Electrosurgical pencil comprising an improved control

申请号 JP2011503101 申请日 2009-03-31 公开(公告)号 JP2011516161A 公开(公告)日 2011-05-26
申请人 タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ; 发明人 ジェイムス ディー. アレン,; デュアン ケール,; デイビッド エヌ. ハード,; モンテ フライ,; グレン エー. ホーナー,; アーラン ジェイ. レスク,;
摘要 The present disclosure relates to electrosurgical devices having a plurality of hand-accessible variable controls. An electrosurgical device configured for connection to a source of electrosurgical energy is provided and includes a housing; an electrical circuit supported within the housing, the electrical circuit being connectable to the source of electrosurgical energy; and a controller slidably supported on the housing, wherein the controller is configured to exert a force on the electrical circuit to affect a change in the electrical circuit and to provide a tactile feedback to a user of the electrosurgical device as the controller is moved relative to the housing.
权利要求
  • 電気外科手術ペンシルであって、
    細長い筐体であって、該細長い筐体から遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される、細長い筐体と、
    該筐体上に支持される少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該少なくとも1つの分圧器ネットワークは、該電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、
    該筐体上で摺動可能に支持される強度制御器であって、該強度制御器は、該筐体および少なくとも1つの分圧器ネットワークのそれぞれに力を加えるように構成され、該強度制御器は、該強度制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供する、強度制御器と を備えている、電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、該強度制御器の表面から延在するナブを含む、請求項1に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記ナブは、前記強度制御器が前記筐体に対して移動させられる際に、前記少なくとも1つの分圧器ネットワークに接触し、該少なくとも1つの分圧器に影響を及ぼすように構成される、請求項2に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、前記筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成されるバネプランジャアセンブリを含む、請求項2に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記バネプランジャアセンブリは、ステムと付勢部材とを含む、請求項4に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記ステムは、前記ナブとは反対側に配置され、アクチュエータを保持するように構成される、請求項5に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記付勢部材は、前記アクチュエータを前記筐体上に形成された前記触覚特徴と接触させて維持するように構成される、請求項6に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記アクチュエータは、前記ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置される、請求項6に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、前記筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成されるバネレバーアセンブリを含む、請求項2に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記バネレバーアセンブリは、レバーと、該レバーを前記触覚特徴と接触させて維持するための付勢部材とを含む、請求項9に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記レバーは、前記ナブとは反対側に、前記強度制御器の本体部分に枢動可能に接続される、請求項10に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記付勢部材は、バネである、請求項10に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記レバーの先端は、前記ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置される、請求項12に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスであって、
    筐体と、
    該筐体内に支持される電気回路であって、該電気回路は、該電気外科手術エネルギー源に接続可能である、電気回路と、
    該筐体上で摺動可能に支持される制御器であって、該制御器は、該電気回路に力を加えて該電気回路の変化に影響を及ぼすことと、該制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供することとを行うように構成される、制御器と を備えている、電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、該制御器の表面から延在し、前記電気回路に接触するように寸法決定されているナブを含む、請求項14に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記電気回路は、送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御することが可能な分圧器ネットワークであり、前記ナブは、前記制御器が前記筐体に対して移動させられる際に、該分圧器ネットワークに接触し、送達されている電気外科手術エネルギーの該強度およびモードのうちの少なくとも1つの変化に影響を及ぼすように構成されている、請求項15に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、前記筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成される、バネプランジャアセンブリを含む、請求項15に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記バネプランジャアセンブリは、ステムと付勢部材とを含む、請求項17に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記ステムは、前記ナブとは反対側に配置され、アクチュエータを保持するように構成される、請求項18に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記付勢部材は、前記アクチュエータを前記筐体上に形成された前記触覚特徴と接触させて維持するように構成される、請求項19に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記アクチュエータは、前記ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置される、請求項19に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、前記筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成される、バネレバーアセンブリを含む、請求項15に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記バネレバーアセンブリは、レバーと、前記レバーを前記触覚特徴と接触させて維持するための付勢部材とを含む、請求項22に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記レバーは、前記ナブとは反対側で、前記強度制御器の本体部分に枢動可能に接続される、請求項23に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記付勢部材は、バネである、請求項23に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記レバーの先端は、前記ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置される、請求項25に記載の電気外科手術デバイス。
  • 電気外科手術ペンシルであって、
    細長い筐体であって、該細長い筐体から遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される、細長い筐体と、
    該筐体上に支持される少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、
    筐体上で摺動可能に支持される強度制御器であって、該強度制御器は、該筐体および該少なくとも1つの分圧器ネットワークのそれぞれに力を加えるように構成され、該強度制御器は、該強度制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供する、強度制御器と を備えている、電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、該強度制御器の本体部分上で枢動可能に支持されるねじりバネを含み、該ねじりバネは、前記筐体および前記電気回路のうちの少なくとも1つと接触している、請求項27に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記ねじりバネは、前記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚を含む、請求項28に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記ねじりバネは、前記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚を含む、請求項28に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記ねじりバネは、前記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、前記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚とを含む、請求項28に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、本体部分上で枢動可能に支持されるリンクアセンブリを含み、前記リンクアセンブリは、
    前記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、
    前記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚と を含む、請求項27に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記リンクアセンブリは、前記第1の脚を前記筐体に形成された前記触覚特徴と係合して維持するため、および前記第2の脚を前記少なくとも1つの分圧器ネットワークと係合して維持するために、前記第1の脚と前記第2の脚との間に間置される付勢部材をさらに含む、請求項32に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記付勢部材は、前記第1の脚を前記筐体に形成された前記触覚特徴と係合して維持するために構成される、請求項33に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記付勢部材は、前記第2の脚を前記少なくとも1つの分圧器ネットワークと係合して維持するために構成される、請求項33に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスであって、
    筐体と、
    前記筐体内に支持される電気回路であって、前記電気外科手術エネルギー源に接続可能な電気回路と、
    前記筐体上で摺動可能に支持される制御器であって、前記制御器は、前記筐体および前記電気回路のそれぞれに力を加えて前記電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、前記制御器が前記筐体に対して移動させられる際に前記電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と、
    を備える、電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、その本体部分上で枢動可能に支持されるねじりバネを含み、前記ねじりバネは、前記筐体および前記電気回路のうちの少なくとも1つに接触している、請求項36に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記ねじりバネは、前記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚を含む、請求項37に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記ねじりバネは、前記電気回路との係合のために構成される第2の脚を含む、請求項37に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記ねじりバネは、前記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、前記電気回路との係合のために構成される第2の脚とを含む、請求項37に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、本体部分上で枢動可能に支持されるリンクアセンブリを含み、前記リンクアセンブリは、
    前記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、
    前記電気回路との係合のために構成される第2の脚と を含む、請求項36に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記リンクアセンブリは、前記第1の脚を前記筐体に形成された前記触覚特徴と係合して維持するため、および前記第2の脚を前記電気回路と係合して維持するために、前記第1の脚と前記第2の脚との間に間置される付勢部材をさらに含む、請求項41に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記付勢部材は、前記第1の脚を前記筐体に形成された前記触覚特徴と係合して維持するために構成される、請求項42に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記付勢部材は、前記第2の脚を前記電気回路と係合して維持するために構成される、請求項42に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記電気回路は、前記筐体上で支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークを含む、請求項36に記載の電気外科手術デバイス。
  • 電気外科手術ペンシルであって、
    細長い筐体であって、該細長い筐体から遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される、細長い筐体と、
    該筐体上で支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該少なくとも1つの分圧器ネットワークは、複数の触覚向上特徴を画定する、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、
    筐体上で摺動可能に支持される、強度制御器であって、該強度制御器は、該少なくとも1つの分圧器ネットワークに力を加え、該触覚向上特徴に係合し、該強度制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、強度制御器と を備えている、電気外科手術ペンシル。
  • 前記少なくとも1つの分圧器ネットワークの少なくとも一部を覆う触覚マスクをさらに備え、前記触覚マスクは、複数の触覚向上領域を画定する、請求項46に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記触覚マスクの前記触覚向上特徴は、該触覚向上特徴に形成された少なくとも1つの開口を含む、請求項47に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、前記触覚マスクに形成された前記少なくとも1つの開口を通して突出し、前記少なくとも1つの分圧器ネットワークに選択的に係合するように構成される、触覚フィードバック伝達特徴を含む、請求項48に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記触覚フィードバック伝達特徴は、前記触覚マスクの前記開口内で選択的に位置付け可能である、アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つを含む、請求項49に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記アクチュエータおよびナブのうちの前記少なくとも1つは、前記触覚マスクに向かった方向に、前記強度制御器の表面から延在する、請求項50に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記触覚フィードバック伝達特徴は、前記触覚フィードバック伝達特徴を前記分圧器ネットワークおよび前記触覚マスクのうちの少なくとも1つと接触させて維持するための付勢部材を含む、バネプランジャアセンブリをさらに備える、請求項49に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記触覚フィードバック伝達特徴は、前記少なくとも1つの分圧器ネットワークと選択的に当接するように構成される、請求項52に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスであって、
    筐体と、
    該筐体内に支持される、電気回路であって、該電気外科手術エネルギー源に接続可能である電気回路であって、該電気回路には、少なくとも1つの触覚向上特徴が提供される、電気回路と、
    該筐体上で摺動可能に支持される、制御器であって、該制御器は、該電気回路に力を加えて該電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、該筐体の表面に力を加え、該触覚向上特徴に係合し、該制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と を備えている、電気外科手術デバイス。
  • 前記電気回路の少なくとも一部を覆う触覚マスクをさらに備え、前記触覚マスクは、複数の触覚向上領域を画定する、請求項54に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記触覚マスクの前記触覚向上特徴は、そこに形成された少なくとも1つの開口を含む、請求項55に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、前記触覚マスクに形成された前記少なくとも1つの開口を通して突出し、前記電気回路に選択的に係合するように構成される、触覚フィードバック伝達特徴を含む、請求項56に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記触覚フィードバック伝達特徴は、前記触覚マスクの前記開口内で選択的に位置付け可能である、アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つを含む、請求項57に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つは、前記触覚マスクに向かった方向に、前記制御器の表面から延在する、請求項58に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記触覚フィードバック伝達特徴は、前記触覚フィードバック伝達特徴を前記電気回路および前記触覚マスクのうちの少なくとも1つと接触して維持するための付勢部材を含む、バネプランジャアセンブリをさらに備える、請求項57に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記触覚フィードバック伝達特徴は、前記電気回路と選択的に当接するように構成される、請求項60に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記電気回路は、少なくとも1つの分圧器ネットワークを含む、請求項55に記載の電気外科手術デバイス。
  • 電気外科手術ペンシルであって、
    細長い筐体であって、該細長い筐体から遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される、細長い筐体と、
    該筐体上に支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、
    該筐体上で摺動可能に支持される、強度制御器であって、該強度制御器は、該少なくとも1つの分圧器ネットワークに力を加え、該強度制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、強度制御器と を備える、電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、その本体部分に枢動可能に接続され、前記筐体および前記少なくとも1つの分圧器ネットワークに接触可能なレバーを含む、請求項63に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記レバーは、前記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の端部を含む、請求項64に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記レバーは、前記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の端部を含む、請求項65に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、前記レバーの第1の端部を前記筐体に形成された前記触覚特徴と接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、請求項65に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、前記レバーの第2の端部を前記少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、請求項66に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記強度制御器は、前記レバーの第1の端部を前記筐体に形成された前記触覚特徴と接触させて維持するとともに、前記レバーの第2の端部を前記少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、請求項64に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記付勢部材は、コイルバネ、引張バネ、および圧縮バネのうちの1つである、請求項69に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記触覚特徴は、1つ以上の隣接する戻り止めを含む、請求項69に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 前記1つ以上の隣接する戻り止めの中への前記レバーの前記第1の端部の移動は、前記レバーの前記第2の端部を前記少なくとも1つの分圧器ネットワークに実質的に当接させる、請求項71に記載の電気外科手術ペンシル。
  • 電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスであって、
    筐体と、
    該筐体内に支持される、電気回路であって、該電気外科手術エネルギー源に接続可能な電気回路と、
    該筐体上で摺動可能に支持される、制御器であって、該制御器は、該電気回路に力を加えて該電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、該筐体の表面に力を加え、該制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と を備える、電気外科手術デバイス。
  • 前記電気回路は、送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御することができる、少なくとも1つの分圧器ネットワークを備え、前記制御器は、その本体部分に枢動可能に接続され、前記筐体および前記少なくとも1つの分圧器ネットワークに接触可能であるレバーを含む、請求項73に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記レバーは、前記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の端部を含む、請求項74に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記レバーは、前記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の端部を含む、請求項75に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、前記レバーの第1の端部を前記筐体に形成された前記触覚特徴と接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、請求項75に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、前記レバーの第2の端部を前記少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、請求項76に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記制御器は、前記レバーの第1の端部を前記筐体に形成された前記触覚特徴と接触させて維持するとともに、前記レバーの第2の端部を前記少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、請求項74に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記付勢部材は、コイルバネ、引張バネ、および圧縮バネのうちの1つである、請求項79に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記触覚特徴は、1つ以上の隣接する戻り止めを含む、請求項79に記載の電気外科手術デバイス。
  • 前記1つ以上の隣接する戻り止めの中への前記レバーの前記第1の端部の移動は、前記レバーの前記第2の端部を前記少なくとも1つの分圧器ネットワークに実質的に当接させる、請求項81に記載の電気外科手術デバイス。
  • 说明书全文

