Push-button switch device using a push-button switch and the push-button switch

申请号 JP26125696 申请日 1996-09-10 公开(公告)号 JP3335280B2 公开(公告)日 2002-10-15
申请人 新晃電機株式会社; 发明人 平八郎 梅村;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 操作回路用固定接点(41)及び確認回路用固定接点(42)を配設した接点台(1)に押釦(2)を押釦復帰用ばね(51)に抗して押し下げ可能に設けた押釦スイッチ(10)において、押釦(2)を押釦本体(2A)と、 該押釦本体(2A)を縦方向に形
    成した溝(22)内に摺動可能に配設した押釦補助体(2B)とで構成し、押釦本体(2A)に操作回路用可動接点(31)を 、該操作回路用可動接点(31)が常
    に押し下げ方向に付勢されるように押釦本体(2A)に
    形成した矩形孔(21)の上面と操作回路用可動接点
    (31)の間に可動接点用ばね(53)を配して配設
    、押釦補助体(2B)に確認回路用可動接点(32)
    、該確認回路用可動接点(32)が常に復帰方向に付
    勢されるように押釦補助体(2B)に形成した矩形孔
    (24)の下面と確認回路用可動接点(32)の間に可
    動接点用ばね(54)を配して配設するとともに、 押釦
    補助体(2B)と接点台(1)の間に押釦復帰用ばね
    (51)を配設し、該押釦復帰用ばね(51)により押
    釦補助体(2B)及び該押釦補助体(2B)を介して押
    釦本体(2A)を復帰方向に付勢し、押釦本体(2A)
    と押釦補助体(2B)の間又は押釦本体(2A)と接点
    台(1)の間に配設した押釦本体復帰用ばね(52)により 押釦本体(2A)を復帰方向に付勢したことを特徴とする押釦スイッチ。
  • 【請求項2】 請求項1記載の押釦スイッチ(10)を複数個組み込むようにした押釦スイッチ装置において、
    各押釦スイッチ(10)の確認回路用固定接点(42)
    を直列に接続して構成した確認回路(8)に確認用表示灯(L)を介在させたことを特徴とする押釦スイッチ装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、構造が簡単で、かつ動作の信頼性が高い押釦スイッチ及びその押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、押釦スイッチ装置、例えば、ホイストクレーンに用いられるペンダント押釦スイッチ装置等においては、機器を操作するための操作回路用接点、
    いわゆる、A接点に加えて、電源投入時に押釦スイッチの押釦が復帰した状態、すなわち、操作回路用接点が開かれた状態にあることを確認するための確認回路用接点、いわゆる、B接点を設けた押釦スイッチが用いられている(例えば、実開昭52−53374号公報参照)。

    【0003】この押釦スイッチは、例えば、図12に示すような、操作回路7及び確認回路8からなるシーケンス回路を備えた押釦スイッチ装置に組み込むことによって、押釦スイッチの故障、ほこりの噛み込みによるロック等(以下、単に「押釦スイッチの故障」という場合がある。)の理由により押釦スイッチの押釦が復帰しない状態、すなわち、操作回路用接点の少なくとも1つが閉じられた状態(この場合、閉じられた操作回路用接点に対応する確認回路用接点は開かれた状態にある。)で、
    電源投入用スイッチPB1を操作しても、主電磁接触器MC0がONにならないように構成されている。

    【0004】ところで、押釦スイッチの押釦が復帰しない状態となるケースとしては、押釦スイッチを操作していないときよりは、むしろ、機器を操作するための押釦スイッチの押釦を押下状態から解放したときに、押釦復帰用ばねが破損したり、押釦の摺動部にほこり等が噛み込み押釦がロックされること等が原因となって発生することが多いと考えられる。

    【0005】しかしながら、上記従来の押釦スイッチを組み込んだ押釦スイッチ装置の場合、機器を操作するために押釦スイッチを操作しているとき、すなわち、主電磁接触器MC0がONになった状態で、押釦スイッチの故障により押し下げ操作した押釦スイッチの押釦が復帰しなくなると、操作回路用接点が閉じられたままとなることから、機器を停止するためには、オペレータが電源遮断用スイッチPB2を操作する必要がある。 ところが、例えば、ホイストクレーンに用いられるペンダント押釦スイッチ装置においては、ホイストクレーンと共にペンダント押釦スイッチ装置が移動するため、ペンダント押釦スイッチ装置の移動にオペレータが追従できず、
    電源遮断用スイッチPB2を操作することが不可能となり、ホイストクレーンの暴走を防止することができない事態が発生することも考えられ、押釦スイッチの動作の信頼性を高め、機器の操作作業の安全性を向上するという所期の目的を十分に果たし得ないおそれがあった。

