Electronic switching device and method of manufacturing the same

申请号 JP2013112729 申请日 2013-05-29 公开(公告)号 JP2013251263A 公开(公告)日 2013-12-12
申请人 Ls Industrial Systems Co Ltd; エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd; 发明人 LEE SAN-JIN;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electronic switching device, performance inspection of which can be easily performed, and a method of manufacturing the electronic switching device.SOLUTION: An electronic switching device 10 includes: a fixed unit 110 including a fixed unit body 111 defining an outer appearance thereof and a fixed contact part 123 included within the fixed unit body 111; a movable unit 140 including a movable contact part 153 selectively brought into contact with the fixed contact part 123 to supply current; a moving part 143 provided in the movable unit 140 to guide a movement of the movable contact part 153 toward the fixed contact part 123; a coil 180 to which power is applied to move the moving part 143; and an elastic member 160 that is elastically deformable while the moving part 143 moves. At least one of the fixed unit 110 and the moving part 143 has a through hole so that an inner component of the fixed unit 110 or the movable unit 140 communicates with the outside to allow a preset signal to pass therethrough.
权利要求
  • 外観を形成する固定部本体及び前記固定部本体の内部に具備される固定接点部を含む固定部と、
    前記固定接点部に選択的に接触されて電流が供給されるようにする稼動接点部が提供される稼動部と、
    前記稼動部に具備され、前記稼動接点部が前記固定接点部の方向に移動されるようにガイドする移動部と、
    前記移動部の移動のために電源が印加されるコイルと、
    前記移動部が移動される過程で弾性変形可能に提供される弾性部材と、を含み、
    前記固定部及び移動部のうち少なくとも一つには、
    前記固定部又は稼動部の内部構成品が外部に連通されるようにして、予め設定された信号が通過されるようにする貫通ホールが含まれる電子開閉装置。
  • 前記貫通ホールは、
    前記固定部本体に貫通形成される第1貫通ホールと、
    前記移動部の少なくとも一部が貫通されて形成される第2貫通ホールを含む請求項1に記載の電子開閉装置。
  • 前記固定部は、
    前記稼動接点部が前記固定接点部の方向に移動された状態で、前記移動部の上端部と干渉される干渉面を更に含む請求項2に記載の電子開閉装置。
  • 前記干渉面は、前記第1貫通ホールの上端部と対応する位置又は高さに配置されることを特徴とする請求項3に記載の電子開閉装置。
  • 前記第1貫通ホールは、
    前記コイルに電源が印加されていない状態で、
    前記上端部と前記干渉面との間の空間が前記第1貫通ホールを介して外部に露出される位置に形成されることを特徴とする請求項3に記載の電子開閉装置。
  • 前記稼動部は、
