Inclination detecting device

申请号 JP19075797 申请日 1997-07-02 公开(公告)号 JP3687285B2 公开(公告)日 2005-08-24
申请人 カシオ計算機株式会社; 发明人 俊二 南; 正義 棚沢;
摘要
权利要求
  • 内部に突起を有する絶縁ケースと、
    大径部と小径部を有する段付き形状の2本の導電ピンと、
    前記絶縁ケースを傾けた際に、この絶縁ケース内を前記2本の導電ピンの長手方向に沿って移動する導体球とを備え、
    前記2本の導電ピンは、前記絶縁ケース内にほぼ平行に同じ向きで配置されており、
    前記絶縁ケース の内部の前記突起は、前記2本の導電ピンの大径部同士上に前記導体球が位置した際に、前記2本の導電ピンの両者に前記導体球が接触し、かつ前記2本の導電ピンの小径部同士上に前記導体球が位置した際に、前記導体球が前記2本の導電ピンの少なくとも一方に接触しないように形成されていることを特徴とする傾き検出装置。
  • 前記絶縁ケースの内部の前記突起は、前記2本の導電ピンの間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の傾き検出装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    この発明は傾き検出装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来、電子腕時計においては、時刻を知るときの腕の動き、つまり腕を自分の前に移動させて手前側に傾ける動作をしたときに、腕時計ケースに内蔵された傾き検出装置によって腕時計ケースの傾きを検出し、この検出信号に基づいて液晶表示装置などの表示部に時刻を表示させるようにしたものがある。
    図30〜図32はその傾き検出装置の一例を示した図である。 この傾き検出装置は、絶縁性を有する本体ケース1と、この本体ケース1内の下部手前側に設けられる一対の導電部材2、3と、本体ケース1内に移動自在に収納される導体球4と、本体ケース1の上部に取り付けられる蓋ケース5とからなっている。
    【0003】
    一対の導電部材2、3は、金属などの導電性材料からなり、それぞれ本体ケース1の切欠部1aに配置されて外部に突出する端子部2a、3aと、導体球4が両者に跨って接触する接触部2b、3bとを一体に形成した構造になっている。 この場合、接触部2b、3bは、所定間隔をおいて互いに離間対向した状態で本体ケース1内に配置されており、その各上面には、本体ケース1の手前側(図32(a)では左側)が高く、奥側(同図では右側)に向かうに従って次第に低くなる傾斜面2c、3cが設けられている。
    【0004】
    また、本体ケース1の内面には、図32(a)に示すように、一対の導電部材2、3間に位置し、かつ各傾斜面2c、3cの下部において各傾斜面2c、3cよりも上方に突出する傾斜突起6が設けられている。 この傾斜突起6は、図32(b)に示すように、本体ケース1が左下がりに少し傾いたときに導体球4が転がって当接し、これにより導体球4が一対の導電部材2、3の各傾斜面2c、3cに接触しないように支持する構造になっている。 なお、蓋ケース5は、その下面に設けられたボス5aが本体ケース1の上面に設けられた嵌合穴1bに嵌着することにより、本体ケース1に取り付けられている。
    【0005】
    このような傾き検出装置では、本体ケース1がほぼ平な状態であると、図32(a)に示すように、導体球4が奥側(同図では左側)の底部に配置され、一対の導電部材2、3の各傾斜面2c、3cから離間している。 この状態で、本体ケース1が左下がりに少し傾斜したときには、図32(b)に示すように、導体球4が左側に転がるが、本体ケース1内の傾斜突起6に支持され、これにより導体球4が一対の導電部材2、3の各傾斜面2c、3cに接触することがない。 そして、本体ケース1が更に傾斜したときには、図32(c)に示すように、導体球4が傾斜突起6上を転がって乗り越え、一対の導電部材2、3の各傾斜面2c、3cの両者に跨って接触し、これにより一対の導電部材2、3が導体球4を介して導通し、検出信号を出する。
    【0006】
    【発明が解決しようとする課題】
    しかしながら、このような傾き検出装置では、本体ケース1内に設けられる一対の導電部材2、3が対称形状ではあるが、左右で形状が異なるため、それぞれ別々の部品となり、部品の共通化を図ることができず、このため部品の種類が多くなり、構造が複雑化し、組み立て作業も煩雑になり、製造コストが高くなるという不都合がある。
    この発明の課題は、部品の共通化を図り、構造の簡素化および組み立て作業性の向上を図り、低価格なものが得られるようにすることである。
    また、この発明の他の課題は、部品点数を削減し、組み立て作業の大幅な簡素化を図ることができるようにすることである。
    【0007】
    【課題を解決するための手段】
    請求項1記載の発明は、内部に突起を有する絶縁ケースと、大径部と小径部を有する段付き形状の2本の導電ピンと、絶縁ケースを傾けた際に、この絶縁ケース内を2本の導電ピンの長手方向に沿って移動する導体球とを備え、2本の導電ピンは絶縁ケース内にほぼ平行に同じ向きで配置されており、絶縁ケース内の突起は、2本の導電ピンの大径部同士上に導体球が位置した際に、2本の導電ピンの両者に導体球が接触し、かつ2本の導電ピンの小径部同士上に導体球が位置した際に、導体球が2本の導電ピンの少なくとも一方に接触しないように形成されていることを特徴とする。
