び装置が与えられる。

    【0012】本発明をより特定して言えば、本発明の格子コード及びビテルビ検出器は、nを正の整数とし、かつ、P(D)=(1+D−D 2 −D 3 )として、形式、P
    (D)=(1±D n )の特性多項式(characteristic po
    lynominal)を有する部分応答チヤネル用として設計される検出器である。 本発明のビテルビ検出器は、所望のチヤネルに対して通常の格子パターンをN回複製する。
    チヤネル応答格子のN個のコピーは、予め選択された関数が格子中の各状態を特定の整数値のモジユロNに関連付けるような方法で相互接続される。 数字Nは、最小距離のエラーを含む行列を分岐することが正しい検出器状態とは別個の検出器状態に導くように、チヤネルの検出及びコード化の拘束に従つて選択される。

    【0013】検出器格子は、予め選択された関数の或る値だけがm個のビツト毎に許容されるような方法により、時間的な変化をする格子である。 この時間的な変化は、エラーを含む行列の最小距離が、予め決められた長さを越えるようなエキステンシヨン(拡張)を生じないように与えられる。 このようにして、増加した距離により付加されるノイズが、エンコードされる行列にエラーを生じることなく正しく識別されるように、データ・ストレージ用のチヤネルの信頼性が所望のように改善される。

    【0014】

    【実施例】図1に示されたように、例えば、バイナリ符号のストリング形式を持つ入力データがバス10からエンコーダ11に転送される。 エンコーダ11は、部分応答チヤネル12の入力として用いられるバイナリ符号の行列を発生する。 チヤネル出力行列は、部分応答チヤネル12によつて発生され、ノイズによつて汚染され、ビテルビ検出器13によつてチヤネル出力のところで検出される。 ビテルビ検出器13は、チヤネルの出力行列から、最も可能性のあるコード化された行列を計算し、予測する。 デコーダ14は、元の入力データに復旧するためにビテルビ検出器13によつて計算されたように、この予測された行列を使用して、バス15にその復旧データを出力する。

    【0015】以下に説明される部分応答チヤネルの各多項式P(D)に対して、jをこの多項式の大きさ(degr
    ee)とした場合、チヤネル状態は、最も新しいNRZチヤネルのj個の入力ビツトを含んでいる。 幾つかの実施例において、チヤネルの状態を説明するために、NRZ
    I表記法を用いるのが便利である。 ここで用いられる表記法を区別するために、NRZIの入力ビツトは、a i
    で表示され、そして、論理式、a i =b i XORb i-1によつてNRZの入力ビツトb iに関係付けられる。 上述の論理式において、XORは、排他的オア論理演算を表わす。 以下に説明する幾つかのチヤネルは、検出器中に(d,k)ランレングス拘束を組み込んでいる。 (d,
    k)で拘束された行列は、NRZI「1」の間に、最小d個の0と最大k個の0を必要とする。

    【0016】b={b 0 、b 1 、. . . 、b m }が、NR
    Zチヤネルの入力ビツトの行列であるとする。 図1に示したように、c(D)=P(D)b(D)として、ノイズのないチヤネル出力の多項式c(D)を見出すために、遅延演算子(delay operator)Dと、次式で表わされたチヤネル入力多項式、b(D)と、

    【0017】

    【数1】

    【0018】チヤネル入力の多項式P(D)とを用いるのが便利である。

    【0019】図2は、最小ランレングスd=1の入力制限EPR4部分応答チヤネルのための従来の6状態ビテルビ検出器で特徴付けられた格子構造を示す図である。
    EPR4チヤネル状態は、NRZチヤネルについて前の3つの入力ビツトによつて特徴付けられるので、時間i
    における各チヤネル状態は、3つの入力の組b i-3 、b
    i-2 、b i-1によつて表わされ、そして、ノイズのないチヤネル応答は、c i =b i +b i-1 −b i-2 −b i-3によつて与えられる。

    【0020】チヤネル状態101及び010は、d=1
    の入力制限EPR4チヤネル中には発生しないから、それらのチヤネル状態は図2には含まれていない。 図2に示した各分岐路は、第1のコンポーネントがNRZチヤネルの入力ビツトb iであるとし、第2のコンポーネントが、対応する相次ぐチヤネル状態に関連したノイズのないチヤネル応答であるとした場合、2つのコンポーネント・ラベル(例えば、0/0)を持つている。

    【0021】図3は、最小距離d 2 free =4を持つd=
    1のEPR4格子に関して、最小距離のエラー事象(mi
    nimum distance error event)を示す図であり、正しい行列と、最小距離にエラーを含む行列(以下、最小距離ネイバー(minimum distanceneighbor)と言う)とが共通の状態から分岐していることが示されている。 この共通状態は、xが任意の値であり、pが図2に示された状態000、011、100及び111のようなd拘束を満足させるのに必要とされる前のチヤネル入力の共通の値であるとした場合、形式、xppの符号を持たなければならない。 図3において、ビツト符号qは、pの補数を表示するのに用いられる。 分岐路上のノイズのないサンプル値との間の二乗差は、1である。 yを任意の値とすれば、この行列は、qqyと表示された共通状態に最終的に再併合し、そして、ノイズのないサンプル値の二乗差の和に等しい4の合計最小距離になる。

    【0022】この最小距離のエラー事象は、NRZI表記法によつて分り易く表わすことができる。 図3の各分岐路は、第1のコンポーネントがNRZチヤネルの入力ビツトb iであるとし、第2のコンポーネントがNRZ
    Iチヤネルの入力ビツトa iであるとし、そして、第3
    のコンポーネントが、対応する相次ぐ後続のチヤネル状態と関連したノイズのないチヤネル応答であるとした場合、p/0/p−xのような3つのコンポーネント・ラベルを持つている。 d=1のEPR4チヤネルについて最小距離のエラー事象は、w及びvを任意の値とすれば、NRZIの形式、w0010v及びw0100vの最小距離ネイバーを含んでいる。

    【0023】図4は、上述の刊行物[B]に記載された従来の格子構造を持つダイコード・チヤネルを検出するための最小距離事象(minimum distance event)を示す図である。 図4において、各分岐路は、第1のコンポーネントがNRZチヤネル入力のビツトb iであるとし、
    第2のコンポーネントがチヤネル状態の対応する相次ぐ後続のチヤネル状態と関連したノイズのないチヤネル応答であるとした場合、2つのコンポーネント・ラベルを持つている。 x及びyを任意のラベルとして、この行列は、ラベルxを付された状態から分岐して、ラベルyを付された状態に最終的に併合され、そして、2の合計最小距離になる。

    【0024】図5は、例えば、上述の刊行物[C]に記載されているような従来の格子構造を持つPR1チヤネルのための最小距離事象を示す図である。 図5において、この分岐路は、図4に示したラベルと同じような2
    つのコンポーネント・ラベルを持つている。

    【0025】 本発明の予備的な説明本発明の1つの実施例は、第1順位のスペクトル無効コードを有する刊行物[C]で得られた最小距離と同じようなコード化された最小距離の増加を、スペクトル無効コードを必要とせずに達成するための方法である。 この実施例において、結果のコードは、与えられた状態の数に対して、刊行物[C]の方法のコード比率(code rat
    e)よりも高いコード比率を与える。

