Electric heating cooker

申请号 JP11123989 申请日 1989-04-27 公开(公告)号 JP2604032B2 公开(公告)日 1997-04-23
申请人 株式会社東芝; 发明人 道成 青山;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】調理用のヒータ加熱手段と、手指が接触或いは押圧しているときに信号を出力するタッチスイッチと、このタッチスイッチからの信号に基づいて前記ヒータ加熱手段の通電を制御する通電制御手段とを備えたものにおいて、 ブザーを備え、 前記通電制御手段は、前記タッチスイッチから出力される信号が所定時間継続されたことを条件に前記ヒータ加熱手段の通電を開始すると共に、前記タッチスイッチから信号が出力開始されることを条件に前記ブザーを鳴動開始させ、前記タッチスイッチから信号が出力されている間前記ブザーを鳴動させ、更に、鳴動開始から前記所定時間と実質的に同じ時間が経過した時点で前記ブザーの鳴動を停止させるように構成されていることを特徴とする電気加熱調理器。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、タッチスイッチの操作により調理用の加熱手段を制御するようにした電気加熱調理器に関する。

    (従来の技術) この種の電気加熱調理器においては、従来より、通電制御手段としてマイクロコンピュータを備え、このマイクロコンピュータによりタッチスイッチから信号が出されると同時に加熱手段例えばヒータの通電を開始するようにしている。

    (発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構成では、使用者がふとしたはずみで誤ってタッチスイッチに触ってしまうと、それだけでタッチスイッチから信号が出力されてマイクロコンピュータによりヒータの通電が開始されてしまうおそれがあり、安全性が充分であるとはいえなかった。

    そこで、本発明の目的は、タッチスイッチにすこし触っただけでは加熱手段の通電を開始することがなく、安全性を向上させ得ると共に、タッチスイッチの操作が有効に受け付けられていることを使用者が認識することができ、しかも、ブザーの鳴動制御構成を簡単な構成にて実現することができる電気加熱調理器を提供するにある。

    [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の電気加熱調理器は、調理用のヒータ加熱手段と、手指接触或いは押圧しているときに信号を出力するタッチスイッチとを備え、このタッチスイッチからの信号に基づいて前記ヒータ加熱手段の通電を制御する通電制御手段とを備えたものにおいて、ブザーを備え、前記通電制御手段は、前記タッチスイッチから出力される信号が所定時間継続されたことを条件に前記ヒータ加熱手段の通電を開始すると共に、前記タッチスイッチから信号が出力開始されることを条件に前記ブザーを鳴動開始させ、前記タッチスイッチから信号が出力されている間前記ブザーを鳴動させ、更に、鳴動開始から前記所定時間と実質的に同じ時間が経過した時点で前記ブザーの鳴動を停止させるように構成されているところに特徴を有する。

    (作用) 使用者がタッチスイッチに誤って触れるような場合には、タッチスイッチから出力される信号の継続時間は短い。 従って、上述の通電制御手段を、誤って触れたような場合に信号が出力される時間よりも長い時間だけ信号が継続したことを条件に加熱手段の通電を開始するように構成すれば、タッチスイッチに誤って触れただけでは加熱手段は通電されず、使用者が調理を開始する意思のもとにタッチスイッチをある程度長い時間押圧したときにのみ加熱手段の通電が開始されることになる。

    また、このようにある程度長い時間タッチスイッチを操作し続けなければ加熱手段の通電が開始されないとすると、タッチスイッチの操作直後には加熱手段の通電が行われないから、使用者はその操作が有効に受付けられているか否かを全く判断できず、使用者に不安感を与えるおそれがある。 これに対しては、タッチスイッチから信号が出力されている間ブザーを鳴動させるようにすれば、ブザーが鳴動しているときは上記操作が有効に受付けられていることを確認できる。

    (実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照しながら説明する。

    まず第2図に示すように、加熱調理器の外枠1は、偏平な矩形箱状に形成され、その内部の例えば3か所に加熱ユニット2,3,4が配設されている。 これら加熱ユニット2,3,4は、第3図に示すように、ヒータ加熱手段である例えばハロゲンランプ5を例えば4本ずつ長円形の上下両断熱体6、7により挟んで、その有底の下断熱体7
    を受皿8により外枠1の内底面に固定して構成されている。 各加熱ユニット2,3,4の上面は、耐熱ガラス等よりなるトッププレート9により覆われている。 また、上記外枠1の上面部には、トッププレート9と並べて操作パネル10が設けられている。 この操作パネル10には、第4
    図に示すように、加熱開始及び加熱停止用の「入」及び「切」の各スイッチ11及び12、並びにハロゲンランプ5
    の発熱量(入力量)調節用の「入力up」及び「入力dow
    n」の各スイッチ13及び14が設けられている。 これら「入」スイッチ11,「切」スイッチ12,「入力up」スイッチ13及び「入力down」スイッチ14は、前記加熱ユニット2〜4にそれぞれ対応して3組設けられている。 ここで、各スイッチ11〜14は、手指が接触或いは押圧しているときにオン信号を出力するタッチスイッチにより構成されている。 尚、操作パネル10には図示はしないがハロゲンランプ5への入力の大きさを表示するための発光ダイオードが加熱ユニット2〜4にそれぞれ対応して設けられている。

