Structure of inhibitor switch

申请号 JP26091198 申请日 1998-08-31 公开(公告)号 JP2000076968A 公开(公告)日 2000-03-14
申请人 Niles Parts Co Ltd; ナイルス部品株式会社; 发明人 SATO SHUNICHI; NAKAMURA SHINYA; TOMORI TETSUYA;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an inexpensive, high-accuracy inhibitor switch equipped with a magnetic sensor.
SOLUTION: An inhibitor switch has a movable board which rotates according to the shift position of an automatic transmission and is freely rotationally journalled by a lid body and a pole board 3 having a magnetic sensor 9. The pole board 3 is formed by insert molding of a conductor 7, having on one side a terminal 7b formed to project into a connector part 3c and having on the other side a main body part 7a exposed from its bottom face 3d, with the magnetic sensor a connected electrically to the main body part 7a. The pole board 3 is formed with a stepped face 3e, where the main body part 7a serving as the connection of the conductor 7, is exposed from a bottom face 3d. The pole board 3 is formed with notches 3f, 3g, 3h, 3i, where the magnetic sensor 9 or base 6 is engaged with the peripheral edge of the stepped face 3e. The pole board 3 has a guide 3j formed within the stepped face 3e for engaging and arranging the magnetic sensor 9 therein.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 自動変速機の変速操作位置に応じて回動し、永久磁石(4)を備えた可動盤(1)と、前記永久磁石(4)の磁力を検出する磁気センサ(9)を備え、
    かつ前記可動盤(1)を回動自在に軸支した極盤(3)
    と、前記可動盤(1)を回動自在に軸支した蓋体(2)
    と、を具備したインヒビタスイッチにおいて、 前記極盤(3)の底面(3d)は、コネクタ部(3c)
    内に突出形成した端子(7b)と、該極盤(3)に内蔵した磁気センサ(9)に接続する本体部(7a)とでなる導電体(7)を設け、該導電体(7)を極盤(3)にインサート成形してなることを特徴とするインヒビタスイッチの構造。
  • 【請求項2】 前記請求項1の発明において、 前記極盤(3)は、前記底面(3d)から若干低く形成した段差面(3e)を有し、この段差面(3e)に導電体(7)をインサート成形したことを特徴とするインヒビタスイッチの構造。
  • 【請求項3】 前記請求項2の発明において、 前記極盤(3)は、前記段差面(3e)の周縁部に前記磁気センサ(9)又は基板(6)を係合配置する切欠溝(3f,3g,3h,3i)を形成したことを特徴とするインヒビタスイッチの構造。
  • 【請求項4】 前記請求項2、又は3の発明において、 前記極盤(3)は、前記段差面(3e)内に前記磁気センサ(9)を係合配置するガイド(3j)を形成したことを特徴とするインヒビタスイッチの構造。
  • 【請求項5】 前記請求項2、3、又は4の発明において、 前記磁気センサ(9)は、リード端子(9a)を折曲して横方向に向けて設置すると共に、該磁気センサ(9)
    の上面を前記極盤(3)の底面(3d)と略面一に配置したことを特徴とするインヒビタスイッチの構造。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用自動変速機の変速操作位置に応じて接点が切り替わるインヒビタスイッチの構造に関する。 特に接点部位が磁気センサと永久磁石で構成されたインヒビタスイッチの極盤の改良に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例えば実開昭59−146222号公報に開示された技術がある。 この従来の技術は、レバーに永久磁石を嵌め込み接着し、磁気検出素子を設けたプリント基板を本体にインサート成形したものである。 従来からインヒビタスイッチは、接点部に精度を要求されるものである。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述した従来のインヒビタスイッチは、寸法精度が悪いプリント基板を極盤に固定しているので、磁気検出素子の設置位置がズレて精度が低いという問題点がある。

    【0004】本発明は、精度が高いインヒビタスイッチを提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明したものであり、自動変速機の変速操作位置に応じて回動し、永久磁石を備えた可動盤と、前記永久磁石の磁を検出する磁気センサを備え、かつ前記可動盤を回動自在に軸支した極盤と、前記可動盤を回動自在に軸支した蓋体と、を具備したインヒビタスイッチにおいて、前記極盤の底面が、コネクタ部内に突出形成した端子と、該極盤に内蔵した磁気センサに接続する本体部とでなる導電体を設け、該導電体を極盤にインサート成形したことでなる。

    【0006】また、請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、前記極盤が、前記底面から若干低く形成した段差面を有し、この段差面に導電体をインサート成形したことでなる。

    【0007】また、請求項3の発明は、前記請求項2の発明において、前記極盤が、前記段差面の周縁部に前記磁気センサ又は基板を係合配置する切欠溝を形成したことでなる。

    【0008】また、請求項4の発明は、前記請求項2、
    又は3の発明において、前記極盤が、前記段差面内に前記磁気センサを係合配置するガイドを形成したことでなる。

    【0009】また、請求項5の発明は、前記請求項2、
    3、又は4の発明において、前記磁気センサが、リード端子を折曲して横方向に向けて設置すると共に、該磁気センサの上面を前記極盤の底面と略面一に配置したことでなる。