    【0026】本発明の1実施例に従つた最小距離を増加する方法は、以下のステツプを含んでいる。 即ち、それらは、(i) NRZ、またはNRZI表記法において、チヤネルの入力ビツトのエンコードされた各行列を、整数値のモジユロNにマツプする重み付け関数Φに予め選択するステツプと、(ii) 夫々のチヤネル状態がチヤネル状態と重み付け関数の特定の値との組み合わせを表わすm×n個の状態を有する修正されたビテルビ検出器(以下、修正ビテルビ検出器という)のための修正された格子構造を形成するために、各チヤネル状態が、部分応答チヤネルへの最も新しい入力を表わしているm個のチヤネル状態を持つn個のビテルビ検出器を相互接続するステツプと、(iii) 修正検出器において、共通の状態から生じた最小距離の行列が、異なつた検出器状態になることを保証するNの値と、チヤネル入力及び検出器の拘束とを決定するステツプと、(iv)
    ノイズのない同一のサンプル値を持つ複数の通路を排除するために、格子状態から生じた状態及び/又は信号エツジを、修正検出器格子から除去するステツプと、
    (v) 修正検出器格子を通すことのできる通路に対応する準カタストロフイ的でない行列のサブセツトであるコードを選択するステツプとを含んでいる。

    【0027】 良好な実施例の説明 I. 最小ランレングスd=1入力制限EPR4チヤネルの実施例。 EPR4チヤネルに対する検出器格子は、
    上述の方法のステツプ(i)に記載されているように、
    通常、Φ:{a 0 、a 1 、a 2 、. . . 、a i }−−>Z n
    で総括的に表わされた重み付け関数を用いて構成される。 Φを以下の数式で表わした場合、関数Φは、NRZ
    I表記法で表わしたi個のチヤネル入力ビツトの各行列に対して、特別の値のモジユロNを割り当てる。

    【0028】

    【数2】

    【0029】この数式は、予め選択された重み付け{w
    0 、w 1 、. . . 、w i }を用いたNRZIビツトの重み付けの合計値のモジユロNを構成する。

    【0030】d 2 free =4の最小距離の事象は、本発明の背景を説明する部分の記述で既に説明されている。 末尾に示した別表Aの中で記載されたコードは、d 2 free
    =4の最小距離の事象を含まない。 最小距離ネイバーからコード化された入力行列を判別する属性は、NRZI
    「1」のモジユロ2の偶数(または、奇数)位置の和である。 偶数番目の位置にあるNRZI「1」の合計値を評価するために用いられる重み付け値は、w 2j =1及びw 2j+1 =0によつて与えられる。 この例において、合計値Tは、次式によつて表わされ、

    【0031】

    【数3】

    【0032】この値は、時間iまでのNRZI「1」の偶数番目の位置の和である。

    【0033】上述した実施例のステツプ(ii)において、種々の格子状態がS=TのモジユロNの個々の値に関連されたビテルビ検出器格子が構成される。 図6は、
    N=2の検出器格子が示されている。 図6において、各検出器の状態は、第1のコンポーネントがチヤネル状態(例えば、110)を表示し、第2のコンポーネント(例えば、1のモジユロ2)がSのモジユロ2を表わした2つのコンポーネント・ラベルを持つている。 4つの最小距離(d 2 free )を有する事象は、Sに1つの変化を生じるので、N=2を持つ検出器は、検出器の付加的な拘束なしで、4つの最小距離事象に対する上述のステツプ(iii)を満足させる。 偶数番目の位置においてN
    RZI「1」によつて生じた値Sの変化を示すために、
    NRZI「1」に対応する分岐は、図6の太い線により強調して示されている。

    【0034】図6に示されたEPR4の検出器において、格子中の共通状態から分岐した最小距離の行列は、
    Sの値を個々に持つ検出器状態になる。 有限の長さの通路メモリによつて信頼性の向上を達成するために、ノイズのない同一のサンプル値を持つ複数の通路ペアーから生じる準カタストロフイ的な動作(behavior)は、コード及び/又は検出器から除去されねばならない。 ノイズのない同じサンプル値を持つ1対の通路は、同じチヤネル入力を持ち、そして、Sの値に対して同じ寄与を与える。 その結果、最小距離の分岐通路は、Sの異なつた値を保持する。 上述の米国特許出願において、準カタストロフイ的な通路の長さを最小にするために、時間的に変化する検出器格子を組み込む方法が開示されている。

    【0035】図7は、準カタストロフイ的なすべての行列を排除するために、Sの値を時間的に変化するのを許容された、時間的に変化するモジユロ2格子を示す図である。 各状態は、Sの値によりラベル付けされ、そして、それらの分岐路は、図示された状態遷移を生じるN
    RZIの入力ビツトa iの許容値によりラベル付けされている。 図7に示されているように、16ビツト毎に、
    ただ1つのSの値だけが許容され、そして、ビツト・インデツクスは、図の下側に沿つて特定されており、モジユロ2の最小ランレングスd=1入力制限EPR4のための時間的に変化する格子全体を組み合わせで図示している図6、図8及び図9において特定されたビツト・インデツクスに対応する。

    【0036】より特定して説明すると、図8は、図8の下側に沿つて特定されているような各16ビツト・ブロツクの最初の4ビツトについての12状態格子の相互接続を示す図である。 すべての行列は、各ブロツクの最初のビツトのS=0で開始する。 各ビツト・ブロツクにおける第3ビツトの後で、すべての状態は、図6に示したように、ビツト・インデツクス4、5、6、7、8、
    9、10及び11に関して完全に相互接続されている。
    図9は、図9の下側に沿つて示したように、各16ビツト・ブロツクの最後の4ビツトについての12状態格子の相互接続を示す。 すべての行列は、各16ビツト・ブロツクの最後のビツトのS=0で終了する。

    【0037】利用可能な行列(即ち、時間的に変化する格子を通過する通路に対応する行列)は、上述の刊行物[D]に記載されているスライデング・ブロツクの方法を適用することによつて、上述のステツプ(v)に記載されたコードを引き出すのに用いられる。 図10は、最小ランレングス入力制限d=1のEPR4部分応答チヤネルに関して付表A中で特定されたコード比率、10/
    16のための3状態エンコーダの模式図である。

    【0038】II. ダイコード及びPR1部分応答チヤネルの実施例。 (1−D)ダイコード及び(1+D)PR
    1部分応答チヤネルの実施例として、下記の数式の重み付け関数、Φ:{b 0 、b 1 、b 2 、. . . 、b i }−−>
    nを用いた高い比率の格子コードを発生する方法を以下に説明する。

    【0039】

    【数4】

    【0040】この数式は、予め選択された重み付け{w
    0 、w 1 、w 2 、. . . 、w i }を用いたNRZのビツトの重み付けの合計値のモジユロNを構成する。

    【0041】ダイコード部分応答チヤネルに対する重み付け係数は、すべてのjに対してw j =1である。 PR
    1部分応答チヤネルに対する重み付け係数は、各jに対してw 2j =1及びw 2j+1 =−1である。

