Cable reel

申请号 JP2001217302 申请日 2001-07-17 公开(公告)号 JP2003032871A 公开(公告)日 2003-01-31
申请人 Sumitomo Wiring Syst Ltd; 住友電装株式会社; 发明人 MAEKAWA AKITO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a protecting function against an overcurrent applied to a circuit in a cable reel and to avoid smoking of a flat cable and the malfunctioning of an apparatus.
SOLUTION: This cable reel comprises a cylindrical fixed unit 4, a cylindrical movable unit 2 coupled rotatably with the fixed unit 4 coaxially, a flat cable 3 housed in an annular hollow part defined by the fixed unit 4 and the movable unit 2, and bus-bars 11, 12, and 13 which are fixed to the movable unit 2 and the fixed unit 4 and are connected to wires of external circuits and to which conductors 3a oriented and arranged in the flat cable 3 are connected respectively. A fuse 15 is provided between the bus-bars 12 and 13, connected to both the ends of the flat cable 3, at least on one end side of the flat cable 3.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 筒体からなる固定体と可動体とを内外に回転自在に組みつけ、上記固定体と可動体とで形成される環状中空部にフラットケーブルを収容し、該フラットケーブルの長さ方向の両端で、フラットケーブルの配向配置される導体を上記可動体および固定体に固定されるバスバーにそれぞれ接続し、これらバスバーを外部回路の電線と接続しているケーブルリールにおいて、 上記フラットケーブルの両端に接続する少なくとも一方のバスバーにヒューズを介設していることを特徴とするケーブルリール。 【請求項2】 上記バスバーの部分に設けるヒューズは、バスバーを分割して、分割端にそれぞれ圧接スロットを有するタブを対向させて設け、ヒューズの入力端子と出力端子とを上記圧接スロットに挿入して接続している請求項1に記載のケーブルリール。 【請求項3】 上記バスバーに細幅部分を設けて溶断部としている請求項1記載のケーブルリール。 【請求項4】 上記ヒューズを介設しているバスバーは、エアバックに接続する回路のバスバーからなる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のケーブルリール。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリング装置に装備するケーブルリールに関するものである。 【0002】 【従来の技術】ケーブルリール1は、図5に示すように、ステアリングコラム側に固定される固定体4と、ハンドル側に固定される可動体2とが回転自在に連結されており、固定体4と可動体2との間に形成される環状中空部内に、フラットケーブル3を巻回状態で収容している。 【0003】フラットケーブル3の両端は、図6に示すように、固定体4と可動体2とに夫々固定されたインナーケース5内に固定されているバスバー6の一端6aに接続され、バスバー6の他端6bは外部回路のリード線7の芯線7aと接続している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ケーブルリール1では、回路間でショートが発生した場合にフラットケーブル3を保護する機能がないためフラットケーブル3が溶断して発煙する可能性がある。 また、
    エアバッグ回路に過電流が流れると、エアバッグが誤作動を起こしてしまう問題もある。 【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、ケーブルリール内の回路に過電流が流れた際の保護機能を設けることで、フラットケーブルの発煙や機器の誤作動の発生を防止することを課題としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明は、筒体からなる固定体と可動体とを内外に回転自在に組みつけ、上記固定体と可動体とで形成される環状中空部にフラットケーブルを収容し、該フラットケーブルの長さ方向の両端で、フラットケーブルの配向配置される導体を上記可動体および固定体に固定されるバスバーにそれぞれ接続し、これらバスバーを外部回路の電線と接続しているケーブルリールにおいて、上記フラットケーブルの両端に接続する少なくとも一方のバスバーにヒューズを介設していることを特徴とするケーブルリールを提供している。 【0007】上記構成とすると、上記バスバーに接続される回路には上記ヒューズを介設しているので、過電流が流れてもヒューズにて溶断されて回路保護が図られるので、上記バスバーに接続されるフラットケーブルは溶断することがなく、フラットケーブルが発煙するなどの危険を回避することができる。 なお、上記ヒューズの介設位置は、フラットケーブルの両端に接続されるバスバーの一方だけに設けてもよいし、両方に設けてもよい。 【0008】上記バスバーの部分に設けるヒューズは、