    したがって、この請求項1記載の発明によれば、絶縁ケースを傾けて2本の導電ピンを長手方向に適宜傾けることにより、導体球を大径部同士上または小径部同士上のいずれかに配置させることができ、このため導体球を介して2本の導電ピンを導通状態にさせたり、また非導通状態にさせたりすることができ、これにより傾きを検出することができるほか、特に2本の導電ピンを同じ向きでほぼ平行に絶縁ケース内に設けるので、2本の導電ピンを同じ形状に形成でき、これにより部品の共通化を図ることができ、構造の簡素化および組み立て作業性の向上を図ることができ、低価格なものを得ることができる。
    この場合、請求項2に記載のごとく、絶縁ケースの内部の突起を2本の導電ピンの間に配置すれば、2本の導電ピンを水平にした状態で、絶縁ケースを左右に分割した際、その両者をまったく同じ形状に形成でき、より一層、部品の共通化を図ることができる。
    【0010】
    【発明の実施の形態】
    [第1実施形態]
    以下、図1〜図6を参照して、この発明の傾き検出装置の第1実施形態について説明する。
    図1は傾き検出装置の外観斜視図、図2はその分解斜視図である。 この傾き検出装置は、絶縁ケース10と、この絶縁ケース10内に設けられる2本の導電ピン11、12と、絶縁ケース10を傾けた際に絶縁ケース10内を2本の導電ピン11、12の長手方向に沿って移動する導体球13とを備えている。
    2本の導電ピン11、12は、金属などの導電性を有する材料からなり、それぞれ大径部11a、12aと小径部11b、12bとを有し、大径部11a、12aと小径部11b、12bとの間にテーパ部11c、12cが形成され、大径部11a、12aの他端に大径部側取付部11d、12dが形成され、小径部11b、12bの他端に中間部11e、12eを介して小径部側取付部11f、12fが形成された構造になっている。 この場合、大径部側取付部11d、12dと小径部側取付部11f、12fとは各直径が同じ大きさに形成されており、また大径部11a、12aと中間部11e、12eとは各直径がほぼ同じ大きさに形成されている。
    【0011】
    絶縁ケース10は、左右に分割された第1ケース14と第2ケース15とからなっている。 第1、第2ケース14、15は、それぞれ合成樹脂などの絶縁性を有する材料からなり、両者ともまったく同じ形状に形成されている。 すなわち、左側の第1ケース14は、その内部に収納部16が設けられ、この収納部16が第2ケース15に対向する右面側に開放された構造になっている。 この第1ケース14の奥壁(図3では左側壁)の下部には、2本の導電ピン11、12の各大径部側取付部11d、12dまたは各小径部側取付部11f、12fがそれぞれ挿入する取付孔17、18が水平方向に並んで設けられており、収納部16の内部には、後述する突起19が2本の導電ピン11、12間に位置して設けられている。 また、第1ケース14の右側面の上部における一方の隅部には、ボス20が突出して設けられており、その他方の隅部には、嵌合穴21が設けられている。
    【0012】
    そして、第1ケース14と第2ケース15とは、両者とも同じ形状に形成されているため、図2および図3に示すように、収納部16の開放側面同士を左右に対向させるとともに、各取付孔17、18同士を左右に対向させると、両者のボス20がそれぞれ嵌合穴21に対向する。 この状態で、例えば第1ケース14の収納部16側から2本の導電ピン11、12の各大径部側取付部11d、12dを第1ケース14の各取付孔17、18に挿入させると、2本の導電ピン11、12が第1ケース14にほぼ水平な状態で平行に取り付けられる。 この状態で、第1ケース14の収納部16内に導体球13を収納して、第2ケース15の収納部16側から2本の導電ピン11、12の各小径部側取付部11f、12fを第2ケース15の各取付孔17、18に挿入させると、2本の導電ピン11、12が第1、第2ケース14、15に取り付けられるとともに、各ボス20が各嵌合穴21に嵌合する。 これにより、第1、第2ケース14、15は、各収納部16内に2本の導電ピン11、12および導体球13が配置された状態で結合される。 この結果、図1に示す絶縁ケース10が構成され、2本の導電ピン11、12の各大径部側取付部11d、12dおよび各小径部側取付部11f、12fの各先端部が絶縁ケース10から外部に突出する。
    【0013】
    ところで、第1、第2ケース14、15の各収納部16内に設けられて2本の導電ピン11、12間に位置する突起19は、図3に示すように、両端に2本の導電ピン11、12の上方に突出する傾斜部19aがそれぞれ形成され、かつこれら傾斜部19a間に中間突起部19bがほぼ水平に形成された構造になっている。 この場合、両端の傾斜部19aは、絶縁ケース10が傾いて導体球13が収納部16内のいずれか一方の端部側に位置したときに、そのいずれか一方に導体球13が当接する。 また、中間突起部19bは、図3に示すように、2本の導電ピン11、12の大径部11a、12aから小径部11b、12bに亘ってほぼ水平に設けられ、その高さが小径部11b、12bの上端部よりも少し低く形成されている。 したがって、導体球13は、2本の導電ピン11、12の各大径部11a、12a上に位置したときには、図5(a)に示すように、中間突起部19bから上方に離間して2本の導電ピン11、12の両者に跨って接触し、2本の導電ピン11、12の各小径部11b、12b上に位置したときには、図5(b)に示すように、中間突起部19bの上端に当接して2本の導電ピン11、12の少なくとも一方には接触しないようになっている。