    第5図は電気的構成を示しており、この第5図において、加熱ユニット2〜4の各4本のハロゲンランプ5
    (この場合、各加熱ユニット2〜4毎に1本で図示する)は、交流電源15にそれぞれ並列に接続されている。
    このハロゲンランプ5には、各加熱ユニット2〜4毎にトライアック16〜18が直列に接続されている。 上記ハロゲンランプ5は通電制御手段である例えばマイクロコンピュータ19によって通断電される。 このマイクロコンピュータ19は、内部に記憶された制御プログラムに従って加熱調理器の運転を制御する。 上記マイクロコンピュータ19は、入力ポートK00,K01,K02に加熱ユニット2〜4
    の各「入」スイッチ11からのスイッチ信号をそれぞれ受け、出力ポートP01,P02,P03から駆動信号を前記トライアック16〜18のゲートにそれぞれ与え、更に、出力ポートRからブザー駆動信号をブザー20に与えるようになっている。 この場合、ハロゲンランプ5の発熱量は、マイクロコンピュータ19によってトライアック16〜18を介してハロゲンランプ5に印加される電圧を位相制御することにより調節される。 また、定電圧回路21から直流定電圧がマイクロコンピュータ19及び各スイッチ11等に印加される。 尚、前記「切」スイッチ12,「入力up」スイッチ13及び「入力down」スイッチ14については第5図に図示するのを省略した。

    次に、上記構成の作用を第1図も参照して説明する。
    ここでは、加熱ユニット2の加熱を開始する場合について述べるが、他の加熱ユニット3及び4の場合も上記加熱ユニット2と同様である。 まず、第1図に示すように、時刻T0で「入」スイッチ11を手指により押圧操作すると、「入」スイッチ11からオン信号がマイクロコンピュータ19の入力ポートK00に出力される。 上記オン信号を受けてマイクロコンピュータ19は、内蔵するタイマー手段の計時を開始すると共に、出力ポートRらブザー駆動信号をブザー20に与えてブザー20を鳴動させる。 この場合、「入」スイッチ11を手指により押圧したままとしており、これにより「入」スイッチ11からオン信号が出力され続ける。 これに応じて、上記オン信号が出力され続ける間マイクロコンピュータ19は出力ポートRからブザー駆動信号をブザー20に与え続けてブザー20を鳴動させ続ける。 この後、「入」スイッチ11から出力されるオン信号が、所定時間例えば0.7秒間継続されてマイクロコンピュータ19に入力された時点即ち時刻T1で、マイクロコンピュータ19は、タイマー手段の計時が終了して、
    出力ポートP01からハイレベルの駆動信号を前記トライアック16のゲートに与えてハロゲンランプ5の通電を開始すると共に、出力ポートRからブザー駆動信号をブザー20に与えることを停止してブザー20の鳴動を停止する。 一方、「入」スイッチ11から出力されるオン信号が
    0.7秒間継続しない場合は、オン信号の出力が停止した時点即ち「入」スイッチ11を押圧する操作が解除された時点で、ブザー駆動信号がブザー20に与えられなくなり、ブザー20の鳴動が停止される。 そして、この場合には、ハロゲンランプ5への通電が開始されることはない。

    このような構成の本実施例によれば、使用者がふとしたはずみで誤って「入」スイッチ11にすこし触ったような場合には、「入」スイッチ11から出力されるオン信号は0.7秒間継続することがないから、ハロゲンランプ5
    の通電が開始されることがない。 従って、従来とは異なり、安全性を充分なものとし得る。

    また、上記実施例では、手指が「入」スイッチ11に接触している操作或いは「入」スイッチ11を押圧している操作を0.7秒間継続しなければハロゲンランプ5の通電が開始されない。 このとき、上記接触或いは押圧操作を継続している間は、ハロゲンランプ5の通電がなされないから、その操作が有効に受付けられているか否かを判断できないおそれがあり、使用者に不安感をもたらす可能性がある。 これに対して、上記実施例では、「入」スイッチ11からオン信号が出力されている間ブザー20を鳴動させるようにしたから、ブザー20が鳴動しているときは上記操作が有効に受付けられていることがわかり、使用者に不安感を与えることがない。

    尚、上記実施例では、加熱手段としてハロゲンランプ5を用いているので、「入」スイッチ11を押圧する操作を0.7秒間継続した後、ハロゲンランプ5の通電が開始されると、ブザー20の鳴動が停止すると共に該ハロゲンランプ5が発光するため、ハロゲンランプ5の通電開始を明確に認識できる。

    また、上記実施例では、加熱手段としてハロゲンランプ5を用いたが、これに限られるものではなく、例えばシーズヒータ或いは誘導加熱コイルを用いても良い。

    更に、スイッチ押圧の継続時間は0.7秒に限らず任意の秒数でも良いし、スイッチはオン信号でなくオフ信号等でも、その入力操作をマイクロコンピュータが認識することができるものであれば良い等種々の変形が可能である。

    [発明の効果] 本発明は上述の通りであるので、タッチスイッチの操作が有効に受け付けられているか否かを認識できると共に、ヒータ加熱手段への通電開始を認識することができ、しかも、ブザー鳴動用の制御構成を非常に簡単な構成にて実現することができるという効果を得ることができる。

    【図面の簡単な説明】

    図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はタイムチャート、第2図は全体の斜視図、第3図は要部の縦断面図、第4図は操作パネルの平面図、第5図は電気的構成図である。 図面中、5はハロゲンランプ(ヒータ加熱手段)、11,1
    2,13,14はスイッチ(タッチスイッチ)、19はマイクロコンピュータ(通電制御手段)、20はブザーを示す。

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