    関連出願の相互参照 本出願は、2008年5月31日に出願された米国仮出願第61/040,836号、2008年5月31日に出願された米国仮出願第61/040,843号、2008年5月31日に出願された米国仮出願第61/040,916号、および2008年5月31日に出願された米国仮出願第61/040,938号の利益ならびにそれらに対する優先権を主張し、これらの仮出願の全内容が本明細書において参照に援用される。

    背景 技術分野 本開示は、概して、電気外科手術器具に関し、より詳細には、手で操作可能な複数の可変制御部を有する電気外科手術ペンシルに関する。

    関連技術の背景 電気外科手術器具は、近年、外科医により広く使用されるようになった。
    それに伴い、取り扱いが容易で、信頼性があり、手術環境において安全である機器および器具の必要性が高まった。 全般的に、ほとんどの電気外科手術器具は、例えば電気外科手術ペンシル等の手持ち式の器具であり、これは高周波(RF)電気または電気外科手術エネルギーを組織部位に伝達する。 電気外科手術エネルギーは、患者の下に位置付けられた対極板パッド(すなわち単極システム構成)を介して、または手術部位に身体的に接触して、もしくはすぐ隣接して位置付け可能であるより小型の対極板(すなわち双極システム構成)を介して電気外科手術源に戻される。 RF源により生成される波形は、一般に電気外科手術切断および症灼として知られる所定の電気外科手術効果を生み出す。

    本明細書で使用される場合、「電気外科手術ペンシル」という用語は、活性電極に取り付けられ、組織を焼灼、凝固および/または切断するために使用されるハンドピースを有する器具を含むことを意図する。 典型的には、電気外科手術ペンシルは、ハンドスイッチまたはフットスイッチにより操作され得る。 活性電極は、通常長い導電要素であり、遠位端が尖った、または丸まった薄い平坦なブレードの形態であってもよい。 あるいは、活性電極は、平坦な、丸まった、または傾斜した遠位端を有する中実または中空の長くて細い円筒形の針を含んでもよい。 典型的には、この種類の電極は、当技術分野において、「ブレード」、「ループ」または「スネア」、「針」もしくは「ボール」電極として知られる。

    上述したように、電気外科手術ペンシルのハンドピースは、電気外科手術ペンシルの操作に必要な高周波電気エネルギーを生成する好適な電気外科手術エネルギー源(すなわちジェネレータ)に接続される。 一般に、電気外科手術ペンシルを用いて患者に手術が行われる場合、電気外科手術ジェネレータからの電気エネルギーは活性電極を通して手術部位の組織に伝達され、次いで患者を通して電極に戻る。 対極板は、典型的には患者の体上の都合の良い場所に設置され、導電性材料によりジェネレータに取り付けられる。 典型的には、外科医は電気外科手術ペンシル上の制御部を起動し、所望の手術効果を達成するためのモード/波形を選択する。

    またはエネルギーパラメータは、典型的には、そのような調節を行うために外回り看護師等の間接介助を必要とする滅菌野の外から制御される。

    典型的な電気外科手術ジェネレータは、電気外科手術出力を選択するための数多くの制御部を有する。 例えば、外科医は、切断、ブレンド(ブレンドレベル1〜3)、ローカット、乾燥、放電、噴霧等、様々な手術「モード」を選択して組織を処理することができる。 外科医はまた、典型的には1〜300Wの範囲の電力設定範囲を選択する選択肢を有する。 理解されるように、これは外科医に組織を処理する際の数多くの種類を提供する。 しかしながら、そのような多くの選択肢は、単純な外科的手技を複雑化する傾向があり、混乱を招く恐れがある。 さらに、外科医は、典型的には、事前設定された制御パラメータに従い、既知のモードおよび電力設定内に留まる。 したがって、外科医が、電気外科手術ペンシルと関連した単純で人間工学的に優しい制御部を使用して、様々なモードおよび電力設定を選択的に制御し、容易に選択し、調整することができるようにする必要性が存在する。

