Machine tool, production machine or robot

申请号 JP2009515792 申请日 2007-04-13 公开(公告)号 JP2009541070A 公开(公告)日 2009-11-26
申请人 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft; 发明人 ヴェッツェル、ウルリッヒ; グリーペントローク、ゲルト; シールリンク、フーベルト; シュミット、リヒャルト; デンク、ヨアヒム; ヘルティンガー、クラウス;
摘要 例えば多軸機械のような工作機械や生産機械の場合あるいはロボットの場合、本発明に基づいて、液体金属 合金 ジャーナル軸受は、電気的負荷に対する給電を伝達するために使用されるだけでなく、制御 信号 を発生するための電流を伝達するためにも使用される。 それに応じて、液体金属合金ジャーナル軸受を介して、一方では、供給電流を発生するために600Vの電圧の印加が可能となり、他方では、制御信号を発生するために24Vの電圧の印加が可能となる。
权利要求
  • 固定部品(10)と該固定部品(10)に対して相対回転する部品(12)とを備えた工作機械、生産機械あるいはロボットであって、
    固定部品(10)が電気的に互いに分離された少なくとも4つの電流伝達面を有し、前記回転部品が固定部品の各電流伝達面に対応した電流伝達面を有し、回転部品(12)における複数の電流伝達面が互いに電気的に絶縁され、固定部品における対応した電流伝達面と共に、それぞれ電流伝達接触装置(24、24′)を形成するための液体金属合金が封入される隙間(34)が形成され、
    回転部品における第1電気的負荷に給電するために、2個の第1電流伝達接触装置が設置され、
    第1電気的負荷に対する制御信号を発生する回転部品における第2電気的負荷に給電するために、他の2個の第2電流伝達接触装置が設置される工作機械、生産機械あるいはロボット。
  • 第1電流伝達接触装置に400〜1000Vの電圧が印加され、他の第2電流伝達接触装置に10〜45Vの電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載の工作機械、生産機械あるいはロボット。
  • 固定部品(10)と回転部品(12)にそれぞれ第5の接触面が設けられ、そのそれぞれの第5の接触面が共に液体金属合金が封入される隙間を形成し、そのように形成された接触装置が接地されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械、生産機械あるいはロボット。
  • 固定部品(10′)と回転部品(12′)がそれぞれ中空円筒状であり、その一方の部品(12′)が他方の部品(10′)を取り囲み、前記一方の部品(12′)で取り囲まれた前記他方の部品(10′)が円筒壁(14′)を有し、該円筒壁(14′)中において電流伝達面への導線(40″)が導かれていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の工作機械、生産機械あるいはロボット。
  • 前記取り囲み部品(12′)が円筒壁(16′)を有し、該円筒壁(16′)中において電流伝達面への導線(42″)が導かれていることを特徴とする請求項4に記載の工作機械、生産機械あるいはロボット。
  • 固定部品(10)と回転部品(12)が中空円筒状であり、その一方の部品(12)が他方の部品(10)を取り囲んでいる、工作機械、生産機械あるいはロボットであって、
    前記一方の部品の円筒壁(16)に各電流伝達面ごとに1つの断面U形リング(26)が配置され、前記他方の部品の円筒壁(14)に各電流伝達面ごとに1つの断面L形リング(28)が配置され、断面U形リング(26)の中に液体金属合金が封入されており、断面L形リング(28)の1つの脚部(30)が液体金属合金が封入された断面U形領域内に嵌まり込み、その断面L形リング(28)の嵌合した脚部(30)が断面U形リング(26)の両脚部(32、32′)に対して密封されていることによって、電流伝達接触装置(24)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の工作機械、生産機械あるいはロボット。
  • 多軸機械あるいはロータリ加工機であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の工作機械、生産機械あるいはロボット。
  • 说明书全文

