Shun thinning release device of the breaker

申请号 JP12497991 申请日 1991-04-26 公开(公告)号 JP3004387B2 公开(公告)日 2000-01-31
申请人 メルラン、ジェラン; 发明人 マルク、リバル; ユベール、ガルシア; ロベール、モレル;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】絶縁ケースと、消弧室と、前記消弧室に収容されておりその流れる電流が既定の限界値を超えたときに電流を制限するために電流反発力によって分離できる一対の接点と、前記接点を閉位置にさせる弾力手段と、接点の開閉動作機構と、前記開閉動作機構を作動させる過負荷および/または短絡異常引外し装置と、前記消弧室と導管によって伝えられる圧力に反応し圧力が既定の限界値を超えたときに前記開閉動作機構を作動させる部分との間を連絡する導管を有する漏れ止め集成品を成す作動器とを含む電気回路しゃ断器。
  • 【請求項2】請求項1記載の電気回路しゃ断器であって、消イオン板を有しており、前記消弧室は一部漏れ止めとなっており、前記一対の接点および前記消イオン板を含んでいる電気回路しゃ断器。
  • 【請求項3】請求項1記載の電気回路しゃ断器であって、前記作動器は、圧力を受けるピストンまたは隔壁などの可動部分と、その動きが前記開閉動作機構を動作させる可動部分に作用し、単なる過負荷または短絡が生じたときに別のしゃ断器によって開路される不要な動作を避けるように構成されている荷重戻しばねとを含んでいる電気回路しゃ断器。
  • 【請求項4】請求項1記載の多極形電気回路しゃ断器であって、極のいずれか一つの圧力が限界値を超えたときにしゃ断器の開路を生じさせるために各極が前記作動器と協同する多極形電気回路しゃ断器。
  • 【請求項5】請求項4記載の電気回路しゃ断器であって、圧力を受ける可動部分で、この可動部分と各極の消弧室とを接続する戻り防止装置を備えた導管および全部の極に共通である可動部分を前記作動器が含んでいる電気回路しゃ断器。
  • 【請求項6】請求項5記載の電気回路しゃ断器であって、全部の極に共通な分岐管で、逆止弁を備えた導管によって各極の消弧室と連絡している分岐管を有しており、可動部分が前記分岐管に接続されている電気回路しゃ断器。
  • 【請求項7】請求項1記載の電気回路しゃ断器であって、異常引外し装置は電流が流れる熱的素子および/または電磁素子、これらの素子および前記作動器が作用する引外し棒を有しており、異常引外し装置の動作は引外しの選択性を付与するために前記作動器の動作に遅れるようになされる電気回路しゃ断器。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、しゃ断器の閉位置に弾によって接触させられている一対の接点を極ごとに有しており、接点はこれらを流れる電流がその電流の制限を生じるための既定の限界値を超えた場合に電流反発力の作用によって分離することができ、異常時にしゃ断器の自動開路動作機構を作動させる過負荷および/または短絡異常検出器を有する、配線用しゃ断器の引外し装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】上記種類の技術準の引外し装置(US
    −A−3,631,369)は、バイメタル片として構成されており電磁力引外し装置の作用を受ける可動切片を含む。 この切片の延長部が消弧室のガス流出導管内に張り出している。 開路が生じると、ガス流が切片を引外し位置に動かす。 ほとんどのしゃ断器では、ガス流出導管は引外し装置から離れて位置しており、従って前述の装置は適用できない。 切片はガスの汚染作用を受け、その正確な動作は急速に妨げられる。 各それぞれの極は同種の引外し装置を備えなければならず、引外しの選択性は、ガス流に反応する作動器が熱的および磁力引外し装置に一体にされているために考えられない。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、単純で汎用的な信頼できる手段によって引外しの制限および選択性を付与する引外し装置を得ることである。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明の引外し装置は、
    その作動器が、接触領域と連絡する部分だけの漏れ止め集成品となっており、限定された作動行程を有する点を特徴とする。

    【0005】接触領域、特に消弧室の圧力は、電弧の力の直接作用であり、例えば3〜10バールの高値に容易に達する。 この過圧が、しゃ断器引外し機構を作動させる単純な隔壁または可動ピストン装置に作用する。 圧力の上昇およびこの圧力の検出器への伝達は、電流が高くなればなるほど急速に生じる。 しかし、この装置は弱電流には反応せず、単なる過負荷の不要な引外しはピストンまたは測定隔壁の戻しばねを付与することによって容易に防止できる。

    【0006】作動器は、ピストンまたは隔壁を備えたシリンダおよび、このシリンダと消弧室との間の接続導管から成る完全なまたはほぼ完全な漏れ止め集成品である。 この小断面積の導管は、比較的長くすることができ、ケース内に容易に収容される。 ピストンの移動は導管内のごく少量のガス流を要するだけで、この流れは、
    電弧の作用によるガスの汚染の前にほとんど全体的に生じる。 従って、作動器はこれらの汚染ガスから保護される。

