Coded modulation apparatus and method |
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申请号 | JP2004078971 | 申请日 | 2004-03-18 | 公开(公告)号 | JP4622276B2 | 公开(公告)日 | 2011-02-02 |
申请人 | 日本電気株式会社; | 发明人 | 直樹 光谷; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 変換器と、第1の非線形符号化器及び第2の非線形符号化器と、非線形マッピング回路と、変調器とを備えた符号化変調装置であって、 前記変換器は、 第1の端子から入力された一列のデータを複数列のデータに変換し; 前記第1及び第2の非線形符号化器は、 前記変換器により複数列に変換された各列のデータのうち、上位レベルの2列のデータには非線形符号化を行わず、下位レベルの2列のデータを非線形符号化し、各々レベル1のデータ、レベル2のデータとして非線形マッピング回路に出力し; 前記非線形マッピング回路は、 前記第1及び第2の非線形符号化器により非線形符号化された前記レベル1、レベル2のデータと、符号化が行われていないレベル3、レベル4のデータとを、各々の符号語間距離が非等間隔になるように信号点を2次元平面上に配置し; 前記変調器は、前記非線形マッピング回路により配置された2次元の非線形マッピングデータにより搬送波に変調をかけることを特徴とする符号化変調装置。 第1の端子から入力された一列のデータを複数列のデータに変換し; 複数列に変換された各列のデータのうち、上位レベルの2列のデータには非線形符号化を行わず、下位レベルの2列のデータを非線形符号化し、各々レベル1のデータ、レベル2のデータとして出力し; 非線形符号化された前記レベル1、レベル2のデータと、符号化が行われていないレベル3、レベル4のデータとを、各々の符号語間距離が非等間隔になるように信号点を2次元平面上に配置する非線形マッピングを行い; 前記非線形マッピングにより配置された2次元の非線形マッピングデータにより搬送波に変調をかけることを特徴とする符号化変調方法。 前記非線形符号化は、連立多次元多項式の非線形方程式で生成されることを特徴とする請求項2記載の符号化変調方法。 前記非線形符号化は、生成多項式の非線形結合により生成されることを特徴とする請求項2記載の符号化変調方法。 前記非線形符号化器は、連立多次元多項式の非線形方程式で生成される生成回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の符号化変調装置。 前記非線形符号化器は、生成多項式の非線形結合回路により生成されることを特徴とする請求項1記載の符号化変調装置。 |
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说明书全文 | 本発明は符号化変調装置および方法に関し、特に非線形符号と非線形マッピングを用いることにより符号化利得を向上する符号化変調装置および方法に関する。 近年、ディジタルマイクロ波通信方式では、伝送特性の高品質化を目的に、より誤り訂正能力の高い符号化変調方式が使用されている。 符号化変調方式は、信号点集合分割によるマッピングと誤り訂正符号化技術を一体化したもので、優れた誤り訂正能力を有している。 符号化の構成法として、トレリス符号化変調(TCM)方式と多レベル符号化変調(MLCM)方式が一般に知られている。 トレリス符号化変調(TCM)方式は、2次元当り2 m個の信号点を有する2次元または多次元変調方式の各信号点に2元ベクトル表現を1対1に対応させる。 そして、一つの畳み込み符号器出力と非符号化ビットの組合せにより、一つの2次元または多次元信号点を与える符号化変調方式である。 一方、多レベル符号化変調方式は、誤り訂正能力の異なる複数のブロック符号器を用いて、各々の符号器で2元ベクトルの各成分(ビット位置)に相当する各レベルを1レベルずつ独立に符号化する符号化変調方式である。 多レベル符号化変調方式で用いる複数の符号は各々構成符号と称される。 