首页 / 国际专利分类库 / 电学 / 基本电子电路 / 放大器 / 应用超导效应的放大器 / Method and apparatus for Josephson distribution output amplifier

Method and apparatus for Josephson distribution output amplifier

申请号 JP2011522122 申请日 2009-07-29 公开(公告)号 JP2011530870A 公开(公告)日 2011-12-22
申请人 ノースロップ グルムマン コーポレイション; 发明人 クエンティン ピー. ハー,; ジョン エックス. プルジビズ,; ドナルド エル. ミラー,;
摘要 本開示は、概して高速、低 信号 電 力 増幅を提供する方法および装置に関する。 1つの例示的実施形態において、本開示は、第1の伝送線を第2の伝送線と並列に形成することによる、信号の広帯域増幅を提供する方法に関し、第1の伝送線および第2の伝送線の各々は、複数の超伝導伝送要素を有し、各伝送線は伝送線遅延を有し、複数の増幅段を第1の伝送線と第2の伝送線との間に挿入し、各増幅段は共振回路遅延を有する共振回路を有し、複数の増幅段のうちの少なくとも1つに対する共振回路遅延を超伝導伝送線のうちの少なくとも1つの伝送線遅延と、実質的に整合させる。
权利要求
  • 信号の広帯域増幅を提供する方法であって、該方法は、
    第2の伝送線と並行に第1の伝送線を形成することであって、該第1の伝送線と該第2の伝送線の各々は、複数の超伝導伝送要素を有し、各伝送要素は伝送遅延を有する、ことと、
    複数の増幅段を該第1の伝送線と該第2の伝送線との間に挿入することであって、各増幅段は共振回路遅延を有する共振回路を有する、ことと、
    該複数の増幅段のうちの少なくとも1つに対する該共振回路遅延を該超伝導伝送線のうちの少なくとも1つの伝送線遅延に実質的に整合させて、入力信号の広帯域増幅を提供することと を含む、方法。
  • 前記超伝導伝送要素は、並列に接続された1つ以上のジョセフソン接合を画定する、請求項1に記載の方法。
  • 前記第1の伝送線の前記伝送要素が、直列に接続されている、請求項1に記載の方法。
  • 複数の電圧源を提供することをさらに含み、各電圧源はそれぞれの共振回路と通信する、請求項1に記載の方法。
  • 少なくとも1つの電圧源がSQUIDを含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記超伝導伝送線との誘導結合を通じて、前記複数の電圧源の各々をセットしリセットすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記増幅段のうちの1つに対する前記共振回路遅延を前記伝送線遅延のうちの1つに実質的に整合させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記第1の伝送線および前記第2の伝送線に、セット信号およびリセット信号をそれぞれ提供することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記伝送線は、少なくとも1つのジョセフソン接合をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  • 分布増幅器回路であって、該分布増幅器回路は、
    第1の伝送線および第2の伝送線であって、該第1の伝送線および該第2の伝送線の各々は、複数のジョセフソン伝送線(「JTL」)を有し、各JTLは、ジョセフソン伝送遅延を有する、第1の伝送線および第2の伝送線と、
    直列に接続された複数の共振回路であって、該第1の伝送線または該第2の伝送線のうちの少なくとも1つによって制御される電圧源を含み、該複数の該共振回路のうちの1つは共振伝送遅延を有する、複数の共振回路と を含み、
    該共振伝送遅延は、該複数のJTLのうちの少なくとも1つの該ジョセフソン伝送遅延に実質的に整合されている、
    分布増幅器。
  • 前記複数の共振回路に直列に接続された複数の電圧源をさらに含む、請求項10に記載の分布増幅器回路。
  • 前記電圧源は、抵抗的に分路されたSQUID回路をさらに含む、請求項10に記載の分布増幅器回路。
