Stacked connector

申请号 JP2013505124 申请日 2011-04-14 公开(公告)号 JP5502233B2 公开(公告)日 2014-05-28
申请人 モレックス インコーポレイテドMolex Incorporated; 发明人 ヘン リム キアン; ワイ チア ヨーク;
摘要
权利要求
  • 垂直方向に離れた第1レセプタクルスロットおよび第2レセプタクルを含む誘電体ハウジングと、
    差動対の第1セットであって、該セットのそれぞれの差動対が、複数の第1端子を含み、それぞれの第1端子が、接触部、保持部、延長部、およびはんだテール部を有し、前記第1端子の前記接触部が前記第1レセプタクル内に延在し、前記第1端子の前記保持部が前記第1端子の前記接触部と前記第1端子の前記延長部との間に延在し、前記第1端子の前記延長部が前記第1端子の前記保持部と前記第1端子の前記はんだテール部との間に延在する差動対の第1セットと、
    差動対の第2セットであって、該第2セットのそれぞれの差動対が複数の第2端子を含み、それぞれの第2端子が接触部、保持部、延長部、およびはんだテール部を有し、前記第2端子の前記接触部が前記第2レセプタクル内に延在し、前記第2端子の前記保持部が前記第2端子の前記接触部と前記第2端子の前記延長部との間に延在し、前記第2端子の前記延長部が前記第2端子の前記保持部と前記第2端子の前記はんだテール部の間に延在する差動対の第2セットと、
    プレート部および2つの接触部を含むシールド端子であって、前記プレート部と2つの接触部が一体に形成され、前記2つの接触部が別々に前記第1レセプタクルおよび前記第2レセプタクル内に伸び、前記シールド端子の前記プレート部が前記2つの第1差動対の間、および前記2つの第2差動対の間に配置され、前記プレート部が1つの第1差動対の前記複数の第1端子の前記延長部を、別の第1差動対の前記複数の第1端子の前記延長部から分離し、1つの第2差動対の前記複数の第2端子の前記延長部を、別の第2差動対の前記複数の第2端子の前記延長部から分離するように構成されているシールド端子と、
    を備えるコネクタ であって、
    前記シールド端子が、接地のために構成されている一体に形成されたはんだテール部を少なくともさらに備え、
    2つの第1接地端子および2つの第2接地端子をさらに備え、各第1接地端子は前記第1差動対のそれぞれのものに隣接して、前記シールド端子の反対側に配置され、各第2接地端子は前記第2差動対のそれぞれのものに隣接して、前記シールド端子の反対側に配置される、コネクタ
  • 前記第1端子の各々の前記延長部および前記第1接地端子が幅を広げた領域を備える、請求項 に記載のコネクタ。
  • 各第1差動対の前記第1端子の前記幅を広げた領域が、前記誘電体ハウジングからの距離が異なるように離間されており、前記第1接地端子のそれぞれに隣接した1つの第1端子の前記幅を広げた領域が前記第1接地端子のそれぞれと別の第1端子との間の間隔よりも大きな幅を有する、請求項 に記載のコネクタ。
  • 前記第1端子の前記延長部の各々および前記第1接地端子が2つの鈍角の屈曲部を備える、請求項 に記載のコネクタ。
  • 前記第1端子および前記第2端子の各々の保持部が複数のバーブを備え、前記複数の第1端子の前記バーブが前記複数の第1端子の配列方向と平行な方向に整列されており、前記複数の第2端子の前記バーブが前記複数の第2端子の配列方向と平行な方向に整列されている、請求項 に記載のコネクタ。
  • 前記第1レセプタクル内に延在する接触部を各々含む複数の第1電源端子と、前記第1レセプタクル内に延在する接触部を各々含む複数の第1信号端子と、前記第2レセプタクル内に延在する接触部を各々含む複数の第2電源端子と、前記第2レセプタクル内に延在する接触部を各々含む複数の第2信号端子と、をさらに備える、請求項 に記載のコネクタ。
  • 前記誘電体ハウジングが2つの側壁を備え、前記シールド端子が前記2つの側壁の間に配置されている、請求項 に記載のコネクタ。
  • 対向するように配置された突出部を各々有する複数のプレート部材をさらに備え、さらに、各側壁が下段突出部および該下段突出部から分離された中間突出部を備え、各突出部は前記それぞれの下段突出部と干渉し、前記それぞれの下段突出部と前記中間突出部との間に保持されるように構成されている、請求項 に記載のコネクタ。