    【0010】

    【発明の実施の形態】まず、図1乃至図7に基づき本発明の実施の形態を詳述する。 1は、自動変速機の変速レバー軸(図示せず)に軸合する軸筒部1aと、永久磁石4及びヨーク5を有する可動腕1bと、を一体成形してなる可動盤である。 該可動盤1は、前記軸筒部1aの上側軸部1cを蓋体2の軸穴2aに軸合し、下側軸部1d
    を極盤3の軸穴3aに軸合して、前記蓋体2と極盤3との間に回動自在に挟持されている。 尚、軸筒部1aは、
    前記変速レバー軸を直接軸合したものでも、前記変速レバー軸に連動するシャフト(図示せず)を間接的に軸合するものでもよい。

    【0011】前記ヨーク5は、図1及び図3に示すように4つの扇型でかつ略コ字状の鉄板を連設してなり、4
    つの底面の略中央にゲート穴5aを穿設している。 尚、
    可動盤1に一体形成したヨーク5は、なくてもよい。 また、可動盤1に設けた永久磁石4の設置手段、及び永久磁石4の種類・材質等は、特に限定しない。

    【0012】例えば、前記可動盤1を製造する場合は、
    まずゲート穴5aにピン(図示せず)を嵌合し、前記ヨーク5を樹脂でインサート成形する。 このインサート成形でできた一次成形品の可動盤1のヨーク5内は、底片5bが露出した部分が窪みとなっている。 次にこの一次成形品を永久磁石成形用金型にセットする。 更にヨーク5の窪み内に、ネオジム(磁性体)粉末と、所謂ボンド磁石又はプラスチック磁石と呼ばれるPPSペレットと、の混合物を射出成型して永久磁石4を成形して、2
    次成形品を成形する。 これで、可動盤1が完成する。

    【0013】尚、前記ゲート穴5aは、各永久磁石4の略中央に設置することで、各永久磁石4を効率的に脱落を防止する。 また、可動盤1の永久磁石4が露出した面は、可動盤1と、ヨーク5と、永久磁石4と、を面一にする。

    【0014】前記軸筒部1aは、内壁に、前記変速レバー軸のキー溝に嵌合するキー1eを形成している。 該軸筒部1aの外周には、Oリング11,12を挿入する溝1h,1iを形成している。 該溝1hは、Oリング11
    を嵌合することで蓋体2との密閉性を向上させている。
    前記溝1iは、Oリング12を取付けたことで極盤3との密閉性を向上させている。

    【0015】前記可動腕1bの下側表面には、図3に示すように4つ扇型の永久磁石4と、該永久磁石4の両端に配置されたヨーク5の折曲部5cとが露出している。
    また、該可動腕1bの下側表面には、下側軸部1dの周囲に凸部1fと、外周端に凸部1gと、を一体に突設している。 該凸部1f,1gは、先端の断面が半円形の形状をしており、可動盤1が回動すると極盤3の底面3d
    上を摺動する。

    【0016】前記蓋体2は、上側軸部1cが軸合する軸穴2aと、周部下面に形成し極盤3の嵌着溝3bに嵌合する輪状突起2bと、を有する。 該蓋体2及び極盤3
    は、耐油性及び耐熱性を備え超音波溶着を行い易い樹脂で成形されいる。 該樹脂とは、例えばナイロン系樹脂、
    又はポリプロピレン等である。 該蓋体2は、前記可動盤1及び基板6を介して極盤3に合致させ、前記嵌着溝3
    bに嵌めた輪状突起2bとの嵌合部位を超音波溶着、又は振動溶着で接合して密閉する。

    【0017】前記極盤3は、導電体7及び金属性リング8をインサート成形してなり、該リング8を挿通したネジで自動変速機本体の外側にネジ止められる。 該導電体7は、図6に示すように一方のスルーホール7cを穿設した本体部7aを底面3dから一段下がった段差面3e
    に露出し、他方の端子7bをコネクタ部3c内に突出している。

    【0018】前記段差面3eは、周縁部に、磁気センサ9を係合配置し、かつ支持する切欠溝3f,3g,3h
    と、電子素子10を載設した基板6を係合配置し、かつ支持する切欠溝3iとを形成している。 該段差面3e内にも、磁気センサ9を係合配置しかつ支持するガイド3
    jを形成している。 尚、前記磁気センサ9及び電子素子10の上面は、リード端子6a,9aを折曲して極盤3
    の底面3dに面一か、底面3dより低く配置する。 該極盤3は、導電体7のスールーホール7cの下側にリード端子6a,9aを配置するための空洞3mを形成している。 該極盤3は、可動盤1を収納した底面3dの周囲の蓋体2との当接面に、パッキン13を挿入する溝3kを形成している。