    【0014】
    次に、このような傾き検出装置を使用する場合について、図6(a)〜図6(c)を参照して説明する。
    この傾き検出装置は、図6(a)に示すように、例えば電子腕時計内の回路基板22に設けられた開口部22aに絶縁ケース10の下部を上方から挿入し、絶縁ケース10から突出した2本の導電ピン11、12の各取付部11d、12d、11f、12fを回路基板22の上面に設けられた接続電極(図示せず)に半田付けすることにより、回路基板22に電気的に接続された状態で取り付けられている。
    そして、この傾き検出装置は、通常は図6(b)に示すように、2本の導電ピン11、12の小径部11b、12b側が大径部11a、12a側よりも低くなるように、絶縁ケース10が傾いている。 この状態では、図5(b)に示すように、導体球13が突起19の中間突起部部19bの上端に当接して2本の導電ピン11、12の少なくとも一方に接触しないため、2本の導電ピン11、12が導通せず、オフ状態となる。
    【0015】
    この状態で、図6(c)に示すように、2本の導電ピン11、12の大径部11a、12a側が小径部11b、12b側よりも低くなるように、絶縁ケース10を傾けると、導体球13が2本の導電ピン11、12上を転がって、小径部11b、12bからテーパ部11c、12cを乗り越えて大径部11a、12a上に移動する。 すると、図5(a)に示すように、導体球13が突起19の中間突起部19bから上方に離間して2本の導電ピン11、12の両者に跨って接触する。 これにより、2本の導電ピン11、12が導体球13を介して導通し、オン状態となり、検出信号を出力する。
    なお、絶縁ケース10が図6(a)に示すほぼ水平な状態となり、かつ導体球13が2本の導電ピン11、12の各テーパ部11c、12cに当接したときには、導体球13が突起19の中間突起部19bから離れて各テーパ部11c、12cの両者に接触することになり、このため上記と同様、2本の導電ピン11、12が導体球13を介して導通し、オン状態となり、検出信号を出力する。
    【0016】
    このように、この傾き検出装置では、絶縁ケース10を傾けて2本の導電ピン11、12を長手方向に適宜傾けることにより、導体球13を大径部11a、12a上または小径部11b、12b上のいずれかに配置させることができ、このため導体球13を介して2本の導電ピン11、12を導通状態にしたり、非導通状態にしたりすることができ、これにより傾きを検出することができる。
    また、この傾き検出装置では、特に、2本の導電ピン11、12を絶縁ケース10内にほぼ平行で同じ向きに設けるので、2本の導電ピン11、12をまったく同じ形状に形成することができ、これにより部品の共通化を図ることができ、構造の簡素化および組み立て作業性の向上を図ることができ、ひいては低価格なものを得ることができる。 この場合、絶縁ケース10内の突起19を2本の導電ピン11、12の間に位置するように形成したから、2本の導電ピン11、12を水平にした状態で、絶縁ケース10を左右の第1、第2ケース14、15に分割した際、その両者をまったく同じ形状に形成することができ、これによっても部品の共通化を図ることができ、さらなる構造の簡素化および組み立て作業性の向上を図ることができ、より一層の低価格化を図ることができる。
    【0017】
    なお、上記第1実施形態では、回路基板22の開口部22aに絶縁ケース10を上方から挿入して、絶縁ケース10から突出した2本の導電ピン11、12の各取付部11d、12d、11f、12fを回路基板22の上面の接続電極に半田付けしたが、これに限らず、例えば図7に示すように、回路基板22の開口部22aに絶縁ケース10を下方から挿入して、絶縁ケース10から突出した2本の導電ピン11、12の各取付部11d、12d、11f、12fを回路基板22の下面に設けられた接続電極(図示せず)に半田付けすることにより、回路基板22に電気的に接続した状態で取り付けることもできる。
    【0018】
    また、上記第1実施形態では、絶縁ケース10がほぼ水平な状態に傾き、かつ導体球13が2本の導電ピン11、12の各テーパ部11c、12cに当接したときに、導体球13が各テーパ部11c、12cの両者に跨って接触し、2本の導電ピン11、12を導体球13で導通させてオン状態となるようにしたが、これに限らず、例えば2本の導電ピン11、12の各テーパ部11c、12cの表面に絶縁被膜を設け、導体球13が2本の導電ピン11、12の各テーパ部11c、12cに当接しても、2本の導電ピン11、12が導体球13によって導通しないようにしても良い。 このようにすれば、2本の導電ピン11、12が少し傾いて導体球13がテーパ部11c、12cに当接しても、2本の導電ピン11、12は導通せず、この状態で2本の導電ピン11、12が更に傾き、導体球13がテーパ部11c、12cを乗り越えて大径部11a、12a上に移動したときにのみ、導体球13が2本の導電ピン11、12を導通させて、検出信号を出力することができる。
    【0019】
    [第2実施形態]
    次に、図8〜図15を参照して、この発明の傾き検出装置の第2実施形態について説明する。 なお、図1〜図6に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
