Switch gear used for automotive apparatus having journalled manual lever shaft

申请号 JP2910096 申请日 1996-02-16 公开(公告)号 JPH08293228A 公开(公告)日 1996-11-05
申请人 Texas Instr Inc ; テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド; 发明人 KAARUTON EMU KOTSUBU ZA SAADO; GEIRII EI BEIKAA; PIITAA JIEI GUROZUNARISU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a switch gear to be used for an automotive apparatus, with which a manual lever shaft having no flexible conductive wire is journalled.
SOLUTION: This switch gear comprises housing members 2, 3, and actuators 32 are journalled in the housing members. Electrical contact members 36, 38 made of springs are attached to an actuator arm and slid to be brought into contact with or parted from electric contact segments 26a, 24a, which are attached respective to circuit boards 26, 24. A hub itself has a hole 32b and is received by a manual shaft of an automotive transmission apparatus by a flat face 32c on the opposite to the hub and stopped there by a key. A spring seal element 34 is received between respective seal faces 12a, 32a so as to prevent dust infiltration. In the housing member 12, a connector part 16 is formed, and a shroud 16a is electrically connected with the contact segments 26a, 24a. The connector part 16 is received through a first-hole 2, and the manual lever shaft 8 is received in a second hole 4 formed in the housing wall 6 of a transmission gear.
COPYRIGHT: (C)1996,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 枢着された手動レバー軸を有する自動車の装置に使用するスイッチ装置であって、製造公差内で相対的に所定の距離だけ離された第1および第2の孔を有する伝動装置ハウジング壁にして、前記第1の孔が第2の孔に対しまた関連する伝動装置基準点に対して選択された角度位置に設置されている伝動装置ハウジング壁、前記伝動装置ハウジング壁の第1の孔を通って延びる全体的に円筒形のコネクタ部分を有するスイッチハウジング、前記スイッチハウジングを通って延びる手動レバー軸うけ入れ孔、該手動レバー軸うけ入れ孔にうけ入れられかつ前記伝動装置ハウジング壁の第2の孔を通って延びる手動レバー軸、該手動レバー軸をうけ入れる孔を有し、スイッチハウジング内に延びるアクチュエータアーム、および該アクチュエータアームとスイッチハウジングとの間に設置され、前記スイッチハウジングを前記ハウジングに対して製造公差までの距離だけ横方向に移動しうる少なくとも一つの環状密封要素を有するシール装置を包含する枢着された、手動レバー軸を有する自動車の装置に使用するスイッチ装置。