    【0019】前記ヨーク5は、図5に示すように、磁性体を射出成形して所望形状の永久磁石4を形成するたもの型枠である。 該ヨ−ク5は、可動盤1内に一次成形した可動盤1に永久磁石4を射出成形するときの窪みの底となる底片5bを有する。 該ヨーク5は、図4に示すように前記可動盤1の表面に露出する折曲部5cと、永久磁石4を配設する窪みを形成する底片5bと、ゲート穴5aと、を有する。 該ヨ−ク5は、前記底片5bを複数個連続して設けると共に、該底片5bの端部に窪みを形成する折曲部5cを形成している。 前記各底片5bは、
    可動盤1の軸筒部1aの軸心Pを中心とした円弧形状でなる。

    【0020】基板6及び磁気センサ9は、極盤3に設ける場合、まずリード端子6a,9aを、導電体7の一端をスルーホール7bに嵌合して垂直な状態で半田付けして固定する。 次に、基板6及び磁気センサ9のリード端子6a,9aを直に折曲し、横方向に向いた状態にして、各々の切欠溝3f,3hに嵌合させる。 該磁気センサ9は、磁気を検出するホール素子、ホールIC、又はMR素子等である。 該磁気センサ9及び該磁気センサ9
    が嵌合する切欠溝3f,3g,3hは、自動変速機の変速位置に応じて回動する永久磁石4に合わせて設置する。 該磁気センサ9は、図2に示すように可動盤1と非接触状態に配置し、該磁気センサ9と永久磁石4とは間隔Hを有する。 間隔Hは、0.1mmから0.6mm程度である。

    【0021】本発明の実施の形態は、以上のような構成であり、その作用を詳述する。 運転手がシフトレバーを操作すると自動車用自動変速機の変速操作位置が変わる。 インヒビタスイッチは、シフトレバーの揺動操作に応じて可動盤1が軸筒部1aを中心として回動し、それに伴い永久磁石4が移動する。 該可動盤1の近隣に設置した基板6の磁気センサ9は、前記永久磁石4の移動による磁気の変化に反応して変速操作位置を検出する。

    【0022】

    【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成したので、次のような効果がある。 請求項1の発明は、自動変速機の変速操作位置に応じて回動し、永久磁石を備えた可動盤と、前記永久磁石の磁力を検出する磁気センサを備え、かつ前記可動盤を回動自在に軸支した極盤と、
    前記可動盤を回動自在に軸支した蓋体と、を具備したインヒビタスイッチにおいて、前記極盤の底面が、コネクタ部内に突出形成した端子と、該極盤に内蔵した磁気センサに接続する本体部とでなる導電体を設け、該導電体を極盤にインサート成形したことで、磁気センサを直接極盤に係合し設置でき、部品点数及び組付工数を削減すると共にコストを低減することができる。

    【0023】請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、前記極盤が、前記底面から若干低く形成した段差面を有し、この段差面に導電体をインサート成形したことで、可動盤が摺動する極盤の底面より低い位置に磁気センサを設置することができ、磁気センサに可動盤等が衝当することを防止できる。

    【0024】請求項3の発明は、前記請求項2の発明において、前記極盤が、前記段差面の周縁部に前記磁気センサ又は基板を係合配置する切欠溝を形成したことで、
    磁気センサを非磁性体の樹脂でなる極盤の切欠溝内に設置し保持して、可動盤の永久磁石以外の磁性体による影響を防止し、ヒンヒビタスイッチの性能を保つことができる。

    【0025】請求項4の発明は、前記請求項2、又は3
    の発明において、前記極盤が、前記段差面内に前記磁気センサを係合配置するガイドを形成したことで、磁気センサを極盤の所望位置に係合配置することができる。

    【0026】請求項5の発明は、前記請求項2、3、又は4の発明において、前記磁気センサが、リード端子を折曲して横方向に向けて設置すると共に、該磁気センサの上面を前記極盤の底面と略面一に配置したことで、前記磁気センサと永久磁石との距離を容易に一定に保つことができると共に、前記極盤の底面上を回動する可動盤が磁気センサに衝当することを防止することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、分解断面図である。

    【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、中央拡大縦断面図である。

    【図3】本発明の実施の形態を示す図面で、可動盤の拡大底面図である。

    【図4】本発明の実施の形態を示す図面で、ヨ−クの拡大斜視図である。

    【図5】図3の矢視X−X線方向拡大断面図である。

    【図6】本発明の実施の形態を示す図面で、極盤の拡大斜視図である。

    【図7】本発明の実施の形態を示す図面で、磁気センサの設置状態を示す要部拡大断面図である。

    【符号の説明】

    1 可動盤 2 蓋体 3 極盤 3c コネクタ部 3d 底面 3e 段差面 3f,3g,3h,3i 切欠溝 3j ガイド 4 永久磁石 6 基板 6a,9a リード端子 7 導電体 7a 本体部 7b 端子 9 磁気センサ

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友利 哲也 東京都大田区大森西5丁目28番6号 ナイ ルス部品株式会社内 Fターム(参考) 3D040 AA33 AA40 AB01 AC36 AE17 AF29 5G019 AA09 KL03 SK01 SY01 5G046 AA01 AA02 AB01 AC52 AD16 AE05

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