Connector |
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申请号 | JP2013243072 | 申请日 | 2013-11-25 | 公开(公告)号 | JP2014067723A | 公开(公告)日 | 2014-04-17 |
申请人 | Iriso Electronics Co Ltd; イリソ電子工業株式会社; | 发明人 | FUNAYAMA DAISUKE; MITSUZUKA SHIGERU; YAMAGUCHI TOMISABURO; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To achieve a connector whose dimension is prevented from being enlarged in the back and forth direction even in the connector having terminals of a plurality of contacts having a plurality of contact parts and elastic piece parts.SOLUTION: On one end side connected with a first fixing piece part 23e in a second elastic piece part 23d, a bent part 23d1 is provided which is extended after detouring along a shape of the side surface from a tip side of a protrusion 12a of a first movable housing 12. | ||||||
权利要求 | ハウジングと、 相手端子と接触する第1の接触部及び第2の接触部と、相手端子との接触方向に弾性変形可能な第1の弾性片部及び第2の弾性片部と、前記ハウジングに固定される第1の固定片部とを有する端子と、を備えるコネクタにおいて、 前記ハウジングには、前記接触方向に沿うコネクタの前後方向中央に、コネクタ嵌合状態で相手端子を保持する相手コネクタのハウジングの突出部と対向する中央隔壁が形成されており、 前記端子は、前記第1の固定片部が前記中央隔壁と接するように配置されており、 前記第1、第2の弾性片部は、前記第1の固定片部の上端から上方に延びるように形成されるとともに、第2の弾性片部が第1の弾性片部よりも前記前後方向中央側に位置するように互いに前後方向に間隔をおいて配置されており、 前記第2の弾性片部は、前記第1の固定片部と繋がる一端側に、コネクタ嵌合状態で相手コネクタの前記突出部の先端側から側面の形状に沿って迂回して伸長する屈曲部を有することを特徴とするコネクタ。 前記屈曲部は、前記中央隔壁の側面と接する位置で、その基端が前記第1の固定片部と繋がっており、そして中央隔壁から離れる方向に湾曲し、再び前記前後方向中央側に湾曲する屈曲形状となっている請求項1記載のコネクタ。 |
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说明书全文 | 本発明は、例えば一対のプリント基板同士を接続するために用いられるコネクタに関するものである。 従来、この種のコネクタとしては、互いに一方の面を対向して配置される一対の基板のうち一方の基板に取り付けられる一方のコネクタと、他方の基板に取り付けられる他方のコネクタとを備え、各コネクタを嵌合することにより基板同士を接続するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 前記コネクタのうち一方のコネクタは、基板に固定される固定ハウジングと、固定ハウジングに対してコネクタの前後方向及び幅方向に移動自在に設けられた可動ハウジングと、一端側を可動ハウジングに保持され、他端側を固定ハウジングに保持された複数の端子とを有し、各端子の一端側と他端側との間に設けられた可動部の弾性変形によって可動ハウジングが固定ハウジングに対して移動することにより、振動や衝撃による各基板同士の位置ずれを吸収するようになっている。 