モーターキルスイッチ機構

申请号 JP2017506653 申请日 2015-08-05 公开(公告)号 JP2017536066A 公开(公告)日 2017-11-30
申请人 コードセーフ エルティーディー; コードセーフ エルティーディー; 发明人 バーカー,ジョン,クリストファー,ホルロイド;
摘要 【解決手段】本発明は、機器またはジェットスキー、ボート、ゴーカートなどのような乗物の制御を維持する操作者、またはモーター式工具やその他同種のものの使用を監視する人員がいない場合に、エンジンおよびモーターの停止、またはエンジンおよびモーターから推進装置を解除のためにますます多く使用されるような、モーター安全装置に関する。特に、本発明は、そのようなシステムの制御および使用に関する。ボート上のモーターボート操作者は、ボートの操作者によって検出されることなく、船外に落ちることが知られている。そのような場合、人はしばしば行方不明になるか、または発見前に溺れる。さらに、ボートの単独の操作者の船外落下は、ボートが操作者不在でその動作を継続することをもたらす。そのような暴走するボートは、操作者が船外に落ちた場所に円弧を描いて戻る傾向があるので、暴走するボートが、 水 中のボートの操作者に重傷を負わせることが知られている。そのような負傷は、水中で操作者がボートのプロペラによって切りつけられることにより、または水中の操作者にボート自体が衝突することによって、通常引き起こされる。本発明は、モーター式の運動用設備、手持ちの動 力 工具、農業および果樹栽培用装置、ならびに木工用工具のような、他のタイプの装置にも適用可能である。本発明は、そのような問題への解決手段を提供するものである。【選択図】図8a
权利要求

操作者によって動作可能に制御され、キルスイッチ機構を有するモーター駆動アセンブリーを有する機器であって、 該キルスイッチ機構は: 機器と連携されるスイッチアセンブリーであって、それによって、モーター駆動部が動作可能な状態になることができる、スイッチアセンブリーと、 スイッチアセンブリーに動作可能に取り付けられたラッチキー部材と、 ランヤードと、 操作者と動作可能に連携されたオペレータークリップ、とを含み、 ラッチキー部材がスイッチアセンブリーと動作可能に連携していない限り、機器のモーター−駆動が不能であり、 さらに前記機構は、少なくとも1つのアラーム要素を含み、 それによって、オペレータークリップが操作者と適切に連携していない場合、アラームが示されることを特徴とする機器。スイッチアセンブリーは、ラッチキー部材が動作可能にスイッチアセンブリーに連携していない場合にはモーターが動作しないように、乗物のモーターと連携されている、請求項1に記載の機器。スイッチアセンブリーは、ラッチキー部材が動作可能にスイッチアセンブリーに連携していない場合に、モーターが機器の推進を発生させることができないように、機器のモーターの出力部と連携している、請求項1に記載の機器。モーターは、ギヤーボックス/クラッチ機構を通じて動作し、 機器は、モーターの動作を可能にし、 ただし駆動が、工具駆動軸/プロペラ軸のような出力部に伝達されるのが防止される、請求項3に記載の機器。ラッチキー部材は、移動停止システム、マイクロスイッチ、磁気システム、および弾性的付勢機構から成る群から選択されるシステムによって、スイッチアセンブリーと連携される、請求項1−4のいずれか1項に記載の機器。アラーム要素は、ラッチキーとオペレータークリップの少なくとも1つと連携する、請求項1−5のいずれか1項に記載の機器。アラーム要素は第1のランヤード要素によってラッチキーに接続され、 第2のランヤード部材によってオペレータークリップに接続される、請求項1−6のいずれか1項に記載の機器。アラーム要素は、ラッチキーとオペレータークリップの1つに動作可能に隣接し、 ランヤード部材によって、オペレータークリップおよびラッチキーそれぞれに接続される、請求項1−7のいずれか1項に記載の機器。アラーム要素は、複数位置で機器と連携する、請求項1−8のいずれか1項に記載の機器。アラーム要素は、警報ブザーや、他の音響装置、ストロボ光のような光、震動装置などの多くの要素のうちの1つ以上を含む、請求項1−9のいずれか1項に記載の機器。機器は、モーターボート、ジェットスキー、ゴルフバギー、オートバイ、芝刈機およびトラクターから成る群から選択されるモーター式乗物である、請求項1−10のいずれか1項に記載の機器。機器はモーターボートであり、およびアラーム要素は、フライブリッジまたはより低部または単一のデッキ上のいずれにおいても、オペレータコンソールのティラーまたは操輪の周囲の領域において、下記の1以上と連携する、請求項11に記載の機器。 船外モーター;船内モーター。スイッチアセンブリーは、複数位置で乗物と連携する、請求項11に記載の機器。乗物はモーターボートであり、スイッチアセンブリーは、フライブリッジまたはより低部または単一のデッキ上のいずれにおいても、オペレータコンソールのティラーまたは操舵輪の周囲の領域において、下記の1以上と連携する、請求項11に記載の機器。 船外モーター機;船内モーター。機器は、モーター式運動用機器であり、トレッドミル、ステッパー、サイクルマシン、クロストレーナーから成る群から選択される、請求項1−15のいずれか1項に記載の機器。機器は、モーター式工具機器であり、農業用工具、チェーンソー、ジャンピングジャック(圧縮機)、動力鋸、木工用工具、旋盤、フライス盤、釘打ち機、ベルト研削機、およびボール盤から成る群から選択される、請求項1−15のいずれか1項に記載の機器。請求項1−16のいずれかにおいて使用されるキルスイッチ機構。請求項1−16のいずれかにおいて使用される、動作可能に操作者に接続されているキルスイッチオペレータークリップ。アラーム要素は、オペレータークリップが適切に操作者と連携していない場合に動作し、 アラーム要素は、聴覚的、震動性、視覚的、電気的表示、またはそのようなものの組合せの少なくとも1つを提供することができる、請求項1−18のいずれか1つで使用するキラースイッチアラーム要素。アラーム要素は、アラーム動作の持続時間の増加に従って、強度が変化し、及び/又は、さらなる警報表示を提供する、請求項19に記載のキラースイッチアラーム要素。

