Rotating device

申请号 JP2000541051 申请日 1999-03-24 公开(公告)号 JP2002509840A 公开(公告)日 2002-04-02
申请人 シュナイダー・エンリコ; 发明人 シュナイダー・エンリコ;
摘要 (57)【要約】 本発明は、例えばテレビ放送スタジオの部屋をフレキシブルにかつ可動に照明する照明装置のために使用するための回転装置に関する。 本発明による回転装置は、搬送ユニット、例えばランプを搬送する働きをする搬送レール装置の交点に取付けられる。 回転装置は、相対的に回転可能な2個の構成部分(1,2)を備え、一方の構成部分(1)は交点での固定のために役立つ、他方の構成部分(2)のための回転支承体として形成され、他方の構成部分(2)は、少なくとも1つのレール部分(52)を備えたレール支持体(2)である。 本発明に従い、レール支持体(2)の各々のレール部分(52)は 接触 軌道(37,38)を備え、それによってレール部分(52)上にある、集電装置を備えた搬送ユニットがエネルギーを得ることができる。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 搬送ユニット(70)を搬送する働きをする搬送レール装置の、接触軌道(37,38)を備えた定置された搬送レールの交点に組み込むために使用可能である回転装置であって、相対的に回転可能な2個の構成部分(1
    ,2)を備え、一方の構成部分(1)が交点での固定のために役立つ、他方の構成部分(2)のための回転支承体として形成され、他方の構成部分(2)が、少なくとも1つのレール部分(52)を備えたレール支持体(2)である、回転装置において、レール支持体(2)の各々のレール部分(52)が接触軌道(37
    ,38)を備え、それによってレール部分(52)上にある、集電装置(71)
    を備えた搬送ユニット(70)がエネルギーを得ることができることを特徴とする回転装置。
  • 【請求項2】 各々のレール部分(52)が更に、制御データを搬送ユニット(70)に伝送するための接触軌道を備えていることを特徴とする請求項1記載の回転装置。
  • 【請求項3】 定置された搬送レールの接触軌道(37,38)をレール支持体(2)の各々のレール部分(52)の接触軌道(37,38)に電気的に接触させるために、回転装置が接触ピン(44,45)を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の回転装置。
  • 【請求項4】 レール支持体(2)の各々のレール部分(52)が、回転装置の中心軸線を通りルールの縦方向に延びる平面に関して対称に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の回転装置。
  • 【請求項5】 レール支持体(2)を回転させるための制御可能なモータ操作式アクチュエータと、所定の位置にこのレール支持体(2)を固定保持するための固定装置を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の回転装置。
  • 【請求項6】 相対的に回転可能な両構成部分が中空円筒体(11,50)
    であり、回転支承体(1)としての働きをする構成部分がレール支持体(2)を取り囲んでいることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の回転装置。
  • 【請求項7】 アクチュエータが電動機(63)として形成され、この電動機がレール支持体(2)を形成する中空円筒体(50)の内面に固定され、かつ歯車(64)を備え、この歯車がこの中空円筒体(50)の穴(65)を通ってラック(66)の歯にかみ合い、このラックが他方の中空円筒体(11)の内面に埋設されていることを特徴とする請求項5と6に記載の回転装置。
  • 【請求項8】 テレビ放送スタジオ、映画館ステージ、コンサートステージ等を照明するためのランプ(80)を備えた照明装置において、ランプ(80)
    が搬送ユニット(70)を備え、この搬送ユニットが接触軌道(37,38)を有する搬送レールを備えた搬送レール装置上に位置決め可能であり、この搬送ユニットが接触軌道(37,38)に接触する集電装置(72)を備え、請求項1
    〜7のいずれか一つに記載の回転装置がこの搬送レール装置の交点に1個ずつ設けられていることを特徴とする照明装置。
  • 【請求項9】 ランプ(80)の使用中、ランプ(80)の搬送ユニット(
    70)が移動可能であることを特徴とする請求項8記載の照明装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 技術分野本発明は、搬送ユニットを備えた搬送レール装置の交点に取付けるための回転装置に関する。 この回転装置は、任意の方向に延びる搬送レールに搬送ユニットを案内し、その際同時に搬送ユニットに電流と制御信号を供給する働きをする。
    搬送ユニットには例えばランプが取付けられている。 このランプは搬送ユニットによってエネルギーと場合によっては制御信号が供給され、例えばテレビ放送スタジオの部屋をフレキシブルにかつ必要であれば可動に照明する。

