【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電磁(EM)信号のダウン−コンバージョンに関する。 より詳細には、本発明は、EM信号の中間周波数信号へのダウン−コンバージョン、EM被変調搬送波信号の被復調ベースバンド信号への直接的なダウン−コンバージョン、およびFM 信号の非FM信号への変換に関する。 また、本発明はエイリアシングレートでのアンダー−サンプリングおよびエネルギー伝達に関する。 【0002】 【従来の技術】電磁(EM)情報信号(ベースバンド信号)は、映像ベースバンド信号、音声ベースバンド信号、コンピュータベースバンド信号などを含むが、これに限定されない。 ベースバンド信号はアナログベースバンド信号およびディジタルベースバンド信号を含む。 【0003】高周波でEM信号を伝搬することは有益である場合が多い。 これは、伝搬媒体が電線、光ファイバ、空間、大気、液体などのうちどれであるかに関わらず当てはまる。 放射機能の改善およびベースバンド信号のマルチチャネルの機能を向上されるといった効率および実用性を高めるために、高周波へのアップ−コンバージョンが使用される。 従来のアップ−コンバージョン処理は高周波搬送波信号をベースバンド信号で変調する。 変調とは、ベースバンド信号から高周波搬送波信号への情報の移し替えの種々の技法を指す。 その結果として得られる信号を本明細書では被変調搬送波信号と呼ぶ。 例えば、AM搬送波信号の振幅はベースバンド信号の変化に応じて変動し、FM搬送信号の周波数はベースバンド信号の変化に応じて変化し、PM搬送波信号の位相はベースバンド信号の変化に応じて変動する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ベースバンド信号内に含まれていた情報を処理するために、この情報を被変調搬送波信号から抽出するかまたは復調しなければならない。 ただし、従来の信号処理技術は動作速度に限界があるため、従来の信号処理技術(conversional signal pr ocessing)では高周波被変調搬送波信号から直接ベースバンド信号を復調することは容易ではない。 その代わりに、高周波被変調搬送波信号は中間周波数(IF)にダウン−コンバートされなければならず、従来の復調装置が中間周波数(IF)からベースバンド信号を復調することができる。 【0005】従来のダウン−コンバータはその特性が周波数に依存する電気的成分を含む。 その結果、従来のダウン−コンバータは特定の周波数または周波数範囲を中心として設計され、その設計された周波数範囲外では十分に機能しない。 【0006】従来のダウン−コンバータは不要な画像信号を生成し、したがって、この不要な画像信号をフィルタリングするフィルタを含まなければならない。 ただし、そのようなフィルタは被変調搬送波信号の電力レベルを低下させる。 その結果、従来のダウン−コンバータは外部電源を必要とする電力増幅器を含む。 【0007】受信された被変調搬送波信号が例えばラジオ受信機のように比較的微弱な時は、従来のダウン−コンバータは別の外部エネルギーを必要とする別の電力増幅器を含む。 【0008】必要なものは制限なしに以下を含む。 【0009】EM信号をダウン−コンバートする改良された方法およびシステムと、被変調搬送波信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする方法およびシステムと、EM信号をダウン−コンバートする時にエネルギーを伝達し、およびそのようなエネルギー伝達を増大する方法およびシステムと、被制御インピーダンス方法およびEM信号をダウン−コンバートするシステムと、被制御アパーチャアンダー−サンプリング方法およびEM信号をダウン−コンバートするシステムと、 異なる周波数用に容易に構成可能なユニバーサル・ダウン−コンバータ設計を使用してEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムと、搬送周波数よりも大幅に低い局部発振器周波数を使用してEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムと、1つの局部発振器のみを使用してEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムと、従来のダウン−コンバータよりも少ない数のフィルタを使用するEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムと、従来のダウン−コンバータよりも少ない電力を使用するEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムと、従来のダウン−コンバータよりも少ない空間を使用するEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムと、従来のダウン−コンバータよりも少ない構成要素を使用するEM 信号をダウン−コンバートする方法およびシステムと、 集積回路(IC)上で実施可能なEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムと、ベースバンド信号をアップ−コンバートする方法およびシステムとしても使用できるEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステム。 【0010】 【課題を解決するための手段】簡潔に言えば、本発明は、電磁(EM)信号をエイリアシング(aliasing)することでEM信号をダウン−コンバートする方法、システム、および装置と、その応用例を対象とする。 【0011】一般に、本発明はEM信号を受信することで機能する。 本発明はまたエイリアシングレートを有するエイリアシング信号を受信する。 本発明はエイリアシング信号に従ってEM信号をダウン−コンバートするためにエイリアシングする。 本明細書で使用し、本発明が扱うエイリアシングという用語は、エイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM 信号をダウン−コンバートする処理と、エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM 信号をダウン−コンバートする処理との両方を指す。 【0012】一実施形態では、本発明はEM信号を中間周波数(IF)信号にダウン−コンバートする。 【0013】別の実施形態では、本発明はEM信号を被復調ベースバンド情報信号にダウン−コンバートする。 【0014】別の実施形態では、EM信号は、位相変調(PM)信号または振幅変調(AM)信号などの非周波数変調(非FM)信号にダウン−コンバートされる周波数変調(FM)信号である。 【0015】本発明は、これに限定はされないが、被変調搬送波信号(本発明は任意の変調方式またはそれらの組合せに適用可能である)および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号に適用可能である。 【0016】本発明のその他の特徴および利点と本発明の種々の実施形態の構造および動作について添付図面を参照しながら以下に詳述する。 本発明は本明細書に記載された特定の実施形態に限定されないことに留意されたい。 そのような実施形態は本明細書では例示のために提示したものにすぎない。 その他の実施形態は本明細書に含まれる教示に基づいて当業者には明らかであろう。 【0017】ある要素が最初に示される図面は通常、対応する参照番号内の左端の数字によって示されている。 【0018】目次 I. 序論 1. 一般用語 1.1 変調 1.1.1 振幅変調 1.1.2 周波数変調 1.1.3 位相変調 1.2 復調 2. 本発明の概要 2.1 本発明の態様 2.2 アンダー−サンプリングによるダウン−コンバート処理 2.2.1 中間周波数(IF)信号へのダウン−コンバート処理 2.2.2 ダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバート処理 2.2.3 変調変換 2.3 エネルギー伝達によるダウン−コンバート処理 2.3.1 中間周波数(IF)信号へのダウン−コンバート処理 2.3.2 ダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバート処理 2.3.3 変調変換 2.4 エイリアシングレートの決定 3. 比較のために従来例の受信機を使用した本発明の利点 II. アンダー−サンプリング 1. エイリアシングレートでEM搬送波信号をアンダー−サンプリングすることでEM搬送波信号をEM中間信号にダウン−コンバートする処理 1.1 上級レベルの説明 1.1.1 動作説明 1.1.2 構造説明 1.2 実施例 1.2.1 第1の実施形態:振幅変調 1.2.1.1 動作説明 1.2.1.1.1 アナログAM搬送波信号 1.2.1.1.2 ディジタルAM搬送波信号 1.2.1.2 構造説明 1.2.2 第2の実施形態:周波数変調 1.2.2.1 動作説明 1.2.2.1.1 アナログFM搬送波信号 1.2.2.1.2 ディジタルFM搬送波信号 1.2.2.2 構造説明 1.2.3 第3の実施形態:位相変調 1.2.3.1 動作説明 1.2.3.1.1 アナログPM搬送波信号 1.2.3.1.2 ディジタルPM搬送波信号 1.2.3.2 構造説明 1.2.4 その他の実施形態 1.3 実施例 2. EM信号をベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理(ダイレクト−ツー−データ) 2.1 上級レベルの説明 2.1.1 動作説明 2.1.2 構造説明 2.2 実施例 2.2.1 第1の実施形態:振幅変調 2.2.1.1 動作説明 2.2.1.1.1 アナログAM搬送波信号 2.2.1.1.2 ディジタルAM搬送波信号 2.2.1.2 構造説明 2.2.2 第2の実施形態:位相変調 2.2.2.1 動作説明 2.2.2.1.1 アナログPM搬送波信号 2.2.2.1.2 ディジタルPM搬送波信号 2.2.2.2 構造説明 2.2.3 その他の実施形態 2.3 実施例 3. 変調変換 3.1 上級レベルの説明 3.1.1 動作説明 3.1.2 構造説明 3.2 実施例 3.2.1 第1の実施形態:FM信号をPM信号にダウン−コンバートする処理 3.2.1.1 動作説明 3.2.1.2 構造説明 3.2.2 第2の実施形態:FM信号をAM信号にダウン−コンバートする処理 3.2.2.1 動作説明 3.2.2.2 構造説明 3.2.3 その他の実施形態 3.3 実施例 4. 実施例 4.1 サンプル・アンド・ホールド・システムとしてのアンダー−サンプリング・システム 4.1.1 スイッチモジュールおよび保持モジュールとしてのサンプル・アンド・ホールド・システム 4.1.2 ブレーク−ビフォア−メーク・モジュールとしてのサンプル・アンド・ホールド・システム 4.1.3 スイッチモジュールの実施例 4.1.4 保持モジュールの実施例 4.1.5 任意選択のアンダー−サンプリング信号モジュール 4.2 反転サンプリングおよび保持としてのアンダー−サンプリング・システム 4.3 その他の実施態様 5. エイリアシングレートでのアンダー−サンプリングの任意選択の最適化 5.1 アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレート(F AR )を2倍にする処理 5.2 差動実施態様 5.2.1 差動入力−差動出力 5.2.2 単一入力−差動出力 5.2.3 差動入力−単一出力 5.3 ダウン−コンバートされた信号の平滑化 5.4 負荷インピーダンスおよび入力/出力バッファリング 5.5 帰還を使用してアンダー−サンプリング信号を変更する処理 III. エネルギー伝達 0.1 アンダー−サンプリングと比較したエネルギー伝達 0.1.1 アンダー−サンプリングの検討 0.1.1.1 負荷のインピーダンスを低下させる効果 0.1.1.2 保持キャパシタンスの値を増加させる効果 0.1.2 エネルギー伝達序論 1. エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をIF EM信号にダウン−コンバートする処理 1.1 上級レベルの説明 1.1.1 動作説明 1.1.2 構造説明 1.2 実施例 1.2.1 第1の実施形態:振幅変調 1.2.1.1 動作説明 1.2.1.1.1 アナログAM搬送波信号 1.2.1.1.2 ディジタルAM搬送波信号 1.2.1.2 構造説明 1.2.2 第2の実施形態:周波数変調 1.2.2.1 動作説明 1.2.2.1.1 アナログFM搬送波信号 1.2.2.1.2 ディジタルFM搬送波信号 1.2.2.2 構造説明 1.2.3 第3の実施形態:位相変調 1.2.3.1 動作説明 1.2.3.1.1 アナログPM搬送波信号 1.2.3.1.2 ディジタルPM搬送波信号 1.2.3.2 構造説明 1.2.4 その他の実施形態 1.3 実施例 2. EM信号からエネルギーを伝達することでEM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理 2.1 上級レベルの説明 2.1.1 動作説明 2.1.2 構造説明 2.2 実施例 2.2.1 第1の実施形態:振幅変調 2.2.1.1 動作説明 2.2.1.1.1 アナログAM搬送波信号 2.2.1.1.2 ディジタルAM搬送波信号 2.2.1.2 構造説明 2.2.2 第2の実施形態:位相変調 2.2.2.1 動作説明 2.2.2.1.1 アナログPM搬送波信号 2.2.2.1.2 ディジタルPM搬送波信号 2.2.2.2 構造説明 2.2.3 その他の実施形態 2.3 実施例 3. 変調変換 3.1 上級レベルの説明 3.1.1 動作説明 3.1.2 構造説明 3.2 実施例 3.2.1 第1の実施形態:FM信号をPM信号にダウン−コンバートする処理 3.2.1.1 動作説明 3.2.1.2 構造説明 3.2.2 第2の実施形態:FM信号をAM信号にダウン−コンバートする処理 3.2.2.1 動作説明 3.2.2.2 構造説明 3.2.3 その他の実施形態 3.3 実施例 4. 実施例 4.1 ゲーテッド伝達システムとしてのエネルギー伝達システム 4.1.1 スイッチモジュールおよび蓄積モジュールとしてのゲーテッド伝達システム 4.1.2 ブレーク−ビフォア−メーク・モジュールとしてのゲーテッド伝達システム 4.1.3 スイッチモジュールの実施例 4.1.4 蓄積モジュールの実施例 4.1.5 任意選択のエネルギー伝達信号モジュール 4.2 反転ゲーテッド伝達システムとしてのエネルギー伝達システム 4.2.1 スイッチモジュールおよび蓄積モジュールとしての反転ゲーテッド伝達システム 4.3 改善されたダイナミックレンジのためのレール・ツー・レール動作 4.3.1 序論 4.3.2 改善されたダイナミックレンジのための相補形UFT構造 4.3.3 偏移構成 4.3.4 シミュレーションの例 4.4 最適化されたスイッチ構造 4.4.1 CMOS内部のスプリッタ 4.4.2 I/Q回路 4.5 IおよびQの実施例 4.5.1 異なるサイズのスイッチ 4.5.2 全体のスイッチ領域の削減 4.5.3 電荷注入の解消 4.5.4 オーバラップしたキャパシタンス 4.6 その他の実施態様 5. エイリアシングレートでのエネルギー伝達の任意選択の最適化 5.1 エネルギー伝達信号のエイリアシングレート(F AR )を2倍にする処理 5.2 差動実施態様 5.2.1 エネルギー伝達を差動方式で示す例 5.2.1.1 差動入力−差動出力 5.2.1.2 単一入力−差動出力 5.2.1.3 差動入力−単一出力 5.2.2 特定の代替実施形態 5.2.3 反転および非反転差動設計のための最適化および構成の特定実施例 5.3 ダウン−コンバートされた信号の平滑化 5.4 インピーダンス整合 5.5 タンクおよび共振構造 5.6 電荷および電力伝達の概念 5.7 無視できないアパーチャ幅/期間の最適化および調整 5.7.1 入力および出力インピーダンスの変更 5.7.2 リアルタイムアパーチャ制御 5.8 バイパス回路網の追加 5.9 帰還を使用してエネルギー伝達信号を変更する処理 5.10 その他の実施態様 6. エネルギー伝達ダウン−コンバータの例 IV. 追加の実施形態 V. 結論 【発明の実施の形態】1. 一般用語 例示のために、本発明の動作はしばしば図12Aの流れ図1201のような流れ図で表される。 ただし、流れ図の使用は例示のためにすぎず、限定的なものではないことを理解する必要がある。 例えば、本発明は流れ図によって表される動作実施形態に限定されない。 その代わりに、本明細書に含まれる説明に基づいて、当業者には代替実施形態は明らかであろう。 また、流れ図の使用は本発明を離散的またはディジタル動作に限定すると解釈すべきではない。 実際には、本明細書の説明に基づいて当業者には明らかなように、本発明は離散的または連続的な動作、またはそれらの組合せを介して達成できる。 さらに流れ図によって示される制御の流れは例示のためにすぎない、当業者には明らかなように、その他の動作制御フローも本発明の範囲と精神から逸脱するものではない。 また、ステップの順序は種々の実施形態内で異なる場合がある。 【0019】本出願で使用される種々の用語は一般にこの節で説明されている。 この節の説明は例示と便宜のために提供されたものにすぎず、限定的なものではない。 これらの用語の意味は、本明細書で提供された教示全体に基づいて当業者には明らかであろう。 これらの用語については本明細書を通じて詳述する場合がある。 【0020】本明細書で使用される被変調搬送波信号という用語は、ベースバンド信号によって変調された搬送波信号を指す。 【0021】本明細書で使用される非変調搬送波信号という用語は、ほぼ同一の周波数と位相で発振する振幅を有する信号を指す。 【0022】本明細書で使用されるベースバンド信号という用語は、アナログ情報信号、ディジタル情報信号および直流(DC)情報信号を含む情報信号を指すが、これに限定されない。 【0023】本明細書で使用される搬送波信号という用語は、本明細書内で特に断りのない限り、被変調搬送波信号と非変調搬送波信号とを指す。 【0024】本明細書で使用される電磁(EM)信号という用語は、EMスペクトラム内の信号を指す。 EMスペクトラムはゼロヘルツより大きいすべての周波数を含む。 EM信号は一般に電界および磁界の変動を特徴とする波を含む。 そのような波は、大気、空間、電線、ケーブル、液体、導波路、マイクロストリップ、ストリップライン、光ファイバなどを含む、自然、人工両方の任意の媒体内で伝搬できるが、これに限定されない。 特に断りのない限り、本明細書で説明するすべての信号は特にそのように指定されなくてもEM信号である。 【0025】本明細書で使用される中間周波数(IF) 信号という用語は、IF信号が他の信号よりも低い周波数を有するという点を除き、他のEM信号にほぼ似ているEM信号を指す。 IF信号周波数はゼロヘルツより大きい任意の周波数でよい。 特に断りのない限り、低周波数、中間周波数、中間およびIFという用語は本明細書では交換可能である。 【0026】本明細書で使用されるアナログ信号という用語は、離散的な状態の間で変化する信号とは対照的に、一定または連続的に変化する信号を指す。 【0027】本明細書で使用されるベースバンドという用語は、送信および/または受信用に所望される任意の一般の情報信号によって占有される周波数帯域を指す。 【0028】本明細書で使用されるベースバンド信号という用語は、送信および/または受信用に所望される任意の一般の情報信号を指す。 【0029】本明細書で使用される搬送周波数という用語は、搬送波信号の周波数を指す。 通常、搬送周波数は一般に変調される伝送信号の中心周波数である。 【0030】本明細書で使用される搬送波信号という用語は、変調によって情報を搬送する能力がある、変調によって変更できる少なくとも1つの特性を有するEM信号を指す。 【0031】本明細書で使用される被復調ベースバンド信号という用語は、被変調信号を処理した結果として得られる信号を指す。 場合によっては、例えば、被復調ベースバンド信号は、被変調搬送波信号をダウン−コンバートする結果として得られる中間周波数(IF)被変調信号を復調することで生成される。 別の場合には、信号はダウン−コンバージョンと復調の組合せのステップから生成される。 【0032】本明細書で使用されるディジタル信号という用語は、連続的な信号とは対照的に、離散的な状態の間で変化する信号を指す。 例えば、ディジタル信号の電圧は離散的なレベル間で変化することがある。 【0033】本明細書で使用される電磁(EM)スペクトラムという用語は、電界および磁界の変動を特徴とする波を含むスペクトラムを指す。 そのような波は、大気、空間、電線、ケーブル、液体、導波路、マイクロストリップ、ストリップライン、光ファイバなどを含む、 自然、人工両方の任意の通信媒体内で伝搬できるが、これに限定されない。 EMスペクトラムはゼロヘルツより大きいすべての周波数を含む。 【0034】本明細書で使用される電磁(EM)信号という用語は、EMスペクトラム内の信号を指す。 EM信号はまたEM波とも呼ばれる。 特に断りのない限り、本明細書で説明するすべての信号は特にそのように指定されなくてもEM信号である。 【0035】本明細書で使用される変調ベースバンド信号という用語は、発振信号または搬送波信号を変調するのに使用される任意の一般の情報信号を指す。 【0036】1.1 変調 高周波で電磁(EM)信号を伝搬することは有益である場合が多い。 これは、ディジタルデータ情報信号およびアナログ情報信号などのベースバンド信号を含む。 ベースバンド信号は、ベースバンド信号を使用して高周波搬送波信号F Cを変調することで高周波EM信号にアップ−コンバートできる。 このように使用されるとき、そのようなベースバンド信号は、本明細書では変調ベースバンド信号F MBと呼ばれる。 【0037】変調は、変調ベースバンド信号F MB内の情報を表す変化を搬送波信号F Cに与える。 この変化は振幅の変化、周波数の変化、位相の変化、またはそれらの任意の組合せである。 その結果として得られる信号は本明細書では被変調搬送波信号F MCと呼ばれる。 被変調搬送波信号F MCは次に示すように変調ベースバンド信号F MBによって変調される搬送波信号F Cを含む。 【0038】F Cと組み合わされたF MB →F MC被変調搬送波信号F MCは搬送波信号F Cの周波数またはその付近で発振し、このように効果的に伝搬する。 【0039】図1は、搬送波信号F Cが変調ベースバンド信号F MBによって変調され、それによって被変調搬送波信号F MCを生成する例示の変調装置110を示す。 【0040】変調ベースバンド信号F MBは、アナログベースバンド信号、ディジタルベースバンド信号、またはそれらの組合せでよい。 【0041】図2は例示のアナログ変調ベースバンド信号210としての変調ベースバンド信号F MBを示す。 例示のアナログ変調ベースバンド信号210は、音声/通話データ、音楽データ、映像データなどを含む任意のタイプのアナログ情報を表すが、これに限定されない。 アナログ変調ベースバンド信号210の振幅は時間で変化する。 【0042】ディジタル情報は複数の離散的な状態を含む。 説明を分かりやすくするために、2つの離散的な状態を有するディジタル情報信号について以下に説明する。 ただし、本発明はこの実施形態に限定されない。 【0043】図3は例示のディジタル変調ベースバンド信号310としての変調ベースバンド信号F MBを示す。 ディジタル変調ベースバンド信号310は、ディジタルコンピュータ情報およびディジタル化されたアナログ情報を含む任意のタイプのディジタル情報を表すが、これに限定されない。 ディジタル変調ベースバンド信号31 0は、第1の状態312と第2の状態314とを含む。 一実施形態では、第1の状態312は2進状態0、第2 の状態314は2進状態1を表す。 あるいは、第1の状態312は2進状態1、第2の状態314は2進状態0 を表す。 この開示の残りの部分を通じて、第1の状態3 12が2進状態0、第2の状態314が2進状態1を表す最初の規則が遵守される。 ただし、本発明はこの実施形態に限定されない。 したがって、第1の状態312は本明細書ではロー状態、第2の状態314は本明細書ではハイ状態と呼ばれる。 【0044】ディジタル変調ベースバンド信号310はビット/秒で測定されるデータレートまたはボーレートで第1の状態312と第2の状態314との間で切り替わる。 【0045】搬送波信号F Cは、変調ベースバンド信号F MBによって、振幅変調(AM)、周波数変調(F M)、位相変調(PM)など、またはそれらの組合せを含む任意の変調技法によって変調されるが、これに限定されない。 アナログ変調ベースバンド信号210およびディジタル変調ベースバンド信号310を搬送波信号F Cで振幅変調、周波数変調、および位相変調する例を以下に示す。 これらの例は本発明の説明を助けるためのものである。 本発明はこれらの例に限定されず、またこれらの例によって限定されない。 【0046】図4は搬送波信号410としての搬送波信号F Cを示す。 図4の例では、搬送波信号410が90 0MHz搬送波信号として示されている。 あるいは、搬送波信号410はその他の任意の周波数でよい。 例示の変調方式を図2、3、および4の例を使って以下に示す。 【0047】1.1.1 振幅変調 振幅変調(AM)では、被変調搬送波信号F MCの振幅は変調ベースバンド信号F MBの振幅の関数である。 図5A 〜5Cは搬送波信号410をアナログ変調ベースバンド信号210で振幅変調する例示のタイミング図を示す。 図6A〜6Cは搬送波信号410をディジタル変調ベースバンド信号310で振幅変調する例示のタイミング図を示す。 【0048】図5Aはアナログ変調ベースバンド信号2 10を示す。 図5Bは搬送波信号410を示す。 図5C は、搬送波信号410がアナログ変調ベースバンド信号210を使用して振幅変調される時に生成されるアナログAM搬送波信号516を示す。 本明細書で使用する「アナログAM搬送波信号」という用語は変調ベースバンド信号がアナログ信号であることを示すために使用される。 【0049】アナログAM搬送波信号516は搬送波信号410の周波数で発振する。 アナログAM搬送波信号516の振幅はアナログ変調ベースバンド信号210の振幅を追跡するが、これはアナログ変調ベースバンド信号210内に含まれる情報がアナログAM搬送波信号5 16内に保持されることを示す。 【0050】図6Aはディジタル変調ベースバンド信号310を示す。 図6Bは搬送波信号410を示す。 図6 Cは、搬送波信号410がディジタル変調ベースバンド信号310を使用して振幅変調される時に生成されるディジタルAM搬送波信号616を示す。 本明細書で使用する「ディジタルAM搬送波信号」という用語は変調ベースバンド信号がディジタル信号であることを示すために使用される。 【0051】ディジタルAM搬送波信号616は搬送波信号410の周波数で発振する。 ディジタルAM搬送波信号616の振幅はディジタル変調ベースバンド信号3 10の振幅を追跡するが、これはディジタル変調ベースバンド信号310内に含まれる情報がディジタルAM搬送波信号616内に保持されることを示す。 ディジタル変調ベースバンド信号310が状態を変えるように、ディジタルAM信号616は振幅を偏移する。 ディジタル振幅変調はしばしば振幅シフトキーイング(ASK)と呼ばれ、これらの用語は本明細書を通じて交換可能な形で使用される。 【0052】1.1.2 周波数変調 周波数変調(FM)では、被変調搬送波信号F MCの周波数が変調ベースバンド信号F MBの振幅の関数として変化する。 図7A〜7Cは搬送波信号410をアナログ変調ベースバンド信号210で周波数変調する例示のタイミング図を示す。 図8A〜8Cは搬送波信号410をディジタル変調ベースバンド信号310で周波数変調する例示のタイミング図を示す。 【0053】図7Aはアナログ変調ベースバンド信号2 10を示す。 図7Bは搬送波信号410を示す。 図7C は、搬送波信号410がアナログ変調ベースバンド信号210を使用して周波数変調される時に生成されるアナログFM搬送波信号716を示す。 本明細書で使用する「アナログFM搬送波信号」という用語は変調ベースバンド信号がアナログ信号であることを示すために使用される。 【0054】アナログFM搬送波信号716の周波数はアナログベースバンド信号210上の振幅変化の関数として変化する。 図示の例では、アナログFM搬送波信号716の周波数はアナログ変調ベースバンド信号210 の振幅に正比例して変化する。 したがって、時間t1 で、アナログベースバンド信号210の振幅とアナログFM搬送波信号716の周波数は最大になる。 時間t3 で、アナログベースバンド信号210の振幅とアナログFM搬送波信号716の周波数は最小になる。 【0055】アナログFM搬送波信号716の周波数は通常、搬送波信号410の周波数付近に中心を持つ。 したがって、例えば、時間t2で、アナログベースバンド信号210の振幅がこの図ではゼロボルトである中点値にある場合、アナログFM搬送波信号716の周波数は搬送波信号410の周波数とほぼ同じである。 【0056】図8Aはディジタル変調ベースバンド信号310を示す。 図8Bは搬送波信号410を示す。 図8 Cは、搬送波信号410がディジタル変調ベースバンド信号310を使用して周波数変調される時に生成されるディジタルFM搬送波信号816を示す。 本明細書で使用する「ディジタルFM搬送波信号」という用語は変調ベースバンド信号がディジタル信号であることを示すために使用される。 【0057】ディジタルFM搬送波信号816の周波数はディジタル変調ベースバンド信号310上の振幅変化の関数として変化する。 図示の例では、ディジタルFM 搬送波信号816の周波数はディジタル変調ベースバンド信号310の振幅に正比例して変化する。 したがって、時間t0とt1との間で、および時間t2とt4との間で、ディジタルベースバンド信号310がより高い振幅の第2の状態である時に、ディジタルFM搬送波信号816の周波数は最大になる。 時間t1とt2との間で、ディジタルベースバンド信号310の振幅がより低い振幅の第1の状態である時に、ディジタルFM搬送波信号816の周波数は最小になる。 ディジタル周波数変調はしばしば周波数シフトキーイング(FSK)と呼ばれ、これらの用語は本明細書を通じて交換可能な形で使用される。 【0058】通常、ディジタルFM搬送波信号816は搬送波信号410の周波数付近に中心を持ち、最小および最大周波数は中心周波数から等しくオフセットされる。 その他の変形形態も使用できるが、図を見やすくするために、本明細書ではこの規則が遵守される。 【0059】1.1.3 位相変調 位相変調(PM)では、被変調搬送波信号F MCの位相が変調ベースバンド信号F MBの振幅の関数として変化する。 図9A〜9Cは搬送波信号410をアナログ変調ベースバンド信号210で位相変調する例示のタイミング図を示す。 図10A〜10Cは搬送波信号410をディジタル変調ベースバンド信号310で位相変調する例示のタイミング図を示す。 【0060】図9Aはアナログ変調ベースバンド信号2 10を示す。 図9Bは搬送波信号410を示す。 図9C は、搬送波信号410をアナログ変調ベースバンド信号210で位相変調することで生成されるアナログPM搬送波信号916を示す。 本明細書で使用する「アナログPM搬送波信号」という用語は変調ベースバンド信号がアナログ信号であることを示すために使用される。 【0061】一般に、アナログPM搬送波信号916の周波数は搬送波信号410の周波数とほぼ同じである。 ただし、アナログPM搬送波信号916の位相はアナログ変調ベースバンド信号210上の振幅変化と共に変化する。 相対的な比較のために、図9Cの搬送波信号41 0は破線で示されている。 【0062】アナログPM搬送波信号916の位相はアナログベースバンド信号210上の振幅変化の関数として変化する。 図示の例では、アナログPM信号916はベースバンド信号210の振幅によって決定される変動する量だけ遅延する。 例えば、時間t1で、アナログベースバンド信号210の振幅が最大の時に、アナログP M搬送波信号916は搬送波信号410と同相になる。 時間t1とt3との間で、アナログベースバンド信号2 10の振幅が最小振幅に減少する時に、アナログPM搬送波信号916の位相は搬送波信号410の位相を遅延させて時間t3で最大位相はずれに到達させる。 図示の例では、位相変化が約180度として示されている。 ベースバンド信号の関数である任意の形で変動する任意の適した量の位相変化を使用できる。 【0063】図10Aはディジタル変調ベースバンド信号310を示す。 図10Bは搬送波信号410を示す。 図10Cは、搬送波信号410をディジタル変調ベースバンド信号310で位相変調することで生成されるディジタルPM搬送波信号1016を示す。 本明細書で使用する「ディジタルPM搬送波信号」という用語は変調ベースバンド信号がディジタル信号であることを示すために使用される。 【0064】ディジタルPM搬送波信号1016の周波数は搬送波信号410の周波数とほぼ同じである。 ディジタルPM搬送波信号1016の位相はディジタルベースバンド信号310上の振幅変化の関数として変化する。 図示の例では、ディジタルベースバンド信号310 が第1の状態312の時に、ディジタルPM搬送波信号1016は搬送波信号410と位相はずれの関係にある。 ディジタルベースバンド信号310が第2の状態3 14の時に、ディジタルPM搬送波信号1016は搬送波信号410と同相である。 したがって、時間t1とt 2との間で、ディジタルベースバンド信号310の振幅が第1の状態312の時に、ディジタルPM搬送波信号1016は搬送波信号410と位相はずれの関係にある。 時間t0とt1との間、および時間t2とt4との間で、ディジタルベースバンド信号310の振幅が第2 の状態314の時に、ディジタルPM搬送波信号101 6は搬送波信号410と同相である。 【0065】図示の例では、時間t1とt3との間の位相はずれの値が約180度の位相はずれとして示されている。 ベースバンド信号の関数である任意の形で変動する任意の適した量の位相変化を使用できる。 ディジタル位相変調はしばしば位相シフトキーイング(PSK)と呼ばれ、これらの用語は本明細書を通じて交換可能な形で使用される。 【0066】1.2 復調 被変調搬送波信号F MCが受信されると、被変調搬送波信号F MCを復調して変調ベースバンド信号F MBを抽出することができる。 ただし、通常、被変調搬送波信号F MCは周波数が高いため、被変調搬送波信号F MCから直接ベースバンド信号F MBを復調することは一般に実際的でない。 その代わりに、被変調搬送波信号F MCを元の変調ベースバンド信号を含む低周波信号に変更しなければならない。 【0067】被変調搬送波信号がより低周波信号にダウン−コンバートされると、本明細書では、この低周波信号は中間周波数(IF)信号F IFと呼ばれる。 IF信号F IFは被変調搬送波信号F MCの周波数より低い任意の周波数または周波数帯域で発振する。 F MCのF IFへのダウン−コンバージョンは以下のように示される。 【0068】F MC →F IF F MCがIF被変調搬送波信号F IFにダウン−コンバートされた後で、F IFを以下のようにベースバンド信号F DMBに復調することができる。 【0069】F IF →F DMB F DMBは変調ベースバンド信号F MBとほぼ同様であるように意図され、変調ベースバンド信号F MBがほぼ復元できることを示す。 【0070】本開示を通して、本発明は、被変調搬送波信号と非変調搬送波信号とを含むがこれに限定されない任意のタイプのEM信号について実施できることが強調されよう。 被変調搬送波信号の上記の例は、例示のためにすぎない。 これらの例の多くの変形形態が可能である。 例えば、搬送波信号は上記の複数の変調タイプで変調できる。 また、搬送波信号は、アナログベースバンド信号、ディジタルベースバンド信号、およびアナログとディジタルベースバンド信号の両方の組合せを含む複数のベースバンド信号でも変調することができる。 【0071】2. 本発明の概要 従来の信号処理技法は、サンプリングされた信号を忠実に再現するために、信号をサンプリング対象の信号の周波数の2倍のレートでサンプリングされなければならないと述べるナイキストサンプリング定理に従う。 信号が信号の2倍以下かそれに等しいレートでサンプリングされる時、信号はアンダー−サンプリングされる、またはエイリアシングされると言われる。 したがって、従来の信号処理は、サンプリングされた信号を忠実に再現するために、アンダー−サンプリングとエイリアシングとは異なる方法を教示していた。 【0072】2.1 本発明の態様 従来の方法とは逆に、本発明は電磁(EM)信号をエイリアシングすることでEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムである。 エイリアシングは図45 Aに4502としてその概略が示されている。 【0073】搬送波を取り出してその搬送波をエイリアシングレートでエイリアシングすることで、本発明はその搬送波を低周波にダウン−コンバートすることができる。 本発明によって実施できる一態様は、ベースバンド情報を十分に再現するためにはその搬送波が問題ではなく、低周波ベースバンド信号が問題であるという認識である。 ベースバンド信号の周波数帯域は、その搬送波がエイリアシングできるとはいえ、ナイキスト基準を満足し、その結果、ベースバンド情報は十分に再現できる。 【0074】図12AはEM信号をエイリアシングしてダウン−コンバートされた信号を生成する方法を示す流れ図1201を示す。 この処理はステップ1202から開始する。 ステップ1202はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ1204はエイリアシングレートを有するエイリアシング信号の受信ステップを含む。 ステップ1206はEM信号をエイリアシングしてEM信号をダウン−コンバートするステップを含む。 本セクションで使用するエイリアシングという用語は、エイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号をダウン−コンバートする処理と、エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をダウン−コンバートする処理との両方を指す。 これらの概念について以下で説明する。 【0075】図13は、エイリアシングモジュール13 06を含む一般のエイリアシングシステム1302の図を示す。 一実施形態では、エイリアシングシステム13 02は流れ図1201に従って動作する。 例えば、ステップ1202で、エイリアシングモジュール1306はEM信号1304を受信する。 ステップ1204で、エイリアシングモジュール1306はエイリアシング信号1310を受信する。 ステップ1206で、エイリアシングモジュール1306はEM信号1304を被ダウン−コンバート信号1308にダウン−コンバートする。 一般のエイリアシングシステム1302を使用して、流れ図1207、1213および1219のいずれを実施することもできる。 【0076】一実施形態では、本発明はEM信号を中間周波数(IF)信号にダウン−コンバートする。 図12 BはエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号をIF信号にダウン−コンバートする方法を示す流れ図1207である。 この処理はステップ1208から開始する。 ステップ1208はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ1210はエイリアシングレートF ARを有するエイリアシング信号を受信するステップを含む。 ステップ1212はエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号をIF信号にダウン−コンバートするステップを含む。 【0077】別の実施形態では、本発明はEM信号を被復調ベースバンド情報信号にダウン−コンバートする。 図12CはEM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする方法を示す流れ図1213である。 この処理はステップ1214から開始する。 ステップ12 14はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ121 6はエイリアシングレートF ARを有するエイリアシング信号を受信するステップを含む。 ステップ1218はE M信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートするステップを含む。 被復調ベースバンド信号はさらなるダウン−コンバージョンまたは復調なしに処理できる。 【0078】別の実施形態では、EM信号は、位相変調(PM)信号または振幅変調(AM)信号などの非FM 信号にダウン−コンバートされる周波数変調(FM)信号である。 図12DはFM信号を非FM信号にダウン− コンバートする方法を示す流れ図1219である。 この処理はステップ1220から開始し、ステップ1220 はEM信号を受信するステップを含む。 ステップ122 2はエイリアシングレートを有するエイリアシング信号を受信するステップを含む。 ステップ1224はFM信号を非FM信号にダウン−コンバートするステップを含む。 【0079】本発明は、被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号をダウン−コンバートするが、これに限定されない。 説明を分かりやすくするために、本明細書では例えば被変調搬送波信号を使用して本発明を詳述する。 本開示およびその中の例を読めば、当業者は、本発明を実施して搬送波信号以外の信号もダウン−コンバートできることが理解できるであろう。 本発明は上記の例示の実施形態に限定されない。 【0080】一実施形態では、ダウン−コンバージョンはEM信号をアンダー−サンプリングすることで達成される。 これは以下のセクションI. 2.2に概説され、 およびそのサブセクションIIに詳述されている。 別の実施形態では、ダウン−コンバージョンはEM信号から無視できない量のエネルギーを伝達することで達成される。 これは以下のセクションI. 2.3に概説され、セクションIIIに詳述されている。 【0081】2.2 アンダー−サンプリングによるダウン−コンバート処理 本セクションで使用するエイリアシングという用語は、 エイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号をダウン−コンバートする処理と、エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をダウン−コンバートする処理との両方を指す。 EM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号をダウン−コンバートする方法について以下に概要レベルで説明する。 図14AはエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号をダウン−コンバートする方法を示す流れ図1401を示す。 この処理はステップ1402から開始する。 ステップ1402はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ1404はエイリアシングレートを有するアンダー− サンプリング信号を受信するステップを含む。 ステップ1406はエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号をダウン−コンバートするステップを含む。 【0082】アンダー−サンプリングによるダウン−コンバージョンは図45Aの4504で示され、セクションIIに詳述されている。 【0083】2.2.1 中間周波数(IF)信号へのダウン−コンバート処理 一実施形態では、EM信号はエイリアシングレートでアンダー−サンプリングされてEM信号を低周波信号または中間周波数(IF)信号にダウン−コンバートする。 EM信号は被変調搬送波信号または非変調搬送波信号でよい。 例では、被変調搬送波信号F MCはIF信号F IFにダウン−コンバートされる。 【0084】F MC →F IF図14BはエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号をIF信号にダウン−コンバートする方法を示す流れ図1407である。 この処理はステップ1408から開始する。 ステップ1408はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ1410はエイリアシングレートを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 ステップ1412はエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号をIF信号にダウン−コンバートするステップを含む。 【0085】この実施形態は図45Bの4508で概略が示され、セクションII. 1に詳述されている。 【0086】2.2.2 ダイレクト−ツー−データ・ ダウン−コンバート処理 別の実施形態では、エイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号は被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートされる(ダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバージョン)。 E M信号は被変調EM信号または非変調EM信号でよい。 例示の実施形態では、EM信号は被変調搬送波信号F MC で、被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートされる。 【0087】F MC →F DMB図14CはエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする方法を示す流れ図141 3である。 この処理はステップ1414から開始する。 ステップ1414はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ1416はエイリアシングレートを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 ステップ1418はエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号をベースバンド情報信号に直接ダウン−コンバートするステップを含む。 【0088】この実施形態は図45Bの4510で概略が示され、セクションII. 2に詳述されている。 【0089】2.2.3 変調変換 別の実施形態では、周波数変調(FM)搬送波信号F FMCは、FM搬送波信号F FMCをアンダー−サンプリングすることで非FM信号F (NON-FM)に変換される。 【0090】F FMC →F (NON-FM)図14DはFM信号をアンダー−サンプリングして非F M信号に変換する方法を示す流れ図1419である。 この処理はステップ1420から開始する。 ステップ14 20はFM信号の受信ステップを含む。 ステップ142 2はエイリアシングレートを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 ステップ1424 はエイリアシングレートでFM信号をアンダー−サンプリングしてFM信号を非FM信号に変換するステップを含む。 例えば、FM信号をアンダー−サンプリングしてPM信号またはAM信号に変換することができる。 【0091】この実施形態は図45Bの4512で概略が示され、セクションII. 3に記述されている。 【0092】2.3 エネルギー伝達によるダウン−コンバート処理 本セクションで使用するエイリアシングという用語は、 エイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号をダウン−コンバートする処理と、エイリアシングレートでEM信号から無視できない量のエネルギーを伝達することでEM信号をダウン−コンバートする処理との両方を指す。 EM信号からエネルギーを伝達してEM信号をダウン−コンバートする方法に関して以下に概要レベルで説明する。 この詳細はセクションIIIに記述する。 【0093】図46AはエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号をダウン−コンバートする方法を示す流れ図4601である。 この処理はステップ4602から開始する。 ステップ4602はE M信号の受信ステップを含む。 ステップ4604はエイリアシングレートを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 ステップ4606はエイリアシングレートからエネルギーを伝達してEM信号をダウン−コンバートするステップを含む。 【0094】エネルギー伝達によるダウン−コンバート処理は図45Aの4506で示され、セクションIII に詳述されている。 【0095】2.3.1 中間周波数(IF)信号へのダウン−コンバート処理 別の実施形態では、エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号は低周波信号または中間周波数(IF)信号にダウン−コンバートされる。 EM信号は被変調搬送波信号または非変調搬送波信号でよい。 例では、被変調搬送波信号F MCはIF信号F IFにダウン−コンバートされる。 【0096】F MC →F IF図46BはエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号をIF信号にダウン−コンバートする方法を示す流れ図4607を示す。 この処理はステップ4608から開始する。 ステップ4608はEM 信号の受信ステップを含む。 ステップ4610はエイリアシングレートを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 ステップ4612はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号をI F信号にダウン−コンバートするステップを含む。 【0097】この実施形態は図45Bの4514で概略が示され、セクションIII. 1に記述されている。 【0098】2.3.2 ダイレクト−ツー−データ・ ダウン−コンバート処理 別の実施形態では、エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号は被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートされる。 この実施形態を本明細書ではダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバージョンと呼ぶ。 EM信号は被変調EM信号または非変調EM信号でよい。 例示の実施形態では、EM信号は被変調搬送波信号F MCで、被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートされる。 【0099】F MC →F DMB図46CはエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする方法を示す流れ図4613を示す。 この処理はステップ4614から開始する。 ステップ4614はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ4616はエイリアシングレートを有するエネルギー伝達を受信するステップを含む。 ステップ4618はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号をベースバンド信号に直接ダウン−コンバートするステップを含む。 【0100】この実施形態は図45Bの4516で概略が示され、セクションIII. 2に記述されている。 【0101】2.3.3 変調変換 別の実施形態では、周波数変調(FM)搬送波信号F FMCは、エイリアシングレートでFM搬送波信号F FMCからエネルギーを伝達することで非FM信号F (NO N-FM)に変換される。 【0102】F FMC →F (NON-FM) FM搬送波信号F FMCは、例えば、位相変調(PM)信号または振幅変調(AM)信号に変換できる。 図46D はFM信号からエネルギーを伝達して非FM信号に変換する方法を示す流れ図4619を示す。 ステップ462 0はFM信号の受信ステップを含む。 ステップ4622 はエイリアシングレートを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図46Dで、ステップ461 2はFM信号からエネルギーを伝達して非FM信号に変換するステップを含む。 例えば、FSK信号からエネルギーを伝達してPSK信号またはASK信号に変換することができる。 【0103】この実施形態は図45Bの4518で概略が示され、セクションIII. 3に記述されている。 【0104】2.4 エイリアシングレートの決定 エイリアシングの定義によれば、エイリアシングレートはEM搬送波信号の周波数の2倍に等しいかまたは小さい。 好ましくは、エイリアシングレートは搬送波信号の周波数よりもはるかに小さい。 エイリアシングレートは好ましくは再現すべき変調ベースバンド信号F MBの最大周波数成分の2倍より大きい。 上記の要件を式(1)に示す。 【0105】 2・F MC ≧F AR >2・(F MBの最大周波数成分) 式(1) 言い換えれば、搬送波を取り出してその搬送波をエイリアシングレートでエイリアシングすることで、本発明はその搬送波を低周波にダウン−コンバートすることができる。 本発明によって実施できる一態様は、ベースバンド情報を十分に再現するためにはその搬送波が問題ではなく、低周波ベースバンド信号が問題であるということである。 ベースバンド信号の周波数帯域は、その搬送波がエイリアシングできるとはいえ、ナイキスト基準を満足し、その結果、ベースバンド情報は中間変調搬送波信号F IFまたは被復調ダイレクト−ツー−データベースバンド信号F DMBとして十分に再現できる。 【0106】本発明によるEM搬送波信号、エイリアシングレート、およびダウン−コンバートされた信号の中間周波数の関係を式(2)に示す。 【0107】F C =n・F AR ±F IF式(2) 上式で、F CはエイリアシングすべきEM搬送波信号の周波数、F ARはエイリアシングレート、nはエイリアシングレートの調波または分数調波を識別し(一般に、n =0.5、1、2、3、4、. . . )、およびF IFはダウン−コンバートされた信号の中間周波数である。 【0108】(n・F AR )がF Cに近づくにつれて、F IFはゼロに近づくことに留意されたい。 これはEM信号が被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートされる特殊なケースである。 この特殊なケースを本明細書ではダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバージョンと呼ぶ。 ダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバージョンについては後のセクションで説明する。 【0109】本発明の上記の、およびその他の実施形態の上級レベルの説明、例示の実施形態および例示の実施形態について以下のセクションで説明する。 【0110】3. 比較のために従来例の受信機を使用した本発明の利点 図11は例示の従来の受信機システム1102を示す。 従来のシステム1102は、読者が従来のシステムと本発明との機能的な相違点を理解すると共に読者が本発明の利点を理解することを手助けするために提供されている。 【0111】例示の従来の受信機システム1102はアンテナ1106を介して電磁(EM)信号1104を受信する。 EM信号1104は被変調搬送波信号などの複数のEM信号を含むことができる。 例えば、EM信号1 104は900MHz被変調搬送波信号などの1つまたは2つ以上の無線周波数(RF)EM信号を含む。 90 0MHz信号などの高周波RF信号は、一般に従来の信号プロセッサで直接処理することができない。 その代わりに、高周波RF信号は通常、処理のためにより低い中間周波数(IF)にダウン−コンバートされる。 受信機システム1102はEM信号1104を中間周波数(I F)信号1108nにダウン−コンバートし、中間周波数(IF)信号1108nは信号プロセッサ1110に提供できる。 EM信号1104が被変調搬送波信号を含む時には、信号プロセッサ1110は通常、IF信号1 108nをベースバンド情報信号(被復調ベースバンド信号)に復調する復調装置を含む。 【0112】受信機システム1102は1つのRFステージ1112と1つまたは2つ以上のIFステージ11 14を含む。 RFステージ1112はEM信号1104 を受信する。 RFステージ1112はEM信号1104 を受信するアンテナ1106を含む。 【0113】1つまたは2つ以上のIFステージ111 4a〜1114nはEM信号1104を連続的により低い中間周波数にダウン−コンバートする。 1つまたは2 つ以上のIF部1114a〜1114nのそれぞれは入力EM信号1116を低周波IF信号1108にダウン−コンバートするミキサ1118a〜1118nを含む。 1つまたは2つ以上のミキサ1118a〜1118 nをカスケード接続することで、EM信号1104は所望のIF信号1108nに逐次ダウン−コンバートされる。 【0114】動作時には、1つまたは2つ以上のミキサ1118a〜1118nの各々が入力EM信号1116 を、局部発振器(LO)1120によって生成される局部発振器(LO)信号1119と混合する。 混合によって入力EM信号1116とLO信号1119とから和信号および差分信号が生成される。 例えば、900MHz の周波数を有する入力EM信号1116aと830MH zの周波数を有するLO信号1119aとを混合すると、900MHz+830MHz=1.73GHzの周波数を有する和信号と、900MHz−830MHz= 70MHzの周波数を有する差分信号とが生成される。 【0115】特に、図11の例では、1つまたは2つ以上のミキサ1118は入力EM信号1116内のすべての信号成分について和信号および差分信号を生成する。 例えば、EM信号1116aが760MHzの周波数を有する第2のEM信号を含む場合、ミキサ1118a は、760MHz+830MHz=1.59GHzの周波数を有する第2の和信号と、830MHz−760M Hz=70MHzの周波数を有する第2の差分信号とを生成する。 したがって、この例では、それぞれ900M Hzと760MHzの周波数を有する2つの入力EM信号を830MHzの周波数を有するLO信号と混合することで、70MHzのIF信号が2つ得られる。 【0116】一般に、2つの70MHz信号を分離することは不可能ではないとしても極めて困難である。 その代わりに、各ミキサ1118から、画像周波数と呼ばれる不要な周波数をフィルタリングするために1つまたは2つ以上のフィルタ1122および1123が上流で提供される。 フィルタ1122および1123は1つまたは2つ以上の高域フィルタ、1つまたは2つ以上の低域フィルタ、それらの組合せなどのような種々のフィルタトポロジおよび帯域通過フィルタを含むことができる。 【0117】通常、1つまたは2つ以上のミキサ111 8と1つまたは2つ以上のフィルタ1122および11 23はEM信号1104の強度を減衰するか低減する。 例えば、通常のミキサはEM信号強度を8〜12dBだけ低減する。 通常のフィルタはEM信号強度を3〜6d Bだけ低減する。 【0118】その結果、1つまたは2つ以上の低雑音増幅器(LNA)1121および1124a〜1124n が1つまたは2つ以上のフィルタ1123および112 2a〜1122nの上流で提供される。 LNAおよびフィルタの順序は逆であってもよい。 LNAは、フィルタリングとミキシングに先だってEM信号強度を増大することで、ミキサ1118、フィルタ1122および11 23ならびにその他の構成要素の損失を補償する。 通常、例えば、各LNAは15〜20dBの増幅に寄与する。 【0119】ただし、LNAは動作するのにかなりの電力を必要とする。 高周波LNAは低周波LNAよりも電力を必要とする。 受信機システム1102が、例えば、 セルラー式受話器のような携帯型であるように意図されている時には、LNAは総電力のかなりの部分を必要とする。 【0120】高周波では、種々のステージ間の不一致によってEM信号1104の強度がさらに低減される。 受信機システム1102を介して伝達される電力を最適化するために、各構成要素は隣接する構成要素とインピーダンスが整合している必要がある。 2つの構成要素が完全に同じインピーダンス特性を備えていない以上、高い許容度で製造された構成要素の場合でも、各受信機システム1102についてインピーダンス整合を個々に微調整しなければならない。 その結果、従来の受信機でのインピーダンス整合は手間がかかり、これは科学ではなく技術である。 インピーダンス整合によって、従来の受信機の設計と製造にかかる時間と費用は増大する。 LN A、フィルタ、およびインピーダンス整合回路などの多くの構成要素はきわめて周波数に依存するため、ある用途向けに設計された受信機は一般に他の用途には適していない。 その代わりに、多数の構成要素間に新しいインピーダンス整合回路を必要とする新しい受信機を設計しなければならない。 【0121】従来の受信構成要素は通常、単一のIC基板ではなく多数のIC基板上に配置される。 これは一部にはRF、IF、およびベースバンド周波数のすべてに最適な単一の基板がないためである。 その他の要因としては、構成要素の数が多いこと、サイズが多種多様であること、固有のインピーダンス特性が異なることがあげられる。 チップ間の信号伝送のためにさらに信号を増幅する必要があることが多い。 このように、多数の基板上の実施にはICそれ自体のコスト以外に種々のコストがかかる。 【0122】従来の受信機はこのように多数の構成要素を必要とし、設計と製造が困難で時間がかかり、十分な信号レベルを維持するのにかなりの外部電力を必要とする。 したがって、従来の受信機は設計、製造、および使用が高価につく。 【0123】一実施形態では、本発明は、アンテナ11 06と信号プロセッサ1110との間の構成要素のすべてではないがその多くを、ユニバーサル周波数変換(U FT)モジュールを含むエイリアシングモジュールと交換するために実施される。 UFTは非常に少数の構成要素を使用して幅広いEM信号周波数をダウン−コンバートすることができる。 UFTは設計と製造が容易で、外部電力をほとんど必要としない。 UFTの設計は異なる周波数または周波数範囲に容易に合わせることができる。 例えば、UFT設計は比較的少ない調整で容易にインピーダンス整合が可能である。 EM信号が被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートされる本発明のダイレクト−ツー−データ実施形態では、本発明は信号プロセッサ1110内の復調装置の必要性を解消する。 【0124】本発明が受信機システム1102などの受信システム内で実施される時には、消費電力は著しく低減され、信号対雑音比は著しく増加する。 【0125】一実施形態では、本発明は計算が容易で実施が容易なインピーダンス整合回路を使用して特定の用途向けに実施し、改造することができる。 その結果、本発明が受信機1102などの受信機として実施される時には、専門のインピーダンス整合経験は必要ない。 【0126】従来の受信機では、IF部の構成要素は受信機の全構成要素の約80〜90パーセントを含む。 U FTの設計はIF部を解消し、その結果、従来の受信機の全構成要素の約80〜90パーセントを解消する。 【0127】本発明のその他の利点は、以下を含むが、 これに限定されない。 【0128】本発明は単一の局部発振器だけを有する受信機として実施できる。 【0129】本発明は単一の低周波局部発振器だけを有する受信機としても実施できる。 【0130】本発明は少数のフィルタを使用する受信機として実施できる。 【0131】本発明はユニット遅延フィルタを使用する受信機として実施できる。 【0132】本発明はハードウェアの変更なしに周波数を変更し、異なる変調フォーマットを受信できる受信機として実施できる。 【0133】本発明はまたEM信号送信機内の周波数アップ−コンバータとしても実施できる。 【0134】本発明はまた本明細書では送受信機と呼ぶ、アップ−コンバータ(送信機)とダウン−コンバータ(受信機)との組合せとして実施できる。 【0135】本発明は信号対雑音比が増加する差動構成として実施できる。 【0136】本発明に従って設計された受信機はシリコンベースのIC基板などの単一のIC基板上で実施できる。 【0137】本発明に従って設計され、シリコンベースのIC基板などの単一のIC基板上で実施される受信機は、ギガヘルツ範囲の周波数からEM信号をダウン−コンバートすることができる。 【0138】本発明に従って製造された受信機は、広い範囲の周波数にわたって比較的フラットな特性を有する。 例えば、一実施形態では、800MHz付近で動作する本発明に従って製造された受信機は100MHz〜 1GHzの間でほぼフラットな特性(すなわち、電力の±数デシベル)を有する。 これを本明細書では広帯域受信機と呼ぶ。 【0139】本発明に従って製造された受信機は、各々が異なる広帯域周波数用に設計され、超広帯域の周波数を走査するのに使用できる、ユーザが選択可能な多数のインピーダンス整合モジュールを含むことができる。 