说明书全文

本発明は、電動装置の制御を実行し得る人がいない場合、例えば、ジェットスキー、ボートまたはゴーカートのような乗物の制御を維持するためのパイロットも乗組員も不在である場合、動鋸やジャンピングジャック(圧縮機)のような農業用機器や施設の責任のある操作者が不在の場合、体育館や同様の場所におけるトレッドミルのオペレーターが不在の場合に、電気的モーターや内燃機関のような、増加しつつあるモーター類の停止に使用されるモーターキルスイッチ装置、または、電動装置に接続しているモーター類からの推進装置の切断に関する。本発明は、特にそのような装置および関連するシステムの制御および使用に関する。

モーターを有するすべてのタイプの機器には、動作制御のためのスイッチが備えられるものである。しかしながら、そのような機器のごく一部だけが、安全性のためにキルスイッチで典型的に備えられる。例えば、人が、動力を備えたモーターボートから船外に落ちることは知られている:モーターボートの操縦士が、特にひとりの操縦士である場合、動作上のキルスイッチ装置がない状態で、操縦士が不在になると、ボートは上を走り続ける可能性がある。さらに、そのような暴走するボートは円弧を描く傾向にあり、したがって操縦士が船外に落下した位置に戻ってくることがあるため、暴走するボートが、水中にいるボートの操縦士に重傷を負わせることが知られている。そのような負傷は、通常、ボートのプロペラが水中で操縦士を切りつけることにより、または水中の操縦士にボート自体がぶつかることによって、引き起こされる。

完全に異なる分野、健康およびウェルネス産業分野において、トレッドミルのようなジム機器は、オン・オフ制御装置が備えられ、同様に典型的には、トレッドミルのユーザーに接続するためのランヤードに継がれたキルスイッチを有している。最近の出来事であるが、シリコンバレーの企業の47歳のCEOが、メキシコの行楽地での運動中に、ひどい頭部の外傷で死亡した。トレッドミルユーザは、もし安全に倒れたいならば、ベルトを停止させるセイフティーキーを使用するように助言されることはよく知られている。トレッドミルを自分で所有するか、ジムのものを使用するかどうかを理解するだけの価値がある。トレッドミルが、2012年にアメリカ合衆国でベストセラーのフィットネス機械だったことは注目すべきであり、そのような販売が、その年の産業の770億ドルの約25%を占めたことが報告されている。

動力鋸のような産業用及び家庭用の動力工具の使用は、事故を起こし易いこともよく知られている。実際、木工産業は、製造工程において最も高い事故率の1つを有し、それらの大部分は動作中の機械との接触によって引起される。英国において、これは、木工産業における数件の事故死とともに、近年におけるすべての主要な産業事故の25%を占めている。操作者による、回転/往復運動する要素との干渉は、非常に多くの場合危険の原因となる;安全装置との連結が提供される場合、そのような連結は、キルスイッチ装置それ自体(モーターボートに類似する方法で)は備えられないとしても、動作を遅くする傾向があり、頻繁に裏切られる。操作員が、設定の調整、障害物/誤供給の清掃、塵埃/切れ端の除去などの調整作業に関わって実行し、および、彼らがこれを安全に行うように訓練されていることを確かめる必要があるかもしれないことが認められるであろう。木工用機械での1000例の事故に関する研究によれば、4%が幅の狭い金切りのこ盤で発生し、事故は、設定、清掃、調節、および機械のメンテナンスの間に、ブレードがまだ動いているときに、安全機能を無効にすることによって、よく起こる。

モーター式水上バイクの暴走を防ぐため、ランヤードと緊急停止装置のような装置は、1980年代から提供されている。例えば、水上乗物がジェットスキーであり、ランヤードスイッチアンサンブルは、ハンドル機構から突出する停止ボタンを含み、エンジンの点火システムが動作できるようにするため、爪状のランヤードロック板が停止ボタンと係合する。ロック板は、操作者の手首にロック板を接続するためのランヤードとリストストラップ、または、操作者が動作中に水上バイクから落ちた場合に、ロック板が停止ボタンから離れて、エンジンを停止させるように、操作者の衣類にロック板を接続するためのクリップ、を含む。

ランヤードロック板はプラスチックの機械的クリップが可能であり、時には「ラッチキー」「キー」と呼ばれ、時には「クリップ」と呼ばれ、それらは、ボートエンジンと連携するキルスイッチの外部に滑り落ちる。キルスイッチは典型的には、ボートの制御パネルまたは計器パネルの上に配置され、ボートが走行するために特定位置に保持されるべき、バネ力が付加された可動部分を含んでいる。キーは乗物が動作することを可能にするように動作可能なものであるから、キルスイッチキーは一般的に、ボート−または他の水上バイクを動作させるために使用されるキーとは区別されるべきである。そして、1つの意味において、例えば、駆動軸を解除することができ、しかし典型的には、エンジンが停止するように点火装置を機能しないようにする。そのようなキーは、スイッチのバネ力が付加された部分と動作する、バネ付勢要素によって動作可能であり、これをラッチキーと言うことができる。つまり、通常の金属製のターンキーとは区別され、ボートなどに設けられる他の制御システムで動作可能である。操作者が船外に落下した場合、ランヤードに伝達され、続いてスイッチからラッチキーが引っ張られ、エンジン点火システムの電気回路を破壊し、エンジンを停止、あるいは「殺す」。