  • 前記抵抗的分路は、非対称である、請求項10に記載の分布増幅器回路。
  • 前記共振回路は、第1の信号伝送遅延を有するLC回路を規定する、請求項10に記載の分布増幅器回路。
  • DCパワーの制御可能な電圧源をさらに含む、請求項10に記載の分布増幅器回路。
  • 前記第1の伝送線は、前記第2の伝送線に並行であり、前記第1の伝送線および前記第2の伝送線の各々は、複数のジョセフソン接合を含む、請求項10に記載の分布増幅器回路。
  • 第1の電圧源に接続された前記第1の伝送線からの第1のJTL、第1の共振回路および前記第2の伝送線からの第1のJTLは、増幅器段を形成する、請求項10に記載の分布増幅器回路。
  • 各ジョセフソン伝送線は、並列に接続された複数のジョセフソン接合をさらに含む、請求項10に記載の分布増幅器回路。
  • 高スループットデータ増幅のための超伝導駆動装置であって、
    第1のジョセフソン伝送線(JTL)および第2のジョセフソン伝送線を有する第1の増幅段であって、該第1のジョセフソン伝送線と該第2のジョセフソン伝送線との間に挿入された共振回路を有する、第1の増幅段を含み、
    該第1のジョセフソン伝送線は、第1の伝送線遅延を有し、該第2のジョセフソン伝送線は第2の伝送線遅延を有し、該共振回路は、該第1の伝送線遅延に実質的に整合する共振遅延を有するように構成される、
    超伝導駆動装置。
  • 前記共振回路遅延は、前記第2の伝送線遅延に実質的に整合する、請求項19に記載の超伝導駆動装置。
  • 前記共振回路と通信する電圧源をさらに含む、請求項19に記載の超伝導駆動装置。
  • 前記電圧源は、前記第1のJTLとの誘導結合を通じてセットおよびリセットされるように構成されるSQUIDをさらに含む、請求項21に記載の超伝導駆動装置。
  • 前記電圧源は、抵抗的に分路されたSQUIDをさらに含む、請求項21に記載の超伝導駆動装置。
  • 前記抵抗性分路は、非対称である、請求項21に記載の超伝導駆動装置。
  • 前記電圧源は外部的に負荷が付けられている、請求項21に記載の超伝導駆動装置。
  • 前記第1の増幅段に電圧を提供するために制御可能なDCパワーの電圧源をさらに含む、請求項19に記載の超伝導駆動装置。
  • 第2の増幅段および第3の増幅段をさらに含み、該第2の増幅段および該第3の増幅段は、前記第1の増幅段に並列に接続されている、請求項19に記載の超伝導駆動回路。
  • 前記第1の増幅段は、セット入力およびリセット入力を受け取り、各入力は単フラックス量子(SQF)電圧パルスによって規定される、請求項27に記載の超伝導駆動回路。
  • 前記第1の増幅段はSFQ電圧パルスを受け取り、該電圧パルスを前記第2の増幅段および前記第3の増幅段の複数に分配する、請求項27に記載の超伝導駆動装置。
  • 超伝導増幅器であって、
    直列に接続された複数のジョセフソン伝送線(JTL)を有する第1の伝送線であって、各JTLがそれぞれのJTL遅延を有する、第1の伝送線と、
    複数の共振回路と直列に配置された複数の電圧源であって、該複数の電圧源の各々は、少なくとも1つのJTLと電磁的に通信する、複数の電圧源と を含み、各電圧源は、該JTLのうちの1つとの誘導結合を通してセットおよびリセットされるSQUIDを規定する、
    超伝導増幅器。
  • 各共振回路が共振回路遅延を有する、請求項30に記載の超伝導増幅器。
  • 共振回路遅延を有する少なくとも1つの共振回路が、前記複数のJTLのうちの1つの前記遅延に実質的に整合する、請求項30に記載の超伝導増幅器。
  • 前記第1の伝送線を通過する、前記電圧源をセットする単フラックス量子(SFQ)、および該電圧源をリセットする該同じ第1の伝送線上の逆極性のSFQをさらに含む、請求項30に記載の超伝導増幅器。
  • 前記SQUIDは非対称に分路され、前記電圧源をリセットするための内部異相電圧モードを提供する、請求項30に記載の超伝導増幅器。
  • 前記SQUIDは、前記第1の伝送線への誘導結合を通じて活性化される、請求項30に記載の超伝導増幅器。
  • 前記SQUIDは、第1の抵抗値を有する分路抵抗をさらに含む、請求項30に記載の超伝導増幅器。
  • 前記SQUIDは、前記第1の抵抗値よりも大きい負荷抵抗値によって、外部的に負荷される、請求項36に記載の超伝導増幅器。
  • 说明书全文

