Switching equipment

申请号 JP185897 申请日 1997-01-09 公开(公告)号 JP3512966B2 公开(公告)日 2004-03-31
申请人 株式会社東海理化電機製作所; 发明人 浩靖 伊藤; 比佐志 成田;
摘要
权利要求
  • (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1の共通固定接点とこれとの接続順序が設定された 第1及び第3の固定接点とを有すると共
    に、これら第1の共通固定接点と第1及び第3の固定接
    点とが所定方向に沿って2列に配置された第1の固定接
    点群と、 前記第1の共通固定接点と接続された第2の共通固定接
    点とこれとの接続順序が設定された第2及び第4の固定
    接点とを有すると共に、これら第2の共通固定接点と第
    2及び第4の固定接点とが所定方向に沿って2列に配置
    された第2の固定接点群と、複数段階に操作される一つの操作部材と、 前記第1の固定接点群に対応して設けられると共に、前
    記第1の共通固定接点と前記第1及び第3の固定接点に
    対して接離する3個の接点部を有し、前記操作部材の操
    作に基づき所定方向へ移動されることに伴い、前記第1
    の共通固定接点を前記第1及び第3の固定接点に、設定
    された接続順序に従って接続する第1の可動接触子と、 前記第2の固定接点群に対応して設けられると共に、前
    記第2の共通固定接点と前記第2及び第4の固定接点に
    対して接離する3個の接点部を有し、前記操作部材の操
    作に基づき前記第1の可動接触子と同期して所定方向へ
    移動されることに伴い、前記第2の共通固定接点を前記
    第2及び第4の固定接点に、設定された接続順序に従っ
    て接続する第2の可動接触子とを具備し、 前記第1及び第2の可動接触子が所定方向へ移動するこ
    とに伴い、前記第1の可動接触子により前記第1の共通
    固定接点と前記第1の固定接点とを接続する状態と、そ
    の接続状態のまま前記第2の可動接触子により前記第2
    の共通固定接点と前記第2の固定接点とを接続する状態
    と、その接続状態のまま前記第1の可動接触子により前
    記第1の共通固定接点と前記第1及び第3の固定接点と
    を接続する状態と、その接続状態のまま前記第2の可動
    接触子により前記第2の共通固定接点と第2及び第4の
    固定接点とを接続する状態とに切替えられる構成とした
    ことを特徴とするスイッチ装置。 【請求項2】 第1の固定接点群と第2の固定接点群と
    は、別々の基板に設けられていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、共通固定接点とこれと接続される固定接点の数を順次増加させる構成のスイッチ装置に関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】図7には、4段連続接続回路の接続関係が示されている。 このものは、第1の作動状態Iでは、共通固定接点Bと第1の固定接点E1
    とが接続され、第2の作動状態IIでは、共通固定接点B
    と、第1及び第2の固定接点E1及びE2とがそれぞれ接続され、第3の作動状態III では、共通固定接点B
    と、第1〜第3の固定接点E1〜E3とがそれぞれ接続され、そして、第4の作動状態IVでは、共通固定接点B
    と、第1〜第4の固定接点E1〜E4とがそれぞれ接続された状態となる。 【0003】このような接続関係となるスイッチ装置を、極小さなスペースで成立させる構成のものとして、従来では、例えば図8に示す構成のものがある。 このものは、次のような構成となっている。 【0004】基板1の表面における左側部に、共通固定接点Bと、第1〜第4の固定接点E1〜E4とを有する固定接点群2が設けられている。 この固定接点群2は、
    共通固定接点Bと、第1及び第3の固定接点E1及びE
    3と、第2及び第4の固定接点E2及びE4とが、可動接触子3の移動方向である矢印イ方向に沿って、3列となるように配置されている。 可動接触子3は、その3列の固定接点に対応して3個の接点部3a,3b,3cを有していて、図示しない操作部材の操作に基づいて、O
    FF位置と、第1〜第4の作動位置I〜IVとの間で移動されるようになっている。 【0005】そして、基板1の右部における裏面側において、第1の固定接点E1と第2の固定接点E2との間、及び第2の固定接点E2と第3の固定接点E3との間には、それぞれ図9に示す極性のダイオード4a,4
    bが接続されている。 【0006】上記構成において、可動接触子3がOFF
    位置から第1の作動位置Iに移動されると、接点部3
