スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法および装置

申请号 JP2016554713 申请日 2016-05-19 公开(公告)号 JP2018501670A 公开(公告)日 2018-01-18
申请人 シャオミ・インコーポレイテッド; 发明人 フ チアン; リ リ; ホウ エンシン;
摘要 本発明は、スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法および装置に関する。前記方法は、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するステップと、前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識するステップと、前記目標種別を出 力 するステップとを含む。本発明によれば、スマートコンセントと目標種別との対応関係を取得可能であり、ユーザが対応関係に基づいて目標電子機器に接続されたスマートコンセントを制御でき、目標電子機器とスマートコンセントとの対応関係が不明確であることによる、他の電子機器に対応するコンセントを誤って制御してしまうという事態を回避できる。
权利要求

スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法であって、 前記スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するステップと、 前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識するステップと、 前記目標種別を出するステップと、を含むことを特徴とする方法。前記スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するステップは、 前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの、目標電力パラメータと、目標電源オン時間パラメータと、目標電源オン総時間パラメータと、電力安定パラメータと、のうちの少なくとも1つを取得することを特徴とする請求項1に記載の方法。前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの前記電力安定パラメータを取得する際に、 前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの前記目標電力パラメータを所定期間内で取得し、 前記目標電力パラメータに基づいて前記目標電子機器の前記電力安定パラメータを特定することを特徴とする請求項2に記載の方法。前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識するステップは、 目標対応関係表に基づいて、前記目標電源オン状態パラメータに対応する前記目標種別を特定し、 前記目標対応関係表には、電源オン状態パラメータと該当する電子機器の種別との対応関係が記録されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。前記目標種別を出力するステップは、 前記目標種別を確認するよう指示するための通知情報を出力し、 前記通知情報に対する確認指令および変更指令を検出し、 前記確認指令が検出されたことに応答して、前記目標種別を出力し、 前記変更指令が検出されたことに応答して、変更後の目標種別を出力することを特徴とする請求項1に記載の方法。前記目標種別を出力するステップは、 前記スマートコンセントに設けられた出力部品を介して、前記目標種別を出力し、 前記出力部品の設置位置は、接続位置に対応し、前記接続位置は、前記スマートコンセントと前記目標電子機器との接続位置であることを特徴とする請求項1に記載の方法。前記目標種別を出力するステップは、 前記スマートコンセントの制御端末であるスマート端末を介して、前記目標種別を出力することを特徴とする請求項1に記載の方法。前記スマート端末を介して前記目標種別を出力する際に、 前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係を出力するように前記スマート端末を制御することを特徴とする請求項7に記載の方法。前記目標種別と前記スマートコンセントとの前記対応関係を出力するように前記スマート端末を制御することは、 前記スマートコンセントに接続された前記電子機器の位置順に応じて前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御することと、 仮想コンセント画像の該当位置において前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御することと、 前記スマートコンセントに対応する名称の位置において前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御することと、のうちの少なくとも1つを含み、 前記仮想コンセント画像は、前記スマート端末が前記スマートコンセントに基づいて仮想化した画像であることを特徴とする請求項8に記載の方法。スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置であって、 前記スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するように構成されるパラメータ取得手段と、 前記パラメータ取得手段によって取得された前記目標電源オン状態パラメータに基づいて、前記目標電子機器の目標種別を認識するように構成される種別認識手段と、 前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成される種別出力手段と、を備えることを特徴とする装置。前記パラメータ取得手段は、 前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの、目標電力パラメータと、目標電源オン時間パラメータと、目標電源オン総時間パラメータと、電力安定パラメータと、のうちの少なくとも1つを取得するように構成されるパラメータ取得サブ手段を備えることを特徴とする請求項10に記載の装置。前記パラメータ取得サブ手段は、 前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの前記目標電力パラメータを所定期間内で取得するように構成される電力パラメータ取得モジュールと、 前記電力パラメータ取得モジュールによって取得された前記目標電力パラメータに基づいて、前記目標電子機器の前記電力安定パラメータを特定するように構成される安定パラメータ特定モジュールと、を備えることを特徴とする請求項11に記載の装置。前記種別認識手段は、 目標対応関係表に基づいて、前記パラメータ取得手段によって取得された前記目標電源オン状態パラメータに対応する前記目標種別を特定するように構成される目標種別認識サブ手段を備え、 前記目標対応関係表には、電源オン状態パラメータと該当する電子機器の種別との対応関係が記録されていることを特徴とする請求項10に記載の装置。前記種別出力手段は、 前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を確認するよう指示するための通知情報を出力するように構成される情報出力サブ手段と、 前記情報出力サブ手段から出力された前記通知情報に対する確認指令および変更指令を検出するように構成される指令検出サブ手段と、 前記確認指令が検出されたとき、前記目標種別を出力し、前記変更指令が検出されたとき、変更後の目標種別を出力するように構成される第1種別出力サブ手段と、を備えることを特徴とする請求項10に記載の装置。前記種別出力手段は、 前記スマートコンセントに設けられた出力部品を介して、前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成される第2種別出力サブ手段を備え、 前記出力部品の設置位置は、接続位置に対応し、前記接続位置は、前記スマートコンセントと前記目標電子機器との接続位置であることを特徴とする請求項10に記載の装置。前記種別出力手段は、 前記スマートコンセントの制御端末であるスマート端末を介して、前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成される第3種別出力サブ手段を備えることを特徴とする請求項10に記載の装置。前記第3種別出力サブ手段は、 前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係を出力するように前記スマート端末を制御するように構成される対応関係出力モジュールを備えることを特徴とする請求項16に記載の装置。前記対応関係出力モジュールは、 前記スマートコンセントに接続された前記電子機器の位置順に応じて前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御するように構成される第1出力サブモジュールと、 仮想コンセント画像の該当位置において前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御するように構成される第2出力サブモジュールと、 前記スマートコンセントに対応する名称の位置において前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御するように構成される第3出力サブモジュールと、のうちの少なくとも1つを備え、 前記仮想コンセント画像は、前記スマート端末が前記スマートコンセントに基づいて仮想化した画像であることを特徴とする請求項17に記載の装置。スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置であって、 プロセッサと、 前記プロセッサの実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を備え、 前記プロセッサは、 前記スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得し、 前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識し、 前記目標種別を出力するように構成されることを特徴とする装置。

说明书全文

(関連出願の相互参照) 本願は、出願番号が201510860209.Xであり、出願日が2015年11月30日である中国特許出願に基づいて優先権を主張する。当該中国特許出願の全ての内容は、ここに参考として引用される。

本発明は、スマートホーム分野に関し、特にスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法および装置に関する。

スマートホームの継続的な発展に伴い、多種の目標電子機器が、無線ネットワークにアクセス可能であり、そのパワーオン・オフを制御機器によって制御することができる。多種の目標電子機器に対してより正確なパワーオン・オフ制御を行うものとして、スマートコンセントが、簡単で実用的なスマートホーム機器として誕生した。スマートコンセントは、通信および処理能をある程度持つことができる。スマートコンセントが無線ネットワークにアクセスされると、ユーザは、携帯電話等の制御機器を介して、スマートコンセントの電源オンおよび電源オフを遠隔制御することで、スマートコンセントに接続された目標電子機器の運転状態を制御することができる。しかし、電子機器の種類が非常に多いため、対応するスマートコンセントも多くなる。コンセントの電源オンおよび電源オフを制御する際、ユーザがスマートコンセントに対応する目標電子機器の種別を把握していないと、他の電子機器に対応するコンセントを誤って制御することが頻繁に発生し得る。