  • 嵌合されたコネクタに接続するように構成された誘電体ハウジングと、
    1対の第1端子を含む第1差動対であって、各第1端子が接触部、保持部、延長部、およびはんだテール部を含み、前記第1端子の前記接触部が前記誘電体ハウジング内に延在し、前記第1端子の前記保持部が前記第1端子の前記接触部と前記第1端子の前記延長部との間に延在し、前記第1端子の前記延長部が前記第1端子の前記保持部と前記第1端子の前記はんだテール部との間に延在する第1差動対と、
    該第1差動対に並置された接地端子であって、該接地端子が接触部、保持部、延長部、およびはんだテール部を含み、前記第1接地端子の前記接触部が前記誘電体ハウジング内に延在し、前記第1接地端子の前記保持部が前記第1接地端子の前記接触部と前記第1接地端子の前記延長部との間に延在し、前記第1接地端子の前記延長部が前記第1接地端子の前記保持部と前記第1接地端子の前記はんだテール部との間に延在する接地端子と、
    を備え、
    前記第1端子の前記延長部および前記第1接地端子が千鳥配列様式で配列され、前記第1接地端子に隣接する、前記第1端子の中央のものの前記延長部が幅を広げた領域を含み、これは幅方向に延在し、それにより、幅を広げた領域は、前記第1端子および前記第1接地端子のうちの最外側の前記延長部と部分的に重なる電気コネクタ。
  • 中央の接地端子をさらに備え、前記少なくとも1つの第1差動対が相互に並置された2つの第1差動対を備え、前記少なくとも1つの第1接地端子が2つの第1接地端子を備え、前記中央の接地端子が、前記2つの第1差動対の間に配置され、前記2つの第1接地端子が前記2つの第1差動対の対向する側に配置される、請求項 に記載の電気コネクタ。
  • 前記第1端子の前記延長部の各々および前記第1接地端子が2つの鈍角の屈曲部を備える、請求項 10に記載の電気コネクタ。
  • 前記誘電体ハウジングが垂直に並置された第1レセプタクルおよび第2レセプタクルを備え、前記第1端子の前記接触部および前記第1接地端子が前記第1レセプタクル内に延在する、請求項 11に記載の電気コネクタ。
  • 2つの第2差動対および2つの第2接地端子をさらに備え、各第2差動対が2つの第2端子を含み、各第2端子が接触部、保持部、延長部、およびはんだテール部を有し、前記第2端子の前記接触部が前記第2レセプタクル内に延在し、前記第2端子の前記保持部が前記第2端子の前記接触部と前記第2端子の前記延長部との間に延在し、前記第2端子の前記延長部が前記第2端子の前記保持部と前記第2端子の前記はんだテール部との間に延在し、前記2つの第2差動対が前記2つの第2接地端子の間に配置されている、請求項 12に記載の電気コネクタ。
  • 前記中央の接地端子がプレート部および2つの接触部を含み、プレート部および2つの接触部が一体に形成され、該2つの接触部が別々に前記第1レセプタクルおよび前記第2レセプタクル内に延在し、前記プレート部が前記2つの第1差動対の間、および前記2つの第2差動対の間に配置され、1つの第1差動対の前記第1端子の前記延長部を、もう1つの第1差動対の前記第1端子の前記延長部から分離するように構成され、1つの第2差動対の前記第2端子の前記延長部を、もう1つの第2差動対の前記第2端子の前記延長部から分離するように構成されている、請求項 13に記載の電気コネクタ。
  • 前記中央の接地端子が少なくとも接地のために構成されている一体に形成されたはんだテール部をさらに備える、請求項 14に記載の電気コネクタ。
  • 前記第1端子および前記第2端子の各々の前記保持部が複数のバーブを備え、前記一対の第1端子の前記バーブが前記第1端子の配列方向に平行な方向に整列され、前記一対の第2端子の前記バーブが前記第2端子の配列方向に平行な方向に整列されている、請求項 15に記載の電気コネクタ。
  • 第1レセプタクル内に延在する接触部を各々含む複数の第1電源端子と、第1レセプタクル内に延在する接触部を各々含む複数の第1信号端子と、第2レセプタクル内に延在する接触部を各々含む複数の第2電源端子と、第2レセプタクル内に延在する接触部を各々含む複数の第2信号端子と、をさらに備える、請求項 13に記載の電気コネクタ。
  • 誘電体ハウジングが2つの側壁を備え、中央の接地端子が2つの側壁の間に配置されている、請求項 17に記載の電気コネクタ。
  • 说明书全文

