Switch device to be used in automotive transmission

申请号 JP31144994 申请日 1994-12-15 公开(公告)号 JP3609467B2 公开(公告)日 2005-01-12
申请人 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド; 发明人 エム.コッブ,ザ サード カールトン;
摘要
权利要求
  • 変速装置ハウジング内に取付けられかつ軸線を有する枢着 された手動軸、その外端面にそれぞれ特定の変速歯車選択に対応する複数の凹みを備えた回り止めレバー、および 前記手動軸の方へ及び手動軸から 離れる方に移動可能な 、前記回り止めレバーの外端面に係合するように偏倚されるローラを有し、 前記回り止めレバーは 前記手動軸に 前記回り止めレバーの角度位置が 前記手動軸の角度位置に対して固定されるように取付けられる自動車変速装置に使用するスイッチ装置であって、
    スイッチ装置
    前記回り止めレバーに隣接して取付けられ スイッチハウジング であって、該スイッチハウジングは二つの反対側端部を有し、一方の端部は 前記スイッチハウジングの前記一端部を 前記変速装置のハウジングに対して固定された位置に維持するため 前記ローラに組合わされ、 前記スイッチハウジングの他方の端部は 前記手動軸に枢着され、 前記スイッチハウジングは基部 を有しているスイッチハウジングと
    前記スイッチハウジング内に設置されたスイッチアームであって、該スイッチアームが前記手動軸に対するその位置が一定のままであるように 前記手動軸に対して固定され 、前記スイッチハウジング内に設置された前記スイッチアームの少なくとも一部が全体的に 前記基部に平行にかつ 前記基部から 離隔しているスイッチアームと
    前記スイッチハウジング内に取付けられ たスイッチ手段であって、該スイッチ手段が前記スイッチアームおよび 前記基部の一方に取付けられた少なくとも一つの第1電気接点および 前記スイッチアームおよび 前記基部の他方に取付けられた少なくとも一つのばね偏倚第2電気接点を有し、 前記第1および第2電気接点の一方は 前記手動軸および 前記スイッチアームが旋回されるとき各接点の閉鎖位置と開放位置との間で摺動 するようになっているスイッチ手段と、
    前記スイッチハウジング内への破片の侵入を阻止する装置 であって、前記スイッチアームおよび 前記スイッチハウジングは 前記手動軸の周りに延びる整合した環状面部分を有し、各環状面部分は 前記手動軸の 線に垂直な平面内に位置し、 弾性材料から形成された内外周縁を有した環状シール要素 半径方向に延びる湾曲面部分を備え 、前記湾曲面部分は 前記内外周縁が位置する平面と 平面からもっとも離れた湾曲面部分のその部分との間に所定のクラウンの高さを有し、 前記環状シール要素は 前記スイッチアームの 前記環状面部分と 前記スイッチハウジング の前記環状面部分との間に設置され、 前記環状面部分は 前記所定のクラウン高さより短い距離互いに離れ ている破片侵入阻止装置と、
    スイッチを電気的に付勢し接点の各開閉位置に対応してそこから信号を出力する装置 とを有している、自動車変速装置に使用するスイッチ装置。
  • スイッチハウジングおよびスイッチアームは合成樹脂から作られ、環状シール要素は不銹鋼から作られる請求項1に記載のスイッチ装置。
  • スイッチアームおよびスイッチハウジングは半径方向に延びる適合する湾曲面を有する手動軸の周りに延びる第2の整合した環状面を有する請求項1に記載のスイッチ装置。
  • スイッチアームおよびスイッチハウジングは手動軸の周りに延びる第2の整合した環状面を有し、弾性材料から作られた第2の環状シール要素が第2の整合した環状面部分の間に設置され、第2の環状シール要素は半径方向に延びる湾曲面部分を有し、湾曲面部分は第2のシール要素の内外周縁が位置する平面と第2のシール要素の縁部が位置する平面からもっとも離れた湾曲面部分のその部分との間に所定のクラウン高さを有し、第2の環状面部分は所定のクラウン高さより短い距離互いに離れている、請求項1に記載のスイッチ装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【産業上の利用分野】