    この傾き検出装置は、図8および図9に示すように、絶縁ケース10と、この絶縁ケース10内に設けられる2本の導電ピン25、26と、絶縁ケース10を傾けた際に絶縁ケース10内を移動して2本の導電ピン25、26に接触または離間する導体球13とを備えている。
    2本の導電ピン25、26は、金属などの導電性を有する材料からなり、それぞれ、各中間部に小径部25a、26aが形成され、各上端部に頭部25b、26bが設けられ、各下端部が先細に形成された構造になっている。
    【0020】
    絶縁ケース10は、上下に分割された第1ケース27と第2ケース28とからなっている。 第1、第2ケース27、28は、第1実施形態と同様、合成樹脂などの絶縁性を有する材料からなり、両者ともまったく同じ形状に形成されている。 すなわち、下側の第2ケース28は、図9に示すように、その内部に収納部16が設けられ、この収納部16が第1ケース27に対向する上面側に開放された構造になっている。 この第2ケース28の底部には、図10(a)に示すように、導体球13が配置する凹部29が設けられおり、この凹部29に隣接する第2ケース28の底部の右側には、2本の導電ピン25、26がそれぞれ挿入する取付孔30、31が並んで設けられている。 また、第2ケース28の収納部16の内面には、ほぼ半円弧状の溝32、33が取付孔30、31に対応して設けられている。 なお、第2ケース28の上面の左側における一方の隅部には、第1実施形態と同様、ボス20が上方に突出して設けられており、その他方の隅部には、嵌合穴21が設けられている。
    【0021】
    そして、第1ケース27と第2ケース28とは、両者とも同じ形状に形成されているため、図9および図10に示すように、収納部16の開放側面同士を上下に対向させるとともに、各取付孔30、31同士を上下に対向させると、両者のボス20がそれぞれ嵌合穴21に対向する。 この状態で、第2ケース28の収納部16内に導体球13を配置した上、各ボス20を各嵌合穴21に嵌合させることにより、第1、第2ケース27、28が結合され、これにより絶縁ケース10が構成される。 この後、第1ケース27の上方から2本の導電ピン25、26を第1ケース25の各取付孔30、31を通して第2ケース28の各取付孔30、31に挿入させ、2本の導電ピン25、26の各下端部を第2ケース28の下方に突出させる。 これにより、絶縁ケース10に2本の導電ピン25、26が取り付けられる。 この状態では、2本の導電ピン25、26の各小径部25a、26aが第1、第2ケース27、28内のほぼ半円弧状の溝32、33内に配置され、これにより各収納部16内に露出し、導体球13が接触可能になる。
    【0022】
    次に、このような傾き検出装置を使用する場合について、図10〜図15を参照して説明する。
    この傾き検出装置は、図10(a)に示すように、例えば電子腕時計内の回路基板34に設けられた取付孔34aにその上方から絶縁ケース10の下方に突出した2本の導電ピン25、26の各下端部を挿入して回路基板34の下面側に突出させ、この突出した2本の導電ピン25、26の各下端部を回路基板34の下面に設けられた接続電極(図示せず)に半田付けすることにより、回路基板34の上面に電気的に接続された状態で取り付けられている。
    そして、この傾き検出装置は、図10(a)に示すように、回路基板34がほぼ水平に配置されると、絶縁ケース10内の2本の導電ピン25、26がほぼ垂直な状態となる。 このときには、絶縁ケース10の下側の第2ケース28内の凹部29に導体球13が配置され、導体球13が図10(b)に示すように2本の導電ピン25、26の各小径部25a、26aから離間する。 このため、2本の導電ピン25、26は導体球13によって導通せず、オフ状態となる。
    【0023】
    この状態で、図11(a)に示すように、回路基板34と共に絶縁ケース10が右下がりに少し傾いても、導体球13が第2ケース28の凹部29から離脱しないため、図11(b)に示すように、導体球13が2本の導電ピン25、26の各小径部25a、26aに接近しても接触せず、このため2本の導電ピン25、26は導体球13によって導通せず、オフ状態を維持する。
    そして、図12(a)に示すように、回路基板34と共に絶縁ケース10が更に右下がりに傾いて、導体球13が第2ケース28の凹部29から離脱すると、図12(b)に示すように、導体球13が2本の導電ピン25、26の各小径部25a、26aの両者に跨って接触する。 これにより、2本の導電ピン25、26が導体球13を介して導通し、オン状態となり、検出信号を出力する。
    【0024】
    また、この傾き検出装置は、図13(a)に示すように、絶縁ケース10を上下反転させ、この状態で絶縁ケース10の上方に突出した2本の導電ピン25、26の各先端部を回路基板34の取付孔34aにその下方からを挿入して回路基板34の上面側に突出させ、この突出した2本の導電ピン25、26の各先端部を回路基板34の上面に設けられた接続電極(図示せず)に半田付けすることにより、回路基板34に電気的に接続された状態で取り付ることができる。
    このように取り付けられた傾き検出装置は、図13(a)に示すように、回路基板34がほぼ水平に配置されると、絶縁ケース10内の2本の導電ピン25、26がほぼ垂直な状態となる。 このときには、絶縁ケース10の下側の第1ケース27内の凹部29に導体球13が配置されるため、導体球13は図13(b)に示すように2本の導電ピン25、26の各小径部25a、26aから離間する。 このため、2本の導電ピン25、26は導体球13によって導通せず、オフ状態となる。