    【0006】また、図12に示すような、従来の操作回路7及び確認回路8からなるシーケンス回路を備えた押釦スイッチ装置の場合、機器を操作するための押釦スイッチの故障の有無が、電源投入用スイッチPB1を操作しても主電磁接触器MC0がONにならないか、機器を操作するための押釦スイッチの押釦を押下状態から解放しても機器が停止しないという事態が発生したときでなければ判別できないという問題点を有していた。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の押釦スイッチの有する問題点に鑑み、機器を操作するための押釦スイッチを操作しているときに押釦スイッチの押釦が復帰しなくなっても、機器を安全に停止することができる、構造が簡単で、かつ動作の信頼性が高い押釦スイッチ及びその押釦スイッチを用い、機器を操作するための押釦スイッチの故障の有無を容易に判別することができる押釦スイッチ装置を提供することを目的とする。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の押釦スイッチは、操作回路用固定接点及び確認回路用固定接点を配設した接点台に押釦を押釦復帰用ばねに抗して押し下げ可能に設けた押釦スイッチにおいて、押釦を押釦本体と、 該押釦本体を縦方向に形成し
    た溝内に摺動可能に配設した押釦補助体とで構成し、押釦本体に操作回路用可動接点を、該操作回路用可動接点
    が常に押し下げ方向に付勢されるように押 釦本体に形成
    した矩形孔の上面と操作回路用可動接点の間に可動接点
    用ばねを配して配設し 、押釦補助体に確認回路用可動接点を、該確認回路用可動接点が常に復帰方向に付勢され
    るように押釦補助体に形成した矩形孔の下面と確認回路
    用可動接点の間に可動接点用ばねを配して配設するとともに、 押釦補助体と接点台の間に押釦復帰用ばねを配設
    し、該押釦復帰用ばねにより押釦補助体及び該押釦補助
    体を介して押釦本体を復帰方向に付勢し、押釦本体と押
    釦補助体の間又は押釦本体と接点台の間に配設した押釦本体復帰用ばねにより押釦本体を復帰方向に付勢したことを特徴とする押釦スイッチ。

    【0009】本発明の押釦スイッチによれば、押釦を操作回路用可動接点を配設した押釦本体と、押釦本体に対して摺動可能に配設した、確認回路用可動接点を配設した押釦補助体とで構成し、押釦本体を押釦復帰用ばねとは別体の押釦本体復帰用ばねにより復帰方向に付勢するように構成しているので、主電磁接触器がONになった状態で、押し下げ操作した押釦スイッチの押釦の押釦補助体が復帰しなくなっても、押釦本体復帰用ばねの付勢により操作回路用可動接点を配設した押釦本体が復帰するため、操作回路用接点は開かれ、機器は自動的に停止する。

    【0010】また、本発明の押釦スイッチ装置は、上記本発明の押釦スイッチを複数個組み込むようにした押釦スイッチ装置において、各押釦スイッチの確認回路用固定接点を直列に接続して構成した確認回路に確認用表示灯を介在させたことを特徴とする。

    【0011】本発明の押釦スイッチ装置によれば、各押釦スイッチの確認回路用固定接点を直列に接続して構成した確認回路に確認用表示灯を介在させているので、主電磁接触器がONの状態で、押釦スイッチの押釦の復帰状態に異常が生じたとき、すなわち、確認回路用接点が閉じられていないときには、確認用表示灯が点灯しないため、機器を操作するための押釦スイッチの故障の有無を、機器を操作するための押釦スイッチの押釦を押下状態から解放しても機器が停止しないという事態が発生する前に判別することができる。

    【0012】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の押釦スイッチ及びその押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。

    【0013】図1〜図7に本発明の押釦スイッチ及びその押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置の第1実施例を示す。 この押釦スイッチ10は、接点台1に2個の押釦2,2を対向して設けるとともに、接点台1と押釦2
    の間に押釦復帰用ばね51を、また、対向して設けた押釦2,2間に、2個の押釦2,2が同時に押し下げ操作されないようにするためのインターロック6を、それぞれ配設して構成されている。

