Operation switch wiring mechanism and the handle member to be used for it

申请号 JP2005127186 申请日 2005-04-25 公开(公告)号 JP4442503B2 公开(公告)日 2010-03-31
申请人 パナソニック電工株式会社; 发明人 祐一 吉村;
摘要
权利要求
  • 個別のアドレスが割り当てられた操作スイッチのスイッチ操作を監視する操作スイッチ配線器具と、個別のアドレスが割り当てられたリレーの開閉を制御するリモコン配線器具とを信号線に接続し、前記操作スイッチ配線器具は、前記操作スイッチの操作に応じた操作情報とアドレス情報とを含む伝送信号を信号線に出力し、前記リモコン配線器具は、信号線を介して受信した伝送信号に含まれるアドレス情報が対応するリレーのアドレスに一致すると、前記アドレス情報に対応するリレーを開閉する遠隔監視制御システムに用いられる操作スイッチ配線器具であって、
    前記操作スイッチとして、前記リレーのアドレスに対応付けたアドレスが個別に割り当てられて、対応するリレーを個別にオン/オフするための複数個の個別スイッチと、前記各個別スイッチの内の1乃至複数を1つのグループとして当該グループの個別スイッチに対応するリレーを一括してオン/オフするためのグループスイッチとを備え るとともに 、各個別スイッチを前記グループに登録するか否かを設定するグループ設定手段を 備え、
    前記各個別スイッチの押操作部は、施工面に配設される器体の前面に配置されており、
    前記器体の前面側に回動自在に取着され回動操作に応じて前記グループスイッチをオン/オフするハンドル部材を備え、
    当該ハンドル部材が、前記器体の前面側に回動自在に取着され、各個別スイッチの押操作部に対応する部位に該押操作部を露出させる窓孔が形成された操作ハンドルと、該操作ハンドルの前面側に各個別スイッチの押操作部を露出させる位置と各個別スイッチの押操作部を覆う位置との間で回動自在に取着された扉体を具備し、当該扉体の裏面側に前記グループ設定手段が配置されたことを特徴とする操作スイッチ配線器具。
  • 前記器体の前面には、前記各個別スイッチの押操作部とともに前記グループスイッチの押操作部が配置され、前記操作ハンドルの裏面側に、回動動作に応じてグループスイッチの押操作部を押動する押突起が設けられたことを特徴とする請求項1記載の操作スイッチ配線器具。
  • 記扉体の裏面側に、個々の個別スイッチ毎に、対応する個別スイッチの押操作部に対向し前記操作ハンドルの回動動作に応じて対応する押操作部を押動する位置と、対応する押操作部から外れる位置との間で進退自在に設けられた複数個の押操作子を備え、当該複数個の押操作子で前記グループ設定手段を構成し、前記グループスイッチを前記複数個の個別スイッチで兼用したことを特徴とする請求項1記載の操作スイッチ配線器具。
  • 請求項2記載の操作スイッチ配線器具に用いられるハンドル部材であって、
    操作スイッチ配線器具の器体の前面に対して回動自在に取着するための取付手段が設けられ るとともに、前記器体の前面に配置された各個別スイッチの押操作部に対応する部位に当該押操作部を露出させる窓孔が形成された操作ハンドルと、
    前記操作ハンドルの前面側に各個別スイッチの押操作部を露出させる位置と各個別スイッチの押操作部を覆う位置との間で回動自在に取着された扉体とを備え、
    前記操作ハンドルに は、各個別スイッチに対応するリレーを一括してオン/オフするグループに 個々の個別スイッチを登録するか否かを設定する ために前記器体の前面に設けられたグループ設定手段 を露出させる孔が貫設されるとともに、前記操作ハンドルの裏側面には、前記器体の前面に配置されたグループスイッチの押操作部を回動動作に応じて押動するための押操作子が設けられたことを特徴とするハンドル部材。
  • 請求項3記載の操作スイッチ配線器具に用いられるハンドル部材であって、
    操作スイッチ配線器具の器体の前面に対して回動自在に取着するための取付手段が設けられるとともに、前記器体の前面に配置された各個別スイッチの押操作部に対応する部位に当該押操作部を露出させる窓孔が形成された操作ハンドルと、
    前記操作ハンドルの前面側に各個別スイッチの押操作部を露出させる位置と各個別スイッチの押操作部を覆う位置との間で回動自在に取着された扉体とを備え、
    当該扉体の裏面側に 、個々の個別スイッチ毎に 、対応する個別スイッチの押操作部に対向し前記操作ハンドルの回動動作に応じて対応する押操作部を押動する位置と、対応する押操作部から外れる位置との間で進退自在に 複数個の押操作子が設けられ、各個別スイッチ毎に設けた 前記押操作子で前記グループ設定手段を構成したことを特徴とす るハンドル部材。
  • 说明书全文

    本発明は、照明負荷などの負荷の遠隔監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられる操作スイッチ配線器具及びそれに用いるハンドル部材に関するものである。

    従来から、図12(a)に示す構成の遠隔監視制御システムが知られている(例えば特許文献1参照)。 この遠隔監視制御システムでは、2線式の信号線Lsに、リレー付き親器(以下制御親器と称す)101と、複数台のリレー付き子器(以下制御子器とす)102,102と、複数台の操作スイッチ配線器具103〜105と、アドレス設定用端末器106とが接続(マルチドロップ接続)されている。

    ここに、本システムでは負荷への電源供給をオン/オフするためのリレーを制御するリモコン配線器具として2種類の配線器具(制御親器101および制御子器102)を備え、制御親器101はリレーを8回路分、制御子器102はリレーを4回路分ずつ備えている。 一方、操作スイッチ配線器具103には、複数の負荷を予め個々に設定した制御状態に一括して制御するためのパターンスイッチの操作釦103aが複数個設けられ、各パターンスイッチの操作状態を監視している。 また操作スイッチ配線器具104には、複数の負荷を同じ制御状態に一括して制御するためのグループスイッチの操作釦104aが設けられ、グループスイッチの操作状態を監視している。 また操作スイッチ配線器具105には、対応する負荷を個別にオン/オフするための個別スイッチの操作釦105aが複数設けられ、複数の個別スイッチの操作状態を監視している。

    制御親器101および制御子器102の備えるリレーと、操作スイッチ配線器具103〜105の備えるスイッチにはそれぞれ個別のアドレスが設定されており、制御親器101では、それらのアドレスを用いて操作スイッチ配線器具103〜105のスイッチおよび制御親器101、制御子器102のリレーを個別に認識する。

    制御親器101は伝送制御装置としての機能を有しており、信号線Lsに対して、図12(b)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出する。 すなわち、信号送出開始を示すスタートパルス信号ST、伝送信号Vsのモードを示すモードデータMD、制御子器102や操作スイッチ配線器具103〜105を各別に呼び出すためのアドレスデータAD、リレーや負荷を制御する制御データCD、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータCS、制御子器102や操作スイッチ配線器具103〜105からの返送信号(監視データ)を受信するタイムスロットである信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるようになっている(図12(c))。 制御子器102および操作スイッチ配線器具103〜105では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデータADがあらかじめ設定されているアドレスに一致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに監視データを電流モード信号(信号線Lsを適当な低インピーダンスを介して短絡することにより送出される信号)として返送する。

