Lighting system

申请号 JP33009496 申请日 1996-12-11 公开(公告)号 JP3738507B2 公开(公告)日 2006-01-25
申请人 カシオ計算機株式会社; 发明人 正伸 山口;
摘要
权利要求
  • 装置本体と、
    表示部と、
    この表示部を照明する照明体と、
    前記装置本体に加わる加速度を検出する加速度スイッチと、
    前記装置本体の傾斜を検出する傾斜スイッチと、
    前記加速度スイッチで所定の加速度が検出され、前記傾斜スイッチで所定の傾斜が検出されたとき前記照明体を点灯させる点灯制御手段と を備え、
    前記点灯制御手段は、
    前記加速度スイッチがオンされると充電されるコンデンサと、
    前記傾斜スイッチがオンされたとき前記充電されたコンデンサの電圧が印加され、前記コンデンサの電圧が所定の電圧を下回るまで前記照明体を点灯させる半導体導体スイッチとを有することを特徴とする照明装置。
  • 装置本体と、
    時刻表示部と、
    この時刻表示部を照明する照明体と 前記装置本体に加わる加速度を検出する加速度スイッチと、
    前記装置本体の傾きを検出する傾斜スイッチと、
    前記加速度スイッチで所定の加速度が検出され、前記傾斜スイッチで所定の傾斜が検出されたとき前記照明体を点灯させる点灯制御手段と を備え、
    前記点灯制御手段は、
    前記加速度スイッチがオンされると充電されるコンデンサと、
    前記傾斜スイッチがオンされたとき前記充電されたコンデンサの電圧が印加され、前記コンデンサの電圧が所定の電圧を下回るまで前記照明体を点灯させる半導体導体スイッチとを有することを特徴とする照明装置。
  • 前記傾斜スイッチは前記装置本体が一方向に傾斜したときのみオンするスイッチであることを特徴とする請求項1または2記載の照明装置。
  • 前記傾斜スイッチは装置本体を鉛直方向に傾けたときオンするスイッチであることを特徴とする請求項1または2記載の照明装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、装置の表示部等を照明する照明装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来、暗い所でも腕時計の時刻を確認できるように、ランプやエレクトロルミネッセンス素子等の発光素子を用いて文字盤を照明するようにした腕時計がある。 この種の腕時計では、特定のスイッチを操作したとき発光素子が点灯して文字盤を照明するものや、スイッチを操作すると一定時間発光素子が点灯するものがある。
    【0003】
    また、腕時計の時刻を確認するときのユーザの姿勢の変化を検出して発光素子を点灯させるものも考えられている。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    しかしながら、スイッチを操作して照明を点灯させるものは、腕時計を装着している腕の反対側の腕でスイッチを操作する必要があり、操作が面倒であるばかりでなく手荷物を持っているときには操作できないという問題点があった。
    【0005】
    また、姿勢を検出して点灯するものは、点灯させる必要の無い場合でも特定の姿勢をとると点灯され、電消費が多くなってしまうという問題点があった。
    本発明の課題は、照明を点灯させるためのスイッチを手で操作しなくともよい照明装置を提供することである。
    【0006】
    【課題を解決するための手段】
    装置本体と、表示部と、この表示部を照明する照明体と、前記装置本体に加わる加速度を検出する加速度スイッチと、前記装置本体の傾斜を検出する傾斜スイッチと、前記加速度スイッチで所定の加速度が検出され、前記傾斜スイッチで所定の傾斜が検出されたとき前記照明体を点灯させる点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は、前記加速度スイッチがオンされると充電されるコンデンサと、前記傾斜スイッチがオンされたとき前記充電されたコンデンサの電圧が印加され、前記コンデンサの電圧が所定の電圧を下回るまで前記照明体を点灯させる半導体導体スイッチとを有する。
    【0007】
    本発明によれば装置本体に加速度を加え、さらに一定の方向に傾けることで照明体を点灯させることができるので、スイッチなどを指で操作しなくとも照明体を点灯させることができる。
    【0008】
    【発明の実施の形態】
    以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。 この実施の形態は、本発明を腕時計に適用したものである。 腕時計は、図1に示すように、時計の文字盤11をエレクトロルミネッセンス素子(EL)で構成し、ELを点灯させることで暗い所でも時刻を確認できるようにしたものである。 また、腕時計の右側面には、オートELモード、ELオフモード、強制点灯モードの3つのモードを切り換えるためのスイッチSW1が設けられている。 このスイッチSW1は、押圧操作することで、引出位置、中立位置、押込位置の3つの位置を順に切り換えることができるようになっており、スイッチSW1が引出位置にあるときには、ELを自動的に点灯させるオートELモードとなり、後述する加速度スイッチ及び傾斜スイッチがオンされるとELが自動点灯する。 引出位置でスイッチSW1を押圧操作すると中立位置となり、オートELモードがオフとなりELが消灯する。 その中立位置でスイッチSW1を押圧操作すると押込位置となり、強制的にELを点灯させる強制点灯モードとなる。 なお、押込位置で再度押圧操作すると最初の引出位置に戻る。
