吊り掛け型ソケット装置

申请号 JP2017207211 申请日 2017-10-26 公开(公告)号 JP2018073831A 公开(公告)日 2018-05-10
申请人 勝徳國際研發股▲ふん▼有限公司; 发明人 許 榮輝;
摘要 【課題】従来のソケット装置で生じる欠点を効果的に改善できるための吊り掛け型ソケット装置を提供すること。 【解決手段】重り部と、重り部から離間して設置される吊り掛け部と、両端がそれぞれ重り部と吊り掛け部に接続される延伸部と、送風ユニットと、重り部に接続される電源線とを備える吊り掛け型ソケット装置。重り部のソケットユニットと送風ユニットが電源線に電気的に接続される。前記送風ユニットは、重り部、吊り掛け部、及び延伸部の中の一つに取り付け、外部気体を吊り掛け型ソケット装置に吸入して吊り掛け型ソケット装置の気流出口から吹き出すことができる。その中で、前記吊り掛け型ソケット装置は、重り部と吊り掛け部をそれぞれ板部材の下方と上方に置き、吊り掛け型ソケット装置の重 力 によって吊り掛け部を板部材に当接させ続けることにより、前記吊り掛け型ソケット装置を板部材に吊り掛けて静的バランス状態とすることができる。 【選択図】図14A
权利要求

板部材に吊り掛けるための吊り掛け型ソケット装置であって、 ソケットユニットを含む重り部と、 前記重り部から離間して設置される吊り掛け部と、 両端がそれぞれ前記重り部と前記吊り掛け部に接続され、前記吊り掛け部と前記重り部と共に、気流通路、及び前記気流通路に連通される気流入口と気流出口が形成され、離れている前記吊り掛け部の末端との間には横方向距離が形成され、前記横方向距離に平行な幅を有し、前記幅が前記横方向距離より小さいか又は等しい延伸部と、 前記気流通路に連通される前記気流入口に対応して位置し、外部気体を前記延伸部に吸入して前記気流通路を通過して前記気流出口から吹き出すことができる送風ユニットと、 一端が前記重り部に接続され、他端が給電ソケットに分離可能に挿入して接続されるためのものであり、前記ソケットユニットと前記送風ユニットに電気的に接続される電源線と、 を備え、 前記重り部と前記吊り掛け部をそれぞれ前記板部材の下方と上方に置き、前記吊り掛け型ソケット装置の重によって前記吊り掛け部を前記板部材に当接させ続けることにより、前記吊り掛け型ソケット装置を前記板部材に吊り掛けて静的バランス状態とすることができることを特徴とする、吊り掛け型ソケット装置。前記重り部は第1のハウジングを含み、前記ソケットユニットが前記第1のハウジング内に設置され、 前記吊り掛け部は第2のハウジングを含み、前記気流出口が前記第2のハウジングにあり、 前記延伸部は第3のハウジングを含み、前記気流入口が前記第3のハウジングにあり、前記ファンは前記第3のハウジングに埋設されて前記気流入口に隣接して設置され、前記第3のハウジングの両端がそれぞれ前記第1のハウジングと前記第2のハウジングに垂直に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の吊り掛け型ソケット装置。前記第3のハウジングは、一端が前記第1のハウジングに一体的に接続され、他端が前記第2のハウジングに一体的に接続され、 前記第1のハウジング、前記第2のハウジング、及び前記第3のハウジングにより囲まれてU字状の吊り掛け口が形成され、 また、前記気流出口、前記気流入口、及び前記送風ユニットは前記U字状の吊り掛け口の外にあることを特徴とする、請求項2に記載の吊り掛け型ソケット装置。前記吊り掛け型ソケット装置において、 前記気流出口に位置されると共に、前記第2のハウジングに軸着されることにより、前記第2のハウジングに対して回転して、前記気流出口から吹き出される気体の流動方向を調整することができる気流ガイド羽根、をさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の吊り掛け型ソケット装置。前記吊り掛け型ソケット装置において、 前記気流通路に対応して設置されて、前記気流出口から吹き出される気体を、前記送風ユニットによって前記気流通路内に引き込まれる気体と異なるようにすることができる気体変性ユニット、をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吊り掛け型ソケット装置。前記気体変性ユニットは、エアろ過エレメント、芳香ユニット、冷却チップの少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項5に記載の吊り掛け型ソケット装置。重り部と、 前記重り部から離間して設置される吊り掛け部であって、前記重り部と前記吊り掛け部の少なくとも一方がソケットユニットを含む吊り掛け部と、 両端がそれぞれ前記重り部と前記吊り掛け部に接続され、前記重り部と前記吊り掛け部と共に、気流通路、及び前記気流通路に連通される気流出口が形成される延伸部と、 前記気流通路に設置され、外部気体を前記気流通路内に吸入して前記気流出口から吹き出すことができる送風ユニットと、 を備えることを特徴とする、吊り掛け型ソケット装置。前記延伸部と、前記延伸部から離れる前記吊り掛け部の末端との間には横方向距離が形成され、前記延伸部は前記横方向距離に平行な幅を有し、前記幅が前記横方向距離より小さいか又は等しいことを特徴とする、請求項7に記載の吊り掛け型ソケット装置。前記吊り掛け型ソケット装置において、 前記気流通路に対応して設置されると共に、前記気流出口から吹き出される気体を、前記送風ユニットによって前記気流通路内に引き込まれる気体と異なるようにすることができる気体変性ユニット、をさらに備えることを特徴とする、請求項7又は8に記載の吊り掛け型ソケット装置。前記気体変性ユニットは、エアろ過エレメント、芳香ユニット、冷却チップの少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項9に記載の吊り掛け型ソケット装置。

