Vehicular transmission sensor apparatus responsive to gear selection

申请号 JP189593 申请日 1993-01-08 公开(公告)号 JPH05248520A 公开(公告)日 1993-09-24
申请人 Texas Instr Inc ; テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド; 发明人 GEIRII EI BEIKAA;
摘要 PURPOSE: To obtain a switching device which does not need installation adjustment, by installing a detent lever on a manual lever shaft to pivot a switch housing, and actuating the switching means by rotation of a cam plate fixed on the detent lever.
CONSTITUTION: A roller 22 energized by a detent spring 24 is engaged with edges 18 with claws 20 on a detent lever 12 installed on the manual lever shaft 16 arranged within a transmission housing 14, and a cam plate 30 is fixed on the top face of the detent lever 12. One end 42 of the switch housing 40 is mounted on the manual lever shaft 16, and the other end 44 is provided with a fork end or arms 44a, 44b. A plurality of switches 50 are arranged in the switch housing 40, each switch provided with a follower which moves between switch contacts engaged and switch contacts disengaged positions in dependence on the angular position of the detent lever 12 interlocked with the cam plate 30.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 外側縁表面に複数の爪を持ち、それぞれの爪がトランスミッションの個々のギア選択に対応しており、軸線を中心として枢動可能な戻止めレバーと、トランスミッションの内部に固定装着されたスイッチハウジングと、接点係合位置と接点解除位置の間でお互いに移動可能な第1および第2の電気接点を持つスイッチ手段と、戻止めレバーの選択した角度位置で接点を接点係合位置に動かす手段と、スイッチ手段を電気的に作動させ、接点係合位置と解除位置の各々に応じて信号を出力する手段とを備えている、自動車のトランスミッション装置に使用するスイッチ装置。
  • 【請求項2】 請求項1に記載された自動車のトランスミッション装置に使用するスイッチ装置において、さらに、戻止めレバーと共に移動可能に装着され、付近にスイッチハウジングが固定装着されたカムプレートと、カムプレートおよび電気接点の間に位置する従動子手段とを備え、カムプレートは、接点を動かす戻止めレバーの選択した角度位置で従動子手段を電気接点に向けて移動させる特定の輪郭を備えている、自動車のトランスミッション装置に使用するスイッチ装置。
  • 【請求項3】 請求項1に記載された自動車のトランスミッション装置に使用するスイッチ装置において、スイッチハウジングは戻止めレバーの付近に固定装着され、
    スイッチハウジングが、ベースと、スイッチアームの角度方向をシャフトの角度方向に一致させるように手動シャフトに装着されていて、ベースにほぼ平行に且つベースから間隔を開けてあるスイッチハウジング内に突き出しているスイッチアームとを備え、スイッチハウジング内に装着されたスイッチ手段は、スイッチアームとベースの一方に装着されている少なくとも1つの第1の電気接点と、スイッチアームとベースの他方に装着されているばねで偏倚した少なくとも1つの第2の電気接点とを備え、第1と第2の電気接点の一方は、戻止めレバーとスイッチアームの枢動時に、それぞれの接触係合位置と接触解除位置の間で枢動するように構成されている、自動車のトランスミッション装置に使用するスイッチ装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、車両のトランスミッションに係り、特に、ギア選択に応答して電気出を発生する手段に係る。