    【0042】図11は、N=4を持つダイコード部分応答チヤネルのための格子構造を示し、図12は、N=4
    を持つPR1部分応答チヤネルのための格子構造を示している。 これらの各図において、各状態は、2つのコンポーネント・ラベルを持つており、第1のコンポーネントは、前のNRZチヤネルの入力n i-1であり、第2のコンポーネントは、使用するモジユロ4の合計、Sである。 各分岐路は、第1のコンポーネントがNRZチヤネルの入力b iであり、第2のコンポーネントがノイズなしのチヤネル応答である2つのコンポーネント・ラベル(例えば、0/−1)を持つている。 図11及び図12
    は、異なつたラベルが付されているけれども同じ構造を有する2ビツト間隔の格子構造を示す図である。 図13
    は、図11、または図12の構造を簡単化して示す図であつて、4ビツト間隔の格子構造を示す図である。 図1
    3の上部の状態及び下部の状態から生じた分岐路は、図11及び図12の第2ビツトの間隔において、折り曲げた太い線で示された長い対線分岐路を表示するために用いられている。

    【0043】ダイコード及びPR1部分応答チヤネルのための最小距離(d 2 free )事象が夫々図4及び図5に示されている。 然しながら、若し、図13の格子の2つの行列が共通の初期状態から分岐したならば、距離を積算しないr個のノイズなしのエキステンシヨン(extens
    ion)の後に(即ち、(1−D)チヤネルに対しては、
    r個の連続した同じビツト・エキステンシヨンの後に、
    または、(1+D)チヤネルに対しては、r個の交番するビツト・エキステンシヨンの後に)、2つの行列のS
    の値は、(r+1)のモジユロNにより差異が生じる。
    図13の構造を持つているので、若し、それらの行列が、共通のSの値を持つていれば、つまり(r+1)のモジユロN=0であるならば、それらの行列は、相次ぐビツトを共通状態に再併合するだけで、最小距離事象の処理を完了する。 図13に示したようなN=4の場合、
    最小距離2の事象は、r∈{3,7,11,. . . }を持つている。 図14は、r=3を持つ図11の格子に関して最小距離2の事象を示す図である。 図15はr=3
    を持つ図12の格子に関して最小距離2の事象を示す図である。

    【0044】最小距離2の事象が別々の検出器状態で終るのを保証するために、上述のステツプ(iii)に従つて、コーデイング及び検出器の拘束の組み合わせが賦課されなければならない。 上述の第I項で説明したd=1
    入力制限EPR4チヤネルとは異なつて、前の項において説明した最小距離事象の或るものは、コード及び/又は検出器から排除されなければならない。 検出器は、コード化された行列及び他の格子行列との間で最小距離の決定をする際にエラーを生じる可能性が、急激に高くなる。 これらの決定は、以下のような方策を用いることによつて除去することができる。

    【0045】(A) コード化された行列及び他の格子行列の間で最小距離2の決定の除去を必要としないコード行列を、利用可能な格子行列から選択すること、
    (B) 検出器が二次行列の各最小距離事象のペアー中の一方の二次行列に適合するように検出器の決定を事前バイアスし、そして、コード中の適合された二次行列だけを用いること、または、(C) 対策(A)及び(B)を組み合わせることである。

    【0046】例えば、図14において、若し、検出器が、時間(i−5)における状態0、Sを、時間iにおける状態0、Sに結合する下記のNRZ行列の間を判別しなければならないならば、最小距離2の事象が生じうる。

    【0047】

    【数5】

    【0048】同様に、若し、検出器が、時間(i−5)
    における状態1、Sを、時間iにおける状態0、Sに結合する下記のNRZ行列の間を判別しなければならないならば、最小距離2の事象が生じうる。

    【0049】

    【数6】

    【0050】r≧3を有するすべての最小距離2の事象は、同じNRZ符号を持つ4つ、またはそれ以上の連続した二次行列を含む各決定のペアーのうちの少なくとも1つのペアーを有する決定を含んでいる。 従つて、すべての最小距離2の事象は、同じNRZ符号を持つ4つ、
    またはそれ以上の連続した二次行列を含まない一組のコード化された行列を選択することによつて排除することができる。 従つて、上述の方策(A)を使用することによつて、最小距離4のコードを構成することができる。

    【0051】上述の方策(B)を用いた本発明の他の実施例として、図14に示したすべての最小距離2の事象は、一組のコード化された行列を選択し、そして、各状態に対して、行列の最小距離2の各事象における好ましい二次行列を使用することによつて排除することができる。 図11の(1−D)ダイコード格子のための事前バイアス回路30は、図16に示されている。 事前バイアス回路30は、符号0、S及び符号1、Sを持つ検出器状態の前の決定を含む通路メモリ32、34からの入力を受け取り、そして、二次行列対の一方の二次行列の出力、Б -1 . . . Б i-5と、他方の二次行列の出力、Б^
    i-1 . . . Б^ i-5とを発生する。 インバータ36a、3
    6b、36cが、出力、Б i-1乃至Б i-4とアンド・ゲート38との間に配置されている。 出力、Б i-5及びБ^
    i-5は、排他的オア反転(XNOR)ゲート40を介してアンド・ゲート38に接続されており、残りの出力、
    Б^ i-1乃至Б^ i-4は、アンド・ゲート38に直接接続されている。

    【0052】若し、出力、Б i-1乃至Б i-4がNRZ
    「0」であるならば、インバータ36a、36b、36
    c及び36dの出力は、論理1である。 共通の格子状態から生じた2つの二次行列、Б及びБ^1が比較された時、XNORゲート40の出力は論理的1である。 若し、アンド・ゲート38の出力が論理1であれば、図1
    4に示された符号、0、S及び1、S、+1を持つ状態に対して、最小距離の決定が行なわれねばならない。

    【0053】通常、アンド・ゲート38の出力が論理1
    である場合には、状態0、Sの下部通路(図14)を選択し、そして、状態1、S+1の上部通路(図14)を選択するために、アンド・ゲート42、44は、ビテルビ検出器を事前バイアスする回路30を活性にする外部の制御ライン46、48によつて付勢される。 然しながら、若し、ライン46、または48のいずれかの信号が滅勢状態にあれば、事前バイアス回路30は、符号0、
    S、または符号1、S+1を持つ状態を不活性に留める。

    【0054】従つて、図16の事前バイアス回路30
    は、アンド・ゲート38が論理1状態にある時には、下記の条件、即ち Б i-5 =Б i-5 Б i-4 =Б i-3 =Б i-2 =Б i-1 =0,及び Б^ i-4 =Б^ i-3 =Б^ i-2 =Б^ i-1 =1 のすべての条件が存在するので、事前バイアスの決定を行なう。

    【0055】図14の状態0、Sにおいて、検出器が、
    二次行列(10A)及び(10B)か、(11A)または(11B)のいずれを選択するかは任意であつて、選択される二次行列は、コードのパラメータを最適化するように選ぶことができる。 二次行列(10A)及び(1
    0B)とを比べると、(10B)は、より短いランレングスを発生し、そして、タイミング及び利得制御ループを、より頻繁に更新するので、二次行列(10B)が、
    より好ましい。 (11A)及び(11B)は同じランレングスを発生するので、(11A)と(11B)の選択は、上述ほど明瞭に区別できない。 従つて、若し、アンド・ゲート42が付勢されたならば、制御ライン49の信号(状態0、Sの低い通路を選択)は、二次行列(1
    1B)がそのコードであると任意に選択されたこと、
    (11A)及び(11B)間の選択に遭遇した時には、
    二次行列(11A)が除去されること、そして、(10
    B)が(10A)よりも好ましいことを表示する。

