テーブルタップ

申请号 JP2013100569 申请日 2013-05-10 公开(公告)号 JP2014220204A 公开(公告)日 2014-11-20
申请人 パナソニック株式会社; Panasonic Corp; 发明人 YAJIMA TAKASHI; KAWAI ATSUSHI; YOSHIOKA MASAYA;
摘要 【課題】接地極付きの差込プラグを有する機器を使用する際の使い勝手の向上を図る。【解決手段】テーブルタップは、接地極無しの差込プラグが差込接続される複数の第1の差込口25と、接地極付きの差込プラグが差込接続される複数の第2の差込口26とを備える。そして、テーブルタップは、第1の差込口25に対応した刃受(第1刃受50B)と導電体(第2導電体54)との電気的な接続と、第2の差込口26に対応した刃受(第2刃受51B)と導電体(第2導電体54)との電気的な接続とをスイッチ6で一括して入切するように構成されている。したがって、変換用のアダプタを使用せずに接地極付きの差込プラグを第2の差込口26に差込接続することができるので、接地極付きの差込プラグを有する機器を使用する際の使い勝手の向上を図ることができる。【選択図】図1
权利要求
  • 複数の差込口が設けられた器体と、前記器体内に収納されて前記差込口に差し込まれる差込プラグの刃を受ける複数の刃受と、前記器体から導出されて外部の電源に接続される電源コードと、前記器体内において前記電源コードと前記刃受とを電気的に接続する導電体と、操作部を外部に露出した状態で前記器体内に収納される1乃至複数のスイッチとを備え、
    前記複数の差込口は、接地極無しの差込プラグが差込接続される第1の差込口と、接地極付きの差込プラグが差込接続される第2の差込口とを含み、
    前記スイッチは、前記第1の差込口に対応した前記刃受と前記導電体との電気的な接続と、前記第2の差込口に対応した前記刃受と前記導電体との電気的な接続とを一括して入切することを特徴とするテーブルタップ。
  • 前記スイッチの操作部と、当該スイッチにより前記導電体との電気的な接続が一括して入切される前記刃受に対応した前記第1の差込口および前記第2の差込口とが、前記器体の表面において近接して設けられることを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
  • 说明书全文

    本発明は、テーブルタップに関する。

    従来のテーブルタップとして特許文献1記載のものを例示する。 特許文献1記載の従来例は、箱形の器体を有し、器体の上面および上面に連なる傾斜面にそれぞれ一対の刃挿入孔からなる差込口が3個ずつ設けられている。 差込口の各刃挿入孔には、差込プラグの一対の刃(平刃)が各別に差し込まれる。 器体の内部には、各差込口(刃挿入孔)に差し込まれた刃を受ける刃受が収納されている。 また、器体からは電源コードが引き出されている。 この電源コードは、器体の内部で各刃受に接続されている。

    また、器体内には合計4個のスイッチ(タンブラスイッチ)が収納され、このうちの3個のスイッチの操作部が器体の上面に露出し、残り1個のスイッチの操作部が器体の傾斜面に露出している。

    器体の上面に操作部が露出する3個のスイッチは、同じく器体の上面に配設されている3個の差込口に対応した刃受と、電源コードとの電気的な接続を個別に入切する。 また、器体の傾斜面に操作部が露出する1個のスイッチは、同じく器体の傾斜面に配設されている3個の差込口に対応した刃受と、電源コードとの電気的な接続を一括して入切する。

    すなわち、特許文献1記載の従来例では、傾斜面の差込口に差込プラグが差込接続された複数(最大で3台)の機器の電源を1個のスイッチで一括して入切できる。 また、上面の差込口に差込プラグが差込接続された複数(最大で3台)の機器の電源を3個のスイッチで個別に入切することができる。 例えば、パーソナルコンピュータの電源プラグ(差込プラグ)と、プリンターなどの周辺機器の電源プラグ(差込プラグ)とを傾斜面の差込口に差込接続すれば、1個のスイッチを操作してパーソナルコンピュータと周辺機器の電源を一括して入切できる。

    特開2007−103256号公報

    しかしながら、特許文献1記載の従来例は、接地極無しの2極型の差込プラグに対応した差込口しか設けられていない。 そのため、接地極付きの差込プラグを有する機器の場合、接地極付きの差込プラグを接地極無しの2極型の差込プラグに変換するためのアダプタを使用しなければならず、手間がかかるという問題があった。

    本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、接地極付きの差込プラグを有する機器を使用する際の使い勝手の向上を図ることを目的とする。

