Bent switching fluid cavity

申请号 JP2006508637 申请日 2004-01-30 公开(公告)号 JP2006523928A 公开(公告)日 2006-10-19
申请人 アジレント・テクノロジーズ・インクAgilent Technologies, Inc.; 发明人 ウォン,マーヴィン,グレン; ダヴ,ルイス,アール; ボトカ,ジュリアス,ケイ;
摘要 曲がったスイッチング 流体 キャビティ(816)の第1と第2の交差チャネル(134、136)を 基板 の間に画定する、結合された第1と第2の基板(102、104)を有するスイッチ(100)。 スイッチング流体(818)は曲がったスイッチング流体キャビティ内に保持され、スイッチング流体に加えられる 力 に応答して第1と第2のスイッチ状態の間で移動可能である。 第1のスイッチ状態では、交差チャネルのうちの第1のチャネル内に大部分のスイッチング流体が強制的に入り、第2のスイッチ状態では、交差チャネルのうちの第2のチャネル内に大部分のスイッチング流体が強制的に入る。
权利要求
  • a)いくつかのキャビティ(300、302、304、306、308)のうちの少なくとも一部を画定するチャネルプレート(102)であって、前記いくつかのキャビティが、前記チャネルプレートにおける少なくとも第1と第2の交差チャネル(134、136)によって画定される曲がったスイッチング流体キャビティ(306)を含む、チャネルプレート(102)と、
    b)前記曲がったスイッチング流体キャビティ内に露出する複数の電気接点(106、108、110)と、
    c)前記曲がったスイッチング流体キャビティ内に保持されたスイッチング流体(312)であって、前記スイッチング流体に加えられる力に応答して前記複数の電気接点のうちの少なくとも1対を開閉する役をする、スイッチング流体(312)と、及びd)前記キャビティのうちの1つ又は複数の中に保持され、前記スイッチング流体に前記力を加える役をする作動流体(314、316)とを含む、スイッチ(100)。
  • a)前記電気接点(108)のうちの1つが、前記第1と第2の交差チャネル(134、136)の交差部において前記曲がったスイッチング流体キャビティ(306)内に存在し、及びb)前記電気接点のうちの別の電気接点が、前記第1と第2の交差チャネルの交差部のいずれかの側において前記曲がったスイッチング流体キャビティ内に存在する、請求項1に記載のスイッチ(100)。
  • 前記電気接点(106、108、110)が前記スイッチング流体(312)によって濡れる、請求項2に記載のスイッチ(100)。
  • 前記第1と第2の交差チャネル(134、136)が、約90度の角度で交差する、請求項1に記載のスイッチ(100)。
  • 前記電気接点(106、108、110)が、平面状の信号導体(112、114、116)の端部である、請求項2に記載のスイッチ(100)。
  • 前記平面状の信号導体(112、114、116)のうちの少なくとも1つが、ある角度で前記曲がったスイッチング流体キャビティ(306)と交差し、
    前記平面状の信号導体のうちの1つが前記曲がったスイッチング流体キャビティと交差する最も狭い角度が、90度より大きい、請求項5に記載のスイッチ(100)。
  • 前記平面状の信号導体(112、114、116)のうちの1つが前記曲がったスイッチング流体キャビティ(306)と交差する最も狭い角度が、135度に等しいか、又は135度より大きい、請求項6に記載のスイッチ(100)。
  • 前記平面状の信号導体(112、114、116)のうちの1つが前記曲がったスイッチング流体キャビティ(306)と交差する最も狭い角度が、約135度である、請求項6に記載のスイッチ(100)。
  • 前記平面状の信号導体(112、114、116)のうちの1つがとる経路は、曲がり角を含み、
    前記平面状の信号導体のうちの任意の信号導体がとる経路の最もきつい曲がり角は、90度より大きい、請求項8に記載のスイッチ(100)。
  • a)いくつかのキャビティ(816、820、822、824、826)のうちの少なくとも一部を画定するチャネルプレート(802)であって、前記いくつかのキャビティが、前記チャネルプレートにおける少なくとも第1と第2の交差チャネル(812、814)によって画定される曲がったスイッチング流体キャビティ(816)を含む、チャネルプレート(802)と、
    b)前記曲がったスイッチング流体キャビティ内に露出する複数の濡れ性のあるパッド(806、808、810)と、
    c)前記パッドに対して濡れることができ、前記曲がったスイッチング流体キャビティ内に保持されたスイッチング流体(818)であって、前記スイッチング流体に加えられる力に応答して前記曲がったスイッチング流体キャビティを通る光路(848、850)を開閉する役をする、スイッチング流体(818)と、及びd)前記キャビティのうちの1つ又は複数の中に保持され、前記スイッチング流体に前記力を加える役をする作動流体とを含む、スイッチ(800)。
  • 说明书全文

