Lead equipment package Turn over the supporting substrate equipped with a reed switch device is attached to the main circuit board

申请号 JP2002514748 申请日 2001-05-10 公开(公告)号 JP3961947B2 公开(公告)日 2007-08-22
申请人 カーニー−ナショナル,インク.; 发明人 イー. マーティック,マーク;
摘要
权利要求
  • リード装置パッケージであって、
    その対向する両側から出る第1の信号リードと第2の信号リードとを備えた本体を有するリードスイッチと、
    接地シールドから出ている第1の接地リードと第2の接地リードとを備えると共に該リードスイッチの該本体を取り巻く接地シールドとを含み、該リードスイッチと該接地シールドは、組み立てられて1つのリードスイッチ装置となり、該リード 装置パッケージは、さらに、
    上面と底面とを備え、支持基板を貫通する据え付け用開口を規定する支持基板と、
    該支持基板の該底面に形成され、該接地シールドの該第1の接地リードに接続された第1の接地端子と、
    該支持基板の該底面に形成され、該接地シールドの該第2の接地リードに接続された第2の接地端子と、
    該支持基板の該底面の該第1の接地端子と該第2の接地端子の間に位置し、該第1の信号リード 電気的に接続される第1の電気信号端子とを含み、
    該リードスイッチの該本体の少なくとも一部が該据え付け用開口内部に収まって該リードスイッチ装置が該支持基板の該底面に貼りつけられており、該リード装置パッケージは、さらに、
    該支持基板の該底面上に形成されて該第1の接地端子に電気的に接続される第1の電気的相互接続部材と、
    該支持基板の該底面上に形成されて該第2の接地端子に電気的に接続される第2の電気的相互接続部材と、
    該支持基板の該底面上に形成されて該第1の電気信号端子に電気的に接続される信号用電気的相互接続部材とを含み、
    該支持基板の該据え付け用開口が主回路基板の逃がし開口と連通するような方法で、且つ、裏返しにする方法で、該主回路基板を貫通する該逃がし開口を規定する該主回路基板の上面に該支持基板の該底面が取り付けられ、それにより、該支持基板の該据え付け用開口には入っていない該リードスイッチ装置の部分が該主回路基板の該逃がし開口内に収容され、該リード装置パッケージが、該第1の電気的相互接続部材、該第2の電気的相互接続部材、及び該信号用電気的相互接続部材を介して該主回路基板に電気的に接続されるリード装置パッケージ。
  • 請求項1に記載のリード装置パッケージにおいて、該第1の電気的相互接続部材、該第2の電気的相互接続部材および該信号用電気的相互接続部材がハンダボールであるリード装置パッケージ。
  • 請求項1に記載のリード装置パッケージにおいて、該第1の電気的相互接続部材が該支持基板上の導電性経路によって該第1の接地端子に電気的に接続されるリード装置パッケージ。
  • 請求項1に記載のリード装置パッケージにおいて、該第2の電気的相互接続部材が該支持基板上の導電性経路によって該第2の接地端子に電気的に接続されるリード装置パッケージ。
  • 請求項1に記載のリード装置パッケージにおいて、該信号用電気的相互接続部材が該支持基板上の導電性経路によって該第1の信号端子に電気的に接続されるリード装置パッケージ。
  • リード装置パッケージであって、
    その対向する両側から出る第1の信号リードと第2の信号リードとを備える本体を有するリードスイッチと、
    接地シールドの対向する両端から出ている第1の対の接地リードと第2の対の接地リードとを備え、該リードスイッチの本体を取り巻き、第1の端部と第2の端部を有する接地シールドとを含み、該リードスイッチと該接地シールドは、組み立てられて1つのリードスイッチ装置となり、該リード装置パッケージは、さらに、
    上面と底面を有し、支持基板を貫通する据え付け用開口を規定する該支持基板と、
    該支持基板の該底面に形成され、該接地シールドの該第1の端部から出ている該第1の対の接地リードに接続された第1の対の接地端子と、
    該支持基板の該底面の該第1の対の接地端子の間に配置され、該第1の信号リードに電気的に接続された第1の電気信号端子と、
    該支持基板の該底面に形成され、該接地シールドの該第2の端部から出ている該第2の対の接地リードに接続された第2の対の接地端子と、
