建築カバーのためのモーターアセンブリ

申请号 JP2017202472 申请日 2017-10-19 公开(公告)号 JP2018071339A 公开(公告)日 2018-05-10
申请人 ハンター ダグラス インコーポレイテッド; 发明人 ジェームス,エム.アンソニー; ケヴィン,エム.ダン; ダニエル,エー.ハバー; ポール,エー.ブレイフォード; ダグラス,ジェイ.ロレンツ; ジェームス,コロズ; ロナルド, ホルト; トッド,ネルソン; シェルビー,ジャード イェンザー; チャールズ,カルヴァー ギデン クーパー; ピーター,ザゴーン; ステファン,ティー.ワイズカップ;
摘要 【課題】電動操作、及び手動操作が切替可能であり、身振りまたは触感で操作することが可能なローラブラインドを提供する。 【解決手段】モーターと、建築カバーを収縮させるためにモーターを始動させるための第1のスイッチ422と、建築カバーを伸張させるためにモーターを始動させるための第2のスイッチ424と、アクチュエータ400が第1の方向に回転されると第1のスイッチ422を作動させ、アクチュエータ400が第2の方向に回転されると第2のスイッチ424を作動させるように 位置 付けられたアクチュエータ400とを含む。 【選択図】図4
权利要求

建築カバーのためのモーターアセンブリであって、 モーターと、 前記建築カバーを収縮させるために前記モーターを始動させる第1のスイッチと、 前記建築カバーを伸張させるために前記モーターを始動させる第2のスイッチと、 アクチュエータであって、前記アクチュエータは、前記アクチュエータが第1の方向に回転されると前記第1のスイッチを作動させ、前記アクチュエータが第2の方向に回転されると前記第2のスイッチを作動させるように位置付けられる、アクチュエータと、 前記アクチュエータに結合された制御レバーであって、前記制御レバーは前記制御レバーが動かされたときに前記アクチュエータを回転させる、制御レバーと を備える、モーターアセンブリ。前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチはスナップドームスイッチである、請求項1に記載のモーターアセンブリ。前記アクチュエータは第1の隆起および第2の隆起を含み、前記第1の隆起は、前記アクチュエータが前記第1の方向に回転されると前記第1のスイッチを作動させるべきであり、前記第2の隆起は、前記アクチュエータが前記第2の方向に回転されると前記第2のスイッチを作動させるべきである、請求項1に記載のモーターアセンブリ。前記アクチュエータを前記第1のスイッチも前記第2のスイッチもどちらも作動されていない中立位置に付勢するバネをさらに含む、請求項1に記載のモーターアセンブリ。筐体をさらに含み、前記アクチュエータは前記筐体内で回転可能であり、前記バネは前記アクチュエータの1側面内に形成された空洞内に配置され、前記バネは、前記筐体内の開口を通って外方に延在し、前記開口の一部を画定する側壁と係合される、請求項4に記載のモーターアセンブリ。前記制御レバーは前記アクチュエータの1端に結合される、請求項1に記載のモーターアセンブリ。前記制御レバーは前記アクチュエータから前記アクチュエータの回転軸に対して横方向に延在し、前記制御レバーは前記アクチュエータを回転させるために前記回転軸を中心に枢動する、請求項1に記載のモーターアセンブリ。前記制御レバーに結合された顧客タッチポイントをさらに含み、前記顧客タッチポイントの直線運動は前記アクチュエータの回転運動を引き起こす、請求項7に記載のモーターアセンブリ。前記制御レバーの第1の端部は前記アクチュエータに結合され、前記第1の端部と反対側の前記制御レバーの第2の端部は前記顧客タッチポイントに結合され、前記制御レバーは前記第1の端部と前記第2の端部との間にJ字形輪郭を有する、請求項8に記載のモーターアセンブリ。端板をさらに含み、前記アクチュエータは前記端板に回転可能に結合され、前記端板は上壁および下壁を含み、前記制御レバーは、前記制御レバーが前記第1の方向に回転されると前記上壁を係合するべきであり、前記制御レバーは、前記制御レバーが前記第2の方向に回転されると前記下壁を係合するべきである、請求項1に記載のモーターアセンブリ。建築カバーのためのモーターアセンブリであって、 モーターと、 アクチュエータであって、前記アクチュエータは、前記アクチュエータが第1の方向に回転されると前記建築カバーを収縮させるために前記モーターを作動させ、前記アクチュエータが第2の方向に回転されると前記建築カバーを伸張させるために前記モーターを作動させるように位置付けられる、アクチュエータと、 前記アクチュエータに結合された制御レバーであって、前記制御レバーは直線運動を前記アクチュエータの回転運動に置換するために前記アクチュエータから延在する、制御レバーと を備える、モーターアセンブリ。前記アクチュエータは、前記アクチュエータの長手軸を中心に回転可能であり、前記アクチュエータの前記長手軸は前記モーターの長手軸に位置合わせされる、請求項11に記載のモーターアセンブリ。レバーアクチュエータをさらに含み、前記レバーアクチュエータは前記制御レバーの1端に結合され、前記レバーアクチュエータの直線運動は前記アクチュエータの回転運動を引き起こす、請求項11に記載のモーターアセンブリ。前記レバーアクチュエータでの身振りの検出に応答して、前記建築カバーを所定の位置に移動させるために前記モーターを作動させる建築カバー制御装置をさらに含む、請求項13に記載のモーターアセンブリ。前記身振りは前記レバーアクチュエータの上下運動または下上運動である、請求項14に記載のモーターアセンブリ。前記建築カバーが第1の位相において動作しているときに、前記建築カバーを第1の速度で動かすために前記モーターを作動させ、前記建築カバーが第2の位相において動作しているときに、前記建築カバーを前記第1の速度より遅い第2の速度で動かすために前記モーターを作動させる、建築カバー制御装置をさらに含む、請求項11に記載のモーターアセンブリ。前記第1の位相および前記第2の位相は移行限定位置によって分離され、前記建築カバー制御装置は、前記建築カバーにより前記移行限定位置に達したことの検出に応答して、前記建築カバーの前記移行限定位置における動きを止めるために前記モーターの作動を中止させるべきである、請求項16に記載のモーターアセンブリ。建築カバーのための操作システムであって、 前記建築カバーを伸張または収縮させる制御レバーと、 前記制御レバーに結合された端部接合部であって、前記端部接合部は第1の磁石を有する、端部接合部と、 第2の磁石を有するレバーアクチュエータであって、前記レバーアクチュエータは前記第1および第2の磁石を介して前記端部接合部に磁気的に結合される、レバーアクチュエータと を備える、操作システム。前記端部接合部は、前記端部接合部内に形成された受け口を含み、前記受け口は前記制御レバーの1端上で連結具を受領するべきであり、前記端部接合部の前記受け口および前記制御レバーの前記連結具は玉継手を形成する、請求項18に記載の操作システム。前記レバーアクチュエータは、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間の磁を超えることにより前記端部接合部から分離可能である、請求項18に記載の操作システム。

说明书全文

関連出願の相互参照 本発明は、2016年10月19日に「建築カバーのためのモーターアセンブリ」の名称で出願された米国特許仮出願第62/410,357号、および2017年4月2日に「建築カバーのためのモーターアセンブリ」の名称で出願された米国特許仮出願第62/480,523号の優先権の利益を米国特許法第119条(e)の下で主張し、参照によってそれらの全体が本明細書に組み込まれる。

本開示は一般に建築カバーに関し、より詳細には建築カバーのためのモーターアセンブリに関する。

ローラーブラインドなどの建築カバーは、遮光およびプライバシーを提供する。建築カバーを操作するための1つの公知の方法は、カバーを上または下に引き寄せるために引っ張るかまたは放してもよい手動昇降コード(プルコードと呼ばれることがある)で行う。しかし昇降コード型のカバーには難点がある。例えば昇降コードは、昇降コードが高い所にあるとき(カバーが完全に下げられた位置にあるとき)に届き難いことがあり、またはカバーが完全に上がった位置にあるときに床上を引きずることがある。さらに場合によっては、昇降コードは、特に大きく重いカバーとともに利用するときに操作するために大きなを必要とする。また一部の昇降コードは、昇降コードの係止または係脱などの様々な機能を実行するために方向の複雑な変更を必要とする。

一部の公知の建築カバーは、カバーを操作するためにモーターアセンブリを利用する。一部の公知のモーターアセンブリは、カバーを上げる、または下げるために窓に近い壁上のスイッチによって作動される。しかしこれらの公知のモーターアセンブリは、スイッチとモーターアセンブリとの間に追加の配線を必要とする。この追加の配線には、通常製造/設置費用が増加され、ならびに保守費用も増加する。他の公知のモーターアセンブリは、建築カバーのヘッドレールの前面にあるスイッチを利用する。しかしこれらの公知のモーターアセンブリは、追加の配線が通常モーターアセンブリとスイッチとの間に必要であるという点において、依然として通常上記の難点に悩まされる。さらにスイッチはモーターおよび他の電子部品から外側に配置され、スイッチはより損傷を受ける可能性が高い。またこのようなスイッチの配置により光ギャップが生じ、これは建築カバーに望ましくない効果である。

一部の公知のモーターアセンブリは、無線遠隔制御装置によって操作される。しかし遠隔制御装置は置き忘れる(紛失する)ことがあり、かつ/または遠隔制御装置内の電池を定期的に交換する必要がある。したがって使用者は、建築カバーを制御することができずに放置することがある。場合によって使用者は、電動式建築カバーを電動操作することなく手力で手動的に操作することを望むことがある。さらに使用者は、遠隔制御装置が提供しない馴染んだ身振りまたは触感でモーターアセンブリを操作することを望むことが多い。

本明細書に開示された発明の原理に従って構成された建築カバーのモーターアセンブリの実施形態は、以下の図面の使用を通して説明される。図面は制限ではなく、むしろ本開示の原理を実施する手法の例の説明とみなされるべきである。本開示を読むと多くの他の実施形態が当業者には明らかになろう。

本開示の教示に従って構成された建築カバーのためのモーターアセンブリの一例の斜視図である。

異なる度で示された図1に示されたモーターアセンブリの別の斜視図である。

図1に示されたモーターアセンブリを組み込む建築カバーの一例を示す図である。

図1に示されたモーターアセンブリの部分分解図である。

図1に示されたモーターアセンブリとともに使用できる端板の一例の斜視図である。

図5に示された端板の(反対側からの)別の斜視図である。

図1に示されたモーターアセンブリとともに使用できるアクチュエータの一例の斜視図である。

異なる角度で示された図7のアクチュエータの別の斜視図である。

中立位置にある図7のアクチュエータを示す図である。

アクチュエータがスイッチの第1の例を始動させる、第1の方向に回転した際の図7のアクチュエータを示す図である。

アクチュエータがスイッチの第2の例を始動させる、第2の方向に回転した際の図7のアクチュエータを示す図である。

図1に示されたモーターアセンブリとともに使用できるアクチュエータおよびバネの別の例の斜視図である。

異なる角度で示された図10Aのアクチュエータの別の斜視図である。

アクチュエータを中立位置に付勢させるためにバネが筐体と相互作用する筐体内に配置された、図10Aのアクチュエータおよびバネを示す図である。

図1のモーターアセンブリとともに使用される、レバーアクチュエータの一例および端部接合部の一例の分解図である。

端部接合部から離断された図12の例示的レバーアクチュエータを示す図である。

図12のA−A線に沿って切り取られた図12のレバーアクチュエータおよび端部接合部の断面図である。

本開示の教示に従って構成された建築カバーのためのモーターアセンブリの別の例、およびブラケットの一例に装着されたカセットの一例を示す図である。

カセットに挿入された図15のモーターアセンブリを示す図である。

カセットに係止された図15のモーターアセンブリを示す図である。

板の一例に装着された図15のカセットを示す図である。

図15のモーターアセンブリが組み込まれたヘッドレールの一例を示す図である。

図15のモーターアセンブリの斜視図である。

制御レバーの一例および制御レバーの形状によって画定された操作の角度を示す図である。

図21の制御レバーと異なる形状を有し、より大きい操作の角度をもたらす別の制御レバーの一例を示す図である。

ヘッドレール内で利用される図22の制御レバーを示す図である。

図1および図15のモーターアセンブリによって実施されてもよい、レバーアクチュエータの一例と制御レバーの一例との間の連結の一例を示す図である。

制御レバーがヘッドレールの一例の前面カバーの一例から延在する、図24の制御レバーに対する代替形状を示す図である。

レバーアクチュエータと制御レバーとの間の連結の一例の上のカバーの一例を備えた、図25のヘッドレールを示す図である。

電動式建築カバーを制御するための建築カバー制御装置のブロック図である。

電動式建築カバーを制御するために、図27に示された建築カバー制御装置を実施するために実行することができる、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。

電動式建築カバーを記憶された位置に移動させるために、図27に示された建築カバー制御装置を実装するために実行することができる、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。

電動式建築カバーに対する記憶された位置を設定するために、図27に示された建築カバー制御装置を実装するために実行することができる、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。

電動式建築カバーの上限位置を調整するために、図27に示された建築カバー制御装置を実装するために実行することができる、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。

電動式建築カバーに対する1つまたは複数の限定位置をプログラミングするために、図27に示された建築カバー制御装置を実装するために実行することができる、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。

電動式建築カバーを複数の速度で操作するために、図27に示された建築カバー制御装置を実装するために実行することができる、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。

図33の流れ図に関連して説明された、3つの限定位置における建築カバーの一例の側面図である。

4つの限定位置における建築カバーの一例の側面図である。

図27に示された建築カバー制御装置を実装するために、図28〜図33の命令を実行することができる、プロセッサプラットフォームの一例のブロック図である。

建築カバーの上げ下げの制御を促進する建築カバーのためのモーターアセンブリの例が、本明細書に開示される。モーターアセンブリの例には、建築開口を(例えば圧延管を回転させることによって)上げ下げするためにモーターが含まれる。特にモーターは、カバーを上げるために1方向に動作し、カバーを下げるために反対方向に動作する。

一部の例では、顧客タッチポイントは、使用者とモーターアセンブリとの相互作用を促進させるために提供される。顧客タッチポイントは、モーターを機械的/電子機械的に作動させるために使用されてもよい。顧客タッチポイントは、使用者の手に届きやすく、操作しやすくいことが好ましいが、それでも(遠隔制御装置とは違って)モーターアセンブリに結合されてもよい。特に顧客タッチポイントは、使用者の手の身振りをモーターアセンブリにより操作に転換する。例えば使用者は、カバーを上げるようにモーターに指令するために顧客タッチポイントを垂直に上方に挙上してもよく、またはカバーを下げるようにモーターに指令するために顧客タッチポイントを引き下げてもよい。例示的顧客タッチポイントは、(手動プルコードに比べて)操作するために必要とする使用者からの労力が比較的少ない一方で、カバーを開閉させるための直感的で従来の感覚を依然として提供する。

一部の例では、モーターアセンブリは、モーターを1方向または他方向に作動させるために中心回転軸を中心に回転する、回転可能なアクチュエータを含む。具体的には、アクチュエータは、アクチュエータが1方向に回転されると、建築カバーを上げるためにモーターを始動させるスイッチまたは他の作動要素にアクチュエータが接触するかまたは別法として作動させ、アクチュエータが反対側に回転されると、建築カバーを下げるためにモーターを始動させる別のスイッチまたは作動要素にアクチュエータが接触するかまたは別法として作動させるように位置付けられる。一部の例では、顧客タッチポイントはアクチュエータに操作可能に結合される。使用者は、アクチュエータを回転させるために顧客タッチポイントを直線的に上下に動かしてもよく、アクチュエータは建築カバーを上げ下げするためにモーターを始動させる。一部の例では、アクチュエータはモーターに隣接して配置される。例えばアクチュエータはモーターの1端に隣接して(例えばモーターと同軸に)配置されてもよく、それによってモーターおよびアクチュエータの両方を組み込むモーターアセンブリの筐体を形成する。一部の例では、アクチュエータはモーターと端板との間に配置され、これは、建築構造もしくは開口内またはその付近にモーターアセンブリを装着するための構造(例えば装着するブラケット)である。したがってモーターアセンブリは、公知のモーターアセンブリより小さいかまたはより小型の構造を有し、それにより例示的モーターアセンブリをより多くの場所に組み込み、光ギャップを低減させることができる。さらにアクチュエータをモーターに接近するように配置することにより、露出されるまたは置かれるモーターアセンブリの部品(複数可)/構成要素(複数可)が少なくなり、そうでなければ損傷する恐れがある。

さらにモーターアセンブリの前面に出ている、またはモーターアセンブリ付近の壁上など、モーターアセンブリおよび/またはそれに関連した電子構成要素から離間されたスイッチを有する公知のモーターアセンブリと異なり、本明細書に開示された例示的モーターアセンブリは、モーターとアクチュエータとの間に利用する配線が少ない。例えば電源コードまたは配線は、電子構成要素(例えばスイッチ)およびモーターが電力供給されるモーターアセンブリの筐体の内側などの唯一の場所に経路指定されてもよい。その結果、例示的モーターアセンブリは製造費用が安価であり、概して公知のモーターアセンブリに比べて必要とする保守が少ない。

一部の例では、顧客タッチポイントの直線運動をアクチュエータの回転運動に変換するために、制御レバーが提供される。制御レバーはアクチュエータに結合され、アクチュエータからアクチュエータの回転軸に対して横方向に延在する。制御レバーは、アクチュエータから離間された点でアクチュエータを操作することができる。例えば、制御レバーは建築カバーの前面ヘッドレールから外方に延在し、これにより顧客タッチポイントを建築カバーの前面に配置することができ、使用者が顧客タッチポイントに容易に手が届く。また一部の例では、制御レバーは、顧客タッチポイントの直線運動を(例えば回転軸に垂直方向に、かつ回転軸からずれて)アクチュエータの回転運動に変換するレバーアームとして働く。例えば顧客タッチポイントを押し上げる(例えば顧客タッチポイントを垂直上方に動かす)ことにより、アクチュエータが1方向に回転し、顧客タッチポイントを引き下げる(例えば顧客タッチポイントを垂直下方に動かす)ことにより、アクチュエータが反対方向に回転する。一部の例では、顧客タッチポイントは、制御レバーを、ひいてはアクチュエータを作動させるために操作する剛性ワンドまたは押し/引き棒などのレバーアクチュエータとして実施される。一部の例では、使用者が顧客タッチポイントを放した後に顧客タッチポイントが中立位置に戻るように、アクチュエータは中立位置に付勢される。一部の例では、使用者が顧客タッチポイントを放し、顧客タッチポイントが中立位置に戻ると、モーターは止まる。したがって複雑な身振りを必要とする公知のモーターアセンブリとは異なり、一部の例では、使用者が顧客タッチポイント放すと、開示されたモーターアセンブリのモーターは切れる。他の例では、使用者が顧客タッチポイントを放し、顧客タッチポイントが中立位置に戻ると、モーターは動作し続けて建築カバーを動かし、顧客タッチポイントの次の動きが検出されるとモーターは建築カバーの動きを中止させる。

一部の例では、アクチュエータは1つまたは複数のスイッチを始動させることによりモーターを作動させる。例えばアクチュエータは、建築カバーを上げるためにモーターを作動させる1つのスイッチを始動させるように(中立位置から)1方向に回転されてもよく、アクチュエータは、建築カバーを下げるためにモーターを作動させる別のスイッチを始動させるように(中立位置から)他方向に回転されてもよい。一部の例では、スイッチはスナップドームスイッチとして実施される。中立位置では、どのスイッチも作動されない。一部の例では、スイッチは、(例えば対応するスイッチを解放することにより)アクチュエータを中立位置に付勢してもよい。したがって一部の例では、顧客タッチポイントを中立位置に付勢するために別個の付勢特徴(例えばバネ)を必要としなくてもよい。他の例では、アクチュエータを中立位置に付勢するために別個の付勢特徴が含まれてよい。

さらに制御レバーは、有利なことに顧客タッチポイントによって提供されたより大きい範囲(例えば数インチ)の動きをアクチュエータ内の比較的小さい範囲の動きに変換する。一部の例では、スイッチを始動させるために比較的小さい動きのみがアクチュエータに必要とされることがある。しかしこのような小さい範囲の動きは使用者には直感的ではない。したがって制御レバーは、スイッチを始動させるために顧客タッチポイントの(触感のために望ましい)より大きい動きを比較的小さい回転運動に変換する。さらに通常接近が困難な高いまたは低い場所に移動する手動式昇降コード、または操作不能になり、もしくは紛失することがある遠隔制御装置とは異なり、顧客タッチポイントは比較的に同じ場所に留まり、使用者にいつでもすぐに容易に手が届く。