    【0009】
    図2は、腕時計の内部の回路ブロック図である。 スイッチSW1は、オートELオンモードとELオフモードを切り換えるスイッチSW−1と、強制点灯モードに切り換えるスイッチSW−2とからなり、スイッチSW1が引出位置にあるときスイッチSW−1がオンしてオートELオンモードとなり、スイッチSW1が中立位置にあるときスイッチSW−1がオフしてELオフモードとなり、スイッチSW1が押込位置にあるときスイッチSW−2がオンしてELの強制点灯モードとなる。
    【0010】
    加速度スイッチSW2は、図3に示すようにケース21と、移動可能な接触子22と、2本の電極ピン23と、磁石24とからなる。 通常は接触子22が磁石24に吸引されて電極ピン23と離れた状態となっているのでスイッチSW2はオフ状態となっている。 これに対して腕時計を装着している人が腕を振るなどして、腕時計に文字盤11の12時方向の加速度が加わると、接触子22を磁石24から離す方向の力が作用し、接触子22は二本の電極ピン23と接触して電極ピン23が導通状態となり加速度スイッチSW2がオン状態となる。
    【0011】
    図2の傾斜スイッチSW3は、図4に示すようにケース31と、移動可能な接触子32と、根元の部分の外径が太くなっている2本の電極ピン33とからなる。 接触子32は腕時計を傾けたとき、傾けた方向に自由に移動できるようになっているが、腕時計を文字盤11の6時方向以外に傾けた場合には、接触子32は電極ピン33の一方としか接触しないので電極ピン33は非導通となりスイッチSW3はオフ状態となる。 これに対して文字盤11の12時方向を上にして6時方向が下になるように腕時計を傾けると、接触子32が、図4の下方向(6時の方向)に移動して接触子32が2本の電極ピン33の根元の部分と接触する。 これにより2本の電極ピン33が導通状態となりスイッチSW3がオン状態となる。
    【0012】
    図2において、オートELモードをオン、オフするスイッチSW−1と加速度スイッチのSW2とは直列に接続されており、加速度スイッチSW2の他端はコンデンサC1の一端に接続されている。 従ってオートELオンモードで腕時計本体に12時方向の加速度が加えられると加速度スイッチSW2がオンし、バッテリ12によりコンデンサC1が充電される。
    【0013】
    さらに、コンデンサC1の一端は抵抗R1及び傾斜スイッチSW3の一端に接続され、傾斜スイッチSW3の他端はコンデンサC2、抵抗R2及びびMOSFETQ1のゲートGに接続されている。 コンデンサC2は、傾斜スイッチSW3のチャタリングを吸収するためのものである。
    【0014】
    従ってオートELモードで加速度スイッチSW2がオンし、さらに腕時計が文字盤11の6時方向が下になるように傾けられて傾斜スイッチSW3がオンすると、抵抗R1、R2がコンデンサC1に並列に接続されることになり、コンデンサC1はコンデンサC1の容量及び抵抗R1とR2の並列抵抗の値で定まる時定数で放電を開始する。 コンデンサC1の電圧はMOSFETQ1のゲートGに印加されているので、コンデンサC1の電圧がMOSFETQ1のゲートGのオン電圧を下回るまでの間MOSFETQ1はオン状態を保つ。
    【0015】
    MOSFETQ1のゲートGは、スイッチSW1−2の一端に接続され、そのスイッチSW1−2の他端はバッテリ12に接続されている。
    MOSFETQ1のドレインDは抵抗R3の一端に接続され、抵抗R3の他端と抵抗R4の接続点にはトランジスタQ2のベースが接続されている。 このトランジスタQ2のベースにはコンデンサC3とトランスT1の二次巻線L2の一端が接続されて、二次巻線L2の他端はELに接続されている。 トランジスタQ2のコレクタはトランスT1の一次巻線の一端に接続されている。 そして、これらトランスT1、EL、トランジスタQ2、抵抗R3、コンデンサC2でEL駆動回路を構成している。
    【0016】
    ここで、オートELオンモードにおける上記の回路の動作を説明する。 スイッチSW1が引出位置にあるとき、つまりオートELオンモードにおいて、ユーザが腕を文字盤の12時方向に振ると加速度スイッチSW2がオンしコンデンサC1が充電される。 そして、腕時計本体に加速度が加わらなくなると、加速度スイッチSW2はオフする。 このときユーザが時刻を確認するための動作をすると、つまり腕時計の文字盤11の6時の方向を地表面の方向に向けると、図4の接触子32が6時方向に移動し電極ピン33が導通状態になり傾斜スイッチSW3がオンする。 傾斜スイッチSW3がオンすると、コンデンサC1の電圧がMOSFETQ1のゲートGに印加される。 同時にコンデンサC1の電圧は抵抗R1、R2の並列抵抗により放電を開始する。
    【0017】
