Opening and closing device and electronic device using it

申请号 JP2004240471 申请日 2004-08-20 公开(公告)号 JP2006057740A 公开(公告)日 2006-03-02
申请人 Matsushita Electric Ind Co Ltd; 松下電器産業株式会社; 发明人 SAKAI YASUSHI; NAKASE MASAKI; TATEISHI ICHIRO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an opening and closing device for use in various electronic devices and electronic device using it, reducing the size of the device.
SOLUTION: A fixed body 21 and a movable body 22 stored in a movable case 25 are formed like a hollow cylinder to constitute the opening and closing device 20. When the opening and closing device is mounted on the electronic device, a wiring unit such as a lead wire and a wiring board is passed through the hollow parts of the fixed body and the movable body, and a fixed casing and a movable casing are electrically connected so that the space for the wiring unit 30 is not needed. Accordingly, it is possible to obtain the opening and closing device which may reduce the size of the device and the electronic device using it.
COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • 側面に固定カムが設けられた固定体と、この固定体に対し回転可能に配置されると共に、上記固定カムとの対向面に可動カムが設けられた可動体と、この可動体を軸線方向へ移動可能に収納した略円筒状の可動ケースからなり、上記固定体と可動体を中空円筒状に形成した開閉装置。
  • 請求項1記載の開閉装置の固定体及び可動体を、固定筐体及び可動筐体に装着すると共に、上記固定体及び可動体の中空部を挿通する配線体によって、上記固定筐体及び可動筐体を電気的に接続した電子機器。
  • 说明书全文

    本発明は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の各種電子機器に使用される開閉装置、及びこれを用いた電子機器に関するものである。

    近年、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器の小型化や軽量化が進む中、固定筐体に対し可動筐体が開閉可能に装着された、所謂、折畳み式のものが増えており、これらに用いられる開閉装置においても、より小型・薄型化の可能なものが求められている。

    このような従来の開閉装置及びこれを用いた電子機器について、図5〜図7を用いて説明する。

    なお、これらの図面の内、断面図は固定カムと可動カムの関係を判り易くするため、径方向を拡大して表わしている。

    図5は従来の開閉装置の断面図、図6は同分解斜視図であり、同図において、1は略円筒状で金属または樹脂製の固定体で、この右側面外周には突出部2A、及びこの突出部2Aから上下へ延出する二つの傾斜部2B、2Cから形成された固定カム2が設けられている。

    そして、3は同じく略円筒状で金属または樹脂製の可動体で、固定体1に対し開閉方向へ回転可能に配置され、固定カム2との対向面である左側面外周には可動カム4が設けられると共に、外周には突状の平坦な保持部3Aが形成されている。

    また、5は略円筒状で金属または樹脂製の可動ケースで、外周には溝状のガイド部5Aが形成され、このガイド部5A内面に可動体3外周の保持部3Aが挿入され、可動体3が可動ケース5内に軸線方向へ移動可能に収納されている。

    さらに、6はカバー、7はコイル状のばねで、カバー6が可動ケース5右側面の開口部を覆うと共に、ばね7が可動体3右側面とカバー6との間にやや撓んだ状態で装着され、このばね7によって可動体3が左方向へ付勢され、可動カム4の先端が固定カム2の傾斜部2Bへ弾接している。

    また、8は略円柱状の固定軸で、この固定軸8の左端部に固定体1が固着されると共に、固定軸8は可動体3やばね7を挿通し、右端部がカバー6に固着されている。

    そして、可動ケース5左側面から固定体1の固定部1Aが回転可能に突出すると共に、固定体1や可動体3、ばね7等が可動ケース5内に収納されて、開閉装置10が構成されている。

    また、このように構成された開閉装置10は、例えば、図7の携帯電話の斜視図に示すように、固定体1の固定部1Aが上面に複数のキーからなる操作部12Aやマイクロフォン等の音声入部12Bが形成された固定筐体12へ、可動ケース5が、表面にLCD等の表示部13Aやスピーカ等の音声出力部13Bが形成された可動筐体13へ各々固着され、開閉装置10によって固定筐体12に対して可動筐体13が開閉可能に軸支される。

    そして、この固定筐体12と可動筐体13の連結部に装着された開閉装置10側方には、リード線や配線基板等の配線体14がやや弛んだ状態で配置され、この配線体14によって、固定筐体12と可動筐体13内に形成された電子回路(図示せず)や音声入力部12B、表示部13Aや音声出力部13B等が電気的に接続されて、電子機器が構成される。