一部の例示的制御レバーおよび/またはアクチュエータの動く範囲は制限されてもよく、これによりアクチュエータが過剰に回転し、スイッチまたはモーターアセンブリの他の構成要素を損傷させることを防ぐ。例えば一例では、モーターアセンブリの制御レバーは、端板内に形成されたチャネル内に配置される。チャネルは、制御レバーの上下運動を制限する上壁および下壁を含んでもよい。別法として、チャネルは含まれなくてもよい。しかし範囲限定特徴を含む設計の例示的モーターアセンブリは、製品寿命がより長く、必要とする保守が少ないことがある。

また人の負傷および/またはモーターアセンブリの損傷を防ぐために(例えば制御レバーから分離することにより)モーターアセンブリから分離するレバーアクチュエータなどの、例示的顧客タッチポイントも、本明細書に開示される。一部の例では、顧客タッチポイントは、モーターアセンブリに磁気的に結合される。結果として、過剰な力が顧客タッチポイントに加えられた場合に、顧客タッチポイントは、モーターアセンブリから離断される。例えば子供が顧客タッチポイントを引き寄せた(または別法として、顧客タッチポイントに引っかかったもしくはぶつかった)場合、顧客タッチポイントは離断し、それによって負傷の危険性が低減する。さらに顧客タッチポイントをモーターアセンブリから離断することにより、モーターアセンブリの損傷の危険性が低減する、または除去される。

またモーターアセンブリを操作するために使用してもよい例示的身振りも本明細書に開示される。身振りには、顧客タッチポイントの1つまたは複数の動き(例えば特定の一連の動き)が含まれてもよい。顧客タッチポイントのある特定の動きおよび/または動きの組合せに基づいて、モーターアセンブリは、例えば建築カバーを第1の方向(例えば上)に動かすこと、建築カバーを第2の方向(例えば下)に動かすこと、動いている建築カバーを止めること、建築カバーを記憶された位置もしくは所定の位置(例えば好みの位置)に移動させること、記憶された位置を設定すること、上限位置および/もしくは下限位置を設定すること、ならびに/または1つもしくは複数の制限をプログラミングすることなどの、さまざまな操作または機能を実施するように構成されてもよい。

本文書に論じ、添付図面に示したすべての装置および方法は、本開示の1つまたは複数の原理に従って実施される装置および/または方法の例であり、これらの原理は単一でも組み合わせても適用されてよい。これらの例は、これらの原理を実施するための唯一の方法ではなく、例に過ぎない。開示された原理を実施する手法の他の例も、本開示を読めば当業者には明らかになろう。図面は1つまたは複数の原理または特徴を組み込む本開示の実施形態の例を示し、したがって図における特定の構造または要素への言及または説明は、一実施形態の一例への言及または説明として理解されるべきであるが、必ずしも本開示を具現化する唯一の手法ではないことが理解されよう。

次に図を参照すると、図1は、本開示の教示に従って構成された例示的建築カバーのモーターアセンブリ100(例えば操作システム)を示す。例示的モーターアセンブリ100は、建築カバーを収縮させる(例えば上げる)または伸張させる(例えば下げる)などの、建築カバーを動きに影響を与えるために使用されてもよい。建築カバーは、壁などの建築構造、および/または窓、ドア、天窓、アーチ道などの建築開口を覆うために使用されてもよい。例示的モーターアセンブリ100は、従来のカーテン、シャッター、平および垂直ブラインド、ならびにローラーおよびシェルシェードなどを含む様々な他の種類のシェードなどのあらゆる型のカバーをともに実施されてもよい。

図1の示された例では、モーターアセンブリ100は、出力軸104を備えたモーター102を含む。モーター102は、対応する建築カバーを上げる(または別法として建築構造および/または開口を露出させる)ために出力軸104を1方向に駆動させ、対応する建築カバーを下げる(または別法として建築構造および/または開口を覆う)ために出力軸104を反対方向に駆動させる。上記のように、モーターアセンブリ100は、様々な型の建築カバーに組み込まれてもよい。例えば出力軸104は、シェードまたはブラインドを挙上するために圧延管に結合されてもよい。一部の例では、圧延管はモーター102の周囲に(例えばモーター102と同軸に)配置される。他の例では、出力軸104は、昇降コード駆動部(例えばコードをスプール上に巻き付けるための回転に置換する駆動軸)、横移動駆動部(例えばベルト、コードおよび/もしくはビーズチェーンを駆動させる滑車)、ドラムおよび受け台、摺動駆動部、傾斜駆動部(例えばシャッターもしくはブラインドのルーバーを傾けるためのラックおよびピニオン)、ならびに/または(例えば建築カバーを左右に動かす)1つの位置と別の位置との間で対応する建築カバーを別の方法で動かす(例えば伸張もしくは収縮させる)ためのあらゆる他の機構などの、1つまたは複数の機構(複数可)に結合されてもよい。一部の例では、回転要素(例えば圧延管、昇降コード駆動部など)または出力軸104によって駆動される他の要素は、出力軸104に位置合わせされた、または出力軸104と平行な回転軸を有する。例示的モーターアセンブリ100は、建築カバーを垂直、左右(横)、斜めなどのあらゆる方向に動かすために使用されてもよい。例示的モーターアセンブリ100は、建築カバーを例えば長方形の開口、八角形状の開口、弓形などの異なる形状の開口内で建築カバーを動かすように実施されてもよい。

図2は、例示的モーターアセンブリ100の別の斜視図を示す。図1および図2の実施形態に示されたように、例示的モーターアセンブリ100は、制御レバー112(例えばレバーアーム、アクチュエータアーム、操作要素など)を含んでもよい。制御レバー112は、モーター102を作動させるために上または下に可動(例えば回転可能)である。例えば制御レバー112が1方向に動かされるか、または回転されると、モーター102は(例えば出力軸104を1方向に駆動させることにより)建築カバーを上げるために作動され、制御レバー112が反対方向に動かされるか、または回転されると、モーター102は(例えば出力軸104を他方向に駆動させることにより)建築カバーを下げるために作動される。本明細書にさらに詳細に論じるように、制御レバー112は、制御レバー112の動きにより、モーター102を選択的に作動させる1つまたは複数のスイッチを係合するアクチュエータまたは他の操作要素を回転させるように、制御レバー112の1端でアクチュエータまたは他の操作要素に操作可能に結合されてもよい。示された例では、制御レバー112は湾曲しており(例えばS字形)、それにより制御レバー112が(例えば図3および図19と関連して説明されたように)建築カバーの前面カバーまたはヘッドレールの下から、かつ/もしくは建築カバーの前面カバーまたはヘッドレールから外方に延在することができる。他の例では、制御レバー112は大きさおよび構造の制約に異なって依存して直線であっても、または異なる形状であってもよい。図1および図2に示された例では、モーターアセンブリ100は、第1の側面108および第1の側面108と反対側の第2の側面110を有する端板106を含む。図2に示されたように、制御レバー112は、本明細書にさらに詳細に論じる端板106の第2の側面110内に形成されたチャネル220(例えば軌道)内に配置されてもよい。

図1および図2に示された例示的制御レバー112を動かすために、顧客タッチポイントが提供される。顧客タッチポイントは、例えばモーター102を作動させるために制御レバー112を動かすことなどにより、モーター102を作動させるために使用者とモーターアセンブリ100との相互作用を促す。一部の例では、(例えばモーターアセンブリ100が使用者の手に届き難い高さまたは距離に配置されているとき)顧客タッチポイントにより、使用者が制御レバー112から遠く離れた制御レバー112にアクセスできる、かつ/または操作できる。顧客タッチポイントは、顧客タッチポイントの1つまたは複数の動きにより制御レバー112を動かすように、2つ以上の自由度を有するために制御レバー112に結合されてもよい。示された例では、顧客タッチポイントは、使用者が複数方向にレバーアクチュエータ114を動かすことにより制御レバー112を操作することができる、ワンドまたは押し/引き棒などの半剛性部材の形でレバーアクチュエータ114として実施される。レバーアクチュエータ114は、制御レバー112に端部116などで結合されてもよい。使用者は、レバーアクチュエータ114を挙上する、または下げる(例えば引き下げる)ことにより制御レバー112を動かしてもよい。一部の例では、使用者が顧客タッチポイントを、例えばレバーアクチュエータ114を挙上することにより1方向に動かすと、制御レバー112は上方に動かされ、これにより建築カバーを上げるために(例えばレバーアクチュエータ114を挙上している間、レバーアクチュエータ114を2度目に挙上するまで、またはレバーアクチュエータ114を下方に動かすまで)例示的モーター102を始動させる。使用者がレバーアクチュエータ114を下げると、制御レバー112は下方に動かされ、これにより建築カバーを下げるために(例えばレバーアクチュエータ114を下げている間、レバーアクチュエータ114を2度目に下げるまで、またはレバーアクチュエータ114を挙上するまで)例示的モーター102を始動させる。別法として、あらゆる他の動きは、レバーアクチュエータ114の動きに基づいてもよい(例えばカバーを下げるためにレバーアクチュエータ114を上げる)。建築カバーを上げ下げするためにモーター102を始動させることに加えて、または別法として、さらに図28〜図33に関連して開示されたモーターアセンブリ100の1つまたは複数の他の操作(例えばモーターアセンブリ100に対して上限および/または下限位置を設定すること)を始動させるために、レバーアクチュエータ114および/または制御レバー112などの顧客タッチポイントを用いて1つまたは複数の身振りを実施してもよい。一部の例では、制御レバー112は、本明細書にさらに詳細に説明するように、1つまたは複数のスイッチを作動させることによりモーター102を始動させる。他の例では、ハンドル、レール、プルコード、遠隔制御装置、ビーズチェーンなどの他の型の顧客タッチポイントは、レバーアクチュエータ114に加えてまたは別法として実施されてもよい。

図1および図2の例示的モーターアセンブリ100を対応する建築カバーとともに、建築構造および/または窓枠などの建築開口の枠に装着する、または隣接させることができる。例えば端板106を窓枠および/またはヘッドレールもしくは建築カバーを組み込む他の構造に(例えば1つもしくは複数の締結具を介して)装着することができる。図3は、例示的モーターアセンブリ100(図1および図2)を組み込む建築カバーアセンブリ300の一例を示す。建築カバーアセンブリ300は、ヘッドレール302および建築開口306(例えば窓)を覆うカバー304(例えばシェード)を含む。モーターアセンブリ100は、ヘッドレール302の前面カバー308(例えばトリムの片、前飾りなど)の背後に配置されてもよい。示された例では、制御レバー112は(例えば制御レバー112の湾曲した形状のために)前面カバー308の下から外方に延在し、レバーアクチュエータ114は制御レバー112からぶら下がる。上記のように一部の例では、使用者は、カバー304を上げる(例えばカバー304を1方向に動かす)ためにモーター102(図1および図2)を始動させるようにレバーアクチュエータ114を挙上する(例えばレバーアクチュエータ114を垂直上方に動かす)ことができ、または使用者は、カバー304を下げる(例えばカバー304を反対方向に動かす)ためにモーター102を始動させるようにレバーアクチュエータ114を引き下げる(例えばレバーアクチュエータ114を垂直下方に動かす)ことができる。他の例では、使用者は、カバー304を上げるためにモーター102を始動させるようにレバーアクチュエータ114を引き下げてもよく、カバー304を下げるためにモーター102を始動させるようにレバーアクチュエータ114を挙上してもよい。さらに他の例では、制御レバー112および/またはレバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントの1つまたは複数の身振りは、本明細書にさらに詳細に開示するように、モーターアセンブリ100の1つまたは複数の他の操作を始動させてもよい。

図4は、例示的モーターアセンブリ100の部分分解図である。図4の示された例では、モーターアセンブリ100はアクチュエータ400(例えばカム軸)を含む。一例示的実施形態では、アクチュエータ400が回転し、モーター102を駆動させて出力軸104を1方向または反対方向に駆動させることにより、建築カバーを(例えば建築カバーを巻き付けるまたは巻き解くローラー(例えば中空管)を中心に回転させることにより、昇降コードがスタッキングシェードを上げ下げさせる昇降棒を回転させることにより、タイミングベルト、コードおよび/もしくはビーズチェーンを動かして建築カバーを横に動かすために駆動滑車を回転させることなどにより)例えば上げる、下げる、水平に動かす、斜めに動かすなど1つの位置から別の位置に移動させる。アクチュエータ400は、制御レバー112を例えば上下に動かすことによりアクチュエータ400を動かす(例えば回転させる)ように、制御レバー112に結合される。換言すれば、制御レバー112はアクチュエータ400から延在し、動き(例えば直線運動)をアクチュエータ400の回転運動に置換する。特に制御レバー112の第1の端部201(図2)はアクチュエータ400に結合され、制御レバー112の第2の端部(端部116)はレバーアクチュエータ114に結合される。したがって一部の例では、制御レバー112は、モーター102を作動させるためにレバーアクチュエータ114の動き(例えば直線運動)をアクチュエータ400における動き(例えば回転運動)に変換する、または置換する。一部の例では、制御レバー112がアクチュエータ400を1方向に動かす、例えば回転させると、モーター102が始動して建築カバーを上げ、制御レバー112がアクチュエータ400を反対方向に動かす、例えば回転させると、モーター102が始動して建築開口を下げる。したがって制御レバー112は、端部116を(例えばレバーアクチュエータ114の直線運動により、制御レバー112が枢動する(例えば本明細書にさらに詳細に論じる、アクチュエータ400の回転軸706(図7)と一致する枢軸を中心に枢動する))垂直上方に動かすと、アクチュエータ400を1方向(第1の方向)に回転させ、制御レバー112は、端部116を(例えばレバーアクチュエータ114の直線運動により)垂直下方に動かすと、アクチュエータ400を他方向(第2の方向)に回転させる。示された例では、アクチュエータ400は端板106に回転可能に結合される。図5および図6は端板106を分離した図である。図4に戻ると、アクチュエータ400の1端は、端板106の第1の側面108と端板106の第2の側面110との間の端板106内に形成された開口402(図5および図6にも示されている)内に可動に(例えば回転可能に)配置される。したがってアクチュエータ400は端板106によって支持される。加えてまたは別法として、別の支持構造を利用してアクチュエータ400を支持してもよい。モーターアセンブリ100が組み立てられるとき、アクチュエータ400はモーター102の端部403に隣接して配置され、これによりモーターアセンブリ100が本明細書に論じたように比較的小さいエンベロープを達成することができる。

図4に示された例示的実施形態に見られるように、モーターアセンブリ100は筐体404(例えばカバー)を含んでもよく、筐体404は内部構成要素を露出するために透明として示されている。例示的アクチュエータ400は筐体404内に配置され、モーターアセンブリ100が(例えば図1に描いたように)組み立てられるとき、筐体404内で回転可能である。示された例では、筐体404は円筒形であり、第1の端部408と第2の端部410との間に開口406を有する。他の例では、筐体404は別の形状を有してもよい。例示的筐体404は、端板106の第1の側面108に結合され、端板106の第1の側面108から延在する。示された例では、筐体404の第1の端部408は装着クリップ412を介して端板106に結合し、装着クリップ412は筐体404の開口406の中に挿入される。他の例では、筐体404は、機械的締結機構を使用して端板106に結合されてもよい。モーター102は筐体404の第2の端部410に結合し、したがって筐体404を介して端板106に結合される。モーター102および筐体404はモーターアセンブリの筐体を形成し、モーターアセンブリの筐体は端板106に結合された(図1に示されたような)実質的に連続した円筒形構造である。

図7および図8は、アクチュエータ400の例示的実施形態を分離した図である。示された例示的実施形態では、アクチュエータ400は回転可能であり、モーター102(図4)を作動させて建築カバーを上げる、建築カバーを下げる、かつ/またはあらゆる他の操作を始動させるために使用されてもよい。図7および図8に示された例では、アクチュエータ400は、アクチュエータ400の側面(ここには、第1の表面800および第2の表面802(本明細書にさらに詳細に開示される)が配置されている)に沿って形成された縦方向の溝701を有する剛性の円筒形部材である。他の例では、アクチュエータ400は他の形状を有してもよい。例示的アクチュエータ400は、第1の端部700および第1の端部700と反対側の第2の端部702を含む。アクチュエータ400は、アクチュエータ400の第1の端部700に、またはアクチュエータ400の第1の端部700付近にジャーナル704(例えば滑り軸受、円柱面)を含んでもよい。ジャーナル704は、端板106(図4)内の開口402(図4)内に配置されるべきであり、アクチュエータ400の回転を(例えば軸受を形成することにより)促す。アクチュエータ400は軸706(回転軸)を中心に回転する。本明細書で使用される場合、アクチュエータ400に関して「回転する」、「回転」およびその変形は、アクチュエータ400の(例えば端部/縁部から離れた)中心または実質的な中心を通って延在する軸を中心に動くことまたは回転することを意味する。示された例では、軸706はアクチュエータ400の長手軸であり、これはアクチュエータ400の縦方向軸である。別法として、アクチュエータ400は別の軸または点(例えば縁部にある、もしくは縁部付近の軸、アクチュエータ400を通って延在しない軸、長手軸ではない軸など)を中心に動いても、または回転してもよい。

図7および図8に示された例では、例示的アクチュエータ400は、アクチュエータ400の第1の端部700から延在する係合タブ708(例えばトルク特徴)を含む。示された実施形態の例示的係合タブ708は、制御レバー112(図2に示されている)内の開口202内に配置されるべきであり、制御レバー112をアクチュエータ400に結合できる。例えば図7に示されたように、係合タブ708は4つの突起710その1つのみが図7では標されている)を有する。ネジ712は第1の端部700内に形成された穴部714の中に螺合されるべきであり、それにより突起710が分離し、または広がり、それによって係合タブ708を制御レバー112(図2)内の開口202(図2)に留める。係合タブ708は、トルクを制御レバー112(図2)からアクチュエータ400に伝達するために使用され、制御レバー112の動きにより回転軸(例えば制御レバー112の枢軸を通過する回転軸)を中心としたアクチュエータ400の回転を駆動させるように、制御レバー112に対する枢軸として機能する。したがって一部の例では、制御レバー112はアクチュエータ400の回転軸706を中心に枢動可能である。加えてまたは別法として一部の例では、接着剤などの化学的締結具および/または機械的締結具(複数可)を使用して、アクチュエータ400を制御レバー112(図2)に結合してもよい。一部の例では、係合タブ708は開口202(図2)を通って延在してもよく、締まりばめ(例えば摩擦嵌合または圧入)を介して開口202に結合されてもよい。したがって図4に示されたように、制御レバー112は端板106内の開口402を通ってアクチュエータ400に結合される。制御レバー112は、アクチュエータ400の第1の端部700から横方向(例えば垂直)にアクチュエータ400の軸706(図7)に延在する。

図4に示された例では、例示的モーターアセンブリ100は回路基板414を含んでもよい。回路基板414は(例えば図1に示されたように、モーターアセンブリ100が組み立てられるとき)筐体404内に配置されてもよい。回路基板414は、第1の側面418および第1の側面418と反対側の第2の側面420を有する。回路基板414の第2の側面420は図4に示されたコールアウト内に示されている。例示的回路基板414はモーター102に電気的に接続され、モーター102を作動させるために電気部品(例えば図27の建築カバー制御装置2700などの建築カバー制御装置)を含む。回路基板414および/またはモーター102は、内部および/もしくは外部電力線接続部、電池(複数可)、燃料電池、太陽電池パネル、風力発電機、および/またはあらゆる他の電源のあらゆる組合せによって電力供給されてもよい。示された例では、モーターアセンブリ100は電源コネクタ416を含み、電源コネクタ416は電池パック、コンセント(例えば壁コンセント)などに接続されてもよい。例えば電池パックは建築カバーのヘッドレール内に配置されてもよい。一部の例では、電源コネクタ416は、種々の異なる設置(例えば電池から電力線への変換)に適合されてもよい。示された例では、電源コネクタ416はコード419を介して回路基板414に電気的に結合される。示された例では、コード419は端板106内の開口421を通って延在する。他の例では、コード419は他の経路(複数可)を通って経路指定されてもよい。