    【0025】
    この状態で、図14(a)に示すように、回路基板34と共に絶縁ケース10が右下がりに少し傾いても、導体球13が第2ケース28の凹部29から離脱しないため、図14(b)に示すように、導体球13が2本の導電ピン25、26の各小径部25a、26aに接近しても接触せず、2本の導電ピン25、26は導体球13によって導通しないため、オフ状態を維持する。
    そして、図15(a)に示すように、回路基板34と共に絶縁ケース10が更に右下がりに傾いて、導体球13が第2ケース28の凹部29から離脱すると、図15(b)に示すように、導体球13が2本の導電ピン25、26の各小径部25a、26aの両者に跨って接触する。 これにより、2本の導電ピン25、26が導体球13を介して導通し、オン状態となり、検出信号を出力する。
    【0026】
    このように、この傾き検出装置では、絶縁ケース10を傾けて絶縁ケース10内の凹部29に配置されている導体球13を凹部29から離脱させることにより、導体球13を2本の導電ピン25、26の各小径部25a、26aの両者に接触させることができ、これにより導体球13を介して2本の導電ピン25、26を導通させることができ、傾きを検出することができる。
    また、この傾き検出装置では、絶縁ケース10内の凹部29の近傍に2本の導電ピン25、26をほぼ垂直に配置するので、2本の導電ピン25、26をまったく同じ形状に形成することができ、これにより部品の共通化を図ることができ、構造の簡素化を図ることができるとともに、第1、第2ケース27、28のいずれかの収納部16内に導体球13を収納させて、第1、第2ケース27、28を結合させた後に、2本の導電ピン25、26を取り付けることができるので、第1実施形態のものよりも組み立て作業性が良く、より一層の低価格化を図ることができる。
    【0027】
    特に、この傾き検出装置では、絶縁ケース10内の凹部29を第1、第2ケース27、28の各収納部16の互いに対向する内面に設けたから、2本の導電ピン25、26を垂直にした状態で、絶縁ケース10を上下の第1、第2ケース27、28に分割した際、その両者をまったく同じ形状に形成することができ、これによっても部品の共通化を図ることができ、さらなる構造の簡素化および組み立て作業性の向上を図ることができ、より一層の低価格化を図ることができるとともに、絶縁ケース10を上下反転させても同じ機能を有するので、回路基板34に対して上下いずれの方向にも配置することができる。
    【0028】
    [第3実施形態]
    次に、図16〜図19を参照して、この発明の傾き検出装置の第3実施形態について説明する。 なお、図8〜図15に示された第2実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
    この傾き検出装置は、第2実施形態と同様、絶縁ケース10と、この絶縁ケース10内に設けられる2本の導電ピン25、26と、絶縁ケース10内を移動する導体球13とを備えているほか、特に2本の導電ピン25、26をそれぞれ回路基板35に電気的に接続させた状態で絶縁ケース10を回路基板35に固定する一対の端子板(接続固定部材)36を備えている。
    一対の端子板36は、図16および図17に示すように、それぞれ金属板からなり、その中間部が矩形状にくり抜かれた上、上下両端部36a、36bが互いに異なる方向にほぼ直に折り曲げられ、この折り曲げれた下端部36bに2本の導電ピン25、26の各下端部がそれぞれ圧入する2つのピン取付孔37が設けられた構造になっている。
    【0029】
    このような傾き検出装置を例えば電子腕時計内の回路基板35に取り付ける場合には、第2実施形態と同様、まず、第1、第2ケース27、28を結合させて絶縁ケース10を組み立てた後、この絶縁ケース10に2本の導電ピン25、26を取り付け、この2本の導電ピン25、26の各下端部を絶縁ケース10の下面から突出させる。
    この状態で、図17に示すように、一対の端子板36の各下端部36bを絶縁ケース10の下側に配置し、一対の端子板36の中間部を絶縁ケース10の側面に対応させ、一対の端子板36の各上端部36aを絶縁ケース10の上部側方に向けて配置する。 この後、一対の端子板36の各下端部36bに設けられた2つのピン取付孔37の各一方に2本の導電ピン25、26の各下端部をそれぞれ圧入する。 これにより、一対の端子板36が図16に示すように絶縁ケース10にそれぞれ取り付けられる。
    このように一対の端子板36が取り付けられた絶縁ケース10を図18に示すように上下反転させて、一対の端子板36の各上端部36aを下にし、これら各上端部36aを回路基板35の上面に形成された接続電極(図示せず)上に配置して半田付けすることにより、2本の導電ピン25、26をそれぞれ端子板36を介して電気的に接続するとともに、これら一対の端子板36により絶縁ケース10が回路基板35に固定される。
    【0030】