ところで前記「一方のコネクタ」となるソケットコネクタについては、端子に前記「他方のコネクタ」となるプラグコネクタの端子の接触部に接触する弾性変形可能な第1及び第2の接触部を設け、第1及び第2の接触部を互いにコネクタ嵌合方向に間隔をおいて配置したことで、プラグコネクタの端子の接触部にゴミや汚れ等の異物が付着していた場合でも、第1の接触部によって異物を除去した後に第2の接触部を接触させることができ、プラグコネクタの端子とソケットコネクタの端子とを確実に導通させることができるものがある。 上記ソケットコネクタの端子は、具体的には前記第1の接触部及び第2の接触部と、プラグコネクタの端子との接触方向に弾性変形可能な第1の弾性片部及び第2の弾性片部と、前記可動ハウジングに固定される第1固定片部と、コネクタの幅方向に弾性変形可能な可動部と、前記固定ハウジングに固定される第2の固定片部と、基板に接続される基板接続部とを有する。 前記第1の弾性片部は、第1の固定片部の上端から上方に延びるように形成され、その上端には第1の接触部が設けられている。 第2の弾性片部は、第1の固定片部の上端から上方に延びるように形成され、その上端には第2の接触部が設けられている。 この場合、各弾性片部は、第2の弾性片部が第1の弾性片部よりもコネクタの前後方向中央側に位置するように互いに前後方向に間隔をおいて配置されている。 ところで、前記ソケットコネクタの第2の弾性片部を直線形状とした場合、前記プラグコネクタの端子を支持するハウジングの突出部と干渉しないようにするためには、第1の固定片部と繋がる基端をコネクタの前後方向における前方向又は後ろ方向にずらさなければならず、それに伴い前記可動ハウジングの前後方向の幅を大きくする必要があり、その結果、ソケットコネクタのみならずプラグコネクタまでも前後方向でコネクタ寸法が大型化してしまう。 本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、接触部と弾性片部とを複数有する複数コンタクトの端子を持つコネクタにおいても、前後方向でのコネクタ寸法の大型化しないコネクタを提供することにある。 本発明は前記目的を達成するために、ハウジングと、相手端子と接触する第1の接触部及び第2の接触部と、相手端子との接触方向に弾性変形可能な第1の弾性片部及び第2の弾性片部と、前記ハウジングに固定される第1の固定片部とを有する端子と、を備えるコネクタについて、前記ハウジングには、前記接触方向に沿うコネクタの前後方向中央に、コネクタ嵌合状態で相手端子を保持する相手コネクタのハウジングの突出部と対向する中央隔壁が形成されており、前記端子は、前記第1の固定片部が前記中央隔壁と接するように配置されており、前記第1、第2の弾性片部は、前記第1の固定片部の上端から上方に延びるように形成されるとともに、第2の弾性片部が第1の弾性片部よりも前記前後方向中央側に位置するように互いに前後方向に間隔をおいて配置されており、前記第2の弾性片部は、前記第1の固定片部と繋がる一端側に、コネクタ嵌合状態で相手コネクタの前記突出部の先端側から側面の形状に沿って迂回して伸長する屈曲部を有することを特徴とするコネクタを提供する。 第2の弾性片部を直線形状とした場合、前記突出部と干渉しないようにするためには、第1の固定片部と繋がる基端を中央隔壁から離れる方向へずらさなければならず、それに伴いハウジングの前後方向の幅を大きくする必要があり、その結果本発明のコネクタのみならず相手コネクタまでもが前後方向でコネクタ寸法が大型化してしまう。 前記屈曲部は、前記中央隔壁の側面と接する位置で、その基端が前記第1の固定片部と繋がっており、そして中央隔壁から離れる方向に湾曲し、再び前記前後方向中央側に湾曲する屈曲形状として構成できる。 前記本発明については、一方の基板に取り付けられる第1のコネクタと、他方の基板に取り付けられる第2のコネクタとを備え、第1のコネクタと第2のコネクタとを嵌合することにより基板同士を接続するコネクタについて、 これにより、第1のコネクタの第1の端子は、可動部の幅方向の寸法が厚さ方向の寸法よりも大きくなっているため、コネクタの前後方向または上下方向に弾性変形しやすく、第2のコネクタの第2の端子は、可動部の厚さ方向の寸法が幅方向の寸法よりも大きくなっているため、コネクタの幅方向に弾性変形しやすいことから、各基板同士の位置ずれがコネクタの前後方向に生じたときは、第1の端子の可動部が弾性変形し、各基板同士の位置ずれがコネクタの幅方向に生じたときは、第2の端子の可動部が弾性変形する。 即ち、第1のコネクタの第1の端子の可動部がコネクタの前後方向に弾性変形するように幅方向の寸法が厚さ方向の寸法をよりも大きく形成され、第2のコネクタの第2の端子の可動部がコネクタの幅方向に弾性変形するように厚さ方向の寸法を幅方向の寸法よりも大きく形成されることから、コネクタの前後方向及び幅方向の何れの方向にも十分に弾性変形可能に形成したものに比べ、第1及び第2の端子の可動部の断面積をそれぞれ大きくすることができ、端子の許容電流値を大きくすることが可能となる。 