    本開示は、概して広帯域分布増幅器に関する。 より詳細には、本開示は、超伝導技術を用いる高速、低信号の増幅を提供する方法および装置に関する。

    (関連技術の記述)
    分布増幅器として知られる周知の広帯域増幅器は、入力する信号を、所望の増幅レベルと同量の出力信号に増幅する。 分布増幅器のアーキテクチャは、遅延を導入し、広帯域特性を達成する。 従来の分布増幅器は、一対の伝送線を含み、各伝送線は、いくつかの能動デバイスの入力および出力を独立に接続するための特性インピーダンスを有する。

    図1は、従来の分布増幅器(「DA」)の回路図を示す。 図1において、入力信号100は、 Z I−1からZ I−5のインピーダンスを有する第1の伝送線110に向けられる。 増幅された出力信号190は、Z O−1からZ O−5のインピーダンスを含む伝送線120によって提供される。 図1の実施形態において、能動デバイスは電界効果トランジスタ(「FET」)Q ,Q ,Q およびQ としてモデル化されている。 入力信号100が入力伝送線100を伝播してゆくとき、増幅された前進波を出力伝送線120上に誘起することによって、各FETは前進する入力ステップに応答する。 能動デバイスの数は、DAに対する段の数を規定する。 図1の増幅器は、4段を示す。

    分布増幅器のゲインは、乗算よりも加算的である。 このゲインは、部分的には段の数によって決定される。 この特性は、分布増幅器が任意の個別の段のユニティゲインの周波数を超える周波数におけるゲインを提供することを可能にする。 入力伝送線110および出力伝送線120の遅延は、伝播定数および線長の選択を通じて等しくされ得、各個別のデバイスからの出力信号が同相で合計されることを確実にする。 入力線および出力線の両方は、抵抗器130および140によって抵抗的に終端されなければならない。 従来の分布増幅器の主な欠点は、電力整合および整相が同時には達成されないことによる、貧弱な効率である。

    従来の分布増幅器はまた、高速の超伝導システムでは動作できない。 超伝導デジタル回路は、高いクロックレート(つまり、10〜40GHz)および極端に低い信号電力レベル(つまり、2〜8nW)を特徴付ける。 超伝導回路は、理想的には、高いサンプルレートおよび量子的に正確なフィードバック分布増幅器に起因して、アナログ−デジタル変換のような混合信号の応用に適している。 この量子的に正確なフィードバック分布増幅器は、度量衡電圧標準と同じ動作原理を使用する。 しかしながら、信号レベルが低くデータレートが高いので、低いビットエラーでの従来の電子回路へのデータリンクの確立が困難であると証明されてきた。

    従って、高いクロックレートおよび低い信号電力に適合する分布増幅器を提供する、方法および装置に対するニーズが存在する。

    1つの実施形態において、本開示は信号の広帯域増幅を提供する方法に関し、この方法は、第2の伝送線と並列な第1の伝送線を形成することであって、この第1の伝送線および第2の伝送線の各々は複数の超伝導伝送素子を有し、各伝送線は伝送線遅延を有する、ことと、第1の伝送線と第2の伝送線との間に複数の増幅段を挟むことであって、各増幅段は共振回路遅延を有する共振回路を有する、ことと、実質的に、複数の増幅段のうちの少なくとも1つに対する共振回路遅延を超伝導伝送線のうちの少なくとも1つの伝送線遅延と整合させる、こととを含み、入力信号の広帯域増幅を提供する。