说明书全文

本発明は、ソケットに関し、特に吊り掛け型ソケット装置に関する。

従来のソケット装置は近年、その構造が余り変化しないため、その機能も自然と制限されていた。例えば、従来のソケット装置をデスクまたはテーブルなどの環境に適用する場合、従来のソケット装置は電を供給すること以外、他の追加機能を備えることはできない。

そして、本発明者は前記デメリットが改善できると考え、鋭意検討し、また学理を活用し、設計が合理的で、かつ前記デメリットを効果的に改善できる本発明をようやく提案した。

本発明の実施例は、従来のソケット装置で生じる欠点を効果的に改善できるための吊り掛け型ソケット装置を提供することにある。

本発明の実施例では、板部材に吊り掛けるための吊り掛け型ソケット装置が開示されている。前記吊り掛け型ソケット装置は、ソケットユニットを含む重り部と、前記重り部から離間して設置される吊り掛け部と、両端がそれぞれ前記重り部と前記吊り掛け部に接続される延伸部と、送風ユニットと、電源線とを備える。前記延伸部、前記吊り掛け部、及び前記重り部に、気流通路及び前記気流通路には、連通される気流入口と気流出口が形成されている。前記吊り掛け部の前記延伸部から離れる末端が前記延伸部に対して横方向距離が形成されて、前記延伸部は前記横方向距離に平行な幅を有する。前記幅が前記横方向距離より小さいか又は等しい。前記送風ユニットは、前記気流通路に連通される前記気流入口に対応して位置し、外部気体を前記延伸部に吸入して前記気流通路を通過して前記気流出口から吹き出すことができる。前記電源線は、一端が前記重り部に接続され、他端が給電ソケットに分離可能に挿入して接続されるためのものであり、前記ソケットユニットと前記送風ユニットに電気的に接続される。

前記吊り掛け型ソケット装置は、前記重り部と前記吊り掛け部をそれぞれ前記板部材の下方と上方に置き、前記吊り掛け型ソケット装置の重力によって前記吊り掛け部を前記板部材に当接させ続けることにより、前記吊り掛け型ソケット装置を前記板部材に吊り掛けて静的バランス状態とすることができる。

本発明の実施例では、重り部と、前記重り部から離間して設置されて前記重り部と前記吊り掛け部の少なくとも一方がソケットユニットを含む吊り掛け部と、両端がそれぞれ前記重り部と前記吊り掛け部に接続される延伸部と、送風ユニットとを備える吊り掛け型ソケット装置が開示されている。前記重り部、前記吊り掛け部、及び前記延伸部には、気流通路及び前記気流通路に連通される気流出口が形成される。前記送風ユニットは、前記気流通路に設置され、外部気体を前記気流通路内に吸入して前記気流出口から吹き出すことができる。

総じて言えば、本発明の実施例に開示されている吊り掛け型ソケット装置は、送風ユニットを取り付けることによってその内部空間(即ち気流通路)を効果的に利用し、これによって吊り掛け型ソケット装置の追加価値を向上させる。

