System and method for interacting with user interface of media player

申请号 JP2005000785 申请日 2005-01-05 公开(公告)号 JP2005196784A 公开(公告)日 2005-07-21
申请人 Microsoft Corp; マイクロソフト コーポレーション; 发明人 FRANKLIN DAVID; FONG JEFFREY; ABANAMI THAMER;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a system and method for realizing the reproduction and interface of media by a media player. SOLUTION: The number of control buttons is reduced by connecting the functions of fast forwarding and skip forward for single button control so that the costs of a device and the "button overload" of consumers can be reduced. When a forwarding button is depressed, media reproduced by a media player are skipped to a predetermined position in the media. When the forwarding button is depressed and held, media under reproduction are fast forwarded according to an algorithm for fast forwarding. A return button accepts backward skip and fast reversing in the same way. This device is provided with reproduction/temporary stop buttons and the above forwarding buttons and fast running buttons so that it is possible to advantageously reduce the number of the required buttons only by two buttons. COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI
权利要求
  • メディアオブジェクトを再生することに関連して使用するためのディスプレイを有するコンピューティング装置のためのユーザインターフェースであって、
    前記メディアオブジェクトに関する再生速度に従って再生すること、および前記メディアオブジェクトの前記再生を一時停止することの間で切り替えを行うための第1の入力コンポーネントと、
    第2の入力コンポーネントがクリックされた際に、前記メディアオブジェクトの前記再生を所定の量だけ順方向にスキップし、第2の入力コンポーネントが押されて保持された際に、前記メディアオブジェクトの前記再生を早送りするための第2の入力コンポーネントとを備えることを特徴とするユーザインターフェース。
  • 第3の入力コンポーネントがクリックされた際に、前記メディアオブジェクトの前記再生を所定の量だけスキップし、第3の入力コンポーネントが押されて保持された際に、前記メディアオブジェクトの前記再生を早戻しするための第3の入力コンポーネントをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース。
  • 前記メディアオブジェクトの前記再生を順方向に前記スキップすることは、前記メディアが現在、再生されている前記メディアオブジェクトの再生位置を新たな再生位置まで所定の秒数、順方向にスキップして、前記新たな再生位置で再生が再開されることを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース。
  • 前記メディアオブジェクトの前記再生を順方向に前記スキップすることは、前記メディアが現在、再生されている前記メディアオブジェクトの再生位置を、前記メディアオブジェクトの中で見つかる次の所定の位置まで順方向にスキップして、前記所定の位置で再生が再開されることを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース。
  • 前記早送りすることは、前記第2の入力コンポーネントがどれだけの時間、保持されているかに基づいて前記早送りを加速させることを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース。
  • 前記第1の入力コンポーネントおよび前記第2の入力コンポーネントから入力を受け取り、解釈するためのインターフェースをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース。
  • 前記第1の入力コンポーネントおよび前記第2の入力コンポーネントは、ハードウェア入力コンポーネントとソフトウェア入力コンポーネントのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース。
  • 前記第1の入力コンポーネントおよび前記第2の入力コンポーネントは、ソフトウェア入力コンポーネントであり、前記入力コンポーネントは、キーボード、ポインティングデバイス、およびタッチパッドのいずれかから入力を受け取ることを特徴とする請求項7に記載のユーザインターフェース。
  • 前記第1の入力コンポーネントが一時停止状態に切り替えられている場合、前記第2の入力コンポーネントは、前記入力コンポーネントが前記再生速度に従って再生している場合とは異なるスキップアルゴリズムを適用することを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース。
  • 請求項1に記載のユーザインターフェースを実装するためのコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ実行可能モジュール群を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な媒体。
  • 請求項1に記載のユーザインターフェースを含むことを特徴とするコンピューティング装置。
  • 請求項1に記載のユーザインターフェースを実装するためのコンピュータ実行可能命令を伝送することを特徴とする変調されたデータ信号。
  • 方向に従って、コンピューティング装置のユーザインターフェースを介してメディアオブジェクトの再生の方向に影響を与えるための方法であって、
    第1のインターフェース制御要素を介して再生状態と一時停止状態のいずれかの選択を受け取ること、および 第2のインターフェース制御要素によって入力を受け取り、前記入力が所定の時間にわたる継続的な入力を含む場合、前記入力は、前記方向に従って前記メディアオブジェクトの高速再生を生じさせ、前記入力が継続的な入力を含まない場合、前記入力は、前記方向に従って前記メディアオブジェクトの前記再生のスキップを生じさせることを備えることを特徴とする方法。
  • 前記第2のインターフェース制御要素は、(A)早送りボタンであり、かつ前記方向が順方向であるか、(B)戻しボタンであり、かつ前記方向が逆方向であるかのいずれかであることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  • 前記継続的な入力は、前記第2のインターフェース制御要素が押されて保持されていることの指示を受け取ることを含み、継続的な入力を含まない前記入力は、前記第2のインターフェース制御要素がクリックされたことの指示を受け取ることを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  • 前記再生状態が選択された場合、前記メディアオブジェクトを前記高速再生することは、前記メディアオブジェクトを再生することに関連する再生速度を加速させることを含み、前記スキップすることは、前記メディアオブジェクトの前記再生を所定の秒数だけ順方向にスキップすることを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  • 前記再生状態が選択された場合、前記メディアオブジェクトを前記高速再生することは、前記メディアオブジェクトを再生することに関連する再生速度を加速させることを含み、前記スキップすることは、前記メディアオブジェクトの前記再生を、前記メディアオブジェクトの中の次の所定の位置まで順方向にスキップすることを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  • 前記一時停止状態が選択された場合、前記メディアオブジェクトを前記高速再生すること、および前記スキップすることは、前記再生状態が選択された場合とは異なるアルゴリズムに従って前記メディアオブジェクトの前記再生を順方向にスキップすることを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  • 前記選択および前記入力をインターフェースによって受け取ることをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  • 前記第1のインターフェース制御要素および前記第2のインターフェース制御要素は、ハードウェア入力コンポーネントおよびソフトウェア入力コンポーネントのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  • 前記第1のインターフェース制御要素および前記第2のインターフェース制御要素は、ソフトウェア入力コンポーネントであり、前記ソフトウェア入力コンポーネントは、キーボード、ポインティングデバイス、およびタッチパッドのいずれかから前記選択および前記入力を受け取ることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  • 請求項13に記載の方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ実行可能モジュール群を含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な媒体。
  • 請求項13に記載の方法を実行するための手段を含むことを特徴とするコンピューティング装置。
  • 請求項13に記載の方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を伝送することを特徴とする変調されたデータ信号。
  • ディスプレイと、
    前記ディスプレイと対話するように構成され、ユーザが、メディアプレーヤーによるメディアオブジェクトの再生と対話することができるようにするためのコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ実行可能モジュール群を含むコンピュータ読み取り可能な媒体と、
    第1の入力コンポーネントがクリックされた際に、前記メディアオブジェクトの再生を所定の量だけ順方向にスキップし、第1の入力コンポーネントが押されて保持された際に、前記メディアオブジェクトの前記再生を早送りするための第1の入力コンポーネントと、
    第2の入力コンポーネントがクリックされた際に、前記メディアオブジェクトの前記再生を所定の量だけ逆方向にスキップし、第2の入力コンポーネントが押されて保持された際に、前記メディアオブジェクトの前記再生を早戻しするための第2の入力コンポーネントとを含むことを特徴とするコンピューティング装置。
  • 前記メディアオブジェクトの前記再生を順方向に前記スキップすることは、前記メディアが現在、再生されている前記メディアオブジェクトの再生位置を新たな再生位置まで所定の秒数、順方向にスキップして、前記新たな再生位置で再生が再開されることを含むことを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 前記メディアオブジェクトの前記再生を逆方向に前記スキップすることは、前記メディアが現在、再生されている前記メディアオブジェクトの再生位置を新たな再生位置まで所定の秒数、逆方向にスキップして、前記新たな再生位置で再生が再開されることを含むことを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 前記メディアオブジェクトの前記再生を順方向に前記スキップすることは、前記メディアが現在、再生されている前記メディアオブジェクトの再生位置を、前記メディアオブジェクトの中で見つかる次の所定の位置まで順方向にスキップして、前記所定の位置で再生が再開されることを含むことを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 前記メディアオブジェクトの前記再生を逆方向に前記スキップすることは、前記メディアが現在、再生されている前記メディアオブジェクトの再生位置を、前記メディアオブジェクトの中で見つかる次の所定の位置まで逆方向にスキップして、前記所定の位置で再生が再開されることを含むことを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 前記早送りすることは、前記第1の入力コンポーネントがどれだけの時間、保持されているかに基づいて前記早送りを加速させることを含むことを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 前記早戻しすることは、前記第1の入力コンポーネントがどれだけの時間、保持されているかに基づいて前記早戻しを加速させることを含むことを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 前記コンピュータ実行可能モジュール群は、前記第1の入力コンポーネントおよび前記第2の入力コンポーネントからの入力を受け取り、解釈するためのインターフェースを含むことを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 前記第1の入力コンポーネントおよび前記第2の入力コンポーネントは、ハードウェア入力コンポーネントとソフトウェア入力コンポーネントのいずれかであることを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 前記第1の入力コンポーネントおよび前記第2の入力コンポーネントは、ソフトウェア入力コンポーネントであり、前記入力コンポーネントは、キーボード、ポインティングデバイス、およびタッチパッドのいずれかから入力を受け取ることを特徴とする請求項33に記載のコンピューティング装置。
  • 再生中の前記メディアオブジェクトが一時停止状態にある場合、前記第1の入力コンポーネントおよび前記第2の入力コンポーネントは、再生中の前記メディアオブジェクトが前記一時停止状態にない場合とは異なるスキップアルゴリズムを適用することを特徴とする請求項25に記載のコンピューティング装置。
  • 再生の速度および指定された方向に影響を与えるためのユーザインターフェースを含むメディアオブジェクトを再生するためのコンピューティング装置であって、
    第1のインターフェース制御要素を介して再生状態と一時停止状態のいずれかの選択を受け取るための手段と、
    第2のインターフェース制御要素によって入力を受け取り、前記入力が所定の時間にわたる継続的な入力を含む場合、前記入力は、前記指定された方向に従って前記メディアオブジェクトの高速再生を生じさせ、前記入力が継続的な入力を含まない場合、前記入力は、前記指定された方向に従って前記メディアオブジェクトの前記再生のスキップを生じさせるための手段とを含むことを特徴とするデバイス。
  • 第2のインターフェース制御要素によって入力を受け取るための前記手段は、(A)送りボタンであり、かつ前記指定された方向が順方向であるか、または(B)戻しボタンであり、かつ前記指定された方向が逆方向であることを特徴とする請求項36に記載のコンピューティング装置。
  • 前記継続的な入力は、前記第2のインターフェース制御要素が押されて保持されていることの指示を受け取ることを含み、継続的な入力を含まない前記入力は、前記第2のインターフェース制御要素がクリックされたことの指示を受け取ることを含むことを特徴とする請求項36に記載のコンピューティング装置。
  • 说明书全文