    MOSFETQ1がオンすると、抵抗R3、R4の値で決まる電圧がトランジスタQ2のベースに印加されトランジスタQ2がオンする。 トランジスタQ2がオンすると、EL駆動回路が自励発振を開始してELが点灯する。 このELの点灯は、傾斜スイッチSW2がオンしている間は、MOSFETQ1のゲートGに印加されるコンデンサC1の電圧が所定のゲートオン電圧を下回るまで続き、ゲートオン電圧を下回るとELが消灯する。 また、上記のようにしてELを点灯させて時刻を確認した後に、時刻を確認するための姿勢から元の姿勢に戻すと、傾斜スイッチSW2がオフしてELは消灯する。
    【0018】
    オートELオンモードで加速度スイッチSW2がオンしたときでも、ユーザが時刻を確認するために腕時計の文字盤11の6時の方向が下になるような姿勢を取らなければ、傾斜スイッチSW3はオンしないのでMOSFETQ1はオンせずELは点灯しない。
    【0019】
    他方、スイッチSW1−2がオンされ強制点灯モードとなると、MOSFETQ1のゲートGにバッテリ12の電圧が印加され、MOSFETQ1がオンして上述したのと同様にELが点灯する。 この場合、スイッチSW−2がオンしている間はMOSFETQ1はオン状態を保つのでELはその間点灯する。
    【0020】
    また,ELオフモードのときにはスイッチSW1−1がオフとなっているので、加速度スイッチSW2がオンとなっても、コンデンサC1は充電されず、MOSFETQ1はオフのままとなる。
    【0021】
    次に外部環境の明るさによりELの点灯を制御するようにした本発明の第2の実施の形態を図5により説明する。
    図5の回路の基本的な構成は図2の回路と同一なので、以下図2と異なる部分を説明する。
    【0022】
    図5においてフォトダイオードD1は、トランジスタQ3のベース、エミッタ間に接続されており、フォトダイオードD1で一定以上の光量を検出すると、フォトダイオードD1で発生する電圧がベース、エミッタ間に供給されトランジスタQ3がオンする。 トランジスタQ3のエミッタには抵抗R5と次のトランジスタQ4のベースが接続されている。 トランジスタQ4のエミッタはバッテリ12に接続され、コレクタは加速度スイッチSW2の一端に接続されている。
    【0023】
    外部環境が明るいときには、フォトダイオードD1に一定以上の光量が与えられ起電力が生じる。 その起電力によりトランジスタQ3がオンする。 トランジスタQ3がオンすると、トランジスタQ4のベースにバッテリ12の電圧が印加されるのでベース、エミッタ間が逆バイアスとなり、トランジスタQ4はオフ状態となる。 トランジスタQ4がオフ状態となると、加速度スイッチSW2がオンとなってもコンデンサC1が充電されないのでELは点灯しない。
    【0024】
    これに対して外部環境が暗くフォトダイオードの起電力がほとんど発生しないときには、トランジスタQ3がオフ状態となり、トランジスタQ4のベースにはバッテリ12の電圧が印加されず、抵抗R5の電圧がベースに印加されるのでトランジスタQ4がオンとなる。
    【0025】
    トランジスタQ4がオンとなると、前述したオートELオンモードと同一となるので、加速度スイッチがオンし、傾斜スイッチがオンしたときにELが点灯状態となる、
    この第2の実施の形態では、外部環境が明るいときには、ユーザが時計を装着している腕を振って、さらに時刻を確認するための動作を行って加速度スイッチSW2と傾斜スイッチSW3がオンしたとしても、トランジスタQ4がオフしているので、ELが点灯状態にならない。 従って、ELを点灯する必要のないときにELが点灯して電力が無駄に消費されるの防止できる。
    【0026】
    上述した実施の形態では、文字盤の12時方向に加速度を加えたときに加速度スイッチがオンするようにしたが、12時以外の方向に加速度が加わったときにオンするようにしても良い。 また、加速度スイッチ及び傾斜スイッチは、実施の形態のような構造のスイッチに限らず、他の構造のスイッチ、あるいは半導体センサ等を用いても良い。 また、本発明は腕時計に限らず小型の電子機器に適用できる。
    【0027】
    【発明の効果】
    本発明によれば、装置本体に加速度を加え、さらに装置本体を所定の方向に傾けたときに照明体が点灯するようにしたので、スイッチ等を操作せずに照明体を点灯させることができる。 さらに加速度スイッチと傾斜スイッチの両方がオンしたときに照明体が点灯するようにしたので、必要なときのみ照明体が点灯するようにできる。 また、例えば、装置本体を鉛直方向に傾けたときに傾斜スイッチがオンするようにしたので、ユーザが特定の動作を行ったときにだけ照明体が点灯するようにできる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】腕時計の外観図である。
    【図2】第1の実施の形態の回路ブロック図である。
    【図3】加速度スイッチの内部構造を示す図である。
    【図4】傾斜スイッチの内部構造を示す図である。
    【図5】第2の実施の形態の回路ブロック図である。
    【符号の説明】
    SW2 加速度スイッチSW3 傾斜スイッチ

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