  • 【請求項2】 環状ばね要素が力をうけないとき選択されたクラウン高さを有し、そして全体的にベル形の負荷対変形曲線を有し、変形は負荷が加えられるにつれクラウン高さと平坦な形状との中間点までその高さを減少する方向に前記要素の変形を生じ、ついで前記変形が中間点から平坦な形状に向うにつれて減少する、請求項1に記載のスイッチ装置。
  • 【請求項3】 前記シール装置が所定の厚さを有する材料から形成されかつ内外周縁部を有する環状ばね要素を有し、少なくとも一つの周縁部が平面上にあり、前記ばね要素が半径方向に湾曲した表面部分を有しまた少なくとも一つの縁部が静止状態にあるとき存在する平面からもっとも離れた表面部分から計ったクラウン高さを有し、前記環状シール要素がアクチュエータアームに形成された面に着座しかつハウジング上に形成された環状要素の着座面と共働し、前記アクチュエータアーム上の環状要素の着座面が全体的に前記ハウジングの環状要素の着座面に整合しかつそこから所定の厚さより長くクラウン高さより短い所定の距離だけ離れている、請求項1に記載のスイッチ装置。
  • 【請求項4】 前記着座面間の選択された距離が前記所定の厚さより僅かに長くまた前記クラウン高さより概ね短い、請求項3に記載のスイッチ装置。
  • 【請求項5】 前記スイッチハウジングが第1および第2の部材、下向きに開口する溝が前記第1ハウジング部材の外周に形成された下向きに開口する溝、第2ハウジング部材の外周まわりに上方に延びて溝内にうけ入れられるリップを包含し、前記溝が少なくともリップの容積と同じ容積を有し、前記ハウジングが熱可塑性材料から形成され、前記着座面の外径が環状シール要素の外縁の直径より所定長さだけ大きく、ハウジング部材を一体に固定する振動溶接工程の間第1および第2ハウジング部材の横方向運動を許す、請求項3に記載のスイッチ装置。
  • 【請求項6】 前記円筒形コネクタ部分および前記アクチュエータアームの孔が互いに平行に延びる縦方向軸線を有する請求項1に記載のスイッチ装置。
  • 【請求項7】 前記アクチュエータアームが上面および下面を有し、前記シール装置が第1および第2の環状シール要素を有し、該第1環状シール要素がアクチュエータアームの上面とスイッチハウジング壁との間にうけ入れられ、前記第2環状シール要素がアクチュエータアームの下面とスイッチハウジング壁との間にうけ入れられる、請求項1に記載のスイッチ装置。
  • 【請求項8】 前記手動レバー軸うけ入れ孔が前記筒形コネクタ部分および手動レバー軸うけ入れ孔の中心線の間に形成された線に沿って延びる細溝として形成された、請求項1に記載のスイッチ装置。
  • 【請求項9】 枢着され手動レバー軸を有する自動車の装置に使用するスイッチ装置であって、製造公差内で相対的に所定の距離だけ離されかつ相対的にまた手動レバー軸の設計位置を含む関連する伝動装置の部分に対して選択された角度位置に設置された第1および第2の孔を有する伝動装置ハウジング壁、該伝動装置ハウジング壁の第1の孔を通ってうけ入れられるコネクタ部分を有するスイッチハウジング、該スイッチハウジングを通って延びる縦軸線を有する手動レバー軸うけ入れ孔、前記スイッチハウジングおよび前記手動レバー軸うけ入れ孔の部分の基準位置に対して所定の角度的配置にまた手動レバー軸うけ入れ孔の基準位置およびその軸線から選択された距離に取付けられた複数の定置電気接点、前記伝動装置ハウジング壁の第2の孔にうけ入れられる手動レバー軸、および、その上に複数の電気接点を取付けられたアクチュエータアームにして、それとともに回転すべく前記手動レバー軸上に取付けられかつ前記スイッチハウジング内に延びそして前記手動レバー軸が回転されるにつれ移動して前記定置電気接点に接離するように位置決めされたアクチュエータアームを包含し、前記アクチュエータアームが手動軸うけ入れ孔にうけ入れられたハブを有し、前記手動レバー軸うけ入れ孔がハブに回転嵌合するのに丁度十分に大きい製造公差内の幅を有する細溝の形状に形成され、該溝が手動レバー軸の縦軸線の基準位置と設計位置の間に形成された線に沿って延長する、
    枢着された手動レバー軸を有する自動車の装置に使用するスイッチ装置。
  • 【請求項10】 コネクタ部分が全体的に円筒形で縦方向軸線を有し、スイッチハウジング部分の基準位置がコネクタ部分の縦軸線である、請求項9に記載の自動車の装置に使用するスイッチ装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は一般に自動車用伝動装置、とくに該伝動装置に関連した手動軸および戻り止めレバーの位置に対応する電気信号を発生する電気スイッチに関する。