    ここで、制御親器101から所望の制御子器102や操作スイッチ配線器具103〜105へデータを伝送する場合には、モードデータMDを制御モードとし、制御子器102の備えるリレーや操作スイッチ配線器具103〜105の備えるスイッチに割り当てたアドレスをアドレスデータADとする伝送信号Vsを送出し、この伝送信号Vsを信号線Lsに送出すれば、アドレスデータADに一致する制御子器102又は操作スイッチ配線器具103〜105が制御データCDを受け取り、信号返送期間WTに監視データを返送する。 制御親器101では送出した制御データCDと信号返送期間WTに受信した監視データとの関係によって制御データCDが所望の制御子器102又は操作スイッチ配線器具103〜105に伝送されたことを確認する。 制御子器102では受け取った制御データCDに従って対応するアドレスのリレーを制御する。 また操作スイッチ配線器具103〜105では受け取った制御データCDに従ってリレーの動作確認表示を行なうための監視信号を出する。

    また制御親器101は、通常時にはモードデータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定時間間隔で送出しており(常時ポーリング)、操作スイッチ配線器具103〜105が制御親器101に対して何らかの情報を伝送しようとするときには、ダミーモードの伝送信号Vsのスタートパルス信号STに同期させて図12(d)のような割込信号Viを発生させる。 このとき、操作スイッチ配線器具103〜105は割込フラグを設定して制御親器101との以後の情報授受に備える。 制御親器101では割込信号Viを受信すると、モードデータMDを割込ポーリングモードとしかつアドレスデータADの上位の半数のビットを順次増加させながら伝送信号を送出し、割込信号を発生した操作スイッチ配線器具103〜105では、割込ポーリングモードの伝送信号のアドレスデータADの上位の半数のビットが操作スイッチ配線器具103〜105の備えるスイッチのアドレスの上位の半数のビットに一致するときに、信号返送期間WTにアドレスの下位の半数のビットを制御親器101に返送する。

    制御親器101が割込信号を発生した操作スイッチ配線器具103〜105のアドレス(つまり操作されたスイッチのアドレス)を獲得すると、モードデータMDを監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持つ伝送信号を信号線Lsに送出するのであって、この伝送信号に対して操作スイッチ配線器具103〜105は伝送しようとする情報を信号返送期間WTに返送するのである。 最後に、制御親器101は割込信号を発生した操作スイッチ配線器具103〜105に対して割込リセットを指示する信号を送出し、操作スイッチ配線器具103〜105の割込フラグを解除する。 以上のようにして、操作スイッチ配線器具103〜105から制御親器101への情報伝送は、制御親器101から操作スイッチ配線器具103〜105への4回の信号伝送(ダミーモード、割込ポーリングモード、監視モード、割込リセット)によって完了する。 また制御親器101が所望の制御子器102の動作状態を知ろうとするときには、モードデータMDを監視データとした伝送信号を送出するだけでよい。

    上述の動作を簡単にまとめる。 まず、各スイッチの操作釦103a〜105aの操作により入力データが発生すると、操作スイッチ配線器具103〜105から入力データに対応した監視データを制御親器101に返送し、制御親器101では、操作されたスイッチのアドレスと自己の備えるリレーのアドレスとが対応関係にある場合は、このリレーを制御し、操作されたスイッチのアドレスが制御子器102の備えるリレーのアドレスと対応関係にある場合は、この制御子器102に制御データCDを伝送し、制御子器102により対応するリレーを制御させている。 なお制御親器101では、パターンスイッチやグループスイッチとリレーとのアドレスの対応関係を管理しており、何れかのスイッチの操作に応じて複数回路のリレーを一括して制御することが可能である。

    ところで、上述の操作スイッチ配線器具105は複数の個別スイッチの操作状態を監視する端末器であり、この操作スイッチ配線器具105の構成について図13(a)〜(c)を参照して説明する。

    操作スイッチ配線器具105は、造営面に埋込配設される器体110を備え、器体110前面の右側部には8個の可撓片112が上下方向に並べて設けられ、各可撓片112の左側には負荷の動作状態を示すLEDのような表示ランプ113が配置されている。 各可撓片112は長手方向の一端側を除く全周にスリットが形成されて、一端側で器体110に片持ち支持されており、長手方向の他端側には円柱状の押釦112aが一体に形成されている。 器体110の内部には、各可撓片112に対向してタクトスイッチからなる個別スイッチ(図示せず)が収納されており、押釦112aを押動して可撓片112を内側に撓ませることによって、可撓片112の裏面側で個別スイッチを押操作できるようになっている。 また、器体110の内部にはロータリスイッチからなるアドレス設定スイッチが収納され、このアドレス設定スイッチの回転摘み114が器体110前面の中央部に露設されており、回転摘み114の回転位置に応じて8個の個別スイッチのアドレスが、1〜8、9〜16、17〜24、25〜32、33〜40、41〜48の何れかに設定される。 例えば回転摘み114を用いてアドレスを9〜16に設定すると、8個の個別スイッチのアドレスが上から順番に9、10、11…16に設定される。

    また器体110の前面には化粧カバー111が取着される。 化粧カバー111は、器体110の前面と略同じ大きさに形成された矩形板状のカバー本体116を有し、カバー本体116裏面の左右両側部に4本ずつ突設された弾性係止爪片を、器体110前面の左右両側部にそれぞれ3個ずつ開口する係止孔115に係止させることによって器体110の前面に取着されている。 カバー本体116には、器体110の前面に設けられた押釦112aおよび表示ランプ113に対向する部位に、押釦112aおよび表示ランプ113を挿通させる貫通孔(図示せず)が形成されており、カバー本体116の前面側には可撓性を有する樹脂製の表銘板117が貼り付けられる。 この表銘板117はメンブレンシートと呼ばれるもので、各押釦112aに対向する部位には前方に向かって膨出する操作釦105aが形成されている。 また、表銘板117には、カバー本体116の裏面側に取り付けられたネームカード118と表示ランプ113とに対向する部位にそれぞれ光透過部119、120が形成されており、これらの光透過部を通してネームカード118の文字や表示ランプ113の光が外部より視認可能になっている。

    特開平3−94597号公報

    上記構成の遠隔監視制御システムでは、負荷を個別に操作する個別スイッチの操作を監視する操作スイッチ配線器具105と、グループスイッチ又はパターンスイッチの操作を監視する操作スイッチ配線器具103,104とを設けており、各個別スイッチのアドレスを設定したり、グループ制御やパターン制御で一括制御する負荷のアドレスを設定する場合には、専用のアドレス設定用端末器106を用意する必要があり、システム全体のコストアップの要因になっていた。 またアドレス設定用端末器106を用いてグループ制御やパターン制御の設定を行う場合は、グループ制御やパターン制御の制御対象となる負荷のアドレスに対応させて、グループ番号やパターン番号(グループスイッチやパターンスイッチのアドレス)を設定しなければならず、専門の知識を有する作業者しか設定作業を行うことが出来ず、また設定に長時間を要するという問題があり、そのうえ設定作業中はシステム全体がアドレスの設定状態となるため、通常の負荷制御を行うことができないという問題もあった。

    本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、専用の設定器を用いることなく、グループ制御の対象とする負荷を容易に設定できる操作スイッチ配線器具及びそれに用いるハンドル部材を提供することにある。