    本発明は一般に車両用変速装置、とくに車両の回り止めレバーの位置に対応して電気信号を発生する電気スイッチに関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    種々のリンク装置を介して車両運転者から機械的歯車選択を入され、また歯車選択を電子信号を介してデコーダモジュールおよび電子式変速装置制御ユニットに出力するため、変速装置ハウジング外部に回転式スイッチを取付けることは普通のことである。 スイッチは所定の数の電気スイッチセグメントをその上に設置した扇形体を有し、各セグメントはデコーダモジュールに出力を伝達する。 変速装置の手動弁制御液圧作用は、軸に取付けられ軸と一緒に回転する回り止めレバーと称せられる割出し凹みを有する板に機械的に組合わされる。 軸は変速装置ハウジング壁を通って延び、スイッチバーは変速装置ハウジングの外部で軸に固定され、そこで車両運転者が歯車を選択するとき、回転スイッチ内のスイッチバーは扇形体を横切って所定の位置まで移動し、一つ以上の電気接触セグメントを接続する。 ある装置においては、電子制御装置が絞り弁位置、出力軸速度、エンジン速度、エンジン負荷などのようなものに対する他の入力と一緒に歯車位置を監視する。
    【0003】
    本発明の出願人に譲渡された出願中の米国特許出願第07/978607号には、スイッチをがはねかけられるなどのような危険な環境におくことを回避するとともに、変速装置ハウジング外部にスイッチを取付けるときに使用されるリンク装置と関連する公差累積の問題を回避するため、変速装置ハウジングの内部に取付けられたスイッチ装置が開示されている。 この出願において、図示されたスイッチハウジングは手動レバー軸に取付けられている。 ハウジングは、ローラを偏倚して回り止めレバーの外端に係合させ、ハウジングを変速装置ハウジングに対して静止させる回り止めばねに取付けられたローラに組合わされる。 手動レバー軸に固定されたスイッチアームは、複数の第1電気接点を取付けられ、スイッチハウジング内に延びている。 回り止めレバーとともに移動可能なスイッチアームは、スイッチハウジングに取付けられた第2電気接点とそれぞれ接触、分離する。 環状シールが、金属粒子および破片がスイッチハウジング内に侵入するのを防止するため、スイッチアームのハブとスイッチハウジングとの間に設けられている。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    前記米国特許出願第07/978607号は従来技術の危険な環境および山のように積まれた問題を解消するのにきわめて有効であるが、しかしながら、ある種の車両において変速装置ハウジング内にスイッチ装置を設置するのに利用しうる空間、とくに手動レバー軸の縦軸線に沿う方向の、すなわち縦方向の空間は、金属粒子および他の破片がスイッチハウジングに侵入するのを防止するのに必要な通常のシール機構に対して不十分であるように制限される。
    したがって本発明の目的は、上記従来技術における制限がなく現存する車両変速装置ハウジングの利用可能な空間に適合しうる歯車選択に応答する電気スイッチ装置を得ることにある。 本発明の別の目的は、流体の通過を許すが破片の侵入を阻止し、かつ特に手動レバー軸の付近で最少の空間しか専有せず、しかも信頼性があり、寿命の長い、進歩した機構を備えた回転部材を有するスイッチ装置を得ることにある。
    本発明のスイッチ装置およびそのシール機構の、別の目的、利点および詳細は、本発明の好ましい実施例に関する下記の詳細な記載から分かるであろう。
    【0005】
    【課題を解決するための手段】
    要するに、本発明の第1実施例によれば、スイッチハウジングは車両の変速ハウジングと回り止めレバーとの間に取付けられる。 スイッチハウジングは、ハウジングを本質的に変速装置ハウジングに対して静止させたままにするため回り止めローラに組合わされ、一方手動レバー軸に固定されたスイッチアームはスイッチハウジング内に延びている。 複数の第1電気接点がスイッチアームに取付けられ、手動レバー軸およびスイッチアームが旋回するときスイッチハウジング上に取付けられた第2電気接点に対して接触、離間する。 本発明の第1実施例によれば、不銹鋼のようなばね特性のよい半径方向に見て湾曲した形状を有する材料の環状要素が手動レバー軸の周りに、ハブの壁の両側にかつスイッチアームとハウジングとの間に設置され、破片の通過を阻止する隙間のない滑り継手を形成する。 第2実施例において、単一の環状要素がハブの壁の一方の側に使用され、ハブの壁およびハウジングの他方の側は半径方向に延びる適合した湾曲面を形成され、スイッチアームのいかなる揺動運動にも対応するとともにハウジング内への破片の通過を阻止する。
    【0006】
    別の実施例によれば、スイッチアームは付属する脚部を介して手動レバー軸と回り止めレバーの外周の中間の位置で回り止めレバーに固定され、スイッチハウジングは一端が回り止めローラに組合わされ、反対端が脚部の周りに回転可能に取付けられる。 通常の弾性材料のシール部材が、スイッチハウジング内のピンの周りに設置され、スイッチアームはシール部材をスイッチハウジングに対して偏倚する。
    【0007】
    【実施例】
