rf power amplifier with high power phase pressurized efficiency

申请号 JP2001581410 申请日 2001-05-02 公开(公告)号 JP2004518311A 公开(公告)日 2004-06-17
申请人 トロピアン・インク; 发明人 メック・ロナルド・エイ;
摘要 The present invention, generally speaking, provides an RF power amplifier that exhibits high PAE at high output powers. The design of the power amplifier is based on the observation that the switching transistor is controlled by either voltage (for a FET) or current (for bipolar transistors), but not both. Thus, it is not necessary to develop power from the driver amplifier in order to operate the final stage as a switch. This recognition runs exactly counter to conventional wisdom, i.e., the concept of impedance matching for interstage design of high efficiency power amplifiers. It is impossible to develop solely a voltage waveform or a current waveform in a passband (resonant) network such as an RF power amplifier-both voltages and current must exist. In accordance with one aspect of the invention, however, instead of maximizing power transfer, power consumption is reduced while maintaining the magnitude of the voltage (or current) waveform. In accordance with another aspect of the invention, the driver is designed to, along with the final stage, operate in switch mode. In this instance, the design of the interstage network is similar to that of a Class E output stage. In the case of the interstage network, however, the objective is not to develop maximum power across the load (as in the case of the Class E output stage). Rather, the objective is to develop the maximum voltage across the driver's load (which is the switch input). In this arrangement, the input drive of the switch may be sufficiently high that the operating voltage of the driver stage may be reduced. This reduction further reduces the DC supply power to the driver, enhancing PAE.
权利要求
  • 最終増幅段および先行するドライバ増幅段を有するRF増幅器を作動させる方法において、
    ドライバ増幅段をスイッチモードで作動させ、
    直列共振回路を備えた中間回路網を用いてドライバ増幅段を最終増幅段に結合することを特徴とする方法。
  • 前記中間回路網は直列LC回路を有していることを特徴とする請求項1記載の方法。
  • 最終増幅段を有するRF増幅器を作動させる方法において、
    ドライバ増幅段に先行するドライバ増幅段を設け、
    該ドライバ増幅段をスイッチモードで作動させることを特徴とする方法。
  • 最終増幅段と、
    該最終増幅段に先行するドライバ増幅段と、
    ドライバ増幅段と最終増幅段とを結合する中間回路網とを有し、該中間回路網が直列共振回路を備えていることを特徴とするRF電力増幅器。
  • 前記中間回路網は直列LC回路を有していることを特徴とする請求項4記載のRF電力増幅器。
  • 前記ドライバ増幅段をスイッチモードで作動させる手段を更に有することを特徴とする請求項4記載のRF電力増幅器。
  • 说明书全文