本発明の特徴及び技術内容がより一層理解されるように、以下に本発明に関する詳細な説明と添付図面を参照するが、これらの説明と添付図面は本発明を説明するためのものに過ぎず、本発明の保護範囲を何ら限定するものではない。

本発明に係る吊り掛け型ソケット装置を板部材に吊り掛けて給電ソケットに電気的に接続する模式図である。

本発明に係る吊り掛け型ソケット装置の実施例1の斜視模式図である。

図2の平面模式図である。

図2の吊り掛け型ソケット装置を板部材に吊り掛ける模式図である。

本発明に係る吊り掛け型ソケット装置の実施例2の斜視模式図である。

図5の平面模式図である。

図5の吊り掛け型ソケット装置を板部材に吊り掛ける模式図である。

本発明に係る吊り掛け型ソケット装置の実施例3の斜視模式図である。

図8の平面模式図である。

図8の重り部と延伸部が相対的に回転できる模式図である。

図8の重り部と延伸部が相対的に伸縮できる模式図である。

図8の吊り掛け型ソケット装置を板部材に吊り掛ける模式図である。

本発明に係る吊り掛け型ソケット装置の実施例4の模式図である。

図13の模式図(1)である。

図13の模式図(2)である。

本発明に係る吊り掛け型ソケット装置の実施例5の模式図である。

本発明に係る吊り掛け型ソケット装置の実施例6の模式図である。

図1乃至図16に示すことを参照し、前記図1は本発明の模式図であり、前記図2乃至図16は本発明の実施例1乃至6である。なお、各実施例の対応する図面に言及している関連する数と外形は、本発明の実施の態様を具体的に説明し、本発明を理解しやすくするためのものに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するためのものではない。

図1に示すように、本発明では、板部材200(例えば、デスク、テーブル、カウンター、又は他の板部材)に吊り掛けるための吊り掛け型ソケット装置100が開示されているが、本発明はこれに制限されるものではない。前記吊り掛け型ソケット装置100は、重り部1と、前記重り部1から離間して設置される吊り掛け部2と、前記重り部1と吊り掛け部2に接続される延伸部3と、前記重り部1に接続される電源線4とを含む。

その中で、本発明の延伸部3は、両端(図1の延伸部3の底端と頂端)でそれぞれ前記重り部1及び吊り掛け部2に接続され、前記延伸部3が重り部1及び吊り掛け部2に対する具体的な接続仕方は、様々な接続の態様を採用でき、例えば一体的に接続されてもよく、分離可能に接続されてもよく、摺動可能に接続されてもよく、又は回転可能に接続されてもよいが、本発明には制限しない。

また、前記重り部1は第1のソケットユニット11を含み、前記吊り掛け部2は第2のソケットユニット21を含む。即ち、重り部1、吊り掛け部2、及び延伸部3の重量割合を調整することによって、前記吊り掛け型ソケット装置100を前記板部材200に吊り掛けることに寄与できる。また、前記重り部1と延伸部3との間にも、サイズでの設計によって、吊り掛け型ソケット装置100をさらに安定的に板部材200に吊り掛けることができる。例えば、吊り掛け部2の前記延伸部3から離れる末端(例えば、図1の吊り掛け部2の右端)は、前記延伸部3に対して横方向距離Dを形成し、前記延伸部3は前記横方向距離Dに平行な幅Wを有し、前記幅Wは横方向距離Dより小さいか又は等しい。

前記電源線4は、一端が前記重り部1に接続され、他端が給電ソケット300(例えば、一般用ソケット)に分離可能に挿入して接続されるためのものである。その中で、前記電源線4が前記第1のソケットユニット11と第2のソケットユニット21に電気的に接続され、これによって、電源線4を介して前記給電ソケット300の電力を第1のソケットユニット11と第2のソケットユニット21に輸送する。また、前記電源線4と重り部1との接続仕方は、様々な接続の態様を採用でき、例えば固定的に接続されてもよく、分離可能に接続されてもよく、又は回転可能に接続されてもよいが、本発明には制限しない。

以上に示すように、本発明に係る吊り掛け型ソケット装置100は、前記重り部1と吊り掛け部2をそれぞれ板部材200の下方と上方に置き、前記吊り掛け型ソケット装置100の重力によって吊り掛け部2を板部材200(の頂面)に当接させ続けることにより、前記吊り掛け型ソケット装置100を板部材200に吊り掛けて静バランス状態とすることができる。これによって、本発明に係る吊り掛け型ソケット装置100は、板部材200に吊り掛ける仕方によって、吊り掛け部2における第2のソケットユニット21及び重り部1における第1のソケットユニット11で、板部材200の上方と板部材200の下方ともにソケットを使用する必要がある場合を同時に満たすことができる。