    本発明のテーブルタップは、複数の差込口が設けられた器体と、前記器体内に収納されて前記差込口に差し込まれる差込プラグの刃を受ける複数の刃受と、前記器体から導出されて外部の電源に接続される電源コードと、前記器体内において前記電源コードと前記刃受とを電気的に接続する導電体と、操作部を外部に露出した状態で前記器体内に収納される1乃至複数のスイッチとを備え、前記複数の差込口は、接地極無しの差込プラグが差込接続される第1の差込口と、接地極付きの差込プラグが差込接続される第2の差込口とを含み、前記スイッチは、前記第1の差込口に対応した前記刃受と前記導電体との電気的な接続と、前記第2の差込口に対応した前記刃受と前記導電体との電気的な接続とを一括して入切することを特徴とする。

    このテーブルタップにおいて、前記スイッチの操作部と、当該スイッチにより前記導電体との電気的な接続が一括して入切される前記刃受に対応した前記第1の差込口および前記第2の差込口とが、前記器体の表面において近接して設けられることが好ましい。

    本発明のテーブルタップは、接地極無しの差込プラグが差込接続される複数の第1の差込口と、接地極付きの差込プラグが差込接続される複数の第2の差込口とを備え、第1の差込口に対応した刃受と導電体との電気的な接続と、第2の差込口に対応した刃受と導電体との電気的な接続とをスイッチで一括して入切するように構成されているので、変換用のアダプタを使用せずに接地極付きの差込プラグを第2の差込口に差込接続することができ、その結果、接地極付きの差込プラグを有する機器を使用する際の使い勝手の向上を図ることができるという効果がある。

    本発明に係るテーブルタップの実施形態を示す分解斜視図である。

    同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は右側面図である。

    同上の斜視図である。

    同上の回路構成図である。

    以下、本発明に係るテーブルタップの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。

    本実施形態のテーブルタップは、図1に示すように器体A、内ボディ3、内カバー4、刃受ブロック5、スイッチ6、コードブッシュ7などを備える。 なお、以下の説明では、特に断りの無い限り、図1において上下、左右、前後の各方向を規定する。

    器体Aは、上面が開口した箱状の合成樹脂成形体からなるボディ1と、下面が開口した箱状の合成樹脂成形体からなるカバー2とを、互いの開口同士を突き合わせるように結合して、左右方向に長細い箱形に構成される(図2参照)。

    ボディ1は、左右方向を長手方向とする平坦な底板10と、底板10の前端及び後端からそれぞれ起立する長方形状の前側壁11並びに後側壁12と、底板10の左端及び右端からそれぞれ起立して前側壁11及び後側壁12と繋がった左側壁13並びに右側壁14とを有する。

    左側壁13並びに右側壁14は、上向きに尖った五形状に形成されている。 また、左側壁13には、半円形の凹所130が設けられている。 この凹所130には、電源コード(図示せず)に外挿されるコードブッシュ7の下側部分が嵌合する(図2参照)。

    底板10の内面(上面)には、複数(図示例では5つ)のボス100が間隔を空けて立設されている。 これらのボス100は、円筒形のねじ挿通孔100Aが上下方向に貫通している。 つまり、底板10の外面(下面)側からねじ挿通孔100Aに挿通される組立ねじ(図示せず)が、カバー2に設けられたねじ孔(図示せず)にねじ込まれることにより、ボディ1とカバー2が強固に固定(ねじ止め)される。

    カバー2は、左右方向を長手方向とする天板20と、天板20の前端及び後端からそれぞれ起立する長方形状の前側壁21並びに後側壁22と、天板20の左端及び右端からそれぞれ起立して前側壁21及び後側壁22と繋がった左側壁23並びに右側壁24とを有する。

    天板20は、左右方向から見て山形に形成されており、前側の斜面(第1斜面200)と後側の斜面(第2斜面201)にそれぞれ複数(図示例では3つ)の差込口25,26が設けられている。

    第1斜面200に設けられている差込口(第1の差込口)25は、一対の刃挿通孔250で構成されている。 この刃挿通孔250は、図2(a)に示すように矩形の孔と、半長円形の孔とが繋がった形状に形成されている。 矩形の孔には平刃が挿通され、半長円形の孔には円柱形状の刃(丸ピン)が挿通される。 すなわち、第1の差込口25は、一対の平刃を有する接地極無しの2極形の差込プラグと、一対の丸ピンを有する接地極無しの2極形の差込プラグとが択一的に差込接続される。

