Display type multifunctional switch

申请号 JP2004010251 申请日 2004-01-19 公开(公告)号 JP2005203297A 公开(公告)日 2005-07-28
申请人 Calsonic Kansei Corp; Nissan Motor Co Ltd; カルソニックカンセイ株式会社; 日産自動車株式会社; 发明人 TANAKA KAZUMASA; KIKUTANI KAZUHIRO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a multifunctional display type switch of which display area can be seen more clearly by keeping the distance between a dial knob and a display area unchanged and fixing close the distance between a peephole formed on a dial knob and the display area. SOLUTION: At the time of pressing operation of the dial knob 3, the display part retaining member 7 is installed at the rear part of the dial knob 3 which is operated in pressing and rotating operation, which enables to move the display part 6 along with dial knob 3 to the pushing direction, and at the time of rotating operation of the dial knob 3, and by installing a means of rotating regulation which can prevent the display part retaining member 7 from rotating together with the dial knob 3, because relative distance between the dial knob 3 and the display part 6 can be retained constant, the display part 6 is displayed in a wide range from a peephole 3b of the dial knob 3, and vividness of display contents can be increased by approaching the dial knob 3 and the display part 6. Furthermore, in the case the display part 6 is magnified after installation of a lens 11 at the peephole 3b, the display part 6 can be magnified by the use of the lens 11 of the short focus distance more clearly. COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI
权利要求
  • 押圧操作および回転操作によりスイッチを選択するダイアルノブと、選択したスイッチの機能等を表示する表示部と、ダイアルノブの押圧移動方向端面に形成した表示部の覗き窓と、を備えた表示式多機能スイッチにおいて、
    ダイアルノブの背部に、前記表示部を保持して、ダイアルノブの押圧操作時にこのダイアルノブと共に表示部を押圧方向に移動可能な表示部保持部材と、ダイアルノブの回転操作時にこの表示部保持部材のダイアルノブとの連れ回りを防止する回転規制手段と、を設けたことを特徴とする表示式多機能スイッチ。
  • 表示部保持部材を第1タクトスイッチの反力をもって該第1タクトスイッチとダイアルノブとの間に弾接保持したことを特徴とする請求項1に記載の表示式多機能スイッチ。
  • 表示部とダイアルノブとの間に、表示部の周縁部を覆ってこの表示部に取り付けるプリント部材を配置し、このプリント部材に、ダイアルノブの外周部に配置されて第2タクトスイッチを押圧操作する押圧操作ボタンのボタン機能を表示したことを特徴とする請求項1または2に記載の表示式多機能スイッチ。
  • 说明书全文

    本発明は、複数のスイッチ機能を集合させて、ダイアルノブの押圧操作および回転操作により複数のスイッチから選択するようにした表示式多機能スイッチに関する。

    従来の表示式多機能スイッチは、ダイアルノブの押圧操作でタクトスイッチを操作し、ダイアルノブの回転操作でロータリエンコーダーを操作して複数のスイッチを選択するようになっており、また、ダイアルノブの中央部に形成した覗き窓に透光窓部材を嵌着し、この透光窓部材を通して内部の表示部(液晶画面)を視認するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。

    特開2003−54290号公報(第4頁、第3図)

    しかしながら、かかる従来の表示式多機能スイッチは、透光窓部材を取り付けたダイアルノブは押圧操作によって押圧方向に移動するのに対して、表示部は内部に固定されているため、透光窓部材はダイアルノブの押圧操作に伴って表示部との相対距離が変化することになり、この距離は少なくともダイアルノブの押圧操作に必要な長さを確保する必要がある。

    このため、透光窓部材と表示部との間の距離が長くなることによって、表示部の表示可能な面積が減少するとともに、表示部の表示内容の鮮明さが低下してしまう。

    また、前記透光窓部材をレンズにして表示部を拡大しようとした場合にも、同様にレンズと表示部との間の距離が変化するため、この距離変化を許容しつつレンズによって表示部を人間の網膜に結象させるためには、レンズの焦点距離を前記移動距離よりも長くする必要がある。