    上記目的を達成するために、請求項1の発明は、個別のアドレスが割り当てられた操作スイッチのスイッチ操作を監視する操作スイッチ配線器具と、個別のアドレスが割り当てられたリレーの開閉を制御するリモコン配線器具とを信号線に接続し、操作スイッチ配線器具は、操作スイッチの操作に応じた操作情報とアドレス情報とを含む伝送信号を信号線に出力し、リモコン配線器具は、信号線を介して受信した伝送信号に含まれるアドレス情報が対応するリレーのアドレスに一致すると、アドレス情報に対応するリレーを開閉する遠隔監視制御システムに用いられる操作スイッチ配線器具であって、操作スイッチとして、リレーのアドレスに対応付けたアドレスが個別に割り当てられて、対応するリレーを個別にオン/オフするための複数個の個別スイッチと、各個別スイッチの内の1乃至複数を1つのグループとして当該グループの個別スイッチに対応するリレーを一括してオン/オフするためのグループスイッチとを備えるとともに 、各個別スイッチをグループに登録するか否かを設定するグループ設定手段を備え、各個別スイッチの押操作部は、施工面に配設される器体の前面に配置されており、器体の前面側に回動自在に取着され回動操作に応じてグループスイッチをオン/オフするハンドル部材を備え、当該ハンドル部材が、器体の前面側に回動自在に取着され、各個別スイッチの押操作部に対応する部位に該押操作部を露出させる窓孔が形成された操作ハンドルと、該操作ハンドルの前面側に各個別スイッチの押操作部を露出させる位置と各個別スイッチの押操作部を覆う位置との間で回動自在に取着された扉体を具備し、当該扉体の裏面側にグループ設定手段が配置されたことを特徴とする。

    この発明によれば、操作スイッチ配線器具が備える複数個の個別スイッチを用いて対応するリレーを個別にオン/オフできるとともに、グループスイッチを用いてグループに登録されたリレーを一括してオン/オフすることができ、且つ、操作スイッチ配線器具が備えるグループ設定手段を用いて、各個別スイッチをグループに登録するか否かを設定することができるので、グループ設定を行うための専用の設定器を使用しなくても、操作スイッチ配線器具自体でグループ設定を行うことができるから、グループ設定が容易に行えるという効果があり、且つ、設定作業中も遠隔監視制御システムは通常の制御動作を行っているので、負荷の制御が行えなくなることはない。 しかも、扉体の裏面側にグループ設定手段を配置しているので、器体の前面に個別スイッチおよびグループスイッチの押操作部に加えてグループ設定手段を配置する場合に比べて、グループ設定手段の取付スペースを十分に確保することができ、グループ設定手段として大型のものを使用できるから、操作性が向上するという効果がある。 しかも器体の前面の空きスペースが広がるから、この空きスペースを個別スイッチの用途表示などに利用することが可能になる。

    請求項2の発明は、請求項1の発明において、 器体の前面には、各個別スイッチの押操作部とともにグループスイッチの押操作部が配置され、操作ハンドルの裏面側に、回動動作に応じてグループスイッチの押操作部を押動する押突起が設けられたことを特徴とする。

    この発明によれば、扉体の裏面側にグループ設定手段を配置しているので、器体の前面に個別スイッチおよびグループスイッチの押操作部に加えてグループ設定手段を配置する場合に比べて、グループ設定手段の取付スペースを十分に確保することができ、グループ設定手段として大型のものを使用できるから、操作性が向上するという効果がある。 しかも器体の前面の空きスペースが広がるから、この空きスペースを個別スイッチの用途表示などに利用することが可能になる。

    請求項3の発明は、請求項1の発明において、扉体の裏面側に、個々の個別スイッチ毎に、対応する個別スイッチの押操作部に対向し操作ハンドルの回動動作に応じて対応する押操作部を押動する位置と、対応する押操作部から外れる位置との間で進退自在に設けられた複数個の押操作子を備え、当該複数個の押操作子でグループ設定手段を構成し、グループスイッチを複数個の個別スイッチで兼用したことを特徴とする。

    この発明によれば、扉体の裏面側に、個々の個別スイッチ毎に、対応する個別スイッチの押操作部に対向し操作ハンドルの回動動作に応じて対応する押操作部を押動する位置と、対応する押操作部から外れる位置との間で進退自在に設けられた複数個の押操作子を備え、これら複数個の押操作子でグループ設定手段を構成しているので、複数の個別スイッチでグループスイッチを兼用することができ、専用のグループスイッチを無くすことで部品数を削減してコストダウンを図ることが可能になる。 しかもグループ設定手段を機械的な押操作子で構成しているので、電気的なスイッチで構成した場合に比べて、スイッチや配線が不要になり、全体のコストダウンを図ることができ、また専門の知識を持たない作業者でも容易に設定が行え、また設定中も遠隔監視制御システムは通常の負荷制御を行うことができる。

    請求項4の発明は、 請求項2記載の操作スイッチ配線器具に用いられるハンドル部材であって、操作スイッチ配線器具の器体の前面に対して回動自在に取着するための取付手段が設けられるとともに、器体の前面に配置された各個別スイッチの押操作部に対応する部位に当該押操作部を露出させる窓孔が形成された操作ハンドルと、操作ハンドルの前面側に各個別スイッチの押操作部を露出させる位置と各個別スイッチの押操作部を覆う位置との間で回動自在に取着された扉体とを備え、操作ハンドルには、各個別スイッチに対応するリレーを一括してオン/オフするグループに個々の個別スイッチを登録するか否かを設定するために器体の前面に設けられたグループ設定手段を露出させる孔が貫設されるとともに、操作ハンドルの裏側面には、器体の前面に配置されたグループスイッチの押操作部を回動動作に応じて押動するための押操作子が設けられたことを特徴とする。

    この発明によれば、操作スイッチ配線器具の器体の前面に取付手段を用いて操作ハンドルを取着すると、操作ハンドルに設けた押操作子が、操作ハンドルの回動操作に応じて、グループに登録された個別スイッチを一括して押操作するから、複数の個別スイッチを備えた既設の操作スイッチ配線器具にハンドル部材を取り付けるだけでグループ制御の機能を容易に追加することが出来る。 しかも、操作ハンドルに設けたグループ設定手段を用いて、各個別スイッチをグループに登録するか否かを設定することができるので、グループ設定を行うための設定器が不要で、グループ設定を容易に行うことができる。

    請求項5の発明は、 請求項3記載の操作スイッチ配線器具に用いられるハンドル部材であって、操作スイッチ配線器具の器体の前面に対して回動自在に取着するための取付手段が設けられるとともに、器体の前面に配置された各個別スイッチの押操作部に対応する部位に当該押操作部を露出させる窓孔が形成された操作ハンドルと、操作ハンドルの前面側に各個別スイッチの押操作部を露出させる位置と各個別スイッチの押操作部を覆う位置との間で回動自在に取着された扉体とを備え、当該扉体の裏面側に 、個々の個別スイッチ毎に、対応する個別スイッチの押操作部に対向し操作ハンドルの回動動作に応じて対応する押操作部を押動する位置と、対応する押操作部から外れる位置との間で進退自在に複数個の押操作子が設けられ、各個別スイッチ毎に設けた押操作子でグループ設定手段を構成したことを特徴とする。