    【0002】 技術テレビ放送スタジオ、映画館ステージ等のための慣用の照明装置は例えばスポットライトを備えている。 このスポットライトは天井に設けられた、回転ディスクを有する搬送レール装置に取付けられ、レール上で手動で位置決め可能である。 天井には規則的な間隔をおいて電源箱が取付けられている。 この電源箱から、
    位置決めされたスポットライトに電流と制御信号が供給される。 このような配置構造は、照明装置を使用する催しのために比較的に早くから手動で準備する必要があり、照明状態をフレキシブルに短時間で適合させることが困難である。

    【0003】 照明装置の他のシステムでは、高さ調節可能な多数のスポットライトの取付けが行われる。 この場合、必要に応じて、適当な個所に設けられたスポットライトが使用される。 その際、スポットライトの高さだけを任意に選定可能である。 このシステムはフレキシブルな作業を可能にするがしかし、高価なスポットライト装置のための大きな投資を必要とし、スポットライトを使用できる位置の数がかなり制限される。

    【0004】 他のシステムは、スタジオの天井構造体に設置可能な搬送レール装置に基づいている。 搬送レール装置は、スポットライトを使用する範囲の全長にわたって互いに平行に延びるレールを備えている。 このようなレールの1対に、それぞれ複数のレール部分が摺動可能に取付けられている。 このレール部分の走行方向はレールの走行方向に対して垂直に延びている。 スポットライトは搬送ユニットに固定されている。 この搬送ユニットはレール部分上で摺動可能である。 隣接する対のレール上の2個のレール部分は、互いに一直線上に並びかつスポットライトの搬送ユニットがレール部分から次のレール部分に摺動可能であるような位置にもたらされる。 これにより、スポットライトを天井のあらゆる所望位置にもたらすことができる。 しかし、このような装置は、照明装置が異なる機能を有しデザインが異なる多数のスポットライトを備えているときに、レール装置上での搬送路が長く複雑であるという欠点を有する。 というのは、搬送ユニットを有するレール部分が位置変更の際に互いに邪魔になるからである。

    【0005】 発明の概要本発明の課題は、前述の装置の欠点を備えておらず、ランプ使用中でもランプをフレキシブルに摺動させることができる、照明装置を提供することである。

    【0006】 本発明は回転装置、すなわち搬送ユニットを搬送する働きをする搬送レール装置の、接触軌道を備えた定置された搬送レールの交点に組み込むために使用可能である回転装置に関する。 この場合、回転装置は相対的に回転可能な2個の構成部分を備え、一方の構成部分が交点での固定のために役立つ、他方の構成部分のための回転支承体として形成され、他方の構成部分が、少なくとも1つのレール部分を備えたレール支持体である。 本発明による装置は、レール支持体の各々のレール部分が接触軌道を備え、それによってレール部分上にある、集電装置を備えた搬送ユニットがエネルギーを得ることができることを特徴とする。

    【0007】 本発明は更に、テレビ放送スタジオ、映画館ステージ、コンサートステージ等を照明するためのランプを備えた照明装置に関し、ランプが搬送ユニットを備え、この搬送ユニットが接触軌道を有する搬送レールを備えた搬送レール装置上に位置決め可能であり、この搬送ユニットが接触軌道に接触する集電装置を備え、
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の回転装置がこの搬送レール装置の交点に1
    個ずつ設けられていることを特徴とする。

    【0008】 次に図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。

    【0009】 好ましい実施の形態の説明図1に示すように、回転装置は2つの構成部分からなっている。 この構成部分の一方は、搬送レール装置の交点に固定設置される、全体を1で示した回転支承体として形成され、他方の構成部分は、全体を2で示したレール支持体として形成されている。

    【0010】 回転支承体1は実質的に、外径D aと内径D 1を有する中空円筒体11からなっている。 この中空円筒体はねじ穴12を有する。 回転装置を天井または足場に固定するために、このねじ穴には固定手段を係合させることができる。 搬送レール装置の構造に応じて、例えば、定置された搬送レールの8個のレールアタッチメント21,22,23,24,24,25,26,27,28が円筒体11に固定され、円筒体表面から半径方向外側に案内されている。 この場合、隣接する各々2個のアタッチメントは互いに45°の度をなしている。

