Adaptation imped- - dance mismatch detector system |
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申请号 | JP50618186 | 申请日 | 1986-11-14 | 公开(公告)号 | JPH0827309B2 | 公开(公告)日 | 1996-03-21 |
申请人 | モトロ−ラ・インコ−ポレ−テッド; | 发明人 | TAANAA HAABEI NOORAN JUNIA; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】第1のインピーダンス指示回路(30)とそれに結合された第2のインピーダンス指示回路(20)の間のインピーダンス不整合を検出するインピーダンス不整合検出器であって、 前記第1のインピーダンス指示回路(30)のインピーダンスが選択されたスミス図表境界円の内にあるか外にあるかに応じて大きさが相対的に変化する第1および第2 の電圧(V 2およびV 1或いはV 4およびV 3 )を検出し、該第1および第2の電圧の大きさを比較して前記第1のインピーダンス指示回路(30)のインピーダンスが選択されたスミス図表境界円の内にあるか外にあるかを決定する回路手段(10)を含み、 前記境界円はスミス図表の原点以外の位置に中心を有すると共に、前記第1および第2の電圧(V 2およびV 1或いはV 4およびV 3 )は前記境界円の中心に対するものとして得られ、 それによって、前記第1のインピーダンス指示回路(3 0)のインピーダンスが前記スミス図表境界円外にあるときインピーダンス不整合の存在が検出されることを特徴とする前記インピーダンス不整合検出器。 【請求項2】第1のインピーダンス指示回路(30)とそれに結合された第2のインピーダンス指示回路(20)の間のインピーダンス不整合を検出するインピーダンス不整合検出器システムであって、 前記第1のインピーダンス指示回路(30)のインピーダンスが選択されたスミス図表境界円の内にあるか外にあるかに応じて大きさが相対的に変化する第1および第2 の電圧(V 2およびV 1或いはV 4およびV 3 )を検出し、該第1および第2の電圧の大きさを比較して前記第1のインピーダンス指示回路(30)のインピーダンスが選択されたスミス図表境界円の内にあるか外にあるかを決定する検出器回路手段(10)を含み、前記境界円はスミス図表の原点以外の位置に中心を有すると共に、前記第1および第2の電圧(V 2およびV 1或いはV 4およびV 3 )は前記境界円の中心に対するものとして得られ、 さらに、前記検出器回路手段に結合され、所定の制御信号に応答して前記境界円の半径を制御する半径制御回路手段(360、370、400)を含むことを特徴とするインピーダンス不整合検出器システム。 【請求項3】第1のインピーダンス指示回路(30)とそれに結合された第2のインピーダンス指示回路(20)の間のインピーダンス不整合を検出するインピーダンス不整合検出器システムであって、 前記第1のインピーダンス指示回路(30)のインピーダンスが選択されたスミス図表境界円の内にあるか外にあるかに応じて大きさが相対的に変化する第1および第2 の電圧(V 2およびV 1或いはV 4およびV 3 )を検出し、該第1および第2の電圧の大きさを比較して前記第1のインピーダンス指示回路(30)のインピーダンスが選択されたスミス図表境界円の内にあるか外にあるかを決定する検出回路手段(10)を含み、前記境界円はスミス図表の原点以外の位置に中心を有すると共に、前記第1および第2の電圧(V 2およびV 1或いはV 4およびV 3 )は前記境界円の中心に対するものとして得られ、 さらに、前記検出器回路手段に結合され、所定の制御信号に応答してスミス図表上の前記境界円の中心の位置を制御する中心制御回路手段(310)、を含むことを特徴とするインピーダンス不整合検出器システム。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は伝送線路と負荷インピーダンスの間のインピーダンス不整合を検出する検出器に関する。 特に、本発明は、不整合の存在を決定する基礎として反射係数大きさ情報だけでなく反射係数位相情報を処理するインピーダンス不整合検出システムに関する。 無線電子工学では、しばしば伝送線路が負荷インピーダンスと整合しているかしていないかを知ることが有用である。 第1図に示されたような方向性結合器回路はこの決定を行なうのに用いることができる。 