一部の例では、図4の例示的実施形態のモーター102を作動させるために、モーターアセンブリ100は2つのスイッチ、すなわち作動されたとき(例えばスイッチを開く、スイッチを閉じるなどの状態の変更)、出力軸104を1方向に駆動させるために(例えば建築構造および/または開口を露出させるために)モーター102を始動させる第1のスイッチ422、および作動されたとき、出力軸104を他方向に駆動させるために(例えば建築構造および/または開口を覆うために)モーター102を始動させる第2のスイッチ424を含む。換言すると一部の例では、第1のスイッチ422が作動されると、制御信号および/または電力がモーター102に送信されて出力軸104を1方向に駆動させ、第2のスイッチ424が作動されると、制御信号および/または電力がモーター102に送信されて出力軸104を反対方向に駆動させる。第1のスイッチ422および第2のスイッチ424は、アクチュエータ400により選択的に作動されてもよい、あらゆる型のスイッチまたは制御部によって実施されてもよい。示された例では、第1および第2のスイッチ422、424は、スナップドームスイッチ(スナップドームまたはドームスイッチとしても公知であり、これには作動力がスイッチに加えられると、スイッチを作動させる変形可能な要素が含まれる)として実施される。したがって一部の例では、作動力が第1のスイッチ422に加えられると(例えば第1のスイッチ422が押圧されると)、モーター102が作動されて出力軸104を1方向に駆動させ、作動力が第2のスイッチ424に加えられると、モーター102が作動されて出力軸104を反対方向に駆動させる。別法として、スイッチ422、424はあらゆる型のスイッチまたは選択的に作動可能な制御部(例えばトグルスイッチ、十分な力によって作動される力センサ、十分な圧力によって作動される圧力センサ、容量センサ、アクチュエータ400と関連した磁石によって始動されるホール効果センサなど)によって実施されてもよい。図4の示された例では、第1および第2のスイッチ422、424は、回路基板414の第2の側面420上に配置されている。したがってモーターアセンブリ100が組み立てられるときに、第1および第2のスイッチ422、424は、アクチュエータ400に隣接した筐体404内に配置される。アクチュエータ400内の溝701(図7)は、アクチュエータ400内の比較的小さい動きのみを使用して第1および第2のスイッチ422、424を作動させるように、回路基板414をアクチュエータ400の比較的近くに位置付けることができる。

図4の示された例では、例示的アクチュエータ400は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424を作動させるために回転する。例えばアクチュエータ400が1方向に回転されると、アクチュエータ400は第1のスイッチ422を(例えば第1のスイッチ422を係合することによって)作動させ、アクチュエータ400が反対方向に回転されると、アクチュエータ400は第2のスイッチ424を(例えば第2のスイッチ424を係合することによって)作動させる。第1および第2のスイッチ422、424は、アクチュエータ400の回転軸(軸706(図7))から半径方向に離間される。一部の例では、アクチュエータ400は、第1および第2のスイッチ422、424と係合する際に、第1および第2のスイッチ422、424を作動させるように構成された突起などの係合特徴を含む。例えばアクチュエータ400は、第1のスイッチ422を作動させる(例えば押す、係合する)ために第1の隆起426(例えば突起、カムローブ、延長部など)を、また第2のスイッチ424を作動させるために第2の隆起428を含んでもよい。図8は、アクチュエータ400の第1の表面800から延在する第1の隆起426、およびアクチュエータ400の第2の表面802から延在する第2の隆起428を示す。示された例では、第1の隆起426(および/または第1の表面800)ならびに第2の隆起428(および/または第2の表面802)は、軸706を含む平面の両側に配置される。図4に戻ると、アクチュエータ400が1方向に回転されると、第1の隆起426は第1のスイッチ422を係合し(例えば作動させるために接触し押圧し)、第1のスイッチ422は、モーター102を始動させて建築カバーを上げてもよい(かつ/または本明細書にさらに詳細に開示されるモーターアセンブリ100の1つまたは複数の他の操作を始動させてもよい)。アクチュエータ400が反対方向に回転されると、第2の隆起428は第2のスイッチ424を係合し、第2のスイッチ424は、モーター102を始動させて建築カバーを下げてもよい(かつ/または本明細書にさらに詳細に開示されるモーターアセンブリ100の1つまたは複数の他の操作を始動させてもよい)。図8に示された例では、第1の隆起426および第2の隆起428は互いにずれていてもよい。他の例では、第1の隆起426および第2の隆起428は(例えば同じ断面に沿って)位置合わせされてもよい。図4に示された例では、2つのスイッチが実施されている一方で、他の例では1つのスイッチのみが実施されてもよい。例えばアクチュエータ400は、第1の側面からのスイッチ(例えばトグルスイッチ)を係合するために1方向に回転してもよく、第2の側面からのスイッチを係合するために他方向に回転してもよい。

図4に示すように、アクチュエータ400、第1および第2のスイッチ422、424、ならびに回路基板414は、モーター102の端部403に近接して配置され、これにより、例えば直線運動によって駆動されるスイッチを有し、モーターから半径方向に離間された公知のモーターアセンブリに比べて、モーターアセンブリ100によって実現されるエンベロープおよび/またはフットプリントが小さくなる。モーター102および筐体404は、モーターアセンブリの筐体(例えば図1に示されたような実質的に連続した円筒形構造)を形成し、モーターアセンブリの筐体は、モーター102および、例えばアクチュエータ400、回路基板414、ならびに第1および第2のスイッチ422、424を含む作動構成要素を組み込む。一部の例では、回転軸706(例えばアクチュエータ400の長手軸)はモーター102の長手軸(および/または出力軸104)と位置合わせされ、これにより公知のモーターアセンブリより小型の構成が可能になる。他の例では、アクチュエータ400の回転軸706およびモーター102の長手軸はずれていてもよい(例えば軸706はモーター102の長手軸とずれて平行であり、依然としてモーター102から長手方向に延在する周辺内にあってもよい)。さらに作動構成要素(複数可)をモーター102に隣接して配置することにより、利用する配線が少なくなる。例えばモーターから遠ざけられたスイッチを有し、複雑な配線を必要とする公知のモーターアセンブリとは異なり、モーターアセンブリ100は、筐体404の中に入る1本のみのコード419によって作動可能であり、これは回路基板414に、ひいては第1および第2のスイッチ422、424ならびにモーター102に電力を供給する。

図9A〜図9Cは、端板106に向かって見た、筐体404に沿った例示的モーターアセンブリ100の断面図である。図9Aに示された例では、制御レバー112およびアクチュエータ400は中心または中立位置にある。中立位置では、第1および第2のスイッチ422、424は係合されず(例えば押圧されず)、したがって作動されない。一部の例では、スイッチ422、424のどちらも作動しないとき、モーター102(図4)は作動されず、対応する建築カバーは動かないままである。一実施形態では、使用者が建築カバーを上げたいと望むと、使用者はレバーアクチュエータ114(図1)を上げ(例えば押し上げ)、レバーアクチュエータ114は制御レバー112を枢動させ、それによって図9Bに示されたように、アクチュエータ400を第1の方向(例えば図9Bでは反時計回り)に回転させる。図9Bに示された位置では、アクチュエータ400は、第1の隆起426が第1のスイッチ422と係合され(例えば押圧し)、第1のスイッチ422がモーター102(図1)の作動を始動させて対応する建築カバーを上げるように、中立位置から第1の方向に回転されている。一部の例では、モーター102は、使用者がレバーアクチュエータ114を放すまで対応する建築カバーを上げ続け、その時点でレバーアクチュエータ114は中立位置に移動して戻り、モーター102は動作を停止される。他の例では、モーター102は、使用者がレバーアクチュエータ114を放した後であっても対応する建築カバーを上げ続ける。一部のこのような例では、1つまたは複数の他の身振りを使用してモーター102の作動を中止させてもよい。同様に一部の例では、使用者が建築カバーを下げたいと望むと、使用者はレバーアクチュエータ114(図1)を引き下げ、これにより図9Cに示されたように、制御レバー112およびアクチュエータ400を第2の反対方向(例えば図9Cでは時計回り)に回転させる。図9Cに示された位置では、アクチュエータ400は、第2の隆起428が第2のスイッチ424と係合され(例えば押圧し)、第2のスイッチ424がモーター102(図1)の作動を始動させて対応する建築カバーを下げるように、中立位置から第2の方向に回転されている。一部の例では、モーター102は、使用者がレバーアクチュエータ114を放すまで対応する建築カバーを下げ続け、その時点でレバーアクチュエータ114は中立位置に移動して戻り、モーター102は動作を停止される。他の例では、モーター102は、使用者がレバーアクチュエータ114を放した後であっても対応する建築カバーを下げ続ける。一部のこのような例では、1つまたは複数の他の身振りを使用してモーター102の作動を中止させてもよい。一部の例では、第1および第2のスイッチ422、424は、レバーアクチュエータ114(図1)が放されると、中立位置(図9A)に回転して戻すために反発力を提供してアクチュエータ400に付勢する。加えてまたは別法として、一部の例では、レバーアクチュエータ114が作動されないとき、バネ、可撓性要素、または他の付勢要素を提供してアクチュエータ400を中立位置に付勢する。アクチュエータとともに使用してもよい例示的バネが、図10A、図10B、および図11と併せてさらに詳細に開示されている。一部の例では中立位置において(図9Aに示されているように)、第1および第2の隆起426、428は、第1および第2のスイッチ422、424と接触するが、第1および第2のスイッチ422、424を押圧しない(例えば作動させない)。この接触により、アクチュエータ400を中立位置に維持する。他の例では中立位置において、第1の隆起426と第1のスイッチ422との間、および/または第2の隆起428と第2のスイッチ424との間に隙間があってもよい。一部の例では、アクチュエータ400は中立位置で(例えば制御レバー112および/またはレバーアクチュエータ114からの力に基づいて)均衡を保ち、レバーアクチュエータ114を放すと中立位置に戻る。

図4に示された例では、第1および第2のスイッチ422、424は回路基板414に結合されている(例えば装着されている)一方で、他の例では、第1および第2のスイッチ422、424は、回路基板414から分離した異なる構造(例えば装着板、筐体404の内面など)に結合されてもよい。場合によっては、第1および第2のスイッチ422、424を回路基板414上に直接配置することにより、より小型のアセンブリになり、それによってモーターアセンブリ100のフットプリントまたはエンベロープ全体が低減する。一部の例では、第1および第2のスイッチ422、424に加えて、または別法として、他の型のスイッチが実施される。一部の例では、モーター102は、アクチュエータ400ならびに第1および第2のスイッチ422、424から分離されてもよい(例えばアクチュエータ400ならびに第1および第2のスイッチ422、424から遠ざかる、アクチュエータ400ならびに第1および第2のスイッチ422、424に対して別の場所に配置される)。換言すると、モーター制御構成要素(複数可)(例えばアクチュエータ400、第1および第2のスイッチ422、424、ならびに/または制御レバー112)は、別の場所に配置され、モーター102から離間されてもよい(また例えば1つまたは複数の線を介して電気的に接続されてもよい)。

図9A〜図9Cに示されたように、制御レバー112はチャネル200内に配置され、チャネル200は端板106の第2の側面110(図2)内に形成される。図9A〜図9Cでは、制御レバー112およびチャネル200は破線で示されている。示された例では、チャネル200は、制御レバー112の形状を収容する、例えば対応する形状を有する。チャネル200は上壁900および下壁902によって画定される。上および下壁900、902は、制御レバー112がいずれの方向へ過剰に回転するのも防ぎ、それによって第1および第2のスイッチ422、424が、第1および第2の隆起426、428によって過剰に押圧されることから守る(そうでなければ第1および/もしくは第2のスイッチ422、424ならびに/または回路基板414に損傷をもたらす可能性がある)。例えば図9Bに示されたように、制御レバー112が上方に回転されると、制御レバー112は、第1の隆起426が第1のスイッチ422に係合する際に上壁900に係合する。同様に制御レバー112が下方に回転されると、図9Cに示されたように、制御レバー112は、第2の隆起428が第2のスイッチ424に係合する際に下壁902に係合する。他の例では、他の停止構造(複数可)(例えばタブ)を上壁900および/もしくは下壁902に加えて、または別法として使用して、制御レバー112および/またはアクチュエータ400がいずれの方向にも所望の制限を超えてアクチュエータ400が回転するのを防止してもよい。

図9C〜図9Cの示された例では、制御レバー112はアクチュエータ400の回転に影響を与える(およびひいてはモーター102(図1)を作動させる)一方で、他の例では、他の構造がアクチュエータ400の回転に影響を与えてもよい。例えば制御レバー112に加えてまたは別法として、プルコードを備えた車輪がアクチュエータ400に結合されてもよい。コードを1方向または他方向に引き寄せることによりアクチュエータ400を回転させ、それによってモーター102(図1)を作動させることにより建築カバーを上げ、または下げする(かつ/または本明細書にさらに詳細に開示されるように、モーターアセンブリ100の1つまたは複数の他の操作を始動させる)。別の例では、回転可能なノブをアクチュエータ400に結合し、回転可能なノブを使用してアクチュエータ400を回転させてもよい。

本開示の一部の態様では、レバーアクチュエータが操作されないときに、アクチュエータを中立位置に付勢するためにバネ、可撓性要素、または他の付勢要素が提供されてもよい。例えばアクチュエータとアクチュエータの筐体との間にバネが配置されてもよい。したがってアクチュエータを回転させる(例えばスイッチの1つを作動させる)ためにレバーアクチュエータが動かされ、次いで放された場合、バネはアクチュエータ(またひいては制御レバーおよびレバーアクチュエータ)を付勢して、いずれのスイッチも作動されない中立位置に戻す。一部の例では、例えばアクチュエータを1方向に引く/回転させる傾向があり得るより重いレバーを備えて、バネまたは他の可撓性付勢部材を使用することは、アクチュエータ、制御レバー、およびレバーアクチュエータを促して中立位置に戻す役に立つ。

例えば図10Aおよび図10Bはアクチュエータ1000の別の例を示し、アクチュエータ1000は、(アクチュエータ400(図4)の代わりに)モーターアセンブリ100とともに実施されてもよく、例示的バネ1002を使用してアクチュエータ1000を中立位置に付勢する。上記のように一部の例では、バネまたは他の可撓性付勢部材を使用することは、制御レバー112を中立位置もしくは中心位置に維持するかつ/または集める役に立ち、このことは制御レバー112(図1)を下方に動かす/引く傾向があり得るより重いレバーアクチュエータとともに使用するのに有利であることがある。バネ1002は図10Aに2回示されており、1回はアクチュエータ1000から離れた分離された図にあり、1回はアクチュエータ1000の1側面内に形成された空洞1004(例えばノッチ)内にある。バネ1002は、第1の可撓性アーム1006、第2の可撓性アーム1008、および第1および第2の可撓性アーム1006、1008を結合する連結板1010を有する、可撓性のC字形またはU字形構造である。第1および第2の可撓性アーム1006、1008は、一緒に圧縮または押圧されてバネ1002を空洞1004の中に挿入してもよい。一部の例では、バネ1002が一旦空洞1004内で放されると、第1および第2の可撓性アーム1006、1008の付勢力により、バネ1002を(例えば摩擦力を介して)空洞1004内に維持する。加えてまたは別法として、あらゆる機械的および/または化学的(例えば接着剤)締結具を使用してバネ1002を空洞1004内に維持してもよい。図10Aに示されたように、バネ1002が空洞1004内に配置されると、バネ1002の第1および第2の可撓性アーム1006、1008は、空洞1004から外方に延在する。

図10Bに示されたように、アクチュエータ1000は、アクチュエータ1000の第1の表面1014から延在する第1の隆起1012、およびアクチュエータ1000の表面1018から延在する第2の隆起1016を含む。第1および第2の隆起1012、1016は、アクチュエータ400(図8)の第1および第2の隆起426、428と実質的に同じ場所に配置され、第1および第2のスイッチ422、424のそれぞれと同様に係合するために使用されてもよい。しかしアクチュエータ1000の第1および第2の隆起1012、1016は、第1および第2の隆起426、428と異なる形状である。特にアクチュエータ400(図8)のドーム形状の隆起とは異なり、アクチュエータ1000の第1および第2の隆起1012、1016は、実質的に平坦であるか、または平面を有する。アクチュエータ400および/または本明細書に開示されたあらゆる他のアクチュエータは、類似の形状の隆起を使用してもよい。一部の例では、平面または平坦な隆起を使用することにより、隆起とそれぞれのスイッチとの間の接触面積が大きくなる。さらにより大きい接触面積を有する平坦な隆起を使用することにより、製造公差を低減することができることがある。例えばモーターアセンブリの製造中または組立中に、第1および第2のスイッチ422、424の中心が、第1および第2の隆起1012、1016のそれぞれの中心と位置合わせされていない場合、第1および第2の隆起1012、1016の表面積がより大きいことにより、使用中に第1および第2の隆起1012、1016を第1および第2のスイッチ422、424に依然として接触させることができる。他の例では、アクチュエータ1000は他の形状の隆起を有してもよい。

図11は、筐体1100の内側に配置されたアクチュエータ1000を示す。筐体1100は例えば筐体404(図4)の代わりに使用されてもよい。示された例では、筐体1100は開口1102を含む。バネ1002の第1の可撓性アーム1006は、開口1102の一部を画定する第1の側壁1104を係合する。同様にバネ1002の第2の可撓性アーム1008は、第1の側壁1104と反対側の開口1102の一部を画定する第2の側壁1106を係合する。したがってアクチュエータ1000がどちらかの方向に回転される場合、バネ1002の第1および第2の可撓性アーム1006、1008は、アクチュエータ1000を付勢して中心位置または中立位置に戻す。したがってこの例では、第1および第2のスイッチ422、424は、使用者にレバーアクチュエータ114と相互作用する感触を依然として提供できるのに対して、バネ1002は、アクチュエータ1002、制御レバー112、およびレバーアクチュエータ114を動かすために復帰力または付勢力を提供して中立位置に戻す。

示された例では、第1および第2の可撓性アーム1006、1008のそれぞれは、第1および第2の側壁1104、1106のそれぞれの角度または先細りに一致する湾曲または輪郭を含む。他の例では、第1および/または第2の可撓性アーム1006、1008は異なる形状であってもよい。さらに他の例では、他の型のバネを使用してもよい。例えば1つまたは複数の円形ねじりバネをアクチュエータ1000の周りに部分的に巻き付けてもよく、別法としてアクチュエータ1000を中立位置に付勢するように配置されてもよい。

図12は、例示的レバーアクチュエータ114および端部接合部1202の分解図である。上記のように場合によっては、レバーアクチュエータ114は、制御レバー112を動かす、または回転させてモーター102(図1)を作動させて建築カバーを上げ下げする。一部の例では、モーターアセンブリ100(図1)は、使用者が制御レバー112に手を伸ばすには不便である、かつ/または届かない高さに配置されてもよい。したがってレバーアクチュエータ114は、例えばモーターアセンブリ100の下に立っている間に、使用者がモーターアセンブリ100を作動させることができる高さに伸張する。したがってレバーアクチュエータ114は伸張を提供して、使用者が制御レバー112の動きに影響を与える。レバーアクチュエータ114は、例えばモーターアセンブリ100が設置されるべき場所(例えば高さ)に依存して異なる高さを有してもよい。

一部の例では、レバーアクチュエータ114は、過剰な力が加わった際に制御レバー112(図1)から分離可能である(例えば取り外し可能に結合可能である)。したがってレバーアクチュエータ114は、モーターアセンブリ100(図1)から分離することができる。一部の例では、レバーアクチュエータ114は、端部接合部1202(例えば連結具)に取り外し可能に結合し、端部接続部1202は制御レバー112の端部116に結合される。換言すると、端部接続部1202は制御レバー112に結合されたままで留まるべきであり、レバーアクチュエータ114は端部接合部1202に、ひいては制御レバー112に分離可能に結合される。図13は、端部接合部1202から離断されたレバーアクチュエータ114を示す。この離断により使用者への安全性が向上し、モーターアセンブリ100(図1)および建築カバー自体の損傷を防ぐ。例えば過剰な力がレバーアクチュエータ114に加えられる、かつ/またはレバーアクチュエータ114が別法で引っかかったもしくは捕捉された場合、レバーアクチュエータ114を制御レバー112から容易に離断できる。加えて過剰な力がレバーアクチュエータ114に加えられた場合、この離断により、モーターアセンブリ100(図1)の一部に著しい損傷をもたらすことを防ぐ。

図12に示された例では、レバーアクチュエータ114は、第1の端部1204(例えば上端)および第1の端部1204と反対側の第2の端部1206(例えば底端)を有する。第1の磁石1208はレバーアクチュエータ114の第1の端部1204に結合される。特に、示された例では、第1の磁石1208はレバーアクチュエータ114の第1の端部1204内に形成された開口1210(例えば穴部)内に配置されるべきである。一部の例では、第1の磁石1208は締まりばめを介して開口1210に結合される。加えてまたは別法として一部の例では、接着剤などの化学的締結具および/または機械的締結具(複数可)を使用して、第1の磁石1208を開口1210に結合させてもよい。示された例では、第2の磁石1212は端部接合部1202の底端1214に結合される。第1および第2の磁石1208、1212は、レバーアクチュエータ114を端部接合部1202に磁気的に結合させる。したがって過剰な力(例えば第1の磁石1208と第2の磁石1212との間を磁気的に結合する力を超える力)がレバーアクチュエータ114に加えられた場合、レバーアクチュエータ114が端部接合部1202から離断して、モーターアセンブリ100(図1)の損傷を防ぐ。

