Protection of micro-electromechanical switch connected in series and parallel

申请号 JP2009206541 申请日 2009-09-08 公开(公告)号 JP2010067608A 公开(公告)日 2010-03-25
申请人 General Electric Co ; ゼネラル・エレクトリック・カンパニイGeneral Electric Company; 发明人 PREMERLANI WILLIAM JAMES; O'BRIEN KATHLEEN ANN; SCHELENZ OWEN JANNIS;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electrical switching device wherein protection of switching arrays are improved. SOLUTION: This electrical switching device includes a plurality of switch sets coupled in series. Each switch set includes a plurality of switches coupled in parallel. A control circuit is coupled to a plurality of the switch sets, and configured to control opening and closing of the switches. One or more intermediate diodes couples each point between each pair of the switch sets to the control circuit. In another embodiment, an electrical switching system also includes a voltage discharge circuit, and this voltage discharge circuit is formed to discharge a voltage at the contact of a switching circuit. COPYRIGHT: (C)2010,JPO&INPIT
权利要求
  • 直列に結合された複数のスイッチ・セット(20)であって、各々の当該スイッチ・セットは並列に結合された複数のスイッチを有している、複数のスイッチ・セット(20)と、
    前記複数のスイッチ・セットに結合されていて、これらのスイッチの開放及び閉成を制御するように構成された制御回路(36)と、
    それぞれの対のスイッチ・セットの間の各々の点を前記制御回路に結合する1つ以上の中間ダイオード(40、42、54)と、
    を有する電気的スイッチング装置。
  • 各々のスイッチ・セットの両端間に結合されたグレーディング回路網(62)を有している、請求項1記載の装置。
  • 前記グレーディング回路網は、前記複数のスイッチ・セットの上流側の点(30)、前記複数のスイッチ・セットの下流側の点(34)、及び各対のスイッチ・セットの間の点に結合されている、請求項3記載の装置。
  • 前記制御回路と前記スイッチ・セットの線路側の点との間に線路側ダイオード(40)が結合され、また前記制御回路と前記スイッチ・セットの負荷側の点との間に負荷側ダイオード(42)が結合されており、前記制御回路は前記線路側ダイオード(40)及び前記負荷側ダイオード(42)を順方向バイアスするように構成されている、請求項1記載の装置。 。
  • 電気的スイッチ・システムを第1のスイッチング状態から第2のスイッチング状態へ切り換えるように構成された超小型電気機械システム・スイッチを含むスイッチング回路(10)と、
    前記スイッチング回路に結合された電圧放出回路(40、42、54)であって、前記スイッチング回路の接点における電圧を放出するように構成されている電圧放出回路(40、42、54)と、
    前記電圧放出回路に結合された制御回路(36)であって、前記スイッチング回路の動作を開始することに関連して前記電圧放出回路に印加されるパルス信号を形成するように構成されている制御回路(36)と、
    を有する電気的スイッチ・システム。
  • 前記電圧放出回路は少なくとも一対のダイオードを有している、請求項5記載のシステム。
  • 前記少なくとも一対のダイオードは、少なくとも1つの線路側ダイオード(40)、負荷側ダイオード(42)又は中間ダイオード(54)を有している、請求項6記載のシステム。
  • 電気的スイッチング装置を保護する方法であって、
    制御回路(36)を介して少なくとも一対のダイオード(40、42、54)に電流パルスをトリガする段階であって、前記少なくとも一対のダイオードは複数のスイッチ・セット(20)と前記制御回路との間に結合されている、当該段階と、
    前記トリガに基づいて前記少なくとも一対のダイオードをバイアする段階と、
    前記少なくとも一対のダイオードをバイアスすることにより前記複数のスイッチ・セットにかかる電圧を放電させる段階と、
    を有する方法。
  • 更に、複数の負荷側ダイオード及び複数の負荷側ダイオードに電流を通す段階を有している請求項8記載の方法。
  • 更に、グレーディング回路網(62)により前記複数のスイッチ・セットにわたって電圧を均等に分布させる段階を含んでいる、請求項8記載の方法。
  • 说明书全文

