Ear type hearing aids

申请号 JP7743090 申请日 1990-03-27 公开(公告)号 JP2684812B2 公开(公告)日 1997-12-03
申请人 リオン 株式会社; 发明人 茂喜 大屋; 秀夫 稲見;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】外耳道に挿入できる形状に形成された絶縁部材でなるケースを有する挿耳形補聴器において、 この挿耳形補聴器は、共通タッチ接点と、この共通タッチ接点との間の抵抗値の変化に基づいて音量を上昇させる第1の指令用タッチ接点と、前記共通タッチ接点との間の抵抗値の変化に基づいて音量を下降させる第2の指令用タッチ接点とを備え、前記共通タッチ接点は挿耳形補聴器を耳に装着した状態で前記ケース表面のうち常時装用者と接触する部位に設けられ、また前記第1及び第2の指令用タッチ接点は挿耳形補聴器を耳に装着した状態で前記ケース表面のうち外耳道の外側に露出しかつ装用者と接触しない部位に設けられることを特徴とする挿耳形補聴器。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は挿形補聴器に関し、特に音量の調整をし易くするようにしたものである。

    〔発明の概要〕

    本発明は、挿耳形補聴器において、装用時装用者に接触する供通タツチ接点を設けるようにしたことにより、
    指令信号を入するためのタツチ操作が一段と簡易な挿耳形補聴器を実現し得る。

    〔従来の技術〕

    従来、例えば小型補聴器として耳穴に挿入する挿耳形補聴器や、耳介の後側部に装着する耳掛け形補聴器が提案されており、全体としての構成を小型化することにより装用感を一段と改善できる利点がある。 ところが実際上、全体としての構成を、小型化したため、音量調整用ボリユームとして回転型つまみを有するものを適用し難くなる問題があり、これを解決する方法としてケース表面に一対の電気的なタツチ接点を設け、当該一対のタツチ接点を装用者が指先で触れたときのタツチ接点間の抵抗値の変化を音量調整用の信号として入力する手法が提案されている(特開平1-97100号公報)。

    このような手法のタツチ接点を例えばカスタム形補聴器に適用しようとする場合、従来第8図及び第9図のように構成することが考えられている。

    第8図及び第9図において、補聴器1は装用者の外耳孔(外耳道及び耳甲介)の形状を型取りしてなるシエル2の外表面部分にいわゆるフエースプレートでなる表面板3を取り付け、表面板3のほぼ中央位置に電池室4、
    電源スイツチ5、マイク音口6を配設すると共に、表面板3の上側部分に一対の上昇指令用タツチ接点7A及び7B
    を配設しかつ下側部分に一対の下降指令用タツチ接点8A
    及び8Bを配設する。

    第8図及び第9図の構成において、補聴器1を装用する場合装用者は、シエル2の耳穴挿入部2Aを外耳道に挿入すると共に耳介保持部2Bを耳甲介の内側凹所にはめ込むことにより表面板3を耳甲介の内側凹所を塞ぐように露出させた状態に保持し、この状態において指先で電源スイツチ5をオン動作させることによりマイク音口6から導入した音をシエル2の内部に設けた信号処理回路(図示せず)において補聴処理させ、かくしてシエル2
    の先端に設けられているイヤホン音口9から放出される補聴音を聞き取る。

    この状態において補聴音の音量が過大であれば、装用者は指先で下降指令用タツチ接点8A及び8Bを同時に触れるようなタツチ操作をすれば良く、このとき補聴処理回路は下降指令用タツチ接点8A及び8B間に人体抵抗が接続された状態になつたことを検出して補聴処理回路から放出される補聴音の音量を下降させる。

    これに対して補聴音の音量が過小であれば、装用者は指で上昇指令用タツチ接点7A及び7Bを同時に接触するようなタツチ操作をすれば良く、このとき補聴回路は上昇指令用タツチ接点7A及び7B間に人体抵抗が接続されたことに基づいて補聴処理音の音量を上昇させるような応動動作をする。