    本発明は、固定部品とこの固定部品に対して相対回転する部品とを備えた工作機械あるいは生産機械あるいはロボットに関する。 この工作機械は多軸機械やロータリ加工機である。 その定義に相応する生産機械は例えば飲料充填設備に存在する。

    多軸機械の場合、いわゆるドラムである回転部品上に複数の主軸電動機(一般化すれば電気的負荷である)が取り付けられている。

    冒頭に述べた形式の工作機械あるいは生産機械あるいはロボットにおいて常に、回転部品上における負荷に給電することが問題となる。 同時に、工作機械や生産機械において、負荷を制御するための信号が伝送されねばならない。

    その分野において、通常、回転部品への給電はスリップリングを介して行われる。 そのスリップリングは機械的に摩耗し、即ち、損耗する。 無中断信号伝送の保証には技術的に手間がかかる。

    国際公開第2005/062432号パンフレットにおいて、一般的な銅製スリップリングの代わりに、液体金属合金を利用することが知られている。 そのために、固定部品およびこの固定部品に対して相対回転する部品にそれぞれ電流伝達面が形成され、その対向する両電流伝達面間に液体金属合金が封入される隙間が形成されている。 これによって、電気的な接触が得られ、同時に、固定部品に対する回転部品の機械的損失が少なく回転性が損なわれない。

    また、国際公開第2005/062432号パンフレットには、電流伝達接触装置の電気的に絶縁されている3つのユニットによる供給電流の伝達しか開示されていない。

    本発明の課題は、冒頭に述べた形式の工作機械あるいは生産機械を、供給電流の伝達並びに制御信号の発生が容易に行なわれるように改良することにある。

    この課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載の工作機械あるいは生産機械あるいはロボットによって解決される。

    固定部品は電気的に互いに絶縁された4つの電流伝達面を有し、また回転部品もそのような電気的に互いに絶縁された4つの電流伝達面を有し、その固定部品の4つの各電流伝達面はそれぞれ回転部品の4つの電流伝達面の1つずつに対応し、その対向する両電流伝達面間に、液体金属合金が封入される隙間が形成されている。 これによって、それぞれ1つの電流伝達接触装置が、全部で少なくとも4個の電流伝達接触装置が形成される。

    これによって、2個の第1の電流伝達接触装置が回転部品における第1電気的負荷に給電するために使用され、残りの2個の第2の電流伝達接触装置が第1電気的負荷に対する制御信号を発生する第2電気的負荷に給電するために使用されることが可能となる。

    この場合、使用される電圧範囲が全く異なっていると有利である。 即ち、第1電流伝達接触装置に400〜1000Vの電圧が印加され、他の第2の電流伝達接触装置に10〜45Vの電圧が印加される。 この場合、代表的な多軸機械において、電気的負荷に給電するために600Vの電圧が必要とされ、制御信号を発生するために用いる24Vの電圧が必要とされる場合が想定される。

    好適には、必ずしも電流伝達接触装置と呼ばれないが同じ構造の第5の接触装置が接地されている。 換言すれば、機械の固定部品並びに回転部品にそれぞれ前述の電流伝達面に相応する第5の接触面が存在し、その対向する両接触面は共に液体金属合金が封入される隙間を形成し、固定部品の第5の接触面が接地されていることによって、第5の接触装置全体が接地される。 この接地接続によって、前述の電流伝達接触装置に印加された電圧が安定化される。

    多軸機械の場合、通常、固定部品および回転部品はそれぞれ中空円筒状であり、その一方の部品が他方の部品を取り囲み、その取り囲まれた部品が円筒壁を有している。 一般的な銅製スリップリングを利用する場合、導体ケーブルが一般に空気が封入された中空円筒の空洞内に導かれている。 本発明の特別な観点は、4個の電流伝達接触装置の利用とは無関係に、複数の電流伝達接触面への複数の導線が他方の部品で取り囲まれた部品の円筒壁の内部(中)を導かれていることにある。 その導線を円筒壁中に案内することによって、円筒状空洞が他の目的に利用でき、例えば冷却油や圧油のような他の媒体を貫流するために利用できる。