    この発明によれば、操作ハンドルの前面側に取着された扉体を開けると、個別スイッチの操作が可能になるので、各個別スイッチを個別に操作することができ、また扉体を閉じると、対応する個別スイッチの押操作部に対向する位置に動かされた押操作子が、操作ハンドルの回動操作に応じて、対応する個別スイッチの押操作部を押操作することができるから、グループに登録された個別スイッチを一括して操作できる。 しかもグループ設定手段を機械的な押操作子で構成し、押操作子の位置を変えることで対応する個別スイッチをグループに登録するか否かを設定できるから、専門の知識を持たない作業者でも容易に設定が行え、また設定中も遠隔監視制御システムは通常の負荷制御を行うことができる。

    請求項1の発明は操作スイッチ配線器具の発明であって、この発明によれば、操作スイッチ配線器具が備える複数個の個別スイッチを用いて対応するリレーを個別にオン/オフできるとともに、グループスイッチを用いてグループに登録されたリレーを一括してオン/オフすることができ、且つ、操作スイッチ配線器具が備えるグループ設定手段を用いて、各個別スイッチをグループに登録するか否かを設定することができるので、グループ設定を行うための専用の設定器を使用しなくても、操作スイッチ配線器具自体でグループ設定を行うことができるから、グループ設定が容易に行えるという効果があり、且つ、設定作業中も遠隔監視制御システムは通常の制御動作を行っているので、負荷の制御が行えなくなることはない。 しかも、扉体の裏面側にグループ設定手段を配置しているので、器体の前面に個別スイッチおよびグループスイッチの押操作部に加えてグループ設定手段を配置する場合に比べて、グループ設定手段の取付スペースを十分に確保することができ、グループ設定手段として大型のものを使用できるから、操作性が向上するという効果がある。 しかも器体の前面の空きスペースが広がるから、この空きスペースを個別スイッチの用途表示などに利用することが可能になる。

    また請求項4の発明は操作スイッチ配線器具に用いるハンドル部材の発明であって、この発明によれば、操作スイッチ配線器具の器体の前面に取付手段を用いて操作ハンドルを取着すると、操作ハンドルに設けた押操作子が、操作ハンドルの回動操作に応じて、グループに登録された個別スイッチを一括して押操作するから、複数の個別スイッチを備えた既設の操作スイッチ配線器具にハンドル部材を取り付けるだけでグループ制御の機能を容易に追加することができ、且つ、操作ハンドルに設けたグループ設定手段を用いて、各個別スイッチをグループに登録するか否かを設定することができるので、グループ設定を行うための設定器が不要で、グループ設定を容易に行えるという効果がある。

    以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

    (基本構成)
    本発明に係る操作スイッチ配線器具の基本構成を図1〜図4に基づいて説明する。 尚、以下の説明では特に断りがないかぎり、図3(a)の向きにおいて上下左右の方向を規定し、図3(a)中の正面を前面という。 したがって図4(a)中の右端は後端になる。

    この操作スイッチ配線器具は、従来技術で説明した遠隔監視制御システムに用いられるものであり、遠隔監視制御システムのシステム構成および動作については従来技術で説明したものと同様であるので、その説明は説明を省略する。

    図4(b)は操作スイッチ配線器具1の回路ブロック図であり、マイクロコンピュータよりなるコントロール部1aと、各8個の個別スイッチ18およびグループ設定スイッチ19とグループスイッチ21とを有する操作入力部1bと、アドレス設定スイッチ22からなるアドレス設定部1cと、信号線Lsを介して伝送信号を受信する信号入力部1dと、信号線Lsを介して伝送信号を送信する信号出力部1eと、8個の個別スイッチ18とグループスイッチ21とにそれぞれ対応して設けた計9個の発光ダイオードからなる表示部1fと、信号線Lsを介して送信される複極の伝送信号Vsを全波整流することによって内部電源を生成する電源部1gとを主要な構成として備える。

    図1は操作スイッチ配線器具1の分解斜視図であり、操作スイッチ配線器具1の器体10は合成樹脂製のボディ11とカバー12とを結合して構成され、カバー12の前面にはハンドル部材30が回動自在に取着される。 この器体10は、埋込型の配線器具用に規格化された一連の取付枠に3個まで取着可能な単位寸法の埋込型配線器具を短幅方向に3個並べた寸法(3個モジュール寸法)と略同じ寸法に形成されており、前面を露出させた状態で施工面に埋込配設される。

    ボディ11は前面が開口した縦長の略箱状であって、長手方向に沿う両側壁の前縁からは各一対の組立舌片14が前方に向かって突設されている。 一方、カバー12は後面が開口した縦長の略箱状であって、長手方向に沿う両側壁には一対の組立突起15が上下に離間して突設されており、この組立突起15を組立舌片14に設けた係止孔13に係合させることで、ボディ11とカバー12とが結合されている。

    カバー12の上下両側壁の前縁からは取付片16,16が上下両側に向かってそれぞれ延出しており、各取付片16には施工面に埋設された埋込ボックス(図示せず)にねじ止めするためのボックスねじを挿通する長孔16aと、壁材などに器体10を直付けするための取付ねじを挿通するねじ挿通孔16bと、ハンドル部材30を露出させる窓孔が前面に開口するプレート60(図13(a)参照)を取着するためのプレートねじ用のねじ孔16cとが少なくとも設けてある。

    器体10の内部には、タクトスイッチからなる8個の個別スイッチ18、各個別スイッチ18に対応して設けた8個のグループ設定スイッチ19、タクトスイッチからなるグループスイッチ21、8個の個別スイッチ18とグループスイッチ21とにそれぞれ対応して設けた計9個の発光ダイオード20及びロータリスイッチ22を含み、図4(b)の回路を形成する回路部品が実装されたプリント配線板よりなる回路基板17が収納されている。 複数の個別スイッチ18とグループ設定スイッチ19と発光ダイオード20とはそれぞれ上下方向に並べて回路基板17に列設されており、回路基板17の右側から個別スイッチ18、グループ設定スイッチ19、発光ダイオード20の順番に並べて配置されている。 またグループスイッチ21とロータリスイッチ22とは回路基板17の左右方向略中央に上下に並べて配置されている。 なおボディ11の背面には信号線Lsを接続するためのねじ端子45が設けられ、ねじ端子45を介して回路基板17と信号線Lsとが電気的に接続されるようになっている。

    一方、カバー12には、各個別スイッチ18に対向する部位に各個別スイッチ18の操作子に被せた押釦18a(押操作部)を前後動自在に挿通させる8個の丸孔23が貫設されるとともに、各グループ設定スイッチ19に対向する部位に各グループ設定スイッチ19の操作子に被せたスライド摘み19aを左右方向にスライド移動自在に挿通させる8個の孔24が貫設され、各発光ダイオード20に対向する部位に発光ダイオード20の備える直方体状のレンズ体を挿通させる9個の挿通孔25が貫設されている。 またカバー12には、グループスイッチ21およびロータリスイッチ22に対向する部位に、グループスイッチ21の押釦21a(押操作部)とロータリスイッチ22の操作子22aとをそれぞれ挿通させる挿通孔26,27が貫設されている。 なおロータリスイッチ22の操作子22aにはドライバなどの工具を用いて回転させるために溝を形成してある。 またカバー12の前面には挿通孔27の周りに角形に凹んだ凹部12aが設けられ、この凹部12aの底面には図2(b)に示すような銘板28が貼り付けられ、銘板28に設けた透孔28aを通してロータリスイッチ22の操作子22aが露出している。 なお銘板28には、操作子22aの切替位置を示す目盛や、各目盛に切り替えた時に設定されるアドレスを示す数字(例えば「1〜8」、「9〜16」など)が表示されている。