    【0002】

    【従来の技術】ロータリスイッチを伝動装置ハウジングの外部に取付けて自動車の運転手から機械的歯車選択入を種々のリンク装置を通してうけ入れて、デコーダモジュールおよび伝動装置電子制御ユニツトのような適当な出力装置に電子信号を介して歯車選択を出力することは普通のことである。 スイッチはその上に配置される所定数の電気スイッチセグメントを備えた扇形体を含み、
    各セグメントが出力装置に出力する。 伝動装置の手動弁制御液圧操作が、軸に取付けられかつそれとともに回転しうる戻り止めレバーと称する割出し戻り止めに機械的に組み合わされる。 軸は伝動装置ハウジング壁を通って延長し、スイッチバーは伝動装置ハウジングの外部で軸に固定され、自動車運転手が歯車を選択するとき、ロータリスイッチ内のスイッチバーは扇形体を横切って所定の位置まで移動し、一つ以上の電気的接触セグメントに係合する。 ある装置において、電子制御装置は絞り弁位置、出力軸速度、エンジン速度およびエンジン負荷などのようなものに対して、他の入力とともに歯車位置を監視する。

    【0003】本発明の譲受人に譲渡された米国特許第5
    338907号明細書に開示されたスイッチ装置は、スイッチがをはね掛けられるなどの危険な環境に置かれるのを回避するため、またスイッチを伝動装置ハウジングの外部に取付けるときに使用されるリンク装置に関連する誤差集積の問題を回避するため、伝動装置ハウジング内に設置される。 上記特許発明において、図示されたスイッチハウジングは手動レバー軸に取付けられている。 ハウジングは戻り止めばねに取付けられたローラに組合わされ、戻り止めばねはローラを押圧して戻り止めレバーの外端に係合させ、ハウジングを伝動装置ハウジングに対して静止したままにする。 手動レバー軸に固定されたスイッチアームは複数の第1電気接点を取付けられ、スイッチハウジング内に延長している。 戻り止めレバーとともに移動しうるスイッチアームは、スイッチハウジングに取付けられた第2電気接点にそれぞれ接離する。 伝動流体はスイッチハウジングに出入しうるが、適当なシールが金属粒子または他のごみがスイッチハウジングに侵入するのを防止するため設けられている。 可撓性電気導線は一端を電気接触セグメントに接続され、反対側端部は伝動装置ハウジングの壁に設けられた孔に取付けられたコネクタの端子に接続される。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】伝動装置ハウジング内に取付けられたスイッチは有効に作動するが、伝動装置の組立て中、電気導線がしばしば切断され、挾まれ、または鋭い端部上を通りそれにより短絡するという問題が生ずる。 この問題はサイズを小さくする新しく設計された多くの伝動装置において一層悪化している。 本発明の目的は上記従来技術における制限のない歯車選択に対応する電気スイッチ装置を得ることにある。 別の目的は、
    現存する、ならびに、小さい、新しく設計される自動車伝動装置ハウジングの利用可能な空間内に適合しうると共に、ハウジング内に設置すべき可撓性導線の配線を有しない、スイッチ装置を得ることにある。 さらに別の目的は、自動車伝動装置に容易に組込まれる、信頼性が改善されまた正確に歯車選択に追随するのに十分な、歯車選択に対応する電気スイッチ装置を得ることにある。 スイッチ装置の他の目的、利点および詳細は、本発明の好ましい実施例に関する下記の記載から明らかになるであろう。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】要するに、本発明によれば、スイッチハウジングが、伝動装置ハウジングの壁と戻り止めレバーの間の手動レバー軸上の自動車の伝動装置ハウジング内に取付けられる。 スイッチハウジングは、伝動装置ハウジングの壁に設けられた孔にうけ入れられる一体のコネクタ部分を形成され、それぞれ伝動装置ハウジング壁の第1および第2の孔を通ってうけ入れられる手動レバー軸およびコネクタ部分はハウジングの配置を確定する。 アクチュエータアームまたはスイッチアームは、ハウジング内の手動レバー軸に固定され、手動レバー軸が回転されるときハウジング内で移動可能である。 可動電気接点はアクチュエータアームに取付けられ、ハウジングに設置された回路板に係合するように押圧され、それらはアクチュエータアームが手動レバー軸とともに回転するとき、移動して回路板上の静止接触セグメントと接離する。 接触セグメントは、ハウジングのコネクタ部分に取付けられた端子ピンに組合わされる。
    コネクタ部分は、伝動装置ハウジング外側の対応するコネクタに機械的に組合わされるのに使用されるねじ付き雌挿入片を備えている。

    【0006】本発明の特徴によれば、第1および第2の環状ばねシール要素がアクチュエータアームの反対側に、アクチュエータアームとハウジングの間に形成される各シールの座上の手動レバー軸の周りに配置される。
    シール要素は電気スイッチの作用に干渉するかもしれないごみがハウジング内に侵入するのを有効に防止する。
    シール要素は半径方向に湾曲し、平面内に存在する内端および外端の少なくとも一方と平面からもっとも遠くに離れた要素の部分との間に所定のクラウン高さを有する。 とくに有利なシール要素は、要素が平らな形状になるように変形されるとき負荷の減少する部分を有する、
    負荷対変形曲線を有する。 シールの座は相互に所定の距離だけ離された反対側の面部分を形成され、シール要素によって加えられるばね力が比較的小さくなって、それによりアクチュエータアームがハウジング内で枢動するにつれ抵抗力を最少にする程度に押し潰される。 本発明の特徴によれば、シール要素は、伝動装置ハウジング壁の二つの孔の加工における製造誤差によって生じた僅かな不整合に対応するため横方向に十分に移動可能である。 本発明の別の特徴によれば、ハウジングは、ナイロンのような熱可塑性材料から作られ、振動運動の横方向成分に適合するシール要素の能力によって可能にされた振動溶接により、互いに固定される第1および第2部分を有する。