    別の実施形態において、本開示は分布増幅回路に関し、この分布増幅回路は、第1の伝送線および第2の伝送線であって、第1の伝送線および第2の伝送線の各々は、複数のジョセフソン伝送線(「JTL」)を有し、各JTLはジョセフソン伝送遅延を有する、第1の伝送線および第2の伝送線と、直列に接続され、第1の伝送線または第2の伝送線のうちの少なくとも1つよって制御される電圧源を含む、複数の共振回路であって、複数の共振回路ののうちの1つは共振伝送遅延を含む、複数の共振回路とを含み、共振伝送遅延は、複数のJTLのうちの少なくとも1つのジョセフソン伝送遅延に実質的に整合している、分布増幅器に関する。

    さらに別の実施形態において、本開示は高スループットデータ増幅のための超伝導駆動装置に関し、この超伝導駆動装置は、第1のジョセフソン伝送線(JTL)および第2のジョセフソン伝送線とそれらの間に挟まれた共振回路とを有する第1の増幅段と、第1の伝送線遅延を有する第1のジョセフソン伝送線および第2の伝送線遅延を有する第2のジョセフソン伝送線と、実質的に第1の伝送線遅延を整合する共振回路遅延を有するように構成された共振回路とを有する。

    さらに別の実施形態において、本開示は、超伝導増幅器であって、直列に接続された複数のジョセフソン伝送線(JTL)を有する第1の伝送線であって、各JTLはそれぞれJTL遅延を有する、第1の伝送線と、複数の共振回路を有する直列に配列された複数の電圧源であって、複数の電圧源の各々が電磁的に少なくとも1つのJTLと通信する、複数の電圧源とを含み、各電圧源は、JTLの1つとの誘導結合を通じてセットおよびリセットされるSQUIDを画定する、超伝導増幅器に関する。

    本開示のこれらのおよび他の実施形態が、以下の例示および非限定例示を参照して開示され、同様な要素は同様に番号付けされる。

    図1は、従来の分布増幅器の回路図を示す。

    図2は、本開示の1つの実施形態に従った分布増幅器を模式的に例示している。

    図3は、図2の分布増幅器のデバイスレベルの詳細を模式的に例示している。

    図4は、本開示の別の実施形態に従った分布増幅器を模式的に例示している。

    図2は、本開示の1つの実施形態に従った分布増幅器を模式的に例示している。 図2の回路200は、段1、2、. . . 12によって表わされる12段増幅器を例示する。 簡単のために、段1、2および12のみが示されている。 各段は、電圧源を有するように示されている。 従って、第1段は電圧源201を含み、第2段は電圧源202とともに示されている。 増幅段12は、電圧源212とともに示されている。 各段は、選択として、電圧源に接続された集中共振回路を含む。 図2において、電圧源202は、インダクタ203およびキャパシタ204に接続されている。 インダクタ203およびキャパシタ204は、集中共振回路を形成する。 同様に、電圧源12はインダクタ213およびキャパシタ214に接続される。

    図2は、また、抵抗器253に並列に接続されたバイアス254を示す。 例示的応用において、終端抵抗器255は、抵抗器253に整合されており、それぞれは50オームとして提供されている。 インダクタ251およびキャパシタ252を含む集中回路は、バイアス253と直列に接続される。 回路200は、50オームの終端抵抗255、254および253で終端し、これらは増幅器の明示的な部品ではないが、外部電源および負荷である。 抵抗器255は、増幅器の明示的部品であり得るか、または、外部負荷であり得る。