    (関連出願)
    本出願は、2010年4月14日出願のシンガポール特許出願第201002588−0号、および2010年4月14日出願のシンガポール特許出願第201002587−2号に基づく優先権を主張する。 両特許は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。

    本発明は、電気コネクタ、さらに具体的には積層コネクタの分野に関する。

    コネクタは、通信またはデータ伝送のために2つのデバイスを接続する手段として広く利用されている。 大量のデータの伝送の要件を満たすために、データ伝達速度は、高速化し続けている。 データ速度が増すにつれ、より低速伝送用に設計されたコネクタは、シグナルインテグリティを保証するために再設計する必要が生じる可能性がある。

    図1は従来の積層コネクタ1を示し、図2は積層コネクタ1中に配列された複数の端子2および9を示す。 積層コネクタ1は、ハウジング11に沿って並置された端子2および9の接触部21と91を別々に保持するように構成されている上段レセプタクル111および下段レセプタクル112を有するハウジング11を含む。 複数の上段端子2および下段端子9は、密に配列されているので、積層コネクタ1が必要なスペースは小さくなる可能性がある。 複数の上段端子2および下段端子9の各々は、接触部21または91に接続するバーブのついた(barbed)部分22または92、およびバーブのついた部分22または92に接続する延長部23または93をさらに含む。 延長部23または93は、バーブのついた部分22または92から延在し、垂直に曲がり、その後、まっすぐ延在して終端を形成し、その端子は、プリント回路基板のスルーホールにはんだ付けされるように構成されている。

    上段レセプタクル111に部分的に受け入れられた複数の上段端子2は、2つの差動対24および25を含んでもよく、その間に、差動対24および25の端子2と類似の構成を有する接地ピン26が配置される。 同様に、下段レセプタクル112に部分的に受け入れられた複数の下段端子9は、2つの差動対94および95ならびに2つの差動対94と95との間に配置された接地ピン96を含んでもよい。 上段レセプタクル111に受け入れられた2つの差動対24および25の端子2は、下段レセプタクル112に部分的に受け入れられた下段端子9の延長部93より長い延長部23を有する。 したがって、2つの差動対24および25の端子2が、例えば、3〔Gbps〕のデータ速度で使われる場合、それらのより長い延長部23のために、シグナルインテグリティは保証できない。 さらに、端子2または9と類似の形状を有する接地ピン26または96は、充分なシールド効果を提供できず、より高いクロストークおよびシグナルインテグリティの低下をもたらす。 さらに、端子2または9の延長部23または93は垂直に曲げられ、このような垂直に曲げられた端子2は、また、信号伝送に影響する場合がある。 結果として、ある特定の人々は、改善された積層コネクタを称賛することになる。