【0140】II. アンダー−サンプリングによるダウン−コンバージョン 1. エイリアシングレートでEM搬送波信号をアンダー−サンプリングすることでEM搬送波信号をEM中間信号にダウン−コンバートする処理 一実施形態では、本発明はEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号をIF信号にダウン−コンバートする。 この実施形態を図45Bの4508で示す。 【0141】この実施形態は被変調EM信号および非変調EM信号で実施できる。 本明細書ではこの実施形態について例として図1の被変調搬送波信号F MCを使用して説明する。 この例では、被変調搬送波信号F MCはIF信号F IFにダウン−コンバートされる。 次いで、IF信号F IFは従来の任意の復調技法を使用して復調され被復調ベースバンド信号F DMBを得ることができる。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を実施して、被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含むがこれに限定されない任意のEM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0142】以下のセクションで、本発明の実施形態による被変調搬送波信号F MCをIF信号F IFにダウン−コンバートする方法の例について説明する。 これらの方法を実施する例示の構成実施形態についても説明する。 本発明は以下の特定の実施形態に限定されないことに留意されたい。 以下の実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本明細書に含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0143】以下のセクションは、上級レベルの説明、 例示の実施形態、および実施態様例を含む。 【0144】1.1 上級レベルの説明 このセクション(サブセクションを含む)では、本発明によるEM信号をIF信号F IFにダウン−コンバートする上級レベルの説明を行う。 特に、被変調搬送波信号F MCをアンダー−サンプリングしてIF信号F IFにダウン−コンバートする動作処理について上級レベルの説明を行う。 また、この処理を実施する構造実施態様についても上級レベルの説明を行う。 この構造実施態様は本セクションでは限定的なものではなく例示的なものとして記載されている。 特に、本セクションに記載された処理は、本セクションにその1つが記載された任意の数の構造実施態様を使用して達成できる。 そのような構造実施態様の詳細は本明細書の教示に基づいて当業者には明らかであろう。 【0145】1.1.1 動作説明 図14Bは、EM信号をアンダー−サンプリングしてE M信号を中間信号F IFにダウン−コンバートする例示の方法を示す流れ図1407を示す。 流れ図1407に示された例示の方法は図14Aの流れ図1401の一実施形態である。 【0146】本発明では、変調技法の任意の、またすべての組合せが有効である。 話を分かりやすくするために、ディジタルAM搬送波信号616を使用して本発明の上級レベルの動作説明を行う。 以降のセクションにA M、FMおよびPMの例示の実施形態について詳細な流れ図を示して説明する。 その開示と実施例とを読めば、 当業者は、本発明を実施して、任意の形式の被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのE M信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0147】流れ図1407に示す方法について、図6 CのディジタルAM搬送波信号616を使用して以下に上級レベルの説明を行う。 ディジタルAM搬送波信号6 16は便宜のために図15Aに再び示されている。 図1 5EはAM搬送波信号616の時間t1とt2の間の部分1510を拡大タイムスケールで示す。 【0148】この処理はステップ1408から開始する。 ステップ1408はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ1408はディジタルAM搬送波信号61 6によって表される。 【0149】ステップ1410はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図15Bは、期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列1504を含む例示のアンダー−サンプリング信号1502を示す。 パルス1504はエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 エイリアシングレートに関して以下に説明する。 【0150】ステップ1412はエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングしてEM信号を中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 EM信号をIF信号にダウン−コンバートする時に、パルス1504の周波数またはエイリアシングレートはI Fを設定する。 【0151】図15Cはダウン−コンバージョン処理によって生成される階段波AM中間信号1506を示す。 AM中間信号1506は、AM中間信号1506がAM 搬送波信号616よりも低い周波数を有する点を除いてAM搬送波信号616とほぼ同様である。 こうして、A M搬送波信号616はAM中間信号1506にダウン− コンバートされている。 AM中間信号1506はエイリアシングレートを調整することでAM搬送波信号616 の周波数よりも低い任意の周波数で生成できる。 【0152】図15Dはフィルタリングされた出力信号1508のAM中間信号1506を示す。 代替実施形態では、本発明は階段波信号、フィルタリングされていない出力信号または部分的にフィルタリングされた出力信号を出力する。 フィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号およびフィルタリングされていない出力信号の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0153】この例ではAM中間信号1506であるダウン−コンバートされた信号F IFの中間周波数は、便宜のために以下に再び示す式(2)から決定される。 【0154】F C =n・F AR ±F IF式(2) 適切なエイリアシングレートF ARは種々の方法で決定できる。 エイリアシングレートF ARを決定する例示の方法に関して以下に説明する。 本明細書の説明を読めば、当業者は、本明細書に特に示された被変調搬送波信号以外のEM信号を含むEM信号の適当なエイリアシングレートを決定する方法を理解するであろう。 【0155】図17で、流れ図1701はエイリアシングレートF ARを決定する例示の処理を示す。 ただし、値を図示の順序とは異なる順序で決定することを設計者は選択でき、または適用で指示できる。 この処理はステップ1702から開始する。 ステップ1702はEM信号の周波数の決定または選択ステップを含む。 FM搬送波信号616の周波数は、例えば901MHzとすることができる。 【0156】ステップ1704は中間周波数を決定または選択するステップを含む。 これはEM信号がダウン− コンバートされる周波数である。 中間周波数は下流の復調装置の周波数要件に合致するように決定または選択できる。 中間周波数は、例えば1MHzである。 【0157】ステップ1706はEM信号をステップ1 704で指定されたIFにダウン−コンバートする1つまたは2つ以上のエイリアシングレートを決定するステップを含む。 【0158】式(2)は式(3)として書き直すことができ、さらに式(4)として書き直すことができる。 【0159】n・F AR =F C ±F IF式(3) 【0160】 【数1】 【0161】または式(5)として書き直すことができる。 【0162】 【数2】 【0163】(F C ±F IF )は式(6)に示す差分値F DIFF F C ±F IF =F DIFF式(6) として定義できる。 【0164】式(4)は式(7)として書き直すことができる。 【0165】 【数3】 【0166】式(7)から、所与のnと定数F ARについて、F DIFFは一定であることが分かる。 F DIFF =F C − F IFで、定数F DIFFの場合、F Cが増加するにつれてF IFは必ず増加する。 F DIFF =F C +F IFで、定数F DIFF の場合、F Cが増加するにつれてF IFは必ず減少する。 後者のF DIFF =F C +F IFの場合、F Cの任意の位相または周波数の変化はF IFの逆もしくは反転位相または周波数の変化に対応する。 これは、F DIFF =F C +F IFが使用される場合、上記の効果は被変調中間信号F IFの位相特性と周波数特性とに影響するということを読者に教示するための記述である。 【0167】式(2)〜(7)は任意の値nについてその解を得ることができる。 任意の所与の差周波数F DIFF と任意の所望のエイリアシングレートF AR(Desired)について適切なnが決定できる。 式(2)〜(7)は、所望の中間信号F IFを生成する所望のエイリアシングレートF AR(Desired)に最も近い特定の調波を識別するために使用できる。 【0168】所与の差周波数F DIFFと所望のエイリアシングレートF AR(Desired)について適切なnを決定する例を以下に示す。 式を見やすくするために、以下の例では(F C −F IF )の場合だけを示す。 【0169】 【数4】 【0170】所望のエイリアシングレートF AR(Desired)は、例えば、140MHzである。 搬送周波数が901MHzでIFが1MHzである前述の例を使用すると、nの初期値は以下のように決定される。 【0171】 【数5】 【0172】初期値6.4は、(0.5、1、2、 3、. . . )を含む有効な最も近いnに切り上げまたは切り下げることができる。 この例では、6.4は6.0 に切り下げられ、6.0が(F C −F IF )=F DIFFの場合の式(5)に挿入される。 【0173】 【数6】 【0174】言い換えれば、901MHzのEM搬送波信号を150MHzでアンダー−サンプリングすると1 MHzの中間信号が生成される。 アンダー−サンプリングされたEM搬送波信号が被変調搬送波信号の時には、 中間信号もほぼ変調を含む。 被変調中間信号は従来の任意の復調技法を介して復調できる。 【0175】あるいは、所望のエイリアシングレートから出発せずに、種々の値nの解を得ることで式(5)の変形形式から適切なエイリアシングレートのリストを決定することができる。 解の例を以下に示す。 【0176】 【数7】 【0177】n=0.5、1、2、3、4、5および6 の解は以下のようになる。 【0178】900MHz/0.5=1.8GHz(すなわち、図25Aに2502として示された第2の調波) 900MHz/1=900MHz(すなわち、図25B に2504として示された基本周波数) 900MHz/2=450MHz(すなわち、図25C に2506として示された第2の分数調波) 900MHz/3=300MHz(すなわち、図25D に2508として示された第3の分数調波) 900MHz/4=225MHz(すなわち、図25E に2510として示された第4の分数調波) 900MHz/5=180MHz(すなわち、図25F に2512として示された第5の分数調波) 900MHz/6=150MHz(すなわち、図25G に2514として示された第6の分数調波) 上記のステップは(F C +F IF )の場合について同様に実行できる。 その結果を(F C −F IF )の場合に得られた結果と比較して、ある適用についてどちらがより良い結果を提供するかを判定できる。 【0179】一実施形態では、本発明は、例えば、10 0kHz〜200MHzの範囲の比較的標準なIFにE M信号をダウン−コンバートする。 本セクションでオフセットが小さい実施態様と呼ぶ別の実施形態では、本発明はEM信号を比較的低い周波数、例えば、100kH z未満の周波数にダウン−コンバートする。 本セクションでオフセットが大きい実施態様と呼ぶ別の実施形態では、本発明はEM信号を比較的高いIF信号、例えば、 200kHzを超える周波数にダウン−コンバートする。 【0180】種々のオフセットの実施態様は異なる適用に選択的に備える。 一般に、データ速度が低い適用は低い中間周波数で動作できる。 ただし、中間周波数が高くなると所与の変調技法でサポートできる情報が増える。 【0181】本発明に従って、設計者は適用に最適な情報帯域幅とベースバンド信号をサポートする最適の中間周波数とを選択する。 中間周波数は変調ベースバンド信号F MBの帯域幅をサポートできる程度に高い必要がある。 【0182】一般に、エイリアシングレートがEM信号の調波または分数調波に近づくにつれて、ダウン−コンバートされたIF信号の周波数は減少する。 同様に、エイリアシングレートがEM信号の調波または分数調波から遠ざかるにつれて、IFは増加する。 【0183】エイリアシング周波数の各調波の上下にはエイリアシングされた周波数が発生する。 問題のエイリアシング周波数(IF)の帯域内の他のエイリアシング周波数とのマッピングを防止するために、問題のIFはエイリアシングレートの半分に近くないことが好ましい。 【0184】以下の例示の実施形態に記載するように、 本発明に従って製造されるユニバーサル周波数変換(U FT)モジュールを含むエイリアシングモジュールは周波数選択の幅広い融通性を提供し、したがって、幅広い適用で実施できる。 従来のシステムで周波数選択のこのレベルの融通性を提供することは困難または不可能である。 【0185】1.1.2 構造説明 図16は本発明の一実施形態によるアンダー−サンプリング・システム1602のブロック図を示す。 アンダー−サンプリング・システム1602は図13の一般のエイリアシングシステム1302の例示の実施形態である。 アンダー−サンプリング・システム1602はアンダー−サンプリングモジュール1606を含む。 アンダー−サンプリングモジュール1606はEM信号130 4と、ゼロ時間に向かう、エイリアシングレートF ARに等しい周波数で生成される無視できるアパーチャを有するアンダー−サンプリングパルスを含むアンダー−サンプリング信号1604とを受信する。 アンダー−サンプリング信号1604はエイリアシング信号1310の例示の実施形態である。 アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号1604のエイリアシングレートF ARでEM信号1304をアンダー−サンプリングする。 アンダー−サンプリング・システム1602はダウン−コンバートされた信号1308A を出力する。 【0186】好ましくは、アンダー−サンプリングモジュール1606は、図14Bの動作流れ図1407に示す形でEM信号1304をアンダー−サンプリングして中間信号F IFにダウン−コンバートする。 ただし、本発明の精神および範囲は流れ図1407のステップを実行する他の構造実施形態を含むことを理解する必要がある。 他の構造実施形態の詳細は本明細書に含まれる記述に基づいて当業者には明らかであろう。 一実施形態では、アンダー−サンプリング信号1604のエイリアシングレートF ARは、アンダー−サンプリングモジュール1606が中間周波数F IFを生成するEM搬送波信号1 304をアンダー−サンプリングするように、セクションII. 1.1.1に記載された方法で選択される。 【0187】アンダー−サンプリング・システム160 2の動作について流れ図1407と図15A〜15Dのタイミング図を参照しながら以下に説明する。 ステップ1408で、アンダー−サンプリングモジュール160 6はAM信号616を受信する(図15A)。 ステップ1410で、アンダー−サンプリングモジュール160 6はアンダー−サンプリング信号1502を受信する(図15B)。 ステップ1412で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号1502のエイリアシングレートまたはその倍数でA M搬送波信号616をアンダー−サンプリングして、A M搬送波信号616を中間信号1506にダウン−コンバートする(図15D)。 【0188】アンダー−サンプリングモジュール160 6の例示の実施形態については以下のセクション4および5で説明する。 【0189】1.2 実施例 上記の方法および構造に関係する種々の実施形態について本セクション(およびそのサブセクション)で説明する。 本セクションではこれらの実施形態は限定的なものではなく、例示的なものとして記載されている。 本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 本発明はそのような代替実施形態を含むように意図され構成されている。 【0190】図14Bの流れ図1407に示すEM信号1304を中間信号F IFにダウン−コンバートする方法は、非変調EM搬送波信号と、AM、FMおよびPMなど、またはそれらの任意の組合せを含む被変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号によって実施できるが、これに限定されない。 図14Bの流れ図1407の動作をAM、FMおよびPM搬送波信号に関して以下に説明する。 以下の例示的な説明は本発明の理解を容易にするものである。 本発明は以下の例示の実施形態に限定されるものではない。 【0191】1.2.1 第1の実施形態:振幅変調 1.2.1.1 動作説明 図14Bの流れ図1407の例示の処理の動作を、図5 Cに示すアナログAM搬送波信号516と図6Cに示すディジタルAM搬送波信号616に関して以下に説明する。 【0192】1.2.1.1.1 アナログAM搬送波信号 図5CのアナログAM搬送波信号516をアナログAM 中間信号にダウン−コンバートする処理について図14 Bの流れ図1407を参照しながら以下に説明する。 アナログAM搬送波信号516は便宜のために図19Aに再び示されている。 この例で、アナログAM搬送波信号516は約901MHzで発振する。 図19Bでは、アナログAM搬送波信号1904はアナログAM搬送波信号516の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0193】この処理はステップ1408から開始する。 ステップ1408はEM信号の受信ステップを含む。 これは図19AのアナログAM搬送波信号516によって表される。 【0194】ステップ1410はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図19Cは、例示のアンダー−サンプリング信号1906を図19Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号1906は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列1907を含む。 パルス1907は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波に等しい。 この例では、エイリアシングレートは約450MHzである。 【0195】ステップ1412はEM信号をアンダー− サンプリングして中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1412は図19Bのアンダー−サンプリングポイント1905によって示されている。 【0196】エイリアシングレートの調波はAM搬送波信号516からオフセットされているので、アンダー− サンプリングポイント1905はアナログAM搬送波信号516上に「移動する(ウォーク・スルー)」。 この例では、アンダー−サンプリングポイント1905は約1メガヘルツのレートでアナログAM搬送波信号516 上に移動する。 言い換えれば、アンダー−サンプリングポイント1905はアナログAM搬送波信号516の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、アンダー−サンプリングポイント1905はアナログAM搬送波信号516の種々の振幅を捕捉する。 例えば、アンダー−サンプリングポイント1905Aはアンダー−サンプリングポイント1905Bよりも大きい振幅を有する。 【0197】図19Dで、アンダー−サンプリングポイント1905は電圧ポイント1908と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント1908はアナログAM中間信号1910を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント1908は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0198】図19Eで、AM中間信号1912はフィルタリング後のAM中間信号1910を縮小タイムスケールで表す。 図19EはAM中間信号1912をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0199】AM中間信号1912は、AM中間信号1 912が1MHzの中間周波数で動作する点を除いてA M搬送波信号516とほぼ同様である。 AM中間信号1 912は従来の任意のAM復調技法を介して復調できる。 【0200】本セクションで参照する図面は本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図1 9DのAM中間信号1910と図19EのAM中間信号1912はAM搬送波信号516が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0201】1.2.1.1.2 ディジタルAM搬送波信号 図6CのディジタルAM搬送波信号616を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理について図14Bの流れ図1407を参照しながら以下に説明する。 ディジタルAM搬送波信号616は便宜のために図18Aに再び示されている。 この例で、ディジタルAM 搬送波信号616は約901MHzで発振する。 図18 Bでは、AM搬送波信号1804はAM搬送波信号61 6の時間t0〜t1の部分を拡大タイムスケールで示す。 【0202】この処理はステップ1408から開始する。 ステップ1408はEM信号の受信ステップを含む。 これは図18AのAM搬送波信号616によって表される。 【0203】ステップ1410はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図18Cは、例示のアンダー−サンプリング信号1806を図18Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号1806は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列1807を含む。 パルス1807は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波に等しい。 この例では、エイリアシングレートは約450MHzである。 【0204】ステップ1412はEM信号をアンダー− サンプリングして中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1412は図18Bのアンダー−サンプリングポイント1805によって示されている。 【0205】エイリアシングレートの調波はAM搬送波信号616からオフセットされているので、アンダー− サンプリングポイント1805はAM搬送波信号616 上に移動する。 言い換えれば、アンダー−サンプリングポイント1805はAM搬送波信号616の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、アンダー−サンプリングポイント1805はAM搬送波信号616の種々の振幅を捕捉する。 この例では、アンダー−サンプリングポイント1805は約1MHzのレートでAM搬送波信号616上に移動する。 例えば、アンダー−サンプリングポイント1805Aはアンダー−サンプリングポイント1805Bよりも大きい振幅を有する。 【0206】図18Dで、アンダー−サンプリングポイント1805は電圧ポイント1808と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント1805はAM中間信号18 10を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント1808は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0207】図18Eで、AM中間信号1812はフィルタリング後のAM中間信号1810を縮小タイムスケールで表す。 図18EはAM中間信号1812をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0208】AM中間信号1812は、AM中間信号1 812が1MHzの中間周波数で動作する点を除いてA M搬送波信号616とほぼ同様である。 AM中間信号1 812は従来の任意のAM復調技法を介して復調できる。 【0209】本セクションで参照する図面は本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図1 8DのAM中間信号1810と図18EのAM中間信号1812はAM搬送波信号616が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0210】1.2.1.2 構造説明 アンダー−サンプリング・システム1602の動作を、 流れ図1407と図19A〜19Eのタイミング図を参照しながら、アナログAM搬送波信号516に関して以下に説明する。 ステップ1408で、アンダー−サンプリングモジュール1606はAM搬送波信号516を受信する(図19A)。 ステップ1410で、アンダー− サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号1906を受信する(図19C)。 ステップ1 412で、アンダー−サンプリングモジュール1606 はアンダー−サンプリング信号1906のエイリアシングレートでAM搬送波信号516をアンダー−サンプリングして、AM搬送波信号516をAM中間信号191 2にダウン−コンバートする(図19E)。 【0211】アンダー−サンプリング・システム160 2の動作を、流れ図1407と図18A〜18Eのタイミング図を参照しながら、ディジタルAM搬送波信号6 16に関して以下に説明する。 ステップ1408で、アンダー−サンプリングモジュール1606はAM搬送波信号616を受信する(図18A)。 ステップ1410 で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号1806を受信する(図18 C)。 ステップ1412で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号180 6のエイリアシングレートでAM搬送波信号616をアンダー−サンプリングして、AM搬送波信号616をA M中間信号1812にダウン−コンバートする(図18 E)。 【0212】アンダー−サンプリングモジュール160 6の例示の実施形態については以下のセクション4および5で説明する。 【0213】1.2.2 第2の実施形態:周波数変調 1.2.2.1 動作説明 図14Bの流れ図1407の例示の処理の動作を、図7 Cに示すアナログFM搬送波信号716と図8Cに示すディジタルFM搬送波信号816に関して以下に説明する。 【0214】1.2.2.1.1 アナログFM搬送波信号 アナログFM搬送波信号716をアナログFM中間信号にダウン−コンバートする処理について図14Bの流れ図1407を参照しながら以下に説明する。 アナログF M搬送波信号716は便宜のために図20Aに再び示されている。 この例で、アナログFM搬送波信号716は約901MHzで発振する。 図20Bでは、FM搬送波信号2004はアナログFM搬送波信号716の時間t 1〜t3の部分を拡大タイムスケールで示す。 【0215】この処理はステップ1408から開始する。 ステップ1408はEM信号の受信ステップを含む。 これは図20AのアナログFM搬送波信号716によって表される。 【0216】ステップ1410はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図20Cは、例示のアンダー−サンプリング信号2006を図20Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号2006は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列2007を含む。 パルス2007は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波に等しい。 F M搬送波信号716が約901MHz付近に集中するこの例では、エイリアシングレートは約450MHzである。 【0217】ステップ1412はEM信号をアンダー− サンプリングして中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1412は図20Bのアンダー−サンプリングポイント2005によって示されている。 【0218】エイリアシングレートの調波はFM搬送波信号716からオフセットされているので、アンダー− サンプリングポイント2005はアンダー−サンプリングされた信号716の後続の周期上の異なる位置で発生する。 言い換えれば、アンダー−サンプリングポイント2005は信号716上に移動する。 その結果、アンダー−サンプリングポイント2005はFM搬送波信号7 16の種々の振幅を捕捉する。 【0219】図20Dで、アンダー−サンプリングポイント2005は電圧ポイント2008と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント2005はアナログFM中間信号2010を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント2008は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0220】図20Eで、FM中間信号2012はフィルタリング後のFM中間信号2010を縮小タイムスケールで表す。 図20EはFM中間信号2012をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0221】FM中間信号2012は、FM中間信号2 012が1MHzの中間周波数で動作する点を除いてF M搬送波信号716とほぼ同様である。 FM中間信号2 012は従来の任意のFM復調技法を介して復調できる。 【0222】本セクションで参照する図面は本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図2 0DのFM中間信号2010と図20EのFM中間信号2012はFM搬送波信号716が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0223】1.2.2.1.2 ディジタルFM搬送波信号 ディジタルFM搬送波信号816をディジタルFM中間信号にダウン−コンバートする処理について図14Bの流れ図1407を参照しながら以下に説明する。 ディジタルFM搬送波信号816は便宜のために図21Aに再び示されている。 この例で、ディジタルFM搬送波信号816は約901MHzで発振する。 図21Bでは、F M搬送波信号2104はFM搬送波信号816の時間t 1〜t3の部分を拡大タイムスケールで示す。 【0224】この処理はステップ1408から開始する。 ステップ1408はEM信号の受信ステップを含む。 これは図21AのFM搬送波信号816によって表される。 【0225】ステップ1410はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図21Cは、例示のアンダー−サンプリング信号2106を図21Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号2106は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列2107を含む。 パルス2107は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 FM搬送波信号816が約901MHz付近に集中するこの例では、エイリアシングレートは、FM搬送波信号816の中心周波数から1MHzオフセットされた900MHzの分数調波である約450MHzとして選択される。 【0226】ステップ1412はEM信号をアンダー− サンプリングして中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1412は図21Bのアンダー−サンプリングポイント2105によって示されている。 【0227】エイリアシングレートの調波はFM搬送波信号816からオフセットされているので、アンダー− サンプリングポイント2105はFM搬送波信号816 の後続の周期上の異なる位置で発生する。 言い換えれば、アンダー−サンプリングポイント2105は信号8 16上に移動する。 その結果、アンダー−サンプリングポイント2105はFM搬送波信号816の種々の振幅を捕捉する。 【0228】図21Dで、アンダー−サンプリングポイント2105は電圧ポイント2108と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント2108はディジタルFM中間信号2110を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント2108は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0229】図21Eで、FM中間信号2112はフィルタリング後のFM中間信号2110を縮小タイムスケールで表す。 図21EはFM中間信号2112をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0230】FM中間信号2112は、FM中間信号2 112が1MHzの中間周波数で動作する点を除いてF M搬送波信号816とほぼ同様である。 FM中間信号2 112は従来の任意のFM復調技法を介して復調できる。 【0231】本セクションで参照する図面は本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図2 1DのFM中間信号2110と図21EのFM中間信号2112はFM搬送波信号816が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0232】1.2.2.2 構造説明 アンダー−サンプリング・システム1602の動作を、 流れ図1407と図20A〜20Eのタイミング図を参照しながら、アナログFM搬送波信号716に関して以下に説明する。 ステップ1408で、アンダー−サンプリングモジュール1606はFM搬送波信号716を受信する(図20A)。 ステップ1410で、アンダー− サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号2006を受信する(図20C)。 ステップ1 412で、アンダー−サンプリングモジュール1606 はアンダー−サンプリング信号2006のエイリアシングレートでFM搬送波信号716をアンダー−サンプリングして、FM搬送波信号716をFM中間信号201 2にダウン−コンバートする(図20E)。 【0233】アンダー−サンプリング・システム160 2の動作を、流れ図1407と図21A〜21Eのタイミング図を参照しながら、ディジタルFM搬送波信号8 16に関して以下に説明する。 ステップ1408で、アンダー−サンプリングモジュール1606はFM搬送波信号816を受信する(図21A)。 ステップ1410 で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号2106を受信する(図21 C)。 ステップ1412で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号210 6のエイリアシングレートでFM搬送波信号816をアンダー−サンプリングして、FM搬送波信号816をF M中間信号2112にダウン−コンバートする(図21 E)。 【0234】アンダー−サンプリングモジュール160 6の例示の実施形態については以下のセクション4および5で説明する。 【0235】1.2.3 第3の実施形態:位相変調 1.2.3.1 動作説明 図14Bの流れ図1407の例示の処理の動作を、図9 Cに示すアナログPM搬送波信号916と図10Cに示すディジタルPM搬送波信号1016に関して以下に説明する。 【0236】1.2.3.1.1 アナログPM搬送波信号 アナログPM搬送波信号916をアナログPM中間信号にダウン−コンバートする処理について図14Bの流れ図1407を参照しながら以下に説明する。 アナログP M搬送波信号916は便宜のために図23Aに再び示されている。 この例で、アナログPM搬送波信号916は約901MHzで発振する。 図23Bでは、PM搬送波信号2304はアナログPM搬送波信号916の時間t 1〜t3の部分を拡大タイムスケールで示す。 【0237】PM搬送波信号916をPM中間信号にダウン−コンバートする処理はステップ1408から開始する。 ステップ1408はEM信号の受信ステップを含む。 これは図23AのアナログPM搬送波信号916によって表される。 【0238】ステップ1410はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図23Cは、例示のアンダー−サンプリング信号2306を図23Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号2306は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列2307を含む。 パルス2307は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波に等しい。 この例では、エイリアシングレートは約450MHzである。 【0239】ステップ1412はエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングして中間信号F IF にEM信号をダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1412は図23Bのアンダー−サンプリングポイント2305によって示されている。 【0240】エイリアシングレートの調波はPM搬送波信号916からオフセットされているので、アンダー− サンプリングポイント2305はPM搬送波信号916 の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、アンダー−サンプリングポイントはPM搬送波信号916 の種々の振幅を捕捉する。 【0241】図23Dで、電圧ポイント2308はアンダー−サンプリングポイント2305と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント2308はアナログPM中間信号2310を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント2308は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0242】図23Eで、アナログPM中間信号231 2はフィルタリング後のアナログPM中間信号2310 を縮小タイムスケールで表す。 図23EはPM中間信号2312をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0243】アナログPM中間信号2312は、アナログPM中間信号2312が1MHzの中間周波数で動作する点を除いてアナログPM搬送波信号916とほぼ同様である。 アナログPM中間信号2312は従来の任意のPM復調技法を介して復調できる。 【0244】本セクションで参照する図面は本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図2 3DのアナログPM中間信号2310と図23EのアナログPM中間信号2312はアナログPM搬送波信号2 316が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0245】1.2.3.1.2 ディジタルPM搬送波信号 ディジタルPM搬送波信号1016をディジタルPM中間信号にダウン−コンバートする処理について図14B の流れ図1407を参照しながら以下に説明する。 ディジタルPM搬送波信号1016は便宜のために図22A に再び示されている。 この例で、ディジタルPM搬送波信号1016は約901MHzで発振する。 図22Bでは、PM搬送波信号2204はディジタルPM搬送波信号1016の時間t1〜t3の部分を拡大タイムスケールで示す。 【0246】この処理はステップ1408から開始する。 ステップ1408はEM信号の受信ステップを含む。 これは図22AのPM搬送波信号1016によって表される。 【0247】ステップ1408はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図22Cは、例示のアンダー−サンプリング信号2206を図22Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号2206は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列2207を含む。 パルス2207は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波に等しい。 この例では、エイリアシングレートは約450MHzである。 【0248】ステップ1412はEM信号をアンダー− サンプリングして中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1412は図22Bのアンダー−サンプリングポイント2205によって示されている。 【0249】エイリアシングレートの調波はPM搬送波信号1016からオフセットされているので、アンダー−サンプリングポイント2205はPM搬送波信号10 16の後続の周期上の異なる位置で発生する。 【0250】図22Dで、電圧ポイント2208はアンダー−サンプリングポイント2205と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント2208はディジタルPM中間信号2210を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント2208は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0251】図22Eで、ディジタルPM中間信号22 12はPM中間信号2210を縮小タイムスケールで表す。 図22EはPM中間信号2212をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0252】ディジタルPM中間信号2212は、ディジタルPM中間信号2212が1MHzの中間周波数で動作する点を除いてディジタルPM搬送波信号1016 とほぼ同様である。 ディジタルPM中間信号2212は従来の任意のPM復調技法を介して復調できる。 【0253】本セクションで参照する図面は本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図2 2DのディジタルPM中間信号2210と図22EのディジタルPM中間信号2212はPM搬送波信号101 6が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0254】1.2.3.2 構造説明 アンダー−サンプリング・システム1602の動作を、 流れ図1407と図23A〜23Eのタイミング図を参照しながら、アナログPM搬送波信号916に関して以下に説明する。 ステップ1408で、アンダー−サンプリングモジュール1606はPM搬送波信号916を受信する(図23A)。 ステップ1410で、アンダー− サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号2306を受信する(図23C)。 ステップ1 412で、アンダー−サンプリングモジュール1606 はアンダー−サンプリング信号2306のエイリアシングレートでPM搬送波信号916をアンダー−サンプリングして、PM搬送波信号916をPM中間信号231 2にダウン−コンバートする(図23E)。 【0255】アンダー−サンプリング・システム160 2の動作を、流れ図1407と図22A〜22Eのタイミング図を参照しながら、ディジタルPM搬送波信号1 016に関して以下に説明する。 ステップ1408で、 アンダー−サンプリングモジュール1606はPM搬送波信号1016を受信する(図22A)。 ステップ14 10で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号2206を受信する(図2 2C)。 ステップ1412で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号22 06のエイリアシングレートでPM搬送波信号1016 をアンダー−サンプリングして、PM搬送波信号101 6をPM中間信号2212にダウン−コンバートする(図22E)。 【0256】アンダー−サンプリングモジュール160 6の例示の実施形態については以下のセクション4および5で説明する。 【0257】1.2.4 その他の実施形態 上記の実施形態は例示的なものにすぎない。 これらの実施形態は本発明を限定するものではない。 これらの本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 アンダー−サンプリングモジュール1606の例示の実施形態については以下のセクション4および5で説明する。 【0258】1.3 実施例 上記の方法、構造、および/または実施形態に関係する例示の動作および/または構造実施形態についてはセクション4および5で説明する。 これらの実施態様は例示的なものであって、限定的なものではない。 本発明は本セクションに記載された特定の実施例に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0259】2. EM信号をベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理(ダイレクト−ツー−データ) 一実施形態では、本発明はEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号を直接ベースバンド信号にダウン−コンバートする。 この実施形態を本セクションではダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバージョンと呼び、図45Bに4510として示す。 【0260】この実施形態は被変調EM信号および非変調EM信号で実施できる。 本セクションではこの実施形態について例として図1の被変調搬送波信号F MCを使用して説明する。 この例では、被変調搬送波信号F MCは被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートされる。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を適用して、任意の形式の被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含むがこれに限定されない任意のタイプのEM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0261】以下のセクションで、本発明による被変調搬送波信号F MCを被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートする方法の例について説明する。 これらの方法を実施する例示の構成実施形態についても説明する。 本発明は以下の特定の実施形態に限定されないことに留意されたい。 以下の実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0262】以下のセクションは、上級レベルの説明、 例示の実施形態、および実施態様例を含む。 【0263】2.1 上級レベルの説明 このセクション(サブセクションを含む)では、本発明による被変調搬送波信号F MCを被復調ベースバンド信号F DMBにダウン−コンバートする上級レベルの説明を行う。 特に、被変調搬送波信号F MCを被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートする動作処理について上級レベルの説明を行う。 また、この処理を実施する構造実施態様についても上級レベルの説明を行う。 本セクションでは、この構造実施態様は限定的なものではなく例示的なものとして記載されている。 特に、本セクションに記載された処理は、本セクションにその1つが記載された任意の数の構造実施態様を使用して達成できる。 そのような構造実施態様の詳細は本セクションの教示に基づいて当業者には明らかであろう。 【0264】2.1.1 動作説明 図14Cは、EM信号を被復調ベースバンド信号F DMB に直接ダウン−コンバートする例示の方法を示す流れ図1413を示す。 流れ図1413に示された例示の方法は図14Aの流れ図1401の一実施形態である。 【0265】本発明では、変調技法の任意の、またすべての組合せが有効である。 話を分かりやすくするために、ディジタルAM搬送波信号616を使用して本発明の上級レベルの動作説明を行う。 以降のセクションにA MおよびPMの例示の実施形態について詳細な説明をする。 FMについては以下のセクションII. 3で個別に考察する。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を実施して、任意の形式の被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0266】流れ図1413に示す方法について、図6 CのディジタルAM搬送波信号616を使用して以下に上級レベルの説明を行う。 ディジタルAM搬送波信号6 16は便宜のために図33Aに再び示されている。 【0267】流れ図1413の処理はステップ1414 から開始する。 ステップ1414はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ1414は図33AのディジタルAM搬送波信号616によって表される。 【0268】ステップ1416はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図33Bは、期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列3303を含む例示のアンダー−サンプリング信号3302を示す。 パルス3303はエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 エイリアシングレートは、便宜のために以下に再び示す式(2)から決定される。 【0269】F C =n・F AR ±F IF式(2) EM信号をベースバンド(すなわち、ゼロIF)に直接ダウン−コンバートする場合、式(2)は次のようになる。 【0270】F C =n・F AR式(8) したがって、AM信号616を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートするために、エイリアシングレートはAM信号616の周波数またはその調波もしくは分数調波にほぼ等しい。 エイリアシングレートはAM 信号616(すなわち、搬送波の周波数)の高周波成分の再構築を可能にするには低すぎるが、低周波変調ベースバンド信号310をほぼ再構築するには十分に高い。 【0271】ステップ1418はエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングして直接被復調ベースバンド信号F DMBにダウン−コンバートするステップを含む。 図33Cはダイレクトダウン−コンバージョン処理によって生成される階段波被復調ベースバンド信号3304を示す。 被復調ベースバンド信号3304は図3のディジタル変調ベースバンド信号310と同様である。 【0272】図33Dは階段波被復調ベースバンド信号3304から生成できるフィルタリングされた被復調ベースバンド信号3306を示す。 こうして本発明はフィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号または比較的フィルタリングされていない階段波出力信号を生成できる。 フィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号およびフィルタリングされていない出力信号の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0273】2.1.2 構造説明 図16は本発明の一実施形態によるアンダー−サンプリング・システム1602のブロック図を示す。 アンダー−サンプリング・システム1602は図13の一般のエイリアシングシステム1302の例示の実施形態である。 【0274】ダイレクト−ツー−データ実施形態では、 アンダー−サンプリング信号1604の周波数はEM信号の調波、または通常、分数調波に等しい。 好ましくは、アンダー−サンプリングモジュール1606は動作流れ図1413に示す方法でEM信号1304をアンダー−サンプリングして被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートする。 ただし、本発明の精神および範囲は流れ図1413のステップを実行する他の構造実施形態を含むことを理解する必要がある。 他の構造実施形態の詳細は本セクションに含まれる記述に基づいて当業者には明らかであろう。 【0275】エイリアシングシステム1602の動作について流れ図1413と図33A〜33Dのタイミング図を参照しながらディジタルAM搬送波信号616に関して以下に説明する。 ステップ1414で、アンダー− サンプリングモジュール1606はAM搬送波信号61 6を受信する(図33A)。 ステップ1416で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号3302を受信する(図33B)。 ステップ1418で、アンダー−サンプリングモジュール1 606はアンダー−サンプリング信号3302のエイリアシングレートでAM搬送波信号616をアンダー−サンプリングして、AM搬送波信号616を図33Cの被復調ベースバンド信号3304または図33Dの被復調ベースバンド信号3306に直接ダウン−コンバートする。 【0276】アンダー−サンプリングモジュール160 6の例示の実施形態については以下のセクション4および5で説明する。 【0277】2.2 実施例 上記の方法および構造に関係する種々の実施形態について本セクション(およびそのサブセクション)で説明する。 本セクションではこれらの実施形態は限定的なものではなく、例示的なものとして記載されている。 本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 本発明はそのような代替実施形態を含むように意図され構成されている。 【0278】図14Cの流れ図1413に示すEM信号1304を被復調ベースバンド信号F DMBにダウン−コンバートする方法は、AM、PMなど、またはそれらの任意の組合せを含む被変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号によって実施できるが、これに限定されない。 図14Cの流れ図1413の動作をAMおよびPM 搬送波信号に関して以下に説明する。 以下の例示的な説明は本発明の理解を容易にするものである。 本発明は以下の例示の実施形態に限定されるものではない。 【0279】2.2.1 第1の実施形態:振幅変調 2.2.1.1 動作説明 図14Cの流れ図1413の例示の処理の動作を、図5 Cに示すアナログAM搬送波信号516と図6Cに示すディジタルAM搬送波信号616に関して以下に説明する。 【0280】2.2.1.1.1 アナログAM搬送波信号 アナログAM搬送波信号516を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理について図14C の流れ図1413を参照しながら以下に説明する。 アナログAM搬送波信号516は便宜のために図35Aに再び示されている。 この例で、アナログAM搬送波信号5 16は約900MHzで発振する。 図35Bでは、アナログAM搬送波信号3504はアナログAM搬送波信号516の一部分を拡大タイムスケールで示す。 【0281】この処理はステップ1414から開始する。 ステップ1414はEM信号の受信ステップを含む。 これはアナログAM搬送波信号516によって表される。 【0282】ステップ1416はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図35Cは、例示のアンダー−サンプリング信号3506を図35Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号3506は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列3507を含む。 パルス3507は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARはアンダー−サンプリングされた信号の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 この例では、 エイリアシングレートは約450MHzである。 【0283】ステップ1418はEM信号をアンダー− サンプリングして被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ14 18は図35Bのアンダー−サンプリングポイント35 05によって示されている。 エイリアシングレートの調波は信号516の周波数にほぼ等しいので、基本的にI Fは生成されない。 唯一の実質的なエイリアシングされる成分はベースバンド信号である。 【0284】図35Dで、電圧ポイント3508はアンダー−サンプリングポイント3505と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント3508は被復調ベースバンド信号3510を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント3508は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0285】図35Eで、被復調ベースバンド信号35 12はフィルタリング後の被復調ベースバンド信号35 10を縮小タイムスケールで表す。 図35Eは被復調ベースバンド信号3512をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0286】被復調ベースバンド信号3512は、変調ベースバンド信号210とほぼ同様である。 被復調ベースバンド信号3512はダウン−コンバージョンまたは復調をさらに行うことなく任意の信号処理技法を介して処理できる。 【0287】アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関して被復調ベースバンド信号を最適化するように制御される。 【0288】上記の例では、アンダー−サンプリングポイント3505はAM搬送波信号516の正の位置で発生する。 あるいは、アンダー−サンプリングポイント3 505はAM搬送波信号516の負のポイントを含む他の位置で発生することもある。 アンダー−サンプリングポイント3505がAM搬送波信号516の負の位置で発生する時には、結果的に得られる被復調ベースバンド信号は変調ベースバンド信号210に対して反転している。 【0289】本セクションで参照する図面は本発明によるダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図35Dの被復調ベースバンド信号3 510と図35Eの被復調ベースバンド信号3512はAM搬送波信号516が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで被復調ベースバンド信号35 10に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0290】2.2.1.1.2 ディジタルAM搬送波信号 ディジタルAM搬送波信号616を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理について図14Cの流れ図1413を参照しながら以下に説明する。 ディジタルAM搬送波信号616は便宜のために図36Aに再び示されている。 この例で、ディジタルAM搬送波信号616は約901MHzで発振する。 図36Bでは、ディジタルAM搬送波信号3604はAM搬送波信号61 6の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0291】この処理はステップ1414から開始する。 ステップ1414はEM信号の受信ステップを含む。 AM搬送波信号616によって表される。 【0292】ステップ1416はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図36Cは、例示のアンダー−サンプリング信号3606を図36Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号3606は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列3607を含む。 パルス3607は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARはアンダー−サンプリングされた信号の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 この例では、 エイリアシングレートは約450MHzである。 【0293】ステップ1418はエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングして直接被復調ベースバンド信号F DMBにダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1418は図36Bのアンダー−サンプリングポイント3605によって示されている。 エイリアシングレートはほぼAM搬送波信号616または調波、分数に等しいので、基本的にIFは生成されない。 唯一の実質的なエイリアシングされる成分はベースバンド信号である。 【0294】図36Dで、電圧ポイント3608はアンダー−サンプリングポイント3605と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント3608は被復調ベースバンド信号3610を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント3608は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0295】図36Eで、被復調ベースバンド信号36 12はフィルタリング後の被復調ベースバンド信号36 10を縮小タイムスケールで表す。 図36Eは被復調ベースバンド信号3612をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0296】被復調ベースバンド信号3612は、ディジタル変調ベースバンド信号310とほぼ同様である。 被復調アナログベースバンド信号3612はダウン−コンバージョンまたは復調をさらに行うことなく任意の信号処理技法を介して処理できる。 【0297】アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関して被復調ベースバンド信号を最適化するように制御される。 【0298】上記の例では、アンダー−サンプリングポイント3605は信号部分3604の正の位置で発生する。 あるいは、アンダー−サンプリングポイント360 5は信号部分3604の負のポイントを含む他の位置で発生することもある。 アンダー−サンプリングポイント3605が負の位置で発生する時には、結果的に得られる被復調ベースバンド信号は変調ベースバンド信号31 0に対して反転している。 