    【0056】図12の(1+D)PR1格子のための事前バイアス回路50は、図17に示されている。 この事前バイアス回路50は、通路メモリ52、54と、インバータ56a、56b、56c、56dと、アンドゲート58と、XNORゲート60と、アンド・ゲート6
    2、64とを含んでいる。 この回路50の動作と、アンド・ゲート58が付勢される場合の条件とは、事前バイアス回路30に関する上述の説明から容易に理解できる。

    【0057】上述の方策(C)を使用した本発明の第3
    の実施例として、図14に示したすべての最小距離d 2
    free =2の事象は、一組のコード化された行列を選択することによつて排除することができる。 この実施例の場合、各状態が制限された事前バイアス回路と、事前バイアスされた各d 2 free =2の事象のペアー中に良好な二次行列を有するが、しかし、バイアスされていない各d
    2 free =2の事象のペアー中の二次行列がコード中に使用されていないことが条件である。 図11の格子構造のための制限された事前バイアス回路70は、状態0、S
    に関して、図18に示されている。

    【0058】回路70の出力は、最小距離d 2 free =2
    の決定が必要であるか否かを表示する。 回路70は、アンド・ゲート78がインバータ76e及び76fに接続されていると言う点で、図16との関連で説明した回路とは異なつている。 通路メモリ72、74は、専用のバスによつて回路70に接続されている。 インバータ76
    a乃至76eは、通路メモリの出力、Б i-1乃至Б
    i-5と、アンド・ゲート78との間に接続されており、
    インバータ76fは、通路メモリの出力、Б i-5と、アンド・ゲート78との間に接続されている。 アンド・ゲート82がライン83の信号と、アンド・ゲート78の論理1の出力とによつて付勢された時、二次行列(10
    A)及び(11B)との間の最小距離d 2 free =2の決定の必要を除去するために、各コード化された行列が5
    個以上の連続した同じNRZ符号を持つ二次行列を含まない一組のコード行列が選択される。

    【0059】図19は、上述の米国特許出願第8695
    70号に開示されているd 2 free =2を決定する識別エレメントを、時間的に変化する格子のビテルビ検出器に組み入れた図である。

    【0060】図19は、上述の組み合わせによる方策(C)を用いることにより、(1−D)、または(1+
    D)部分応答チヤネルのために、時間的に変化するモジユロ4コード格子を示す図である。 このコードは、ユーザ用の8ビツトを、各エンコード動作において、NRZ
    表記法の10個のチヤネル・ビツトにマツプする。 モジユロ4コードに用いられるコードワードと、コード化の詳細は、末尾に示した別表Bに示されている。

    【0061】 時間的に変化する格子を発生する装置の実
    施例本発明は、エンコーダ11と部分応答チヤネル12とを組み合わせた修正ビテルビ検出器(図1)によつて実行される。 エンコーダ11、部分応答チヤネル12及びデコーダ14は、例えば、上述の刊行物[C]の中に記載されている。

    【0062】本発明に従つて、ビテルビ検出器13は、
    図20に示されているようなタイプの複数個の加算−比較−選択(ACS)装置100を含んでいる。 上述の米国特許出願第869570号に示されているように、各装置100は、ラツチ101、102及び加算器103
    と、比較器104と、セレクタ105と、比較器104
    とセレクタ105との間に設けられたマルチプレクサ1
    07(MUX)とを含んでいる。

    【0063】ASC装置100は、1つの格子状態毎に最大2つの入力信号エツジを持つ格子構造(例えば、図19に示した格子構造)中の時間変化を実行する。 これらの2つの信号エツジの内、最大1つの入力エツジがゼロでない符号を持つている。 ここで、1、Sの状態がゼロでないサンプル符号を持つ入力信号のエツジ(このようなエツジがあるものとして)を発生する状態であることを表示し、そして、0、Sの状態がサンプル符号0を持つエツジ(このようなエツジがあるならば)を発生する状態であることを表示するものと仮定する。

    【0064】ASC装置100の動作を説明すると、任意の時間tにおいて、状態0、Sの残留メトリツク(su
    rvivor metric)は、ラツチ101中にストアされており、状態1、Sの残留メトリツクは、ラツチ102の中にストアされている。 ルツクアツプ・テーブルとか、簡単な算術演算プロセツサ(図示せず)を用いて、分岐されたメトリツクB(y)は、サンプルyが時間t+1において受け取られた時にゼロでない符号を持つ信号エツジと比較される。 加算器103は、分岐されたメトリツクB(y)と、状態1、Sの残留メトリツクとを加算して、新しい状態メトリツクを発生する。 比較器104
    は、新しいメトリツクが状態0、Sのメトリツクよりも小さいか、あるいは、大きいかに従つて、0または1の値を出力する。

    【0065】通常のACS装置において、この値は、ストレージ装置(図示せず)のためラインに小さなメトリツクを出力するためのセレクタ105をトリガする。 然しながら、ACS装置100において、MUX107
    は、比較器104の単一のビツト出力を含むだけでなく、ラインORからの単一のビツトの拒絶信号も含む入力を持つている。 MUX107の動作は、ラインCの単一ビツトの制御信号によつて制御される。 これらの制御及び拒絶ラインC及びORの信号は、時間的に変化する格子構造の時間ステツプの関数として、有限の状態マシン(FSM)(図示せず)によつて発生される。 若し、
    ラインCの制御信号が値、0を持つているならば、AC
    S装置100は、通常のACS装置として動作する。 然しながら、若し、ラインCの制御信号が1の値にセツトされたならば、MUX107は、付勢され、FSMが比較器104を無効にして、特定された出力Sを発生する。 上述した各ACS装置100は、上述の米国特許出願第869570号に記載された修正ビテルビ検出器と同じである。

    【0066】本発明に従つて、ビテルビ検出器13は、
    最小距離の決定識別回路70(図18)と、通路メモリ72、74と、MUX108とを、各ACS装置100
    の中に含ませることによつて更に修正されている。 ラインCの制御信号が論理0の時に、MUX107により与えられる時間変化は、滅勢されるが、しかし、制御ラインCとライン83の間に接続されたインバータ85は、
    回路70を付勢する。 若し、図18に関連して説明した状態がアンド・ゲート78を付勢するように合致したならば、アンド・ゲート82(図18)は、ライン83の選択信号によつて付勢される。 これは、ライン84に出力信号を与え、これにより、状態0、Sに対して必要とされる最小距離を与えるためにMUX108を付勢し、
    同時に、若し、信号エツジ状態0、S、または1、Sが削除されたならば、与えられる同じメトリツクを発生するためにMUX105を付勢する。 このようにして、最小距離識別回路70は、上述の米国特許出願に記載されたビテルビ検出器の時間的に変化する格子構造の中に組み込むことができる。