    【0007】

    【発明の実施の形態】図面において、符号10で示された本発明により構成されるスイッチ装置は、凹所14を形成された第1ハウジング部材12およびそれを閉鎖する第2ハウジング部材またはふた13を有する。 とくに図1および図2を参照すると、スイッチ装置10は、全体的に円筒形で縦軸線18を有する、コネクタシュラウド16aを備えたコネクタ部分16、および縦軸線22
    を有する手動レバー軸うけ入れ孔32bを備えている。
    軸線18および22は全体的に互いに平行であり、かつ下記に説明するように、自動車伝動装置ハウジングの壁6の各孔2,4の縦軸線間の距離 ′とほぼ等しく選択された距離だけ正確に離れている。

    【0008】図3および図4に示すように、大電流回路板24および小電流回路板26がハウジング部材12の凹所14に取付けられている。 図に示すように、両回路板はその底面にそれぞれ設置された弧状接触セグメント24a,26aを有し、それらはそれぞれ端子パッド2
    4b,26bに接続されている。 両回路板はそれぞれ適当な電気絶縁性ポリマにモールドされた単一の導線フレーム挿入片から作られるのが好ましく、個々の回路セグメントはモールド後、公知のようにブリッジランナを切断することによって分離される。 端子ピン28はコネクタ部分16に挿入モールディングによって取付けるのが好ましく、その下方先端部分28aはコネクタ部分16
    のコネクタ凹所16b内に延びている。 先端部分28a
    はそれぞれ端子パッド24b,26bと整合して回路板24,26に設けられた孔にうけ入れられ、かつはんだ付けのような適当な手段でそこに接続されている。 端部が閉鎖され、かつ黄銅のような適当な材料から作られた全体的に管状の挿入片30もコネクタ16に挿入モールドされ、伝動装置ハウジング外側にうけ入れられた、図2に破線で示す対応するコネクタ16dと共働するねじ孔を備えている。 適当な環状溝16cがコネクタ16の外周に設けられ、適当なO−リング17の座として作用するのが好ましい。

    【0009】アクチュエータアーム32は適当なキー装置を有する孔32bを設けられたハブ32aを有し、孔にうけ入れられた軸を所定の度位置に保持する。 図示のように、孔32bはこの機能を奏する一対の向合った平らな面32cを備え、アクチュエータアームは孔にうけ入れられた対応する平らな面を有する手動レバー軸を所定の角度位置に維持する。

    【0010】図4にもっともよく示されたように、組立てられたとき所定の距離だけ離される、向合った面の第1環状座が、ハブ32aの周りのアクチュエータアーム32の環状表面部分32dとハブ32aの頂部をうけ入れる孔12bの周りのハウジング部材12の環状面12
    aとの間に設けられる。 組立てられたとき所定の距離だけ離される、向合った面の第2環状座が、ハブ32aの周りの表面部分32eとハブ32aの底部をうけ入れる孔13bの周りのふた部材13の頂面13aとの間で、
    アクチュエータアーム32の反対側に設けられている。