方向性結合器のこの例は、1985年1月8日にワレン・ビー・ブリューン(Warren B. Bruene)に発行された米国特許第4,49 上記方向性結合器は負荷インピーダンスがいつ伝送線路と不整合となるのかを決定する検出器として用いることができることを当業者は理解できるであろう。 不整合の程度は反射電圧波Vrの大きさによって示される。 不整合が大きくなるにつれて、反射電圧波が大きくなり、 前述したように、上記した方向性結合器は不整合負荷インピーダンスがいつ存在するのかを示すのに用いることができる。 しかし、負荷インピーダンスの特性についての情報、すなわち容量性であるか、誘導性であるか、 第2図には、負荷インピーダンスを表わすスミス図表が示されている。 一般的に、このスミス図表は負荷インピーダンスがとることのできる全てのインピーダンスを表わす。 当業者は、このようなインピーダンスの抵抗性、容量性、誘導性またはそれらの結合の程度を示す態様で負荷インピーダンスをプロットするのにスミス図表を用いる。 特定領域の負荷インピーダンスは所定のRF電力増幅器に発振を起しやすいことがわかる。 第2図のスミス図表は、この例のために、このような不安定領域の1つであると定義されている斜線領域10を含む。 すなわち、スミス図表の領域10は、このようなインピーダンスに結合された増幅器を不安定にする負荷インピーダンスの種々の値を示す領域を表わす。 スミス図表の領域10の右上の各部は安定した増幅器動作を生じさせる負荷インピーダンスを表わす領域20を形成する。 第2図にみられるように、領域20は形が大体円形で、中心22を含む。 不安定領域10の境界となる領域20の端部は、円24が安定増幅器動作と不安定増幅器動作の間の境界を表わすから境界円(thresholdcircle)24と呼ばれる。 中心22も境界中心と呼ばれる。 本発明の検出器以前に、不整合検出器は、特定の負荷インピーダンスがスミス図表の原点を中心とした後で説明する境界円30のような境界円の内にあるのか外にあるのを決定することができた。 しかし、このような従来の検出器は、負荷インピーダンスが原点以外のスミス図表上の点を中心とした境界円24のような境界円の内にあるのか外にあるのかを決定するという問題に取組んでいなかった。 上記方向性結合器は特定の負荷インピーダンスから生じる反射電圧信号の大きさを決定するにすぎないということが想起される。 したがって、結合器は、特定の負荷インピーダンスが所定値を越えるVSWRを生じるかどうかを決定するのに用いることができる。 すなわち、結合器はある負荷インピーダンスが原点を中心とした境界円、 第2図に関しては、斜線部の不安定領域10は円30に接することが注意される。 また、円30の中心はスミス図表の原点にあることが注意される。 いま、第1図の方向性結合器は、負荷インピーダンスが高くまたは低くなって、このような負荷インピーダンスが円30内に存しなくなるのはいつかを検出するのに用いられるとする。 換言すれば、このような方向性結合器は負荷インピーダンスが所定のVSWR(たとえば2.5〜1)を越えさせられるのはいつかを決定するのに用いられる。 この状態の出現は適当な増幅器安定化回路をトリガするのに用いることができる。 この態様で安定化を達成できる回路については、1984年3月27日にハーベイ・エヌ・ターナ・ジュニア(Harvey N.Turner,Jr)に発行された“Stabillized 第2図のスミス図表を調べることによって、第1図の方向性結合器が不整合検出器として用いられた場合、安定化回路は境界円30の外の各点で活性化してそれに接する斜線部不安定領域10内の増幅器保護を確保しなければならないことは明らかである。 応用によっては、このようは配列は、電力を消費する安定化回路が実際には必要でない多くの負荷インピーダンス値すなわち斜線部不安定領域10外にあって円30内にない負荷インピーダンス値に対して活性化されるため望ましくなくかつ効率的でもないかもしれない。 この問題は、特定の負荷インピーダンスがスミス図表の原点を中心とした境界円にあるかないかを決定することに従来の不整合検出器が限定されていたために生じた。 従来の不整合検出器に対して、本発明は、スミス図表の正規化された原点以外のものでよいスミス図表上の中心をもつ境界円の外にある値の領域内に負荷インピーダンスが存在するかどうかを検出することに関するものである。 新規であると信じられる発明の特徴は添付請求の範囲に示されている。 しかし、本発明自身は、その構造、動作の方法とも、添付図面を考慮した次の説明を参照することによって最もよく理解できるであろう。 