    現行の電気外科手術器具システムでは、外科医は、電気外科手術ペンシル自体に配置された2つの異なるスイッチを介して、2つの事前に構成された設定(すなわち凝固および切断)の間を選択することができる。 他の電気外科手術器具システムでは、外科医は、電気外科手術ジェネレータ上のスイッチを調節または閉じることにより、器具の凝固または切断スイッチが押された際に印可される電力を増加させることができる。 次いで外科医は、様々なディスプレイおよび/または電気外科手術ジェネレータ上のメータを見ることにより、印可されている電力の変化を視覚的に検証する必要がある。 換言すれば、電気外科手術器具の使用中に監視されている電気外科手術器具およびパラメータに対する調節はすべて、典型的には電気外科手術ジェネレータ上に位置している。 したがって、外科医は、外科的手技の間、電気外科手術ジェネレータを連続的に監視しなければならない。 さらに、滅菌野の外の誰かが電気器具のパラメータを連続的に調節しなければならず、これは手技の期間を延長する。

    したがって、外科医が外科的手技の間電気外科手術ジェネレータを連続的に監視する必要がない電気外科手術器具が必要とされている。 さらに、外科医が滅菌野内から器具の電気的パラメータを自ら正確に調節することができる電気外科手術器具が必要とされている。 加えて、外科医がその視線を手術野から離し電気外科手術ジェネレータに向ける必要なしに、電力出力を調節することができるように構成可能な電気外科手術器具が必要とされている。

    本発明は、手で操作可能な複数の可変の制御部を有する電気外科手術ペンシルに関する。

    本開示の一態様によれば、電気外科手術ペンシルであって、そこから遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される細長い筐体と、筐体上に支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、筐体上で摺動可能に支持される、強度制御器と、を備える電気外科手術ペンシルが提供される。 強度制御器は、少なくとも1つの分圧器ネットワークに対して力を加え、強度制御器が筐体に対して移動させられる際に電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される。

    強度制御器は、その表面から延在するナブを含み得る。 ナブは、強度制御器が筐体に対して移動させられる際に、少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触し、少なくとも1つの分圧器ネットワークに影響を及ぼすように構成され得る。

    強度制御器は、筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成される、バネプランジャアセンブリを含み得る。 バネプランジャアセンブリは、ステムと、付勢部材とを含み得る。 ステムは、ナブとは反対側に配置され、アクチュエータを保持するように構成され得る。

    付勢部材は、アクチュエータを筐体上に形成された触覚特徴と接触させて維持するために構成され得る。 アクチュエータは、ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置され得る。

    強度制御器は、筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成される、バネレバーアセンブリを含み得る。 バネレバーアセンブリは、レバーと、レバーを触覚特徴と接触させて維持するための付勢部材とを含み得る。 レバーは、ナブとは反対側で、強度制御器の本体部分に枢動可能に接続され得る。

    付勢部材は、バネであってもよい。

    レバーの先端は、ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置され得る。

    本開示の別の態様によれば、電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスが提供される。 電気外科手術デバイスは、筐体と、筐体内に支持される、電気回路であって、電気外科手術エネルギー源に接続可能である電気回路と、筐体上で摺動可能に支持される、制御器であって、前記制御器は、電気回路に力を加えて電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、制御器が筐体に対して移動させられる際に電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と、を含む。

    制御器は、その表面から延在するとともに電気回路と接触するように寸法決定されている、ナブを含み得る。 電気回路は、送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御することができる、分圧器ネットワークであってもよく、ナブは、制御器が筐体に対して移動させられる際に、分圧器ネットワークと接触し、送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つの変化に影響を及ぼすように構成される。

    制御器は、筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成される、バネプランジャアセンブリを含み得る。 バネプランジャアセンブリは、ステムと、付勢部材とを含み得る。 ステムは、ナブとは反対側に配置され、アクチュエータを保持するように構成され得る。 付勢部材は、アクチュエータを筐体上に形成された触覚特徴と接触させて維持するために構成され得る。 アクチュエータは、ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置され得る。

    制御器は、筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成される、バネレバーアセンブリを含み得る。 バネレバーアセンブリは、レバーと、レバーを触覚特徴と接触させて維持するための付勢部材とを含み得る。 レバーは、ナブとは反対側で、強度制御器の本体部分に枢動可能に接続され得る。 付勢部材は、バネであってもよい。

    レバーの先端は、ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置され得る。

    本開示のさらなる態様によれば、電気外科手術ペンシルであって、そこから遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される細長い筐体と、筐体上に支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、筐体上で摺動可能に支持される、強度制御器であって、前記強度制御器は、少なくとも1つの分圧器ネットワークに力を加え、強度制御器が筐体に対して移動させられる際に電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、強度制御器と、を備える電気外科手術ペンシルが提供される。

    強度制御器は、その本体部分に枢動可能に接続され、筐体および少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触可能であるレバーを含み得る。 レバーは、筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の端部を含み得る。 レバーは、少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の端部を含み得る。

    強度制御器は、レバーの第1の端部を筐体に形成された触覚特徴と接触させて維持するために構成される付勢部材を含み得る。 強度制御器は、レバーの第2の端部を少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するために構成される付勢部材を含み得る。 強度制御器は、レバーの第1の端部を筐体に形成された触覚特徴と接触させて維持するとともに、レバーの第2の端部を少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するために構成される付勢部材を含み得る。

    付勢部材は、コイルバネ、引張バネおよび圧縮バネのうちの1つであってもよい。 触覚特徴は、1つ以上の隣接する戻り止めを含み得る。 使用中、1つ以上の隣接する戻り止めの中へのレバーの第1の端部の移動は、レバーの第2の端部を少なくとも1つの分圧器ネットワークに実質的に当接させ得る。

    本開示のさらに別の態様によれば、電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスが提供される。 電気外科手術デバイスは、筐体と、筐体内に支持される、電気回路であって、電気外科手術エネルギー源に接続可能である電気回路と、筐体上で摺動可能に支持される、制御器であって、前記制御器は、電気回路に力を加えて電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、筐体の表面に力を加え、制御器が筐体に対して移動させられる際に電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と、を含む。

    電気回路は、送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御することができる、少なくとも1つの分圧器ネットワークを備えることができ、制御器は、その本体部分に枢動可能に接続され、筐体および少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触可能であるレバーを含み得る。

    レバーは、筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の端部を含み得る。 レバーは、少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の端部を含み得る。

    制御器は、レバーの第1の端部を筐体に形成された触覚特徴と接触させて維持するために構成される付勢部材を含み得る。 制御器は、レバーの第2の端部を少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するために構成される付勢部材を含み得る。 制御器は、レバーの第1の端部を筐体に形成された触覚特徴と接触させて維持するとともに、レバーの第2の端部を少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するために構成される付勢部材を含み得る。 付勢部材は、コイルバネ、引張バネおよび圧縮バネのうちの1つであってもよい。

    触覚特徴は、1つ以上の隣接する戻り止めを含み得る。
    使用中、1つ以上の隣接する戻り止めの中へのレバーの第1の端部の移動は、レバーの第2の端部を少なくとも1つの分圧器ネットワークに実質的に当接させ得る。

    本開示のさらに別の態様によれば、電気外科手術ペンシルであって、そこから遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される細長い筐体と、筐体上に支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、少なくとも1つの分圧器ネットワークは、複数の触覚向上特徴を画定する、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、筐体上で摺動可能に支持される、強度制御器であって、前記強度制御器は、少なくとも1つの分圧器ネットワークに力を加え、触覚向上特徴と係合し、強度制御器が筐体に対して移動させられる際に電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、強度制御器と、を備える電気外科手術ペンシルが提供される。

    電気外科手術ペンシルは、少なくとも1つの分圧器ネットワークの少なくとも一部を覆う触覚マスクをさらに含んでもよく、触覚マスクは、複数の触覚向上領域を画定する。 触覚マスクの触覚向上特徴は、それに形成された少なくとも1つの開口を含み得る。