上記背景技術に存在する問題を解消すべく、本発明は、スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法および装置を提供する。

本発明の実施例の第1態様によれば、スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法を提供する。前記方法は、 前記スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するステップと、 前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識するステップと、 前記目標種別を出力するステップとを含む。

好ましくは、前記スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するステップは、 前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの、目標電力パラメータと、目標電源オン時間パラメータと、目標電源オン総時間パラメータと、電力安定パラメータと、のうちの少なくとも1つを取得する。

好ましくは、前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの前記電力安定パラメータを取得する際に、 前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの前記目標電力パラメータを所定期間内で取得し、 前記目標電力パラメータに基づいて前記目標電子機器の前記電力安定パラメータを特定する。

好ましくは、前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識するステップは、 目標対応関係表に基づいて、前記目標電源オン状態パラメータに対応する前記目標種別を特定し、 前記目標対応関係表には、電源オン状態パラメータと該当する電子機器の種別との対応関係が記録されている。

好ましくは、前記目標種別を出力するステップは、 前記目標種別を確認するよう指示するための通知情報を出力し、 前記通知情報に対する確認指令および変更指令を検出し、 前記確認指令が検出されたことに応答して、前記目標種別を出力し、 前記変更指令が検出されたことに応答して、変更後の目標種別を出力する。

好ましくは、前記目標種別を出力するステップは、 前記スマートコンセントに設けられた出力部品を介して、前記目標種別を出力し、 前記出力部品の設置位置は、接続位置に対応し、前記接続位置は、前記スマートコンセントと前記目標電子機器との接続位置である。

好ましくは、前記目標種別を出力するステップは、 前記スマートコンセントの制御端末であるスマート端末を介して、前記目標種別を出力する。

好ましくは、前記スマート端末を介して前記目標種別を出力する際に、 前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係を出力するように前記スマート端末を制御する。

好ましくは、前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係を出力するように前記スマート端末を制御することは、 前記スマートコンセントに接続された電子機器の位置順に応じて前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御することと、 仮想コンセント画像の該当位置において前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御することと、 前記スマートコンセントに対応する名称の位置において前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御することと、のうちの少なくとも1つを含み、 前記仮想コンセント画像は、前記スマート端末が前記スマートコンセントに基づいて仮想化した画像である。

本発明の実施例の第2態様によれば、スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置を提供する。前記装置は、 前記スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するように構成されるパラメータ取得手段と、 前記パラメータ取得手段によって取得された前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識するように構成される種別認識手段と、 前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成される種別出力手段と、を備える。

好ましくは、前記パラメータ取得手段は、 前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの、目標電力パラメータと、目標電源オン時間パラメータと、目標電源オン総時間パラメータと、電力安定パラメータと、のうちの少なくとも1つを取得するように構成されるパラメータ取得サブ手段を備える。

好ましくは、前記パラメータ取得サブ手段は、 前記スマートコンセントに接続された前記目標電子機器が電源オン状態であるときの前記目標電力パラメータを所定期間内で取得するように構成される電力パラメータ取得モジュールと、 前記電力パラメータ取得モジュールによって取得された前記目標電力パラメータに基づいて前記目標電子機器の前記電力安定パラメータを特定するように構成される安定パラメータ特定モジュールと、を備える。

好ましくは、前記種別認識手段は、 目標対応関係表に基づいて、前記パラメータ取得手段によって取得された前記目標電源オン状態パラメータに対応する前記目標種別を特定するように構成される目標種別認識サブ手段を備え、前記目標対応関係表には、電源オン状態パラメータと該当する電子機器の種別との対応関係が記録されている。

好ましくは、前記種別出力手段は、 前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を確認するよう指示するための通知情報を出力するように構成される情報出力サブ手段と、 前記情報出力サブ手段から出力された前記通知情報に対する確認指令および変更指令を検出するように構成される指令検出サブ手段と、 前記確認指令が検出されたとき、前記目標種別を出力し、前記変更指令が検出されたとき、変更後の目標種別を出力するように構成される第1種別出力サブ手段とを備える。

好ましくは、前記種別出力手段は、 前記スマートコンセントに設けられた出力部品を介して、前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成される第2種別出力サブ手段を備え、 前記出力部品の設置位置は、接続位置に対応し、前記接続位置は、前記スマートコンセントと前記目標電子機器との接続位置である。

好ましくは、前記種別出力手段は、 前記スマートコンセントの制御端末であるスマート端末を介して、前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成される第3種別出力サブ手段を備える。

好ましくは、前記第3種別出力サブ手段は、 前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係を出力するように前記スマート端末を制御するように構成される対応関係出力モジュールを備える。

好ましくは、前記対応関係出力モジュールは、 前記スマートコンセントに接続された電子機器の位置順に応じて前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御するように構成される第1出力サブモジュールと、 仮想コンセント画像の該当位置において前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御するように構成される第2出力サブモジュールと、 前記スマートコンセントに対応する名称の位置において前記目標種別を出力するように前記スマート端末を制御するように構成される第3出力サブモジュールとのうちの少なくとも1つを備え、 前記仮想コンセント画像は、前記スマート端末が前記スマートコンセントに基づいて仮想化した画像である。

本発明の実施例の第3態様によれば、スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置を提供する。前記装置は、 プロセッサと、 前記プロセッサの実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、 前記プロセッサは、 前記スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得し、 前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識し、 前記目標種別を出力するように構成される。

本発明の実施例による上記解決手段は、以下の効果を奏することができる。

本発明によれば、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得し、目標電源オン状態パラメータに基づいて目標電子機器の目標種別を認識してから、目標種別を出力することで、ユーザは出力された目標種別情報に基づいてスマートコンセントと目標電子機器種別との対応関係を取得できると共に、対応関係に基づいて目標電子機器に接続されたスマートコンセントを制御できる。これにより、目標電子機器とスマートコンセントとの対応関係の不明確であることによる、他の電子機器に対応するコンセントを誤って制御するという事態を回避できる。

本発明では、目標電源オン状態パラメータが目標電力パラメータ、目標電源オン時間パラメータ、目標電源オン総時間パラメータ、および、電力安定パラメータのうちの1つまたは複数のパラメータであってもよく、異なる目標電源オン状態パラメータに基づいて、スマートコンセントに対応する目標電子機器の目標種別を自動的に認識可能であり、目標電子機器に対する認識を実現させ、複数のパラメータを組み合わせて認識を行う際に、認識の正確性が向上する。

本発明では、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電力パラメータを所定期間で取得し、目標電力パラメータに基づいて目標電子機器の電力安定パラメータを特定することで、電力安定パラメータを特定するため、実現が容易である。

本発明では、予め設定された、電源オン状態パラメータと該当電子機器種別との対応関係に基づいて、目標電源オン状態パラメータに対応する目標種別を特定可能であるため、実現が容易である。

本発明では、人・マシン相互作用の形式でスマートコンセントに対応する目標電子機器の目標種別をさらに確認でき、認識の正確性が向上し、目標種別を自動的に認識する際にエラーが出現する状況が回避できる。

本発明では、出力部品の設置位置と接続位置とは一対一で対応するため、スマートコンセントの出力部品を介して目標種別を出力することで、目標種別とスマートコンセントのジャックとの対応関係をはっきりと示すことができ、ユーザがスマートコンセントを便利に操作することができる。

本発明では、スマート端末が目標種別とスマートコンセントとの対応関係を出力することで、目標種別とスマートコンセントのジャックとの対応関係がはっきりと示され、ユーザはスマート端末を介してスマートコンセントを便利に制御できる。