    〔発明が解決しようとする課題〕

    ところでこのように一対の接点を用いて当該一対のタツチ接点間の抵抗値が大幅に変化する(タツチ操作していないとき表面板3の接点間の絶縁抵抗値になり、タツチ操作しているとき人体抵抗値になる)ことを利用して上昇指令又は下降指令を入力するようにした場合、一対のタツチ接点間に汗、分、ゴミなどの汚れが付着した場合には、装用者が指を触れていない状態にあるときの接点間の抵抗値が当該汚れによつて極端に低下するような状態になるおそれがある。

    このような状態になると、タツチ操作したときのタツチ接点間の接触抵抗の抵抗値と、タツチ操作をしていないときのタツチ接点間の抵抗値(表面板3の絶縁抵抗の値)との差を大きくできないことを意味し、その結果タツチ操作の検出を正しくなし得なくなることにより誤動作するおそれがある。

    本発明は以上の点を考慮してなされたもので、誤動作の発生を一段と軽減できると共に、音量を上昇又は下降させるためのタツチ操作を一段と容易かつ適確になし得るようにした小型電子機器を提案しようとするものである。

    〔課題を解決するための手段〕

    かかる課題を解決するため本発明においては、外耳道に挿入できる形状に形成された絶縁部材でなるケースを有する挿耳形補聴器11において、挿耳形補聴器11を耳に装着したとき常時装用者と接触する共通タツチ接点14をケースに設けると共に、当該挿耳形補聴器11を耳に装着した状態において、ケース表面のうち、外耳道の外側に露出しかつ装用者と接触しない部位に第1及び第2の指令用タツチ接点12及び13を設け、装用者が第1の指令用タツチ接点12をタツチ操作したとき、当該タツチ操作した第1の指令用タツチ接点12と共通タツチ接点14との間の抵抗値の変化に基づいて音量を上昇させ、装用者が第2の指令用タツチ接点13をタツチ操作したとき、当該タツチ操作した第2の指令用タツチ接点13と共通タツチ接点14との間の抵抗値の変化に基づいて音量を下降させるようにする。

    〔作用〕

    挿耳形補聴器を装用者が装用したとき装用者に接触するような位置に共通タツチ接点14を設けるようにしたことにより、装用者が単に第1又は第2の指令用タツチ接点12又は13を選択してタツチ操作するだけの簡易な操作によつて汚れによる誤動作の発生が一段と少なくなることによつて確実に操作指令信号を挿耳形補聴器の内部に取り込むことができる。

    〔実施例〕

    以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。

    [1] 第1実施例 第8図及び第9図との対応部分に同一符号を付して示す第1図〜第3図において、11は全体として補聴器を示し、表面板3の中央部に設けられている電池室4、電源スイツチ5及びマイク音口6の上側部に、表面板3から突出するように植立された単一の接触ピンでなる上昇指令用タツチ接点12が配設され、かつ下側部に同様に表面板3から突出するように植立された単一の接触ピンでなる下降指令用タツチ接点13が配設されている。

    これに加えてシエル2の装用時装用者の皮膚に接触する部分、例えば耳介保持部2Bの表面に、ボタン形状を有する共通タツチ接点14が当該耳介保持部2Bから突出するように配設されている。

    かくしてシエル2及び表面板3によつてケースが形成され、装用時ケースの一部の構成するシエル2の耳穴挿入部2Bが装用者の外耳道に挿入されたとき、耳介保持部
    2Bが耳介内部の凹所に押しつけられることにより共通タツチ接点14が装用者の耳介内部の皮膚に接触するようになされている。

    上昇指令用タツチ接点12、下降指令用タツチ接点13及び共通タツチ接点14は第4図に示す補聴信号処理回路15
    に指令入力手段として接続されている。

    この実施例の場合、補聴信号処理回路15はシエル2に穿設され、かつ表面板3によつて閉塞された収納室内に収納されている。

    第4図において、補聴信号処理回路15はマイク音口6
    から音道を通つて導入されて来る対話音声をマイクロホン21によつて補聴入力信号S1に変換し、この補聴入力信号S1の直流成分をカツプリングコンデンサC1によつて除去した後入力抵抗R1を通じて反転増幅回路22に入力する。