    強度制御器は、触覚マスクに形成された少なくとも1つの開口を通して突出し、少なくとも1つの分圧器ネットワークに選択的に係合するように構成される、触覚フィードバック伝達特徴を含み得る。 触覚フィードバック伝達特徴は、触覚マスクの開口内で選択的に位置付け可能である、アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つを含み得る。

    アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つは、触覚マスクに向かった方向に、強度制御器の表面から延在し得る。

    触覚フィードバック伝達特徴は、触覚フィードバック伝達特徴を分圧器ネットワークおよび触覚マスクのうちの少なくとも1つと接触させて維持するための付勢部材を含むバネプランジャアセンブリをさらに備えてもよい。

    触覚フィードバック伝達特徴は、少なくとも1つの分圧器ネットワークと選択的に当接するように構成され得る。

    本開示のさらに別の態様によれば、電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスが提供される。 電気外科手術デバイスは、筐体と、筐体内に支持される、電気回路であって、電気外科手術エネルギー源に接続可能である電気回路であって、電気回路には、少なくとも1つの触覚向上特徴が提供される、電気回路と、筐体上で摺動可能に支持される、制御器であって、前記制御器は、電気回路に力を加えて電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、筐体の表面に力を加え、触覚向上特徴に係合し、制御器が筐体に対して移動させられる際に電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と、を備える。

    電気外科手術デバイスは、電気回路の少なくとも一部を覆う触覚マスクをさらに含んでもよく、触覚マスクは、複数の触覚向上領域を画定する。

    触覚マスクの触覚向上特徴は、それに形成された少なくとも1つの開口を含み得る。

    制御器は、触覚マスクに形成された少なくとも1つの開口を通して突出し、電気回路に選択的に係合するように構成される、触覚フィードバック伝達特徴を含み得る。 触覚フィードバック伝達特徴は、触覚マスクの開口内で選択的に位置付け可能である、アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つを含み得る。 アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つは、触覚マスクに向かった方向に、制御器の表面から延在し得る。

    触覚フィードバック伝達特徴は、触覚フィードバック伝達特徴を電気回路および触覚マスクのうちの少なくとも1つと接触させて維持するための付勢部材を含むバネプランジャアセンブリをさらに含み得る。

    触覚フィードバック伝達特徴は、電気回路と選択的に当接するように構成され得る。

    電気回路は、少なくとも1つの分圧器ネットワークを含み得る。

    本開示のさらに別の態様によれば、電気外科手術ペンシルであって、そこから遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される細長い筐体と、筐体上に支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、筐体上で摺動可能に支持される、強度制御器であって、前記強度制御器は、筐体および少なくとも1つの分圧器ネットワークのそれぞれに対して力を加えるように構成され、前記強度制御器は、強度制御器が筐体に対して移動させられる際に電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供する、強度制御器と、を備える電気外科手術ペンシルが提供される。

    強度制御器は、その本体部分上で枢動可能に支持されるねじりバネを含んでもよく、ねじりバネは、筐体および電気回路のうちの少なくとも1つと接触する。 ねじりバネは、筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚を含み得る。 ねじりバネは、少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚を含み得る。

    ねじりバネは、筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚とを含み得る。

    強度制御器は、本体部分上で枢動可能に支持されるリンクアセンブリを含み得る。 リンクアセンブリは、筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚とを含み得る。

    リンクアセンブリは、第1の脚を筐体に形成された触覚特徴と係合させて維持するため、および第2の脚を少なくとも1つの分圧器ネットワークと係合させて維持するために、第1の脚と第2の脚との間に間置される付勢部材をさらに含み得る。

    付勢部材は、第1の脚を筐体上に形成された触覚特徴と係合させて維持するために構成され得る。 付勢部材は、第2の脚を少なくとも1つの分圧器ネットワークと係合させて維持するために構成され得る。

    本開示のさらに別の態様によれば、電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスが提供される。 電気外科手術デバイスは、筐体と、筐体内に支持される、電気回路であって、電気外科手術エネルギー源に接続可能である電気回路と、筐体上で摺動可能に支持される、制御器であって、前記制御器は、筐体および電気回路のそれぞれに力を加えて電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、制御器が筐体に対して移動させられる際に電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と、を備える。

    制御器は、その本体部分上で枢動可能に支持されるねじりバネを含んでもよく、ねじりバネは、筐体および電気回路のうちの少なくとも1つと接触する。 ねじりバネは、筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚を含み得る。 ねじりバネは、電気回路との係合のために構成される第2の脚を含み得る。 ねじりバネは、筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、電気回路との係合のために構成される第2の脚とを含み得る。

    制御器は、本体部分上で枢動可能に支持されるリンクアセンブリを含み得る。
    リンクアセンブリは、筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、電気回路との係合のために構成される第2の脚とを含み得る。 リンクアセンブリは、第1の脚を筐体に形成された触覚特徴と係合させて維持するため、および第2の脚を電気回路と係合させて維持するために、第1の脚と第2の脚との間に間置される付勢部材をさらに含み得る。 付勢部材は、第1の脚を筐体上に形成された触覚特徴と係合させて維持するために構成され得る。 付勢部材は、第2の脚を電気回路と係合させて維持するために構成され得る。

    電気回路は、筐体上に支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークを含み得る。

    本明細書に組み込まれてその一部を成す添付の図面は、本発明の実施形態を示し、上記の本発明の概要、および以下に示す実施形態の詳細な説明と併せて、本発明の原理を説明する役割を果たす。

    図1は、電気外科手術ジェネレータおよび電気外科手術ペンシルを含む従来技術の電気外科手術システムの斜視図である。

    図2は、図1の電気外科手術ペンシルの分解斜視図である。

    図3は、図1および2の電気外科手術ペンシルの縦方向断面の側面図である。

    図4は、図3の詳細の示された領域の拡大図である。

    図5は、分圧器ネットワークの分解斜視図である。

    図6Aは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示の一実施形態によるスライダの概略側面図である。

    図6Bは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示の別の実施形態によるスライダの概略側面図である。

    図6Cは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示のさらに別の実施形態によるスライダの概略側面図である。

    図6Dは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示のさらなる実施形態によるスライダの、部品が分離された状態での概略斜視図である。

    図7Aは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示の一実施形態による代替のスライダの概略側面図である。

    図7Bは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示の別の実施形態による代替のスライダの概略側面図である。

    図7Cは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示のさらに別の実施形態による代替のスライダの概略側面図である。

    図8Aは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示の一実施形態によるさらなる代替のスライダおよび触覚マスクの概略図である。

    図8Bは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示の別の実施形態によるさらなる代替のスライダおよび触覚マスクの概略図である。

    図9Aは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示の一実施形態による代替のスライダの概略側面図である。

    図9Bは、図1〜4に示される電気外科手術ペンシルにおける使用のための、本開示の別の実施形態によるさらなる代替のスライダの概略側面図である。

    ここで、本開示の電気外科手術ペンシルの好ましい実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明するが、図面において、同様の参照番号は類似または同一の要素を特定するものである。 本明細書で使用される場合、「遠位」という用語は、使用者からより遠い位置を指し、一方「近位」という用語は、使用者または外科医により近い位置を指す。

    図1は、従来技術の実施形態に従い構築された電気外科手術ペンシル100を含む電気外科手術システムの斜視図を示している。 以下の説明は、電気外科手術ペンシルに対して行われるが、本開示の特徴および概念(またはそれらの一部)は、例えば鉗子、吸引凝固、血管シーラー、ワンド等の任意の種類の電気外科手術器具に適用することができる。

    図1〜5に見られるように、電気外科手術ペンシル100は、
    シェルの右半分部分102aおよびシェルの左半分部分102bを有する細長い筐体102を含む。 図1および2に見られるように、シェルの右半分および左半分部分102a、102bが互いに接続されると、それを通して電極106が延在する遠位開口103aがその間に画定され、またそれを通して接続ケーブル224(図1を参照)が延在する近位開口103b(図2を参照)がその間に画定される。 図1に見られるように、電気外科手術ペンシル100は、接続ケーブル224に接続されたプラグアセンブリ200を介して、電気外科手術ジェネレータ「G」に結合される。

    図2に見られるように、電気外科手術ペンシル100は、筐体102の遠位端に配置された電極レセプタクル104と、電極レセプタクル104と動作可能および取り外し可能に接続された交換式電極106とをさらに含む。

    図1〜3を続けて参照すると、電気外科手術ペンシル100は、3つの起動ボタン120a〜120cを含み、そのそれぞれが、筐体102に支持される制御器ユニットのキャリア121(図2を参照)内で相互に支持される。 各起動ボタン120a〜120cは、筐体102の上面を通して延在する部分を含む。