発明の開示 本発明の1つの目的は、ある特定のインピーダンスがスミス図表の中心または原点でなくてもよいスミス図表上の1点を中心とする境界円の外部のインピーダンス値を有するのかどうかを検出できる適応インピーダンス不整合検出器システムを提供することである。 本発明の別の目的は、回路動作状態の変化に応答してスミス図表境界円の中心を変えることのできる適応インピーダンス不整合検出器システムを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、回路動作状態の変化に応答してスミス図表境界円の半径を変えることのできる適応インピーダンス不整合検出器システムを提供することである。 本発明の他の目的は、前述した他の不整合検出器の欠陥を補正する適応インピーダンス不整合検出器システムの提供することである。 本発明の1実施例に従って、インピーダンス不整合検出器システムがそれに結合した第1、第2のインピーダンス指示回路(impedance exhibiting circuits)間のインピーダンス不整合を検出するために与えられる。 本発明の別の実施例に従って、インピーダンス不整合検出器システムがそれに結合した第1、第2のインピーダンス表示回路間のインピーダンス不整合を検出するために与えられる。 このシステムは、第1のインピーダンス指示回路のインピーダンスがスミス図表の原点以外のスミス図表上の1点に中心を有する選択されたスミス図表境界円内にあるのかないのかを決定する検出器回路を有する。 システムはさらに、動作状態またはパラメータの変化に応答してスミス図表上の境界円の中心の位置を変える中心制御回路を有する。 図面の簡単な説明 第1図は、方向性結合器の概略回路図である。 第2図は、従来の方向性結合器が検出できる負荷インピーダンスの領域および本発明によって検出できるインピーダンス領域を示すスミス図表グラフである。 第3図は、本発明の検出器の1実施例の概略回路図である。 第4図は、本発明の検出器の別の実施例の概略回路図である。 第5図は、第3図のインピーダンス不整合検出器を用いる適応インピーダンス不整合検出器システムのブロック図である。 第6図は、不整合検出器システムによって用いられる所定の中心、半径をもった第1の境界円を示すスミス図表グラフである。 第7図は、第6図の境界円とは異なった所定の中心、 発明の詳細な記述 第3図において、本発明の不整合検出器の1実施例は検出器10として示されている。 検出器10は、ノード22、 インピーダンス素子70と80の間の共通接点はインダクタ90を介して接地される。 インダクタ90はドーナツ形インダクタ100の中心を通る導電線によって形成される。 ポート20がRFエネルギで駆動されるとき、比|V2/V1| 以下の説明で挙げられる式、関係式用にそれぞれ、L 30は負荷インピーダンス30のインピーダンスである。 便宜上、Z 30はZ Lとする。 さらに、 8) Z 70 =Z 80 =Z 0 (ここでZ 0はインピーダンス不整合検出器10に結合された伝送線路の特性インピーダンスである)の場合、式7)は 9) |V2/V1| =|(Z L −Z 0 )/(Z L −Z 0 )| =ρ となる。 これは反射係数ρ(ロー)の大きさを表わす。 今、インピーダンスを正規化形式で、すなわち、 10) z=Z/Z 0とすると、 11) z 70 =r 70 +jx 70 12) z 80 =r 80 +jx 80となる。 式7)の正規化形式で表わされるρ面(スミス図表) 13) u 0 =(1−r 0 2 −x 0 2 +R 0 2 )/(1 +r 0 2 +2r 0 +x 0 2 +R 0 2 ) 14) v 0 =2x 0 /(1 +r 0 2 +2r 0 +x 0 2 +R 0 2 ) 15) P=2R 0 /(1 +r 0 2 +2r 0 +x 0 2 +R 0 2 ) 16) ρ=u+jv 17) r 0 =−(T 2 r 70 +r 80 )/(T 2 −1) 18) x 0 =−(T 2 x 70 +x 80 )/(T 2 −1) 19) R 0 2 =[T/(T 2 −1)] 2 [(r 70 +r 80 ) 2 +(x 70 +x 80 ) 2 ] さらに 20) z 70 =1+j0 とすると、 21) v 0 =2x 80 /[(1+r 80 ) 2 +x 80 2 ] 22) u 0 =(r 80 2 +x 80 2 −1)/[(1 +r 80 ) 2 +x 80 2 ] 23) P=2T/[(1+r 80 ) 2 +x 80 2 ] 1/2となる。 スミス図表を用いる当業者は式21)、22)はスミス図表のインピーダンス座標を示すことが理解できるであろう。 