Surge protecting distribution system

申请号 JP2001084622 申请日 2001-03-23 公开(公告)号 JP2001298812A 公开(公告)日 2001-10-26
申请人 Eaton Corp; イートン コーポレーション; 发明人 DONEGHUE JEFFREY A;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an improved distribution system which uses a disconnector and surge protectors. SOLUTION: A disconnector unit 4 has power bus-bars 8 composed of three phase lines and a neutral line, and a circuit-breaker 9 which interrupts the currents of the three phase lines. A surge protecting unit 6 has power bus-bars 10 composed of corresponding three phase lines and a neutral line, and phase- neutral line surge protectors 166, 168, 170 which protect downstream loads from surges and transient phenomena. The power bus-bars 8 are fixed and connected to the power bus-bars 10, and a series connection of the power bus- bars for loads is formed.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 少なくとも1つの負荷のための配電システムであって、 複数の電力ラインを有する電力母線及び電力ラインの電流を遮断する手段を有する断路器ユニットと、 複数の電力ラインを有する電力母線及び少なくとも1つの負荷を電力ライン上のサージまたは過渡現象から保護する手段より成るサージ保護ユニットとにより構成され、 サージ保護ユニットの電力母線は、断路器ユニットの電力母線と電気的に接続されて、少なくとも1つの負荷のための電力母線の直列接続体を形成する配電システム。
  • 【請求項2】 遮断手段は、少なくとも1つの負荷から電力を遮断する開離可能な接点を有する請求項1の配電システム。
  • 【請求項3】 遮断手段は、少なくとも1つの負荷から電力を遮断するヒューズ及びスイッチを有する請求項1
    の配電システム。
  • 【請求項4】 電力母線は三相電力母線である請求項1
    の配電システム。
  • 【請求項5】 電力母線は中性母線である請求項1の配電システム。
  • 【請求項6】 電力母線は単相2線電力母線である請求項1の配電システム。
  • 【請求項7】 サージ保護ユニットの電力母線は、断路器ユニットの電力母線に固定接続されている請求項1の配電システム。
  • 【請求項8】 サージユニットの電力母線は第1の端部と、反対の第2の端部とを有し、断路器ユニットの断路母線は第1の端部と、反対の第2の端部とを有し、サージ保護ユニットの電力母線の第1及び第2の端部のうちの一方は断路器ユニットの電力母線のそれぞれ第1及び第2の端部のうちの一方に固定接続されている請求項7
    の配電システム。
  • 【請求項9】 サージ保護ユニットの電力母線の第1及び第2の端部のうちの他方及び断路器ユニットの電力母線の第1及び第2の端部のうちの他方はそれぞれ、多数のメータユニットの電力母線に接続する構造を有する請求項8の配電システム。
  • 【請求項10】 断路器ユニットと、サージ保護ユニットとはそれぞれハウジングを有し、電力母線はそれぞれ第1の剛性母線バーと、第2の剛性母線バーとを有し、
    第1の剛性母線バーは第1の端部において折り曲げられ、第2の端部はハウジングを越えて延び、第2の端部は隣接するユニットの第1の剛性母線バーの折り曲げ部の間のギャップ内に延び、結合部材によりクランプされて並置されたユニットの電力母線が電気的に接続される請求項1の配電システム。
  • 【請求項11】 保護手段は、サージ保護ユニットの電力ラインのための複数のサージ保護器と、サージ保護器のための複数の表示器とより成る請求項1の配電システム。
  • 【請求項12】 サージ保護ユニットはさらに、保護器と表示器とにアクセスするためのカバーを備えたハウジングを有する請求項11の配電システム。
  • 【請求項13】 サージ保護ユニットはさらに、カバーをロックする手段を有する請求項12の配電システム。
  • 【請求項14】 サージ保護ユニットのハウジングのカバーはさらに、表示器を視認するための窓を有する請求項12の配電システム。
  • 【請求項15】 サージ保護ユニットはさらに、電力ラインのための複数のサージ保護器と、サージ保護器にアクセスするための防水カバーを備えたハウジングとを有する請求項1の配電システム。
  • 【請求項16】 サージ保護ユニットはさらに、各電力ラインのためのサージ保護器と、各電力ラインとサージ保護器との間の電気的接続手段を有する請求項1の配電システム。
  • 【請求項17】 サージ保護ユニットはさらに、電力ラインとサージ保護器との間に電気的に相互接続された複数の相スイッチを有する請求項16の配電システム。
  • 【請求項18】 各電気的接続手段は、1つの電力ラインと1つのサージ保護器との間に直接接続されている請求項16の配電システム。
  • 【請求項19】 複数の負荷のための配電システムであって、 複数の電力ラインを有する電力母線及び電力ラインの電流を遮断する手段を有する主断路器ユニットと、 複数の電力ラインを有する電力母線及び負荷を電力ライン上のサージまたは過渡現象から保護する手段を有するサージ保護ユニットと、 各負荷のためのメータ及び複数の電力ラインを有する電力母線を有する多数のメータユニットとにより構成され、 主断路器ユニット、サージ保護ユニット及び多数のメータユニットの電力母線は直列に接続され、前記ユニットのうちの1つの電力母線は前記ユニットのうちの他の2
    つの電力母線と電気的に接続されている配電システム。
  • 【請求項20】 各ユニットはハウジングを有し、各電力母線は第1の剛性母線バーと、第2の剛性母線バーとを有し、第1の剛性母線バーは第1の端部で折り曲げられ、第2の端部はハウジングを越えて延び、第2の端部は隣接するユニットの第1の剛性母線バーの折り曲げ部の間のギャップ内に延び、結合部材によりクランプされて並置されたユニットの電力母線が電気的に接続される請求項19の配電システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の背景】