【0299】本セクションで参照する図面は本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図3 6Dの被復調ベースバンド信号3610と図36Eの被復調ベースバンド信号3612はディジタルAM搬送波信号616が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで被復調ベースバンド信号3610に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0300】2.2.1.2 構造説明 アンダー−サンプリングモジュール1606の動作を、 流れ図1413と図35A〜35Eのタイミング図を参照しながら、アナログAM搬送波信号516に関して以下に説明する。 ステップ1414で、アンダー−サンプリングモジュール1606はAM搬送波信号516を受信する(図35A)。 ステップ1416で、アンダー− サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号3506を受信する(図35C)。 ステップ1 418で、アンダー−サンプリングモジュール1606 はアンダー−サンプリング信号3506のエイリアシングレートでAM搬送波信号516をアンダー−サンプリングして、AM搬送波信号516を図35Dの被復調アナログベースバンド信号または図35Eのフィルタリングされた被復調アナログベースバンド信号3512に直接ダウン−コンバートする。 【0301】アンダー−サンプリング・システム160 2の動作を、流れ図1413と図36A〜36Eのタイミング図を参照しながら、ディジタルAM搬送波信号6 16に関して以下に説明する。 ステップ1414で、アンダー−サンプリングモジュール1606はAM搬送波信号616を受信する(図36A)。 ステップ1416 で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号3606を受信する(図36 C)。 ステップ1418で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号360 6のエイリアシングレートでディジタルAM搬送波信号616をアンダー−サンプリングして、ディジタルAM 搬送波信号616を図36Dの被復調ディジタルベースバンド信号3610または図36Eのフィルタリングされた被復調ディジタルベースバンド信号3612にダウン−コンバートする。 【0302】アンダー−サンプリングモジュール160 6の例示の実施形態については以下のセクション4および5で説明する。 【0303】2.2.2 第2の実施形態:位相変調 2.2.2.1 動作説明 図14Cの流れ図1413の例示の処理の動作を、図9 Cに示すアナログPM搬送波信号916と図10Cに示すディジタルPM搬送波信号1016に関して以下に説明する。 【0304】2.2.2.1.1 アナログPM搬送波信号 アナログPM搬送波信号916を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理について図14C の流れ図1413を参照しながら以下に説明する。 アナログPM搬送波信号916は便宜のために図37Aに再び示されている。 この例で、アナログPM搬送波信号9 16は約900MHzで発振する。 図37Bでは、アナログPM搬送波信号3704はアナログPM搬送波信号916の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0305】この処理はステップ1414から開始する。 ステップ1414はEM信号の受信ステップを含む。 これはアナログPM信号916によって表される。 【0306】ステップ1416はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図37Cは、例示のアンダー−サンプリング信号3706を図37Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号3706は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列3707を含む。 パルス3707は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARはアンダー−サンプリングされた信号の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 この例では、 エイリアシングレートは約450MHzである。 【0307】ステップ1418はエイリアシングレートでアナログPM搬送波信号916をアンダー−サンプリングして被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1418は図37B のアンダー−サンプリングポイント3705によって示されている。 【0308】エイリアシングレートの調波は信号916 の周波数にほぼ等しいか、その調波または分数調波にほぼ等しいので、基本的にIFは生成されない。 唯一の実質的なエイリアシングされる成分はベースバンド信号である。 【0309】図37Dで、電圧ポイント3708はアンダー−サンプリングポイント3705と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント3708は被復調ベースバンド信号3710を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント3708は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0310】図37Eで、被復調ベースバンド信号37 12はフィルタリング後の被復調ベースバンド信号37 10を縮小タイムスケールで表す。 図37Eは被復調ベースバンド信号3712をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0311】被復調ベースバンド信号3712は、アナログ変調ベースバンド信号210とほぼ同様である。 被復調ベースバンド信号3712はさらにダウン−コンバージョンまたは復調を行わずに処理できる。 【0312】アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関して被復調ベースバンド信号を最適化するように制御される。 【0313】上記の例では、アンダー−サンプリングポイント3705はアナログPM搬送波信号916の正の位置で発生する。 あるいは、アンダー−サンプリングポイント3705はアナログPM搬送波信号916の負のポイントを含む他の位置で発生することもある。 アンダー−サンプリングポイント3705がアナログPM搬送波信号916の負の位置で発生する時には、結果的に得られる被復調ベースバンド信号は変調ベースバンド信号210に対して反転している。 【0314】本セクションで参照する図面は本発明によるダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図37Dの被復調ベースバンド信号3 710と図37Eの被復調ベースバンド信号3712はアナログPM搬送波信号916が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで被復調ベースバンド信号3710に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0315】2.2.2.1.2 ディジタルPM搬送波信号 ディジタルPM搬送波信号1016を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理について図1 4Cの流れ図1413を参照しながら以下に説明する。 ディジタルPM搬送波信号1016は便宜のために図3 8Aに再び示されている。 この例で、ディジタルPM搬送波信号1016は約900MHzで発振する。 図38 Bでは、ディジタルPM搬送波信号3804はディジタルPM搬送波信号1016の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0316】この処理はステップ1414から開始する。 ステップ1414はEM信号の受信ステップを含む。 これはディジタルPM信号1016によって表される。 【0317】ステップ1416はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図38Cは、例示のアンダー−サンプリング信号3806を図38Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号3806は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列3807を含む。 パルス3807は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 一般に、被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARはアンダー−サンプリングされた信号の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 この例では、 エイリアシングレートは約450MHzである。 【0318】ステップ1418はディジタルPM搬送波信号1016をアンダー−サンプリングして被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートするステップを含む。 これは図38Bのアンダー−サンプリングポイント3705によって示されている。 【0319】エイリアシングレートの調波は信号101 6の周波数にほぼ等しいので、基本的にIFは生成されない。 唯一の実質的なエイリアシングされる成分はベースバンド信号である。 【0320】図38Dで、電圧ポイント3808はアンダー−サンプリングポイント3805と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント3808は被復調ベースバンド信号3810を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント3808は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0321】図38Eで、被復調ベースバンド信号38 12はフィルタリング後の被復調ベースバンド信号38 10を縮小タイムスケールで表す。 図38Eは被復調ベースバンド信号3812をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 【0322】被復調ベースバンド信号3812は、ディジタル変調ベースバンド信号310とほぼ同様である。 被復調ベースバンド信号3812はさらにダウン−コンバージョンまたは復調を行わずに処理できる。 【0323】アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関して被復調ベースバンド信号を最適化するように制御される。 【0324】上記の例では、アンダー−サンプリングポイント3805はディジタルPM搬送波信号1016の正の位置で発生する。 あるいは、アンダー−サンプリングポイント3805はディジタルPM搬送波信号101 6の負のポイントを含む他の位置で発生することもある。 アンダー−サンプリングポイント3805がディジタルPM搬送波信号1016の負の位置で発生する時には、結果的に得られる被復調ベースバンド信号は変調ベースバンド信号310に対して反転している。 【0325】本セクションで参照する図面は本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図3 8Dの被復調ベースバンド信号3810と図38Eの被復調ベースバンド信号3812はディジタルPM搬送波信号1016が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで被復調ベースバンド信号3810に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0326】2.2.2.2 構造説明 アンダー−サンプリング・システム1602の動作を、 流れ図1413と図37A〜37Eのタイミング図を参照しながら、アナログPM搬送波信号916に関して以下に説明する。 ステップ1414で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアナログPM搬送波信号9 16を受信する(図37A)。 ステップ1416で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー− サンプリング信号3706を受信する(図37C)。 ステップ1418で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号3706のエイリアシングレートでアナログPM搬送波信号916をアンダー−サンプリングして、PM搬送波信号916を図37Dの被復調アナログベースバンド信号3710または図37Eのフィルタリングされた被復調アナログベースバンド信号3712にダウン−コンバートする。 【0327】アンダー−サンプリング・システム160 2の動作を、流れ図1413と図38A〜38Eのタイミング図を参照しながら、ディジタルPM搬送波信号1 016に関して以下に説明する。 ステップ1414で、 アンダー−サンプリングモジュール1606はディジタルPM搬送波信号1016を受信する(図38A)。 ステップ1416で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号3806を受信する(図38C)。 ステップ1418で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号3806のエイリアシングレートでディジタルP M搬送波信号1016をアンダー−サンプリングして、 ディジタルPM搬送波信号1016を図38Dの被復調ディジタルベースバンド信号3810または図38Eのフィルタリングされた被復調ディジタルベースバンド信号3812にダウン−コンバートする。 【0328】2.2.3 その他の実施形態 上記の実施形態は例示的なものにすぎない。 これらの実施形態は本発明を限定するものではない。 これらの本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0329】2.3 実施例 上記の方法、構造、および/または実施形態に関係する例示の動作および/または構造実施形態についてはセクション4および5で説明する。 これらの実施態様は例示的なものであって、限定的なものではない。 本発明は本セクションに記載された特定の実施例に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0330】3. 変調変換 一実施形態では、本発明はFM搬送波信号F FMCをアンダー−サンプリングすることでFM搬送波信号F FMCを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする。 この実施形態は図45Bに4512として示されている。 【0331】例示の実施形態では、FM搬送波信号F FMCは位相変調(PM)信号F PMにダウン−コンバートされる。 別の実施形態では、FM搬送波信号F FMCは振幅変調(AM)信号F AMにダウン−コンバートされる。 本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 ダウン−コンバートされた信号は従来の任意の復調技法で復調して被復調ベースバンド信号F DMBを得ることができる。 【0332】本発明は任意のタイプのFM信号で実施できる。 周波数シフトキーイング(FSK)信号を非FS K信号にダウン−コンバートする例示の実施形態に関して以下に説明する。 FSKはFM信号が2つまたは3つ以上の周波数の間で偏移するかまたは切り替わるFMのサブセットである。 FSKは通常、図3のディジタル変調ベースバンド信号などのディジタル変調ベースバンド信号に使用される。 例えば、図8で、ディジタルFM信号816はディジタル変調ベースバンド信号310の振幅偏移に対応して高周波数と低周波数の間で偏移するF SK信号である。 FSK信号816は以下の例示の実施形態で使用される。 【0333】第1の例示の実施形態では、FSK信号8 16はFSK信号816の高周波数と低周波数の中間点に基づくエイリアシングレートでアンダー−サンプリングされる。 エイリアシングレートが中間点に基づく時には、FSK信号816は位相シフトキーイング(PS K)信号にダウン−コンバートされる。 PSKはPM信号が複数の位相の間で偏移するかまたは切り替わる位相変調のサブセットである。 PSKは通常、ディジタル変調ベースバンド信号に使用される。 例えば、図10で、 ディジタルPM信号1016は2つの位相の間で偏移するPSK信号である。 PSK信号1016は従来の任意のPSK復調技法で復調できる。 【0334】第2の例示の実施形態では、FSK信号8 16はFSK信号816の高周波数または低周波数に基づくエイリアシングレートでアンダー−サンプリングされる。 エイリアシングレートが高周波数または低周波数に基づく時には、FSK信号816は振幅シフトキーイング(ASK)信号にダウン−コンバートされる。 AS KはAM信号が複数の振幅の間で偏移するかまたは切り替わる振幅変調のサブセットである。 ASKは通常、ディジタル変調ベースバンド信号に使用される。 例えば、 図6で、ディジタルAM信号616は第1の振幅と第2 の振幅の間で偏移するASK信号である。 ASK信号6 16は従来の任意のASK復調技法で復調できる。 【0335】以下のセクションでFM搬送波信号F FMC をアンダー−サンプリングして非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする方法について説明する。 これらの方法を実施する例示の構造実施形態についても説明する。 本発明は以下の特定の実施形態に限定されないことに留意されたい。 以下の実施形態の均等物、発展形態、 変形形態、変更形態などは本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0336】以下のセクションは、上級レベルの説明、 例示の実施形態、および実施態様例を含む。 【0337】3.1 上級レベルの説明 このセクション(サブセクションを含む)では、本発明によるFM搬送波信号F FMを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする上級レベルの説明を行う。 特に、 FM搬送波信号F FMを非FM信号F (NON-FM)にダウン− コンバートする動作処理について上級レベルの説明を行う。 また、この処理を実施する構造実施態様についても上級レベルの説明を行う。 本セクションでは、この構造実施態様は限定的なものではなく例示的なものとして記載されている。 特に、本セクションに記載された処理は、本セクションにその1つが記載された任意の数の構造実施態様を使用して達成できる。 そのような構造実施態様の詳細は本セクションの教示に基づいて当業者には明らかであろう。 【0338】3.1.1 動作説明 図14Dは、FM搬送信号F FMCを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする例示の方法を示す流れ図1419を示す。 流れ図1419に示された例示の方法は図14Aの流れ図1401の一実施形態である。 【0339】本発明では、周波数変調技法の任意の、またすべての組合せが有効である。 話を分かりやすくするために、ディジタルFM搬送波(FSK)信号816を使用して本発明の上級レベルの動作説明を行う。 以降のセクションにFSK信号816について詳細な流れ図を示して説明する。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を実施して、任意のタイプのFM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0340】流れ図1419に示す方法について、図8 CのFSK信号816をダウン−コンバートする処理に関して以下に上級レベルの説明を行う。 FSK信号81 6は便宜のために図39Aに再び示されている。 【0341】流れ図1419の処理はステップ1420 から開始する。 ステップ1420はFM信号の受信ステップを含む。 これはFSK信号816によって表される。 FSK信号816は高周波数3910と低周波数3 912の間で偏移する。 一実施例では、高周波数391 0は約901MHzで低周波数3912は約899MH zである。 【0342】ステップ1422はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図39Bは、期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列3903を含む例示のアンダー−サンプリング信号3902を示す。 パルス3903はエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 【0343】FM搬送波信号F FMCを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートはFM信号に含まれる周波数にほぼ等しいか、その調波または分数調波にほぼ等しい。 FSK信号816がPSK信号にダウン−コンバートされるこの例示の概略実施形態では、エイリアシングレートは高周波数3910と低周波数3912の中間点に基づく。 この例では、中間点は約900MHzである。 FSK信号8 16がASK信号にダウン−コンバートされる以下の別の実施形態では、エイリアシングレートは中間点ではなく高周波数3910または低周波数3912に基づく。 【0344】ステップ1424はエイリアシングレートでFM信号F FMCをアンダー−サンプリングして、FM 搬送信号F FMCを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1424は、変調変換処理によって生成される階段波PSK信号3904 を示す図39Cに示されている。 【0345】高周波数3910がアンダー−サンプリングされる時には、PSK信号3904は約1MHzの周波数を有し、位相基準として使用される。 低周波数39 12がアンダー−サンプリングされる時には、PSK信号3904は1MHzの周波数を有し、位相基準から1 80度移相している。 【0346】図39Dは、PSK信号3904のフィルタリングされたバージョンであるPSK信号3906を示す。 このように本発明はフィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号または比較的フィルタリングされていない階段波出力信号を生成できる。 フィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号およびフィルタリングされていない出力信号の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0347】アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関してダウン−コンバート信号を最適化するように制御される。 【0348】FSK信号をPSK信号にダウン−コンバートする実施形態と、FSK信号をASK信号にダウン−コンバートする実施形態に関して以下に詳述する。 【0349】3.1.2 構造説明 図16は本発明の一実施形態によるアンダー−サンプリング・システム1602のブロック図を示す。 アンダー−サンプリング・システム1602は、アンダー−サンプリング・モジュール1606を含む。 アンダー−サンプリング・システム1602は図13の一般のエイリアシングシステム1302の例示の実施形態である。 【0350】変調変換実施形態では、EM信号1304 はFM搬送波信号で、アンダー−サンプリングモジュール1606はFM搬送信号内の周波数の調波にほぼ等しいかまたは通常、FM信号内の周波数の分数調波にほぼ等しい周波数でFM搬送波信号をアンダー−サンプリングする。 好ましくは、アンダー−サンプリングモジュール1606は動作流れ図1419に示す方法でFM搬送波信号F FMCをアンダー−サンプリングして非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする。 ただし、本発明の精神および範囲は流れ図1419のステップを実行する他の構造実施形態を含むことを理解する必要がある。 他の構造実施形態の詳細は本セクションに含まれる記述に基づいて当業者には明らかであろう。 【0351】アンダー−サンプリング・システム160 2の動作について流れ図1419と図39A〜39Dのタイミング図を参照しながら以下に説明する。 ステップ1420で、アンダー−サンプリングモジュール160 6はFSK信号816を受信する。 ステップ1422 で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号3902を受信する。 ステップ1424で、アンダー−サンプリングモジュール160 6はアンダー−サンプリング信号3902のエイリアシングレートでFSK信号816をアンダー−サンプリングして、FSK信号816をPSK信号3904または3906にダウン−コンバートする。 【0352】アンダー−サンプリングモジュール160 6の例示の実施形態については以下のセクション4で説明する。 【0353】3.2 実施例 上記の方法および構造に関係する種々の実施形態について本セクション(およびそのサブセクション)で説明する。 本セクションではこれらの実施形態は限定的なものではなく、例示的なものとして記載されている。 本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 本発明はそのような代替実施形態を含むように意図され構成されている。 【0354】図14Dの流れ図1419に示すFM搬送波信号F FMCを非FM信号F (NON-FM )にダウン−コンバートする方法は、FSK信号を含む任意のタイプのFM 搬送波信号によって実施できるが、これに限定されない。 流れ図1419の動作を、FSK信号をPSK信号にダウン−コンバートする処理と、FSK信号をASK 信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に説明する。 以下の例示的な説明は本発明の理解を容易にするものである。 本発明は以下の例示の実施形態に限定されるものではない。 【0355】3.2.1 第1の実施形態:FM信号をPM信号にダウン−コンバートする処理 3.2.1.1 動作説明 図14Dの流れ図1419の例示の処理の動作を、図8 Cに示すFSK信号816をPSK信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に説明する。 FSK信号8 16は便宜のために図40Aに再び示されている。 【0356】FSK信号816は第1の周波数4006 と第2の周波数4008の間で偏移する。 例示の実施形態では、第1の周波数4006は第2の周波数4008 よりも低い。 代替実施形態では、第1の周波数4006 は第2の周波数4008よりも高い。 この例では、第1 の周波数4006は約899MHzで、第2の周波数4 008は約901MHzである。 【0357】図40BはFSK信号816の一部を表すFSK信号部分4004を拡大タイムスケールで示す。 【0358】FSK信号816をPSK信号にダウン− コンバートする処理はステップ1420から開始する。 ステップ1420はFM信号を受信するステップを含む。 これはFSK信号816によって表される。 【0359】ステップ1422はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図40Cは、例示のアンダー−サンプリング信号4007を図40Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号4007は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列4009を含む。 パルス4009は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、FM信号を非FM信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートはFM信号内に含まれる周波数の調波、または通常、分数調波に等しい。 【0360】FSK信号がPSK信号にダウン−コンバートされるこの例では、エイリアシングレートは周波数4006と4008の間の中間点の調波にほぼ等しいか、または通常、周波数4006と4008の間の中間点の分数調波にほぼ等しい。 第1の周波数4006が8 99MHzで第2の周波数4008が901MHzであるこの例では、中間点は約900MHzである。 適切なエイリアシングレートは1.8GHz、900MHz、 450MHzなどを含む。 この例では、アンダー−サンプリング信号4008のエイリアシングレートは約45 0MHzである。 【0361】ステップ1424はエイリアシングレートでFM信号をアンダー−サンプリングして非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1424は図40Bのアンダー−サンプリングポイント4005によって示されている。 アンダー−サンプリングポイント4005はパルス4009のエイリアシングレートで発生する。 【0362】図40Dで、電圧ポイント4010はアンダー−サンプリングポイント4005と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント4010はPSK信号401 2を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント4010は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0363】第1の周波数4006がアンダー−サンプリングされる時には、PSK信号4012は約1MHz の周波数を有し、位相基準として使用される。 第2の周波数4008がアンダー−サンプリングされる時には、 PSK信号4012は1MHzの周波数を有し、位相基準から180度シフトしている。 【0364】図40Eで、PSK信号4014はフィルタリング後のPSK信号4012を縮小タイムスケールで表す。 図40EはPSK信号4012をフィルタリングされた出力信号4014として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 PSK信号4014 は従来の任意の位相復調技法を介して復調できる。 【0365】アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関してダウン−コンバートされた信号を最適化するように制御される。 【0366】上記の例では、アンダー−サンプリングポイント4005はFSK信号816の正の位置で発生する。 あるいは、アンダー−サンプリングポイント400 5はFSK信号816の負のポイントを含む他の位置で発生することもある。 アンダー−サンプリングポイント4005がFSK信号816の負の位置で発生する時には、結果的に得られるPSK信号はPSK信号4014 に対して反転している。 【0367】本セクションで参照する図面は本発明による変調変換を示す。 例えば、図40EのPSK信号40 14はFSK信号816が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することでPSK信号4012および4014に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0368】3.2.1.2 構造説明 アンダー−サンプリング・システム1602の動作を、 流れ図1419と図40A〜40Eのタイミング図を参照しながら、FSK信号816をPSK信号にダウン− コンバートする処理に関して以下に説明する。 ステップ1420で、アンダー−サンプリングモジュール160 6はFSK信号816を受信する(図40A)。 ステップ1422で、アンダー−サンプリングモジュール16 06はアンダー−サンプリング信号4007を受信する(図40C)。 ステップ1424で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号4007のエイリアシングレートでFSK信号816 をアンダー−サンプリングして、FSK信号816を図40DのPSK信号4012または図40EのPSK信号4014にダウン−コンバートする。 【0369】3.2.2 第2の実施形態:FM信号をAM信号にダウン−コンバートする処理 3.2.2.1 動作説明 図14Dの例示の処理の動作を、図8Cに示すFSK信号816をASK信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に説明する。 FSK信号816は便宜のために図41Aに再び示されている。 【0370】FSK信号816は第1の周波数4106 と第2の周波数4108の間で偏移する。 例示の実施形態では、第1の周波数4106は第2の周波数4108 よりも低い。 代替実施形態では、第1の周波数4106 は第2の周波数4108よりも高い。 この例では、第1 の周波数4106は約899MHzで、第2の周波数4 108は約901MHzである。 【0371】図41BはFSK信号816の一部を表すFSK信号部分4104を拡大タイムスケールで示す。 【0372】FSK信号をASK信号にダウン−コンバートする処理はステップ1420から開始する。 ステップ1420はFM信号を受信するステップを含む。 これはFSK信号816によって表される。 【0373】ステップ1422はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号を受信するステップを含む。 図41Cは、例示のアンダー−サンプリング信号4107を図42Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 アンダー−サンプリング信号4107は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列4109を含む。 パルス4109はエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 エイリアシングレートは前述したように決定または選択される。 【0374】一般に、FM信号を非FM信号にダウン− コンバートする時には、エイリアシングレートはFM信号内に含まれる周波数の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 FSK信号816がASK信号にダウン− コンバートされるとき、エイリアシングレートは第1周波数4106あるいは第2周波数4108の調波にほぼ等しいか、または通常、第1周波数4106あるいは第2周波数4108の分数調波にほぼ等しい。 第1の周波数4106が899MHzで第2の周波数4108が9 01MHzであるこの例では、エイリアシングレートは899MHzまたは901MHzの調波または分数調波に等しい。 この例では、エイリアシングレートは第1の周波数4106の分数調波である約449.5MHzである。 【0375】ステップ1424はエイリアシングレートでFM信号をアンダー−サンプリングして非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートするステップを含む。 ステップ1424は図41Bのアンダー−サンプリングポイント4105によって示されている。 アンダー−サンプリングポイント4105はパルス4109のエイリアシングレートで発生する。 第1の周波数4106がアンダー−サンプリングされる時には、エイリアシングパルス4109およびアンダー−サンプリングポイント41 05はFSK信号816の後続の周期の同じ位置で発生する。 この結果、比較的一定の出力レベルが生成される。 ただし、第2の周波数4108がアンダー−サンプリングされる時には、エイリアシングパルス4109およびアンダー−サンプリングポイント4005はFSK 信号816の後続の周期の異なる位置で発生する。 この結果、約(901MHz−899MHz)=2MHzの発振パターンが生成される。 【0376】図41Dで、電圧ポイント4110はアンダー−サンプリングポイント4105と相関する。 一実施形態では、電圧ポイント4110はASK信号411 2を形成する。 これは多くの方法で達成できる。 例えば、各電圧ポイント4110は次の電圧ポイントを受信するまでは比較的一定のレベルに保持できる。 その結果、以下に説明するように、必要に応じて平滑化またはフィルタリングできる階段波出力信号が得られる。 【0377】図41Eで、ASK信号4114はフィルタリング後のASK信号4112を縮小タイムスケールで表す。 図41EはASK信号4114をフィルタリングされた出力信号として示すが、この出力信号は本発明の範囲に含まれるように平滑化またはフィルタリングする必要はない。 その代わりに、この出力信号は異なる適用に合わせて調整できる。 ASK信号4114は従来の任意の位相復調技法を介して復調できる。 【0378】FMからAMにダウン−コンバートする時には、アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および/または極性に関して被復調ベースバンド信号を最適化するように制御される。 【0379】代替実施形態では、エイリアシングレートは第2の周波数に基づき、結果的に得られるASK信号はASK信号4114に対して反転している。 【0380】本セクションで参照する図面は本発明による変調変換を示す。 例えば、図41EのASK信号41 14はFSK搬送波信号816が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することでASK信号4114 に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0381】3.2.2.2 構造説明 アンダー−サンプリング・システム1602の動作を、 流れ図1419と図41A〜41Eのタイミング図を参照しながら、FSK信号816をASK信号にダウン− コンバートする処理に関して以下に説明する。 ステップ1420で、アンダー−サンプリングモジュール160 6はFSK信号816を受信する(図41A)。 ステップ1422で、アンダー−サンプリングモジュール16 06はアンダー−サンプリング信号4107を受信する(図41C)。 ステップ1424で、アンダー−サンプリングモジュール1606はアンダー−サンプリング信号4107のエイリアシングレートでFSK信号816 をアンダー−サンプリングして、FSK信号816を図41DのASK信号4112または図41EのASK信号4114にダウン−コンバートする。 【0382】3.2.3 その他の実施形態 上記の実施形態は例示的なものにすぎない。 これらの実施形態は本発明を限定するものではない。 これらの本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0383】3.3 実施例 上記の方法、構造、および/または実施形態に関係する例示の動作および/または構造実施形態についてはセクション4および5で説明する。 これらの実施態様は例示的なものであって、限定的なものではない。 本発明は本セクションに記載された特定の実施例に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0384】4. 実施例 上記のサブセクションに記載の方法、構造、および/または実施形態に関係する例示の動作および/または構造実施形態について本セクション(およびそのサブセクション)で説明する。 本セクションではこれらの実施形態は限定的なものではなく、例示的なものとして記載されている。 本発明は本セクションに記載された特定の実施例に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0385】図13はエイリアシングモジュール130 6を含む一般のエイリアシングシステム1302を示す。 図16はアンダー−サンプリングモジュール160 6を含むアンダー−サンプリング・システム1602を示す。 アンダー−サンプリングモジュール1606はエイリアシングレートF ARを有するアンダー−サンプリング信号1604を受信する。 アンダー−サンプリング信号1604は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列を含む。 これらのパルスはエイリアシングレートF ARで繰り返す。 アンダー−サンプリング・システム1602は一般のエイリアシングシステム1303の例示の実施形態である。 アンダー−サンプリング・システム1602はダウン−コンバートされた信号1308Aを出力する。 【0386】図26Aはアンダー−サンプリング・システム1602の例示の実施形態である例示のサンプル・ アンド・ホールド・システム2602を示す。 サンプル・アンド・ホールド・システム2602について以下に説明する。 【0387】図26Bはアンダー−サンプリング・システム1602の例示の代替実施形態である例示の反転サンプル・アンド・ホールド・システム2606を示す。 反転サンプル・アンド・ホールド・システム2606について以下に説明する。 【0388】4.1 サンプル・アンド・ホールド・システムとしてのアンダー−サンプリング・システム 図26Aは図13の一般のエイリアシングモジュール1 306の例示の実施形態である図16のアンダー−サンプリングモジュール1606の例示の実施形態であるサンプル・アンド・ホールド・システム2602のブロック図である。 【0389】サンプル・アンド・ホールド・システム2 602はEM信号1304とアンダー−サンプリング信号1604を受信するサンプリングおよび保持モジュール2604を含む。 サンプリングおよび保持モジュール2604は、図14Aの流れ図1401、図14Bの流れ図1407、図14Cの流れ図1413および図14 Dの流れ図1419に関して上記のセクションで説明したように、アンダー−サンプリング信号1604のエイリアシングレートでEM信号をアンダー−サンプリングする。 アンダー−サンプリング・システム1602はダウン−コンバートされた信号1308Aを出力する。 【0390】図27はアンダー−サンプリング・システム2602の例示の実施形態であるサンプル・アンド・ ホールド・システムとしてのアンダー−サンプリング・ システム2701を示す。 アンダー−サンプリング・システム2701はスイッチモジュール2702と保持モジュール2706を含む。 アンダー−サンプリング・システム2701について以下に説明する。 【0391】図24Aはアンダー−サンプリング・システム2602の代替実施形態であるブレークビフォアメークアンダー−サンプリング・システムとしてのアンダー−サンプリング・システム2401を示す。 ブレークビフォアメークアンダー−サンプリング・システム24 01について以下に説明する。 【0392】4.1.1 スイッチモジュールおよび保持モジュールとしてのサンプル・アンド・ホールド・システム 図27は図26Aのサンプリングおよび保持モジュール2604の例示の実施形態を示す。 この例示の実施形態では、サンプリングおよび保持モジュール2604はスイッチモジュール2702と保持モジュール2706を含む。 【0393】好ましくは、スイッチモジュール2702 と保持モジュール2706は、動作流れ図1401、1 407、1413および1419に示す任意の方法でE M信号1304をアンダー−サンプリングしてEM信号をダウン−コンバートする。 例えば、サンプリングおよび保持モジュール2604は、アナログAM信号51 6、ディジタルAM信号616、アナログFM信号71 6、ディジタルFM信号816、アナログPM信号91 6、ディジタルPM信号1016など、またそれらの任意の組合せを含む上記の任意の被変調搬送波信号を受信してアンダー−サンプリングできるが、これに限定されない。 【0394】スイッチモジュール2702および保持モジュール2706は、エイリアシングレートに従って、 EM信号1304を中間信号、被復調ベースバンド信号またはそれらと異なる変調方式にダウン−コンバートする。 【0395】例として、スイッチモジュール2702と保持モジュール2706の動作を、EM信号1304を中間信号にダウン−コンバートする処理に関して、流れ図1407と図79A〜79Fの例示のタイミング図を参照しながら説明する。 【0396】ステップ1408で、スイッチモジュール2702はEM信号1304を受信する(図79A)。 ステップ1410で、スイッチモジュール2702はアンダー−サンプリング信号1604を受信する(図79 C)。 ステップ1412で、スイッチモジュール270 2と保持モジュール2706は協働してEM信号130 4をアンダー−サンプリングして中間信号にダウン−コンバートする。 より詳細には、ステップ1412中に、 スイッチモジュール2702は各アンダー−サンプリングパルス中にクローズしてEM信号1304を保持モジュール2706に結合する。 一実施形態では、スイッチモジュール2702はパルスの立上り区間でクローズする。 代替実施形態では、スイッチモジュール2702はパルスの立下り区間でクローズする。 EM信号1304 が保持モジュール2706に結合される時に、EM信号1304の振幅は保持モジュール2706によって捕捉される。 保持モジュール2706は各々の無視できるアパーチャパルスの短い時間フレーム内にEM信号130 4の振幅を捕捉して保持するように設計されている。 図79Bはアンダー−サンプリング後のEM信号1304 を示す。 【0397】保持モジュール2706は後続のアンダー−サンプリングまで各々のアンダー−サンプリングされた振幅をほぼ保持または維持する(図79D)。 保持モジュール2706はサンプリングされた振幅をダウン− コンバートされた信号1308Aとして出力する。 保持モジュール2706は、ダウン−コンバートされた信号1308Aを、階段波信号(図79E)、フィルタリングされたダウン−コンバートされた信号(図79F)または部分的なフィルタリングを経たダウン−コンバートされた信号などのフィルタリングされていない信号として出力できる。 【0398】4.1.2 ブレーク−ビフォア−メーク・モジュールとしてのサンプル・アンド・ホールド・システム 図24Aはアンダー−サンプリング・システム2602 の代替実施形態であるブレークビフォアメークアンダー−サンプリング・システム2401を示す。 【0399】好ましくは、ブレークビフォアメークアンダー−サンプリング・システム2401は動作流れ図1 401、1407、1413および1419に示す任意の方法でEM信号1304をアンダー−サンプリングしてEM信号をダウン−コンバートする。 例えば、サンプリングおよび保持モジュール2604は、アナログAM 信号516、ディジタルAM信号616、アナログFM 信号716、ディジタルFM信号816、アナログPM 信号916、ディジタルPM信号1016など、およびそれらの任意の組合せを含む上記の任意の非変調搬送波信号または被変調搬送波信号を受信してアンダー−サンプリングできるが、これに限定されない。 【0400】ブレークビフォアメークアンダー−サンプリング・システム2401は、エイリアシングレートに従って、EM信号1304を中間信号、被復調ベースバンド信号またはそれらと異なる変調方式にダウン−コンバートする。 【0401】図24Aはブレークビフォアメークスイッチ2402を含む。 ブレークビフォアメークスイッチ2 402は通常オープン状態のスイッチ2404と通常クローズ状態のスイッチ2406を含む。 通常オープン状態のスイッチ2404は上記のようにアンダー−サンプリング信号1604によって制御される。 通常クローズ状態のスイッチ2406は分離信号2412によって制御される。 一実施形態では、分離信号2412はアンダー−サンプリング信号1604から生成される。 あるいは、アンダー−サンプリング信号1604は分離信号2 412から生成される。 あるいは、分離信号2412はアンダー−サンプリング信号1604とは無関係に生成される。 ブレーク−ビフォア−メーク・モジュール24 02はサンプリングおよび保持出力2410からサンプリングおよび保持入力2408をほぼ分離する。 【0402】図24Bは通常オープン状態のスイッチ2 404を制御するアンダー−サンプリング信号1604 の例示のタイミング図を示す。 図24Cは通常クローズ状態のスイッチ2406を制御する分離信号2412の例示のタイミング図を示す。 ブレーク−ビフォア−メーク・モジュール2402の動作について図24Bおよび24Cの例示のタイミング図を参照しながら説明する。 【0403】時間t0以前は、通常オープン状態のスイッチ2404と通常クローズ状態のスイッチ2406は通常の状態にある。 【0404】時間t0で、図24Cの分離信号2412 は通常クローズ状態のスイッチ2406をオープンする。 次いで、時間t0の直後に、通常オープン状態のスイッチ2404と通常クローズ状態のスイッチ2406 はオープンし、入力2408は出力2410から分離される。 【0405】時間t1で、図24Bのアンダー−サンプリング信号1604は通常オープン状態のスイッチ24 04を短い時間クローズする。 これによってEM信号1 304は保持モジュール2416に結合される。 【0406】時間t2以前は、図24Bのアンダー−サンプリング信号1604は通常オープン状態のスイッチ2404をオープンする。 これによってEM信号130 4は保持モジュール2416から結合解除される。 【0407】時間t2で、図24Cの分離信号2412 は通常クローズ状態のスイッチ2406をクローズする。 これによって保持モジュール2416は出力241 0に結合される。 【0408】ブレークビフォアメークアンダー−サンプリング・システム2401は図27の保持モジュール2 706と同様の保持モジュール2416を含む。 ブレークビフォアメークアンダー−サンプリング・システム2 401は図27のアンダー−サンプリング・システム2 702に関して説明した方法と同様の方法でEM信号1 304をダウン−コンバートする。 【0409】4.1.3 スイッチモジュールの実施例 図27のスイッチモジュール2702と図24Aのスイッチモジュール2404および2406は、好ましくはクローズ時に比較的低いインピーダンスを有し、オープン時に比較的高いインピーダンスを有する任意のタイプのスイッチデバイスである。 スイッチモジュール270 2、2404および2406は、通常オープンまたは通常クローズ状態のスイッチで実施できる。 スイッチデバイスは理想的なスイッチデバイスである必要はない。 図28Bは、例えば、スイッチモジュール2810としてスイッチモジュール2702、2404および2406 を示す。 【0410】スイッチモジュール2810(例えば、スイッチモジュール2702、2404および2406) は、機械的スイッチデバイスと電気的スイッチデバイス、光スイッチデバイスなど、またそれらの組合せを含む任意のタイプの適切なスイッチデバイスで実施できるが、これに限定されない。 そのようなデバイスは、トランジスタスイッチデバイス、ダイオードスイッチデバイス、リレースイッチデバイス、光スイッチデバイス、マイクロマシンスイッチデバイスなどを含むが、これに限定されない。 【0411】一実施形態では、スイッチモジュール28 10は、例えば、電界効果トランジスタ(FET)、双極トランジスタなどのトランジスタ、またはその他の任意の適切な回路交換デバイスとして実施できる。 【0412】図28Aでは、スイッチモジュール281 0はFET2802として示されている。 FET280 2は、MOSFET、JFET、GaAsFETなどを含む任意のタイプのFETでよいが、これに限定されない。 FET2802はゲート2804、ソース2806 およびドレイン2808を含む。 ゲート2804はソース2806とドレイン2808間の切替え動作を制御するアンダー−サンプリング信号1604を受信する。 一般に、ソース2806とドレイン2808は交換可能である。 【0413】図28AのFET2802としてのスイッチモジュール2810の図示は例示的なものにすぎないことを理解する必要がある。 本セクションの記載に基づいて当業者には明らかなように、切替え機能を有する任意のデバイスを使用して、スイッチモジュール2810 (例えば、スイッチモジュール2702、2404および2406)を実施することができる。 【0414】図28Cで、スイッチモジュール2810 は、アンダー−サンプリング信号1604が出力281 3に結合されている時に2リードデバイスとして動作するダイオードスイッチ2812として示されている。 【0415】図28Dで、スイッチモジュール2810 は、アンダー−サンプリング信号1604が出力281 5に結合されている時に2リードデバイスとして動作するダイオードスイッチ2814として示されている。 【0416】4.1.4 保持モジュールの実施例 保持モジュール2706および2416は、好ましくは、影響を受けていない元のEM信号1304を捕捉して、各々の無視できるアパーチャアンダー−サンプリング信号パルスの短い時間フレーム内に保持する。 【0417】例示の実施形態では、保持モジュール27 06および2416は図29Aのリアクタンス性保持モジュール2901として実施できる。 ただし、本発明はこの実施形態に限定されない。 リアクタンス性保持モジュールは好ましくはEM信号1304の振幅に迅速に荷電する1つまたは2つ以上のリアクタンス性電気的構成要素を使用する保持モジュールである。 リアクタンス性電気的構成要素は、コンデンサとインダクタを含むが、 これに限定されない。 【0418】一実施形態では、保持モジュール2706 および2416は図29Bに容量性保持モジュール29 02として示されている1つまたは2つ以上の容量性保持要素を含む。 図29Cでは、容量性保持モジュール2 902は一般にコンデンサ2904として示されている1つまたは2つ以上のコンデンサとして示されている。 保持モジュール2706および2416の好ましい目標はEM信号1304の振幅に迅速に荷電することである点に留意されたい。 コンデンサの原理によれば、アンダー−サンプリングパルスの無視できるアパーチャは期間がゼロ時間に向かうため、コンデンサ2904の容量値はゼロファラドに向かう場合がある。 コンデンサ290 4の例示の値はピコファラドの数十倍からピコファラドの分数にわたることがある。 端子2906はサンプリングおよび保持モジュール2604の出力としての働きをする。 容量性保持モジュール2902は端子2906で電圧として測定されるアンダー−サンプリングを提供する。 図29Fは、以下に説明する反転サンプル・アンド・ホールド・システムとして使用できる直列コンデンサ2912を含む容量性保持モジュール2902を示す。 【0419】代替実施形態では、保持モジュール270 6および2416は図29Dに誘導性保持モジュール2 908として示されている1つまたは2つ以上の誘導性保持要素を含む。 【0420】代替実施形態では、保持モジュール270 6および2416は図29Eに容量性/誘導性保持モジュール2910として示されている1つまたは2つ以上の容量性保持要素と1つまたは2つ以上の誘導性保持要素の組合せを含む。 【0421】図29Gは図79A〜79Fに示され、同図に関して説明されているEM信号1304をダウン− コンバートするために実施できる統合アンダー−サンプリング・システムを示す。 【0422】4.1.5 任意選択のアンダー−サンプリング信号モジュール 図30はアンダー−サンプリング・システム1602の例示の実施形態であるアンダー−サンプリング・システム3001を示す。 アンダー−サンプリング・システム3001は、アンダー−サンプリング信号1604を生成する機能を含む任意の種々の機能または機能の組合せを実行できるアンダー−サンプリング信号モジュール3 002を含むが、これに限定されない。 【0423】一実施形態では、任意選択のアンダー−サンプリング信号モジュール3002はその例がアパーチャ発生器2920として図29Jに例示されているアパーチャ発生器を含む。 アパーチャ発生器2920は入力信号2924から無視できるアパーチャパルス2926 を生成する。 入力信号2924は、正弦波、方形波、のこぎり波などを含む任意のタイプの周期波でよいが、これに限定されない。 入力信号2924を生成するシステムについて以下に説明する。 【0424】パルス2926のアパーチャの幅はアパーチャ発生器2920の分岐2922での遅延によって決定される。 一般に、所望のパルス幅が増加すると、アパーチャ発生器2920の許容差が増加する。 言い換えれば、所与の入力EM周波数について無視できるアパーチャパルスを生成するためには、例示のアパーチャ発生器2920で使用される構成要素は、通常、ガリウム・ひ素(GaAs)などのより高価な要素で得られるより大きい反応時間を必要とする。 【0425】アパーチャ発生器2920内に示されている例示のロジックおよび実施態様は例示的なものにすぎず、限定的なものではない。 使用される実際のロジックは多くの形態をとることができる。 例示のアパーチャ発生器2920は本セクションの他の実施例と極性を一致させるために示されている任意選択のインバータ292 8を含む。 アパーチャ発生器2920の例示の実施形態は図29Kに示されている。 【0426】アパーチャ生成ロジックの別の例は図29 Hと29Iに示されている。 図29Hは入力信号292 4の立上り区間でパルス2926を生成する立上り区間パルス発生器2940を示す。 図29Iは入力信号29 24の立下り区間でパルス2926を生成する立下り区間パルス発生器2950を示す。 【0427】一実施形態では、入力信号2924は図3 0に示すように、アンダー−サンプリング信号モジュール3002の外部で生成される。 あるいは、入力信号2 924はアンダー−サンプリング信号モジュール300 2によって内部的に生成される。 入力信号2924は図29Lの発振器2930に示すように、発振器によって生成できる。 発振器2930はアンダー−サンプリング信号モジュール3002の内部にあってもよいし、アンダー−サンプリング信号モジュール3002の外部にあってもよい。 発振器2930はアンダー−サンプリング・システム3001の外部にあってもよい。 【0428】アンダー−サンプリング・システム300 1によって実行されるダウン−コンバージョンのタイプは、パルス2926の周波数によって決定されるアンダー−サンプリング信号1604のエイリアシングレートに依存する。 パルス2926の周波数は入力信号292 4の周波数によって決定される。 例えば、入力信号29 24の周波数がEM信号1304の調波または分数調波にほぼ等しい時には、EM信号1304はベースバンド信号に直接ダウン−コンバートされ(例えば、EM信号がAM信号またはPM信号の時に)、またはFM信号から非FM信号に変換される。 入力信号2924の周波数が差周波数の調波または分数調波にほぼ等しい時には、 EM信号1304は中間信号にダウン−コンバートされる。 【0429】任意選択のアンダー−サンプリング信号モジュール3002は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施できる。 【0430】4.2 反転サンプリングおよび保持としてのアンダー−サンプリング・システム 図26Bはアンダー−サンプリング・システム1602 の例示の代替実施形態である例示の反転サンプル・アンド・ホールド・システム2606を示す。 【0431】図42は図26Bの反転サンプル・アンド・ホールド・システム2606の例示の実施形態である反転サンプル・アンド・ホールド・システム4201を示す。 サンプル・アンド・ホールド・システム4201 はサンプリングおよび保持モジュール4202を含み、 サンプリングおよび保持モジュール4202はスイッチモジュール4204と保持モジュール4206を含む。 スイッチモジュール4204は上記のように図28A〜 28Dに関して実施できる。 【0432】保持モジュール4206は図29A〜29 Fに関して前述したように保持モジュール2706および2416について実施できる。 図示の実施形態では、 保持モジュール4206は1つまたは2つ以上のコンデンサ4208を含む。 コンデンサ4208は、スイッチモジュール4204の状態にかかわらず、EM信号13 04の高周波成分を端子4210まで通過させることができる。 コンデンサ4208はアンダー−サンプリング信号1604のエイリアシングパルス中にEM信号13 04からの電荷を蓄積し、その後、端子4210に現れる信号はコンデンサ4208に蓄積された電荷に関係する量だけオフセットされる。 【0433】反転サンプル・アンド・ホールド・システム4201の動作を図34A〜34Fに示す。 図34A は例示のEM信号1304を示す。 図34Bはアンダー−サンプリング後のEM信号1304を示す。 図34C は無視できるアパーチャを有するエイリアシングパルス列を含むアンダー−サンプリング信号1606を示す。 【0434】図34Dは例示のダウン−コンバートされた信号1308Aを示す。 図34Eはダウン−コンバートされた信号1308Aを縮小タイムスケールで示す。 保持モジュール4206は直列要素のため、EM信号1 304の高周波(例えばRF)がダウン−コンバートされた信号上に存在する。 これは図34Fに示すようにフィルタリングできる。 【0435】反転サンプル・アンド・ホールド・システム4201を使用して、被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号をIF信号および被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートすることができる。 【0436】4.3 その他の実施態様 上記の実施形態は例示的なものにすぎない。 これらの実施形態は本発明を限定するものではない。 これらの本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0437】5. エイリアシングレートでのアンダー− サンプリングの任意選択の最適化 上記のセクションに記載した方法およびシステムは、任意選択で以下に説明する1つまたは2つ以上の最適化方法またはシステムで最適化することができる。 【0438】5.1 アンダー−サンプリング信号のエイリアシングレート(F AR )を2倍にする処理 一実施形態では、図30の任意選択のアンダー−サンプリング信号モジュール3002は、発振源の周波数の倍数、例えば、発振源の周波数の2倍でエイリアシングパルスを生成するパルス生成装置モジュールを含む。 入力信号2926は任意の適切な発振源でよい。 【0439】図31はアンダー−サンプリング信号16 04として使用できる2倍器出力信号3104(図31 および43B)を生成する例示の回路3102を示す。 例示の回路3102は、図31Bの入力発振信号310 6の立上りおよび立下り区間でパルスを生成する。 入力発振信号3106は任意選択の入力信号2926の一実施形態である。 回路3102はパルス発生器およびエイリアシングレート(F AR )2倍器として実施でき、アンダー−サンプリング信号1604を図30のアンダー− サンプリングモジュール1606に提供する。 【0440】エイリアシングレートは以下の式(9)に示す入力発振信号F OSC 3106の周波数の2倍である。 【0441】F AR =2・F OSC式(9) エイリアシングパルスのアパーチャ幅は、図31の第1 のインバータ3108での遅延によって決定される。 この遅延が増加するにつれて、アパーチャは増加する。 他の箇所で記述する例との極性の一致を維持するための第2のインバータ3112が示されている。 代替実施形態ではインバータ3112は省略される。 好ましくは、パルスはゼロ時間に向かう無視できるアパーチャ幅を有する。 2倍器出力信号3104をさらに適宜調整して、無視できるアパーチャパルスでスイッチモジュールを駆動することができる。 回路3102は集積回路で、離散的に、同等の論理回路で、または任意の有効な組立て技術で実施することができる。 【0442】5.2 差動実施態様 本発明は種々の差動構成で実施できる。 差動構成は同相分雑音を低減するのに有用である。 これはセルラー式電話機、CB無線、電気製品などの意図的なまたは意図的でない放射装置によって同相分妨害が引き起こされることがある受信システムで極めて有用である。 差動構成はスイッチモジュール内のスイッチの電荷注入または本発明が使用されるシステムの設計およびレイアウトによる任意の同相分雑音を低減する場合にも有用である。 本発明の両方の入力リード線で等しい大きさと等しい位相で引き起こされる任意のスプリアス信号は大幅に低減または打ち消される。 以下の構成の一部を含む差動構成の一部もダウン−コンバートされた信号1308Aの電圧を増加し、および/または電力を増加するのに有用である。 差動アンダー−サンプリングモジュールの例を以下に示すが、この例は例示的なものであって、限定的なものではない。 本セクションに記載する実施形態の代替実施形態(均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 本発明はそのような代替実施形態を含むように意図され構成されている。 【0443】図44Aはアンダー−サンプリングモジュール1606に含めることができる例示の差動システム4402を示す。 差動システム4202は図42に関して説明する反転アンダー−サンプリング設計同様の反転アンダー−サンプリング設計を含む。 差動システム44 02は入力4404および4406と出力4408および4410を含む。 