    a,3bが共通固定接点Bと第1の固定接点E1とに接触してこれらの間を接続した状態となる(図9の第1の作動状態I参照)。 【0007】可動接触子3が第2の作動位置IIに移動されると、接点部3a,3cが共通固定接点Bと第2の固定接点E2とに接触してこれらの間を接続した状態となる(図9の第2の作動状態II参照)。 このとき、第1の固定接点E1と第2の固定接点E2との間はダイオード4aにより接続されているので、結果的に、共通固定接点Bと、第1及び第2の固定接点E1及びE2とが接続された状態となり、図7の第2の作動状態IIと同じ状態となる。 【0008】また、可動接触子3が第3の作動位置III
    に移動されると、接点部3a,3bが共通固定接点Bと第3の固定接点E3とに接触してこれらの間を接続した状態となる(図9の第3の作動状態III 参照)。 このとき、第1の固定接点E1と第2の固定接点E2との間、
    及び第2の固定接点E2と第3の固定接点E3との間は、ダイオード4a,4bにより接続されているので、
    結果的に、共通固定接点Bと、第1〜第3の固定接点E
    1〜E3とが接続された状態となり、図7の第3の作動状態III と同じ状態となる。 【0009】そして、可動接触子3が第4の作動位置IV
    に移動されると、接点部3a,3b,3cが共通固定接点Bと、第3及び第4の固定接点E3及びE4とに接触してこれらの間を接続した状態となる(図9の第4の作動状態IV参照)。 このときも、第1の固定接点E1と第2の固定接点E2との間、及び第2の固定接点E2と第3の固定接点E3との間は、ダイオード4a,4bにより接続されているので、結果的に、共通固定接点Bと、
    第1〜第4の固定接点E1〜E4とが接続された状態となり、図7の第4の作動状態IVと同じ状態となる。 【0010】しかしながら、上記構成のスイッチ装置においては、2個のダイオード4a,4bを必要としており、これらダイオード4a,4bは固定接点群2とは別に基板1に設ける必要がある。 【0011】本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、共通固定接点とこれと接続される固定接点の数を順次増加させることを可能としたものにおいて、ダイオードを用いることなく達成することができるスイッチ装置を提供するにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、 第1の共通固定接点とこれとの接続順序が設定された第1及び第3の固定接点とを有
    すると共に、これら第1の共通固定接点と第1及び第3
    の固定接点とが所定方向に沿って2列に配置された第1
    の固定接点群と、 前記第1の共通固定接点と接続された
    第2の共通固定接点とこれとの接続順序が設定された第
    2及び第4の固定接点とを有すると共に、これら第2の
    共通固定接点と第2及び第4の固定接点とが所定方向に
    沿って2列に配置された第2の固定接点群と、複数段階に操作される一つの操作部材と、 前記第1の固定接点群
    に対応して設けられると共に、前記第1の共通固定接点
    と前記第1及び第3の固定接点に対して接離する3個の
    接点部を有し、前記操作部材の操作に基づき所定方向へ
    移動されることに伴い、前記第1の共通固定接点を前記
    第1及び第3の固定接点に、設定された接続順序に従っ
    て接続する第1の可動接触子と、 前記第2の固定接点群
    に対応して設けられると共に、前記第2の共通固定接点
    と前記第2及び第4の固定接点に対して接離する3個の
    接点部を有し、前記操作部材の操作に基づき前記第1の
    可動接触子と同期して所定方向へ移動されることに伴
    い、前記第2の共通固定接点を前記第2及び第4の固定
    接点に、設定された接続順序に従って接続する第2の可
    動接触子とを具備し、 前記第1及び第2の可動接触子が
    所定方向へ移動することに伴い、前記第1の可動接触子
    により前記第1の共通固定接点と前記第1の固定接点と
    を接続する状態と、その接続状態のまま前記第2の可動
    接触子により前記第2の共通固定接点と前記第2の固定
    接点とを接続する状態と、その接続状態のまま前記第1
    の可動接触子により前記第1の共通固定接点と前記第1
    及び第3の固定接点とを接続する状態と、その接続状態
    のまま前記第2の可動接触子により前記第2の共通固定
    接点と第2及び第4の固定接点とを接続する状態とに切
    替えられる構成としたところに特徴を有する。 【0013】上記した構成において、操作部材の操作に基づき第1及び第2の可動接触子を移動させると、その移動に伴い第1の可動接触子により第1の共通固定接点
    と第1の固定接点とを接続する状態と、その接続状態の
    まま第2の可動接触子により第2の共通固定接点と第2
    の固定接点とを接続する状態と、その接続状態のまま第
    1の可動接触子により第1の共通固定接点と第1及び第
    3の固定接点とを接続する状態と、その接続状態のまま
    第2の可動接触子により第2の共通固定接点と第2及び