    バスバーを分割して、分割端にそれぞれ圧接スロットを有するタブを対向させて設け、ヒューズの入端子と出力端子とを上記圧接スロットに挿入して接続している。 【0009】このように、上記バスバーへのヒューズの介設手段として、バスバーの分割端に設けられた各タブの圧接スロットにヒューズの上記各端子を圧接接続する構成とすると、メンテナンス時のヒューズの着脱が容易であると共に、容量の異なるヒューズに付け替えることも容易に可能になるため、バスバーの共用化を図ることができる。 【0010】また、上記バスバーへのヒューズの介設手段として、上記バスバーに細幅部分を設けて溶断部としても好適である。 【0011】上記構成とすると、上記バスバーの打ち抜き加工の際に上記細幅部分を設定するだけでよいので、
    別部品のヒューズを用いる必要がないと共に、ヒューズ接続作業が不要となるので、部品点数および作業工数の低減を図ることができる。 【0012】また、上記ヒューズを介設しているバスバーは、エアバックに接続する回路のバスバーからなることとすると好ましい。 即ち、全ての回路のバスバーに上記ヒューズあるいは上記溶断部を設けるのではなく、過電流による誤作動を防止することが望まれるエアバック回路等を重点的に保護することで、効率的な過電流対策を行うことができる。 【0013】なお、全ての回路のバスバーに上記ヒューズあるいは上記溶断部を設けてもよいことは言うまでもなく、つまり、必要に応じて選択的に上記ヒューズあるいは上記溶断部を設ければよい。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照して説明する。 実施形態に示すフラットケーブルの端部におけるインナーケースは、前記図5に示すケーブルリールに適用したもので、ケーブルリールの全体的な構成は前記図5と同様であるため説明を省略する。 【0015】図1及び図2は第1実施形態を示す。 図1
    は、フラットケーブル3の端部に取り付けられたインナーケース10を示し、インナーケース10の内部にはバスバー11が固定されており、インナーケース10の下端より外部回路との接続箇所となる端子部11bを並列して突出させている。 【0016】図2に、インナーケース10の内部にて固定されているバスバー11を示している。 図中左側に位置する7本のバスバー11は平方向の端部をフラットケーブル3の導体との接続端11aとし、屈折部11c
    にて垂直方向下方に直に屈折しており、ピッチ調整部11dにてバスバー11を屈曲させており、その下端部を端子部11bとして所要のピッチで並列させている。 【0017】上記バスバー11の内側に位置するバスバー12は、水平方向の端部をフラットケーブル3との接続端12aとし、その他端にて圧接スロット12b−1
    を有するタブ12bを突出している。 上記バスバー12
    の内側に位置するバスバー13は水平方向の端部をフラットケーブル3との接続端13aとし、中間部分にて圧接スロット13c−1を有するタブ13cを突出し、下端部を端子部13bとして他の端子部11bと共に並列している。 【0018】上記タブ12b、13cは、図1に示すように、インナーケース10の一面の開口10a、10b
    を通して外部に露出させており、圧接スロット12b−
    1、13c−1にヒューズ15の入力端子15aおよび出力端子15bを圧接接続している。 【0019】上記構成とすると、バスバー12、13に接続される回路(ここではエアバッグ回路とする)はヒューズ15を介在しているので、過電流が流れてもヒューズ15にて溶断され、フラットケーブル3にて溶断することがないので、フラットケーブル3が発煙するなどの危険を回避することができる。 【0020】また、ヒューズ15とバスバー12、13
    とは圧接接続しているため、メンテナンス時のヒューズ15の着脱が容易であると共に、容量の異なるヒューズに付け替えることも可能になるため、バスバーの共用化を図ることができる。 【0021】なお、上記ヒューズを有するインナーケースは、フラットケーブルの一端に備えられ可動体側に取り付けられるインナーケースと、フラットケーブルの他端に備えられ固定体側に取り付けられるインナーケースのどちらに設けてもよい。 また、上記ヒューズを設ける回路は、過電流による誤作動を重点的に防止する必要のあるエアバック回路等を選択することで、効率的な過電流対策を行うことができる一方、必要な回路全てにヒューズを設けてもよい。 さらには、入出力誤動作の防止のために、上記ヒューズ15の取り付け方法と同様にして、抵抗やコンデンサを接続してもよい。 【0022】図3は第2実施形態を示す。 第1実施形態との相違点は、バスバー12'、13'に接続されるヒューズ15'を圧接ではなく、溶接にて接続している点である。 【0023】図3はフラットケーブルの端部のインナーケース内部に固定されるバスバー11、12'、13'