米国特許第6352045号(ヤマハ)には、ジェットスキーのためのキルスイッチとエンジン制御システムが示される。米国特許第3774720号および米国特許第5105755号には、海上用乗物のための安全スイッチシステムが記載され、そこでは、船内モーターまたは船外モーターの点火システムが、はしごの伸長、またはゲートまたは一連のゲートの施錠または解錠とリンクしている。しかしながら、そのようなシステムは、スイッチの単純な押圧によって容易に無効化され得る。不運にも、単純なスイッチの無効化は、そのような無効化がが速く容易に達成されるので、しばしば同じタイプの事故をもたらす。

US6276974は、モーターと、ボートを操作するために施錠位置と解除位置との間で可動要素を有するボート用の安全装置を教示している。上記安全装置は、通常は閉位置にあるスイッチを含む。可動要素がラッチ解除位置へ移動すると、スイッチは開かれる。その時点で、スイッチは、モーターの点火回路を遮断する。したがって、点火回路がモーターを駆動させる前に、可動要素はラッチされるか、またはラッチ位置に移動しなければならない。しかしながら、この安全装置はスイッチ用の無効化装置をさらに備えており、そのせいで安全装置は機能しなくなりやすくなる。

市場には少なくとも2つの船舶用ワイヤレスキルコード(kill−cord)システムが出回っているが、両方とも首のまわりに着用されるまたは確実に挾持される小さな電池式の無線送信機に依存している。連続信号の上に取り付けられたコントロールボックスに送られる。リモートフォブ(remote fob)との接触が失われるとすぐに、エンジンは切られる。こうしたシステムは試験されうまく機能するように思われているが、米国ではこの市場は船外機付きボートやスポーツボートのメーカーによって突き動かされているため、一般に使用されているわけではない。かさむ費用、複雑さ、そして、万が一の操作ミスを考慮した訴訟への懸念はすべて、一般にハードワイヤー/コードシステムを含む既存の手動のキルコードを交換しようとする意欲を失わせる因子である。

2013年5月には、コーンウォールのパドストウ付近の水域でスピードボートが衝突して、操縦者−父親−と彼の娘が亡くなった。操縦者はエンジンを止めることができたはずの安全コードを着用しておらず、残りの家族は船から投げ出された。英国船舶事故調査局(MAIB)によると、操縦者は船のキルコードを正しく使用しなかったとされる。2012年のキャメル河口の同様の事故では、硬式ゴムボート(RIB)の操縦者と乗客が水中に投げ出され、空になった船は最終的に燃料切れになるまで「高速で」円を描くように走っていた。操縦者はコードを着用していなかった。2000年のサウサンプトンのインターナショナル・ボート・ショーでは、若い操縦者がスピードボートから投げ出された後に、水中で旋回していたボートに轢かれて亡くなった。このときも、操縦者はコードを着用していなかった。

桁外れの動力を備えるとともに比較的容易に50mph(80km/h)以上の速度に達する船を所有しているモーター式のレジャーボートの多くの船主がいる。非常に高性能のボートは多くのスポーツカーよりも迅速な応答時間を早くすることができる。というのも、船外機付きボートまたは内外機式ボートのプロペラは、運転手が体験するフィードバックなく、推進力をすぐに変えるからである。ちょうど自動車が急カーブ上でひっくり返ることあるように、高速時にはボートから投げ出されやい。操縦者がモーターボートから落ちた場合、適切に固定されたキルコードはボートのエンジンを切ることになる。

EU圏のすべてのボートが遵守しなければならない安全基準であるRecreational Craft Directive (RCD)には、現時点では任意のタイプのボートに適合するキルコードの法的な要件は存在しない。しかしながら、Inland Waters Small Passenger Boat Code のある節には、「すべてのゴムボート、浮揚性カラーを装着したボートや滑走速度を達成することができる無甲板船は、遠隔でスロットルを制御している場合、キルコードを取り付けねばならず、これを常時使用しなければならない」と記載されている。それにもかかわらず、ボート建造業に関する法律がないため、ほとんどの船外機のメーカーはキルコードシステムに販売しているあらゆるエンジンを付けており、船内機によって動力を供給されるものを含むスポーツボートや硬式ゴムボート(RIB)のほとんどのメーカーは、それを取り付けることを選択している。これは、特にアメリカでは訴訟の脅威が原因であると考えられている。あるエンジンメーカーは、自社の50hp以上の船外機を1つ購入した人に、王立ヨット協会の授業を無料で提供しており、そのトレーニングにはキルコードの使用が含まれている。レジャーボートの所有者にはボートに取り付けられたキルコードを着用する法的な義務がないにもかかわらず、キルコードの適切な使用を命ずる一節が保険契約証書にあることもある。民間のオペレーターは一般に、取り付け時のキルコードの使用を要求する服務規程により管理される。

様々な代替的なアプローチ、例えば、操舵席がいっぱいかどうかを検知するとともに一定時間押し下げられていた場合にエンジンを止める圧力センサーの操舵輪または操舵席への設置、あるいはボートの特定の範囲の外部にあるときに停止する舵手に取り付けられたGPS装置などが検討されてきた。他の提案は盗難警報器に類似する光センサーまたは熱センサーである。多くの従来の装置は、ラニヤードシステムの本質的な単純性と低価格を欠いており、工場でインストールされるか、あるいは熟練した電気技師によって不便なように改造され、の多様な範囲にハードワイヤードシステムを多種多様なボート計器板と配線構造に適合させることは極めて難しい。造船会社の中にはワイヤレスのキルコードを好んでいるが、エンジン供給会社の保証内容にり制限されており、小型の無甲板船で使用される多くの船内エンジンには保証されたキルコードオプションがない。

