Electrical contact device in the air bag system of a motor vehicle

申请号 JP5843486 申请日 1986-03-18 公开(公告)号 JPH0698915B2 公开(公告)日 1994-12-07
申请人 ペトリ アクチエンゲゼルシャフト; 发明人 ツエラー グレゴール;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】ハブまたはハンドル軸に取り付けられ、ハブとともに回転する接点部材と、ハブまたはハンドル軸を同心的に取り囲むようにケーシングに固定される対向接点部材とを有し、接点部材が対向接点部材にたいして滑り接触するように保持されている、自動車のエアバッグ装置における電気接触装置において、 対向接点部材が、ケーシングに固定されるリング状のベースパン(7)に設けた対向接点軌道(4)として構成され、接点部材が、ベースパン(7)を取り囲む蓋(1
    1)の環状溝(10)内で案内されるリング状の接点リング(3,8または9)として構成され、接点リング(3,8または9)は、該接点リング(3,8または9)と前記環状溝(10)の溝底の間に保持されているばね(12)によって対向接点軌道(4)にたいして滑り接触するように押圧されていることを特徴とする自動車のエアバッグ装置における電気接触装置。
  • 【請求項2】接点リングが歯付きリング(9)として構成され、歯の先端(13)が球形に丸められていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の自動車のエアバッグ装置における電気接触装置。
  • 【請求項3】接点リング(3,8または9)が金属またはメタルグラファイトからなっていることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の自動車のエアバッグ装置における電気接触装置。
  • 【請求項4】複数の接点リング(3,8または9)とこれに対応する数量の対向接点軌道(4)がリング状のケーシング内に互いに同心的に設けられていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1つに記載の自動車のエアバッグ装置における電気接触装置。
  • 【請求項5】蓋(11)が、他の環状溝(14)と、ベースパン(7)を取り囲むクリップ突起(16)とを有し、ベースパン(7)が、前記他の環状溝(14)に遊びを持って係合可能な環状細条部(15)を有していることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の自動車のエアバッグ装置における電気接触装置。
  • 【請求項6】前記他の環状溝(14)と環状細条部(15)
    とが、互いに対応する円錐形状を有していることを特徴とする、特許請求の範囲第5項に記載の自動車のエアバッグ装置における電気接触装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハブまたはハンドル軸に取り付けられ、ハブとともに回転する接点部材と、ハブまたはハンドル軸を同心的に取り囲むようにケーシングに固定される対向接点部材とを有し、接点部材が対向接点部材にたいして滑り接触するように保持されている、自動車のエアバッグ装置における電気接触装置に関するものである。

    〔従来の技術〕

    この種の公知の滑り接点の場合には、回転する部材例えばハンドル軸またはハンドル車ハブに設けられた接点部材が、スリップリングと、固定された部材例えば接点部材ケーシングに設けられた部材からなっている。 この部材は1個または複数個の接点ばねと、金属線材束によって形成されたブラシとからなっている。 この場合接点ばねによって付勢されている接点部材は、極端な減速例えば事故のときに、対向接点部材から離れて電流伝導が中断され、エアバッグが決定的な時期に作動しなくなり、
    更にブラシ接点が摩耗しやすく、接点押圧の変化のために機能しなくなる危険があるという重要な欠点がある。

    〔発明の目的〕

    本発明の目的は、接点部材と対向接点部材との間での電流の伝導が永続的に保証されているような、自動車のエアバッグ装置における電気接触装置を提供することである。

    〔発明の構成〕

    本発明は、上記目的を達成するため、対向接点部材が、
    ケーシングが固定されるリング状のベースパンに設けた対向接点軌道として構成され、接点部材が、ベースパンを取り囲む蓋の環状溝内で案内されるリング状の接点リングとして構成され、接点リングは、該接点リングと前記環状溝の溝底の間に保持されているばねによって対向接点軌道にたいして滑り接触するように押圧されていることを特徴とするものである。

    〔発明の効果〕

    接点部材と対向接点部材が互いに摩擦するリング要素によって形成され、このリング要素がその位置や負荷とは関係なく滑り接触するように保持されていることによって、接点リングと対向接点軌道との間での電流の確実な伝導を永続的に保証する、自動車のエアバッグにおける電気接触装置が本発明によって提供される。

    〔実施例〕

    図に示した実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。

    本発明による、自動車のエアバッグ装置における電気接触装置は、ハブ1またはハンドル軸2に取り付けられ、
    ハブ1とともに回転する接点部材としての接点リング3
    と、電気接触装置のケーシングに固定され、接点リング3にたいして滑り接触している対向接点部材としての対向接点軌道4を備えたリング状のベースパン7とを有している。 接点リング3は、ベースパン7を取り囲む蓋11
    の環状溝10のなかで案内されており、この環状溝10の溝底と接点リング3との間に設けられたばね12によって対向接触軌道4にたいして押圧されている。 図示した実施例では、対向接点軌道4は、ベースパン7の底部の、接点リング3に対向している面によって形成されている。
    接点リングは、第3図に示すように、平滑面の平らなリング8として形成してもよい。 しかし、第4図に示すように、櫛リング、すなわち歯付きリング9として形成すると好都合である。 このリングの歯の先端13は球形に丸められている。 接点リング3,8または9は金属またはメタルグラファイトによって形成することができる。 好ましくは、第1図に示すように、複数の接点リング3とこれに対応する数量の対向接点軌道4がリング状のケーシング内に互いに同心的に設けられている。 それによって、接触の確実性が高まる。

    第1図に示すように、ベースパン7と蓋11は、蓋11に形成される他の環状溝14とベースパン7の環状細条部15とを互いに遊びを持って係合させるようにして簡単に組み立てられ、そして蓋11は、蓋縁に設けられかつベースパン7の取り囲むクリップ突起16によって、ベースパン7
    にクリップ止めされている。 この場合、ハンドル軸2にねじ込まれるハンドルハブ1の組み立て時に、蓋11とベースパン7が、接点リング3を付勢するばね12の力に抗してクリップ突起16を解放しながら少しだけ押圧されるように、寸法が定められている。 環状溝14と環状細条部
    15は、良好な案内のために、対応する円錐の形をしている。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明に係る電気接触装置の断面図、第2図は第1図の部分破断平面図、第3図は接点リングの実施例の部分斜視図、第4図は接点リングの他の実施形の部分斜視図である。 1……ハブ 2……ハンドル軸 3,8,9……接点リング 4……対向接点軌道 7……ベースパン 10……環状溝 11……蓋 12……ばね

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