    本発明は、一般的にえば、スイッチング装置の保護に関し、より具体的には、超小型電気機械システム利用のスイッチング装置の保護に関するものである。

    回路遮断器は、回路内の障害によって惹起される損害から電気機器を保護するように設計された電気装置である。 従来では、最も通常の回路遮断器は嵩張る電気機械スイッチを含んでいる。 残念なことに、これらの通常の回路遮断器はサイズが大きく、もってスイッチング機構を作動するために大きなを必要とする。 従って、電力システムの用途に電気機械接触器を用いるためには、接触器の遮断容量を超える全ての電流値で接触器の開放前に障害電流を遮断するように充分高速で作用する直列の装置を用いて接触器を支援することによって、接触器を損傷から保護することが望ましいことがある。

    低速の電気機械スイッチの代替物として、高速スイッチング用途で高速のソリッドステート・スイッチが採用されている。 理解されるように、これらのソリッドステート・スイッチは、電圧又はバイアスの制御された印加により導通状態と非道通状態と間で切り換えられる。 例えば、ソリッドステート・スイッチを逆バイアスすることによって、該スイッチは非道通状態に遷移させることができる。

    米国特許第7332835号

    しかしながら、ソリッドステート・スイッチは非道通状態に切り換えられたときに接点間に物理的ギャップを生成しないので、漏洩電流が生じる。 また更に、ソリッドステート・スイッチは、電圧及び電流処理能力を一層高くするように1つ以上のスイッチ・アレイ(配列体)を含む直並列接続形態にして使用される。 しかしながら、このようなスイッチ・アレイは非同期的に開放又は閉成し、その結果として望ましくない大きさの負荷電流がこれらのスイッチを通って流れる。 その結果、負荷電流はスイッチの電流処理能力を超えて、短絡又は溶着を生じさせてスイッチを動作不能にすることがある。 従って、このようなスイッチ・アレイの保護を改善する必要がある。

    簡略に述べると、電気的スイッチング装置を提供する。 この電気的スイッチング装置は直列に結合された複数のスイッチ・セットを有し、各々のスイッチ・セットは並列に結合された複数のスイッチを有する。 電気的スイッチング装置は更に、複数のスイッチ・セットに結合されていて、これらのスイッチの開放及び閉成を制御するように構成された制御回路を有する。 電気的スイッチング装置は更に、それぞれの対のスイッチ・セットの間の各々の点を制御回路に結合する1つ以上の中間ダイオードを有する。

    別の実施形態では、電気的スイッチ・システムを提供する。 この電気的スイッチ・システムは、該システムを第1のスイッチング状態から第2のスイッチング状態へ切り換えるように構成された超小型電気機械システム・スイッチを含むスイッチング回路を有する。 電気的スイッチング・システムは更に、スイッチング回路に結合された電圧放出回路を有し、この電圧放出回路はスイッチング回路の接点における電圧を放出するように構成される。 電気的スイッチ・システムは更に、電圧放出回路に結合された制御回路を有し、この制御回路はパルス信号を形成するように構成されており、このパルス信号は、スイッチング回路の動作を開始することに関連して電圧放出回路に印加される。

    別の実施形態では、電気的スイッチング装置を保護する方法を提供する。 この方法は、制御回路を介して少なくとも一対のダイオードに電流パルスをトリガする段階を有し、該少なくとも一対のダイオードは複数のスイッチ・セットと制御回路との間に結合されている。 本方法は更に、トリガに基づいて少なくとも一対のダイオードをバイアする段階を有する。 本方法は更に、前記対のダイオードをバイアスすることにより複数のスイッチ・セットにかかる電圧を放電させる段階を有する。

    本発明のこれらの及び他の特徴、側面及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳しい説明を読むことによりより良く理解されよう。 図面では、図面全体を通じて同様な参照符号は同様な部品を表す。