上で議論されたタイプの安全装置は、ラニヤードまたは送信機である場合、ボートの操縦者オペレーターの首の周りのラニヤードに、あるいは、操縦者の手首または足首のまわりに取り付けられ得るストラップ上に配することで操縦者に、体育館の設備のユーザーの胴に、または電動工具に接続したラニヤードに装着可能である。海洋環境では、身体に取り付けられるロープを抱える問題を改善するために、両側にキルコード取り付けループを備えたいくつかの救命胴着または救命ベストが提供可能である。農業や建築業では、安全装置はしばしば巧みに欺かれている。この原因の一つは、こうした業界の男性的な文化のせいでもあり、身体にロープを取り付けるのが単純に不便であることも一因である。事故の懸念があっても命綱を取り付ける何の保証にもならないということは注目に値する。

ボートまたはボートのプロペラが水中のオペレーターに衝突する海難事故は過去に起こったことがあり、壊滅的な結果をもたらしている。モーターボートユーザーの安全性に対する自己満足が問題の根幹にあると考えている人もいる。踏み車による致命傷はまれであるが、米国に拠点を置く消費者製品安全委員会によれば、2003年−2012年の間に踏み車に関連して30人が死亡しており(年平均3人)、他の負傷者——足首の捻挫または膝の擦りむき等の他の怪我の方が一般的である(2014年には、病院の救急救命科への来診を必要とする踏み車に関連する米国内での怪我は約24,400件あった)。

本発明は、前述の問題点に対する解決手段、または、すくなくとも改善手段を提供しようとするものである。本発明はさらに、改良されたキルスイッチ/キルコードの装置/機器/システムを提供しようとするものである。特に本発明は、キルスイッチ/キルコードの装置/機器/システムが単に裏切られることがなく、失念や不注意によって回避されることがない、そのようなキルスイッチ/キルコードの装置/機器/システムを提供しようとするものである。

本発明の一般的な様相によれば、操作者によって動作可能に制御されるモーター駆動アセンブリー、およびキルスイッチ機構を有する機器が提供され、該キルスイッチ機構は:前記機器と関連づけられたスイッチアセンブリーであって、それによってモーター駆動部を動作可能な状態にすることができるスイッチアセンブリー;スイッチアセンブリーに動作可能に取り付けられたラッチキー部材、動作可能に操作者に接続されるランヤード;オペレータークリップ;を含み、ラッチキー部材が動作可能にスイッチアセンブリーに接続されない限り、装置のモーター駆動部が不能であり;さらに前記装置は、オペレータークリップが適切に操作者に接続されていない場合に、警報を表示する(起動させる)少なくとも1つのアラーム要素を含む。ラッチキー部材は、オペレータークリップが、機器または乗物の操作者、ユーザー、操縦士、ドライバー(以下、これらを操作者と呼ぶ)の周辺に固定されているときにだけ、動作可能にスイッチアセンブリーと連携される。オペレータークリップを有するランヤードは、好適に(または不都合が最も少ないように)、海上操作者に関連する操作者の足首の周りに固定され、ランヤードの遠位部あたりがフックに接続されて、フックがランヤードに連結され、それによって、ランヤードが、足の周りでループを形成することが可能になっている。モーター式乗物のようなモーターを有する装置が動作可能には構成されず、そのためアラームが鳴らない場合に、ラッチキーはオペレータークリップと協同することができる。別の例において、アラーム回路がラッチキーを含むことができ、それにより、ラッチキーがキルスイッチ機構と動作可能に構成されない場合、アラームが鳴らない。スイッチアセンブリーは、多くの方法で、機器や乗物と連携することができる。ボートの場合、スイッチアセンブリーは、オペレーターコンソールのティラーまたは操舵輪の近くの領域や、例えば、船外モーターおよびオペレーターコンソールによって、または第1デッキ上のオペレーターコンソールによって、および、最高の航法橋上のオペレーターコンソールによって、ボートの制御が可能であるおよび容易に可能になるような、ボートの複数位置のうちの1箇所で、船外モーター、船内モーターと連携することができる。トレッドミルの場合、テザーはベルトに固定するか、またはトレッドミルの操作員の胴体にループを形成してもよい。動力工具の使用に関して、ランヤードの長さは、工具の安全な操作に干渉してはならない。

好適には、スイッチアセンブリーは、ラッチキー部材が動作可能にスイッチアセンブリーと連携していない場合、モーターが動作しないように、機器または乗物のモーターと連携している。代替的に、ラッチキー部材がスイッチアセンブリーと動作可能に連携されていないときには、モーターが乗物の推進力を発動させることができないように、スイッチアセンブリーが乗物のモーターの出力部と連携している場合、 例えば、クラッチアセンブリは、一人または各人が装着している個人クリップ上で、動作することができる。これにもかかわらず、そのようなシステム内に、第1の操作者から第2の操作者へ操作担当者を変更することを可能にする、例えば5−10秒の猶予時間を設定することが可能である。モーターがギヤーボックスクラッチ装置を通じて動作する場合、機器は、モーターの回転を許容してもよいが、駆動力が、ツール駆動軸/プロペラ軸などに伝達されないようにしなくてはならない。

ラッチキー部材は多くの方法によってスイッチアセンブリーと連携される。例えば、ラッチキー部材および機構は、磁力によって、単純な押込み/引出しコネクタによって、バヨネット(bayonet)式固定手段のような位置止めシステムによって、または、弾性的に付勢された装置によって、互いに連携し得る。海上環境において、システムは理想的には、できるだけ少ない可動部品を有し、任意のそのような可動部品は、適切な部分が、保護可撓性膜や類似のものによって保護される。