    関連出願に対する相互参照 本出願は、本出願と同日付けで出願された、Marvin Glenn Wong他の「Formation of Signal Paths to Increase Maximum Signal-Carrying Frequency of a Fluid-Based Switch」と題する米国特許出願第 号、出願人整理番号10010273−1号に関連する(その特許出願は参照により本明細書に組み込まれる)。

    背景 液体金属マイクロスイッチ(LIMMS)などの流体ベースのスイッチは、高速で清浄なスイッチングが望まれる環境で有用であることがわかっている。

    発明の概要 本発明の一態様は、曲がったスイッチング流体キャビティの第1と第2の交差するチャネルを基板の間に画定する、結合された第1と第2の基板を含むスイッチで具現化される。 スイッチング流体は、曲がったスイッチング流体キャビティの中に保持され、スイッチング流体に加えられるに応答して第1と第2のスイッチング状態の間で移動することができる。 第1のスイッチ状態では、スイッチング流体の大部分が交差チャネルのうちの第1のチャネル内へ強制的に入り、第2のスイッチ状態では、スイッチング流体の大部分が交差チャネルのうちの第2のチャネル内へ強制的に入る。

    本発明の他の実施形態も開示される。

    本発明の例示的な実施形態が図面に示される。

    本発明の詳細な説明 図1〜図6は、流体ベースのスイッチの第1の例示的な実施形態100を示す。 この第1の実施形態では、スイッチ100は電気スイッチである。 図8は、流体ベースのスイッチの第2の例示的な実施形態800を示す。 この第2の実施形態では、スイッチ800は光スイッチである。

    各スイッチ100、800において、結合された第1と第2の基板100/102、800/802は、それらの間に、曲がったスイッチング流体キャビティ304、816の第1と第2の交差するチャネル134/136、812/814を画定する(図3、図4、及び図8を参照)。 スイッチング流体312、818は、それぞれ曲がったスイッチング流体キャビティの中に保持され、スイッチング流体に加えられる力に応答して第1と第2のスイッチ状態の間で移動可能である。 第1のスイッチ状態では、スイッチング流体の大部分は交差チャネルのうちの第1のチャネルの中へ強制的に入る(スイッチ100に関して図3に示されるように)。 第2のスイッチ状態では、スイッチング流体の大部分は交差チャネルのうちの第2のチャネルの中へ強制的に入る(スイッチ100に関して図4に示されるように)。

