Small switch

申请号 JP16328089 申请日 1989-06-26 公开(公告)号 JPH0719500B2 公开(公告)日 1995-03-06
申请人 日本開閉器工業株式会社; 发明人 重雄 大橋;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】スイッチ本体の略中央部に溝を形成するとともに該溝の対向する両側面の前記スイッチ本体の上面に互いに対向する突条部を設け、前記溝の底部に左右2
    個対にされた複数個の固定接片対を並列に配置し、前記溝に挿入される略角形状に形成した転換子を設けるとともに該転換子の下面に、左右前後に配置された前記複数個の固定接片対間を橋絡せしめる接片を係合させ、前記転換子の左右前後方向より前記溝に配設可能として必要箇所の前記固定接片対間を前記接片により橋絡せしめることを特徴とする小形スイッチ。
  • 【請求項2】前記スイッチ本体の上面に形成された前記各突条部に、互いに対向する複数個の凹所を形成して前記突条部を凹凸形状とし、前記転換子の上部に形成された突起を前記凹所に選択的に係合するようにしたことを特徴とする請求項(1)に記載の小形スイッチ。
  • 【請求項3】前記転換子の外周面に凹所を設けて該外周面を凹凸状とし、前記凹所に前記転換子に設けられた前記接片の鍔を係合せしめるようにしたことを特徴とする請求項(1)に記載の小形スイッチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、転換子を任意の方向に、しかも複数個の配設を可能として、多くの希望する回路を設定することができる小形スイッチに関するものである。

    従来の技術 従来の小形スイッチは、第10図に示すように、スイッチ基体に複数個の把手を並列に配設し、この把手を一方に摺動可能とさせて接片の切換えを行うものであった。

    発明が解決しようとする課題 前記した従来の小形スイッチは、対向した接片間をON、
    OFFする限定されたものであり、例えば並列に配設された回路間やクロスさせた回路間等の設定が困難であり、
    外部配線やプリント基板にパターンを形成する等、別の手段を必要としていた。

    本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
    従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記課題を解決することを可能とした新規な小形スイッチを提供することにある。

    課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る小形スイッチは、スイッチ本体の略中央部に溝を設け、該溝に複数個の固定接片を並列に配設し、前記溝に、接片を係合した転換子を任意の方向に配設可能とし、必要箇所の前記接片間を前記接片により橋絡せしめるように構成されている。

    作用 本発明によれば、固定接片を配設したスイッチ本体に、
    必要箇所の固定接片間を橋絡するように接片を係合した転換子を配設する等、転換子を任意の方向に配設可能とすると共に、一度配設された転換子を変位可能としている。

    実施例 以下、本発明をその好ましい各実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。

    第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、そのうち、
    第1図は側面断面図、第2図はその一部断面分解斜視図、第3図はその平面図である。

    矩形のスイッチ本体11に、上部に突条部13を有する溝部
    12を形成し、その溝部12の両側の上面に沿って設けられた突条部13には対向して複数個の凹所13aが設けられている。 スイッチ本体11の底面には対向して固定接片14が配設され、該固定接片の一端は下方に突出させられて端子14aを形成している。 転換子15の両側面には、この転換子の底面に貫通する貫通孔15aが設けられ、該貫通孔にはコ字状に折曲され、両端に鍔16aを設けた接片16が中央にばね17を介して係合されている。 接片16自身にばねを持たせれば、ばね17は省略することができる。 転換子15の上面周囲の4箇所に突起15bが設けられ、スイッチ本体11の上面の凹所13aと凹凸関係により係合配設され、転換子15の接片16が、固定接片14間を橋絡するように形成されている。

    転換子15の上面に突出部18が設けられており、この突出部18は接片16の配設位置を指示するものである。

    使用に際しては、転換子15を指でばね17を圧縮しながら本体11の溝部12の側部から挿入し、溝部12に沿って摺動させ、その上部の突起15bを突条部13に形成された凹所1
    3aに係合させる。 しかして、転換子15は溝部12に従って本体11に固定されると共に、接片16が対応する固定接片
    14と接触し、つまり接片16によって必要箇所の固定接片
    14間を橋絡せしめ、所望の回路が形成される。 更に、転換子15の上部を押圧しながら溝部12に沿って転換子15を動かすと、転換子15の突起15bは、突条部13の下面を摺動し、次の凹所13aに達すると“パチン”と音を発してその凹所に係合され、そこに固定されると同時に、接片
    16が他の固定接片14と切換えられるかまたは回路が変更されるかして、スイッチ動作をなすか或いは新しい回路に切換えられる。 接片16が平行に形成されている転換子
    15の溝部12に対する挿入方向を90°変更することによって形成される回路パターンを多様化することができる。

    第4図の(1)〜(4)は、転換子の上面を示すものであり、各種の接片の配置を示している。

    第4図(1)〜(4)を参照するに、(1)は第1図〜
    第3図に示した第1の実施例に使用されている転換子の例であり、2個接片16が平行に配設されている。 (2)
    は対線上に1個の接片16が形成された転換子であり、
    (3)は(1)の転換子から接片16を1個除去した形の転換子の例であり、(4)は(2)の転換子の接片16に交差してもう一つの接片を設けた例である。 これらの転換子を種々使い分けることによって数多くの回路パターンの形成及び切換えを実現することが可能となる。