    第2斜面201に設けられている差込口(第2の差込口)26は、一対の電圧極用の刃挿入孔260と接地極用の刃挿入孔261とを併せた3つの刃挿入孔260,261で構成されている。 これら3つの刃挿入孔260,261は何れも矩形に形成されており、接地極用の刃挿入孔261の左右両側に電圧極用の刃挿入孔260が配置されている。 なお、電圧極用の刃挿入孔260は、長手方向に沿った中心軸が後方で交差するように傾けて設けられている。 また、接地極用の刃挿入孔261は、長手方向に沿った中心軸が、電圧極用の刃挿入孔260の中心軸が交差する点を通るように設けられている(図2(a)参照)。 ただし、第1の差込口25と第2の差込口26は、前後方向に沿って隣り合うように配設されている。

    また、カバー2の天板20には、3つの凹部27が長手方向(左右方向)に沿って一定の間隔で設けられている。 さらに、凹部27の底面(下面)には、矩形の窓孔28が開口している。 なお、この窓孔28を通して、スイッチ6の操作部60が器体Aの外(外部)に露出する(図2及び図3参照)。

    左側壁23並びに右側壁24は、上縁及び下縁が何れも上向きに尖った形状に形成されている。 また、左側壁23には、半円形の凹所230が設けられている。 この凹所230には、コードブッシュ7の上側部分が嵌合する(図2参照)。

    刃受ブロック5は、第1の差込口25に対応した一対の刃受(第1刃受50A,50B)と、第2の差込口26に対応した一対の電圧極用の刃受(第2刃受51A,51B)及び接地極用の刃受(第3刃受52)と、各刃受50,51,52を電気的に接続する複数の導電体53,54,55,56とで構成される。

    第1刃受50A,50Bは、互いに前後方向に対向する一対の刃受ばね500と、これら一対の刃受ばね500の左右方向における側端と対向する刃受ばね501とが弾性を有する金属板を加工することで一体に形成されてなる。 一対の刃受ばね500は、刃受挿通孔250の半長円形の孔に挿通される丸ピンを前後方向から挟持する。 また、刃受ばね501は、刃受挿通孔250の矩形の孔に挿通される平刃を、一対の刃受ばね500の左右方向の側端との間で挟持する。 なお、2つの第1刃受50A,50Bは、互いに鏡像の関係となるように形成されている。

    第2刃受51A,51Bは、互いに左右方向に対向する一対の刃受ばね510が弾性を有する金属板を加工することで一体に形成されてなる。 一方の第2刃受51Aは、第1導電体53を構成する連結板531によって、片方の第1刃受50Aと連結されている。 また、他方の第2刃受51Bは、第3導電体55によって、もう片方の第1刃受50Bと連結されている。

    第3刃受52は、互いに左右方向に対向する一対の刃受ばね520が弾性を有する金属板を加工することで一体に形成されてなる。 なお、合計3つの第3刃受52が第4導電体56によって連結されている。

    第1導電体53は、長尺の導電板530と、導電板530の長手方向の両端及び中央にそれぞれかしめ固定された3枚の連結板531とで構成される。 なお、連結板531には、後述するスイッチ6の端子62Cが嵌合する嵌合孔532が貫通している。

    第2導電体54は、導電性を有する長尺の板材からなり、長手方向の両端と中央にそれぞれ嵌合孔540が貫通している。 なお、これら3つの嵌合孔540にも、後述するスイッチ6の端子62Aが嵌合する。

    第3導電体55は、導電性を有する長尺の板材からなり、長手方向の一端側(左側)に嵌合孔550が貫通し、長手方向の他端側(右側)に第1刃受50Bと第2刃受51Bが連結されている。 なお、これら3つの第3導電体55の嵌合孔540にも、後述するスイッチ6の端子62Bがそれぞれ嵌合する。

    第4導電体56は、導電性を有する長尺の板材からなり、3つの第3刃受52が等しい距離をおいてそれぞれ連結されている。

    内ボディ3並びに内カバー4は、刃受ブロック5を保持するとともに、各刃受50〜52間の絶縁距離を確保するために設けられている。 内ボディ3は、絶縁性を有する合成樹脂材料により、上面に複数の凹所30を有する直方体状に形成されている。 そして、内ボディ3上面の各凹所30内に、それぞれ刃受ばね510,…が各別に収納される。 また、内ボディ3の左右両側の側壁には、第1〜第4導電体53〜56が嵌め込まれる複数の溝31が形成されている。

    ここで、ボディ1の底板10の上面から3つのリブ101が等間隔に突設されている。 一方、内ボディ3の下面にはリブ101と嵌合する嵌合凹所(図示せず)が設けられており、嵌合凹所にリブ101を嵌合させることで内ボディ3が位置決めされた状態でボディ1の内底面(底板10の上面)に載置される。