    取り囲み部品もまた、電流伝達接触面への導線がその中に案内される円筒壁を有することができる。 これは、例えばその取り囲み部品が固定部品であるとき、回転部品においても導線が円筒壁中を案内されることを意味する。 これは比較的コンパクトな構造を可能にする。

    本発明の他の観点は電流伝達接触装置の形態にある。 この観点は、請求項1に記載の発明対象とは無関係であるけれど、好適には、それと同時に実施される。 その観点に応じて、一方の部品が他方の部品を取り囲み、固定部品および回転部品が円筒状である。 一方の部品の円筒壁に、電流伝達接触面を形成するために、断面U形リングが配置されている。 他方の部品の円筒壁に、電流伝達接触面を形成するために、断面L形リングが配置されている。 そして、断面U形リングの中に液体金属合金が封入され、“L”の1つの脚部が“U”の中に嵌まり込み、従って液体金属合金の中に嵌まり込むことによって、電流伝達接触装置が形成されている。 そして、“L”の嵌合脚部が“U”の両脚部に対して密封され、これによって、液体金属合金が断面U形リングから漏れることが防止される。

    断面L形リングの利用によって、断面U形リングはそれ自身が固定されていない部品すなわちL形リングの基部までほぼ達することができる。 これによって、電流伝達接触装置の特にコンパクトな形態が得られる。

    以下図を参照して本発明の有利な実施例を詳細に説明する。

    図1は、本発明に基づく形態の工作機械あるいは生産機械における基本構成要素を示し、即ち、固定部品10と回転部品12を示している。 その固定部品10と回転部品12は互いに異なったハッチングで区別されている(図1参照)。

    固定部品は円筒壁14付きの中空円筒状本体を有している。 回転部品も円筒壁16付きの中空円筒状本体を有している。 固定部品10の円筒壁14はその円筒壁14を互いに絶縁された2個のセグメントに分けるための絶縁リング18を有している。 それと同様に、回転部品12の円筒壁16も絶縁リング20を有している。

    回転部品12の固定部品10に対する本来の軸受は球軸受22、22′によって行われている。 電流伝達のために電流伝達接触装置24、24′が用いられている。 この電流伝達接触装置24、24′はそれぞれ2個のリング26、26′;28、28′によって形成されている。 その一方のリング26は回転部品12の円筒壁16に固く結合され、断面U形を有し、その“U”の片側脚部32が円筒壁16の内周面に接し、このため、その“U”形は横形をしている。 他方のリング28は固定部品10の円筒壁14に固く結合され、断面L形を有している。 その“L”の1つの脚部30は“U”の両脚部32、32′間に嵌まり込んでいる。 断面L形脚部30の先端と断面U形リング26との間に、液体金属合金34が封入される隙間34が形成されている。 液体金属合金34が断面U形リング26から漏出しないように、断面L形リング脚部30と断面U形リング脚部32、32′との間にそれぞれパッキングワッシャ36、36′が存在している。

    この配置構造は、回転部品12が固定部品10に対して回転軸線38を中心として回転することを可能としている。 その場合確かに、軸受22、22′が主に軸受として作用するが、電流伝達接触装置24、24′も軸受として機能する。 即ち、隙間34の内部における液体金属合金が断面U形リング26と断面L形リング28との相対滑り運動に役立つので、電流伝達接触装置24、24′は回転を阻止しない。 その場合特に、断面U形リング26の脚部32、32′が断面L形リング28の脚部30の周りを回転する。 そして、電流伝達接触装置24、24′によって電流を伝達することができる。 (記号“+”と“−”で表された)相応の電圧が導線40、40′を介して断面L形リング28、28′に印加される。 その電圧は、隙間34内における液体金属合金を介して、回転部品12の側にもかかり、導線42、42′を介して導かれる。 その印加電圧を600Vとすることができる。 かかる電圧は、回転部品12に設けられた電気的負荷に供給するために用いられ、その場合、導線42、42′はそれぞれ電気的負荷に接続される。 その導線42、42′は機械の外側における固定機器例えば配電盤に接続される。