    誘電体ハウジングは、垂直方向に離間した第1レセプタクルおよび第2レセプタクルを含む。 第1セットの差動対は第1レセプタクル中に設けられ、第2セットの差動対は第2レセプタクル中に設けられる。 第1セット中の各端子は、接触部、保持部、延長部、およびはんだテール部を含み、第1端子の接触部は第1レセプタクル内に延在し、第1端子の保持部は第1端子の接触部と第1端子の延長部との間に延在し、また、第1端子の延長部は第1端子の保持部と第1端子のはんだテール部との間に延在する。 第2セットの差動対中の各端子は、接触部、保持部、延長部、およびはんだテール部を含み、第2端子の接触部は第2レセプタクル内に延在し、第2端子の保持部は第2端子の接触部と第2端子の延長部との間に延在し、また、第2端子の延長部は第2端子の保持部と第2端子のはんだテール部との間に延在する。 シールド端子は、プレート部および2つの接触部を含む。 2つの接触部は、第1レセプタクルおよび第2レセプタクル中に別々に延在する。 シールド端子は、第1セットの差動対の2つの差動対の間に配置され、また、第2セットの差動対の2つの差動対の間にも配置される。 プレート部は、端子の延長部を分離するように構成され、それにより、第1セットの差動対中の差動対を分離し、また、第2セットの差動対中の差動対も分離する。

    本発明は、下記の添付図に従って説明される。

    従来の積層コネクタを示す。

    図1の積層コネクタ中に配列された複数の端子2を示す。

    積層コネクタの一実施形態を示す正面斜視図である。

    図3の積層コネクタの後面斜視図である。

    図4の積層コネクタの斜視断面図である。

    積層コネクタの一実施形態を示す分解斜視図である。

    端子およびシールド端子の複数の差動対を示す一実施形態の斜視図である。

    図7に示した端子の俯瞰側面図である。

    図7に示した端子の俯瞰背面部分図である。

    図7に示した端子の分解斜視図である。

    積層コネクタの一実施形態の俯瞰背面図である。

    図11の線Z−Zに沿った断面図である。

    図11の線Y−Yに沿った断面図である。

    以下の詳細な説明は、例示的な実施形態を説明するもので、明示的に開示された組み合わせに限定する意図はない。 したがって、別段の指定がなければ、本明細書で開示される特徴は、一緒に組み合わせて、そうでなければ簡潔にする目的のために示されなかった追加の組み合わせを形成してもよい。

    示した実施形態で得られる1つの恩恵は、より大きいデータ速度に対し適用できる新規の改善された積層コネクタを提供できることである。 上記目的を実現するために、一実施形態では、誘電体ハウジングと、2つの第1差動対と、2つの第2差動対と、シールド端子とを備える積層コネクタが提供される。 例えば、図3〜6に示される積層コネクタ3である。 積層コネクタ3は、第1レセプタクル311および第2レセプタクル312と、シールド端子32と、差動対4および5を含む第1セットの差動対と、差動対6および7を含む第2セットの差動対とを備える誘電体ハウジング31を備える。

    図3を参照すると、それぞれ主本体313から前方へ突き出ている第1レセプタクル311および第2レセプタクル312は、垂直方向Xに離間している。 第1レセプタクル311は、嵌合するプラグコネクタを受け入れるように構成されているスロット3111を含んでもよい。 スロット3111は、第1レセプタクル311内に延在する単一スロットとすることも、または、図3に示すように、隔壁3112により分割することもできる。 同様に、第2レセプタクル312は、嵌合するプラグコネクタを受け入れるための内部に延在する単一スロット3121を含んでもよい。 スロット3121は、また、図3に示すように隔壁3122により分割されてもよい。

    図3および6を参照すると、誘電体ハウジング31は、収容スペースを規定する主本体313から後ろに突き出ている2つの側壁314を備えてもよい。 各側壁314の外壁表面には、固定部315を配置することができる。 固定部315は、それぞれの側壁314の下端近傍とすることができ、ボードロック37を保持するように構成されており、それにより、積層コネクタ3をプリント回路基板に固定することができる。