    【0002】

    【発明の分野】本発明は配電システムに関し、さらに詳細には、断路器及びサージ保護器を用いる配電システムに関する。 本発明はまた、主断路器、サージ保護器及び複数のメータを有する配電システムに関する。

    【0003】

    【背景情報】主断路器ユニットは、負荷センター、モーター制御センター、母線路、制御盤、配電盤、開閉器類、回路遮断器、ヒューズ及びスイッチより成り、電源と1またはそれ以上の負荷との間で電を遮断する。

    【0004】メータセンターは主断路器ユニットと組み合わせて使用することが多く、共通の給電系統から多数のテナントへ配電される電力を計量する。 通常、このメータセンターは、ハウジングが分割並置されたメータ区画室と断路スイッチ区画室とを構成する直立キャビネットを備えている。 電力会社のラインに接続された三相母線及び中性母線である給電母線は、キャビネットの後部を貫通して平に延びる。 メータ区画室は、対を形成する垂直方向の給電母線を有する。 垂直方向の給電母線の各対は、所定の対の給電相母線に接続されている。 被計量回路にそれぞれ対応する1対のテナント母線は、断路スイッチ区画室からメータ区画室へ水平に延びる。 一例として、米国特許第6,012,937号明細書を参照されたい。

    【0005】サージ保護が望まれる場合、需要者(例えば、オフィスまたはアパートのような多数のテナントを収容するビルの所有者)は、それぞれ別個にサージ保護装置を購入して配電系統に配線する必要があろう。 別法として、個々のテナントが所定の電力取出し口にサージ保護用ストリップを用いることがあろう。

    【0006】従って、サージに耐える改良型配電システムに対する要望がある。

    【0007】また、サージ保護装置を配電系統に取付けたり取り外したりするにあたり必要な手数を減少させる改良型配電システムに対する要望がある。

    【0008】

    【発明の概要】上記及び他の要望は、少なくとも1つの負荷のための配電システムであって、複数の電力ラインを有する電力母線及び電力ラインの電流を遮断する手段を有する断路器ユニットと、複数の電力ラインを有する電力母線及び少なくとも1つの負荷を電力ライン上のサージまたは過渡現象から保護する手段より成るサージ保護ユニットとにより構成され、サージ保護ユニットの電力母線は、断路器ユニットの電力母線と電気的に接続されて、少なくとも1つの負荷のための電力母線の直列接続体を形成する配電システムに関する本発明により充足される。