差動システム4402は保持モジュール4414とスイッチモジュール4416を含む第1 の反転サンプリングおよび保持モジュール4412を含む。 差動システム4402はまた、保持モジュール44 20と、サンプリングおよび保持モジュール4412と共用するスイッチモジュール4416を含む第2の反転サンプリングおよび保持モジュール4418を含む。 【0444】入力4404および4406の1つまたは両方がEM信号源に結合されている。 例えば、入力はE M信号源に結合でき、EM信号源で入力4404および4406の入力電圧は互いに振幅がほぼ等しいが180 度位相はずれの関係にある。 あるいは、二重化入力が利用できない時には、入力4404および4406の1つを接地することができる。 【0445】スイッチモジュール4416がクローズしている動作時には、保持モジュール4414および44 16が直列に並び、それらが同様の容量値を有する場合には、振幅が等しく極性が逆の電荷を保持する。 スイッチモジュール4416がオープンの時には、出力440 8の電圧は入力4404に関係し、出力4410の電圧は入力4406の電圧に関係する。 【0446】出力4408および4410の電圧の部分は、スイッチモジュール4416がクローズ状態であった時に保持モジュール4414および4420内に蓄積された電荷から得られる電圧をそれぞれ含む。 蓄積した電荷から得られる出力4408および4410の電圧部分は、一般に互いに振幅が等しいが180度位相はずれの状態にある。 【0447】出力4408および4410の電圧部分はまたスイッチモジュール4416の切替え動作に起因するリプル電圧または雑音を含む。 ただし、スイッチモジュールは2つの出力の間に配置されているため、スイッチモジュールによって引き起こされる雑音は互いにほぼ等しく同相の電圧部分として出力4408および441 0に現れる。 その結果、リプル電圧は出力4408または4410の一方で電圧を反転して、他方の出力に加えることで大幅にフィルタリングすることができる。 さらに、ほぼ等しい振幅と等しい位相を有する任意の雑音が他の任意の雑音源によって入力端子4404および44 06に加えられても、同様に打ち消される傾向にある。 【0448】差動システム4402は差動フロントエンド(入力)と差動バックエンド(出力)と併用される時に有効である。 このシステムは、例えば、以下の構成でも使用できる。 【0449】a)単一入力フロントエンドおよび差動バックエンド b)差動フロントエンドと単一出力バックエンド これらのシステムの例を以下に挙げる。 【0450】5.2.1 差動入力−差動出力 図44Bは、入力4404および4406が、図中で双極子アンテナ4424および4426として示されている振幅が等しく逆相のEM信号源に結合されている差動システム4402を示す。 この実施形態では、出力44 08または4410の一方が反転して他方の出力に加えられる時に、スイッチモジュール4416に起因する同相分雑音と入力端子4404および4406に存在するその他の同相分雑音は大幅に打ち消される傾向にある。 【0451】5.2.2 単一入力−差動出力 図44Cは、入力4404が単極子アンテナ4428などのEM信号源に結合され、入力4406が接地されている差動システム4402を示す。 【0452】図44Eは差動出力受信/ダウン−コンバータシステム4436への例示の単一入力を示す。 システム4436は入力4406が接地されている差動システム4402を含む。 入力4404はEM信号源443 8に結合されている。 【0453】出力4408および4410は、好ましくは出力4408または4410の一方を反転して他方の出力4408または4410に加えるフィルタなどの差動回路4444に結合されている。 これによって、スイッチモジュール4416によって生成される同相分雑音が大幅に打ち消される。 差動回路4444は好ましくは保持モジュール4414および4420を通過するEM 信号1304の高周波成分をフィルタリングする。 その結果得られるフィルタリングされた信号はダウン−コンバートされた信号1308Aとして出力される。 【0454】5.2.3 差動入力−単一出力 図44Dは、入力4404および4406が、図中で双極子アンテナ4430および4432として示されている振幅が等しく逆相のEM信号源に結合されている差動システム4402を示す。 出力は端子4408から取得する。 【0455】5.3 ダウン−コンバートされた信号の平滑化 ダウン−コンバートされた信号1308Aは適宜フィルタリングによって平滑化できる。 図44Eにフィルタとして実施される差動回路4444は一例にすぎない。 フィルタリングは、当業者にはよく知られているように、 ハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェアの実施態様によって任意の記載された実施形態で達成できる。 【0456】5.4 負荷インピーダンスおよび入力/ 出力バッファリング ダウン−コンバートされた信号1308Aの一部の特性は、ダウン−コンバートされた信号1308Aにかかる負荷の特性に依存する。 例えば、一実施形態では、ダウン−コンバートされた信号1308Aが高インピーダンス負荷に結合されている場合、パルス中に図27の保持モジュール2706または図24Aの保持モジュール2 416などの保持モジュールに印加される電荷は、一般に、次のパルスまで保持モジュールによって保持される。 その結果、例えば図15Cに示すように、ダウン− コンバートされた信号1308Aはほぼ階段波の形で表される。 高インピーダンス負荷によってアンダー−サンプリング・システム1606は影響を受けていない元の入力信号の電圧を正確に表すことができる。 【0457】ダウン−コンバートされた信号1308A は、適宜高インピーダンス増幅器でバッファリングできる。 【0458】あるいは、またはダウン−コンバートされた信号1308Aのバッファリングに加えて、入力EM 信号は低雑音増幅器でバッファリングまたは増幅できる。 【0459】5.5 帰還を使用してアンダー−サンプリング信号を変更する処理 図30はダウン−コンバートされた信号1308Aを帰還3006として使用して、アンダー−サンプリングモジュール1606の種々の特性を制御してダウン−コンバートされた信号1308Aを修正するシステム300 1の一実施形態を示す。 【0460】一般に、ダウン−コンバートされた信号1 308Aの振幅は、EM信号1304とアンダー−サンプリング信号1604の周波数と位相の差の関数として変動する。 一実施形態では、ダウン−コンバートされた信号1308Aは帰還3006として使用され、EM信号1304とアンダー−サンプリング信号1604の周波数と位相の関係が制御される。 これは図32Aに示す例示のブロック図を使用して達成できる。 図32Aに示す例示の回路はアンダー−サンプリング信号モジュール3002内に含めることができる。 代替実施態様は本セクションに含まれる教示に基づいて当業者には明らかであろう。 代替実施態様は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 この実施形態では図が見やすいように状態マシンを使用しているが、これは限定的なものではない。 【0461】図32Aの例では、状態マシン3204がアナログ/ディジタル変換器A/D3202を読み取って、ディジタル/アナログ変換器(DAC)3206を制御する。 一実施形態では、状態マシン3204はA/ D3202を読み取った結果を記憶して呼び出すPre viousとCurrentの2つの記憶場所を含む。 一実施形態では、状態マシン3204は少なくとも1つのメモリフラグを使用する。 【0462】DAC3206は電圧制御発振器VCO3 208への入力を制御する。 VCO3208は、一実施形態では、図29Jに示すパルス発生器とほぼ同様のパルス発生器3210への入力周波数を制御する。 パルス発生器3210はアンダー−サンプリング信号1604 を生成する。 【0463】一実施形態では、状態マシン3204は図32Bの状態マシン流れ図3220に従って動作する。 この動作の結果はアンダー−サンプリング信号1604 とEM信号1304の周波数と位相の関係を変更して、 ダウン−コンバートされた信号1308Aの振幅を最適なレベルにほぼ維持することである。 【0464】ダウン−コンバートされた信号1308A の振幅は、アンダー−サンプリング信号1604の振幅と共に変化するようにすることができる。 スイッチモジュール2702がゲート2804がアンダー−サンプリング信号1604を受信する図28Aに示すFETである一実施形態では、アンダー−サンプリング信号160 4の振幅はダウン−コンバートされた信号1308Aの振幅に影響するFETの「オン」の抵抗を判定できる。 図32Cに示すアンダー−サンプリング信号モジュール3002は、自動利得制御機能を使用可能にするアナログ回路でよい。 代替実施態様は本セクションに含まれる教示に基づいて当業者には明らかであろう。 代替実施態様は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0465】III. エネルギー伝達によるダウン−コンバート処理 本発明のエネルギー伝達実施形態によって信号対雑音比と極めて微弱な信号への感度が向上すると同時に、ダウン−コンバートされた信号は単独で低インピーダンス負荷を駆動することができる。 本発明のエネルギー伝達態様は一般に図45Aおよび45Bの4506によって表される。 以下に、これが達成される方法についてアンダー−サンプリング・システムとの比較から始めて段階的に初歩から説明する。 【0466】0.1 アンダー−サンプリングと比較したエネルギー伝達 上記のセクションIIではアンダー−サンプリングによってEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムを開示した。 アンダー−サンプリング・システムはアンダー−サンプリング信号によって制御されるサンプル・アンド・ホールド・システムを使用する。 アンダー−サンプリング信号は期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス列を含む。 無視できるアパーチャパルスはEM信号から伝達されるエネルギーの量を最小限にする。 これによってアンダー−サンプリングされたEM信号は歪みや破壊から保護される。 また、無視できるアパーチャパルスによってサンプル・アンド・ ホールド・システムは高インピーダンスシステムになっている。 アンダー−サンプリングの利点は高インピーダンス入力によってアンダー−サンプリングされたEM信号の正確な電圧再現が可能であるということである。 その結果、セクションIIで開示された方法およびシステムは、EM信号を歪ませたり破壊することなく監視するといった多数の状況に有用であるが、これに限定されない。 【0467】セクションIIで開示されたアンダー−サンプリング・システムは無視できる量のエネルギーしか伝達しないので、すべての状況に適しているわけではない。 例えば、無線通信の場合、受信無線周波数(RF) 信号は通常極めて微弱であって、雑音と区別するために増幅しなければならない。 セクションIIで開示されたアンダー−サンプリング・システムによって伝達される無視できる量のエネルギーでは、受信RF信号を雑音と区別するのに十分でないことがある。 【0468】本発明の一態様に従って、EM信号から無視できない量のエネルギーを伝達することでEM信号をダウン−コンバートする方法およびシステムを以下に開示する。 結果として生じるダウン−コンバートされた信号は、ダウン−コンバートされた信号を雑音から区別するのに十分なエネルギーを有する。 結果として生じるダウン−コンバートされた信号はまた、バッファリングなしに低インピーダンス回路を駆動できるエネルギーを有する。 【0469】アンダー−サンプリングと区別するためにエネルギー伝達によるダウン−コンバートされた処理を以下に段階的に紹介する。 最初に、アンダー−サンプリングの検討から始める。 【0470】0.1.1 アンダー−サンプリングの検討 図78Aは入力EM信号7804をダウン−コンバートする例示のアンダー−サンプリング・システム7802 を示す。 アンダー−サンプリング・システム7802は保持キャパシタンス7808として示されている、スイッチモジュール7806と保持モジュールとを含む。 アンダー−サンプリング信号7810はスイッチモジュール7806を制御する。 アンダー−サンプリング信号7 810はゼロ時間に向かう無視できるパルス幅を有するパルス列を含む。 無視できるパルス幅または期間は、例えば、900MHz信号をアンダー−サンプリングする場合に1〜10ピコ秒の範囲である。 その他の任意の適した無視できるパルス幅も使用できるが、この場合、影響を受けていない元の入力信号電圧の正確な再現が元の入力信号電圧に大幅な影響を与えることなしに所望される。 【0471】アンダー−サンプリング環境では、保持キャパシタンス7808は好ましくは小さいキャパシタンス値を有する。 これによって保持キャパシタンス780 8はアンダー−サンプリング信号パルスの無視できるアパーチャ中に入力EM信号7804の電圧付近まで荷電することが可能になる。 例えば、一実施形態では、保持キャパシタンス7808は1pFの範囲内の値を有する。 その他の適したキャパシタンス値を使用して影響を受けていない元の入力信号の電圧をほぼ達成することができる。 以下に述べるように、ある種の影響について種々のキャパシタンスを使用することができる。 アンダー−サンプリング・システムは負荷7812に結合できる。 図78Bに、図78Aの負荷7812が高インピーダンス負荷7818として示されている。 高インピーダンス負荷は、システムの所与の出力周波数の出力駆動インピーダンスにとって比較的重要ではない。 高インピーダンス負荷7818によって保持キャパシタンス780 8はアンダー−サンプリングパルス中に蓄積した電荷をほぼ維持することができる。 【0472】図79A〜79Fはアンダー−サンプリング・システム7802の例示のタイミング図を示す。 図79Aは例示の入力EM信号7804を示す。 【0473】図79Cは期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス7904を含む例示のアンダー−サンプリング信号7810を示す。 【0474】図79Bはアンダー−サンプリング・システム7802の端子7814で測定された、アンダー− サンプリングされた入力EM信号7804への無視できる効果を示す。 図79Bで、無視できる歪み7902はアンダー−サンプリング信号7810のパルスと相関する。 この実施形態では、無視できる歪み7902は入力EM信号7804の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、入力EM信号はダウン−コンバートされる。 無視できる歪み7902は保持キャパシタンス78 08に伝達される電荷の形で無視できる量のエネルギーを表す。 【0475】負荷7812が高インピーダンス負荷の場合、保持キャパシタンス7808はパルス7904間で著しく放電することはない。 その結果、パルス7904 中に保持キャパシタンス7808に伝達される電荷は、 サンプリングされた電圧値を次のパルス7904まで端子7816で一定に「保持する」傾向がある。 入力EM 信号7804の電圧がパルス7904間で変化する時には、保持キャパシタンス7808は新しい電圧をほぼ達成し、端子7816上の結果として生じる電圧は図79 Dに示すように、階段波パターンを形成する。 【0476】図79Eは図79Dの階段波電圧を縮小タイムスケールで示す。 図79Eに示す階段波電圧をフィルタリングして図79Fに示す信号を生成することができる。 図79D、E、およびFに示す信号は、図79 D、E、およびFに示す信号が成功裏にダウン−コンバートされている点を除いて、図79Aの入力EM信号7 804のほぼすべてのベースバンド特性を有する。 【0477】図79Eおよび79Fに示すダウン−コンバートされた信号の電圧レベルは入力EM信号7804 の電圧レベルにほぼ近いということに留意されたい。 その結果、アンダー−サンプリング・システム7802 は、入力EM信号7804に大幅な影響を与えることなしに、相当の電圧再現を達成しながら入力EM信号78 04をダウン−コンバートする。 ただし、入力EM信号7804がRF環境で通常50オームの駆動インピーダンスを有する(例えば、V 2 /R;〜5mVおよび50 オーム)として、出力で得られる電力は比較的無視できる(例えば、V 2 /R;〜5mVおよび1Mオーム)ことにも留意されたい。 【0478】0.1.1.1 負荷のインピーダンスを低下させる効果 負荷7812のインピーダンスを低下させる効果について以下に説明する。 図80A〜80Eは負荷7812が比較的低いインピーダンス負荷、すなわち、システムの所与の出力周波数の出力駆動インピーダンスに関して重要な負荷である時のアンダー−サンプリング・システム7802の例示のタイミング図を示す。 【0479】図80Aは図79Aに示す入力EM信号とほぼ同様の例示の入力EM信号7804を示す。 【0480】図80Cは期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス8004を含む例示のアンダー−サンプリング信号7810を示す。 図80Cに示す例示のアンダー−サンプリング信号7810は、図79Cに示す例示のアンダー−サンプリング信号とほぼ同様である。 【0481】図80Bはアンダー−サンプリング・システム7802の端子7814で測定された、アンダー− サンプリングされた入力EM信号7804への無視できる効果を示す。 図80Bで、無視できる歪み8002は図80Cのアンダー−サンプリング信号7810のパルス8004と相関する。 この実施例では、無視できる歪み8002は入力EM信号7804の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、入力EM信号7804 はダウン−コンバートされる。 無視できる歪み8002 は保持キャパシタンス7808に伝達される電荷の形で無視できる量のエネルギーを表す。 【0482】負荷7812が低インピーダンス負荷の場合、保持キャパシタンス7808はパルス8004間で負荷によって著しく放電する(図80C)。 その結果、 保持キャパシタンス7808は、図79Dの場合に見られるように、元のEM入力信号7804の電圧を相当に達成する、すなわち、「保持」することはできない。 その代わりに、電荷は図80Dに示す出力として現れる。 【0483】図80Eは図80Dの出力を縮小タイムスケールで示す。 図80Eの出力をフィルタリングして図80Fに示す信号を生成することができる。 図80Fに示すダウン−コンバートされた信号は、図80Fに示す信号が図79Fに示すダウン−コンバートされた信号よりも振幅が小さいという点を除いて、図79Fのダウン−コンバートされた信号とほぼ同様である。 これは負荷7812が低インピーダンスであるため、保持キャパシタンス7808は、元のEM入力信号7804の電圧を相当に達成する、すなわち、「保持」することができないことが原因である。 その結果、入力EM信号7804 がRF環境で通常50オームの駆動インピーダンスを有する(例えば、V 2 /R;〜5mVおよび50オーム) として、図80Fに示すダウン−コンバートされた信号は任意の電圧再現を提供できず、出力で比較的無視できる電力を有する(例えば、V 2 /R;〜200μVおよび2Kオーム)。 【0484】0.1.1.2 保持キャパシタンスの値を増加させる効果 低インピーダンス負荷7812を駆動しながら保持キャパシタンス7808の値を増加させる効果について以下に説明する。 図81A〜81Fは、保持キャパシタンス7808が例えば18pFの範囲のより大きい値を有する時のアンダー−サンプリング・システム7802の例示のタイミング図を示す。 【0485】図81Aは図79Aおよび80Aに示す入力信号とほぼ同様の例示の入力EM信号7804を示す。 【0486】図81Cは期間がゼロ時間に向かう無視できるアパーチャを有するパルス8104を含む例示のアンダー−サンプリング信号7810を示す。 図81Cに示す例示のアンダー−サンプリング信号7810は、図79Cおよび80Cに示すアンダー−サンプリング信号とほぼ同様である。 【0487】図81Bはアンダー−サンプリング・システム7802の端子7814で測定された、アンダー− サンプリングされた入力EM信号7804への無視できる効果を示す。 図81Bで、無視できる歪み8102は図81Cのアンダー−サンプリング信号7810のパルス8104と相関する。 仔細に検査すると、無視できる歪み8102は入力EM信号7804の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、入力EM信号780 4はダウン−コンバートされる。 無視できる歪み810 2は、保持キャパシタンス7808に伝達される電荷の形で無視できる量のエネルギーを表す。 【0488】図81Dは、図81Cに示すパルス810 4の無視できるアパーチャ中に保持キャパシタンス78 08が元の入力EM信号電圧を達成して「保持」しようとしたが失敗した結果として生じた、端子7816で測定される電圧を示す。 【0489】負荷7812が低インピーダンス負荷の場合、保持キャパシタンス7808はパルス8104間の負荷によって著しく放電する(図81C)ことに留意されたい。 図81Dおよび図81Eでも同様である。 その結果、保持キャパシタンス7808は、図79Dの場合に見られるように、元のEM入力信号7804の電圧を相当に達成する、すなわち、「保持」することはできない。 その代わりに、電荷は図81Dに示す出力として現れる。 【0490】図81Eはダウン−コンバートされた信号8106を縮小タイムスケールで示す。 ダウン−コンバートされた信号8106の振幅は図80Dおよび80E に示すダウン−コンバートされた信号の振幅よりも著しく小さいことに留意されたい。 これは保持キャパシタンス7808の容量性値の方が高いためである。 一般に、 容量性値が増加すると、所与のアパーチャの電圧を増加するために必要な電荷が増加する。 図81Cのパルス8 104の無視できるアパーチャのために、著しい量のエネルギーまたは電荷を入力EM信号7804から保持キャパシタンス7808に伝達する十分な時間がない。 その結果、保持キャパシタンス7808によって達成される振幅は図80Dおよび80Eに示すダウン−コンバートされた信号の振幅よりもはるかに小さい。 【0491】図80Eおよび80Fで、入力EM信号7 804がRF環境で通常50オームの駆動インピーダンスを有する(例えば、V 2 /R;〜5mVおよび50オーム)として、フィルタリングの有無を問わず、出力信号は任意の電圧再現を提供できず、出力で得られる比較的無視できる電力を有する(例えば、V 2 /R;〜15 0μVおよび2Kオーム)。 【0492】要するに、図78に示すアンダー−サンプリング・システム7802などのアンダー−サンプリング・システムは、比較的正確な電圧再現を達成しながらEM信号をダウン−コンバートする処理に十分に適している。 また、それらのシステムは元の入力EM信号に無視できる効果を与える。 ただし、上に示したように、図78に示すアンダー−サンプリング・システム7802 などのアンダー−サンプリング・システムはエネルギーを伝達したり低インピーダンスの負荷を駆動する処理にはあまり適していない。 【0493】0.1.2 エネルギー伝達序論 一実施形態では、本発明はアンダー−サンプリング信号の代わりにエネルギー伝達信号を使用することでEM信号からエネルギーを伝達する。 無視できるアパーチャパルスを有するアンダー−サンプリング信号とは異なり、 エネルギー伝達信号はゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するパルス列を含む。 その結果、EM 入力信号からエネルギーを伝達する時間が増える。 1つの直接の利点は、システムの入力インピーダンスが低減されて実用的なインピーダンス整合回路を実施してエネルギー伝達、ひいては全体の効率を向上させることができる点である。 無視できない被伝達エネルギーによって、信号対雑音比と極めて微弱な信号への感度が著しく向上すると同時に、ダウン−コンバートされた信号は単独で低インピーダンス負荷を駆動することができる。 特に有利になる信号はRF信号に分類される低出力信号である。 無視できないアパーチャの1つの利点は、アンダー−サンプリング信号の位相雑音または従来のサンプリング信号の位相雑音がそれぞれの出力上にもたらす効果と比較して、エネルギー伝達信号内の位相雑音はダウン−コンバートされた出力信号上にそれほど著しい効果をもたらさないという点である。 【0494】図82Aは入力EM信号8204をダウン−コンバートする例示のエネルギー伝達システム820 2を示す。 エネルギー伝達システム8202はスイッチモジュール8206および蓄積キャパシタンス8208 として示された蓄積モジュールを含む。 本セクションで使用する蓄積モジュールおよび蓄積キャパシタンスという用語はそれぞれ、保持モジュールおよび保持キャパシタンスという用語と区別できる。 上記の保持モジュールおよび保持キャパシタンスは、電圧値を「保持する」意図で、アンダー−サンプリングされた入力EM信号から無視できる量のエネルギーを蓄積するシステムを指す。 他方、蓄積モジュールおよび蓄積キャパシタンスは、入力EM信号から無視できない量のエネルギーを蓄積するシステムを指す。 【0495】エネルギー伝達システム8202はスイッチモジュール8206を制御するエネルギー伝達信号8 210を受信する。 エネルギー伝達信号8210は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないパルス幅を有するエネルギー伝達パルス列を含む。 無視できないパルス幅は任意の無視できない量でよい。 例えば、無視できないパルス幅は入力EM信号の周期の1/2でよい。 あるいは、無視できないパルス幅は入力EM信号の周期のその他の任意の分数または周期の倍数プラス分数でよい。 例示の実施形態では、入力EM信号は約900MHzで、 無視できないパルス幅は約550ピコ秒である。 その他の任意の適した無視できないパルス期間も使用できる。 【0496】エネルギー伝達環境では、図82に蓄積キャパシタンス8208として示す蓄積モジュールは、伝達される電力を処理して、無視できないアパーチャ期間中に無視できない量の電力を受け入れる能力を備えることが好ましい。 それにより、蓄積キャパシタンス820 8は、入力EM信号8204の影響を受けていない元の電圧レベルを正確に再現することを十分に考慮せずに、 入力EM信号8204から伝達されたエネルギーを蓄積することができる。 例えば、一実施形態では、蓄積キャパシタンス8208は18pFの範囲の値を有する。 その他の適したキャパシタンス値と蓄積モジュールも使用できる。 【0497】エネルギー伝達システム8202の1つの利点は、入力EM信号8204が極めて微弱な信号であっても、エネルギー伝達システム8202は入力EM信号が効率的にダウン−コンバートできるだけのエネルギーを入力EM信号8204から伝達するという点である。 【0498】エネルギー伝達システム8202は負荷8 212に結合されている。 アンダー−サンプリングの概要から、負荷は高インピーダンス負荷または低インピーダンス負荷として分類されることに留意されたい。 高インピーダンス負荷は、システムの所与の出力周波数の出力駆動インピーダンスにとって比較的重要ではない負荷である。 低インピーダンス負荷は比較的重要な負荷である。 エネルギー伝達システム8202の別の利点は、無視できない量の被伝達エネルギーによって、エネルギー伝達システム8202は、そうでなければアンダー−サンプリング・システムおよび従来のサンプリング・システムで低インピーダンス負荷として分類される負荷を効果的に駆動することができるという点である。 言い換えれば、無視できない量の被伝達エネルギーによって、低インピーダンス負荷の場合であっても、蓄積キャパシタンス8208は負荷8202を駆動できるだけのエネルギーまたは電荷を確実に受け入れるか維持できる。 これは下記の図83A〜83Fのタイミング図に示されている。 【0499】図83A〜83Fは図82のエネルギー伝達システム8202の例示のタイミング図を示す。 図8 3Aは例示の入力EM信号8302を示す。 【0500】図83Cは期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス8 306を含む例示のアンダー−サンプリング信号830 4を示す。 【0501】図83Bは無視できない量のエネルギーが入力EM信号8302から伝達される時の図82Aの端子8214で測定される入力EM信号8302への効果を示す。 図83Bで、無視できない歪み8308は図8 3Cのエネルギー伝達パルス8306と相関する。 この例では、無視できない歪み8308は入力EM信号83 02の後続の周期上の異なる位置で発生する。 無視できない歪み8308は無視できない量の被伝達エネルギーを図82の蓄積キャパシタンス8208に伝達される電荷の形で表す。 【0502】図83Dは入力EM信号8302から伝達されたエネルギーによって形成されるダウン−コンバートされた信号8310を示す。 【0503】図83Eはダウン−コンバートされた信号8310を縮小タイムスケールで示す。 ダウン−コンバートされた信号8310をフィルタリングして図83F に示すダウン−コンバートされた信号8312を生成することができる。 ダウン−コンバートされた信号831 2は、ダウン−コンバートされた信号8312が図79 Fに示すダウン−コンバートされた信号(例えば、V 2 /R;〜5mVおよび1Mオーム)よりも大幅に電力が大きい(例えば、V 2 /R;約(〜)2mVおよび2K オーム)という点を除いて、図79Fに示すダウン−コンバートされた信号と同様である。 その結果、入力EM 信号8204がRF環境で通常50オームの駆動インピーダンスを有する(例えば、V 2 /R;〜5mVおよび50オーム)として、ダウン−コンバートされた信号8 310および8312は低インピーダンス負荷を効率的に駆動することができる。 【0504】本発明のエネルギー伝達態様の概略を図4 5Aおよび45Bに4506によって示す。 【0505】1. エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をIF EM信号にダウン−コンバートする処理 一実施形態では、本発明は、エイリアシングレートでE M信号からエネルギーを伝達することでEM信号をIF 信号にダウン−コンバートする。 この実施形態は図45 Bに4514によって示されている。 【0506】この実施形態は、被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号で実施できるが、これに限定されない。 本セクションではこの実施形態について例として図1の被変調搬送波信号F MC を使用して説明する。 この例では、被変調搬送波信号F MCは中間周波数(IF)信号F IFにダウン−コンバートされる。 中間周波数信号F IFは従来の復調技法を使用してベースバンド信号F DMBに復調することができる。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を実施して、被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含むがこれに限定されない任意のEM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0507】以下のセクションで、エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をIF信号F IFにダウン−コンバートする方法について説明する。 これらの方法を実施する例示の構成実施形態についても説明する。 本発明は以下の特定の実施形態に限定されないことに留意されたい。 以下の実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0508】以下のセクションは、上級レベルの説明、 例示の実施形態、および実施態様例を含む。 【0509】1.1 上級レベルの説明 このセクション(サブセクションを含む)では、本発明による、エネルギーを伝達することでEM信号をIF信号F IFにダウン−コンバートする処理の上級レベルの説明を行う。 特に、エネルギーを伝達することで被変調搬送波信号F MCをIF被変調搬送波信号F IFにダウン−コンバートする動作処理について上級レベルの説明を行う。 また、この処理を実施する構造実施態様についても上級レベルの説明を行う。 本セクションでは、この構造実施態様は限定的なものではなく例示的なものとして記載されている。 特に、本セクションに記載された処理は、本セクションにその1つが記載された任意の数の構造実施態様を使用して達成できる。 そのような構造実施態様の詳細は本セクションの教示に基づいて当業者には明らかであろう。 【0510】1.1.1 動作説明 図46Bは、エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号を中間信号F IFにダウン−コンバートする例示の方法を示す流れ図4607を示す。 流れ図4607に示された例示の方法は、図46 Aの流れ図4601の一実施形態である。 【0511】本発明では、変調技法の任意の、またすべての組合せが有効である。 話を分かりやすくするために、ディジタルAM搬送波信号616を使用して本発明の上級レベルの動作説明を行う。 以降のセクションにA M、FMおよびPMの例示の実施形態について詳細な流れ図を示して説明する。 その開示と実施例とを読めば、 当業者は、本発明を実施して、任意の形式の被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのE M信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0512】流れ図4607に示す方法について、図6 CのディジタルAM搬送波信号616を使用して以下に上級レベルの説明を行う。 以降のセクションにAM、F MおよびPMの例示の実施形態について詳細な流れ図を示して説明する。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を実施して、任意の形式の被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0513】この処理はステップ4608から開始する。 ステップ4608はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ4608はディジタルAM搬送波信号61 6によって表される。 図6CのディジタルAM搬送波信号616は便宜のために図47Aに再び示されている。 図47Eは、ディジタルAM搬送波信号616の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0514】ステップ4610はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図47Bは例示のエネルギー伝達信号4702を示す。 エネルギー伝達信号4702は、ゼロ時間の期間から遠ざかる無視できないアパーチャ4701を有するエネルギー伝達パルス列4704を含む。 一般に、アパーチャ4701はEM信号の周期と異なる任意の期間でよい。 例えば、アパーチャ4701はEM信号の周期より大きくても小さくてもよい。 したがって、アパーチャ4701はEM信号の周期の約1/10、1/4、1/ 2、3/4など、またはその他の任意の分数でよい。 あるいは、アパーチャ4701は、およそEM信号の1つまたは2つ以上の周期プラスEM信号の周期の1/1 0、1/4、1/2、3/4など、またはその他の任意の分数であってもよい。 アパーチャ4701は以下のセクションで説明する種々の基準の1つまたは複数に基づいて最適化できる。 【0515】エネルギー伝達パルス4704はエイリアシングレートで繰り返す。 以下に説明するように、適切なエイリアシングレートを決定または選択できる。 一般に、EM信号を中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートは下記の差周波数にほぼ等しいか、または差周波数の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0516】ステップ4612はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 図4 7Cはエネルギー伝達パルス4704中にEM信号から伝達される、被伝達エネルギー4706を示す。 エイリアシングレートの調波はAM信号616の周波数からオフセットされた位置で発生するので、パルス4704はAM信号616上にオフセット周波数で「移動する」。 AM信号616上に「移動する」ことで、AM中間信号がAM搬送波信号616よりも低い周波数を有する点を除いて、被伝達エネルギー4706はAM搬送波信号6 16と同様のAM中間信号4706を形成する。 AM搬送波信号616は下記のようにエイリアシングレートF ARを調整することでAM搬送波信号616よりも低い任意の周波数にダウン−コンバートできる。 【0517】図47Dはフィルタリングされた出力信号4708としてのAM中間信号4706を示す。 代替実施形態では、本発明は階段波、またはフィルタリングされていない出力信号を出力する。 フィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号およびフィルタリングされていない出力信号の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0518】この例では中間信号4706および470 8であるダウン−コンバートされた信号F IFの中間周波数は、便宜のために以下に再び示す式(2)から決定される。 【0519】F C =n・F AR ±F IF式(2) 適切なエイリアシングレートF ARは種々の方法で決定できる。 エイリアシングレートF ARを決定する例示の方法に関して以下に説明する。 本セクションの説明を読めば、当業者は、本セクションに特に示された被変調搬送波信号以外のEM信号を含むEM信号の適当なエイリアシングレートを決定する方法を理解するであろう。 【0520】図48で、流れ図4801はエイリアシングレートF ARを決定する例示の処理を示す。 ただし、値を図示の順序とは異なる順序で決定することを設計者は選択でき、または適用で指示できる。 この処理はステップ4802から開始する。 ステップ4802はEM信号の周波数の決定または選択ステップを含む。 AM搬送波信号616の周波数は例えば901MHzである。 【0521】ステップ4804は中間周波数を決定または選択するステップを含む。 これはEM信号がダウン− コンバートされる周波数である。 中間周波数はダウンストリーム復調装置の周波数要件に合致するように決定または選択できる。 中間周波数は例えば1MHzである。 【0522】ステップ4806はEM信号をステップ4 804で指定されたIFにダウン−コンバートする1つまたは2つ以上のエイリアシングレートを決定するステップを含む。 【0523】式(2)は式(3)として書き直すことができ、さらに式(4)として書き直すことができる。 【0524】n・F AR =F C ±F IF式(3) 【0525】 【数8】 【0526】または式(5)として書き直すことができる。 【0527】 【数9】 【0528】(F C ±F IF )は式(6)に示す差分値F DIFFとして定義できる。 【0529】(F C ±F IF )=F DIFF式(6) 式(4)は式(7)として書き直すことができる。 【0530】 【数10】 【0531】式(7)から、所与のnと定数F ARについて、F DIFFは一定であることが分かる。 F DIFF =F C − F IFで、定数F DIFFの場合、F Cが増加するにつれてF IFは必ず増加する。 F DIFF =F C +F IFで、定数F DIFF の場合、F Cが増加するにつれてF IFは必ず減少する。 後者のF DIFF =F C +F IFの場合、F Cの任意の位相または周波数の変化はF IFの逆相もしくは反転位相または周波数の変化に対応する。 これは、F DIFF =F C +F IFが使用される場合、上記の効果は被変調中間信号F IFの位相特性と周波数特性とに影響するということを読者に教示するための記述である。 【0532】式(2)〜(7)は任意の値nについてその解を得ることができる。 任意の所与の差周波数F DIFF と任意の所望のエイリアシングレートF AR(Desired)について適切なnが決定できる。 式(2)〜(7)は、所望の中間信号F IFを生成する所望のエイリアシングレートF AR(Desired)に最も近い特定の調波を識別するために使用できる。 【0533】所与の差周波数F DIFFと所望のエイリアシングレートF AR(Desired)について適切なnを決定する例を以下に示す。 式を見やすくするために、以下の例では(F C −F IF )の場合だけを示す。 【0534】 【数11】 【0535】所望のエイリアシングレートF AR(Desired)は、例えば、140MHzである。 搬送周波数が901MHzでIFが1MHzである前述の例を使用すると、nの初期値は以下のように決定される。 【0536】 【数12】 【0537】初期値6.4は、(0.5、1、2、 3、. . . )を含むと上記で定義した有効な最も近いn に切り上げまたは切り下げることができる。 この例では、6.4は6.0に切り下げられ、(F C −F IF )= F DIFFの場合の式(5)に挿入される。 【0538】 【数13】 【0539】言い換えれば、150MHzで901MH zのEM搬送波信号からエネルギーを伝達すると1MH zの中間信号が生成される。 EM搬送波信号が被変調搬送波信号の時には、中間信号もほぼ変調を含む。 被変調中間信号は従来の任意の復調技法を介して復調できる。 【0540】あるいは、所望のエイリアシングレートから出発せずに、種々の値nの解を得ることで式(5)の変形形式から適切なエイリアシングレートのリストを決定することができる。 解の例を以下に示す。 【0541】 【数14】 【0542】n=0.5、1、2、3、4、5および6 の解は以下のようになる。 【0543】900MHz/0.5=1.8GHz(すなわち第2の調波) 900MHz/1=900MHz(すなわち基本周波数) 900MHz/2=450MHz(すなわち第2の分数調波) 900MHz/3=300MHz(すなわち第3の分数調波) 900MHz/4=225MHz(すなわち第4の分数調波) 900MHz/5=180MHz(すなわち第5の分数調波) 900MHz/6=150MHz(すなわち第6の分数調波) 上記のステップは(F C +F IF )の場合について同様に実行できる。 その結果を(F C −F IF )の場合に得られた結果と比較して、ある適用についてどちらがより良い結果を提供するかを判定できる。 【0544】一実施形態では、本発明は、例えば、10 0kHz〜200MHzの範囲の比較的標準のIFにE M信号をダウン−コンバートする。 本セクションでオフセットが小さい実施態様と呼ぶ別の実施形態では、本発明はEM信号を比較的低い周波数、例えば、100kH z未満の周波数にダウン−コンバートする。 本セクションでオフセットが大きい実施態様と呼ぶ別の実施形態では、本発明はEM信号を比較的高いIF信号、例えば、 200MHzを超える信号にダウン−コンバートする。 【0545】種々のオフセット実施態様は異なる適用に選択的に備える。 一般に、データ速度が低い適用は低い中間周波数で動作できる。 ただし、中間周波数が高くなると所与の変調技法でサポートできる情報が増える。 【0546】本発明に従って、設計者は適用に最適な情報帯域幅と最適の中間周波数とを選択して、ベースバンド信号をサポートする。 中間周波数は変調ベースバンド信号F MBの帯域幅をサポートできる程度に高い必要がある。 【0547】一般に、エイリアシングレートがEM信号の調波または分数調波周波数に近づくにつれて、ダウン−コンバートされたIF信号の周波数は減少する。 同様に、エイリアシングレートがEM信号の調波または分数調波周波数から遠ざかるにつれて、IFは増加する。 【0548】エイリアシング周波数の各調波の上下にはエイリアシングされた周波数が発生する。 問題のエイリアシング周波数(IF)の帯域内の他のエイリアシング周波数とのマッピングを防止するために、問題のIFはエイリアシングレートの半分に近くないことが好ましい。 【0549】以下の例示の実施態様に記載するように、 本発明に従って製造されるユニバーサル周波数変換(U FT)モジュールを含むエイリアシングモジュールは周波数選択の幅広い融通性を提供し、したがって、幅広い適用で実施できる。 従来のシステムで周波数選択のこのレベルの融通性を提供することは困難または不可能である。 【0550】1.1.2 構造説明 図63は本発明の一実施形態によるエネルギー伝達システム6302のブロック図を示す。 エネルギー伝達システム6302は図13の一般のエイリアシングシステム1302の例示の実施形態である。 エネルギー伝達システム6302はエネルギー伝達モジュール6304を含む。 エネルギー伝達モジュール6304は、EM信号1 304と、エイリアシングレートF ARに等しい周波数で生成される期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列を含むエネルギー伝達信号6306を受信する。 エネルギー伝達信号6306は図13のエイリアシング信号1310の例示の実施形態である。 エネルギー伝達モジュール6304 はエネルギー伝達信号6306のエイリアシングレートF ARでEM信号1304からエネルギーを伝達する。 【0551】好ましくは、エネルギー伝達モジュール6 304は、図46Bの動作流れ図4607に示す形でE M信号1304をからエネルギーを伝達して中間信号F IFにダウン−コンバートする。 ただし、本発明の精神および範囲は流れ図4607のステップを実行する他の構造実施形態を含むことを理解する必要がある。 他の構造実施形態の詳細は本セクションに含まれる記述に基づいて当業者には明らかであろう。 【0552】エネルギー伝達システム6302の動作について流れ図4607と図47A〜47Eのタイミング図を参照しながら以下に説明する。 ステップ4608 で、エネルギー伝達モジュール6304はAM搬送波信号616を受信する。 ステップ4610で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号4702 を受信する。 ステップ4612で、エネルギー伝達モジュール6304はエイリアシングレートでAM搬送波信号616からエネルギーを伝達してAM搬送波信号61 6を中間信号4706または4708にダウン−コンバートする。 【0553】エネルギー伝達システム6302の例示の実施態様については以下のセクション4および5で説明する。 【0554】1.2 実施例 上記の方法および構造に関係する種々の実施形態について本セクション(およびそのサブセクション)で説明する。 本セクションではこれらの実施形態は限定的なものではなく、例示的なものとして記載されている。 本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 本発明はそのような代替実施形態を含むように意図され構成されている。 【0555】エネルギーを伝達することでEM信号13 04をダウン−コンバートする方法は、被変調搬送波信号と非変調EM搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号で実施できる。 例えば、流れ図4601の方法を実施して、AM信号、FM信号、PM信号など、またはそれらの任意の組合せをダウン−コンバートできる。 図46 Aの流れ図4601の動作をAM、FMおよびPMのダウン−コンバート処理に関して以下に説明する。 ダウン−コンバージョンの説明は、中間信号へのダウン−コンバート処理、被復調ベースバンド信号への直接のダウン−コンバート処理、およびFM信号の非FM信号へのダウン−コンバート処理を含む。 以下の例示的な説明は本発明の理解を容易にするものである。 本発明は以下の例示の実施形態に限定されるものではない。 【0556】1.2.1 第1の実施形態:振幅変調 1.2.1.1 動作説明 図46Bの流れ図4607の例示の処理の動作を、図5 Cに示すアナログAM搬送波信号516と図6Cに示すディジタルAM搬送波信号616に関して以下に説明する。 【0557】1.2.1.1.1 アナログAM搬送波信号 図5CのアナログAM搬送波信号516をアナログAM 中間信号にダウン−コンバートする処理について図46 Bの流れ図4607を参照しながら以下に説明する。 アナログAM搬送波信号516は便宜のために図50Aに再び示されている。 この例で、アナログAM搬送波信号516は約901MHzで発振する。 図50Bでは、アナログAM搬送波信号5004は、アナログAM搬送波信号516の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0558】この処理はステップ4608から開始する。 ステップ4608はEM信号の受信ステップを含む。 これはアナログAM搬送波信号516によって表される。 【0559】ステップ4610はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図50Cは、例示のエネルギー伝達信号5006 を図50Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 エネルギー伝達信号5006は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャ5009を有するエネルギー伝達パルス列5007を含む。 エネルギー伝達パルス5007 は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートF ARで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0560】ステップ4612はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達して、EM信号を中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 図50Dで、該当するアナログAM搬送波信号5008はエイリアシングレートF ARでアナログAM搬送波信号5 16からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するアナログAM搬送波信号5008は図50Bおよび50C とほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0561】図50Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成されるダウン−コンバートされたAM中間信号5012を示す。 AM中間信号5012は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0562】ダウン−コンバートされた信号5012 は、図50Cのエネルギー伝達パルス5007と相関する部分5010Aと、エネルギー伝達パルス5007間の部分5010Bを含む。 部分5010Aは、AMアナログ信号516から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分501 0Aはスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス50 07によってクローズされる時に発生する。 部分501 0Bは、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5010Bはエネルギー伝達パルス5007の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0563】エイリアシングレートの調波はアナログA M搬送波信号516からオフセットされているので、エネルギー伝達パルス5007はアナログAM搬送波信号516上に差周波数F DIFFで「移動する」。 言い換えれば、エネルギー伝達パルス5007はAM搬送波信号5 16の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、エネルギー伝達パルス5007はアナログAM搬送波信号516から変動する量のエネルギーを捕捉する。 これは、AM中間信号5012に発振周波数F IFを提供する部分5010Aによって示されている。 【0564】図50Fで、AM中間信号5014はAM 中間信号5012を縮小タイムスケールで示す。 図50 Gで、AM中間信号5016はAM中間信号5014のフィルタリングされたバージョンを表す。 AM中間信号5016は、AM中間信号5016が中間周波数で動作する点を除いてAM搬送波信号516とほぼ同様である。 AM中間信号5016は従来の任意の復調技法を介して復調できる。 【0565】本発明は、フィルタリングされていないA M中間信号5014、フィルタリングされたAM中間信号5016、部分的にフィルタリングされたAM中間信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0566】本セクションで参照する信号は、本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図50FのAM中間信号5014と図50GのAM中間信号5016は、AM搬送波信号516が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0567】1.2.1.1.2 ディジタルAM搬送波信号 ディジタルAM搬送波信号616をディジタルAM中間信号にダウン−コンバートする処理について、図46B の流れ図4607を参照しながら以下に説明する。 ディジタルAM搬送波信号616は便宜のために図51Aに再び示されている。 この例で、ディジタルAM搬送波信号616は約901MHzで発振する。 図51Bでは、 ディジタルAM搬送波信号5104はディジタルAM搬送波信号616の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0568】この処理はステップ4608から開始する。 ステップ4608はEM信号の受信ステップを含む。 これはディジタルAM搬送波信号616によって表される。 【0569】ステップ4610はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図51Cは、例示のエネルギー伝達信号5106 を図51Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 エネルギー伝達信号5106は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャ5109を有するエネルギー伝達パルス列5107を含む。 エネルギー伝達パルス5107 は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0570】ステップ4612はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 図5 1Dで、該当するディジタルAM搬送波信号5108はエイリアシングレートF ARでディジタルAM搬送波信号616からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するディジタルAM搬送波信号5108は、図51Bおよび51Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0571】図51Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成されるダウン−コンバートされたAM中間信号5112を示す。 AM中間信号5112は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0572】ダウン−コンバートされた信号5112は図51Cのエネルギー伝達パルス5107と相関する部分5110Aと、エネルギー伝達パルス5107間の部分5110Bを含む。 部分5110Aは、ディジタルA M搬送波信号616から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分5 110Aは、スイッチモジュールがエネルギー伝達パルス5107によってクローズされる時に発生する。 部分5110Bは、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5110Bはエネルギー伝達パルス5107の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0573】エイリアシングレートの調波はディジタルAM搬送波信号616の周波数からオフセットされているので、エネルギー伝達パルス5107はディジタルA M信号616中を差周波数F DIFFで「移動する」。 言い換えれば、エネルギー伝達パルス5107はディジタルAM搬送波信号616の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、エネルギー伝達パルス5107はディジタルAM搬送波信号616から変動する量のエネルギーを捕捉する。 これは、AM中間信号5112に発振周波数F IFを提供する部分5110によって示されている。 【0574】図51Fで、AM中間信号5114はAM 中間信号5112を縮小タイムスケールで表す。 図51 Gで、AM中間信号5116はAM中間信号5114のフィルタリングされたバージョンを表す。 AM中間信号5116は、AM中間信号5116が中間周波数で動作する点を除いて、AM搬送波信号616とほぼ同様である。 AM中間信号5116は従来の任意の復調技法を介して復調できる。 【0575】本発明は、フィルタリングされていないA M中間信号5114、フィルタリングされたAM中間信号5116、部分的にフィルタリングされたAM中間信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0576】本セクションで参照する信号は、本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図51FのAM中間信号5114と図51GのAM中間信号5116は、AM搬送波信号616が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0577】1.2.1.2 構造説明 エネルギー伝達システム6302の動作を、流れ図46 07と図50A〜50Gのタイミング図を参照しながら、アナログAM搬送波信号516に関して以下に説明する。 ステップ4608で、エネルギー伝達モジュール6304はアナログAM搬送波信号516を受信する。 ステップ4610で、エネルギー伝達モジュール630 4はエネルギー伝達信号5006を受信する。 ステップ4612で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5006のエイリアシングレートでアナログAM搬送波信号516からエネルギーを伝達して、 アナログAM搬送波信号516をAM中間信号5012 にダウン−コンバートする。 【0578】エネルギー伝達システム6302の動作を、流れ図1401と図51A〜51Gのタイミング図を参照しながら、ディジタルAM搬送波信号616に関して以下に説明する。 ステップ4608で、エネルギー伝達モジュール6304はディジタルAM搬送波信号6 16を受信する。 ステップ4610で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5106を受信する。 ステップ4612で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5106のエイリアシングレートでディジタルAM搬送波信号616からエネルギーを伝達して、ディジタルAM搬送波信号616をAM中間信号5112にダウン−コンバートする。 【0579】エネルギー伝達モジュール6304の例示の実施形態については以下のセクション4および5で開示する。 【0580】1.2.2 第2の実施形態:周波数変調 1.2.2.1 動作説明 図46Bの流れ図4607の例示の処理の動作を、図7 Cに示すアナログFM搬送波信号716と図8Cに示すディジタルFM搬送波信号816に関して以下に説明する。 【0581】1.2.2.1.1 アナログFM搬送波信号 図7CのアナログFM搬送波信号716をFM中間信号にダウン−コンバートする処理について、図46Bの流れ図4607を参照しながら以下に説明する。 アナログFM搬送波信号716は便宜のために図52Aに再び示されている。 この例で、アナログFM搬送波信号716 は約901MHzで発振する。 図52Bでは、アナログFM搬送波信号5204はアナログFM搬送波信号71 6の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0582】この処理はステップ4608から開始する。 ステップ4608はEM信号の受信ステップを含む。 これはアナログFM搬送波信号716によって表される。 【0583】ステップ4610はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図52Cは、例示のエネルギー伝達信号5206 を図52Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 エネルギー伝達信号5206は、期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列5207を含む。 エネルギー伝達パルス5207は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートF ARで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0584】ステップ4612は、エイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 図52Dで、該当するアナログFM搬送波信号5208はエイリアシングレートF ARでアナログFM搬送波信号7 16からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するアナログFM搬送波信号5208は図52Bおよび52C とほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0585】図52Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成されるダウン−コンバートされたFM中間信号5212を示す。 FM中間信号5212は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0586】ダウン−コンバートされた信号5212は図52Cのエネルギー伝達パルス5207と相関する部分5210Aと、エネルギー伝達パルス5207間の部分5210Bを含む。 部分5210Aは、アナログFM 搬送波信号716から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分52 10Aはスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス5 207によってクローズされる時に発生する。 部分52 10Bは、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5210Bはエネルギー伝達パルス5207の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0587】エイリアシングレートの調波はアナログF M搬送波信号716の周波数からオフセットされているので、エネルギー伝達パルス5207はアナログFM搬送波信号716上に差周波数F DIFFで「移動する」。 言い換えれば、エネルギー伝達パルス5207はアナログFM搬送波信号716の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、エネルギー伝達パルス5207はアナログFM搬送波信号716から変動する量のエネルギーを捕捉する。 これは、FM中間信号5212に発振周波数F IFを提供する部分5210によって示されている。 【0588】図52Fで、アナログFM中間信号521 4はFM中間信号5212を縮小タイムスケールで表す。 図52Gで、FM中間信号5216はFM中間信号5214のフィルタリングされたバージョンを表す。 F M中間信号5216は、FM中間信号5216が中間周波数で動作する点を除いてアナログFM搬送波信号71 6とほぼ同様である。 FM中間信号5216は従来の任意の復調技法を介して復調できる。 