Pogo pin

申请号 JP34504596 申请日 1996-12-25 公开(公告)号 JPH10189087A 公开(公告)日 1998-07-21
申请人 Nec Yamagata Ltd; 山形日本電気株式会社; 发明人 ITO ATSUSHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a pogo pin capable of preventing the failure of electrical continuity, and increasing packaging density by containing a suitable amount of a conductive fluid in a case with a pin or a spring housed inside. SOLUTION: A conductive magnetic fluid 1 is retained in a case 4 and as the material of a ball 3 and the case 4, ferromagnetic metal is used. Also, mercury is preferable as the conductive magnetic fluid 1. The pad of an electronic board is set so as to press the pin 2 of a pogo pin via many connection rings arranged vertically as pairs. As a result, the magnetic fluid or mercury 1 functions as a lubricant, and restrains the appearance of metal powder or the like. Furthermore, the appearance of metal powder, if any, does not result in the improper operation of the pin 2. Also, even when metal powder or the like appears, electrical continuity is properly maintained via the mercury 1 because the metal powder is contained therein. Furthermore, the mercury 1 can be retained at the prescribed position, using magnetism, and free from a restriction due to the installation direction of the pogo pin. In this case, a mercury retaining seal material is not used and the diameter of the pogo pin can be reduced. Thus, packaging density can be increased.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 離れて設置された基板間の電極パッドを互に接触させるピンを、スプリングにより押圧させて円筒状ケース内に収納したポゴピンにおいて、前記ピンやスプリングを収納したケース内に導電性流体を適量入れたことを特徴とするポゴピン。
  • 【請求項2】 ケース及びこのケース内に収められている部品が磁化されると共に、前記導電性流体が磁化された導電性を磁性流体である請求項1記載のポゴピン。
  • 【請求項3】 導電性流体が水銀である請求項1または2記載のポゴピン。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は電気部品を頻繁に脱着しかつパッド数が比較的多い(例えば100〜100
    0個位)場合の電気的接合部品に使用されるポゴピンに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来のポゴピンにおいては、図3に示すように、円筒状ケース4内にピン2,ボール3,スプリング5が配置され、つば6のついたピン2を、スプリング5によりボール3が押圧することにより、ピン2が動作範囲Aで可動となる。 このポゴピンは、図2に示されるような形で使用される。

    【0003】図2においては、電子基板8a,8bの繰り返し脱着での装着時にピン2を電子基板8a,8bのパッド9a,9b部で適量押し込むことで、ピン2のパッド9a,9bに対する電気的導通を確保していた。

    【0004】また、固定された電極と相対と回転する電極との電気的導通を得るために、導電性の液体をシール材を用いて封止するという技術が、特開平7−2788
    87号公報に提案されている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術では、図3において、ピン2がケース4に対し出たり、入ったりを繰り返した場合、ピン2とケース4の接触不良や動作不良を生じ、電気的導通を確保できなくなるという問題がある。 それは、金属間のこすれにより、何度かピン2の動作を繰り返すことにより、一方又は双方とも削られ、その金属粉等が原因で接触不良やピン2の動作不良を生じるからである。

    【0006】また、電気的導通を得ようとしてケース4
    内に、単に導電性流体を入て漏れないようにシールした場合、これらの間に摩擦を生じ、シール材の接触抵抗によりピンの動作がスムーズにいかなかったり、又それを解消するためにスプリングのバネ係数を高めたりするとパッドの損傷や、取り付けマージンが小さくなる問題がある。

    【0007】本発明の目的は、電気的導通不良を防ぐと共に、実装密度を上げることのできるポゴピンを提供することにある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明の構成は、離れて設置された基板間の電極パッドを互に接触させるピンを、スプリングにより押圧させて円筒状ケース内に収納したポゴピンにおいて、前記ピンやスプリングを収納したケース内に導電性流体を適量入れたことを特徴とする。

    【0009】本発明において、ケース及びこのケース内に収められている部品が磁化されると共に、前記導電性流体が磁化された導電性を磁性流体であることができ、
    また導電性流体を銀とすることができる。