    【0009】サージユニットの電力母線は第1の端部と、反対の第2の端部とを有し、断路器ユニットの断路母線は第1の端部と、反対の第2の端部とを有し、サージ保護ユニットの電力母線の第1及び第2の端部のうちの一方は断路器ユニットの電力母線のそれぞれ第1及び第2の端部のうちの一方に固定接続されているのが好ましい。

    【0010】さらに好ましい実施例として、断路器ユニットと、サージ保護ユニットとはそれぞれハウジングを有し、電力母線はそれぞれ第1の剛性母線バーと、第2
    の剛性母線バーとを有し、第1の剛性母線バーは第1の端部において折り曲げられ、第2の端部はハウジングを越えて延び、第2の端部は隣接するユニットの第1の剛性母線バーの折り曲げ部の間のギャップ内に延び、結合部材によりクランプされて並置されたユニットの電力母線が電気的に接続される。 配電システム。

    【0011】本発明のさらに別の局面として、複数の負荷のための配電システムは、複数の電力ラインを有する電力母線及び電力ラインの電流を遮断する手段を有する主断路器ユニットと、複数の電力ラインを有する電力母線及び負荷を電力ライン上のサージまたは過渡現象から保護する手段を有するサージ保護ユニットと、各負荷のためのメータ及び複数の電力ラインを有する電力母線を有する多数のメータユニットとにより構成され、主断路器ユニット、サージ保護ユニット及び多数のメータユニットの電力母線は直列に接続され、前記ユニットのうちの1つの電力母線は前記ユニットのうちの他の2つの電力母線と電気的に接続されている。

    【0012】

    【好ましい実施例の説明】本明細書中の用語「サージ」
    は、高周波数事象または鋭い波形不連続部を含む交流波形の1サイクル内での乱れを特に包含するが、それに限定されない。

    【0013】本明細書中の用語「過渡現象」はサージを含むが、それに限定されない。

    【0014】図1は、1またはそれ以上の負荷(図示せず)に用いるサージ保護配電システム2を示す。 このシステム2は、断路器ユニット4と、サージ保護ユニット6とより成る。 実施例の断路器ユニット4は、複数の電力ラインA、B、C及び中性ラインNより成る三相配電母線8(破線で示す)と、三相電力ラインの電流を遮断する三極回路遮断器(CB)9(破線で示す)とを有する。 実施例のサージ保護ユニット6は、電力ラインA、
    B、C及び中性ラインNを有する三相電力母線10と、
    電力ライン上のサージ及び/または過渡現象から負荷を保護するライン−中性ライン間の3個のサージ保護器(S)12、14、16とより成る。 サージ保護ユニット6の電力母線10は断路器ユニット4の電力母線8と電気的に接続され、負荷のための電力母線8、10の直列接続体を形成する。

    【0015】母線8、10は、結合部材18、20、2
    2、24より電気的に適宜固定するのが好ましい。 実施例の断路器ユニット4の三相電力母線8の上流端は、電源(図示せず)(例えば、電力会社の配電系統)に適宜接続され、また、サージ保護ユニット6の三相電力母線10の下流端は、1またはそれ以上の負荷(図示せず)
    に適宜接続されている。 一例として、三相の電力相導体と中性導体とを適当に終端させ、ユニット4、6のそれぞれの電力ライン及び中性ラインにボルトにより固定接続してもよい。 断路器ユニット4は、三相電力ラインA、B、Cにそれぞれ直列接続された回路遮断器の開離可能な接点28、30、32を作動ハンドル26により開閉できる。

    【0016】図2−4を参照して、サージ保護ユニット6は、ハウジングを形成する6つの側面を備えたキャビネット34を有する。 図2では、参照の便宜のために、
    図6の前面パネル96を取り外した状態で、図4の密封パネル56、スイッチ58及びサージ保護装置60を想像線で示す。 サージ保護ユニット6への電力の供給は、
    この実施例では、給電母線36を図1の断路器ユニット4の対応母線に接続することにより行われる。 別法として、図12に示すように、サージ保護ユニット210と主断路器ユニット212の位置を逆転させてもよい。 実施例のサージ保護ユニット6では、給電母線36は、三相母線36A、36B、36Cと、中性母線36Aとより成る。 これらの給電母線36はキャビネット34を水平に貫通し、離隔関係で垂直に延びる絶縁支持部材40
    により後壁38上に装着されている。 支持部材40
    は、図3に示すように、結合部材41により後壁38に装着されている。