    該支持基板の該底面の該第2の対の接地端子の間に配置され、該第2の信号リードに電気的に接続された第2の電気信号端子とを含み、
    該リードスイッチの該本体の少なくとも一部が該据え付け用開口内部に収まって該リードスイッチ装置が該支持基板の該底面に貼りつけられており、該リード装置パッケージは、さらに、
    該支持基板の該底面に配置され、該第1の対の接地端子に電気的に接続される第1の対の接地用電気的相互接続部材と、
    該支持基板の該底面に配置され、該第2の対の接地端子に電気的に接続される第2の対の接地用電気的相互接続部材と、
    該支持基板の該底面上に配置され、該第1の電気信号端子に電気的に接続される第1の信号用電気的相互接続部材と、
    該支持基板の該底面上に配置され、該第2の電気信号端子に電気的に接続される第2の信号用電気的相互接続部材とを含み、
    該支持基板の該据え付け用開口が主回路基板の逃がし開口と連通するような方法で、且つ、裏返しにする方法で、該主回路基板を貫通する該逃がし開口を規定する該主回路基板の上面に該支持基板の該底面が取り付けられ、それにより、該支持基板の該据え付け用開口には入っていない該リードスイッチ装置の部分が該主回路基板の該逃がし開口内に収容され、該リード装置パッケージが、該第1の対の接地用電気的相互接続部材、該第2の対の接地用電気的相互接続部材、該第2の信号用電気的相互接続部材、及び該第1の信号用電気的相互接続部材を介して該主回路基板に電気的に接続されるリード装置パッケージ。
  • 請求項6に記載のリード装置パッケージにおいて、該第1の信号用電気的相互接続部材が該第1の対の接地用電気的相互接続部材の間に配置され、該第2の信号用電気的相互接続部材が該第2の対の接地用電気的相互接続部材の間に配置されるリード装置パッケージ。
  • 請求項6に記載のリード装置パッケージにおいて、該第1の対の接地用電気的相互接続部材、該第2の対の接地用電気的相互接続部材、該第1の信号用電気的相互接続部材および該第2の信号用電気的相互接続部材がハンダボールであるリード装置パッケージ。
  • リード装置パッケージであって、
    その対向する両側から出る第1の信号リードと第2の信号リードとを備えた本体を有するリードスイッチと、
    接地シールドから出ている第1の接地リードと第2の接地リードとを備え、該リードスイッチの該本体を取り巻く接地シールドと、
    該接地シールドの該第1の接地リードに接続された第1の接地端子と、
    該接地シールドの該第2の接地リードに接続された第2の接地端子とを含み、該リードスイッチと該接地シールドは、組み立てられて1つのリードスイッチ装置となり、
    第1の電気信号端子が該第1の接地端子と該第2の接地端子との間に配置され、該第1の信号リードに電気的に接続されており、さらに、
    上面と底面とを有し、貫通した上側の据え付け用開口を規定する支持基板を含み、
    該リードスイッチの該本体の少なくとも一部が該上側の据え付け用開口内部に収まって該リードスイッチ装置が該支持基板の該底面に貼りつけられており、さらに、
    該支持基板の該底面上に配置され、該第1の接地端子に電気的に接続される第1の電気的相互接続部材と、
    該支持基板の該底面上に配置され、該第2の接地端子に電気的に接続される第2の電気的相互接続部材と、
    該支持基板の該底面上に配置され、該第1の信号端子に電気的に接続される信号用電気的相互接続部材と、
    上面と下面とを有し、貫通した下側の据え付け用開口を規定する回路基板とを含み、該支持基板の貫通した上側の据え付け用開口は、該回路基板の貫通した下側の据え付け用開口と連通しており、
    該回路基板上に形成され、該第1の電気的相互接続部材に電気的に接続された第1の回路基板接点と、
    該回路基板上に形成され、該第2の電気的相互接続部材に電気的に接続された第2の回路基板接点と、
    該回路基板上に形成され、該信号用電気的相互接続部材に電気的に接続された第3の回路基板接点とを含むリード装置パッケージ。
  • 说明书全文

    【0001】
    (発明の背景)
    本発明は、概して切換装置に関する。 より詳細には、本発明は改良されたパッケージと、リードスイッチなどの電磁装置およびリードリレーなどの電磁装置を集積化した回路に関する。
    【0002】