    このように、この傾き検出装置では、一対の端子板36の各下端部36bに設けられた2つのピン取付孔37の各一方に2本の導電ピン25、26の各下端部を圧入することにより、一対の端子板36を絶縁ケース10にそれぞれ取り付け、この絶縁ケース10を上下反転させて一対の端子板36の各上端部36aを回路基板35の接続電極上に配置して半田付けすることにより、2本の導電ピン25、26をそれぞれ端子板36を介して電気的に接続することができるとともに、これら一対の端子板36によって絶縁ケース10を回路基板35に固定することができるので、回路基板35に取付用の孔などを設ける必要がなく、絶縁ケース10を回路基板35に簡単かつ確実に取り付けることができる。
    【0031】
    [第4実施形態]
    次に、図20〜図26を参照して、この発明の傾き検出装置の第4実施形態について説明する。 この場合にも、図8〜図15に示された第2実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
    この傾き検出装置は、図20および図21に示すように、絶縁ケース40と、この絶縁ケース40を傾けた際に絶縁ケース40内を移動する導体球13とを備えている。
    絶縁ケース40は、本体ケース41と蓋ケース42とからなり、それぞれ合成樹脂などの絶縁性を有する材料によって形成されている。 本体ケース41は、図21に示すように、その内部に収納部43が設けられ、この収納部43が蓋ケース42に対向する上面側に開放された構造になっている。 この本体ケース41の底部には、図23に示すように、導体球13が配置する凹部29が設けられおり、この凹部29に隣接する本体ケース41には、部分めっき44が施された端子部材45が一体に形成されている。
    【0032】
    この端子部材45は、図24(a)に示すように、ベース部46上に2つの端子部47、48が互いに対向して一体に形成された構造になっている。 この場合、ベース部46は、図24(b)に示すように、本体ケース41の下部に配置され、その両端部に本体ケース41から外部に突出する突出部46aが形成された構造になっている。 また、2つの端子部47、48は、本体ケース41の外側面と面一に配置される板部を有し、この板部の対向面にそれぞれ半円弧部が対向して形成され、これら各半円弧部の各一部が収納部43内に突出して露出する構造になっている。 そして、この端子部材45には、2つの端子部47、48の各表面およびベース部46の両端の各突出部46aの下面を含む表面に無電解めっきにより部分めっき44が施されている。 すなわち、部分めっき44は、2つの端子部47、48が互いに導通しないように、端子部材45に施されている。
    【0033】
    なお、本体ケース41の上面における4つの隅部には、それぞれボス20が上方に突出して設けられている。 また、蓋ケース42の4つの隅部には、それぞれ本体ケース41の各ボス20が嵌合する嵌合穴21が設けられており、この蓋ケース42の下面には、本体ケース41の収納部43に対応する収納部49が下側に開放されて設けられている。 この収納部49内の上面には、絶縁ケース40を上下反転させた際に導体球13が配置する凹部29が設けられている。
    【0034】
    このような傾き検出装置を製作する場合には、まず、図24(a)に示すように、端子部材45を一次成形した後、この端子部材45の2つの端子部47、48の各表面およびベース部46の両端の各突出部46aの下面を含む表面に無電解めっきにより部分めっき44を施す。 この後、部分めっき44が施された端子部材45を二次成形用の金型内に配置し、図24(b)に示すように本体ケース41を二次成形する。 これにより、端子部材45が本体ケース41に一体に成形され、この端子部材45の2つの端子部47、48が収納部43の凹部29の近傍に位置し、かつ2つの端子部材47、48の半円弧部の一部が収納部43内に露出する。 この後、本体ケース41の収納部43内に導体球13を収納し、本体ケース41の上面のボス20に蓋ケース42の嵌合孔21を嵌合させると、本体ケース41に蓋ケース42が取り付けられ、絶縁ケース40が構成される。 これにより、絶縁ケース40の内部には、収納部43、49が対応し、これら収納部43、49の両者に跨って導体球13が移動自在に収納される。
    【0035】
    このようにして製作された傾き検出装置を例えば電子腕時計内の回路基板50に取り付ける場合には、図26に示すように、回路基板50の上面に設けられた2つの接続電極51の上方に絶縁ケース40の端子部材45の各突出部46aを対応させる。 この状態で、各接続電極51と各突出部46aとの間に導電性を有する両面接着テープ52をそれぞれ介在させ、これら両面接着テープ52で各突出部46aを各接続電極51に接着固定する。 これにより、各接続電極51と端子部材45の各部分めっき44とが両面接着テープ52によって導通するとともに、端子部材45の2つの端子部47、48がそれぞれ各接続電極51に電気的に接続されることになる。
    【0036】
    このように、この傾き検出装置では、第2実施形態と同様、絶縁ケース40を傾けて絶縁ケース40内の凹部29に配置されている導体球13を凹部29から離脱させることにより、導体球13を部分めっき44が施された2つの端子部47、48の両者に接触させることができ、これにより導体球13を介して2つの端子部47、48を導通させることができ、傾きを検出することができる。
    また、この傾き検出装置では、2つの端子部47、48およびベース部46の各突出部46aに部分めっき44が施された端子部材45を絶縁ケース40の本体ケース41に二色成形により一体に形成したので、第1〜第3実施形態で用いた導電ピンなどの別部品が不要となり、部品点数を削減することができ、組み立て作業の大幅な簡素化を図ることができる。