前記本発明については、一方の基板に取り付けられており、他方の基板に取り付けられる他のコネクタと嵌合することにより基板同士を接続するコネクタについて、基板に固定される固定ハウジングと、固定ハウジングに対して移動可能に配置される可動ハウジングと、一端側が可動ハウジングに保持され、他端側が固定ハウジングに保持される端子とを有し、 本発明の端子は、可動部が、コネクタの前後方向または上下方向に対応する厚さ寸法がコネクタの幅方向に対応する幅寸法よりも大きいためコネクタの幅方向に弾性変形しやすく、可動部の断面積を大きくできるため端子の許容電流値を大きくすることが可能となる。 本発明によれば、接触部と弾性片部とを複数有する複数コンタクトの端子を持つコネクタにおいても、前後方向でコネクタ寸法が大型化しないコネクタを実現することが可能となる。 図1乃至図16は本発明の一実施形態を示すもので、例えば一対のプリント基板同士を接続するために用いられるコネクタを示すものである。 尚、図中X方向はコネクタの幅方向、Y方向はコネクタの前後方向、Z方向はコネクタの上下方向を示す。 本実施形態のコネクタは、互いに一方の面を対向して配置される一対の基板1,2のうち一方の基板1に取り付けられる第1のコネクタ10と、他方の基板2に取り付けられる第2のコネクタ20とを備えている。 〔第1のコネクタ10の構成〕 第1の固定ハウジング11は、合成樹脂の成型品からなり、幅寸法及び奥行き寸法に対して高さ寸法の小さい略直方体状に形成されている。 第1の固定ハウジング11は、前面部11a、背面部11b及び左右側面部11cからなり、その上面及び下面はそれぞれ上方及び下方に開口している。 第1の可動ハウジング12は、合成樹脂の成型品からなり、幅寸法及び奥行き寸法に対して高さ寸法の小さい略直方体状に形成されている。 第1の可動ハウジング12は上面を開口した中空状に形成され、その内部には底面の前後方向中央部から上方に向かって突出する突出部12aが設けられている。 第1の可動ハウジング12は、第1の固定ハウジング11の内形よりも小さい外形に形成され、第1の固定ハウジング11内に前後方向及び幅方向に移動可能に配置されている。 この場合、第1の可動ハウジング12の上端は、第2の固定ハウジング21の上端とほぼ同じ高さに位置している。 各第1の端子13は、導電性の金属板を曲げ加工することによって形成され、図13に示すように幅方向(X方向)の寸法が厚さ方向(Y方向またはZ方向)の寸法よりも大きくなるように形成されている。 接触部13aは、上下方向に直線状に延びるように形成され、第1の可動ハウジング12の保持溝12cに保持されている。 即ち、第1の端子13の一端側(第1の固定片部13b側)と他端側(第2の固定片部13d側)は、互いにコネクタの前後方向に間隔をおいて配置され、その間に可動部13cが配置されている。 各第1の固定部材14は、金属板を曲げ加工することによって形成され、第1の固定ハウジング11の幅方向両側に配置されている。 第1の固定部材14は第1の固定ハウジング11の側面部11cの上面から前面側及び背面側に亘るように略コ字状に形成され、その前後両端側を側面部11cの前面及び背面に固定されている。 第1の固定部材14の両端には基板1に半田付けされる固定片部14aがそれぞれ設けられ、各固定片部14aは前後方向に延出するように形成されている。 また、第1の固定部材14の上面には、前後方向に延びる突条部14bが設けられている。 〔第2のコネクタ20の構成〕 第2の固定ハウジング21は、合成樹脂の成型品からなり、幅寸法及び奥行き寸法に対して高さ寸法の小さい略直方体状に形成されている。 第2の固定ハウジング21は、前面部21a、背面部21b及び左右側面部21cからなり、その上面及び下面はそれぞれ上方及び下方に開口している。 前面部21a及び背面部21bの下端側には各第2の端子23を固定する複数の固定孔21dが設けられ、各側面部21cには第2の可動ハウジング22の前後方向の移動を規制する略四角形状の切り欠き部21eが設けられている。 第2の可動ハウジング22は、合成樹脂の成型品からなり、幅寸法及び奥行き寸法に対して高さ寸法の大きい略直方体状に形成されている。 第2の可動ハウジング22内には各第2の端子23が配置される複数の端子孔22bが互いにコネクタの幅方向に間隔をおいて設けられ、各端子孔22bは前後二列に配置されている。 