中継用端子

申请号 JP2016568221 申请日 2015-01-08 公开(公告)号 JPWO2016110975A1 公开(公告)日 2017-05-25
申请人 三菱電機株式会社; 发明人 慎也 金親; 慎也 金親;
摘要 中継用 端子 台(1)は、固定部(20)にねじで固定される中継用端子台(1)であって、固定部(20)と対向する第1面(4a)と、第1面(4a)の裏面側となる第2面(4b)とを有する本体(4)を備え、本体(4)には、第2面(4b)から第1面(4a)に向けて凹む凹部(5)と、凹部(5)の底面(5a)から第1面(4a)に貫通する貫通穴(6)と、凹部(5)の縁に設けられて第2面(4b)から離れる方向に突出する突起(7)とが形成され、貫通穴(6)は、ねじの軸部の外径よりも大きく、ねじの頭部の外径よりも小さな内径で形成され、凹部(5)は、ねじの頭部の外径よりも大きな内径で形成される。
权利要求
  • 固定部にねじで固定される中継用端子台であって、
    前記固定部と対向する第1面と、前記第1面の裏面側となる第2面とを有する本体を備え、
    前記本体には、前記第2面から前記第1面に向けて凹む凹部と、前記凹部の底面から前記第1面に貫通する貫通穴と、前記凹部の縁に設けられて前記第2面から離れる方向に突出する突起とが形成され、
    前記貫通穴は、前記ねじの軸部の外径よりも大きく、前記ねじの頭部の外径よりも小さな内径で形成され、
    前記凹部は、前記ねじの頭部の外径よりも大きな内径で形成されることを特徴とする中継用端子台。
  • 前記突起は、前記凹部の縁の一部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の中継用端子台。
  • 说明书全文

    本発明は、空気調和機に対してねじで固定される中継用端子台に関する。

    空気調和機は、室内に設置される室内機と室外に設置される室外機とを備える。 室内機および室外機のそれぞれには、電を供給するための電源線または渡り線が接続される中継用端子台が取り付けられる。 特許文献1に開示されているような、電源線または渡り線を接続可能な端子台が中継用端子台として用いられる。

    中継用端子台は、室内機および室外機に設けられた固定部にねじで固定されている。 中継用端子台の本体には、ねじの頭部が入り込む凹部と、凹部の底面から形成されてねじの軸部を貫通させる貫通穴が形成される。 貫通穴にねじの軸部を貫通させて固定部にねじを締結することで、凹部の底面にねじの頭部が当接して、中継用端子台が固定部に固定される。 すなわち、凹部の底面にねじの頭部が当接するまでねじを締め付けることで、ねじの先端が固定部に十分な長さでねじ込まれて、中継用端子台が確実に固定されることとなる。

    特開平08−222297号公報

    室内機および室外機への電力の供給方式には、室内機および室外機のそれぞれに電源から延びる電源線を接続して電力を供給する別受電方式と、室外機のみに電源線を接続し、室外機と室内機とを連結する渡り線を通して室内機に電力を供給する外受電方式とがある。 別受電方式と外受電方式とでは、異なる中継用端子台が用いられることが一般的である。

    空気調和機を設置する際に、中継用端子台を交換して所望の電力の供給方式に変更する場合がある。 中継用端子台の交換作業では、すでに取り付けられている中継用端子台を固定しているねじを外し、新たに取り付ける中継用端子台をねじで固定する作業が行われる。 ここで、すでに取り付けられている中継用端子台を固定しているねじの頭部の外径が、新たに取り付ける中継用端子台に付属されているねじの頭部の外径よりも大きい場合がある。 この場合には、すでに取り付けられている中継用端子台を固定しているねじの頭部の外径が、新たに取り付ける中継用端子台の凹部の内径よりも大きくなり、ねじの頭部が凹部に入り込まない場合がある。

    そして、中継用端子台の交換作業において、すでに取り付けられている中継用端子台から外したねじを流用して新たに取り付ける中継用端子台を固定しようとすると、頭部が凹部に入り込まず、固定部に対してねじの先端が十分な長さでねじ込まれない。 そのため、中継用端子台の固定が不十分となる場合がある。 しかしながら、ねじを流用した場合であっても、ねじの頭部の外周の全域が凹部の入り口の縁に当接し、ねじの軸部の先端が固定部にある程度ねじ込まれるため、中継用端子台が正常に固定されたと作業者が誤って理解してしまうおそれがある。