    曲がったスイッチング流体キャビティ304、816は、直線状のスイッチング流体キャビティにまさって種々の利点を提供し、その直線状のスイッチング流体キャビティの1つが、Marvin Glenn Wongによる、2002年5月2日に出願された「A Piezoelectrically Actuated Liquid Metal Switch」と題する米国特許出願第10/137,691号に開示されている(その特許出願は参照により本明細書に組み込まれる)。 例えば、曲がったスイッチング流体キャビティは、流体ベースのスイッチに対してより良い機械的な耐衝撃性を提供することができる。 この利点は、図3、図4、及び図9を参照することにより最も良く理解され得る。 図3に示されるように、スイッチング流体312は、全般に矢印318と320の方向に動くことにより、図3に示される状態から図4に示される状態に移動する。 例えば、スイッチ100が落下、衝撃、又は震動を受ける場合、矢印320の方向でスイッチング流体312に与えられる任意の力は、チャネル136の壁によって吸収され、落下、衝撃、又は震動の結果としてスイッチ流体が状態を変更する可能性はない。 同様に、矢印318の方向でスイッチング流体312に与えられるほとんどの力は、チャネル134の壁によって吸収される。 矢印318の方向で吸収されない力は、チャネル134と136の交差部で保持されるスイッチング流体312の部分から生じる力だけである。 しかしながら、チャネル134と136の交差部で保持されるスイッチング流体312の質量は、チャネル134で保持されるスイッチング流体312の全体の質量よりもはるかに少ないため、曲がったスイッチング流体キャビティ304内に保持されるスイッチング流体312は、同様な大きさの直線状のスイッチング流体チャネル900に保持されるスイッチング流体902の同様な量に比べると、偶発的に状態を変える可能性ははるかに少ない(図9を参照;力=質量×加速度)。 濡れ性のある領域108(例えば、パッド、接点、又はシールベルト;図1を参照)がスイッチング流体キャビティ304の屈曲部に配置される場合、スイッチング流体312の表面張力は、スイッチ100の落下、衝撃、又は震動の間にスイッチング流体312に与えられる吸収されない力(即ち、キャビティ304の壁により吸収されない力)に対して比較的容易に対抗することができる。 このような機械的な耐衝撃性を達成するためのスイッチ部品の例示的な構成に関するより具体的な詳細は、この説明の後半で開示される。 しかしながら、曲がったスイッチング流体キャビティの別の潜在的な利点を最初に説明する。

    曲がったスイッチング流体キャビティ304の別の潜在的な利点は、このような曲がった形状のキャビティ304を使用することが電気的に有利になる可能性があることである。 例えば、曲がったスイッチング流体キャビティ304は、平面状の信号導体112、114、116がスイッチング流体312と接触する変わり目部分を「平ら」にすることを可能にすることにより、スイッチの電気経路における急な曲がりを緩和することが可能になる。

    さて、図1〜図6に示された流体ベースのスイッチ100の実施形態が、より詳細に説明される。 スイッチ100は、いくつかのキャビティ300、302、304、306、308(図3)の少なくとも一部を画定するチャネルプレート102を含む。 キャビティのうちの1つ又は複数は、チャネルプレート102において第1と第2の交差チャネル134、136によって少なくとも部分的に画定され得る。 たとえあったとしても、キャビティ300〜308の残りの部分は、チャネルプレート102に結合されて封止される基板104によって画定され得る。 第1と第2の交差チャネル134、136は、約90度の度を含む種々の角度で交差することができる。

    チャネルプレート102と基板104は、接着剤、ガスケット、ねじ(圧縮力を提供する)、及び/又は他の手段によって互いに封止され得る。 適切な1つの接着剤は、サイトップ(Cytop)(登録商標)(日本、東京の旭硝子株式会社により製造)である。 サイトップ(登録商標)は用途に応じて2つの異なる接着促進パッケージで市販されている。 チャネルプレート102が無機組成を有する場合、サイトップ(登録商標)の無機接着促進剤を使用すべきである。 同様に、チャネルプレート102が有機組成を有する場合、サイトップ(登録商標)の有機接着促進剤を使用すべきである。

    図3に示されるように、スイッチング流体312(例えば、銀などの導電性の液体金属)は、交差チャネル134、136により画定されるキャビティ304の中に保持される。 スイッチング流体312は、1)スイッチング流体312に加えられる力に応答して少なくとも第1と第2のスイッチング状態の間で移動可能であり、2)キャビティ304の中に露出した電気接点(例えば、接点パッド106、108、110)のうちの少なくとも1対を開閉する役をする。

