Electromagnetic relay

申请号 JP16107188 申请日 1988-06-30 公开(公告)号 JPH0834079B2 公开(公告)日 1996-03-29
申请人 日本電気株式会社; 发明人 正幸 森元; 明 関口;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】平板状の電気的絶縁材よりなるベース(50
    0)と、 このベース(500)に設けられた取付孔(51,52)に上面から外部導出端子(4,4)を挿通して固定した第一,第二の電磁ブロック(100,200)と、 前記ベース(500)に設けられた取付孔(55)に上面から挿通して固定した水平方向に二個の固定メーク接点を垂直に有する固定メーク接点端子部材(300)と、 前記ベース(500)に設けられた取付孔(56)に上面から挿通して固定した水平方向に二個の固定ブレーク接点を垂直に有する固定ブレーク接点端子部材(400)と、 可動接点ばね部材(8,8)を取り付ける取付孔(53,54)
    と、 を備えた電磁リレーであって、 前記第一,第二の電磁ブロック(100,200)は、それぞれ左右対称構造となっており、コア(1,1)を内装しスプール(2,2)に巻装したコイル(3,3)と、前記コア(1,1)の一端と機械的および磁気的に接続したヨーク(5,5)と、このヨーク(5,5)に固定されたヒンジばね(7,7)と、このヒンジばね(7,7)により前記ヨーク(5,5)の端部を支点として可動可能に支持され、かつ前記コア(1,1)の他端と対向して設けられたアーマチュア(6,6)と、垂直に可動接点(9,9)を有し前記アーマチュア(6,6)に連動する前記可動接点ばね部材(8,
    8)とを備え、 前記ベース(500)は、前記第一,第二の電磁ブロック(100,200)を左右対称な姿勢で長手方向に並べて固定するとともに、前記固定メーク接点端子部材(300),
    固定ブレーク接点端子部材(400)を、それぞれの接点(31,32)(41,42)を対向させた状態で固定し、かつこれら接点(31,32)(41,42)の間に前記可動接点(9,
    9)がそれぞれ位置するように前記可動接点ばね部材(8,8)を取り付たことを特徴とする電磁リレー。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、モータの正逆回転やプランジャーの正逆動作を伴う自動車電装部品等の制御に好適な電磁リレーに関する。

    [従来の技術] 近年、自動車の開発視点は、各種搭載設備の自動化,
    高級化に向けられており、例えば、自動ドアロック,パワーウィンド,自動シートベルト,自動サンルーフ,自動シートコントロール,リトラクタブルヘッドライトコントロール等さまざまな自動車電装部品が開発されている。

    これらの自動車電装部品の基本的な機構は、モータの電機子を正逆回転したり、ソレノイドのプランジャーを正逆動作するものであり、一般に第5図に示すごとき二個の電磁リレーを使用した回路構成となっている。 なお、第6図は電磁リレーを作動するための駆動パルスおよびモータに流れる電流の波形図である。

    すなわち、一方の電磁リレーAを駆動パルスxにより駆動すると、モータMに流れる電流iはバッテリーDから電磁リレーAの電気接点a 1 ,電磁リレーBの電気接点b
    2を通して、例えば正方向に流れる。 また、電磁リレーAを解除して、他方の電磁リレーBを駆動パルスyにより駆動すると、電磁リレーBの電気接点b 1 ,電磁リレーAの電気接点a 2を通して電流iが上記の方向と逆向きに流れる。 このように電磁リレーA,Bのいずれか一方を駆動することにより、モータMを所望の方向に回転させる回路構成となっていた。

    [解決すべき課題] 上記のように従来の自動車電装部品の基本電気回路が二個の電磁リレーを使用していたのは、電磁リレーがオン,オフの単純動作しかできなかったからである。 このため、自動車電装部品の構造が複雑となり、高機能化,
    多様化等のニーズを実現するための省スペース化,小形化を図ることができないという問題があった。 このことは、自動車電装部品に限らず、第5図に示したような電磁リレーを二個必要とする基本電気回路で構成される各種電気装置においても同様である。

    本発明は上述した問題点にかんがみてなされたもので、それぞれ独立して作動できる可動接点を二個備えるとともに、これら可動接点の接離する固定メーク接点,
    固定ブレーク接点をそれぞれ一体化して省スペース化,
    小形化を実現できる電磁リレーの提供を目的とする。

    [課題の解決手段] 上記目的を達成するために本発明は、平板状の電気的絶縁材よりなるベースと、このベースに設けられた取付孔に上面から外部導出端子を挿通して固定した第一,第二の電磁ブロックと、前記ベースに設けられた取付孔に上面から挿通して固定した平方向に二個の固定メーク接点を垂直に有する固定メーク接点端子部材と、前記ベースに設けられた取付孔に上面から挿通して固定した水平方向に二個の固定ブレーク接点を垂直に有する固定ブレーク接点端子部材と、可動接点ばね部材を取り付ける取付孔と、を備えた電磁リレーであって、 前記第一,第二の電磁ブロックは、それぞれ左右対称構造となっており、コアを内装しスプールに巻装したコイルと、前記コアの一端と機械的および磁気的に接続したヨークと、このヨークに固定されたヒンジばねと、このヒンジばねにより前記ヨークの端部を支点として可動可能に支持され、かつ前記コアの他端と対向して設けられたアーマチュアと、垂直に可動接点を有し前記アーマチュアに連動する前記可動接点ばね部材とを備え、前記ベースは、前記第一,第二の電磁ブロックを左右対称な姿勢で長手方向に並べて固定するとともに、前記固定メーク接点端子部材,固定ブレーク接点端子部材を、それぞれの接点を対向させた状態で固定し、かつこれら接点の間に前記可動接点がそれぞれ位置するように前記可動接点ばね部材を取り付た構成としてある。