    【0014】接点台1には、それぞれ2対の操作回路用固定接点41及び確認回路用固定接点42をねじ等により固定して配設して構成されている。

    【0015】押釦2は、押釦本体2Aと、押釦本体2A
    を縦方向に形成した溝22内に摺動可能に配設した押釦補助体2Bとで構成するとともに、押釦本体2Aを横方向に貫通して形成した矩形孔21に操作回路用可動接点31を、押釦補助体2Bを横方向に貫通して形成した矩形孔23を介して配設し、また、押釦補助体2Bを横方向に貫通して形成した矩形孔24に確認回路用可動接点32を配設して構成されている。 この場合において、押釦本体2Aと押釦補助体2Bの間に押釦本体復帰用ばね52を配設し、これにより、接点台1と押釦2の押釦補助体2Bの間に配設する押釦復帰用ばね51の復帰方向の付勢力が、押釦補助体2B及びこの押釦補助体2Bから押釦本体復帰用ばね52を介して押釦本体2Aに作用するように構成する。 なお、この押釦本体復帰用ばね5
    2には、押釦復帰用ばね51よりも付勢力の小さいばねを使用するようにする。 また、押釦2には、操作回路用可動接点31が常に押し下げ方向に付勢されるように矩形孔21の上面と操作回路用可動接点31の間に可動接点用ばね53を、また、確認回路用可動接点32が常に復帰方向に付勢されるように矩形孔24の下面と確認回路用可動接点32の間に可動接点用ばね54を、それぞれ配設する。

    【0016】なお、本実施例においては、対向する2個の押釦2,2を有する押釦スイッチ10について説明したが、これに限定されず、押釦スイッチ10に配設する押釦の個数は、1個又は3個以上でもよい。

    【0017】次に、上記第1実施例の押釦スイッチ10
    を、例えば、図6に示すような、操作回路7及び確認回路8からなるシーケンス回路を備えた押釦スイッチ装置に組み込んだ場合の動作について説明する。 押釦スイッチ10を用いることにより、主電磁接触器MC0をON
    にした状態で押釦スイッチ10の押釦2を押し下げ操作し(図7(a))、その後、押釦2の押し下げ操作を解除した場合において、押釦復帰用ばね51の破損等の理由により押し下げ操作した押釦スイッチ10の押釦2のうちの押釦補助体2Bが復帰しなくなっても、押釦本体復帰用ばね52の付勢力により操作回路用可動接点31
    を配設した押釦本体2Aが、押釦補助体2Bの縦方向に形成した溝22内を摺動して復帰するため(図7
    (b))、操作回路用接点は開かれ、オペレータが電源遮断用スイッチPB2を操作しなくても、機器を自動的に停止させることができる。

    【0018】この場合において、押釦本体2Aの摺動部にほこり等が噛み込み押釦本体2Aがロックすることがないように、押釦本体2Aと押釦補助体2B及び接点台1の摺動部の隙間は、押釦補助体2Bと接点台1の摺動部の隙間より大きく形成することが望ましい。 なお、このように構成しても、通常は、押釦2の押し下げ操作時、復帰時共、押釦本体2Aと押釦補助体2Bは一体的に移動するため、押釦スイッチ10の操作性が低下することがなく、押釦本体2Aの円滑な摺動を長期間に亘って確保できるものとなる。 また、万一、押釦本体復帰用ばね52が破損したり、押釦本体2Aの摺動部にほこり等が噛み込み押釦本体2Aがロックしても、押釦復帰用ばね51の復帰方向の付勢力が、押釦補助体2B及びこの押釦補助体2Bから押釦本体復帰用ばね52を介して、又は直接押釦本体2Aに作用するため、操作回路用可動接点31を配設した押釦本体2Aが、押釦補助体2
    Bと共に復帰するため、操作回路用接点は開かれ、オペレータが電源遮断用スイッチPB2を操作しなくても、
    機器を自動的に停止させることができる。