    反転増幅回路22は入力抵抗R1及びフイードバツク抵抗
    R2の抵抗比によつて決まる増幅度で補聴入力信号S1を増幅し、この第1段増幅出力S2を第2段反転増幅回路23に利得調整抵抗R3を介して入力する。

    第2段反転増幅回路23にはそのフイードバツク抵抗として固定フイードバツク抵抗R4及び可変フイードバツク抵抗回路31の並列回路が接続され、これにより第2段反転増幅回路23は利得調整抵抗R3と固定フイードバツク抵抗R4及び可変フイードバツク抵抗回路31の合成抵抗との比率によつて決まる増幅度で第1段増幅出力S2を増幅して第2段増幅出力S3として出力増幅回路24に与える。

    かくして出力増幅回路24の出力端に補聴出力信号S4が得られ、これがイヤホン25に供給される。

    可変フイードバツク抵抗回路31はIC回路で構成されたデイジタルコンダクタンスブロツクで構成され、可変抵抗出力ピンP1及びP2を固定フイードバツク抵抗R4の両端に接続することにより、可変抵抗出力ピンP1及びP2間に形成される可変抵抗が固定フイードバツク抵抗R4に並列に接続される。

    可変フイードバツク抵抗回路31の可変抵抗出力ピンP1
    及びP2は、第5図に示すように、電流制御抵抗回路31A
    の抵抗出力端に接続され、その抵抗値が、論理入力インターフエース回路31Bに与えられる入力条件に応じて論理制御回路31Cに設けられているカウンタをカウント動作させることにより、当該カウンタのカウント値に対応する抵抗値に可変制御することができるようになされている。

    第1の条件入力ピンP3は論理制御回路31Cに対する設定条件信号S11として補聴音量を上昇させる音量上昇指令信号を発生させるもので、第4図に示すように、上昇指令用タツチ接点12に接続され、この上昇指令用タツチ接点12を装用者タツチ操作をすることにより上昇指令信号S12が取り込まれたとき論理入力インターフエース回路31Bは設定条件信号S11によつて論理制御回路31Cのカウンタをアツプカウント動作モードに設定し、これによりクロツク発振回路31Dのクロツク出力S13をアツプカウントさせる。

    これに対して装用者が条件入力ピンP4をタツチ操作することにより下降指令信号S14が取り込まれたとき論理入力インターフエース回路31Bは設定条件信号S11によつて論理制御回路31Cをダウンカウントモードに設定し、
    これによりクロツク発振回路31Dのクロツク出力S13をダウンカウントさせるようになされている。

    論理制御回路31Cのカウンタのカウント内容はカウント出力S15としてアナログ変換回路31Eにおいてアナログカウント出力S16に変換された後、さらに対数変換回路3
    1Fにおいて対数変換されて抵抗値制御信号S17として電流制御抵抗回路31Aに供給される。

    かくして電流制御抵抗回路31Aは、論理制御回路31Cにおけるカウンタのカウント内容に相当する抵抗値を可変抵抗出力ピンP1及びP2間に発生させる。

    かかる構成に加えて論理入力インターフエース回路31
    Bには入力モード指定ピンP5が接続され、この第3の入力モード指定ピンP5によつて第1及び第2の条件入力ピンP3及びP4の入力モードを変更できるようになされている。

    この実施例の場合論理入力インターフエース回路31B
    は入力モード指定ピンP5に対する入力モード指定信号S1
    8として例えば正の電圧が与えられたとき、条件入力ピンP3又はP4からそれぞれ入力される指令信号S12又はS14
    によつてそれぞれ上昇又は下降を指令する設定条件信号
    S11を発生するようになされているのに対して、入力モード指定ピンP5に対して負電圧の入力モード指定信号S1
    8が与えられたとき条件入力ピンP3又はP4のいずれか一方(この実施例の場合第1の条件入力ピンP3)から入力される指令信号S12だけに基づいて、装用者が条件入力ピンP3を繰り返しタツチ操作したとき、順次交互に上昇指令又は下降指令を内容とする設定条件信号S11を論理制御回路31Cに送出するようになされている。