    【0067】 別表Aこの別表Aは、ユーザの10ビツト・バイトを、図6、
    図8及び図9の格子に適したNRZI表記法の16ビツト制限行列にコード化することを記載している。 このエンコーダ及びデコーダは、図10に示した3状態でラベル付けされた0、1及び2を用いた状態に依存するエンコーダ及びデコーダである。

    【0068】コーデイングは、下記のリストの欄、A、
    B、C、D、E及びFにより示されているような16進法のコードワードのリストを用いて行なわれる。 夫々のリストは、許容された幾つかの開始及び終了ビツトを持つ図6、図8及び図9の格子中の16ビツトのコードワードを表示する通路のリストである。 各リストにおいて、許容された行列は、以下のように特徴付けられる。

    【0069】

    【0070】エンコーダ中の各状態からの利用可能な行列及び後続の状態は、図10に表示されている。 図10
    において、例えば、状態0から状態0までの自己ループは、リストA及びCのセツトの組み合わせである状態0
    に戻る372個の使用可能な行列があることを表わしている。 後続状態1を持つ同じ行列のセツトと、上述の行列とを区別するために、状態0に戻る行列のセツトは、
    A00 U C00により指定され、他方、後続状態1
    を持つ行列のセツトは、A01 U C01により指定される。 状態0で開始する合計1048個の行列に対して、状態0で開始し、状態2で終了する304個の付加的な行列(E02 U F02で表わされる)がある。
    状態0で開始する1048個の行列/次の状態の組み合わせの1024個のサブセツトと、1024個のユーザの10ビツト・バイトの組み合わせとの任意の1対1マツプは、状態0のエンコーダ・マツプとして使用する。
    この反転マツプは、状態0のデコーダのマツプとして使用する。

    【0071】同様に、状態0で終了するリストBの42
    0個の行列と、状態1で終了するリストBの420個の行列(B11で表示される)と、状態2で終了するリストDの192個の行列(D12で表示される)とで構成される状態1で開始する1032個の行列(B10で表示される)がある。 状態1で開始する1032個の行列/次の状態の組み合わせの1024個のサブセツトと、
    ユーザの10ビツト・バイトの1024個の組み合わせとの任意の1対1マツプは、状態1のエンコーダ・マツプとして使用する。 この反転マツプは、状態1のデコーダ・マツプとして使用する。

    【0072】状態2で開始する1306個の行列と、状態0で終了する495個の行列(A20 U B20で表示される)と、状態1で終了する495個の行列(A
    21U B21で表示される)と、状態2に戻る315
    個の行列(D22 U E22で表示される)とがある。 状態2で開始する1306個の行列/次の状態の組み合わせの1024個のサブセツトと、1024個のユーザの10ビツト・バイトの組み合わせとの任意の1対1マツプは、状態2のエンコーダ・マツプとして使用する。 この反転マツプは、状態2のデコーダ・マツプとして使用する。

    【0073】デコードするために、デコードされるべき各16ビツト行列のための開始状態及び後続状態が識別されなければならない。 この識別は、前のコードワード、現在のコードワード及び後続のコードワードの或る種のビツトに関して簡単なブール代数を用いることによつて達成される。 若し、前のコードワードの最後のビツトが1であれば、開始状態は2であり、そうでなければ、開始状態は0か、1である。 リストA、B、C、
    D、E及びFは独立しているので、現在のコードワードの最初の4ビツトと最後のビツトとが、開始状態0及び1の区別をする。 同じ論理ネツトワークは、後続のコードワードの開始状態を決定する。 現在のコードワードの開始状態/次の状態が識別された時、専用の反転エンコーダがデコーデイングを完了する。

    【0074】 テーブルA1. リストA 5004 500a 5010 5014 5022 5028 5040 5044 504a 5050 5054 5082 5088 5092 50a0 50a4 50aa 5100 5104 510a 5110 5114 5122 5128 5140 5144 514a 5150 5154 5202 5208 5212 5220 5224 522a 5242 5248 5252 5280 5284 528a 5290 5294 52a2 52a8 5400 5404 540a 5410 5414 5422 5428 5440 5444 544a 5450 5454 5482 5488 5492 54a0 54a4 54aa 5500 5504 550a 5510 5514 5522 5528 5540 5544 554a 5550 5554

    【0075】 テーブルA2. リストB 10 14 22 28 40 44 4a 50 54 82 88 92 a0 a4 aa 100 104 10a 110 114 122 128 140 144 14a 150 154 202 208 212 220 224 22a 242 248 252 280 284 28a 290 294 2a2 2a8 400 404 40a 410 414 422 428 440 444 44a 450 454 482 488 492 4a0 4a4 4aa 500 504 50a 510 514 522 528 540 544 54a 550 554 802 808 812 820 824 82a 842 848 852 880 884 88a 890 894 8a2 8a8 902 908 912 920 924 92a 942 948 952 a00 a04 a0a a10 a14 a22 a28 a40 a44 a4a a50 a54 a82 a88 a92 aa0 aa4 aaa

    【0076】 1004 100a 1010 1014 1022 1028 1040 1044 104a 1050 1054 1082 1088 1092 10a0 10a4 10aa 1100 1104 110a 1110 1114 1122 1128 1140 1144 114a 1150 1154 1202 1208 1212 1220 1224 122a 1242 1248 1252 1280 1284 128a 1290 1294 12a2 12a8 1400 1404 140a 1410 1414 1422 1428 1440 1444 144a 1450 1454 1482 1488 1492 14a0 14a4 14aa 1500 1504 150a 1510 1514 1522 1528 1540 1544 154a 1550 1554

    【0077】 2008 2012 2020 2024 202a 2042 2048 2052 2380 2084 208a 2090 2094 20a2 20a8 2102 2108 2112 2120 2124 212a 2142 2148 2152 2200 2204 220a 2210 2214 2222 2228 2240 2244 224a 2250 2254 2282 2288 2292 22a0 22a4 22aa 2402 2408 2412 2420 2424 242a 2442 2448 2452 2480 2484 248a 2490 2494 24a2 24a8 2502 2508 2512 2520 2524 252a 2542 2548 2552 2804 280a 2810 2814 2822 2828 2840 2844 284a 2850 2854 2882 2888 2892 28a0 28a4 28aa 2900 2904 290a 2910 2914 2922 2928 2940 2944 294a 2950 2954 2a02 2a08 2a12 2a20 2a24 2a2a 2a42 2a48 2a52 2a80 2a84 2a8a 2a90 2a94 2aa2 2aa8

    【0078】 400a 4010 4014 4022 4028 4040 4044 404a 4050 4054 4082 4088 4092 40a0 40a4 40aa 4100 4104 410a 4110 4114 4122 4128 4140 4144 414a 4150 4154 4202 4208 4212 4220 4224 422a 4242 4248 4252 4280 4284 428a 4290 4294 42a2 42a8 4400 4404 440a 4410 4414 4422 4428 4440 4444 444a 4450 4454 4482 4488 4492 44a0 44a4 44aa 4500 4504 450a 4510 4514 4522 4528 4540 4544 454a 4550 4554 4802 4808 4812 4820 4824 482a 4842 4848 4852 4880 4884 488a 4890 4894 48a2 48a8 4902 4908 4912 4920 4924 492a 4942 4948 4952 4a00 4a04 4a0a 4a10 4a14 4a22 4a28 4a40 4a44 4a4a 4a50 4a54 4a82 4a88 4a92 4aa0 4aa4 4aaa