    図6を参照すると、下段突出部3141は、各側壁314の内表面上に配置することができ、側壁314の下端に沿って延在する。 さらに、中央突出部3142は、各側壁314の内表面上に、下段突出部3141に平行に、ギャップ3144により離間して配置することができる。 積層コネクタ3は、2つのプレート部材38をさらに備えてもよく、その上には複数のスルーホール381が形成されている。 各プレート部材38の2つの対向する側端には、くぼみ382および突出部383が形成されている。 それに対応して、収容スペースに面する各下段突出部3141の側面上には、2つの突起3143が形成され、それぞれのくぼみ382と係合し、それにより、組み立て中にプレート部材38が案内され、組み立て後、プレート部材38を拘束することができる。 突出部383は、幅方向に延在し、プレート部材38の上端面に隣接して配置される。 さらに、突出部383は、プレート部材38が取り付けられた後、下段突出部3141と干渉し、それぞれのギャップ3144により受け入れられ、中央突出部3142と下段突出部3141との間に保持されるように構成される。

    図6、7、11、および13を参照すると、第1セットの差動対4および5の各々は、差動信号用に使用される第1端子33aおよび第2端子33bを備えていてもよい。 第1端子33aおよび第2端子33bの各々は、スロット3111の上部に延在し、スロット3111中に一部突出するように構成された接触部331、保持部332、延長部333aまたは333b、およびプレート部材38中のそれぞれのスルーホール381を通って延在するように構成されたはんだテール部334、を備えていてもよい。 保持部332は、接触部331と延長部333aまたは333bとの間に延在するように構成され、また、延長部333aまたは333bは、保持部332とはんだテール部334との間に延在するように構成されている。 第2セットの差動対6および7の各々は、差動信号用に使用される第3端子34aおよび第4端子34bを含んでもよい。 第3端子34aおよび第4端子34bの各々は、スロット3121の上に延在し、スロット3121中に一部突出するように構成された接触部341、保持部342、延長部343aまたは343b、およびプレート部材38中のそれぞれのスルーホール381を通って延在するように構成されたはんだテール部344を備えてもよい。 保持部342は、接触部341と延長部343aまたは343bとの間に延在するように構成され、また、延長部343aまたは343bは、保持部342とはんだテール部344との間に延在するように構成されている。

    図10を参照すると、シールド端子32は、第1側端3211を有し、収容スペース内に配置されるプレート部321と、第1側端3211から前方に突き出ている下段接触部322と、第1側端3211から前方に突き出ている上段接触部323と、プレート部321から下方に突き出ており、かつプリント回路基板接地接続点にはんだ付けされるように構成されているはんだテール部324とを含んでもよい。 図10および12を参照すると、下段接触部322は、スロット3121の上方の第2レセプタクル312内に延在するように構成され、嵌合されたコネクタと電気的に係合するためにスロット3121中に突き出ている下段接触部322の一部を有する。 上段接触部323は、スロット3111の上の第1レセプタクル311内に延在するように構成され、嵌合されたコネクタと電気的に係合するためにスロット3111中に突き出ている上段接触部323の一部を有する。 図10に示すように、複数のノッチ3212をプレート部321の第1側端3211上に形成し、第1側端3211をいくつかのセグメント3213に分割することができる。 それに対応して、図6に示すように、複数のスリット316をセグメント3213を収容するために形成することができる。 このようにして、取り付け後、シールド端子32を正しく保持することができる。

    図12に示すように、スロット3111がそれぞれのスリット316と連通するように、また、スロット3121がそれぞれのスリット316と連通するように2つの穴317を別々に形成することができ、それぞれ下段接触部322および上段接触部323のスロット3121および3111への挿入を可能とする。 2つのバーブ部分318は、プレート部321と下段接触部322との間、およびプレート部321と上段接触部323との間に別々に形成することができる。 バーブ部分318は、それぞれの穴317を係合するように構成され、それにより、シールド端子32を誘電体ハウジング31へ固定する。