    図2および3に見られるように、各起動ボタン120a〜120cは、スイッチ板124に形成されたそれぞれの触覚要素122a〜122c上に動作可能に支持される。

    各起動ボタン120a〜120cは、ジェネレータ「G」から供給されるRE電気エネルギーの電極106への伝達を制御する。 スイッチ板124は、触覚要素122a〜122cがそれと動作可能な関係となるように分圧器ネットワーク127(以降「VDN127」)の頂部の上に位置する。

    図1〜4に見られるように、電気外科手術ペンシル100は、
    筐体102に摺動自在に支持される強度制御器128を含む。 強度制御器128は、それぞれ1つずつ誘導路130a、130b(図1を参照)に摺動自在に支持される1対のナブ129a、129bを含む。

    図3および4に見られるように、強度制御器128は、その底面から延在する第3のナブ129cを含み、これはVDN127内と接触するか、またはそれを押す。 図5に見られるように、VDN127は、上部層140a上に提供された電気接点144aおよび下部層140b上の抵抗要素144bを含む。 このようにして、強度制御器128が筐体102に対して遠位および近位方向にずらされると、第3のナブ129cがVDN127に沿って移動し、それにより、VDN127の上部層140aからVDN127の下部層140bの抵抗要素144bに対し、電気接点144aを押す。 その際、抵抗要素144の抵抗値が変化し、それにより電気外科手術ジェネレータ「G」により測定される電圧の値が変化する。 一方電気外科手術ジェネレータ「G」は、電極106に伝達される波形の強度を変化させる。

    強度制御器128の摺動可能な操作または移動により、電力パラメータ(例えば電圧、電力および/もしくは電流強度)ならびに/または電力対インピーダンス曲線形状が調節され、波形の出力強度が影響される。

    電気外科手術ペンシル100の電力パラメータの強度を変化させるために、外科医は、ナブ129a、129bのうちの少なくとも1つを両方向の矢印「X」(図3を参照)で示される方向のいずれかに操作することにより、強度制御器128をずらす。

    強度制御器128はまた、シェルの右半分部分102a(図3および4を参照)戻り止め131の内側表面に沿って形成された強度制御器128の弾性フィンガ128aの相互係合によりある程度の触覚フィードバックを提供するように動作可能である。

    図5に見られるように、VDN127は、その上にそれぞれ複数の電気接点142a、142bを支持する弾性材料の1対の層140a、140bを含む。 VDN127の上部層140aからの電気接点142aは、VDN127の下部層140bからの電気接点142bに対して並列位置の電気的関係にある。 VDN127の上部層および下部層140a、140bの電気接点142a、142bは、触覚要素122a〜122cに対して並列位置にある。

    VDN127の上部および下部層140a、140bは、分離層140cにより隔てられている。 分離層140cは、それに形成された第1の一連の開口142cを含み、これらは電気接点142a、142bと垂直に整合している。 分離層140cは、それに形成された第2の開口144cを含み、これは上部層140aに提供された電気接点144aと下部層140bに提供された可変抵抗要素144dとの間で垂直に整合している。 上部層140a、下部層140b、および分離層140cは、支持層140d上に支持されている。

    操作中、所望の具体的電気外科手術機能に依存して、外科医は、矢印「Y」で示された方向(図3を参照)に起動ボタン120a〜120cのうちの1つを押し、それにより対応する触覚要素122a〜122cをVDN127に対し押し出しおよび/または屈曲させ、それにより上部層140aのそれぞれの電気接点142aを下部層140bのそれぞれの電気接点142bに電気的に係合させる。 その際、電気外科手術ジェネレータ「G」」によりそれぞれの特性電圧が生成され測定される。 一方、生成される特性電圧に依存して、ジェネレータ「G」は適切な波形出力を選択し電気焼灼ブレード106に伝達する。

    電気外科手術ペンシル100の構造および動作のより詳細に説明するために、参照によりその全内容が本明細書に組み込まれる2006年1月24日出願の米国特許出願第11/337,990号を参照することができる。

    ここで図6A〜6Dを参照すると、本開示の一実施形態による一連のスライダまたは強度制御器228が示されている。 スライダ228は、VDN127に加わる接触力を増加させるとともに、最終使用者がスライダ228を電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して移動させるためのある程度の容易さを維持するように構成される。

    図6Aに見られるように、スライダ228aは、本体部分228a と、本体部分228a から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム228a とを含んでもよい。 スライダ228aは、その底面から、例えば本体部分228a の底面から延在または突出するナブ228a を含む。 スライダ228aは、ナブ228a とは反対側で、本体部分228a から延在し、その中に付勢部材228a およびアクチュエータ228a を保持するように構成される陥凹部を画定するステム228a を有するバネプランジャアセンブリをさらに含む。 バネプランジャアセンブリは、ナブ228a の遠位または近位に位置する。

    使用中、スライダ228aが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、ナブ228a はVDN127に沿って移動し、それによりVDN127に影響を及ぼすとともに、バネプランジャアセンブリのアクチュエータ228a は、電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と相互係合し、それにより電気外科手術ペンシル100の使用者にある程度の触覚フィードバックを提供する。 付勢部材228a は、ナブ228a をVDN127と接触させて維持するとともに、バネプランジャアセンブリのアクチュエータ228a を電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と接触させて維持するように機能する。

    図6Bに見られるように、スライダ228bは、本体部分228b と、本体部分228b から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム228b とを含んでもよい。 スライダ228bは、その底面から、例えば本体部分228b の底面から延在または突出するナブ228b を含む。 スライダ228bは、ナブ228b とは反対側で、本体部分228b から延在し、その中に付勢部材228b を保持するように構成される陥凹部を画定するステム228b を有するバネレバーアセンブリをさらに含む。 バネレバーアセンブリは、本体部分228b に枢動可能に接続され、付勢部材228b の上に延在する、またはそれを覆うように構成される先端228b を有するレバー228b をさらに含む。 バネレバーアセンブリは、ステム228b がナブ228b の遠位または近位に位置するように、およびレバー228b がナブ228b から離れる方向に延在するように構成される。

    使用中、スライダ228bが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、ナブ228b はVDN127に沿って移動し、それによりVDN127に影響を及ぼすとともに、バネレバーアセンブリのレバー228b の先端228b は、電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と相互係合し、それにより電気外科手術ペンシル100の使用者にある程度の触覚フィードバックを提供する。 付勢部材228b は、ナブ228b をVDN127と接触させて維持するとともに、バネレバーアセンブリのレバー228b の先端228b を電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と接触させて維持するように機能する。

    図6Cに見られるように、スライダ228cは、本体部分228c と、本体部分228c から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム22c とを含んでもよい。 スライダ228cは、その底面から、例えば本体部分228c の底面から延在または突出するナブ228c を含む。 スライダ228cは、ナブ228c とは反対側で、本体部分228c 上に支持される付勢部材228c と、本体部分228c に枢動可能に接続され、付勢部材228c の上に延在する、またはそれを覆うように構成される先端228c 有するレバー228c とを有するバネレバーアセンブリをさらに含む。 バネレバーアセンブリは、付勢部材228c がナブ228c の遠位または近位に位置するように、およびレバー228c がナブ228c から離れる方向に延在するように構成される。

    使用中、スライダ228cが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、ナブ228f はVDN127に沿って移動し、それによりVDN127に影響を及ぼすとともに、バネレバーアセンブリのレバー228c の先端228c は、電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と相互係合し、それにより電気外科手術ペンシル100の使用者にある程度の触覚フィードバックを提供する。 付勢部材228c は、ナブ228c をVDN127と接触させて維持するとともに、バネレバーアセンブリのレバー228c の先端228c を電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と接触させて維持するように機能する。

    図6A〜6Cに示され上で説明されたスライダ228a〜228cのそれぞれにおいて、いくつかの実施形態では、アクチュエータ228a またはレバー228b 、228c の先端228b 、228c は、それぞれのナブ228a 〜228c を軸方向に覆ってもよいことが企図される。 このように、付勢部材228a 〜228c の力は、それぞれのナブ228a 〜228c に一致して直接作用する。