    本発明は、メディアプレーヤーと対話するための改良されたユーザインターフェースに関する。 より詳細には、本発明は、複数のボタンの機能を結合して、例えば、より小型のフォームファクタ(form factor)デバイスのために、より少ないボタンを提供するユーザインターフェースに関する。

    小型フォームファクタのポータブルデジタルメディアプレーヤーの出現とともに、ハードウェアのボタンセットを、役立つ使って便利なセットに制限することには難問が存在する。 通常、メディアプレーヤーは、「重要な」コントロール以外はすべてを省き、より大型のオーディオ/ビデオ(A/V)機器コンソール上およびデジタルメディアセンタリモート上で見られるコントロールのサブセットを提供することにより、この問題を解決する。 デジタルビデオおよびテレビ(TV)のシナリオの場合、個々のボタンが、別々に、ただし、ひとまとめにして、以下の機能のそれぞれのために提供される。 すなわち、「n秒」順方向にジャンプする(または順方向にスキップする)、「n秒」逆方向にジャンプする(または逆方向にスキップする)、順方向にスキャンする、および逆方向にスキャンする、である。

    例示の目的で、典型的な従来技術のメディアプレイバックユーザインターフェースを図1に示す。 再生/一時停止ボタンPPが、指定されたメディアセレクションを再生すること(rendering)と、そのセレクションの再生を一時停止することの間で切り替わる。 メディアセレクションが再生されている場合、早送りボタンFFを押すことは、メディアがより高速で再生されることを生じさせ、ユーザが、セレクションを早送りするのをいつ止めるかが分かるように、セレクションのいくつかの特徴を見ながら、セレクションをより速いペースで進むことを可能にする。 通常、早送りボタンFFを再度、押すことは、ムービーが再生速度に戻ることを生じさせるか、または早送りプロセスが、異なる速度に切り替わっていくことを生じさせる。 再生/一時停止ボタンPPを選択することも、一般に、メディアの再生を再生速度に戻す。 早送りボタンFFと同様に、高速巻き戻し、または早戻しボタンFRがあり、メディアが、順方向ではなく、逆方向に再生されることだけが異なる。

    従来技術のユーザインターフェースは、順方向スキップ(skip forward)ボタンSFおよび逆方向スキップ(skip backward)ボタンSBも含む。 順方向スキップボタンSFは、セットの中の次のメディアセレクションが再生されることを生じさせるか、またはメディアの再生が、所定の距離、順方向にスキップされることを生じさせ、これは、所定の位置(DVD再生プロセスにおける次のチャプタのように)へのスキップであること、または所定の時間進んだ時点(現在の位置から120秒進んだ時点のように)へのスキップであることが可能である。 逆方向スキップボタンSBも同様に機能するが、やはり、メディアの再生が、位置または時間であらかじめ決まった所定の量だけ、逆方向にスキップされることを生じさせるように動作する。

    ただし、前述したとおり、MP3プレーヤ、ポータブルムービープレーヤなどのようにより小型のフォームファクタの場合、ハードウェアスペース(real estate)の制限を考慮して、関連するハードウェアのボタンセットをより効率的なセットにまで減らす必要性がある。 さらに、多数のボタンを有する小型装置は、スペース(real estate)の制限に関わりなく、ユーザの見地から威圧的である。 威圧的でない場合でも、より効率的なユーザインターフェースコントロールのセットを提供することにより、装置のコストを下げることが望ましい。 したがって、従来技術が抱える問題に対処するメディアを再生するための改良されたユーザインターフェースを提供することが望ましいであろう。

    従来技術の欠点を考慮して、本発明は、メディアプレーヤーのユーザインターフェースとインターフェースをとるためのシステムおよび方法を提供する。 早送りと順方向スキップの機能を結合して単一のボタンコントロールにすることにより、本発明は、装置上に含められる必要があるハードウェアのコントロールボタンの数を減らし、装置のコストおよび消費者の「ボタン過負荷(button overload)」を軽減する。 一実施形態では、送り(forward)ボタンを押すこと(および解放すること)により、メディアプレーヤーによって再生されているメディアが、そのメディアの中の所定の位置までスキップする。 送りボタンを押して保持すること(およびその後、解放すること)により、表示されているメディアが、早送りのためのアルゴリズムに従って早送りされる。 戻し(backward)ボタンが、同様の形で、逆方向にスキップすること、および早戻しすることを引き受ける。 一実施形態では、送りボタンの順方向スキップ機能は、メディアの再生で所定の時間だけ順方向にスキップする。 これに関して、本発明による再生/一時停止ボタン、および送りボタンおよび戻しボタンを含む装置により、装置の設計に要求されるボタンの数が2つのボタンだけ、有利に少なくなる。