以上は、本発明に係る吊り掛け型ソケット装置100の主な技術的特徴である。実際的に適用する場合、設計者は前記技術的特徴を合理的に使用して又は増減し、異なる実施の態様の吊り掛け型ソケット装置100を完成できるため、本発明には吊り掛け型ソケット装置100のすべての実施の態様を一つ一つ紹介することが困難である。そのため、以下では、前記技術的特徴を使用する一部の実施の態様を挙げて吊り掛け型ソケット装置100を説明するが、本発明の保護範囲はこれに制限されるものではない。

[実施例1] 図2乃至図4を参照し、これは本発明の実施例1であり、本実施例を理解しやすくするために、前記共通した技術的特徴の記述を省略するとともに、以下のように本実施例の吊り掛け型ソケット装置100の具体的な構造を説明する。

前記重り部1は第1のハウジング12を含み、前記第1のソケットユニット11が前記第1のハウジング12内に設置される。即ち、本実施例において、前記第1のハウジング12及びその内部に配置されているエレメントと構造は、合わせて重り部1と称することができる。その中で、前記第1のソケットユニット11は少なくとも一つの交流電源ソケット111を含む。前記交流電源ソケット111のジャックは、重り部1の前記吊り掛け部2に対向していない面(例えば、図2の第1のハウジング12の側面)に設置されるが、本発明はこれに制限されるものではない。

前記吊り掛け部2は第2のハウジング22を含み、前記第2のソケットユニット21が第2のハウジング22内に設置される。即ち、本実施例において、前記第2のハウジング22及びその内部に配置されているエレメントと構造は、合わせて吊り掛け部2と称することができる。その中で、前記第2のソケットユニット21は少なくとも一つの直流電源ソケット211(例えば、USBソケット)を含む。前記直流電源ソケット211のジャックは、吊り掛け部2の前記重り部1から離れる表面(例えば、図2の第2のハウジング22の頂表面)に設置されるが、本発明はこれに制限されるものではない。

また、本実施例において、前記吊り掛け部2には更に、第2のソケットユニット21及び/又は第1のソケットユニット11へ給電するかどうかを制御するためのスイッチユニット23が設置される。その中で、前記スイッチユニット23が吊り掛け部2の前記重り部1から離れる表面(例えば、図2の第2のハウジング22の頂表面)に設置され、これによって、ユーザーが操作・制御しやすくなるが、本発明はこれに制限されるものではない。

前記延伸部3は第3のハウジング31を含む。第3のハウジング31及びその内部に配置されているエレメントと構造は、合わせて延伸部3と称することができる。本実施例の延伸部3はいずれのソケットユニットを含まないが、本発明はこれに制限されるものではない。その中で、前記第3のハウジング31は両端がそれぞれ第1のハウジング12と第2のハウジング22に垂直に接続される。更に説明すると、前記第3のハウジング31は、一端(例えば、図3の第3のハウジング31の底端)が前記第1のハウジング12に一体的に接続され、他端(例えば、図3の第3のハウジングの頂端)が前記第2のハウジング22に一体的に接続される。

更に詳細には、前記第1のハウジング12の長さは、ほぼ前記第2のハウジング22の長さに等しいため、第1のハウジング12、第2のハウジング22、及び第3のハウジング31で共同して囲まれてU字状の吊り掛け口Oが形成される。また、前記第1のハウジング12の幅W'は、ほぼ前記第2のハウジング22の幅W''に等しく、前記第3のハウジングの幅Wは、前記第1のハウジング12の幅W'より小さい。

また、第1のハウジング12の前記第3のハウジング31から離れる隅(例えば、図2の第1のハウジング12の右下隅)に欠け口121が形成され、前記電源線4は回転可能に前記第1のハウジング12の欠け口121を貫通して設置され、これによって、ユーザーは電源線4を回転して適切な位置にしやすくなる。

なお、本実施例で用いられる「第1」、「第2」、及び「第3」は、異なるエレメントを区別するためのものであるが、前後順序という意味を有しないため、本実施例のエレメントの名称における「第1」、「第2」、及び「第3」は省略してもよい。例えば、前記第1のソケットユニット11と第2のソケットユニット21は、ソケットユニットと称してもよい。