    図7、8、9、11、および13を参照すると、シールド端子32は、接地することができ、図7に示すように、2つの第1差動対4と5との間、および第2差動対6と7との間に配置されるように構成されている。 図7および8を参照すると、シールド端子32のプレート部321は、差動対4の第1端子33aおよび第2端子33bの延長部333aおよび333bを、差動対5の第1端子33aおよび第2端子33bの延長部333aおよび333bから分離するか、または隠すように構成されており、それにより、2つの差動対4と5との間のカップリングおよびクロストークを低減させることができ、信号データ伝送速度を上げることができる。 さらに、シールド端子32のプレート部321は、差動対6の第3端子34aおよび第4端子34bの延長部343aおよび343bもまた、差動対7の第3端子34aおよび第4端子34bの延長部343aおよび343bから分離するか、または隠すように構成されており、それにより、差動対6と7との間のカップリングおよびクロストークを低減させることができ、信号データ伝送速度を上げることができる。 具体的には、プレート部321は、それぞれの保持部分342に接続する延長部333aおよび333bの上方終端部より高くなるように構成されている上端部3214と、それぞれの保持部分342に接続する延長部343aおよび343bの下方終端部より低くなるように構成されている下端部3215と、これに対応して誘電体ハウジング31から離れるように第1端子33aおよび33bの延長部333aおよび333bより遠くに構成されている第2側端3216とを含む。

    図6〜9を参照すると、積層コネクタ3は、差動対4および5のうちの1つに隣接し、シールド端子32の対向する側にそれぞれ配置された2つの第1接地端子35、および差動対6および7のうちの1つに隣接し、シールド端子32の対向する側にそれぞれ配置された2つの第2接地端子36をさらに備えてもよい。 各第1接地端子35は、スロット3111中に部分的に突出するように構成されている接触部351と、保持部352と、延長部353と、プレート部材38中のそれぞれのスルーホール381を通って延在するように構成されているはんだテール部354と、を備えてもよい。 保持部352は、接触部351と延長部353との間に延在するように構成され、また、延長部353は、保持部352とはんだテール部354との間に延在するように構成されている。 これに対応して、各第2接地端子36は、スロット3121中に部分的に突出するように構成されている接触部361と、保持部362と、延長部363と、およびプレート部材38中のそれぞれのスルーホール381を通って延在するように構成されているはんだテール部364を備えてもよい。 保持部362は、接触部361と延長部363との間に延在するように構成され、延長部363は、保持部362とはんだテール部364との間に延在するように構成されている。

    図7〜9を参照すると、差動対4および5の各々の第1端子33aおよび第2端子33bならびにそれに隣接して配置された接地端子35を並置してもよく、第1端子33aおよび33bならびに接地端子35の延長部333aおよび333bならびに353を信号のカップリングを促進できる様式で配列してもよい。 差動結合を支援するために、差動対4および5の第1端子33aおよび33bの幅を広げた領域を誘電体ハウジング31からの距離が異なるように離間してもよく、それぞれの第1接地端子35に隣接した端子33bの幅を広げた領域は、それぞれの第1接地端子35と端子33aとの間の離間された距離よりも大きな幅を有する。 特に、第1端子33bの延長部333bの幅を広げた領域は、第1端子33aおよび接地端子35の延長部333aおよび353の幅を広げた領域よりも遠くに誘電体ハウジング31から離れるように配置され、第1端子33bの延長部333bの幅を広げた領域は、図9に示すように、第1端子33aの延長部333aの幅を広げた領域と接地端子35の延長部353の幅を広げた領域との間の離間された間隔よりも大きな幅をさらに有してもよい。 したがって、延長部333bの幅を広げた領域の端部部分は、延長部333aの幅を広げた領域の端部部分および延長部353の幅を広げた領域の端部の両方と重ねることができ、結果的により良好な信号カップリングがもたらされる。