    本発明のその他の利点および特徴を以下に説明する。

    本発明による改良されたメディア再生ユーザインターフェースを提供するためのシステムおよび方法を、添付の図面を参照してさらに説明する。

    ・概要 前述したとおり、従来の技術が、逆方向スキップ、高速巻き戻し、再生/一時停止、早送り、および順方向スキップのそれぞれに関して別個のボタンを提供するところ、本発明は、3つのコントロール、すなわち、戻し、再生/一時停止、および送りを使用してメディアの再生とインターフェースをとるためのシステムおよび方法を提供する。 戻しボタンおよび送りボタンは、ボタンがクリックされたか、または押されて保持されたかにそれぞれ依存して、スキップを行うか、または再生速度を加速させる。 本発明の他の特徴を以下で説明する。

    ・例示的なネットワーク化された環境および分散環境 本発明は、コンピュータネットワークの一部として、または分散コンピューティング環境において配置することができる任意のコンピュータ、またはその他のクライアント装置またはサーバ装置に関連して実施できることを、当業者は理解できよう。 この点で、本発明は、任意の数のメモリユニットまたは記憶ユニットを有し、本発明による再生されるメディアとインターフェースをとるためのプロセスに関連して使用することができる任意の数の記憶ユニットまたは記憶ボリュームにわたって存在する、任意の数のアプリケーションおよびプロセスを有する任意のコンピュータシステムまたはコンピュータ環境に関する。 本発明は、リモートストレージまたはローカルストレージを有する、ネットワーク環境または分散コンピューティング環境において配置されたサーバコンピュータ群(server computers)およびクライアントコンピュータ群(client computers)を有する環境に適用することができる。 本発明は、リモートサービスまたはローカルサービスと接続して情報を生成するため、受信するため、および送信するためのプログラミング言語の機能、解釈、および実行の能を有するスタンドアローンのコンピューティング装置にも適用することができる。 複数のネットワークを介して互いに接続されたコンピューティング環境内の多くの異なる場所に、異なる種類のメディアのソースが存在するため、メディアの格納、取り出し、および再生は、ネットワーク環境または分散コンピューティング環境において動作するコンピューティング装置に特に関連し、このため、本発明によるメディア再生プロセスとインターフェースをとるための方法は、それらの環境において適用されて優れた効能をもたらすことが可能である。

    分散コンピューティングは、コンピューティング装置およびコンピューティングシステムの間における交換により、コンピュータリソースおよびコンピュータサービスの共有を提供する。 それらのリソースおよびサービスには、情報の交換、ファイルのためのキャッシュストレージおよびディスクストレージが含まれる。 分散コンピューティングは、ネットワーク接続を利用し、クライアントが、クライアントの集合的な能力を活用して、企業全体に恩恵をもたらすことを可能にする。 これに関して、様々な装置が、本発明によるメディアの再生をナビゲート(navigate)するための方法が関わる可能性があるアプリケーション群、オブジェクト群(objects)、またはリソース群を有することが可能である。

    図2Aは、典型的なネットワーク化された環境または分散コンピューティング環境の概略図を提供する。 分散コンピューティング環境は、コンピューティングオブジェクト10a、10bなど、およびコンピューティングオブジェクトまたはコンピューティング装置110a、110b、110cなどを含む。 これらのオブジェクトは、プログラム、メソッド、データストア、プログラマブルロジックなどを含むことが可能である。 オブジェクトは、PDA、オーディオ/ビデオ装置、MP3プレーヤ、ならびにその他のメディアを再生する装置、パーソナルコンピュータなどの同一のデバイス、または異なるデバイスの諸部分を含むことが可能である。 各オブジェクトは、通信ネットワーク14を介して別のオブジェクトと通信することができる。 このネットワーク自体、図2Aのシステムにサービスを提供する他のコンピューティングオブジェクトおよびコンピューティング装置を含むことが可能であり、複数の互いに接続されたネットワークを表すことが可能である。 本発明の一態様によれば、各オブジェクト10a、10bなど、または110a、110b、110cなどが、本発明に従って提供されるユーザインターフェースに関連して、API、またはその他のオブジェクト、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアを利用する可能性があるアプリケーションを含むことが可能である。

    また、110cのようなオブジェクトが、別のコンピューティング装置10a、10bなど、または110a、110bなどの上でホストされることが可能であることも理解されよう。 このため、図示した物理的環境は、コンピュータ群のような接続された装置群を示すことが可能であるが、そのような図示は、単に例示的であり、物理的環境は、代替として、PDA、テレビ、MP3プレーヤ、パーソナルメディアプレーヤーまたはポータブルメディアプレーヤーなどの様々なデジタルデバイス、インターフェース、COMオブジェクトなどのソフトウェアオブジェクトを含むものとして示す、または説明することもできる。

    分散コンピューティング環境をサポートする様々なシステム、コンポーネント、ネットワーク構成が存在する。 例えば、複数のコンピューティングシステムを有線システムまたは無線システムで、ローカルネットワーク群で、または広く分散されたネットワーク群で共に接続することができる。 現在、ネットワークの多くは、広く分散されたコンピューティングのためのインフラストラクチャを提供し、多くの異なるネットワークを包含するインターネットに接続されている。 本発明によるメディアをナビゲートすることに付随するようにされた(made incident to)例示的な通信のために、任意のインフラストラクチャを使用することもできる。

    ホームネットワーキング環境では、電力線メディア、データ(無線と有線の両方)メディア、音声(例えば、電話)メディア、およびエンターテイメントメディアなどの固有プロトコルをそれぞれがサポートすることが可能な少なくとも4つの異種のネットワークトランスポートメディアが存在する。 照明スイッチや電気器具のようなほとんどの家庭用制御装置は、接続のために電力線を使用することができる。 データサービスは、ブロードバンド(例えば、DSLモデムまたはケーブルモデム)として宅内に入ることができ、無線(例えば、HomeRFまたは802.11x)接続または有線(例えば、Home PNA、Cat5、イーサネット(登録商標)、電力線でも)接続を使用して自宅内でアクセス可能である。 音声トラフィックは、無線(例えば、Cat3)または無線(例えば、携帯電話機)として宅内に入ることができ、関連する配線を使用して自宅内で配信されることが可能である。 エンターテイメントメディア、またはその他のグラフィックデータは、サテライトまたはケーブルを介して宅内に入ることができ、通常、同軸ケーブルを使用して自宅内で配信される。 IEEE1394およびDVIも、メディアデバイスのクラスタのためのデジタル相互接続である。 プロトコル標準として出現した、または出現する可能性があるこれらのネットワーク環境、およびその他のネットワーク環境のすべてを互いに接続して、インターネットを介して外部の世界に接続することができるイントラネットなどのネットワークを形成することができる。 要するに、データの格納および伝送のために様々な異種のソースが存在し、その結果、先に進むと、コンピューティング装置は、プログラムオブジェクトに付随してアクセスされる、または利用されるデータなどのデータを共有する方法を要求し、これには、本発明によって可能にされるユーザインターフェースエクスペアリエンスが関わる。

    インターネットとは、一般に、コンピュータネットワーキングの分野で周知の伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)スイート(suite)のプロトコルを利用するネットワークおよびゲートウェイの集合を指す。 インターネットは、ユーザが、ネットワークを介して対話し、情報を共有することを可能にするネットワーキングプロトコルを実行するコンピュータによって互いに接続された、地理的に分散されたリモートコンピュータネットワークのシステムとして説明することができる。 そのような広範な情報共有のため、インターネットなどのリモートネットワーク群は、これまで、一般に、基本的に制限なしに、専用動作または専用サービスを実行するためのソフトウェアアプリケーションを開発者が設計することができる開かれたシステムに発展してきた。