本発明では、スマート端末がスマートコンセントでの電子機器の位置順に応じて目標種別を出力することで、ジャックと目標種別との対応関係を取得可能であり、ユーザは対応関係に基づいて目標電子機器に接続されたスマートコンセントを制御でき、1つのマルチタップに複数の目標電子機器を接続する際も目標電子機器のプラグが区別できないことが回避できる。

本発明では、スマート端末が仮想コンセント画像の該当位置において目標種別を出力するため、目標種別とスマートコンセントのジャックとの対応関係がはっきりと示されており、ユーザはスマート端末を介してスマートコンセントを便利に制御できる。

本発明では、スマートコンセントに接続された目標電子機器の種別を認識した後、スマート端末がスマートコンセントに対応する名称の位置において目標種別を自動的に出力することで、スマートコンセントに対するネーミングを実現させ、ネーミング効率が向上するとともに、ユーザが名称に応じて異なるスマートコンセントに接続された異なる電子機器を容易に区別できる。

以上の一般的な記述および後述する詳細な説明は、例示的や解釈的なものであり、本発明を制限するためのものでないことは、当然である。

ここでの図面は、明細書を構成する一部として見なされ、本発明に適した実施例を示し、かつ、明細書の記載とともに本発明の仕組みを解釈するために用いられる。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法を示すフローチャートである。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法を示す応用シーングラフである。

本発明のある実施例によるスマート端末において目標種別を出力する模式図である。

本発明のある実施例によるスマート端末において目標種別を出力する別の模式図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントにおいて目標種別を出力する模式図である。

本発明のある実施例によるディスプレイ・インターフェース模式図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置を示すブロック図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

ある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置を示すブロック図である。

ある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。

次に、図面を参照しながら、実施例について詳細に説明する。なお、本明細書中で特に説明のない限り、異なる図面における同じ符号は、同じまたは類似する要素を示す。以下の実施例に記述される実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するものではない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲に記載されているように、本発明の一部の態様と一致する装置および方法の例に過ぎない。

本発明に記載の用語は、特定の実施例を説明する目的で使用されるものに過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明および添付する特許請求の範囲に記載の単数形式の「1種類」、「前記」および「当該」は、前後の文章においてそれぞれ他の意味を含有すると明確に記載される以外には、複数の形式も含む。なお、本発明に記載の「および/または」は、挙げられる事項の1つまたは複数の何れまたは全ての組み合わせを意味する。

また、本発明は、第1、第2、第3等の用語を使って各種の情報を説明するが、それらの情報は上記用語に限定されない。それらの用語は、同一種類の情報同士を区分するためのものに過ぎない。例えば、本発明の範囲から逸脱しない状況で、第1の情報を第2の情報と称しても良い。同じように、第2の情報を第1の情報と称してもよい。ここで使う用語「……場合」は、文脈の意味によって、「……とき」または「……と」または「判断に応じて」と解釈されてもよい。

図1Aに示すように、図1Aは、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法を示すフローチャートであり、以下のステップを含む。

ステップ101では、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得する。

ステップ102では、前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識する。

ステップ103では、前記目標種別を出力する。

本実施例では、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得し、目標電源オン状態パラメータに基づいて目標電子機器の目標種別を認識してから、目標種別を出力することで、ユーザが出力された目標種別情報に基づいてスマートコンセントと目標電子機器種別との対応関係を取得でき、ユーザが対応関係に基づいて目標電子機器に接続されたスマートコンセントを制御でき、目標電子機器とスマートコンセントとの対応関係が不明瞭であることによる、他の電子機器に対応するコンセントを誤って制御するという事態を回避できる。

本発明に係るスマートコンセントは、無線通信モジュールを有さないものであってもよいし、無線通信モジュールを有するものであってもよい。コンセントは、1つまたは複数の、電線を挿入させ得るソケットであり、1つまたは複数のジャックを含む。各ジャックは、異なる目標電子機器のプラグに接続可能であり、目標電子機器との電気的な接続を実現する。スマートコンセントが無線通信モジュールを有する場合、スマートコンセントは、スマート端末と通信可能であり、スマート端末は、スマートコンセントの電源オンおよび電源オフを遠隔制御できる。本発明に係るスマート端末は、スマートフォン、タブレットPC、PDA(Personal Digital Assistant、パーソナルデジタルアシスタント)、スマートブレスレット、電子書籍リーダー等であってもよい。

その中、スマートコンセントとスマート端末とは、直接通信してもよい。例えば、スマートコンセントは、アクセスポイントを提供し、スマート端末は、アクセスポイントをサーチしてスマートコンセントを接続する。また、例えば、スマート端末は、アクセスポイントを提供し、スマートコンセントはアクセスポイントを探索してスマート端末を接続する。スマートコンセントは、さらに、サーバを介してスマート端末と通信することができる。スマートコンセントは、情報をサーバへ伝送し、サーバは、情報をスマート端末へプッシュして出力させる。図1Bに示すように、図1Bは、本発明のある実施例におけるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法を示す応用シーンの概要図である。当該シーンでは、サーバは、クラウドサーバであってもよい。スマートコンセントが目標電源オン状態パラメータをクラウドサーバへ伝送し、クラウドサーバが目標電源オン状態パラメータに基づいて目標種別を各スマート端末へプッシュして、スマート端末に前記目標種別を出力させる。スマート端末は、スマートフォン、スマートブレスレット等であってもよい。

スマート端末がサーバを介してスマートコンセントに接続されたシーンにおいて、本発明の方法は、サーバに適用可能である。

一方で、サーバは、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得し、前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識し、前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係をスマート端末へ伝送することで、スマート端末が前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係を出力するように制御する。前記スマート端末は、前記スマートコンセントの制御端末である。

当該実施例では、サーバがスマートコンセント上の目標電子機器を認識し、スマートコンセントに接続された目標電子機器の目標種別を特定してから、目標種別とスマートコンセントとの対応関係を各スマート端末へプッシュし、スマート端末が目標種別とスマートコンセントとの対応関係を出力するように制御可能であるため、ユーザが対応関係に基づいてスマート端末を介してスマートコンセントの開閉状態を便利に制御し、さらに目標電子機器の電源オン状態を制御する。特にスマート端末が多くて、スマートコンセントも多い場合、サーバが各スマートコンセント上の目標電子機器を統一的に認識し、認識結果を各スマート端末へプッシュして表示させることができる。これにより、統一された認識結果が得られると共に、資源が節約され、また、実現も容易にできる。

ただし、サーバが、目標種別とスマートコンセントとの対応関係を出力するようにスマート端末を制御する方式は、たくさんある。本発明は、その中の幾つかの方式を挙げて説明する。

第1の方式では、スマートコンセント上に複数のジャックがある場合、サーバは、スマートコンセントでの電子機器の位置順に応じて目標種別を出力するようにスマート端末を制御することができる。ただし、スマートコンセント上に電子機器が接続されていないジャックが存在するとき、「ヌル」情報を出力してもよい。図1Cは、本発明のある実施例によるスマート端末において目標種別を出力する模式図である。本例示では、スマートコンセントでの電子機器の位置順に応じて、「携帯電話、ヌル、コンピュータ、ヌル、扇風機、テレビ」を出力する。