    第4の固定接点とを接続する状態とに切替えられるようになる。 これにより 、第1及び第2の可動接触子が移動される毎に、共通固定接点と接続される固定接点の合計数が順次増加するようになる。 【0014】上記した手段によれば、第1及び第2の固定接点群と第1及び第2の可動接触子とにより、共通固定接点とこれと接続される固定接点の数を順次増加させることができるので、ダイオードを必要としない。 また、固定接点群を第1の固定接点群と第2の固定接点群とに分けているので、1箇所に大きなスペースを確保する必要をなくし得る利点もある。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明を、自動車のエキゾーストブレーキスイッチに適用した一実施例について図1ないし図6を参照して説明する。 まず、図3において、スイッチケース11に、操作部材を構成するレバー12が軸部13を中心にして、図3中矢印ロ方向及び矢印ロとは反対方向へ回動可能に設けられている。 この場合、レバー12は、OFF位置と、第1〜第4の作動位置I〜IVとの間の5段階に操作される構成となっていて、このレバー12とスイッチケース11との間に設けられた図示しない節度機構により各位置に保持されるようになっている。 また、レバー12には、第1及び第2
    のアーム部14,15が一体に回動するように設けられている。 【0016】上記スイッチケース11の上面側には、第1及び第2のアーム部14,15の先端部に対応する部位に円弧状をなす第1及び第2の挿入孔16,17が形成されていて、これら第1及び第2の挿入孔16,17
    に、第1及び第2のアーム部14,15の先端部が移動可能に挿入されている。 また、スイッチケース11には、第1及び第2の挿入孔16,17の下方に位置させて、図4及び図5に示すように、左右方向に延びる第1
    及び第2のコンタクトホルダ収容部18,19が設けられている。 【0017】スイッチケース11の裏側には、図1及び図2にも示すように、第1の基板20と第2の基板21
    とが重ね合わせた状態で配設されている。 この場合、上側の第2の基板21は、下側の第1の基板20よりも長手方向の長さが短く設定されていて、図1及び図2中下側に寄せられている。 【0018】第2の基板21から突出した第1の基板2
    0の上面側において、第1のコンタクトホルダ収容部1
    8に対応する部位に位置させて、図1に示すように、第1の共通固定接点B1と、第1の固定接点E1と、第3
    の固定接点E3とを有する第1の固定接点群22が設けられている。 この第1の固定接点群22は、第1の共通固定接点B1と、第1及び第3の固定接点E1及びE3
    とが、図1中、左右方向に沿って2列に配置されている。 【0019】また、第2の基板21の上面側において、
    第2のコンタクトホルダ収容部19に対応する部位に位置させて、第2の共通固定接点B2と、第2の固定接点E2と、第4の固定接点E4とを有する第2の固定接点群23が設けられている。 この第2の固定接点群23
    も、第2の共通固定接点B2と、第2及び第4の固定接点E2及びE4とが、図1中、左右方向に沿って2列に配置されている。 【0020】ここで、第1の共通固定接点B1と第2の共通固定接点B2は、回路上において接続線24(図6
    参照)により電気的に接続されている。 他の第1〜第4
    の各固定接点E1〜E4は、それぞ独立している。 なお、第1の基板20及び第2の基板21の図1及び図2
    中下側には、外部に接続するためのコネクタ部25a,
    25bが設けられている。 【0021】そして、第1のコンタクトホルダ収容部1
    8内には、図4に示すように、第1の可動接触子26を有する第1のコンタクトホルダ27が、左右方向に移動可能に配設され、また、第2のコンタクトホルダ収容部19内にも、図5に示すように、第2の可動接触子28
    を有する第2のコンタクトホルダ29が、左右方向に移動可能に配設されている。 第1の可動接触子26は、図1に示すように、3個の接点部26a,26b,26c
    を三形状の配置にて有し、また、第2の可動接触子2
    8も、3個の接点部28a,28b,28cを三角形状の配置にて有している。 【0022】第1のコンタクトホルダ27の上面部には、第1の挿入孔16と交差する方向に延びる直線状のガイド溝30が形成されていて、このガイド溝30に第1のアーム部14の先端部が移動可能に挿入されている。 また、第2のコンタクトホルダ29の上面部にも、
    第2の挿入孔17と交差する方向に延びる直線状のガイド溝31が形成されていて、このガイド溝31に第2のアーム部15の先端部が移動可能に挿入されている。 【0023】しかして、この場合、レバー12を矢印ロ方向へ回動操作すると、第1のアーム部14を介して第1のコンタクトホルダ27が矢印ハ方向へ移動すると共に、これと同期して、第2のアーム部15を介して第2