    ネットワークインフラストラクチャは、クライアント/サーバアーキテクチャ、ピアツーピアアーキテクチャ、または混成(hybrid)アーキテクチャなどの多数のネットワークトポロジーを可能にする。 例えば、クライアント/サーバアーキテクチャでは、「クライアント」は、別のクラスまたはグループのサービスを使用するクラスまたはグループのメンバである。 このため、コンピューティングにおいて、クライアントは、別のプログラムによって提供されるサービスを要求するプロセス、すなわち、おおむね、命令またはタスクの集合である。 通常、クライアントプロセスは、他方のプログラム、またはサービス自体に関する実用上の詳細をまったく「知る」必要なしに、要求されるサービスを利用する。 クライアント/サーバアーキテクチャ、特にネットワーク化されたシステムにおいて、クライアントは、通常、別のコンピュータ、例えば、サーバによって提供される共有ネットワークリソースにアクセスするコンピュータである。 例えば、図2Aの例では、コンピュータ110a、110bなどをクライアントと考えることができ、コンピュータ10a、10bなどをサーバと考えることができ、ここで、サーバ10a、10bなどは、要求時に、クライアントコンピュータ110a、110bなどに伝送されるデータを保持する。 ただし、状況に応じて、任意のコンピュータをクライアント、サーバ、またはクライアントとサーバの両方と考えることができる。 これらのコンピューティング装置のいずれも、本発明のユーザインターフェースが関わることが可能なデータを処理している、あるいはサービスまたはタスクを要求していることが可能である。

    サーバは、通常、インターネットなどのリモートネットワークまたはローカルネットワークを介してアクセス可能なリモートコンピュータシステムである。 クライアントプロセスは、第1のコンピュータシステム内でアクティブであることが可能であり、サーバプロセスは、通信媒体を介して通信して、分散された機能を提供し、複数のクライアントが、サーバの情報収集能力を利用することを可能にする第2のコンピュータシステム内でアクティブであることが可能である。 本発明のユーザインターフェースに準じて利用されるあらゆるソフトウェアオブジェクトまたはメディアオブジェクトが、複数のコンピューティング装置またはコンピューティングオブジェクトにわたって分散されることが可能である。 例えば、シン(thin)クライアントコンピュータでは、本発明のユーザインターフェースは、リモートデスクトッププロトコル(RDP)などのリモート処理プロトコルを介して提供されることが可能である。

    クライアントとサーバは、プロトコルレイヤによって提供される機能を利用して互いに通信する。 例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)が、World Wide Web(WWW)または「Web」と連携して使用される一般的なプロトコルである。 通常、IPアドレス、またはユニバーサルリソースロケータ(Universal Resource Locator)(URL)などの他のリファレンスを使用して、サーバコンピュータまたはクライアントコンピュータを互いに対して特定することができる。 ネットワークアドレスは、URLアドレスと呼ぶことができる。 通信は、通信媒体を介して提供されることが可能であり、例えば、クライアントとサーバが、大容量通信のためにTCP/IP接続を介して互いに接続されることが可能である。

    このため、図2Aは、本発明を使用することができる、サーバがネットワーク/バスを介してクライアントコンピュータ群と通信している典型的なネットワーク化された環境または分散環境を示す。 さらに詳細には、本発明に従って、いくつかのサーバ10a、10bなどが、LAN、WAN、イントラネット、インターネットなどであることが可能な通信ネットワーク/バス14を介して、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、シンクライアント、ネットワーク化された電気器具、あるいはVCR、TV、オーブン、照明、ヒータなどの他の装置など、いくつかのクライアント装置またはリモートコンピューティング装置110a、110b、110c、110d、110eなどと互いに接続されている。 このため、本発明は、メディア対話のための改良されたエクスペアリエンスを実施することが望ましい、接続された任意のコンピューティング装置に適用することができることが企図されている。

    通信ネットワーク/バス14が、例えば、インターネットであるネットワーク環境では、サーバ10a、10bなどは、クライアント110a、110b、110c、110d、110eなどが、HTTPなどのいくつかの周知のプロトコルのいずれかを介して通信するWebサーバであることが可能である。 また、サーバ10a、10bなどが、あらゆる分散コンピューティング環境において特徴的であり得るように、クライアント110a、110b、110c、110d、110eなどの役割をすることも可能である。

    通信は、適宜、有線または無線であることが可能である。 クライアントデバイス110a、110b、110c、110d、110eなどは、通信ネットワーク/バス14を介して通信しても、しなくてもよく、独立の通信が関連していることも可能である。 例えば、TVまたはVCRの場合では、TVまたはVCRの制御にネットワーク化された態様が存在しても、しなくてもよい。 各クライアントコンピュータ110a、110b、110c、110d、110eなど、およびサーバコンピュータ10a、10bなどは、様々なアプリケーションプログラムモジュールまたはアプリケーションプログラムオブジェクト135、ならびに様々な種類の記憶要素または記憶オブジェクトを備えていることが可能であり、これらの記憶要素または記憶オブジェクトを介して、ファイルおよびデータストリームを格納することができ、あるいはこれらの記憶要素または記憶オブジェクトに、ファイルまたはデータストリームの部分をダウンロードする、伝送する、または移送することができる。 コンピュータ10a、10b、110a、110bなどの任意の1つまたは複数が、本発明に従って処理されるデータを格納するためのデータベースまたはメモリ20などの、データベース20または他の記憶要素を保持すること、および更新することを担うことが可能である。 このため、本発明は、コンピュータネットワーク/バス14にアクセスし、対話することができるクライアントコンピュータ群110a、110bなど、ならびにクライアントコンピュータ群110a、110bなど、およびその他の同様の装置群と対話することができるサーバコンピュータ群10a、10bなど、およびデータベース20を有するコンピュータネットワーク環境において利用することができる。

    ・典型的なコンピューティング装置 図2B、および以下の説明は、本発明の技術を関連して適用して高い効用を得ることができるメディアデバイスのための適切なコンピューティング環境の簡単な一般的説明を提供することを目的とする。 ただし、ハンドヘルドコンピューティング装置、ポータブルコンピューティング装置、およびその他のコンピューティング装置、ならびにあらゆる種類のコンピューティングオブジェクトが、本発明に関連して使用されることが意図されていることを理解されたい。 すなわち、装置が、メディアを再生することに関する豊かなナビゲーションエクスペアリエンスを提供することを望む場合はいつでもである。 本発明は、本発明の送りボタンおよび戻しボタンを使用することにより、進行中のプロセスの進行を制御することが望ましいメディア再生ではない用途のために使用することもできる。 以下に説明する汎用コンピュータは、一例に過ぎず、本発明は、ネットワーク/バス相互運用性およびネットワーク/バス対話を伴う、または伴わない任意のクライアントを使用して実施することができる。 このため、本発明は、クライアントリソースがほとんど関わらない、または最小限のクライアントリソースしか関わらないネットワーク化されたホスティングされるサービスの環境において、例えば、クライアントデバイスが、電気器具内に、またはポータブルメディアプレーヤーなどのスタンドアローンの装置内に配置されたオブジェクトなどの、ネットワーク/バスに対するインターフェースとしてだけの役割をするネットワーク化された環境において実施することもできる。 基本的に、データを格納することができる、またはそこからデータを取り出す、または別のコンピュータに伝送することができる場所はどこでも、本発明によって提供される豊かなメディアナビゲーションスペアリエンスが機能するための望ましい、または適切な環境である。

    必須ではないが、本発明は、装置用またはオブジェクト用のサービスの開発者が使用するために、部分的に、オペレーティングシステムを介して実施されること、および/または本発明のユーザインターフェースコンポーネントと連携して動作するアプリケーションソフトウェア内部に含められることが可能である。 ソフトウェアは、クライアントワークステーション、サーバ、またはその他の装置などの1つまたは複数のコンピュータによって実行される、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令の一般的なコンテキストで説明することができる。 本発明は、他のコンピュータシステム構成および他のプロトコルを使用して実施してもよいことが当業者には理解されよう。

    このため、図2Bは、本発明を実施することができる適切なコンピューティングシステム環境100aの例を示す。 ただし、上記に明確にしたとおり、コンピューティングシステム環境100aは、装置のための適切なコンピューティング環境の一例に過ぎず、本発明の用途または機能の範囲について何ら限定を示唆するものではない。 また、コンピューティング環境100が、例示的な動作環境100aに示したコンポーネントのいずれの1つ、または組合せに関連する依存関係または要件も有すると解釈してはならない。 さらに、典型的な実施形態は、曲またはムービーなどのメディアのナビゲーションに関連して本明細書で説明しているが、本発明は、そのように限定されない。 あらゆるナビゲーションエクスペアリエンスが、本発明のユーザインターフェースコントロール群から益を得ることができる。