    電磁リレーは長年にわたってエレクトロニクス産業において知られてきた。 そのような電磁リレーにはリードスイッチを組み込んだリードリレーが含まれる。 リードスイッチは磁気で活性化される装置であり、代表的には、保護用の不活性ガスを充填し、または真空にしてハーメチックシールしたガラス管の中に組み込んだ2枚の平坦な接触トングを含む。 このスイッチはコイルまたは永久磁石のいずれかに由来する外部で生じた磁界によって動作する。 外部磁界が使用可能になると、重なり合った接点トングの端部が互いに引き合い、ついに接触状態になってスイッチを閉じる。 磁界が解除されると、接触トングは消磁されて跳ね返り、止まる位置に戻り、その結果スイッチが開く。
    【0003】
    電磁コイルにより始動されるリードスイッチは、代表的には、ボビンまたはスプールに類似した部材の内部に収容されている。 ワイヤのコイルはボビンの外側に巻かれており、電流源に接続される。 コイルを通って流れる電流は所望の磁界を創り出し、ボビンハウジングの中のリードスイッチを始動させる。 リード装置のいくつかの応用分野ではスイッチが500MHzを超える周波数信号を搬送できることが必要とされる。 これらの応用分野については、通常は銅または青銅で作製された接地シールド導体がリードスイッチの本体の周りに配設される。 接地シールド導体は通常は円筒形の構造である。 このシールド導体はリードスイッチとボビンハウジングとの間にあって同軸の高周波伝播システムを形成する。 この同軸システムには外側のシールド導体および同軸でリードスイッチの中心を通るスイッチリード信号導体が含まれる。 接地シールド導体は、所望の信号経路インピーダンスを維持するため、スイッチ導体を通る信号を封じ込めるように使用される。
    【0004】
    最近では、入手可能なリード装置はユーザーによって所定の回路環境に組み込まれる。 より高い周波数における応用分野では、理想的にはリードスイッチ装置は可能な限りそれが装備される回路の望ましいインピーダンス要求に整合するように構成されねばならない。
    【0005】
    回路環境の中では、回路の完全性と望ましい整合インピーダンスを維持するために全環境にわたる同軸の配置が好ましい。 上述したように、リードスイッチの本体には必要な同軸環境が含まれる。 加えて、ユーザーの回路基板上での信号線には一般に、2つの接地リードが信号リードの対向する側および同じ平面に存在する「導波路」またはグラウンド平面が信号導体平面の下に存在する「ストリップライン」が含まれる。 適切に使用されたこれらの技術は、適切な回路機能にとって望ましいインピーダンスを維持するために許容できる2次元で同軸に近い環境を提供する。
    【0006】
    しかしながら、リードスイッチ装置は物理的にパッケージ化され、かつ電気的に所定の回路構成をもつ回路基板に相互接続されねばならない。 シールドおよび信号端子をリードフレーム構造に端末化して組み立て体全体を製造およびパッケージ化を容易にするプラスティックのような誘電体材料の中に封入することは常識である。 これらのリードは表面実装性能のためにガルウィングまたは「J」形状に成形され得る。 信号リードまたは端子は回路基板に電気的な接続を形成するためにリードスイッチ本体から空中へと出る。 信号リードのプラスティック誘電体から空中へのこの移行はスイッチ本体自体に見られる保護的な同軸環境の望ましくない不連続性を創り出す。 そのような不連続性はリードスイッチ装置のインピーダンスに不正確性および不確実性を生み出す。 結果として、回路設計者は保護的な同軸環境の不連続性およびリードスイッチ装置の見積もりインピーダンスの劣化に伴う潜在的な問題を予期して調節するようにそれらの回路を特別に設計することによってこの問題を補償しなければならない。 例えば、寄生インダクタンスおよびキャパシタンスを加えることによってこの不連続性を補償するように回路は調整することができる。 不連続性補償のこの方法は好ましくない。 なぜなら、それは設計工程を複雑化して遅くし、回路の完全性を損なう可能性があるからである。 上述したような回路調節の必要性を低減することが要求されている。 先行技術は、高価で製造が困難な慎重に設計されたビアの構造を使用し、リレーから基板への移行時のインピーダンスを制御している。
    【0007】
    上記の観点から、パッケージの本体全体から回路への相互接続にいたる制御されたインピーダンス環境を含むリードスイッチ装置が要求される。 小さなスペースの中に装着するため、および回路基板の積層のためにコンパクトで高さの低い外形のリードスイッチ装置に対する特別な要求がある。 システムの高周波性能を最適化するような表面実装構造のリードスイッチ装置に対するさらなる要求がある。 さらに、制御されていないインピーダンス環境を補償するために回路を調整する必要性を軽減できるようなリードスイッチ装置に対する要求がある。 また、占有面積が小さく、かつ単純化された製造および装着のための標準形状および構造を有するリードスイッチ装置に対する要求もある。