    【0011】 レール支持体2は同様に、中空円筒体50からなっている。 この中空円筒体の外径d aは回転支承体1の中空円筒体11の内径D 1よりも少しだけ小さい。 中空円筒体50はその表面に、外径d fのフランジ51を備えている。 この外径は少なくともD aと同じである。 レール支持体の下側部分には、レール部分52が取付けられている。 このレール部分は円筒体50の直径方向に延びている。

    【0012】 各々のレールアタッチメント21〜28とレール部分52は、レール方向に沿って延びる、図示例では垂直な平面に関して鏡像対称である。 各々のレールアタッチメント21〜28または各々のレール部分52は、天井部31と2個の側壁32,33と2個の走行路34,35を備えている。 トロリとして形成された搬送装置70が走行路34,35上をレールの走行方向に沿って摺動可能である。
    レールの両側壁32,33には、各々1個の合成樹脂帯36が取付けられている。 各々の合成樹脂帯は少なくとも2つの溝を備えている。 この溝内には各々1個の通電レール37または38が設けられている。 この通電レールはレールの内面の方に開放し、接触軌道としての働きをする。 レールアタッチメント21〜28
    の対向する接触軌道37,38は、接続部材46,47を介して互いに接触している。 この接続部材46,47は例えば、レールアタッチメント21〜28の外面に取付けられた導電ケーブルとして形成可能である。 この導電ケーブルは側壁32,33の穴を通って接触軌道37,38と接触する。

    【0013】 回転装置の回転支承体1の中空円筒体11の内部には同様に、通電レール42
    ,43を挿入した合成樹脂帯41が取付けられている。 この通電レールはレールアタッチメント21〜28の通電レール37,38に直接接続されている。 レール支持体2は接触ピン44,45を備えている。 この接触ピンはレール部分52
    の接触軌道37,38に接続され、運転準備が出来た状態で例えばばねによって通電レール42,43に押し付けられるので、接触ピンはこの通電レールに電気的に接触する。

    【0014】 図4に概略的に示したトロリ70は複数の軸と駆動手段を備えている。 この軸は走行路34,35上を転動する車輪71を備えている。 トロリは駆動手段によってレールに沿って移動可能である。 図4においてトロリ70の観察者寄りの側には、接触軌道37,38に沿って滑動する集電装置72が取付けられている。
    図2に示した実施の形態では、トロリ70は走行方向前側と後側に集電装置を1
    セットずつ備えている。 この場合、接触軌道37,38の数に応じて、1セットあたり2個の集電装置72が設けられている。 接触軌道が2個以上設けられているときには、集電装置の数は勿論、接触軌道37,38の数と共に増える。 トロリは更に車輪73を備えている。 この車輪がトロリの上側に取付けられ、天井部31に沿って転動することにより、大きな加速時にトロリ70が起き上がって集電装置が通電レール37,38に対して接触しなくなることを防止する。

    【0015】 運転準備が出来た状態では、レール支持体2は図1に示すように、回転装置の回転支承体1内に挿入されている。 フランジ51と円筒体11の上側エッジ11
    aの間には、ころがり軸受61が設けられている。 このころがり軸受により、レール支持体2は回転支承体1に対して小さな抵抗で回転可能である。 そのために、レール支持体2はアクチュエータを備えている。 給電線62を介してレール部分52の通電レール37,38に接続された電動機63は、レール支持体2の内面に固定されている。 この電動機は必要時に、合成樹脂歯車を介してレール支持体を回転させる。 この合成樹脂歯車は円筒体50の穴65を通って、円筒体11
    の内壁に埋込まれた合成樹脂ラック66の歯にかみ合う。 更に、球状の凹部67
    が互いの45°の角度間隔をおいて中空円筒体の内面に形成されている。 球68
    が円筒体50の外面に取付けられ、ばねによって外側に向けてストッパーにまたは運転準備が出来た状態で円筒体11の内面に押し付けられる。 レールアタッチメント21〜28の1つがそのレール部分52から半径方向外側に案内される方向に位置するようにレール支持体が配向されるときに、球はこの凹部に係止される。 これにより、搬送ユニットがレール支持体2の方にまたはレール支持体から離れるように移動可能である位置が、レール支持体2の固定位置として定められる。