    第4図の実施例の場合電源電池32の負極側端が負極側電源ラインLNに接続され、この負極側電源ラインLNに入力モード指定ピンP5が接続され、かくして可変フイードバツク抵抗回路31は2スイツチ指令モードで動作するようになされている。 これと共に、電源電池32の正極側が、電源スイツチ5を通じて正極側電源ラインLPに接続され、この正極側電源ラインLPに共通タツチ接点14が接続されている。

    かくして補聴器11が装用者に装用された状態において、装用者が上昇指令用又は下降指令用タツチ接点12又は13を指先でタツチ操作したとき、共通タツチ接点14と上昇指令用又は下降指令用タツチ接点12又は13との間の抵抗値が人体抵抗によつて極端に低下する(実際上30
    〔MΩ〕以下になる)状態になる。 このとき可変フイードバツク抵抗回路31の論理入力インターフエース回路31
    Bが上昇指令信号S12又は下降指令信号S14を内部に取り込んで論理制御回路31Cをアツプカウント又はダウンカウント動作させるような状態になる。

    これに対して装用者が上昇指令用タツチ接点12及び下降指令用タツチ接点13の両方をタツチ操作していない状態においては、論理入力インターフエース回路31Bが設定条件信号S11を出力しない状態になることにより、論理制御回路31Cのカウンタをカウント動作させない状態を維持するようになされている この実施例の場合、可変フイードバツク抵抗回路31の電源ピンP6が正極側電源ラインLPに接続されていると共に、抵抗値保持用ピンP7が電源電池32及び電源スイツチ5間の接続中点J1に接続され、これにより、電源スイツチ5がオフ操作されることにより可変フイードバツク抵抗回路31を含めて補聴信号処理回路15が全体としてオフ動作状態になされたとき、抵抗値保持用ピンP7に対して電源電池32の接続中点J1から抵抗保持用電源が供給されることにより、論理制御回路31Cのカウンタのカウント内容をそのまま保持し得るようになされ、これにより電源スイツチ5を再度オン操作したとき、可変抵抗出力ピンP1及びP2間にオフ動作させる前の抵抗値をそのまま出力できるようになされている。

    さらにこの実施例の場合、可変フイードバツク抵抗回路31はクロツク発振回路31Dからクロツク周波数設定用ピンP8を導出し、このクロツク周波数設定用ピンP8及び負極側電源ラインLN間にコンデンサC2でなるクロツク周波数設定素子を接続することにより(第4図)、クロツク発振回路31Dのクロツク出力S13のクロツク周波数を可変フイードバツク抵抗回路31に対して外付けのクロツク周波数設定素子の値を選定することによつて必要に応じた値に設定できるようになされている。

    以上の構成において、装用者が補聴器11の耳穴挿入部
    2Aを外耳道に挿入することにより補聴器11を全体として耳介内に装着した状態にすると、マイクロホン21に受けた対話音声が可変フイードバツク抵抗回路31の可変抵抗出力ピンP1及びP2間に生ずる抵抗値に応じた音量に調整されて耳穴挿入部2Aの先端部に設けられたイヤホンから内耳道に放出される。

    この状態において装用者が聞こえる補聴音の音量を上昇(又は下降)させたい場合には、耳介内に露出している表面板3上に配設されている部品のうち、上昇指令用タツチ接点12(又は下降指令用タツチ接点13)をタツチ操作する。

    このとき共通タツチ接点14は耳介内部の皮膚に押しつけられることにより電気的に接触した状態になつていることにより、可変フイードバツク抵抗回路31は上昇指令用タツチ接点12(又は下降指令用タツチ接点13)と、共通タツチ接点14との間に人体抵抗が接続されることによりタツチ接点間の抵抗値が大幅に低下し、これにより、
    論理入力インターフエース回路31Bが上昇指令信号S12
    (又は下降指令信号S14)が入力されたと判断し、これに応動するように論理制御回路31Cのカウンタをアツプカウント(又はダウンカウント)動作させることにより、電流制御抵抗回路31Aの抵抗値を上昇(又は下降)
    させて行く。

    かかる上昇(又は下降)動作は、装用者が上昇指令用タツチ接点12(又は下降指令用タツチ接点13)をタツチ操作している間続けられ、かくして電流制御抵抗回路31
    Aの抵抗値はクロツク発振回路31Dのクロツク出力S13のクロツク周期ごとに1ステツプずつ上昇(又は下降)して行く。