    図1は、本発明の一面に従った保護回路を含む直列構成にした超小型電気機械システム(MEMS)利用の並列スイッチ・セットのブロック図である。

    図2は、模範的な保護回路を含む、図1のMEMS利用の並列スイッチ・セットの更に別のブロック図である。

    図3は、図2の保護回路に用いられるダイオード対の拡大図である。

    図4は、図2で具現化されるようなダイオード対の更に別の実施形態の拡大図である。

    本発明の実施形態に従って、超小型電気機械システム(MEMS)スイッチ利用のスイッチング・アレイにおいて電圧拡縮性を提供する(例えば、所望の電圧定格を満たす)ために用いることができるような、構造及び/又は動作関係を本書で説明する。 典型的には、MEMSは、例えば、機械要素、電気機械要素、センサ、アクチュエータ及び電子装置のような多種多様な機能的に別々の要素を、微細加工技術により共通の基板上に集積化することができるミクロン規模の構造を表す。 しかしながら、MEMS装置に現在利用可能である多数の技術及び構造が、ナノ技術(極微小技術)利用の装置、例えば、サイズが100ナノメートルよりも小さいこともある構造により、利用可能であると考えられる。 更に、本書で表される「MEMS利用のスイッチング装置」は広義に解釈することができ、しかもナノ技術利用の装置又はミクロン・サイズの装置に制限されないことが理解されよう。

    図1は、本発明の一面に従った直列構成にしたMEMS利用の並列スイッチ・セットのブロック図である。 MEMS利用のスイッチ・セット10(これはまた、「スイッチング回路」とも呼ぶ)はスイッチ20を含み、スイッチ20は、上流側接続部30を介して電源28に結合されると共に、下流側接続部34を介して負荷32に結合されていて、電源28と負荷32との間で電流を導通又は遮断するように構成されている。 スイッチ20は更に、直列に結合された複数のスイッチ・セット12、14、16及び18を含み、各々のスイッチ・セットは並列に結合された複数のスイッチを持つ。 本発明の一面では、各々の並列スイッチ・セット12、14、16及び18内の複数のスイッチはMEMSスイッチを用いて構成される。 例えば、スイッチ・セット12は、並列に接続された複数のMEMSスイッチを含む。 図1には、スイッチ20が複数のMEMSスイッチ・セットを含むものとして示されているが、スイッチ20は単一のMEMSスイッチ・セットで構成してよいことが理解されよう。 並列スイッチ・セット12、14、16及び18は更に、接続部22、24及び26により直列に結合される。 直列に接続された並列スイッチ・セットは、通電容量を増大させ且つ電圧耐力を増大させる利点を持つ。 別の実施形態では、所望の電流及び電圧定格を達成するために5つ以上の並列スイッチ・セットを直列に接続することができる。

    再び図1について説明すると、制御回路36が、端子38を介して、線路側ダイオード(D )40、負荷側ダイオード(D )42及び中間ダイオード・ブロック54に結合される。 制御回路36は、パルスによるスイッチ20の開放(ターンオフ)及び/又は閉成(ターンオン)の際に(順方向バイアス電圧を供給することによって)ダイオードを制御するように構成されている。 パルス信号の一例は、電流パルス、及び/又はダイオードを順方向バイアスするのに充分な電圧を含むことができる。 制御回路36は、スイッチング・サイクルの適切な時点に、ダイオード40、42、及び中間ダイオード・ブロック54内のダイオードを順方向バイアスして、ダイオードを導通モードに作動する。 一実施形態では、制御回路36は、端子38を介してダイオードを順方向バイアスするための適切な電圧レベルを供給するように構成されている。 一実施形態では、制御回路はハイブリッド・アーク制限技術(HALT)及び/又はパルス支援ターンオン(PATO)回路を含む。