    図2において、インダクタとキャパシタとの組み合わせは、特性伝送遅延を有する集中LC回路を形成する。 集中回路を通しての伝送遅延の値の決定は、当該技術分野で周知であり、本明細書では開示されない。 本開示の1つの実施形態において、回路200におけるインダクタ203、213および他のインダクタは、同等のインダクタンスを有するように選択される。 本開示の別の実施形態において、各段のインダクタは、他の増幅段のインダクタとは独立な固有のインダクタンス値を有するように選択され得る。 同様に、キャパシタ204、214は、異なる増幅段の別のキャパシタと実質的に同等なキャパシタンスを提供するように選択され得る。 別の実施形態において、キャパシタは、別の増幅段のキャパシタとは独立な固有のキャパシタンス値を有するように選択され得る。

    伝送線230および240は、並行に形成され、セット/リセット信号を各増幅段に通信する。 図2の実施形態において、伝送線230は、セット信号232を増幅段1〜12に提供し、伝送線240は、リセット信号242を増幅段1〜12に提供する。

    本開示の1つの実施形態において、伝送線230および240は、セット/リセット信号を伝送するための1つ以上のジョセフソン伝送線(「JTL」)を有するように構成される。 ジョセフソン伝送線は、高クロックレートおよび低信号電力を提供するのに有利である。 各JTLは、特性伝送遅延を有する。 図2を参照すると、JTL233および235は、伝送線230に沿って並列に接続されており、JTL243および245は、伝送線240に沿って並列に接続されている。

    本開示の1つの実施形態によると、増幅段は、電圧源およびそれらの間に挟み込まれた共振回路と並列に接続された2つのJTLを含む。 図2の例示的実施形態を参照すると、JTL233およびJTL243は、電圧源202に接続される。 JTL233は、セット信号232を電圧源202に提供し、一方、JTL243はリセット信号を電圧源202に提供する。 第2の増幅段も、電圧源202と直列に接続されたインダクタ203およびキャパシタ204を含む。 図2の例示的実施形態は、インダクタ203およびキャパシタ204を共振回路として示しているが、本開示は、電圧源に接続されたインダクタおよびキャパシタに排他的に限定されているのではないことに留意すべきである。 実際に、特性遅延を有する任意の能動あるいは受動回路構成が、共振回路の代わりに使用され得る。 例えば、遅延は受動伝送線回路によって提供され得る。

    セット信号232およびリセット信号242は、極端に小さい、単一フラックス量子(「SFQ」)電圧パルスを各増幅に提供する。 例示的セット/リセット信号は、約0.5mVの高さの4pSの幅のFWHMであり得る。 SFQ信号は、活性JTL上に分布され直列に接続された電圧源をONおよびOFFする。 1つの実施形態において、各JTLは約6pSの遅延を提供するように構築された。 共振回路は、約6pSの共振遅延を有するように選択され、それによって、JTLの共振遅延を整合した。 それ故、共振回路遅延は約6pSのJTL遅延に整合された。 共振回路はまた、インピーダンス50オームを提供し、回路は20GHz帯域幅の10Gb/SのNRZデータを提供した。 増幅器帯域幅ゲイン積は、従来の分布増幅器の増幅器帯域幅ゲイン積よりも実質的に高く、また、SFQ入力信号の他の増幅器よりも実質的に高い。

    図3は、図2の分布増幅器のデバイスレベルの詳細を模式的に例示している。 より詳細には、図3は、例示的電圧源を有する分布増幅器の詳細な図面を提供する。 図3の分布増幅器は、12段増幅器を例示する。 簡単のために、段1、2および12が示されている。 図3において、バイアス354は、抵抗器353およびインダクタ351およびキャパシタ352を含む集中LC回路に接続されている。

    電圧源301、302. . . 312は、超伝導量子干渉デバイス(「SQUID」)に配置された2つのジョセフソン接合を含む。 各電圧源は、伝送線330および340を結合する誘導結合を通してセット/リセットされる。 SQUID312は、インダクタ313および分路抵抗器314と同様に、ジョセフソン接合315および316を含む。 各SQUIDにおける(示されるように、右の接合に非対照的に与えられた)分路抵抗器は、回路をリセットするために必要な異相電圧モードを実行する。 動作の間、インダクタ360は、セット/リセットゲート332/342からのSFQパルスによって電圧を与えられる。 誘導結合は、SQUID312のインダクタ313に電圧を与える。 分路抵抗器314は、SQUID回路312のリセットを可能にする異相電圧モードを提供する。 SQUID312への分路抵抗器314の適用は、例示的であり、限定するのもではない。 SQUID回路のリセットを可能にする他の回路構成が、本明細書に開示された原理から外れることなく使用され得る。