    またカバー12の前面側には、上述したグループスイッチ21の押操作を行うための操作ハンドル31がカバー12前面の取付片16,16以外の部位を略覆う形で回動自在に取着されている(図3(a)(b)参照)。 カバー12前面の左側端部には、操作ハンドル31を枢着するために斜め前方に突出する一対の軸部29,29が一体に突設してあり、軸部29,29の前端部はカバー12の長手方向に沿った円柱状に形成されている。 一方、操作ハンドル31は合成樹脂により矩形板状に形成されており、左右方向及び上下方向の寸法がプレート60の窓孔の左右方向寸法および上下方向寸法と略同じ寸法に形成されている。 操作ハンドル31の背面の短手方向一端部には、図2(a)に示すように、板ばねにより形成された金属製の軸受用ばね体33bをはめ込み用穴33aに装着した軸受部33が設けてあり、はめ込み用穴33aに軸部29,29をはめ込むことによって操作ハンドル31は軸部29を回動中心として回動自在に枢支される。 なお操作ハンドル31裏面の他端側には一対の抜止片34,34が後方に向かって突設されており、各抜止片34はカバー12の前壁に設けた挿入孔12bを通してカバー12の内側に挿入され、抜止片34の先端の爪が挿入孔12bの周縁部と係止することによって、操作ハンドル31の回動範囲を規制している。

    また操作ハンドル31の裏面には、カバー12の挿通孔26から露出するグループスイッチ21の押釦21aに対向する部位に押突起35が突設されており、操作ハンドル31の右側部を押操作すると、操作ハンドル31が軸部29を支点にして回動し、操作ハンドル31の押突起35によって押釦21aが押動され、グループスイッチ21がオンになる。 一方、ハンドル部材30を押圧する力を無くすと、操作ハンドル31は押釦21aや軸受用ばね体33bなどの反力を受けて復帰位置に戻り、グループスイッチ21がオフになる。

    また操作ハンドル31には、カバー12の丸孔23に対向する位置に押釦18aを前後動自在に挿通させる丸孔37(窓孔)が貫設されるとともに、角孔24に対向する位置にスライド摘み19aをスライド移動自在に挿通させる角孔38が貫設され、さらに挿通孔25に対向する位置に透孔39が貫設されている。

    また操作ハンドル31には、押釦18aやスライド摘み19aや発光ダイオード20が露出する部位を開閉自在に覆う扉体32が回動自在に枢着されている。 扉体32は矩形板状であって、左側部の上下両端部から側方に向かって突出するアーム40,40が一体に形成されている。 操作ハンドル31の左端部には他の部位よりも前方に突出する突台部41が設けられ、この突台部41の上下両側面には軸孔41aが形成されている。 而して扉体32は、アーム40の先端に設けた軸部(図示せず)を、突台部41の上下両側面の軸孔41aに枢支させることによって、押釦18a、スライド摘み19a及び発光ダイオード20を露出させる位置と、押釦18a、スライド摘み19a及び発光ダイオード20を覆う位置とを選択自在として操作ハンドル31の前面に回動自在に取着されている。 なお操作ハンドル31又は扉体32には、扉体32が閉じた状態を保つためのラッチ機構を備えておくことが好ましい。

    なお扉体32の前面側には矩形板状のネームカバー42が嵌め込まれる嵌合凹所32aが形成され、この嵌合凹所32aの底部には扉体32を厚み方向に貫通する窓孔32bが形成されており、嵌合凹所32a内に前面側からネームカード43を収めた状態で、ネームカバー42を前面側からはめ込むと、ネームカバー42と窓孔32bの周縁部との間にネームカード43が保持される。 この時、ネームカバー42の中央部に設けた透光窓42aを通してネームカード43の前面の表示を前面側から目視できるとともに、嵌合凹所32aに設けた窓孔32bを通してネームカード43の裏面の表示を裏面側からも目視できるようになっている。 また扉体32の左端部には、操作ハンドル31に設けた透孔39に対向する部位に、上下方向に沿って走る凹溝32cが形成され、この凹溝32cには長尺の表示ライン44が嵌め込まれている。 なお凹溝32cの底面には、グループスイッチ21に対応して設けた発光ダイオード20と対向する部位に扉体32を厚み方向に貫通する窓孔32dが形成されており、発光ダイオードの光が窓孔32dと表示ライン44に設けた透光窓44aとを通して外部から視認できるようになっている。

    次にこの操作スイッチ配線器具1を組み立てる手順について説明する。 先ず器体10の組立について説明する。 回路部品が実装された回路基板17をボディ11の内部に収納した後、ボディ11の前面にカバー12を被せ、組立舌片14の係止孔13に組立突起15を係合させることでボディ11とカバー12とを結合し、器体10の組立を完了する。 このとき、回路基板17に実装された個別スイッチ18およびグループ設定スイッチ19の操作子にはそれぞれ押釦18a、スライド摘み19aが被せられており、押釦18aおよびスライド摘み19aはカバー12に設けた丸孔23および角孔24を通して前方に突出する。 また発光ダイオード20と、グループスイッチ21の押釦21aと、ロータリスイッチ22の操作子22aは、カバー12に設けた挿通孔25,26,27を通してカバー12の前面に露出する。 次にハンドル部材30の組立について説明する。 扉体32の嵌合凹所32a内にネームカード43を収納した状態で、前面側から嵌合凹所32a内にネームカバー42を嵌め込むとともに、凹溝32cに表示ライン44を嵌め込んで、扉体32に表示ライン44を固定する。 そして扉体32のアーム40,40に設けた軸部を、操作ハンドル31の突台部41の上下面に設けた軸孔41aに軸支させることによって、扉体32を操作ハンドル31の前面側に回動自在に取着し、ハンドル部材30の組立を完了する。 器体10およびハンドル部材30の組立がそれぞれ完了すると、ハンドル部材30を器体10の前面に被せて、操作ハンドル31の背面に設けた軸受部33に器体10の軸部29を嵌め込むとともに、操作ハンドル31の抜止片34をカバー12の挿入孔12bに挿入することによって、ハンドル部材30が器体10の前面に対して回動自在に取着され、操作スイッチ配線器具1の組立が完了する。