    図3は、第1の状態のスイッチング流体312を示す。 この第1の状態では、キャビティ302の前でスイッチング流体312に空隙がある。 この空隙は、キャビティ300に保持された作動流体314(例えば、不活性ガス又は液体)によってスイッチング流体312に加えられる力の結果として形成される。 この第1の状態では、スイッチング流体312は接点パッド106と108を濡らして架橋する(図1と図3)。 スイッチング流体312は、作動流体314によりスイッチング流体312に加えられる力を減少させ、作動流体316により加えられる力を増加させることによって第2の状態に置かれることができる。 この第2の状態では、キャビティ306の前でスイッチング流体312に空隙が形成され、図3に示された空隙は閉じられる。 この第2の状態では、スイッチング流体312は接点パッド108と110を濡らして架橋する(図1と図4)。

    図1と図6に示されるように、複数の平面状の信号導体112、114、116は、スイッチ100の縁部(エッジ)から、曲がったスイッチング流体キャビティ304により画定されるキャビティ304の中まで延在する。 スイッチ100が組み立てられた場合、これらの導体112〜116はスイッチング流体312に濡れて接触する。 スイッチング流体312が濡らす平面状の信号導体112〜116の端部106〜110は、めっきされてもよいが(例えば、金又は銅を用いて)、めっきしなくてもよい。 スイッチ100の縁部まで延在する平面状の信号導体112〜116の端部は、スイッチ100の縁部まで正確に延びてもよいし、又はスイッチ100の正確な縁部から短い距離の範囲内まで延びてもよい(図1に示されるように)。 この説明のために、導体112〜116は上記のいずれの場合でもスイッチの「縁部」まで延在するとみなされる。 スイッチ100の代替の実施形態では、平面状の信号導体112〜116はスイッチ100の縁部まで延びなくてもよい。

    信号伝達のために平面状の信号導体112〜116を使用することにより、バイアを介した信号のルーティングが除去され、ひいては以前は信号が横切らなければならなかった最高4つの直角が除去される(即ち、恐らくハンダボール又は他の表面コンタクトにおいてスイッチ入力バイア120が基板に結合される第1の直角、スイッチ入力バイア120が内部スイッチ回路114に結合される第2の直角、内部スイッチ回路116がスイッチ出力バイア122に結合される第3の直角、及びスイッチ出力バイア122が基板に結合される第4の直角)。 これらの直角の除去により、望ましくない信号の反射の原因が除去され、望ましくない信号の反射の低減により、影響を受ける信号経路をより迅速に信号が伝播するという結果になりやすくなる。

    すべての環境がスイッチ100のエッジ結合をもたらすわけではないことを認識すると、スイッチ100はまた、平面状の信号導体112〜116をハンダボールなどの複数の表面コンタクトに電気結合するための複数の導電性バイア118、120、122を設けられてもよい(例えば、図2のハンダボール208、210、212、214を参照)。 代案として、バイア118〜122は、平面状の信号導体112〜116を他のタイプの表面コンタクト(例えば、ピン、又はランドグリッドアレイ(LGA)のパッド)に結合することができる。

    信号がスイッチ100を介して伝播できる速度をさらに高めるために、いくつかの平面状のアース導体124、126、128が各平面状の信号導体112〜116のいずれかの側に隣接して形成され得る(図1と図6)。 平面状の信号導体112〜116とアース導体124〜128は、信号ルーティングの平面状の同軸構造を形成し、1)より良いインピーダンス整合を提供し、2)高い周波数での信号誘導を低減する。

    図1と図6に示されるように、単一のアース導体が複数の信号導体112〜116の側面に設けられることができる(例えば、アース導体124は信号導体112と116の側面に設けられる)。 さらに、アース導体124〜128は、均一でより不変なアースを達成するために、スイッチ100の中で互いに結合され得る。 基板104が、交互になった金属層と絶縁層200〜206からなる場合(図2)、アース導体124〜128は第1の金属層206の中に形成され、絶縁層204の中に形成されたいくつかの導電性バイア600、602、604によって第2の金属層202内のV字形のトレース606に結合され得る。