    【0037】
    さらに、この傾き検出装置では、導電性を有する両面接着テープ52によって本体ケース41の各突出部46aと回路基板50とを接着することにより、絶縁ケース40を回路基板50に固定するとともに、本体ケース41の2つの端子部47、48と回路基板50の各接続電極51とをそれぞれ電気的に接続することができるので、極めて簡単に回路基板50に取り付けることができる。 この場合、必ずしも回路基板50の上面に設ける必要はなく、例えば回路基板50の下面に導電性を有する両面接着テープ52によって接着固定しても良い。 このように上下反転させて取り付けると、蓋ケース42の収納部49内の凹部29に導体球13が配置されるが、この場合にも、上記とまったく同じ作用効果がある。
    【0038】
    [第5実施形態]
    次に、図27〜図29を参照して、この発明の傾き検出装置の第5実施形態について説明する。 この場合には、図20〜図26に示された第4実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
    この傾き検出装置は、図27および図28に示すように、絶縁ケース55と、この絶縁ケース55を傾けた際に絶縁ケース55内を移動する導体球13とを備えている。
    絶縁ケース55は、第4実施形態と同様、本体ケース56と蓋ケース42とからなっている。 本体ケース56は、図28に示すように、その内部に収納部43が上面側に開放されて設けられた構造になっている。 この本体ケース56の底部には、第4実施形態と同様、導体球13が配置する凹部29が設けられおり、この凹部29に隣接する収納部43の内面には、円弧状の2つの端子部57、58が一体に形成されている。 これら2つの端子部57、58に対応する本体ケース56の外側面下部には、突出部59がそれぞれ突出して形成されている。
    【0039】
    そして、2つの端子部57、58の表面、これに対応する本体ケース56の表面、および各突出部59の下面を含む表面には、部分めっき60が無電解めっきによって施されている。 これら2か所の部分めっき60は、第4実施形態と同様、2つの端子部57、58が互いに導通しないように、本体ケース56に部分的に施されている。
    なお、本体ケース56の上面の四隅には、第4実施形態と同様、ボス20が上方に突出して設けられている。 また、蓋ケース42の四隅には、それぞれ本体ケース56の各ボス20が嵌合する嵌合穴21が設けられており、この蓋ケース42の下面には、本体ケース56の収納部43に対応する収納部49が下側に開放されて設けられている。 この収納部49内の上面には、絶縁ケース55を上下反転させた際に導体球13が配置する凹部29が設けられている。
    【0040】
    このような傾き検出装置を製作する場合には、まず、図29(a)に示すように、絶縁ケース55の本体ケース56のみを製作する。 このときには、本体ケース56には、収納部43が設けられ、この収納部43の底部には凹部29が設けられ、この凹部29の近傍に位置する収納部43の内面には2つの端子部57、58が設けられ、これら2つの端子部57、58に対応する本体ケース56の外側面の下部には突出部59がそれぞれ一体に形成される。 この後、図29(b)に示すように、本体ケース56の所定個所の表面にマスクを施し、この状態で無電解めっきにより、2つの端子部57、58の表面、これに対応する本体ケース56の表面、および各突出部59の下面を含む表面に部分めっき60を施す。
    なお、この後は、第4実施形態と同様、本体ケース56の収納部43内に導体球13を収納し、本体ケース56の上面のボス20に蓋ケース42の嵌合孔21を嵌合させる。 これにより、本体ケース56に蓋ケース42が取り付けられ、絶縁ケース55が構成されるとともに、絶縁ケース55の内部には、収納部43、49が対応し、これら収納部43、49の両者に跨って導体球13が移動自在に収納される。
    【0041】
    このように、この傾き検出装置では、第4実施形態と同様、絶縁ケース55を傾けて本体ケース56内の凹部29に配置されている導体球13を凹部29から離脱させることにより、導体球13を部分めっき60が施された2つの端子部57、58の両者に接触させることができ、これにより導体球13を介して2つの端子部57、58を導通させることができ、傾きを検出することができる。
    また、この傾き検出装置では、本体ケース56に2つの端子部57、58を収納部43に露出させた状態で一体に形成し、これら2つの端子部57、58の表面、これに対応する個所の本体ケース56の表面、および各突出部59の表面に無電解めっきにより部分めっき60を施したので、第1〜第3実施形態で用いたような導電ピンなどの別部品が不要となり、部品点数を削減することができ、組み立て作業の大幅な簡素化を図ることができる。
    【0042】
    さらに、この傾き検出装置では、第4実施形態と同様、導電性を有する両面接着テープ52によって本体ケース56の各突出部59と回路基板50とを接着することにより、絶縁ケース55を回路基板50に固定するとともに、本体ケース56の2つの端子部57、58と回路基板50の各接続電極51とをそれぞれ電気的に接続することができるので、極めて簡単に回路基板50に取り付けることができる。 この場合にも、必ずしも回路基板50の上面に設ける必要はなく、例えば回路基板50の下面に導電性を有する両面接着テープ52によって接着固定しても良い。 このように上下反転させて取り付けると、蓋ケース42の収納凹部49内の凹部29に導体球13が配置されるが、この場合にも、上記とまったく同じ作用効果がある。