【0589】本発明は、フィルタリングされていないF M中間信号5214、フィルタリングされたFM中間信号5216、部分的にフィルタリングされたFM中間信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は、一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0590】本セクションで参照する信号は、本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図52FのFM中間信号5214と図52GのFM中間信号5216は、FM搬送波信号716が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0591】1.2.2.1.2 ディジタルFM搬送波信号 ディジタルFM搬送波信号816をダウン−コンバートする処理について図46Bの流れ図4607を参照しながら以下に説明する。 ディジタルFM搬送波信号816 は便宜のために図53Aに再び示されている。 この例で、ディジタルFM搬送波信号816は約901MHz で発振する。 図53Bでは、ディジタルFM搬送波信号5304はディジタルFM搬送波信号816の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0592】この処理はステップ4608から開始する。 ステップ4608はEM信号の受信ステップを含む。 これはディジタルFM搬送波信号816によって表される。 【0593】ステップ4610はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図53Cは、例示のエネルギー伝達信号5306 を図53Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 エネルギー伝達信号5306は、期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャ5309を有するエネルギー伝達パルス列5307を含む。 エネルギー伝達パルス530 7は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、中間周波数信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0594】ステップ4612はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 図5 3Dで、該当するディジタルFM搬送波信号5308はエイリアシングレートF ARでディジタルFM搬送波信号816からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するディジタルFM搬送波信号5308は、図53Bおよび53Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0595】図53Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成されるダウン−コンバートされたFM中間信号5312を示す。 ダウン−コンバートされた信号5 312は図53Cのエネルギー伝達パルス5307と相関する部分5310Aと、エネルギー伝達パルス530 7間の部分5310Bを含む。 ダウン−コンバートされた信号5312は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0596】部分5310Aは、ディジタルFM搬送波信号816から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分5310A はスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス5307 によってクローズされる時に発生する。 【0597】部分5310Bは、負荷を駆動し続ける、 蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5 310Bはエネルギー伝達パルス5307の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0598】エイリアシングレートの調波はディジタルFM搬送波信号816の周波数からオフセットされているので、エネルギー伝達パルス5307はディジタルF M搬送波信号816上に差周波数F DIFFで「移動する」。 言い換えれば、エネルギー伝達パルス5307はディジタルFM搬送波信号816の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、エネルギー伝達パルス5 307はディジタルFM搬送波信号816から変動する量のエネルギーを捕捉する。 これは、FM中間信号53 12に発振周波数F IFを提供する部分5310によって示されている。 【0599】図53Fで、ディジタルFM中間信号53 14は、FM中間信号5312を縮小タイムスケールで表す。 図53Gで、FM中間信号5316は、FM中間信号5314のフィルタリングされたバージョンを表す。 FM中間信号5316は、FM中間信号5316が中間周波数で動作する点を除いてディジタルFM搬送波信号816とほぼ同様である。 FM中間信号5316は従来の任意の復調技法を介して復調できる。 【0600】本発明は、フィルタリングされていないF M中間信号5314、フィルタリングされたFM中間信号5316、部分的にフィルタリングされたFM中間信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0601】本セクションで参照する信号は、本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図53FのFM中間信号5314と図53GのFM中間信号5316は、FM搬送波信号816が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0602】1.2.2.2 構造説明 エネルギー伝達システム6302の動作を、流れ図46 07と図52A〜52Gのタイミング図を参照しながら、アナログFM搬送波信号716に関して以下に説明する。 ステップ4608で、エネルギー伝達モジュール6304はアナログFM搬送波信号716を受信する。 ステップ4610で、エネルギー伝達モジュール630 4はエネルギー伝達信号5206を受信する。 ステップ4612で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5206のエイリアシングレートでアナログFM搬送波信号716からエネルギーを伝達して、 アナログFM搬送波信号716をFM中間信号5212 にダウン−コンバートする。 【0603】エネルギー伝達システム6302の動作を、流れ図4607と図53A〜53Gのタイミング図を参照しながら、ディジタルFM搬送波信号816に関して以下に説明する。 ステップ4608で、エネルギー伝達モジュール6304はディジタルFM搬送波信号8 16を受信する。 ステップ4610で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5306を受信する。 ステップ4612で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5306のエイリアシングレートでディジタルFM搬送波信号816からエネルギーを伝達して、ディジタルFM搬送波信号816をFM中間信号5212にダウン−コンバートする。 【0604】エネルギー伝達モジュール6304の例示の実施形態については、以下のセクション4および5で開示する。 【0605】1.2.3 第3の実施形態:位相変調 1.2.3.1 動作説明 図46Bの流れ図4607の例示の処理の動作を、図9 Cに示すアナログPM搬送波信号916と図10Cに示すディジタルPM搬送波信号1016に関して以下に説明する。 【0606】1.2.3.1.1 アナログPM搬送波信号 図9CのアナログPM搬送波信号916をアナログPM 中間信号にダウン−コンバートする処理について図46 Bの流れ図4607を参照しながら以下に説明する。 アナログPM搬送波信号916は便宜のために図54Aに再び示されている。 この例で、アナログPM搬送波信号916は約901MHzで発振する。 図54Bでは、アナログPM搬送波信号5404はアナログPM搬送波信号916の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0607】この処理はステップ4608から開始する。 ステップ4608はEM信号の受信ステップを含む。 これはアナログPM搬送波信号916によって表される。 【0608】ステップ4610はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図54Cは、例示のエネルギー伝達信号5406 を図54Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 エネルギー伝達信号5406は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列5 407を含む。 エネルギー伝達パルス5407は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0609】ステップ4612はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号をIF信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 図5 4Dで、該当するアナログPM搬送波信号5408はエイリアシングレートF ARでアナログPM搬送波信号91 6からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するアナログPM搬送波信号5408は、図54Bおよび54C とほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0610】図54Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成されるダウン−コンバートされたPM中間信号5412を示す。 ダウン−コンバートされたPM中間信号5412は、図54Cのエネルギー伝達パルス5 407と相関する部分5410Aと、エネルギー伝達パルス5407間の部分5410Bとを含む。 ダウン−コンバートされた信号5412は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0611】部分5410Aは、アナログPM搬送波信号916から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分5410Aはスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス5407によってクローズされる時に発生する。 【0612】部分5410Bは、負荷を駆動し続ける、 蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5 410Bはエネルギー伝達パルス5407の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0613】エイリアシングレートの調波はアナログP M搬送波信号916の周波数からオフセットされているので、エネルギー伝達パルス5407はアナログPM搬送波信号916中を差周波数F DIFFで「移動する」。 言い換えれば、エネルギー伝達パルス5407はアナログPM搬送波信号916の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、エネルギー伝達パルス5407はアナログPM搬送波信号916から変動する量のエネルギーを捕捉する。 これは、PM中間信号5412に発振周波数F IFを提供する部分5410によって示されている。 【0614】図54Fで、アナログPM中間信号541 4はPM中間信号5412を縮小タイムスケールで表す。 図54Gで、PM中間信号5416はPM中間信号5414のフィルタリングされたバージョンを表す。 P M中間信号5416は、PM中間信号5416が中間周波数で動作する点を除いてアナログPM搬送波信号91 6とほぼ同様である。 PM中間信号5416は従来の任意の復調技法を介して復調できる。 【0615】本発明は、フィルタリングされていないP M中間信号5414、フィルタリングされたPM中間信号5416、部分的にフィルタリングされたPM中間信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に、本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0616】本セクションで参照する信号は、本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図54FのPM中間信号5414と図54GのPM中間信号5416は、PM搬送波信号916が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0617】1.2.3.1.2 ディジタルPM搬送波信号 図10CのディジタルPM搬送波信号1016をディジタルPM信号にダウン−コンバートする処理について図46Bの流れ図4607を参照しながら以下に説明する。 ディジタルPM搬送波信号1016は便宜のために図55Aに再び示されている。 この例で、ディジタルP M搬送波信号1016は約901MHzで発振する。 図55Bでは、ディジタルPM搬送波信号5504はディジタルPM搬送波信号1016の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0618】この処理はステップ4608から開始する。 ステップ4608はEM信号の受信ステップを含む。 これはディジタルPM搬送波信号1016によって表される。 【0619】ステップ4610はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図55Cは、例示のエネルギー伝達信号5506 を図55Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 エネルギー伝達信号5506は、期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャ5509を有するエネルギー伝達パルス列5507を含む。 エネルギー伝達パルス550 7は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、中間信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARは差周波数F DIFFの調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0620】ステップ4612はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を中間信号F IFにダウン−コンバートするステップを含む。 図5 5Dで、該当するディジタルPM搬送波信号5508はエイリアシングレートF ARでディジタルPM搬送波信号1016からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するディジタルPM搬送波信号5508は、図55Bおよび55Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0621】図55Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成されるダウン−コンバートされたPM中間信号5512を示す。 ダウン−コンバートされたPM中間信号5512は図55Cのエネルギー伝達パルス55 07と相関する部分5510Aと、エネルギー伝達パルス5507間の部分5510Bを含む。 ダウン−コンバートされた信号5512は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0622】部分5510Aは、ディジタルPM搬送波信号1016から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分5510 Aはスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス550 7によってクローズされる時に発生する。 【0623】部分5510Bは、負荷を駆動し続ける、 蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5 510Bはエネルギー伝達パルス5507の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0624】エイリアシングレートの調波はディジタルPM搬送波信号716の周波数からオフセットされているので、エネルギー伝達パルス5507はディジタルP M搬送波信号1016上に差周波数F DIFFで「移動する」。 言い換えれば、エネルギー伝達パルス5507はディジタルPM搬送波信号1016の後続の周期上の異なる位置で発生する。 その結果、エネルギー伝達パルス5507はディジタルPM搬送波信号1016から変動する量のエネルギーを捕捉する。 これは、PM中間信号5512に発振周波数F IFを提供する部分5510によって示されている。 【0625】図55Fで、ディジタルPM中間信号55 14はPM中間信号5512を縮小タイムスケールで表す。 図55Gで、PM中間信号5516はPM中間信号5514のフィルタリングされたバージョンを表す。 P M中間信号5516は、PM中間信号5516が中間周波数で動作する点を除いてディジタルPM搬送波信号1 016とほぼ同様である。 PM中間信号5516は従来の任意の復調技法を介して復調できる。 【0626】本発明は、フィルタリングされていないP M中間信号5514、フィルタリングされたPM中間信号5516、部分的にフィルタリングされたPM中間信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0627】本セクションで参照する信号は、本発明による周波数ダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図55FのPM中間信号5514と図55GのPM中間信号5516はPM搬送波信号1016が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで中間信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0628】1.2.3.2 構造説明 エネルギー伝達システム6302の動作を、流れ図46 07と図54A〜54Gのタイミング図を参照しながら、アナログPM搬送波信号916に関して以下に説明する。 ステップ4608で、エネルギー伝達モジュール6304はアナログPM搬送波信号916を受信する。 ステップ4610で、エネルギー伝達モジュール630 4はエネルギー伝達信号5406を受信する。 ステップ4612で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5406のエイリアシングレートでアナログPM搬送波信号916からエネルギーを伝達して、 アナログPM搬送波信号916をPM中間信号5412 にダウン−コンバートする。 【0629】エネルギー伝達システム6302の動作を、流れ図4607と図55A〜55Gのタイミング図を参照しながら、ディジタルPM搬送波信号1016に関して以下に説明する。 ステップ4608で、エネルギー伝達モジュール6304はディジタルPM搬送波信号1016を受信する。 ステップ4610で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5506 を受信する。 ステップ4612で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5506のエイリアシングレートでディジタルPM搬送波信号1016からエネルギーを伝達して、ディジタルPM搬送波信号1 016をPM中間信号5512にダウン−コンバートする。 【0630】エネルギー伝達モジュール6304の例示の実施形態については以下のセクション4および5で開示する。 【0631】1.2.4 その他の実施形態 上記の実施形態は例示的なものにすぎない。 これらの実施形態は本発明を限定するものではない。 これらの本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 エネルギー伝達モジュール6304の例示の実施形態については以下のセクション4および5で開示する。 【0632】1.3 実施例 上記の方法、構造、および/または実施形態に関係する例示の動作および/または構造実施態様についてはセクション4および5で説明する。 これらの実施態様は例示的なものであって、限定的なものではない。 本発明は本セクションに記載された特定の実施例に限定されるものではない。 代替実施態様(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施態様は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0633】2. EM信号からエネルギーを伝達することでEM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン− コンバートする処理 一実施形態では、本発明はEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号を直接ベースバンド信号にダウン−コンバートする。 この実施形態を本セクションではダイレクト−ツー−データ・ダウン−コンバージョンと呼び、図45Bに4516として示す。 【0634】この実施形態は被変調EM信号および非変調EM信号で実施できる。 本セクションではこの実施形態について例として図1の被変調搬送波信号F MCを使用して説明する。 この例では、被変調搬送波信号F MCは被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートされる。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を実施して、被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含むがこれに限定されない任意のタイプのEM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0635】以下のセクションで、被変調搬送波信号F MCを被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートする方法について説明する。 これらの方法を実施する例示の構成実施形態についても説明する。 本発明は以下の特定の実施形態に限定されないことに留意されたい。 以下の実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0636】以下のセクションは、上級レベルの説明、 例示の実施形態、および実施態様例を含む。 【0637】2.1 上級レベルの説明 このセクション(サブセクションを含む)では、本発明による、被変調搬送波信号F MCからエネルギーを伝達して被変調搬送波信号F MCを直接被復調ベースバンド信号F DMBにダウン−コンバートする上級レベルの説明を行う。 特に、被変調搬送波信号F MCを被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートする動作処理について上級レベルの説明を行う。 また、この処理を実施する構造実施態様についても上級レベルの説明を行う。 本セクションでは、この構造実施態様は限定的なものではなく例示的なものとして記載されている。 特に、本セクションに記載された処理は、本セクションにその1つが記載された任意の数の構造実施態様を使用して達成できる。 そのような構造実施態様の詳細は、本セクションの教示に基づいて当業者には明らかであろう。 【0638】2.1.1 動作説明 図46Cは、被変調搬送波信号F MCからエネルギーを伝達して被変調搬送波信号F MCを直接被復調ベースバンド信号F DMBにダウン−コンバートする例示の方法を示す流れ図4613を示す。 流れ図4613に示された例示の方法は、図46Aの流れ図4601の一実施形態である。 【0639】本発明では、変調技法の任意の、またすべての組合せが有効である。 話を分かりやすくするために、ディジタルAM搬送波信号616を使用して本発明の上級レベルの動作説明を行う。 以降のセクションにA MおよびPMの例示の実施形態について詳細な流れ図を示して説明する。 FMについては以下のセクションII I. 3で個別に考察する。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を実施して、任意の形式の被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0640】流れ図4613に示す上級レベルの方法について、図6CのディジタルAM搬送波信号616を使用して以下に上級レベルの説明を行う。 ディジタルAM 搬送波信号616は便宜のために図56Aに再び示されている。 【0641】流れ図4613の処理はステップ4614 から開始する。 ステップ4614はEM信号の受信ステップを含む。 ステップ4614はディジタルAM搬送波信号616によって表される。 【0642】ステップ4616はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図56Bは、エネルギー伝達用に最適化されているアパーチャ5606を有するエネルギー伝達パルス列5604を含む例示のエネルギー伝達信号5602を示す。 最適化されたアパーチャ5606は無視できず、ゼロ時間から遠ざかる。 【0643】無視できないアパーチャ5606はEM信号の周期またはその倍数と異なる任意の幅でよい。 例えば、無視できないアパーチャ5606は、信号616の周期より小さい、例えば信号616の周期1/8、1/ 4、1/2、3/4などでもよい。 あるいは、無視できないアパーチャ5606は、信号616の周期より大きくてもよい。 アパーチャ5606の幅および振幅は以下のセクションに記載する種々の基準の1つまたは複数に基づいて最適化できる。 【0644】エネルギー伝達パルス5604はエイリアシングレートまたはパルス反復レートで繰り返す。 エイリアシングレートは、便宜のために以下に再び示す式(2)から決定される。 【0645】F C =n・F AR ±F IF式(2) EM信号をベースバンド(すなわち、ゼロIF)に直接ダウン−コンバートする場合、式(2)は次のようになる。 【0646】F C =n・F AR式(8) したがって、AM信号616を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートするために、エイリアシングレートはAM信号616の周波数またはその調波もしくは分数調波にほぼ等しい。 エイリアシングレートはAM 信号616(すなわち搬送波周波数)の高周波成分の再構築を可能にするには低すぎるが、低周波変調ベースバンド信号310をほぼ再構築するには十分に高い。 【0647】ステップ4618はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を直接被復調ベースバンド信号F DMBにダウン−コンバートするステップを含む。 図56Cはダイレクトダウン−コンバージョン処理によって生成される被復調ベースバンド信号5610を示す。 被復調ベースバンド信号5610は図3のディジタル変調ベースバンド信号310と同様である。 【0648】図56Dは被復調ベースバンド信号561 0から生成できるフィルタリングされた被復調ベースバンド信号5612を示す。 こうして本発明はフィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号または比較的フィルタリングされていない出力信号を生成できる。 フィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号およびフィルタリングされていない出力信号の選択は、一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0649】2.1.2 構造説明 一実施形態では、エネルギー伝達システム6302は、 被変調搬送波信号と非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号からエネルギーを伝達して、EM信号を直接被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする。 好ましくは、エネルギー伝達システム6302は動作流れ図4613に示す方法でEM信号1304からエネルギーを伝達してEM信号1304を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする。 ただし、本発明の精神および範囲は流れ図4613のステップを実行する他の構造実施形態を含むことを理解する必要がある。 他の構造実施形態の詳細は、本セクションに含まれる記述に基づいて当業者には明らかであろう。 【0650】エネルギー伝達システム6302の動作について、流れ図4613と図56A〜56Dのタイミング図を参照しながらディジタルAM搬送波信号616に関して以下に上級レベルの説明を行う。 ステップ461 4で、エネルギー伝達モジュール6304はディジタルAM搬送波信号616を受信する。 ステップ4616 で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5602を受信する。 ステップ4618で、エネルギー伝達モジュール6304はエイリアシングレートでディジタルAM搬送波信号616からエネルギーを伝達して、ディジタルAM搬送波信号616を被復調ベースバンド信号5610に直接ダウン−コンバートする。 【0651】エネルギー伝達モジュール6302の例示の実施態様については以下のセクション4および5で開示する。 【0652】2.2 実施例 上記の方法および構造に関係する種々の実施形態について本セクション(およびそのサブセクション)で説明する。 本セクションではこれらの実施形態は限定的なものではなく、例示的なものとして記載されている。 本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 本発明はそのような代替実施形態を含むように意図され構成されている。 【0653】図46Cの流れ図4613に示すEM信号を被復調ベースバンド信号F DMBにダウン−コンバートする方法は、AM、PMなど、またはそれらの任意の組合せを含む種々のタイプの被変調搬送波信号で実施できるが、これに限定されない。 図46Cの流れ図4613 の動作をAMおよびPMに関して以下に説明する。 以下の例示的な説明は本発明の理解を容易にするものである。 本発明は以下の例示の実施形態に限定されるものではない。 【0654】2.2.1 第1の実施形態:振幅変調 2.2.1.1 動作説明 図46Cの流れ図4613の例示の処理の動作を、図5 Cに示すアナログAM搬送波信号516と図6Cに示すディジタルAM搬送波信号616に関して以下に説明する。 【0655】2.2.1.1.1 アナログAM搬送波信号 図5CのアナログAM搬送波信号516を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理について図46Cの流れ図4613を参照しながら以下に説明する。 アナログAM搬送波信号516は便宜のために図5 7Aに再び示されている。 この例で、アナログAM搬送波信号516は約900MHzで発振する。 図57Bでは、アナログAM搬送波信号部分5704はアナログA M搬送波信号516の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0656】この処理はステップ4614から開始する。 ステップ4614はEM信号の受信ステップを含む。 これはアナログAM搬送波信号516によって表される。 【0657】ステップ4616はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図57Cでは、例示のエネルギー伝達信号570 6が図57Bとほぼ同じタイムスケールで示されている。 エネルギー伝達信号5706は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列5707を含む。 エネルギー伝達パルス57 07は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、EM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARはEM信号の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0658】ステップ4618はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートするステップを含む。 図57Dで、該当するアナログAM搬送波信号5708はエイリアシングレートF ARでアナログAM搬送波信号516からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するアナログAM搬送波信号5708は図57Bおよび57Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0659】図57Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成される被復調ベースバンド信号5712を示す。 エイリアシングレートの調波は信号516の周波数にほぼ等しいので、基本的にIFは生成されない。 唯一の実質的なエイリアシングされる成分はベースバンド信号である。 被復調ベースバンド信号5712は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0660】被復調ベースバンド信号5712は図57 Cのエネルギー伝達パルス5707と相関する部分57 10Aと、エネルギー伝達パルス5707間の部分57 10Bを含む。 部分5710Aは、アナログAM搬送波信号516から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分5710A はスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス5707 によってクローズされる時に発生する。 部分5710B は、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5710Bはエネルギー伝達パルス5707の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0661】図57Fで、被復調ベースバンド信号57 16は被復調ベースバンド信号5712のフィルタリングされたバージョンを縮小タイプスケールで表す。 被復調ベースバンド信号5716は、変調ベースバンド信号210とほぼ同様で、さらにダウン−コンバージョンまたは復調を行わずに任意の信号処理技法を介して処理できる。 【0662】本発明は、フィルタリングされていない被復調ベースバンド信号5712、フィルタリングされた被復調ベースバンド信号5716、部分的にフィルタリングされた被復調ベースバンド信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0663】エネルギー伝達信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関して被復調ベースバンド信号を最適化するように制御される。 【0664】本セクションで参照する図面は、本発明によるダイレクトダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図57Eの被復調ベースバンド信号5712と図5 7Fの被復調ベースバンド信号5716は、AM搬送波信号516が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで被復調ベースバンド信号に直接ダウン− コンバートされたことを示す。 【0665】2.2.1.1.2 ディジタルAM搬送波信号 図6CのディジタルAM搬送波信号616を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理について図46Cの流れ図4613を参照しながら以下に説明する。 ディジタルAM搬送波信号616は便宜のために図58Aに再び示されている。 この例で、ディジタルA M搬送波信号616は約900MHzで発振する。 図5 8Bでは、ディジタルAM搬送波信号部分5804はディジタルAM搬送波信号616の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0666】この処理はステップ4614から開始する。 ステップ4614はEM信号の受信ステップを含む。 これはディジタルAM搬送波信号616によって表される。 【0667】ステップ4616はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図58Cでは、例示のエネルギー伝達信号580 6が図58Bとほぼ同じタイムスケールで示されている。 エネルギー伝達信号5806は、期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列5807を含む。 エネルギー伝達パルス5 807は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、EM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする時には、 エイリアシングレートF ARはEM信号の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0668】ステップ4618はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートするステップを含む。 図58Dで、該当するディジタルAM 搬送波信号5808はエイリアシングレートF ARでディジタルAM搬送波信号616からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するディジタルAM搬送波信号580 8は、図58Bおよび58Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0669】図58Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成される被復調ベースバンド信号5812を示す。 エイリアシングレートの調波は信号616の周波数にほぼ等しいので、基本的にIFは生成されない。 唯一の実質的なエイリアシングされる成分はベースバンド信号である。 被復調ベースバンド信号5812は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0670】被復調ベースバンド信号5812は図58 Cのエネルギー伝達パルス5807と相関する部分58 10Aと、エネルギー伝達パルス5807間の部分58 10Bを含む。 部分5810Aは、ディジタルAM搬送波信号616から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分5810 Aはスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス580 7によってクローズされる時に発生する。 部分5810 Bは、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5810Bはエネルギー伝達パルス5807の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0671】図58Fで、被復調ベースバンド信号58 16は被復調ベースバンド信号5812のフィルタリングされたバージョンを縮小タイプスケールで表す。 被復調ベースバンド信号5816は、変調ベースバンド信号310とほぼ同様で、ダウン−コンバージョンまたは復調をさらに行わずに任意の信号処理技法を介して処理できる。 【0672】本発明は、フィルタリングされていない被復調ベースバンド信号5812、フィルタリングされた被復調ベースバンド信号5816、部分的にフィルタリングされた被復調ベースバンド信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に、本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0673】エネルギー伝達信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関してダウン−コンバートされた信号を最適化するように制御される。 【0674】本セクションで参照する図面は、本発明によるダイレクトダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図58Eの被復調ベースバンド信号5812と図5 8Fの被復調ベースバンド信号5816は、ディジタルAM搬送波信号616が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで被復調ベースバンド信号に直接にダウン−コンバートされたことを示す。 【0675】2.2.1.2 構造説明 一実施形態では、エネルギー伝達モジュール6304は好ましくは動作流れ図4613に示す方法でEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする。 ただし、本発明の精神および範囲は流れ図4613のステップを実行する他の構造実施形態を含むことを理解する必要がある。 他の構造実施形態の詳細は、本セクションに含まれる記述に基づいて当業者には明らかであろう。 【0676】エネルギー伝達システム6302の動作について流れ図4613と図57A〜57Fのタイミング図を参照しながらディジタルAM搬送波信号516に関して以下に説明する。 ステップ4614で、エネルギー伝達モジュール6404はアナログAM搬送波信号51 6を受信する。 ステップ4616で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5706を受信する。 ステップ4618で、エネルギー伝達モジュール6404はエネルギー伝達信号5706のエイリアシングレートでアナログAM搬送波信号516からエネルギーを伝達して、ディジタルAM搬送波信号516を被復調ベースバンド信号5712または5716に直接ダウン−コンバートする。 【0677】エネルギー伝達システム6402の動作について、流れ図4613と図58A〜58Fのタイミング図を参照しながらディジタルAM搬送波信号616に関して以下に説明する。 ステップ4614で、エネルギー伝達モジュール6404はディジタルAM搬送波信号616を受信する。 ステップ4616で、エネルギー伝達モジュール6404はエネルギー伝達信号5806を受信する。 ステップ4618で、エネルギー伝達モジュール6404はエネルギー伝達信号5806のエイリアシングレートでディジタルAM搬送波信号616からエネルギーを伝達して、ディジタルAM搬送波信号616 を被復調ベースバンド信号5812または5816に直接ダウン−コンバートする。 【0678】エネルギー伝達モジュール6302の例示の実施態様については以下のセクション4および5で開示する。 【0679】2.2.2 第2の実施形態:位相変調 2.2.2.1 動作説明 図46Cの流れ図4613の例示の処理の動作を、図9 Cに示すアナログPM搬送波信号916と図10Cに示すディジタルPM搬送波信号1016に関して以下に説明する。 【0680】2.2.2.1.1 アナログPM搬送波信号 アナログPM搬送波信号916を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理について図46C の流れ図4613を参照しながら以下に説明する。 アナログPM搬送波信号916は便宜のために図59Aに再び示されている。 この例で、アナログPM搬送波信号9 16は約900MHzで発振する。 図59Bでは、アナログPM搬送波信号部分5904はアナログPM搬送波信号916の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0681】この処理はステップ4614から開始する。 ステップ4614はEM信号の受信ステップを含む。 これはアナログPM搬送波信号916によって表される。 【0682】ステップ4616はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図59Cでは、例示のエネルギー伝達信号590 6が図59Bとほぼ同じタイムスケールで示されている。 エネルギー伝達信号5906は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列5907を含む。 エネルギー伝達パルス59 07は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、EM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートF ARはEM信号の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0683】ステップ4618はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートするステップを含む。 図59Dで、該当するアナログPM搬送波信号5908はエイリアシングレートF ARでアナログPM搬送波信号916からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するアナログPM搬送波信号5908は図59Bおよび59Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0684】図59Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成される被復調ベースバンド信号5912を示す。 エイリアシングレートの調波は信号916の周波数にほぼ等しいので、基本的にIFは生成されない。 唯一の実質的なエイリアシングされる成分はベースバンド信号である。 被復調ベースバンド信号5912は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0685】被復調ベースバンド信号5912は図59 Cのエネルギー伝達パルス5907と相関する部分59 10Aと、エネルギー伝達パルス5907間の部分59 10Bを含む。 部分5910Aは、アナログPM搬送波信号916から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分5910A は、スイッチモジュールがエネルギー伝達パルス590 7によってクローズされる時に発生する。 部分5910 Bは、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分5910Bは、エネルギー伝達パルス5907の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0686】図59Fで、被復調ベースバンド信号59 16は被復調ベースバンド信号5912のフィルタリングされたバージョンを縮小タイプスケールで表す。 被復調ベースバンド信号5916は、変調ベースバンド信号210とほぼ同様で、ダウン−コンバージョンまたは復調をさらに行わずに任意の信号処理技法を介して処理できる。 【0687】本発明は、フィルタリングされていない被復調ベースバンド5912、フィルタリングされた被復調ベースバンド信号5916、部分的にフィルタリングされた被復調ベースバンド信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に、本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0688】エネルギー伝達信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関してダウン−コンバートされた信号を最適化するように制御される。 【0689】本セクションで参照する図面は、本発明によるダイレクトダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図59Eの被復調ベースバンド信号5912と図5 9Fの被復調ベースバンド信号5916はアナログPM 搬送波信号916が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで被復調ベースバンド信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0690】2.2.2.1.2 ディジタルPM搬送波信号 図6CのディジタルPM搬送波信号1016を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理について図46Cの流れ図4613を参照しながら以下に説明する。 ディジタルPM搬送波信号1016は便宜のために図60Aに再び示されている。 この例で、ディジタルPM搬送波信号1016は約900MHzで発振する。 図60Bでは、ディジタルPM搬送波信号部分60 04は、ディジタルPM搬送波信号1016の一部を拡大タイムスケールで示す。 【0691】この処理はステップ4614から開始する。 ステップ4614はEM信号の受信ステップを含む。 これはディジタルPM搬送波信号1016によって表される。 【0692】ステップ4616はエネルギー伝達信号F ARを受信するステップを含む。 図60Cでは、例示のエネルギー伝達信号6006が図60Bとほぼ同じタイムスケールで示されている。 エネルギー伝達信号6006 は、期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列6007を含む。 エネルギー伝達パルス6007は、前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般に、EM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン− コンバートする時には、エイリアシングレートF ARはE M信号の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0693】ステップ4618はエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を被復調ベースバンド信号F DMBに直接ダウン−コンバートするステップを含む。 図60Dで、該当するディジタルPM 搬送波信号6008はエイリアシングレートF ARでディジタルPM搬送波信号1016からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するディジタルPM搬送波信号60 08は図60Bおよび60Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0694】図60Eは、ダウン−コンバージョン処理によって生成される被復調ベースバンド信号6012を示す。 エイリアシングレートの調波は信号1016の周波数にほぼ等しいので、基本的にIFは生成されない。 唯一の実質的なエイリアシングされる成分はベースバンド信号である。 被復調ベースバンド信号6012は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0695】被復調ベースバンド信号6012は図60 Cのエネルギー伝達パルス6007と相関する部分60 10Aと、エネルギー伝達パルス6007間の部分60 10Bを含む。 部分6010Aは、ディジタルPM搬送波信号1016から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分601 0Aは、スイッチモジュールがエネルギー伝達パルス6 007によってクローズされる時に発生する。 部分60 10Bは、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分6010Bは、エネルギー伝達パルス6007の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0696】図60Fで、被復調ベースバンド信号60 16は被復調ベースバンド信号6012のフィルタリングされたバージョンを縮小タイムスケールで表す。 被復調ベースバンド信号6016は、変調ベースバンド信号310とほぼ同様で、ダウン−コンバージョンまたは復調をさらに行わずに任意の信号処理技法を介して処理できる。 【0697】本発明は、フィルタリングされていない被復調ベースバンド信号6012、フィルタリングされた被復調ベースバンド信号6016、部分的にフィルタリングされた被復調ベースバンド信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に、本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0698】エネルギー伝達信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関してダウン−コンバートされた信号を最適化するように制御される。 【0699】本セクションで参照する図面は、本発明によるダイレクトダウン−コンバージョンを示す。 例えば、図60Eの被復調ベースバンド信号6012と図6 0Fの被復調ベースバンド信号6016は、ディジタルPM搬送波信号1016が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することで被復調ベースバンド信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0700】2.2.2.2 構造説明 一実施形態では、エネルギー伝達システム6302は、 好ましくは動作流れ図4613に示す方法でEM信号からエネルギーを伝達してEM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする。 ただし、本発明の精神および範囲は流れ図4613のステップを実行する他の構造実施形態を含むことを理解する必要がある。 他の構造実施形態の詳細は、本セクションに含まれる記述に基づいて当業者には明らかであろう。 【0701】エネルギー伝達システム6302の動作について、流れ図4613と図59A〜59Fのタイミング図を参照しながらアナログPM搬送波信号916に関して以下に説明する。 ステップ4614で、エネルギー伝達モジュール6304はアナログPM搬送波信号91 6を受信する。 ステップ4616で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5906を受信する。 ステップ4618で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号5906のエイリアシングレートでアナログPM搬送波信号916からエネルギーを伝達して、アナログPM搬送波信号916を被復調ベースバンド信号5912または5916に直接ダウン−コンバートする。 【0702】エネルギー伝達システム6302の動作について、流れ図4613と図60A〜60Fのタイミング図を参照しながらディジタルPM搬送波信号1016 に関して以下に説明する。 ステップ4614で、エネルギー伝達モジュール6404はディジタルPM搬送波信号1016を受信する。 ステップ4616で、エネルギー伝達モジュール6404はエネルギー伝達信号600 6を受信する。 ステップ4618で、エネルギー伝達モジュール6404はエネルギー伝達信号6006のエイリアシングレートでディジタルPM搬送波信号1016 からエネルギーを伝達して、ディジタルPM搬送波信号1016を被復調ベースバンド信号6012または60 16に直接ダウン−コンバートする。 【0703】エネルギー伝達モジュール6302の例示の実施態様については以下のセクション4および5で開示する。 【0704】2.2.3 その他の実施形態 上記の実施形態は例示的なものにすぎない。 これらの実施形態は本発明を限定するものではない。 これらの本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0705】エネルギー伝達モジュール6302の例示の実施態様については以下のセクション4および5で開示する。 【0706】2.3 実施例 上記の方法、構造、および/または実施形態に関係する例示の動作および/または構造実施態様についてはセクション4および5で説明する。 これらの実施態様は例示的なものであって、限定的なものではない。 本発明は本セクションに記載された特定の実施例に限定されるものではない。 代替実施態様(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施態様は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0707】3. 変調変換 一実施形態では、本発明はエイリアシングレートでFM 搬送波信号F FMCからエネルギーを伝達することでFM 搬送波信号F FMCを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする。 この実施形態は図45Bに4518として示されている。 【0708】例示の実施形態では、FM搬送波信号F FMCは位相変調(PM)信号F PMにダウン−コンバートされる。 別の実施例では、FM搬送波信号F FMCは振幅変調(AM)信号F AMにダウン−コンバートされる。 ダウン−コンバートされた信号は従来の任意の復調技法で復調して被復調ベースバンド信号F DMBを得ることができる。 【0709】本発明は任意のタイプのFM信号で実施できる。 周波数シフトキーイング(FSK)信号を非FS K信号にダウン−コンバートする例示の実施形態に関して以下に説明する。 FSKはFM信号が複数の周波数の間で偏移するかまたは切り替わるFMのサブセットである。 FSKは通常、図3のディジタル変調ベースバンド信号310などのディジタル変調ベースバンド信号に使用される。 例えば、図8で、ディジタルFM信号816 はディジタル変調ベースバンド信号310の振幅偏移に対応して高周波数と低周波数の間で偏移するFSK信号である。 FSK信号816は以下の例示の実施形態で使用される。 【0710】第1の例示の実施形態では、エネルギーはFSK信号816の高周波数と低周波数の中間点に基づくエイリアシングレートでFSK信号816から伝達される。 エイリアシングレートが中間点に基づく時には、 FSK信号816は位相シフトキーイング(PSK)信号にダウン−コンバートされる。 PSKはPM信号が2 つまたは3つ以上の位相の間で偏移するかまたは切り替わる位相変調のサブセットである。 PSKは通常、ディジタル変調ベースバンド信号に使用される。 例えば、図10で、ディジタルPM信号1016は2つの位相の間で偏移するPSK信号である。 PSK信号1016は従来の任意のPSK復調技法で復調できる。 【0711】第2の例示の実施形態では、エネルギーはFSK信号816の高周波数または低周波数に基づくエイリアシングレートでFSK信号816から伝達される。 エイリアシングレートがFSK信号816の高周波数または低周波数に基づく時には、FSK信号816は振幅シフトキーイング(ASK)信号にダウン−コンバートされる。 ASKはAM信号が複数の振幅の間で偏移するかまたは切り替わる振幅変調のサブセットである。 ASKは通常、ディジタル変調ベースバンド信号に使用される。 例えば、図6で、ディジタルAM信号616は第1の振幅と第2の振幅の間で偏移するASK信号である。 ASK信号616は従来の任意のASK復調技法で復調できる。 【0712】以下のセクションでFM搬送波信号F FMC からエネルギーを伝達してFM搬送波信号F FMCを非F M信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする方法について説明する。 これらの方法を実施する例示の構造実施形態についても説明する。 本発明は以下の特定の実施形態に限定されないことに留意されたい。 以下の実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような均等物、発展形態、変形形態、変更形態などは本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0713】以下のセクションは、上級レベルの説明、 例示の実施形態、および実施態様例を含む。 【0714】3.1 上級レベルの説明 このセクション(サブセクションを含む)では、本発明によるFM搬送波信号F FMからエネルギーを伝達してF M搬送波信号F MCを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする上級レベルの説明を行う。 特に、FM搬送波信号F FMを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする動作処理について上級レベルの説明を行う。 また、この処理を実施する構造実施態様についても上級レベルの説明を行う。 本セクションでは、この構造実施態様は限定的なものではなく例示的なものとして記載されている。 特に、本セクションに記載された処理は、本セクションにその1つが記載された任意の数の構造実施態様を使用して達成できる。 そのような構造実施態様の詳細は、本セクションの教示に基づいて当業者には明らかであろう。 【0715】3.1.1 動作説明 図46Dは、FM搬送波信号F FMCを非FM信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする例示の方法を示す流れ図4619を示す。 流れ図4619に示された例示の方法は、図46Aの流れ図4601の一実施形態である。 【0716】本発明では、周波数変調技法の任意の、またすべての組合せが有効である。 話を分かりやすくするために、ディジタルFM搬送波(FSK)信号816を使用して本発明の上級レベルの動作説明を行う。 以降のセクションにFSK信号816について詳細な流れ図を示して説明する。 その開示と実施例とを読めば、当業者は、本発明を実施して、任意のタイプのFM信号をダウン−コンバートできることを理解するであろう。 【0717】流れ図4619に示す方法について、図8 CのFSK信号816をPSK信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に上級レベルの説明を行う。 F SK信号816は便宜のために図84Aに再び示されている。 【0718】流れ図4619の処理はステップ4620 から開始する。 ステップ4620はFM信号の受信ステップを含む。 これはFSK信号816によって表される。 FSK信号816は第1の周波数8410と第2の周波数8412の間で偏移する。 例示の第1の周波数8 410は第2の周波数8412に比べて高くても低くてもよい。 一実施形態では、第1の周波数8410は約8 99MHzで第2の周波数8412は約901MHzである。 【0719】ステップ4622はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図84Bは、期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャ8405を有するエネルギー伝達パルス列8403を含む例示のエネルギー伝達信号8402 を示す。 【0720】エネルギー伝達パルス8403は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートで繰り返す。 一般にFM搬送波信号F FMCを非FM信号F (NON-FM )にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートはFM信号に含まれる周波数調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 FSK信号816がPSK 信号にダウン−コンバートされるこの例示の概略実施形態では、エイリアシングレートは第1の周波数8410 と第2の周波数8412の中間点の調波、または通常、 分数調波にほぼ等しい。 この例では、中間点は約900 MHzである。 【0721】ステップ4624はエイリアシングレートでFM搬送波信号F FMCからエネルギーを伝達して、F M搬送波信号F FMCを非FM信号F (NON-FM)にダウン− コンバートするステップを含む。 図84Cは変調変換処理によって生成されるPSK信号8404を示す。 【0722】第2の周波数8412がアンダー−サンプリングされる時には、PSK信号8404は約1MHz の周波数を有し、位相基準として使用される。 第1の周波数8410がアンダー−サンプリングされる時には、 PSK信号8404は約1MHzの周波数を有し、位相基準から180度移相している。 【0723】図84Dは、PSK信号8404のフィルタリングされたバージョンであるPSK信号8406を示す。 