レバーアクチュエータ114が端部接合部1202から離断された場合、レバーアクチュエータ114は、第1および第2の磁石1208、1212を磁気的に結合するように、レバーアクチュエータ114の第1の端部1204を(例えば図13に示されたように)端部接合部1202に接近させることにより端部接合部1202に再結合できる。図12の示された例では、2つの磁石(第1の磁石1208および第2の磁石1212)を利用しているが、他の例では磁石の一方を金属要素に置き換えてもよく、金属要素は他方の磁石に引き付けられる。他の例では、他の型の締結機構(例えば面ファスナー、犠牲保持具(sacrificial retainer)(例えばシャーピン)を備えたフックおよび/またはラッチなど)を使用して、レバーアクチュエータ114を制御レバー112に分離可能に結合してもよい。

図12の示された例では、レバーアクチュエータ114は、レバーアクチュエータ114の第2の端部1206に結合されたキャップ1216を含む。示された例では、レバーアクチュエータ114は、一緒に結合される複数の片または部品から構成される。例えばレバーアクチュエータ114は、一緒に結合される第1の部分1218および第2の部分1220(例えばハンドル)から構成されてもよい。一部の例では、第1の部分1218および第2の部分1220はクリンプ1222によって結合される。他の例では、レバーアクチュエータ114は、実質的に単一片または構造から構成されてもよい。示された例では、端部接合部1202は、図14に関連して以下にさらに詳細に論じる保持具1224(例えばクリップ)も含む。

図12の示された例では、端部接合部1202は受け口1226(例えば空洞、穴部、開口など)を含む。受け口1226は制御レバー112の端部116上で連結具1228を受容する。一部の例では、連結具1228は、端部接合部1202(およびひいてはレバーアクチュエータ114)を制御レバー112に対して1つまたは複数の自由度で回転させることができる。例えば図12の端部では、連結具1228はボール(例えば球体)として実施される。図14は、図12におけるA−A線に沿った断面図であり、端部接合部1202に結合されたレバーアクチュエータ114を示す。示された例では、第1および第2の磁石1208、1212は磁気的に結合される。示された例では、受け口1226は、端部接合部1202の1側面の中にレバーアクチュエータ114の長手軸1400に対して横方向に(例えば垂直に)延在する。他の例では、受け口1226は端部接合部1202上の別の場所に形成されてもよい。制御レバー112(図12)の連結具1228が受け口1226の中に挿入されると、連結具1228および受け口1226は継手(例えば玉継手)を形成し、継手はレバーアクチュエータ114を連結具1228上で他方向に回転(例えば枢動)させることができる。したがって端部接合部1202は連結具1228に回転可能に結合されて2つ以上の自由度を有する。他の例では、連結具1228および受け口1226は、端部接合部1202が制御レバー112に対して回転不能または一部のみ(例えば1つの軸に沿って)回転可能であるように、固定された継手を形成してもよい。

一部の例では、連結具1228を受け口1226内に保持するために、端部接合部1202は、図12および図14に示された保持具1224を含んでもよい。保持具1224の拡大斜視図が図14のコールアウト内に示されている。組立中に、連結具1228(図12)は受け口1226の中に挿入され、保持具1224は端部接合部1202の底端1214内に形成された開口1402を通って受け口1226の中に挿入される。保持具1224が受け口1226内に一旦配置されると、保持具1224は連結具1228(図12)が受け口1226から取り除かれるのを防ぐ。換言すると、保持具1224は端部接合部1202を連結具1228(図12)に、ひいては制御レバー112に固定して結合する。示された例では、保持具1224は底板1404を含む。一部の例では、底板1404は、受け口1226を通過するあらゆる過剰な接着剤(接着剤は第2の磁石1212を端部接合部1202に結合するために使用されてもよい)を遮るために障壁として作用する。他の例では、保持具1224は底板1404を含まなくてもよい。他の例では、連結具1228は、保持具1224なしに、または別の保持特徴を備えて受け口1226内に保持されてもよい。

保持具1224が受け口1226の中に挿入された後、第2の磁石1212は、図14に示されたように開口1402の中に配置されてもよい。一部の例では、第2の磁石1212は締まりばめを介して開口1402に結合される。加えてまたは別法として一部の例では、接着剤などの化学的締結具および/または機械的締結具(複数可)を使用して第2の磁石1212を開口1402に結合してもよい。

図14の示された例では、第1の磁石1208は、レバーアクチュエータ114の第1の端部1204の上またはレバーアクチュエータ114の第1の端部1204を越えて延在し、第2の磁石1212は端部接合部1202の底端1214の下に配置される、または端部接合部1202の底端1214から凹んでいる。結果として、レバーアクチュエータ114が端部接合部1202に結合されると、第1の磁石1208は端部接合部1202内の開口1402の中に延在し、それによってレバーアクチュエータ114の第1の端部1204および端部接合部1202の底端1214を比較的近づけることができ、これによりレバーアクチュエータ114および端部接合部1202の表面が実質的に平滑になり、位置合わせされる。

図15は、本開示の教示に従って構成された別の例示的建築カバーのモーターアセンブリ1500を示す。図1のモーターアセンブリ100と同様に、図15のモーターアセンブリ1500は、出力軸1504を有するモーター1502、端板1506、筐体1508(例えば筐体内にアクチュエータ、回路基板、および/または1つもしくは複数のスイッチがモーター1502を作動させるために配置されている)、制御レバー1510、ならびにレバーアクチュエータ1512を含む。例示的モーターアセンブリ1500は、レバーアクチュエータ1512を上または下に動かして制御レバー1510を回転させ、モーター1502を始動させて建築カバーを上げる、建築カバーを下げる、かつ/または建築カバーの1つまたは複数の他の操作を実行してもよいという点において、図1のモーターアセンブリ100と実質的に同じ操作をする。したがって冗長を避けるために、これらの部品および機能の説明を反復しない。

モーターアセンブリ1500とモーターアセンブリ100(図1)との1つの違いは、端板1506の大きさおよび形状ならびに制御レバー1510の形状である。図15の示された例では、端板1506はカセット1514により結合される(受領される)ように設計されている。カセット1514は保持具または装着クリップであり、これに端板1506を連結できる。示された例では、カセット1514はL字形ブラケット1516に結合される。L字形ブラケット1516を、例えば建築開口の枠に装着することができる。示された例では、カセット1514は、端板1506の第1のタブ1522および第2のタブ1524のそれぞれを受領するために第1のスロット1518および第2のスロット1520を含む。カセット1514は、第1および第2のスロット1518、1520内で端板1506を係止するためにラッチ1526(例えばドア、錠など)を含む。例えばモーターアセンブリ1500をカセット1514に結合するために、端板1506の第1および第2のタブ1522、1524を(図16に示されたように)カセット1514の第1および第2のスロット1518、1520の中に挿入することができ、ラッチ1526を(図17に示されたように)カセット1514内で端板1506を係止するために近づけることができる。

他の例では、モーターアセンブリ1500を他の構造に装着できるためにカセット1514を他の構造に結合できる。例えば図18に示されたように、カセット1514を板1800(例えばエンドキャップ)(図15のL字形ブラケット1516と反対側)に結合する。結果として、建築カバーとともに使用するためにモーターアセンブリ1500(図15)を様々な他の構造に結合でき、または一体化できる。例えばモーターアセンブリ1500をヘッドレール内に配置してもよい。

図19はヘッドレール1900に結合された板1800を示す。ヘッドレール1900を、例えば建築構造および/または開口の上部に、または上部付近に装着してもよい。モーターアセンブリ1500はヘッドレール1900内に配置される。図19の制御レバー1510はヘッドレール1900の前面の底部から外方に延在する。レバーアクチュエータ1512(図15)を制御レバー1510に結合し、レバーアクチュエータ1512を使用して、制御レバー1510を上下に動かしてモーター1502(図15)を作動させてもよい。

図20は、端板1506の他方の側面(図15に比べて)からの例示的モーターアセンブリ1500を示す。図2に示された端板106と同様に、例示的端板1506はチャネル2000を含み、チャネル2000内に制御レバー1510が配置され、チャネル2000は制御レバー1510が所定の距離を越えて回転するのを防ぐ。図20の示された例では、制御レバー1510は端板1506の前端2002から外方に延在する。一方図2の示された例では、制御レバー112は端板106の底端204から延在する。様々な形状の制御レバーおよび板形状は、建築カバーの間隔および建築的制約に依存して利用されてもよい。他の例では、異なる形状および/もしくは大きさを有する制御レバーならびに/または板を利用してもよい。

本開示の一部の態様では、より大きい操作角度をもたらす形状を有する制御レバーを利用してもよい。操作角度とは、垂直線からレバーアクチュエータへの角度を指す。一部の例では、本明細書に開示されたように、レバーアクチュエータはモーターアセンブリを作動させるために(レバーアクチュエータの長手軸に沿って)直線的に動かされる。加えて場合によっては、モーターアセンブリを作動させるためにレバーアクチュエータを動かす前に、レバーアクチュエータを壁または他の構造から外方に動かす/回転させることが望ましいことがある。しかしレバーアクチュエータを垂直線から外方に動かすことにより、操作角度が変わる。場合によっては制御レバーの形状は、制御レバーを回転させモーターを作動させるために使用できる、操作の許容角度を制限することがある。したがって操作の角度を大きくするように促し、それによって使用者にレバーアクチュエータの可動の許容範囲をより大きく提供するために使用できる、例示的制御レバーが本明細書に開示される。

図21は、モーターアセンブリ100(図1)またはモーターアセンブリ1500(図15)などの、モーターアセンブリのモーターを作動させるために使用してもよい、制御レバー2100の別の例を示す。例えば制御レバー2100は、アクチュエータ400を回転させることにより、モーター102を作動させるために図1の制御レバー112の代わりに使用されてもよい。制御レバー112の(第1の端部における)第1の取付点2102をアクチュエータ400に結合してもよく、上記の図12〜図14に関連して開示された継手(例えば玉継手)と同様に、制御レバー112の(第2の端部における)第2の取付点2104をレバーアクチュエータ114に結合してもよい。レバーアクチュエータ114を(例えばレバーアクチュエータ114の長手軸に沿って)上または下に直線的に動かして、制御レバー2100を第1の取付点2102を中心に回転させてモーターを作動させてもよい。

制御レバー2100は、より高い前面カバー、ヘッドレールおよび/または前飾りとともに使用するのに好都合であることがある。例えば前面カバー2110は図21に破線で示されている。図21に示されたように、制御レバー2100は、L字形を形成する第1の部分2106および第2の部分2108を有する。第1の部分2106は第1の取付点2102(ここで制御レバー2100がアクチュエータに取り付けられる)から下方向(例えば前面カバー2110に沿ったまたは平行な方向)に延在し、第2の部分2108は第1の取付点2102の遠位端から外方または横方向(例えば前面カバー2110に対して横方向に、かつ/または概ね水平方向)に延在する。制御レバー2100の配向(例えばより長い第1の部分2106を有するような)および形状により、レバーアーム2100が前面カバー2110から下に外方に延在できることにより、モーターアセンブリの作動のために制御レバー2100を十分に動かすことができる。

θと標されている制御レバーの角度は、第1の取付点2102と第2の取付点2104との間の垂直線からの角度である。この例では、制御レバーの角度θは約40°である。しかし他の例では、第1および/または第2の部分2106、2108は、異なる制御レバーの角度θをもたらすためにより長くてもまたはより短くてもよい。制御レバー2100は場合によっては好都合であり得るが、制御レバー2100の制御レバーの角度θはレバーアクチュエータ114の操作角度фを制限することがある。特に操作角度фは、この例では垂直線または軸である、レバーアクチュエータ114の標準吊下位置からのレバーアクチュエータ114(レバーアクチュエータ114の長手軸)の角度である。例えば図21に示されたように、レバーアクチュエータ114は、垂直線から破線で示された位置まで外方に引かれるかまたは回転されてもよい。使用者は、例えばレバーアクチュエータ114を使用するときに長椅子、窓台、さらにおよび/または別の障害物に衝突しないようにレバーアクチュエータ114を外方に動かすことを望むことがある。しかし操作角度фが大きくなり過ぎる場合、レバーアクチュエータ114の動きにより、制御レバー2100が適切に回転しないことがある。例えば操作角度фが制御レバーの角度θに近い場合(例えば±5°)、動作線2112(直線運動の方向)が第1の取付点2102(すなわち回転軸)と実質的に位置合わせされ、第1の取付点2102から半径方向または傾斜してずれないので、制御レバー112の直線運動により制御レバー2110が回転しないことがある。したがってレバーアクチュエータ114の動きは、モーターを作動させず建築カバーを動かさないことがある。制御レバー2100の第2の部分2108が延びることにより制御レバーの角度θは増加することがある一方で、より美的に心地よい設計のために第2の取付点2104がヘッドレールに近いままであることを望まれることが多い。

図22は、図21の制御レバーの角度θより大きい制御レバーの角度θを有し、したがってより大きい操作角度фを有する位置でレバーアクチュエータ114を使用できる、制御レバー2200の一例を示す。制御レバー2100と同様に、制御レバー2200は、アクチュエータに取り付けるための(第1の端部における)第1の取付点2202、レバーアクチュエータ114(または別の顧客タッチポイント)に取り付けるための(第1の端部と反対側の第2の端部における)第2の取付点2204、第1の取付点2202から実質的に下方(例えばヘッドレールの前面カバーに沿ったまたは平行な方向)に延在する第1の部分2206、および第1の部分2206から外方(例えば前面カバーまたはヘッドレールに横方向)に延在する第2の部分2208を含む。この例では、制御レバー2200の第2の部分2208は外方(水平)に延在し、かつ上方(水平)に湾曲し、それによってフック、曲線、またはJ字形輪郭を形成する。第2の部分2208の湾曲形状により、第2の取付点2204が(制御レバー2100に比べて)上方にずれ、それによって制御レバーの角度θが大きくなる。他の例では、同様の結果は、湾曲した/平滑な縁部(例えばこの部分は他の部分(複数可)から鋭角、直角、または鈍角に突出してもよい)なしに互いに対して傾斜した部分を有する制御レバーで達成されてもよい。上に説明したように、制御レバーの角度θが大きいと、レバーアクチュエータ114の操作角度фを増加できる一方で、制御レバー2200を回転させるためにレバーアクチュエータ114の直線運動は依然として可能である。この例では、制御レバーの角度θは約50°である。しかし他の例では、第2の部分2208の湾曲は、制御レバーの角度θをより大きくする、またはより小さくするために異なる形状であってもよい。

図23は、ヘッドレールの前面カバー2300(例えばトリムの片、前飾りなど)から外方に突出した制御レバー2200を示す。示されたように、制御レバー2200の屈曲により、レバーアクチュエータ114はヘッドレールの前面カバー2300に比較的近いままであることが可能である(これは美的理由のためにより望ましく、制御レバー2200および/またはレバーアクチュエータ114が隣接した障害物に衝突する危険性を低減する)一方で、依然として比較的大きい操作角度фを使用して制御レバー2200を動かしてモーターを作動させることができる。特にこの例では、制御レバーの角度θが大きいことにより大きい操作角度фが可能である。

図24〜図26は、レバーアクチュエータと制御レバーとの間の他の例示的連結を示し、これを図1の例示的モーターアセンブリ100および図15の例示的モーターアセンブリ1500によって実施されてもよい。図24では、例えばレバーアクチュエータ2400は、ハブ2404を介して制御レバー2402に結合される。制御レバー2402はハブ2404を介して軸2406を中心に回転可能である。図24の示された例では、制御レバー2402は、例えば図3の制御レバー112と同様に、ヘッドレールの前面カバー2408(例えばトリムの片、前飾りなど)から下から、前面カバー2408から外方に(離れて)延在するように形づくられている。他の例では、制御レバー2402は異なる形状を有し、かつ/または別の場所で前面カバー2408から外方に延在してもよい。例えば図25に示されたように、制御レバー2402は、前面カバー2408内に形成されたスロット2500から外方に延在する。さらに一部の例では、図26におけるように、カバー2600は、ハブ2404(例えばレバーアクチュエータ2400と制御レバー2402との間の継手)を隠すまたは保護するために前面カバー2408に結合されてもよい。

図27は、建築カバー制御装置2700のブロック図であり、これを使用して電動式建築カバーを制御してもよい。例えば建築カバー制御装置2700は、図3に示された建築カバーアセンブリ300などの建築カバーアセンブリを制御するために、図1に示されたモーターアセンブリ100などのモーターアセンブリによって実施されてもよい。以下の例では、建築カバー制御装置2700について、モーターアセンブリ100および建築カバーアセンブリ300の建築カバー304に関連して説明する。しかし建築カバー制御装置2700は、他の建築カバーアセンブリの一部として図15のモーターアセンブリ1500などのあらゆる他のモーターアセンブリに同様に実施されてもよいことを理解されたい。

本開示の一部の態様では、図27の建築カバー制御装置27は、図4に示されたモーターアセンブリ100の回路基板414上に実装されてもよい。建築カバー制御装置2700は、1つまたは複数の命令に基づいてモーター102を制御するモーター制御装置2702を含む。モーター制御装置2702は、本明細書にさらに詳細に開示されるように、(例えばモーター102に加えられる電流の方向を制御することにより)モーター102の出力軸104の回転方向、(例えばモーター102に加えられる電圧を制御することにより)モーター102の出力軸104の速度、および/またはモーター102の他の操作を制御する。

図27の示された例では、建築カバー制御装置2700は、第1のスイッチ422および/または第2のスイッチ424が始動される、または作動されるときを検出するために、第1のスイッチ422および/または第2のスイッチ424(図27にブロックで表されている)から1つまたは複数の信号を受信するスイッチインターフェース2704を含む。例えば第1のスイッチ422が(例えばアクチュエータ400の動きを介して第1のスイッチ422を押圧することによって)作動されると、信号(例えば電圧信号)をスイッチインターフェース2704に送信する回路を閉じてもよく、これにより第1のスイッチ422が始動されたと決定する。同様に第2のスイッチ424が(例えばアクチュエータ400の動きを介して第2のスイッチ424を押圧することによって)始動されると、信号(例えば電圧信号)をスイッチインターフェース2704に送信する別の回路を閉じてもよく、これにより第2のスイッチ424が始動されたと決定する。一部の例では、第1の電圧信号は、第1のスイッチ422が始動されたときに発生されてもよく、第2の電圧信号は、第2のスイッチ424が始動されたときに発生されてもよい。このような例では、スイッチインターフェース2704は、受信された電圧信号に基づいて(もしあれば)どのスイッチが作動されたかを決定してもよい。したがってスイッチインターフェース2704は、レバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントの第1の方向(例えば上)または第1の方向の反対側の第2の方向(例えば下)への動きを検出してもよい。

図27の示された例では、建築カバー制御装置2700は、位置センサ2708から信号(例えばアナログ信号)を受信する位置センサインターフェース2706を含む。位置センサ2708は、例えば磁気エンコーダ、ロータリーエンコーダ、重力センサ(例えば加速器、ジャイロメーターなど)などを含んでもよい。建築カバー304を上下に駆動させる間、位置センサ2708を使用してモーター102のパルスまたは回転を数えて、回転要素(例えば圧延管、昇降棒など)の位置を追跡してもよい。位置センサインターフェース2706は、位置センサ2708からの信号を処理する(例えばアナログ信号をデジタル信号に変換する、信号をフィルタリングするなど)。位置決定装置2710は、位置センサインターフェース2706からの処理信号(複数可)に基づいて建築カバー304の位置を決定する。

図27の示された例では、建築カバー制御装置2700は、スイッチインターフェース2704および/または位置決定装置2710からの入力情報に基づいて(もしあれば)どの行動がモーター102によって実行されるべきかを決定する行動決定装置2712を含む。例えば建築カバー304が静止しており、第1のスイッチ422が(レバーアクチュエータ114を押し上げることによって)作動されたことをスイッチインターフェース2704が検出した場合、行動決定装置2712は、建築カバー304を収縮するべきである(例えば上げるべきである)ことを決定してもよい。したがって行動決定装置2712は、建築カバー304を収縮する方向にモーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。同様に建築カバー304が静止しており、第2のスイッチ424が(レバーアクチュエータ114を引き下げることによって)作動されたことをスイッチインターフェース2704が検出した場合、行動決定装置2712は、建築カバー304を伸張するべきである(例えば下げるべきである)ことを決定してもよい。したがって行動決定装置2712は、建築カバー304を伸張するようにモーター102を反対方向に作動させるようにモーター制御装置2702に信号を送信する。一部の例では、モーター102は、レバーアクチュエータ114の次の上または下の動きなどの別の身振りが検出されるまで、建築カバー304を上または下に引き続き動かしてもよい。他の例では、モーター102は建築カバー304を駆動させるのみでもよい一方で、レバーアクチュエータ114は上または下の位置に維持される。使用者がレバーアクチュエータ114を放し、レバーアクチュエータ114が中立位置に戻る場合、モーター102は止まってもよい。