    【0007】制限しゃ断器の高速開路は、異常部分のすぐ上流にあるしゃ断器の開路を要求する引外しの選択性と容易に矛盾しないが、他の下流のしゃ断器は、幹線系の健全部分への給電の連続性を確保するために閉じたままである。 各自の引外し曲線を調整することによって、
    直列に設置された2のしゃ断器間の選択性状態を得ることが試みられているが、これらの状態は伴う時間が極めて短いために維持することが困難である。 飽和現象は、
    しばしば、しゃ断すべき電流の差異の測定を妨害するので、選択性は必ずしも得られない。

    【0008】本発明は、制限しゃ断器の開路が必ず高電弧電圧を発生し、それにより顕著な電弧エネルギが開路領域の圧力上昇をもたらすという知識にもとづいている。 この圧力上昇は極めて高速であり、また選択性は、
    既定の圧力で引外しを行うように荷重をかけた戻しばねを用いることによって得られる。 実際、異なる定格の2
    のしゃ断器が同一の短絡電流を持った場合、上流のしゃ断器の圧力は、それ自身が開路されるはずの場合よりも著しく低く、低い定格を有するしゃ断器だけが引外しを行うという極めて単純な形で選択性が自動的に得られる。 この選択性は、低電流で動作する役割に適応できるように設計されている、過負荷および/または短絡異常検出器とは完全に独立している。 異常検出器の作動は、
    必要な時点で瞬間的な保護を付与する、過圧作動器への何らかの干渉を避けるためにわずかに遅らせることができる。

    【0009】本発明の発展に従えば、多極形しゃ断器の各極は、いずれかの極で過圧が生じた瞬間に動作し、できる限り迅速に引外しを行うために、過圧作動器を含む。 過圧作動器のピストンは、各極に共通とすることができ、極は戻り防止装置を備えた導管によってピストンに接続されている。 異なる消弧室は、好ましくは、逆止弁を挿入された共通の分岐管に接続され、この分岐管自体は、しゃ断器引外し棒に作用する、過圧作動器のピストンまたは隔壁に導管によって接続されている。 異常時の引外しは、標準的な熱的または電磁力引外し装置によって、または、有極継電器を備えたソリッドステート形引外し装置によって行うことができる。 これらの引外し装置および作動器はすべて、当業者に公知の方法で、しゃ断器開路機構を解除する同じ引外し棒に作用する。

    【0010】過圧は大きく、従って過圧作動器は1平方センチメートル程度の小表面積のピストンを有することができ、この小ささが現行装置の絶縁ケースへの収容を容易にする。

    【0011】

    【実施例】図1において、配線用しゃ断器10の極は、
    消イオン板14を備えた消弧室13内にある一対の接点11および12を有する。 消弧室13は仕切り壁15によって区切られており、仕切り壁の一方には可動接点1
    2の支持アーム16が通っている。 消弧室13はほとんど漏れ止めとなっており、小断面積の通路17によってしゃ断器10の外部と連絡している。 支持アーム16
    は、接点11および12の手動開閉つまみ20および開閉動作機構19の引外しを制御するラッチ21を有する、開閉動作機構19に付属するバー18にピボット式に取り付けられている。 可動接点12は、ばね22によって閉位置に片寄らされ、支持アーム16ならびに接点11および12に流れる電流によって生じる電流反発力によって左回りに旋回できるようになっている。 ラッチ21は、しゃ断器の他の極と共通な引外し棒23によって制御される。 しゃ断器は、引外し棒23に作用する、
    バイメタル片24および電磁コイル25による標準的な引外し装置を含んでいる。 この種のしゃ断器は、当業者に公知であり、ここで詳細に説明する必要はない。 短絡が生じた場合、接点11と12との反発がばね22の力に反してこれらの接点の高速開路を生じさせ、この高速開路が短絡電流の制限を生じさせることを想起するだけで十分である。 接点11および12の開路は、開閉動作機構19を開く、引外し棒23によってラッチ21に作用する電磁引外し装置25の動作によって確認される。

    【0012】本発明によれば、しゃ断器は、引外し棒2
    3と協同するピストン26およびシリンダ27による集成品を含む過圧作動器を有する。 図2によってさらに詳細に説明する。 シリンダ27内に滑動できるように設置されたピストン26は引外し棒23を打撃できる棒28
    を有することがわかる。 戻しばね29が図2に示すようにピストン26を収縮位置に保持する。 ピストン26の棒28の反対側の面が、導管31によって消弧室13と連絡している室30の圧力を受ける。 図1の実施例では、導管31は消イオン板14の周辺の室13に通じているが、加圧は室13のいずれの点でも行うことができ、この室内の圧力はほぼ瞬間的に均一化される。

    【0013】本発明に従ったしゃ断器の動作は上述の説明から推論される。 接点11と12が短絡時に開いた場合、これらの接点間に生じる電弧が消弧室13内に含まれたガスを加熱させ、それにより、電弧のエネルギの直接作用として、圧力の上昇を生じさせる。 この圧力上昇は導管31によって室30に伝えられ、この過圧が戻しばね29の力を上まわるとただちに、ピストン26を左へ滑動させ、引外し棒23の作動により開閉動作機構1
    9が開になり、接点の分離を保証する。 強電流電弧の検出は極めて高速であるが、ピストン26及びシリンダ2
    7は通常の開路または弱電流の場合は動作しにくく、消弧室13で生じた過圧は戻しばね29の力にまさるには不十分である。 この同じばね29は、同一の短絡電流を持った異なる定格の2のしゃ断器間において、生じる圧力が単独で開路する場合よりも小さいので、選択性を可能にする。