こうして、Z 70 =1+j0の場合、境界円の中心はスミス図表にプロットされるようにr 80 +jx 80にある。 本発明に従って、次の説明は、たとえば第2図に示されるような境界円24を達成するのに必要な種々の検出器回路パラメータの選択を詳説する。 可変インピーダンス素子70の正規化インピーダンスを次のように選択する。 24) Z 70 =1+j0 次に、第2図にようにスミス図表の所望の境界円の中心点をプロットする。 この例では、中心は中心22として示され、1+j2に位置する。 この所望の中心をもった境界円を達成するために、インピーダンス素子80のインピーダンスz 80はその中心値、この例では1+j2、と等しくなるように選択する。 25) z 80 =r 80 +jx 80となることに注意を要する。 また、式23)を書換えると、境界すなわちトリガ比Tは、 26) T=(P/2)[(1+r 80 ) 2 +x 80 2 ] 1/2で与えられ、ここでPは境界円の所望半径を表わす。 トリガ比Tは、選択された半径をもつ特定の境界円を達成するのに必要な|V2|と|V1|の比と定義される。 たとえば、第2図のように、z 80 =1+j2、P=1.15のときは、トリガ比は式26)によって1.6となる。 境界円24およびこの円の外の斜線領域10に関して、|V2|と|V1|の比がTより小さい場合、負荷インピーダンス30は境界円24 第4図は本発明の不整合検出器の別の実施例を検出器 インピーダンス素子170の残りの端部はインダクタ190 インピーダンス素子180の残りの端部はインダクタ210 ポート120がRFエネルギで駆動されるとき、比|V4|/|V 第4図の不整合検出器の実施例110は、第4図の負荷インピーダンス130のインピーダンスが第2図の境界円2 検出器110の部品の値は以下の説明の便宜上次のように表示する。 変圧器160のインダクタ140、150はそれぞれL 140 、L 150のインダクタンスを有し、相互インダクタンスM 160によって互いに結合されている。 変圧器205のインダクタンス190、200はそれぞれL 190 、L 200のインダクタンスを有し、相互インダクタンスM 205によって互いに結合されている。 変圧器230のインダクタンス210、22 P 1 、P 2の式から、3個のドーナツ形変圧器160、205、 要約すると、不整合検出器110の出力電圧V4、V3はインピーダンス素子130のインピーダンスの表示すなわち、このインピーダンスが境界円24の内にあるか外にあるかを示す。 |V4|と|V3|の比がT(本例ではT=1)より小さいときは、インピーダンス素子130は境界円24内のインピーダンス値を有する。 換言すれば、V4の値がV3 第5図は第3図の不整合検出器10を用いた適応不整合検出器システムを示す。 第4図の検出器110も第5図の不整合検出器システムの不整合検出器として用いることできることは当業者は容易に理解できるであろう。 第5 インピーダンス素子30、たとえば、負荷インピーダンスは図示のように、不整合検出器10の出力ポート35に結合される。 このインピーダンス素子30のインピーダンスは不整合検出器10によって、選択された境界円の内にあるか外にあるかを判別するためにテストされる。 第5図の不整合検出器システムは、次に説明する変化する回路条件およびパラメータの関数としてスミス図表の境界円の位置および半径を変える機能を有する。 これは、不整合検出システムの非常に望ましい特徴である。 なぜなら、ある動作条件ではインピーダンス素子30の特定のインピーダンス値は回路動作に何の問題も起さないが、他の動作条件では(たとえば、温度、供給電圧、電流または駆動レベルの増加、または動作周波数の変化など)同じインピーダンス値でもそれに結合された関連回路で望ましくない効果をもたらすことがあるからである。 前記検出器システムは、不整合検出器10に結合されたか、または不整合検出器10から離れた回路における変化を回路条件およびパラメータを検知できる検知入力310E 本発明は温度を検知し、それに応答してスミス図表境界円の位置を制御することに限定されない。 温度動作条件の検知は単に例示的なものにすぎない。 当業者には、 ノード75、85は、それぞれ電圧V1、V2が測定される不整合検出器10内の位置であることが想起される。 また、 包絡線検波器320、330の出力はそれぞれバイパス容量 第2の分圧回路370、これは分圧回路360と実質的に同じであるが、の出力端子370Bは比較器400の正端子400A 要約すると分圧器360、370は|V1|、|V2|信号の電圧レベルを、比較器400の入400A、400Bにこのような信号を印加する以前に望まれる程度まで減少するためのものである。 