    図6B〜6Cにおける実施形態は、付勢部材としてコイルバネを使用するように示されているが、これらのスライダ設計は、代替として、図6Dに示される種類のねじりバネを組み込んでもよいことが企図される。 図6Dに見られるように、スライダ228dは、本体部分228d と、本体部分228d から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム228d とを含んでもよい。 スライダ228dは、その底面から、例えば本体部分228d の底面から延在または突出するナブ228d を含む。 スライダ228dは、付勢部材228d と、レバー228d をナブ228d に隣接した側の本体部分228d に枢動可能に接続する接続棒228d とを有する、本体部分228d 上に支持されるねじりバネレバーアセンブリをさらに含む。 レバー228d は、付勢部材228d がナブ228d の遠位または近位に位置するように構成される先端228d を含む。

    使用中、スライダ228dが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、ナブ228d はVDN127に沿って移動し、それによりVDN127に影響を及ぼすとともに、バネレバーアセンブリのレバー228d の先端228d は、電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と相互係合し、それにより電気外科手術ペンシル100の使用者にある程度の触覚フィードバックを提供する。 付勢部材228d は、ナブ228d をVDN127と接触させて維持するとともに、ねじりバネレバーアセンブリのレバー228d の先端228d を電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と接触させて維持するように機能する。 図6Dにおいて説明されるようなねじりバネレバーアセンブリ構成を使用する1つの利点は、そのような構成がより小さいバネ定数でより大きなバネ偏位を提供し、したがって送達される力がスライダ228dの寸法の偏差に影響されにくくすることである。

    ここで図7A〜7Cを参照すると、本開示の一実施形態による一連のスライダまたは強度制御器328が示されている。 スライダ328は、VDN127に加わる接触力を増加させるとともに、最終使用者がスライダ328を電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して移動させるためのある程度の容易さを維持するように構成される。

    図7A〜7Cに見られるように、スライダ328aは、本体部分328a と、本体部分328a から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム328a とを含んでもよい。 スライダ328aは、本体部分328a に枢動可能に接続されたレバー328a を含む。 レバー328a は、本体部分328a の上に延在するように構成される第一の端部328a と、本体部分328a の下に延在するように構成される第2の端部328a とを含む。 レバー328a の第1の端部328a は、電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と選択的に係合するように構成され、レバー328a の第2の端部328a は、VDN127と選択的に係合するように構成される。

    図7Aに見られるように、スライダ328aは、コイルまたは定荷重バネ329aの形態の付勢部材を含んでもよく、または図7Bに見られるように、スライダ328aは、張力バネ329bの形態の付勢部材を含んでもよく、または図7Cに見られるように、スライダ328aは、圧縮バネ329cの形態の付勢部材を含んでもよい。 付勢部材329a〜329cは、それぞれ、レバー328a の第1の端部328a を電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と接触または係合させて維持するために、およびレバー328a の第2の端部328a をVDN127と係合させて維持するために構成または配設される。 付勢部材329a〜329cは、レバー328a 上の好適な場所と、本体部分328a 上の好適な場所との間に固定され延在し得る。

    使用中、スライダ328aが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、レバー328a の第1の端部328a は電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と相互係合し、それにより電気外科手術ペンシル100の使用者にある程度の触覚フィードバックを提供するとともに、レバー328a の第2の端部328a はVDN127に沿って移動し、それによりVDN127に影響を及ぼす。 特に、レバー328a の第1の端部328a が1つの戻り止めまたは触覚特徴131から隣接した戻り止めまたは触覚特徴131に移動すると、レバー328a の第1の端部328a は本体部分328a に向けて移動され、レバー328a の第2の端部328a はVDN127への圧力を取り去るかまたは低減し、また本体部分328a に向けて移動される。 レバー328a の第1の端部328a が隣接した戻り止めまたは触覚特徴131内に移動されると、レバー328a の第2の端部328a は、VDN127に当接するか、それに圧力を与えるか、またはその他の様式で圧力を増加させる。

    ここで図8Aおよび8B を参照すると、本開示の一実施形態による一連のスライダまたは強度制御器428および触覚マスク429が示されている。 スライダ428は、VDN127に加わる接触力を増加させるとともに、最終使用者がスライダ428を電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して移動させるためのある程度の容易さを維持するように構成される。 触覚マスク429は、スライダ428をVDN127に衝突または当接させるように構成される。

    図8Aに見られるように、スライダ428aは、本体部分428a と、本体部分428a から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム428a とを含んでもよい。 スライダ428aは、本体部分428a から延在し、その中に付勢部材428a およびアクチュエータ428a の形態の触覚フィードバック伝達特徴を保持するように構成される陥凹部を画定するステム428a を有するバネプランジャアセンブリを含む。 バネプランジャアセンブリは、アクチュエータ428a が本体部分428a の底面からVDN127の方向に延在するように構成される。

    触覚マスク429は、VDN127を覆うように構成される細長い本体部分429aを含む。 本体部分429aは、その長さに沿ってそこに形成された複数の開口または窓429bを画定する。 触覚マスク429は、VDN127の下部層140b上に提供された可変抵抗要素144dに開口429bが整列または整合し得るように、VDN127の上に位置付けられる(図5を参照)。

    使用中、スライダ428aが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、バネプランジャアセンブリのアクチュエータ428a は触覚マスク429に形成された開口429bの上および間を移動する。 その際、バネプランジャアセンブリのアクチュエータ428a は、VDN127に衝突または当接する。 さらに、バネプランジャアセンブリのアクチュエータ428a の、触覚マスク429に形成された開口429bとの相互係合により、ある程度の触覚フィードバックが電気外科手術ペンシル100の使用者に提供される。

    図8Bに見られるように、スライダ428bは、本体部分428b と、本体部分428b から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム428b とを含んでもよい。 スライダ428bは、その底面から、例えば本体部分428b の底面から延在または突出するナブ428b の形態の触覚フィードバック伝達特徴を含む。 スライダ428bは、ナブ428b とは反対側で、本体部分428b から延在し、その中に付勢部材428b を保持するように構成される陥凹部を画定するステム428b を有するバネレバーアセンブリをさらに含む。 バネレバーアセンブリは、本体部分428b に枢動可能に接続され、付勢部材428b の上に延在する、またはそれを覆うように構成される先端428b を有するレバー428b をさらに含む。 バネレバーアセンブリは、ステム428b がナブ428b の遠位または近位に位置するように、およびレバー428b がナブ428b から離れる方向に延在するように構成される。

    使用中、スライダ428bが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、スライダ428bのナブ428b は触覚マスク429に形成された開口429bの上および間を移動する。 その際、スライダ428bのナブ428b はVDN127と接触する。 さらに、スライダ428bのナブ428b の、触覚マスク429に形成された開口429bとの相互係合により、ある程度の触覚フィードバックが電気外科手術ペンシル100の使用者に提供される。 さらに、レバー428b の先端428b はペンシル100の筐体102の内側表面に当たり、付勢部材428b はレバー428b の先端428b に作用して本体部分428b に力を加え、それにより触覚マスク429に対しスライダ428bのナブ428b を押す。

    触覚マスク429は、剛体材料、半剛体材料もしくは非剛体材料から、弾性もしくは非弾性材料から、導電性もしくは非導電性材料から、それらの任意の組合せから、または開口を画定し前記開口を通して力を伝達する本来の目的に好適な任意の材料から構築することができる。

    ここで図9Aおよび9Bを参照すると、本開示の一実施形態による一連のスライダまたは強度制御器528が示されている。 スライダ528は、VDN127に加わる接触力を増加させるとともに、最終使用者がスライダ528を電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して移動させるためのある程度の容易さを維持するように構成される。

    図9Aに見られるように、スライダ528aは、本体部分528a と、本体部分528a から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム528a とを含んでもよい。 スライダ528aは、枢動点「P」において、本体部分528a 上で枢動可能に支持されるねじりバネ528a の形態の付勢部材を含む。 ねじりバネ528a は、枢動点「P」から延在し、電気外科手術ペンシル100の筐体102の表面に係合するように構成される第1の脚528a と、枢動点「P」から延在し、VDN127に係合するように構成される第2の脚528a とを含む。 図9Aに見られるように、ねじりバネ528a の第1の脚528a は、本体部分528a の上に延在し、ねじりバネ528a の第2の脚528a は本体部分528a の下に延在する。

    使用中、スライダ528aが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、ねじりバネ528a の第2の脚528a がVDN127に沿って移動し、それによりVDN127に影響を及ぼすとともに、ねじりバネ528a の第1の脚528a が電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と相互係合し、それにより電気外科手術ペンシル100の使用者にある程度の触覚フィードバックを提供する。 スライダ528aが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動される際に、ねじりバネ528a の第1の脚528a が本体部分528a1の方向に下方に屈曲されると、ねじりバネ528a の第2の脚528a が多かれ少なかれVDN127の表面に押し込まれる。