    図面において、符号10は上記米国特許出願第07/978603号に記載されたスイッチ装置を示す。 スイッチ装置10は基板12を備えたスイッチハウジングを有し、基板12はその自由端に回り止めローラ16をうけ入れる溝14を形成する二股を有する。 複数の円弧状に延びる固定接点18 ,18 ,18 および18dが回路板20に設けられている。
    長いスイッチアーム22はハブ部分24から全体としてそれに平行に基板12の上面に沿って延びている。 複数の第2の電気接点28 ,28 ,28 および28 が、各固定接点に対して一つづつかつそれに整合して、アームの下面に取付けられている。 手動軸30の運動に対するスイッチアーム22の運動を制限するため、ハブ部分24はたとえば一対の平行な平坦面24 を形成することにより軸に固定され、平坦面24 は手動軸30に形成された対応する一対の平行な平坦面30 に適合し、そこでスイッチアーム22は軸30にキー止めされ、軸の度位置に対するその角度位置を固定され、軸とともに移動可能である。
    【0008】
    上部スイッチハウジングカバー32は基板12上にうけ入れられかつそれに固定されている。 基板12およびハウジングカバー32はそれぞれハブ24をうけ入れる孔に環状シールの座34,36を備え、ハブ24は手動軸30にうけ入れられている。 リップシール38は座34内に設置され、リップシール40は座36内に設置され、スイッチハウジングを金属粒子および破片がスイッチ接点区域に侵入しないようにシールしている。
    電気接点部材28 〜28 (図2参照)は下方に偏倚される長いばねフィンガとして形成され、それらはスイッチハウジングに組立てられたとき基板12に係合する。 手動軸30が回転されると、接触フィンガ28 〜28 は基板12上の回路板20の上面に沿って掃過し、軸30の所定の角度位置において各固定接触板18 〜18 に接触する。
    【0009】
    図1および図2のスイッチ装置は、電気接点が自動変速装置の通常の作用中に発生した導電性粒子および細片によって電気的に短絡されるという、従来技術の問題を解消する摺動接触装置である。 この装置はまた機械的装置に対する勝れた関連手段、すなわち、手動軸30およびローラを偏倚して回り止めレバー42の外周縁に接触させる(図示しない)回り止めばねを備えている。
    しかしながら、ある車両において回り止め板42と変速装置ハウジングとの間隔は、シールの座35,36およびリップシール38,40を有する図1に示されたもののようなシール機構に必要な空間を形成するには不十分である。
    【0010】
    図3に示す本発明によって構成されたスイッチ装置は、実質的に縦方向空間を専有しないシール装置を利用している。 図に示すように、合成樹脂のような適当な材料から構成されたスイッチアーム22′は図1のスイッチアーム22と同じであるが、しかしながら、ハブ24′は手動軸の縦軸線方向寸法が短く、ハウジング44のスイッチ部分以外には、図3に示されたように、垂直方向にそれ以上の空間を専有しない。 第1環状座46が基板12′に、かつ合成樹脂のような適当な材料でまた孔48に隣接して形成され、また第2の整合した座50はハウジングカバー32′に孔52に隣接して形成される。 第1および第2環状座46,50はそれぞれ、手動軸30の縦軸線に垂直に延びる、各平面内に位置する表面部分である。 第1環状シール要素54は座46上に設置され、第2の同様の環状シール要素56は座50の上に設置される。 シール要素54,56は不銹鋼のようなよいばね特性を有する材料から形成され、かつ図4から分かるように、半径方向に見て滑らかに湾曲した面を予め形成されている。
    【0011】
    湾曲面部分は所定のクラウン高さ、すなわち各要素の内外周縁が位置する平面とその平面からもっとも離れた湾曲面部分のその部分との間の、図に“c”で示された、高さを有する。 環状要素54,56は、それぞれクラウン高さ“c”より短い距離にスイッチアーム22′と基板12′および上部ハウジングカバー32′との間の環状座46,50の上に設置され、そこで環状シール要素は利用可能な空間に適合しかつ破片の通過を有効に阻止する。
    例示として、適当な湾曲面を有する厚さがほぼ0.0762mm(3ミル)の材料から形成されたシール要素は、静止状態において、すなわち要素を平坦にしようとする負荷がかかる前にほぼ0.0381mm(1.5ミル)のクラウン高さを有する。 図3および図4に示された湾曲面は説明のためいくぶん誇張してある。 一旦シール要素がその座の上に設置され、ハウジングカバー32′が適当な方法で基板12′に取付けられると、シール要素54,56は負荷され、本質的に座面およびスイッチアーム22′の整合した部分に一致するであろう。 しかしながらシール要素の形状はスイッチアーム22′の揺動または傾斜運動によって生じた間隙に適合し、したがって粒子および破片が一般にシール要素をスイッチ区域に通過することを阻止する。 同時に、流体はシールを通過し、シール要素のクラウン部分とスイッチアームとの間の摺動面を潤滑するのに役立つ。