ただし、コンセントは、独立に制御されるジャックを複数含んでいてもよい。つまり、各ジャックの開閉を独立に制御することができる。

本実施例では、サーバが、スマートコンセントでの電子機器の位置順に応じて目標種別を出力するようにスマート端末を制御することで、ジャックと目標種別との対応関係を取得可能であり、ユーザは対応関係に基づいて目標電子機器に接続されたスマートコンセントを制御でき、1つのマルチタップに複数の目標電子機器を接続する際に目標電子機器のプラグが区別できないという事態を回避できる。

第2の方式では、サーバが、仮想コンセント画像の該当位置において前記目標種別を出力するようにスマート端末を制御可能である。ここで、前記仮想コンセント画像は、前記スマート端末が前記スマートコンセントに基づいて仮想化した画像である。

ただし、対応位置について、スマートコンセントが複数のジャックを含む場合、対応位置はジャックと一対一で対応する位置であってもよく、対応位置に応じて異なるジャックを区分してもよい。例えば、対応位置は、ジャックの上方であってもよい。スマートコンセントが1つのジャックのみを有する場合、対応位置はスマートコンセントと一対一で対応する位置であってもよく、対応位置に応じて異なるスマートコンセントを区分してもよい。図1Dに示すように、図1Dは、本発明のある実施例によるスマート端末において、目標種別を出力する別の模式図である。当該例示では、仮想のジャックの上方に対応する目標種別、例えば「コンピュータ」、「扇風機」および「携帯電話」を表示する。ただし、説明の便宜上、図1Dに、スマートコンセントに接続された電子機器のプラグは図示されていない。

上記実施例から分かるように、各ジャックに接続された電子機器の種別を明確に認識できる。

第3の方式では、サーバは、前記スマートコンセントに対応する名称の位置において前記目標種別を出力するようにスマート端末を制御することができる。

ただし、スマートコンセントは、1つのジャックのみを有するコンセントであってもよい。

上記背景技術では、ユーザが需要に応じて各スマートコンセントに対して手動でネーミングすることができる。ネーミング方式は、順に「1番コンセント」、「2番コンセント」、「3番コンセント」等とネーミングしてもよいし、または、接続されている電子機器をチェックして、電子機器に応じてネーミングしてもよい。

本発明では、スマートコンセントに接続された目標電子機器の種別を認識した後、スマート端末がスマートコンセントに対応する名称の位置において目標種別を自動的に出力することで、より効率的にスマートコンセントに対するネーミングを実現できる。また、ユーザは名称に基づき、異なるスマートコンセントに接続された異なる電子機器を容易に区別できる。

なお、スマートコンセントが目標種別を出力する方式は上記幾つかの出力方式に限定されず、目標種別とスマートコンセントとの対応関係を表せる他の出力方式も、本発明の保護範囲内であることは、理解されるべきであり、詳細な説明は省略する。

一方、サーバは、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得し、前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識し、前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係をスマートコンセントへ伝送することで、スマートコンセントに設けられた出力部品を介して、前記目標種別を出力する。前記出力部品の設置位置は、接続位置に対応し、前記接続位置は、前記スマートコンセントと前記目標電子機器との接続位置である。

ここで、出力部品の設置位置と前記接続位置とは一対一で対応しているため、スマートコンセントに接続された異なる目標電子機器を出力部品を介して区別することができる。図1Eに示すように、図1Eは、本発明のある実施例によるスマートコンセントにおいて、目標種別を出力する手法を示す模式図である。当該例示では、出力部品を介して「コンピュータ」、「扇風機」および「携帯電話」をといった種別を出力する。ただし、説明の便宜上、図1Eは、電子機器のプラグを図示しない。

スマート端末がスマートコンセントと近距離伝送を行うシーンでも、スマート端末がサーバを介してスマートコンセントと遠距離伝送を行うシーンても、本発明の方法はスマート端末に適用可能であり、スマート端末は、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得することができ、前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識し、前記目標種別を出力する。

ただし、スマートコンセントは、スマート端末に関連するコンセントである。つまり、スマート端末とスマートコンセントとは、結合関係を有する。スマート端末は、スマートコンセントを制御することができる。スマート端末が目標種別を直接出力する方式は、上記サーバが目標種別を出力するようにスマート端末を制御する方式に類似するため、ここでは詳細な説明を省略する。

当該実施例では、スマート端末がスマートコンセント上の目標電子機器の種別を認識し、スマートコンセントに接続された目標電子機器の目標種別を特定し、スマートコンセントと目標電子機器との対応関係を出力可能であるため、ユーザがスマートコンセントと目標電子機器との対応関係に基づいて、スマート端末を介してスマートコンセントのオン・オフ状態を容易に制御でき、よって、目標電子機器の電源オン・オフ状態を制御できる。特にスマートコンセントが多い場合、スマート端末が各スマートコンセントに接続された目標電子機器の種別を全体的に認識できるため、統括的な認識が可能であり、実現も容易である。

スマート端末がスマートコンセントと近距離伝送を行うシーンでも、スマート端末がサーバを介してスマートコンセントと遠距離伝送を行うシーンでも、通信モジュールを有さないスマートコンセントシーンでも、本発明の方法は、処理機能を有するスマートコンセントに適用可能であり、スマート端末は、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得することができ、前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識し、前記目標種別を出力する。

一方で、スマートコンセントに設けられた出力部品を介して目標種別を出力してもよい。出力部品の設置位置は、接続位置に対応し、接続位置は、スマートコンセントと目標電子機器との接続位置である。

本実施例では、当該目標電子機器の種別をスマートコンセント上に表示して、ユーザに対し、コンセントに挿入された目標電子機器を通知する。特にコンセントが複数のジャックを有する場合、各ジャックに対応する目標電子機器の識別子を特定することにより、ユーザは異なるジャックに対応する異なる目標電子機器を容易に区別でき、目標電子機器のプラグが似ている場合でも、目標電子機器に対応するものでないジャックを誤って操作することを回避できる。

他方で、スマートコンセントは、接続された目標電子機器の種別認識を行い、スマートコンセントに接続された目標電子機器の目標種別を特定し、そしてスマートコンセントと目標種別との対応関係を各スマート端末へプッシュすることで、スマート端末を介してスマートコンセントと目標種別との対応関係を出力できる。これにより、ユーザは対応関係に基づいてスマート端末を介してスマートコンセントのオン・オフ状態を容易に制御でき、よって目標電子機器の電源オン・オフ状態を制御できる。特にスマート端末が多く、スマートコンセントが少ない場合、スマートコンセントは、接続された目標電子機器を認識し、その認識結果を各スマート端末へプッシュする。これにより、資源を節約できる。

ステップ101乃至ステップ103について、以下に例を挙げて説明する。

ステップ101において、スマートコンセントに接続された目標電子機器は、スマートコンセントのジャックに差し込まれた電子機器である。目標電子機器が電源オン状態であるとき、目標電源オン状態パラメータが生成される。例えば、目標電源オン状態パラメータは、目標電力パラメータ、目標電源オン時間パラメータ、目標電源オン総時間パラメータ、電力安定パラメータのうちの一種または多種のパラメータであってもよい。

なお、本発明における目標電源オン状態パラメータは電源オン状態パラメータであり、後述する関係表に示す電源オン状態パラメータと区別するために、目標電源オン状態パラメータと名づける。

ここで、目標電力は、目標電子機器が電源オン状態であるときの電力である。スマートコンセントには、スマートコンセントに差し込まれた目標電子機器の電力使用状況を測定する電力計を内蔵してもよい。一方、スマートコンセントは、取得された電力に基づいて、直接スマートコンセントに対応する目標電子機器の目標種別を認識することができる。他方、サーバあるいはスマート端末は、スマートコンセントの電力計から、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの電力を取得し、目標電源オン状態パラメータに基づいてスマートコンセントに対応する目標電子機器の目標種別を認識してもよい。