    【0002】

    【従来の技術】従来から、トランスミッションハウジングの外部にロータリースイッチを取り付け、様々なリンク装置を介し車両運転者から機械的なギア選択の入力を受け、電子信号によりデコーダモジュールとトランスミッション電子制御ユニットにギア選択を出力することが行なわれてきている。 スイッチは所定数の電気接触セグメントを配備したクオドラント(quadrant)を備え、各々のセグメントの出力はデコーダモジュールに送られる。 トランスミッションの手動弁制御液圧操作は、戻止めレバーと称せられるインデックス送り爪を備えたプレートに機械的に連結されている。 このプレートはシャフトに装着され、シャフトと共に枢動運動可能である。 シャフトはトランスミッションハウジング壁を通り抜けており、トランスミッションハウジングの外部ではシャフトに対してスイッチバーが固定的に取り付けられ、車両運転者のギア選択に伴い、ロータリースイッチ内のスイッチバーはクオドラントを横切って所定位置まで移動し、1つまたはそれ以上の電気接触セグメントに係合する。 ある種の装置では、スロットル位置、出力シャフト速度、エンジン速度、エンジン負荷等に関する入力事項に加えて、電子制御によりギアの位置がモニターされている。

    【0003】このスイッチ装置は広く用いられているが、それにも限界があり幾つかの問題点も残されている。 スイッチハウジングをトランスミッションハウジングに対して正確な度姿勢に固定するには、最初の据付け時または使用途中に、特殊工具を用いてシャフト従属要素すなわちスイッチバーの基準特性をスイッチハウジングに整合させるか、あるいはハウジングをシャフトに対して回転させる際にスイッチ接点の電気接続性のモニターを行なうかの何れかの方法を取る必要がある。 従って、スイッチを手動弁から離しトランスミッションハウジングの外部に設置する方法では、全てのリンクエレメントを経由する間に好ましくない誤差の累積が起きる。
    また、四輪駆動車に使用する時のようにスイッチをのかかる場所に設置するには、水の侵入を防ぐシール手段が必要になる。 そうしたシール手段がベントチューブ等を装備すれば費用が嵩み、装置のコストが大幅に上昇する。

    【0004】ここで、本件出願と同時継続中の米国特許出願Serial No. 805,212を引用する。
    この出願に記載のスイッチ装置は圧力スイッチから構成されている。 この圧力スイッチはトランスミッションハウジング内のブラケットに設置され、しかも選択液圧通路に接続されていて、ブラケット上には電気回路トレースを備えている。 可動接点は手動弁に作動連結され、この可動弁と共に運動可能である。 可動接点の位置は手動弁位置に従って変化し、ブラケットに配置した固定接点セグメントに係合したり外れる動きをする。 圧力スイッチの出力は、手動弁位置センサを備えた抵抗器回路網に送られる。 装置は電圧出力をパワートレイン電子コントローラに送り、例えば、ギア選択のような特有のトランスミッション操作としての識別が行なわれる。

    【0005】この後者の装置は選択したギアを表示するのには有効であるが、弁がハウジング内部を移動する構造のある種のトランスミッション組立体では全ストロークにわたり使用できない。 また、このギア選択に合わせて、例えば、特定のギア選択の時にだけ発進できるようにしたり、後進ギアの時に後尾灯を点灯したり駐車時に駐車表示アクセサリを点灯したりする等の状況に合わせて、比較的大きな電流と小さな電流を取り扱うスイッチ操作を行なう必要がある。

    【0006】トランスミッションハウジングの外側または運転者ギア選択装置に設置された外部スイッチはこうした目的に使用されてきてはいるものの、位置センサとの関係において前述したのと同じ問題を抱えている。 すなわち、トランスミッションハウジングの外側に装着したスイッチには水が跳ねかかる等の厳しい環境下に晒されており、その保護のために著しいコスト高を招いている。 また、そうしたスイッチは装備の困難さに伴う固有の問題点を抱えており、手動弁との整合関係にくるいの生じ易い欠点がある。 この欠点は、乗車室内に配置されているスイッチには特に顕著に認められる。

    【0007】位置固定の磁気センサに加えて戻止めレバーに複数の磁石を使用し、これら磁石を取り付けたトランスミッションハウジング内にスイッチ装置を収納し手動弁の位置に応じて複数の回路の作動を制御する方法も提案されてきてはいるが、温度変化がそうした機能に影響を及ぼし、また長期間の使用に伴い磁石自身に変化が起きる。 さらに、装置の電磁気コンパチビリティ(co
    mpatibility)に問題が残る。 トランスミッション流体の傾向として、磁石に取り付けたギア等の構成要素の回転に伴って生じた鉄磁性粒子を集め、スイッチ感度に悪影響を及ぼすことがある。