    内カバー4は、絶縁性を有する合成樹脂材料により、上下両側に開口した矩形の筒状に形成されている。 また、内カバー4は、複数の壁40が内部に設けられている。 そして、内カバー4は、刃受ブロック5を間に挟むようにして、上から内ボディ3に被せられる。 このとき、複数の壁40で仕切られた各空間に、内ボディ3の凹所30に収納された刃受ばね510,…が各別に配置される。 なお、内カバー4の左右両側の壁には、第1〜第4導電体53〜56を逃げるための複数の溝41が形成されている。

    スイッチ6は、直方体形状のハウジング61と、ハウジング61の上面に露出した操作部60と、ハウジング61の下面より突出する3つの端子62(62A,62B,62C)とを有する。 このスイッチ6は、従来周知である照光式のタンブラスイッチ(照光スイッチ)であって、操作部60の操作に応じて接点63が開閉し、且つ接点63が閉じているときに発光素子(ネオンランプ)64が発光するように構成されている。 なお、このスイッチ6は、発光素子64の発する光を、透光性を有する合成樹脂材料で形成された操作部60を通して外部に放射することにより、オン状態であることを報知するとともに、暗所において操作部60の位置を知らしめている。

    ここで、本実施形態のテーブルタップの回路構成について、図4を参照して簡単に説明する。 第1導電体53が電源コード8及び電源プラグ9の一方の電圧極Nと接続されている。 また、第2導電体54が電源コード8及び電源プラグ9の他方の電圧極Lと接続されている。 さらに、第4導電体56が電源コード8及び電源プラグ9の接地極Eと接続されている。

    スイッチ6は、接点63の一端に接続されている端子62(62A)が第2導電体54と接続され、接点63の他端に接続されている端子62(62B)が第3導電体55に接続されている。 また、スイッチ6は、発光素子64を介して接点63の他端に接続されている端子(端子62C)が第1導電体53と接続されている。

    すなわち、スイッチ6がオフしている(接点63が開いている)ときは、第3導電体55が第2導電体54と切り離され、第1刃受50Bと第2刃受51Bが電圧極Lと導通しないことで第1の差込口25及び第2の差込口26に差込接続された差込プラグに給電されない。 このとき、発光素子64も電圧極Lと導通しないために発光しない。

    一方、スイッチ6がオンしている(接点63が閉じている)ときは、第3導電体55が第2導電体54と接続され、第1刃受50Bと第2刃受51Bが電圧極Lと導通することで第1の差込口25及び第2の差込口26に差込接続された差込プラグに給電される。 このとき、発光素子64も電圧極Lと導通するために発光する。

    上述のように本実施形態は、接地極無しの差込プラグが差込接続される複数の第1の差込口25と、接地極付きの差込プラグが差込接続される複数の第2の差込口26とを備える。 そして、本実施形態は、第1の差込口25に対応した刃受(第1刃受50B)と導電体(第2導電体54)との電気的な接続と、第2の差込口26に対応した刃受(第2刃受51B)と導電体(第2導電体54)との電気的な接続とをスイッチ6で一括して入切するように構成されている。 したがって、変換用のアダプタを使用せずに接地極付きの差込プラグを第2の差込口26に差込接続することができるので、接地極付きの差込プラグを有する機器を使用する際の使い勝手の向上を図ることができる。

    また、本実施形態では、スイッチ6の操作部60と、スイッチ6により導電体(第2導電体54)との電気的な接続が一括して入切される刃受(第1刃受50B及び第2刃受51B)に対応した第1の差込口25および第2の差込口26とが、器体Aの表面において近接して設けられる。 故に、使用者が各スイッチ6と差込口25,26との対応関係を容易に把握することができる。

    しかも、本実施形態では、図2及び図3に示すように、器体Aの表面(カバー2の上面)において、長手方向の中央に配置されているスイッチ6と、そのスイッチ6の左隣に配置されている第1の差込口25及び第2の差込口26との間が溝29で仕切られている。 同様に、長手方向の中央に配置されている第1の差込口25及び第2の差込口26と、その第1の差込口25及び第2の差込口26の右隣に配置されているスイッチ6との間も溝29で仕切られている。 つまり、これら2つの溝29によって、スイッチ6と第1の差込口25及び第2の差込口26からなる各組が仕切られているので、使用者が各スイッチ6と差込口25,26との対応関係をより容易に把握することができる。

    A 器体 1 ボディ 2 カバー 5 刃受ブロック 6 スイッチ
    25 第1の差込口
    26 第2の差込口
    50A,50B 第1刃受
    51A,51B 第2刃受
    52 第3刃受
    53 第1導電体
    54 第2導電体
    55 第3導電体
    60 操作部

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