    前記弾性部材の一側に支持され、前記稼動接点部が安着される接点支持部と、
    前記接点支持部の一側に移動可能に提供され、前記コイルに電源が印加されていない状態で前記接点支持部に接するように配置される支持対応部が含まれる請求項2に記載の電子開閉装置。
  • 前記移動部が一方向に移動される過程において、
    前記一方向を基準に、前記第2貫通ホールは前記第1貫通ホールの内側に位置されることを特徴とする請求項6に記載の電子開閉装置。
  • 前記第2貫通ホールは、
    前記コイルに電源が印加された状態で、
    前記接点支持部と支持対応部との間の空間が前記第2貫通ホールを介して外部に露出される位置に形成されることを特徴とする請求項6に記載の電子開閉装置。
  • 前記移動部は上下方向に移動され、
    前記第2貫通ホールの上端部は前記支持対応部より高い位置に配置され、前記第2貫通ホールの下端部は前記接点支持部より低い位置に配置されることを特徴とする請求項8に記載の電子開閉装置。
  • 前記固定部及び移動部が組み立てられた状態で、
    距離感知部から送信された信号は前記第1貫通ホールを介して前記上端部と干渉面との間の距離をスキャンすることを特徴とする請求項4に記載の電子開閉装置。
  • 前記固定部及び移動部が組み立てられた状態で、
    距離感知部から送信された信号は前記第1貫通ホール及び第2貫通ホールを介して前記接点支持部と支持対応部との間の距離をスキャンすることを特徴とする請求項6に記載の電子開閉装置。
  • 電子開閉装置を構成する固定部及び稼動部を組み立てるステップと、
    前記電子開閉装置に電源が印加されていない状態で、前記固定部の第1貫通ホールに第1感知信号を送信するステップと、
    前記稼動部の最大移動距離が認識されるステップと、
    前記電子開閉装置に電源が印加された状態で、前記稼動部の第2貫通ホールに第2感知信号を送信するステップと、
    前記稼動部に具備される弾性部材の圧縮された長さが認識されるステップが含まれる電子開閉装置の製造方法。
  • 前記稼動部の最大移動距離が認識されるステップは、
    前記第1感知信号が、前記稼動部の上端部と前記固定部の干渉面との間の距離をスキャンするステップを含む請求項12に記載の電子開閉装置の製造方法。
  • 前記固定部には固定接点部が具備され、
    前記稼動部は、
    前記固定接点部に選択的に接触される稼動接点部と、
    前記稼動接点部を支持する接点支持部と、
    前記電子開閉装置に電源が印加されていない状態で、前記接点支持部の一側に接する支持対応部を含む請求項9に記載の電子開閉装置の製造方法。
  • 前記弾性部材の圧縮された長さが認識されるステップは、
    前記第2感知信号が、前記接点支持部と支持対応部との間の距離をスキャンするステップを含む請求項12に記載の電子開閉装置の製造方法。
  • 外観を形成する固定部本体及び前記固定部本体の内部に具備される固定接点部を含む固定部と、
    前記固定接点部に選択的に接触され、移動可能に提供される稼動接点部が具備される稼動部と、
    前記稼動接点部を支持する接点支持部と、
    前記移動接点部の移動のために電源が印加されるコイルと、
    前記接点支持部に弾性変形可能に結合される弾性部材と、を含み、
    前記固定部の一面が貫通されて形成され、外部に露出される第1貫通ホールと、
    前記稼動部の一面が貫通されて形成され、外部に露出される第2貫通ホールと、を含む電子開閉装置。
  • 前記コイルに電流が印加されていない状態で、前記固定接点部と稼動接点部は互いに離隔されてストロークを形成し、
    前記ストロークは、前記第1貫通ホールを介して外部に感知されることを特徴とする請求項16に記載の電子開閉装置。
  • 前記稼動部は、
    前記接点支持部の一側に移動可能に提供され、前記コイルに電源が印加されると前記接点支持部から離隔されるように配置される支持対応部を含む請求項16に記載の電子開閉装置。
  • 前記コイルに電源が印加されると、
    前記固定接点部と稼動接点部が接触され、前記弾性部材が圧縮される過程で前記接点支持部と支持対応部は離隔されて圧縮距離を形成し、
    前記圧縮距離は、前記第2貫通ホールを介して外部に感知されることを特徴とする請求項16に記載の電子開閉装置。
  • 前記第1貫通ホール又は前記第2貫通ホールを介して信号を送信又は受信する距離感知部と、
    前記距離感知部で感知した情報に基づいて、前記固定接点部と稼動接点部の離隔距離を認識する制御部と、を更に含む請求項16に記載の電子開閉装置。
  • 说明书全文