[実施例2] 図5乃至図7を参照し、これは本発明の実施例2であり、本実施例は前記実施例に類似しているため、同じ点は説明を省略するが、本実施例と前記実施例との主な相違点は以下の通りである。

本実施例の吊り掛け型ソケット装置100は、前記第1のハウジング12に可動的に設置される位置制限構造5を更に含み、前記位置制限構造5は、前記U字状の吊り掛け口O内にあり、そのトップが前記板部材200に当接するためのものである。次に、本実施例の位置制限構造5の具体的な実施構造を以下のように説明するが、本発明の位置制限構造5はこれに制限されるものではない。

具体的には、本実施例の位置制限構造5は、ロッド状のトップ当接部材51と、弾力部材52(例えば、捩りバネ)とを含む。その中で、前記トップ当接部材51は、一端(例えば、図6のトップ当接部材51の底端)が弾力部材52を介して前記第1のハウジング12に設置(例えば、軸着)され、他端(例えば、図6のトップ当接部材51の頂端)が第1のハウジング12に対して縦方向距離Hを形成する。更に説明すると、前記トップ当接部材51と前記第1のハウジング12との距離は、底端から頂端への方向(例えば、図6の右から左への方向)に次第に増えているが、前記縦方向距離Hは、トップ当接部材51と第1のハウジング12との間の最も大きい距離である。

また、前記第1のハウジング12の内表面(例えば、第1のハウジング12の第2のハウジング22に向かう面)に、凹んで前記U字状の吊り掛け口Oに連通される収容溝122が形成される。その中で、前記収容溝122は、前記位置制限構造5の収容に好適であり、このようにして、位置制限構造(のトップ当接部材51)は押されて収容溝122へ移動し、又は完全に収容溝122内に収容することができる。

更に説明すると、前記トップ当接部材51が板部材200に押されて前記縦方向距離Hが小さくなる(即ち、図7のトップ当接部材51の頂端が前記収容溝122へ移動する)と同時に、前記縦方向距離Hへ戻るようとする弾力を前記弾力部材52に蓄え、これによって、トップ当接部材51は前記弾力部材52の弾力によって、しっかりと板部材200に当接することができる。

[実施例3] 図8乃至図12を参照し、これは本発明の実施例3であり、本実施例は前記実施例に類似しているため、同じ点は説明を省略するが、本実施例と前記実施例との主な相違点は以下の通りである。

本実施例の第1のハウジング12は、長尺状に構成されて長さ方向Lが定義されている。前記長さ方向Lは横方向距離Dと幅Wに垂直している。また、前記第3のハウジング31は、一端(例えば、図8及び図9の第3のハウジング31の底端)が可動的に前記第1のハウジング12に接続され、他端(例えば、図8及び図9の第3のハウジング31の頂端)が前記第2のハウジング22に一体的に接続される。その中で、前記第3のハウジング31の一端が可動的に前記第1のハウジング12に接続されることは、本実施例において、図10に示すような回転接続でもよく、図11に示すような伸縮接続でもよいが、ここでは制限しない。

更に詳細には、前記第1のソケットユニット11は、長さ方向Lに沿って配列される複数の交流電源ソケット111を含む。前記重り部1は第1のハウジング12の底部に、第1のソケットユニット11及び/又は第2のソケットユニット21へ給電するかどうかを制御するためのスイッチユニット13が設けられるが、本実施例の吊り掛け部2にはスイッチユニットが設けられていない。また、前記電源線4は、重り部1の吊り掛け部2から離れる末端(例えば、図9の第1のハウジング12の底縁)に接続される。

[実施例4] 図13乃至図14Bを参照し、これは本発明の実施例4であり、本実施例は前記実施例に類似しているため、同じ点は説明を省略するが、本実施例と前記実施例との主な相違点は以下の通りである。

本実施例の吊り掛け型ソケット装置100は、前記重り部1と吊り掛け部2の少なくとも一方にソケットユニットが設置されてもよい。その中で、本実施例の図面には、前記重り部1がソケットユニット11を含むこととして説明するが、本発明はこれに制限されるものではない。即ち、前記重り部1、吊り掛け部2、及び延伸部3の構造設計及びそれに組み合わせる部材は、設計者のニーズに応じて互いに交換して又は調整してもよいが、本発明はここでは制限しない。