なお、目標電源オン時間は、目標電子機器の電源オン開始時刻あるいは電源オン期間であってもよい。スマートコンセントにタイマーを内蔵してもよい。

ある好適な実現形態では、スマートコンセント上の目標電子機器の電源投入時に電源オン開始時刻を記録してもよい。一方、スマートコンセントは、取得された電源オン開始時刻に基づいてスマートコンセント上の目標電子機器の種別認識を行う。他方、サーバあるいはスマート端末が開始時刻に基づいてスマートコンセント上の目標電子機器の種別認識を行うように、当該開始時刻をサーバあるいはスマート端末へ送信してもよい。

別の好適な実現形態では、スマートコンセント上の目標電子機器のに電源が投入されている間、電源オン開始時刻および終了時刻を記録して、電源オン期間を取得してもよい。一方、スマートコンセントは、取得された電源オン時間帯に基づいてスマートコンセント上の目標電子機器の種別認識を行う。他方、サーバあるいはスマート端末が電源オン期間に基づいてスマートコンセント上の目標電子機器の種別認識を行うように、当該電源オン期間をサーバあるいはスマート端末へ送信してもよい。

また、サーバあるいはスマート端末にタイマーを内蔵してもよい。スマートコンセント上の目標電子機器への電源投入時、電源オンメッセージをサーバあるいはスマート端末へ送信する。サーバあるいはスマート端末は、電源オンメッセージを受信した時刻に基づいて目標電子機器の電源オン開始時刻を特定する。また、スマートコンセント上の目標電子機器の電源切断時、電源オフメッセージをサーバあるいはスマート端末へ送信する。サーバあるいはスマート端末は、電源オフメッセージを受信した時刻に基づいて目標電子機器の電源オン終了時刻を特定する。これにより、電源オン開始時刻あるいは電源オン期間を取得できる。

電力安定パラメータについて、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電力パラメータを所定期間内で取得し、前記目標電力パラメータに基づいて前記目標電子機器の電力安定パラメータを特定してもよい。

ステップ102に関し、本発明における目標種別は目標電子機器の種別であり、後述する関係表における種別と区別するために、目標種別と名づける。目標種別は、目標電子機器のタイプであってもよい。つまり、目標電子機器に対する分類、例えば、冷蔵庫類、テレビ類、コンピュータ類等であってもよい。

本ステップでは、電源オン状態パラメータと該当電子機器種別との対応関係を予め確立し、電源オン状態パラメータと該当電子機器種別との対応関係を記録した目標対応関係表を生成してもよい。目標電源オン状態パラメータを取得した後、目標対応関係表に基づいて、目標電源オン状態パラメータに対応する目標種別を特定する。

本実施例では、予め設定された電源オン状態パラメータと該当電子機器種別との対応関係に基づいて目標電源オン状態パラメータに対応する目標種別を特定するため、実現が容易である。

以下は、目標種別を特定する方式を幾つか挙げる。

第1の方式では、第1関係表に基づいて目標電力パラメータに対応する目標種別を特定する。前記第1関係表には、電力パラメータと該当電子機器種別との対応関係が記録されている。

当該方式において、目標電源オン状態パラメータが目標電力パラメータであり、第1関係表は予め設定しておくことができる。第1関係表には、異なる電力パラメータと該当電子機器種別との対応関係が記録されている。電力パラメータは、具体的な電力値であってもよいし、電力範囲であってもよい。それぞれの電力値あるいは電力範囲が電子機器種別に対応し、電力パラメータと該当電子機器種別との対応関係を取得できる。目標電力パラメータを取得した後、目標電力パラメータが、第1関係表におけるある電力値に一致するか否か、あるいはある電力範囲内にあるか否かを判断する。肯定される場合、当該電力値あるいは電力範囲に対応する電子機器種別を検索し、当該電子機器種別を目標電子機器の目標種別として特定する。

上記実施例から分かるように、本実施例は、異なる目標電子機器では電力が異なるという特徴を利用して目標電子機器を認識するものであるため、実現が容易である。

第2の方式では、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電力パラメータを所定期間内に取得し、前記目標電力パラメータに基づいて前記目標電子機器の電力安定パラメータを特定し、第2関係表に基づいて前記電力安定パラメータに対応する目標種別を特定する。前記第2関係表には、電力安定パラメータと該当電子機器種別との対応関係が記録されている。

なお、電力安定パラメータは、目標電子機器の電力安定状態を示すパラメータである。電力安定パラメータは、状態識別子(例えば、1が安定状態を示し、0が不安定状態を示す)や、目標電力パラメータを含んでもよい。

当該方式において、目標電源オン状態パラメータが目標電力パラメータであり、所定期間は予め設定された時間、例えば、5分、10分に設定される。所定期間内での目標電力パラメータの変化状況に基づいて、目標電力が安定しているか否かを判断することもできる。もし目標電力が一定である場合、目標電力が安定であると判断し、目標電力が変化した場合、目標電力が不安定であると判断する。例えば、ホーム機器のうち、エアコン等の目標電子機器にあっては、運転中に電力が頻繁に変化することがある。

上記実施例から分かるように、本実施例では、異なる目標電子機器では電力が異なるという特徴を利用して目標電子機器を認識できるだけでなく、異なる目標電子機器では、電力安定状態が異なる可能性があるという特徴も利用して目標電子機器を認識する。このため、認識精度が向上する。特に異なる目標電子機器において、電力は同じであるが電力安定状態が異なる状況について、予め設定された第2関係表に基づいて電力安定パラメータに対応する目標種別を特定することができる。

第3の方式では、予め設定された電源オン時間パラメータと該当電子機器種別との対応関係に基づいて、目標電源オン時間パラメータに対応する目標種別を特定する。

なお、目標電源オン状態パラメータは、目標電源オン時間パラメータである。目標電源オン時間パラメータは、目標電子機器の電源オン開始時刻または電源オン期間であってもよい。ホーム機器のうち、異なる目標電子機器では電源オン時間パラメータが異なる可能性がある。例えば、目標電源オン時間パラメータが電源オン時間帯である場合、台所換気扇の予め設定された電源オン時間帯は、7:00〜8:00、11:00〜12:00、17:30〜18:30等であり、ライトの電源オン時間帯は、18:00〜24:00等である。具体的な時間は、ユーザの需要に応じて設定することができる。取得された目標電源オン時間パラメータが予め設定された電源オン時間帯内であるか否かを判断することで、対応する目標電子機器の目標種別を特定することができる。なお、目標電源オン時間パラメータが電源オン開始時刻である場合、台所換気扇の予め設定された電源オン開始時刻は、7:00〜7:30、11:00〜11:30、17:30〜17:00等であってもよい。このように、取得された目標電源オン時間パラメータが予め設定された電源オン開始時刻内であるか否かを判断することで、対応する目標電子機器の目標種別を特定することができる。

上記実施例から分かるように、異なる目標電子機器では目標電源オン時間パラメータが異なる可能性があるため、目標電源オン時間パラメータに基づいてスマートコンセントに接続された目標電子機器の目標種別を特定することができ、実現が容易である。

