Collision detection apparatus |
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申请号 | JP20509789 | 申请日 | 1989-08-08 | 公开(公告)号 | JP2782361B2 | 公开(公告)日 | 1998-07-30 |
申请人 | 株式会社デンソー; | 发明人 | 隆昭 小里; 孝明 山本; 誠一 成田; 則夫 汲田; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】回転軸を回転自在に軸支され、重心を偏心させたロータと、 このロータに前記回転軸に対し軸対称に固着され、ロータと一体で回転し、導電性を有する複数の接点部を備えたコンタクトと、 前記ロータに対し、ロータの回転を制御する方向に付勢されたスプリングと、 前記ロータの回転軸の一端を回転自在に軸支するとともに、前記ロータ、コンタクト及びスプリングを内部に収納するためのシェルと、 所定速度以上での衝突時に前記コンタクトの接点部が回転摺動状態で接触し電気的導通信号を外部に取り出すためのターミナルと、 このターミナルを保持固定すると共に、前記ロータの回転軸の他端を軸支するためのベースとを備え、 前記ベースと前記シェルとを相対的に回動させ、 前記コンタクトと前記ロータとの回転角度を設定した後に、前記ベースと前記シェルとを固定することを特徴とする衝突検知装置。 【請求項2】前記シェルは筒状であり、この筒状シェルの開口側には、円盤状の前記ベースが回動自在に嵌合する嵌合部を有することを特徴とする請求項1記載の衝突検知装置。 【請求項3】前記シェルの端部には、凸部を有し、この凸部を前記ベースに絞めることで、前記ベースが固定されることを特徴とする請求項2記載の衝突検知装置。 【請求項4】前記コンタクトの接点部は、弾性を有する接触片からなり、この接触片と前記ターミナルとの接触対向方向が、前記ロータの回転軸スラスト方向であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の衝突検知装置。 【請求項5】電気的に導通され、互いに対向する位置に設けられた2つのコンタクトと、各コンタクトの接点部が摺動接触し、電気的に分離され、互いに対向する位置に設けられた2組のターミナルとを備え、 前記2つのコンタクトがそれぞれ2組のターミナルに接触することで、ターミナル間の導通を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の衝突検知装置。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両等に設置され、この車両等の衝突を検知して、例えばエアバック等の乗員保護装置を作動させるための衝突検知装置に関するものである。 従来においては、特開昭52−22239号公報に示す如く、偏心した位置に重心を有する回転体と、この回転体に設けられた1対のターミナルと、このターミナルに当接する1対のコンタクトを有するものが記載されている。 ところが、このものでは、1対のターミナルと1対のコンタクトとが接触する回転角度は、各部品寸法により予め設定する必要があり、従って、衝突検知装置における種々の感度設定には、回転角度を所定の角度に設定する必要があるため、各々対応する部品が必要となる。 さらに、接点の接触する回転角度は、各部品の寸法精度により決定されるため、感度精度は部品寸法精度に依存されてしまうという問題点がある。 そこで、本発明は、コンタクトとターミナルの接触する回転角度を容易に設定することができることを目的とする。 上記目的を達成するために、本発明は、回転軸を回転自在に軸支され、重心を偏心させたロータと、このロータに前記回転軸に対し軸対称に固着され、ロータと一体で回転し、導電性を有する複数の接点部を備えたコンタクトと、前記ロータに対し、ロータの回転を抑制する方向に付勢されたスプリングと、前記ロータの回転軸の一端を回転自在に軸支するとともに、前記ロータ、コンタクト及びスプリングを内部に収納するためのシェルと、 上記構成により、本発明は、ベースとシェルとを相対的に回動させることで、コンタクトとロータとの回転角度を容易に設定することができる。 本発明を図に示す実施例により説明する。 第1図は第1実施例の検知装置の全部品を示す分解斜視図であり、 4は金属材料からなる重心偏心用のウエイトで、スプリング8を固定するための段部4aを有し、孔部3cに挿入される凸部4bをめ加工等することにより、ロータ3に固定される。 5はロータ3に固定された金属板状のコンタクトであり、接点部を有する板ばね部5aが形成されている。 6はコンタクト5と共にロータ3に固定されたバックアッププレートであり、通常時コンタクト5の板ばね部5aが移動しない様に板ばね部5aに予荷重を与えるための爪部6aを有する。 7はコンタクト5とバックアッププレート6をロータ3に固定するためのリベットである。 8は通常時ロータ3をシェル2の側壁に形成されたストッパー2cに押しつけているスプリングであり、フック部8bは前記ウエイト4の段部4aに引っ掛けられ、フック部8aはシェル2の突起2bに係合、熱めされている。 次に、上記構成の衝突検知装置の作動について述べる。 第3図の矢印A方向に車両等が衝突し、衝突減速度が加わると、ウエイト4により重心を偏心させてあるロータ3は矢印B方向に回転し始める。 このロータ3は所定値以上の衝突減速度が加わると、スプリング8によって設定された初期荷重に抗して回転力が与えられ、設定された回転角度以上回転すると、コンタクト5の板ばね部5aとターミナル9,10のプレート部9a,10aとが接触し、 ここで、上記実施例においては、コンタクト5の板ばね部5aに摺動接触するプレート部9a,10aと、衝突信号を外部に取り出すための端子部9b,10bとが、一体で成形されているので、結合部がなくなり、信頼性を向上させることができると共に、組付けを簡素化できる。 次に本発明の第2実施例について、第4図〜第6図により説明する。 本実施例は、2対の独立した接点により、2つの衝突信号を外部に取出すことが出来る様にしたものである。 第4図は本実施例の分解斜視図、第5図は縦断面図、 次に本発明の第3実施例について、第7図〜第9図により説明する。 本実施例は、ロータ3上のコンタクト5 上記構成において、第9図の矢印A方向に衝突減速度が加わると、ウェイト4により重心を偏心させてあるロータ3は矢印B方向に回転し始める。 このロータ3は所定値以上の衝突減速度が加わるとスプリング8によって設定された初期荷重に抗して回転力が与えられ、設定された回転角度以上回転すると、ロータ3のプレート部5 なお、上記各実施例においては、組付工程で、ベース1とシェル2の嵌合部2eに挿嵌した後に、ベース1を回転させることにより、ロータ3の初期セット位置を定めることができ、ターミナル9と10間が導通状態となるまでのロータ回転角度を、0゜〜90゜の範囲で任意に設定できる。 これにより、他の構成部品のバラツキを製品個々に吸収でき、高精度な衝突検知性能を得ることができる。 以上述べたように、本発明は、コンタクトとロータとの回転角度を任意に設定することができ、これにより、 また、上記回転角度を個々に調整できるので、高精度な感度設定ができる。 第1図は本発明の第1実施例を示す分解斜視図、第2図は同装置の組立断面図、第3図は第2図のC−C線断面図、第4図は本発明の第2実施例を示す分解斜視図、第5図は同装置の組立断面図、第6図は第5図のC−C線断面図、第7図は本発明の第3実施例を示す分解斜視図、第8図は同装置の組立断面図、第9図は第8図のC ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 誠一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 小里 隆昭 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−22239(JP,A) 実開 昭55−57928(JP,U) 実開 昭60−71040(JP,U) 実開 昭49−121383(JP,U) |