    この状態において装用者が上昇指令用タツチ接点12
    (又は下降指令用タツチ接点13)から指を離すと、共通タツチ接点14と上昇指令用タツチ接点12(又は下降指令用タツチ接点13)との間の抵抗値が空気抵抗値にまで極端に増大することにより、論理入力インターフエース回路31Bがユーザが指を離したことを判知して論理制御回路31Cのカウンタのカウント動作を停止させ、これにより電流制御抵抗回路31Aの抵抗値をそのまま保持させる。

    かくして装用者は、聞こえる補聴音の音量が聴感上快適になるまで繰り返し上昇指令用タツチ接点12(下降指令用タツチ接点13)をタツチ操作することにより音量を調整することができ、かくするにつき、表面板3の上側部分又は下側部分にそれぞれ1つずつ配設されている上昇指令用タツチ接点12又は下降指令用タツチ接点13を選択してタツチ操作するだけの簡易な操作をするだけで済む。

    因に人体抵抗を挿入するために必要な一対の接点のうち、一方の接点を構成する共通タツチ接点14は、シエル2を耳に装着する操作をするだけで装用者(この場合外耳の内部表面の皮膚)に対して何ら装用者に負担を与えることなく、接触させることができると共に、上昇又は下降指令用タツチ接点12、13を操作し易くかつ汚れによる誤動作が生じにくいような位置に配設できるので(共通タツチ接点14と同時にタツチ操作する必要がないので)、装用者の音量調整操作が表面板3上を手探りで上側部分又は下側部分に指先を運ぶだけの単純な操作をするだけで済むと共に、汚れによる誤動作が少ない分電気的なタツチ入力を安定になし得る。

    [3] 他の実施例 (1) 第6図及び第7図は本発明のさらに他の実施例を示すもので、第1図〜第3図との対応部分に同一符号を付して示す。 第6図の場合の補聴器51は、第1図〜第3図のボタン形状の共通タツチ接点14に代えて、シエル2の表面の一部に金メツキをすることにより皮膜状の共通タツチ接点14Xをケースに表面に形成するようになされている。

    第6図のように構成すれば、共通タツチ接点14Xをシエル2の表面から突出させないようにできることにより、装用者の装着感を一段と改善できる。

    また第7図の場合の補聴器52は、シエル2の全面に亘つて金メツキがされ、当該金メツキによつて共通タツチ接点14Yを構成するようになされている。

    第7図のように構成すれば、第6図の場合と同様にして装用者の装着感を改善できると共に、共通タツチ接点
    14Yと装用者との電気的接触面を一段と大きく出来ることにより、装用者と共通タツチ接点14Yとの間の接触抵抗をさらに一段と小さくできる。

    〔発明の効果〕

    上述のように本発明によれば、挿耳形補聴器を装用者が装用する際に、装用者に接触するケース部分に共通タツチ接点を設けると共に、装用者には接触していないケース部分に第1及び第2の指令用タツチ接点を設けて第1又は第2の指令用タツチ接点をそれぞれ操作したとき音量を上昇又は下降させるようにしたことにより、音量の調整操作が一段と簡易でかつ電気的タツチ入力が一段と安定な挿耳形補聴器を実現し得る。

    【図面の簡単な説明】

    第1図〜第3図は本発明を挿耳形補聴器に適用した場合の外観構成を示す正面図、右側面図及び左側面図、第4
    図は2スイツチ方式の補聴信号処理回路を示す接続図、
    第5図は第4図の可変フイードバツク抵抗回路を示すブロツク図、第6図及び第7図は挿耳形補聴器の他の実施例を示す左側面図、第8図及び第9図は従来の挿耳形補聴器を示す正面図及び右側面図である。 1、11……補聴器、2……シエル、3……表面板、4…
    …電池室、5……電源スイツチ、6……マスク音口、1
    2、13……上昇指令用、下降指令用タツチ接点、14……
    共通タツチ接点、31……可変フイードバツク抵抗回路。

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