第4の方式では、予め設定された電源オン総時間パラメータと該当電子機器種別との対応関係に基づいて、目標電源オン総時間パラメータに対応する目標種別を特定する。

なお、目標電源オン状態パラメータは、目標電源オン総時間パラメータである。目標電源オン総時間パラメータは、目標電子機器電源オン時間の合計時間である。ホーム機器のうち、異なる電気機器では電源オン総時間パラメータが異なる可能性がある。したがって、目標電子機器電源オン時間の長さに基づいて目標電子機器を特定することができる。例えば、冷蔵庫が平常時に電源オン状態であるため、目標電子機器が常に電源オン状態である場合、目標種別を冷蔵庫と判定できる。

上記実施例から分かるように、異なる目標電子機器では電源オン総時間パラメータが異なる可能性があるため、電源オン総時間パラメータに基づいてスマートコンセントに接続された目標電子機器の目標種別を特定することができ、実現が容易である。

なお、上記各方式を組み合わせてもよい。即ち、いくつかの目標電源オン状態パラメータに基づいてスマートコンセントに接続された目標電子機器の目標種別を認識することで、認識の正確性を向上させることができる。幾つかの組み合わせ方を以下に挙げて説明する。

第1の組み合わせ方では、電力パラメータと、電源オン時間パラメータと、該当電子機器種別との対応関係が予め記録された第3関係表に基づいて、目標電力パラメータと目標電源オン時間パラメータとに対応する目標種別が特定される。

なお、目標電源オン状態パラメータは、目標電力パラメータおよび目標電源オン時間パラメータである。第3関係表に記録されているものは、電力パラメータ、電源オン時間パラメータ、電子機器種別の間の対応関係である。電力パラメータ、電源オン時間パラメータが特定されれば、目標電子機器の目標種別を特定することができる。

上記実施例から分かるように、本実施例では、異なる目標電子機器では電力が異なるという特徴を利用して目標電子機器を認識するだけではなく、異なる目標電子機器では目標電源オン時間パラメータが異なる可能性もあるという特徴を利用して目標電子機器を認識するため、認識の正確性が向上する。特に異なる目標電子機器において目標電力パラメータは同じであるが目標電源オン時間パラメータが異なる場合、または、異なる目標電子機器において目標電源オン時間パラメータは同じであるが目標電力パラメータが異なる場合に、予め設定された第3関係表に基づいて、目標電力パラメータと目標電源オン時間パラメータとに対応する目標種別を特定することができる。

第2の組み合わせ方では、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電力パラメータを所定期間内で取得し、前記目標電力パラメータに基づいて前記目標電子機器の電力安定パラメータを特定する。そして、電力安定パラメータと、目標電源オン時間パラメータと、該当電子機器種別との対応関係が予め記録された第4関係表に基づいて、前記電力安定パラメータと目標電源オン時間パラメータとに対応する目標種別を特定する。

なお、目標電源オン状態パラメータは、目標電力パラメータおよび目標電源オン時間パラメータである。第4関係表に記録されているものは、電力安定パラメータ、電源オン時間パラメータ、電子機器種別の間の対応関係である。電力安定パラメータおよび電源オン時間パラメータが特定されれば、対応する目標電子機器の目標種別を特定することができる。

本実施例では、電力安定パラメータおよび電源オン時間パラメータに基づいて、目標電子機器の種別認識を行うため、認識精度がさらに向上する。

第3の組み合わせ方では、電力パラメータと、電源オン総時間パラメータと、該当電子機器種別との対応関係が予め記録された第5関係表に基づいて、目標電力パラメータと目標電源オン総時間パラメータとに対応する目標種別を特定する。

なお、目標電源オン状態パラメータは、目標電力パラメータおよび目標電源オン総時間パラメータである。第5関係表に記録されているものは、電力パラメータ、電源オン総時間パラメータ、電子機器種別の間の対応関係である。電力パラメータ、電源オン総時間パラメータが特定されれば、対応する目標種別を特定することができる。

上記実施例から分かるように、本実施例では、異なる目標電子機器では電力パラメータが異なるという特徴を利用して目標電子機器を認識するだけではなく、異なる目標電子機器では目標電源オン総時間パラメータが異なる可能性もあるという特徴を利用して目標電子機器を認識するため、認識の正確性が向上する。特に異なる目標電子機器において目標電力パラメータは同じであるが目標電源オン総時間パラメータが異なる場合、または、異なる目標電子機器において目標電源オン総時間パラメータは同じであるが目標電力パラメータが異なる場合において、予め設定された第5関係表に基づいて、目標電力パラメータと目標電源オン時間パラメータとに対応する目標種別を特定することができる。

ステップ103に関し、目標種別を出力する形態は、たくさんある。例えば、表示出力あるいは音声出力がある。一方、出力位置がスマートコンセントと一対一の関係を有する場合、目標種別を直接出力してもよい。例えば、スマートコンセントに設けられた出力部品を介して目標種別を出力する。前記出力部品の設置位置は、接続位置に対応し、前記接続位置は、前記スマートコンセントと前記目標電子機器との接続位置である。他方、出力位置とスマートコンセントとの関係が不明である場合、目標種別とスマートコンセントとの対応関係を出力してもよい。

ある好適な実現形態では、ステップ103は、下記のことを含む: 前記目標種別を確認するよう指示するための通知情報を出力し、前記通知情報に対する確認指令および変更指令を検出し、前記確認指令が検出されたことに応答して、前記目標種別を出力し、前記変更指令が検出されたことに応答して、変更後の目標種別を出力する。

スマートコンセントに接続された目標電子機器の目標種別を自動的に認識する際にエラーが出ることを回避するために、目標種別が正しいか否かを確認するための通知情報を出力してもよい。図1Fは、本発明のある実施例によるディスプレイ・インターフェース模式図である。スクリーンから通知ボックスがポップアップし、スマートコンセントに接続された目標電子機器の種別が目標種別であることをユーザへリマインドする。例えば、「当該スマートコンセントに対応する目標電子機器が冷蔵庫」と示し、「確認」ボタンおよび「変更」ボタンを表示する。ユーザは、「確認」ボタンおよび「変更」ボタンにより、情報を確認または変更することができる。当該確認指令または変更指令は、通知情報が表示されたインターフェースにおいて受信される。確認指令に応じて目標種別が出力され、変更指令に応じて変更後の目標種別が出力される。

本発明では、人・マシン相互作用の形式でスマートコンセントに対応する目標電子機器の目標種別をさらに確認でき、認識の正確性が向上する。また、ステップ102における同一のジャックについて複数の目標種別が特定された場合も、複数の目標種別を提供してユーザに選別させることができるため、ユーザが大量の電子機器から目標電子機器種別を特定することによる時間の無駄を省くことができる。

以下、幾つかの応用例を挙げて説明する。例えば、サーバは、ジャックに差し込まれた目標電子機器が電力3Wであり、通常夜間に使用され、且つ電力が安定していると検出した場合、「電球」をユーザへプッシュして確認させる。サーバは、ジャックに差し込まれた目標電子機器が電力150Wであり、且つ連続して作動していると検出した場合、「冷蔵庫」をユーザへプッシュして確認させる。サーバは、ジャックに差し込まれた電気製品が電力1200Wであり、所定期間内に電力が頻繁に変化すると検出した場合、「エアコン」をユーザへプッシュして確認させる。

上記スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法の実施例に関連し、本発明は、さらに、スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置およびそれが適用される端末の実施例を提供する。

図2は、本発明の一実施例におけるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置を示すブロック図である。前記装置は、パラメータ取得手段21、種別認識手段22、および種別出力手段23を備える。

ここで、パラメータ取得手段21は、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するように構成される。

種別認識手段22は、前記パラメータ取得手段によって取得された前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識するように構成される。