    【0079】 テーブルA3. リストC 8012 8020 8024 802a 8042 8048 8052 8080 8084 808a 8090 8094 80a2 80a8 8102 8108 8112 8120 8124 812a 8142 8148 8152 8200 8204 820a 8210 8214 8222 8228 8240 8244 824a 8250 8254 8282 8288 8292 82a0 82a4 82aa 8402 8408 8412 8420 8424 842a 8442 8448 8452 8480 8484 848a 8490 8494 84a2 84a8 8502 8508 8512 8520 8524 852a 8542 8548 8552 8804 880a 8810 8814 8822 8828 8840 8844 884a 8850 8854 8882 8888 8892 88a0 88a4 88aa 8900 8904 890a 8910 8914 8922 8928 8940 8944 894a 8950 8954 8a02 8a08 8a12 8a20 8a24 8a2a 8a42 8a48 8a52 8a80 8a84 8a8a 8a90 8a94 8aa2 8aa8 9002 9008 9012 9020 9024 902a 9042 9048 9052 9080 9084 908a 9090 9094 90a2 90a8 9102 9108 9112 9120 9124 912a 9142 9148 9152 9200 9204 920a 9210 9214 9222 9228 9240 9244 924a 9250 9254 9282 9288 9292 92a0 92a4 92aa 9402 9408 9412 9420 9424 942a 9442 9448 9452 9480 9484 948a 9490 9494 94a2 94a8 9502 9508 9512 9520 9524 952a 9542 9548 9552 a004 a00a a010 a014 a022 a028 a040 a044 a04a a050 a054 a082 a088 a092 a0a0 a0a4 a0aa a100 a104 a10a a110 a114 a122 a128 a140 a144 a14a a150 a154 a202 a208 a212 a220 a224 a22a a242 a248 a252 a280 a284 a28a a290 a294 a2a2 a2a8 a400 a404 a40a a410 a414 a422 a428 a440 a444 a44a a450 a454 a482 a488 a492 a4a0 a4a4 a4aa a500 a504 a50a a510 a514 a522 a528 a540 a544 a54a a550 a554 a802 a808 a812 a820 a824 a82a a842 a848 a852 a880 a884 a88a a890 a894 a8a2 a8a8 a902 a908 a912 a920 a924 a92a a942 a948 a952 aa00 aa04 aa0a aa10 aa14 aa22 aa28 aa40 aa44 aa4a aa50 aa54 aa82 aa88 aa92 aaa0 aaa4 aaaa

    【0080】 テープルA4. リストD 11 15 29 41 45 51 55 89 a1 a5 101 105 111 115 129 141 145 151 155 209 221 225 249 281 285 291 295 2a9 401 405 411 415 429 441 445 451 455 489 4a1 4a5 501 505 511 515 529 541 545 551 555 809 821 825 849 881 885 891 895 8a9 909 921 925 949 a01 a05 a11 a15 a29 a41 a45 a51 a55 a89 aa1 aa5

    【0081】 1005 1011 1015 1029 1041 1045 1051 1055 1089 10a1 10a5 1101 1105 1111 1115 1129 1141 1145 1151 1155 1209 1221 1225 1249 1281 1285 1291 1295 12a9 1401 1405 1411 1415 1429 1441 1445 1451 1455 1489 14a1 14a5 1501 1505 1511 1515 1529 1541 1545 1551 1555

    【0082】 2009 2021 2025 2049 2081 2085 2091 2095 20a9 2109 2121 2125 2149 2201 2205 2211 2215 2229 2241 2245 2251 2255 2289 22a1 22a5 2409 2424 2445 2449 2481 2485 2491 2495 24a9 2509 2521 2525 2549 2801 2805 2811 2815 2829 2841 2845 2851 2855 2889 28a1 28a5 2901 2905 2911 2915 2929 2941 2945 2951 2955 2a09 2a21 2a25 2a49 2a81 2a85 2a91 2a95 2aa9

    【0083】 テープルA5. リストE 4011 4015 4029 4041 4045 4051 4055 4089 40a1 40a5 4101 4105 4111 4115 4129 4141 4145 4151 4155 4209 4221 4225 4249 4281 4285 4291 4295 42a9 4401 4405 4411 4415 4429 4441 4445 4451 4455 4489 44a1 44a5 4501 4505 4511 4515 4529 4541 4545 4551 4555 4809 4821 4825 4849 4881 4885 4891 4895 48a9 4909 4921 4925 4949 4a01 4a05 4a11 4a15 4a29 4a41 4a45 4a51 4a55 4a89 4aa1 4aa5

    【0084】 5005 5011 5015 5029 5041 5045 5051 5055 5089 50a1 50a5 5101 5105 5111 5115 5129 5141 5145 5151 5155 5209 5221 5225 5249 5281 5285 5291 5295 52a9 5401 5405 5411 5415 5429 5441 5445 5451 5455 5489 54a1 54a5 5501 5505 5511 5515 5529 5541 5545 5551 5555

    【0085】 テーブルA6. リストF 8021 8025 8049 8081 8085 8091 8095 80a9 8109 8121 8125 8149 8201 8205 8211 8215 8229 8241 8245 8251 8255 8289 82a1 82a5 8409 8421 8425 8449 8481 8485 8491 8495 84a9 8509 8521 8525 8549 8801 8805 8811 8815 8829 8841 8845 8851 8855 8889 88a1 88a5 8901 8905 8911 8915 8929 8941 8945 8951 8955 8a09 8a21 8a25 8a49 8a81 8a85 8a91 8a95 8aa9 9009 9021 9025 9044 9081 9085 9091 9095 90a9 9109 9121 9125 9149 9201 9205 9211 9215 9229 9241 9245 9251 9255 9289 92a1 92a5 9409 9421 9425 9449 9481 9485 9491 9495 94a9 9509 9521 9525 9549 a005 a011 a015 a029 a041 a045 a051 a055 a089 a0a1 a0a5 a101 a105 a111 a115 a129 a141 a145 a151 a155 a209 a221 a225 a249 a281 a285 a291 a295 a2a9 a401 a405 a411 a415 a429 a441 a445 a451 a455 a489 a4a1 a4a5 a501 a505 a511 a515 a529 a541 a545 a551 a555 a809 a821 a825 a849 a881 a885 a891 a895 a8a9 a909 a921 a925 a949 aa01 aa05 aa11 aa15 aa29 aa41 aa45 aa51 aa55 aa89 aaa1 aaa5

    【0086】 付表B図19のコードは、状態に従属する態様において、ユーザが入力する8ビツト情報を、コード化された10ビツトに一度に翻訳するものである。 コード化する目的のために用いられる3つのリストがあり、これらのコードワードのリストは、リストAB、リストE及びリストFG
    と名付けられている。