各端子孔22bは上部側が第2の可動ハウジング22内の前後方向中央に向かって開口しており、前列と後列の各端子孔22aの上部側の間には、第1の可動ハウジング12の突出部12aが挿入口22aを介して挿入される挿入部22cが形成されている。 各端子孔22bの下部側には第2の端子23が固定されるようになっており、各端子孔22bの下端は下方に開口している。 第2の可動ハウジング22は、第2の固定ハウジング21の内形よりも小さい外形に形成され、第2の固定ハウジング21内に前後方向及び幅方向に移動可能に配置されている。 この場合、第2の可動ハウジング22は、略上半分が第2の固定ハウジング21の上端から上方に突出している。 また、第2の可動ハウジング22の両側面には側方に突出する突部22dが設けられ、各突部22dは第2の固定ハウジング21の各切り欠き部21e内に前後方向、幅方向及び上下方向に移動自在に配置されている。 各第2の端子23は、導電性の金属板を打ち抜き加工することによって形成され、図14に示すように厚さ方向(Y方向またはZ方向)の寸法が幅寸法(X方向)の寸法よりも大きくなるように形成されている。 第1の接触部23a及び第2の接触部23bは、略三角形状に形成され、それぞれ端子孔22bの上部側から挿入部22c内に突出している。 この場合、各接触部23a,23bは、第1の接触部23aが第2の接触部23bの上方に位置するように互いに上下方向に間隔をおいて配置されている。 第1の弾性片部23cは、第1の固定片部23eの上端から上方に延びるように形成され、その上端には第1の接触部23aが設けられている。 第2の弾性片部23dは、第1の固定片部23eの上端から上方に延びるように形成され、その上端には第2の接触部23bが設けられている。 この場合、各弾性片部23c,23dは、第2の弾性片部23bが第1の弾性片部23cよりもコネクタの前後方向中央側に位置するように互いに前後方向に間隔をおいて配置されている。 また、第2の弾性片部23dは、第1の固定片部23eと繋がる一端側に、第1の可動ハウジング12の突出部12aの先端側から側面の形状に沿って迂回して伸長する屈曲部23d1を有する。 この屈曲部23d1は、第2の端子23を前後二列に仕切る第2の可動ハウジング22の中央隔壁22eの側面と接する位置で、その基端が第1の固定片部23eと繋がっており、そして中央隔壁22eから離れる前方向又は後ろ方向の各方向に湾曲する外向き湾曲部23d2を有し、そこから再び前後方向中央側に湾曲する内向き湾曲部23d3を有する屈曲形状となっている。 第1の固定片部23eは各弾性片部23c,23dの下端から下方に延びるように形成され、端子孔22bの下部側に固定されている。 可動部23fは第1の固定片部23eの下端側から第2の可動ハウジング22の外面に沿って上方に延びるとともに、第2の可動ハウジング22の上下方向略中央付近から下方に向かって逆U字状に屈曲するように形成され、その上端を基点にコネクタの幅方向(X方向)に弾性変形するように形成されている。 第2の固定片部23gは可動部23fの一方の下端側から上方に延びるように形成され、第2の固定ハウジング21の固定孔21d内に固定されている。 基板接続部23hは第2の固定片部23gの下端から前後方向に延びるように形成され、第2の固定ハウジング21の前面部21aまたは背面部21bの下方から第2の固定ハウジング21の外側に延出している。 即ち、第2の端子23の一端側(第1の固定片部23e側)と他端側(第2の固定片部23g側)は、互いにコネクタの前後方向に間隔をおいて配置され、その間に可動部23fが配置されている。 各第2の固定部材24は、金属板を曲げ加工することによって形成され、第2の固定ハウジング21の幅方向両側に配置されている。 第2の固定部材24は第2の固定ハウジング21の側面部21cの上面から前面側及び背面側に亘るように略コ字状に形成され、その前後両端側を側面部21cの前面及び背面に固定されている。 第2の固定部材24の両端には基板2に半田付けされる固定片部24aがそれぞれ設けられ、各固定片部24aは前後方向に延出するように形成されている。 また、第2の固定部材24の上面には、前後方向に延びる突条部24bが設けられている。 〔基板への実装方法〕 〔コネクタ同士の接続と作用〕 その際、第1の可動ハウジング12内に第2の可動ハウジング22が挿入されるとともに、第1の可動ハウジング12の突出部12aが第2の可動ハウジング22の挿入口22aから第2の可動ハウジング22内の挿入部22cに挿入される。 