種別出力手段23は、前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成される。

この実施例においては、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得し、当該目標電源オン状態パラメータに基づいて目標電子機器の目標種別を認識してから、目標種別を出力する。これにより、ユーザは出力された目標種別情報に基づいてスマートコンセントと目標電子機器種別との対応関係を取得でき、当該対応関係に基づいて目標電子機器に接続されたスマートコンセントを制御できる。したがって、目標電子機器とスマートコンセントとの対応関係が不明確であることにより、他の電子機器に対応するコンセントを誤って制御してしまうことを回避できる。

図3は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。当該実施例は、図2に示す実施例に加えて、前記パラメータ取得手段21がパラメータ取得サブ手段211を備える。

ここで、パラメータ取得サブ手段211は、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの、目標電力パラメータと、目標電源オン時間パラメータと、目標電源オン総時間パラメータと、電力安定パラメータとのうちの少なくとも1つを取得するように構成される。

この実施例においては、目標電源オン状態パラメータは、目標電力パラメータ、目標電源オン時間パラメータ、目標電源オン総時間パラメータ、電力安定パラメータのうちの一種または複数種のパラメータであってもよく、異なる目標電源オン状態パラメータに基づいて、スマートコンセントに対応する目標電子機器の目標種別を自動的に認識することができる。また、複数のパラメータを組み合わせて認識を行う際に、認識の正確性が向上する。

図4は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。当該実施例は、図3に示す実施例に加えて、前記パラメータ取得サブ手段211が電力パラメータ取得モジュール2111および安定パラメータ特定モジュール2112を備える。

ここで、電力パラメータ取得モジュール2111は、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電力パラメータを所定期間内で取得するように構成される。

安定パラメータ特定モジュール2112は、前記電力パラメータ取得モジュールによって取得された前記目標電力パラメータに基づいて、前記目標電子機器の電力安定パラメータを特定するように構成される。

この実施例においては、スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電力パラメータを所定期間内で取得し、当該目標電力パラメータに基づいて目標電子機器の電力安定パラメータを特定できるため、実現が容易である。

図5は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。当該実施例は、図2に示す実施例に加えて、前記種別認識手段22が目標種別認識サブ手段221を備える。

ここで、目標種別認識サブ手段221は、電源オン状態パラメータと該当する電子機器の種別との対応関係が予め記録された目標対応関係表に基づいて、前記パラメータ取得手段によって取得された前記目標電源オン状態パラメータに対応する目標種別を特定するように構成される。

この実施例においては、予め設定された電源オン状態パラメータと該当電子機器種別との対応関係に基づいて、目標電源オン状態パラメータに対応する目標種別を特定できるため、実現が容易である。

図6は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。当該実施例は、図2に示す実施例に加えて、前記種別出力手段23が情報出力サブ手段231、指令検出サブ手段232および第1種別出力サブ手段233を備える。

ここで、情報出力サブ手段231は、前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を確認するよう指示するための通知情報を出力するように構成される。

指令検出サブ手段232は、前記情報出力サブ手段から出力された前記通知情報に対する確認指令および変更指令を検出するように構成される。

第1種別出力サブ手段233は、前記確認指令が検出されたとき、前記目標種別を出力し、前記変更指令が検出されたとき、変更後の目標種別を出力するように構成される。

この実施例においては、人・マシン相互作用の形式でスマートコンセントに対応する目標電子機器の目標種別をさらに確認でき、認識の正確性が向上し、目標種別を自動的に認識する際にエラーが出現する状況を回避できる。

図7は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。当該実施例は、図2に示す実施例に加えて、前記種別出力手段23が第2種別出力サブ手段234を備える。

ここで、第2種別出力サブ手段234は、スマートコンセントに設けられた出力部品を介して、前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成される。前記出力部品の設置位置は、接続位置に対応し、前記接続位置は、前記スマートコンセントと前記目標電子機器との接続位置である。

この実施例においては、出力部品の設置位置が接続位置と一対一で対応するため、スマートコンセントの出力部品を介して目標種別を出力することで、目標種別とスマートコンセントのジャックとの対応関係を明確に示すことができる。これにより、ユーザはスマートコンセントをより容易に操作することができる。

図8は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。当該実施例は、図2に示す実施例に加えて、前記種別出力手段23が第3種別出力サブ手段235を備える。

ここで、第3種別出力サブ手段235は、スマート端末を介して、前記種別認識手段によって認識された前記目標種別を出力するように構成され、前記スマート端末は、前記スマートコンセントの制御端末である。

図9は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。当該実施例は、図8に示す実施例に加えて、前記第3種別出力サブ手段235が対応関係出力モジュール2351を備える。

ここで、対応関係出力モジュール2351は、前記目標種別と前記スマートコンセントとの対応関係を出力するようにスマート端末を制御するように構成される。

この実施例においては、スマート端末が目標種別とスマートコンセントとの対応関係を出力することで、目標種別とスマートコンセントのジャックとの対応関係を明確に示すことができる。これにより、ユーザはスマート端末を介してスマートコンセントをより容易に制御することができる。

図10は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する別の装置を示すブロック図である。当該実施例は、図9に示す実施例に加えて、前記対応関係出力モジュール2351が、下記サブモジュールを少なくとも1つ含んでもよい。例示を明確化させるために、図10では、当該対応関係出力モジュール2351が含み得る全てのサブモジュールを示す。つまり、第1出力サブモジュール23511、第2出力サブモジュール23512および第3出力サブモジュール23513である。

ここで、第1出力サブモジュール23511は、スマートコンセントでの電子機器の位置順に応じて前記目標種別を出力するようにスマート端末を制御するように構成される。

第2出力サブモジュール23512は、仮想コンセント画像の該当位置において前記目標種別を出力するようにスマート端末を制御するように構成され、前記仮想コンセント画像は、前記スマート端末が前記スマートコンセントに基づいて仮想化した画像である。

第3出力サブモジュール23513は、前記スマートコンセントに対応する名称の位置において前記目標種別を出力するようにスマート端末を制御するように構成される。

この実施例によれば、本発明では、スマート端末がスマートコンセントでの電子機器の位置順に応じて目標種別を出力し、ジャックと目標種別との対応関係を取得できる。ユーザは、対応関係に基づいて目標電子機器に接続されたスマートコンセントを制御でき、1つのマルチタップに複数の目標電子機器を接続する際に目標電子機器のプラグが区別できないという事態を回避できる。本発明では、スマート端末が仮想コンセント画像の該当位置において目標種別を出力可能であり、目標種別とスマートコンセントのジャックとの対応関係を明確に示すことができ、ユーザはスマート端末を介してスマートコンセントをより容易に制御することができる。本発明では、スマートコンセントに接続された目標電子機器の種別を認識した後、スマート端末がスマートコンセントに対応する名称の位置において目標種別を自動的に出力することで、スマートコンセントに対するネーミングを実現させ、ネーミング効率が向上するとともに、ユーザは名称に応じて異なるスマートコンセントに接続された異なる電子機器を容易に区別できる。

同様に、本発明は、スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置をさらに提供する。当該装置は、プロセッサと、プロセッサの実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備える。ここで、前記プロセッサは、 スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得し、 前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識し、 前記目標種別を出力するように構成される。

上記装置における各モジュールの機能および作用の実現手順の詳細は、上記方法における対応するステップの実現手順を参照すればよいため、ここでは詳細な説明は省略する。

装置実施例は基本的に方法実施例に対応するため、関連箇所は、方法実施例部分の説明を参照すればよい。以上に記載の装置実施例は、単なる模式的なものに過ぎない。各手段は、物理的に離間してもよいし、しなくてもよい。手段として表示された部品は、物理手段であってもよいし、そうでなくてもよい。即ち、1箇所に位置してもよいし、複数のネットワークセルに分散してもよい。実際の必要に応じて、その中の一部または全部のモジュールを選択して本発明の目的を達成してもよい。当業者であれば、進歩性に値する労働をせずに、かかる事項を理解し実施できる。