    【0017】図3に示すように、図2の各給電母線36
    は2つの銅の剛性母線バー42、44より成る。 母線バー42は一方の端部46で折り曲げられ、他方の端部4
    8はキャビネット38を越えて延びている。 この端部4
    8は隣接ユニット(例えば、図12の主断路器ユニット212)の折り曲げ端部46間のギャップ49内に延び、各母線のボルト50によりクランプされて、給電母線36を隣接ユニット(図示せず)(例えば、図1の断路器ユニット4)の対応給電母線52(破線で示す)に固定且つ電気的に接続される。 給電母線36の端部48
    は別のユニット(例えば、主断路器ユニット、多数のメータユニット)の電力母線に接続される構造を有するため、それぞれ異なる多様な構成(例えば、主断路器ユニット、サージ保護ユニット及び多数のメータユニット)
    が可能であることがわかる。 例えば、図1に示すように、断路器ユニット4は、サージ保護ユニット6のハウジング34に隣接するハウジング54を有する。 隣接するユニット4、6の各電力母線8、10は、これらの母線を直列接続する結合部材18、20、22、24によりクランプされている。

    【0018】図4は、図1のサージ保護ユニット6を図6の前面カバー96を取り外した状態で示す平面図である。 図5は、密閉パネル56、3極スイッチ58、三相サージ保護装置60、適当な絶縁部材62(図5)を示す。 図5から最もよく分かるように、密封パネル56は1対の脚部を有し、それらは1対の結合部材68(図4
    に示す)によりハウジング34の後壁38に固定された足部66を有する。 絶縁部材62は、スイッチ58及びサージ保護装置60を絶縁するために密封パネル56の頂部70上に設けられている。 スイッチ58は、結合部材71により密封パネル56の頂部70に固定されている。 サージ保護装置60は、結合部材71及び装置60
    の側部に適宜固定した2つのL字形取付けブラケット7
    2(図4に示す)により密封パネル56の頂部70に固定されている。 相母線36A、36B、36C上には、
    各母線と、スイッチ58及びサージ保護装置60の結合部材(例えば71)との間において、それらの間のアークの発生を予め阻止するために、1またはそれ以上の別の絶縁体(図示せず)を設けてもよい。 実施例において、スイッチ58は回路遮断器であるが、任意適当な電気的断路手段を使用できる。 三相のワイヤハーネス73
    を用いて、三極スイッチ58の入力74A、74B,7
    4Cを三相母線36A、36B,36Cに電気的に接続する。 ワイヤハーネス73の3つの導体はそれぞれ、3
    つの相母線36A、36B、36Cの対応母線に、適当な結合部材76により直接接続される。

    【0019】別の三相ワイヤハーネス78を用いて、三極スイッチ58の出力80A、80B、80Cをサージ保護装置60の対応入力端子82A、82B,82Cにそれぞれ接続する。 ワイヤハーネス78の3つの導体はそれぞれ、入力端子82A、82B、82Cの対応する1つの端子に適当な結合部材84により直接接続される。

    【0020】適当なゲージのワイヤ(例えば、この実施例では、番号10のAWG)を有する絶縁導体86により、サージ保護装置60の中性端子82Nを中性母線バー36Nに電気的に接続する。 導体86は、中性母線バー36Nに対して、適当な結合部材88により直接終端接続される。 1またはそれ以上の開口90を密封パネル56の頂部70に設け、対応するブロメット絶縁部材(図示せず)と共にワイヤハーネス73と絶縁導体86
    とを貫通させることが好ましい。 後壁38に電気的に接続した接地端子91により、ハウジング34を適宜接地してもよい。

    【0021】実施例のスイッチ58は操作ハンドル92
    を備えているが、ユーザーはこのハンドルによりサージ保護装置60から電力を切り離すことにより該装置の修理または保守を安全に行うことができる。