    図3は操作スイッチ配線器具1の組立完了状態を示し、同図(b)のように扉体32を開くと、個別スイッチ18の押釦18aやグループ設定スイッチ19のスライド摘み19aを操作したり、発光ダイオード20の点灯状態を視認することが可能になる。 この操作スイッチ配線器具1には8個の個別スイッチ18が設けられており、各個別スイッチ18のアドレスを、制御親器101又は制御子器102が備えるリレーのアドレスと対応付けることによって、各個別スイッチ18の操作に応じて対応するリレーを開閉することができる。 この操作スイッチ配線器具1を用いる遠隔監視制御システムでは最大で48個のリレーを制御することができ、48個のリレーを8個ずつ6つのグループに分けることによって、1台の操作スイッチ配線器具1で1グループ分のリレーの操作を行えるようにしている。 そして48個のリレーに対して1から48までのアドレスを割り当てているので、例えばアドレス番号が1〜8、9〜16、17〜24、25〜32、33〜40、41〜48のリレーをそれぞれ1つのグループとして、1台の操作スイッチ配線器具1により1グループ分の制御を行っている。 なお操作スイッチ配線器具1の備える8個の個別スイッチ18には、上側から順番に連続したアドレスが昇順で割り当てられ、ハンドル部材30を外した状態で、器体10の前面に露出するロータリスイッチ22の操作子22aをドライバなどの工具を用いて回転させることによって、先頭アドレス(一番上にある個別スイッチ18のアドレス)が1、9、17、25、33、41の8通りに切り替えられ、8個の個別スイッチ18に割り当てたアドレスの組み合わせが1〜8、9〜16、…、41〜48の何れかに切替設定されるのである。

    而して、扉体32を開いた状態で個別スイッチ18の押釦18aを押操作すると、押操作された個別スイッチ18から操作入力がコントロール部1aに与えられ、上述の割込処理を経て信号出力部1eから制御親器101へ押操作された個別スイッチ18のアドレスを監視データとする伝送信号Vsが送信される。 この時、制御親器101では、受信した伝送信号Vsに含まれるアドレスが制御親器101の備えるリレーのアドレスと一致していれば、このリレーの開閉を制御し、一致していなければ対応する制御子器102に制御信号を送信し、制御子器102により対応するアドレスのリレーを開閉させるのである。 その後、制御親器101から操作スイッチ配線器具1に対して対応するリレーの制御状態が返送されるので、コントロール部1aが押操作された個別スイッチ18に対応する発光ダイオード20を点灯または消灯させて、対応するリレーの開閉状態(すなわち負荷のオン/オフ状態)を表示することができる。

    また、扉体32を開くと、グループ設定スイッチ19の操作が可能になり、グループ設定スイッチ19のスライド摘み19aをスライド移動させることによって、対応する個別スイッチ18を一括制御の制御対象に含めるか否かを設定することができる。 例えばスライド摘み19aを右端にスライド移動させると、対応する個別スイッチ18が一括制御対象のグループに登録され、スライド摘み19aを左端にスライド移動させると、対応する個別スイッチ18が一括制御対象のグループから除外されることになる。

    そして、図3(a)のように扉体32を閉じた状態でハンドル部材30(つまり扉体32)の右側部を押すと、ハンドル部材30が軸部29を中心に回動し、操作ハンドル31の裏面に設けた押突起35でグループスイッチ21の押釦21aが押操作され、グループスイッチ21からの操作入力がコントロール部1aに与えられる。 この時、コントロール部1aでは、各グループ設定スイッチ19の設定状態を検出し、上述の割込処理を経て信号出力部1eから制御親器101へ、グループ設定スイッチ19によりグループに登録された個別スイッチ18のアドレスを伝送信号Vsにより送信させ、制御親器101により上述と同様の処理を行わせ、グループに登録された個別スイッチに対応するリレーを制御させる。

    以上説明したように。 この操作スイッチ配線器具1が備える複数個(例えば8個)の個別スイッチ18を用いて対応するリレーを個別にオン/オフできるとともに、ハンドル部材30を用いてグループ設定スイッチ19を押操作することによって複数の個別スイッチに対応するリレーを一括してオン/オフすることができる。 しかも、操作スイッチ配線器具1の備えるグループ設定スイッチ19を用いて、各個別スイッチ18をグループに登録するか否かを設定することができるので、グループ設定を行うための専用の設定器を使用しなくても、操作スイッチ配線器具自体でグループ設定を行うことができるから、専門の知識を持たない作業者でもグループ設定を容易に行うことができ、また設定中も遠隔監視制御システムは通常の制御動作を行っているので、設定中に制御が行えなくなることはない。

    (実施形態
    本発明に係る操作スイッチ配線器具の実施形態を図5〜図7に基づいて説明する。 上述の基本構成ではグループ設定スイッチ19を器体10の前面に配置しているのに対して、本実施形態ではハンドル部材30にグループ設定スイッチ19を配置している。 尚、グループ設定スイッチ19の配置以外は基本構成で説明した操作スイッチ配線器具と略同様であるので、共通する構成要素には共通する符号を付して、その説明は省略する。

    本実施形態ではグループ設定スイッチ19をハンドル部材30に配置しているので、器体10内部に収納される回路基板17にはグループ設定スイッチ19が実装されておらず、カバー12にはグループ設定スイッチ19のスライド摘み19aを挿通させるための角孔24も形成されていない。

    次にハンドル部材30の構成について説明する。 ハンドル部材30は操作ハンドル31と扉体32とで構成される。 操作ハンドル31は合成樹脂により矩形板状に形成されており、左右方向及び上下方向の寸法がプレート60の窓孔の左右方向寸法および上下方向寸法と略同じ寸法に形成されている。 操作ハンドル31背面の左端部には軸受部33が、右端部には一対の抜止片34,34がそれぞれ設けられ、背面の略中央にはグループスイッチ21の押釦21aに対向する部位に押突起35が突設されている。 また操作ハンドル31には、カバー12の丸孔23に対向する位置に押釦18aを前後動自在に挿通させる丸孔37が貫設されるとともに、挿通孔25に対向する位置に透孔39が貫設され、さらに軸受部33側の下側部には3個のケーブル挿通孔31dが上下に並べて貫設されている。 また操作ハンドル31の前面には矩形状に凹没した収納凹部31cが形成され、この収納凹部31cに各個別スイッチ18の用途などを表示する矩形板状のネーム部材50が嵌め込まれている(図6参照)。 ネーム部材50にはケーブル挿通孔31dに連通する3個のケーブル挿通孔50aが貫設されるとともに、個別スイッチ18の押釦18aを露出させるための丸孔50bが貫設されている。

    一方、扉体32の前面には矩形状に凹没した嵌合凹所32aと凹溝32cとが形成され、これらの嵌合凹所32aと凹溝32cにはそれぞれネームカバー42、表示ライン44が嵌め込まれている。 また扉体32の裏面には、8個のグループ設定スイッチ19が実装されたプリント配線板よりなる回路基板46と、各グループ設定スイッチ19の操作を行うための8個のスライド操作片47とを収納した扉カバー48が取着される。 スライド操作片47は略T字型であって、幅広部の後面側には円形の操作突起47a(押操作子)が突設されている。 扉カバー48は扁平な矩形板状であって、前面には矩形状に凹没した収納凹部48bが形成されている。 収納凹部48bの底部には短幅方向に沿って走る9本の突条48cが上下に並べて形成されており、隣接する2本の突条48cの中間部には長孔状の貫通孔48aが形成されている。