一部の例では、上限位置および/または下限位置を使用して、モーターアセンブリ100が建築カバー304を、設定位置を越えていずれかの方向に動かすのを防止してもよい。例えば建築カバー304が上限位置(例えば窓の上部の位置または窓の上部付近)に達したことを位置決定装置2710が決定した場合、行動決定装置2712は、モーター102の作動を中止し、したがって建築カバー304の動きを中止するようにモーター制御装置2702に指令してもよい。これにより、そうでなければモーターアセンブリ100および/または建築カバー304が損傷する恐れがある方式で、建築カバー304が収縮し過ぎるのを防ぐ。同様に下限位置を使用して、モーター102が建築カバー304を反対方向に伸張し過ぎるのを防止してもよい。加えてまたは別法として、上限および/または下限位置を使用して、例えば使用者の建築開口の上部および/または底部で止まるようにモーターアセンブリ100をカスタマイズしてもよい。したがって例示的モーターアセンブリ100は、様々な大きさの建築構造とともに使用し、適切な限界を満たすためにプログラミングすることができる。一部の例では、上限位置および/または下限位置は、建築カバー制御装置2700のメモリ2714内に記憶される。一部の例では、図31および図32に関連してさらに詳細に開示されるように、上限位置および/または下限位置は、一連の操作に基づいて使用者によって再プログラミングされてもよい。

別の例示的操作では、建築カバー制御装置2700は、建築カバー304が本明細書では記憶された位置または好みの位置を指す、所定の位置に移動するようにモーターアセンブリ100を制御してもよい。好みの位置は、使用者が好む建築カバー304の位置(例えば高さ、上限と下限との間の中間点など)であってもよい。一部の例では、好みの位置はメモリ2714内に記憶されてもよい。制御レバー112および/またはレバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントの身振りに基づいて、建築カバー制御装置2700は、モーター102を作動させて建築カバー304を好みの位置に移動させてもよい。例示的身振りは、レバーアクチュエータ114の急速な上下(上/下)運動または下上(下/上)運動を含んでもよい。例えばスイッチインターフェース2704が、第1のスイッチ422および第2のスイッチ424が閾値時間(例えば0.5秒未満、1秒未満、5秒未満、10秒未満など)内に作動されたことを検出した場合、行動決定装置2712は、建築カバー304を記憶された好みの位置に移動させるべきであると決定してもよい。したがって行動決定装置2712は、建築カバー304を好みの位置に伸張または収縮させるためにモーター102を作動させるように指令信号をモーター制御装置2702に送信する。行動決定装置2712は、建築カバー304が位置決定装置2710によって検出された現在位置に基づいて上または下に移動されるべきかどうかを決定してもよい。建築カバー304の現在位置が好みの位置より上である場合、モーター制御装置2702はモーター102を作動させて建築カバー304を伸張させる(例えば建築カバー304を下方に移動させる)。一方、建築カバー304の現在位置が好みの位置より下である場合、モーター制御装置2702はモーター102を作動させて建築カバー304を収縮させる(例えば建築カバー304を上方に移動させる)。建築カバー304が(例えば位置決定装置2710によって決定された)好みの位置に達すると、行動決定装置2712は、モーター102の作動を中止するために指令信号をモーター制御装置2702に送信する。一部の例では、好みの位置を有することにより、有利なことに1組の建築カバーを容易に同じ位置に移動させることができる。例えば使用者は、それぞれが別個の建築カバーおよびモーターアセンブリを備えた1列の窓を有してもよい。それぞれのモーターアセンブリの好みの位置は、同じ高さまたは位置(例えば50%)に設定されてもよい。次いで使用者は、それぞれのモーターアセンブリを(例えば顧客タッチポイントの身振りで)始動させて対応する建築カバーを好みの位置に移動させることができ、そこですべての建築カバーは同じ位置になり、窓の例に沿って位置合わせされる。したがって使用者は、それぞれの建築カバーを1つずつ同じ高さに手動で動かす必要はないはずである。

一部の例では、建築カバーは、操作中に2つ以上の位相またはモードを有するように構成されてもよい。例えば建築カバーは、シェードが伸張または収縮される第1の位相またはモード、およびシェード内の羽根が傾くことができることにより、より多くまたはより少ない光がカバーを通ることができる第2のモードを有してもよい。一部の例では、モーター制御装置2702は、建築カバーの位相またはモードに依存してモーター102を異なる速度で作動させる。例えばモーター制御装置2702は、第1の位相の間に第1の高速で建築カバーを移動させるために(例えば建築カバーを伸張または収縮させるために)モーター102を作動させ、第2の位相の間に第2の低速で建築カバーを移動させるために(例えば羽根を開閉するために)モーター102を作動させてもよい。あらゆる数の位相および相対速度が利用されてもよい。このような建築カバーの一例は、図33および図34に関連してさらに詳細に開示される。

一部の例では、1つまたは複数の表示器を使用して、モーターアセンブリ100によって実行される特定の操作(例えば上げる、下げる、好みの位置に移動させる、好みの位置を設定する、限界位置を調整するなど)を使用者に警告してもよい。図27の示された例では、建築カバー制御装置2700は表示器トリガー2716を含み、表示器トリガー2716は1つまたは複数の表示器を作動させてもよい。1つの例示的表示器は、発光ダイオード(LED)光などの光である第1の表示器2718aである。一部の例では、第1の表示器2718aは異なる色の光(例えば緑色光、赤色光など)を含む。一部の例では、光(複数可)は点滅または点灯するように作動されてもよい。光は建築カバーのヘッドレール(例えば図3のヘッドレール302)の外側および/または使用者によって見られるあらゆる他の場所に位置付けられてもよい。別の例示的表示器は、可聴音(例えば1つまたは複数のビープ音)を発生し得る音源(例えばスピーカー、圧電素子、および/または音を発生することができる別のデバイス)である、第2の表示器2718bである。他の例では、他の型の表示器が第1および第2の表示器2718a、2718bに加えてまたは別法として使用されてもよい。例えば表示器トリガー2716は、建築カバー304をわずかに上および/または下に急速に(例えば「ジョグ(jog)」)動かすために、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令してもよい。これらの可視または可聴表示器を単独または組み合わせて始動させて、特定の操作を実行している、または実行されたことを使用者に表示してもよい。例えば建築カバー304を好みの位置に移動させるように使用者が身振りをする場合、行動決定装置2712は、第1の表示器2718aを作動させる(例えば緑色の点滅光を表示する)ように表示器トリガー2716に信号を送信してもよい。点滅光は、モーターアセンブリ100が建築カバー304を好みの位置に移動させ、したがって使用者の命令を確認する可視信号を使用者に提供する。

建築カバー制御装置2700の構成に基づいて、これらの操作および多くの他の操作が可能である。以下に図28〜図33に示された流れ図と併せて、いくつかの例示的操作がさらに詳細に開示される。

建築カバー制御装置2700を実施する例示的方式が図27に示されているが、図27に示された要素、工程、および/またはデバイスの1つまたは複数を、あらゆる他の方法で組み合わせ、分割し、再配置し、削除し、取り除き、かつ/または実装してもよい。さらに例示的モーター制御装置2702、例示的スイッチインターフェース2704、例示的位置センサインターフェース2706、例示的位置決定装置2710、例示的行動決定装置2712、例示的メモリ2714、例示的表示器トリガー2716、および/またはより一般的に図27の例示的建築カバー制御装置2700は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ならびに/またはハードウェア、ソフトウェア、および/もしくはファームウェアのあらゆる組合せによって実施されてもよい。したがって例えばあらゆる例示的モーター制御装置2702、例示的スイッチインターフェース2704、例示的位置センサインターフェース2706、例示的位置決定装置2710、例示的行動決定装置2712、例示的メモリ2714、例示的表示器トリガー2716、および/またはより一般的に例示的建築カバー制御装置2700は、アナログもしくはデジタル回路(複数可)、論理回路、プログラマブルプロセッサ(複数可)、特定用途向け集積回路(ASIC)(複数可)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)(複数可)、および/またはフィールドプログラマブルロジックデバイス(FPLD)(複数可)の1つまたは複数によって実施されてもよい。純粋なソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装を網羅するために本特許の装置またはシステムのあらゆる特許請求の範囲を読むと、例示的モーター制御装置2702、例示的スイッチインターフェース2704、例示的位置センサインターフェース2706、例示的位置決定装置2710、例示的行動決定装置2712、例示的メモリ2714、および/または例示的表示器トリガー2716の少なくとも1つは、ソフトウェアおよび/またはファームウェアを記憶するメモリ、デジタル多用途ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)、ブルーレイディスクなどの有形コンピュータ可読記憶デバイスまたは記憶ディスクを含むように本明細書に明白に画定されている。さらになお図27の例示的建築カバー制御装置2700は、図27に示された要素、工程、および/もしくはデバイスに加えてまたは代わりに、要素、工程、および/もしくはデバイスの1つまたは複数を含んでもよく、かつ/あるいは示された要素、工程、およびデバイスのいかなる1つまたはすべてを2つ以上含んでもよい。

建築カバー制御装置2700を実施するための例示的機械可読命令を代表する流れ図が、図28〜図33に示されている。これらの例では、機械可読命令は、図36と関連して以下に論じる例示的プロセッサプラットフォーム3600に示された、プロセッサ3612などのプロセッサによって実行するためのプログラムを含む。プログラムは、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイディスク、またはプロセッサ3612に関連したメモリなどの、有形コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたソフトウェア内で具現化されてもよいが、プログラム全体および/もしくはその一部は、別法としてプロセッサ3612以外のデバイスによって実行することができ、かつ/またはファームウェアもしくは専用ハードウェア内で具現化することができる。さらに例示的プログラムが図28〜図33に示された流れ図を参照にして説明されているが、例示的建築カバー制御装置2700を実施する多くの他の方法を別法として使用してもよい。例えばブロックの実行の順番を変更してもよく、かつ/または説明された一部のブロックを変更、削除、もしくは組み合わせてもよい。

上記のように、図28〜図33の例示的工程は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および/または情報があらゆる期間に(例えば長時間に亘って、永久的に、短いインスタンスに、一時的なバッファリングのために、かつ/または情報をキャッシュするために)記憶されるあらゆる他の記憶デバイスもしくは記憶ディスクなどの、有形コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコード化された命令(例えばコンピュータおよび/もしくは機械可読命令)を使用して実施されてもよい。本明細書で使用される場合、有形コンピュータ可読記憶媒体という用語は、あらゆる型のコンピュータ可読記憶デバイスおよび/または記憶ディスクを含み、伝播信号を排除し、伝送媒体を排除するために明確に画定されている。本明細書で使用される場合、「有形コンピュータ可読記憶媒体」および「有形機械可読記憶媒体」は交換可能に使用される。加えてまたは別法として、図28〜図33の例示的工程は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ、および/または情報があらゆる期間に(例えば長時間に亘って、永久的に、短いインスタンスに、一時的なバッファリングのために、かつ/または情報をキャッシュするために)記憶されるあらゆる他の記憶デバイスもしくは記憶ディスクなどの、非一時的コンピュータおよび/または機械可読媒体に記憶されたコード化された命令(例えばコンピュータおよび/もしくは機械可読命令)を使用して実施されてもよい。本明細書で使用される場合、非一時的コンピュータ可読媒体という用語は、あらゆる型のコンピュータ可読記憶デバイスおよび/または記憶ディスクを含み、伝播信号を排除し、伝送媒体を排除するために明確に画定されている。本明細書で使用される場合、語句「少なくとも」が特許請求の範囲の前文の接続句として使用されるときは、無制限である用語「含む」と同じ手法で無制限である。

上記のように、モーターアセンブリ100などのモーターアセンブリは、使用者によりレバーアクチュエータ114および/または制御レバー112などの顧客タッチポイントの1つまたは複数の身振りに基づいた様々な操作を実行するように構成されてもよい。身振りは、顧客タッチポイントの1つまたは複数の動き(例えば連続)および/または保持時間を含む。モーターアセンブリは身振り(例えば1方向への動き)を検出し、その身振りに基づいて1つまたは複数の操作を実行してもよい。例示的身振りおよびモーターアセンブリの操作は、以下に流れ図において説明される。図28〜図33の流れ図では、例について図1、図3、および図4に示されたモーターアセンブリ100および建築カバー304と関連して説明される。しかし例示的身振りおよび操作は、他のモーターアセンブリおよび/または他の建築カバーと同様に実施されてもよい。加えて上に開示されたように、レバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントは、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424を起動させるために1方向または他方向に直線的に動かされてもよい。以下の多くの例では、レバーアクチュエータ114の動く方向は、垂直方向に上げる(例えば押し上げる)または下げる(例えば引き下げる)ように説明されている。しかしモーターアセンブリ100は他の方向に位置付けられてもよく、したがってアクチュエータ114の動きは他の方向でもよいことを理解されたい。したがって上下するようにあらゆる動きを説明する際に、類似の操作は、レバーアクチュエータ114の配向に依存してレバーアクチュエータ114を他の方向(例えば横方向)に動かすことによって実行されてもよいことを理解されたい。加えてレバーアクチュエータ114(および/または制御レバー112)は顧客タッチポイントの一例に過ぎない。本明細書に開示された例示的身振りは、ハンドル、レール、プルコード、遠隔制御装置、ビーズチェーンなどの他の型の顧客タッチポイントとともに同様に実行されてもよい。

図28は、カバー304などの建築カバーを収縮するために、モーターアセンブリ100の建築カバー制御装置2700によって実施された例示的機械可読命令を代表する流れ図である。身振り(例えばスイッチ422、424の作動の連続および/または保持時間)に依存して、モーターアセンブリ100は建築カバー304を動かすために様々な操作を実行してもよい。例えば建築カバー304が静止しているとき、使用者は、レバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントを押し上げることにより建築カバー304を上方に移動させる(例えば建築カバー304を収縮する)ためにモーターアセンブリ100を作動させてもよい。本開示の一部の態様では、一旦作動されると、モーターアセンブリ100は、レバーアクチュエータ114の上下の次の動きなどの1つまたは複数の他の始動が生じるまで、建築カバー304を上方に駆動し続ける。したがって使用者はレバーアクチュエータ114を押し上げ、レバーアクチュエータ114を放してもよく、モーター102は建築カバー304を上方に動かし続ける。次いで使用者はモーター102を止めるためにレバーアクチュエータ114を押し上げ、または引き下げ、このようにして建築カバー304を所望の位置で止めてもよい。同様に静止位置から、使用者は、レバーアクチュエータ114を引き下げることにより建築カバー304を下方に移動させるためにモーターアセンブリ100を作動させてもよい。一旦作動されると、モーター102は、レバーアクチュエータ114の上下の次の動きなどの1つまたは複数の他の始動が生じるまで、建築カバー304を下方に駆動し続けてもよい。

例えばブロック2802において、建築カバー304は静止しており、スイッチインターフェース2704は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424のうちの1つが作動された(例えば押圧された)ことを検出する。換言すると、スイッチインターフェース2704は、スイッチ422、424の作動に基づいて、レバーアクチュエータ114の第1の方向(例えば上)または第2の方向(例えば下)への動きを検出する。どちらのスイッチが作動されたかに基づいて、行動決定装置2712は、ブロック2804において建築カバー304を収縮または伸張させるために出力軸104(図1)を1方向または他方向に回転させるように、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。例えば第1のスイッチ422がレバーアクチュエータ114を押し上げることによって始動されると、行動決定装置2712は、建築カバー304を上げるために出力軸104を1方向に駆動させるように、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。同様に第2のスイッチ424がレバーアクチュエータ114を引き下げることによって始動されると、行動決定装置2712は、建築カバー304を下げるために出力軸104を他方向に駆動させるように、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。一部の例では、モーター102は、使用者がレバーアクチュエータ114を放した後も建築カバー304を上または下に駆動し続ける。換言すると、モーター102は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が動作を停止した後も建築カバー304を動かし続ける。したがってどちらかのスイッチ422、424の瞬時の作動が、建築カバー304を上または下に駆動させてもよい。

一部の例では、モーター制御装置2702はまずモーター102を第1の速度で作動させ、次いで速度を一定期間にわたって第2のより速い速度に増加させる。例えばモーター制御装置2702はモーター102を(全速力の)20%で作動させ、次いで速度を2秒間で(全速力の)100%に増加させてもよい。他の例では、他の増加速度の構成が実施されてもよい。

一部の例では、モーター102は、使用者がレバーアクチュエータ114を押し上げる、または引き下げるなどの別の身振りを提供するまで、建築カバー304を上または下(伸張または収縮)に駆動させ続ける。このような例では、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の別の作動により、モーター102が止まる。例えばブロック2806では、行動決定装置2712は、いずれかのスイッチ422、424の作動を示すスイッチインターフェース2704からの信号を監視する。いずれかのスイッチ422、424が(スイッチインターフェース2704によって検出されたように)作動された場合、行動決定装置2712は、(例えばモーター102への電力供給を中止することにより)モーター102の作動を中止させるようにモーター制御装置2702に指令する。したがってスイッチインターフェース2704はレバーアクチュエータ114の上または下方向への次の動きを検出し、次の動きの検出に応答して、行動決定装置2712はモーター102の作動を停止させるようにモーター制御装置2702に指令する。一部の例では、レバーアクチュエータ114の上への身振りまたは下への身振りのいずれかがモーター102を止める。他の例では、行動決定装置2712は、建築カバー304が動いている反対方向への身振りのみに基づいてモーター102の作動を中止させるように構成されてもよい。例えばモーター102が建築カバー304を上方に動かしている場合、レバーアクチュエータ114を引き下げることのみによりモーター102が止まってもよい。

一部の例では、モーターアセンブリ100は、上限位置または下限位置に達すると、建築カバー304が止まるように構成されてもよい。上限位置および下限位置を使用して、建築カバー304がいずれの方向にも動き過ぎないように防止してもよい。例えばブロック2808では、行動決定装置2712は、建築カバー304が上限位置または下限位置に達したかどうかを決定する。一部の例では、行動決定装置2712は、位置決定装置2710によって決定されたような建築カバー304の位置を上限位置および下限位置と比べる。一部の例では、上限位置および下限位置はメモリ2714内に記憶される。上限位置または下限位置に達した場合、行動決定装置2712は、ブロック2810においてモーター102の作動を中止させるようにモーター制御装置2702に指令する。一部の例では、モーター制御装置2702は、建築カバー304が上限位置または下限位置に接近するにつれて速度を低減するようにモーター102を制御する。例えばモーター制御装置2702は、上限位置または下限位置に達する前に、最後の2秒間に速度を100%から20%に低減するようにモーター102を制御してもよい。他の例では、他の減少する速度構成を実施してもよい。

そうではなく上限位置または下限位置に達しない場合、モーター102は、行動決定装置2712が手動の止める身振り(ブロック2806)を検出するか、または上限位置もしくは下限位置に達する(ブロック2808)まで、建築カバー304を上または下に動かし続ける。他の例では、上限位置または下限位置を使用しなくてもよい。その代わりに行動決定装置2712は、完全な伸張位置または完全な収縮位置に一旦達すると(例えばトリガーもしくはセンサによって検知されると)、モーター102の作動を停止されるようにモーター制御装置2702に指令してもよい。建築カバー304が一旦止められると、図28の例示的工程は終了する。図28の例示的工程は、新しい使用者の相互作用時に再度開始してもよい。例えば使用者は、身振りを介して(例えばレバーアクチュエータ114を押し上げ、または引き下げることにより)建築カバー304を上または下に動かすためにモーターアセンブリ100を再度作動させてもよい。

他の例では、建築カバー制御装置2700は、レバーアクチュエータ114が押し上げられている、または引き下げられている間、建築カバー304を上または下に動かすように構成されてもよい。レバーアクチュエータ114が一旦放されると(また中立位置に動いて戻ると)、モーター102は止まる。このような例では、行動決定装置2712は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が作動されている限り、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。スイッチ422、424のどちらも(スイッチインターフェース2704によって検出されたように)作動されていないとき、行動決定装置2712は、モーター102の作動を中止させるようにモーター制御装置2702に指令する。

図29は、建築カバー304を好みの位置に移動させるために、モーターアセンブリ100の建築カバー制御装置2700によって実施される例示的機械可読命令を代表する流れ図である。上に開示されたように、一部の例では好みの位置はメモリ2714内に記憶されてもよい。好みの位置は、使用者に好まれる建築カバー304の位置(例えば高さ)であってもよい(例えば窓の上部および底部)。使用者は、レバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントを用いて身振り(例えば好みの身振り)を実行することにより、建築カバー304を動かすようにモーターアセンブリ100を作動させてもよい。一部の例では、身振りは、顧客タッチポイントの急速な上下(上/下)運動または下上(下/上)運動である。建築カバー制御装置2700が身振りを検出すると、モーター102は、建築カバー304を記憶された好みの位置に動かすように作動される。