    【0022】実施例のサージ保護装置60は、アースへの低インピーダンスのシャントパスを設けることにより、図1の配電システムから電力の乱れを取り除くが、
    他の種々のサージ及び/または過渡現象保護装置を用いてもよい。 実施例のサージ保護装置60は、Cutler-Ham
    mer社により市販されているクリッパ電力装置(CPS)である。 例えば、図4に用いるCPSはカタログ番号PS-BX208Y
    BBTCXであり、これはサージ定格100kAで、三相Y
    接続(4線プラス接地線)、基本的診断能力(例えば、
    各相導体上の状態指示器)を持ち、配電盤に設置するものとして、またC型接点出力にとって好適である。 しかしながら、広範囲のサージ、電圧及び電流定格及び/または診断能力付きまたはなし及び/または出力ありまたはなしの広範囲のサージ保護装置を種々の電力ライン構成に用いることができることがわかる。 例えば、限定の意図はないが、種々の電力ライン構成として、(1)単相(スプリット相)、3線(即ち、L1/L2/N/
    G)、(2)単相、2線(即ち、L1/L2/G)、
    (3)三相Y接続、4線(A/B/C/N/G)、
    (4)三相デルタ接続、3線(A/B/C/G)、
    (5)三相抵抗/未接地Y接続、4線(A/B/C/N
    /G)、(6)三相デルタハイレグ、4線(A/B/C
    /N/G/N/G)が含まれる。 さらに、供給電圧のサージ及び/または過渡現象から負荷を保護する装置及び構成には種々の広い範囲のものが知られている。 例えば、シャントまたは並列保護の別例として直列保護がある。

    【0023】好ましい実施例において、3つの相−中性線サージ保護装置(例えば、図1の装置12、14、1
    6)は、対応する状態表示器94A、94B、94C
    (例えば、対応する電力ラインに電力が供給されサージ保護装置が機能していないことを示す発光ダイオード)
    を用いる。

    【0024】図6を参照して、前面パネル96は、図4
    の対応する開口100の所でハウジング34と係合する結合部材98によりサージ保護ユニット6に固定されている。 ハウジング34の前面パネル96は、図4のサージ保護装置60の個々の表示器94A、94B、94C
    及びサージ保護装置(図示せず)にアクセスするためのカバー101を有する。 図7を参照して、ハウジング3
    4のカバー101はさらに、表示器94を視認するための窓102(例えば、透明なプラスチック製)を有する。 カバー101にはガスケット103を設けて、屋外環境で使用する際適当な防水性が得られ雨が通らないようにするのが好ましい。

    【0025】安全な操作を可能にするため、カバー10
    1は、権限のあるオペレータだけが内部にアクセスできるようにする南京錠104を備えている。 この南京錠1
    04のロックを解除すると、カバー101をヒンジ10
    5を中心として枢動することにより開くことができる。
    図7の想像線で示すように、カバー101は、結合部材107により図6の前面パネル96に適宜固定された下部106と、上部108とを有する。 南京錠104を取り外すと、上部108はヒンジ105を中心として枢動し、下部106の開口109(図6において破線で示す)を介してサージ保護装置60にアクセスすることができる。 下部106は南京錠104を受け入れる開口1
    11を備えたタブ110を有する。 上部108の開口1
    12は、上部を閉位置に移動させると下部106のタブ110を受け入れる。

    【0026】適当な南京錠またはインターロック装置(図示せず)により、権限のない人間がハウジング34
    から前面パネル96を取り外せないようにすることが可能である。 図6を参照して、サージ保護ユニット6は、
    壁(図示せず)上にユニット6を取付けるためにハウジング34の後壁38(図4)に適宜固定した取付けブラケット113を有する。 また、ハウジング34の後壁3
    8に適宜固定されたハンガー114により、三相母線3
    6A、36B、36C及び中性母線36Nを隣接ユニット(図1のユニット4、6に関して図示)に固定する前にユニット6を壁に吊り下げることが可能である。 ユニット6の左側(図3及び6に関して)でガスケット11
    6を用いることにより、隣接ユニット(例えば、図1のユニット4)を係合して母線36A−36C及び36N
    の端部46(図3)の所で開口117を密閉することができる。