    本発明は、電子開閉装置及びその製造方法に関するものである。

    電子開閉装置とは電流を供給するか中止する電気的な接点開閉装置であり、各種産業用設備、機械及び車両などに利用されることができる。

    前記電子開閉装置は、一般に電気的な信号によって接点の開閉制御が可能であるように具備され、電源が印加されるコイルと、コイルから発生される磁によって動くように配置される稼動部と、前記稼動部の移動に応じて選択的に接触が行われる接点部及び前記稼動部に復元力を提供する弾性部材が含まれる。

    そして、前記接点部には一位置に固定される固定接点部及び前記固定接点部の一側に配置され、前記稼動部の移動に応じて前記固定接点部に選択的に接触されて電源供給が行われるようにする稼動接点部が含まれる。

    一方、このような電子開閉装置の性能は、前記稼動部の最大移動距離(以下、ストローク(stroke))、前記固定接点部と稼動接点部との間の距離であるギャップ(gap)及び前記弾性部材の圧縮距離のうち少なくとも一つによって決定されてもよい。 よって、電子開閉装置を製造した後、前記ストローク、ギャップ及び圧縮距離を測定(検査)して電子開閉装置の不良有無を判断することができる。

    従来の電子開閉装置によると、製作過程で前記ストロークを測定するための過程と前記ギャップを測定する過程が分離されて製品の生産時間が増加される問題点があった。

    一例として、従来の電子開閉装置の場合、電子開閉装置の製造(組立)工程では、前記電子開閉装置の一部構成を組み立てる第1工程と、前記第1工程が完了した後追加的な構成を組み立てる第2工程が含まれてもよい。 この際、前記ストロークの測定は、前記稼動部が外部に露出され得る状態、即ち、第2肯定が行われる前に行われるべきであり、前記第2工程が行われた後には装置の構成上前記キャップの測定のみが可能となる。

    即ち、装置の製造過程において、性能検査のための段階が分離されて所定の順番に応じて行われるように構成される故、装置の製造工程が複雑で性能検査の効率が低下する問題点があった。

    そして、一部の工程が抜け落ちる場合、製品を分解して検査を更に行わなければならないため性能検査の結果に関する誤差が発生する恐れがあり、検査過程を省略する場合製品の不良率が増加する問題点があった。

    本発明はこのような問題点を解決するために、性能検査を容易に行うことができる電子開閉装置及びその製造方法を提供することを目的とする。

    本発明の実施例による電子開閉装置は、外観を形成する固定部本体及び前記固定部本体の内部に具備される固定接点部を含む固定部と、前記固定接点部に選択的に接触されて電流が供給されるようにする稼動接点部が提供される稼動部と、前記稼動部に具備され、前記稼動接点部が前記固定接点部の方向に移動するようにガイドする移動部と、前記移動部の移動のために電源が印加されるコイルと、前記移動部が移動する過程で弾性変形可能に提供される弾性部材と、を含み、前記固定部及び移動部のうち少なくとも一つには前記固定部又は稼動部の内部構成品外部に連通されるようにして、予め設定された信号が通過されるようにする貫通ホールを含む。

    他の側面による電子開閉装置の製造方法は、電子開閉装置を構成する固定部及び稼動部を組み立てるステップと、前記電子開閉装置に電源が印加されていない状態で前記固定部の第1貫通ホールに第1感知信号を送信するステップと、前記稼動部の最大移動距離が認識されるステップと、前記電子開閉装置に電源が印加された状態で前記稼動部の第2貫通ホールに第2感知信号を送信するステップと、前記稼動部に具備される弾性部材の圧縮された長さが認識されるステップと、を含む。

    他の側面による電子開閉装置は、外観を形成する固定部本体及び前記固定部本体の内部に具備される固定接点部を含む固定部と、前記固定接点部に選択的に接触されて移動可能に提供される稼動接点部が具備される稼動部と、前記稼動部を支持する接点支持部と、前記移動接点部の移動のために電源が印加されるコイルと、前記接点支持部に弾性変形可能に結合される弾性部材と、前記固定部の一面が貫通されて形成され、外部に露出される第1貫通ホールと、前記稼動部の一面が貫通されて形成され、外部に露出される第2貫通ホールと、含む。

    このような本発明の実施例によると、電子開閉装置の構成品の組立が完了された後装置の性能を決定する因子を順番に検査することができるため、検査効率が改善される効果がある。

    また、電子開閉装置に形成された貫通ホールの一側に距離感知部を位置させて前記距離感知部を移動させながらストローク及び圧縮距離を順番に検査することができる故、装置の製造工程及び検査工程が簡単に行われる長所がある。

    結局、装置の性能検査の結果に関する誤差を減らし、完成品の不良率を減らす効果がある。

    また、電子開閉装置の組立が完了されて装置に関する製品番号(シリアル番号)が与えられた状態で性能検査が一括的に行われるため、製品の生産及び管理が容易に行われる効果がある。

    本発明の実施例による電子開閉装置の構成を示す斜視図である。

    本発明の実施例による本体部の構成を示す分解斜視図である。

    本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が遮断される際の様子を示す断面図である。

    本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が行われる際の様子を示す断面図である。

    本発明の実施例による稼動部の構成を示す斜視図である。

    本発明の実施例によるストローク値を感知する際の電子開閉装置の構成を示す図である。

    本発明の実施例による圧縮距離値を感知する際の電子開閉装置の構成を示す図である。

    本発明の実施例による電子開閉装置の構成を示すブロック図である。

    本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が遮断される際、距離感知部を利用して距離を感知する様子を示す図である。