    本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、誤ったねじで固定したことを認識しやすい中継用端子台を得ることを目的とする。

    上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る中継用端子台は、固定部にねじで固定される中継用端子台であって、固定部と対向する第1面と、第1面の裏面側となる第2面とを有する本体を備え、本体には、第2面から第1面に向けて凹む凹部と、凹部の底面から第1面に貫通する貫通穴と、凹部の縁に設けられて第2面から離れる方向に突出する突起とが形成され、貫通穴は、ねじの軸部の外径よりも大きく、ねじの頭部の外径よりも小さな内径で形成され、凹部は、ねじの頭部の外径よりも大きな内径で形成されることを特徴とする。

    本発明に係る中継用端子台は、誤ったねじで固定したことを認識しやすいという効果を奏する。

    本発明の実施の形態1に係る中継用端子台が固定される空気調和機であって、外受電方式の構成を示す図

    実施の形態1に係る中継用端子台が固定される空気調和機であって、別受電方式の構成を示す図

    実施の形態1に係る中継用端子台の斜視図

    実施の形態1に係る中継用端子台の平面図

    実施の形態1に係る中継用端子台の正面

    実施の形態1に係る中継用端子台の断面図であって、図4に示すA−A線に沿った矢視断面図

    実施の形態1に係る中継用端子台を固定するねじを示す図

    以下に、本発明の実施の形態に係る中継用端子台を図面に基づいて詳細に説明する。 なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。

    実施の形態1.
    まず、室内機と室外機とを備える空気調和設備の電源供給方式である外受電方式と別受電方式について説明する。 図1は、本発明の実施の形態1に係る中継用端子台が固定される空気調和機であって、外受電方式の構成を示す図である。 空気調和機10は、室外に設置される室外機12と、室内に設置される室内機13とを備える。

    外受電方式で電力が供給される空気調和機10では、室外機12に対して電源11から延びる電源線14が接続される。 また、室外機12と室内機13との間は、渡り線15によって接続される。 外受電方式では、電源線14を通じて室外機12に供給された電力が、渡り線15を介して室内機13にも供給される。 また、室内機12と室外機13との間では、通信線16を介した情報の送受信が行われる。

    図2は、実施の形態1に係る中継用端子台が固定される空気調和機であって、別受電方式の構成を示す図である。 空気調和機30は、室外に設置される室外機33と、室内に設置される室内機34とを備える。

    別受電方式で電源が供給される空気調和機30では、室外機33に対して電源31から延びる電源線35が接続される。 また、室内機34に対して電源32から延びる電源線37が接続される。 別受電方式では、室外機33と室内機34のそれぞれに電源31,32から電力が供給される。 なお、室外機33と室内機34との間での電力の供給は行われず、通信線36を介した情報の送受信が行われる。

    外受電方式の空気調和機10および別受電方式の空気調和機30が備える室外機12,33および室内機13,34には、電源線14,35,37または渡り線15が接続される中継用端子台が設けられる。

    図3は、実施の形態1に係る中継用端子台の斜視図である。 図4は、実施の形態1に係る中継用端子台の平面図である。 図5は、実施の形態1に係る中継用端子台の正面図である。 図6は、実施の形態1に係る中継用端子台の断面図であって、図4に示すA−A線に沿った矢視断面図である。

    中継用端子台1は、複数の端子接続部3が形成された本体4を備えて構成される。 中継用端子台1は、本体4が室外機12、室外機33、室内機13、室内機34に設けられた固定対象である固定部20にねじで固定される。

    本体4は、直方体形状を呈する。 本体4は、固定部20と対向する第1面4aと、第1面4aの裏面側となる第2面4bを有する。 本体4には、第1面4aから第2面4bに向けて凹む凹部5が形成される。 凹部5の底面5aには、第1面4aに貫通する貫通穴6が形成される。 第2面4b上であって、凹部5の縁には、第2面4bから離れる方向に突出する突起7が形成される。 突起7は、凹部5の縁の全周にわたって形成されるのではなく、縁の一部に形成される。