    【0010】本発明のポゴピンによれば、導電性の磁性流体と、磁化させた部品を用いることにより、金属粉等の発生を極端に低減でき、ポゴピンのライフを長くできる。 また、導電性流体を拘束できるため、同流体封止にシール材が不要となり、必要以上にバネ係数を上げたり、ピン押し付け圧を上げることがなく、ポゴピンの構造が非常に簡素なものになる。

    【0011】

    【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1(a),(b)は本発明の一実施形態を示す断面図である。 この図1を参照すると、本実施の形態は、従来と同様にピン2,ボール3,スプリング5,ケース4は金属で形成され、ボール3とケース4は磁化されている。 ケース4内に導電性磁性流体1が保持されている。 これらの材質として、ボール3とケース4は強磁性体の金属(鉄、ニッケル、コバルト又はこれらの合金に金メッキしたもの)を用心、導電性の磁性流体1としては具体的には水銀が望ましい。

    【0012】次に、本実施形態の動作と効果について説明する。 図1(a)は本ポゴピンが無負荷状態を示し、
    図1(b)は同負荷状態、すなわちピン2が押されている状態である。 又接続リング11内のポゴピン接続パイプ12にはポゴピンが上下対で差し込まれており図2上では2対配置されているが、実際はドーナツ状の接続リング11には100〜1000対もセットされ使用される。

    【0013】次に上下対に多数配置された接続リング1
    1を挟んで電子基板8a,8bのパッド9a,9b部がポゴピンのピン2部を押え込むようにセットされる。

    【0014】この状態でパッド9aとパッド9bは電気的導通を確保することになる。 あとは、必要に応じて電子基板8a,8bをセットしたり取り外したりを繰り返すことになる。 この時ポゴピンは、ピン2を動作させたとき、磁化されたボール2の周辺とケース4の内面が水銀1により適量満されて、かつ磁気により水銀1がケース4内側部分に拘束されている(図1(a),(b)の状態)。

    【0015】以上の動作により、 (1)水銀1が潤滑剤の役割りを果し金属粉等の発生を抑え、また金属粉が発生してもピン2の動作不良には至らない。 (2)金属粉等が発生しても電気的導通は、水銀1を介してその中に含まれるため確実にとれている。 (3)磁気を利用して、水銀を特定の箇所に保持させることが可能となり、ポゴピンの設置方向に制約を受けない。 (4)水銀の保持にシール材を使用していないため、ピン2の動作に不要な負荷が加わらず、またシール材を設置するスペースが不要になり、ポゴピンの径を小さくすることができるため(約半分以下)ポゴピンの実装密度を約2倍に上げられるという効果を有する。

    【0016】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によればケース内で導電性の磁性流体が潤滑剤の役割りを果すので、
    ポゴピンの機械的動作不良を抑え、これにより電気的導通不良をなくすることができる。

    【0017】また、導電性の磁性流体とそれを磁気により特定の箇所に保持する磁性体を使用しているため、流体を使用しているためにもかかわらず、重力の影響を受けず、ポゴピンの取付け方向に制限がなくなり、取り付け自由度が大幅に増す。

    【0018】さらに、導電性の磁性流体とそれを磁気により特定の箇所に保持する磁性体を使用しているため、
    流体の保持にロリングやパッキン等のシール材を使わなくとも良く、シール材を設置するスペースが不要となり、ポゴピンの径を小さくすることができるため、ポゴピンの実装密度を上げられる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明ポゴピンの一実施形態を示す無負荷時および負荷時の断面図で、無負荷状態である。

    【図2】ポゴピンが設置された状態の一例で概略断面図である。

    【図3】従来のポゴピンの一例を示す無負荷時および負荷時の断面図である。

    【符号の説明】

    1 導電性流体(水銀) 2 ピン 3 ボール 4 ケース 5 スプリング 6 つば 8a,b 電子基板 9a,b パッド 10 ポゴピン 11 接続リング 12 ポゴピン接続パイプ

    QQ群二维码
    意见反馈