    【0008】戻止めレバーと位置ワイパーに導体トレースを配置し、戻止めレバーの枢動時にトレースを係合させることも提案されてきている。 しかしながら、適当な接触圧を得ることが困難であり、また使用環境に問題がある等の幾つかの理由により未だ不満足なものである。

    【0009】従って、本発明の目的は、前述した従来技術の問題点のないギア選択感応型の電気スイッチ組立体を提供することにある。 また他の目的は、車両のトランスミッションハウジング内に設置できる、単純で信頼性の高い長寿命のスイッチ装置を提供することにある。 本発明の別の目的は、取付けが簡単でしかも事後の設置調整の不必要なスイッチ装置を提供することにある。

    【0010】本発明のトランスミッションセンサ/スイッチ装置のその他の目的、利点並びに作用については、
    以下に記述する本発明の好ましい実施例の詳細な説明から明らかである。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】要約すれば、外縁に複数の爪の付いた戻止めレバーと、ばねの偏倚力により外縁に係合した状態のローラとを備えた自動車のトランスミッションに使用する内側モードスイッチ装置にして、このスイッチ装置は、戻止めレバーに装着されていて戻止めレバーと共に移動可能なカムプレートを備えている。
    カムプレートには複数の電気スイッチが組み込まれている。 これら電気スイッチは、一方の端部がトランスミッションの手動レバーシャフトに装着され他方の端部が戻止めばねに設置のローラに連結された細長いハウジングに装着されている。 各スイッチには従動子がスライド可能に装着され、スイッチから外向きに突き出すように偏倚させてカムプレートに係合させてある。 従って、カムプレートが戻止めレバーと共に移動すると、従動子はそれぞれのスイッチ内部で可動接触手段に向けて移動したりこの接触手段から離れる向きに動き、スイッチ接点を係合したり係合を外す働きをする。

    【0012】

    【作用】本発明の特徴によれば、電気接点は泥や水等のかからないシールしたチャンバ内に配置されている。 本発明の他の特徴によれば、スイッチは信頼性の高いスナップアクションディスクを用いている。 カムはそれぞれのスイッチ用にコード化され、必要とするスイッチ出力を得るようにしてある。 関連データに対応してカムプレートとスイッチハウジングを登録しておくことで調整を省略でき、簡単に据付けを終えた試験済の小組立て品としてこの装置を戻止めレバーに宛てがい組み立てることができる。

    【0013】第2の実施例によれば、スイッチハウジングは手動レバーシャフトに装着されローラに連結された状態で、トランスミッションハウジングに対してハウジングを静止状態に保つようにしてある。 手動レバーシャフトに固定的に装着され複数の第1の電気接点を所持したスイッチアームはスイッチハウジング内に入り込み、
    戻止めレバーと共に移動してスイッチハウジングに装着したそれぞれの第2の電気接点に係合したり外れる動作をする。 スイッチアームのハブとスイッチハウジングの間には環状シールが配置され、金属粒子やごみがスイッチハウジングに侵入するのを防いでいる。

    【0014】

    【実施例】図面を参照する。 参照番号10は、本発明により構成されたセンサ/スイッチ装置を示している。 図示した従来形式の戻止めレバー12は、(点線14により概略的に示す)トランスミッションハウジング内に配置されている。 トランスミッションハウジングは、このトランスミッションハウジングの外に突き出す手動レバーシャフト16に慣用的な方法で取り付けられている。
    戻止めレバー12は、複数の爪20を設けた外縁18を備えている。 ローラ22は(概略的に示す)戻止めばね24によりシャフト16の長手方向軸線に向けて偏倚され、戻止めレバーの表面縁18に係合した状態にある。