    このため、単に透光窓部材をレンズとした場合にも、レンズの焦点距離が長いためレンズを通して見た表示部の拡大率が減少してしまう。

    そこで、本発明はダイアルノブと表示部との距離を不変とすることができて、ダイアルノブに形成した覗き窓と表示部との距離を近接固定して表示部をより鮮明に見ることができる表示式多機能スイッチを提供するものである。

    本発明は、押圧操作および回転操作によりスイッチを選択するダイアルノブと、選択したスイッチの機能等を表示する表示部と、ダイアルノブの押圧移動方向端面に形成した表示部の覗き窓と、を備えた表示式多機能スイッチにおいて、ダイアルノブの背部に、前記表示部を保持して、ダイアルノブの押圧操作時にこのダイアルノブと共に表示部を押圧方向に移動可能な表示部保持部材と、ダイアルノブの回転操作時にこの表示部保持部材のダイアルノブとの連れ回りを防止する回転規制手段と、を設けたことを最も主要な特徴とする。

    本発明によれば、表示部保持部材によりダイアルノブの押圧操作時に、このダイアルノブと共に表示部を押圧方向に移動するようにしたので、これらダイアルノブと表示部との相対距離を一定に保持した状態でダイアルノブを押圧操作することができる。

    従って、ダイアルノブと表示部とを近接させることが可能となり、ダイアルノブの覗き窓から表示部を広範囲に表示させることができるため、表示部の表示内容がより視認し易くなり、その鮮明さを増すことができる。

    また、ダイアルノブの覗き窓にレンズを取り付けて表示部を拡大する場合にも、このレンズと表示部との間の距離を不変とすることができるため、焦点距離の短いレンズを用いることが可能となり、表示部をより鮮明に拡大することができる。

    更に、このように覗き窓から表示部を鮮明に視認できる場合にも回転規制手段を設けたことにより、表示部はダイアルノブの回転操作時にダイアルノブとの連れ回りを防止することができるため、表示部を常に正立状態で視認することができる。

    以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。

    図1〜図4は本発明の一実施形態を示し、図1は表示式多機能スイッチの斜視図、図2は表示式多機能スイッチの分解斜視図、図3は図1中A−A線に沿った断面図、図4は表示式多機能スイッチの正面図である。

    本実施形態の表示式多機能スイッチ1は、自動車のインストルメントパネル前面に配置され、図1に示すように、断面矩形状に形成したケーシング2の前面にダイアルノブ3を配置するとともに、ケーシング2の前面の四隅部分に4個の押圧操作ボタン4を配置してある。 尚、この場合の前面とは車室内のシートに着座した乗員に対する面を意味し、車体後方に向かう面のことである。

    ダイアルノブ3は、ケーシング2に対して車体前後方向の押圧操作および車体前後軸周りの回転操作が可能となって、この押圧操作および回転操作によりスイッチを選択するようになっており、また、押圧操作ボタン4は、ケーシング2に対して車体前後方向の押圧操作が可能となっている。

    ケーシング2の内部には、図2に示すように、プリント部材としての黒色プリント板5、表示部としての液晶表示板6、表示部保持部材7、回転伝達部材8、ロータリーエンコーダ9および後面基板10が配置される。

    以下、表示式多機能スイッチ1の前記各構成部材を図2,図3を参照しつつ説明する。

    前記ダイアルノブ3は、短い円筒部3aの前面を絞った形状に形成され、その前面に同心円状の覗き窓3bを形成するとともに、前記円筒部3aの車体前方端部内周には、回転伝達部材8の外周に係合するセレーション3cを形成し、かつ、覗き窓3bにはレンズ11を嵌着してある。

    そして、ケーシング2にはその前面中央部に円形の嵌合部2aを形成し、この嵌合部2aにダイアルノブ3を相対移動かつ相対回転自在に挿入するとともに、ケーシング2の四隅部分を切欠いた切欠部2bに連続して断面略三形状の挿入部2cを形成し、この挿入部2cに前記押圧操作ボタン4を前後移動自在に挿入してある。