例えばブロック2902では、スイッチインターフェース2704は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424のうちの一方が作動される(例えば押圧される)ときを検出する。スイッチインターフェース2704は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424のうちの他方が作動されたかどうかを引き続き検出する。ブロック2904では、行動決定装置2412は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の他方の作動が、閾値時間内に検出されたかどうかを決定する。換言すると、行動決定装置2712は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の最初の一方の作動が停止された後で、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の他方が、閾値時間内に作動されたかどうかを決定する。一部の例では、閾値時間はメモリ2714内に記憶される。一部の例では、閾値時間は0.5秒である。したがって第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の他方は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の最初の一方の作動が停止された後、0.5秒以内に作動されるべきである。他の例では、他の閾値時間(例えば1秒未満、5秒未満、10秒未満など)が実施されてもよい。第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の他方の作動が閾値時間(例えば0.4秒)内で検出された場合、行動決定装置2712は、使用者が建築カバー304を好みの位置に移動させることを望むと決定し、例示的命令は以下に説明するブロック2906に続く。そうではなく第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の他方の作動が、閾値時間(例えば1秒)内に検出されない場合、例示的工程は、(ブロックAを通って)図28のブロック2804に続いてもよい。

一部の例では、行動決定装置2712が建築カバー304を好みの位置に移動させる(例えば好みのモードに切り替える)べきであると決定する場合、1つまたは複数の表示器(例えば光、音など)を作動させて、モーターアセンブリ100が建築カバー304を好みの位置に移動させているという信号を使用者に送信する。例えばブロック2906では、表示器トリガー2716は、表示器2718a、2718bの一方または両方を作動させてもよい。例えば表示器トリガー2716は、点滅する緑色光などの光を作動させてもよい。他の例では、他の表示器(例えば第2の表示器2718bによって発生された音、建築カバー304のジョグなど)は、光に加えてまたは別法として作動されてもよい。ブロック2908では、行動決定装置2712は、建築カバー304を好みの位置に向かって収縮または伸張させるために出力軸104(図1)を回転させるように、モーター102を作動させるように制御装置2702に指令する。一部の例では、1つまたは複数の表示器は、建築カバー304が動いている間作動し続ける(例えば建築カバー304が好みの位置に移動している間緑色光は点滅したままである)。他の例では、表示器トリガー2716は、身振りが検出された後、1つまたは複数の表示器を比較的短時間(例えば1秒間)作動させるだけであってもよい。他の例では、表示器は始動されなくてもよい。

ブロック2910では、行動決定装置2712は、建築カバー304が好みの位置に達したかどうかを決定する。一部の例では、行動決定装置2712は、位置決定装置2710によって決定されたような建築カバー304の位置を記憶された好みの位置と比べる。建築カバー304が好みの位置に達した場合、行動決定装置2712は、ブロック2912においてモーター102の作動を中止させるようにモーター制御装置2702に指令し、図29の例示的工程は終了する。したがって建築カバー304は好みの位置で止まる。そうではなく建築カバー304が好みの位置に達していない場合、モーター102は、建築カバー304を好みの位置に向かって動かし続け(ブロック2908)、行動決定装置2712は建築カバー304の位置を監視し続ける。一部の例では、モーター102が建築カバー304を好ましい位置に動かしている間に、使用者はモーター102を止めるためにレバーアクチュエータ114を押し上げ、または引き下げ、操作を終了させてもよい。

図30は、好みの位置を設定または確立するために、モーターアセンブリ100の建築カバー制御装置2700によって実施される、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。一部の例では、使用者は、特定の身振りを提供することにより好みの位置を設定または確立してもよい。一部の例では、好みの位置を設定するために、使用者は、レバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントを押し上げ、または引き下げ、建築カバー304を上または下に動かすためにモーター102を作動させるために放す。次いで建築カバー304が動いている間に、使用者はレバーアクチュエータ114を(例えば建築カバー304が動き始めた元の方向と同じ方向、または反対方向に)再度押し上げ、または引き下げ、これによりモーター102を(例えば図28に関連して開示されたように)止め、レバーアクチュエータ114を閾値時間(例えば少なくとも2.5秒)の間は上部位置または下部位置に保持し、これは意図した保持であり偶発的な保持ではないことを示すために十分に長い時間であってもよい。レバーアクチュエータ114が閾値時間より長い間(例えば3秒間)保持された場合、建築カバー304の位置は好みの位置として保存される。したがって好みの位置を保存するまたは記憶する例示的身振りは、押/引かつ保持であってもよい。

例えばブロック3002では、スイッチインターフェース2704は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の一方が作動された(押圧された)ときを検出し、スイッチ422、424が作動されたことに基づいて、行動決定装置2712は、ブロック3004において出力軸104(図1)を1方向または他方向に回転させるために、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。ブロック3006では、スイッチインターフェース2704は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の一方が続いて作動されたときを検出する。スイッチ422、424のどちらかが続いて作動された場合、行動決定装置2712は、ブロック3008で(例えばモーター102への電力供給を中止することにより)モーター102の操作を中止するようにモーター制御装置2702に指令する。

ブロック3010では、行動決定装置2712は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424がどのくらいの長さ作動したままであるかを決定する。例えば行動決定装置2712は、時間の長さを閾値時間に比べてもよい。閾値時間はメモリ2714内に記憶されてもよい。一部の例では、閾値時間は2.5秒である。他の例では、他の閾値時間(例えば1秒を超える、2秒を超える、5秒を超える、偶発的な保持として誤解されない別の時間など)が実施されてもよい。第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が、閾値時間前に(スイッチインターフェース2704によって検出されたように)作動を停止された場合、例示的工程は終了する。しかし行動決定装置2712が、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が閾値時間を満たす時間(例えば3秒)の間は作動されていると決定した場合、行動決定装置2712は、使用者が現在の位置を好みの位置として保存することを望むと決定する。一部の例では、1つまたは複数の表示器を始動させて、好みの位置が確立されたことを使用者に警告してもよい。例えばブロック3012では、表示器トリガー2716を表示器2718a、2718bの一方または両方を作動させてもよい。例えば表示器トリガー2716は、点滅する赤色光などの光を作動させ、かつ/またはビープ音などの可聴警報を発生させてもよい。加えてまたは別法として、1つまたは複数の他の表示器を実行してもよい。例えば表示器トリガー2716は、建築カバー304をジョギング方式で上下に動かすためにモーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令してもよい。ブロック3014では、好みの位置がメモリ2714内に保存され、例示的工程は終了する。図30の例示的工程は、別の好みの位置を設定または保存するために再度繰り返されてもよい。

上の例において好みの身振りは、レバーアクチュエータ114を押/引かつ保持であると説明されているが、これは使用できる1つの可能な身振りに過ぎない。他の例では、好みの身振りは、異なる動きもしくは一連の動きおよび/または保持時間を含んでもよい。一部の例では、複数の身振りによりモーターアセンブリ100を好みの位置に保存させてもよい。

一部の例では、モーターアセンブリ100は、使用者が上限位置および/または下限位置を調整できるように構成されてもよい。上限位置および下限位置は、建築カバー304の許容の上限および下限を画定する。換言すると、モーター102は、上限位置または下限位置に達するまで建築カバー304を上方または下方に駆動させてもよく、その時点でモーター102は作動を中止し、建築カバー304は動きを止める。例えば上限位置は窓開口の上部またはその下に設定されてもよく、下限位置は窓開口の底部またはその上に設定されてもよい。一部の例では、使用者は、使用者が新しい上限および/または下限を設定できる限度を調整するモードでモーターアセンブリ100を操作する身振りを提供してもよい。例えば使用者は、上限を調整する身振りを提供してもよく、これは上限を調整するモードでモーターアセンブリ100を作動させる身振りである。例示的上限を調整する身振りは、建築カバー304が現在上限位置にあるときであってもよく、使用者はレバーアクチュエータ114を押し上げ、放し、続いて新たにレバーアクチュエータ114を押し上げ、閾値時間(例えば6秒)の間は保持する。閾値時間は、意図した保持(偶発的な押/引ではない)を表すものであってもよい。他の例では、他の身振りを使用して上限を調整するモードでモーターアセンブリ100を作動させてもよい。上限を調整するモードでは、使用者は建築カバー304を所望の上限位置に移動させ、その位置を新しい上限位置として(例えば身振りを介して)保存できる。同様に、使用者は、使用者が下限位置を変更できる下限を調整するモードでモーターアセンブリを作動させる、下限を調整する身振りを提供してもよい。例示的下限を調整する身振りは、建築カバー304が現在下限位置にあるときであってもよく、使用者はレバーアクチュエータ114を引き下げ、放し、続いて新たにレバーアクチュエータ114を引き下げ、閾値時間(例えば6秒)の間は保持する。他の例では、他の身振りを使用して下限を調整するモードでモーターアセンブリ100を作動させてもよい。

図31は、上限位置を設定または確立するために、モーターアセンブリ100の建築カバー制御装置2700によって実施される、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。ブロック3102では、行動決定装置2712は、建築カバー304が上限位置(例えば予め記憶された上限位置)にあることを決定する。例えば行動決定装置2712は、(位置決定装置2710によって決定されたような)建築カバー304の位置を予め記憶された(例えばメモリ2714に保存された)上限位置に比べてもよい。ブロック3104では、行動決定装置2712は、上限を調整する身振り(例えば第1の身振り)が検出されたかどうかを決定する。上限を調整する身振りが検出されていない場合、図31の例示的工程は終了してもよい。そうではなく上限を調整する身振りが検出された場合、建築カバー制御装置2700は、使用者が新しい上限位置を確立できる上限を調整するモードに入る。例示的上限を調整する身振りは、(1)比較的速い上方運動およびレバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントの解放、続いて(例えば0.5秒などの閾値時間内に)、(2)新たな上方運動および一定期間(例えば6秒)の間の顧客タッチポイントの保持を含んでもよい。その期間は意図した保持を示し、偶発的な保持と誤解されないように十分に長くてもよい。このような例では、行動決定装置2712は、(スイッチインターフェース2704によって検出されたような)第1のスイッチ422の急速な作動に続いて、第1のスイッチ422のより長い作動(例えば6秒)を含む、作動の連続を監視してもよい。他の例では、上限を調整する身振りは、異なる連続の作動(複数可)および/または保持時間(複数可)を含んでもよい。

一部の例では、建築カバー制御装置2700が一旦上限を調整するモード(ブロック3106)にあると、1つまたは複数の表示器(例えば光、音、ジョグなど)は、上限位置を現在設定または確立できるという信号を使用者に送信するように作動されてもよい。例えばブロック3108では、表示器トリガー2716は、表示器2718a、2718bの一方または両方を作動させてもよい。例えば表示器トリガー2716は、光を作動させ、かつ/またはビープ音などの可聴警報を発生してもよい。一部の例では、第1の光(例えば緑色光)が一瞬作動され、次いで第2の光(例えば赤色の点滅光)が作動され、これは上限を調整するモードの間作動されたままである。換言すると一部の例では、建築カバー制御装置2700が上限を調整するモードにある間、1つまたは複数の表示器(複数可)は作動されたままであり、建築カバー制御装置2700が(例えばブロック3120と関連して以下に開示されるように)上限を調整するモードから出ると作動を停止する。

上限を調整するモードでは、使用者は建築カバー304を上および/または下に新しい所望の上限位置に動かしてもよい。ブロック3110では、行動決定装置2712は、第1のスイッチ422および/または第2のスイッチ424の作動に基づいて、建築カバー304を上または下に動かすためにモーター102を作動させる。一部の例では、モーター102を作動させる指令、およびモーター102の作動を停止させる指令は、図28に関連して開示された指令と実質的に同じである。他の例では、モーター102の作動は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が作動を停止された後まで開始されなくてもよい。例えば使用者はレバーアクチュエータ114を押し上げてもよく、それにより第1のスイッチ422は作動する。使用者が一旦レバーアクチュエータ114を放し、第1のスイッチ422が作動を停止すると、行動決定装置2712は、建築カバー304を上方に動かすためにモーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。モーター102を止めるために、使用者はレバーアクチュエータ114を押し上げ、または引き下げてもよく、それにより第1のスイッチ422または第2のスイッチ424は作動する。

ブロック3112では、行動決定装置2712は、新しい上限を設定する身振り(例えば第2の身振り)が検出されたかどうかを決定する。新しい上限を設定する身振りが検出された場合、以下にさらに詳細に開示されるように、行動決定装置2712は、ブロック3114において建築カバー304の位置を新しい上限位置として保存し、ブロック3116において1つまたは複数の表示器を作動させてもよい。新しい上限を設定する身振りが検出されなかった場合、行動決定装置2712は、ブロック3118において何らかの相互作用が閾値時間(例えば1分)内にあったかどうかを決定する。相互作用が閾値時間内になかった場合、建築カバー制御装置2700はブロック3120において上限を調整するモードから出る。相互作用が閾値時間内にあった場合、建築カバー制御装置2700は、上限を調整するモードで引き続き動作し、使用者からの指令に基づいて建築カバー304を動かすためにモーター102を作動させる。

上記のように、新しい上限を設定する身振りが(ブロック3112において)検出された場合、行動決定装置2712は、ブロック3114において建築カバー304の位置を新しい上限位置として保存する。新しい上限を設定する身振りは、第1のスイッチ422および/もしくは第2のスイッチ424の1つまたは複数の作動(例えば一連の作動)を含んでもよく、かつ/またはそれぞれに対して様々な保持時間を含んでもよい。新しい上限を設定する身振りの一例は、レバーアクチュエータ114を一定期間(例えば6秒)の間(これは意図的な作動であり偶発的な作動ではないことを示す期間であってもよい)押し上げること、および保持することを含んでもよい。このような例では、行動決定装置2412は(スイッチインターフェース2704によって検出されたように)第1のスイッチ422の作動を一定期間監視してもよい。上記のように一部の例では上限を調整するモードでモーター102は、それぞれのスイッチが放されるまで建築カバー304を動かすように作動されなくてもよい。したがってレバーアクチュエータ114を上または下に保持している間、第1または第2のスイッチ422、424は作動され、建築カバー304は静止したままである。レバーアクチュエータ114が上または下の位置に(例えば意図的な作動を示す)閾値時間保持される場合、建築カバー304の位置は新しい上限位置として保存される。

一部の例では、ブロック3116において表示器トリガー2716は、新しい上限位置が設定されたという信号を使用者に送信する1つまたは複数の表示器(例えば光、音、ジョグなど)を作動させてもよい。例えば表示器トリガー2716は、光を作動させ、かつ/またはビープ音などの可聴警報を発生してもよい。一部の例では、表示器トリガー2716は、上限を調整するモードに入ったときに作動された光と異なる色の光を作動させてもよい。例えば上限を調整するモードにおける間に表示器トリガー2716は点滅する赤色光を作動させてもよく、新しい上限位置が設定されると(ブロック3114)、赤色光が消え、緑色光が作動されてもよい。加えてまたは別法として、表示器トリガー2716は、新しい位置が確立されたことを示すように建築カバー304を上と下、または下と上に動かす(例えばジョグ)(新しい位置に戻す)ために、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令してもよい。新しい上限位置が保存され、かつ/または1つまたは複数の表示器が始動された後、建築カバー制御装置2700は、ブロック3120において上限を調整するモードから出る。建築カバー制御装置2700は、次いで例えば図28に関連して開示されたように通常モードで動作してもよい。

上限位置を設定するための図31の工程と同様に、建築カバー制御装置2700は、下限位置を設定するように構成されてもよい。例えば建築カバー304が下限位置にあるとき、下限を調整する身振りは、使用者が下限位置を変更できる下限を調整するモードに入るために、建築カバー制御装置2700を始動させてもよい。下限を調整する身振りの一例は、上限を調整する身振りに類似しているが上限を調整する身振りの反対である。一旦下限を調整するモードに入ると、使用者は、建築カバー304を新しい所望の下限位置に移動させるためにレバーアクチュエータ114を同様に使用することができる。次いで新しい下限を設定する身振りが検出され、新しい下限位置が保存された後、建築カバー制御装置2700は図31と同様に下限を調整するモードから出てもよい。

一部の例では、モーターアセンブリ100は、あらゆる予め記憶された制限を消去し、新しい制限(例えばカスタマイズされた制限)を設定する必要がある、プログラミングモードに入るように構成されてもよい。一部の例では、モーターアセンブリ100は、予め設定された工場制限がない場合、使用前に確実に制限を設定するために、最初にモーターアセンブリ100が作動される(例えば製造業者を出た後、電源を入れたとき)プログラミングモードに自動的に入る。図32は、プログラミングモードで制限を設定または確立するために、モーターアセンブリ100の建築カバー制御装置2700によって実施された、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。例示的工程は、モーターアセンブリ100を電源に接続したときに始まってもよい。ブロック3202では、行動決定装置2712は、電力がモーターアセンブリ100に加えられた時を決定する。ブロック3204では、行動決定装置2712は、上限および/または下限が設定されたかどうかを決定する。例えば行動決定装置2712は、何らかの制限がメモリ2714に保存されたかどうかを確認してもよい。制限が設定されていない場合、建築カバー制御装置2700は、使用者が上限および/または下限を設定することができるブロック3206において、プログラミングモード(制限を設定するモードと呼ばれることがある)に入る。制限がすでに設定されている場合、使用者は、使用者がプログラミングモードに入り、上限および下限をリセットすることを望むことを示すために、レバーアクチュエータ114などの顧客タッチポイントを用いて身振りを実施してもよい。例示的身振りは、モーターアセンブリ100に電源が入っている間、レバーアクチュエータ114を押し上げることまたは引き下げること、およびレバーアクチュエータ114を上部位置または下部位置に閾値時間(例えば6秒)の間は保持することを含んでもよい。閾値時間は、偶発的な動きを、制限を変更するための所望と誤解しないように比較的長い期間であってもよい。例えばブロック3208では、行動決定装置2712は、モーターアセンブリ100に電力が入っている間、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が(スイッチインターフェース2704によって検出されたように)作動され、閾値時間を超えて作動を続けているかどうかを決定する。行動決定装置2712が、モーターアセンブリ100に電力が入っている間、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が作動されており、(例えば意図的な保持を示す)閾値時間を超えて作動を続けていると決定した場合、建築カバー制御装置2700は、ブロック3206においてプログラミングモードに入る。そうでなければ、例示的工程は終了してもよく、モーターアセンブリ100は、図28に関連して開示されたような通常の操作モードで操作してもよい。

一部の例では、建築カバー制御装置2700が一旦プログラミングモードに入ると、1つまたは複数の表示器は始動されてもよい。例えばブロック3210では、表示器トリガー2716は、表示器2718a、2718bの一方または両方を作動させてもよい。例えば表示器トリガー2716は、光を作動させ、かつ/またはビープ音などの可聴警報を発生してもよい。一部の例では、第1の光(例えば緑色光)が一瞬作動され、次いで第2の光(例えば赤色の点滅光)が作動され、これはプログラミングモード中に作動されたままである。換言すると一部の例では、建築カバー制御装置2700がプログラミングモードにある間、1つまたは複数の表示器(複数可)は作動されたままであり、建築カバー制御装置2700が(例えばブロック3226と関連して以下に開示されるように)プログラミングモードから出ると作動を停止する。

プログラミングモードでは、使用者は、建築カバー304を上および/または下に所望の上限および/または下限に移動させるためにレバーアクチュエータ114を使用してもよい。ブロック3212では、行動決定装置2712は、第1のスイッチ422および/または第2のスイッチ424の作動に基づいて建築カバー304を上または下に動かすために、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。一部の例では、モーター102を作動させる指令、およびモーター102の作動を停止する指令は、図28に関連して開示された指令と実質的に同じである。他の例では、モーター102の作動は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の作動が停止された後まで開始しなくてもよい。例えば使用者は、レバーアクチュエータ114を押し上げてもよく、それにより第1のスイッチ422は作動する。使用者がレバーアクチュエータ114を一旦放し、第1のスイッチ422が作動を停止すると、行動決定装置2712は、建築カバー304を上方に動かすために、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。モーター102を停止させるために、使用者はレバーアクチュエータ114を押し上げ、または引き下げてもよく、それにより第1のスイッチ422または第2のスイッチ424は作動する。

ブロック3214では、行動決定装置2412は、上限を設定する身振り(例えば第1の身振り)が検出されたかどうかを決定する。上限を設定する身振りが検出された場合、行動決定装置2712は、ブロック3216において建築カバー304の位置を上限位置として保存し、表示器トリガー2716は、上限位置が設定されたことを使用者に示すために、ブロック3218において1つまたは複数の表示器を作動させる。上限を設定する身振りは、図31のブロック3112に関連して開示された新しい上限を設定する身振りと実質的に同じであってもよい。加えて表示器(複数可)は、図31のブロック3116に関連して開示された表示器と実質的に同じであってもよい。上限を設定する身振りが検出されなかった場合(ブロック3214)、行動決定装置2712は、ブロック3212における使用者の入力に基づいて建築カバー304を動かすためにモーター102を引き続き作動させる。