    【0043】
    なお、上記第1〜第5実施形態では、電子腕時計に用いた場合について述べたが、これに限らず、トラベルウオッチなどの他の電子時計にも適用できるほか、ページャ(ポケットベル)などの電子機器にも広く適用することができる。
    【0044】
    【発明の効果】
    以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、内部に突起を有する絶縁ケースと、大径部と小径部を有する段付き形状の2本の導電ピンと、絶縁ケースを傾けた際に絶縁ケース内を2本の導電ピンの長手方向に沿って移動する導体球とを備え、2本の導電ピンを絶縁ケース内にほぼ平行に同じ向きで配置し、絶縁ケース内の突起を、2本の導電ピンの大径部同士上に導体球が位置した際に、2本の導電ピンの両者に導体球が接触し、かつ2本の導電ピンの小径部同士上に導体球が位置した際に、導体球が2本の導電ピンの少なくとも一方に接触しないように形成したので、絶縁ケースを傾けて2本の導電ピンを長手方向に適宜傾けることにより、導体球を大径部同士上または小径部同士上のいずれかに配置させることができ、このため導体球を介して2本の導電ピンを導通状態にさせたり、また非導通状態にさせたりすることができ、これにより傾きを検出することができるほか、特に2本の導電ピンを同じ向きでほぼ平行に絶縁ケース内に設けるので、2本の導電ピンを同じ形状に形成でき、これにより部品の共通化を図ることができ、構造の簡素化および組み立て作業性の向上を図ることができ、低価格なものを得ることができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】この発明の傾き検出装置の第1実施形態を示した外観斜視図。
    【図2】図1の分解斜視図。
    【図3】図1のA−A拡大断面図。
    【図4】図3のB−B断面図【図5】(a)は図4のC−C断面図、(b)は図4のD−D断面図。
    【図6】図1の傾き検出装置の使用状態を示し、(a)は傾き検出装置が取り付けられた回路基板をほぼ水平にした状態の断面図、(b)は大径部側よりも小径部側が低くなるように回路基板を右下がりに傾けた状態の断面図、(c)は大径部側よりも小径部側が高くなるように回路基板を左下がりに傾けた状態の断面図。
    【図7】第1実施形態の傾き検出装置を回路基板に取り付ける変形例を示した断面図。
    【図8】この発明の傾き検出装置の第2実施形態を示した外観斜視図。
    【図9】図8の分解斜視図。
    【図10】図8の傾き検出装置を回路基板の上面に取り付けたときの使用状態を示し、(a)は回路基板をほぼ水平にした状態の縦断面図、(b)はその横断面図。
    【図11】(a)は図10の回路基板を右下がりに少し傾けた状態の縦断面図、(b)はその横断面図。
    【図12】(a)は図10の回路基板をさらに右下がりに傾けた状態の縦断面図、(b)はその横断面図。
    【図13】図8の傾き検出装置を回路基板の下面に取り付けたときの使用状態を示し、(a)は回路基板をほぼ水平にした状態の縦断面図、(b)はその横断面図。
    【図14】(a)は図13の回路基板を右下がりに少し傾けた状態の縦断面図、(b)はその横断面図。
    【図15】(a)は図13の回路基板をさらに右下がりに傾けた状態の縦断面図、(b)はその横断面図。
    【図16】この発明の傾き検出装置の第3実施形態を示した外観斜視図。
    【図17】図16の分解斜視図。
    【図18】図16の傾き検出装置を上下反転させた状態の外観斜視図。
    【図19】図18の傾き検出装置を回路基板に取付状態の側面図。
    【図20】この発明の傾き検出装置の第4実施形態を示した外観斜視図。
    【図21】図20の分解斜視図。
    【図22】図21の本体ケースの平面図。
    【図23】図20の絶縁ケースのE−E断面図。
    【図24】(a)は本体ケースの端子部材の斜視図、(b)はその端子部材を本体ケースに一体成形した斜視図。
    【図25】図20の傾き検出装置を回路基板に取り付けた状態を示した外観斜視図。
    【図26】図25の分解斜視図。
    【図27】この発明の傾き検出装置の第5実施形態を示した外観斜視図。
    【図28】図27の分解斜視図。
    【図29】図28の本体ケースの製造過程を示し、(a)は本体ケースを成形した状態の斜視図、(b)はその本体ケースに部分めっきを施した状態の斜視図。
    【図30】従来の傾き検出装置の外観斜視図。
    【図31】図30の分解斜視図。
    【図32】図30の傾き検出装置の使用状態を示し、(a)は傾き検出装置をほぼ水平にした状態の断面図、(b)はその傾き検出装置を左下がりに少し傾けた状態の断面図、(c)はその傾き検出装置をさらに左下がりに傾けた状態の断面図。
    【符号の説明】
    10、40、55 絶縁ケース11、12、25、26 導電ピン11a、12a 大径部11b、12b 小径部13 導体球14、27 第1ケース15、28 第2ケース16、43、49 収納部19 突起22、34、35、50 回路基板29 凹部36 端子板41、56 本体ケース42 蓋ケース44、60 部分めっき47、48、57、58 端子部

    QQ群二维码
    意见反馈