    図2Bを参照すると、本発明を実施するための例示的な装置が、コンピュータ110aの形態で汎用コンピューティング装置を含む。 コンピュータ110aのコンポーネントには、処理装置120a、システムメモリ130a、ならびにシステムメモリから処理装置120aまでを含む様々なシステムコンポーネントを接続するシステムバス121aが含まれることが可能であるが、以上には限定されない。 システムバス121aは、様々なバスアーキテクチャのいずれかを使用する、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、およびローカルバスを含め、いくつかの種類のバス構造のいずれであってもよい。

    コンピュータ110aは、通常、様々なコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。 コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ110aがアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であることが可能である。 例として、限定としてではなく、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含むことが可能である。 コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータなどの情報を格納するために、任意の方法または技術で実装された揮発性媒体と不揮発性媒体、リムーバブルな媒体と非リムーバブルな媒体がともに含まれる。 コンピュータ記憶媒体には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶装置、または所望の情報を格納するのに使用することができ、コンピュータ110がアクセスすることができる他の任意の媒体が含まれるが、以上には限定されない。 通信媒体は、通常、搬送波またはその他のトランスポート機構などの変調されたデータ信号中に、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータを具現化するものであり、任意の情報伝達媒体が含まれる。 「変調されたデータ信号」という用語は、信号内に情報を符号化するような形で特徴の1つまたは複数が設定または変更されている信号を意味する。 例として、限定としてではなく、通信媒体には、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、ならびに音響、RF、赤外線、およびその他の無線媒体などの無線媒体が含まれる。 以上の媒体のいずれかの組合せも、コンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に含められなければならない。

    システムメモリ130aには、読み出し専用メモリ(ROM)および/またはランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体が含まれることが可能である。 アプリケーションまたはユーザインターフェースの始動中または開始中に、コンピュータ110内部の要素間で情報を転送するのを助ける基本ルーチンを含む基本入出力システム(BIOS)が、メモリ130aの中に格納されることが可能である。 メモリ130aは、通常、処理装置120aが即時にアクセスすることができ、処理装置120aによって現在、処理されているデータおよび/またはプログラムモジュールも含む。 例として、限定としてではなく、メモリ130aは、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム群、その他のプログラムモジュール群、およびプログラムデータも含むことが可能である。

    コンピュータ110aは、その他のリムーバブルな/非リムーバブルな、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体も含むことが可能である。 例えば、コンピュータ110aは、非リムーバブルな不揮発性の磁気媒体に対して読み取りまたは書き込みを行うハードディスクドライブ、リムーバブルな不揮発性の磁気ディスクに対して読み取りまたは書き込みを行う磁気ディスクドライブ、および/またはCD−ROMまたは他の光メディアなどのリムーバブルな不揮発性の光ディスクに対して読み取りまたは書き込みを行う光ディスクドライブを含むことが可能である。 例示的な動作環境において使用することができるその他のリムーバブルな/非リムーバブルな、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体には、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタルバーサタイルディスク、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROMなどが含まれるが、以上には限定されない。 ハードディスクドライブは、通常、インターフェースのような非リムーバブルなメモリインターフェースを介してシステムバス121に接続され、磁気ディスクドライブまたは光ディスクドライブは、通常、リムーバブルメモリインターフェースのようなインターフェースでシステムバス121に接続される。

    ユーザは、キーボードや、マウス、トラックボール、タッチパッド、ペン、またはスタイラスなどと一般に呼ばれるポインティングデバイスなどの入力装置群を介してコマンドおよび情報をコンピュータ110aに入力することができる。 その他の入力装置群には、マイク、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナなどが含まれることが可能である。 以上の入力装置群、およびその他の入力装置群は、しばしば、システムバス121aに接続された入力140aおよび関連するインターフェースを介して処理装置120aに接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、またはユニバーサルシリアルバス(USB)など、他のインターフェースおよびバス構造で接続してもよい。 また、グラフィックスサブシステムも、システムバス121aに接続することができる。 また、モニタ、または他のタイプのディスプレイデバイスも、ビデオメモリと通信することが可能な出力インターフェース150aのようなインターフェースを介して、システムバス121aに接続される。 モニタに加え、コンピュータは、出力インターフェース150aを介して接続することができるスピーカやプリンタなどの他の周辺出力装置群も含むことが可能である。

    コンピュータ110aは、リモートコンピュータ170aのような他の1つまたは複数のリモートコンピュータに対する論理接続を使用するネットワーク化された環境、または分散環境において動作することができ、リモートコンピュータ170aは、装置110aに類似した、ただし異なるメディア能力を有することが可能である。 リモートコンピュータ170aは、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア装置、または他の一般的なネットワークノード、あるいは他の任意のリモートメディア消費デバイスまたはリモートメディア伝送装置であることが可能であり、コンピュータ110aに関連して前述した要素の任意の、またはすべての要素を含むことが可能である。 図2Cに示した論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)などのネットワーク171aを含むが、その他のネットワーク/バスも含むことが可能である。 そのようなネットワーキング環境は、自宅全体のコンピュータネットワーク、オフィス全体のコンピュータネットワーク、企業全体のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットで一般的である。

    LANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ110aは、ネットワークインターフェースまたはネットワークアダプタを介してLAN171aに接続される。 WANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ110aは、通常、インターネットなどのWANを介して通信を確立するためのモデム、または他の手段を含む。 内部にあることも、外部にあることも可能なモデムは、入力140aのユーザ入力インターフェース、または他の適切な機構を介してシステムバス121aに接続されることが可能である。 ネットワーク化された環境では、コンピュータ110aに関連して示したプログラムモジュール群、またはプログラムモジュール群の諸部分は、リモートメモリ記憶装置の中に格納することができる。 図示し、説明したネットワーク接続は、典型的であり、コンピュータ間で通信リンクを確立するためのその他の手段も使用できることが理解されよう。

    ・典型的な分散コンピューティングのフレームワークまたはアーキテクチャ 様々な分散コンピューティングフレームワークが、パーソナルコンピューティングとインターネットの収斂に鑑みて開発されており、開発中である。 個人にも、ビジネスユーザにも等しく、アプリケーション用およびコンピューティング装置用のシームレスに相互運用できるWeb対応のインターフェースが提供されており、コンピューティング活動をますますWebブラウザ指向またはネットワーク指向にしている。

    例えば、MICROSOFT(登録商標)のマネージコードプラットフォーム、すなわち、. NETは、サーバ、Webベースのデータストレージなどのビルディングブロック(building−block)サービス、およびダウンロード可能なデバイスソフトウェアを含む。 一般に言って、. NETプラットフォームは、(1)全種類のコンピューティング装置が協働するようにさせ、ユーザ情報がすべての装置上で自動的に更新され、同期されるようにする能力、(2)HTMLではなく、XMLのより大幅な使用により可能にされるWebページのより高い対話能力、(3)例えば、電子メールなどの様々なアプリケーション、またはOffice. NETなどのソフトウェアの管理を目的とする、中央の始点からのユーザ向け製品およびサービスへのカスタマイズされたアクセスおよびデリバリを特徴とするオンラインサービス群、(4)情報へのアクセス、ならびにユーザ間および装置間における情報の同期の効率および容易さを向上させる集中データストレージ、(5)電子メール、ファックス、および電話などの様々な通信メディアを統合する能力、(6)開発者が、再使用可能なモジュール群を作成して、生産性を高め、プログラミングエラーの数を減らす能力、ならびに(7)他の多数のクロスプラットフォーム(cross−platform)機能および言語統合機能を提供する。