前記重り部1、吊り掛け部2、及び延伸部3の内部に気流通路が形成され(図示せず)、即ち、前記第1のハウジング12、第2のハウジング22、及び第3のハウジング31に気流通路が形成されるとともに、前記気流通路に連通される気流入口311と気流出口221が形成される。ただし、前記気流入口311と気流出口221は気流通路の両端に限定されるものではない。

その中で、前記気流通路は本実施例において、別に追加して設置されるエレメントで前記気流通路を形成することなく、前記第1のハウジング12、第2のハウジング22、及び第3のハウジング31の内縁に囲まれる内部空間を意味するが、本発明はこれに制限されるものではない。即ち、本発明に記述されない他の実施例において、前記第1のハウジング12、第2のハウジング22、及び第3のハウジング31内に、前記気流通路を形成するように、セパレータ又はチューブ状のエレメントが設けられてもよい。

また、本実施例において、前記気流入口311は延伸部3における第3のハウジング31にあり、前記気流出口221は吊り掛け部2における第2のハウジング22にあり、前記気流入口311と気流出口221はいずれも前記U字状の吊り掛け口Oの外に位置するが、本発明はこれに制限されるものではない。

図13及び図14Aに示すように、前記吊り掛け型ソケット装置100は更に、送風ユニット6と、気流ガイド羽根7と、気体変性ユニット8と、交流直流コンバーター9(AC/DC convertor)とを含む。前記送風ユニット6と気体変性ユニット8は前記気流通路に設置される。その中で、前記送風ユニット6は、外部気体A1を前記気流通路内に吸入して気流出口221から吹き出すことができる。前記気体変性ユニット8は、前記気流出口221から吹き出される気体A2を、前記送風ユニット6によって気流通路内に引き込まれる気体A1と異なるようにすることができる。本発明に記述されない他の実施例において、前記吊り掛け型ソケット装置100は、気流ガイド羽根7及び気体変性ユニット8を省略してもよい。

また、本実施例の吊り掛け型ソケット装置100には、電源線4、ソケットユニット11、及び交流直流コンバーター9に電気的に接続され、吊り掛け型ソケット装置100へ給電するかどうかを制御するための切り替えスイッチ10(例えば、図14B)が設けられてもよいが、本発明はこれに制限されるものではない。例えば、本発明に記述されない実施例において、前記電源線4の代わりに他のエレメント(例えば、プラグ端子)を使用する場合、前記吊り掛け型ソケット装置100には、前記切り替えスイッチ10が設けられなくてもよい。

更に詳細には、前記送風ユニット6は、ファンでもエアポンプでもよく、本発明には制限しない。前記送風ユニット6は、前記気流入口311に対応して位置し、前記U字状の吊り掛け口Oの外にある。前記送風ユニット6は本実施例において、前記第3のハウジング31に埋設されて前記気流入口311に隣接して設置される(即ち、前記送風ユニット6の少なくとも一部が気流入口311を通して第3のハウジング31の外に露出する)が、これに限定しない。即ち、本発明に記述されない他の実施例において、前記送風ユニット6は第3のハウジング31において、気流入口311から離れて位置してもよい。

前記気流ガイド羽根7は前記第2のハウジング22の気流出口221にあり、本実施例の気流ガイド羽根7は前記第2のハウジング22に軸着され、これによって、気流ガイド羽根7は、前記気流出口221から吹き出される気体A2の流動方向を調整するために、第2のハウジング22に対して回転できる。

前記気体変性ユニット8は第2のハウジング22に設置され、前記気流通路に対応して位置する。前記気体変性ユニット8は気流出口221から吹き出される気体A2を、前記送風ユニット6によって延伸部3内に引き込まれる気体A1と異なるようにすることができる。更に詳細には、前記気体変性ユニット8は、エアろ過エレメント(例えば、ネットフィルター、静電集塵モジュール、紫外線ランプモジュール、負イオン発生器モジュール、オゾン発生モジュールなど)であってもよい。

本実施例を理解しやすくするために、エアろ過エレメントをネットフィルター81として以下のように説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。その中で、前記ネットフィルター81は、取り外し可能に前記気流入口311に取り付けるとともに、前記送風ユニット6を覆って、このようにして、前記ネットフィルター81は、前記送風ユニット6によって気流通路に引き込まれる気体A1をろ過し、気流出口221から吹き出される気体A2をより一層清潔にすることができる。