    【0008】
    (発明の概要)
    本発明はリードリレーなどの先行技術の電磁スイッチ装置の利点を維持している。 加えて、最新の入手可能切換装置では見られない新たな利点を提供し、そのような最新の入手可能装置の多くの欠点を克服している。
    【0009】
    本発明は、概して、回路基板上の回路に高さを抑えてリードスイッチ装置を効果的に相互接続する特別な応用分野を有する新型で独特のリードスイッチ装置を対象とする。 本発明のリードスイッチパッケージは安価な構成であるのに回路基板への効率的かつ効果的な相互接続を可能にする。
    【0010】
    リレー基板に装着して高さの低い外形の基板にマウント実装可能なリードリレーを形成する新たな電子機械装置を提供する。 このリードリレーの一部分はリレー基板にある開口を通って延びる。 この基板は、主回路カードに電気的に接続されるようにリレーがマウントされる基板の同じ側にマウントされたハンダボールアレイ(BGA)、ランドグリッドアレイ(LGA)、カラムグリッドアレイ(CGA)、またはピングリッドアレイ(PGA)などの電気接点の配列を含む。 リードリレー自体は信号トレースおよびリレーのシールドに接続されるリレー基板の底部に位置する付加的な電気トレースを介して電気接点に電気的に直接接続される。 これらの付加的トレースは信号トレースの両側で平行に経路決めされ、共面の導波路を提供して信号経路の望ましいインピーダンスを維持する。 リードリレー基板は主回路基板にある切り欠き内に裏返しにする方式でマウントされ、それによってリレー基板のくぼみに入っていないリードリレー部分が主回路基板の切り欠き内に収まる。 結果として、リードリレー部品は主回路基板の表面より下の奥まったところに納まり、全体的に高さの低い外形の回路基板を得る結果となる。
    【0011】
    したがって、コンパクトで高さの低いリードスイッチパッケージを得ることが本発明の1つの目的である。
    【0012】
    パッケージ全体にわたって制御されたインピーダンス環境をもつリードスイッチ装置を提供することが本発明の1つの目的である。
    【0013】
    存在する回路環境のインピーダンスに容易に整合するリードスイッチパッケージを提供することが本発明のさらなる目的である。
    【0014】
    高周波信号を効率的に伝播する能のあるリードスイッチパッケージを提供することが本発明のまた別の目的である。
    【0015】
    メッキしたスルーホールビアの使用を必要としないことで安価に製造されるリードスイッチパッケージを提供することが本発明のさらなる目的である。
    【0016】
    占有面積の小さいリードスイッチパッケージを提供することが本発明のまたさらなる目的である。
    【0017】
    主回路基板に容易に表面マウント実装することのできるリードスイッチパッケージを提供することが本発明のまた別の目的である。
    【0018】
    本発明の特徴である新しい特徴は添付の特許請求の範囲に述べられている。 しかしながら、本発明の好ましい実施形態は、さらなる目的および付随する利点と一緒に、添付の図面と結びつけてなされる以下の詳細説明を参照することによって最もよく理解されるであろう。
    【0019】
    (好ましい実施形態の詳細な説明)
    まず第1に図1に目を向けると、先行技術のリードスイッチ装置10の透視図が示されている。 知られているリードスイッチ11はガラスの封止体12並びにリードスイッチ11の対向する端部から出る2つの信号リード14およびコイルの端末リード15を含む。 リードスイッチ11の構造は当該技術ではよく知られており、その詳細を検討する必要はない。 通常は青銅または銅で作製されるシールド導体16はリードスイッチ11を受けて収納する円筒状のスリーブの形で提供される。 リードスイッチ11およびシールド導体16はボビン20の中心の孔18の中に納められる。 ボビン20の周辺には導電性ワイヤ22が巻かれている。 結果として、リードスイッチ11装置を保護し、環境インピーダンスを制御し、全体としての信号伝播を改善するように同軸配列が形成される。 リードスイッチ11、シールド導体16およびボビン20は概して構造では円筒形として示されている。 断面が長円形のものなどの様々な他の構造を使用でき、なおも本発明の範囲内であることを理解されたい。