    電気的負荷に給電するほかに、電気的負荷の制御を行なうこともできる。 特に多軸機械の場合、電気的負荷としての複数の電動機が、固定部品の側から制御信号が供給される電動機制御装置を有している。 両電流伝達接触装置24、24′はかかる制御信号を伝送するためにも利用することができ、その印加電圧は代表的には24Vである。

    そして、図2は図1に応じた電流伝達装置を斜視図で示している。 この図から、中空円筒状に形成された回転部品12′および固定部品10′が理解できる。 図2は図1における配置構造の完成体を示している。 即ち、回転部品の円筒壁16′は4個の絶縁リング20′によって互いに電気絶縁された5個のセグメント46に分けられている。 それに応じて、固定部品10′の円筒壁14′も4個の絶縁リング18′によって互いに電気絶縁された5個のセグメント48に分けられている。 そして、これらの各セグメント48に電流伝達接触装置24、24′の形態をした1つの接触装置が組み込まれており、即ち、図1の2個の接触装置24、24′に代わって、図2における配置構造はその図では見えない内部に5個のかかる接触装置を有している。 図1に示された電流伝達接触装置24、24′の形態をした5個の接触装置の配置によって、二種類の電圧を印加することができ、その各電圧に対して、両者間に電圧がかかる2個のセグメントが必要とされる。 第5のセグメントは接地のために使われる。

    図1の概略図では導線40、40′は固定部品10の円筒状空洞内に示されているが、実際には、それらの導線は円筒壁14中に配置されている。 これは図2で良く理解できる。 図2の回転部品12'にあって、絶縁リング20′で互いに分離された円筒壁16′の各セグメント46に対しそれぞれ1本の導体が対応しており、図2から固定部品10′でも5本の導線40″があることが分かる。絶縁リング20′で互いに分離された個々のセグメント46は、図3Aと図3Bに示されているように、各セグメント毎に別個の部品にできる。図3A、3Bにて全体を符号44で表した構成要素は、円筒壁16′におけるセグメント46と円筒壁14′におけるセグメント48から成っていることが分かる。ここでは、構成要素44における電流伝達接触装置は見えない。それは図1における電流伝達接触装置24、24′の形態で表された電流伝達接触装置である。これらの接触装置に対して、導線40″および回転部品12′の側における導線42″が必要である。これに応じて部品の円筒壁に、他の4個のセグメント46用も含め、導線42″に対する5個のブッシング50が設けられている。 これに対して、セグメント48に他のセグメント48銅線40'を貫通するためにも5個のブッシング52が設けられている。

    導線40″、42″をそれぞれ図2に示す円筒壁14′、16′の中に組み入れることによって、固定部品10'の円筒状空洞が完全に空いていることが保証される。 さらに円筒壁16′の外側に導線は配置されていない。

    図2の伝達装置を利用している工作機械あるいは生産機械(例えば多軸機械)によって、固定部品10′の円筒状空洞を通して挿入される材料を加工することができる。

    本発明に基づく配置構造は、内側が固定部品で外側が回転部品という構成に限定されるものではなく、本発明は、その代わりに、回転部品が固定部品の内側に存在する逆の場合でも全く同じように実現できる。

    本発明に基づく機械における電流伝達装置の概略図。

    本発明に基づく機械における導体バー付き電流伝達装置の斜視図。

    図2の導体バー付き電流伝達装置の個別ユニットの斜視図。

    図3Aとは異なった方向から見た図3Aの個別ユニットの斜視図。

    10 固定部品12 回転部品14 円筒壁16 円筒壁24 電流伝達接触装置26 断面U形リング28 断面L形リング30 脚部32 脚部34 隙間40 導線

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