このように本発明はフィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号または比較的フィルタリングされていない階段波出力信号を生成できる。 フィルタリングされた出力信号、部分的にフィルタリングされた出力信号およびフィルタリングされていない出力信号の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 【0724】エネルギー伝達信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関してダウン−コンバートされた信号を最適化するように制御される。 【0725】FSK信号をPSK信号にダウン−コンバートする実施形態と、FSK信号をASK信号にダウン−コンバートする例示の実施形態に関して以下に詳述する。 【0726】3.1.2 構造説明 図63は本発明の一実施形態によるエネルギー伝達システム6302を示す。 エネルギー伝達システム6302 はエネルギー伝達モジュール6304を含む。 エネルギー伝達システム6302は図13の一般のエイリアシングシステム1302の例示の実施形態である。 【0727】変調変換実施形態では、EM信号1304 はFM搬送波信号F FMCで、エネルギー伝達モジュール6304はFM周波数帯域内の周波数の調波、または通常、分数調波でFM搬送波信号からエネルギーを伝達する。 好ましくは、エネルギー伝達モジュール6304は動作流れ図4619に示す方法でFM搬送波信号F FM C からエネルギーを伝達してFM搬送波信号F FMCを非F M信号F (NON-FM)にダウン−コンバートする。 ただし、 本発明の精神および範囲は流れ図4619のステップを実行する他の構造実施形態を含むことを理解する必要がある。 他の構造実施形態の詳細は本セクションに含まれる記述に基づいて当業者には明らかであろう。 【0728】エネルギー伝達システム6302の動作について流れ図4619と図84A〜84Dのタイミング図を参照しながら以下に説明する。 ステップ4620 で、エネルギー伝達モジュール6304はFSK信号8 16を受信する。 ステップ4622で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号8402を受信する。 ステップ4624で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号8402のエイリアシングレートでFSK信号816からエネルギーを伝達して、FSK信号816をPSK信号8404または84 06にダウン−コンバートする。 【0729】エネルギー伝達モジュール6302の例示の実施態様については以下のセクション4で説明する。 【0730】3.2 実施例 上記の方法および構造に関係する種々の実施形態について本セクション(およびそのサブセクション)で説明する。 本セクションではこれらの実施形態は限定的なものではなく、例示的なものとして記載されている。 本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 代替実施形態(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 本発明はそのような代替実施形態を含むように意図され構成されている。 【0731】図46Dの流れ図4619に示すFM搬送波信号F FMCを非FM信号F (NON-FM )にダウン−コンバートする方法は、FSK信号を含む任意のタイプのFM 搬送波信号によって実施できるが、これに限定されない。 流れ図4619の動作を、FSK信号をPSK信号にダウン−コンバートする処理と、FSK信号をASK 信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に詳説する。 以下の例示的な説明は本発明の理解を容易にするものである。 本発明は以下の例示の実施形態に限定されるものではない。 【0732】3.2.1 第1の実施形態:FM信号をPM信号にダウン−コンバートする処理 3.2.1.1 動作説明 図46Dの流れ図4619の例示の処理の動作を、図8 Cに示すFSK信号816をPSK信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に説明する。 【0733】FSK信号816は便宜のために図61A に再び示されている。 FSK信号816は第1の周波数6106と第2の周波数6108の間で偏移する。 例示の実施形態では、第1の周波数6106は第2の周波数6108よりも低い。 代替実施形態では、第1の周波数6106は第2の周波数6108よりも高い。 この例では、第1の周波数6106は約899MHzで、第2の周波数6108は約901MHzである。 【0734】図61BはFSK信号816の一部を表すFSK信号部分6104を拡大タイムスケールで示す。 【0735】この処理はステップ4620から開始する。 ステップ4620はFM信号を受信するステップを含む。 これはFSK信号816によって表される。 【0736】ステップ4622はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図61Cは、例示のエネルギー伝達信号6107 を図61Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 エネルギー伝達信号6107は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列6 109を含む。 エネルギー伝達パルス6109は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートF ARで繰り返す。 一般に、FM信号を非FM信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートはFM 信号内に含まれる周波数の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0737】FSK信号がPSK信号にダウン−コンバートされるこの例では、エイリアシングレートは周波数6106と6108の間の中間点の調波、または通常、 分数調波にほぼ等しい。 第1の周波数6106が899 MHzで第2の周波数6108が901MHzであるこの例では、中間点は約900MHzである。 したがって、適切なエイリアシングレートは1.8GHz、90 0MHz、450MHzなどを含む。 【0738】ステップ4624はエイリアシングレートでFM信号からエネルギーを伝達してFM信号を非FM 信号F (NON-FM)にダウン−コンバートするステップを含む。 図61Dで、影響を受けたFSK信号6118はエイリアシングレートF ARでFSK信号816からエネルギーを伝達する効果を示す。 影響を受けたFSK信号6 118は図61Bおよび61Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0739】図61Eは、変調変換処理によって生成されるPSK信号6112を示す。 PSK信号6112は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0740】PSK信号6112は図61Cのエネルギー伝達パルス6107と相関する部分6110Aを含む。 PSK信号6112はまたエネルギー伝達パルス6 109間の部分6110Bを含む。 部分6110Aは、 FSK816から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分6110 Aはスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス610 9によってクローズされる時に発生する。 部分6110 Bは、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分6110Bはエネルギー伝達パルス6107の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0741】図61Fで、PSK信号6114はPSK 信号6112のフィルタリングされたバージョンを縮小タイムスケールで表す。 本発明は、フィルタリングされていない被復調ベースバンド信号6112、フィルタリングされた被復調ベースバンド信号6114、部分的にフィルタリングされた被復調ベースバンド信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 PSK信号6112および6114は従来の復調技法で復調できる。 【0742】エネルギー伝達信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関してダウン−コンバートされた信号を最適化するように制御される。 【0743】本セクションで参照する図面は、本発明による変調変換を示す。 例えば、図61EのPSK信号6 112と図61FのPSK信号6114は、FSK信号816が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することでPSK信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0744】3.2.1.2 構造説明 エネルギー伝達システム1602の動作を、流れ図46 19と図61A〜61Eのタイミング図を参照しながら、FSK信号816をPSK信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に説明する。 ステップ4620 で、エネルギー伝達モジュール1606はFSK信号8 16を受信する(図61A)。 ステップ4622で、エネルギー伝達モジュール1606はエネルギー伝達信号6107を受信する(図61C)。 ステップ4624 で、エネルギー伝達モジュール1606はエネルギー伝達信号6107のエイリアシングレートでFSK信号8 16からエネルギーを伝達して、FSK信号816を図61EのPSK信号6112または図61FのPSK信号6114にダウン−コンバートする。 【0745】3.2.2 第2の実施形態:FM信号をAM信号にダウン−コンバートする処理 3.2.2.1 動作説明 図46Dの流れ図4619について、図8Cに示すFS K信号816をASK信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に説明する。 【0746】FSK信号816は便宜のために図62A に再び示されている。 FSK信号816は第1の周波数6206と第2の周波数6208の間で偏移する。 例示の実施形態では、第1の周波数6206は第2の周波数6208よりも低い。 代替実施形態では、第1の周波数6206は第2の周波数6208よりも高い。 この例では、第1の周波数6206は約899MHzで、第2の周波数6208は約901MHzである。 【0747】図62BはFSK信号816の一部を表すFSK信号部分6204を拡大タイムスケールで示す。 【0748】この処理はステップ4620から開始する。 ステップ4620はFM信号を受信するステップを含む。 これはFSK信号816によって表される。 【0749】ステップ4622はエイリアシングレートF ARを有するエネルギー伝達信号を受信するステップを含む。 図62Cは、例示のエネルギー伝達信号6207 を図62Bとほぼ同じタイムスケールで示す。 エネルギー伝達信号6207は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列6 209を含む。 エネルギー伝達パルス6209は前述したように決定または選択されるエイリアシングレートF ARで繰り返す。 一般に、FM信号を非FM信号にダウン−コンバートする時には、エイリアシングレートはFM 信号内の周波数の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 【0750】FSK信号がASK信号にダウン−コンバートされるこの例では、エイリアシングレートは第1の周波数6206と第2の周波数6208の調波、または通常、分数調波にほぼ等しい。 第1の周波数6206が899MHzで第2の周波数6208が901MHzであるこの例では、エイリアシングレートは899MHz または901MHzの調波または分数調波にほぼ等しくてよい。 【0751】ステップ4624はエイリアシングレートでFM信号からエネルギーを伝達してFM信号を非FM 信号F (NON-FM)にダウン−コンバートするステップを含む。 図62Dで、該当するFSK信号6218はエイリアシングレートF ARでFSK信号816からエネルギーを伝達する効果を示す。 該当するFSK信号6218 は、図62Bおよび62Cとほぼ同じタイムスケールで示されている。 【0752】図62Eは、変調変換処理によって生成されるASK信号6212を示す。 ASK信号6212は任意の負荷インピーダンスで示されている。 負荷インピーダンスの最適化については以下のセクション5で説明する。 【0753】ASK信号6212は図62Cのエネルギー伝達パルス6209と相関する部分6210Aを含む。 ASK信号6212はまたエネルギー伝達パルス6 209間の部分6210Bを含む。 部分6210Aは、 FSK816から、同時に出力負荷を駆動しながら蓄積デバイスに伝達されたエネルギーを表す。 部分6210 Aはスイッチモジュールがエネルギー伝達パルス620 7によってクローズされる時に発生する。 部分6210 Bは、負荷を駆動し続ける、蓄積デバイス内に蓄積されたエネルギーを表す。 部分6210Bはエネルギー伝達パルス6207の後でスイッチモジュールがオープンされた時に発生する。 【0754】図62Fで、ASK信号6214はASK 信号6212のフィルタリングされたバージョンを縮小タイムスケールで表す。 本発明は、フィルタリングされていない被復調ベースバンド信号6212、フィルタリングされた被復調ベースバンド信号6214、部分的にフィルタリングされた被復調ベースバンド信号、階段波出力信号などを出力することができる。 これらの実施形態の選択は一般に本発明の適用に依存する設計の選択である。 ASK信号6212および6214は従来の復調技法で復調できる。 【0755】エネルギー伝達信号のエイリアシングレートは、好ましくは、必要に応じて振幅出力および極性に関してダウン−コンバートされた信号を最適化するように制御される。 【0756】本セクションで参照する図面は本発明による変調変換を示す。 例えば、図62EのASK信号62 12と図62FのASK信号6214は、FSK信号8 16が十分な再構築に必要なベースバンド情報を保持することでASK信号に成功裏にダウン−コンバートされたことを示す。 【0757】3.2.2.2 構造説明 エネルギー伝達システム1602の動作を、流れ図46 19と図62A〜62Fのタイミング図を参照しながら、FSK信号816をASK信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に説明する。 ステップ4620 で、エネルギー伝達モジュール6304はFSK信号8 16を受信する(図62A)。 ステップ4622で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号6207を受信する(図62C)。 ステップ4624 で、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号6207のエイリアシングレートでFSK信号8 18からエネルギーを伝達して、FSK信号816を図62EのASK信号6212または図62FのASK信号6214にダウン−コンバートする。 【0758】3.2.3 その他の実施形態 上記の実施形態は例示的なものにすぎない。 これらの実施形態は本発明を限定するものではない。 これらの本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0759】エネルギー伝達モジュール6302の例示の実施形態については以下のセクション4および5で開示する。 【0760】3.3 実施例 上記の方法、構造、および/または実施形態に関係する例示の動作および/または構造実施態様についてはセクション4および5で説明する。 これらの実施態様は例示的なものであって、限定的なものではない。 本発明は本セクションに記載された特定の実施例に限定されるものではない。 代替実施態様(本セクションに記載する実施形態の等価形態、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施態様は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0761】4. 実施例 上記の方法、構造、および/または実施形態に関係する例示の動作および/または構造実施形態について本セクション(およびそのサブセクション)で説明する。 本セクションではこれらの実施態様は限定的なものではなく、例示的なものとして記載されている。 本発明は本セクションに記載された特定の実施例に限定されるものではない。 代替実施態様(本セクションに記載する実施形態の均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施態様は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0762】図63は図13の一般のエイリアシングシステム1302の例示の実施形態であるエネルギー伝達システム6302を示す。 エネルギー伝達システム63 02はエネルギー伝達モジュール6304を含み、エネルギー伝達モジュール6304はEM信号1304とエネルギー伝達信号6306を受信する。 エネルギー伝達信号6306は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列を含む。 エネルギー伝達パルスはエイリアシングレートF ARで繰り返す。 【0763】上記のセクションで図46Aの流れ図46 01、図46Bの流れ図4607、図46Cの流れ図4 613および図46Dの流れ図4619に関して説明したように、エネルギー伝達モジュール6304はエネルギー伝達信号6306のエイリアシングレートでEM信号1304からエネルギーを伝達する。 エネルギー伝達モジュール6304はEM信号1304から伝達された無視できない量のエネルギーを含むダウン−コンバートされた信号1308Bを出力する。 【0764】図64Aは、エネルギー伝達システム63 02の実施例である例示のゲーテッド(gated)伝達システム6402を示す。 ゲーテッド伝達システム640 2は以下に説明するゲーテッド伝達モジュール6404 を含む。 【0765】図64Bは、エネルギー伝達システム63 02の代替実施例である例示の反転ゲーテッド伝達システム6406を示す。 反転ゲーテッド伝達システム64 06は以下に説明する反転ゲーテッド伝達モジュール6 408を含む。 【0766】4.1 ゲーテッド伝達システムとしてのエネルギー伝達システム 図64Aはエネルギー伝達システム6302の例示の実施態様である例示のゲーテッド伝達システム6402を示す。 ゲーテッド伝達システム6402はEM信号13 04とエネルギー伝達信号6306を受信する、ゲーテッド伝達モジュール6404を含む。 エネルギー伝達信号6306は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列を含む。 エネルギー伝達パルスはエイリアシングレートF ARで繰り返す。 【0767】上記のセクションで図46Aの流れ図46 01、図46Bの流れ図4607、図46Cの流れ図4 613および図46Dの流れ図4619に関して説明したように、ゲーテッド伝達モジュール6404はエネルギー伝達信号6306のエイリアシングレートでEM信号1304からエネルギーを伝達する。 ゲーテッド伝達モジュール6404は、EM信号1304から伝達された無視できない量のエネルギーを含むダウン−コンバートされた信号1308Bを出力する。 【0768】4.1.1 スイッチモジュールおよび蓄積モジュールとしてのゲーテッド伝達システム 図65はスイッチモジュール6502および蓄積モジュール6506を含むゲーテッド伝達モジュール6404 の例示の実施形態を示す。 好ましくは、スイッチモジュール6502および蓄積モジュール6506は、図46 Aの動作流れ図4601、図46Bの動作流れ図460 7、図46Cの動作流れ図4613および図46Dの動作流れ図4619に示す任意の方法で、EM信号130 4からエネルギーを伝達してEM信号1304をダウン−コンバートする。 【0769】例として、スイッチモジュール6502と蓄積モジュール6506の動作を、流れ図4607と図83A〜83Fのタイミング図を参照しながら、EM信号1304を中間信号にダウン−コンバートする処理に関して以下に説明する。 【0770】ステップ4608で、スイッチモジュール6502はEM信号1304を受信する(図83A)。 ステップ4610で、スイッチモジュール6502はエネルギー伝達信号6306を受信する(図83C)。 ステップ4612で、スイッチモジュール6502と蓄積モジュール6506は協働してEM信号1304からエネルギーを伝達してEM信号1304を中間信号にダウン−コンバートする。 より詳細には、ステップ4612 中に、スイッチモジュール6502はエネルギー伝達パルスごとにクローズしてEM信号1304を蓄積モジュール6506に結合する。 一実施形態では、スイッチモジュール6502はエネルギー伝達パルスの立上り区間でクローズする。 代替実施形態では、スイッチモジュール6502はエネルギー伝達パルスの立下り区間でクローズする。 EM信号1304が蓄積モジュール6506 に結合されている間、無視できない量のエネルギーがE M信号1304から蓄積モジュール6506に伝達される。 図83Bはエネルギーがそこから伝達された後のE M信号1304を示す。 図83Dは蓄積モジュール65 06に蓄積された伝達されたエネルギーを示す。 蓄積モジュール6506は、伝達されたエネルギーを被ダウン−コンバート信号1308Bとして出力する。 蓄積モジュール6506は、被ダウン−コンバート信号1308 Bを図83Eに示す信号のようなフィルタリングされていない信号、またはフィルタリングされた被ダウン−コンバート信号として出力できる(図83F)。 【0771】4.1.2 ブレーク−ビフォア−メーク・モジュールとしてのゲーテッド伝達システム 図67Aはブレーク−ビフォア−メーク・モジュール6 702および蓄積モジュール6716を含むゲーテッド伝達モジュール6404の例示の実施形態を示す。 好ましくは、ブレーク−ビフォア−メーク・モジュール67 02および蓄積モジュール6716はEM信号1304 からエネルギーを伝達して、図46Aの動作流れ図46 01、図46Bの動作流れ図4607、図46Cの動作流れ図4613および図46Dの動作流れ図4619に示す任意の方法でEM信号1304をダウン−コンバートする。 【0772】図67Aで、ブレーク−ビフォア−メーク・モジュール6702は通常オープン状態のスイッチ6 704および通常クローズ状態のスイッチ6706を含む。 通常オープン状態のスイッチ6704はエネルギー伝達信号6306によって制御されている。 通常クローズ状態のスイッチ6706は分離信号6712によって制御されている。 一実施形態では、分離信号6712がエネルギー伝達信号6306から生成される。 あるいは、エネルギー伝達信号6306が分離信号6712から生成される。 あるいは、分離信号6712がエネルギー伝達信号6306とは無関係に生成される。 ブレーク−ビフォア−メーク・モジュール6702は入力670 8を出力6710からほぼ分離する。 【0773】図67Bは通常オープン状態のスイッチ6 704を制御するエネルギー伝達信号6306の例示のタイミング図を示す。 図67Cは通常クローズ状態のスイッチ6706を制御する分離信号6712の例示のタイミング図を示す。 ブレーク−ビフォア−メーク・モジュール6702の動作について図67Bおよび67Cの例示のタイミング図を参照しながら以下に説明する。 【0774】時間t0以前は、通常オープン状態のスイッチ6704と通常クローズ状態のスイッチ6706は通常の状態にある。 【0775】時間t0で、図67Cの分離信号6712 は通常クローズ状態のスイッチ6706をオープンする。 次いで、時間t0の直後に、通常オープン状態のスイッチ6704と通常クローズ状態のスイッチ6706 はオープンし、入力6708は出力6710から分離される。 【0776】時間t1で、図67Bのエネルギー伝達信号6306は通常オープン状態のスイッチ6704をパルスの無視できない持続時間中クローズする。 これによってEM信号1304は蓄積モジュール6716に結合される。 【0777】時間t2以前は、図67Bのエネルギー伝達信号6306は通常オープン状態のスイッチ6704 をオープンする。 これによってEM信号1304は蓄積モジュール6716から結合解除される。 【0778】時間t2で、図67Cの分離信号6712 は通常クローズ状態のスイッチ6706をクローズする。 これによって蓄積モジュール6716は出力671 0に結合される。 【0779】蓄積モジュール6716は図65の蓄積モジュール6506と同様である。 ブレークビフォアメークゲーテッド伝達システム6701は、図65のゲーテッド伝達システム6501に関して説明した方法と同様の方法でEM信号1304をダウン−コンバートする。 【0780】4.1.3 スイッチモジュールの実施例 図65のスイッチモジュール6502と図67Aのスイッチモジュール6704および6706は、好ましくはクローズ時に比較的低いインピーダンスを有し、オープン時に比較的高いインピーダンスを有する任意のタイプのスイッチデバイスである。 スイッチモジュール650 2、6704および6706は、通常オープンまたは通常クローズ状態のスイッチで実施できる。 スイッチモジュールは理想的なスイッチモジュールである必要はない。 【0781】図66Bは、スイッチモジュール6610 としてスイッチモジュール6502、6704および6 706を示す。 スイッチモジュール6610は通常オープンまたは通常クローズ状態のアーキテクチャで実施できる。 スイッチモジュール6610(例えば、スイッチモジュール6502、6704および6706)は、機械的スイッチデバイスと電気的スイッチデバイス、光スイッチデバイスなど、またそれらの組合せを含む任意のタイプの適切なスイッチデバイスで実施できるが、これに限定されない。 そのようなデバイスは、トランジスタスイッチデバイス、ダイオードスイッチデバイス、リレースイッチデバイス、光スイッチデバイス、マイクロマシンスイッチデバイスなど、またはその組合せを含むが、これに限定されない。 【0782】一実施形態では、スイッチモジュール66 10は、例えば、電界効果トランジスタ(FET)、双極トランジスタなどのトランジスタ、またはその他の任意の適切な回路交換デバイスとして実施できる。 【0783】図66Aでは、スイッチモジュール661 0はFET6602として示されている。 FET660 2は、MOSFET、JFET、GaAsFETなどを含む任意のタイプのFETでよいが、これに限定されない。 FET6602はゲート6604、ソース6606 およびドレイン6608を含む。 ゲート6604はソース6606とドレイン6608との間の切替え動作を制御するエネルギー伝達信号6306を受信する。 一実施形態において、ソース6606とドレイン6608とは交換可能である。 【0784】図66AのFET6602としてのスイッチモジュール6610の図示は例示的なものにすぎないことを理解する必要がある。 本セクションの記載に基づいて当業者には明らかなように、切替え機能を有する任意のデバイスを使用して、スイッチモジュール6610 (すなわち、スイッチモジュール6502、6704および6706)を実施することができる。 【0785】図66Cで、スイッチモジュール6610 は、エネルギー伝達信号6306が出力6613に結合されている時に2リードデバイスとして動作するダイオードスイッチ6612として示されている。 【0786】図66Dで、スイッチモジュール6610 は、エネルギー伝達信号6306が出力6615に結合されている時に2リードデバイスとして動作するダイオードスイッチ6614として示されている。 【0787】4.1.4 蓄積モジュールの実施例 蓄積モジュール6506および6716は、EM信号1 304から伝達された無視できない量のエネルギーを蓄積する。 例示の実施形態では、蓄積モジュール6506 および6716は図68Aのリアクタンス性蓄積モジュール6801として実施できる。 ただし、本発明はこの実施形態に限定されない。 リアクタンス性蓄積モジュールはEM信号1304から伝達されたエネルギーを蓄積する1つまたは2つ以上のリアクタンス性電気的構成要素を使用する蓄積モジュールである。 リアクタンス性電気的構成要素は、コンデンサおよびインダクタを含むが、これに限定されない。 【0788】一実施形態では、蓄積モジュール6506 および6716は図68Bに容量性蓄積モジュール68 02として示されている1つまたは2つ以上の容量性蓄積要素を含む。 図68Cでは、容量性蓄積モジュール6 802は一般にコンデンサ6804として示されている1つまたは2つ以上のコンデンサとして示されている。 【0789】蓄積モジュール6506および6716の目標は、EM信号1304から伝達された無視できない量のエネルギーを蓄積することである。 元の、影響を受けていないEM入力信号の振幅再現は必ずしも重要ではない。 エネルギー伝達環境では、蓄積モジュールは伝達される電力を処理して、無視できないアパーチャ期間中に無視できない量の電力を受け入れる能力を備えることが好ましい。 【0790】端子6806は容量性蓄積モジュール68 02の出力としての働きをする。 容量性蓄積モジュール6802は端子6806で蓄積されたエネルギーを提供する。 図68Fは、以下に説明する反転ゲーテッド伝達システムで使用できる直列コンデンサ6812を含む容量性蓄積モジュール6802を示す。 【0791】代替実施形態では、蓄積モジュール650 6および6716は図68Dに誘導性蓄積モジュール6 808として示されている1つまたは2つ以上の誘導性蓄積要素を含む。 【0792】代替実施形態では、蓄積モジュール650 6および6716は図68Eに容量性/誘導性蓄積モジュール6810として示されている1つまたは2つ以上の容量性蓄積要素と1つまたは2つ以上の誘導性蓄積要素の組合せを含む。 【0793】図68Gは図83A〜83Fに示され、同図に関して説明されているEM信号1304をダウン− コンバートするために実施できる統合ゲーテッド伝達システム6818を示す。 【0794】4.1.5 任意選択のエネルギー伝達信号モジュール 図69はエネルギー伝達システム6302の例示の実施形態であるエネルギー伝達システム6901を示す。 エネルギー伝達システム6901は、エネルギー伝達信号6306を生成する機能を含む任意の種々の機能または機能の組合せを実行できる任意選択のエネルギー伝達信号モジュール6902を含むが、これに限定されない。 【0795】一実施形態では、任意選択のエネルギー伝達信号モジュール6902はその例がアパーチャ発生器6820として図68Jに示されているアパーチャ発生器を含む。 アパーチャ発生器6820は入力信号682 4から無視できないアパーチャパルス6826を生成する。 入力信号6824は、正弦波、方形波、のこぎり波などを含む任意のタイプの周期信号でよいが、これに限定されない。 入力信号6824を生成するシステムについて以下に説明する。 【0796】パルス6826のアパーチャの幅は、アパーチャ発生器6820の分岐6822での遅延によって決定される。 一般に、所望のパルス幅が増加すると、アパーチャ発生器6820の許容差が減少する。 言い換えれば、所与のEM入力周波数について無視できないアパーチャパルスを生成するためには、同じEM入力周波数で動作するアンダー−サンプリング・システムで必要な反応時間ほど速い反応時間を必要としない。 【0797】アパーチャ発生器6820内に示されている例示のロジックおよび実施態様は例示的なものにすぎず、限定的なものではない。 使用される実際のロジックは多くの形態をとることができる。 例示のアパーチャ発生器6820は本セクションの他の実施例と極性を一致させるために示されている任意選択のインバータ682 8を含む。 【0798】アパーチャ発生器6820の例示の実施態様は図68Kに示されている。 アパーチャ生成ロジックの追加の例は図68Hおよび68Iに示されている。 図68Hは入力信号6824の立上り区間でパルス682 6を生成する立上り区間パルス発生器6840を示す。 図68Iは入力信号6824の立下り区間でパルス68 26を生成する立下り区間パルス発生器6850を示す。 【0799】一実施形態では、入力信号6824は図6 9に示すように、エネルギー伝達信号モジュール690 2の外部で生成される。 あるいは、入力信号6824はエネルギー伝達信号モジュール6902によって内部的に生成される。 入力信号6824は図68Lの発振器6 830に示すように、発振器によって生成できる。 発振器6830はエネルギー伝達信号モジュール6902の内部にあってもよいし、エネルギー伝達信号モジュール6902の外部にあってもよい。 発振器6830はエネルギー伝達システム6901の外部にあってもよい。 発振器6830の出力は任意の周期波形である。 【0800】エネルギー伝達システム6901によって実行されるダウン−コンバージョンのタイプは、パルス6826の周波数によって決定されるエネルギー伝達信号6306のエイリアシングレートに依存する。 パルス6826の周波数は入力信号6824の周波数によって決定される。 例えば、入力信号6824の周波数がEM 信号1304の調波または分数調波にほぼ等しい時には、EM信号1304はベースバンド信号に直接ダウン−コンバートされ(例えば、EM信号がAM信号またはPM信号の時に)、またはFM信号から非FM信号に変換される。 入力信号6824の周波数が差周波数の調波または分数調波にほぼ等しい時には、EM信号1304 は中間信号にダウン−コンバートされる。 【0801】任意選択のエネルギー伝達信号モジュール6902は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施できる。 【0802】4.2 反転ゲーテッド伝達システムとしてのエネルギー伝達システム 図64Bはエネルギー伝達システム6302の例示の実施態様である例示の反転ゲーテッド伝達システム640 6を示す。 反転ゲーテッド伝達システム6406は、E M信号1304およびエネルギー伝達信号6306を受信する反転ゲーテッド伝達モジュール6408を含む。 エネルギー伝達信号6306は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列を含む。 エネルギー伝達パルスはエイリアシングレートF ARで繰り返す。 反転ゲーテッド伝達モジュール6408は、上記のセクションで図46Aの流れ図46 01、図46Bの流れ図4607、図46Cの流れ図4 613および図46Dの流れ図4619に関して説明したように、エネルギー伝達信号6306のエイリアシングレートでEM信号1304からエネルギーを伝達する。 反転ゲーテッド伝達モジュール6408は、EM信号1304から伝達された無視できない量のエネルギーを含むダウン−コンバートされた信号1308Bを出力する。 【0803】4.2.1 スイッチモジュールおよび蓄積モジュールとしての反転ゲーテッド伝達システム 図74はスイッチモジュール7404および蓄積モジュール7406を含む反転ゲーテッド伝達モジュール64 08の例示の実施形態を示す。 好ましくは、スイッチモジュール7404および蓄積モジュール7406は、図46Aの動作流れ図4601、図46Bの動作流れ図4 607、図46Cの動作流れ図4613および図46D の動作流れ図4619に示す任意の方法で、EM信号1 304からエネルギーを伝達してEM信号1304をダウン−コンバートする。 【0804】スイッチモジュール7404は図66A〜 66Dに関して上記のように実施できる。 蓄積モジュール7406は図68A〜68Fに関して上記のように実施できる。 【0805】図示の実施形態では、蓄積モジュール72 06は1つまたは2つ以上のコンデンサ7408を含む。 コンデンサ7408は、スイッチモジュール740 4の状態に関わらず端子7410までEM信号1304 の高周波成分を通過させるために選択される。 コンデンサ7408はEM信号1304からの無視できない量のエネルギーを蓄積する。 その後、端子7410の信号はコンデンサ7408に蓄積されたエネルギーに関係する量だけオフセットされる。 【0806】反転ゲーテッド伝達システム7401の動作を図75A〜75Fに示す。 図75AはEM信号13 04を示す。 図75Bはエネルギー伝達が終わった後のEM信号1304を示す。 図75Cは無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列を含むエネルギー伝達信号6306を示す。 【0807】図75Dは例示のダウン−コンバートされた信号1308Bを示す。 図75Eはダウン−コンバートされた信号1308Bを縮小タイムスケールで示す。 蓄積モジュール7406は直列要素のため、EM信号1 304の高周波(例えばRF)がダウン−コンバートされた信号上に存在する。 これは図75Fに示すようにフィルタリングできる。 【0808】反転ゲーテッド伝達システム7401を使用して、被変調搬送波信号および非変調搬送波信号を含む任意のタイプのEM信号をダウン−コンバートすることができる。 【0809】4.3 改善されたダイナミックレンジのためのレール・ツー・レール動作 4.3.1 序論 図110Aは、エイリアシング信号11014(エネルギー伝達信号と呼ばれることもある)を使用して、EM 信号11002をダウン−コンバートされた信号110 12にダウン−コンバートするエイリアシングモジュール11000を示す。 エイリアシングモジュール110 00は図63のエネルギー伝達モジュール6304の一例である。 エイリアシングモジュール11000はUF Tモジュール11004および蓄積モジュール1100 8を含む。 図110Aに示すように、UFTモジュール11004はnチャネルのFET11006として実施され、蓄積モジュール11008はコンデンサ1101 0として実施される。 ただし、本発明はこの実施形態に限定されない。 【0810】FET11006はEM信号11002およびエイリアシング信号11014を受信する。 一実施形態では、エイリアシング信号11014はエイリアシングレートで繰り返す、無視できないアパーチャを有するパルス列を含む。 エイリアシングレートはEM信号1 1002の調波または分数調波でよい。 FET1100 6は、エイリアシング信号11014のエイリアシングレートでEM信号11002をサンプリングしてダウン−コンバートされた信号11012を生成する。 一実施形態では、FETのゲート−ソース間電圧(V GS )がしきい電圧(V T )を超えるとFET11006が導通する(オンになる)ように、エイリアシング信号1101 4はFET11006のゲートを制御する。 FET11 006が導通すると、FET11006のソースからドレインまでチャネルが作成されてEM信号11002からコンデンサ11010まで電荷が伝達される。 より詳細に言えば、図110Bに示すように、FET1100 6のコンダクタンス(1/R)対V GS比はV Tで許容レベルに達する連続関数である。 連続的なサンプリング中にコンデンサ11010によって蓄積される電荷はダウン−コンバートされた信号11012を形成する。 【0811】上記のように、nチャネルFET1100 6はV GSがしきい電圧V Tを超えると導通する。 図11 0Aに示すように、FET11006のゲート電圧がエイリアシング信号11014によって決定され、ソース電圧が入力EM信号11002によって決定される。 エイリアシング信号11014は、好ましくは振幅が予測可能でありシステム設計者によって設定できる複数のパルスである。 ただし、EM信号11002は通常、結合装置(アンテナなど)によって通信媒体を介して受信される。 したがって、EM信号11102の振幅は可変であり、送信信号の強度と通信媒体の減衰を含むいくつかの要因に依存する。 したがって、FET11006上のソース電圧は完全には予測不可能であり、V GSとFET 11006のコンダクタンスに影響を及ぼす。 【0812】例えば、図111Aは、FET11006 のソースに現れるEM信号11002の一例であるEM 信号11102を示す。 図示のように、EM信号111 02は比較的高い振幅を備えた区間11104を有する。 図111BはFET11006のゲートを制御するエイリアシング信号11014の一例としてエイリアシング信号11106を示す。 図111Cは、それぞれ図111Bおよび111Aに示すゲート電圧とソース電圧の差であるV GS 11108を示す。 FET11006 は、FET11006がそれを超えると導通する図11 1Cに示す固有のしきい電圧V T 11112を有する。 エイリアシング信号11106の各パルス中にFET1 1006が導通して電荷がEM信号11102からコンデンサ11010に伝達されるように、V GS >V Tであることが好ましい。 図111Cに示すように、EM信号11102の高振幅区間11104によって、V T 11 112を超えるV GSパルス11110が発生し、したがって、FET11006は所望のように完全には導通しない。 したがって、結果的に得られるEM信号1110 2のサンプルは劣化することがあり、ダウン−コンバートされた信号11012に悪影響を与える危険がある。 【0813】前述したように、FET11006のコンダクタンス対V GS比は数学的に連続しており、厳密なカットオフではない。 言い換えれば、FET11006はパルス11110がV T 11112を下回っていてもパルス11110によって制御されるとわずかに導通する。 ただし、V T 11112より大きいV GSパルス11 111と比較するとFET11006の挿入損は増加する。 振幅が大きい入力信号によって引き起こされる性能の低下は、クリッピングまたは圧縮と呼ばれる。 クリッピングによってダウン−コンバートされた信号1101 2は歪み、その結果、入力EM信号11102の忠実なダウン−コンバージョンに悪影響が出る。 ダイナミックレンジはダウン−コンバートされた信号に歪みが混入することなく忠実にダウン−コンバートできる入力信号の範囲に関連する有利な点である。 ダウン−コンバージョン回路のダイナミックレンジが広ければ広いほど、ダウン−コンバートされた信号に歪みが混入することなく忠実にダウン−コンバートできる入力信号は大きくなる。 【0814】4.3.2 改善されたダイナミックレンジのための相補形UFT構造 図112は、エイリアシング信号11220を使用してEM信号11208をダウン−コンバートしてダウン− コンバートされた信号11214を生成する本発明の実施形態によるエイリアシングモジュール11200を示す。 エイリアシングモジュール11200はエイリアシングモジュール11000と比較してより大きい振幅範囲で入力信号をダウン−コンバートする能力があり、したがって、エイリアシングモジュール11200はエイリアシングモジュール11000と比較すると改善されたダイナミックレンジを有する。 エイリアシングモジュール11200は相補形FETデバイスで実施できる2 つのUFTモジュールを含むため、ダイナミックレンジが改善される。 言い換えれば、一方のFETはnチャネルで、他方のFETはpチャネルであり、したがって、 入力信号が電源の制約を超えない限り少なくとも1つのFETが常にエイリアシング信号パルス中に導通していることになる。 エイリアシングモジュール11200 は、遅延11202、UFTモジュール11206、1 1216、ノード11210、11212、およびインバータ11222を含む。 インバータ11222は電圧源V + 11232およびV - 11234に結合されている。 UFTモジュール11206はnチャネルFET1 1204を備え、UFTモジュール11216はpチャネルFET11218を備える。 【0815】前述したように、エイリアシングモジュール11200は2つの相補形FETを操作してダイナミックレンジを拡張し歪み効果を低減する。 このために、 2つの相補形エイリアシング信号11224、1122 6がエイリアシング信号11220から生成されてそれぞれFET11218、11204によるサンプリングを制御することが必要である。 このために、インバータ11222はエイリアシング信号11220を受信して反転し、pチャネルFET11218を制御するエイリアシング信号11224を生成する。 遅延11202はエイリアシング信号11220を遅延させて、時間遅延量がインバータ11222に関連する時間遅延量にほぼ等しいエイリアシング信号11226を生成する。 したがって、エイリアシング信号11224および1122 6は振幅がほぼ相補形である。 【0816】ノード11210はEM信号11208を受信し、EM信号11227、11228をそれぞれ実質的にEM信号11208の複製であるnチャネルFE T11204およびpチャネルFET11218のソースに結合する。 nチャネルFET11204はエイリアシング信号11226の制御下でEM信号11227をサンプリングし、FET11204のドレインでサンプル11236を生成する。 同様に、pチャネルFET1 1218はエイリアシング信号11224の制御下でE M信号11228をサンプリングし、FET11218 のドレインでサンプル11238を生成する。 ノード1 1212は結果として得られた電荷サンプルをコンデンサ11230によって蓄積されている電荷サンプル11 240に結合する。 コンデンサ11230によって蓄積されている電荷は連続するサンプル中にダウン−コンバートされた信号11214を生成する。 nチャネルFE T11204とpチャネルFET11214は相補形デバイスのため、エイリアシングモジュール11200はエイリアシングモジュール11000と比較してダイナミックレンジが改善されている。 したがって、大きい入力EM信号11208のために一方のデバイスがカットオフされても、他方のデバイスが導通し、入力信号が電源電圧V + 11232とV - 11234の間にある限り、 入力信号をサンプリングする。 これは当業者に知られているようにレールツーレール動作と呼ばれる。 【0817】例えば、図113Aは、nチャネルFET 11204およびpチャネルFET11218のソースに結合されたEM信号11227、11228の一例であるEM信号11302をそれぞれ示す。 図示のように、EM信号11302はパルス11303、1130 5を含む比較的大きい振幅を有する区間11304を有する。 図113BはnチャネルFET11204のゲートを制御するエイリアシング信号11226の一例としてエイリアシング信号11306を示す。 pチャネルF ETについても同様に、図113DはpチャネルFET 11218のゲートを制御するエイリアシング信号11 224の一例としてエイリアシング信号11314を示す。 エイリアシング信号11314はエイリアシング信号11306の振幅の補数である。 【0818】図113Cは、図113Bおよび113A に示すnチャネルFET11204上のゲート電圧とソース電圧の差であるV GS 11308をそれぞれ示す。 図113CはまたFET11204がそれを超えると導通するFET11204の固有のしきい電圧V T 1130 9を示す。 pチャネルFETについても同様に、図11 3Eはそれぞれ図113Dおよび113Aに示すpチャネルFET11218上のゲート電圧とソース電圧の差であるV GS 11316を示す。 図113EはまたFET 11218がそれを下回ると導通するFET11218 の固有のしきい電圧V T 11317を示す。 【0819】前述したように、nチャネルFET112 04はV GS 11308がV T 11309を超えると導通し、pチャネルFET11218はV GS 11316がV T 11317を下回ると導通する。 図113Cに示すように、nチャネルFET11204は図113Aに示すEM信号11302の範囲で導通する。 ただし、V T 1 1309を超えない対応するV GSパルス11310(図113C)を結果的に生成するEM信号パルス1130 5の場合は例外である。 ただし、同じEM信号パルス1 1305によってpチャネルFETのV T 11317をはるかに下回るV GSパルス11320(図113E)が発生するため、pチャネルFET11218は十分に導通する。 したがって、EM信号11302のサンプルはpチャネルFET11218によって適切に収集され、 ダウン−コンバートされた信号11214には歪みが発生しない。 同様に、EM信号パルス11303からpチャネルFET11218が完全に導通するには不適当なV GSパルス11322(図113E)が発生する。 ただし、同じEM信号パルス11303からV T 11309 をはるかに超えるV GSパルス11311(図113C) が発生するため、nチャネルFET11204は十分に導通する。 【0820】上記のように、エイリアシングモジュール11200は、相補形FET構造のためにエイリアシングモジュール11000と比較してダイナミックレンジが改善されている。 図113A〜113Eに示すように、電源電圧V + 11232とV - 11234の間にある任意の入力信号によって、FET11204またはFE T11218の一方が導通するか、または両方のFET が導通する。 これは、nチャネルFET11204をカットオフするV GSを生成する任意の入力信号がpチャネルFET11218を導通させるためである。 同様に、 pチャネルFET11218をカットオフする任意の入力信号がnチャネルFET11204を導通させ、したがって、ダウン−コンバートされた出力信号の歪みを防止する。 【0821】4.3.3 偏移構成 図114はエイリアシングモジュール11200の代替実施形態であるエイリアシングモジュール11400を示す。 エイリアシングモジュール11400は正電源(V + )11402、抵抗器11404、11406およびエイリアシングモジュール11200内の要素を含む。 V + 11402および抵抗器11404、1140 6はノード11405で正のDC電圧を生成する。 これによって、ノード11405は正の電圧源を必要とする結合回路を駆動でき、エイリアシングモジュール114 00の単極供給動作が使用可能になる。 また正の電源電圧には入力EM信号11208のDCレベルを上げる効果がある。 したがって、本セクションの記載に基づいて当業者には明らかなように、電源電圧V + 11402と地電位の間にある任意の入力信号によってFET112 04または11218は導通し、または両方のFETが導通する。 【0822】図115はエイリアシングモジュール11 200の代替偏移構成であるエイリアシングモジュール11500を示す。 エイリアシングモジュール1150 0は正の電源11502、負の電源11508、抵抗器11504、11506、およびエイリアシングモジュール11200内の要素を含む。 正の電源と負の電源を両方使用することで、ノード11505はV + 1150 2とV - 11508の間のどこでも偏移できる。 その結果、ノード11505は正または負の電源電圧を必要とする結合回路を駆動することができる。 さらに、本セクションの記載に基づいて当業者には明らかなように、電源電圧V + 11502とV - 11508の間にある任意の入力信号によってFET11204またはFET112 18が導通し、または両方のFETが導通する。 【0823】4.3.4 シミュレーションの例 前述したように、相補形FET構造を有するエイリアシングモジュールは、単一の(または単極の)FET構成と比較してダイナミックレンジが改善されている。 これについて、相補形FET構造を有するエイリアシングモジュール11602(図116)に関連する信号波形を単一の(または単極の)FET構造を有するエイリアシングモジュール11702(図117)の信号波形と比較することでさらに説明する。 【0824】エイリアシングモジュール11602(図116)は、エイリアシング信号11612を使用してEM信号11608をダウン−コンバートしてダウン− コンバートされた信号11610を生成する。 エイリアシングモジュール11602は相補形FET構造を有し、nチャネルFET11604、pチャネルFET1 1606、インバータ11614、およびエイリアシング信号発生器11608を含む。 図示のように、エイリアシングモジュール11602は電源回路11616によってバイアスされている。 エイリアシングモジュール11702(図117)は、エイリアシング信号117 08を使用してEM信号11704をダウン−コンバートしてダウン−コンバートされた信号11706を生成する。 エイリアシングモジュール11702は、nチャネルFET11712およびエイリアシング信号発生器11714を含む単一FET構造であり、電源回路11 710を使用してバイアスされている。 【0825】図118〜120はエイリアシングモジュール11602に対応する信号波形で、図121〜12 3はエイリアシングモジュール11702に対応する信号波形である。 図118、121はそれぞれダウン−コンバートされた信号11610、11706である。 図119、122はそれぞれサンプリングされたEM信号11608、11704である。 図120、123はそれぞれエイリアシング信号11612、11708である。 モジュール11602と11702が適切に比較できるようにエイリアシング信号11612はエイリアシング信号11708と同一である。 【0826】EM信号11608、11704は、それぞれ図119、122に示すように、電源電圧±1.6 5ボルトに近づく比較的大きい入力信号である。 図11 9で、信号11608の区間11902および1190 4は、エイリアシングモジュール11602によるEM 信号11608からダウン−コンバートされた信号11 610へのエネルギー伝達を示す。 より詳細に言えば、 区間11902は−1.65vの電源電圧付近でのエネルギー伝達を示し、区間11904は+1.65vの電源電圧付近でのエネルギー伝達を示す。 電源レール付近でのエネルギー伝達の対称的な品質は、相補形FET1 1604、11606の少なくとも1つが各エイリアシングパルス11612中に適切にEM信号をサンプリングしていることを示す。 その結果、最小の高周波雑音を有し、−1.0Vと1.0Vの間に中心がある(すなわち、無視できるDC電圧成分を有する)ダウン−コンバートされた信号11610が得られる。 【0827】図122と同様、区間12202および1 2204は、エイリアシングモジュール11702(単一FET構成)によるEM信号11704からダウン− コンバートされた信号11706へのエネルギー伝達を示す。 より詳細に言えば、区間12202は−1.65 V供給の電源電圧付近でのエネルギー伝達を示し、区間12204は+1.65V供給の電源電圧付近でのエネルギー伝達を示す。 区間12202、12204を図1 19の区間11902、11904と比較すると、区間12202、12204でのエネルギー伝達は電源レール付近で区間11902、11904の場合ほど対称ではないことが分かる。 これは、EM信号11704が信号11704の軌跡の一部で単一FET11712の性能を部分的に弱めている証拠である。 その結果、ダウン−コンバートされた信号11610と比較して高周波雑音が多く、かなりの負のDC電圧成分を有するダウン− コンバートされた信号11706が得られる。 【0828】以上のことをまとめると、ダウン−コンバートされた信号11706は、エイリアシングモジュール11702内の単一FET11712の性能を弱めている比較的大きいEM信号によって引き起こされる歪みを反映する。 エイリアシングモジュール11602によって生成されるダウン−コンバートされた信号1161 0は比較的歪みが少ない。 これは、エイリアシングモジュール11602内の相補形FET構成が、ダウン−コンバートされた信号11610内に歪みを生じることなく、振幅が大きい入力信号を処理する能力があるためである。 したがって、エイリアシングモジュール1160 2内の相補形FET構成はエイリアシングモジュール1 1702内の単一FET構成と比較するとダイナミックレンジが改善されている。 【0829】4.4 最適化されたスイッチ構造 4.4.1 CMOS内部のスプリッタ 図124AはCMOS内に実施されるスプリッタ回路1 2400の一実施形態を示す。 この実施形態は例示的なものであって、限定的なものではない。 一実施形態では、スプリッタ回路12400は局部発振器(LO)信号を約90°位相はずれの2つの発振信号に分割するために使用される。 第1の発振信号はIチャネル発振信号と呼ばれる。 第2の発振信号はQチャネル発振信号と呼ばれる。 Qチャネル発振信号はIチャネル発振信号の位相を約90°遅らせる。 スプリッタ回路12400は、 第1のIチャネルインバータ12402、第2のIチャネルインバータ12404、第3のIチャネルインバータ12406、第1のQチャネルインバータ1240 8、第2のQチャネルインバータ12410、Iチャネルフリップフロップ12412、およびQチャネルフリップフロップ12414を含む。 【0830】図124F〜124Jはスプリッタ回路1 2400の信号の関係を示すために使用される例示の波形である。 図124F〜124Jに示す信号波形はスプリッタ回路12400の構成要素による理想的な遅延時間を反映する。 図124FにはLO信号12416が示されている。 図124Gに示すように、第1、第2、第3のIチャネルインバータ12402、12404、および12406がLO信号12416を3回反転し、反転LO信号12418を出力する。 図124Hに示すように、第1および第2のQチャネルインバータ1240 8および12410がLO信号12416を2回反転し、非反転LO信号12420を出力する。 第1、第2、および第3のIチャネルインバータ12402、1 2404、および12406は第1および第2のQチャネルインバータ12408および12410による遅延にほぼ等しく、したがって、反転LO信号12418と非反転LO信号12420は約180°位相はずれの関係にある。 当業者には明らかなように、インバータの動作特性を調整して適切な遅延量を達成することができる。 【0831】Iチャネルフリップフロップ12412は反転LO信号12418を入力する。 Qチャネルフリップフロップ12414は非反転LO信号12420を入力する。 この実施形態では、Iチャネルフリップフロップ12412およびQチャネルフリップフロップ124 14はエッジトリガ方式のフリップフロップである。 どちらかのフリップフロップが入力で立上り区間を受信すると、フリップフロップの出力は状態を変える。 したがって、Iチャネルフリップフロップ12412およびQ チャネルフリップフロップ12414はそれぞれ入力信号周波数の約半分である信号を出力する。 さらに、当業者には明らかなように、Iチャネルフリップフロップ1 2412への入力とQチャネルフリップフロップ124 14への入力は約180°位相はずれの関係にあり、その結果として生じる出力信号は約90°位相はずれの関係にある信号である。 図124Iに示すように、Iチャネルフリップフロップ12412はIチャネル発振信号12422を出力する。 図124Jに示すように、Qチャネルフリップフロップ12414はQチャネル発振信号12424を出力する。 また図124Iと124Jを比較すると分かるように、Qチャネル発振信号1242 4は、Iチャネル発振信号12422の位相を90°遅らせる。 【0832】図124Bは図124のスプリッタ回路1 2400の詳細な回路実施形態をより詳細に示す。 図1 24Aの回路ブロックと同様の図124Bの回路ブロックは対応する参照番号によって示されている。 図124 C〜124Dは図124Bのスプリッタ回路12400 に関係する例示の出力波形を示す。 図124CはIチャネル発振信号12422を示す。 図124DはQチャネル発振信号12424を示す。 図124Cと124Dを比較すると分かるように、図124DのQチャネル発振信号12424の波形は、図124CのIチャネル発振信号12422の波形を約90°遅らせる。 【0833】図124Aおよび124Bのスプリッタ回路12400は例示的なものにすぎないことを理解する必要がある。 本セクションの説明に基づいて当業者には明らかなように、スプリッタ回路12400は種々のタイプのロジックと半導体デバイスの組から構成できる。 【0834】4.4.2 I/Q回路 図124EはCMOS内の完全なI/Q回路12426 の例示の実施形態を示す。 I/Q回路12426はすでに詳述したスプリッタ回路12400を含む。 上記で参照されている適用を含めて、I/Q回路の実施態様に関する詳細を本セクションに記載する。 【0835】4.5 IおよびQの実施例 4.5.1 異なるサイズのスイッチ 一実施形態では、本セクションに記載するスイッチモジュールは単一のスイッチとして並列に動作する一連のスイッチとして実施できる。 一連のスイッチは例えば電界効果トランジスタ(FET)、双極トランジスタ、またはその他の任意の適した回路切替えデバイスなどのトランジスタとすることができる。 一連のスイッチは1種類の切替えデバイス、または異なる切替えデバイスの組合せからなることができる。 【0836】例として、図125はスイッチモジュール12500を示す。 図125では、スイッチモジュールが一連のFET12502a〜nとして示されている。 FET12502a〜nは、MOSFET、JFET、 GaAsFETなどを含む任意のタイプのFETであるが、これに限定されない。 FET12502a〜nの各々は、図28AのFET2802と同様、ゲート125 04a〜n、ソース12506a〜n、およびドレイン12508a〜nを含む。 一連のFET12502a〜 nは並列に動作する。 ゲート12504a〜nは結合され、ソース12506a〜nは結合され、ドレイン12 508a〜nは結合されている。 ゲート12504a〜 nの各々は対応するソース12506a〜nおよびドレイン12508a〜n間の切替え動作を制御する制御信号1604、8210を受信する。 一般に、FET12 502a〜nの各々の対応するソース12506a〜n およびドレイン12508a〜nは交換可能である。 F ETの数に制限はない。 何らかの制限は特定の適用に依存するであろう。 「a〜n」の指定は決して限定的なものではない。 【0837】一実施形態では、FET12502a〜n は類似の特性を有する。 別の実施形態では、1つまたは2つ以上のFET12502a〜nは他のFETとは異なる特性を有する。 例えば、FET12502a〜nは異なるサイズでもよい。 CMOSの場合、一般にスイッチのサイズが大きいほど(ソースとドレイン領域の間のゲートの下の領域が広いほど)、スイッチで電源が入るのに時間がかかる。 電源投入時間が長いということは一部は大型スイッチに存在するゲート対チャネルキャパシタンスの大きさが原因である。 小型CMOSスイッチはより短時間で電源投入されるが、チャネル抵抗が大きい。 大型CMOSスイッチは小型CMOSスイッチと比較してチャネル抵抗が小さい。 サイズが異なるスイッチで電源投入特性が異なることで、スイッチモジュール構造全体の設計は融通性が富んだものになる。 小型スイッチを大型スイッチと組み合わせることで、スイッチ構造全体のチャネルコンダクタンスを調整して所与の要件を満たすことができる。 【0838】一実施形態では、FET12502a〜n は相対サイズが異なるCMOSスイッチである。 FET 12502aはFET12502b〜nに対してサイズが小さいスイッチであってもよい。 FET12502b はFET12502aよりもサイズが大きいがFET1 2502c〜nよりもサイズが小さいスイッチであってもよい。 FET12502c〜nのサイズは互いに異なっていてもよい。 例えば、漸進的に大きくなるスイッチのサイズを使用することができる。 FET12502a 〜nのサイズを互いにばらつかせることで、スイッチモジュールの電源投入特性曲線をそれに対応して変えることができる。 例えば、スイッチモジュールの電源投入特性は、理想的なスイッチの特性により近づくように調整できる。 あるいは、スイッチモジュールを調整して導電曲線の形を変えることもできる。 【0839】1つまたは2つ以上のFET12502a 〜nが比較的サイズが小さいようにFET12502a 〜nを構成することで、電源投入特性の高速化によってスイッチモジュール全体の電源投入特性曲線を改善することができる。 小型のスイッチはゲート対チャネルキャパシタンスが小さいため、大型スイッチよりも速く電源投入される。 【0840】1つまたは2つ以上のFET12502a 〜nが比較的サイズが大きいようにFET12502a 〜nを構成することで、チャネル抵抗の小ささによってスイッチモジュール全体の電源投入特性を改善することができる。 大型のスイッチはチャネル抵抗が小さいため、小型スイッチと組み合わせた場合でも、全体のスイッチ構造により低いチャネル抵抗を提供することができる。 これによって全体のスイッチ構造の負荷駆動範囲は拡大する。 それにより、全体のスイッチ構造内の相互のスイッチサイズを調整できる能力が、全体のスイッチ構造の動作がより理想に近くなり、用途に固有の要件を達成し、または固有の目的を達成するために兼ね合いをとることを可能にする。 これは本セクションの教示から当業者には明らかであろう。 