    第5図は、転換子の他の実施例を示す斜視図である。

    第5図を参照するに、転換子25には側面の角部を欠所26
    とし、側面中央部にそれぞれに凹所27が形成されている。 この転換子25はスイッチ本体11にその上面から挿着される形式の構造を有している。 即ち、欠所26と凹所27
    間に形成された凸部がスイッチ本体の溝部12上部の突条部13に設けられた凹所13aに挿入され、溝方向に転換子2
    5を変位させてこの凸部を凹所13a、13a間に形成される突部に係合させることにより、転換子25はスイッチ本体
    11内に装着される。

    第6図は、転換子の上面の一部を凹所38とした他の実施例であり、接片の配置を示す突出部の変わりに凹所を形成したもので、この凹所38にドライバ等を係止させることにより摺動させることができ、その他の構成は第4図の(1)と同様である。

    第7図は、接片の配置を示す他の実施例の裏面を示す斜視図であり、接片をクロスさせて配置した第4図(4)
    と同様の機能を有するものである。

    第8図(A)、(B)は、本発明による第2の実施例を示す正面図、斜視図であり、転換子を凹凸関係により位置決めせず、摺動自在にしたものである。

    第8図(A)、(B)を参照するに、スイッチ本体11に設けられた突条部13には第1の実施例に示される如き凹所13aは形成されてはおらず、また転換子15の上部にも突起15bが除去されている。

    第9図は本発明に係る小形スイッチをData Moduleに使用した場合の例を示す斜視図である。

    以上本発明をその好ましい各実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、転換子に一つの接片を配設しても、複数個の接片としても良く、その他種々の変更が容易に可能である。

    発明の効果 (1). 本発明によれば、スイッチ本体の略中央部に溝を設け、該溝に形成された複数個の固定接片上に、接片を係合した転換子を任意の方向に配設可能とし、必要箇所の前記固定接片間を前記接片により橋絡せしめる構成としたので、必要箇所に接片を配設した転換子を用い、
    縦、横方向に任意に配設することにより、多くの希望の回路を設定することができる。

    (2). 本発明によれば、スイッチ本体の略中央部に溝を設け、該溝に形成された複数個の固定接片上に、接片を係合した転換子を任意の方向に配設可能とし、必要箇所の前記固定接片間を前記接片により橋絡せしめる構成としたので、凹凸関係により係合配設だけでなく、接片を配設した転換子をスライドさせることにより必要に応じた回路の設定または切換えも可能である。

    (3). スイッチ本体に溝を設け、該溝に形成された複数個の固定接片上に、接片を係合した転換子を任意の方向に配設可能とし、必要箇所の前記固定接片間を橋絡せしめる構成としたので、従来のスイッチ本体とほぼ同一のものを1個用意するだけで、従来のスイッチに比べ、
    5倍〜10倍以上の回路設定が可能となった。

    (4). 接片は、転換子の側面に設けた貫通孔に係止する構成としたので、組立が簡単で半製品での持ち運びが可能であり、従って、転換子の保管も容易に行うことができる。

    (5). スイッチ本体の上面の突条部と転換子の外周を凹凸にしたことにより、回路の設定や変更時にたとえスイッチ本体の左右部分に転換子が既に配設してあっても、それを一時的に取り外すことなく、その間にスイッチ本体の上面より転換子の配設や取り外しをすることができる。 従って、スイッチ本体の中央部に転換子を設定したり、取り外す場合に余分な手間を必要とせず、即座に設定できる。 また、他の転換子を取り外すことなく、
    不要な転換子を取り外すことができるので、設定時に転換子の方向を誤ることがない。

    (6). スイッチ本体の上面に凹所を設けたものを使用し、転換子は、側面外周に凹凸の有無等、使い分けると、それぞれの特性を生かせるので広範囲な使用ができる。

    (7). スイッチ本体の上面に凹所を設けたものに、転換子は側面に凹凸のない上面に突起を設けたものを使用することにより、良好な切換え感を得ることができると共に、転換子は停止位置が明確となる特徴を有する小形スイッチが得られる。

    (8). スイッチ本体に溝を設け、該溝に形成された複数個の固定接片上に、接片を係合した転換子を任意の方向に配設可能とし、必要箇所の前記固定接片間を橋絡せしめる構成としたので、回路を多岐に変更設定できる為に、Data Moduleとして使用できる特徴がある。

    (9). また本発明によれば、転換子の上面に形成した突出部または凹所を下面の接片の配置方向と一致させることにより、上面から見て、回路構成が一見して解る効果が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図〜第3図は本発明による第1の実施例を示し、そのうち第1図は側面断面図、第2図はその分解斜視図、
    第3図はその平面図、第4図(1)〜(4)は転換子の上面を示すものであり、各種の接片の配置を示す平面図、第5図は転換子の他の実施例を示す斜視図、第6図は転換子の上面の一部を凹所とした他の実施例を示す斜視図、第7図は接片の配置を変えた転換子の更に他の実施例を示す斜視図、第8図(A)、(B)は本発明による第2の実施例を示す平面図、斜視図、第9図は本発明をData Moduleに使用した場合の斜視図、第10図は従来例を示す斜視図である。 11…スイッチ本体、12…溝部、13…突条部、13a…凹所、14…固定接片、15,25,35,45…転換子、15a…貫通孔、15b…突起、16…接片、17…ばね、18…突出部

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