アラーム、サイレンまたは他の音声発生システム、ストロボなどの非常灯(太陽が非常に明るく、そのような条件下で視覚的に注意を引く必要があることは記憶しておくべきである)、携帯電話で使用されているものと同様の方法で、ポケットなどに入れておく震動装置、のような多くの要素のうちのいずれか1つ以上を含むアラーム要素が、スピードボートのような多くのレクリエーション用乗物において、ますます使用されるようになっている。アラーム要素は、ラッチキー、オペレータークリップと連携可能であり、動作可能にラッチキーと隣接可能であり、第2のランヤード部材によってオペレータークリップに接続可能であり、動作可能にオペレータークリップに隣接可能であり、第2のランヤード部材によってラッチキーに接続可能であり、または、第1および第2のランヤードをラッチキーおよびオペレータークリップの各々に接続した状態で、個別に分離して配置可能である。アラーム要素は、スイッチアセンブリーと同じく、多くの方法で乗物と連携可能であり、アラーム要素は、乗物周辺で1以上のアラームを提供し得るように配置されてもよく、および、オペレータークリップと同様に、例えばボート上に配置可能であり得る。ボートの場合には、オペレーターコンソールのティラーまたは操舵輪の周辺領域において、または、ボートの制御が可能であるか、例えば船外モーターとオペレーターコンソール、または第1のデッキ上のオペレーターコンソール、およびフライブリッジのオペレーターコンソールによって容易に制御可能なボートの複数箇所のうちの1つにおいて、アラーム要素が船外モーター、船内モーターと連携されてもよい。

電動機器は、動力工具、動力鋸、ジャンピングジャック(圧縮機)などの農業用機器または設備、体育館で使用されるトレッドミルのような運動用機器、または、小型ヨット、RIB、スポーツボート(スピードボート)、大型モーターボートなどのようなモーターボート、ジェットスキー、ゴルフバギー、オートバイ、芝刈、およびトラクターから成る群をから選択される乗物であり得る。本発明の他の様相によれば、そのような動力付き乗物で使用されるキルスイッチ装置が提供される。

アラームは、聴覚的、視覚的、電気表示式、およびこれらのようなものの組合せを提供し得る。アラームは、強度/騒音レベル/反復頻度において増大してもよい。追加アラームは、アラーム時間の増加として提供され得る。操作員交替のために、アラーム鳴動を遅延させるように設定してもよい。アラームは、再充電不可能または再充電可能な電池を備えてもよい。この機構は、装置の一部として、電磁誘導式充電システムを備えることができ、それによって、機器の維持を補助することができる充電用クレードルが中央部、好都合には、電気端子を露出さえることなく、乗物の制御部の付近に配置される。

本発明についてより理解するため、ここで、添付図面に示される図が、単なる実施例として、参照される。

ジェットスキーライダーを示す。

ハンドルキルコードを示す。

キルコードの1つの特定の適用例を示す。

キルコードの1つの特定の適用例を示す。

図2bの装置で使用されるキルコードを示す。

1つの単純なキルコードラッチ部材を示す。

第1のキルコード装置を示す。

第2のキルコード装置を示す。

キルコードが使用される救命胴着を示す。

本発明に係る第1のキルコードを示す。

図6に示されるキルコードの起動要素を示す。

本実施形態におけるオペレータークリップの様相を示す。

本実施形態におけるオペレータークリップの様相を示す。

本実施形態におけるオペレータークリップの様相を示す。

本発明に基づくランヤードの様相を示す

本発明に基づくランヤードの様相を示す

本発明に基づくランヤードの様相を示す

1組の実施形態に関するオペレータークリップの様相を示す。

1組の実施形態に関するオペレータークリップの様相を示す。

1組の実施形態に関するオペレータークリップの様相を示す。

1組の実施形態に関するオペレータークリップの様相を示す。

1組の実施形態に関するオペレータークリップの様相を示す。

本発明の1つの実施形態に関するオペレータークリップの異なる3つの動作モードの1つを示す。

本発明の1つの実施形態に関するオペレータークリップの異なる3つの動作モードの1つを示す。

本発明の1つの実施形態に関するオペレータークリップの異なる3つの動作モードの1つを示す。

本発明に係るキルコードの不使用時の収納状態を示す。

本発明の一動作方法のフローチャートを示す。

本発明を実施するための発明者によって意図された最良の態様を、単に実施例として、ここで述べる。以下の記載において、多数の特定の詳細が、本発明を完全に理解するために述べられる。本発明が、特定の変更を伴って実施され得ることは、当業者には自明であろう。

図1aを参照すると、ジェットスキー水上バイク(12)(そのような装置で使用されるウォータージェット推進装置のためにそう呼ばれる)に乗るジェットスキーライダー(10)が示される。ハンドル(14)を保持することによって、動作中の回動運動を制限して、回転するプロペラが水泳者などを接触時に負傷させることができないように,そのインペラーを囲んでいる。図1bは左ハンドルのグリップ(15)を示し、その上を、使用中は操作者が把持する;ラッチキー部材(16)は、モーター制御スイッチと連携した弾性的付勢手段によってハンドルに弾力的に保持される;ラッチキー部材(16)は、ジェットスキーライダーの手首に巻き付けられる、図示しないランヤードを有する。操作者は、ジェットスキーから任意にまたは事故で離脱した場合、ラッチキー部材が手動で除去されるか又はランヤードがラッチキー部材を引っ張ったとき、ラッチキー部材が解放されるようになり、それによりモーター/駆動制御回路を制御し、その結果、ジェットスキーの出力状態の継続が防止される(ただし、装置の任意の運動量により、ジェットスキーが瞬間的に停止することが防止される)。図2aは、使用中の海上キルコードの使用例を示す;ラッチキー部材(16)は、巻回されたランヤード(18)の遠位端で、ティラーコンソールソケット(17)に固定され、近位端にクリップ(19)を有し、図示するように、オペレータークリップと近接してランヤードとが、操作者(20)の脚の周囲に固定される。