【0841】図125の一連のFET12502a〜n としてのスイッチモジュールの図は例示的なものにすぎないことに留意されたい。 本セクションの教示から当業者には明らかなように、切替え機能を有する任意のデバイスを使用してスイッチモジュール(例えば、スイッチモジュール2802、2702、2402および240 6)を実施することができる。 【0842】4.5.2 全体のスイッチ領域の削減 回路性能は全体のスイッチ領域を削減することで改善できる。 前述したように、小型スイッチ(すなわち、ソースとドレイン領域の間のゲートの下の領域が小さいスイッチ)は大型スイッチと比較してゲート対チャネルキャパシタンスが小さい。 ゲート対チャネルキャパシタンスが小さいことで、回路はスパイク雑音の影響を受けにくい。 図126Aは全体のスイッチ領域が大きいスイッチモジュールの実施形態を示す。 図126Aのスイッチモジュールは20個のFET12602〜12640を含む。 図示のように、FET12602〜12640は同じサイズである(「Wd」および「lng」パラメータが等しい)。 入力ソース12646は入力EM信号を生成する。 パルス発生器12648はFET12602〜 12640のエネルギー伝達信号を生成する。 コンデンサC1はFET12602〜12640によってサンプリングされている入力信号の蓄積要素である。 図126 B〜126Qは図126Aのスイッチモジュールに関連する例示の波形を示す。 図126Bはサンプリングされて10MHz中間周波数信号にダウン−コンバートされる受信した1.01GHzのEM信号を示す。 図126 Cは20個のFET12602〜12640の各々のゲートに加えられる200MHzのエイリアシングレートを有するエネルギー伝達信号を示す。 エネルギー伝達信号は期間がゼロ時間から遠ざかる無視できないアパーチャを有するエネルギー伝達パルス列を含む。 エネルギー伝達パルスはエイリアシングレートで繰り返す。 図12 6Dは、図126Aのポイント12642での、エイリアシングレートでのエネルギー伝達効果を示す該当する受信EM信号を示す。 図126Eは、図126Aのポイント12644でダウン−コンバート処理によって生成されたダウン−コンバートされた信号を示す。 【0843】図126Fは受信した1.01GHzのE M信号の周波数スペクトラムを示す。 図126Gは受信エネルギー伝達信号の周波数スペクトラムを示す。 図1 26Hは図126Aのポイント12642での該当する受信EM信号の周波数スペクトラムを示す。 図126I は図126Aのポイント12644でのダウン−コンバートされた信号の周波数スペクトラムを示す。 【0844】図126J〜126Mは図126Aのポイント12642でのそれぞれ受信した1.01GHzのEM信号、受信エネルギー伝達信号、影響を受けた受信EM信号と、図126Aのポイント12644でのダウン−コンバートされた信号について、1.00GHzを中心とするより狭い周波数範囲に的を絞った周波数スペクトラムの詳細をさらに示す。 図126Lに示すように、該当する受信EM信号には図126Aのポイント1 2642に約1.0GHzのスパイク雑音が存在する。 このスパイク雑音は回路によって放射されることがあり、近傍の受信機に1.0GHzで干渉を引き起こすことがある。 【0845】図126N〜126Qは図126Aのポイント12642で受信され、1.01GHzのEM信号、受信エネルギー伝達信号、影響を受けた受信EM信号、および図126Aのポイント12644でのダウン−コンバートされた信号のそれぞれについて、10.0 MHzを中心とする狭い周波数範囲に的を絞った周波数スペクトラムを示す。 特に、図126Qは約5mVの信号が約10MHzでダウン−コンバートされたことを示す。 【0846】図127Aは図126Aの20個のFET 12602〜12640ではなく今度は14個のFET 12702〜12728を示すスイッチモジュールの代替実施形態を示す。 さらに、FETは種々のサイズである(FETによって一部の「Wd」および「lng」パラメータが異なる)。 【0847】図127Aのスイッチモジュールに関係する例示の波形である図127B〜127Qは、図126 B〜126Qの同様に指定された図形に対応する。 図1 27Lに示すように、低レベルのスパイク雑音が図12 6Lと同じ周波数ではなく1.0GHzで存在する。 これは低レベルの回路放射と相関する。 さらに、図127 Qに示すように、1.0GHzでの低レベルスパイク雑音は変換効率の損失なしに達成された。 これは図127 Qに約10MHzでダウン−コンバートされた約5mV の信号によって表されている。 この電圧は図126Aの回路によってダウン−コンバートされたレベルにほぼ等しい。 本セクションの教示から当業者には明らかなように、実際、スイッチの数を減らすことで全体のスイッチ領域も削減でき、またスイッチごとにスイッチ領域を削減することで回路の寄生キャパシタンスを低下させることができる。 特に、これによって、全体のゲート対チャネルキャパシタンスが低下し、振幅のスパイク雑音が低下し、不要な回路放射が低減される。 【0848】図126A〜126Qおよび127A〜1 27QのFETなどの上記のスイッチの図は例示的なものにすぎないことに留意されたい。 本セクションの記載に基づいて当業者には明らかなように、切替えキャパシタンスを有する任意のデバイスを使用してスイッチモジュールを実施することができる。 【0849】4.5.3 電荷注入の解消 本セクションに記載したスイッチモジュールが並列の一連のスイッチからなる実施形態では、場合によって電荷注入の効果を最小限にすることが望ましい。 電荷注入を最小限にすることは、そこから発生する不要な回路放射を低減するために一般に望ましい。 一実施形態では、不要な電荷注入効果は相補形nチャネルMOSFETおよびpチャネルMOSFETを使用して低減できる。 NチャネルMOSFETおよびpチャネルMOSFETは共に電荷注入の影響を受ける。 ただし、極性が逆の信号がそれぞれのゲートに加えられてスイッチをオン/オフし、その結果得られる電荷注入は逆の極性を有する。 したがって、nチャネルMOSFETおよびpチャネルM OSFETを組にして対応する電荷注入を解消することができる。 したがって、一実施形態では、スイッチモジュールは、それぞれの部材が電荷注入の不要な効果を最小限にするサイズであるnチャネルMOSFETとpチャネルMOSFETから構成できる。 【0850】図129Aは、図126Aの20個のFE T12602〜12640ではなく、14個のnチャネルFET12902〜12928と12個のpチャネルFET12930〜12952を示すスイッチモジュールの代替実施形態を示す。 nチャネルおよびpチャネルFETは相補形構成に配置されている。 さらに、FET は種々のサイズである(FETによって一部の「Wd」 および「lng」パラメータが異なる)。 【0851】図129Aのスイッチモジュールに関係する例示の波形である図129B〜129Qは、図126 B〜126Qの同様に指定された図形に対応する。 図1 29Lに示すように、低レベルのスパイク雑音が図12 6Lと同じ周波数ではなく1.0GHzで存在する。 これは低レベルの回路放射と相関する。 さらに、図129 Qに示すように、1.0GHzでの低レベルスパイク雑音は変換効率の損失なしに達成された。 これは図129 Qに約10MHzでダウン−コンバートされた約5mV の信号によって表されている。 この電圧は図126Aの回路によってダウン−コンバートされたレベルにほぼ等しい。 本セクションの教示から当業者には明らかなように、実際、相補形構成にスイッチを配置することで電荷注入を支援し、またスイッチごとにスイッチ領域を調整することで電荷注入効果を低減できる。 特に、これによって、振幅のスパイク雑音が低下し、不要な回路放射が低減される。 【0852】上の説明中の図129A〜129QでのF ETの使用は例示的なものにすぎないことに留意されたい。 本セクションの記載から当業者には明らかなように、種々のトランジスタ技術でトランジスタの組を使用して電荷注入を管理することができる。 【0853】4.5.4 オーバラップしたキャパシタンス MOSFETなどの半導体回路を組み立てる作業に関係する処理には制約がある。 場合によっては、これらの処理の制約の結果として、望むように理想的に機能しない回路に行きつくことがある。 例えば、理想的でない形で組み立てられたMOSFETは寄生キャパシタンスに弱い場合があり、周辺回路から雑音が放射されることがある。 可能な限り理想的な構造レイアウトを備えた回路を組み立てることで、非理想的な回路動作は最小限にされる。 【0854】図128Aはn+領域が理想的な形状をした例示のnチャネルエンハンスメントモードMOSFE T12800を示す。 MOSFET12800はゲート12802、チャネル領域12804、ソースコンタクト部12806、ソース領域12808、ドレインコンタクト部12810、ドレイン領域12812、および絶縁体12814を含む。 ソース領域12808およびドレイン領域12812はチャネル領域12804のp 型材料によって分離されている。 ソース領域12808 およびドレイン領域12812はn+材料として示されている。 n+材料は通常、イオン注入/拡散処理によってチャネル領域12804のp型材料内に注入される。 イオン注入/拡散処理は当業者にはよく知られている。 絶縁体12814はp型材料をまたぐゲート12802 を絶縁する。 絶縁体12814は一般に金属酸化膜絶縁体を含む。 MOSFET12800のソース領域128 08とドレイン領域12812の間のチャネル電流はゲート12802の電圧によって制御されている。 【0855】MOSFET12800の動作について以下に説明する。 ゲート12802に正電圧が加えられると、チャネル領域12804のp型材料内の電子が絶縁体12814の下の表面に引き寄せられて、チャネルと呼ばれるソースとドレイン間のn型材料の接続用の表面付近の領域が形成される。 ゲートコンタクト部1280 6とソース領域12808の間の電圧がより大きくなるかより正の値になると、その間の領域の抵抗は減少する。 【0856】図128Aで、ソース領域12808およびドレイン領域12812は、イオン注入処理によって理想的な矩形領域に形成されたn+領域を有するものとして示されている。 図128Bはn+領域が非理想的な形状をした例示のnチャネルエンハンスメントモードM OSFET12816の断面図を示す。 ソース領域12 820およびドレイン領域12822は、イオン注入プロセスによって不規則な形をした領域に形成されるものとして示されている。 イオン注入/拡散プロセスの不確実性のために、実際には、ソース領域12820およびドレイン領域12822は、図128Aのような矩形領域を形成していない。 図128Bは例示の不規則な領域を形成するソース領域12820およびドレイン領域1 2822を示す。 これらの処理の不確実性のために、ゲート12808の下に拡大し、ソース領域12820およびドレイン領域12822のn+領域はチャネル領域12818のp型領域内の所望の範囲よりもさらに拡散することもある。 ソース領域12820およびドレイン領域12822のゲート12802の下での拡大はソースオーバラップ12824およびドレインオーバラップ12826として示されている。 ソースオーバラップ1 2824およびドレインオーバラップ12826の詳細を図128Cに示す。 図128CはMOSFET128 16の例示のレイアウト構成の上面図を示す。 ソースオーバラップ12824およびドレインオーバラップ12 826はソース領域12820とゲート12802の間、およびドレイン領域12822とゲート12802 の間の不要な寄生キャパシタンスを引き起こすことがある。 これらの不要な寄生キャパシタンスは、回路機能を妨げることもある。 例えば、結果として生じる寄生キャパシタンスは回路から放射されるスパイク雑音を生成し、不要な電磁干渉を引き起こすことがある。 【0857】図128Cに示すように、例示のMOSF ET12816はゲートパッド12828を含むことができる。 ゲート12802はゲートエクステンション1 2830とゲートパッドエクステンション12832を含むことができる。 ゲートエクステンション12830 は金属注入処理の許容値の制限のために必要なゲート1 2802の未使用の部分である。 ゲートパッドエクステンション12832はゲート12802をゲートパッド12828に結合するために使用するゲート12802 の部分である。 ゲートパッド12828に必要なコンタクト部は、ゲートパッドエクステンション12832が残りのコンタクト部をソース領域12820とドレイン領域12822の間の領域から分離するために非ゼロ長であることを必要とする。 これによって、ゲート128 02はソース領域12820とドレイン領域12822 の間のチャネルに短絡することを防止している(図12 8Bの絶縁体12814はこの領域では極めて薄い)。 ゲートエクステンション12830と基板(FET12 816は基板上に組み立てられている)との間と、ゲートパッドエクステンション12832と基板との間に不要な寄生キャパシタンスが形成されることがある。 ゲートエクステンション12830と、ゲートパッドエクステンション12832のそれぞれの領域を削減することで、そこから派生する寄生キャパシタンスを低減できる。 それに応じて、実施形態はイオン注入/拡散処理の不確実性の問題に対処している。 結果として生じる寄生キャパシタンスを低減するために、ゲートエクステンション12830と、ゲートパッドエクステンション12 832の領域を削減する方法は当業者には明らかであろう。 【0858】nチャネルエンハンスメントモードMOS FETの図は例示的なものにすぎないことに留意すべきである。 本セクションの記載に基づいて当業者には明らかなように、本発明はデプリションモードMOSFET およびその他のトランジスタタイプにも適用できる。 【0859】4.6 その他の実施態様 上記の実施態様は例示的なものにすぎない。 これらの実施態様は本発明を限定するものではない。 本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0860】5. エイリアシングレートでのエネルギー伝達の任意選択の最適化 上記のセクションに記載した方法およびシステムは任意選択で以下に説明する1つまたは2つ以上の最適化方法で最適化することができる。 【0861】5.1 エネルギー伝達信号のエイリアシングレート(F AR )を2倍にする処理 一実施形態では、図69の任意選択のエネルギー伝達信号モジュール6902は、発振源の周波数の2倍でエイリアシングパルスを生成するパルス生成モジュールを含む。 入力信号6828は任意の適切な発信源でよい。 【0862】図71はエネルギー伝達信号6306として使用できる2倍器出力信号7104(図72B)を生成する回路7102を示す。 回路7102は図72Aの入力発振信号7106の立上りおよび立下り区間でパルスを生成する。 回路7102はパルス発生器およびエイリアシングレート(F AR )2倍器として実施できる。 2 倍器の出力信号7104はエネルギー伝達信号6306 として使用できる。 【0863】図71の例では、エイリアシングレートは以下の式(9)に示す入力発振信号F OSC 7106の周波数の2倍である。 【0864】F AR =2・F OSC式(9) エイリアシングパルスのアパーチャ幅は図71の第1のインバータ7108での遅延によって決定される。 この遅延が増加するにつれて、アパーチャは増加する。 他の箇所で記述する例との極性の一致を維持するための第2 のインバータ7112が示されている。 代替実施形態ではインバータ7112は省略される。 好ましくは、パルスはゼロ時間から遠ざかる無視できないパルス幅を有する。 2倍器出力信号7104をさらに適宜調整して、無視できないアパーチャパルスでスイッチモジュールを駆動することができる。 回路7102は集積回路で、離散的に、等効の論理回路で、または任意の有効な組立て技術で実施することができる。 【0865】5.2 差動実施態様 本発明は種々の差動構成で実施できる。 差動構成は同相分雑音を低減するのに有用である。 これはセルラー式電話機、CB無線、電気製品などの意図的なまたは意図的でない放射装置によって同相分妨害が引き起こされることがある受信システムで極めて有用である。 差動構成はスイッチモジュール内のスイッチの電荷注入または本発明が使用されるシステムの設計およびレイアウトによる任意の同相分雑音を低減する場合にも有用である。 本発明の両方の入力リード線で等しい大きさと位相で引き起こされる任意のスプリアス信号は大幅に低減または打ち消される。 以下の構成の一部を含む差動構成の一部もダウン−コンバートされた信号1308Bの電圧を増加し、および/または電力を増加するのに有用である。 【0866】差動システムは差動フロントエンド(入力)と差動バックエンド(出力)と併用される時に最も有効である。 差動システムは、例えば、以下の構成でも使用できる。 【0867】a)単一入力フロントエンドおよび差動バックエンド、および b)差動フロントエンドと単一出力バックエンド。 【0868】これらのシステムの例を以下に挙げる。 第1の例はエネルギーが差動方式で入力から出力で伝達される特定の方法を示す。 【0869】差動エネルギー伝達モジュールの例を以下に示すが、この例は例示的なものであって、限定的なものではない。 代替実施形態本セクションに記載する実施形態の(均等物、発展形態、変形形態、変更形態などを含む)は本セクションに含まれる教示に基づいて当業者には明らかであろう。 本発明はそのような代替実施形態を含むように意図され構成されている。 【0870】5.2.1 エネルギー伝達を差動方式で示す例 図76Aはエネルギー伝達モジュール6304に含めることができる差動システム7602を示す。 差動システム7602は図74に関して説明する反転ゲーテッド伝達設計と同様の反転ゲーテッド伝達設計を含む。 差動システム7602は入力7604および7606と出力7 608および7610を含む。 差動システム7602 は、蓄積モジュール7614およびスイッチモジュール7616を含む反転ゲーテッド伝達モジュール7612 を含む。 差動システム7602はまた、蓄積モジュール7620と、反転ゲーテッド伝達モジュール7612と共用するスイッチモジュール7616を含む第2の反転ゲーテッド伝達モジュール7618を含む。 【0871】入力7604および7606の1つまたは両方がEM信号源に結合されている。 例えば、入力はE M信号源に結合でき、EM信号源で入力7604および7606の入力電圧は互いに振幅がほぼ等しいが180 度位相はずれの関係にある。 あるいは、二重化入力が利用できない時には、入力7604および7606の1つを接地することができる。 【0872】スイッチモジュール7616がクローズしている動作時には、蓄積モジュール7614および76 20が直列に並び、それらが同様の容量値を有する場合には、大きさが等しく極性が逆の電荷を蓄積する。 スイッチモジュール7616がオープンの時には、出力78 08の電圧は入力7604に関係し、出力7610の電圧は入力7606の電圧に関係する。 【0873】出力7608および7610の信号の部分は、スイッチモジュール7616がクローズ状態であった時に蓄積モジュール7614および7620内にそれぞれ蓄積されたエネルギーの結果として生じる信号を含む。 蓄積した電荷から得られる出力7608および76 10の信号部分は一般に互いに振幅が等しいが互いに1 80度位相はずれの状態にある。 【0874】出力7608および7610の信号部分はまたスイッチモジュール7616の切替え動作に起因するリプル電圧または雑音を含む。 ただし、スイッチモジュールは2つの出力7608および7610の間に配置されているため、スイッチモジュールによって引き起こされる雑音は互いにほぼ等しく同相の出力として現れる。 その結果、リプル電圧は出力7608または761 0の一方で信号を反転して、他方の出力に加えることで大幅に打ち消すことができる。 さらに、等しい振幅と等しい位相を有する任意の雑音が他の任意の雑音源によって入力端子7604および7606に加えられても、同様に打ち消される傾向にある。 【0875】5.2.1.1 差動入力−差動出力 図76Bは、入力7604および7606が、図中で双極子アンテナ7624および7626として示されている等しく逆相のEM信号源に結合されている差動システム7602を示す。 この実施形態では、出力7608または7610の一方が反転して他方の出力に加えられる時に、スイッチモジュール7616に起因する同相分雑音と入力端子7604および7606に存在するその他の同相分雑音は大幅に打ち消される傾向にある。 【0876】5.2.1.2 単一入力−差動出力 図76Cは、入力7604が単極子アンテナ7628などのEM信号源に結合され、入力7606が接地されている差動システム7602を示す。 この構成では、他のパラメータが等しいとして、出力7608および761 0の電圧は図76Bに示す実施態様の出力電圧の約半分である。 【0877】図76Eは差動出力受信/ダウン−コンバータシステム7636への例示の単一入力を示す。 システム7636は図76Cのように入力7606が接地されている差動システム7602を含む。 入力7604は任意選択の入力インピーダンス整合7642を介してE M信号源7638に結合されている。 EM信号源のインピーダンスはセクション5で後述するインピーダンス整合システム7642で整合できる。 【0878】出力7608および7610は、好ましくは出力7608または7610の一方を反転して他方の出力7608または7610に加えるフィルタなどの差動回路7644に結合されている。 これによって、スイッチモジュール7616によって生成される同相分雑音が大幅に打ち消される。 差動回路7644は好ましくは蓄積モジュール7614および7620を通過するEM 信号1304の高周波成分をフィルタリングする。 その結果得られるフィルタリングされた信号はダウン−コンバートされた信号1308Bとして出力される。 【0879】5.2.1.3 差動入力−単一出力 図76Dは、差動システム7602の入力7604および7606が、等しく逆相のEM信号双極子アンテナ7 630および7632に結合されている差動入力−単一出力システム7629を示す。 システム7629では、 同相分雑音電圧は上記のシステムのように打ち消されない。 出力は端子7608から負荷7648に結合されている。 【0880】5.2.2 特定の代替実施形態 特定の実施形態では、本発明は、共通のエネルギー伝達信号によって制御される、1つの蓄積モジュールが複数のゲーテッド伝達モジュールの出力の間に結合される複数のゲーテッド伝達モジュールを使用して実施される。 例として、図99は第1および第2のゲーテッド伝達モジュール9904および9906を含む、蓄積モジュール9908がその間に結合された差動システム9902 を示す。 差動システム9902の動作は本セクションの記載に基づいて当業者には明らかであろう。 【0881】セクション5.5.1とそのサブセクションで上述されている第1の実施態様では、ゲーテッド伝達差動システム9902は単一入力、差動入力、単一出力、差動出力、およびそれらの組合せで実施できる。 例として、図100は例示の単一入力−差動出力システム10002を示す。 【0882】入力を種々の同相効分効果から保護するために同相分排除が望ましく、出力を保護するために同相分排除は必要ない場合、差動入力−単一出力実施態様が利用できる。 図102は平衡/不平衡(balun)回路10204を使用して差動入力を生成する例示の差動−シングルエンドシステム10202を示す。 その他の構成も考えられる。 第1の出力10206は負荷102 08に結合されている。 第2の出力10210は接地ポイント10212に結合されている。 【0883】通常、balunを使用せずに単一出力が差動システムから取り出される平衡−不平衡システムでは(すなわち、出力信号の1つが接地されている)、約6dbの損失が観察される。 ただし、図102の構成では、接地ポイント10212は回路のDC電圧基準としてのみ意味がある。 システム10202は、完全差動と同じ形で、すなわち、スイッチモジュールで使用されるFETスイッチ上のRds(on)などの回路構成要素の寄生要素にのみ変換効率が影響される形で、入力から電荷を伝達する。 言い換えれば、電荷の伝達はシングル−エンド実施態様と同じ形で依然として継続し、アパーチャが活動状態の時に入力回路に必要なシングル−エンド地電位を提供し、なおかつ特定の同相分排除機能および/または差動入力とシングルエンド出力システムの間のインタフェースに対して入力が差動方式で動作できるように構成されている。 【0884】5.2.3 反転および非反転差動設計のための最適化および構成の特定実施例 ゲーテッド伝達システムおよび反転ゲーテッド伝達システムは、例えば、インピーダンス整合、タンクおよび共振構造、バイパス回路網などの本セクションを通じて開示された種々の最適化態様および構成のいずれを用いても実施できる。 例えば、図100の差動システム100 02は、共通のコンデンサを共用する入力インピーダンス整合システム10004とタンク回路10006を備えたゲーテッド伝達モジュールを使用する。 同様に、図101の差動システム10102は、共通のコンデンサを共用する入力インピーダンス整合システム10104 とタンク回路10106を備えた反転ゲーテッド伝達モジュールを使用する。 【0885】5.3 ダウン−コンバートされた信号の平滑化 ダウン−コンバートされた信号1308Bは適宜フィルタリングによって平滑化できる。 図76Eにフィルタとして実施される差動回路7644は一例にすぎない。 フィルタリングは、当業者にはよく知られているように、 ハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェアの実施態様によって任意の記載された実施形態で達成できる。 【0886】5.4 インピーダンス整合 エネルギー伝達モジュールは、一般に、(1)スイッチモジュールの負荷サイクルと(2)所望の周波数での蓄積モジュールのインピーダンス(例えば、EM入力、および中間周波数/ベースバンド周波数で)によって画定された入力インピーダンスおよび出力インピーダンスを有する。 【0887】好ましい実施形態としてダウン−コンバートされているEM信号の周期の約1/2の幅のアパーチャについてまず考察する。 このアパーチャ幅(例えば、 「クローズ時間」)を減らすことができる。 アパーチャ幅が減るにつれて、エネルギー伝達モジュールの入力および出力での特性インピーダンスは増加する。 あるいは、アパーチャ幅がダウン−コンバートされているEM 信号の周期の1/2の幅から増加するにつれて、エネルギー伝達モジュールのインピーダンスは減少する。 【0888】エネルギー伝達モジュールの特性入力インピーダンスを決定するステップの1つはその値を測定することである。 一実施形態では、エネルギー伝達モジュールの特性入力インピーダンスは300オームである。 インピーダンス整合回路を使用して、例えば電源インピーダンスが50オームである入力EM信号を、エネルギー伝達モジュールの300オームのインピーダンスに効率的に結合することができる。 これらのインピーダンスの整合は、必要なインピーダンスを直接提供する方法や下記のインピーダンス整合回路を用いる方法などの種々の方法で達成できる。 【0889】図70のRF信号を入力として使用する特定の実施形態を参照すると、インピーダンス7012が例えば約50オームの比較的小さいインピーダンスであるとして、および入力インピーダンス7016が約30 0オームであるとして、入力インピーダンス整合モジュール7006の初期構成は図73に示すように構成された誘導子7306およびコンデンサ7308を含むことができる。 誘導子7306およびコンデンサ7308の構成は低インピーダンスから高インピーダンスへ移る時に可能な構成である。 誘導子7306およびコンデンサ7308はL型整合を構成し、値の計算は当業者にはよく知られている。 【0890】出力特性インピーダンスをインピーダンス整合処理して所望の出力周波数を考慮することができる。 エネルギー伝達モジュールの特性出力インピーダンスを決定するステップの1つはその値を測定することである。 入力EM周波数で蓄積モジュールの極めて低いインピーダンスの平衡をとる場合、蓄積モジュールは好ましくは駆動される予定の負荷に等しいかそれよりも大きい所望の出力周波数でインピーダンスを有する必要がある(例えば、一実施形態では、所望の1MHzの出力周波数での蓄積モジュールのインピーダンスは2kオームで、駆動すべき所望の負荷は50オームである)。 インピーダンス整合の別の利点は、同じ構成要素で不要な信号のフィルタリングも達成できるという点である。 【0891】一実施形態では、エネルギー伝達モジュールの特性出力インピーダンスは2kオームである。 インピーダンス整合回路を使用して、例えば2kオームの出力インピーダンスを有するダウン−コンバートされた信号を例えば50オームの負荷に効率的に結合できる。 これらのインピーダンスの整合は、必要な負荷インピーダンスを直接提供する方法または下記のインピーダンス整合回路を用いる方法を含む種々の方法で達成できる。 【0892】高インピーダンスから低インピーダンスへの整合に際しては、コンデンサ7314および誘導子7 316を図73に示すように構成できる。 コンデンサ7 314および誘導子7316はL型整合を構成し、値の計算は当業者にはよく知られている。 【0893】入力インピーダンス整合モジュール700 6と出力インピーダンス整合モジュール7008の構成は、本発明によれば、インピーダンス整合の初期開始ポイントと考えられる。 場合によっては、最適化をしないで初期設計が適切なことがある。 その他の場合は、初期化設計を他の種々の設計基準および留意事項に従って最適化することができる。 【0894】その他の任意選択の最適化構造および/または構成要素が使用されるにつれてエネルギー伝達モジュールの特性インピーダンスに与える影響を整合に際して元の固有の基準と同様に考慮する必要がある。 【0895】5.5 タンクおよび共振構造 共振タンクおよびその他の共振構造を使用して、本発明のエネルギー伝達特性をさらに最適化することができる。 例えば、スイッチがオープンの時、すなわち、このアーキテクチャがそうしなければ最大の可能な効率が制限されたと結論するであろう期間に、入力周波数を中心にして共振する共振構造を使用して入力信号からエネルギーを蓄積することができる。 共振タンクおよびその他の共振構造は、弾性表面波(SAW)フィルタ、誘電共振器、ダイプレクサ、コンデンサ、誘導子などを含むが、これに限定されない。 【0896】図94Aに例示の実施形態を示す。 図88 および図97に2つの追加の実施形態を示す。 代替実施態様は本セクションに含まれる教示に基づいて当業者には明らかであろう。 代替実施態様は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 これらの実施態様は、直列および並列(タンク)共振回路の諸特性を利用する。 【0897】図94Aは差動実施態様での並列タンク回路を示す。 第1の並列の共振またはタンク回路はコンデンサ9438および誘導子9420(タンク1)からなる。 第2のタンク回路はコンデンサ9434および誘導子9436(タンク2)からなる。 【0898】当業者には明らかなように、並列タンク回路は、共振周波数より下の周波数に対する低インピーダンスと、共振周波数より上の周波数に対する低インピーダンスと、共振付近の周波数に対する高インピーダンスとを提供する。 【0899】図94Aの例では、第1および第2のタンク回路は約920MHzで共振する、共振周波数付近ではこれらの回路のインピーダンスは比較的高い。 したがって、図94Aの回路構成では、両方のタンク回路が9 50MHzの入力周波数への比較的高いインピーダンスとして現れるが、同時に、50MHzの所望の出力範囲では比較的低いインピーダンスとして現れる。 【0900】エネルギー伝達信号9442はスイッチ9 414を制御する。 エネルギー伝達信号9442がスイッチ9414を制御してオープンまたはクローズさせると、高周波信号成分はタンク1またはタンク2を通過できなくなる。 ただし、システムによって生成される低信号成分(この実施形態では50MHz)は多少の減衰を伴ってタンク1またはタンク2を通過できる。 タンク1 およびタンク2の効果は、同じノードから入力および出力信号をさらに分離して、それにより、より安定した入力および出力インピーダンスを生成することである。 コンデンサ9418および9440はエネルギー伝達パルス間に50MHzの出力信号エネルギーを蓄積する働きをする。 【0901】図示のように、誘導子9410を蓄積コンデンサ9412と直列に配置することでさらにエネルギー伝達の最適化が提供される。 図示の例では、この回路構成の直列の共振周波数は約1GHzである。 この回路はシステムのエネルギー伝達特性を増加させる。 誘導子9410のインピーダンスと蓄積コンデンサ9412のインピーダンスの率は好ましくは比較的小さく保たれ、 利用可能なエネルギーの大半が動作時に蓄積コンデンサ9412に伝達される。 例示の出力信号AおよびBは図94Bおよび94Cにそれぞれ示されている。 【0902】図94Aで、回路構成要素9404および9406は入力インピーダンス整合を形成する。 回路構成要素9432および9430は50オームの抵抗器9 428上で出力インピーダンス整合を形成する。 回路構成要素9422および9424は50オームの抵抗器9 426上で第2の出力インピーダンス整合を形成する。 コンデンサ9408および9412はこの実施形態の蓄積コンデンサとしての働きをする。 電圧源9446および抵抗器9402は、回路への入力として使用される5 0オームの出力インピーダンスを有する950MHzの信号を生成する。 回路要素9416は、エネルギー伝達信号9442を生成するために使用される150MHz の発振器およびパルス発生器を含む。 【0903】図88はシングルエンドツーシングルエンドシステム8812内の分流(shunt)タンク回路88 10を示す。 同様に、図97はシステム9712内の分流タンク回路9710を示す。 タンク回路8810および9710は駆動源インピーダンスを低下させ、その結果、過渡応答が改善される。 タンク回路8810および9710は入力信号からのエネルギーを蓄積し、低駆動源インピーダンスを提供して、クローズされたスイッチのアパーチャ全体にそのエネルギーを伝達することができる。 スイッチアパーチャの過渡的な性質は、入力周波数を含む他に、入力周波数を上回る大きな周波数成分を有すると考えられる(すなわち、入力周波数よりも高い周波数はアパーチャを効果的に通過できる)。 共振回路または構造、例えば、共振タンク8810または971 0は、スイッチの過渡的な周波数応答の端から端までエネルギーを伝達する能力があることで、これを利用できる(すなわち、共振タンク内のコンデンサはアパーチャの過渡期間中は低駆動源インピーダンスとして現れる)。 【0904】上記の例示のタンクおよび共振構造は例示的なものであって、限定的なものではない。 代替実施形態も利用できる。 ここで明らかなように、すでに説明した種々の共振タンクおよび構造を組み合せることができ、または独立して使用できる。 【0905】5.6 電荷および電力伝達の概念 電荷伝達の概念について図109A〜109Fを参照しながら以下に説明する。 図109Aは、スイッチSとキャパシタンスCを有するコンデンサ10906を含む回路10902を示す。 スイッチSはアパーチャTを有するパルス10910を含む制御信号10908によって制御される。 【0906】図109Bで、式10はコンデンサ109 06などのキャパシタンスCを有するコンデンサ上の電荷qがコンデンサの両端の電圧Vに正比例することを示す。 ここで q=電荷(単位:クーロン) C=キャパシタンス(単位:ファラド) V=電圧(単位:ボルト) A=入力信号の振幅 電圧Vが式11によって表される場合、式10は式12 として書き替えることができる。 時間tにわたる電荷Δ qで表される電荷は式13ではΔq(t)として示され、式14に書き替えられる。 式15の和対積の三角法の恒等式を用いて、式14は式16として書き替えられ、式17としてさらに書き替えられる。 【0907】式11の正弦項はアパーチャTのみの関数であることに留意する必要がある。 したがって、Δq (t)はTがπの奇数倍(すなわち、π、3π、5 π、. . . )の時に最大になる。 したがって、コンデンサ10906はアパーチャTがπまたは180度の入力正弦波を表す期間の値を有する時に最大の電荷の変化を受ける。 逆に、Tが2π、4π、6π、. . . 、に等しい時には最小の電荷が伝送される。 【0908】式18、19、および20は式10を積分することでq(t)の解を得て、時間に関するコンデンサ10906上の電荷を入力正弦波sin(t)と同じ軸でグラフ化することができる。 これを図109Cのグラフに示す。 アパーチャTはその値が減少するかインパルスに傾くので、コンデンサC上の電荷またはq(t) とsin(t)の間の位相はゼロに近づく。 これは図1 09Dに示されている。 同図は、最大インパルス電荷伝達が入力電圧の最大値付近で発生することを示す。 このグラフが示すように、Tの値が減少するにつれて、はるかに小さい電荷が伝達される。 【0909】電力/電荷の関係を図109Eの式21〜 26に示す。 同図で、電力は電荷に正比例し、伝達された電荷は挿入損に反比例することが示されている。 【0910】挿入損の概念を図109Fに示す。 一般に、損失が大きい受動デバイスの雑音指数は数字的にデバイスの挿入損に等しい。 あるいは、任意のデバイスの雑音指数はその挿入損よりも小さいことはない。 挿入損は式27または28で表すことができる。 【0911】上の説明から、アパーチャTが増加するにつれて、より大量の電荷が入力からコンデンサ1090 6に伝達され、その結果、入力から出力への電力伝達が増加する。 相対的な変調された振幅および位相の情報は伝達される電力内に保持されているので、出力で入力電圧を正確に再現する必要はない。 【0912】5.7 無視できないアパーチャ幅/期間の最適化および調整 5.7.1 入力および出力インピーダンスの変更 本発明の一実施形態では、図63のエネルギー伝達信号6306はEM信号1304から見た入力インピーダンスを変更し、負荷を駆動する出力インピーダンスを変更するために使用される。 この実施形態の一例を図68G および図82Aに示すゲーテッド伝達モジュール640 4を使用して以下に説明する。 下記の方法はエネルギー伝達モジュール6304のすべての実施形態に適用できるので、ゲーテッド伝達システム6404に限定されない。 【0913】図82Aで、スイッチ8206がクローズ状態の時に、回路8202に加えられるインピーダンスは、負荷8212のインピーダンスと並列に蓄積キャパシタンス8202として示された蓄積モジュールのインピーダンスとほぼ同じである。 スイッチ8206がオープンの場合、ポイント8214でのインピーダンスは無限大に近づく。 したがって、スイッチ8206がオープンしている時間のスイッチ8206がクローズしている時間に対する比を変更することで、ポイント8214での平均インピーダンスを、負荷8212と並列に蓄積キャパシタンス8208として示された蓄積モジュールのインピーダンスから、スイッチ8206がオープン時の獲得可能な最大インピーダンスに変更することができる。 スイッチ8206はエネルギー伝達信号8210によって制御されているので、ポイント8214でのインピーダンスはエイリアシングレートと関連してエネルギー伝達信号のアパーチャ幅を制御することで変更できる。 【0914】図63のエネルギー伝達信号6306を変更する例示の方法について図71を参照しながら以下に説明する。 同図では、回路7102が入力発振信号71 06を受信し、2倍器出力信号7104として示すパルス列を出力する。 回路7102を使用して、エネルギー伝達信号6306を生成することができる。 例示の波形7104は図72Bに示されている。 【0915】インバータ7108によって伝搬される信号の遅延を変更することで、2倍器出力信号7104内のパルス列の幅を変更することができる。 インバータ7 108によって伝搬される信号の遅延を増加させると、 パルス幅が増加する。 インバータ7108によって伝搬される信号はインバータ7108の出力にR/C低域通過ネットワークを導入することで遅延させることができる。 インバータ7108によって伝搬される信号の遅延を変更するその他の方法は当業者には明らかであろう。 【0916】5.7.2 リアルタイムアパーチャ制御 一実施形態では、アパーチャ幅/期間はリアルタイムで調整される。 例えば、図98B〜98Fのタイミング図を参照すると、クロック信号9814(図98B)を使用して、可変アパーチャ9820を有するエネルギー伝達パルス9818を含むエネルギー伝達信号9816 (図98F)が生成される。 一実施形態では、クロック信号9814は反転クロック信号9822(図98D) に示すように、反転されている。 またクロック信号98 14は遅延クロック信号9824(図98E)に示すように、遅延している。 反転クロック信号9814と遅延クロック信号9824は次いで論理積演算され、遅延クロック信号9824と反転クロック信号9822が両方共活動状態の時に活動状態になるエネルギー伝達信号9 816、すなわちアクティブエネルギー伝達パルス98 18が生成される。 遅延クロック信号9824に分割された遅延の量はアパーチャ9820の期間の幅をほぼ決定する。 遅延をリアルタイムで変更することで、アパーチャはリアルタイムで調整される。 【0917】代替実施形態では、反転クロック信号98 22は元のクロック信号9814に対して遅延され、次いで元のクロック信号9814と論理積演算される。 あるいは、元のクロック信号9814が遅延され、反転されて、その結果が元のクロック信号9814と論理積演算される。 【0918】図98Aはアパーチャをリアルタイムで調整するために使用できるリアルタイムアパーチャ制御システム9802を示す。 例示のリアルタイムアパーチャ制御システム9802はRC回路9804を含み、RC 回路9804は電圧可変コンデンサ9812および抵抗器9826を含む。 リアルタイムアパーチャ制御システム9802はまたインバータ9806およびANDゲート9808を含む。 ANDゲート9808は任意選択でANDゲート9808を使用可能/使用不能にするイネーブル入力9810を含む。 リアルタイムアパーチャ制御システム9802は任意選択で増幅器9828を含む。 【0919】リアルタイムアパーチャ制御回路の動作について図98B〜98Fのタイミング図を参照しながら以下に説明する。 リアルタイムアパーチャ制御システム9802はインバータ9806とRC回路9804の両方に提供される入力クロック信号9814を受信する。 インバータ9806は反転クロック信号9822を出力し、それをANDゲート9808に提示する。 RC回路9804はクロック信号9814を遅延させ、遅延クロック信号9824を出力する。 この遅延量はまず可変コンデンサ9812の電圧のキャパシタンスによって決定される。 一般に、キャパシタンスが減少すると、遅延量は減少する。 【0920】遅延クロック信号9824は任意選択でオプションの増幅器9828によって増幅されてからAN Dゲート9808に提示される。 増幅は、例えば、RC 回路9804のRC定数が信号をANDゲート9808 のしきい値より下に減衰する場合に望ましい。 【0921】ANDゲート9808は、遅延クロック信号9824、反転クロック信号9822、および任意選択のイネーブル信号9810を論理積演算してエネルギー伝達信号9816を生成する。 アパーチャ9820は電圧可変コンデンサ9812への電圧を変更することでリアルタイムに調整される。 【0922】一実施形態では、アパーチャ9820は電力伝達を最適化するように制御される。 例えば、一実施形態では、アパーチャ9820は電力伝達を最大限にするように制御される。 あるいは、アパーチャ9820は可変利得制御(例えば、自動利得制御AGC)用に制御される。 この実施形態では、電力伝達はアパーチャ98 20を低減することで低減される。 【0923】本開示からすでに明らかなように、提示された多くのアパーチャ回路およびその他のアパーチャ回路は、上記の方法で(例えば、図68H〜68Kの回路)変更できる。 アパーチャの変更または選択は回路内の固定値を残すように所望のレベルで実行でき、または全く異なる動作帯域にあるRF信号、例えば、900M Hzおよび1.8GHzのRF信号をより高い効率で受信するといった種々の設計目標を補うかまたは対象とするために動的に調整できる。 【0924】5.8 バイパス回路網の追加 本発明の一実施形態では、エネルギー伝達モジュールの効率を改善するためにバイパス回路網が追加される。 そのようなバイパス回路網は総合的なアパーチャ拡張手段と考えられる。 バイパス回路網がスイッチモジュールの過渡現象に対して低インピーダンスとして現れ(すなわち、周波数が受信EM信号より大きくなるように)、また入力EM信号への中〜高インピーダンスへとして現れる(例えば、RF周波数で100オームを超える)ように、バイパス回路網のための構成要素が選択される。 【0925】入力信号がスイッチモジュールの反対側に接続される時間は、簡単な実現形式ではコンデンサまたは直列共振誘導子−コンデンサである回路網によって引き起こされる波形整形のために長くなる。 入力周波数より上で直列共振を示す回路網が通常の実施態様であろう。 この波形整形によって、エネルギー伝達信号のアパーチャのみを考察した場合には比較的周波数が低くなるはずの入力信号の変換効率が最適に改善される。 【0926】例えば、図95を参照すると、スイッチモジュール9504をバイパスすることでバイパス回路網9502(この場合はコンデンサ9512として示されている)が示されている。 この実施形態では、バイパス回路網は、例えば、エネルギー伝達信号9506上の所与の入力周波数について最適以下のアパーチャ幅が選択された時のエネルギー伝達モジュールの効率を増大する。 バイパス回路網9502は図95に示すものとは異なる構成であってもよい。 そのような代替実施形態が図90に示されている。 同様に、図96はコンデンサ96 04を含む別の例示のバイパス回路網9602を示す。 【0927】以下の説明で最小限にされたアパーチャの効果とバイパス回路網によってもたらされる利益を示す。 図103の550psの幅のアパーチャを有する初期回路についてまず説明すると、図107Aに示す50 オームの負荷に加えられる回路出力は2.8mVppであることが分かる。 図104に示すように、アパーチャ幅を270psに変更すると、図107Bに示すように、50オームの負荷に加えられる回路出力は2.5m Vppに減少する。 この損失を補償するため、バイパス回路網を追加することができる。 特定の実施態様を図1 05に示す。 この回路網の追加によって、図108Aに示すように、50オームの負荷に加えられる回路出力は3.2mVppになる。 図105のバイパス回路網を備えた回路では、バイパス回路網と狭められたアパーチャによって引き起こされるインピーダンスの変化を補償するために周辺回路内の3つの値も調整されていた。 図1 06は、バイパス回路網を追加せずに回路に加えられたこれらの変更によって、バイパス回路網を追加した図1 05の実施形態によって示される効率の改善が得られることを示す。 図108Bは、50オームの負荷に1.8 8mVppのみを加えることができる図106の回路を使用した結果を示す。 【0928】5.9 帰還を使用してエネルギー伝達信号を変更する処理 図69はダウン−コンバートされた信号1308Bを帰還6906として使用して、エネルギー伝達モジュール6304の種々の特性を制御してダウン−コンバートされた信号1308Bを修正するシステム6901の一実施形態を示す。 【0929】一般に、ダウン−コンバートされた信号1 308Bの振幅はEM信号1304およびエネルギー伝達信号6306の周波数と位相との差の関数として変動する。 一実施形態では、ダウン−コンバートされた信号1308Bは帰還6909として使用され、EM信号1 304とエネルギー伝達信号6306の周波数と位相の関係が制御される。 これは図85Aに示す例示のロジックを使用して達成できる。 図85Aに示す例示の回路はエネルギー伝達信号モジュール6902内に含めることができる。 代替実施形態は本セクションに含まれる教示に基づいて当業者には明らかであろう。 代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 この実施形態では例として状態マシンを使用している。 【0930】図85Aの例では、状態マシン8504がアナログ/ディジタル変換器、A/D8502を読み取って、ディジタル/アナログ変換器DAC8506を制御する。 一実施形態では、状態マシン8504はA/D 8502を読み取った結果を記憶して呼び出すPrev iousとCurrentの2つの記憶場所を含む。 一実施形態では、状態マシン8504は少なくとも1つのメモリフラグを使用する。 【0931】DAC8506は電圧制御発振器VCO8 508への入力を制御する。 VCO8508は、一実施形態では、図68Jに示すパルス発生器とほぼ同様のパルス発生器8510への入力周波数を制御する。 パルス発生器8510はエネルギー伝達信号6306を生成する。 【0932】一実施形態では、状態マシン8504は図85Bの状態マシン流れ図8519に従って動作する。 この動作の結果はエネルギー伝達信号6306とEM信号1304の周波数と位相の関係を変更してダウン−コンバートされた信号1308Bの振幅を最適なレベルにほぼ維持することである。 【0933】ダウン−コンバートされた信号1308B の振幅はエネルギー伝達信号6306の振幅と共に変化するようにすることができる。 スイッチモジュール65 02がゲート6604がエネルギー伝達信号6306を受信する図66Aに示すFETである一実施形態では、 エネルギー伝達信号6306の振幅はダウン−コンバートされた信号1308Bの振幅に影響するFET上の「オン」の抵抗を判定できる。 図85Cに示すエネルギー伝達信号モジュール6902は、自動利得制御機能を使用可能にするアナログ回路でよい。 代替実施形態は本セクションに含まれる教示に基づいて当業者には明らかであろう。 代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0934】5.10 その他の実施態様 上記の実施形態は例示的なものにすぎない。 本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 これらの本セクションに記載された実施形態とわずかにまたは大幅に異なる代替実施形態は、本セクションに含まれる教示から当業者には明らかであろう。 そのような代替実施形態は本発明の範囲と精神を逸脱するものではない。 【0935】6. エネルギー伝達ダウン−コンバータの例 例示の実施態様について、以下に例として説明する。 本発明はこれらの例に限定されるものではない。 【0936】図86は101.1MHzクロックを使用して915MHz信号を5MHz信号にダウン−コンバートする例示の回路を示す図である。 【0937】図87は図86の例示のシミュレーション波形を示す。 波形8602はスイッチの閉成によって引き起こされる歪みを示す回路への入力である。 波形86 04は蓄積ユニットでのフィルタリングされていない出力である。 波形8606は異なるタイムスケールでのダウン−コンバータのインピーダンス整合出力である。 【0938】図88は101.1MHzクロックを使用して915MHz信号を5MHz信号にダウン−コンバートする例示の回路を示す図である。 【0939】図89は図88の例示のシミュレーション波形を示す。 波形8802はスイッチの閉成によって引き起こされる歪みを示す回路への入力である。 波形88 04は蓄積ユニットでのフィルタリングされていない出力である。 波形8806はインピーダンス整合回路を通したダウン−コンバータの出力である。 【0940】図90は101.1MHzクロックを使用して915MHz信号を5MHz信号にダウン−コンバートする例示の回路を示す図である。 この回路は変換効率を改善するバイパス回路を有する。 【0941】図91は図90の例示のシミュレーション波形を示す。 波形9002はスイッチの閉成によって引き起こされる歪みを示す回路への入力である。 波形90 04は蓄積ユニットでのフィルタリングされていない出力である。 波形9006はインピーダンス整合回路を通したダウン−コンバータの出力である。 【0942】図92は、500kボーのボーレートで9 13MHzと917MHzを切り替えるFSK信号源に接続された図86の例示の回路を示す図である。 図93 は元のFSK波形9202と負荷整合回路の出力でのダウン−コンバートされた波形9204を示す。 【0943】IV. 追加の実施形態 本発明の追加の態様/実施形態について本セクションで考察する。 【0944】本発明の一実施形態では、各々が知られている周期を有する第1の一連の信号を知られている第1 の反復レートで送信機から送信するステップと、第1の一連の信号内の各信号を受信機によって一回および知られている期間サンプリングするステップであって、第1 の一連の信号のサンプリングは第1の反復レートと知られている量だけ異なる第2の反復レートで行われるステップと、ステップBでサンプリングされ、送信信号の知られている周期よりも長い周期を有する信号レベルを示す出力信号を受信機によって生成するステップとを備えた送信機と受信機間で情報を送信する方法が提供される。 【0945】本発明の別の実施形態では、知られている周期の第1の一連の信号を知られている第1の反復レートで送信する送信手段と、第1の一連の信号を受信する受信手段であって、受信手段は第1の一連の信号内の各信号の信号レベルを知られている期間、知られている第2の反復レートでサンプリングするサンプリング手段を含み、第2の反復レートは受信手段によって確立された量だけ第1の反復レートと異なる受信手段とを備えた通信システムが提供される。 受信手段は、サンプリングされた信号レベルを示し、最初の一連の信号の1つの信号よりも長い周期を有する最初の受信機出力信号を生成する第1の回路手段を含む。 送信手段は、第1の反復レートで発振器出力を生成する発振器と、発振器出力信号を受信し、発振器出力信号を選択的に通過させる切替え手段と、発振器出力信号を受信して、波形発生手段によって確立された時間ドメインおよび周波数ドメインを有する波形発生器出力信号を生成する波形発生手段とを含む。 【0946】本セクションに記載された本発明の実施形態はコヒーレント信号を使用して従来の無線周波数方式よりもシステム性能を拡張し、同時にコストと複雑性とを低減するシングルユーザまたはマルチユーザ通信システムを含む。 この設計によって無線周波数をベースバンド成分に直接変換して処理することができ、送信機と受信機のタイミング発振器との間で知られている、または制御されたスルーレートに関係しない信号の高レベルの排除が可能になる。 システムは信頼性をさらに向上させ、所与の領域内で高いユーザ使用率を可能にする広帯域技法を利用するように設計できる。 採用された技法によって、システムは別個の1対の送信機と受信機または送受信機として構成することができる。 【0947】本発明の基本的な目的は、狭帯域と広帯域システムの両方に適用可能な新しい通信技法を提供することである。 その最も堅牢な形では、広帯域通信のすべての利点はシステムの固有の部分であり、本発明は従来の広帯域設計に見られる複雑で高価な回路を必要としない。 通信システムはコヒーレント信号を使用して情報を送受信し、最も簡単な形では送信機と受信機を含む。 受信機は、送信信号への知られている時間的な関係で無線周波数入力をオン/オフする回路を含む。 これは送信機のタイミング発振器と受信機のタイミング発振器が、異なってはいるが知られている周波数で動作して発振器間で知られているスルーレートを作成できるようにすることで達成される。 スルーレートがタイミング発振器周波数と比較して小さい場合、送信された波形は時間的に安定した形で現れ、すなわち、受信機の切り替えられた入力に対してコヒーレントである(知られているスルーレートで移動する)。 送信された波形は受信機に対して安定した形で現れる唯一の波形であり、したがって、受信機の入力を平均して不要な信号の所望のレベルのフィルタリンを達成することができる。 この方法によって、システムは複雑なフィルタと複雑な符号化および復号化方式なしに極めて選択的に構成でき、アンテナまたはケーブルからの無線周波数エネルギーを最小の数の標準構成要素でベースバンド周波数に直接変換でき、その結果、 コストと複雑性が低減される。 送信された波形は定搬送波(狭帯域)、被制御パルス(広帯域および超広帯域) または例えば減衰正弦波および/または任意の周期的波形の組合せであり、したがって、システムはほぼ任意の帯域幅要件を満足するように設計できる。 AMおよびパルス幅変調などの簡単な標準変調および復調技法がシステムに容易に適用できる。 【0948】情報転送レート、工程利得、および用途などのシステム要件に応じて、本発明の多数の好ましい実施形態が存在する。 以下、本セクションに記載する実施形態は振幅およびパルス幅変調システムであるこれは当分野の技術の最も簡単な実施態様の1つであり、後続のシステムと共通の多数の構成要素を有する。 振幅変調送信機は、送信機タイミング発振器、周波数逓倍器、波形発生器、および任意選択の増幅器を含む。 送信機タイミング発振器の周波数は誘導子およびコンデンサ、セラミック共振器、SAW共振器、または水晶発振器を含むいくつかの共振回路によって決定される。 出力波形は正弦波であるが、方形波発振器でも同一のシステム性能を達成することができる。 【0949】周波数逓倍器構成要素は送信機タイミング発振器出力信号に0または1またはその他の定数K1およびK2を乗じて波形発生器への発振器出力をオン/オフする。 この実施形態では、入力された情報はパルス幅変調形式のディジタルデータまたはアナログデータである。 周波数逓倍器を使って、入力情報が所定の値を超える時に送信機タイミング発振器出力を波形発生器に入力することができる。 この状態で送信機は出力波形を生成する。 入力情報が所定の値より下の時には、波形発生器への入力はなく、したがって、送信機出力波形は存在しない。 波形発生器の出力は周波数ドメイン内のシステムの帯域幅を決定し、したがって、ユーザ数、工程利得の対干渉イミュニティおよび総合的な信頼性、任意の周波数での放射のレベル、およびアンテナまたはケーブル要件を決定する。 この例の波形発生器は、周波数ドメイン内で超広帯域周波数を生成する1周期パルス出力を生成する。 任意選択の電力増幅器段は波形発生器の出力を所望の電力レベルに増幅する。 【0950】図面を参照すると、図130および131 の数字13000に本発明による振幅およびパルス幅被変調送信機が示されている。 送信機タイミング発振器1 3002は25MHzの周波数で動作する水晶制御発振器である。 周波数逓倍器13004は、発振器1300 2の波形発生器13006への出力のゲート処理を制御する2入力NANDゲート13102を含む。 波形発生器13006は図134の周波数スペクトラム1340 2を生成する図132Dおよび133の13208に示すパルス出力を生成する。 増幅器13008は任意選択である。 送信機13000の出力は、当技術分野で知られているように、状況に応じて種々の設計で適切なアンテナまたはケーブル13010に加えられる。 【0951】図132A〜132Dおよび133〜13 4は送信機13000内の種々の信号を示す。 図132 Aの送信機13000の出力は、いずれか1つの入力としてNANDゲート13102に提供される正弦波または方形波信号13202である。 ゲート13102は、 図示の実施形態では図132Bのディジタル形式の情報信号13204を受信する。 周波数逓倍器13004の出力13206は元の信号13202に応じて正弦波または方形波である。 波形発生器13006は単一周期のインパルス信号13208を提供する。 単一周期のインパルス13210は静電レベル13212付近で電圧が変化し、40ナノ秒間隔で生成される。 図示の例では、 送信機13000の周波数は25MHzで、それに応じて、1.0GHzの1周期のパルスはゲート13102 が「オン」で送信発振器13002の出力を通過させる全時間間隔中に40ナノ秒ごとに送出される。 【0952】図135は、振幅またはパルス幅変調情報を復元する好ましい実施形態の受信機のブロック図である。 同図は受信機タイミング発振器13510、波形発生器13508、RFスイッチ固定または可変積分器1 3506、復号回路13514、2つの任意選択の増幅器/フィルタ段13504および13512、アンテナまたはケーブル入力13502、ならびに情報出力13 516からなる。 受信機タイミング発振器13510の周波数は誘導子およびコンデンサ、セラミック共振器、 SAW共振器、または水晶発振器を含むいくつかの共振回路によって決定される。 送信機の場合と同様、図示の発振器13510は水晶発振器である。 出力波形は方形波であるが、正弦波発振器でも同一のシステム性能を達成することができる。 方形波タイミング発振器出力13 602が図136Aに示されている。 受信機タイミング発振器13510は送信機タイミング発振器13002 に関して知られている範囲のスルーレートを作成する周波数の範囲内で動作するように設計される。 この実施形態では、送信機タイミング発振器13002の周波数は25MHzで、受信機タイミング発振器13510は、 +300から+1200Hzまでのスルーレートを生成する25.0003MHz〜25.0012MHzの範囲内の周波数を出力する。 【0953】受信機タイミング発振器13510は、発振信号をRFスイッチ13506がオンおよびオフになる時間の量を制御する適当な出力信号に波形整形する波形発生器13508に接続されている。 RFスイッチ1 3506がオンになっている時間は1周期の1/2(好ましくは1周期の1/10)未満である必要があり、単一パルスの場合には送信された波形のパルス幅を超えてはならず、これに違反するとシステムの信号利得が減少する。 この例を表A1に示す。 以上から、波形発生器1 3508の出力は受信機タイミング発振器13510の周期ごとに1回発生する適当な幅のパルスである。 波形発生器の出力13604を図136Bに示す。 【0954】 送信された波形 利得限界のスイッチオン時間 好ましいスイッチオン時間 単一の1ナノ秒パルス 1ナノ秒 100ピコ秒 1ギガヘルツ1、2、3、. . . 周期出力 500ピコ秒 50ピコ秒 10ギガヘルツ1、2、3、. . . 周期出力 50ピコ秒 5ピコ秒 表A1 【0955】RFスイッチ/積分器13506は、波形発生器出力13604が所定の値を下回る時に、図13 6Cに示すRF信号13606をサンプリングする。 波形発生器出力13604が所定の値を超える場合、RF スイッチ13506は高インピーダンスノードになり、 積分器は波形発生器13508の出力の次の周期まで最後のRF信号のサンプル13606を保持することができる。 13506の積分器部は積分器を迅速に充電し(ファストアタック)、積分器を制御されたレートで放電する(スローディケイ)ように設計されている。 この実施形態は不要信号の排除を提供し、システムのベースバンド周波数応答を決定する際の1つの要因になる。 スイッチ制御の意味は実際のハードウェア実施態様に応じて任意である。 【0956】本発明の一実施形態では、受信機1350 0のゲーティングまたはサンプリングレートは、送信機1300の25MHzの伝送レートよりも300Hz高い。 あるいは、サンプリングレートは送信レートよりも小さくてもよい。 送信機13000と受信機13500 の反復レートの差、すなわち、「スルーレート」は30 0Hzであり、その結果、受信機13500内で時間的に「安定している」ように見える送信されたパルスからのサンプリングパルスのドリフトが制御される。 図13 2A〜132Dおよび136A〜136Gを参照すると、説明を分かりやすくするために4つのRF入力パルス13606からの4つのサンプルから構成される出力信号13608の簡単な場合についての例(図136 D)が示されている。 図から明らかなように、送信機情報信号13204(図132B)が所定のしきい値を超える時にRFパルス13606をサンプリングすることで信号13608は信号13606の複製になるが異なるタイムベースに対応する。 この例の場合、新しいタイムベースは実時間信号の4倍の周期を有する。 任意選択の増幅器/フィルタ13512を使用すると、図136 Eの信号13610として現れる信号13608がさらに整形される。 【0957】復号回路13514は送信信号に含まれる情報を取り出す。 復号回路13514は信号13608 または13610を整流して図136Gの信号1361 2を提供する整流器を含む。 回路13514の可変しきい値発生回路は、上限値(送信機出力オン)または下限値(送信機出力オフ)を決定するのに使用され、図13 6Gに示す信号13610のDCしきい値信号レベル1 3614を提供する。 図136Fの最終出力信号136 16は、信号13612が信号13614よりも高電圧の時に、情報出力信号がハイになるように信号1361 2および13614を組み合わせる回路13514内の出力電圧比較器によって生成される。 それに応じて、信号13616は、例えば、今度は元の信号13606の周期の1:4の比で拡大した周期の時間に基づくディジタル「1」を表す。 この図では周波数は4:1に縮小しているが、50,000:1を超える縮小を行うことが望ましいことが多い、好ましい実施形態では、100, 000:1以上の縮小率が達成される。 その結果、4: 1の変換のみが第1ステージとして使用された場合に使用しなければならない高価な中間回路を必要とせず、R F入力周波数から低周波ベースバンド信号への直接の変換が可能になる。 表A2にタイムベースの変換に関する情報を示し、さらに例を掲げる。 