    【0001】
    (技術分野)
    本発明は、RF電増幅器に関する。
    【0002】
    (背景技術)
    バッテリ寿命は、携帯電話、ページャ、無線モデム等の無線通信機器において重大な関心事である。 特に、無線周波数伝送はかなりの電力を消費する。 このような電力消費への寄与ファクタは、非効率的な電力増幅作動である。 無線通信用の一般的なRF電力増幅器は、約10%の効率で作動するに過ぎない。 増幅器効率を大幅に高める低コスト技術は、強い要望を満たすことは明らかである。
    【0003】
    電力増幅器は、一般に多段、例えば最終出力段および1つ以上の前置増幅段またはドライバ段を有している。 最終出力段の効率を最高に高めることに関して非常に多くの努力がなされてきた。 最終出力段の効率の顕著な改善は、本願に援用する米国特許第3,919,656号に開示されたE級電力増幅器の出現により達成された。 E級増幅器では、スイッチの電流波形および電圧波形は、スイッチング時に、2つの量のうちの一方の量がゼロまたはほぼゼロになるように整相される。
    【0004】
    E級増幅器は、スイッチモードで作動する最終増幅段の作動および設計を確立した。 この結果、供給されたDC電力の出力電力への変換効率を改善するには、増幅器が非線形態様で作動されなくてはならないということがRF電力増幅器の技術分野で良く理解されており、増幅素子(例えばトランジスタ)が可能な殆どの作動は、スイッチとしての作動である。 実際に、スイッチモードのRF電力増幅器(例えばE級)の報告されている出力効率は、非線形性に欠けるAB級のような増幅器の出力効率(例えば45%)よりもかなり高い(例えば80%)。
    【0005】
    RF電力増幅器をスイッチモードで作動させるには、出力トランジスタ(単一または複数)を、カットオフとフル・オンとの間で迅速に駆動し、次にカットオフに戻すことを反復態様で行なう必要がある。 この高速スイッチングの達成に必要な手段は、スイッチとして使用すべく選択されるトランジスタの種類に基いて定められ、電界効果トランジスタ(FET)の場合は、制御パラメータはゲートソース電圧であり、バイポーラトランジスタ(BJT、HBT)の場合は、制御パラメータはベース−エミッタ電流である。
    【0006】
    基本E級増幅器を種々の点で改善するための種々の設計が試みられている。 このような1つの設計が、「マイクロ波理論および技術に関するIEEE会報(IEEE Transactions on Microwave Theory and Theory)」(1999年9月、Vol. 47、No. 9)におけるChoi等の投稿論文「E級FET電力増幅器の物理的分析モデル−最大PAEの設計(A Physically Based Analytic Model of FET Class−E Power Amplifier)」に開示されており、該論文は本願に援用する。 この投稿論文は、FETスイッチの理想的でない種々の点をモデル化し、このようなモデルから、優れたE級増幅器の設計に関する結論を得ている。 選択されたトポロジー(位相数学)では、1/2ワット以下の電力レベルで、最大約55%の電力相加効率(power−added efficiency: PAE)が生じる。 高い電力では、PAEは劇的に低下し、例えば2Wでは30%以下になる。
    【0007】
    電力増幅器のPAEは、最終出力電力の達成に要求される26dBの最終利得の実現に要求されるDC供給電力の大きさにより設定される(この利得レベルでは、駆動信号を介しての増幅器への電力入力−これは容易に測定できないほど僅かなものである−は無視できる)。 現在のところ、無線周波数で1W以上の出力電力を発生でき、かつまた、26dBの出力利得を得る既知の増幅デバイスは存在しない。 従って、最終段の前に1つ以上の増幅器を設けなくてはならず、このような増幅器により消費されるDC電力は全PAEの決定に含めなくてはならない。
    【0008】
    慣用の設計プラクティスは、ドライバの出力インピーダンスと、最終のスイッチングトランジスタの入力インピーダンスとをインピーダンス整合させることを必要とする。 従って、ドライバ段から要求される実際の出力電力は、スイッチング素子の(通常は小さい)有効入力インピーダンスに作用する所要電圧(または電流)により定められる。 スイッチングトランジスタの入力のための特定インピーダンスは定めることができない。 なぜならば、インピーダンスの概念は線形作動を必要とするが、スイッチはまさしく非線形だからである。
    【0009】
    上記アプローチによるRF増幅器回路の一例が図1に示されている。 ドライバ段と想定50オーム負荷(すなわち、最終段)とを整合させるため、インダクタL と、分路コンデンサCと、インダクタL とからなる中間「Lセクション」が使用されている。
    【0010】
    この慣用プラクティスは、線形回路網ではない、ドライバ段と最終段との間の中間段を、線形回路網として処理する。 また、この慣用プラクティスは、ドライバ段と最終段との間の電力転送(インピーダンス整合の意図した結果)を最大化する。 かくして、例えばスイッチングトランジスタとしてのFETに必要な駆動電圧を発生させるため、ドライバはまた、同相電流を発生してインピーダンス整合電力を得なければならない。
    【0011】
    慣用のRF電力増幅器回路の他の例が図2に示されている。 この回路は、ドライバ段と最終段とが結合コンデンサC cplを用いて結合される構成の「共振中間段整合(resonant interstage matching)」を使用している。
    理解されようが、慣用の設計プラクティスでは、高出力電力(例えば、携帯電話の作動時に一般的に遭遇する電力レベルの2W)での高PAEを達成することはできない。 従って、比較的高い出力電力で高PAEを呈するRF電力増幅器が要望されている。
    【0012】
    (発明の開示)
    概略的にいえば、本発明は、高出力電力で高PAEを呈するRF電力増幅器を提供する。 電力増幅器のこの設計は、スイッチングトランジスタは、電圧(FETの場合)または電流(バイポーラトランジスタの場合)のいずれかにより制御されるもので、電圧および電流の両方によって制御されるべきではないとの考察に基いたものである。 かくして、最終段をスイッチとして作動させるために、電力をドライバ増幅器から発生させる必要がない。 この認識は、慣用概念による電力増幅器とは全く異なるものである。 電圧および電流の両方を出力しなければならないRF電力増幅器のような通過帯域(共振)回路網で、電圧波形または電流波形のみを発生させることは不可能である。 しかしながら、本発明の一態様によれば、電力転送を最大化させないで、電圧(または電流)波形の大きさを維持すると同時に電力消費が低減される。 本発明の他の態様では、ドライバは、最終段と一緒にスイッチモードで作動するように設計されている。 この場合には、中間段の回路網の設計は、E級出力段の回路網の設計と同じである。 しかしながら、中間段の回路網の場合には、その目的は、(E級出力段の場合のように)負荷を通る最大電力を発生させることではなく、(スイッチ入力である)ドライバの負荷を通る最大電圧を発生させることにある。 この構成では、スイッチの入力ドライブが充分に高いため、ドライバ段の作動電圧を低下させることができる。 この低下によりドライバへのDC供給電力も低減され、PAEが高められる。
    【0013】
    (発明を実施するための最良の形態)
    本発明は、添付図面に関連して述べる以下の説明から更に理解されよう。
    ここで図3を参照すると、本発明の例示実施形態によるRF電力増幅器回路の概略図が示されている。 回路の入力インピーダンスを設定するのに、結合コンデンサC と、コンデンサC と、インダクタL とを有する入力整合回路が使用されている。 ドライバ段M および最終段M はFETとして示されているが、他の実施形態ではバイポーラトランジスタを使用することもできる。 FET
    のドレーン電極は、RFチョークL およびコンデンサC を含むドレーンバイアス回路網を介して供給電圧V d1に接続されている。 同様に、FET
    のドレーン電極は、RFチョークL およびコンデンサC 10を含むドレーンバイアス回路網を介して供給電圧V d2に接続されている。
    【0014】
    段M 、M には、それぞれのゲートバイアス回路網が設けられている。 段M の場合には、ゲートバイアス回路網は、共通ノードで電圧V g1に接続されたインダクタL と、コンデンサC と、コンデンサC とを有する。 段M の場合には、ゲートバイアス回路網は、共通ノードで電圧V g2に接続されたインダクタL と、コンデンサC と、コンデンサC とを有する。
    【0015】
    ドライバ段と最終段とは、ここにインダクタL とコンデンサC とを有する直列LC結合として示されている中間段回路網を介して結合されており、これらの値は、最終段M の入力キャパシタンスとの共振が得られるように選択される。 最終段M は、この例ではコンデンサC 11と、インダクタL とコンデンサC 12とを有するCLCPi回路網として示されている慣用の負荷回路網に接続されており、これらの値は、最終段M の特性に従って決定される。
    【0016】
    例示の実施形態では、構成部品の値は下記表に示されており、ここで、キャパシタンスはピコファラッド(pf)で測定され、され、インダクタンスはナノヘンリー(nh)で測定されたものである。
    【0017】
    【表1】