各構成符号は、それを適用するレベルの最小信号点間距離に基づいて必要な誤り訂正能力が決定される(例えば、特許文献1参照。)。 図6は従来の符号化変調装置を示すブロック図である。 特にトレリス符号化変調方式(TCM)の場合を示す。 図6を参照すると、符号化変調装置200では、端子3から入力された1列のデータは変換器201で3列に変換される。 そのうちの1列が畳み込み符号化器202で符号化され2列の信号となる。 2列の信号はマッピング回路203にレベル1、レベル2の信号として供給される。 また、変換器201から出力される他の2列の信号は非符号化レベルの信号としてマッピング回路203に供給される。 マッピング回路203では、信号点集合分割に基づく信号点配置により、信号入力に対応した信号点の座標が出力される。 この信号点座標出力が変調器204に入力され、16QAM変調が行われ端子4から出力される。 このTCMは単一の畳み込み符号を用いるため符号化率の設定に関する自由度が非常に小さい。 また畳み込み符号は線形符号の一種であるため、TCMの符号化利得はある程度の限界がある。 図7は従来の他の符号化変調装置を示すブロック図である。 特に多レベル符号化変調(MLCM)の場合を示す。 図7を参照すると、符号化変調装置300では、端子5から入力された一列のデータは変換器301で4列に変換される。 そのうちの下位2列のデータがそれぞれ線形符号化器302、線形符号化器303により符号化され、レベル1、レベル2として出力される。 線形符号化されたレベル1、レベル2の信号と符号化されないレベル3、レベル4の信号はマッピング回路304に供給される。 マッピング回路304では、信号点集合分割に基づく信号点配置により、信号入力に対応した信号点の座標が出力される。 この信号点座標出力が変調器305に入力され、16QAM変調が行われ端子6から出力される。 このMLCMは、信号点集合分割における各レベルにそれぞれ異なる符号を用いるため、TCMに比べ符号化率の設定の自由度は大きい。 しかし、各レベルに用いる符号はハミング符号やBCH(Bose Chaudhuri Hocquenghem)符号、RS(Reed Solomon)符号などの線形符号であるため、符号化利得には限界がある。 また、畳み込み符号を用いることで、フェージング等のバースト誤り環境下での符号化変調の誤り訂正能力を高めているものもある(例えば、特許文献2参照。)。 上述した従来の符号化変調装置および方法として、トレリス符号化変調(TCM)と多レベル符号化変調(MLCM)がある。 このTCMは単一の畳み込み符号を用いるため、符号化率の設定に関する自由度が非常に小さい。 畳み込み符号は線形符号の一種であるため、TCMの符号化利得はある程度の限界があるという欠点を有している。 また、MLCMは信号点集合分割における各レベルごとにそれぞれ異なる符号を用いるため、TCMに比べ符号化率の設定の自由度は大きい。 しかし、各レベルに用いる符号はハミング符号やBCH符号、RS符号などの線形符号であるため、符号化利得には限界があるという欠点を有している。 本発明の目的は、伝送するデータを複数列に変換し、下位レベルのデータに非線形符号化を行い、符号化されたデータを2次元平面上に各符号語間距離が非等間隔になるように信号点を配置する非線形マッピングを行い、より高い符号化利得を実現する符号化変調装置および方法を提供することにある。 本発明の第1の符号化変調方法は、 本発明の第2の符号化変調方法は、 本発明の第1の符号化変調装置は、 本発明の第2の符号化変調装置は、 本発明の第3の符号化変調装置は、 本発明の第3の符号化変調方法は、 本発明の第4の符号化変調方法は、前記第1、2または3の符号化変調方法において、 本発明の第5の符号化変調方法は、前記第1、2または3の符号化変調方法において、 本発明の第4の符号化変調装置は、前記第1、2または3の符号化変調装置において、 本発明の第5の符号化変調装置は、前記第1、2または3の符号化変調装置において、 本発明の符号化変調装置および方法は、非線形符号と非線形マッピングをもちいて符号化変調を行っている。 