    本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が遮断される際、ストローク値を感知した結果を示すグラフである。

    本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が行われる際、距離感知部を利用して距離を感知する様子を示す図である。

    本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が行われる際、圧縮距離値を感知した結果を示すグラフである。

    本発明の実施例による電子開閉装置の製造方法を示すフローチャートである。

    以下、図面を参照して本発明の具体的な実施例を説明する。 しかし、本発明の思想が提示される実施例に制限されることはなく、本発明の思想を理解する当業者は同じ思想の範囲内で他の実施例を容易に提案することができるはずである。

    図1は本発明の実施例による電子開閉装置の構成を示す斜視図であり、図2は本発明の実施例による本体部の構成を示す分解斜視図であり、図3は本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が遮断される際の様子を示す断面図であり、図4は本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が行われる際の様子を示す断面図である。

    図1〜図4を参照すると、本発明の実施例による電子開閉装置10は、電流供給を選択的に遮断するための多数の部品が含まれる本体部と、前記本体部100を収容するハウジング200を含む。 前記ハウジング200がおおよそ前面が開口された直六面体状を有し、前記本体部100は前記ハウジング200に分離可能に結合される。

    詳しくは、前記本体部100は、一位置に固定された固定部110と、前記固定部110の一側に移動可能に具備される稼動部140と、前記稼動部140の移動のために駆動力を提供する駆動力発生部170を含む。

    前記固定部110は、外観を形成する固定部本体111と、前記固定部本体111の一側に突出されるように具備され、本体部100に電源が印加される際外部に電流を供給する電流供給部113と、前記固定部本体111の少なくとも一部が貫通されて形成される第1貫通ホール115を含む。

    前記固定部110の内部には、前記稼動部140の少なくとも一部が収容されるようにする収容空間が形成される。 そして、前記第1貫通ホール115は、前記収容空間が外部に連通されるように前記固定部本体111の一面が貫通されて形成される。 一例として、図2に示したように、前記第1貫通ホール115は前記電流供給部113が突出される固定部本体111の一面に凹まれて前記収容空間を経て前記固定部本体111の他面にまで延長される。 例えば、前記固定部本体111の一面は「前面」であり、前記固定部本体111の他面は「上面」であってもよい。

    前記固定部110には、少なくとも一つ以上の固定接点部123が具備される。 一例として、前記固定接点部123は前記固定部本体111の内部両側に2つが提供されてもよい。 そして、前記固定接点部123は前記電流供給部113と連結され、前記稼動部140と接触された状態で電流を外部に供給してもよい。

    前記稼動部140は、おおよそ円筒状の稼動部本体141と、前記稼動部本体141の上側に結合され、弾性部材160を内部に収容する移動部143と、前記弾性部材160の上側に支持される接点支持部151と、前記接点支持部151に安着され、前記固定接点部123と選択的に接触される稼動接点部153を含む。

    前記稼動部本体141と移動部143は一体に移動されてもよく、前記弾性部材160は圧縮バネであってもよい。

    前記移動部143は、電流供給が遮断された状態で、即ち、前記駆動力発生部170に電源が印加されていない状態で、前記接点支持部151に接するように配置される支持対応部145を含む。 前記支持対応部145は、前記接点支持部151の上側から横方向に延長される。

    前記移動部143は、前記移動部143の上端面、即ち、前記支持対応部145の上面を規定する上端部147を含む。 そして、前記上端部147は、電流供給が行われた状態で、即ち、前記駆動力発生部170に電源が印加された状態で、前記固定部110の干渉面127に干渉されるように構成される。

    前記干渉面127は、前記固定部110の内面のうち一部として前記上端部147に干渉されるように横方向に延長される一面として理解される。 そして、前記干渉面127は前記第1貫通ホール115の上端部と対応する位置又は高さに形成される。 前記移動部143は、前記上端部147が前記干渉面127に干渉されるまで上方に移動されてもよい。