    以上の構成において、図5に示したように、可動カム4の先端が固定カム2下側の傾斜部2Bへ弾接した状態では、可動体3がばね7によって下方向の閉方向へ付勢され、この力が保持部3Aから可動ケース5のガイド部5A内面に加わっているため、可動ケース5が固着された可動筐体13は、固定筐体12に対して閉じた状態で保持されている。

    また、この閉状態から、可動筐体13を手で開くと、可動筐体13に固着された可動ケース5を介して、可動体3の保持部3Aにガイド部5A内面から上方向へ回転する力が加わるため、可動体3がばね7を撓めながら可動ケース5内を右方向へ移動し、可動カム4先端は固定カム2の傾斜部2B上を突出部2Aの方向へ弾接摺動する。

    そして、可動カム4先端が固定カム2の突出部2Aを超えて上側の傾斜部2Cへ弾接すると、可動体3がばね7によって上方向の開方向へ付勢され、この力が保持部3Aから可動ケース5のガイド部5A内面に加わるため、可動ケース5が固着された可動筐体13は開いた状態となる。

    つまり、可動筐体13に固着された可動ケース5を回転させ、この力をガイド部5A内面から保持部3Aに加えることによって、可動体3を軸線方向へ移動させ、可動カム4先端を固定カム2の傾斜部2Bまたは2Cのいずれかへ弾接させて、固定筐体12に対する可動筐体13の開閉操作が行われる。

    また、固定筐体12上面の操作部12Aを操作すると、この電気信号が固定筐体12と可動筐体13の連結部に装着された配線体14を介して、可動筐体13の電子回路に送信され、表示部13A等に操作に応じた数値や文字等が表示されるように構成されているものであった。

    なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。

    特開2004−190828号公報

    しかしながら、上記従来の開閉装置及びこれを用いた電子機器においては、固定筐体12と可動筐体13の連結部に、開閉操作のための開閉装置10と電気的接続のための配線体14が装着されているため、この二つの部品分のスペースが必要となり、全体の小型化を図ることが困難であるという課題があった。

    本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、機器の小型化が可能な開閉装置及びこれを用いた電子機器を提供することを目的とする。

    上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。

    本発明の請求項1に記載の発明は、可動ケース内に収納された固定体と可動体を、中空円筒状に形成して開閉装置を構成したものであり、電子機器に装着した際、リード線や配線基板等の配線体を固定体や可動体の中空部を挿通させて、固定筐体と可動筐体を電気的に接続することができるため、配線体分のスペースが不要となり、機器の小型化が可能な開閉装置を得ることができるという作用を有する。

    請求項2に記載の発明は、請求項1記載の開閉装置の固定体及び可動体を、固定筐体及び可動筐体に装着すると共に、固定筐体及び可動筐体を電気的に接続する配線体を、固定体及び可動体の中空部を挿通させて電子機器を構成したものであり、小型化が可能な電子機器を実現することができるという作用を有する。

    以上のように本発明によれば、機器の小型化が可能な開閉装置及びこれを用いた電子機器を実現することができるという有利な効果が得られる。

    以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。

    なお、これらの図面の内、断面図は固定カムと可動カムの関係を判り易くするため、径方向を拡大して表わしている。

    また、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。

    (実施の形態)
    図1は本発明の一実施の形態による開閉装置の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、21は中空円筒状で金属または樹脂製の固定体で、中央には中空部21Aが設けられると共に、右側面外周には突出部22A、及びこの突出部22Aから上下へ延出する二つの傾斜部22B、22Cから形成された固定カム22が設けられている。

    そして、23は同じく中空円筒状で金属または樹脂製の可動体で、固定体21に対し開閉方向へ回転可能に配置され、中央には中空部23Aが設けられると共に、固定カム22との対向面である左側面外周には可動カム24が設けられ、外周には突状の保持部23Bが形成されている。

    また、25は略円筒状で金属または樹脂製の可動ケースで、左側面には貫通孔25Aが設けられると共に、外周上下には溝状のガイド部25Bが形成され、このガイド部25B内面に、ガイド部25Bよりやや小さな幅の可動体23外周の保持部23Aが挿入されて、可動体23が可動ケース25内に軸線方向へ移動可能に収納されている。

    さらに、26はカバー、7はコイル状のばねで、中央に中空部26Aが設けられたカバー26が可動ケース25右側面に固着され開口部を覆うと共に、ばね7が可動体23右側面とカバー26との間にやや撓んだ状態で装着され、このばね7によって可動体23が左方向へ付勢され、可動カム24の先端が固定カム22の傾斜部22Bへ弾接している。