このため、線形符号を用いた符号化変調方式より符号間距離が大きくとれるので、高い符号化利得が実現できるという効果を有している。 次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は本発明の符号化変調装置および方法の一つの実施の形態を示すブロック図である。 図1に示す符号化変調装置100は、変換器101と、非線形符号化器102および非線形符号化器103と、非線形マッピング回路104と、変調器105とから構成されている。 変換器101は端子1から入力された一列のデータを複数列のデータ(並列データ)に変換する直並列変換器である。 非線形符号化器102および非線形符号化器103は、変換器101により複数列に変換された各列のデータのうち、下位レベルの2列のデータを非線形符号化し、レベル1のデータ、レベル2のデータとして非線形マッピング回路104に出力する。 なお、下位レベル等の表現は慣用的なもので、符号化するか符号化しないかによりレベル1〜4を識別している。 非線形マッピング回路104は、非線形符号化されたレベル1、レベル2のデータ(下位レベルのデータ)と符号化が行われていない変換器101の出力であるレベル3、レベル4のデータ(上位レベルのデータ)とを、各々の符号語間距離が非等間隔になるように信号点を2次元平面上に配置し、非線形マッピングデータ15として出力する。 変調器105は、非線形マッピング回路104で配置された2次元の非線形マッピングデータ15により搬送波に変調をかける。 ここで、非線形符号化器102,103で行われる非線形符号とは、畳み込み符号やハミング符号、BCH符号、リードソロモン符号と云った線形符号以外の符号である。 連立多次元多項式の非線形方程式の形で表現される符号、生成多項式の非線形結合の形で表現される符号、または線形演算則で求めることができない符号のことを示す。 ここで、非線形符号化や非線形符号化器は、連立多次元多項式の非線形方程式で生成される生成回路により構成される。 また、生成多項式の非線形結合回路により生成される。 また、図1の非線形マッピング回路104で行われる非線形マッピングとは、位相変調(PSK:Phase Shift Keying)、直交振幅変調(QAM)のように、2次元平面空間上に隣接する信号点間距離が等間隔になるように信号点を配置するものではない。 信号点を非線形に配置し、隣接する信号点間距離は等間隔ではない(非等間隔)マッピングを意味する。 次に図1を参照して動作を説明する。 伝送されるデータは端子1から入力され、変換器101にて複数列(ここでは4列)に変換される。 4列のデータ列に変換されたデータのうち、下位2列のデータ(下位レベルのデータ)のみがそれぞれ非線形符号化器102と非線形符号化器103により非線形符号化が行われる。 非線形符号化されたデータは各々、レベル1、レベル2のデータとして非線形マッピング回路104に供給される。 その他のレベル3、レベル4のデータ(上位レベルのデータ)は何も処理されずに非線形マッピング回路104に供給される。 図2は本発明の第1のレベルマッピングを示す図である。 直交振幅変調における信号点配置であり、横軸はIch、縦軸はQchを示す。 非線形マッピング回路104に入力されたレベル1、レベル2のデータ及び変換器101出力のレベル3、レベル4のデータは、例えば図2に示すように2次元平面上に非線形マッピングされる。 レベル1〜レベル4のディジタル信号4ビットが非線形マッピング回路104に入力されるので、2 4 =16個の各信号点(黒丸で表示)の符号が存在する。 各黒丸の信号点は、例えば(0000)〜(0101)〜(1010)〜(1101)〜(1111)の4ビットの符号データを示している。 この図2の信号点は図3に示す信号点集合分割に従ってマッピングされる。 図3は図2の信号点分割動作の一例を示す図である。 例えば、レベル1〜レベル4のディジタル信号が“0010”のデータならば、図3のマッピングによりレベル4の左から3番目の図<0010>のようにマッピングされる。 図1のレベル1のデータは非線形符号化器102により非線形符号化された“1”,“0”の2値信号であり、図3の最初の16個の信号点集合を8個ずつに分割する。 