    図9Bに見られるように、スライダ528bは、本体部分528b と、本体部分528b から延在し、電気外科手術ペンシル100の誘導路130a、130b(図1を参照)への摺動可能な係合のために構成される少なくとも1つのアーム528b とを含んでもよい。 スライダ528bは、枢動点「P」において、本体部分528b 上で枢動可能に支持されるリンクアセンブリ528a を含む。 リンクアセンブリ528b は、枢動点「P」から延在し、電気外科手術ペンシル100の筐体102の表面に係合するように構成される第1の脚528b と、枢動点「P」から延在し、VDN127に係合するように構成される第2の脚528b と、第1の脚528b と第2の脚528b との間に間置される付勢部材528b とを含む。 図9Bに見られるように、リンクアセンブリ528b の第1の脚528b は、リンクアセンブリ528b の第2の脚528b と整合しているか、その上に延在する。

    使用中、スライダ528aが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動されると、リンクアセンブリ528b の第2の脚528b がVDN127に沿って移動し、それによりVDN127に影響を及ぼすとともに、リンクアセンブリ528b の第1の脚528b が電気外科手術ペンシル100の筐体102に形成された戻り止めまたは触覚特徴131と相互係合し、それにより電気外科手術ペンシル100の使用者にある程度の触覚フィードバックを提供する。 スライダ528bが電気外科手術ペンシル100の筐体102に対して遠位および近位方向に移動される際に、リンクアセンブリ528b の第1の脚528b が本体部分528b の方向に下方に移動されると、付勢部材528b がリンクアセンブリ528b の第2の脚528b に力を伝達し、多かれ少なかれVDN127の表面に押し込む。

    好ましい実施形態に関して主題の装置を説明したが、それが関連する分野の当業者には、主題の装置の精神または範囲から逸脱せずにそれに変更および修正を行うことができることが容易に明らかとなる。