    【0019】また、図6に示すシーケンス回路は、図1
    2に示すシーケンス回路と同様、押釦スイッチ10の故障により押釦スイッチ10の押釦2が復帰しない状態、
    すなわち、操作回路用接点の少なくとも1つが閉じられた状態(この場合、閉じられた操作回路用接点に対応する確認回路用接点は開かれた状態にある。)で、電源投入用スイッチPB1を操作しても、主電磁接触器MC0
    がONにならないように構成されているとともに、さらに、各押釦スイッチ10の確認回路用固定接点42を直列に接続して構成した確認回路に確認用表示灯Lを介在させているので、主電磁接触器MC0がONの状態で、
    押釦スイッチの押釦の復帰状態に異常が生じたとき、すなわち、確認回路用接点が閉じられていないとき(図7
    (b)、(c))には、確認用表示灯Lが点灯しないため、機器を操作するための押釦スイッチ10の故障の有無を、機器を操作するための押釦スイッチ10の押釦2
    を押下状態から解放しても機器が停止しないという事態が発生する前に判別することができるものとなる。 なお、主電磁接触器MC0がONの状態の場合には、押釦スイッチ10の押釦2を再度押し下げ操作したり、図7
    (c)に示すように、他方の押釦2を押し下げ操作することにより、機器を再駆動することが可能である。

    【0020】ところで、上記第1実施例の押釦スイッチにおいては、図8(a)に示すように、押釦本体2Aの中間段部の下面にインターロック6の当接面25Aを形成したが、これに代えて、図8(b)に示す本発明の押釦スイッチの第2実施例のように、押釦補助体2Bの上部段部の下面にインターロック6の当接面25Bを形成することができる。

    【0021】この第2実施例の押釦スイッチのように、
    押釦補助体2Bの上部段部の下面にインターロック6の当接面25Bを形成することにより、上記第1実施例の押釦スイッチと同様、主電磁接触器MC0をONにした状態で押釦スイッチ10の押釦2を押し下げ操作し(図9(a))、その後、押釦2の押し下げ操作を解除した場合において、押釦復帰用ばね51の破損等の理由により押し下げ操作した押釦スイッチ10の押釦2のうちの押釦補助体2Bが復帰しなくなっても、押釦本体復帰用ばね52の付勢力により操作回路用可動接点31を配設した押釦本体2Aが、押釦補助体2Bの縦方向に形成した溝22内を摺動して復帰するため(図9(b))、操作回路用接点は開かれ、オペレータが電源遮断用スイッチPB2を操作しなくても、機器を自動的に停止させることができるとともに、さらに、図9(c)に示すように、他方の押釦2を押し下げ操作することにより、インターロック6を介して、復帰しなくなった押釦補助体2
    Bを応急的に復帰させることができるものとなる。 なお、本実施例の押釦スイッチのその他の動作については、上記第1実施例の押釦スイッチと同様であり、図6
    に示すような、操作回路7及び確認回路8からなるシーケンス回路を備えた押釦スイッチ装置に組み込んで使用することができる。

    【0022】また、上記第1及び第2実施例の押釦スイッチにおいては、押釦本体2Aと押釦補助体2Bの間に、押釦復帰用ばね51よりも付勢力の小さい押釦本体復帰用ばね52を配設し、これにより、接点台1と押釦2の押釦補助体2Bの間に配設する押釦復帰用ばね51
    の復帰方向の付勢力が、押釦補助体2B及びこの押釦補助体2Bから押釦本体復帰用ばね52を介して押釦本体2Aに作用するように構成したが、これに代えて、図1
    0(a)及び図11(a)に示す本発明の押釦スイッチの第3及び第4実施例のように、接点台1と押釦2の押釦本体2Aの間に押釦本体復帰用ばね52を配設することができる。 このように、接点台1と押釦2の押釦本体2Aの間に押釦本体復帰用ばね52を配設することにより、押釦復帰用ばね51と押釦本体復帰用ばね52の付勢力、すなわち、ばね定数を任意に設定することができるものとなる。 なお、図10(a)に示す第3実施例は、第1実施例と同様、押釦本体2Aの中間段部の下面にインターロック6の当接面25Aを形成したものであり、一方、図11(a)に示す第4実施例は、第2実施例と同様、押釦補助体2Bの上部段部の下面にインターロック6の当接面25Bを形成したものである。