    前記駆動力発生部170は、外観を形成するケース171と、外部から電源が印加される電源印加部173と、前記電源印加部173に電源が印加されると磁力が発生するようにするコイル180を含む。

    前記電源印加部173は前記ケース171の一面から外部に突出されるように構成され、前記コイル180は前記ケース171の内部に提供され、前記稼動部140の下部を囲むように配置されてもよい。 言い換えると、前記稼動部140は前記ケース171の上面に形成される収容溝172に挿入され、下方に延長されるように配置される。

    前記稼動部140と前記駆動力発生部170が結合された状態で、前記稼動部140の少なくとも一部は前記ケースの内部に配置され、前記稼動部140の残りの部分は前記ケース171の上側に突出されるように配置される。

    図3及び図4を参照して、本発明の実施例による電子開閉装置10の作用について説明する。 図3は前記電子開閉装置10に電流供給が遮断された状態の構成を示す図であり、図4は前記電子開閉装置10に電流供給が行われた状態の構成を示す図である。

    前記駆動力発生部170に電源が印加されないと、図3に示したように、前記稼動部本体141の下端部が前記ケース171に支持された状態になり、前記固定接点部123と稼動接点部153は互いに離隔された状態になる。 そして、前記上端部147は前記干渉面127の下側に離隔された状態になる。

    ここで、前記上端部147と干渉面127との間の距離(l1、第1距離)は、「ストローク(stroke)」として前記稼動部140が最大に移動され得る最大距離として理解される。 そして、前記固定接点部123と稼動接点部153との間の離隔された距離(l2、第2距離)は、「ギャップ(gap)」として理解される。

    そして、前記弾性部材160は引長(復元)された状態であり、前記弾性部材160によって支持される接点支持部151は前記支持対応部145の下面に接するように配置される。

    一方、前記コイル180に電源が印加されると、図4に示したように、前記コイル180の周辺には磁力が発生し、それによって前記稼動部140、即ち、稼動部本体141及び移動部143は前記固定部110に向かって上方に移動されてもよい。

    前記稼動部140が上方に移動される過程で前記稼動接点部153は上方に移動されるようにガイドされ、それによって前記固定接点部123と稼動接点部153が接触されてもよい。 そして、前記固定接点部123と稼動接点部153が接触された状態で前記稼動部140は上方に更に移動され、この過程で前記弾性部材160は圧縮される。

    前記弾性部材160が圧縮されると、前記弾性部材160によって支持される接点支持部151は前記稼動部140に対して相対的に下方に移動される。 即ち、前記接点指示部151は前記支持対応部145から離隔される。

    ここで、前記接点支持部151と支持対応部145との間の離隔された距離(l3、第3距離)は、圧縮距離として前記弾性部材160の圧縮された長さに対応する。 そして、前記圧縮距離は前記「ストローク(stroke)−ギャップ(gap)」として定義される。

    上述したストローク、ギャップ及び圧縮距離は、前記電子開閉装置10の性能を決定する重要因子として理解される。

    図5は本発明の実施例による稼動部の構成を示す斜視図であり、図6は本発明の実施例によるストローク値を感知する際の電子開閉装置の構成を示す図であり、図7は本発明の実施例による圧縮距離値を感知する際の電子開閉装置の構成を示す図である。

    図5を参照すると、本発明の実施例による稼動部140には、前記稼動部140の内部構成のうち少なくとも一部が露出又は観察される第2貫通ホール148が形成される。

    詳しくは、前記第2貫通ホール148は、前記移動部143の上部のうち少なくとも一部が貫通されるように形成される。 前記第2貫通ホール148の位置は前記支持対応部145と接点支持部151が配置される位置に対応されてもよく、前記第2貫通ホール148のサイズは前記支持対応部145と接点支持部151が離隔された状態で前記圧縮距離を確認することができる程度に形成される。

    即ち、前記電子開閉装置10に電流供給が行われて前記支持対応部145と接点支持部151が離隔された状態で、前記第2貫通ホール148の上端部は前記支持対応部145より高い位置に配置され、前記第2貫通ホール148の下端部は前記接点支持部151より低い位置に配置されるように形成される。