上限位置を設定することに加えて、使用者は下限位置を設定してもよい。ブロック3220では、行動決定装置2712は、下限を設定する身振り(例えば第2の身振り)が検出されたかどうかを決定する。下限を設定する身振りが検出された場合、行動決定装置2712は、ブロック3222において建築カバー304の位置を下限位置として保存し、表示器トリガー2716は、下限位置が設定されたことを使用者に示すために、ブロック3224において1つまたは複数の表示器を作動させる。下限を設定する身振りは、上限を設定する身振りの反対であってもよい。例えば下限を設定する身振りは、レバーアクチュエータ114を引き下げること、およびレバーアクチュエータ114を閾値時間(例えば6秒)の間は保持することを含んでもよい。閾値時間は、偶発的な動きを、制限を変更するための所望と誤解しないように比較的長い期間であってもよい。このような例では、行動決定装置2712は、第2のスイッチ424の作動を(スイッチインターフェース2704によって検出されたように)閾値時間の間監視してもよい。加えて、ブロック3224において表示器(複数可)は、上にブロック3218に関連して開示された表示器と実質的に同じであってもよい。下限を設定する身振りが検出されなかった場合(ブロック3220)、行動決定装置2712は、ブロック3212における使用者の入力に基づいて建築カバー304を動かすためにモーター102を引き続き作動させる。

両方の限界が一旦設定されると、建築カバー制御装置2700はブロック3226において限定を設定するモードから出る。示された例では、上限が最初に設定されるように示されているが、その代わりに下限が最初に設定されてもよく、次いで上限が設定されてもよいことを理解されたい。上限位置および下限位置はメモリ2714内に保存されてもよい。

本開示の一部の態様では、建築カバーは、異なる機能に対応する動きの2つ以上の位相または領域を有するように構成されてもよい。例えば建築カバーは、カバーが(例えば図28に関連して開示された機能と同様に)伸張または収縮される第1の位相、およびカバー内の羽根が傾斜または動くことにより、より多くまたは少ない光がカバーを通ることができる第2の位相で動作してもよい。他の例では、他の型および/または構成のカバーが、同様に複数の位相または領域の動きを有してもよい。一部の態様では、モーターは、カバーを異なる位相において異なる速度で動かすように動作する。一部の例では、建築カバーは、これらの異なる位相またはモードを分離する移行限定位置を有してもよい。一部のこのような例では、モーターはカバーを移行限定位置で止め、次の使用者の身振りが、カバーを次の位相で動かすためにモーターを再作動させる必要がある。他の例では、モーターは、建築カバーを次の位相に引き続き移動させてもよく、次の位相では建築カバーは、建築カバーが限定位置の1つに達する、かつ/または使用者の身振りによって止められるまで、建築カバーを移行位置で止めることなく異なる速度で動かされる。

図33は、移行限定位置によって分離された2つの位相を有する建築カバーを操作するために、モーターアセンブリ100の建築カバー制御装置2700によって実施された、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。しかし図33の流れ図を参照する前に、2つの位相を有する建築カバー3400の一例が図34に関連して開示されている。図34の示された例では、建築カバー3400は、圧延管3402に結合されており、圧延管3402は、建築カバー3400を伸張させる1方向、および建築カバー3400を収縮させる反対方向に回転されてもよい。圧延管3402および建築カバー3400は、モーターアセンブリ100とともに使用されてもよい。例えば出力軸104は図34の圧延管3402に結合されてもよく、モーター102を使用して、本明細書に開示されたように使用者によって入力された身振りまたは指令に依存して、圧延管3402を1方向または他方向に回転させてもよい。

示された例では、建築カバー3400は、第1の支持要素3404(例えば前面パネル)、第2の支持要素3406(例えば後面パネル)、および第1の支持要素3404と第2の支持要素3406との間に結合された複数の羽根3408を有する。図34は、3つの位置、すなわち建築カバー3400が圧延管の周囲を包む第1の位置3412(収縮位置3412と呼ぶ)、建築カバー3400が伸張し羽根3408が閉じている第2の位置3414(伸張して閉じた位置3414と呼ぶ)、および建築カバー3400が伸張し羽根3408が開いている第3の位置3416(伸張して開いた位置3416と呼ぶ)における建築カバー3400の側面図を示す。収縮した位置3412は例えば上限位置に対応してもよく、伸張して閉じた位置3414は例えば移行限定位置に対応してもよく、伸張して開いた位置3416は例えば下限位置に対応してもよい。第1の支持要素3404、第2の支持要素3406、および羽根3408は、例えば布から構成されてもよい。底部レール3410は、第1および第2の支持要素3404、3406の底端の一方または両方に結合される。上限位置に示されたように、第1および第2の支持要素3404、3406(および羽根3408)は圧延管3402の周囲を包む。圧延管3402が建築カバー3400を伸張させるために(図34では反時計回りに)回転すると、第1および第2の支持要素3404、3406はどちらも下方に下がる。

収縮した位置3412と伸張して閉じた位置3414との間で、羽根3408は、第1の支持要素3404と第2の支持要素3406との間で実質的に垂直に配向される。したがって羽根3408はそれを通過する光を実質的に遮断し、「閉じている」とみなされる。収縮した位置3412と伸張して閉じた位置3414との間の位相または領域は、上がる/下がる、もしくは伸張する/収縮する位相または領域と呼ばれてもよい。一部の例では、この位相においてモーター102を作動させる指令、および作動を停止させるための指令は、図28に関連して開示された指令と実質的に同じである。

羽根3408を開くために、圧延管3402は、伸張して閉じた位置3414を越えて(図34では反時計回りに)回転される。換言すると、建築カバー3400が吊るされた後、圧延管3402がさらに回転されてもよい。伸張して閉じた位置3414と伸張して開いた位置3416との間の位相は、傾斜した位相または領域と呼ばれてもよい。この位相では、羽根3408は傾斜しており、かつ/または別法として建築カバー3400を通る光の量に影響を与えるために動かされる。例えば図34に示されたように、第1および第2の支持要素3404、3406は、圧延管3402の異なる側面または部分に結合されてもよい。したがって伸張して開いた位置3416では、第1および第2の支持要素3404、306は圧延管3402の両側から下がり、これにより第1および第2の支持要素3404、3406は、伸張して閉じた位置3414における第1および第2の支持要素3404、3406に比べて離間される。第1および第2の支持要素3404、3406を動かすことにより、または(伸張して閉じた位置3414と伸張して開いた位置3416との間で圧延管3402を回転させることにより)互いに対して動かすことにより、羽根3408は、図34において伸張して開いた位置3416に示されたようにより水平な方向に回転され、それによってより多くの光が(羽根3408の間に光を許容することにより)建築カバー3400を通過できる。収縮した位置3412、伸張して閉じた位置3414、および/または伸張して開いた位置3416は、メモリ2714内に記憶されてもよい。

本開示の一部の態様では、第1および第2の支持要素3404、3406は、透ける布などのより多くの光を通すことができる材料から構成されるのに対して、羽根3408は、光をほとんど通すことができない(例えば遮光布)材料から構成されてもよい。したがって建築カバー3400を収縮した位置3412と伸張して閉じた位置3414との間の伸張する/収縮する位相または領域で操作しているとき、羽根3408は垂直方向であり、より多くの光を遮断する。羽根3408は、垂直方向に羽根3408が重なる、またはほぼ重なり、それによって遮光材料の連続した壁を提供するように配置される。しかし羽根3408が伸張して開いた位置3416におけるように開くと、羽根3408はより水平方向になり、したがってより多くの光が建築カバー3400を通ることができる。

一部の例では、(例えばレバーアクチュエータ114を使用して)使用者からの身振りに基づいて、モーター制御装置2702は、伸張して閉じた位置3414が達成され、次いで圧延管3402の回転が止まるまで、建築カバー3400を伸張するために圧延管3402を回転させるようにモーター102を作動させる。換言すると、伸張して閉じた位置3414は限定位置として動作する。次いで別の身振りが検出されると、モーター制御装置2702は、建築カバー3400を伸張して開いた位置3416に移動させるために圧延管3402を回転させるようにモーター102を作動させる.この工程は逆に実施されてもよい。例えば建築カバー3400が伸張して開いた位置3416(またしたがって羽根3408が開いている)にある場合、使用者は、建築カバー3400を伸張して閉じた位置3414に移動させる身振りを提供してもよく、この場合モーター102は建築カバー3400の移動を止める。次いで建築カバー3400を収縮して収縮した位置3412に戻すためには別の身振りが必要である。本開示の一部の態様では、モーター制御装置2702は、圧延管3402を第1の速度で収縮した位置3412と伸張して閉じた位置3414との間の伸張する/収縮する位相または領域で回転させる(またしたがって建築カバー3400を収縮もしくは伸張させる)ために、モーター102を作動させ、圧延管3402を第2の速度で伸張して閉じた位置3414と伸張して開いた位置3416との間の傾斜位相または領域で回転させるために、モーター102を作動させる。一部の例では、第2の速度は第1の速度より遅い。したがって羽根3408を開くかつ/または閉じる動きは、建築カバー3400を伸張または収縮する動きより遅く、よりわずかであるように見える。一部の例では、使用者はそれらの位置の間のいかなる点でもモーター102を止める身振りを提供してよい。したがって使用者は、所望の位置および/または建築カバー3400によって提供される遮光量を選ぶことができる。

一部の態様では、伸張したまたは収縮した材料の量により異なる位相が画定されてもよい。例えば建築カバー3400を用いて、材料の第1の量が、(収縮した位置3412と伸張して閉じた位置3414との間の)第1の位相の間に伸張または収縮され、材料の第2の量が、(伸張して閉じた位置3414と伸張して開いた位置3416との間の)第2の位相の間に伸張または収縮される。但し材料の第2の量は材料の第1の量より少ない。一部の例では、第1の位相の間の速度は全く同じであり、第2の位相の間の速度は全く同じである(また第2の位相の速度は第1の位相の速度と異なってもよい)。

上記のように、図33は、伸張して閉じた位置3414などの移行限定位置によって分離された2つの位相を有する建築カバーを操作するために、モーターアセンブリ100の建築カバー制御装置2700によって実施された、例示的機械可読命令を代表する流れ図である。図33の例示的流れ図は、図34の建築カバー3400に関連して説明される。しかし図33の例示的工程は、同様に2つ以上の位相を有する他の型の建築カバーを用いて実施されてもよい。位相は、例えば使用者によって設定され、メモリ2714内に記憶されてもよい。

建築カバー3400が収縮した位置3412と伸張して閉じた位置3414との間の位置にあると仮定すれば、例示的流れ図は、建築カバー3400は静止しており、スイッチインターフェース2704は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424の一方が作動された(例えば押圧された)ことを検出する、図33のブロック3302から始まる。一部の例では、モーター102を作動させる指令、およびモーター102の作動を停止させる指令は、図28の流れ図に関連して開示された指令と実質的に同じである。例えばどのスイッチが作動されたかに基づいて、行動決定装置2712は、ブロック3304において建築カバー3400を伸張または収縮させるために出力軸104(図1)を1方向または他方向に回転させるように、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。例えば第1のスイッチ422がレバーアクチュエータ114を押し上げることによって始動されると、行動決定装置2712は、建築カバー3400を上げるために出力軸104を1方向に駆動させるように、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。同様に第2のスイッチ424がレバーアクチュエータ114を引き下げることによって始動されると、行動決定装置2712は、建築カバー3400を下げるために出力軸104を他方向に駆動させるように、モーター102を作動させるようにモーター制御装置2702に指令する。伸張する/収縮する位相では、収縮した位置3412と伸張して閉じた位置3414との間でモーター102は、圧延管3402を第1の速度(例えば毎分30回転(RPM))で駆動するように作動される。第1の速度は以下にさらに詳細に開示されるように、傾斜位相におけるより比較的速い速度であってもよい。

一部の例では、モーター102は、収縮した位置3412または伸張して閉じた位置3414に到達されるか、または使用者が、レバーアクチュエータ114を押し上げるまたは引き下げるなどの別の身振りを提供するまで、建築カバー3400を上または下に引き続き駆動させる。例えばブロック3306では、行動決定装置2712は、スイッチ422、424のどちらかの作動を示すスイッチインターフェース2704からの信号を監視する。スイッチ422、424のどちらかが(スイッチインターフェース2704によって検出されたように)作動されている場合、行動決定装置2712は、ブロック3308において(例えばモーター102への電力供給を中止することにより)モーター102の作動を停止させるようにモーター制御装置2702に指令する。したがってスイッチインターフェース2704はレバーアクチュエータ114の上または下方向への次の動きを検出し、次の動きの検出に応答して、行動決定装置2712はモーター102の作動を中止させるようにモーター制御装置2702に指令する。

そうではなくスイッチ422、424のどちらの次の作動も検出されない場合、モーター102は、収縮した位置3412(および例えば上限位置)または伸張して閉じた位置3414(例えば移行限定位置)に達するまで、建築カバー3400を引き続き伸張または収縮させる。例えばブロック3310および3312では、行動決定装置2712は、建築カバー3400が収縮した位置3412または伸張して閉じた位置3414に達したかどうかを(移動方向に依存して)決定する。一部の例では、収縮した位置3412および伸張して閉じた位置3414はメモリ2714内に記憶される。いずれの位置にも達していない場合、モーター102は、行動決定装置2712が手動の止める身振り(ブロック3306)を検出する、または位置3412、3414の1つに達する(ブロック3310、3312)まで、建築カバー3400を引き続き移動させる。収縮した位置3412に達した場合、行動決定装置2712は、ブロック3308においてモーター102の作動を停止させるようにモーター制御装置2702に指令する。建築カバー3400が一旦止まると、図33の例示的工程は終了し、またはブロック3302において再度開始されてもよい。

伸張して閉じた位置3414に達した場合、行動決定装置2712は、ブロック3314においてモーター102の作動を停止させるようにモーター制御装置2702に指令する。伸張して閉じた位置3414において、使用者が身振りで建築カバー3400を動かして上に戻す(建築カバー3400を挙上する)ことができ、または身振りで建築カバー3400をさらに下方に傾斜位相に動かすことができ、これにより羽根3408が開いてもよい。

例えばブロック3316においてスイッチインターフェース2704は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が作動されたか(例えば押圧されたか)どうかを検出する。第2のスイッチ424が(例えばレバーアクチュエータ114を押し上げることにより)作動された場合、行動決定装置2712は、建築カバー3400を第1の速度で収縮させるために出力軸104(図1)を回転させるようにモーター102を作動させるために、ブロック3318においてモーター制御装置2702に指令し、ブロック3306に戻るように制御する。

一方、第1のスイッチ422が(例えばレバーアクチュエータ114を引き下げることにより)作動された場合、行動決定装置2712は、建築カバー3400を第2の速度で伸張させるために出力軸104(図1)を回転させるようにモーター102を作動させるために、ブロック3320においてモーター制御装置2702に指令し、これにより建築カバー3400が傾斜位相に移動する。傾斜位相では、モーターアセンブリ100は、次の身振りが提供されるまで、またはある位置(例えば限定)に達するまで、モーター102が引き続き圧延管3402を回転させるという点において、伸張する/収縮する位相と同様に動作してもよい。傾斜位相では、建築カバー3400を伸張させるまたは収縮させることにより、羽根3408が開く、または閉じる。傾斜位相では、モーター102は建築カバー3400を第2の速度(例えば6RPM)で動かし、これは伸張する/収縮する位相における第1の速度より遅くてもよい。このような一部の例では、使用者に羽根3408の動きのより細かい制御を提供することが望ましい。したがってモーター102をより遅い速度で走らせることにより、羽根3408の所望の配向に達したとき、使用者が建築カバー3400をより容易に止めることができる。

例えばブロック3322では、行動決定装置2712は、スイッチ422、424のいずれかの作動を示すスイッチインターフェース2704からの信号を監視する。スイッチ422、424のいずれかの次の作動が検出されない場合、モーター102は、伸張して開いた位置3416に達するまで、建築カバー3400を引き続き伸張させる。例えばブロック3324では、行動決定装置2712は、建築カバー3400が伸張して開いた位置3416に達したかどうかを決定する。伸張して開いた位置3416に達していない場合、モーター102は、行動決定装置2712が手動の止める身振り(ブロック3322)を検出する、または伸張して開いた位置3416に達する(ブロック3324)まで、圧延管3402を引き続き回転させる。伸張して開いた位置3416に達した場合、行動決定装置2712は、モーター102の作動を停止させるようにブロック3326においてモーター制御装置2702に指令する。建築カバー3400が伸張して開いた位置3416で一旦止まると、図33の例示的工程は終了する。例示的工程は、建築カバー3400を収縮させるために逆に実行されてもよい。

ブロック3322に戻ると、スイッチ422、424のいずれかが(スイッチインターフェース2704によって検出されたように)作動している場合、行動決定装置2712は、ブロック3328において(例えばモーター102への電力供給を中止することにより)モーター102の作動を停止させるようにモーター制御装置2702に指令する。したがってスイッチインターフェース2704はレバーアクチュエータ114の上または下方向への次の動きを検出し、次の動きの検出に応答して、行動決定装置2712はモーター102の作動を中止させるようにモーター制御装置2702に指令する。

次いでいずれかのスイッチの次の作動を使用して、建築カバー3400を上方または下方に動かしてもよい。例えばブロック3330において、スイッチインターフェース2704は、第1のスイッチ422または第2のスイッチ424が作動されたか(例えば押圧されたか)どうかを検出する。第1のスイッチ422が(例えばレバーアクチュエータ114を押し上げることにより)作動された場合、行動決定装置2712は、建築カバー3400を第2の速度で伸張させるために出力軸104(図1)を回転させるようにモーター102を作動させるために、ブロック3332においてモーター制御装置2702に指令する。次いでモーター102は、行動決定装置2712が、伸張して開いた位置3416に達した(ブロック3324)、または手動の止める身振りが提供された(ブロック3322)ことを検出するまで、圧延管3402を(図34に示された反時計回りに)引き続き回転させる。

ブロック3330に戻ると、第2のスイッチ424が(例えばレバーアクチュエータ114を押し上げることにより)作動された場合、行動決定装置2712は、建築カバー3400を第2の速度で収縮させるために出力軸104(図1)を回転させるようにモーター102を作動させるために、ブロック3334においてモーター制御装置2702に指令する。モーター102は、伸張して閉じた位置3414に達した、または次の止める身振りが提供されるまで、建築カバー3400を引き続き伸張させる。例えばブロック3336において、行動決定装置2712は、建築カバー3400が伸張して閉じた位置3414に達したかどうかを決定する。伸張して閉じた位置3414に達した場合、行動決定装置2712は、モーター102の作動を停止させるために、ブロック3314においてモーター制御装置2702に指令する。この時点で、使用者は、建築カバー3400を動かして伸張する/収縮する位相に上げる、または傾斜位相に下げ戻す身振りを提供することができる。

そうではなく伸張して閉じた位置3414に達していない場合、行動決定装置2712は、ブロック3338においてスイッチ422、424のいずれかの作動を示すスイッチインターフェース2704からの信号を引き続き監視する。次の作動が検出された場合、行動決定装置2712は、モーター102の作動を停止させるようにブロック3328においてモーター制御装置2702に指令する。次の作動が検出されない場合、モーター102は、行動決定装置2712が、伸張して開いた位置3416に達した(ブロック3336)、または手動の止める身振りが提供された(ブロック3338)ことを検出するまで、建築カバー3400を動かし続ける。

一部の例では、伸張する/収縮する位相での動きに対して、モーター102は速度を増加するかつ/または停止するために低減させながら建築カバー3400を第1の速度で駆動する。しかし傾斜位相での動きに対して、モーター102は、建築カバー3400を、増加および/または低減することなく第2の速度で駆動してもよいのは、第2の速度は比較的遅いからである。しかし他の例では、モーター102は、傾斜位相においても速度を増加および/または低減してもよい。

一部の例では、建築カバーは、それぞれの位相が移行限定位置によって分離された2つを超える位相または領域を有してもよい。例えば建築カバー3400は、傾斜位相の後に第3の位相を有してもよく、これは第3の位相と傾斜位相との間に別の位置を画定する。一部のこのような例では、モーター制御装置2702はそれぞれの位置でモーター102の作動を中止させ、次の身振りを使用して建築カバーを次の位相に動かすためにモーター102を再作動させてもよい。モーター102は、各位相で同じまたは異なる速度で操作されてもよい。