    したがって、これから解るように、差動対4および5は、端子33bの延長部333bより幅が狭い延長部333aを有する端子33aを備える。 さらに、その端子は、接触部で横に並んで配置されるが、それらは延長部でずれた関係になり、それにより、端子33bの幅がより広い延長部333bは、端子33a(差動対4および5のもう一方の端子)の延長部333aの上に重ねることができ、また、接地端子35の延長部353の上にも、両方に、重ねることができる。 これにより、差動端子と関連接地端子との間のカップリングに対して改善された制御を提供することができ、それにより良好に管理されたデータチャネルが提供される。 さらに理解されるように、シールド端子の対向する側の差動対(接地端子を含む)の配向は反転可能である(例えば、2つの差動対の配向は、相互に鏡面対称であってもよい)。

    図7および8を参照すると、第1端子33aおよび33bならびに接地端子35の延長部333a、333b、および353の各々は、2つの鈍の屈曲部367および368を含んでもよく、それにより、各第1端子(33aまたは33b)の接触部331および第1端子(33aまたは33b)の対応するはんだテール部334は、異なる方向に延在することができ、また、第1接地端子35の接触部351および第1接地端子35のはんだテール部354は異なる方向に延在することができる。 さらに、鈍角の屈曲部367および368の適用により、端子33aおよび33bならびに接地端子35は、鋭角の屈曲部となる必要がなく、したがって、信号伝送を改善することができる。 本実施形態では、2つの鈍角の屈曲部367および368の角度は、例えば、135度とすることができるが、これに限定されない。

    図6および7を参照すると、複数の配列された端子穴51および52を誘電体ハウジング31の主本体313を通して形成することができ、それぞれのスロット3111および3121と連通することができる。 端子33aおよび33b、端子34aおよび34b、ならびに接地端子35および36の各々の保持部332、342、352または362は、それぞれの端子穴51または52を規定している2つの対向する側壁との係合を固定するように構成されている、複数の対向するように突き出ているバーブ3321、3421、3521または3621を含んでもよい。 さらに、端子33aおよび33b、端子34aおよび34b、ならびに接地端子35および36の接触部331、341、351および361が、端子穴51および52を通してそれぞれのレセプタクル311および312に挿入される。 したがって、それぞれの接触部331、341、351または361がそれぞれのレセプタクル311または312を通過し、その中に入るのを可能とするように、各端子穴51または52は、垂直方向に幅を広げるように構成される。

    さらに、第1端子33のバーブ3321は、第1端子33の配列方向に平行に整列させることができ、それにより、第1端子33に伝達された信号のシグナルインテグリティを保証することができる。 同様に、第2端子34のバーブ3421は、第2端子34の配列方向に平行に整列させることができ、それにより、第2端子34に伝達された信号のシグナルインテグリティを保証することができる。

    図3および6を参照すると、積層コネクタ3は、それぞれ第1レセプタクル内のスロット3111の下に延在し、一部その中に突き出ている接触部411を含む複数の第1電源端子41と、それぞれ第1レセプタクル内のスロット3111の下に延在し、一部その中に突き出ている接触部421を含む複数の第1信号端子42と、それぞれ第2レセプタクル内のスロット3121の下に延在し、一部その中に突き出ている接触部431を含む複数の第2電源端子43と、それぞれ第2レセプタクル内のスロット3121の下に延在し、一部その中に突き出ている接触部441を含む複数の第2信号端子44とをさらに備えてもよい。

    したがって、これから解るように、積層コネクタは、第1セットの差動対中の差動対を分離し、また、第2セットの差動対中の差動対を分離するように構成されているプレート部を有するシールド端子を含むことができ、それにより、第1セットおよび第2セットの差動対の間のカップリングおよびクロストークが低減でき、差動対の信号データ伝送速度を増加することができる。 差動対の端子は、単一の直角の屈曲部ではなく、2つの鈍角の屈曲部を含んでもよく、その結果改善された信号伝送がもたらされる。

    上述の実施形態は、説明の目的のみを意図している。 当業者なら、下記の特許請求の範囲の範囲を逸脱することなく多くの代わりの実施形態を考案してもよい。

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