    【0020】
    先行技術で理解および知ることができるように、ワイヤ22のコイルの開放端部、シールド導体16およびリードスイッチ11の信号リード14は所望のように電気的に回路に相互接続される。 リードスイッチ11の構造のそれぞれの部品はリードフレームまたはその他の電気的相互接続(図示せず)によって回路に相互接続される。 リードフレームまたはその他の電気的相互接続は望ましい同軸環境の不連続性を誘導する。
    【0021】
    上述したように、リードスイッチ装置10全体はユーザーの回路の中に簡単に収容されるように設計されるべきである。 例えば、高周波で動作するために使用される回路は規定された特性インピーダンス環境で設計される。 回路の顧客の仕様に対してリードスイッチ装置10を設計および製造する目標は、リードスイッチ装置10の所望の望ましいインピーダンスをできるだけ回路環境に近く整合させることである。 リードスイッチ装置10自体からリードスイッチ装置10を受け入れる回路の回路基板トレースに至るまでインピーダンスの不連続性がないことが好ましい。 特性インピーダンスZ は、概して、信号リード14の外径、シールド導体16の内径、および信号リード14とシールド導体16との間の絶縁体(図示せず)の誘電定数の関数である。
    【0022】
    ここで図2〜8に目を向けると、本発明の好ましい実施形態が示されている。 図2を参照すると、リードスイッチ111を始動するのに必要な磁界を導入するために周囲にコイル109を巻かれた外側ボビン102を含むように改造リード装置103が提供される。 コイル109の端部は外側ボビン102に接続された支柱、ピンまたは類似体(図示せず)に接続されて磁界電流の電気的相互接続を提供することができる。 リードスイッチ111から出ているのは2つの信号リード106であってこれらはリードスイッチ111の対向する側に対応している。 また、第3図に示されているように、内側接地シールド110の両端に電気的に相互接続されていると共に外側ボビン102の両端に位置する一対の接地リード108がボビン本体から延在している。 図2のリードスイッチ111を分解組み立て図の透視図とした図3に示したように、これらの接地リード108は接地シールド110自体からその対向する側に延びたものである。
    【0023】
    特に、リードスイッチ111はガラスカプセル126の内部に信号リード106を含み、その周囲を不活性ガスで取り巻くかまたは真空にされている。 ガラスカプセル126の周囲に配置されているのは接地シールド110であり、これはリードスイッチ111または多チャンネル環境で多数リードスイッチを収容するために円筒状または管状構造であることが好ましいが長円形の断面であってもよい。 上述の組み立て体は励起コイル109を含む外側ボビン102の内部に収容される。
    【0024】
    図4を参照すると、リード装置パッケージ100の透視図が示されている。 この完成したリード装置パッケージ100はリレー基板(支持基板)122の底面120に貼りつけられた、図2および3に示したリードスイッチ111を含む。 特に、このリレー基板122はリードスイッチ111のボビンまたは外側ボビン102の少なくとも一部をその中に受け入れるのに充分な大きさをもつ上部据え付け用開口124を含み、 リード装置パッケージ100の全体の高さを低くする。 例えば、外側ボビン102の体積の約1/3がリレー基板122にある上部据え付け用開口124内に収まる。
    【0025】
    図4および5の両方を参照すると、リレー基板122はリードスイッチ111の信号リード106および接地リード108をそれぞれ受けるためにいくつかのコンタクトパッド146a〜fを含む。 好ましくは、コンタクトパッド146a(第1の接地端子)、コンタクトパッド146b(第1の電気信号端子)およびコンタクトパッド146c(第2の接地端子)は、上部据え付け用開口124の左側に提供されて、リードスイッチ111の左側にある1つの信号リード106および2つの接地リード108に対応する。 反対側のコンタクトパッド146d、146eおよび146fは上部据え付け用開口124の右側に提供されて、リードスイッチ111の右側にある1つの信号リード106および2つの接地リード108に対応する。 パッド146gおよび146hはコイルリード115の端末処理のために提供される。
    【0026】