図2bは、トレッドミル(20)のトラック(23)上のトレッドミル運動者である操作者(21)を示す。操作者(20)は、キルコード(24)によって、ディスプレイ/制御端末(22)に接続される。図2cは、クリップ部材(25)を有する、巻回されたセクション(27)を有するキルコード(24)を示し、ショートパンツ(28)のウエストのような衣類のアイテムに好都合に接続可能である。ランヤードのもう1つの端に、制御/ディスプレイインターフェースプラグが位置し、これは磁力式コネクタを含んでもよく、それにより、揺さぶられた時、ディスプレイ/制御端末(22)から離脱し、それによって、コンベヤーベルトスタイルのトラック(23)の移動を停止させる。

図3は、単純なキルコードラッチキー部材(16)に接続するランヤード(18)を含み、この部材は、第1の端部において開口(30)を有する「U」形の平板上要素であり、その開口を通じてランヤード(18)が接続可能であり、「U」におけるU形状の細長い凹みは、開口に隣接する対向したアーチ形の切欠(32)を有する。使用において、アーチ形の切欠要素は、キルスイッチ制御要素の弾性的に付勢された連結部材を囲む。詳しくは、図4aに公知のキルコードが示され、これは、巻回されたランヤード(18)の一端に金属製のオペレータークリップ(19)を有し、ランヤードのもう一端に単一のラッチキー部材を有している。図4bは、例えば港湾操縦士の使用のために、多くの異なるキルスイッチシステムに適合する複数の異なるラッチキー部材(16)を保存する同様の装置を示す。本発明は、様々なタイプのラッチキーを用いて実施可能であることが理解される。図5は、キルコードを使用する救命胴着(50)を示す。ここでは、オペレータークリップを救命胴着に結びつけることを可能にするためのループ部材(52)が提供される。

今、図6を参照すると、本発明に関する第1のキルコードが示される。このキルコードシステムは、ラッチキー部材(61)(図3に明瞭に示されるタイプ)、第1のランヤードセクション(62)、アラーム装置63、第2のランヤードセクション(64);およびオペレータークリップ検出部材(65)、を含む。第1のランヤードセクションは、ラッチキー部材およびアラーム装置に確実に固定される。また、第2のランヤードセクション(64)は、一方の端部でアラーム装置に、もう一方の端部でオペレータークリップに確実に固定される。

アラーム装置は、図7に、非常により詳細に示される、装置は、ネジが切られたキャップ(71)と、防水構造を確保するために使用されるOリングのようなシールを有する本体(70)を含む。ケーブルによってラッチキー部材(16)に固定されているメインボディは、好ましい実施形態において、アラームシステムの一部として確立されるための電気回路を含む;キャップ(71)はオペレータークリップ(65)と連携され、かつ、ランヤード(64)も備えられ、同様に、アラームシステムの一部として確立した電気回路を含む。安全の最低水準では、制御回路は、オペレータークリップ部材スイッチが閉じているか開いているかを検出する回路を好適に含む。好適には、アラーム装置は、本発明が多くの方式で実施することを可能にする回路を含む。ランヤードの長さは、好適には約1mであるが、正確な長さは、特定状況、例えば乗物のサイズなどに依存することが認識される。操作者の脚に連携されたオペレータークリップを有することによって、着座から起立姿勢までの動作、有効に制限されない。

アラーム装置(70)は好適に、少なくとも1つのインジケータLEDを含み、それによって装置の動作を確認する。多くの変更が可能であることが認識されるだろう;例えば、2つのLEDシステム、好適には異なる色を有するLED(72)および(74)を実施することが可能である:緑色LEDは本発明のユーザーに対し、システムが使用可能または動作可能であることを示すことができる;赤色LEDは、装置が、不調である、または最終の受信者が起動したことを認知したことを示すことができる。アラーム装置は、好ましくは音響アラーム(73)を備える。アラームの輝度/強度/ラウドネスなどは、アラームが長く続くほど、より増大してもよい。当業者は簡単に、視覚的、聴覚的、震動性で、低電気衝撃など、適切であると考えられる多くのインジケータを配置することができる。好適には、1つ以上のアラームを備えることができる。好適には、アラームは、ボートに関連づけられ、それによって、作用されるアラームのより大きな可能性を提供する。

本発明は、診断設備によって、プログラムすることが可能であり、ユーザーが、アラーム装置の使用に先立って、システムが動作可能かどうか判定することを可能にする。例えば、電気エネルギー保存セルの完全性や、ラッチキー部材およびオペレータークリップに連携した接触機構を確認するため、診断テストを実行することができる。そのようなテストは、好適には、マイクロスイッチを一回または複数回押すことにより実施することができる(特定要求に対しプログラムされる場合)。例えば、システムがマイクロスイッチを一度押すことにより準備状態になる前に、任意の時点で診断テストを実行することが可能であり、緑色LEDが、システムが適切に動作していることを示すために短時間点灯する。診断テストが不十分であると判明した場合、その後、システムは、例えば単一の赤色LEDによって、問題が存在したことを示し、これは、回路用の電池が消耗するまで点灯し続け、それによって、ユーザーが、このシステムをいずれの理由でも使用しないことを認知していることが確認される。

図8aおよび8bは、それぞれ、オペレータークリップ(80)の正面図および側面図を示す。それによって、アラーム装置が、クリップが適切に動作されたかどうか示すことを可能にする。オペレータークリップ(80)は、オペレータークリップ本体(84)に対しスライド動作可能なコントロールキー(82)を備える、ハンドル本体(84)の周囲の一般的なフック要素エレメント(81)を含み、それによって、ランヤードがフック内に配置されたときに、インジケータ回路の一部を含むプランジャー(83)が壊され、プランジャーがフックの内側に接するのを防ぐ。同様に、接続を破壊する他の方法が可能であることは、認識されるだろう。図8cの実施形態は、オペレータークリップの断面図であり、フックに対しプランジャーを圧するバネ付勢部材(85)を有する。回路がフックエレメントを含むものとして示される一方、回路(破壊または形成)は、スライドキー(82)がその凹部内で連携するかどうかを決定することができ、そのため、ランヤード(18)に破壊されたのではない場合、塩水の可能性が除去されることによって、回路の形成を可能にする。可動部は、流体浸出、特に例えば塩水から保護されることが好ましい。好適には、ゴム/プラスチックフードが、可動部および電気的および電子部品を保護するために使用される。