    【0087】リストABは、或る種のランレングス拘束を満足させ、かつ、図19に示した状態A、またはBから、状態E、F、G、またはHへの通路に対応するNR
    Zフオーマツトの10ビツト格子行列のリストである。
    リストABは、16進法でリストされた293個の行列を含んでいる。 リストAB中の293個の行列の256
    個のサブセツトと、ユーザが入力する256個の8ビツト・バイトとの任意の1対1マツプは、状態A、またはBにおけるエンコーダのマツピングとして使用し、この反転マツプは、ビテルビ検出器が状態A、またはBからの行列を表示した時に、デコーダ・マツピングとして使用する。 各コードワードのNRZ「1」のモジユロ4の数と、各コードワードの最後のビツトとは、下記のテーブルB−1に示されたように次のエンコーダ状態を決定する。

    【0088】状態C、またはDに対する行列のリストは、リストAB中の行列のビツト的な補数を取ることによつて得られる。 再言すると、リストの256個のサブセツトと、ユーザが入力する256個のバイトとの組み合わせの任意の1対1マツプは、状態C、またはDにおけるコード化の目的のために使用する。 各コードワードにおけるNRZ「1」モジユロ4の数と、各コードワードの最後のビツトとは、下記のテーブルB−2の中に示されている次のエンコーダ状態を決定する。

    【0089】リストABの中の行列の例は、3bd(1
    6進法)=11 1011 1101(2進法)である。 NRZ「1」の数は、8=0(モジユロ4)であり、かつ、最後のビツトは1なので、次の状態は、状態Gである。 補数的な行列、000100 0010は、
    状態C、またはCから状態Fへの通路である。

    【0090】リストEは、或る種のランレングス拘束を満足させ、かつ、図19に示した状態Eから、状態A、
    B、C、またはDへの通路に対応するNRZフオーマツトにおける10ビツト格子行列のリストである。 リストEは、リストE中の294個の行列の256個のサブセツトと、ユーザが入力する256個の8ビツト・バイトとの任意の1対1マツプは、エンコーダのマツピングとして使用し、そして、反転したマツプは、ビテルビ検出器が状態Eから供給された行列を表示した時に、デコーダのマツピングとして使用する。 各コードワードの中のNRZ「1」のモジユロ4の数と、各コードワードの最後のビツトとは、下記のテーブルB−3に示されたような次のエンコーダ状態を決定する。

    【0091】状態Hのための行列のリストは、リストE
    の中の行列のビツト的補数を取ることによつて得られる。 再言すると、このリストのサブセツトと、ユーザが入力する256個の8ビツト・バイトとの組み合わせの任意の1対1マツプは、状態Hにおけるコーデイング目的のために使用する。 各コードワード中のNRZ「1」
    のモジユロ4の数と、各コードワードの最後のビツトとは、下記のテーブルB−4において示されたように次のエンコーダ状態を決定する。

    【0092】リストFGは、或る種のランレングス拘束を満足させ、かつ、図19の状態F、またはGから、状態A、B、C、またはDへの通路に対応するNRZフオーマツトの10ビツト格子行列のリストである。 リストFGは、16進法でリストされた292個の行列を含んでいる。 リストFGにおける292個の行列の256個のサブセツトと、ユーザが入力する256個の8ビツト・バイトとの任意の1対1マツプは、エンコーダのマツピングに使用し、そして、この反転マツプは、ビテルビ検出器が状態F、またはGから供給された行列を表示した時にデコーダ・マツピングとして使用する。 各コードワード中のNRZ「1」のモジユロ4の数と、格コードワードの最後のビツトは、下記のテーブルB−5において示されたように、次のエンコーダ状態を決定する。

    【0093】 テーブルB−1: 状態AまたはBに対する次の状態 NRZ「1」のモジユロ4の数 コードワードの最後のビツト 次の状態 0 0 F 0 1 G 1 1 E 3 0 H

    【0094】 テーブルB−2: 状態CまたはDに対する次の状態 NRZ「1」のモジユロ4の数 コードワードの最後のビツト 次の状態 2 0 F 2 1 G 3 1 E 1 0 H

    【0095】 テーブルB−3: 状態Eに対する次の状態 NRZ「1」のモジユロ4の数 コードワードの最後のビツト 次の状態 1 0 A 1 1 B 3 0 C 3 1 D

    【0096】 テーブルB−4: 状態Hに対する次の状態 NRZ「1」のモジユロ4の数 コードワードの最後のビツト 次の状態 3 0 A 3 1 B 1 0 C 1 1 D

    【0097】 テーブルB−5: 状態FまたはGに対する次の状態 NRZ「1」のモジユロ4の数 コードワードの最後のビツト 次の状態 2 0 A 2 1 B 0 1 C 0 0 D

    【0098】 テーブル5. リストAB 43 45 49 4b 4d 4e 51 53 55 56 59 5a 5c 5e 61 63 65 66 69 6a 6c 6e 71 72 74 76 7a 85 89 8b 8d 8e 91 93 95 96 99 9a 9c 9e a1 a3 a5 a6 a9 aa ac ae b1 b2 b4 b6 ba bc c3 c5 c6 c9 ca cc ce d1 d2 d4 d6 da dc e1 e2 e4 e6 ea ec f2 f4 109 10b 10d 10e 111 113 115 116 119 11a 11c 11e 121 123 125 126 129 12a 12c 12e 131 132 134 136 13a 13c 143 145 146 149 14a 14c 14e 151 152 154 156 15a 15c 161 162 164 166 16a 16c 172 174 17b 185 186 189 18a 18c 18e 191 192 194 196 19a 19c 1a1 1a2 1a4 1a6 1aa 1ac 1b2 1b4 1bb 1bd 1c2 1c4 1c6 1ca 1cc 1d2 1d4 1db 1dd 1e2 1e4 1eb 1ed 211 213 215 216 219 21a 21c 21e 221 223 225 226 229 22a 22c 22e 231 232 234 236 23a 23c 243 245 246 249 24a 24c 24e 251 252 254 256 25a 25c 261 262 264 266 26a 26c 272 274 27b 285 286 289 28a 28c 28e 291 292 294 296 29a 29c 2a1 2a2 2a4 2a6 2aa 2ac 2b2 2b4 2bb 2bd 2c2 2c4 2c6 2ca 2cc 2d2 2d4 2db 2dd 2e2 2e4 2eb 2ed 2f3 2f5 309 30a 30c 30e 311 312 314 316 31a 31c 321 322 324 326 32a 32c 332 334 33b 33d 342 344 346 34a 34c 352 354 35b 35d 362 364 36b 36d 373 375 379 37b 384 386 38a 38c 392 394 39b 39d 3a2 3a4 3ab 3ad 3b3 3b5 3b9 3bb 3bd