    【0011】第1および第2環状ばねシール要素34
    が、それぞれ第1および第2の座に設けられている。 シール要素34は半径方向に傾斜または湾曲し、かつ平面上にある内外端の少なくとも一方と平面からもっとも離れた要素の部分との間のクラウン高さ、すなわち図7の距離chを有する。 この型のシール要素は、本発明の譲受人に譲渡された米国特許出願番号第176753号明細書にも開示されている。 半径方向に湾曲したいかなるばねシール要素もごみの侵入を有効に防止するため使用することができ、とくに適当な要素はばねが潰されて平らな状態になるとき負荷が減少するような負荷変形曲線を有する。 この型のばねの例はいわゆる皿ばねである。
    例示として図8に示すように、厚さtが0.076mm
    (0.003インチ)でクラウン高さchが0.38mm
    (0.015インチ)のばね要素に負荷を加えることによる変形は、力を増加するとき変形が開始し、全変形の半分より僅かに小さい最大変形の後に平らな形状になり、変形の増加とともに力は減少する。 シール要素の座を向合った面が所定の垂直方向寸法だけ離されるように形成することにより、シール要素は力対変形曲線の最大値と平らな形状、好ましくは平らな形状の直前との間で変形し、装置はシール機能を奏するがアクチュエータアーム32を動かすとききわめて僅かの圧力を発生する。
    たとえば、厚さtが1.93mm(0.076インチ)でクラウン高さchが0.432/0.482のシール要素は、小さい圧力を生ずるためには0.150の座の垂直間隙が適当である。

    【0012】図6に示すように、アクチュエータアーム32は整列したかつ直立する突起32d′を有し、その上に小電流ばね接触部材36(図5)をうけ入れ、接触部材36は複数の孔36bを有する基部36aを備え、
    孔36bは突起32d′および複数の接触フィンガ36
    cをうけ入れ、各フィンガ36cは回路板26に押付けられるのに適した先端部分を有し、自由な先端部分はアクチュエータアーム32が回転されるとき摺動して各接触セグメント26aと接離する。 アクチュエータ32は全体的にU字型の接触要素38(図3)をうけ入れる大電流接触座32fを備え、接触要素38はそれぞれコイルばね38aによって回路板24と接触せしめられ、アクチュエータアーム32が回転されるとき摺動して各接触セグメント24aと接離する。

    【0013】ハウジング部材12およびふた13は、モールド可能なポリマのような適当な電気絶縁材料から作るのが好ましい。 本発明の特徴によれば、ハウジングおよびふたはナイロンのような熱可塑性材料から作るのが好ましく、振動溶接して一体にされる。 シール要素34
    はもし通常のガスケット型シールを使用するならば可能でない、振動溶接工程の横方向振動運動に適している。
    ふた13の孔13bは十分大きく作られ、振動溶接工程中ほぼ1mmの横方向運動が、孔13bがふた側面のアクチュエータハブ直径32aに接触することなしに対応することができる。 ハウジング部材12は図4に示されたようにその外周に沿って下方に開口する円周溝12cを設けられ、一方ふた13は図示のようにその外周に沿って上向きに延びる周方向リップ13cを備えている。 溝12cの容積はリップ13cが占める容積と少なくともおなじ大きさに選択され、リップが振動エネルギによって液化するとき、材料は溝内に保持され、ふた13はハウジングの周りのハウジング部材12の表面12dと接触して、凹所14内に公知の所定の寸法関係を形成し、
    たとえば各シール要素の着座面の間に所定の距離を生ずる。

    【0014】ばねシール要素34を設けたことは、振動エネルギを使用して各部分を一体に溶接できるようにするばかりでなく、スイッチ装置を伝動ハウジング壁の二つの固定孔に適合させ、さらにごみなどの侵入に対するシール機能を奏するものである。 すなわち、孔2および4は側壁6に製造公差内で相対的に所定距離 ′で穿孔することができ、シール要素はその公差内で着座区域の横方向に移動しうるため調節することが可能になる。

    【0015】孔2および手動軸8の中心線は、伝動装置および自動車の設計要求によって決定される。 スイッチ装置は設置されたコネクタ部分16とともに手動レバー軸8上に取付けるべく設計され、コネクタ部分16は正確な相対的角度位置において設置された電気的接点とともに孔2にうけ入れ可能である。 スイッチの寸法を伝動装置の孔の寸法 ′に対して、一層適当なのは孔2および手動軸8の縦軸線間の寸法に対して、アクチュエータハブ32aをハウジング12の孔12b内で移動させることによって調節可能とすることにより、スイッチ装置を伝動装置内に設置できるようになる。 対象とする伝動装置の基準点すなわち手動軸8および孔2の中心線に対するハウジングの配置の改善された角度的制御は、孔12bの直径をハブ32aに対して僅かに小さくするとともに、図1に破線で示されたように、孔を延長して軸線18および22の間に延びる線に沿う溝を形成することによって実施することができ、シール要素は孔2および手動レバー軸8の中心の間に形成される線に沿って位置を調節することができる。 シール部材34の外径は前記線に沿う調節量を決定し、シール機能に悪影響を与えることなく適合することができる。