    平面状の信号導体112〜116と同様に、平面状のアース導体124〜128は、これらがワイヤボンドを介してプリント基板又は他の基板に結合され得るように、スイッチ100の縁部まで延在することができる(しかし、延在しなくてもよい)。 しかしながら、やはりすべての環境がスイッチ100のエッジ結合をもたらすわけではないことを認識すると、アース導体124〜128はまた、アース導体124〜128をスイッチ100のいくつかの表面コンタクトに結合するいくつかの導電性バイア608に結合され得る。

    上記の説明では、スイッチング流体312が、キャビティ300、308に保持された作動流体314、316によって加えられる力によって1つの状態から別の状態に移動できることを開示した。 しかしながら、如何にして作動流体314、316がスイッチング流体312に力(単数又は複数)を作用させるかについてはまだ開示されていない。 作動流体(例えば、作動流体314)が力を作用させる1つの方法は、作動流体314を保持するキャビティ300内に露出されたヒータ抵抗500によって作動流体314を加熱することである。 作動流体314は加熱されると膨張する傾向があり、それによりスイッチング流体312に対して力を作用させる。 同様に、作動流体316も、ヒータ抵抗502によって加熱され得る。 従って、作動流体314と作動流体316を交互に加熱することにより、スイッチング流体312に交互に力を加え、それによりスイッチング流体312が2つの異なるスイッチング状態のうちの1つの状態をとることができる。 如何にしてヒータ抵抗によって流体ベースのスイッチを作動させるかということに関するさらなる詳細は、コンドウ他による「Electrical Contact Breaker Switch, Integrated Electrical Contact Breaker Switch, and Electrical Contact Switching Method」と題する米国特許第6,323,447号に説明されており、その特許文献は参照により本明細書に組み込まれる。

    作動流体314が力を作用させる別の方法は、作動流体314を保持するキャビティ300、302の大きさを減少させることである。 それ故に、図10は、スイッチ100の代替の実施形態を示し、この場合、ヒータ抵抗500、502は、電圧が印加されるとキャビティ302、306内へと入るようにゆがむいくつかの圧電素子700、702、704、706と取り替えられている。 キャビティ302の中に露出した圧電素子700、702と、キャビティ306の中に露出した圧電素子704、706に電圧を交互に印加すると、スイッチング流体312に交互に力が加わり、それによりスイッチング流体312が2つの異なるスイッチング状態のうちの1つの状態をとることができる。 如何にして圧電ポンプ作用によって流体ベースのスイッチを作動させるかということに関するさらなる詳細は、前述したMarvin Glenn Wongの特許出願(米国特許出願第10/137,691号)に説明される。

    上記に参照した特許と特許出願は、二つのプッシュ/プル作動流体キャビティによってスイッチング流体を移動させることを開示しているが、係るキャビティからスイッチング流体にかなり十分なプッシュ/プル圧力の変化を与えることができる場合には、単一のプッシュ/プル作動流体キャビティでも十分である。

    上述したヒータ抵抗500、502又は圧電素子700〜706のより高速なサイクル動作を可能にするために、それぞれは、スイッチの縁部まで延在する1対の平面状の導体130/126、132/128間に結合され得る。 図1に示されるように、これらの平面状の導体126、128の一部は、平面状の信号導体112〜116に隣接して延びる平面状のアース導体とすることができる。 必要に応じて、これらの導体130、132をスイッチ100の上の表面コンタクトに結合するために導電性バイア610、612を設けてもよい。