    そして、可動ケース25左側面の貫通孔25Aから、固定体21の外周上下が平坦面となった固定部21Bが回転可能に突出すると共に、固定体21や可動体23、ばね7等が可動ケース25内に収納されて、開閉装置20が構成されている。

    また、このように構成された開閉装置20は、例えば、図3の携帯電話の斜視図に示すように、固定体21の固定部21Bが上面に複数のキーからなる操作部12Aやマイクロフォン等の音声入力部12Bが形成された固定筐体12へ、可動ケース25のガイド部25Bが、表面にLCD等の表示部13Aやスピーカ等の音声出力部13Bが形成された可動筐体13へ各々固着され、開閉装置20によって固定筐体12に対して可動筐体13が開閉可能に軸支される。

    そして、固定筐体12と可動筐体13内に形成された電子回路(図示せず)や音声入力部12B、表示部13Aや音声出力部13B等を電気的に接続するリード線や配線基板等の配線体30は、やや弛んだ状態で固定体21や可動体23、カバー26等の中空部21Aや23A、26A、ばね7内を挿通して、電子機器が構成されている。

    つまり、配線体30が開閉装置20の各部品の中空部を挿通して、固定筐体12と可動筐体13が電気的に接続されているため、連結部には配線体30分のスペースが不要となり、開閉装置20側方には空隙が形成され、このスペース分だけ機器の小型化を図ることが可能なようになっている。

    以上の構成において、図1に示したように、可動カム24の先端が固定カム2下側の傾斜部22Bへ弾接した状態では、可動体23がばね7によって下方向の閉方向へ付勢され、この力が保持部23Bから可動ケース25のガイド部25B内面に加わっているため、可動ケース25が固着された可動筐体13は、固定筐体12に対して閉じた状態で保持されている。

    また、この閉状態から、可動筐体13を手で開くと、可動筐体13に固着された可動ケース25を介して、可動体23の保持部23Bにガイド部25B内面から上方向へ回転する力が加わるため、可動体23がばね7を撓めながら可動ケース25内を右方向へ移動し、可動カム24先端は固定カム22の傾斜部22B上を突出部22Aの方向へ弾接摺動する。

    そして、可動カム24先端が固定カム22の突出部22Aを超えて上側の傾斜部22Cへ弾接すると、可動体23がばね7によって上方向の開方向へ付勢され、この力が保持部23Bから可動ケース25のガイド部25B内面に加わるため、可動ケース25が固着された可動筐体13は開いた状態となる。

    つまり、可動筐体13に固着された可動ケース25を回転させ、この力をガイド部25B内面から保持部23Bに加えることによって、可動体23を軸線方向へ移動させ、可動カム24先端を固定カム22の傾斜部22Bまたは22Cのいずれかへ弾接させて、固定筐体12に対する可動筐体13の開閉操作が行われるように構成されている。

    このように本実施の形態によれば、可動ケース25内に収納された固定体21と可動体22を、中空円筒状に形成して開閉装置20を形成すると共に、固定筐体12及び可動筐体13を電気的に接続する配線体30を、固定体21や可動体23、カバー26等の中空部21Aや23A、26A、ばね7内を挿通させて電子機器を構成することによって、配線体30分のスペースが不要となり、機器の小型化が可能な開閉装置及びこれを用いた電子機器を得ることができるものである。

    なお、図4の断面図に示すように、右端が可動ケース25右側面に固着されたカバー26の左端を延長し、この可動ケース25左側面から突出した中空部26B内に配線体30を挿通させるようにすれば、複数の部品の中空部内を挿通させる構成にくらべ、配線体30が大きく撓んだ場合でも、配線体30が他の部品に接触することを防ぎ、より確実に配線体30を保持することができる。

    本発明による開閉装置及びこれを用いた電子機器は、機器の小型化を図ることが可能なものを得ることができ、各種電子機器の開閉装置として有用である。

    本発明の一実施の形態による開閉装置の断面図

    同分解斜視図

    同携帯電話の斜視図

    同他の実施の形態による断面図

    従来の開閉装置の断面図

    同分解斜視図

    同携帯電話の斜視図

    符号の説明

    7 ばね 12 固定筐体 12A 操作部 12B 音声入力部 13 可動筐体 13A 表示部 13B 音声出力部 20 開閉装置 21 固定体 21A 中空部 21B 固定部 22 固定カム 22A 突出部 22B、22C 傾斜部 23 可動体 23A 中空部 23B 保持部 24 可動カム 25 可動ケース 25A 貫通孔 25B ガイド部 26 カバー 26A、26B 中空部 30 配線体

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