    電気回路は、筐体上に支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークを含み得る。
    例えば、本発明は以下の項目を提供する。
    (項目1)
    電気外科手術ペンシルであって、
    細長い筐体であって、該細長い筐体から遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される、細長い筐体と、
    該筐体上に支持される少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該少なくとも1つの分圧器ネットワークは、該電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、
    該筐体上で摺動可能に支持される強度制御器であって、該強度制御器は、該筐体および少なくとも1つの分圧器ネットワークのそれぞれに力を加えるように構成され、該強度制御器は、該強度制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供する、強度制御器と
    を備えている、電気外科手術ペンシル。
    (項目2)
    上記強度制御器は、該強度制御器の表面から延在するナブを含む、項目1に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目3)
    上記ナブは、上記強度制御器が上記筐体に対して移動させられる際に、上記少なくとも1つの分圧器ネットワークに接触し、該少なくとも1つの分圧器に影響を及ぼすように構成される、項目2に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目4)
    上記強度制御器は、上記筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成されるバネプランジャアセンブリを含む、項目2に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目5)
    上記バネプランジャアセンブリは、ステムと付勢部材とを含む、項目4に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目6)
    上記ステムは、上記ナブとは反対側に配置され、アクチュエータを保持するように構成される、項目5に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目7)
    上記付勢部材は、上記アクチュエータを上記筐体上に形成された上記触覚特徴と接触させて維持するように構成される、項目6に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目8)
    上記アクチュエータは、上記ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置される、項目6に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目9)
    上記強度制御器は、上記筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成されるバネレバーアセンブリを含む、項目2に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目10)
    上記バネレバーアセンブリは、レバーと、該レバーを上記触覚特徴と接触させて維持するための付勢部材とを含む、項目9に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目11)
    上記レバーは、上記ナブとは反対側に、上記強度制御器の本体部分に枢動可能に接続される、項目10に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目12)
    上記付勢部材は、バネである、項目10に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目13)
    上記レバーの先端は、上記ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置される、項目12に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目14)
    電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスであって、
    筐体と、
    該筐体内に支持される電気回路であって、該電気回路は、該電気外科手術エネルギー源に接続可能である、電気回路と、
    該筐体上で摺動可能に支持される制御器であって、該制御器は、該電気回路に力を加えて該電気回路の変化に影響を及ぼすことと、該制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供することとを行うように構成される、制御器と
    を備えている、電気外科手術デバイス。
    (項目15)
    上記制御器は、該制御器の表面から延在し、上記電気回路に接触するように寸法決定されているナブを含む、項目14に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目16)
    上記電気回路は、送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御することが可能な分圧器ネットワークであり、上記ナブは、上記制御器が上記筐体に対して移動させられる際に、該分圧器ネットワークに接触し、送達されている電気外科手術エネルギーの該強度およびモードのうちの少なくとも1つの変化に影響を及ぼすように構成されている、項目15に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目17)
    上記制御器は、上記筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成される、バネプランジャアセンブリを含む、項目15に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目18)
    上記バネプランジャアセンブリは、ステムと付勢部材とを含む、項目17に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目19)
    上記ステムは、上記ナブとは反対側に配置され、アクチュエータを保持するように構成される、項目18に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目20)
    上記付勢部材は、上記アクチュエータを上記筐体上に形成された上記触覚特徴と接触させて維持するように構成される、項目19に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目21)
    上記アクチュエータは、上記ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置される、項目19に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目22)
    上記制御器は、上記筐体に形成された触覚特徴に動作可能に係合するように構成される、バネレバーアセンブリを含む、項目15に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目23)
    上記バネレバーアセンブリは、レバーと、上記レバーを上記触覚特徴と接触させて維持するための付勢部材とを含む、項目22に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目24)
    上記レバーは、上記ナブとは反対側で、上記強度制御器の本体部分に枢動可能に接続される、項目23に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目25)
    上記付勢部材は、バネである、項目23に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目26)
    上記レバーの先端は、上記ナブに対して、遠位、近位、および実質的に整列した位置のうちの1つに配置される、項目25に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目27)
    電気外科手術ペンシルであって、
    細長い筐体であって、該細長い筐体から遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される、細長い筐体と、
    該筐体上に支持される少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、
    筐体上で摺動可能に支持される強度制御器であって、該強度制御器は、該筐体および該少なくとも1つの分圧器ネットワークのそれぞれに力を加えるように構成され、該強度制御器は、該強度制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供する、強度制御器と
    を備えている、電気外科手術ペンシル。
    (項目28)
    上記強度制御器は、該強度制御器の本体部分上で枢動可能に支持されるねじりバネを含み、該ねじりバネは、上記筐体および上記電気回路のうちの少なくとも1つと接触している、項目27に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目29)
    上記ねじりバネは、上記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚を含む、項目28に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目30)
    上記ねじりバネは、上記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚を含む、項目28に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目31)
    上記ねじりバネは、上記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、上記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚とを含む、項目28に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目32)
    上記強度制御器は、本体部分上で枢動可能に支持されるリンクアセンブリを含み、上記リンクアセンブリは、
    上記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、
    上記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の脚と
    を含む、項目27に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目33)
    上記リンクアセンブリは、上記第1の脚を上記筐体に形成された上記触覚特徴と係合して維持するため、および上記第2の脚を上記少なくとも1つの分圧器ネットワークと係合して維持するために、上記第1の脚と上記第2の脚との間に間置される付勢部材をさらに含む、項目32に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目34)
    上記付勢部材は、上記第1の脚を上記筐体に形成された上記触覚特徴と係合して維持するために構成される、項目33に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目35)
    上記付勢部材は、上記第2の脚を上記少なくとも1つの分圧器ネットワークと係合して維持するために構成される、項目33に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目36)
    電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスであって、
    筐体と、
    上記筐体内に支持される電気回路であって、上記電気外科手術エネルギー源に接続可能な電気回路と、
    上記筐体上で摺動可能に支持される制御器であって、上記制御器は、上記筐体および上記電気回路のそれぞれに力を加えて上記電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、上記制御器が上記筐体に対して移動させられる際に上記電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と、
    を備える、電気外科手術デバイス。
    (項目37)
    上記制御器は、その本体部分上で枢動可能に支持されるねじりバネを含み、上記ねじりバネは、上記筐体および上記電気回路のうちの少なくとも1つに接触している、項目36に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目38)
    上記ねじりバネは、上記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚を含む、項目37に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目39)
    上記ねじりバネは、上記電気回路との係合のために構成される第2の脚を含む、項目37に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目40)
    上記ねじりバネは、上記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、上記電気回路との係合のために構成される第2の脚とを含む、項目37に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目41)
    上記制御器は、本体部分上で枢動可能に支持されるリンクアセンブリを含み、上記リンクアセンブリは、
    上記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の脚と、
    上記電気回路との係合のために構成される第2の脚と
    を含む、項目36に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目42)
    上記リンクアセンブリは、上記第1の脚を上記筐体に形成された上記触覚特徴と係合して維持するため、および上記第2の脚を上記電気回路と係合して維持するために、上記第1の脚と上記第2の脚との間に間置される付勢部材をさらに含む、項目41に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目43)
    上記付勢部材は、上記第1の脚を上記筐体に形成された上記触覚特徴と係合して維持するために構成される、項目42に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目44)
    上記付勢部材は、上記第2の脚を上記電気回路と係合して維持するために構成される、項目42に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目45)
    上記電気回路は、上記筐体上で支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークを含む、項目36に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目46)
    電気外科手術ペンシルであって、
    細長い筐体であって、該細長い筐体から遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される、細長い筐体と、
    該筐体上で支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該少なくとも1つの分圧器ネットワークは、複数の触覚向上特徴を画定する、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、
    筐体上で摺動可能に支持される、強度制御器であって、該強度制御器は、該少なくとも1つの分圧器ネットワークに力を加え、該触覚向上特徴に係合し、該強度制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、強度制御器と
    を備えている、電気外科手術ペンシル。
    (項目47)
    上記少なくとも1つの分圧器ネットワークの少なくとも一部を覆う触覚マスクをさらに備え、上記触覚マスクは、複数の触覚向上領域を画定する、項目46に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目48)
    上記触覚マスクの上記触覚向上特徴は、該触覚向上特徴に形成された少なくとも1つの開口を含む、項目47に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目49)
    上記強度制御器は、上記触覚マスクに形成された上記少なくとも1つの開口を通して突出し、上記少なくとも1つの分圧器ネットワークに選択的に係合するように構成される、触覚フィードバック伝達特徴を含む、項目48に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目50)
    上記触覚フィードバック伝達特徴は、上記触覚マスクの上記開口内で選択的に位置付け可能である、アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つを含む、項目49に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目51)
    上記アクチュエータおよびナブのうちの上記少なくとも1つは、上記触覚マスクに向かった方向に、上記強度制御器の表面から延在する、項目50に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目52)
    上記触覚フィードバック伝達特徴は、上記触覚フィードバック伝達特徴を上記分圧器ネットワークおよび上記触覚マスクのうちの少なくとも1つと接触させて維持するための付勢部材を含む、バネプランジャアセンブリをさらに備える、項目49に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目53)
    上記触覚フィードバック伝達特徴は、上記少なくとも1つの分圧器ネットワークと選択的に当接するように構成される、項目52に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目54)
    電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスであって、
    筐体と、
    該筐体内に支持される、電気回路であって、該電気外科手術エネルギー源に接続可能である電気回路であって、該電気回路には、少なくとも1つの触覚向上特徴が提供される、電気回路と、
    該筐体上で摺動可能に支持される、制御器であって、該制御器は、該電気回路に力を加えて該電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、該筐体の表面に力を加え、該触覚向上特徴に係合し、該制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と
    を備えている、電気外科手術デバイス。
    (項目55)
    上記電気回路の少なくとも一部を覆う触覚マスクをさらに備え、上記触覚マスクは、複数の触覚向上領域を画定する、項目54に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目56)
    上記触覚マスクの上記触覚向上特徴は、そこに形成された少なくとも1つの開口を含む、項目55に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目57)
    上記制御器は、上記触覚マスクに形成された上記少なくとも1つの開口を通して突出し、上記電気回路に選択的に係合するように構成される、触覚フィードバック伝達特徴を含む、項目56に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目58)
    上記触覚フィードバック伝達特徴は、上記触覚マスクの上記開口内で選択的に位置付け可能である、アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つを含む、項目57に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目59)
    上記アクチュエータおよびナブのうちの少なくとも1つは、上記触覚マスクに向かった方向に、上記制御器の表面から延在する、項目58に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目60)
    上記触覚フィードバック伝達特徴は、上記触覚フィードバック伝達特徴を上記電気回路および上記触覚マスクのうちの少なくとも1つと接触して維持するための付勢部材を含む、バネプランジャアセンブリをさらに備える、項目57に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目61)
    上記触覚フィードバック伝達特徴は、上記電気回路と選択的に当接するように構成される、項目60に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目62)
    上記電気回路は、少なくとも1つの分圧器ネットワークを含む、項目55に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目63)
    電気外科手術ペンシルであって、
    細長い筐体であって、該細長い筐体から遠位方向に延在する電気焼灼電極を支持するように構成される、細長い筐体と、
    該筐体上に支持される、少なくとも1つの分圧器ネットワークであって、該電気焼灼電極に送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御するために、電気外科手術エネルギー源に電気的に接続するように動作可能である、少なくとも1つの分圧器ネットワークと、
    該筐体上で摺動可能に支持される、強度制御器であって、該強度制御器は、該少なくとも1つの分圧器ネットワークに力を加え、該強度制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術ペンシルの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、強度制御器と
    を備える、電気外科手術ペンシル。
    (項目64)
    上記強度制御器は、その本体部分に枢動可能に接続され、上記筐体および上記少なくとも1つの分圧器ネットワークに接触可能なレバーを含む、項目63に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目65)
    上記レバーは、上記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の端部を含む、項目64に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目66)
    上記レバーは、上記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の端部を含む、項目65に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目67)
    上記強度制御器は、上記レバーの第1の端部を上記筐体に形成された上記触覚特徴と接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、項目65に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目68)
    上記強度制御器は、上記レバーの第2の端部を上記少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、項目66に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目69)
    上記強度制御器は、上記レバーの第1の端部を上記筐体に形成された上記触覚特徴と接触させて維持するとともに、上記レバーの第2の端部を上記少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、項目64に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目70)
    上記付勢部材は、コイルバネ、引張バネ、および圧縮バネのうちの1つである、項目69に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目71)
    上記触覚特徴は、1つ以上の隣接する戻り止めを含む、項目69に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目72)
    上記1つ以上の隣接する戻り止めの中への上記レバーの上記第1の端部の移動は、上記レバーの上記第2の端部を上記少なくとも1つの分圧器ネットワークに実質的に当接させる、項目71に記載の電気外科手術ペンシル。
    (項目73)
    電気外科手術エネルギー源への接続のために構成される電気外科手術デバイスであって、
    筐体と、
    該筐体内に支持される、電気回路であって、該電気外科手術エネルギー源に接続可能な電気回路と、
    該筐体上で摺動可能に支持される、制御器であって、該制御器は、該電気回路に力を加えて該電気回路の変化に影響を及ぼすとともに、該筐体の表面に力を加え、該制御器が該筐体に対して移動させられる際に該電気外科手術デバイスの使用者に触覚フィードバックを提供するように構成される、制御器と
    を備える、電気外科手術デバイス。
    (項目74)
    上記電気回路は、送達されている電気外科手術エネルギーの強度およびモードのうちの少なくとも1つを制御することができる、少なくとも1つの分圧器ネットワークを備え、上記制御器は、その本体部分に枢動可能に接続され、上記筐体および上記少なくとも1つの分圧器ネットワークに接触可能であるレバーを含む、項目73に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目75)
    上記レバーは、上記筐体に形成された触覚特徴との係合のために構成される第1の端部を含む、項目74に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目76)
    上記レバーは、上記少なくとも1つの分圧器ネットワークとの係合のために構成される第2の端部を含む、項目75に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目77)
    上記制御器は、上記レバーの第1の端部を上記筐体に形成された上記触覚特徴と接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、項目75に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目78)
    上記制御器は、上記レバーの第2の端部を上記少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、項目76に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目79)
    上記制御器は、上記レバーの第1の端部を上記筐体に形成された上記触覚特徴と接触させて維持するとともに、上記レバーの第2の端部を上記少なくとも1つの分圧器ネットワークと接触させて維持するように構成される、付勢部材を含む、項目74に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目80)
    上記付勢部材は、コイルバネ、引張バネ、および圧縮バネのうちの1つである、項目79に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目81)
    上記触覚特徴は、1つ以上の隣接する戻り止めを含む、項目79に記載の電気外科手術デバイス。
    (項目82)
    上記1つ以上の隣接する戻り止めの中への上記レバーの上記第1の端部の移動は、上記レバーの上記第2の端部を上記少なくとも1つの分圧器ネットワークに実質的に当接させる、項目81に記載の電気外科手術デバイス。

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