図9aは、どのようにしてランヤード内の補強ワイヤー又はコード(90)が、成型された終端要素(91)で終端され、それにより、オペレータークリップ、ラッチキー部材、又はアラーム装置がランヤードに対して保持され得るのかを示す。図9bは、可撓性プラスチック本体(95)に囲まれた、補強ワイヤー(90)の周囲にある3つの導電性ワイヤー(92)、(93)、(95)の配置を示す。図9cは、どのようにしてランヤード(18)が20mmの直径のコイル線で都合良く構成され得るのかを示す。

図10aは、ヨーク(100)などのラッチキー部材の更なる形態を平面図で示し、図10bは同じものを断面図で示す。この例において、ラッチキーが、作動要素(102)に接することにより対応する弾性保持システムの周囲に係合される場合、回路素子(101)は閉じている。故に、一旦キルコードがキルスイッチアセンブリに挿入されると、作動要素は押し下げられ、エンジンを作動することができ、そして、対応するオペレータークリップが固定されていない場合にアラームが鳴るように、アラームシステムが可能となる。図10cは、また更なるタイプのキーを示し、ヨーク(104)は、2つの位置でキルスイッチアセンブリに連携し得る。クリップは、一般的な「Y」形状よりも、2つの対向するアームにより画定される、一般的な「高いU」形状である。アームの相互に対向する面(105)、(105’)は、共に接近している対向する隆起部(108)、(108’)により分けられる、2つの「U」部分(106)、(106’)、(107)、(107’)を有しており、それにより、2つの状態でキルスイッチアセンブリに対して位置付けられ得るヨークを提供する;一方の状態は、キルスイッチアセンブリに対するヨークの配置のためであり、他方の状態は、エンジンを作動できるようなキルスイッチアセンブリに対する配置のためである。これによりヨークをキルスイッチに連携させることができ、従って、ヨークは既知の位置に都合良く配することができるが、エンジンを動作可能にするようにエンジンキルスイッチアセンブリ内にヨークが配されていないので、アラームは鳴らない。図10dは、以下の特性を持つヨークを示す;ヨークアーム部(107)(107’)の厚みは、エンジンの偶発的な動作が起こらないような厚みである。この種のシステムの多くの変形を実現することができ、ここで、2つの状態のスイッチは、エンジンを必要としない場合にアラームを刺激して鳴らすことなく、ヨークの単純な回収を可能にし得ることが認識される。図10eは、例えば、ボートの速度制御アセンブリに統合されるキルスイッチアセンブリと動作可能に連携されたラッチキー要素(61)、コイル状の螺旋ランヤード(18)、及びスイッチプランジャー(83)を持つクリップに連携されるアラームシステムを持つオペレータークリップ(80)を備えた、本発明に係るランヤードの上からの斜視図を示す。プランジャー(83)は、多くのマリンスイッチ供給部から容易に供給され得る。様々な変形が作成され得ることは、当業者に明白であり;重要なのは、キルコードがモーター、船外、又は船内の制御のためのスイッチアセンブリーに付けられることだけではなく、電気、内燃機関、又はその他が、キルコードが操作者に連携されない限り、動作を行うよう操作されないということを、確実にすることである。

図11aは、単信回路(1100)を示し、ラッチキー(16)は、保持部材エンジン作動スイッチアセンブリーに挿入されていない。オペレータークリップ(65)は、スイッチが開くようには配されず、それ故アラームは作動しない。図11bは、オペレータークリップが適切に付いていないために、ラッチキーが保持部材エンジン作動アセンブリに正確に配され、それによりアラームが作動することを示す。図11cにおいて、ラッチキー部材(16)及びオペレータークリップ(65)の両方により、回路は開き、アラームは持ち上がらないが、回路が適切に作動していることを確認するために、回路(1102)につきコンフォートインジケーターライト(comfort indicator light)(1101)の作動が存在する。システムがバイパスされるのを防ぐために、多くのバイパス保護装置が配置され得る。タイマーがあってもよく、それにより、モーター式の乗物の使用後にラッチキーの除去を確認する。クリップ部材がワイヤーランヤードの存在により作動されるのを確実にする方法は、例えば、クリップが押し下げられた状態で維持されるのを防ぎ、アラームが鳴るのを回避するために、クリップ内の導体ワイヤーの存在を確認することにより、確認され得る。

図13は動作のフローチャートである;ライフコードがコンソールスイッチに繋がっていない場合、エンジンは始動せず;アラームは、回路が動作可能となるようにオペレータークリップが利用されない場合に、警告を鳴らす/点滅する/そうでなければ警告を示す。この動作方法において、モーターを回転/始動させようという試みがなされる;キルコードがコンソール(又は適切な場合、船外)に適合される場合に、エンジンは始動する。ライフコードが操作者又は操縦士に適切に連携されない場合、エンジンはアラーム無しで作動する。ライフコードが適合しない場合、キルコードが操作者に連携されるまで、アラームは有効になる。ライフコードが、ラッチキーを介してコンソール又は船外から取り除かれる場合、エンジンは止まる。ライフコードが操作者から取り除かれる場合、ライフコードが操作者の身体部分の周囲に適切に連携されるまで、アラームは鳴る。本発明に従い多くの変形を行なうことができることが認識される。例えば、モーターは、操作者からのライフコードの分離後に止めることができる。このシステムは異なるように配置され得ることが明白である。例えば、オペレータークリップとラッチキーの両方が適切に係合されるまでモーターが始動せず、システムが完全に接続されるまでアラームが鳴るように、システムは配置され得る。再度、異なる装備により、事故、怠惰、不注意、又はその他により操作者が制御位置にない場合に、装置の機能を止める必要がある。