その際、第1の端子13の接触部13aには、第2の端子23の第1の接触部23aが接触した後、第2の端子23の第2の接触部23bが接触することから、第1の端子13の接触部13aにゴミや汚れ等の異物が付着していた場合でも、第1の接触部23aによって異物が除去された後に第2の接触部23bが接触する。 前記接続状態において、各基板1,2同士がコネクタの前後方向(Y方向)または上下方向(Z方向)に相対的な位置ずれを生ずると、第1のコネクタ10の第1の可動ハウジング12が第1の固定ハウジング11に対してコネクタの前後方向(Y方向)または上下方向(Z方向)に移動することにより、コネクタの前後方向または上下方向に対する各基板1,2同士の位置ずれが吸収される。 即ち、第1のコネクタ10の各第1の端子13は、可動部13cの幅方向(X方向)の寸法が厚さ方向(Y方向またはZ方向)の寸法よりも大きくなっているため、コネクタの前後方向(Y方向)または上下方向(Z方向)に弾性変形しやすい。 従って、各基板1,2同士の位置ずれがコネクタの前後方向(Y方向)に生じたときは、各第2の端子23の可動部23fよりも各第1の端子13の可動部13cが大きく弾性変形し、各基板1,2同士の位置ずれがコネクタの幅方向(X方向)に生じたときは、各第1の端子13の可動部13cよりも各第2の端子23の可動部23fが大きく弾性変形する。 また、各第1の端子13の可動部13cは、第1の端子13の一端側(第1の固定片部13b側)と他端側(第2の固定片部13d側)との間に配置されるとともに、第1の端子13の一端側と他端側は互いにコネクタの前後方向に間隔をおいて配置されていることから、第1の端子13の可動部13cを上下方向に長く形成しても第1の端子13の上下寸法が大きくなることはない。 〔本実施形態の作用・効果〕 この場合、第1の端子13の一端側(第1の固定片部13b側)と他端側(第2の固定片部13d側)とを互いにコネクタの前後方向に間隔をおいて配置するとともに、その間に第1の端子13の可動部13cを配置するようにしたので、第1の端子13の上下寸法を大きくすることなく可動部13cを上下方向に長く形成することができる。 この場合、第1の端子13の可動部13cを上下方向に屈曲するように形成したので、屈曲部を基点に、幅方向よりも寸法の小さい厚さ方向に曲げ変形を生じさせることができ、第1の端子13を容易に弾性変形させることができる。 更に、第1の端子13に第2の端子23に接触する接触部13aを設けるとともに、第2の端子23には第1の端子13の接触部13aに接触する弾性変形可能な第1及び第2の接触部23a,23bを設け、第2の端子23の第1及び第2の接触部23a,23bを互いにコネクタ嵌合方向に間隔をおいて配置したので、第1の端子13の接触部13aにゴミや汚れ等の異物が付着していた場合でも、第1の接触部23aによって異物を除去した後に第2の接触部23bを接触させることができ、第1の端子13と第2の端子23とを確実に導通させることができる。 前記実施形態では、第1のコネクタ10の接続対象として、弾性片部と接触部とを複数有する複数コンタクトの第2のコネクタ20を例示したが、弾性片部と接触部とが1つだけのシングルコンタクトのコネクタを接続対象とすることができる。 前記実施形態では、第1のコネクタ10の接続対象として可動部23を有する第2のコネクタ20とする例を示したが、可動部23が無く固定ハウジング21と可動ハウジング22とに分かれていないフローティング機能を持たないコネクタを接続対象とすることができる。 また、第2のコネクタ20の接続対象として可動部13を有する第1のコネクタ10とする例を示したが、可動部13が無く固定ハウジング11と可動ハウジング12とに分かれていないフローティング機能を持たないコネクタを接続対象とすることができる。 尚、前記実施形態では、各基板1,2の対向方向を上下方向として各コネクタ10,20の構成を説明したが、各基板が上下方向以外の方向に対向するように配置される場合には、その基板の対向方向が本発明の上下方向に対応する。 1,2…基板、10…第1のコネクタ、11…第1の固定ハウジング、12…第1の可動ハウジング、12a…突出部、13…第1の端子、13c…可動部、20…第2のコネクタ、21…第2の固定ハウジング、22…第2の可動ハウジング、22e…中央隔壁、23…第2の端子、23a…第1の接触部、23b…第2の接触部、23c…第1の弾性片部、23d…第2の弾性片部、23d1…屈曲部、23d2…外向き湾曲部、23d3…内向き湾曲部、23f…可動部。 |