    【0016】 次に、本発明による回転装置を備えた照明装置の構造と機能について簡単に説明する。 図5には、概略的に示したランプ80を備えたこのような照明装置の一部が示してある。 ランプ80は例えば、1セットのカラーフィルタと、この1セットのうちの1枚のフィルタを挿入するための装置を備えたスポットライトである。 慣用の照明装置において知られているように、照明装置は、高さを調節することができかつ任意の方向に投光することができる手段を備えている。

    【0017】 スポットライトには、カラーフィルタを挿入する装置と共に、接触軌道とトロリ70を経て電流が供給される。 制御信号に応じて、搬送レール装置の接触軌道37,38,42,43に電流を供給するために、定置されたレールの1個がケーブルと接触する。 このケーブルは電源装置に接続され、場合によっては制御装置に接続されている。 回転支承体1の接触軌道42,43は、定置されたレールの両側の接触軌道37,38を互いに接触させる接続部材46,47と、接触ピン44,45を介してのレール支持体2のレール部分52の接続部と共に、レール網全体を電源装置および制御装置に常時接続する。 大型の照明装置の場合には、それぞれ別個の電源装置を備えた部分に分割することができる。 この場合、各々の搬送ユニットのトロリは、図4に示すように、走行方向に並べて配置された2セットの集電装置と1個のリレー回路を備えている。 このリレー回路は両集電装置セットを往復切り換え、それによってトロリは2つの部分を互いに短絡させない。

    【0018】 照明装置は更に、図に示していない中央の制御ユニットを備えている。 この制御ユニットによって、各々のスポットライトの位置と実際の機能を、設定されたプログラムに従ってあるいは直接操作して要求に連続的に適合させることができる。 制御ユニットによるスポットライト、カラーフィルタ挿入装置、トロリおよびアクチュエータの操作は、電源装置で変調された制御信号によって、図示した通電レール37,38に対して平行である、制御信号を伝送するための図示していない付加的な接触軌道を介して、あるいは赤外線遠隔操作装置を介して行われる。

    【0019】 スポットライトの位置と関係なくスポットライトに連続的に給電および制御信号供給を行うことにより、スポッットライトの位置は使用中でも変更可能である。 これは公演、例えばロックコンサートの際に新しく華やかな照明効果を可能にする。 本発明による回転装置が合成樹脂歯車を介してを静かに伝達するアクチュエータを備えていることにより、例えばテレビ放送スタジオにおいて放送中にランプを容易に動かすことができる。 これは従来の照明装置と比べて大きなフレキシビリティを生じ、特に少ないスポットライトによる作業を可能にする。

    【0020】 前述の回転装置は本発明の1つの実施の形態を示すものであり、多くの観点から変更可能である。 例えば、電源装置全体を三相電流に基づいて操作することができる。 このような場合、接触軌道38,39の数は当然増える。

    【0021】 更に、レール支持体2は1個よりも多いレール部分52を備えていてもよい。
    例えば、90°の角度で互いに交叉する2個のレール部分が各レール支持体2に取付けられていると、搬送ユニット70を予め定めた定置のレールからそのレール部分の1つに移動させる前に、レール支持体を回転させなければならない最大角度を45°に低減することができる。 これにより、搬送ユニット70の位置を適合させる速度を、更に高めることができる。

    【0022】 搬送レール装置の構造は勿論、図5に概略的に示した実施の形態と異なっていてもよい。 回転装置は例えば、回転装置の1個が次の回転装置に直接的に接続し、それによって搬送ユニットが或るレール支持体2から次のレール支持体に直接的に達し、固定されたレールを経て移動させる必要がないように設置することができる。 この場合、回転支承体1は8個のレールアタッチメント21〜28を備えておらず、例えば搬送装置の対角線方向に延びる4個のレールアタッチメントを備えている。

    【0023】 搬送ユニットはランプだけではない。 本発明による回転装置を備えた搬送レール装置上で、例えばテレビカメラ、スピーカーボックス等を単独でまたはランプを組み合わせてフレキシブルにかつ移動可能に位置決め可能である。

    【0024】 回転装置は勿論、エンターテイメント以外の用途、例えばプログラミング可能な倉庫内搬送装置のための使用に適している。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明による回転装置の斜視図である。

    【図2】 この装置の回転支承体の斜視図である。

    【図3】 レール支持体の斜視図である。

    【図4】 挿入されたトロリを切断しないで示した、レール支持体のレール部分の縦断面図である。

    【図5】 本発明による回転装置と概略的に示したランプを備えた照明装置の一部の斜視図である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD, MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

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