    さらに、ハンダボールなどの電気的相互接続部材128もまたリレー基板122の同じ底面120上に提供され、リード装置パッケージ100が装着される回路基板との電気的インターフェースとなるが、これは詳細を後述する。 この電気的相互接続部材128はランドグリッドアレイ(LGA)、カラムグリッドアレイ(CGA)またはピングリッドアレイ(PGA)などの他のタイプであることもまた、ハンダバンプおよびハンダペーストドットと同様に可能である。 電気的相互接続部材128 (第1の電気相互接続部材、第2の電気相互接続部材、及び信号用電気相互接続部材) はコンタクトパッド146a〜h (第1の接地端子、第2の接地端子、及び電気信号端子) のそれぞれ1つに電気的に接続され、同じ様式で端末化されている信号リード106、接地リード108およびコイルリード115に電気的連続性を提供するが、しかしそれらの物理的配置はスイッチおよび信号位相に関係して広範に変わり得る。 回路基板トレース130はコンタクトパッド146a〜h(第1の接地端子、第2の接地端子、及び電気信号端子)と電気的相互接続部材128(第1の電気相互接続部材、第2の電気相互接続部材、及び信号用電気相互接続部材)との間の電気的接続を提供するために使用されることが好ましい。 回路基板トレース130にとって代わるすべての他のタイプの電気的相互接続も使用することができる。
    【0027】
    本発明によると、接地リード108に接続された回路基板トレース130が信号リード106に接続された回路基板トレース130に対向する側に存在してリレー基板122の底面120を横切る導波路を維持し、完全に制御されたインピーダンス環境を確実化することに起因してリードスイッチ111の同軸構造が電気的相互接続部材128に対して維持されるので、リードスイッチ111を通る信号は最適化される。
    【0028】
    ここで図6〜8を参照すると、主回路基板132へのリード装置パッケージ100の装着が示されている。 図6は本発明による主回路基板132を描いており、そこでは据え付けのための逃がし開口134が提供されている。 完全な逃がし開口134が提供されているが、しかしながら主回路基板132の上面のくぼみ(図示せず)もまた想定され、本発明の範囲に入る。 主回路基板132は、リレー基板122の底面120にある電気的相互接続部材128と相補的なコンタクトパッド136のアレイを含む。 主回路基板132には電気的トレース138もまた提供されており、リード装置パッケージ100を手近の回路に電気的に相互接続する。
    【0029】
    図7および8に示したように、リレー基板122にマウントされたリードスイッチ111をもつリード装置パッケージ100は主回路基板132の上面140の逃がし開口134に裏返しにして装着され、それによってリードスイッチ111の外側ボビン102のおよそ1/3が主回路基板132の逃がし開口134内に収まる。 電気的相互接続部材128は主回路基板132の上面140にある対応するコンタクトパッド136に一致し、その位置で固められてリードスイッチ111を、主回路基板132上の番号142で参照される回路に電気的に相互接続する。 図8で最もよく分かるように、リードスイッチ111の外側ボビン102が部分的にリレー基板122に収まり、部分的に主回路基板132内部に収まった高さの低いリード装置パッケージ100が提供される。 結果として、リード装置パッケージ100の全高は大幅に削減され、その結果、主回路基板132上で高さの低い部品装着を可能にしてより小さな環境への装着を可能にし、多数の主回路基板132を一緒にしてより密に積層し易くする。
    【0030】
    本発明は正確な同軸環境を再現する導波路を提供する。 この独特の導波路はリードスイッチ111自体からリード装置パッケージ100の底部の電気的相互接続部 128へと延びる。 先行技術とは異なり、この導波路または擬似同軸配列はリードスイッチ111自体から電気的相互接続部 128まで連続的であり、そこでは主回路基板132上に、代表的には、マイクロストリップまたは導波路が存在する。 主回路基板132上のそのような導波路は接地リードに接続されたトレース138により提供される。 結果として、信号は制御されていない不連続性から保護される。 信号リード106のシールド保護はリードスイッチ111の実際の本体から主回路基板132への実際の電気的インターフェースまで延びてかつ制御される。 本発明によると、信号伝送経路のインピーダンスはリード装置パッケージ100内部でその全長にわたって実質的に一貫して維持され、所望の全体インピーダンス値に整合され、その結果、ユーザーによる実質的な回路調整を不要にする。
    【0031】