例えば図35は、(2つの位置(例えば2つの移行限定位置)によって分離された)3つの位相を有するカバーアセンブリ3500を示す。示された例では、カバーアセンブリ3500は、2つのカバー、すなわち第1のカバー3502および第2のカバー3504を含む。第1のカバー3502は第1の圧延管3506(例えば外部圧延管)に結合され、第2のカバー3504は第1の圧延管3506の内側(または部分的に内部)に配置された第2の圧延管3508(例えば内部圧延管)に結合される。圧延管3506、3508およびカバー3502、3504はモーターアセンブリ100とともに使用されてもよい。例えば出力軸104は圧延管3506、3508に結合されてもよく、モーター102を使用して、カバー3502、3504を伸張または収縮させるために、圧延管3506、3508の一方または両方を1方向または他方向に回転させてもよい。

示された例では、第1のカバー3502は図34の建築カバー3400と実質的に同じである。特に第1のカバー3502は、第1の支持要素3510、第2の支持要素3512、および羽根3514を含む。建築カバー3400(図34)と同様に、第1のカバー3502は収縮した位置3520と伸張して閉じた位置3522(例えば第1の移行限定位置)と伸張して開いた位置3524(例えば第2の限定位置)との間を動く。伸張する/収縮する位相において、収縮した位置3520と伸張して閉じた位置3522との間で、モーター102は第1の圧延管3506を第1の速度で回転させ、傾斜位相において、伸張して閉じた位置3522と伸張して開いた位置3524との間で、モーター102は第1の圧延管3506を第2の速度で回転させる。第2の速度は第1の速度より遅くてもよい。

第2の圧延管3508は、伸張する/収縮する位相および傾斜位相の間に第1の圧延管3506とともに回転される。図35の例に示されたように、第2のカバー3504の端部または底部レール3516は、第1の圧延管3506内のノッチ3518内に配置されてもよい。第1のカバー3502が第1の圧延管3506の周囲を(伸張する/収縮する位相および傾斜位相の間に)包むと、第2のカバー3504が巻き解かれるのを防止される。しかし第1のカバー3502が伸張して開いた位置3524(例えば第2の移行限定位置)に一旦移動されると、ノッチ3518が露出する。第1のカバー3502が伸張して開いた位置3524(例えばこの場合羽根3514は開いている)に移動された後、モーター102は、第2のカバー3504がノッチ3518から出て吊り下がる(伸張する)ために、第1の圧延管3506を回転させることなく第2の圧延管3508を回転させる。第2のカバー3504は、例えば大量の光を遮断する、遮光シェードまたはライナーと呼ばれることがある、暗幕であってもよい。第2のカバー3504は、伸張して開いた位置3524に示された収縮した位置と伸張した位置3526との間で伸張または収縮されてもよい。この位相の間(例えば第3の位相、遮光シェード、またはライナーの位相)、モーター102は、伸張する/収縮する位相および傾斜位相の第1および第2の速度と異なる速度で第2の圧延管3508を回転させてもよい。他の例では、モーター102は、第2の圧延管3508を第1の速度または第2の速度と同じ速度で回転させてもよい。一部の例では、各位相においてモーター102を作動させる指令およびモーター102の作動を停止させる指令は、図28に関連して開示された指令と実質的に同じである。換言すると、モーター102は、次の身振りが使用者によって提供されるまで、またはある位置に達するまで、第1および/または第2の圧延管3506、3508を引き続き駆動させてもよい。

一部の例では、図33に関連して開示された工程と同様に、モーター制御装置2702は各位置でモーター102の作動を停止させてもよい。次いで使用者によって提供された次の身振りを使用して、第1および/または第2のカバー3502、3504を次の位相に動かすためにモーター102を再作動させてもよい。他の例では、モーターアセンブリ100は、各位置でカバー(例えば第1および/または第2のカバー3502、3504)の動きを止めない。その代わりにモーター102は、その位置(複数可)でカバーの動きを中止することなく、圧延管およびカバーを次の位相に回転させ続けてもよい。一部のこのような例では、モーター102は、次の位相において所望の速度に増加または低減してもよい。

図36は、図2700の建築カバー制御装置2700を実施するために、図28〜図33の命令を実行できる例示的プロセッサプラットフォーム3600のブロック図である。プロセッサプラットフォーム3600は、例えば組込型処理装置、サーバー、パーソナルコンピューター、携帯機器(例えば携帯電話、スマートフォン、iPad(登録商標)などのタブレット)、またはあらゆる他の型のコンピューティング装置であることが可能である。

示された例のプロセッサプラットフォーム3600はプロセッサ3612を含む。示された例のプロセッサ3612はハードウェアである。例えばプロセッサ3612を、あらゆる所望のファミリーまたは製造業者からの1つもしくは複数の集積回路、論理回路、マイクロプロセッサ、もしくは制御装置によって実施することができる。この例では、プロセッサ3612は、モーター制御装置2702、スイッチインターフェース2704、位置センサインターフェース2706、位置決定装置2710、行動決定装置2712、表示器トリガー2716、および/またはより一般的に建築カバー制御装置2700を実施してもよい。

示された例のプロセッサ3612は、ローカルメモリ3613(例えばキャッシュ)を含む。示された例のプロセッサ3612は、バス3618を介して揮発性メモリ3614および非揮発性メモリ3616を含むメインメモリと通信する。揮発性メモリ3614は、同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、RAMBUSダイナミックランダムアクセスメモリ(RDRAM)、および/またはあらゆる他の型のランダムアクセスメモリデバイスによって実施されてもよい。非揮発性メモリ3616は、フラッシュメモリおよび/またはあらゆる他の所望の型のメモリデバイスによって実施されてもよい。メインメモリ3614、3616へのアクセスは、メモリ制御装置によって制御される。

また示された例のプロセッサプラットフォーム3600は、インターフェース回路3620も含む。インターフェース回路3620は、イーサネットインターフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、および/またはPCIエクスプレスインターフェースなどのあらゆる型のインターフェース規格によって実施されてもよい。

示された例では、1つまたは複数の入力装置3622がインターフェース回路3620に結合される。入力装置(複数可)3622によりユーザーがデータおよびコマンドをプロセッサ3612に入力できる。入力装置(複数可)は、例えば音声センサ、マイクロホン、カメラ(静止または動画)、キーボード、ボタン、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、アイソポイント、および/または音声認識システムによって実施することができる。この例では、入力装置(複数可)3622は第1のスイッチ422、第2のスイッチ424、および/または位置センサ2708を含んでもよい。

1つまたは複数の出力装置3624も、示された例のインターフェース回路3620に結合される。出力装置(複数可)3624は、例えば表示装置(例えば発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、液晶表示装置、陰極線管表示装置(CRT)、タッチスクリーン、触覚出力装置、プリンタ、および/またはスピーカー)によって実施することができる。この例では、出力装置(複数可)3624は、第1の表示器2718a、第2の表示器2718b、および/またはモーター102を含んでもよい。

また示された例のインターフェース回路3620は、送信機、受信機、トランシーバー、モデム、および/またはネットワーク3626(例えばイーサネット接続、デジタル加入者線(DSL)、電話線、同軸ケーブル、携帯電話システムなど)を介して外部機器(例えばあらゆる種類のコンピューティング装置)とデータの交換を促進するためのネットワークインターフェースカードなどの、通信装置も含む。

また示された例のプロセッサプラットフォーム3600は、ソフトウェアおよび/またはデータを記憶するための1つまたは複数の大容量記憶装置3628も含む。このような大容量記憶装置3628の例には、フロッピーディスクドライブ、ハードドライブディスク、コンパクトディスクドライブ、ブルーレイディスクドライブ、RAIDシステム、およびデジタル多用途ディスク(DVD)ドライブが含まれる。この例では、大容量記憶装置3628はメモリ2714を含んでもよい。

図28〜図33のコード化された命令3632は、大容量記憶装置3628、非揮発性メモリ3616、および/またはCDもしくはDVDなどの取り外し可能な有形コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。

前述から、上に開示されたモーターアセンブリは、建築カバーを駆動して開閉させるためにスイッチを作動させる回転可能なアクチュエータを含むことが理解されよう。また建築カバーを(例えばスイッチを作動させるためにアクチュエータを回転させることにより)上げる、または下げるようにモーターアセンブリに指令するための例示的レバーアクチュエータも本明細書に開示されている。一部の例では、レバーアクチュエータは、アクチュエータを回転させる制御レバーを制御するために結合される。例示的レバーアクチュエータは、操作するために必要な使用者からの労力が(手動のプルコードに比べて)比較的少ない一方で、カバーを開閉する指令に対して(遠隔制御に比べて)直感的で従来の感覚を依然として提供する。一部の開示された例示的モーターアセンブリは、そうでなければ例示的モーターアセンブリに損傷を生じるはずである、制御レバーおよび/またはアクチュエータの過回転(例えば所定の距離を越える)を防止する制御レバーのためのチャネルを含む。本明細書に開示された一部の例では、例示的制御レバーおよび/またはアクチュエータは、バネを使用することなく中立位置に付勢され、それによってアクチュエータから余分の構成要素を低減し、構成要素の障害の危険を減らす。さらにモーターアセンブリから取り外し、それによって使用者の負傷の危険性が低減し、かつ/またはモーターアセンブリの損傷を減らす例示的レバーアクチュエータが、本明細書に開示されている。また建築カバーに1つまたは複数の操作を実行させる顧客タッチポイントを用いて使用者によって実行されてもよい例示的身振りも本明細書に開示されている。

建築カバーのための例示的モーターアセンブリが本明細書に開示されている。例示的モーターアセンブリは、モーターと、建築カバーを収縮させるためにモーターを始動させる第1のスイッチと、建築カバーを伸張させるためにモーターを始動させる第2のスイッチと、アクチュエータであって、アクチュエータが第1の方向に回転されると第1のスイッチを作動させ、アクチュエータが第2の方向に回転されると第2のスイッチを作動させるように位置付けられる、アクチュエータとを含む。

一部の例では、第1および第2のスイッチはスナップドームスイッチである。一部の例では、アクチュエータは第1の隆起および第2の隆起を含む。第1の隆起は、アクチュエータが第1の方向に回転されると第1のスイッチを作動させるべきであり、第2の隆起は、アクチュエータが第2の方向に回転されると第2のスイッチを作動させるべきである。一部のこのような例では、第1の隆起は、第1のスイッチを係合することにより第1のスイッチを作動させるべきであり、第2の隆起は、第2のスイッチを係合することにより第2のスイッチを作動させるべきである。

一部の例では、モーターアセンブリは、アクチュエータを第1のスイッチも第2のスイッチもどちらも作動されていない中立位置に付勢するバネをさらに含む。一部のこのような例では、モーターアセンブリは筐体をさらに含み、アクチュエータは筐体内で回転可能である。バネはアクチュエータの1側面内に形成された空洞内に配置される。バネは、筐体内の開口を通って外方に延在し、開口の一部を画定する側壁と係合される。

一部の例では、モーターアセンブリは、アクチュエータの1端に結合された制御レバーを含む。制御レバーは、制御レバーを動かしたときにアクチュエータを回転させるべきである。一部の例では、制御レバーは、アクチュエータの端部からアクチュエータの回転軸に対して横方向に延在する。一部のこのような例では、制御レバーはアクチュエータを回転させるために回転軸を中心に枢動する。一部の例では、モーターアセンブリは、制御レバーに結合された顧客タッチポイントを含み、顧客タッチポイントの直線運動はアクチュエータの回転運動を引き起こす。一部の例では、制御レバーの第1の端部はアクチュエータに結合され、第1の端部と反対側の制御レバーの第2の端部は顧客タッチポイントに結合され、制御レバーは、第1の端部と第2の端部との間にJ字形輪郭を有する。一部の例では、アクチュエータの回転軸はアクチュエータの長手軸である。一部の例では、制御レバーは、建築カバーの前面カバーまたはヘッドレールから外方に延在するように形づくられる。一部の例では、モーターアセンブリは端板を含み、アクチュエータは端板に回転可能に結合される。一部のこのような例では、モーターアセンブリは、端板に結合され端板から延在する筐体をさらに含み、アクチュエータは筐体内で回転可能である。一部の例では、第1のスイッチおよび第2のスイッチは筐体内に配置される。一部の例では、モーターアセンブリは回路基板も含む。このような例では、第1のスイッチおよび第2のスイッチは回路基板上に配置され、回路基板はアクチュエータに隣接した筐体内に配置される。一部の例では、端板は上壁および下壁を含み、制御レバーは、制御レバーが第1の方向に回転されると上壁を係合するべきであり、制御レバーは、制御レバーが第2の方向に回転されると下壁を係合するべきである。一部のこのような例では、端板は第1の側面および第1の側面と反対側の第2の側面を有し、上壁および下壁は端板の第2の側面内に形成される。一部の例では、端板は、第1の側面と第2の側面との間の端板を通って形成された開口を含む。このような例では、アクチュエータは端板の第1の側面から延在し、制御レバーは、端板内の開口を通ってアクチュエータに結合され、アクチュエータの回転軸を中心に枢動可能である。

一部の例では、モーターアセンブリは、アクチュエータに結合されたレバーアクチュエータを含み、レバーアクチュエータの直線運動はアクチュエータの回転運動を引き起こす。一部の例では、レバーアクチュエータを挙上させることによりアクチュエータを第1の方向に回転させ、レバーアクチュエータを下降させることによりアクチュエータを第2の方向に回転させる。一部の例では、レバーアクチュエータは制御レバーを介してアクチュエータに結合される。一部の例では、レバーアクチュエータは制御レバーに取り外し可能に結合される。一部の例では、レバーアクチュエータは、制御レバーの動きに影響を与えるために使用者に伸張部を提供する。一部の例では、第1および第2のスイッチはアクチュエータの回転軸から半径方向に離間される。

例示的モーターアセンブリはモーターおよびアクチュエータを含む。アクチュエータは、アクチュエータが第1の方向に回転されると建築カバーを収縮させるためにモーターを作動させ、アクチュエータが第2の方向に回転されると建築カバーを伸張させるためにモーターを作動させるように位置付けられる。また例示的モーターアセンブリは、アクチュエータに結合された制御レバーも含む。制御レバーは、直線運動をアクチュエータの回転運動に置換するためにアクチュエータから延在する。

一部の例では、制御レバーは、アクチュエータからアクチュエータの回転軸に対して横方向に延在する。一部の例では、アクチュエータはモーターの一端に隣接して配置される。一部の例では、アクチュエータはアクチュエータの長手軸を中心に回転可能であり、アクチュエータの長手軸はモーターの長手軸に位置合わせされる。一部の例では、モーターアセンブリはレバーアクチュエータを含む。一部のこのような例では、レバーアクチュエータは、制御レバーの1端に結合され、レバーアクチュエータの直線運動はアクチュエータの回転運動を引き起こす。

建築カバーのための例示的操作システムが本明細書に開示されている。例示的操作システムは、建築カバーを伸張または収縮させる制御レバーと、制御レバーに結合された端部接合部であって、端部接合部は第1の磁石を有する、端部接合部と、第2の磁石を有するレバーアクチュエータであって、レバーアクチュエータは第1および第2の磁石を介して端部接合部に磁気的に結合される、レバーアクチュエータとを含む。

一部の例では、端部接合部は端部接合部内に形成された受け口を含み、受け口は制御レバーの1端上で連結具を受領するべきである。一部の例では、操作システムは、端部接合部および連結具を固定して結合するために受け口内に配置された保持具を含む。一部の例では、受け口は端部接合部の1側面内に形成され、レバーアクチュエータの長手軸に対して横方向に端部接合部の中へ延在する。一部の例では、端部接合部の受け口および制御レバーの連結具は玉継手を形成する。一部の例では、端部接合部は連結具に回転可能に結合される。一部の例では、レバーアクチュエータは、第1の磁石と第2の磁石との間の磁力を超えることにより端部接合部から分離可能である。

モーターと、建築カバーを収縮させるためにモーターを始動させるための第1のスイッチと、建築カバーを伸張させるためにモーターを始動させるための第2のスイッチと、アクチュエータであって、アクチュエータが第1の方向に回転されると第1のスイッチを作動させ、アクチュエータが第2の方向に回転されると第2のスイッチを作動させるように位置付けられる、アクチュエータとを含む、モーターアセンブリを有する建築カバーが本明細書に開示されている。

建築構造または開口のためのカバーと、カバーを伸張または収縮させるための操作システムと、操作システムを作動させるための制御レバーと、制御レバーに結合された端部接合部と、端部接合部に取り外し可能に結合されたレバーアクチュエータとを備える装置が本明細書に開示されている。

本明細書に開示された建築カバーのための例示的モーターアセンブリは、モーターと、顧客タッチポイントと、建築カバー制御装置とを含む。建築カバー制御装置は、顧客タッチポイントの第1の方向への第1の動きを検出するように構成および配置され、第1の動きに基づいて建築カバーを収縮または伸張させるためにモーターを作動させるように構成および配置され、顧客タッチポイントの第1の方向または第1の方向と反対側の第2の方向への第2の動きを検出するように構成および配置され、また第2の動きに基づいてモーターの作動を停止させるように構成および配置される。

本明細書に開示された建築カバーのための別の例示的モーターアセンブリは、第1のスイッチと、第2のスイッチと、モーターと、建築カバー制御装置とを含む。建築カバー制御装置は、第1のスイッチの作動を検出するように構成および配置され、第1のスイッチの作動に基づいて建築カバーを収縮または伸張させるためにモーターを作動させるように構成および配置され、第2のスイッチの作動を検出するように構成および配置され、また第2のスイッチの作動に基づいてモーターの作動を停止させるように構成および配置される。一部の例では、第1のスイッチの作動が停止された後、建築カバー制御装置は、第2のスイッチの作動までモーターを引き続き作動させる。一部の例では、モーターアセンブリは顧客タッチポイントをさらに含み、顧客タッチポイントは、第1のスイッチを作動させるために第1の方向に可動であり、第2のスイッチを作動させるために第1の方向と反対側の第2の方向に可動である。

例示的非一時的機械可読記憶媒体は、実行時に機械に、少なくとも顧客タッチポイントの第1の方向への第1の動きの検出に応答して、建築カバーを第1の方向に動かすためにモーターを作動させ、顧客タッチポイントの第1の方向または第1の方向と反対側の第2の方向への第2の動きの検出に応答して、建築カバーの動きを止めるためにモーターの作動を中止させる命令を含む。一部の例では、命令は、実行時にさらに機械に、建築カバーにより上限位置または下限位置に達したことの検出に応答して、建築カバーの動きを止めるためにモーターの作動を中止させる。一部の例では、命令は、実行時に機械に、建築カバーが第1の位相において動作しているときに建築カバーを第1の速度で動くようにモーターを作動させ、建築カバーが第2の位相において動作しているときに建築カバーを第2の速度で動くようにモーターを作動させ、第2の速度は第1の速度より遅い。一部の例では、第1の位相および第2の位相は移行限定位置によって分離され、命令は、実行時にさらに機械に、建築カバーにより移行限定位置に達したことの検出に応答して、建築カバーの動きを止めるためにモーターの作動を中止させる。一部の例では、第1の位相において、建築カバーの材料の第1の量は伸張または収縮され、第2の位相において、建築カバーの材料の第2の量は伸張または収縮され、第2の量は第1の量と異なる。一部の例では、顧客タッチポイントはレバーアクチュエータである。

本明細書に開示された建築カバーのための例示的モーターアセンブリは、モーターと、顧客タッチポイントと、顧客タッチポイントを用いて使用者によって実行される身振りを検出するように構成および配置され、建築カバーを身振りに基づいて所定の位置に移動させるためにモーターを作動させるように構成および配置された、建築カバー制御装置とを含む。一部の例では、身振りは、顧客タッチポイントの上下運動または下上運動を含む。一部の例では、建築カバー制御装置は、身振りの検出に応答して、1つまたは複数の表示器を作動させるべきである。一部の例では、1つまたは複数の表示器は光を含む。

例示的非一時的機械可読記憶媒体は、実行時に機械に、少なくとも顧客タッチポイントの身振りの検出に応答して、建築カバーを所定の位置に動かすためにモーターを作動させる命令を含む。一部の例では、身振りは、顧客タッチポイントの上下運動または下上運動である。一部の例では、命令は、実行時にさらに機械に、第1のスイッチの作動および第2のスイッチの作動を閾値時間内に検出することにより身振りを検出させる。一部の例では、命令は、実行時にさらに機械に、身振りの検出に応答して、1つまたは複数の表示器を作動させる。一部の例では、1つまたは複数の表示器は光を含む。

いくつかの方法、装置および製品を本明細書に開示されたが、本発明の網羅する範囲はそれに限定されない。逆に、本特許は、本発明の特許請求の範囲内に適正に収まるすべての方法、装置および製品を網羅する。

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