    本明細書の一部の例示的な実施形態は、コンピューティング装置上に常駐するソフトウェアに関連して説明されるが、本発明の1つまたは複数の部分は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)または「ミドルマン(middle man)」オブジェクト、制御オブジェクト、ハードウェア、ファームウェア、中間言語命令または中間言語オブジェクトなどを介して実施することもでき、したがって、本発明によるメディア再生エクスペアリエンスと対話するための方法は、. NETコードなどのマネージコードによって可能にされる言語およびサービスのすべてにおいて含まれること、サポートされること、またはそれら言語およびサービスのすべてを介してアクセスされること、ならびに他の分散コードグループフレームワークにおいて含まれること、サポートされること、およびアクセスされることが可能である。

    ・メディア再生のための改良されたユーザインターフェースを提供するためのシステムおよび方法 前述したとおり、ポータブルメディアプレーヤー用の簡素化されたユーザインターフェースの必要性を認識して、本発明は、効率的なユーザインターフェースコントロールのセットを可能にするユーザインターフェースオブジェクトを提供する。 例えば、本発明のユーザインターフェースコントロール群の典型的な実施形態によれば、ポータブルメディアデバイスの設計者は、ビデオが再生されている場合、送りボタンを押すたびに、ビデオが29秒、順方向にスキップされ、送りボタンが保持されつづけると、ビデオ再生速度が、ビデオを再生する通常の速度の2倍から120倍に増加するように決めることができる。 あらかじめ特定されたキーフレームが、早送りプロセスまたはスキッププロセス中に、はっきり識別されるように(for distinctness)表示されることが可能である。 さらに、図3に示すとおり、ビデオにおいて再生されている相対的な現在位置(およびその他の位置)を表すタイムラインTLが、オプションとして、ハッシュマークHMを介して表示されることが可能である。 一実施形態では、送りボタンを使用する早送りまたはスキップ中、キーフレームが利用できない場合、ボタンを押した時点におけるフレームが表示され、サウンドは出力されず、再生されているメディアにおいて行われている順方向の進行を表すタイムラインが表示される。 タイムラインコントロールの例示的な実施形態を図3に示す。

    同様に、本発明のコントロール群を実施する際、ポータブルメディアデバイスの設計者は、ビデオが再生されている場合、戻しボタンを押すたびに、ビデオが7秒、逆方向にスキップされ、戻しボタンが保持されつづけると、ビデオ再生速度が、ビデオを逆方向に再生する通常の速度の2倍から120倍で、逆方向に再生するように決めることができる。 あらかじめ特定されたキーフレームが、早送りプロセスまたはスキッププロセス中に、はっきり識別されるように表示されることが可能である。

    本発明の送りボタンおよび戻しボタンの一実施形態では、ビデオが一時停止された場合、前述した「メディア再生中(media being rendered)」のシナリオの挙動が該当するか、または、代替として、ビデオファイル、例えば、記録済みのデジタルTVの先頭と終りを含むビデオセグメントのナビゲーションを容易にするため、送り(または戻し)ボタンを一回だけ押すことにより、ハッシュマークなどを介してタイムライン上に位置情報の表示がもたらされ、例えば、送りボタンが押されていること、および戻しボタンが押されていることに基づき、15分の間隔を示して、それぞれ、次のハッシュマークまで移動するか、または前のハッシュマークまで移動する。

    本発明を使用することができるポータブルメディアデバイス上のハードウェアボタンおよびハードウェアコントロールは、複数のカテゴリに当てはまることが可能である。 例えば、電源(ON/OF)、ロック(LOCK)、再生(REV、PLAY、FF、およびVOLUME)、ナビゲーション(UP、DOWN、LEFT、RIGHT、OK、BACK、およびSTART)、およびオプションのプリセット群(オプションのプリセット1、2、3、および4)というカテゴリである。

    本発明の限定的ではない実施形態に関して図4に示した各ボタンの機能の例示的な説明は、以下のとおりである。

    オン/オフ:デバイスをオン、およびオフにする。

    LOCK:ロックがかけられた場合、他のすべてのコントロールが使用不可にされる。 デバイスは、オンである(例えば、音楽を再生中である)場合、またはオフである場合にロックすることができる。 一実施形態では、デバイスがロックされている場合、UIにおいて、デバイスがロックされているという指示はまったく存在しない。

    REV(またはFF):このボタンをクリックすることにより、より粗いレベル(音楽におけるトラック、ビデオにおけるキーフレーム、スライドショーにおけるピクチャ)でジャンプして前に戻る(または先に進む);このボタンを押して保持することにより、現在のメディアアイテムが逆方向に(または順方向に)、例えば、可変速度で、または加速するスキャンでスキャンされる。

    PLAY:メディアが再生されている場合、このボタンをクリックすることにより、再生と一時停止の間で切り替わり、PLAY、REV、およびFFは、現在、再生されている(または一時停止されている)ものの再生に、本発明の例示的な実施形態で説明したとおりに影響する。

    VOLUME:このコントロール、例えば、ダイヤルコントロールは、ユーザが、デバイスのオーディオ再生音量を調整できるようにする。 音量設定は、デバイスに関するすべてのオーディオ出力、すなわち、音楽、ビデオ、およびUIに適用される。

    UP(またはDOWN):オプションのリストをナビゲートしている場合、このボタンをクリックすることにより、リストの中の前の(または次の)アイテムが選択される。 例えば、オーディオ視覚化(visualizations)の場合、UP−DOWNボタンは、視覚化セットの間で移動することが可能である。

    左(または右):スクリーンのバンドをナビゲーションしている場合、このボタンをクリックすることにより、ユーザが、バンドにおける前の(次の)スクリーンまで左に(または右に)移動させられる。

    OK:選択されたアイテムをより深く掘り下げ、リーフアイテム上で、そのアイテムに適切なアクションを行う。 例えば、アーティスト名の上でOKを押すことは、そのアーティストによるすべてのアルバムを示すスクリーンにユーザを連れて行き、それらのアルバムの1つの上でOKを押すことは、そのアルバム上のすべてのトラックを示すスクリーンにユーザを連れて行き、トラックの1つの上でOKを押すことは、選択されたトラックを再生することを始める。

    BACK:例えば、OK機能とは反対に、前のスクリーン、または前のスクリーンバンドまで外側に移動する。

    START:ライブラリのルート(root)メニュー、すなわち、開始スクリーンに移動する;既にライブラリのルートメニューにある場合、このボタンは、ユーザを「再生中(Now Playing)」メニューに連れて行く。

    オプションのプリセット1、2、3、および4:プリセットボタンをクリックすることは、例えば、ユーザを「再生中」メニューに連れて行き、そのプリセットボタンに関連付けられたメディアコンテンツの再生を開始する;プリセットボタンを押して保持することは、そのプリセットボタンが、現在のスクリーンのコンテンツに関連付けられるようになることを生じさせることが可能である。 例えば、ユーザが、ベックによるすべてのアルバムを示すスクリーン上で1を押して保持した場合、その結果、第1のプリセットが、ベックによるすべての曲に関連付けられることが可能である。

    再生中メニュー内で、再生コントロール群(REVボタン、PLAYボタン、およびFFボタン)を使用して、現在、再生中のメディアアイテムの再生を制御することができる。 また、ユーザが、ライブラリをブラウズしながら音楽を聴いている場合も、再生コントロール群は、同一の形で機能することが可能である。 メディアが再生中である場合、「再生位置」は、現在、再生されている場所、例えば、「再生リストの第3番の曲が開始してから2分経過」である。 メディアが一時停止されている場合、「再生位置」は、再生が再開された場合に再生される場所である。

    リモートコントロール群が、順方向と逆方向の両方に関して別個のスキップボタンおよびスキャンボタンをさらに有することが可能である。

    音楽再生を制御することに関して、本発明のユーザインターフェースコントロール群の代替の限定的ではない実施形態では、音楽が再生されている(一時停止されている)間、本発明の再生コントロール群は、以下のとおり機能する。