    理解されるであろうが、本発明はリードスイッチ111の信号リード106の優れた保護のための実際上または再現的な同軸環境を提供する。 リレー基板を貫通するビアを使用しないこの連続的な同軸保護は先行技術のパッケージには見られない。 リード装置パッケージ100上の集積化された導波路は、リードスイッチから直接的に主回路基板132への電気的相互接続部へと提供される連続的な同軸環境を可能にする。 殆どの応用分野では、リードスイッチ111によって送信される信号の周波数のせいで、信号リード保護のための同軸環境を提供するための完全な連続的接地ループは必要としない。 本発明では、接地リード108に接続された回路基板トレース130は互いに1.27mmまたは1.00mmの間隔で離れていることが好ましいが、しかしながらその他の距離も使用できる。 リードスイッチ111について普通の周波数は1.0から8.0GHzの範囲である。 これらの周波数では、波長は300mmから40mmの範囲である。 この波長はあまりにも長いので「擬似」同軸配列には何ら不連続性は感知されない。 したがって、この擬似同軸配列は真の完全な同軸配列と比較して、有効性において本質的に同じである。 結果として、この接続形態は導体トレースの間隔が不連続性として認められるくらい波長が短くなるまでは有効なシールドを提供する。 上述したトレース間隔について、有効なシールドは周波数37MHzの波長8mmの短さまで本発明で実現可能である。 パッケージの中のデバイスおよび応用分野に応じて、より多いまたはより少ない回路基板トレース130を使用することができる。
    【0032】
    本発明のリード装置パッケージ100は、一度に複数のリードスイッチ111を収容して多チャンネルを提供するように容易に改造することができる。 この配列では、適切な電気的相互接続部材128、例えばハンダボール相互接続部が所定のチャンネルに対応するそれぞれのリードスイッチ111のために使用される。 さらに、多くの異なるタイプの電気的相互接続部材128が本発明のリード装置パッケージ100によって使用され得る。 本発明のリード装置パッケージ100が、制御されたインピーダンス環境で信号リードをシールドすることを必要とする電子デバイスの幅広いアレイを収容することができるということは理解されるはずである。
    【0033】
    本発明のリード装置パッケージ100は、本発明による同軸環境の再現によって得られるリードスイッチ111の信号リード106の優れた保護という独特の性能を加えることで、リードスイッチ111を使用した多くの異なるタイプの回路配列を実行するために使用することができる。
    【0034】
    図9は本発明のパッケージの特定のサンプル応用分野を描いている。 図9は、概して313で参照される回路装置の試験用のATE(自動試験装置)およびその類似物に普通に使用される回路300を描いている。 この回路300は応用分野によって端部と端部を直列に「スタック可能な」3端子デバイスを記載している。 第1のリードスイッチ装置302および第2のリードスイッチ装置304をもつ3端子デバイス306が図9で概して破線による参照部として示されている。 例えば、第1のリードスイッチ装置302は高周波のAC信号の接続を提供するが、第2のリードスイッチ装置304はDC信号または低周波AC信号の接続を提供する。
    【0035】
    さらに特定すると、信号発生器308は第1のリードスイッチ装置302の第1の端子310に接続される。 第2のリードスイッチ装置304は第1の端子および第2の端子を提供されている。 第1のリードスイッチ装置302の第2の端子316はノード318において第2のリードスイッチ装置304の第2の端子314に接続される。 このノード318はデバイス306への出力端子326となる。 リードスイッチの第2の対320、322は被検デバイス(DUT)313からの励起を受けるために使用される。 受信デバイス317はリードスイッチの第2の対320、322からの出力を受け取る。 対になったスイッチの一連の性質は、独立して選択分離可能な異なる数のDUTに対していくつかの異なる試験動作で回路が設計されることを可能にする。 図10は図9の回路を実行するリードリレー対の1つの象徴的な図式を描いている。
    【0036】