    【0027】図8は、主断路器ユニット122及びサージ保護ユニット124より成る別の配電システム120
    を示す。 これらのユニット122、124は、システム120の上流電源(図示せず)と、他の下流ユニット(例えば、図12の多数のメータユニット125)及び/または負荷(図示せず)との間に位置している。 実施例のユニット122は電力ライン126、128の電流を遮断し、それらのヒューズ130、132及びスイッチ134、136はそれぞれラインL1、L2上の負荷から電力を切り離す。 例示の目的でヒューズ及びスイッチを図示したが、回路遮断器のような任意適当な電流遮断装置を使用できる。 実施例のサージ保護ユニット12
    4の電力母線138、140は、単相2線(L1、L
    2)電力母線である。 上流電源(図示せず)は、中性母線144及び中性ラインNに対応する中性ライン142
    への給電を行う。

    【0028】相−中性線サージ抑制器(S)146、1
    48(例えばMOV)は、サージ保護ユニット124のラインL1と中性ラインNとの間及びラインL2と中性ラインNとの間にそれぞれ相互接続されて下流ユニット及び/または負荷(図示せず)をこれら電力ライン上のサージ及び/または過渡現象から保護する。 母線13
    8、140、144の端部は、多数のメータユニット(図示せず)(例えば、図12のユニット215)の電力母線に接続される構造を有する。

    【0029】本発明によると、サージ保護ユニット12
    4の電力母線138、140、144はそれぞれ、主断路器ユニット122の対応する母線150、152、1
    54に固定接続される。 図3の給電母線36と同様に、
    サージ保護ユニット124の電力母線138、140、
    144は第1の端部156と、反対の第2の端部158
    とを有する。 中性ライン142に関し図示したと同様に、主断路器ユニット122の中性母線154は第1の端部160と、反対の第2の端部162とを有し、第1
    の端部156、160は好ましくは同一であり、反対の(または係合)ラインの端部158、162も好ましくは同一である。 そして、サージ保護ユニット124の母線138、140、144の第1の端部156はそれぞれ、主断路器ユニット122の母線150、152、1
    54の第2の端部162に固定接続される。 サージ保護ユニット124の母線138、140、144の第2の端部158と、主断路器ユニット122の母線150、
    152、154の第1の端部160とは、多数のメータユニット(例えば、図12のユニット215)の母線だけでなく電源からの母線または負荷への母線へ電気的に接続する構造になっている。

    【0030】図9は、図4の一例としてのサージ保護装置60のブロック図である。 この装置60は、三相電力ラインA、B、Cの3つのサージ保護器166、16
    8、170と、対応電力ラインに電力が接続され、対応サージ保護器が機能していないことを示すためにそれらのサージ保護器にそれぞれ設けられた表示器(例えば、
    表示器172、174、176)(例えば、発光ダイオード)とを有する。

    【0031】図10は、サージ保護装置180及び三相プラス中性電力母線182、184、186、188とを有する別のサージ保護ユニット178のブロック図である。 実施例のサージ保護装置180は相−中性線サージ保護器190、192、194を有し、これらは、三相電力母線182、184、186(A、B、C)及び中性母線188(L)との間にそれぞれ相互接続されている。 図4の実施例とは異なり、この例のサージ保護装置180は表示器を使用せず、電気的接続手段196、
    198、200は電力母線182、184、186とサージ保護器190、192、194との間にそれぞれ直接接続されている。

    【0032】図11は、別のサージ保護ユニット202
    のブロック図である。 このユニット202は、三相スイッチ204が三相電力母線182、184、186とサージ保護器190、192、194との間にそれぞれ相互接続されている点を除き、図10のユニット178と同一である。 スイッチ204は電力母線バーのサージ保護装置180との間に接続されているため、スイッチ操作用ハンドル206によりサージ保護装置180から電力を切り離して該装置の修理または保守を行うことができるが、この際配電システム全体から電力を切り離す必要はない。 このことは、例えば、対応する主断路器ユニット(例えば、図1の主断路器ユニット4)が通常、複数の異なるユーザー(例えば、種々のアパートのテナント)に給電を行うことを考慮すると有利である。