    のコンタクトホルダ29が矢印ニ方向へ移動するようになっている。 また、これとは逆に、レバー12を矢印ロとは反対方向へ回動操作すると、第1のアーム部14を介して第1のコンタクトホルダ27が矢印ハとは反対方向へ移動すると共に、これと同期して、第2のアーム部15を介して第2のコンタクトホルダ29が矢印ニとは反対方向へ移動する。 【0024】次に上記構成の作用を、各状態における接続関係を示す図6も参照して説明する。 まず、レバー1
    2が図3に示すOFF位置にある状態では、第1のコンタクトホルダ27は図3中右側に寄せられた位置に位置されていると共に、第2のコンタクトホルダ29は図3
    中左側に寄せられた位置に位置されている。 また、この状態では、第1の可動接触子26及び第2の可動接触子28は、それぞれ図1に実線で示すOFF位置に位置されている。 【0025】第1の可動接触子26がOFF位置にある状態では、これの接点部26bが第1の固定接点E1に接触し、また、第2の可動接触子28がOFF位置にある状態では、これの接点部28bが第2の固定接点E2
    に接触しているが、第1及び第2の共通固定接点B1及びB2には接触していない。 この状態では、どちらもO
    FF状態である。 【0026】OFF位置にあるレバー12を第1の作動位置Iに操作すると、第1のアーム部14を介して第1
    のコンタクトホルダ27が矢印ハ方向へ移動することに伴い、第1の可動接触子26が第1の作動位置Iに達し、また、第2のアーム部15を介して第2のコンタクトホルダ29が矢印ニ方向へ移動することに伴い、第2
    の可動接触子28も第1の作動位置Iに達する。 【0027】このうち、第1の可動接触子26が第1の作動位置Iに達することにより、これの接点部26a,
    26cが第1の共通固定接点B1と第1の固定接点E1
    に接触し、これら第1の共通固定接点B1と第1の固定接点E1とが接続された状態となる。 一方、第2の可動接触子28が第1の作動位置Iに達しても、接点部28
    bが第2の固定接点E2に接触したままで、OFF位置のときと状態は変わらない。 従って、この状態では、第1の共通固定接点B1と第1の固定接点E1とが接続された状態であり(図6の第1の作動状態I参照)、図7
    の第1の作動状態Iと同じ状態となる。 【0028】同様にして、レバー12を第2の作動位置
    IIに操作すると、第1の可動接触子26及び第2の可動接触子28が同期して第2の作動位置IIに達する。 このうち、第1の可動接触子26が第2の作動位置IIに達しても、接点部26a,26cが第1の共通固定接点B1
    と第1の固定接点E1に接触したままであり、第1の作動位置Iのときと状態は変わらない。 一方、第2の可動接触子28が第2の作動位置IIに達することにより、これの接点部28a,28cが第2の共通固定接点B2と第2の固定接点E2に接触し、これら第2の共通固定接点B2と第2の固定接点E2とが接続された状態となる(図6の第2の作動状態II参照)。 【0029】このとき、第1の共通固定接点B1と第2
    の共通固定接点B2とは接続線24により接続されているから、結果的に、第1,第2の共通固定接点B1,B
    2と、第1及び第2の固定接点E1及びE2が接触された状態となり、図7の第2の作動状態IIと同じ状態となる。 【0030】同様にして、レバー12を第3の作動位置
    III に操作すると、第1の可動接触子26及び第2の可動接触子28が同期して第3の作動位置III に達する。
    このうち、第1の可動接触子26が第3の作動位置III
    に達することにより、これの接点部26a,26b,2
    6cが第1の共通固定接点B1と第1及び第3の固定接点E1,E3に接触し、これら第1の共通固定接点B1
    と第1及び第3の固定接点E1,E3とが接続された状態となる(図6の第3の作動状態III 参照)。 一方、第2の可動接触子28が第3の作動位置III に達しても、
    接点部28a,28cが第2の共通固定接点B2及び第2の固定接点E2に接触したままで、第2の作動位置II
    のときと状態は変わらない。 【0031】この状態では、第1の共通固定接点B1と第2の共通固定接点B2とが接続線24により接続されているから、結果的に、第1,第2の共通固定接点B
    1,B2と、第1〜第3の固定接点E1〜E3が接触された状態となり、図7の第3の作動状態III と同じ状態となる。 【0032】同様にして、レバー12を第4の作動位置
    IVに操作すると、第1の可動接触子26及び第2の可動接触子28が同期して第4の作動位置IVに達する。 このうち、第1の可動接触子26が第4の作動位置IVに達しても、接点部26a,26b,26cが第1の共通固定接点B1と第1及び第3の固定接点E1及びE3に接触したままであり、第3の作動位置III のときと状態は変わらない。 一方、第2の可動接触子28が第4の作動位置IVに達することにより、これの接点部28a,28