    【0012】
    シール要素54および56のクラウン部分はスイッチアーム22′に接触して図示されているが、望むならばクラウン側を逆さにすることもでき、そこでクラウンはそれぞれ座46,50にうけ入れられる。
    図5を参照すると、変型実施例はスイッチアーム22″の壁25の一側に単一のシール要素56を使用し、シール要素56はそれぞれ壁25の反対側に形成された面部分27,29および基板12″と共働する。 面部分27,29は半径方向に延びる適合した湾曲面部分を形成され、そこでわずかな斜め運動に対してさえもスイッチアーム22″と基板との間に緊密な物理的接触が維持され、弾性シール要素56はそのような運動によって形成された間隙に一致し、破片の通過を有効に阻止する。
    【0013】
    ある車両において、変速装置ハウジングは手動軸30の中間の範囲において垂直間隙がかなり小さく、軸にスイッチハウジングおよびシール構造を組合わせるには不十分である。 図6〜図8に示された実施例は、スイッチハウジングが手動軸30から偏倚した回り止めレバー42に取付けられた、その種の車両に使用するスイッチ装置を備えている。 図8に示すように、ボス60は回り止めレバー42にかなり接近して設けられるため、回り止めレバー42とボスとの間隔はどのようなスイッチ構造を取付けるのにも不十分である。 この実施例において、スイッチ装置62のスイッチアーム64は、付属する脚部66を介して、符号68によって示したようにたとえば溶接により、回り止めレバー42に固定される。 その上に回路板20および固定接触板18 〜18 を有する基板70は、脚部66をうけ入れる穴72を備えている。 環状ガスケットのような通常の弾性シール74が、破片のスイッチ区域への侵入を阻止するため、ピン66の周りの環状リブ76によって形成された適当な座にうけ入れられる。 もし望むならば、ばね部材78が、通常の方法で基板70に固定された上部ハウジングカバー80を介してガスケット74に力を加えるため、使用される。 図6および図に示すように、回り止めレバー42が手動軸30によって旋回されるとき、ハウジング82は、ハウジング82から延びる二股脚部84,86によってローラ16を引込めることにより、脚部66の周りに旋回せしめられる。 もし望むならば、その間の摺動運動を促進するため、テフロン(登録商標)などの低摩擦条片88を基板70と回り止めレバー42との間に挿入することができる。
    以上、好ましい実施例を説明のため記載したが、本発明は開示された実施例に対して種々の変形および同等物を包含するものであることを理解すべきである。 本発明は特許請求の範囲内に含まれるすべての変形および同等物を含むものである。
    【0014】
    【発明の効果】
    半径方向に延びる湾曲面部分を有する環状シール要素を、スイッチアームの環状面部分とスイッチハウジングとの間に、手動軸の縦軸線に垂直な平面内に設置することにより、シールの高さを最小にし、車両変速装置ハウジングの利用可能な狭い空間に適合しうる歯車選択に応答する電気スイッチ装置を得ることができた。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】米国特許出願第07/978603号に図示されたスイッチハウジングの断面図。
    【図2】図1のスイッチハウジングに使用された可動スイッチアームの底面図。
    【図3】本発明の第1実施例によって構成されたスイッチハウジングの、図1と同様の断面図。
    【図4】図3の実施例に使用されたシール要素の実施例の部分破断斜視図。
    【図5】本発明の第2実施例のシール装置の破断断面図。
    【図6】本発明の別の実施例によって構成されたスイッチハウジングの上面図。
    【図7】本発明の別の実施例によって構成されたスイッチハウジングの、回り止めローラが図6とは別の位置にあるときの、上面図。
    【図8】図5および図6に示すスイッチハウジングの断面図。
    【符号の説明】
    12′ 基板12″ 基板16 回り止めローラ18 固定接点20 手動軸22′ スイッチアーム22″ スイッチアーム24′ ハブ25 壁27 湾曲面28 第2接点29 湾曲面30 手動軸32′ ハウジングカバー42 回り止めレバー44 ハウジング46 第1環状座50 第2環状座52 孔54 環状シール要素56 環状シール要素64 スイッチアーム66 付属脚部78 ばね部材80 上部ハウジング82 ハウジング86 二股脚部88 低摩擦条片

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