    REVボタン:トラック単位で逆方向に移動し(クリック時に)、逆方向にスキャンする(押して保持した際に)。 REVボタンをクリックすることは、再生位置を現在のトラックの先頭に移動する;再生位置が既に現在のトラックの先頭から1秒の範囲内にある場合、再生位置は、前のトラック(現在のアルバムまたは再生リストの中の)の先頭に移動される。 既に第1番のトラック上にある場合、REVボタンをクリックすることは、再生位置を第1番のトラックの先頭に移動させる。 REVボタンを押して保持することにより、デバイスの能力に依存して、音楽の加速する逆方向スキャンがもたらされる。 一実施形態では、逆方向スキャンは、トラック境界を越えて継続するが、アルバム、再生リスト、またはキュー(queue)の第1番の曲の先頭で停止する。 他の実施形態では、ユーザは、音楽が一時停止されている間に音楽をスキャンすることができるが、REVボタンを解放した後、音楽は、一時停止されたままになる。

    FFボタン:トラック単位で順方向に移動し(クリック時に)、順方向にスキャンする(押して保持した際に)。 FFボタンをクリックすることは、再生位置を次のトラック(現在のアルバムまたは再生リストの中の)の先頭に移動する;既に最終トラック上にある場合、再生位置は、最終トラックの終りになるように設定される。 様々な実施形態では、FFボタンを押して保持することにより、音楽の加速する順方向スキャンがもたらされる。 順方向スキャンは、トラック境界を越えて継続するが、再生されているアルバム、再生リスト、またはキューの最後の曲の終りで停止する。 また、一実施形態では、ユーザは、音楽が一時停止されている間に音楽をスキャンすることができ、FFボタンを解放した後、音楽は、依然、一時停止されている。

    PLAYボタン:PLAYボタンをクリックすることにより、再生/一時停止状態の切り替えが行われる;音楽が一時停止されている場合、再生が再開する;音楽が再生中である場合、再生が一時停止される。

    TV/ビデオ再生を制御することに関して、本発明のユーザインターフェースコントロール群の代替の限定的ではない実施形態では、TVコンテンツまたはビデオコンテンツが再生されている(または一時停止されている)間、本発明の再生コントロール群は、以下のとおり機能する。

    REVボタン:一定の増分だけ逆方向に移動し(クリック時に)、逆方向にスキャンする(押して保持した際に)。 REVボタンをクリックすることは、一定の増分(例えば、8秒、ユーザが逃した何かをリプレー(replay)するために)だけ再生位置を逆方向に移動する。 これにより、再生位置が、ビデオの先頭を越えて移動されることになる場合は、再生位置は、ビデオの先頭に移動される。 REVボタンを押して保持することは、ビデオの加速する逆方向スキャンをもたらす。 逆方向スキャンは、ビデオの先頭で停止する。 ユーザは、ビデオが一時停止されている間にスキャンを行うことができ、REVボタンを解放した後、ビデオは、一時停止されたままになる。

    FFボタン:一定の増分だけ順方向に移動し(クリック時に)、順方向にスキャンする(押して保持した際に)。 FFボタンをクリックすることは、再生位置を一定の増分(例えば、29秒、コマーシャルをスキップするために)だけ順方向に移動する。 これにより、再生位置がビデオの終りを越えて移動されることになる場合、再生位置は、ビデオの終りに移動される。 一実施形態では、FFボタンを押して保持することは、ビデオの加速する順方向スキャンをもたらす。 順方向スキャンは、ビデオの終りで停止する。 ユーザは、ビデオが一時停止されている間にスキャンを行うことができ、FFボタンを解放した後、ビデオは、一時停止されたままになる。

    PLAYボタン:PLAYボタンをクリックすることにより、再生/一時停止状態の切り替えが行われる;ビデオが一時停止されている場合、再生が再開される;ビデオが再生中である場合、再生が一時停止される。

    スライドショー再生を制御することに関して、本発明のユーザインターフェースコントロール群の代替の限定的ではない実施形態では、スライドショーが再生されている(または一時停止されている)間、本発明の再生コントロール群は、以下のとおり機能する。

    REVボタン:前のスライドに戻り(クリック時に)、スライドを1つずつ戻りつづける(押して保持した際に)。 REVボタンをクリックすることは、スライドショーにおける前のスライドに戻る。 ユーザが既にスライドショーにおける最初のスライド上にある場合、ユーザは、スライドショーにおける最後のスライドに連れて行かれる(すなわち、スライドショーは、逆方向にループする)。 REVボタンを押して保持することは、スライドショーが逆方向に迅速に見せられることを生じさせ、スライドショーの先頭に達した時点で、終りまでループする。 一実施形態では、各ピクチャは、事前設定された時間にわたって、例えば、1秒間、示される。

    FFボタン:次のスライドまで進み(クリック時に)、スライドを1つずつ進みつづける(押して保持した際に)。 FFボタンをクリックすることは、スライドショーにおける次のスライドまで進む。 ユーザが既にスライドショーにおける最後のスライド上にある場合、ユーザは、スライドショーにおける最初のスライドに連れて行かれる。 FFボタンを押して保持することは、スライドショーが、スライドショー全体を迅速に進むことを生じさせ、スライドショーの終りに達した時点で、先頭までループする。 一実施形態では、各ピクチャは、事前設定された時間にわたって、例えば、1秒間、示される。

    PLAYボタン:PLAYボタンをクリックすることにより、再生/一時停止状態の切り替えが行われる;スライドショーが一時停止されている場合、再生が再開される;スライドショーが再生中である場合、再生が一時停止される。 スライドショーが一時停止された場合、ピクチャは示されるが、スライドショーは自動的に進まない。 つまり、ユーザが、FFボタンおよびREVボタンを使用してスライドを手動で移動しなければならない。

    音楽を聴きながらスライドショーを閲覧している場合、一実施形態では、再生コントロール群は、音楽を制御し、上矢印と下矢印が、前述のFFボタンおよびREVボタンに関して説明したとおり、スライドショーを移動する。

    図5Aおよび図5Bは、本発明の再生コントロール群、すなわち、再生/一時停止ボタン500、送りボタン510、および戻しボタン520をソフトウェアまたはハードウェアとして実装できることを示す。 図5Aで、ハードウェアボタン500a、510a、および520bは、ハードウェアインターフェースによって動作が扱われるハードウェアボタンである。 ハードウェアインターフェースは、入力コマンドをユーザインターフェース制御要素群に中継し、スキップ動作、高速の方向動作(fast directional operations)が行われるようにして、その結果、所望されるとおりに表示に影響を与える。 図5Bで、ソフトウェアボタン500b、510b、および520bは、マウス、キーボード、またはトラックボールなどのポインティングデバイスを介して、またはペンシステムまたはスタイラスシステムなどのタッチスクリーン感度(sensitivity)を介する入力である。 ソフトウェアインターフェースが、ハードウェアインターフェースの必要性に取って代わり、ボタン500b、510b、および520bは、ディスプレイ自体の上で表示されることが可能である。 いずれのケースでも、ディスプレイは、再生されるメディアに関する様々な情報、例えば、前述したオプションのタイムライン、再生される曲の名前、アーティストなどの提示をサポートする。

    図6Aおよび図6Bは、本発明が、非常に一般的に適用することができるプロセスであることを示し、本発明のいずれかの方向ボタン(順方向または逆方向)を使用することを説明する。 図6Aでは、メディアが再生中であり、このため、600で、方向ボタンの押し下げが待たれ、方向ボタンの押し下げが到達した場合、610で、ボタンが保持されているかどうかの判定が行われる。 保持されていない場合、押し下げは、ボタンクリックであり、630で、スキップ機能が実行され、流れは、600に戻る。 保持されている場合は、640でボタンが解放されるまで、いずれの高速方向アルゴリズムであれ、本発明に従って選択されているアルゴリズムが、例えば、高速加速アルゴリズムが適用される。 解放後、流れは、600に戻る。 図6Bは、音楽が一時停止されている場合に、図6Aと同一の手続きが行われることが可能であるか、または一時停止状態にあるメディアの性質のため、異なるアルゴリズムが全面的に方向ボタンに適用されることが可能であることを示す。 このため、メディアが一時停止されている場合、650で、ボタンの押し下げの待機が行われる。 ボタンの押し下げが行われた場合、660で、一時停止シナリオ用の固有のスキップアルゴリズムが適用されることが可能である。