    b,28cが第2の共通固定接点B2と第2及び第4の固定接点E2及びE4に接触し、これら第2の共通固定接点B2と第2及び第4の固定接点E2,E4とが接続された状態となる(図6の第4の作動状態IV参照)。 【0033】この状態では、第1の共通固定接点B1と第2の共通固定接点B2とが接続線24により接続されているから、結果的に、第1,第2の共通固定接点B
    1,B2と、第1〜第4の固定接点E1〜E4が接触された状態となり、図7の第4の作動状態IVと同じ状態となる。 【0034】上記した実施例によれば、第1及び第2の固定接点群22及び23と第1及び第2の可動接触子2
    6及び28とにより、第1及び第2の共通固定接点B
    1,B2とこれと接続される固定接点E1〜E4の数を順次増加させることができるので、従来必要としていたダイオードを必要としない。 【0035】また、固定接点群を第1及び第2の固定接点群22及び23とに分けているので、1箇所に大きなスペースを確保する必要をなくすことができ、また、本実施例のように、それら第1及び第2の固定接点群22
    及び23を、第1及び第2の基板20,21に分けることができる利点もある。 【0036】さらに、本実施例によれば、第1の固定接点群22は、第1の共通固定接点B1とこれと対応する2個の固定接点E1,E3とを、第1の可動接触子26
    の移動方向に沿って2列に配置すると共に、第1の可動接触子26は、第1の固定接点群22の第1の共通固定接点B1及び2個の固定接点E1,E3に対して接触する接点部26a,26b,26cを3個有する構成とし、また、第2の固定接点群23及び第2の可動接触子28も上記第1の固定接点群22及び第1の可動接触子26と同様な構成としていることにより、固定接点群及び可動接触子を2組に分ける構成としながらも、必要とするスペースとしては極力小さくすることができる。 【0037】ちなみに、固定接点群を2組に分ける場合、共通固定接点と2つの固定接点とを、可動接触子の移動方向に沿って3列に配置することも考えられるが、
    このようにした場合には、その3列の並び方向に必要とするスペースが大きくなってしまう。 これに対して、本実施例の場合、上記したように、2列とすることにより、必要とするスペースとしては極力小さくすることができる。 【0038】また、第1及び第2の固定接点群22及び23を、別々の基板20,21に設けるようにしているので、それら第1及び第2の固定接点群22及び23を一層自由に配置することが可能になる利点がある。 【0039】本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる 1の可動接触子26と第2の可動接触子28
    の移動方向は、同一方向とすることもできる。 【0040】 【0041】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1及び第2
    の固定接点群と第1及び第2の可動接触子とにより、共通固定接点とこれと接続される固定接点の数を順次増加させることができるので、ダイオードを必要としない。
    また、固定接点群を第1の固定接点群と第2の固定接点群とに分けているので、1箇所に大きなスペースを確保する必要をなくし得る利点もある。 【0042】 しかも 、固定接点群及び可動接触子を2組に分けて構成しながらも、必要とするスペースとしては極力小さくすることが可能になる。 【0043】請求項の発明によれば、第1及び第2の固定接点群を、別々の基板に設けるようにしたことにより、それら固定接点群を一層自由に配置することが可能になる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す基板部分の平面図【図2】基板の縦断側面図【図3】スイッチ装置の平面図【図4】図3中X−X線に沿う縦断面図【図5】図3中Y−Y線に沿う縦断面図【図6】各状態における接続関係を示す図【図7】必要とする、各状態における接続関係を示す図【図8】従来例を示す図1相当図【図9】従来例における、各状態の接続関係を示す図【符号の説明】 12はレバー(操作部材)、20は第1の基板、21は第2の基板、22は第1の固定接点群、23は第2の固定接点群、24は接続線、26は第1の可動接触子、2
    6a,26b,26cはそれぞれ接点部、28は第2の可動接触子、28a,28b,28cはそれぞれ接点部、B1は第1の共通固定接点、B2は第2の共通固定接点、E1は第1の固定接点、E2は第2の固定接点、
    E3は第3の固定接点、E4は第4の固定接点である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−212870(JP,A) 実開 昭52−29466(JP,U) 実開 昭57−182842(JP,U) 実開 昭55−111125(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) H01H 1/40 H01H 19/00 - 21/88

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