【0958】 単位 s=1 ps=1・10 12 ns=1・10 -9 μs=1・10 -6 MHz=1・10 6 kHz=1・10 3受信機タイミング発振器の周波数=25.0003MHz 送信機タイミング発振器の周波数=25MHz 周期=1/送信機タイミング発振器の周波数 周期=40ns スルーレート=1/(受信機タイミング発振器の周波数−送信機タイミング発 振器の周波数) スルーレート=0.003s タイムベース乗数=(スルーレート/周期)秒/ナノ秒 タイムベース乗数=8.333・10 4例1: 1ナノ秒は83.33マイクロ秒に変換される。 タイムベース=(1ns)・タイムベース乗数 タイムベース=83.333μs 例2: 2ギガヘルツは24キロヘルツに変換される。 2ギガヘルツ=500ピコ秒周 期 タイムベース=(500ps)・タイムベース乗数 タイムベース=41.667μs 周波数=1/タイムベース 周波数=24kHz 表A2 【0959】図示の好ましい実施形態では、「F」の信号13616は83.33μsの周期と12kHzの周波数を有し、300Hzのスルーレートで3.3msごとに1回生成される。 言い換えれば、システムは1ギガヘルツの送信信号を83.33マイクロ秒の信号に変換する。 【0960】それに応じて、情報入力ゲート13102 に「オン」の信号が存在している間に送信される一連のRFパルス13210を使用して受信機13500で一連のパルスをサンプリングすることで情報入力信号13 204が再現される。 システムは信号再現に備えて適切な数のRF入力13606を提供するように設計されている。 【0961】任意選択の増幅器/フィルタ段、すなわち、段13504および13512を含めて復調回路1 3514のための追加の受信機感度、帯域幅制御または信号調整を改善することができる。 適当なタイムベース乗数を選択することで、積分器13506の出力信号を、RF増幅器ではなく動作増幅器によって増幅し、フィルタリングすることができる。 その結果、設計工程が簡単化される。 「E」の信号13610は増幅器/フィルタ13512(図137)が使用されていることを示す。 感度増強および/または追加のフィルタリングが必要な時には受信機の第1段として示されている任意選択のRF増幅器13504を含める必要がある。 受信機の例を図137〜139に示す。 【0962】図140〜143は異なるパルス出力信号14002および14202と14102および143 02にあるそれぞれの周波数ドメインを示す。 図140 および141から明らかなように、半周期信号1400 2は図133の1周期パルスと図142の10周期パルスよりも干渉の影響を受けにくいスペクトラムを生成する。 種々の出力信号がシステムの対干渉耐性、所与の領域のユーザ数、ケーブルおよびアンテナ要件を決定する。 図133および134はパルス出力信号の例を示す。 【0963】図144および145は差動受信機の設計例を示す。 この差動受信機の動作原理は、差動技法が同相分排除によって信号対雑音比を改善するという点を除き、図135の非差動受信機と同様である。 差動受信機の両方の入力で同相で加えられた任意の信号は図144 および145に示す差動増幅器によって減衰され、逆に受信機入力間で位相差を生成する任意の信号は増幅される。 【0964】図146および147は、図示の実施形態で使用される超広帯域信号と対照した狭帯域/定搬送波信号の時間および周波数ドメインを示す。 【0965】V. 結論 以上、本明細書で本発明の方法、システム、および構成要素の例示の実施形態について以下に説明してきた。 他でも述べたように、これらの例示の実施形態は例示のためにすぎず、限定的なものではない。 その他の実施形態も可能であり、本発明の範囲内である。 そのようなその他の実施形態は、本発明の方法、システム、および構成要素のハードウェア、ソフトウェア、およびソフトウェア/ハードウェア実施態様を含むが、これに限定されない。 そのようなその他の実施形態は、本明細書に含まれる教示に基づいて当業者には明らかであろう。 したがって、本発明の範囲は上記の例示の実施形態によって限定されてはならず、首記の特許請求の範囲およびその等効物によってのみ定義されるべきである。 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 ダイナミックレンジを改良した相補的FETを使用して信号を効果的にダウン−コンバートすることができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】例示の変調装置の構造ブロック図である。 【図2】例示のアナログ変調ベースバンド信号を示す図である。 【図3】例示のディジタル変調ベースバンド信号を示す図である。 【図4】例示の搬送波信号を示す図である。 【図5A】振幅変調に関係する例示の信号図である。 【図5B】振幅変調に関係する例示の信号図である。 【図5C】振幅変調に関係する例示の信号図である。 【図6A】振幅シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図6B】振幅シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図6C】振幅シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図7A】周波数変調に関係する例示の信号図である。 【図7B】周波数変調に関係する例示の信号図である。 【図7C】周波数変調に関係する例示の信号図である。 【図8A】周波数シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図8B】周波数シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図8C】周波数シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図9A】位相変調に関係する例示の信号図である。 【図9B】位相変調に関係する例示の信号図である。 【図9C】位相変調に関係する例示の信号図である。 【図10A】位相シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図10B】位相シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図10C】位相シフトキーイング変調に関係する例示の信号図である。 【図11】従来の受信機の構造ブロック図である。 【図12A】本発明の実施形態によるEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図12B】本発明の実施形態によるEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図12C】本発明の実施形態によるEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図12D】本発明の実施形態によるEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図13】本発明の一実施形態によるエイリアシングシステムの構造ブロック図である。 【図14A】本発明の実施形態によるEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図14B】本発明の実施形態によるEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図14C】本発明の実施形態によるEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号をダウン−コンバートするの流れ図である。 【図14D】本発明の実施形態によるEM信号をアンダー−サンプリングすることでEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図15A】本発明の実施形態による図14A〜14C の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図15B】本発明の実施形態による図14A〜14D の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図15C】本発明の実施形態による図14A〜14C の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図15D】本発明の実施形態による図14A〜14C の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図15E】本発明の実施形態による図14A〜14C の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図16】本発明の一実施形態によるアンダー−サンプリング・システムの構造ブロック図である。 【図17】本発明の一実施形態によるエイリアシングレートを決定する例示の処理の流れ図である。 【図18A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図18B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図18C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図18D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図18E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図19A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図19B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図19C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図19D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図19E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図20A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図20B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図20C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図20D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図20E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図21A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図21B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図21C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図21D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図21E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルFM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図22A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図22B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図22C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図22D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図22E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図23A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図23B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図23C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図23D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図23E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を中間周波数信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図24A】本発明の一実施形態によるメークビフォアブレークアンダー−サンプリングの構造ブロック図である。 【図24B】本発明の一実施形態によるアンダー−サンプリング信号の例示のタイミング図である。 【図24C】本発明の一実施形態による分離信号の例示のタイミング図である。 【図25A】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでの例示のエイリアシング信号を示す図である。 【図25B】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでの例示のエイリアシング信号を示す図である。 【図25C】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでの例示のエイリアシング信号を示す図である。 【図25D】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでの例示のエイリアシング信号を示す図である。 【図25E】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでの例示のエイリアシング信号を示す図である。 【図25F】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでの例示のエイリアシング信号を示す図である。 【図25G】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでの例示のエイリアシング信号を示す図である。 【図25H】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでの例示のエイリアシング信号を示す図である。 【図26A】本発明の一実施形態による例示のサンプル・アンド・ホールド・システムの構造ブロック図である。 【図26B】本発明の一実施形態による例示の反転サンプル・アンド・ホールド・システムの構造ブロック図である。 【図27】本発明の一実施形態によるサンプリングおよび保持モジュールの構造ブロック図である。 【図28A】本発明の実施形態によるスイッチモジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図28B】本発明の実施形態によるスイッチモジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図28C】本発明の実施形態によるスイッチモジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図28D】本発明の実施形態によるスイッチモジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図29A】本発明の実施形態による保持モジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図29B】本発明の実施形態による保持モジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図29C】本発明の実施形態による保持モジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図29D】本発明の実施形態による保持モジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図29E】本発明の実施形態による保持モジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図29F】本発明の実施形態による保持モジュールの例示の実施態様を示す図である。 【図29G】本発明の実施形態による統合アンダー−サンプリング・システムを示す図である。 【図29H】本発明の実施形態によるパルス発生器の例示の実施態様を示す図である。 【図29I】本発明の実施形態によるパルス発生器の例示の実施態様を示す図である。 【図29J】本発明の実施形態によるパルス発生器の例示の実施態様を示す図である。 【図29K】本発明の実施形態によるパルス発生器の例示の実施態様を示す図である。 【図29L】例示の発振器を示す図である。 【図30】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリング信号最適化装置を有するアンダー−サンプリング・ システムの構造ブロック図である。 【図31】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリング信号最適化装置の構造ブロック図である。 【図32A】本発明の一実施形態によるアンダー−サンプリング信号モジュールの構造ブロック図である。 【図32B】本発明の一実施形態によるアンダー−サンプリングモジュールのに関連する状態マシンの動作の流れ図である。 【図32C】本発明の実施形態による自動利得制御を有するアナログ回路を含む例示のアンダー−サンプリングモジュールを示す図である。 【図33A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってEM信号をベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図33B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってEM信号をベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図33C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってEM信号をベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図33D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってEM信号をベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図34A】本発明の実施形態による反転サンプリングおよび保持モジュールに関連する例示の信号図である。 【図34B】本発明の実施形態による反転サンプリングおよび保持モジュールに関連する例示の信号図である。 【図34C】本発明の実施形態による反転サンプリングおよび保持モジュールに関連する例示の信号図である。 【図34D】本発明の実施形態による反転サンプリングおよび保持モジュールに関連する例示の信号図である。 【図34E】本発明の実施形態による反転サンプリングおよび保持モジュールに関連する例示の信号図である。 【図34F】本発明の実施形態による反転サンプリングおよび保持モジュールに関連する例示の信号図である。 【図35A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図35B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図35C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図35D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図35E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図36A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図36B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図36C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図36D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図36E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図37A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図37B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図37C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図37D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図37E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図38A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図38B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図38C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図38D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図38E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図39A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってFM信号を非FM信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図39B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってFM信号を非FM信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図39C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってFM信号を非FM信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図39D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングによってFM信号を非FM信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図40A】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図40B】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図40C】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図40D】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図40E】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図41A】本発明の実施形態によるFSK信号をAS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図41B】本発明の実施形態によるFSK信号をAS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図41C】本発明の実施形態によるFSK信号をAS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図41D】本発明の実施形態によるFSK信号をAS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図41E】本発明の実施形態によるFSK信号をAS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図42】本発明の一実施形態による反転サンプリングおよび保持モジュールの構造ブロック図である。 【図43A】図31の回路内の例示の波形を示す図である。 【図43B】図31の回路内の例示の波形を示す図である。 【図44A】本発明の実施形態による差動システムの構造ブロック図である。 【図44B】本発明の実施形態による差動入力と差動出力とを有する差動システムの構造ブロック図である。 【図44C】本発明の実施形態による単一入力と差動出力とを有する差動システムの構造ブロック図である。 【図44D】本発明の実施形態による単一出力を有する差動入力を示す図である。 【図44E】本発明の実施形態による例示の差動入力− 単一出力システムを示す図である。 【図45A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングおよびエネルギー伝達を含むエイリアシングの概念図である。 【図45B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリングおよびエネルギー伝達を含むエイリアシングの概念図である。 【図46A】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図46B】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図46C】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図46D】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでEM信号からエネルギーを伝達することでEM信号をダウン−コンバートする流れ図である。 【図47A】本発明の実施形態による図46A〜46C の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図47B】本発明の実施形態による図46A〜46D の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図47C】本発明の実施形態による図46A〜46D の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図47D】本発明の実施形態による図46A〜46C の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図47E】本発明の実施形態による図46A〜46C の流れ図に関連する例示の信号図である。 【図48】本発明の一実施形態によるエイリアシング信号に関連するエイリアシングレートを決定する例示の処理を示す図である。 【図49A】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達信号を示す図である。 【図49B】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達信号を示す図である。 【図49C】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達信号を示す図である。 【図49D】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達信号を示す図である。 【図49E】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達信号を示す図である。 【図49F】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達信号を示す図である。 【図49G】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達信号を示す図である。 【図49H】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達信号を示す図である。 【図50A】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図50B】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図50C】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図50D】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図50E】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図50F】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図50G】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図51A】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図51B】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図51C】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図51D】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図51E】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図51F】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図51G】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルAM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図52A】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図52B】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図52C】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図52D】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図52E】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図52F】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図52G】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図53A】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図53B】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図53C】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図53D】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図53E】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図53F】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図53G】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルFM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図54A】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図54B】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図54C】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図54D】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図54E】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図54F】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図54G】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでアナログPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図55A】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図55B】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図55C】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図55D】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図55E】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図55F】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図55G】本発明の実施形態によるエイリアシングレートでエネルギーを伝達することでディジタルPM信号を中間周波数にダウン−コンバートする処理に関連する例示の信号図である。 【図56A】本発明の実施形態によるダイレクトダウン−コンバージョンに関連する例示の信号図である。 【図56B】本発明の実施形態によるダイレクトダウン−コンバージョンに関連する例示の信号図である。 【図56C】本発明の実施形態によるダイレクトダウン−コンバージョンに関連する例示の信号図である。 【図56D】本発明の実施形態によるダイレクトダウン−コンバージョンに関連する例示の信号図である。 【図57A】本発明の実施形態によるアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図57B】本発明の実施形態によるアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図57C】本発明の実施形態によるアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図57D】本発明の実施形態によるアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図57E】本発明の実施形態によるアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図57F】本発明の実施形態によるアナログAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図58A】本発明の実施形態によるディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図58B】本発明の実施形態によるディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図58C】本発明の実施形態によるディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図58D】本発明の実施形態によるディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図58E】本発明の実施形態によるディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図58F】本発明の実施形態によるディジタルAM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図59A】本発明の実施形態によるアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図59B】本発明の実施形態によるアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図59C】本発明の実施形態によるアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図59D】本発明の実施形態によるアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図59E】本発明の実施形態によるアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図59F】本発明の実施形態によるアナログPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図60A】本発明の実施形態によるディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図60B】本発明の実施形態によるディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図60C】本発明の実施形態によるディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図60D】本発明の実施形態によるディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図60E】本発明の実施形態によるディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図60F】本発明の実施形態によるディジタルPM信号を被復調ベースバンド信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図61A】本発明の実施形態によるFM信号をPM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図61B】本発明の実施形態によるFM信号をPM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図61C】本発明の実施形態によるFM信号をPM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図61D】本発明の実施形態によるFM信号をPM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図61E】本発明の実施形態によるFM信号をPM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図61F】本発明の実施形態によるFM信号をPM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図62A】本発明の実施形態によるFM信号をAM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図62B】本発明の実施形態によるFM信号をAM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図62C】本発明の実施形態によるFM信号をAM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図62D】本発明の実施形態によるFM信号をAM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図62E】本発明の実施形態によるFM信号をAM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図62F】本発明の実施形態によるFM信号をAM信号に直接ダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図63】本発明の一実施形態によるエネルギー伝達システムのブロック図である。 【図64A】本発明の一実施形態による例示のゲーテッド伝達システムを示す図である。 【図64B】本発明の一実施形態による例示の反転ゲーテッド伝達システムを示す図である。 【図65】本発明の一実施形態によるゲーテッド伝達モジュールの一実施例を示す図である。 【図66A】本発明の実施形態によるスイッチモジュールの一実施例を示す図である。 【図66B】本発明の実施形態によるスイッチモジュールの一実施例を示す図である。 【図66C】本発明の実施形態によるスイッチモジュールの一実施例を示す図である。 【図66D】本発明の実施形態によるスイッチモジュールの一実施例を示す図である。 【図67A】本発明の一実施形態によるブレーク−ビフォア−メーク・モジュールを含むゲーテッド伝達モジュールの一実施例を示す図である。 【図67B】本発明の一実施形態によるエネルギー伝達信号の例示のタイミング図である。 【図67C】本発明の一実施形態による分離信号の例示のタイミング図である。 【図68A】本発明の実施形態による例示の蓄積モジュールを示す図である。 【図68B】本発明の実施形態による例示の蓄積モジュールを示す図である。 【図68C】本発明の実施形態による例示の蓄積モジュールを示す図である。 【図68D】本発明の実施形態による例示の蓄積モジュールを示す図である。 【図68E】本発明の実施形態による例示の蓄積モジュールを示す図である。 【図68F】本発明の実施形態による例示の蓄積モジュールを示す図である。 【図68G】本発明の一実施形態による統合ゲーテッド伝達システムを示す図である。 【図68H】例示のアパーチャ発生器を示す図である。 【図68I】例示のアパーチャ発生器を示す図である。 【図68J】例示のアパーチャ発生器を示す図である。 【図68K】例示のアパーチャ発生器を示す図である。 【図68L】本発明の一実施形態による発振器を示す図である。 【図69】本発明の一実施形態による任意選択のエネルギー伝達信号モジュールを有するエネルギー伝達システムを示す図である。 【図70】本発明の一実施形態による入力および出力インピーダンス整合を有するエイリアシングモジュールを示す図である。 【図71】例示のパルス発生器を示す図である。 【図72A】図71のパルス発生器に関係する例示の波形を示す図である。 【図72B】図71のパルス発生器に関係する例示の波形を示す図である。 【図73】本発明の一実施形態によるスイッチモジュールとリアクタンス性蓄積モジュールとを有する例示のエネルギー伝達モジュールを示す図である。 【図74】本発明の一実施形態によるスイッチモジュールと蓄積モジュールとを有する例示の反転ゲーテッド伝達モジュールを示す図である。 【図75A】本発明の実施形態による反転ゲーテッド伝達モジュールに関連する例示の信号図である。 【図75B】本発明の実施形態による反転ゲーテッド伝達モジュールに関連する例示の信号図である。 【図75C】本発明の実施形態による反転ゲーテッド伝達モジュールに関連する例示の信号図である。 【図75D】本発明の実施形態による反転ゲーテッド伝達モジュールに関連する例示の信号図である。 【図75E】本発明の実施形態による反転ゲーテッド伝達モジュールに関連する例示の信号図である。 【図75F】本発明の実施形態による反転ゲーテッド伝達モジュールに関連する例示の信号図である。 【図76A】本発明の実施形態による差動構成で構成されたエネルギー伝達モジュールを示す図である。 【図76B】本発明の実施形態による差動構成で構成されたエネルギー伝達モジュールを示す図である。 【図76C】本発明の実施形態による差動構成で構成されたエネルギー伝達モジュールを示す図である。 【図76D】本発明の実施形態による差動構成で構成されたエネルギー伝達モジュールを示す図である。 【図76E】本発明の実施形態による差動構成で構成されたエネルギー伝達モジュールを示す図である。 【図77A】本発明の実施形態による例示のインピーダンス整合回路を示す図である。 【図77B】本発明の実施形態による例示のインピーダンス整合回路を示す図である。 【図77C】本発明の実施形態による例示のインピーダンス整合回路を示す図である。 【図78A】本発明の実施形態による例示のアンダー− サンプリング・システムを示す図である。 【図78B】本発明の実施形態による例示のアンダー− サンプリング・システムを示す図である。 【図79A】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図79B】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図79C】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図79D】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図79E】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図79F】本発明の実施形態によるアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図80A】本発明の実施形態による負荷が比較的低いインピーダンスである時のアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図80B】本発明の実施形態による負荷が比較的低いインピーダンスである時のアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図80C】本発明の実施形態による負荷が比較的低いインピーダンスである時のアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図80D】本発明の実施形態による負荷が比較的低いインピーダンスである時のアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図80E】本発明の実施形態による負荷が比較的低いインピーダンスである時のアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図80F】本発明の実施形態による負荷が比較的低いインピーダンスである時のアンダー−サンプリング・システムの例示のタイミング図である。 【図81A】本発明の一実施形態による保持キャパシタンスが大きい値を有する時のアンダー−サンプリング・ システムの例示のタイミング図である。 【図81B】本発明の一実施形態による保持キャパシタンスが大きい値を有する時のアンダー−サンプリング・ システムの例示のタイミング図である。 【図81C】本発明の一実施形態による保持キャパシタンスが大きい値を有する時のアンダー−サンプリング・ システムの例示のタイミング図である。 【図81D】本発明の一実施形態による保持キャパシタンスが大きい値を有する時のアンダー−サンプリング・ システムの例示のタイミング図である。 【図81E】本発明の一実施形態による保持キャパシタンスが大きい値を有する時のアンダー−サンプリング・ システムの例示のタイミング図である。 【図81F】本発明の一実施形態による保持キャパシタンスが大きい値を有する時のアンダー−サンプリング・ システムの例示のタイミング図である。 【図82A】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達システムを示す図である。 【図82B】本発明の実施形態による例示のエネルギー伝達システムを示す図である。 【図83A】本発明の実施形態によるエネルギー伝達システムの例示のタイミング図である。 【図83B】本発明の実施形態によるエネルギー伝達システムの例示のタイミング図である。 【図83C】本発明の実施形態によるエネルギー伝達システムの例示のタイミング図である。 【図83D】本発明の実施形態によるエネルギー伝達システムの例示のタイミング図である。 【図83E】本発明の実施形態によるエネルギー伝達システムの例示のタイミング図である。 【図83F】本発明の実施形態によるエネルギー伝達システムの例示のタイミング図である。 【図84A】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図84B】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図84C】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図84D】本発明の実施形態によるFSK信号をPS K信号にダウン−コンバートする処理を示す図である。 【図85A】本発明の一実施形態による例示のエネルギー伝達信号モジュールを示す図である。 【図85B】本発明の一実施形態による状態マシン動作の流れ図である。 【図85C】例示のエネルギー伝達信号モジュールである。 【図86】本発明の一実施形態による101.1MHz のクロックを使用して915MHz信号を5MHz信号にダウン−コンバートする回路の図である。 【図87】本発明の実施形態による図86の回路のシミュレーション波形を示す図である。 【図88】本発明の一実施形態による101MHzクロックを使用して915MHz信号を5MHz信号にダウン−コンバートする回路の図である。 【図89】本発明の実施形態による図88の回路のシミュレーション波形を示す図である。 【図90】本発明の一実施形態による101.1MHz クロックを使用して915MHz信号を5MHz信号にダウン−コンバートする回路の図である。 【図91】本発明の実施形態による図90の回路のシミュレーション波形を示す図である。 【図92】本発明の一実施形態による500kボーのボーレートで913MHzと917MHzを切り替えるF SK信号源に接続された図86の回路を示す図である。 【図93】本発明の一実施形態による元のFSK波形9 202と負荷整合回路の出力でのダウン−コンバートされた波形9204を示す図である。 【図94A】本発明の一実施形態による例示のエネルギー伝達システムを示す図である。 【図94B】図94Aの例示のシステムの例示のタイミング図である。 【図94C】図94Aの例示のシステムの例示のタイミング図である。 【図95】本発明の一実施形態による例示のバイパス回路網を示す図である。 【図96】本発明の一実施形態による例示のバイパス回路網を示す図である。 【図97】本発明の一実施形態を示す図である。 【図98A】本発明の一実施形態による例示のリアルタイムアパーチャ制御回路を示す図である。 【図98B】本発明の一実施形態によるリアルタイムアパーチャ制御の例示のクロック信号のタイミング図である。 【図98C】本発明の一実施形態によるリアルタイムアパーチャ制御の例示の任意選択のイネーブル信号のタイミング図である。 【図98D】本発明の一実施形態によるリアルタイムアパーチャ制御の反転クロック信号のタイミング図である。 【図98E】本発明の一実施形態によるリアルタイムアパーチャ制御の例示の遅延クロック信号のタイミング図である。 【図98F】本発明の一実施形態によるリアルタイムで制御されるアパーチャを有するパルスを含む例示のエネルギー伝達信号のタイミング図である。 【図99】本発明の一実施形態による非反転ゲーテッド伝達ユニットを使用する差動システムのブロック図である。 【図100】本発明の例示の一実施形態を示す図である。 【図101】本発明の例示の一実施形態を示す図である。 【図102】本発明の例示の一実施形態を示す図である。 【図103】本発明の例示の一実施形態を示す図である。 【図104】本発明の例示の一実施形態を示す図である。 【図105】本発明の例示の一実施形態を示す図である。 【図106】本発明の例示の一実施形態を示す図である。 【図107A】図103の例示の実施形態のタイミング図である。 【図107B】図104の例示の実施形態のタイミング図である。 【図108A】図105の例示の実施形態のタイミング図である。 【図108B】図106の例示の実施形態のタイミング図である。 【図109A】本発明の例示の一実施形態を示す図である。 【図109B】本発明による電荷伝達を決定する式を示す図である。 【図109C】本発明によるコンデンサの充電とアパーチャの関係を示す図である。 【図109D】本発明によるコンデンサの充電とアパーチャの関係を示す図である。 【図109E】本発明による電力と電荷の関係式を示す図である。 【図109F】本発明による挿入損の式を示す図である。 【図110A】単一FET構成のエイリアシングモジュール11000を示す図である。 【図110B】FETコンダクタンス対V GS比を示す図である。 【図111A】エイリアシングモジュール11000に関連する信号波形を示す図である。 【図111B】エイリアシングモジュール11000に関連する信号波形を示す図である。 【図111C】エイリアシングモジュール11000に関連する信号波形を示す図である。 【図112】相補形FET構成を有するエイリアシングモジュール11200を示す図である。 【図113A】エイリアシングモジュール11200に関連する信号波形を示す図である。 【図113B】エイリアシングモジュール11200に関連する信号波形を示す図である。 【図113C】エイリアシングモジュール11200に関連する信号波形を示す図である。 【図113D】エイリアシングモジュール11200に関連する信号波形を示す図である。 【図113E】エイリアシングモジュール11200に関連する信号波形を示す図である。 【図114】エイリアシングモジュール11400を示す図である。 【図115】エイリアシングモジュール11500を示す図である。 【図116】エイリアシングモジュール11602を示す図である。 【図117】エイリアシングモジュール11702を示す図である。 【図118】エイリアシングモジュール11602に関連する信号波形を示す図である。 【図119】エイリアシングモジュール11602に関連する信号波形を示す図である。 【図120】エイリアシングモジュール11602に関連する信号波形を示す図である。 【図121】エイリアシングモジュール11702に関連する信号波形を示す図である。 【図122】エイリアシングモジュール11702に関連する信号波形を示す図である。 【図123】エイリアシングモジュール11702に関連する信号波形を示す図である。 【図124A】本発明の一実施形態によるスプリッタのブロック図である。 【図124B】本発明の一実施形態によるスプリッタの詳細図である。 【図124C】図124Aおよび124Bのスプリッタに関係する信号波形を示す図である。 【図124D】図124Aおよび124Bのスプリッタに関係する信号波形を示す図である。 【図124E】本発明の一実施形態によるスプリッタを有するI/Q回路のブロック図である。 【図124F】図124Aの図に関係する例示の波形を示す図である。 【図124G】図124Aの図に関係する例示の波形を示す図である。 【図124H】図124Aの図に関係する例示の波形を示す図である。 【図124I】図124Aの図に関係する例示の波形を示す図である。 【図124J】図124Aの図に関係する例示の波形を示す図である。 【図125】本発明の一実施形態によるスイッチモジュールのブロック図である。 【図126A】図125のブロック図の実施例を示す図である。 【図126B】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126C】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126D】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126E】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126F】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126G】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126H】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126I】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126J】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126K】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126L】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126M】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126N】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126O】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126P】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図126Q】図126Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127A】図125のブロック図の別の実施例を示す図である。 【図127B】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127C】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127D】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127E】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127F】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127G】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127H】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127I】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127J】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127K】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127L】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127M】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127N】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127O】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127P】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図127Q】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図128A】本発明の例示のMOSFET実施形態を示す図である。 【図128B】本発明の例示のMOSFET実施形態を示す図である。 【図128C】本発明の例示のMOSFET実施形態を示す図である。 【図129A】図125のブロック図の別の実施例を示す図である。 【図129B】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129C】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129D】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129E】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129F】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129G】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129H】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129I】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129J】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129K】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129L】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129M】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129N】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129O】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129P】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図129Q】図127Aに関係する例示の波形を示す図である。 【図130】本発明の実施形態による振幅および位相幅変調送信機を示す図である。 【図131】本発明の実施形態による振幅および位相幅変調送信機を示す図である。 【図132】図132A〜132Dは本発明の実施形態による振幅および位相幅変調送信機に関連する例示の信号図である。 【図133】本発明の実施形態による振幅および位相幅変調送信機に関連する例示の信号図である。 【図134】本発明の実施形態による振幅および位相幅変調送信機に関連する例示の信号図である。 【図135】振幅またはパルス幅変調情報を復元する受信機ブロック図の一実施形態を示す図である。 【図136】図136A〜136Gは本発明の実施形態による波形発生器に関連する例示の信号図である。 【図137】図135の受信機内で使用される回路を示す例示の図である。 【図138】図135の受信機内で使用される回路を示す例示の図である。 【図139】図135の受信機内で使用される回路を示す例示の図である。 【図140】代替送信機出力波形の時間および周波数ドメインを示す図である。 【図141】代替送信機出力波形の時間および周波数ドメインを示す図である。 【図142】代替送信機出力波形の時間および周波数ドメインを示す図である。 【図143】代替送信機出力波形の時間および周波数ドメインを示す図である。 【図144】本発明の実施形態による差動受信機を示す図である。 【図145】本発明の実施形態による差動受信機を示す図である。 【図146】本発明の一実施形態による狭帯域/定搬送波信号の時間および周波数ドメインを示す図である。 【図147】本発明の一実施形態による狭帯域/定搬送波信号の時間および周波数ドメインを示す図である。 フロントページの続き (72)発明者 バルトマン マイケル ジェイ. アメリカ合衆国 32246 フロリダ州 ジ ャクソンビル アズテック ドライブ ウ エスト 2244 (72)発明者 クック ロバート ダブリュ. アメリカ合衆国 32259 フロリダ州 ス イッツランド ロバーツ ロード 1432 (72)発明者 ルーク リチャード シー. アメリカ合衆国 32223 フロリダ州 ジ ャクソンビル リッキー ドライブ 3170 (72)発明者 モーゼス チャーリー ディー. ジュニア アメリカ合衆国 32217 フロリダ州 ジ ャクソンビル ナランジャ ドライブ 4314 (72)発明者 ローリンズ グレゴリー エス. アメリカ合衆国 32746 フロリダ州 レ イク メリー レスリー レーン 299 (72)発明者 ローリンズ マイケル ダブリュ. アメリカ合衆国 32746 フロリダ州 レ イク メリー ブライトビュー ドライブ 665 Fターム(参考) 5K020 DD11 FF02 FF13 MM12 |