典型的なアラームユニットは、例えば、再充電可能な1.5V、4400mAhのリチウムイオン電池を含み、このような電池は、基本回路が1シーズンにわたり作動することを可能にするのに十分な電気エネルギーを提供する。代替的に、再充電できない電池が使用されてもよい。もちろん、このような電池も挿入することができ、これにより、予防策として新しい電池が常に利用される。これにもかかわらず、再充電可能であろうとそうでなかろうと、電池が配置前に最小出力を達成するよう常に確認されるように、手順は適所で行われなければならない。

さらなる実施形態では、アラーム装置は再充電可能電池を含むことができ、該再充電可能電池は誘導コイル配列を有し、それによって、装置は、露出された金属接点を使用することなく、クレードル(または類似したもの)内の配置によって充電することができ、それにより、充電スタンドと要素との間及び/又はアラーム装置と要素との間の腐食機会が最小限にされる。結果として生じる更なる利点は、装置から絶えずプラグを抜き差しする必要なく、装置のソケットおよび付随するケーブル上の損耗である、再充電可能な装置の一般的な故障点が除去されることである。図12は、ステアリングホイール(1204)などの制御部を備えたモーター式乗り物の制御モジュール/オペレーターコンソール/ティラー装置(1202)に動作可能に付けられたクレードル(1200)を示す。これにもかかわらず、誘導充電の主な欠点は、直接接触と比較した、そのより低い効率および増加した抵抗加熱であるが、誘導充電ユニットが、ボートまたはアラームシステムが提供されている他のタイプの乗り物の制御システムに連携されている場合、制御システムは、必要とされる場所にきちんと格納され得る。別のマイナス面は、誘導充電が、装置および充電器の両方においてドライブエレクトロニクスおよびコイルを必要とすることであり、複雑性および製造コストが増大する。

キルコードが船に接続され、その他端が偶然何らかの理由で既に予め輪でつながれている場合、装置は、アラームモードで機能する、例えば、操作者が予めつながれた輪を元に戻す目的で、操作者に予めつながれた輪のアラームを出すために、10秒の連続階調を提供するように配され得る。一旦元に戻ると、装置は、10秒の断続的なビープ音に戻って、操作者の脚のまわりに適切に配置され、その時点で、サイレントになり、船の舵取りを邪魔しないために、キルコードを装着する好ましい(認識された及び助言された)方法が、脚のまわりで行われることが留意される。

フィットネス業界では、多くのタイプの動力アシスト式運動器具があり、トレッドミルが最も一般的である。そのような器具の多くに、キルスイッチ機構が設けられているが、これらはめったに利用されない。ソーシャルメディアのウェブサイト上のユーザーが作る動画で、動力アシスト式運動器具、特にトレッドミルの使用中に起こった多くの事故を確認することができる。図2bおよび図2cを参照すると、オペレータークリップは、運動器具の操作者に適切に連携されていないときに、アラームを発するように適合され得る。例えば、ブレーキがトレッドミルに連携されているベルトに適用されるなどの、追加機能が提供され得る。

動力工具の分野において、本発明は、以前には適切に対処されていなかった安全性の問題に対処することができる。例えば、チェーンソーは、頻繁に、運転モードで放置される。さらに、鎖ブレーキが取り付けられるチェーンソーもあるが、アーボリストは、チェーンソーが、アーボリストの手から離れ、それでもなお作動状態のままであり、運転用トリガーが、例えば、枝と絡み合うことによってまだ機能している状況に時々遭遇する。チェーンソーが操作者の手から離れたときに動作を停止させることが可能なキルスイッチは、多くの重傷を防ぐだろう。例えば、樹木が切り倒されたときに、典型的には、幹をより小さな部分に切断して、すべての大枝を刈り取る(Dan trimming)前に、幹から大枝(枝)を刈り取る。チェーンソーが作動して、操作者の手から放り出され、一瞬にして脚、典型的に大腿四頭筋を切断しかねないシーンも珍しくない。

1999年に、U.S. Consumer Products Safety Commissionによると、28,500件を超えるチェーンソーでの負傷があった。その36%以上は脚および膝の負傷であり、平均で110針がチェーンソーでの負傷に必要とされた。医療費および続くリハビリ代が、典型的に相当かかり、労働者の補償費がかなりのものとなり得ることが認識されるだろう。製造ロスに加えて負傷者の生活の質の劣化は、十分に数値化することができないが、実際に最大の単一のコストを表わし得る。木材産業以上に安全性が即時に脅かされる状況はほとんどない。アラームと一緒にキルスイッチを提供することで、そのような産業の安全記録は疑いもなく増加するだろう。建設の分野において、削岩機による事故は顕著であり得、他の動力工具が、本発明によるキルスイッチとともに設けられるように適合され得、それによって、操作者の手から離れたときに、モーターが駆動し続けることにより引き起こされる損傷が限定されるように、装置のモーターを停止させる。

本発明は、簡単に使えるオペレータークリップ、ランヤード、並びに不可欠な安全装置、すなわちキルコードアセンブリおよび推進制御装置の正確な使用を、それが船舶用プロペラ、またはモータークロスバイクの後輪であろうと、あるいは何らかの理由で乗り物から分離されようと可能にする、単純且つ強固な回路が設けられているキルスイッチ機構を提供する。一般に海上および船舶での使用に利用される場合、電気回路が防水処理されて含まれており、シール、ゲートルおよびゴム長靴を必要に応じて有し、および水、特に塩水の存在で生じ得る問題を最小限にするか又は克服するための、水が蓄積し得る領域における排水孔を有している、アセンブリを有することが賢明である。

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