    先行技術では、この回路を実行するために2つのリードスイッチが、スイッチのリードとその間にある回路基板上のトレースから成る適切な接続324で回路基板(図示せず)に接続される。 これは、リードスイッチの端子と回路基板との間の長くて保護のない、弱点のある接続という結果につながり、これを普通「スタブ接続」と称する。 この長くて保護のないスタブ接続324の結果として、接地に対する顕著な寄生容量Cが生じるであろう。 これは「スタブキャパシタンス」と称され、高周波の経路を乗せるように作用し、その結果、回路の周波数は、例えば約5.0GHzの範囲に値が限定される。 しかしながら、高速マイクロプロセッサなどの超高速の被検デバイス(DUT)を適切に試験するためには、試験回路の周波数は7GHzの範囲に到達しなければならず、将来はもっと高くなるであろう。 したがって、回路基板にリードスイッチ装置302、304およびスタブ接続324をマウントする先行技術では、この回路300は高速デバイスを試験することができない。 このスタブ接続を保護することは、数多くある本発明の使用方法の一例である。
    【0037】
    しかしながら、本発明を使用すると、回路300は容易に高速デバイスの試験を提供する7GHzおよびそれ以上の範囲の周波数で動作することができる。 なぜなら、詳細を上述したように、擬似同軸の信号保護環境を使用して高周波経路が保護されるからである。 こうして、デバイス内にあるスタブ接続はその長さが最小になり、これが容量性の寄生負荷を最小限にする。 さらに、デバイス内にスタブがあるという事実はキャパシタンスの制御および補償のための他の技術を使用させる。
    【0038】
    本発明のパッケージは、主回路基板132への電気的相互接続のためにBGAパッケージ内でハンダボールを使用して示されているが、ピングリッド、ランドグリッドまたはカラムグリッドなどの他のタイプの電気的相互接続部材128を使用できる。 さらに、ボールグリッドアレイのソケット配列は任意のままにパッケージを着脱し易くするために使用することができる。 このリレーカードは代表的な回路基板材料で作製されることが好ましいが、しかし電子デバイスのパッケージに適した他のいかなる材料で製造されてもよい。 本発明で使用される回路基板トレース130、138は銅、アルミニウム、スズおよび当業界で周知のその他の合金などの知られている導電性材料で作製することができる。
    【0039】
    リード装置パッケージ100は密閉パッケージの中に完全にカプセル化されるのではなくリレーカードにマウントされるので、リレーカードははるかに薄く作製することができる。 薄型のリレーカードは、薄くて単層のラミネートを使用しない構造を現在では使用することができるので、より低コストという結果につながる。 また、 リード装置パッケージ100の基板を提供する薄型リレーカードを使うと、制御された深さ方向の経路決めをせずに済み、信号経路は削減され、その結果、信号径路を望ましいインピーダンスによりよく維持できる。
    【0040】
    本発明によるリードスイッチパッケージは金属または非金属の外殻の中に完全に封入されることが好ましく、または付加的な装置保護のために完全にオーバーモールドされてもよい。 別の選択肢では、このリードスイッチパッケージは、金属または非金属の外殻で部分的に封入されるか、またはプラスティックで部分的にオーバーモールドされるか、またはその他の材料を使用して部分的にカプセル化され、高さの低い構造で気密性または液密閉性のシールを提供されることが可能である。
    【0041】
    本発明の精神から逸脱することなく具体的説明をした実施形態に様々な変形および改造を加えることができることは当業者であれば分かるであろう。 そのような変形および改造は添付の特許請求の範囲によって網羅されることを意図する。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】 先行技術のリードリレー構造の透視図である。
    【図2】 本発明の好ましい実施形態によるリードリレー装置の透視図である。
    【図3】 図2に示した本発明の好ましい実施形態によるリードリレー装置の分解組み立て図にした透視図である。
    【図4】 本発明によるリードリレーカードの下面透視図である。
    【図5】 本発明によるリードリレーカードの下面図である。
    【図6】 本発明によるリードリレーカード受け入れのための回路基板の透視図である。
    【図7】 図6に示した回路基板に装着されたリードリレーカードの透視図である。
    【図8】 図6に示した回路基板に装着されたリードリレーカードの側面図である。
    【図9】 普通にリードリレーと使用される回路を図式的に表わした図である。
    【図10】 図9に示した回路を絵画的にした図である。

    QQ群二维码
    意见反馈