再び、|V1|、|V2|信号の比は、インピーダンス30 以前に、本発明の他の実施例において検知回路310が増幅器300の温度、または他の動作条件およびパラメータを検知することが示された。 検知回路310は、それぞれ制御端子360C、370Cに結合された出力310C、310Dを有する。 検知された温度、他の動作条件または他のパラメータに応答して、|V1|、|V2|電圧が比較器400の入力への印加の前にどの程度まで、分圧または減圧されるべきかを分圧器360、370にそれぞれ指示する制御信号を検知回路310が出力310C、310Dに発生する。 このようにして、選択された境界円の半径が検知温度または他のパラメータとともに変化させられる。 境界円の半径は選択された動作条件または他のパラメータとともに変化することができることを考慮すると、インピーダンス素子30のインピーダンスが現在の半径および中心によって画定された境界円の外にあるように示されるときはいつでも比較器400の出力400Cがターンオンすることが分る。 こうして望ましくないインピーダンス不整合が示される。 比較器400の出力400Cは、該出力400Cが高くなるときにターンオンする条件制御回路410の入力に結合されている。 この実施例では、条件制御回路410は増幅器300に結合されている。 制御回路410として用いることのできる1つの条件制御回路は上記した米国特許第4,439,741 不整合検出システムが異なった中心と半径を有する異なったスミス図表境界円を示す2つの例を説明する。 このようにして、不整合検出システムが所定の動作条件またはパラメータに応答して第1の境界円を示し、次に別の動作条件またはパラメータに応答して第2の境界円を示す態様が示される。 第1の例の目的のために、第5図の検知回路310は増幅器300の動作温度を感知する温度検知回路であるとする。 また、増幅器300が通常の温度、たとえば40℃で動作しているとき、スミス図表の反射座標スケール上で測定されるような、1+j2での中心430と1.15の半径Pを有するスミス図表境界円420を不整合検出器システムを用いることが望まれるとする。 これらの中心および半径の値は第6図のスミス図表にプロットされる。 インピーダンス不整合検出システムがこのような境界円420を用いるようにするために、検知回路310は出力310Aおよび3 こうして、不整合テスト中にインピーダンス、すなわちインピーダンス30が、それが上記境界円420内にある場合は、許容できるインピーダンスを示すが、しかし、 いま、増幅器300の温度動作条件が、第6図に示された第1の境界円420がもはや適切でなくなるように増加すると仮定する。 たとえば、増幅器温度が高温、たとえば75℃に増大すると、前には何ら安定の問題を起さなかったインピーダンス30の負荷インピーダンス値が今度は増幅器300を不安定にしようとする。 境界円420よりは小さい半径とそれとは異なった中心450を有する第7図に示された第2のスミス図表境界円440が今度は適切になる。 境界円440は、スミス図表で反射係数スケールが測定された1+j1に位置した中心450と0.8の半径を有する。 インピーダンス不整合検出システムがこのような境界円440を用いるようにするために、検知回路310は出力31 いま述べた、温度が増大した場合(第7図)では、前の場合(第6図)に比較して、境界円中心が変化し、境界円半径を減少したことがわかる。 結局、不整合テスト中のインピーダンス、すなわちインピーダンス30に対して少数のインピーダンス値が許容されることになる。 それに応じて、インピーダンスの少数の値が新しい境界円 これまで、境界円の外のインピーダンス値は許容できない値として示されたけれども、これは単に習慣の問題にすぎない。 境界円内のインピーダンス値が許容でき、 いままでの説明はインピーダンス不整合検出器およびこのような検出器を用いる適応インピーダンス不整合検出器システムについてのものであった。 検出器は、特定のインピーダンスがスミス図表の中心または原点以外でもよいスミス図表の1点を中心とする境界円の外の値を有するかどうかを検出する利点を有する。 上記した不整合検出器システムに関連して用いられるとき、検出器は適応態様で動作する。 すなわち、上記したように適切に指示されるとき、異なった選択領域の不整合負荷インピーダンスを検出できる。 本発明の一定の望ましい特徴だけを例示したが、多くの変形、修正が当業者には明らかであろう。 したがって、請求の範囲が、本発明の真の精神内にある全ての変形、修正を含むことを意図するものと理解されるべきである。 |