    押圧操作ボタン4は、前記切欠部2bの略三角形状に沿った拡径部4aと、前記挿入部2cに挿入される縮径部4bとを形成して、拡径部4aが押圧操作部となっている。

    表示部保持部材7は、前面にダイアルノブ3の内周に相対回転自在に密接嵌合される円形鍔部7aと、この円形鍔部7aから車体前方に突設した円筒部7bを有し、この円筒部7bの外周にはダイアルノブ3の押圧方向(車体前後方向)に延びる複数のリブ7cを周方向に複数(本実施形態では4本)突設してある。

    前記液晶表示板6は、前記表示部保持部材7の鍔部7aに収まる大きさをもって矩形状に形成する一方、前記表示部保持部材7の円形鍔部7aの中央部にこの液晶表示板6を嵌合する矩形状の凹部7dを形成してある。

    前記回転伝達部材8は、前記ダイアルノブ3の内周に嵌合するリング状に形成し、その外周にダイアルノブ3のセレーション3cに噛合するセレーション8aを形成し、これらセレーション3c,8aを互いに係合することにより、ダイアルノブ3と回転伝達部材8の相対回転を阻止してあると共に、図外の抜止め手段によりダイヤルノブ3の抜止めがなされている。

    前記ロータリーエンコーダ9は、内側固定筒9aと外側回転筒9bとを備え、一般に知られるようにこれら両筒9a,9bが相対回転することによりその回転量を検出し、この回転量に応じてスイッチの種類を選択できるようになっている。

    前記内側固定筒9aはケーシング2の内側形状に沿った矩形状の主基板9cに固定してあるとともに、前記外側回転筒9bは内側固定筒9aの外周に対して筒軸方向に係止して抜止め、かつ、回転自在としてある。

    また、内側固定筒9aの内周には筒軸方向に延びる複数(本実施形態では4本)の縦溝9dを形成してあり、これら縦溝9dに前記表示部保持部材7のリブ7cを摺動自在に嵌合することにより、表示部保持部材7およびこれにセレーション3c,8aを介して係合したダイアルノブ3の軸方向移動を許容しつつ回転を阻止し、これによって前記液晶表示板6の回転を防止する回転規制手段を構成している。

    前記主基板9cのロータリーエンコーダ9の内側には、前記表示部保持部材7の先端に対向する位置に第1タクトスイッチ12を取り付けてあるとともに、ロータリーエンコーダ9の外側には、前記押圧操作ボタン4の先端に対向する位置に複数の第2タクトスイッチ13を取り付けてある。

    そして、表示部保持部材7および押圧操作ボタン4のそれぞれの先端は、非作動状態にある第1,第2タクトスイッチ12,13に接触し、これらタクトスイッチ12,13に内蔵した図外のリターンスプリングの反が作用するようになっている。

    また、主基板9cにはロータリーエンコーダ9の内側中心部に位置して、液晶表示板6の光源となるLEDを用いたバックライト14を取り付けてある。

    前記後面基板10は、ケーシング2の車体後方端部の内周に取り付けて、このケーシング2の当該端部を閉止し、この後面基板10の後面には支持台15(図3参照)を突設してあり、この後面基板10から液晶表示板6のFPC等のワイヤーハーネス6aおよびバックライト14のワイヤーハーネス14aを取り出してある。

    そして、ダイアルノブ3に表示部保持部材7の円形鍔部7aを嵌合した状態では、これら両者間に液晶表示板6が円形鍔部7aの凹部7dに嵌合した状態で配置され、表示部保持部材7は第1タクトスイッチ12の反力をもって該第1タクトスイッチ12とダイアルノブ3との間に弾接保持してある。

    また、前記黒色プリント板5は、液晶表示板6とダイアルノブ3との間に配置して、この黒色プリント板5によって液晶表示板6の周縁部を覆ってあり、この黒色プリント板5は液晶表示板6に接着等により取り付けて、液晶表示板6と相対回転しないようにしてある。