    【0015】戻止めレバー12の表側表面には任意の慣用的な方法によりカムプレート30が固定設置され、戻止めレバー12と共に動き、車両運転者のシフト操作に際し手動シャフト16の回転運動に応じて枢動させることができる。

    【0016】スイッチハウジング40は全体として細長く、一方の端部42はシャフト16に取り付けられ、反対側の端部44は間にローラ22を収容する構造の二股部分またはアーム44a,44bを備え、シャフト16
    と戻止めレバー12の枢動時にハウジング40が一定の軸方向位置を保てるようにしてある。 従って、ローラ2
    2は部分44a,44bの間を半径方向に自由に移動し、表面縁18の形状に合わせてシャフト16の長手方向軸線に近づいたりこの軸線から遠去かる向きに運動する。

    【0017】ハウジング40には複数のスイッチ50が設置され、カムプレート30に連動して戻止めレバー1
    2の角度位置で選択される回路を適切に開閉することができる。

    【0018】図2を参照する。 スイッチの1つが断面で示されている。 このスイッチは、型成形可能なフェノール樹脂等の適当な材料から作られたベース52を備えている。 ベース52の一方の表面には凹所54が形成され、この凹所からベース52の反対側の表面にかけてボア56が延びている。 ベース52に宛てがわれている上側ハウジング部分58は適当に型成形できる電気絶縁材料から作られている。 上側ハウジング部分58の表面には凹所60の形態をしたスイッチチャンバが形成され、
    この凹所の底には電気接点62が配置されている。 接点62は電池に連結しておくのが好ましい。 この接点には、図3に基づいて以下に説明するように、ハウジング部分58に埋め込まれ適当なコネクタまで延長する長い電線状エレメントを用いることができる。 スナップアクション式電導ディスク64のようなスイッチエレメントが接地連結され、凹所60を覆う状態に配置されている。 可撓性ダイアフラム66は、上側ハウジング58の凹所60とベース52の凹所54の両者を多いスイッチチャンバを効果的にシールするように取り付けられている。

    【0019】ボールベアリング68のような球形エレメントがボア56内に配置され、ボール68からダイアフラム66にかけて位置するコイルばね70等の適当なばねにより凹所54から遠ざかる向きに押されている。 組立に際しボール68をボア56内に納めておくために、
    ボア56には内向きに突き出たリップ72を形成しておくのが好ましい。 ボール68は、カム30の位置に応じて場所を変える従動子として機能する。

    【0020】スイッチには事前に荷重が加わらないようにし、振動により偶然にスイッチが入らないようにしておくとよい。 ばね70はクロムシリコン合金鉄のような耐クリープ材から作り、疲労の起きるのを防ぎ、またスプリングセットを極力少なくすることが好ましい。 またばね70のばね比は小さく選択し、カムの摩耗をできるだけ少なくするのがよい。

    【0021】図2に示すように、カム30はボール68
    に係合しこのボールを内向きに、すなわちスイッチチャンバに向けて押す働きをする。 こうした動きによりばね70に加わる力が大きくなり、ディスク64はスナップアクション動作を起こし、接点62から離れ下向きに膨らんだ通常の対抗皿形形状の状態(図示せず)から、図面に示す接点62に係合した下向きに窪む状態(接点6
    2により動きを制限されて形成される幾分平らな状態)
    にスナップ変化する。 ディスク64は適当な回路リード線に電気接続され、図2のように回路は閉じられている。 戻止めレバー12とカムプレート30が図2で見てさらに右方向に移動すると、ボール68はカムプレート30のスペース32に入り込めるようになる。 ディスク64に作用していた力は減少し、ディスクはスナップ作用により下向きに膨らむ通常の非係合位置に復帰し回路を開くようになる。

    【0022】スイッチ50はスナップアクションのスイッチエレメントを備えたものとして説明してきたが、カム従動子の動きに応答するその他のスイッチ機構の使用も本発明の範囲に属するものである。