    而して、収納凹部48bに設けた隣接する2本の突条48cの間にスライド操作片47をそれぞれ配置し、その上から回路基板46を重ねて配置した状態で扉カバー48を扉体32に固定すると、スライド操作片47が2本の突条48cによって上下両側からガイドされて、スライド操作片47を左右方向にスライド移動させることができる。 またスライド操作片47の後面に設けた操作突起47aが扉カバー48の貫通孔48aから露出する。 なお回路基板46は器体10内部に収納された回路基板17にケーブル49を介して電気的に接続されている。 回路基板46には各グループ設定スイッチ19の切替状態を検出する回路が形成されており、回路基板17からケーブル49を介して動作電源が供給されるとともに、検出結果をケーブル49を介して回路基板17に出力している。 なお回路基板46に接続されたケーブル49は、扉カバー48に設けたケーブル挿通孔48dと、ネーム部材50および操作ハンドル31に設けたケーブル挿通孔50a、31dとに通され、さらにカバー12の前面に設けたケーブル挿通孔12dに通して、器体10内部に収納された回路基板17に接続される。 この扉体32は操作ハンドル31に対して回動自在に取着され、この操作ハンドル31を器体10の前面に回動自在に取着してある。

    ここで、図6に示すように扉体32を開いた状態ではスライド操作片47の操作突起47aを操作することが可能になり、操作突起47aをスライド移動させることによってグループ設定スイッチ(図示せず)の設定が切り替えられ、対応する個別スイッチ18を一括制御の制御対象に含めるか否かを設定することができる。 例えば操作突起47aを貫通孔48a内で図6中の右端までスライド移動させると、対応する個別スイッチ18が一括制御対象のグループに登録される。 一方、操作突起47aを貫通孔48a内で図6中の左端までスライド移動させると、対応する個別スイッチが一括制御対象のグループから除外されることになる。 このように、各々の個別スイッチ18に対してグループに登録するか否かを設定することができ、設定を終えると扉体32を閉じる。

    この操作スイッチ配線器具1の動作は、基本構成で説明した操作スイッチ配線器具と同様であるので、その説明は省略する。 上述の基本構成ではグループ設定スイッチ19を操作するためのスライド摘み19aを、個別スイッチ18の押釦18aや発光ダイオード20などと一緒にカバー12の前面に配置しているため、スライド摘み19aの大きさやストロークに制約があるが、本実施形態ではグループ設定スイッチ19を操作するためのスライド操作片47を扉体32に保持させ、各スライド操作片47の操作突起47aを扉体32の背面側に配置しているので、操作突起47aの大きさやストロークを十分大きくとることができ、操作性が向上するという利点がある。

    また、基本構成で説明した操作スイッチ配線器具では、個別スイッチ18の押釦18aに隣接して、グループ設定スイッチ19のスライド摘み19aを配置しているため、個別スイッチ18の用途などを表示するネームカード43を扉体32の裏面に配置しているが、本実施形態ではグループ設定スイッチ19を扉体32に設けているので、操作ハンドル31の前面に空きスペースができ、この空きスペースに個別スイッチ18の用途などを表示するネーム部材50を取り付けることで、ネーム部材50の表示を個別スイッチ18の押釦18aの近くに配置でき(図6参照)、個別スイッチ18を操作する際にネーム部材50の表示が見易くなるという利点がある。

    (実施形態
    本発明に係る操作スイッチ配線器具の実施形態を図8〜図10に基づいて説明する。 上述の実施形態では個別スイッチ18とは別にグループスイッチ21を設けているのに対して、本実施形態では個別スイッチ18でグループスイッチ21を兼用している。 尚、操作スイッチ配線器具1の基本的な構成は実施形態と略同様であるので、共通する構成要素には共通する符号を付して、その説明は省略する。

    本実施形態ではグループスイッチ21を個別スイッチ18で兼用しているので、器体10内部に収納される回路基板17にはグループスイッチ21が実装されておらず、カバー12にはグループスイッチ21の押釦21aを露出させる挿通孔26も形成されていない。 したがって、ロータリスイッチ22に大型のものを使用でき、カバー12の前面を深めに凹没した凹部12a内にロータリスイッチ22の回転摘み22bを突出させ、この回転摘み22bを手で回転させることでアドレスの設定が行えるようになっている。

    次にハンドル部材30の構成について説明する。 ハンドル部材30は操作ハンドル31と扉体32とで構成される。 操作ハンドル31は合成樹脂により矩形板状に形成されており、左右方向及び上下方向の寸法がプレート60の窓孔の左右方向寸法および上下方向寸法と略同じ寸法に形成されている。 操作ハンドル31背面の左端部には軸受部33が、右端部には一対の抜止片34,34がそれぞれ設けられている。 また操作ハンドル31には挿通孔25に対向する位置に透孔39が貫設されるとともに、中央部に細長の窓孔31eが貫設されており、窓孔31eを通して個別スイッチ18の押釦18aを操作できるようになっている。 なお操作ハンドル31の後面側には、押釦18aとの対向部位を除いて窓孔31eを塞ぐように、各個別スイッチ18の用途などを表示したネームカード51が取り付けられている。

    一方、扉体32の前面には矩形状に凹没した嵌合凹所32aと凹溝32cとが形成され、これらの嵌合凹所32aと凹溝32cにはそれぞれネームカバー42、表示ライン44が嵌め込まれている。 また扉体32の裏面には8個のスライド操作片47を収納した扉カバー48が取着される。 スライド操作片47は略T字型であって、幅広部の後面側には円形の操作突起47aが突設されている。 扉カバー48は扁平な矩形板状であって、前面には矩形状に凹没した収納凹部48bが形成されている。 収納凹部48bの底部には短幅方向に沿って走る9本の突条48cが上下に並べて形成されており、隣接する2本の突条48cの中間部には長孔状の貫通孔48aが形成されている。

    而して、収納凹部48bに設けた隣接する2本の突条48cの間にスライド操作片47をそれぞれ配置した状態で扉カバー48を扉体32に固定すると、スライド操作片47が2本の突条48cによって上下両側からガイドされて、スライド操作片47を左右方向にスライド移動させることができる。 このときスライド操作片47の後面に設けた操作突起47aが扉カバー48の貫通孔48aから突出しており、各操作突起47aを手でスライド移動させることによって、各操作突起47aの位置を個別スイッチ18の押釦18aに対向する位置と、押釦18aから外れる位置との間で移動させることができる。 ここで、各操作突起47aを押釦18aに対向する位置にスライド移動させた場合、ハンドル部材30を押操作していない状態では各操作突起47aが押釦18aと接触せず、ハンドル部材30を押操作した状態では各操作突起47aが押釦18aを押動するような寸法であって、押釦18aから外れる位置にスライドさせた場合はハンドル部材30を押操作してもカバー12の前面に接触しないような寸法に操作突起47aの突出量が設定されている。 なお、操作ハンドル31に設けた窓孔31eは扉カバー48が対向する部位よりも若干広めに形成されているので、操作突起47aを押釦18aから外れる位置にスライド移動させた場合に操作突起47aが操作ハンドル31に干渉することはない。 この扉体32は操作ハンドル31に対して回動自在に取着され、この操作ハンドル31を器体10の前面に回動自在に取着している。