    【0016】本発明を説明するため本発明の好ましい実施例が記載されたが、本発明は開示された実施例に対して種々の変形および同効物を含むものである。 たとえば、ある用途においては、スイッチ装置10においてシール要素34を使用することが必要ではない。 さらに、
    開示された実施例におけるコネクタ部分16が手動軸8
    に対して平行な縦軸線を有するが、手動軸8をたとえばスイッチハウジングのある他の基準および手動弁の位置に関連させることは発明の範囲内にあり、コネクタ部分はハウジングからある角度で延長し、縦方向軸線は相互に平行でなくすることもできる。 スイッチハウジングの所定の基準位置と手動レバー軸の縦方向軸線の設計位置との間に形成される線に沿って延びる溝は、スイッチを伝動ハウジングの孔に適切な整合を確立するため戻り止めローラに依存させることなく嵌合するのに利用することができる。 発明はすべての変形および特許請求の範囲の記載の範囲内にある同効物を含むことを意図している。

    【0017】

    【発明の効果】本発明によれば、スイッチハウジングが、伝動装置ハウジングの壁と戻り止めレバーの間の手動レバー軸上に自動車の伝動装置ハウジング内に取付けられ、伝動装置ハウジングの壁に形成された孔にうけ入れられる一体のコネクタ部分を形成され、それぞれ伝動装置ハウジング壁の第1および第2の孔を通ってうけ入れられた手動レバー軸およびコネクタ部分はハウジングの配置を確定し、アクチュエータアームがハウジング内で手動レバー軸に固定され、手動レバー軸が回転されるときハウジング内で移動可能であり、可動電気接点はアクチュエータアームに取付けられ、ハウジングに設置された回路板に係合するよう押圧され、それらはアクチュエータアームが回転されるとき、移動して回路板上の静止接触セグメントと接離し、接触セグメントは、ハウジングのコネクタ部分に取付けられた端子ピンに組合わされることにより、現存する、ならびに小さい、新しく設計される自動車伝動装置ハウジングの利用可能な空間内に適合しうるとともに、従来のようにハウジング内に設置される可撓性導線を有しないスイッチ装置を得ることができた。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明によるスイッチ組立体の斜視図。

    【図2】スイッチ装置が伝動装置ハウジング内に取付けられ、コネクタ部分が下方に向き、ハウジング壁が断面図で示された、図1のスイッチ組立体の側面図。

    【図3】図1のスイッチ組立体の展開図。

    【図4】ハウジングおよびふたを一体に溶接する前の、
    説明のために、ハウジングおよびふたが相互にまたアクチュエータから分離された、図1のスイッチ組立体の横断面図。

    【図5】図1の装置に使用される可動接点組立体の斜視図。

    【図6】図1の装置に使用されるアクチュエータアームの斜視図。

    【図7】図1の装置に使用されるばねシール要素の断面図。

    【図8】図7のばねシール要素の負荷対変形のグラフ。

    【符号の説明】

    2 孔 4 孔 6 伝動装置の壁 8 手動レバー軸 10 スイッチ装置 12 第1ハウジング部材 12a 環状面 12b 孔 13 第2ハウジング部材(ふた) 14 凹所 16 コネクタ 16a コネクタシュラウド 16b コネクタ凹所 16c 環状溝 16d コネクタ 17 O−リング@ 18 縦軸線 22 縦軸線 24 大電流回路板 24a 弧状接触セグメント 24b 端子パッド 26 小電流回路板 26a 弧状接触セグメント 26b 端子パッド 28 端子ピン 30 挿入片 32 アクチュエータアーム 32a ハブ 32b 孔 32c 平らな面 32d 表面部分 32d′ 突起 32e 表面部分 32f 大電流接触座 34 環状ばねシール要素 36 小電流ばね接触部材 36a 基部 36b 孔 36c フィンガ 38 接触要素 38a ばね

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー エイ. ベイカー アメリカ合衆国ロード アイランド州ノー ス サイツエイト,クランベリー リッジ ロード 231 (72)発明者 ピーター ジェイ. グロズナリス アメリカ合衆国マサチューセッツ州ノース アトルボロ,チャールズ ストリート 54

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