なお、ネットフィルター81をしっかりと前記第3のハウジング31の気流入口311に埋設できるように、本実施例の気流入口311は、その外形が前記ネットフィルター81の構造に対応していることが好ましい。その中で、前記ネットフィルター81は、設計者のニーズに応じて具体的な材質を調整・変更してもよいが、本発明はここでは制限しない。

前記電源線4は、一端が前記重り部1に接続されるとともにソケットユニット11と送風ユニット6に電気的に接続され、他端が給電ソケット300(例えば、一般用ソケット)に分離可能に挿入して接続されるためのものである。これによって、前記給電ソケット300の電力は、電源線4を介してソケットユニット11と送風ユニット6に送電することができる。また、本発明に記述されない他の実施例において、前記吊り掛け型ソケット装置100は、電源線4を省略してもよいし、電源線4の代わりに他のエレメント(例えば、プラグ端子)を使用してもよい。

前記延伸部3には、ユーザーによってトリガーするように、第3のハウジング31に取り付けて部分的に第3のハウジング31の外に露出するスイッチユニット32(例えば、スイッチ、switch)が設けられてもよい。その中で、前記スイッチユニット32は、前記電源線4と送風ユニット6に電気的に接続され、前記送風ユニット6のオンとオフを制御するためのものである。本発明に記述されない他の実施例において、前記スイッチユニット32は、送風ユニット6に電気的に接続される前記交流直流コンバーター9と、電源線4との間(又は交流直流コンバーター9と切り替えスイッチ10との間)に設置されてもよい。

また、前記交流直流コンバーター9を前記電源線4とスイッチユニット32との間に設置することによって、電源線4からの交流電力を直流電力に変換し、そしてスイッチユニット32を介して前記直流電力を送風ユニット6に輸送する。また、本発明に記述されない他の実施例において、前記ソケットユニット11が直流ソケット及び対応する交流直流コンバーターを含む場合、前記スイッチユニット32は前記直流ソケットと一緒に前記交流直流コンバーターを共用できる。言い換えれば、前記交流直流コンバーター9は、前記ソケットユニット11の直流ソケットに電気的に接続されてもよい。

上記に示すように、前記吊り掛け型ソケット装置100は、送風ユニット6を取り付けることによってその内部空間(即ち気流通路)を効果的に利用し、送風ユニット6と気体変性ユニット8を組み合わせて使用することによって、ユーザー周囲の環境を変更し、吊り掛け型ソケット装置100の追加価値を向上させる。

[実施例5] 図15を参照し、これは本発明の実施例5であり、本実施例は前記実施例4に類似しているため、同じ点は説明を省略するが、本実施例と前記実施例4との主な相違点は以下の通りである。

本実施例の吊り掛け型ソケット装置100には、気体変性ユニット8が更に冷却チップ82を含み、前記スイッチユニット32は、交流直流コンバーター9を介して前記ソケットユニット11に電気的に接続されるとともに、送風ユニット6を介して気体変性ユニット8(即ち冷却チップ82)に電気的に接続され、このようにして、前記スイッチユニット32により前記送風ユニット6と気体変性ユニット8を同期にオンにする又は同期にオフにすることができる。

その中で、前記冷却チップ82は、気流通路に設置されるとともに前記送風ユニット6と気流出口(図示せず)との間に位置し(例えば、吊り掛け部2に設置され)、これによって、前記送風ユニット6によって気流通路に引き込まれる気体A1の温度を低減し、気流出口から吹き出される気体A2が比較的低い温度を有するようにすることができる。

更に詳細には、本発明に記述されない他の実施例において、前記吊り掛け型ソケット装置100は、ネットフィルター81を省略してもよく、前記気流入口は、第3のハウジング31に形成される複数のスルーホールであり、前記送風ユニット6は、前記複数のスルーホールの内側に設置される。また、前記吊り掛け型ソケット装置100は、前記気流ガイド羽根7を省略してもよい。

[実施例6] 図16を参照し、これは本発明の実施例6であり、本実施例は前記実施例4に類似しているため、同じ点は説明を省略するが、本実施例と前記実施例4との主な相違点は以下の通りである。