    【0014】しゃ断器は多極形とすることができ、この場合、各極は引外し棒23に作用する各自のピストン2
    6及びシリンダ27を備えることができる。 短絡が生じると、最も大きな負荷を受けた極がその消弧室13の圧力上昇によって引外しを生じさせ、この引外しによりしゃ断器のすべての極を開く。

    【0015】図3に例示した好ましい実施例によれば、
    3極形しゃ断器の3の極P1、P2およびP3は、ピストン26及びシリンダ27の室30に接続されている分岐管32と導管31によって連絡している。 導管31が分岐管32に通じる開口部は、逆止弁33によって閉じられることができ、ガスが一つの極から他の極に流れるのを防いでいる。 図3に示した実施例では、第1の極P
    1の消弧室の圧力上昇が最も速く、この圧力は導管31
    および分岐管32を通じてピストン26及びシリンダ2
    7に伝えられ、弁33は開く。 他の2極P2およびP3
    は、各自の対応する弁33が閉じていることによって分岐管32と隔絶されており、作動器はほとんど漏れ止めが保たれている。

    【0016】本発明は、過負荷または短絡を検出するために変流器を用いるソリッドステート形引外し装置によるしゃ断器に適用できる。 これらの変流器は、既定の限界値を超えた場合、有極継電器34に引外し命令を伝える電子処理装置に信号を供給する。 図4について説明する。 有極継電器34は、永久磁石36によって収縮位置に保持され、ばね37により押し棒38によって引外し棒23の動作位置に片寄らされるプランジャコア35を含んでいる。 引外し命令はプランジャコア35を解除するコイル39に伝えられる。 ピストン26及びシリンダ27は有極継電器34に隣接しており、棒28は過圧が生じた場合に引外し棒を作動させるために引外し棒23
    に面して位置している。 引外し棒23は、有極継電器3
    4のコア35が動く必要なくピストン26及びシリンダ27の動作によって引外し棒23の移動に十分な隙間“j”だけ離れている、押し棒38の頭部の背面と協力できる突起部40を有している。 この突起部40は開閉動作機構19が引外された後に有極継電器34の放電を生じさせる。

    【0017】ソリッドステート形引外し装置を持つしゃ断器の動作は、本質的に、標準的な引外し装置に関する上述の動作と同一である。 両者とも、過圧作動器の高速動作は、異常時の引外し装置の遅延を少なくさせ、この遅延は電磁引外し装置と引外し棒との間の、または、有極継電器34とこの引外し棒23との間の単純な隙間によって得ることができる。 他の遅延手段、例えば、ランナ形式の手段が使用できる。

    【0018】図5の曲線は、本発明に従った引外し装置の動作モードを示す。 曲線“a”は、可動接点12の電流反発力により短絡時に開く際の接点11および12の分離距離を示す。 曲線“b”は、接点11および12の開路に対応する電弧電圧の変動を示す。 曲線“c”は推定短絡電流の上昇を示し、曲線“d”は接点11および12の電流反発力によって限定される電流に一致する。
    曲線“e”は消弧室13の圧力変動を示す。 接点11と12との分離は時間“t1”に生じ、過圧作動器は機構19の開路を生じさせ、それにより時間“t2”のしゃ断器の3極の開路が電流反発力による接点の開路を保証する。 直径10 mmのピストン26は、引外し棒23
    を作動させるために十分な力を得ることを可能にする。
    この大きさのピストンは、絶縁ケース10内に容易に収納でき、小断面積の導管31は消弧室13のいずれの点でも圧力を検出することができる。 消弧室13の通常の漏れ止めは、必要な過圧を得るために極めて十分であり、これらの室の付加的な漏れ止めを付与することは必要ない。 この集成品は極めて単純であり、適切な大きさの戻しばね29を用いることにより選択できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に従った過圧作動器を備えたしゃ断器の極の軸方向の略断面図。

    【図2】図1の過圧作動器の拡大図。

    【図3】3極しゃ断器と関連づけられた過圧作動器の略図。

    【図4】ソリッドステート形引外し装置の有極継電器と関連づけられた過圧作動器の略断面図。

    【図5】引外し特性の変化曲線の説明図。

    【符号の説明】

    10 配線用しゃ断器 11,12 接点 13 消弧室 14 消イオン板 15 仕切り壁 16 支持アーム 17 通路 18 バー 19 開閉動作機構 20 手動開閉つまみ 21 ラッチ 22 ばね 23 引外し棒 24 バイメタル片 25 電磁コイル 26 ピストン 27 シリンダ 28 棒 29 戻しばね 30 室 31 導管 32 分岐管 33 逆止弁 34 有極継電器 35 プランジャコア 36 永久磁石 37 ばね 38 押し棒 39 コイル 40 突起部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) H01H 71/00 - 83/22

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