    【0099】 テーブル6. リストE 43 45 46 49 4a 4c 51 52 54 5b 5d 5e 61 62 64 6b 6d 6e 73 75 76 79 7a 85 86 89 8a 8c 91 92 94 9b 9d 9e a1 a2 a4 ab ad ae b3 b5 b6 b9 ba bc c2 c4 cb cd ce d3 d5 d6 d9 da dc e3 e5 e6 e9 ea ec f1 f2 f4 109 10a 10c 111 112 114 11b 11d 11e 121 122 124 12b 12d 12e 133 135 136 139 13a 13c 142 144 14b 14d 14e 153 155 156 159 15a 15c 163 165 166 169 16a 16c 171 172 174 17b 184 18b 18d 18e 193 195 196 199 19a 19c 1a3 1a5 1a6 1a9 1aa 1ac 1b1 1b2 1b4 1bb 1bd 1c3 1c5 1c6 1c9 1ca 1cc 1d1 1d2 1d4 1db 1dd 1de 1e1 1e2 1e4 1eb 1ed 1ee 211 212 214 21b 21d 21e 221 222 224 22b 22d 22e 233 235 236 239 23a 23c 242 244 24b 24d 24e 253 255 256 259 25a 25c 263 265 266 269 26a 26c 271 272 274 27b 284 28b 28d 28e 293 295 296 299 29a 29c 2a3 2a5 2a6 2a9 2aa 2ac 2b1 2b2 2b4 2bb 2bd 2c3 2c5 2c6 2c9 2ca 2cc 2d1 2d2 2d4 2db 2dd 2de 2e1 2e2 2e4 2eb 2ed 2ee 2f3 2f5 2f6 30b 30d 30e 313 315 316 319 31a 31c 323 325 326 329 32s 32c 331 332 334 33b 33d 343 345 346 349 34a 34c 351 352 354 35b 35d 35e 361 362 364 36b 36d 36e 373 375 376 379 37a 385 386 389 38a 38c 391 392 394 39b 39d 39e 3a1 3a2 3a4 3ab 3ad 3ae 3b3 3b5 3b6 3b9 3ba 3bc

    【0100】 テーブル7. リストFG 42 44 4b 4d 4e 53 55 56 59 5a 5c 63 65 66 69 6a 6c 71 72 74 7b 84 8b 8d 8e 93 95 96 99 9a 9c a3 a5 a6 a9 aa ac b1 b2 b4 bb bd c3 c5 c6 c9 ca cc d1 d2 d4 db dd de e1 e2 e4 eb ed ee f3 f5 f6 10b 10d 10e 113 115 116 119 11a 11c 123 125 126 129 12a 12c 131 132 134 13b 13d 143 145 146 149 14a 14c 151 152 154 15b 15d 15e 161 162 164 16b 16d 16e 173 175 176 179 17a 185 186 189 18a 18c 191 192 194 19b 19d 19e 1a1 1a2 1a4 1ab 1ad 1ae 1b3 1b5 1b6 1b9 1ba 1bc 1c2 1c4 1cb 1cd 1ce 1d3 1d5 1d6 1d9 1da 1dc 1e3 1e5 1e6 1e9 1ea 1ec 213 215 216 219 21a 21c 223 225 226 229 22a 22c 231 232 234 23b 23d 243 245 246 249 24a 24c 251 252 254 25b 25d 25e 261 262 264 26b 26d 26e 273 275 276 279 27a 285 286 289 28a 28c 291 292 294 29b 29d 29e 2a1 2a2 2a4 2ab 2ad 2ae 2b3 2b5 2b6 2b9 2ba 2bc 2c2 2c4 2cb 2ce 2ce 2d3 2d5 2d6 2d9 2da 2dc 2e3 2e5 2e6 2e9 2ea 2ec 2f1 2f2 2f4 309 30a 30c 311 312 314 31b 31d 31e 324 322 324 32b 32d 32e 333 335 336 339 33a 33c 342 344 34b 34d 34e 353 355 356 359 35a 35c 363 365 366 369 36a 36c 371 372 374 37b 384 38b 38d 38e 393 395 396 399 39a 39c 3a3 3a5 3a6 3a9 3aa 3ac 3b1 3b2 3b4 3bb 3bd

    【0101】

    【発明の効果】本発明に従つて、高いコード比率のランレングス制限格子コードを発生し、拘束されたチヤネル入力を有する部分応答チヤネルの出力行列の間の最小距離を増加する検出器を設計する方法及び装置が与えられる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】エンコーダと、ノイズで汚染された部分応答チヤネルと、検出器と、デコーダとで構成された従来のデータ・ストレージ・システムのブロツク図である。

    【図2】d=1で、チヤネルが従来のEPR4(1+D
    −D 2 −D 3 )入力制限チヤネルであるような、(d,
    k)ランレングス制限コードのための組み合わされた従来のビテルビ検出器格子を示すブロツク図である。

    【図3】図2に示した従来のビテルビ検出器格子のための最小距離の行列を示す図である。

    【図4】磁気記録に関する従来のダイコード(1−D)
    部分応答チヤネルの部分応答最大確度を検出するための最小距離の行列を示す図である。

    【図5】光学記録に関する従来のPR1(1+D)部分応答チヤネルの部分応答最大確度を検出するための最小距離の行列を示す図である。

    【図6】図2の格子構造の6つの状態が、本発明に従つて、どのようにして12の状態を得るために修正されるかを説明するための図である。

    【図7】本発明に従つて、NRZI「1」の偶数位置のパリテイを追跡するための時間的に変化するモジユロ2
    格子を示す図である。

    【図8】図6の格子の12の状態が、本発明に従つて、
    どのようにして各16ビツト・ブロツクの最初の4ビツトにおいて、時間的に変化する格子状態に形成されるかを説明するための図である。

    【図9】図6の格子の12の状態が、本発明に従つて、
    どのようにして各16ビツト・ブロツクの最後の4ビツトにおいて、時間的に変化する格子状態に形成されるかを説明するための図である。

    【図10】本発明に従つたモジユロ2のEPR4コードに対して、3状態のコード比率、10/16のエンコーダを模式的に表示した図である。

    【図11】ダイコード(1−D)格子の2つの状態が、
    8個の状態を得るために、本発明に従つて、どのようにして修正されるかを説明するための図である。

    【図12】(1+D)PR1格子の2つの状態が、8個の状態を得るために、本発明に従つて、どのようにして修正されるかを説明するための図である。

    【図13】図11及び図12に示したタイプの格子を簡略化して示す図である。

    【図14】図11のダイコード(1−D)格子に関して、最小距離のエラー事象を示す図である。

    【図15】図12の(1+D)PR1格子に関して、最小距離のエラー事象を示す図である。

    【図16】本発明に従つて、図11に示した(1−D)
    格子に関して、最小距離の決定を事前バイアスするための回路図である。

    【図17】本発明に従つて、図12に示した(1+D)
    格子に関して、最小距離の決定を事前バイアスするための回路図である。

    【図18】本発明に従つて、図11に示した(1−D)
    格子に関して、最小距離の特定の決定を事前バイアスするための回路図である。

    【図19】(1−D)、または(1+D)部分応答チヤネルのために、本発明に従つて構成された時間的に変化するモジユロ4の格子を示す図である。

    【図20】本発明に従つて、時間的に変化するビテルビ検出器の加算−比較−選択(ACS)装置の中に図16
    乃至図18に示した回路を組み込んだ回路図である。

    【符号の説明】

    10、15 バス 11 エンコーダ 12 部分応答チヤネル 13 ビテルビ検出器 14 デコーダ 30、50、70 事前バイアス回路 32、34、52、54、72、74 通路メモリ 100 加算−比較−選択装置(ACS)

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