    【0023】カムプレート30は所定の輪郭形状を持ち、所定数、例えば7種類の異なったギア態様と1種類の不作動遮断状態の各々に見合う特定の組合わせのスイッチの開閉が行なわれる。 ギア種の数は選択事項であり、スイッチの数を変えることで簡単に対応できる。 図示の例では4種類の開放または閉鎖状態のスイッチが示されており、ギア位置の変化に応じて表1に示すようなパリティービットが得られる。

    【表1】

    【0024】表1において、0は閉じたスイッチまたはロジックロー(logic low)の状態を表している。

    【0025】図3は、本発明の説明の便宜上、上部を取り去ったハウジング/スイッチ組立体400を示している。 この組立体は、ピンP1,P2,P3,P4,P5
    の配置されたベース520を備えている。 ピンP2からP5の各々は、溶接による等の任意の慣用的な方法によりそれぞれの接点62に電気的に接続されている。 一対のディスクストリップ640は、スイッチステーション50A,50B,50C,50Dを形成する切欠き部分642を備え、これらスイッチステーションの各々には周知の方法によりスナップアクションディスク64が形成されている。 ピンP1は、例えば溶接によりストリップ640に電気的に連結されている。 ピンP1は接地連結可能であり、またピンP2からP5は車両のバッテリーに連結することができる。 ベース部材に埋設した電線状接点に係合したりこの接点から離れる動きができるようにスナップアクションディスクのストリップからスイッチを構成する方法は従来より周知であり、本発明の譲受人と同一人に発行された米国特許第3,952,17
    4号にはこの構造の参考例が詳しく説明されている。

    【0026】図4および図5を参照する。 図示の第2の実施例におけるスイッチハウジング80は、自由端にローラ22を受け入れるスロット84を形成した二股部を持つベースプレート82を備えている。 アーチ状をした複数の固定接点86a,86b,86c,86dが、任意の慣用的な手段によりこれら接点から電気的に絶縁したベースプレート82の上側表面に配置され、適当な回路基板87に載っている。

    【0027】長いスイッチアーム88がハブ部分90から突き出し、ベースプレート82の上側表面に沿ってほぼ平行に位置している。 スイッチアーム88の下側表面には、図5に示すように、複数の第2の電気接点92
    a,92b,92c,92dを取り付けている。 それぞれが固定設定用のものであり、互いに整合した状態にある。 手動シャフト16に対するスイッチアーム88の動きを制限するために、シャフトには平行な一対の平坦面90aを形成してシャフトにハブ部分90を固定している。 平坦面90aは手動シャフト16に形成した平行な一対の平坦面16aに係合し、スイッチアーム88はシャフト16にキー止めされ、スイッチアームの角度姿勢をシャフトの角度姿勢に一致させ、両者が一緒に運動できるようにしてある。

    【0028】ベースプレート82をスイッチハウジング上部カバー94が覆い、適当な方法によりこのベースプレートに固定されている。 ベースプレート82とハウジングカバー94の各々は、手動シャフト16を受け入れるハブ90を収容したボア内にそれぞれ環状シール座9
    6,98を備えている。 シール座96内にはリップシール100が配置され、またシール座98内にはリップシール102が配置され、スイッチハウジング80をシールしてスイッチ接触ゾーン内に金属粒子やゴミの侵入するのを防いでいる。

    【0029】電気接触部材92aから92d(図5を参照)は下向きに偏倚した細長いばねフィンガとして構成され、スイッチハウジング80に組み込めばベースプレート82に係合する。 従って、手動シャフト16を回転すれば、接触フィンガ92aから92dはベースプレート82上の回路基板87の上側表面をなぞり、シャフト16の特定の角度位置でそれぞれの固定接触路86aから86dに係合する。