    ここで、図8に示すように扉体32を開いた状態ではスライド操作片47の操作突起47aを操作することが可能になり、操作突起47aをスライド移動させることによって対応する個別スイッチ18をグループ制御の対象にするか否かが設定される。 例えば操作突起47aを貫通孔48a内で図8中の左端までスライド移動させると、扉体32を閉じた状態で操作突起47aが個別スイッチ18の押釦18aと対向するので、対応する個別スイッチ18が一括制御対象のグループに登録される。 一方、操作突起47aを貫通孔48a内で図8中の右端までスライド移動させると、扉体32を閉じた状態で操作突起47aが個別スイッチ18の押釦18aと対向しなくなるので、対応する個別スイッチ18が一括制御対象のグループから除外されることになる。 このように、各々の個別スイッチ18に対してグループに登録するか否かを設定することができ、設定を終えると扉体32を閉じる。

    而して扉体32を閉じた状態でハンドル部材30を押操作すると、個別スイッチ18の押釦18aに対向する位置にスライド移動させた操作突起47aによって対応する個別スイッチ18の押釦18aが押操作され、押操作された個別スイッチ18からの操作入力がコントロール部1aに与えられる。 コントロール部1aでは、複数の個別スイッチ18から操作入力が与えられると、これら複数の個別スイッチ18がグループ制御のグループに登録されていると判断し、上述の割込処理を経て信号出力部1eから制御親器101へ、グループに登録された個別スイッチ18のアドレスを伝送信号Vsにより送信させ、制御親器101により上述と同様の処理を行わせ、グループに登録された個別スイッチに対応するリレーを制御させる。 なお、個別スイッチ18を個別に操作したい場合には扉体32を開いた状態で、操作ハンドル31の窓孔31eを通して、所望の個別スイッチ18の押釦18aを押操作すれば良い。

    このように本実施形態では、扉体32の裏面側に、個々の個別スイッチ18毎に、対応する個別スイッチ18の押釦18aに対向し操作ハンドル31の回動動作に応じて対応する押釦18aを押動する位置と、対応する押釦18aから外れる位置との間で進退自在に設けられた複数個の操作突起47a(スライド操作片47)を設け、これら複数個のスライド操作片47でグループ設定手段を構成しているので、複数の個別スイッチ18でグループスイッチ21を兼用することができ、専用のグループスイッチ21を無くすことで部品数を削減してコストダウンを図ることが可能になる。 しかもグループ設定手段を機械的なスライド操作片47で構成しているので、実施形態のように電気的なスイッチで構成した場合に比べて、スイッチや配線が不要になり、全体のコストダウンを図ることができる。 また個々の個別スイッチ18に対応して設けたスライド操作片47の操作突起47a(グループ設定手段)を用いて、各個別スイッチ18をグループに登録するか否かを設定しているので、グループ設定を行うための設定器が不要で、専門の知識を持たない作業者でもグループ設定を容易に行うことができ、且つ設定中も遠隔監視制御システムは通常の制御動作を行うことができる。

    また実施形態と同様に、グループ設定手段を構成するスライド操作片47を扉体32に保持させ、各スライド操作片47の操作突起47aを扉体32の背面側に配置しているので、操作突起47aの大きさやストロークを十分大きくとることができ、操作性が向上するという利点がある。 また基本構成で説明した操作スイッチ配線器具では、個別スイッチ18の押釦18aに隣接して、グループ設定スイッチ19のスライド摘み19aを配置しているため、個別スイッチ18の用途などを表示するネームカード43を扉体32の裏面に配置しているが、本実施形態ではスライド操作片47を扉体32側に設けているので、操作ハンドル31側に空きスペースができ、この空きスペースに個別スイッチ18の用途などを表示するネームカード51を配置することで、ネームカード51の表示を個別スイッチ18の押釦18aの近くに配置でき、個別スイッチ18を操作する際にネームカード51の表示が見易くなるという利点がある。

    (実施形態
    本発明に係るハンドル部材30の実施形態を図11に基づいて説明する。 本実施形態のハンドル部材30は上述した操作スイッチ配線器具に用いられるものであって、実施形態で説明したハンドル部材30において操作ハンドル31後面の短手方向一端側(軸受部33を設けた側)に後方に突出する各一対の弾性係止片52を上下両側に突設してあり、操作スイッチ配線器具105の器体110の前面側にハンドル部材30を被せて、各弾性係止片52を器体110に設けた係止孔115に挿入し、弾性係止片52の先端の爪52aを係止孔115の孔縁に引掛係止させることによって、ハンドル部材30を操作スイッチ配線器具1の器体110に対して回動自在に取着してある。 ここで、個別スイッチの押釦112aに対向する位置に操作突起47aをスライド移動させた場合において、ハンドル部材30を操作スイッチ配線器具105の器体110に取り付けた状態では操作突起47aが押釦112aに接触せず、ハンドル部材30の片側を押動してハンドル部材30を回動させた状態では、操作突起47aが押釦112aを押動するような寸法に弾性係止片52の突出量が設定されている。 なお、弾性係止片52以外のハンドル部材30の構成は実施形態と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。

    このように本実施形態では、操作ハンドル31の前面側に扉体32を回動自在に取着して構成されたハンドル部材30を、既設の操作スイッチ配線器具105の器体110に取付手段たる弾性係止片52を用いて取着すると、操作ハンドル31に設けた操作突起47a(押操作子)が、操作ハンドル31の回動操作に応じて、グループに登録された個別スイッチの押釦112aを一括して押操作するから、複数の個別スイッチを備えた既設の操作スイッチ配線器具105にハンドル部材30を取り付けるだけでグループ制御の機能を容易に追加することが出来る。 しかも、操作ハンドル31に取着した扉体32にはスライド操作片47がスライド移動自在に設けられ、各スライド操作片47の操作突起47a(グループ設定手段)を用いて、個々の個別スイッチをグループに登録するか否かを設定することができるので、グループ設定を行うための設定器が不要で、専門の知識を持たない作業者でもグループ設定を容易に行うことができ、且つ設定中も遠隔監視制御システムは通常の制御動作を行うことができる。

    なお、本発明の精神と範囲に反することなしに、広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は、特定の実施形態に制約されるものではない。

    本発明に係る操作スイッチ端末器

    の基本構成を示す分解斜視図である。

    同上を示し、(a)はハンドル部材を外した状態の説明図、(b)はA部拡大図である。

    同上を示し、(a)は正面図、(b)は扉体を開いた状態の正面図である。

    同上を示し、(a)は側面図、(b)はブロック図である。

    実施形態

    の操作スイッチ端末器を示し、ハンドル部材を外した状態の説明図である。

    同上を示し、扉体を開いた状態の正面図である。

    同上の分解斜視図である。

    実施形態

    の操作スイッチ端末器を示し、扉体を開いた状態の正面図である。

    同上のハンドル部材を外した状態の説明図である。

    同上の分解斜視図である。

    実施形態

    のハンドル部材を示し、(a)はハンドル部材を操作スイッチ配線器具から外した状態の説明図、(b)はハンドル部材の上面図である。

    (a)は従来の遠隔監視制御システムの概略構成図、(b)〜(d)は伝送信号の説明図である。

    遠隔監視制御システムに用いる操作スイッチ配線器具を示し、(a)は正面図、(b)は化粧カバーを外した状態の正面図、(c)は化粧カバーの正面図である。

    符号の説明

    1 操作スイッチ配線器具 18 個別スイッチ 19 グループ設定スイッチ 21 グループスイッチ

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