    【0023】この第3及び第4実施例の押釦スイッチのように、接点台1と押釦2の押釦本体2Aの間に押釦本体復帰用ばね52を配設することにより、上記第1実施例の押釦スイッチと同様、主電磁接触器MC0をONにした状態で押釦スイッチ10の押釦2を押し下げ操作し(図10(b)、図11(b))、その後、押釦2の押し下げ操作を解除した場合において、押釦復帰用ばね5
    1の破損等の理由により押し下げ操作した押釦スイッチ10の押釦2のうちの押釦補助体2Bが復帰しなくなっても、押釦本体復帰用ばね52の付勢力により操作回路用可動接点31を配設した押釦本体2Aが、押釦補助体2Bの縦方向に形成した溝22内を摺動して復帰するため(図10(c)、図11(c))、操作回路用接点は開かれ、オペレータが電源遮断用スイッチPB2を操作しなくても、機器を自動的に停止させることができる。

    【0024】

    【発明の効果】本発明の押釦スイッチによれば、主電磁接触器がONになった状態で、押し下げ操作した押釦スイッチの押釦の押釦補助体が復帰しなくなっても、押釦本体復帰用ばねの付勢力により操作回路用可動接点を配設した押釦本体が復帰するため、操作回路用接点は開かれ、機器を自動的に停止することができ、このため、押釦スイッチの動作の信頼性を高め、機器の操作作業の安全性を向上することができる。 また、主電磁接触器がO
    Nの状態で、押釦スイッチの押釦の復帰状態に異常が生
    じたときに、確認用表示灯を点灯させないようにするた
    めの確認回路用接点を押釦スイッチに組み込むことがで
    きる。

    【0025】また、本発明の押釦スイッチ装置によれば、 主電磁接触器がONの状態で、押釦スイッチの押釦の復帰状態に異常が生じたとき、すなわち、確認回路用接点が閉じられていないときには、確認用表示灯が点灯しないため、機器を操作するための押釦スイッチの故障の有無を、機器を操作するための押釦スイッチの押釦を押下状態から解放しても機器が停止しないという事態が発生する前に判別することができ、このため、機器の操作作業の安全性をより向上することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の押釦スイッチの第1実施例を示し、
    (a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、
    (d)は側面図である。

    【図2】(a)は図1(a)のA−A線断面図、(b)
    は図2(a)のB−B線断面図、(c)は図2(a)のC−C線断面図である。

    【図3】本発明の押釦スイッチの第1実施例の接点図である。

    【図4】同外観斜視図である。

    【図5】同分解斜視図である。

    【図6】本発明の押釦スイッチ装置のシーケンス回路図である。

    【図7】本発明の押釦スイッチの第1実施例の動作説明図で、(a)は一方の押釦を押し下げ操作した状態(正常時)、(b)は押釦を押し下げ操作を解除した状態(異常時)、(c)は他方の押釦を押し下げ操作した状態(異常時)を示す。

    【図8】インターロックの当接面を示し、(a)は本発明の押釦スイッチの第1実施例、(b)は本発明の押釦スイッチの第2実施例である。

    【図9】本発明の押釦スイッチの第2実施例の動作説明図で、(a)は一方の押釦を押し下げ操作した状態(正常時)、(b)は押釦を押し下げ操作を解除した状態(異常時)、(c)は他方の押釦を押し下げ操作した状態(異常時)を示す。

    【図10】本発明の押釦スイッチの第3実施例の動作説明図で、(a)は操作していない状態(正常時)、
    (b)一方の押釦を押し下げ操作した状態(正常時)、
    (c)は押釦を押し下げ操作を解除した状態(異常時)
    を示す。

    【図11】本発明の押釦スイッチの第4実施例の動作説明図で、(a)は操作していない状態(正常時)、
    (b)一方の押釦を押し下げ操作した状態(正常時)、
    (c)は押釦を押し下げ操作を解除した状態(異常時)
    を示す。

    【図12】従来の押釦スイッチ装置のシーケンス回路図である。

    【符号の説明】

    1 接点台 2 押釦 2A 押釦本体 2B 押釦補助体 31 操作回路用可動接点 32 確認回路用可動接点 41 操作回路用固定接点 42 確認回路用固定接点 51 押釦復帰用ばね 52 押釦本体復帰用ばね 6 インターロック 7 操作回路 8 確認回路 10 押釦スイッチ L 確認用表示灯

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