図11は、ある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置1100を示すブロック図である。装置1100は、例えば、サーバとして提供されてもよい。図11を参照すると、装置1100は、処理ユニット1122を含み、さらに1つまたは複数のプロセッサ、およびメモリ1132に代表されるメモリ資源を含む。当該メモリ資源は、処理ユニット1122の実行可能な指令、例えばアプリケーションプログラムを記憶する。メモリ1132に記憶されたアプリケーションプログラムは、1セットの指令に対応する各モジュールを1つまたは複数含んでもよい。また、処理ユニット1122は、指令を実行することで、上記スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法を実行するように構成される。

装置1100は、さらに、装置1100の電源管理を実行するように構成される電源ユニット1126と、装置1100をネットワークに接続するように構成される有線あるいは無線ネットワークインターフェース1150と、入力/出力(I/O)インターフェース1158とを備えてもよい。装置1100は、メモリ1132に記憶されたオペレーティングシステム、例えば、Windows(登録商標) Server、Mac OS X(登録商標)、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、FreeBSD(登録商標)などを操作することができる。

図12は、本発明のある実施例によるスマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する装置1200を示す別のブロック図である。装置1200は、例えば、ルーティング機能を有する携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信機器、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療設備、フィットネス機器、PDAなどであってもよい。

図12を参照すると、装置1200は、処理ユニット1202、メモリ1204、電源ユニット1206、マルチメディアユニット1208、オーディオユニット1210、入力/出力(I/O)インターフェース1212、センサユニット1214、および、通信ユニット1216のうちの1つまたは複数を含んでもよい。

処理ユニット1202は、通常は、表示、通話、データ通信、カメラ操作および記録操作に関連する操作のような、装置1200の全般操作を制御する。処理ユニット1202は、上記方法の全部または一部のステップを実施させるように、指令を実行するための1つまたは複数のプロセッサ1220を含んでもよい。また、処理ユニット1202は、処理ユニット1202と他のユニットとの間の相互作用を容易にするように、1つまたは複数のモジュールを含んでもよい。処理ユニット1202は、例えば、マルチメディアユニット1208と処理ユニット1202との間の相互作用を容易にするように、マルチメディアモジュールを含んでもよい。

メモリ1204は、各タイプのデータを記憶して装置1200での操作をサポートするように構成される。これらのデータの例示は、装置1200で操作するための任意のアプリケーションもしくは方法の指令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、ビデオなどを含む。メモリ1204は、如何なる種別の揮発性もしくは不揮発性記憶装置またはそれらの組合せで実現されてもよい。例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクであってもよい。

電源ユニット1206は、装置1200のユニットのそれぞれに電力を供給する。電源ユニット1206は、電源管理システム、1つまたは複数の電源、並びに、装置1200用の電力を生成、管理および配分するために他のユニットを含んでもよい。

マルチメディアユニット1208は、前記装置1200とユーザとの間に1つの出力インターフェースを供給するスクリーンを含む。一部の実施例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)およびタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンは、タッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現されてもよい。タッチパネルは、タッチ、スライドおよびタッチパネルでのジェスチャを感知するように、1つまたは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサは、タッチあるいはスライド動作の境界を感知するだけではなく、前記タッチあるいはスライド操作と関連する継続時間および圧力をさらに検出することができる。一部の実施例では、マルチメディアユニット1208は、1つのフロントカメラおよび/またはバックカメラを含む。装置1200が操作モード、例えば、撮影モードあるいはビデオモードであるとき、フロントカメラおよび/またはバックカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。フロントカメラおよびバックカメラのそれぞれは、1つの固定光学レンズシステムであってもよいし、焦点距離および光学ズーム能力を有するものであってもよい。

オーディオユニット1210は、オーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオユニット1210は、マイク(MIC)を備え、装置1200が操作モード、例えば、音響出力モード、記録モードおよび音声識別モードであるとき、マイクは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、さらに、メモリ1204に格納される、または、通信ユニット1216を介して送信されることができる。一部の実施例では、オーディオユニット1210は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備える。

I/Oインターフェース1212は、処理ユニット1202と周辺インターフェースモジュールとの間でインターフェースを供給するものであり、上記周辺インターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンには、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタンおよびロックボタンが含まれてもよいが、それらに限定されない。

センサユニット1214は、様々な側面での状態推定を装置1200に供給するための1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサユニット1214は、装置1200のオン/オフ状態、ユニットの相対位置を検出することができ、ユニットは、例えば、装置1200のディスプレイおよびキーパッドである。センサユニット1214は、さらに、装置1200もしくは装置1200の1つのユニットの位置変更、ユーザと装置1200との接触の有無、装置1200の方位もしくは加速/減速および装置1200の温度変化をさらに検出することができる。センサユニット1214は、如何なる物理的接触もないとき、近辺にある物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサユニット1214は、さらに、イメージングアプリケーションに使用される光センサ、例えばCMOSまたはCCD画像センサを含んでもよい。一部の実施例では、当該センサユニット1214は、さらに、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ、マイクロ波センサまたは温度センサを含んでもよい。

通信ユニット1216は、装置1200と他の機器間の無線または有線方式の通信ができるように構成される。装置1200は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2Gもしくは3Gなどの通信規格、またはそれらの組合せに基づく無線ネットワークにアクセスすることができる。ある実施例では、通信ユニット1216は、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報をブロードキャストチャネルを介して受信する。ある実施例では、通信ユニット1216は、さらに、短距離通信を容易にするように、ニアフィールド通信(NFC)モジュールを含む。NFCモジュールは、例えば、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術および他の技術によって実現されてもよい。

実施例では、装置1200は、上記方法を実行するための1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたは他の電子部品によって実現されてもよい。

実施例では、指令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、指令を含むメモリ1204をさらに提供し、上記指令が装置1200のプロセッサ1220によって実行されることで上記方法を実施させることができる。前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスクおよび光データ記憶機器などであってもよい。

実施例では、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記記憶媒体における指令が端末のプロセッサによって実行されるとき、端末は、スマートコンセントに接続された電子機器の種別を認識する方法を実行可能である。前記方法は、 スマートコンセントに接続された目標電子機器が電源オン状態であるときの目標電源オン状態パラメータを取得するステップと、 前記目標電源オン状態パラメータに基づいて前記目標電子機器の目標種別を認識するステップと、 前記目標種別を出力するステップとを含む。

当業者は、明細書を考慮し、ここに公開された発明を実践した後、本発明の他の実施案を容易に想到する。本願は、本発明の如何なる変形、用途または適合もカバーすることを意図する。これらの変形、用途または適合は、本発明の一般的な仕組みに従い、かつ、本発明に公開されていない当分野における公知常識または慣用技術手段を含む。明細書および実施例は単なる例示と見なされ、本発明の本当の範囲および思想は添付する特許請求の範囲によって与えられる。

本発明は上記に記載され、且つ図面に示された構造に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な補正や変更も可能であることは言うまでもない。本発明の範囲は、添付する特許請求の範囲のみによって限定される。

上述したのは、単に本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではない。本発明の精神および要旨の範囲内でなされた如何なる補正、均等置換、改良等も、何れも本発明の保護範囲内に収まる。

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