    一対又は複数対のダイオードが、スイッチ・セット12、14、16及び18のそれぞれの対の間の各点と制御回路36との間に結合される。 線路側ダイオード40が並列スイッチ・セット12と制御回路36との間に結合される。 同様に、負荷側ダイオード(D )42が並列スイッチ・セット18と制御回路36との間に結合される。 本発明の一実施形態によれば、線路側ダイオード(D )40及び負荷側ダイオード(D )42は、負荷電流の大部分を担持するように構成される。 図示の実施形態では、中間ダイオード・ブロック54は中間ダイオード(D1)48、(D2)50及び(D3)52を含み、これらの中間ダイオードは接続部56、58及び60を介してスイッチ・セット12、14、16及び18の間の各々の点にそれぞれ結合される。 ここで、中間ダイオード(D1)48、(D2)50及び(D3)52は線路側ダイオード(D )及び負荷側ダイオード(D )に比べて比較的小さい負荷電流を担持することができることが理解されよう。 本発明技術の一面によれば、ダイオード(線路側、負荷側及び中間)は、スイッチ20が動作(ターンオン及び/又はターンオフ)する時に各々のスイッチ・セット12、14、16及び18にかかっている電圧を放出(drain) するように構成されているので、電圧放出回路と呼ぶことができる。

    スイッチ20には、線路側では接続部64を介して、負荷側では接続部66を介して、また中間の位置では接続部68、70及び72を介して、並列スイッチ・セット12、14、16及び18の間の各々の点で、グレーディング(grading) 回路網62が結合される。 一実施形態では、グレーディング回路網62は、スイッチ・セット12、14、16及び18にかかる電圧を均等に分布させるように構成される。 模範的な実施形態では、グレーディング回路網62は、電圧及び電流スパイクからスイッチ20を保護するように構成される。

    次に図2について説明すると、図1のダイオード40、42、48、50及び52並びにグレーディング回路網62の更に詳細な実施形態を示している。 グレーディング回路網62は更に、複数のブロック88を含む。 これらのブロック88の各々は、抵抗82、コンデンサ84及び非線形電圧クランプ装置86を含む。 ブロック88は、図1に示されているように、スイッチ20に複数の位置で、すなわち、接続部64を介して線路側位置で、接続部66を介して負荷側位置で、並びに接続部68、70及び72を介して中間点で結合される。 グレーディング回路網62は典型的には、複数のスイッチ・セット12、14、16及び18にわたって均等に電圧を分布させるのに役立つ。 複数の並列スイッチ・セット12、14、16及び18にかかる電圧が不均等であると、1つのスイッチ・セットの両端間に損傷を生じさせる過大な電圧が生じる虞があることに気付かれよう。 模範的な実施形態では、グレーディング回路網62の一部分である非線形電圧クランプ装置86は、「過電圧」とも呼ぶことのできる電圧の急速な変化速度を抑制するように構成される。 非線形装置86はまた、誘導負荷及び/又は障害の遮断の際に放出されることのある誘導エネルギを吸収するように形成することができる。 非線形装置の例としては、限定するものではないが、バリスタ及び金属酸化物バリスタを挙げることができる。

    MEMSスイッチのアレイ(配列)がターンオンされるとき、それらのスイッチは全てが正確に同時に閉成することがないことに気付かれよう。 このような非同期のスイッチングにより、単一のスイッチ・セットの閉成が生じて、電源と負荷との間の回路接続が完成し、その結果として、1つのスイッチ・セットに全負荷電流が流れることがある。 単一のスイッチ・セットは、内部の接点を溶接して永久的な損傷を生じさせるような負荷電流を担持するように構成されていないことがある。 制御回路36は、スイッチ20のターンオンの際に(線路側、負荷側、及び中間)ダイオードを順方向バイアスするために使用される。 ダイオードについて順方向バイアスは電力回路を完成して、MEMSスイッチが閉成しつつある間、且つ負荷回路に電流が生起している間、MEMSスイッチにかかる電圧を崩壊させる。 ターンオンの際、接点が閉成される間、パルスが最初に印加される。 接点はパルスの持続期間は閉じており、負荷電流はパルスが終了したときにスイッチを通って流れる。