    を示している。 バスバー11は、第1実施形態と同様である。 バスバー11の内側に位置するバスバー12'
    は、水平方向の端部をフラットケーブルとの接続端12
    a'とし、その他端にてタブ12b'を突出し、さらにタブ12b'の先端部12b−1'を直角に屈曲させている。 【0024】バスバー12'の内側に位置するバスバー13'は水平方向の端部をフラットケーブルとの接続端13a'とし、中間部分にてタブ13c'を突出し、さらにタブ13c'の先端部13c−1'を直角に屈曲させている。 そして、下端部を端子部13b'として他の端子部11bと共に並列している。 上記タブ12b'、
    13c'の先端部12b−1'、13c−1'にヒューズ15'の短冊状の入力端子15a'および出力端子1
    5b'を超音波溶接あるいは抵抗溶接している。 【0025】上記構成とすることで、バスバー12'、
    13'に接続される回路にはヒューズ15'を介在しているので、過電流が流れてもヒューズ15'にて溶断され、フラットケーブルにて溶断することがないので、フラットケーブルが発煙するなどの危険を回避することができる。 【0026】また、ヒューズ15'とバスバー12'、
    13'とを溶接にて接続しているためヒューズ15'の脱落等を防ぐことができ、接続信頼性が高められる。 なお、ヒューズ15'とバスバー12'、13'との接続手段を溶接接続する代わりに半田付けにて行ってもよい。 【0027】図4は第3実施形態を示す。 第1実施形態との相違点は、バスバー11'の一部に溶断部11e'
    となる細幅部分を設けている点である。 【0028】図4(A)に、フラットケーブルの端部のインナーケース内部に固定されるバスバー11'12、
    13を示している。 外側に位置する7本のバスバーのうち外側の5本のバスバー11は第1実施形態と同様であり、内側の2本のバスバー11'はその中間部分に溶断部11e'を有している。 【0029】溶断部11e'は、図4(B)に示すように、バスバー11'自体をプレス加工にて打ち抜く際に、細幅部分を設けることで溶断部11e'としている。 バスバー11'の内側に位置するバスバー12および該バスバー12の内側に位置するバスバー13は、第1実施形態と同様であり、タブ12b、13cの圧接スロット12b−1、13c−1にヒューズ15の入力端子15aおよび出力端子15bを圧接接続している。 【0030】上記構成とすると、バスバー12、13に接続される回路(ここではエアバッグ回路とする)がヒューズ15にて保護されるだけでなく、他のバスバー1
    1'に接続される回路も保護することができる。 【0031】また、溶断部11e'は、バスバー11'
    をプレス加工により打ち抜くと同時に細幅部分を形成するので、タブを突設したり、別途ヒューズを設ける必要がなく、部品数および加工手数を低減することができる。 【0032】なお、本実施形態では、溶断部11e'およびヒューズ15を一部の重要回路にのみ設けているが、勿論、全回路に設けてもよいことは言うまでもない。 【0033】 【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明によれば、上記バスバーにて上記ヒューズを介在しているので、過電流が流れてもヒューズにて溶断され、バスバーに接続される上記フラットケーブルの溶断・発煙等を防止することができる。 また、バスバーへのヒューズ介設手段として、バスバーの分割端に夫々設けられたタブの圧接スロットにヒューズの入力端子および出力端子を圧接接続する構成とすると、メンテナンス時のヒューズ交換が容易となり、かつ、容量の異なるヒューズへの付け替えも可能となるため、バスバーの共用化を図ることができる。 【0034】あるいは、上記バスバーへのヒューズの介設手段として、上記バスバーに細幅部分を設けて溶断部とすると、バスバーの打抜加工と同時に該溶断部となる細幅部分を形成することができ、部品点数および作業工数の低減を図ることができる。 また、過電流による誤作動を防止することが望まれるエアバック回路等に接続されるバスバーに重点的にヒューズを設けることで、効率的な過電流対策を行うことができる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の第1実施形態のインナーケースの斜視図である。 【図2】 第1実施形態のインナーケース内部のバスバーの斜視図である。 【図3】 第2実施形態のインナーケース内部のバスバーの斜視図である。 【図4】 第3実施形態のインナーケース内部のバスバーの斜視図である。 【図5】 ケーブルリールの分解斜視図である。 【図6】 従来のインナーケース内部を示す図面である。 【符号の説明】 1 ケーブルリール2 可動体3 フラットケーブル4 固定体5 インナーケース6 バスバー10 ケーブルリール11、12、13 バスバー11a、12a、13a 接続端11b、13b 端子部12b、13c タブ12b−1、13c−1 圧接スロット15 ヒューズ11e' 溶断部

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