    本発明を実装する複数の形、例えば、アプリケーションおよびサービスが、本発明のシステムおよび方法によって可能にされる豊かな再生エクスペアリエンスを使用することができるようにする適切なAPI、ツールキット、ドライバコード、オペレーティングシステム、コントロール、スタンドアローンの、またはダウンロード可能なソフトウェアオブジェクトなどが存在する。 本発明は、API(または他のソフトウェアオブジェクト)の観点からも、本発明に従って、メディアオブジェクトなどのデータを受信するメディアプレーヤーなどのソフトウェアオブジェクトまたはハードウェアオブジェクトの観点からも本発明の使用を意図している。 このため、本明細書で説明した本発明の様々な実施形態は、完全にハードウェアである態様、一部はハードウェアであり、一部はソフトウェアである態様、ならびにソフトウェアである態様を有することが可能である。 例えば、ユーザインターフェースコントロール群、ならびに装置および装置のディスプレイに対する対応するインターフェース群は、ハードウェアまたはソフトウェアで、あるいはハードウェアとソフトウェアの組合せで実装することができる。

    前述したとおり、本発明の典型的な実施形態を様々なコンピューティング装置およびネットワークアーキテクチャに関連して説明してきたが、基礎にある概念は、ソフトウェアオブジェクトの再生またはレンダリングに一時的に影響を与えることが望ましい任意のコンピューティング装置またはコンピューティングシステムに適用することができる。 例えば、本発明のアルゴリズムおよびハードウェアの実装は、装置の別個のオブジェクトとして、別のオブジェクトの一部として、再使用可能なコントロールとして、サーバからダウンロード可能なオブジェクトとして、装置またはオブジェクトとネットワークの中間の「ミドルマン」として、分散オブジェクトとして、ハードウェアとして、メモリの中で、以上のいずれかの組合せなどで提供されて、コンピューティング装置のオペレーティングシステムに適用されることが可能である。 典型的なプログラミング言語、名前、および例を様々な選択肢の代表として本明細書で選択しているが、これらの言語、名前、および例は、限定することを意図するものではない。 本発明の様々な実施形態によって達せられるのと同一の機能、同様の機能、または等価の機能を達するオブジェクトコードおよび呼称を提供する多数の形が存在することが当業者には理解されよう。

    前述したとおり、本明細書で説明する様々な技術は、ハードウェアまたはソフトウェアに関連して実装すること、または、適宜、その両方に関連して実装することができる。 このため、本発明の方法および装置、あるいは本発明の方法および装置のいくつかの態様または部分は、フロッピー(登録商標)ディスケット、CD−ROM、ハードドライブ、または他の任意のマシン読み取り可能な記憶媒体などの実体のあるメディアとして実体化されたプログラムコード(すなわち、命令)の形態をとることが可能であり、プログラムコードが、コンピュータのようなマシンに読み込まれ、実行された際、そのマシンが、本発明を実施するための装置になる。 プログラマブルコンピュータ上のプログラムコード実行の場合では、コンピューティング装置は、一般に、プロセッサ、プロセッサが読み取ることができる記憶媒体(揮発性メモリおよび不揮発性メモリおよび/または記憶要素を含む)、少なくとも1つの入力装置、および少なくとも1つの出力装置を含む。 例えば、データ処理API、再使用可能なコントロール群などの使用を介して、本発明のユーザインターフェース技術を実施する、または利用することができる1つまたは複数のプログラムが、好ましくは、高レベルの手続き言語またはオブジェクト指向プログラミング言語で実装されて、コンピュータシステムと通信する。 ただし、プログラムは、所望される場合、アセンブリ言語または機械語で実装することもできる。 いずれにしても、言語は、コンパイルされる言語または解釈される言語であることが可能であり、ハードウェア実装と組み合わせられる。

    また、本発明の方法および装置は、電気配線またはケーブル配線を介して、光ファイバを介して、または他の任意の形態の伝送を介してなど、何らかの伝送媒体を介して伝送されるプログラムコードの形態で実現された通信を介して実施することも可能であり、プログラムコードが、EPROM、ゲートアレイ、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、クライアントコンピュータなどのマシンによって受信され、読み込まれ、実行された際、そのマシンが本発明を実施するための装置になる。 汎用プロセッサ上に実装された場合、プログラムコードは、プロセッサと一体になって、本発明の機能を呼び出すように動作する独自の装置を提供する。 さらに、本発明に関連して使用されるあらゆる記憶技術は、常にハードウェアとソフトウェアの組合せであることが可能である。

    本発明を様々な図の好ましい実施形態に関連して説明してきたが、本発明を逸脱することなく、他の同様な実施形態を使用すること、または本発明と同一の機能を実行するための説明した実施形態に改変および追加を行うことができることを理解されたい。 例えば、本発明の典型的なネットワーク環境をピアツーピア型のネットワーク化された環境などのネットワーク化された環境のコンテキストで説明したが、本発明は、そのような環境に限定されず、本応用例で説明した方法は、有線であるか、無線であるかに関わらず、ゲームコンソール、ハンドヘルドコンピュータ、ポータブルコンピュータ、メディアプレーヤーなどにも適用でき、通信網を介して接続され、ネットワークを介して対話する任意の数のそのようなコンピューティング装置にも適用できることが、当業者には認知されよう。 さらに、無線ネットワーク化された装置の数が増えつづけている中で、ハンドヘルドデバイスオペレーティングシステム、およびその他の特定用途向けのオペレーティングシステムを含む様々なコンピュータプラットフォームが意図されていることも強調しておかなければならない。

    典型的な実施形態は、メディアを再生することの文脈で本発明を利用することについて述べているが、本発明は、そのように限定されず、コンピューティング装置上でレンダリングされることが可能なあらゆる種類のオブジェクトに関連して実施することができる。 例えば、DVD、TVブロードキャスト、ワードプロセッシングファイル、スプレッドシート、ムービー、音楽、広告、小売り製品などのレンダリングがすべて、本発明に従って処理されることが可能である。 例えば、本発明は、試験またはデバッグの目的で、指定されたアプリケーションの動作を記録し、後に再び実行することに適用することもできる。 さらに、本発明は、複数の処理チップまたは処理装置の内部で、あるいは複数の処理チップまたは処理装置にわたって実施することもでき、格納も同様に、複数の装置にわたって実行されることが可能である。 したがって、本発明は、いずれの単一の実施形態にも限定されるべきではなく、添付の特許請求の範囲に従った広がりと範囲で解釈されなければならない。

    逆方向スキップ、早戻し、再生/一時停止、早送り、および順方向スキップを実現するために5つのボタンを要求するメディア再生ユーザインターフェースの従来技術のデザインを示す図である。

    本発明を実施することができる様々なコンピューティング装置を有する例示的なネットワーク環境を示すブロック図である。

    本発明を実施することができる例示的な、限定的ではないコンピューティング装置を示すブロック図である。

    本発明と併せて利用することができる例示的なオプションのタイムラインを示す図である。

    本発明の再生コントロール群を含む例示的なボタンコントロールのセットを示す図である。

    本発明のユーザインターフェース技術を適用することができる例示的なコンピューティング装置の動作環境を示す図である。

    本発明のユーザインターフェース技術を適用することができる例示的なコンピューティング装置の動作環境を示す図である。

    本発明によるボタンをクリックすること対ボタンを押して保持することに関連する典型的なシーケンス(sequencing)を示す典型的な、限定的ではない流れ図である。

    本発明によるボタンをクリックすること対(versus)ボタンを押して保持することに関連する典型的なシーケンスを示す例示的な、限定的ではない流れ図である。

    符号の説明

    10a サーバ装置 10b サーバ装置 14 通信ネットワーク/バス 20 データベース 100 コンピューティング環境 110a コンピューティング装置 110e コンピューティング装置 110c オブジェクト 110d オブジェクト 120 処理装置 121 システムバス 130 システムメモリ 135b コンピューティング装置 140 入力 150 出力(例えば、ディスプレイ)
    160 ネットワークインターフェース 170 リモートコンピュータ

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