    同様に、ターンオフの際、スイッチ20の接点が未だ閉成されているが、接触圧力がスイッチ開放プロセスに起因して減少しているとき、スイッチの抵抗が増加する。 抵抗の増加に起因して、前に述べたように、切換えが同期せずに行われた場合に1つのスイッチ・セットに過剰な負荷電流が流れて、その結果として損傷が生じることがある。 制御回路36は、ターンオフの際に(線路側、負荷側、及び中間)ダイオードを順方向バイアスするように構成されている。 順方向バイアスの結果としてダイオードが導通して、負荷電流をMEMSスイッチ20からダイオードへと転流させ始める。 この状態では、ダイオード・ブリッジが負荷回路電流に対して比較的低いインピーダンスの通路を提供して、スイッチ20を過剰な電流から保護する。 従って、前に述べたように、ターンオン及び/又はターンオフの際、負荷電流を線路側、負荷側及び中間位置においてダイオードへ転流させることができ、このことを以下に詳しく説明する。

    線路側ダイオード40は、電源28に近い方の位置において制御回路36とスイッチ20との間に結合される。 同様に、負荷側ダイオード42は、負荷に近い方の位置において制御回路36とスイッチ20との間に結合される。 線路側ダイオード40は更に、一般的にターンオン・ダイオード96及びターンオフ・ダイオード98と呼ぶ一対のダイオードを含む。 同様に、負荷側ダイオード42はターンオン・ダイオード100及びターンオフ・ダイオード102を含む。 また更に、中間ダイオード48、50及び52は、並列スイッチ・セット12,14,16,18の間の中間位置と制御回路36とに結合される。 中間ダイオード48、50及び52はターンオン・ダイオード104,108,112とターンオフ・ダイオード106,110,114とをそれぞれ含む。

    典型的には、線路側ダイオード40は、スイッチ20を閉成しようとする(負荷電流を導通させ始める)ターンオンの際にターンオン・ダイオード(96、100)が活性化するように構成される。 同様に、ターンオフ・ダイオード(98、102)は、スイッチ20を開放しようとする(負荷電流の導通を停止させる)ターンオフの際に活性化する。 模範的な実施形態では、ターンオン・ダイオード96、100、104、108及び112はターンオン時に順方向バイアスされる。 典型的には、ターンオンの際、各々の並列スイッチ・セット12、14、16及び18の各々の両端間の電圧はゼロであることが望ましく、これはターンオン・ダイオード96、100、104、108及び112を順方向バイアスすることによって達成される。 同様に、ターンオフの際、並列スイッチ・セット12、14、16及び18にかかる電圧は、或る特定のスイッチ・セット12、14、16及び/又は18と減少する負荷電流のための代替の通路(最小抵抗路)とを損傷させる虞のある不均等な電圧分布を避けるために、均等であることが望ましい。 模範的な実施形態では、ターンオフの際にターンオフ・ダイオード98、102、106、110及び114を順方向バイアスすることにより、負荷電流のための代替の通路を提供し且つ並列スイッチ・セット12、14、16及び18にかかる電圧分布を均等にする。

    ここで、当業者には、ダイオードがそれらの動作中に負荷電流を担持すること及び負荷電流と同等の充分な電流定格を必要とすることが理解されよう。 しかしながら、負荷電流の大部分は線路側ダイオード40及び負荷側ダイオード42を通って流れることができることに気付かれよう。 従って、線路側ダイオード40又は負荷側ダイオード42に比べて相対的に低い定格のダイオードを中間ダイオード48、50及び52として用いることができる。 ここで、ダイオードを順方向バイアスするためにパルスを供給する制御回路36にかかる負担は、このような相対的に低い定格の中間ダイオード48、50及び52を係合することによって実質的に増加しないことに気付かれよう。 一実施形態では、ダイオード40、42、48、50及び52に同じ定格のダイオードが選択される。 しかしながら、線路側ダイオード40及び負荷側ダイオード42に複数の並列枝路のダイオードを用いることができる。 別の実施形態では、線路側及び負荷側ダイオード40及び42として相対的に高い定格のダイオードを選択することができ、且つ中間ダイオード48、50及び52として相対的に低い定格のダイオードを選択することができる。 しかしながら、制御回路の電流負担を低くするために全てのダイオード(線路側、負荷側及び中間)について低い順方向電圧降下のようなダイオード特性を選択できることに気付かれよう。