    【0033】図12は、サージ保護ユニット210、主断路器ユニット212及び多数のメータユニット214
    を有する配電システム208のブロック図である。 サージ保護ユニット210及び主断路器ユニット212はそれぞれ、図1のサージ保護ユニット6及び断路器ユニット4と同一である。 メータユニット214は、ハウジング215と、3つの負荷またはユーザU1、U2、U3
    のための各メータ216と、それらのユーザのための別個の断路器スイッチ218(例えが、スイッチ、回路遮断器)とを有する。 これらのメータ216は、電力が対応する1つの負荷により消費されていることを示す。 各ユニット210、212、214は三相(A、B、C)
    及び中性(N)電力母線220を有し、サージ保護ユニット210、断路器ユニット212及び多数のメーターユニット214の電力母線222、224、226はそれぞれ直列に接続されている。 図3及び8に関連して説明したと同じ態様で、電力母線222は隣接する母線2
    24と電気的に接続され、この母線は隣接する母線22
    6と電気的に接続されている。 3つのテナント回路を例示したが、本発明は広い範囲の数のユーザに利用可能である。 主断路器ユニット212を多数のメータユニット214と共に用いて、このユニットにより個々の下流の電力ユーザ(例えば、複数のアパート、オフィス)に給電を行うのが好ましい。

    【0034】実施例のサージ保護ユニット6、124、
    178、202、210は、新しいまたは既存の断路器ユニットまたは他の群のメータと組み合わせて取付けることが可能である。 これらのサージ保護ユニットは断路器ユニットのハウジングの外側に取付け、そのユニットの電力母線上に固定する。 このようにすると、サージ保護ユニットは、この断路器ユニットにより給電される下流の全てのユーザー(例えば、アパート、オフィス)を保護する。 さらに、断路器ユニットに容易に接続できるサージ保護ユニットは、サージ保護装置とその電力母線の間において予め配線した内部の電気的接続手段の便利性を高めその信頼性を向上させる。 従って、配電システムの電力母線への効率的で高信頼度の接続が得られる。

    【0035】図12に示すように、サージ保護ユニット210は上流側(例えば、図12の左側)に機械的に適宜取付けられ、主断路器ユニット212(例えば、ヒューズ及びスイッチ、回路遮断器)の電力母線224に直接電気的に接続される。 別法として、図8に示すように、サージ保護ユニット124は主断路器ユニット12
    2の下流側(例えば、図8の右側)に取付けられる。 サージ保護ユニット210(左)、主断路器ユニット21
    2(中央)及び多数のメータユニット214(右)の例示的な構成を図12に示したが、電力母線が直列に接続されたこれら及び他のユニットの等価的構成が広い範囲で可能である。

    【0036】本発明の特定の実施例を詳細に説明したが、当業者にとっては、本願の開示全体に鑑みてそれらの詳細部分から種々の変形例及び設計変更が可能であることがわかるであろう。 従って、図示説明した特定の構成は例示的な目的を有するのみで、本発明の範囲を限定するものでなく、この範囲は頭書の特許請求の範囲及びその任意及び全ての均等物の全幅を与えられるべきである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は、本発明による主断路器ユニット及びサージ保護ユニットの斜視図である。

    【図2】図2は、図1のサージ保護ユニットの前立面図であり、ハウジングの前面パネルが取り外された状態で密閉パネル、スイッチ及びサージ保護装置を破線で示す。

    【図3】図3は、図2の線3−3に沿うサージ保護ユニットの単純化された水平断面図である。

    【図4】図4は、前面カバーを取り外した図1のサージ保護ユニットの平面図である。

    【図5】図5は、図2の線5−5に沿うサージ保護ユニットの単純化された垂直断面図である。

    【図6】図6は、図1のサージ保護ユニットの前面パネルを示す平面図である。

    【図7】図7は、図6のカバーを示す側面図である。

    【図8】図8は、本発明による配電システムの別の実施例を示すブロック図である。

    【図9】図9は、サージ保護装置のブロック図である。

    【図10】図10は、本発明によるサージ保護ユニットの別の実施例を示すブロック図である。

    【図11】図11は、本発明によるサージ保護ユニットの別の実施例を示すブロック図である。

    【図12】図12は、本発明による配電システムの別の実施例を示すブロック図である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U. S. A.

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