本実施例の吊り掛け型ソケット装置100には、気体変性ユニット8が更に芳香ユニット83を含み、前記スイッチユニット32は、(交流直流コンバーター9を介して)前記ソケットユニット11に電気的に接続されるとともに、(送風ユニット6を介して)気体変性ユニット8(即ち芳香ユニット83)に電気的に接続され、このようにして、前記スイッチユニット32により前記送風ユニット6と気体変性ユニット8を同期にオンにする又は同期にオフにすることができる。即ち、加熱エレメントによって芳香ユニット83内のエッセンシャルオイルを加熱して揮発させるように、前記芳香ユニット83は加熱エレメント(図示せず)を内包してもよい。

その中で、前記芳香ユニット83を気流出口(図示せず)に設置することによって、前記芳香ユニット83は、前記送風ユニット6によって気流通路に引き込まれる気体A1にエッセンシャルオイル気体を加え、気流出口から吹き出される気体A2をより芳しくすることができる。即ち、本実施例の芳香ユニット83は、送風ユニット6に組み合わせて扱われるが、芳香ユニット83はその自身が送風エレメントを含まない。また、前記芳香ユニット83は、設計者のニーズに応じてその具体的な構造を調整・変更してもよいが、本実施例には、前記芳香ユニット83の具体的な構造が制限されない。

また、本発明に記述されない他の実施例において、前記吊り掛け型ソケット装置100の気体変性ユニット8は、前記エアろ過エレメント(例えば、ネットフィルター81、これに限定しない)、冷却チップ82、及び芳香ユニット83の少なくとも一つを含んでもよい。

[本発明の実施例の技術的効果] 総じて言えば、本発明の実施例1乃至3に開示されている吊り掛け型ソケット装置は、板部材に吊り掛ける仕方によって、吊り掛け部の第2のソケットユニット及び重り部的第1のソケットユニットで、板部材の上方と板部材の下方ともにソケットを使用する必要がある場合を同時に満たすことができる。

また、前記吊り掛け型ソケット装置は、そのトップが前記板部材に当接するための位置制限構造を前記U字状の吊り掛け口内に設置することによって、吊り掛け型ソケット装置をしっかりと様々な厚さの板部材に吊り掛けることができる。

また、前記吊り掛け型ソケット装置の延伸部が可動的に重り部に接続できることによって、吊り掛け型ソケット装置を異なる環境に適用し、又はユーザーの異なるニーズに応えることができる。

本発明の実施例4乃至6に開示されている吊り掛け型ソケット装置は、送風ユニットを取り付けることによって前記第2のハウジングと第3のハウジングの内部空間(即ち気流通路)を効果的に利用し、これによって吊り掛け型ソケット装置の追加価値を向上させる。また、前記吊り掛け型ソケット装置は、送風ユニットと気体変性ユニットを組み合わせて使用することによって、ユーザー周囲の環境を変更し、前記吊り掛け型ソケット装置の追加価値をさらに向上させることができる。

また、前記吊り掛け型ソケット装置は、更に気流出口に気流ガイド羽根を取り付けてもよく、このようにして、吊り掛け型ソケット装置を異なる位置に設置する場合(即ち、吊り掛け型ソケット装置の適用範囲が広い)、前記吊り掛け型ソケット装置の気流出口から吹き出される気体を効果的にユーザーへ吹かせることができる。

上述したのは本発明の好ましい実施可能な実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するためのものではなく、本発明の特許請求の範囲に基づき為された均等の変形と変更は、全て本発明の請求項の保護範囲に属するものとする。

100 吊り掛け型ソケット装置 1 重り部 11 第1のソケットユニット(例えば、ソケットユニット) 111 交流電源ソケット 12 第1のハウジング 121 欠け口 122 収容溝 13 スイッチユニット 2 吊り掛け部 21 第2のソケットユニット 211 直流電源ソケット 22 第2のハウジング 221 気流出口 23 スイッチユニット 3 延伸部 31 第3のハウジング 311 気流入口 32 スイッチユニット 4 電源線 5 位置制限構造 51 トップ当接部材 52 弾力部材 6 送風ユニット 7 気流ガイド羽根 8 気体変性ユニット 81 ネットフィルター(即ちエアろ過エレメント) 82 冷却チップ 83 芳香ユニット 9 交流直流コンバーター 10 切り替えスイッチ D 横方向距離 W、W'、W'' 幅 H 縦方向距離 O U字状の吊り掛け口 L 長さ方向 200 板部材 300 給電ソケット(例えば、一般用ソケット) A1、A2 気体

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