    【0018】


    図3の例では、ドライバ段M

    はスイッチモードで作動される。 図4を参照すると、ノードAでの段M

    への入力電圧、ノードBでの段M

    のドレーン電圧、ノードCでの段M

    のドレーン電圧、ノードDでの段M

    のドレーン電流、およびノードEでの段M

    のドレーン電流が示されている。 最終段M

    のゲート電圧(波形A)のピーク値は、慣用設計での値よりかなり大きいことに留意されたい。 この構成では、スイッチの入力ドライブが充分に高いため、ドライバ段の作動電圧を低下させることができる。 この低下によりドライバへのDC供給電力も低減され、PAEが高められる。


    【0019】


    図示の形式の回路を使用することにより、2Wの出力電圧で72%のPAEが測定された。


    【0020】


    当業者ならば、本発明の精神または本質的特徴から逸脱することなく、本発明を他の特定形態で具現できることは明白であろう。 従って、本願に開示した実施形態は、あらゆる点で例示であって制限的なものではない。 本発明の範囲は、上記本発明の説明によってではなく、特許請求の範囲の記載によって定められるものであり、従って均等物の意味および範囲に含まれるあらゆる変更は本発明の範囲に包含されるものである。


    【図面の簡単な説明】


    【図1】図1は、慣用のRF電力増幅器回路を示す概略図である。


    【図2】図2は、他の慣用RF電力増幅器回路を示す概略図である。


    【図3】図3は、本発明によるRF電力増幅器回路を示す概略図である。


    【図4】図4は、図3の増幅器回路の選択されたノードで生じる波形を示す波形図である。

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