さらに図1の非線形符号化器103により非線形符号化されたレベル2の“1”,“0”の2値信号により、4個ずつの信号点集合に分割する。 次に、図1のレベル3の“1”,“0”の2値信号により、2個ずつの信号点集合に分割し、さらにレベル4の“1”,“0”の2値信号により、1個の信号点に分割する。 レベル1、レベル2で分割される信号点集合間の信号点間距離すなわち符号間距離は、他のレベル3、レベル4で分割される信号点間距離(符号間距離)よりも非常に近くなっている。 しかしながら、レベル1、レベル2は非線形符合化により符合化が行われているため、非常に強力な信号点識別能力を有している。 つまり、符号間距離が近い信号点の識別には、非線形の符号化により信号点の識別能力を高め識別エラーを低減させている。 さらにレベル3、レベル4で分割される信号点集合は、十分に信号点間距離が確保されており、信号点を誤る恐れは全くない。 また、図4は本発明の他のレベルマッピングを示す図である。 レベル1〜レベル4のディジタル信号4ビットが非線形マッピング回路104に入力されるので、2 4 =16の各信号点(黒丸で表示)の符号が存在する。 各黒丸の信号点は、例えば(0000)〜(0101)〜(1010)〜(1101)〜(1111)の4ビットの符号データを示している。 図4の場合、PSKによる位相変調方式の非線形マッピングとなっており、同一円周上に非等間隔に信号点が配置される。 一方、図2の場合は直交振幅変調の場合で、位相と振幅成分を用いた変調方式であり、格子間隔上に信号点が配置される。 図5は図4の信号点分割動作の一例を示す図である。 例えば、レベル1〜レベル4のディジタル信号が“0010”のデータならば、図5のマッピングによりレベル4の左から3番目の図<0010>のようにマッピングされる。 図1のレベル1のデータは非線形符号化器102により非線形符号化された“1”,“0”の2値信号であり、図5の最初の16個の信号点集合を8個ずつに分割する。 さらに図1の非線形符号化器103により非線形符号化されたレベル2の“1”,“0”の2値信号により、4個ずつの信号点集合に分割する。 次に、図1のレベル3の“1”,“0”の2値信号により、2個ずつの信号点集合に分割し、さらにレベル4の“1”,“0”の2値信号により、1個の信号点に分割する。 非線形マッピング回路104により、2次元平面上に非線形マッピングされた非線形マッピングデータ15は変調器105に送られる。 変調器105は非線形マッピングデータ15により、搬送波に変調をかけて変調出力データを端子2から出力する。 上述の通り、本発明は、非線形符号と非線形マッピングを利用し符号化利得を向上している。 すなわち、一列の入力データが変換器101により複数列に変換される。 複数列に変換された各列のデータのうち下位レベルデータが、非線形符号化器102,103により非線形符号化され非線形マッピング回路104に出力される。 非線形符号化されたデータは、2次元平面上に各符号語間距離が非等間隔になるように、信号点を非線形マッピング回路104により配置される。 非線形マッピング回路104で配置された2次元のデータは、変調器105により搬送波に変調をかけることになる。 非線形符号化されたデータをさらに非線形マッピングで最適な2次元配置を行い搬送波に変調かけるので、符号化利得が非常に高くなる。 このため、無線のような回線品質の悪い伝送路においてもデータを誤ることなく伝送することが可能となる。 なお、マッピングの自由度が高いため、多値QAMの代わりにアンプの振幅歪の影響が無い多値PSK方式に有用である。 加えてマッピングの自由度が非常に高いため、例えば多値PSKのマッピングを行えばアンプの非線形歪などの影響が少なくなると云った利点がある。 1,2,3,4,5,6 端子 15 非線形マッピングデータ 100 符号化変調装置 101 変換器 102,103 非線形符号化器 104 非線形マッピング回路 105 変調器 200,300 符号化変調装置 201,301 変換器 202 畳み込み符号化器 203 マッピング回路 204 変調器 302,303 線形符号化器 304 マッピング回路 305 変調器 |