    図3は、図2に用いられる線路側ダイオード40の拡大図である。 模範的な実施形態では、線路側ダイオード40の図示の実施形態(参照数字120で表す)は、複数のターンオン・ダイオード96、122及び124と複数のターンオフ・ダイオード98、128及び130とを含む。 ここで、参照数字126及び132で表すように、このようなダイオードを多数含むことができることに気付かれよう。 ここに示したダイオード40は一例である。 更に、ダイオード120として示したこのようなダイオード構成は、前に述べた負荷側ダイオード及び中間ダイオードのような他のダイオードにも用いることができる。

    図4は、図2で具現化することのできる中間ダイオード48のような中間ダイオードの一実施形態を示す。 理解されるように、簡単にするために単一の中間ダイオード48のみを図示しているが、この実施形態は中間ダイオード48、50及び52の各々に用いることができる。 中間ダイオード48の拡大図はターンオン・ダイオード104、136及び138にそれぞれ結合された直列抵抗144、146及び148を含む。 同様に、直列抵抗150、152及び154がターンオフ・ダイオード106、140及び142にそれぞれ結合されている。 中間ダイオード48は、前に述べたように、線路側ダイオード40及び/又は負荷側ダイオード42よりも小さい負荷電流を担持することができる。 ダイオードと直列に結合された抵抗は更に、中間ダイオード48、50及び52を通って流れることのできる負荷電流を制限する。 また更に、中間ダイオード48、50及び52の電流を制限することはまた、大部分の電流が線路側ダイオード及び/又は負荷側ダイオードを通って流れるとき、制御回路36についての負荷要件(負担)を低減する。 更に、所要の電流担持能力及び制御回路36の負荷電流(負担)処理容量に応じて、参照数字156及び158で示したように並列に複数のダイオード枝路を含むことができる。

    有利な点は、本書で述べたようなダイオード配置構成及びグレーディング回路網が、複数のスイッチにわたる電圧分布を均等にするのに役立つことである。 このようなダイオード構成を用いることにより、回路の様々な構成部品の間での漂遊容量及びRC時定数の差の影響が実質的に低減される。 中間ダイオードは、複数のスイッチ構成内の各スイッチにかかる電圧をゼロにクランプするようにする。 更に、中間ダイオードの電流定格の低減により、ダイオードを駆動する制御回路に余分な負担を生じさせないようにすることができる。

    これまで本発明の特定の特徴のみを例示して説明したが、当業者には多数の修正及び変更を行えよう。 従って、特許請求の範囲は、本発明の真の精神内に入る全てのこのような修正及び変更を包含することを意図したものである。

    10 MEMS利用のスイッチ・セット 20 スイッチ 22、24、26 接続部 28 電源 30 上流側接続部 32 負荷 34 下流側接続部 38 端子 40 線路側ダイオード 42 負荷側ダイオード 48、50、52 中間ダイオード 54 中間ダイオード・ブロック 56、58、60 接続部 64 接続部 66 接続部 68、70、72 接続部 82 抵抗 84 コンデンサ 86 非線形電圧クランプ装置 88 グレーディング回路網62の複数のブロック 96、100、104、108、112 ターンオン・ダイオード 98、102、106、110、114 ターンオフ・ダイオード 120 線路側ダイオード40の実施形態 122、124、126 ターンオン・ダイオード 128、130、132 ターンオフ・ダイオード 136、138 ターンオン・ダイオード 140、142 ターンオフ・ダイオード 144、146、148 直列抵抗 150、152、154 直列抵抗 156、158 並列に複数のダイオード枝路 160 中間ダイオードの実施形態

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