    [実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。

    第1図は本実施例に係る電磁リレーの分解斜視図、第2図は同じく内部組立て状態を示す斜視図である。

    図面において、100はフレクシャ形の第一の電磁ブロック、200は同じくフレクシャ形の第二の電磁ブロックである。 これら各電磁ブロック100,200は、それぞれコア1を内装しスプール2に巻装されたコイル3を有している。 コイル3を形成する導線の両端は、スプール2に設けた二本の外部導出端子4にそれぞれ接続されている。

    また、コイル3の側部近傍にはヨーク5が設けてあり、このヨーク5の一端はコア1の一端と機械的,磁気的に接続してある。 6はほぼ、くの字形に形成されたアーマチュアで、一端側には窓部6aと、凸状の絶縁体6bを設けてある。 このアーマチュア6は、一端をヨーク5に係合し、他端を窓部6aに挿通し磁気的に結合するヒンジばね7によってヨーク5の端部を支点として可動可能に支持されている。 アーマチュア6の他端側は、このヨーク5の支持によりコア1の他端と対向しており、コイル3の通電によって、励磁したコア1に吸引される。

    ヒンジばね7は、導電性材料より形成されており、一端側はヨーク5に接続してある。 8は弾性を備えた材料によりほぼL字状に形成された可動接点ばね部材で、
    先端部両面に可動接点9を備えている。

    上記の構成は、第一,第二の電磁ブロック100,200に共通しているが組立状態が左右対称の構造になっている点が相違する。

    300は固定メーク接点端子部材であり、ほぼT字状に形成され、二個の固定メーク接点31,32を両端垂直部に並べて備え、かつ外部導出端子33を下方に延出した構成となっている。 固定ブレーク接点端子部材400もほぼT
    字状に形成され、二個の固定ブレーク接点41,42を両端垂直部に並べて備え、かつ外部導出端子43を下方に延出した構成となっている。

    500は電気的絶縁材からなるベースであり、その上面には、各電磁ブロックの外部導出端子3をそれぞれ挿通して支持固定する取付孔51,52、同じく可動接点端子10
    を挿通して支持固定する取付孔53,54、また、固定メーク接点端子部材300,固定ブレーク接点端子部材400の各外部導出端子33,43をそれぞれ挿通して支持固定する取付孔55,56が設けてある。

    これにより、上述の第一,第二の電磁ブロック100,20
    0および固定メーク接点端子部材300,固定ブレーク接点端子部材400は、ベース500を基端部として、その上面に固定される。

    第一,第二の電磁ブロック100,200は、それぞれ左右対称な姿勢で長手方向に並べてベース500上に取り付けられる。 また、固定メーク接点端子部材300は、外部導出端子33をベース500の取付孔55に挿通して固定する。
    同様に、固定ブレーク接点端子部材400は、外部導出端子43をベース500の取付孔56に挿通して固定する。

    このようにして支持固定された各接点端子部材300,40
    0の各接点31と41、32と42は、それぞれ対向する位置に置かれる。 可動接点ばね部材8は、それぞれ左右対称な姿勢となるよう、可動接点端子10をベース500の取付孔5
    3,54に挿通して固定する。 そして、可動接点ばね部材8
    の可動接点9,9は、各接点端子部材300,400の各接点31,3
    2,41,42の間に配置される。 可動接点9,9は、コイル3への電流しゃ断時は固定ブレーク接点41,42に接触し、一方、通電時はアーマチュア6の絶縁体6bに押圧されて、
    固定メーク接点31,32に接触する。 これらの動作は、各電磁ブロック100,200ごとに独立して制御できる。

    第3図は上述した電磁リレーの回路図である。 同図からもわかるように、それぞれ独立して作動できる可動接点9を二個備えるとともに、これら可動接点9の接離する固定メーク接点31,32および固定ブレーク接点41,42をそれぞれ一体化した構造になっている。 しかも、ベース
    500は共通に使用しているため、小形化,省スペース化,および部品点数の削減ができる。

    第1図において、600はカバーで、アクリル等により形成され、上述した構造部分を覆う状態でベース500に開口端を接着される。 なお、このカバー600は、本発明に必須のものではなく、必要に応じて第2図に示したように裸のままで最終製品とすることもできる。

    なお、本発明は上述した一実施例に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。 また、用途は自動車電装部品に限るものではない。

    [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、それぞれ独立して作動できる可動接点を二個備えるとともに、これら可動接点の接離する固定メーク接点,固定ブレーク接点をそれぞれ一体化して、電磁リレーをコンパクト化するとともに、この電磁リレーを用いた電気装置の省スペース化,小形化を実現できる。

    また、電磁リレーを構成するすべての部材、すなわち、第一,第二電磁ブロック、可動接点ばね(アーマチュア)、固定メーク接点端子部材及び固定ブレーク接点端子部材をベースの上面一方向からすべて取り付けるようになっているので製造性に優れ、自動製造ラインに容易に適応する。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明実施例に係る電磁リレーの分解斜視図、
    第2図は同じく内部組立て状態を示す斜視図、第3図は同じく回路構成を示す回路図、第4図は従来例を示す回路図、第5図は電磁リレーを作動するための駆動パルスおよびモータに流れる電流の波形図である。 100:第一の電磁ブロック 200:第二の電磁ブロック 300:固定メーク接点端子部材 400:固定ブレーク接点端子部材 500:ベース 1:コア、2:スプール 3:コイル、4:外部導出端子 5:ヨーク、6:アーマチュア 6a:窓部、6b:絶縁体 7:ヒンジばね 8:可動接点ばね部材、9:可動接点 10:可動接点端子

    QQ群二维码
    意见反馈