    図6及び図7を参照して、前記電子開閉装置10のストローク値と圧縮距離値を感知する際の構成を説明する。

    まず、前記電子開閉装置10を製造する過程において、固定部110、稼動部140及び駆動力発生部170が組み立てられて本体部100が完成され、前記本体部110がハウジング200に収容されて組立が完成されるようにする。

    このように、前記電子開閉装置10の組立が完了された状態で電流供給が遮断されると、図6に示したように、前記移動部143の上端部147は前記第1貫通ホール115を介して外部に露出されて観察される。

    そして、上述したように、前記干渉面127は前記第1貫通ホール115の上端部に対応する高さに形成される故、前記上端部147と前記第1貫通ホール115の上端部間の距離はストロークとして観察又は感知される。

    一方、電流供給が行われると、前記移動部が一方向に移動される過程において、前記一方向を基準に前記第2貫通ホールは前記第1貫通ホールの内側に位置される。 即ち、図7に示したように、前記移動部143が上方に移動されながら前記第2貫通ホール148が前記第1貫通ホール115の内部に位置される。

    言い換えると、前記第2貫通ホール148の位置又は高さは、前記第1貫通ホール115の位置又は高さの範囲内に形成される。 言い換えると、高さを基準に、前記第1貫通ホール115の上端部の高さは前記第2貫通ホール148の上端部の高さより低く、前記第1貫通ホール148の下端部の高さは前記第2貫通ホール148の下端部の高さより低く形成される。

    そして、前記第1貫通ホール115を介して、前記支持対応部145と接点支持部151との間の離隔された距離、即ち、圧縮距離が観察又は感知される。

    まとめると、前記支持対応部145と前記接点支持部151は前記第2貫通ホール148の上端部と下端部との間の空間に位置するようになり、それによって前記圧縮距離が容易に観察される。

    図8は、本発明の実施例による電子開閉装置の構成を示すブロック図である。

    図8を参照すると、本発明の実施例による電子開閉装置10は、構成品の組立が完了された後、電子開閉装置10の性能検査ステップで前記電子開閉装置10に向かって所定の信号を送信又は受信する距離感知部310を含む。 前記所定の信号はレーザ(laser)信号であってもよい。

    前記距離感知部310は、所定の信号を送信する信号送信部312と、前記信号送信部312で送信された信号が装置の構成品から反射されて受信されるようにする信号受信部314が含まれる。 一例として、前記信号送信部312と信号受信部314は同じ構成であってもよい。

    制御部300は前記信号送信部312を制御して前記所定の信号が前記電子開閉装置10に送信されるようにし、前記信号受信部314で受信された信号から構成品の位置に関する情報、例えば前記ストローク又は圧縮距離を認識する。

    このように、前記距離感知部310を介して前記電子開閉装置10の構成品の位置に関する情報を認識することができるため、前記電子開閉装置10が組み立てられた状態で構成品の位置又は配置が正常的な範囲内で形成されているのか否かを決定することができる。 すなわち、装置の正常的な組立可否及び性能に関する結果が認識される。

    図9は、本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が遮断される際、距離感知部を利用して距離を感知する様子を示す図であり、図10は本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が遮断される際、ストローク値を感知した結果を示すグラフである。

    図9を参照すると、前記電子開閉装置10の組立が完了された状態で、前記駆動力発生部170に電源が印加されていない状態、即ち、電流供給が遮断された状態で距離感知部310を利用して装置のストローク値を測定することができる。

    詳しくは、前記電子開閉装置10の一側に前記距離感知部310を位置させ、前記稼動部140のおおよそ中央部から上方に向かって移動させながら第1感知信号330を送信する。 前記第1感知信号330は、前記電子開閉装置10の一部分から反射されて前記距離感知部310に受信される。 そして、受信された時間に基づいて距離感知部310と前記一部分との間の距離値が得られる。

    この際、信号の送信が初めて行われる際の原点を基準に、前記距離感知部310が上方に移動されるほどx軸の値(距離感知部の位置又は高さ)が増加すると規定する。 そして、信号の送信が初めて行われる際の原点を基準に、前記X軸の値が変わるにつれてy軸の値(距離感知部と装置構成品との距離)が変わると規定する。 ここで、前記原点は前記距離感知部310を最初に位置させる地点に応じて異なるように設定されてもよい。