    そして、黒色プリント板5には、ダイアルノブ3の外周部に配置した4個の前記押圧操作ボタン4のボタン機能を表示してある。

    例えば、図4に示すように、前記黒色プリント板5には、1つの押圧操作ボタン4に対応した位置P1にAUTO、もう1つの押圧操作ボタン4に対応した位置P2にOFF、更にもう1つの押圧操作ボタン4に対応した位置P3にDEFの絵文字、更にまた、残りの押圧操作ボタン4に対応した位置P4にRECの絵文字を白抜きで印刷し、それぞれの各機能表示は液晶表示板6内に表示する黒塗りの三角(▲)マークで指示するようになっている。

    そして、ダイアルノブ3を回転することによりロータリーエンコーダ9でその回転角を読み取り、その機能が中心部分の液晶表示板6に表示される。

    以上の構成により本実施形態の表示式多機能スイッチ1によれば、ダイアルノブ3の押圧操作により表示部保持部材7を介して第1タクトスイッチ12を操作できるとともに、ダイアルノブ3の回転操作により回転伝達部材8を介してロータリーエンコーダ9を操作することができる。

    そして、ダイアルノブ3の押圧操作で選択したスイッチの機能を、ダイアルノブ3を回転操作することによりロータリーエンコーダ9を操作して調節することができる。

    このとき、ダイアルノブ3を押圧操作した際に、液晶表示板6はダイアルノブ3と表示部保持部材7との間に保持してあるため、ダイアルノブ3との間の相対距離を一定に保持した状態を維持できる。

    このため、予めダイアルノブ3と液晶表示板6とを近接配置しておくことが可能となり、覗き窓3bから液晶表示板6を広範囲に表示させることができるため、液晶表示板6の表示内容がより視認し易くなり、その鮮明さを増すことができる。

    また、ダイアルノブ3の覗き窓3bにレンズ11を取り付けて液晶表示板6を拡大するようになっているが、この場合にもレンズ11と液晶表示板6との間の距離を一定とすることができるため、焦点距離の短いレンズを用いることが可能となり、液晶表示板6をより鮮明に拡大することができる。

    更に、このように覗き窓3bから液晶表示板6を鮮明に視認できる場合にも、表示部保持部材7のリブ7cをロータリーエンコーダ9の内側固定筒9aの縦溝9dに摺動自在に嵌合してあるので、液晶表示板6はダイアルノブ3の回転操作時にダイアルノブ3との連れ回りを防止することができるため、液晶表示板6を常に正立状態で視認することができる。

    また、本実施形態では前記作用効果に加えて、表示部保持部材7を第1タクトスイッチ12の反力をもって該第1タクトスイッチ12とダイアルノブ3との間に弾接保持したので、ダイアルノブ3の覗き窓3bと液晶表示板6との間の距離をより近接させることができる。

    更に、液晶表示板6とダイアルノブ3との間に、液晶表示板6の周縁部を覆ってこの液晶表示板6に取り付ける黒色プリント板5を配置し、この黒色プリント板5に、ダイアルノブ3の外周部に配置した第2タクトスイッチ13を押圧操作する押圧操作ボタン4のボタン機能を表示したので、液晶表示板6に必要なバックライト14によって黒色プリント板5を同時に照射することが可能となり、バックライト14の数を削減することができ、本実施形態では1つのバックライト14を併用してある。

    このとき、前記黒色プリント板5の周縁はダイアルノブ3と摺接するため、黒色プリント板5の抵抗係数を予め調整しておくことにより、ダイアルノブ3の回転操作時の操作感をコントロールすることができる。

    ところで、本発明の表示式多機能スイッチは前記実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。

    本発明の一実施形態を示す表示式多機能スイッチの斜視図である。

    本発明の一実施形態を示す表示式多機能スイッチの分解斜視図である。

    図1中A−A線に沿った断面図である。

    本発明の一実施形態を示す表示式多機能スイッチの正面図である。

    符号の説明

    1 表示式多機能スイッチ 3 ダイアルノブ 4 押圧操作ボタン 5 黒色プリント板(プリント部材)
    6 液晶表示板(表示部)
    7 表示部保持部材 7c リブ(回転規制手段)
    9 ロータリーエンコーダ 9d 縦溝(回転規制手段)
    11 レンズ 12 第1タクトスイッチ 13 第2タクトスイッチ

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