    【0030】図4と図5の実施例は、オートマチックトランスミッションの通常操作に際して生じる導体粒子や銀により隣接の電気接点同士が電気ショートを起こす従来技術の問題点を解消したスライド接触装置を示している。

    【0031】本発明により構成されたセンサ/スイッチは、機械的な部分、すなわち手動シャフトや戻止めばねを適切に利用して精度の良い構造としている。 また本発明によれば、センサ/スイッチを完全にシールすることができ、またEMCについて考慮せずともよくバッテリー電圧を利用することもできる。

    【0032】従来技術に関連して説明した慣用的な外側スイッチは、主に3種類の機能を備えている。 すなわち、駐車中やニュートラルの時にだけスタータに接続できる機能、停止ランプ操作を制御する機能および4ビットコードによりギアモードを出力する機能である。 駐車/ニュートラル時の高電流発進回路はPRNDL低電流コード回路から遮断した状態に維持されている。 本発明の制御法によればギア選択装置の全範囲にわたり連続してコード出力を送ることができ、あるギア選択から次のギア選択に至る中間操作が存在しない。

    【0033】コンピュータ制御によるスタータ操作を行なえると共に、トランスミッション手動弁の液圧オーバーラップ現象が生じてスタータ操作時に意図しない車両の動きが起きるのを防ぐために、4つのビットの内の1
    つを使用して駐車およびニュートラルの状況を独占的に表示し、残り3種類のビットを使用して、表2に示すようなコードによりPRNDLのような適当なギア選択を表わすこともできる。

    【表2】

    【0034】P/Nスイッチ出力に対するデコード処理した3種類のビット出力のロジックチェックを簡単に行ない、フォールトディテクション(fault det
    ction)処理することができる。

    【0035】

    【発明の効果】本発明により得られる利点の内には、安全発進操作のための駐車/ニュートラル表示用に正確な狭い応答帯域の得られることも含まれている。 デコーダまたはPCM(パリートレイン制御モジュール)を使用してスタータ操作の制御を行なうスイッチ組立体出力の利用の仕方により、エンジン運転中の操作を防いだり、
    スタータの最大作動時間を調節したり、スタータモーターの過熱を防いだり、トランスミッション液圧操作中にスタータ係合の生じるのを防ぐ等の回線効果が得られる。 本発明によれば、調整を不要とし累積誤差を無くすことによりギア選択表示の精度が高より、トランスミッションの制御に組立体の出力を利用することができる。
    トランスミッションハウジング内のスイッチ組立体は物理的且つ取扱いに伴う損傷を防ぐことのできる位置に配置されている。 従って、トランスミッション組立体の据付け時には調整は不要であり、コストを下げ品質を高めることができる。

    【0036】当業者であれば、既に説明した構造を同じ目的の達成できるものに改造することは容易である。 そうした改造は本発明の範囲および本発明の精神に属するものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明により作られたセンサ/スイッチ装置を組み込んでいる、手動レバーシャフトに取り付けた車両トランスミッション戻止めレバーの斜視図。

    【図2】接点の係合した作動状態にあるスイッチを示す断面図。

    【図3】便宜上、一部を切除し上側部分を取り除いて示す、本発明に有用なハウジングの平面図。

    【図4】本発明の第2の実施例に係るスイッチハウジングの断面図。

    【図5】図4のスイッチハウジングに使用した可動スイッチアームの底面図。

    【符号の説明】

    10 センサ/スイッチ装置 12 戻止めレバー 16 手動レバーシャフト 18 戻止めレバーの外縁 20 爪 22 ローン 24 戻止めばね 30 カムプレート 32 スペース 40 スイッチハウジング 44a,44b 二股部分 50 スイッチ 50A,50B,50C,50D スイッチステーション 52 ベース 54 凹所 56 ボア 58 ハウジング部分 60 凹所 62 接点 64 電導ディスク 66 ダイアフラム 68 ボール 70 コイルばね 72 リップ

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