    前記装置構成品の形状又は屈曲に応じて、前記y軸の値は増加又は減少されてもよい。 詳しくは、図10を参照すると、距離感知部の位置(X軸の値)に応じて距離感知部と装置構成品との間の距離(y軸の値)の変化がグラフとして得られる。

    この際、前記第1貫通ホール115を経由して感知される前記上端部147と干渉面127との間の距離値がストローク(l1)として決定される。 即ち、x1(上端部)とx2(干渉面)との間の距離値が決定される。

    図11は、本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が行われる際、距離感知部を利用して距離を感知する様子を示す図であり、図12は本発明の実施例による電子開閉装置に電流の供給が行われる際、圧縮距離値を感知した結果を示すグラフである。

    図11を参照すると、前記電子開閉装置10の組立が完了された状態で、前記駆動力発生部170に電源が印加された状態、即ち、電流供給が行われる状態で距離感知部310を利用して装置の圧縮距離値を測定することができる。

    詳しくは、前記電子開閉装置10の一側に前記距離感知部310を位置させ、前記稼動部140のおおよそ中央部から上方に向かって移動させながら第2感知信号340を送信する。 この際、x軸の値及びy軸の値は図9で説明した内容を援用する。

    前記装置構成品の形状又は屈曲に応じて、前記y軸の値は増加又は減少されてもよい。 詳しくは、図12を参照すると、距離感知部の位置(x軸の値)に応じて距離感知部と装置構成品との間の距離(y軸の値)の変化がグラフとして得られる。

    この際、前記第1貫通ホール115及び第2貫通ホール148を経由して感知される前記接点支持部151と支持対応部145との間の距離値が圧縮距離(l3)として決定される。 即ち、x3(接点支持部)とx4(支持対応部)との間の距離値が決定される。

    図13は、本発明の実施例による電子開閉装置の製造方法を示すフローチャートである。 図13を参照して、電子開閉装置10の製造過程を説明する。

    まず、電子開閉装置10が組み立てられるステップを行う。 即ち、前記固定部110、稼動部140及び駆動力発生部170を組み立てて本体部100を完成し、前記本体部110とハウジング200を結合して前記電子開閉装置10の組立を完了する(S11)。

    そして、完成品として製造された電子開閉装置10の性能検査ステップが行われる。

    詳しくは、前記電子開閉装置10に電源を印加いていない状態で(S12)、前記距離感知部310を利用して前記電子開閉装置10をスキャンする。

    前記電子開閉装置10をスキャンする過程において、前記距離感知部310から送信された信号が前記第1貫通ホール115を経由して前記上端部147と干渉面127との間の空間に伝達され、装置の一部分から反射された信号値を認識してストロークを測定する(S13)。

    そして、前記電子開閉装置10に電源を印加した状態で(S14)、前記距離感知部310を利用して前記電子開閉装置10をスキャンする。

    前記電子開閉装置10をスキャンする過程において、前記距離感知部310から送信された信号が前記第1貫通ホール115及び第2貫通ホール148を経由して前記接点支持部151と支持対応部145との間の空間に伝達され、装置の一部分から反射された信号値を認識して圧縮距離を測定する(S15)。

    そして、前記ストロークと圧縮距離値を測定すると、前記ギャップ(=ストローク−圧縮距離)が得られる。 前記ストローク、圧縮距離及びギャップ値を介して前記電子開閉装置10の性能を決定することができ、装置の不良有無を検査することができる(S16)。

    このように、固定部110の第1貫通ホール115と稼動部140の第2貫通ホール148を介して信号を送信及び受信することで装置の構成品に関する位置情報を獲得することができるため、電子開閉装置の組立を完了した状態で装置の性能検査が効率的に行われる長所がある。

    10 電子開閉装置 100 本体部 110 固定部 111 固定部本体 113 電流供給部 115 第1貫通ホール 123 固定接点部 127 干渉面 140 稼動部 141 稼動部本体 143 移動部 145 支持対応部 147 上端部 148 第2貫通ホール 151 接点支持部 153 稼動接点部 160 弾性部材 170 駆動力発生部 171 ケース 172 収容溝 173 電源印加部 180 コイル 200 ハウジング 310 距離感知部 312 信号送信部 314 信号受信部 330 第1感知信号 340 第2感知信号

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