    図2と同様に、伝送線330および340は、JTL333、335、345および343(さらなるJTLは簡単のために省略されている)を含む。 さらに、各電圧源は、インダクタおよびキャパシタを含む共振回路に並列に接続されている。 従って、電圧源312は、インダクタ321およびキャパシタ322に接続されており、累積的に共振回路323(交互に集中LC回路)を形成する。

    本開示の1つの実施形態において、入力上の活性ジョセフソン伝送遅延は、出力上の集中LC伝送線遅延に整合される。 従って、JTL335を通した伝送遅延は、集中LC回路323の伝送遅延に整合され得る。 別の実施形態において、JTL345を通した伝送遅延は、集中LC回路323の伝送遅延に整合させられる。 なおも別の実施形態において、JTL335、345の各々は、集中回路323の伝送遅延に整合する伝送線遅延を有するように選択される。 なおも別の実施形態において、集中回路323は、JTL333または343を通した伝送線遅延を整合する特性遅延を有する。

    図3に示された各電圧源は、次の式に従って、355および353によって外部的に負荷される。

    (50オーム+50オーム)/12=8オーム (1)
    図3の1つの実施形態において、分路抵抗314は、式(1)の値よりも小さいように選択される。 つまり、分路抵抗314は8オームより小さいように選択され得る。

    図4は、本開示の別の実施形態に従った分布増幅器を模式的に例示する。 図4の回路400は、抵抗器453と並列に接続されたバイアス454を含む。 回路400の例示的実装において、抵抗器453は50オームの抵抗であるように選択された。 図2および3のように、図4の実施形態は、12の増幅段に対応する12の電圧源を含む。 簡単のために、第1、第2および第12の電圧源のみが示されている。

    図4において、セット/リセット信号432が伝送線430に提供される。 セットおよびリセット信号は、反対の極性を有し、リセットパルスがセット信号によって発生された信号を消去する。 セットおよびリセットパルスは、それぞれSFQ信号を規定する。 従って、セットおよびリセットパルス432は、伝送線430の入力に印加される。 逆極性の信号の伝播は、図4に示されるように、DC電力の代わりにJTL上にAC電源を必要とする。

    伝送線430は、n個の増幅段を有する回路がn−1個のJTLを有するように、各JTLが増幅段に整合された複数のJTLを含む。 議論されたように、各JTLは、それらのJTLに関連した特性遅延を有する。

    図2および3の回路と比べて、回路400の各電圧源は、ただ1つの伝送線(伝送線430)と通信する。 従って、電圧源401、402および412は、伝送線432に接続され、それぞれ線470、471および478を通って接地されている。 セットおよびリセット信号は反対極性のSFQ信号であり得るので、回路400は、信号増幅および読み出しのための、特許出願XXXに記載されるように、「フラックスにより給電される信号フラックス量子回路」に直接接続され得る。

    フラックスパワーの単フラックス量子論理ゲートにおけるように、関連したバイアス抵抗器をなくすことによって、そのような増幅器構成はJTLにおける静的な電力消費を避け得る。

    インダクタ451およびキャパシタ452は、電圧源412と通信する共振回路を形成することによって、回路400を完成させる。 1つの例示的実施形態において、抵抗器455は抵抗器453に整合され、それぞれには50オームの抵抗が提供された。

    本明細書に示された例示的実施形態に関係して、本開示の原理が例示されてきたが、本開示の原理はそれらに限定されるものではなく、それらの任意の修正、変形あるいは並べ替えを含むものである。

    QQ群二维码
    意见反馈