    図7は、実施の形態1に係る中継用端子台1を固定するねじを示す図である。 ねじ40は、外周面にねじ山が形成された軸部41と、軸部41の一端側に設けられて軸部41の径よりも大きな外径で形成された頭部42とを有する。

    中継用端子台1の本体4に形成された貫通穴6の内径Dは、ねじ40の軸部41の外径Bよりも大きく、ねじ40の頭部42の外径Cよりも小さい。 また、凹部5の内径Eは、ねじ40の頭部42の外径Cよりも大きな内径で形成される。

    以上説明した空気調和機において、外受電方式を想定した中継用端子台を取り付けて出荷された空気調和機が、別受電方式の中継用端子台に交換されて設置される場合、または別受電方式を想定した中継用端子台を取り付けて出荷された空気調和機が、外受電方式の中継用端子台に交換されて設置される場合がある。 ここで、新たに取り付ける中継用端子台1の貫通穴6の内径Dが4.2mmであり、貫通穴6の長さFが12.7mmであり、凹部5の内径Eが7.5mmであり、凹部5の深さGが4.3mmであると想定する。 また、新たに取り付ける中継用端子台1を固定するために付属するねじ40の軸部41の外径Bが3mmであり、軸部41の長さLが20mmであり、頭部42の外径Cが7mmであると想定する。

    この場合、軸部41を貫通穴6に貫通させて固定部20にねじ40をねじ込むことで、頭部42が凹部5に入り込んで底面5aに当接して、中継用端子台1が固定される。 そのため、固定部20にねじ込まれた軸部41の先端の長さは、20mm−12.7mm=7.3mmとなる。

    一方、出荷時に空気調和機に取り付けられていた図示しない中継用端子台を固定するねじの頭部の外径が9.4mmである場合に、このねじを誤って流用すると、新たに取り付ける中継用端子台1の凹部5にねじの頭部が入り込めない。 そして、ねじの頭部は凹部5の縁に当接する前に突起7に当接する。 突起7は凹部5の縁の一部に形成されているため、頭部の外周の一部でしか突起7に当接せず、ねじは不安定な状態となる。 そのため、作業者は、出荷時に取り付けられていた中継用端子台用のねじを誤って流用したことに気づきやすい。

    ここで、中継用端子台1の本体4の第2面4bに突起7が形成されていない場合には、流用されたねじの頭部の外周の全域が凹部5の縁に当接することでねじの姿勢が安定するため、作業者がねじの流用に気づかないおそれがある。 この場合、ねじの軸部の長さが20mmであったとしても、凹部5の深さGと貫通穴6の長さFとを差し引いて、20mm−12.7mm−4.3mm=3mmとなり、ねじの軸部の先端が3mmしか固定部20にねじ込まれていないこととなる。

    上述したように、中継用端子台1に付属されたねじ40を使用した場合には、軸部41の先端が固定部20に7.3mmねじ込まれる。 固定部20にねじ込まれた軸部の長さを比べた場合、ねじを流用することで中継用端子台1の固定力が弱くなり、中継用端子台1が外れやすくなることが分かる。

    本実施の形態1に係る中継用端子台1では、本体4の第2面4bに突起7を形成することで、ねじの流用、すなわち誤ったねじで中継用端子台1を固定したことに気づきやすくなっている。 そのため、適切なねじ40を用いた中継用端子台1の固定を促して、中継用端子台1をより確実に固定させることができる。

    以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。

    1 中継用端子台、3 端子接続部、4 本体、4a 第1面、4b 第2面、5 凹部、5a 底面、6 貫通穴、7 突起、10 空気調和機、11 電源、12 室外機、13 室内機、14 電源線、15 渡り線、16 通信線、20 固定部、30 空気調和機、31,32 電源、33 室外機、34 室内機、35 電源線、36 通信線、37 電源線、40 ねじ、41 軸部、42 頭部。

    本体4は、直方体形状を呈する。 本体4は、固定部20と対向する第1面4aと、第1面4aの裏面側となる第2面4bを有する。 本体4には、 第2面4bから第1面4aに向けて凹む凹部5が形成される。 凹部5の底面5aには、第1面4aに貫通する貫通穴6が形成される。 第2面4b上であって、凹部5の縁には、第2面4bから離れる方向に突出する突起7が形成される。 突起7は、凹部5の縁の全周にわたって形成されるのではなく、縁の一部に形成される。

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