    曲がったスイッチング流体キャビティ304が提供する利点は、内部に保持されたスイッチング流体312の中へと伝播し、そこから出るように伝播する信号が直角に曲がる必要がなく、ひいては望ましくない信号反射が低減され得ることである。 即ち、任意の平面状の信号導体112〜116が曲がったスイッチング流体キャビティ304と交差する最も狭い角度は、90度よりも大きな角度に限定され得る(及び好ましくは、135度に等しいか又は135度より大きい角度か、又は約135度の角度)。 従って、理想的な接続環境では、図1〜図6に示されるスイッチ100を使用して、信号経路におけるすべての直角の曲がり目を除去し、これによって信号反射を低減し、信号がスイッチを介して伝播できる速度を上げ、最終的にはスイッチ100の最大信号搬送周波数を上げることができる。

    信号経路をスイッチ100に結合することをより容易にするために、信号入力をスイッチの片側にグループ化し、信号出力をスイッチの別の側にグループ化することが望ましい。 このようにグループ化した場合、好ましくは平面状の信号導体のうちの任意の導体の経路がとる最も狭い曲がり角を90度より大きな角度、より好ましくは約135度、さらに好ましくは135度に等しいか、又は135度よりも大きな角度に限定する(即ち、導体の曲がり角における信号反射の数を低減するために)。

    図1と図6に示される導電性バイア118〜122、608〜612を除去して、信号インダクタンスを最小に維持し、それによりスイッチ100の最大信号搬送周波数を増加できることに留意されたい。

    スイッチ100が表面コンタクト(例えば、ハンダボール208〜214)を介して基板に電気結合される場合、平面状の導体112〜116、124〜132は、スイッチ100の縁部まで延びる必要はない。 しかしながら、たとえ信号がハンダボール208〜214と導電性バイア118〜122、608〜612において直角の曲がり目を経てスイッチ100内へ伝播する必要があるとしても、スイッチ100は鋭角の曲がり角及び/又は曲がったスイッチング流体キャビティ304を有する信号経路から依然として利益を得ることができる。

    図8は、曲ったスイッチング流体キャビティ816を使用した光スイッチ800を示す。 スイッチ800は、チャネルプレート802、第1と第2の交差チャネル812、814、基板804、キャビティ816、820、822、824、826、ヒータ抵抗828、830、ヒータ抵抗導体832、834、836、838、及び導電性バイア840、842、844、846を含み、これらはスイッチ100(図1〜図6)に関して説明された対応する構成要素と同様に機能する。 光スイッチ800は、電気スイッチ100と同じ機械的な耐衝撃性を有する。 しかしながら、曲がったスイッチング流体キャビティ816内に露出した電気接点を有する代わりに、スイッチ800は曲がったスイッチング流体キャビティ816の中に露出した複数の濡れ性のあるパッド806〜810を有する。 スイッチング流体818は、如何にしてスイッチング流体312が接点パッド106〜110を濡らすか(図1、図3、及び図4)ということと同様にパッド806〜810を濡らし、曲がったスイッチング流体キャビティ816を介して光路848、850を開閉する役をする。

    上記の説明は、本明細書で図示され説明されたスイッチ100、800の文脈で提供されたが、本発明の概念の応用形態は、本明細書に示された流体ベースのスイッチに限定されない。

    本明細書において、本発明を例示する現在好ましい実施形態を詳細に説明したが、本発明の概念は別の方法で様々に具現化されて採用され得ることを理解されたい。 添付の特許請求の範囲は、従来技術によって限定されることを除いて、係る変形態様も含むものと解釈されるべきであることが意図されている。

    スイッチの第1の例示的な実施形態を示す平面図である。

    図1に示されるスイッチの層の立面図である。

    図1に示されるスイッチが第1の状態にある場合の、スイッチのチャネルプレートを示す第1の平面図である。

    図1に示されるスイッチが第2の状態にある場合の、スイッチのチャネルプレートを示す第2の平面図である。

    図1に示されるスイッチのチャネルプレートと基板の中と上にある要素の対応関係を示す平面図である。

    図1に示されるスイッチの基板を示す平面図である。

    図1に示されるスイッチの代替の実施形態を示す平面図である。

    スイッチの第2の例示的な実施形態を示す平面図である。

    直線のスイッチング流体キャビティを示す平面図である。

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